藍子「生存本能ヴァルキュリア」

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74 : ◆wCar1qW7kY :2017/12/09(土) 20:59:10.49 ID:MAoc+9H70
今回の分投下します
>>73
ありがとうございます、励みになります
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 21:01:12.85 ID:MAoc+9H70
翌日

P「さてそろそろくるはずだが」

文香「お待たせしました」

美波「おはよう、文香さん」

藍子「おはようございます」

P「それじゃあ早速行こうか」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 21:03:13.44 ID:MAoc+9H70
道中

美波「文香さんはどんな魔法が使えるの?」

文香「中級程度なら割とと何でも……」

文香「上級魔法になると炎、氷、爆発ぐらいですかね」

藍子「凄いですね……私もいっぱい魔法が使えたらなぁ」

文香「私が見たところ藍子ちゃんは素質はあるので練習すれば魔法は使えるようになりますよ」

藍子「本当ですか!?」

文香「はい、これから時間があるときにお手伝いします」

藍子「お願いします!」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 21:04:39.94 ID:MAoc+9H70
P「回復魔法は使えるのか?」

文香「あまり得意なわけではありませんが……」

美波「やっとこのパーティに回復が……!」

藍子「今まで薬草頼みだったもんね」

P「ん?あっちに人影が……」

美波「魔物に囲まれています!」

藍子「助けに行きましょう!」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 21:06:27.57 ID:MAoc+9H70
凛「数が多い!」ザシュ

未央「キリがないね!」バンッバンッ

魔物「ガウっ!」ガブッ

卯月「キャア!」ガクッ  

未央「しまむー!」

凛「よくも卯月を……!」

未央「しまむー連れて逃げよう!」

凛「でも……!こいつらを放っておくなんて出来ない!」

未央「そうだけど……このままじゃ全滅だよ!」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 21:07:33.27 ID:MAoc+9H70
P「大丈夫か!?」ザシュ

美波「助けに来ました!」ブンッ

凛「援軍!」

未央「助かります!」

文香「爆炎魔法!」ボカ-ン
 
藍子「えいっ!」ザシュ

凛「これなら勝てる!」

凛「蒼の剣を受けよ……!アイオライトブルー!」ザシュザシュ 

未央「トリプルスター!」バンッバンッバンッ

文香(この人達……)

美波(強い!)
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 21:08:52.62 ID:MAoc+9H70
数分後

P「これで終わりだ!」ザシュ

美波「よしっ!」

藍子「お怪我はありませんか?」

未央「私たちはかすり傷程度だけど……」

凛「卯月が……」

卯月「うぅ……」ボロボロ

文香「これはひどい……」

文香「回復魔法!」ポワン

文香「これでだいぶん楽になるかと……」

卯月「ありがとうございます……」

未央「私からもありがとうございます!」

凛「ありがとう」

文香「いえいえ、困った時はお互い様です」

卯月「後は自力で……」

卯月「回復魔法!」ポウン
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 21:10:19.45 ID:MAoc+9H70
凛「うーん、だいぶ体力も使っちゃったし今日はもう無理だね」

未央「中央の王国までは遠いし野宿するしかないかな」

P「もしよかったら一緒に野宿しないか?」

未央「いいんですか?」

P「ああ、人数が増えるとその分夜の見張りの時間も減るからな」

P「それにここであったのも何かの縁だ」

未央「そちらの都合がよければ是非!」

美波「決まりですね!」
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 21:10:58.00 ID:MAoc+9H70
夕食後

藍子「未央ちゃん達は3人で旅してるんですか?」

未央「うん、3人で世界を見て回ってるんだ〜」

文香「3人だけで大丈夫なんでしょうか……」

凛「普段は大丈夫だよ。今日みたいにいきなり魔物に囲まれたら別だけど」

卯月「私達3人はとってもバランスがいいんです!」

凛「私が剣で前衛」

未央「私は銃で中衛かな?」

卯月「そして私が後衛で魔法担当です!」

凛「まあ村にいる時にみんなで訓練したから未央も卯月も剣はある程度使えるんだけどね」

藍子「すごいですねぇ……」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 21:12:03.73 ID:MAoc+9H70
美波「みんな!提案があるんだけど聞いてくれないかな?」

文香「どうかしましたか?」

美波「せっかくの機会だし情報交換してしておかない?」

未央「おっ、いいねー」

文香「それでは早速……卯月さんにお聞きしたいのですが」

卯月「はい!なんでしょう?」

文香「卯月さんはどんな魔法が得意なんでしょうか?」

卯月「うーん、別に得意な魔法とかはなかですねぇ。あっでも〜」

文香「なるほど……私は〜」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 21:13:07.74 ID:MAoc+9H70
凛「二人とも、熱中しちゃってるね」

藍子「凛さん、すごい剣術でした」

凛「そう?ありがとう。3人の中で一番剣が得意だったからね」

凛「藍子も上手く立ち回れてたよ」

藍子「そうですか?それならよかったです」

藍子「あっ、あと聞きたかったのがあいおらいとぶるー?なんですけど」

凛「ああ、あれは必殺技みたいなものだよ」

凛「剣に氷の魔法を纏わせて威力を上げてるんだ」

凛「慣れるまでは難しいけど練習すればできるようになるよ」

未央「いやいやそれはしぶりんだけだから」

美波「私の場合は槍だけど練習してみようかな」

凛「練習の仕方教えるよ。まず〜」

美波「なるほど……」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/09(土) 21:14:02.63 ID:MAoc+9H70
未央「こっちも話し込んじゃったよ」

藍子「未央ちゃんたちは南の村に行ってきたんだよね?」

未央「そうだよ〜」

藍子「どんな村でしたか?」

未央「うーん、ヴァルキュリアの1人が必死に魔法の勉強してたよ」

藍子「ヴァルキュリアですか!?」

未央「うん、魔王に立ち向かうために必死に勉強してるんだって」

未央「どうかしたの?」

藍子「実は私たち魔王討伐のためヴァルキュリアを探してるんです」

藍子「私と文香さん、美波さんがヴァルキュリアてあと2人なんです」

未央「魔王討伐かぁ……すごいなぁ……何か手伝えることがあったらなんでも言ってね!」

藍子「はい!何かあったときはよろしくお願いします!」

P「おーい、お前らそろそろ寝るぞー」

文香「もうそんな時間ですか……」

P「まずは俺が見張りをする。それから交代で見張りをしよう」

全員「はーい」
86 : ◆wCar1qW7kY :2017/12/09(土) 21:15:08.96 ID:MAoc+9H70
今回はここまでです
感想や意見等あればなんでもどうぞ
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 18:46:45.63 ID:87pRyzAQO
今一番3人で強いのは美波なのかな?
魔法は文香の方が強そうだけど
88 : ◆wCar1qW7kY [sage]:2017/12/12(火) 22:56:13.43 ID:2LhEsCiN0
>>87
そうですね、総合的には美波が一番強いです
まとめると
美波 近接◎魔法◯(水系の魔法が得意)
藍子 近接◯魔法△(時間系のみ、ハマれば強い)
文香 近接×魔法◎
(魔法は割となんでも使えるが得意なのは攻撃魔法)
こんな感じですね

あと今日投下しようと思ったんですが間に合いませんでした
明日には投下できると思いますのでよろしくお願いします
89 : ◆wCar1qW7kY :2017/12/14(木) 00:25:42.87 ID:/NKnxkqs0
ちょっと遅れました
今回の分投下していきます
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 00:26:12.19 ID:/NKnxkqs0
翌日

未央「それじゃあ私たちはこっちだね」

卯月「一晩一緒にいてとっても楽しかったです!」

藍子「こちらこそ楽しかったです!」

凛「美波、魔法剣の練習頑張ってね」

美波「うん!絶対にモノにして見せる!」

P「こちらもいろいろな情報をもらって助かった」

文香「どうか気をつけて……」

未央「また会おうねー!」
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 00:30:29.77 ID:/NKnxkqs0
南の村

藍子「着きました!」

美波「とりあえずヴァルキュリアの子を探さなきゃ」

P「すいませんちょっといいですか」

村人「どうかしましたか?」

P「この村にヴァルキュリアの子がいると聞いたんですが」

村人「ああ、ありすちゃんのことね。あの丘の上の家にいるよ」

P「ありがとうございます。とりあえず行ってみます」

村人「キツイことを言われるかもしれないけど悪く思わないでね。あの子にもいろいろあるから……」

文香「はい。了解しました」
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 00:31:27.23 ID:/NKnxkqs0
ありすの家

美波「すいませーん!いらっしゃいますかー!」

ありす「なんですか……?」

藍子「ヴァルキュリアなんですよね?」

ありす「そうですが……用がそれだけなら帰ってください」

文香「実は私たちもヴァルキュリアなんですが……」

ありす「!!本当ですか?」

P「俺は違うが3人はヴァルキュリアだ」

ありす「……中に入ってください」

文香「ありがとうございます……」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 00:32:08.29 ID:/NKnxkqs0
ありす「それでどういった用なんですか?」

P「俺たちはヴァルキュリアを探しながら魔王討伐の旅をしている」

ありす「そうなんですか……」

美波「それでありすちゃんにも付いて来てくれないかなって」

ありす「それは構いませんが……私の力だと足手まといになるかもしれないです」

藍子「勉強してたっていうぐらいだからありすちゃんは魔法使いなの?」

ありす「はい。魔法書を何度も読んで勉強しました」フンス
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 00:32:43.90 ID:/NKnxkqs0
文香「どんな本か見せてもらってもいいでしょうか?」

ありす「構いませんよ。これです」

文香「これは……」

藍子「どうしたんですか?」

文香「この本ではほとんど初級魔法しか載ってないんですが……」

ありす「え!?」

美波「本当なんですか?」

文香「はい。このような本なら中央の王国にはいくらでもありました」

ありす「そんな……村で一番の魔法書なのに……」

P「村の中だからそもそもの魔法書の数が少なかったんだろうな」

文香「魔法なら私が教えられるかと思います」

ありす「本当ですか!早速お願いします!」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/14(木) 00:33:29.47 ID:/NKnxkqs0


文香「ではまず今使える魔法を使ってみてください」

ありす「わかりました」

ありす「炎魔法!」ボウッ

P「これは……」

美波「初級の魔法なのに明らかに中級以上……!」

文香「おそらく元の魔力がものすごく高いんでしょう……」

文香「これならすぐに私のなんか超えると思います」

ありす「本当ですか!?」

文香「はい……これからも一緒に練習しましょうね」

ありす「はい!」

藍子「あの、私にも教えてくださいね!」

文香「もちろんです」
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 00:34:07.55 ID:/NKnxkqs0
美波「でもなんでこんなに魔翌力が高いんだろう……」

ありす「おそらく遺伝的なものだと思います。両親が二人とも魔法が得意だったので」

P「よく知ってるな」

ありす「勉強しましたからね」フンス

藍子「そういえばあの家はありすちゃん1人だけ?」

ありす「はい。両親はどちらも考古学者で世界中の遺跡を転々としています」

美波「そうなの……」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/14(木) 00:34:59.95 ID:/NKnxkqs0
P「ありす、この近くの女神の祠って知ってるか?」

ありす「もちろんです。私も何度か行こうかと思ったんですが魔物がいて近づけませんでした」

P「それなら今日はしっかり整えて明日行くか」

ありす「寝床なら私の家を使ってください。両親の部屋が空いてますので」

文香「助かります……」

ありす「いえいえ。こちらこそ魔法を教わること身ですから」
98 : ◆wCar1qW7kY :2017/12/14(木) 00:35:40.76 ID:/NKnxkqs0
今回はここまでです
感想や質問等ありましたらなんでもどうぞ
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 03:16:18.72 ID:UbG37MCi0
おつ
100 : ◆wCar1qW7kY :2017/12/22(金) 00:11:28.98 ID:eQUfFXBm0
お久しぶりです
最近更新できなくてすいません
年末ということもあって仕事が忙しくなかなか書く時間が取れないのでしばらく更新を停止します
必ず完結させようと思っているので楽しみにしている方がいらっしゃれば気長に待ってもらえると嬉しいです
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 00:59:10.78 ID:bXmty5HY0
待ってるぞ
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/14(日) 01:56:17.64 ID:+Gcao59Oo
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