【安価】吹雪「ドラム缶風呂から」叢雲「抜けられなくなった…」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:12:12.17 ID:X+q+OfAt0
吹雪「ついに、ついに長年の夢がかなうよ…!」

吹雪「私の長年の夢…それは、ずばり! この使われなくなったドラム缶でお風呂を作ってそこに入ること!」

吹雪「テレビとかで見て、一度やってみたかったんだよね!」


吹雪「よし、それじゃあ早速作ろうかな…」

吹雪(できれば、一人でのんびり入りたいから…艦娘寮の裏手で作業しようかな。あそこなら、司令官や憲兵さんは入ってこれないし、艦娘のみんなもほとんど来ないもんね)

吹雪「そうと決まれば、とりあえずこのドラム缶にお水を入れて運んで…」ヨイショ


〜艦娘寮裏手〜


吹雪「よし、水の入ったドラム缶と、薪とレンガとブロックの準備オッケー!」

吹雪「後は、火をつけるだけ…」

吹雪「あ…火、どうしよう…」

吹雪「艤装………いや、さすがにダメだよね」

吹雪「私の部屋にマッチとかあったかなぁ…とりあえず探してみよう」

〜吹雪型部屋〜

吹雪「えーっと、マッチマッチ…」ガサゴソ

叢雲「何さがしてるの?」

吹雪「あっ、叢雲ちゃん。ちょっとマッチを探しててね…」ガサゴソ

叢雲「マッチ? なんでマッチなんか探しているのよ」

吹雪「あー、ちょっとドラム缶風呂を…」ガサゴソ

叢雲「ドラム缶風呂…?」

吹雪「うん」

叢雲「ふーん、そうなのね。それで、マッチだっけ? マッチならここにあるわよ」ヒョイ

吹雪「わっ、ありがとう叢雲ちゃん!」(マッチを取ろうとする)

叢雲「ちょっと待って」パッ


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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:14:59.62 ID:X+q+OfAt0
吹雪「えっ、どうしたの?」

叢雲「ドラム缶風呂…私も入っていいかしら?」

吹雪「叢雲ちゃんも…?」

叢雲「えぇ、実は私、昔、テレビで見て一度やってみたかったのよね。…ダメかしら?」

吹雪(叢雲ちゃんも一緒に、か。できれば、一人でのんびり入りたかったけど、叢雲ちゃんなら騒がしくなるようなこともないよね?)

吹雪「うん、もちろんいいよ! 一緒に入ろ!」

叢雲「…! ありがとう、吹雪」

吹雪「じゃあ、早速いこっか!」


〜鎮守府裏手〜


吹雪「じゃーん! 1人で準備したんだよ!」

叢雲「あら、意外としっかりしてるのね」

吹雪「えへへ、そうでしょ」ドヤ

叢雲「ん…そういえば、すのこは?」

吹雪「すのこ?」

叢雲「えっと、ドラム缶の底は火が直接当たるからとっても熱くなるの」

叢雲「だから、ドラム缶の底に直接肌が触れないようにするための木の蓋(?)みたいなものよ」

吹雪「ご、ごめん、準備してなかったよ…どうしよう…」

叢雲「はぁ…良かったわ、一応持ってきておいて」ジャーン

吹雪「こ、これは…!」

叢雲「そうよ、ちゃんと準備しておいたわ!」

吹雪「さすが叢雲ちゃん! ありがとう!」

叢雲「ま、まぁ、この程度当たり前よ! それじゃあ、早速火をおこしましょ」

吹雪「うん!」

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:16:22.26 ID:X+q+OfAt0

〜火おこし後〜

ぴちゃぴちゃ…

吹雪「そろそろ、大丈夫そうだね」

叢雲「そうね。じゃあ早速入りましょうか」

吹雪「じゃあ、どっちから入る?」

叢雲「えっ? 一緒に入ればいいじゃない、このドラム缶そこそこ大きいし」(決して私たちが小さいわけではないわ)

吹雪「あっ、そういえばそうだね! なんかドラム缶風呂と言えば一人で入るってイメージがあったからさ」アハハ

叢雲「確かにそういうイメージもあるわね…まぁ、とりあえず入りましょ」ヌギヌギ

吹雪「そうだね」ヌギヌギ


叢雲「うっ、やっぱりこの時期は結構寒いわね…」ブルブル

吹雪「そ、そうだね…さ、早く入ろう!」ブルブル


吹雪「よいしょ…」ポチャ

叢雲「よいしょ…」ポチャ


吹雪叢雲「「ふぅ〜…」」


吹雪「気持ちいい〜…」フニャァ

叢雲「確かに…これは、いいわねぇ」トロン

吹雪「はぁ〜…」ゴクラクゴクラク

叢雲「んん〜…」ゴクラクゴクラク


吹雪「…」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:17:50.79 ID:X+q+OfAt0

叢雲「…」


吹雪「そういえば、叢雲ちゃんと二人だけでお風呂なんて初めてだね」

叢雲「そういえばそうね。いつもは他の姉妹もいるものね」

吹雪「…ふふっ。なんだか嬉しいな」ニヨニヨ

叢雲「…あんた、いますっごく間抜けな顔してるわよ?」

吹雪「えっ、そ、そう? ま、まぁ、それだけリラックスしてるってことだよ」

叢雲「うふふっ」


叢雲「ん、それにしても、やっぱり二人だとちょっと狭いわね」

吹雪「そうだね…ん?」

叢雲「どうかした?」

吹雪「い、いや、なんか今、肩までしっかり使ってるからかな? 腕が外に出せないみたいなんだけど…」グイグイ

叢雲「えっ…」グイグイ

叢雲「ちょっ、私も抜けないみたいなんだけど…。というよりも、これ…」グイッグイッ

叢雲「お風呂から出られないみたいなんだけど…」

吹雪「そ、そんな…えいっ! えいっ!」グイグイ

叢雲「きゃっ!? ちょ、ちょっと、変なとこ触らないでよ!」

吹雪「あっ、ご、ごめん」

吹雪「で、でも、どうにかして抜け出さないと!」

叢雲「とはいっても、これ、自力じゃ抜けられそうもないし…」

吹雪「…大声で助けを呼ぶしかないってことだね」

叢雲「ドラム缶風呂に姉妹ではまったなんてかっこ悪いけど…しょうがないわね」

吹雪「じゃあ、せーの…!」


「「助けてー!!!」」


吹雪「うぅ、これで誰か来てくれるかな…」

叢雲「…多分、来てくれると思うわ」


>>5(艦娘限定)「なんだか、こっちの方から声が聞こえたような…」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 22:18:15.05 ID:uNUJA4zq0
木曾
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:28:41.60 ID:X+q+OfAt0
木曾「ん、なんだ、何か声が聞こえたから来てみれば…お前ら何してんだ?」

吹雪「木曾さん!」

木曾「2人してドラム缶風呂か…ありだな」

叢雲「木曾、来てくれて助かったわ…いきなりだけど、私たちをここから出してくれないかしら?」

木曾「…は? いったいどういう事だ?」

吹雪「え、えっとですね、実は私達ドラム缶風呂から抜けられなくなっちゃってですね…身動きが取れないんですよ」

木曾「何をやってんだ…」

叢雲「と、とにかく、なんとかここから出して欲しいのよ!」(でも、来てくれたのが木曾で助かったわ。卯月や子日に来られちゃったんじゃどんなイタズラされるか分からないものね)

木曾「そうだな…>>8
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 22:32:43.57 ID:owe2GODaO
力ずくで壊してみるか
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 22:33:28.07 ID:W0atcAmco
オリーブオイル注いで滑りよくする
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 22:53:28.58 ID:X+q+OfAt0
木曾「そうだな…40秒まってな」ダダダッ

吹雪「あっ…行っちゃった」

叢雲「…どうするのかしら?」


〜40秒後〜


木曾「…待たせたな」

吹雪「木曾さん、一体何を…?」

木曾「これを取りに行ってたんだ」ジャーン

叢雲「それは…オリーブオイル?」

木曾「そうだ。よく言うだろ? 『滑りをよくすれば抜ける』って」

吹雪「さすが木曾さんです!」

叢雲「ふぅ…なんとかなりそうね」

木曾「それじゃあ…肩口に注ぐぞ。大丈夫だ、俺を信じろ」チャポポ

吹雪「うぅ…ぬるぬるですね…」

叢雲「そうね…」

木曾「よし、これで大分滑りはよくなったはず…! よし、抜け出してみろ!」

吹雪「はい…! えいっ!」グイグイ

木曾「どうだ?」

吹雪「え、えいっ! えいっ!」

叢雲「くっ…だ、だめね、抜けないわ」

木曾「なんだと…ちょっと動かないでくれ」ガシッ(吹雪の脇の下に手を突っ込む)

吹雪「ひゃうっ!?」ビクッ

木曾「行くぞっ…!」グイグイッ

吹雪「いだだっ!! き、木曽さん痛いですっ!」

木曾「ほ、ほんとにがっちりはまってるな…もう一度っ…!」グイッ!

ぬるっ

吹雪「ひゃっ!?」

叢雲「あぅっ!? ちょ、ちょっと吹雪、私に身体押し付けないでよっ!」(な、なんかオリーブオイルで身体がぬめぬめしてるし…)

吹雪「ご、ごめん! き、木曾さんっ!」(叢雲ちゃんの控えめな胸が…///)

木曾「わ、悪い…オリーブオイルで俺の手まで滑っちまった」

木曾「ちっ…なかなか抜けないな。こうなったら…>>11するしかないな」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 22:55:25.42 ID:W0atcAmco
kskst
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 22:56:21.79 ID:XG5yCKhao
ボディソープを溶かして泡ぶろにする
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 23:34:23.24 ID:X+q+OfAt0
木曾「やはり、これだけじゃぬめりが足りなかったか…ん? これは、ボディーソープか」

吹雪「あ、それ、私が一応持ってきておいたものです」

木曾「そうか、よし! これでさらにぬめりを足すぞ!」ヌルッヌルッ

木曾「注ぎ込んで…後は混ぜるだけだな」

叢雲「混ぜるって言ったってどうやって混ぜるのよ?」

木曾「俺が手を突っ込んで混ぜてもいいんだが…なんだか俺の手まで抜けなくなりそうだからお前ら二人が身体を揺らして泡立ててくれ」


吹雪「か、身体を揺らして、ですか…?」

木曾「そうだ! お前らがここから抜け出すためには必要なことなんだ!」


吹雪「わ、分かりました! よ、よし…!」クネックネッ

叢雲「ちょ、ちょっと、んっ…い、いろいろ当たってるってば!」カァァ///

吹雪「む、叢雲ちゃんも泡立てるのを手伝って! ここから出るためだよ!」クネクネ

叢雲「わ、分かったわよ!」(吹雪は意識してないんだから、私だって意識しちゃダメよ…!)クネクネ

吹雪「あ、ありがとう、叢雲ちゃん」(叢雲ちゃんのお肌と私のお肌がぬるぬる触れ合って…///)

叢雲「んっ…くはっ……」(ダメ、ダメ…意識しちゃダメよ…///)

吹雪(叢雲ちゃんのおっぱい…小さいけど柔らかいな…)スリスリヌメヌメ

叢雲(ふ、吹雪、あ、当たってる、先端が当たってるのよ!)カァァ///


あわあわあわあわ


木曾「お、大分泡立ってきたな…よし、そろそろ抜けるんじゃないか?」

吹雪「はぁ…はぁ…ぬ、抜けますかね…?」

木曾「ん、なんだか二人とも顔が赤くなってるな…大丈夫か?」

叢雲「だ、大丈夫よ! それより…えいっ!」グイッ

叢雲「だ、ダメ…抜けないわ…」

木曾「こ、これでもダメか…」

叢雲「…ちょっと、これじゃあ泡風呂になっただけじゃないの! 何の意味があったのよ!」ツンッ

木曾「>>14
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 23:36:11.87 ID:pKqhmHBgo
しゃーない斬るか
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 23:36:40.00 ID:wUwbjDA90
こうなったら大井仕込みのドロップキックで蹴り飛ばすしかない
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 23:52:58.32 ID:X+q+OfAt0
木曾「こうなったら大井姉仕込みのドロップキックで蹴り飛ばすしかないな」

叢雲「ちょ、ちょっと蹴り飛ばしてどうするのよっ!」

木曾「蹴り飛ばして…まぁ、蹴り飛ばせば抜けるだろ!」


叢雲「こんなしっかりはまっちゃってるんだから、蹴り飛ばしてドラム缶が横向きになってもお湯が出るだけで私たちの身体は絶対抜けないわよ!」

吹雪「う、うん…私も叢雲ちゃんの言う通りだと思います」

木曾「いや、大井姉仕込みの俺のドロップキックはドラム缶如き粉々に砕き割ることができるはずだ」

叢雲「そ、それこそダメよ! 艤装があるならともかく私たちは今、二人とも裸なのよ!」

叢雲「ドラム缶ごと粉々にするほどの威力じゃ私たちの身体までまずいことになっちゃうじゃない!」

木曾「む…確かにそうか…」

吹雪「そ、そうですよ。何かほかの方法を探してみましょう」



木曾「………」

木曾「いや、やっぱりドロップキックかませばなんとかなるはずだ! 行くぞっ!」スッ


吹雪「えっ、ちょ、ちょっと待ってください木曾さん! なんでそんなに大井さんのドロップキックに全幅の信頼を寄せているんですか!」

叢雲「そうよ、一旦落ち着きなさいなっ!」

木曾「大丈夫、ちゃんと手加減してやるから」

吹雪「ちょ、ちょっと…」


>>17 この後どうなる?(ドロップキックした結果でも、吹雪や叢雲たちの行動でも、他の艦娘がたまたま来たとかでも)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 23:57:08.26 ID:pfdlu3n9O
ksk
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/22(水) 23:57:15.52 ID:raQT9bsjO
ドラム缶ごとどこかへ転がっていった
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/22(水) 23:57:54.65 ID:GLSRvcMdo
ドラム缶は壊れたもののぬるぬるの状態で抱き合った状態になった所を姉妹艦に目撃される
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 00:15:30.74 ID:OX+LaOz20
木曾「行くぞっ!」スッ(位置について)

吹雪「ちょ、ちょっと、木曾さん! 本当に落ち着いてくださいっ」

木曾「…大丈夫だ、俺を信じろ」(よーい)

叢雲「あぁ、もうっ、吹雪、衝撃に備えてっ!」

吹雪「う、うんっ!」グッ


木曾「行くぞぉぉっ! おらぁっ!」(どんっ!)


どがぁんっ!


吹雪叢雲「「きゃぁぁっ!?」」


ごろんごろんごろん


吹雪「わわわ、め、目が回るっ! ご、ごめん、叢雲ちゃん!」ギュッ

叢雲「ちょっ!? ま、まぁ、しょうがないわ、くっつかないと舌噛むかもしれないものね」ムギュッ


ごろんごろんごろん


木曾「やばい、力抜きすぎて本当にただ転がしただけになってしまった…!」


吹雪「うぅ〜、どこまで行くの〜!?」

叢雲「そ、それにお湯もどんどんなくなって行っちゃうじゃない! 木曾、木曾、止めて―!」

 
木曾「ちょ、ちょっと待ってろ! ちっ、ドラム缶のスピードが速すぎる…!」


〜数十秒後〜


木曾「ふぅ、やっと止まったぞ…」

吹雪「た、助かりました…」

叢雲「…助かったも何も、こうなったのも全部木曾のせいじゃない!」

木曾「うっ…すまん、悪かった」


吹雪「…あっ」(わ、私、今、む、叢雲ちゃんと裸で抱き合っちゃってる///)

叢雲「…」(吹雪の身体、ぬめぬめしてて、温かくて…なんだか離したくないわ…)


木曾「ここは…>>21(どこまで転がっていったか)」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 00:18:27.97 ID:66TRATf4o
執務室の窓の下
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 00:19:35.18 ID:eQUENIfBO
工廠
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 00:19:36.18 ID:d/HTsVSn0
提督専用の露天風呂
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 11:16:53.95 ID:OX+LaOz20
木曾「ここは…工廠だな」

叢雲「工廠…良かった。吹雪、ここならきっと助かるわ!」

吹雪「そうだね、ここならなんとかしてくれるよね」


明石「ちょっと、どうしたんですか、どたばたして…」ヒョコ

明石「って、いったい何をしているんですか…?」

吹雪「明石さん! 良かったぁ…これで助かるよ」

明石「?」

叢雲「明石、お願い、私たちをここから出して!」

明石「身体をぬるぬるにして特型の姉妹が裸で抱き合ってる…」苦笑い

叢雲「ちょ、ちょっと若干引かないで! ぬるぬるなのは全部木曾のせいなのよ!」

明石「…そうなの?」

吹雪「えっと、最初から説明しますね。かくかくしかじかという訳で…」


〜事情説明後〜


明石「なるほど…そんなことがあったのね。それならこの明石に任せて!」

木曾「なんとかなりそうだな、二人ともよかったな」

吹雪「はい、木曾さんもありがとうございます!」

木曾「おぉ、まぁ、この程度朝飯前だ…そういえばお前ら着替えはどうした?」

叢雲「あっ…そういえば鎮守府の裏手に置きっぱなしだったわ」

木曾「そうか、それじゃあ持ってきてやろう」

吹雪「木曾さん、何から何までありがとうございます」

木曾「まぁ、困った時はお互いさまってやつだ。そんじゃ、明石、頼んだぞ」テクテク

明石「はい、任せてください!」



叢雲「それで、どうやって私たちをここから出してくれるの?」

明石「ずばり、>>24!」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 11:29:54.50 ID:+Idprqsvo
身体を傷つけないようにドリルで破壊
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 12:13:16.45 ID:01B6KtUzO
解体してから再結合
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 17:03:31.86 ID:OX+LaOz20
明石「これで、ドラム缶を破壊するのよ!」ドリル

吹雪「…」ゴクリ

叢雲「だ、大丈夫なんでしょうね?」

明石「もちろん、細心の注意を払ってやる予定よ。でも、やっぱりなるべくドリルから離れてほしいから、2人はなるべくくっついて端の方に居てね」

叢雲「わ、分かったわ。お願いね…!」


明石「よし…」

ドドドドドドッ‼‼‼‼

明石「い、行くわよ…!」


吹雪「は、はい! 叢雲ちゃん…!」ギュッ

叢雲「…///」


ドドッ…ガガガガガガガ


明石「よ、よし、何とかうまくいきそうよ」


叢雲「こ、これすごい振動で、な、なんだか…身体を高速ですり合わしてるみたいな…///」

吹雪「ほ、ほんとだね…///」

明石(ドラム缶バイブ、か…)


明石「よーし‥‥オッケー!」

ガガガッ

明石「これで、抜けられるでしょ?」

吹雪「えっと、よいしょ…わっ、良かったー! やっと抜けられたよ叢雲ちゃん! ありがとうございます明石さん!」ノビー

叢雲「ちょ、ちょっとあんた裸なの忘れてるんじゃないんでしょうね?」

吹雪「わっ、そ、そうだった///」バッ

叢雲「本当に感謝するわ明石、ありがとう」

明石「…二人とも、とりあえずこれ。タオルよ」

吹雪叢雲「「ありがとう(ございます)」」


叢雲「そういえば、私たちの着替えを木曾が取りに行ってくれたのよね」

吹雪「うん。だけど、ちょっと遅いね、どうしたんだろう?」


〜ドラム缶を壊してる頃・木曾side〜

木曾「んっと、あいつらの着替えは…」

木曾「ん…?」

>>28 吹雪と叢雲の着替え(制服と下着)の状況(畳んでおいてあったままでも、だれかが何かしてたかでも)
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 17:06:09.23 ID:SUO98G8Xo
他の初期艦が洗濯に出してしまいもぬけの殻
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 17:06:14.49 ID:d/HTsVSn0
鳳翔さんが片付けてしまった
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 17:29:35.34 ID:OX+LaOz20
木曾「…ないな。どこに行ったんだ?」


木曾「ま、まさか、誰かに盗まれちまったのか…?」

木曾「艦娘が見ればあの制服が吹雪型のもの、叢雲に関しては叢雲のモノと特定できる」

木曾「提督や憲兵はここには入り込めないはずだし…やつらに好意を持った艦娘が盗んだのか…?」


木曾「いや、盗まれたと決めつけるには早計だ」

木曾「艦娘の誰かが片付けてしまったという可能性も考えられる」

木曾「…」

木曾「とりあえず、工廠に戻ろう。二人が無事に抜けられたのかも気になるしな」


〜工廠〜


木曾「戻ったぞ」

木曾「お、無事に抜けられたみたいだな」

吹雪「あっ、木曾さん! はい、明石さんのおかげでうまく抜けることが出来ました!」

叢雲「そうよ。それで、私たちの制服は?」


木曾「そのことだが…制服は無くなっていた」

吹雪叢雲「「無くなっていたっ!?」」

木曾「そうだ」

叢雲「な、無くなっていたって…あ、あそこには着替えの下着と、わ、私たちが今日着ていた下着もあったのよっ! そ、それを誰かもわからない人に見られちゃったってこと!?」

吹雪「ど、どうしよう…」

木曾「落ち着け叢雲。誰かもわからない人ってことはないだろう? あそこは艦娘しか出入りできない場所なんだから」

叢雲「た、確かにそうね…ちょっと興奮しちゃったみたいだわ…」


明石「着替えががなくなった、大変なことになってきたわね。…まぁ、とりあえず二人とも、これを着て。タオルだけだとさすがに寒いでしょ?」

>>30 明石が吹雪に渡した服
>>31 明石が叢雲に渡した服
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 17:31:08.58 ID:crXh5dpz0
忍び装束
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 17:31:17.74 ID:QBpHFmndO
着心地のいいバスローブ
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 17:54:05.16 ID:OX+LaOz20

吹雪「こ、これは…! 川内さん改二の制服っぽい忍び装束!」

吹雪「こ、これ私が着てもいいんですかっ!?」

明石「えぇ、もちろんいいわよ。下着は…ちょっとの間我慢してね」

吹雪「はい! やったー! ふふっ、なんだか川内型になった気分」ルンルン


叢雲「…ちょっと。なんで吹雪がそんなかっこいい服で私はバスローブなのよっ!」

明石「しょうがないじゃない。この二つしかなかったのよ」

叢雲「それだったら、私だってその忍び装束が良かったわよっ!」

明石「まぁまぁ、とりあえず着てみてっ!」ガバッ

叢雲「ちょ、ちょっと……!」

明石「どう、すごく着心地がいいでしょ?」


叢雲「…!」


叢雲「す、すごいわ…そこまで生地が厚くもないのに、まるで羽毛のように軽くて暖かい。それでいて、肌触りも滑らかで…」

明石「ふふっ、すごいでしょ?」

叢雲「み、認めざるを得ないわね…!」


吹雪「わぁ、木曾さん、どうですか?」クルリン

木曾「ん、なかなか似合ってるんじゃないか?」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 17:57:57.17 ID:OX+LaOz20

吹雪「えへへっ、ありがとうございます!」


木曾「さて、2人が着替えたところで…どうするんだ?」

吹雪「どうするも何も…」


叢雲「…どこかで聞いたことがあるわ。こういう時は『現場百遍』らしいわよ」

吹雪「『現場百遍』?」

叢雲「そうよ、こういう時は何度も現場を見返すのがいいらしいの。もしかしたら、現場に私たちの制服と下着がどこに行ったのかの手がかりがあるかもしれないわ」

吹雪「そっか、確かにそうかも! じゃあ早速行ってみようか」


木曾「乗り掛かった船だ、俺も手伝うぜ」


吹雪「ありがとうございます!」

明石「ごめんね、私も手伝ってあげたいんだけど、ここから離れるわけにはいかないのよ」

叢雲「気にしないで頂戴。ドラム缶から解放してくれただけですごく助かったんだから」

明石「そういってくれるとこちらとしても嬉しいわ。早く見つかるといいわね」

吹雪「はい! それじゃあ行きましょう!」

木曾「あぁ」


〜鎮守府裏手〜


叢雲「戻ってきたけど…本当になくなっているわね。あるのは焚き木やレンガ、ブロック塀だけ…」

木曾「…諦めずに、周辺を探してみよう。もしかしたら何か手掛かりがあるかもしれない」


吹雪「そうですねっ! ん、早速だけどこれは…」


>>35 何が落ちていた?
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 17:58:51.10 ID:TMSQoaOlo
男物の下着
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 17:58:57.91 ID:78yiVqnQO
爆弾
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 18:14:23.23 ID:OX+LaOz20
吹雪「叢雲ちゃーん、木曾さーん、何かさっきまでは置いていなかった紙袋が置いてあるんですけど…」

木曾「紙袋…? 本当だな、なんだそれ」

叢雲「なんで紙袋なんかが…」

吹雪「な、中見てみてもいいのかな?」


木曾「まぁ、持ち主を探すって意味でも見ないとしょうがないからな、見てみようぜ」

叢雲「そうね、えっと…中は…これ、なに?」

吹雪「なんだか、変な線がついてるみたいだね」

木曾「…! ま、まさか!」

木曾「二人とも、その紙袋をゆっくり置くんだ」


吹雪「きゅ、急にどうしたんですか?」

木曾「とにかく、早く置け! そしてこっちに来るんだ!」

吹雪「は、はい! し、静かに置いて…」トサッ

木曾「よし…じゃあこっちに来るんだ」


叢雲「ちょっと急にどうしたのよ」

木曾「いいか、2人はここにいるんだ」

叢雲「…分かったわ」(なんだか深刻そうな顔…どうしたのかしら)


木曾「やはり…これは爆弾…そしてこれは…」(爆弾だな…リモート式か、時限式か?)


↓1 コンマ
偶数でリモート式 奇数で時限式
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 18:16:00.67 ID:y5orfXzF0
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 18:16:08.26 ID:/BE9wvrp0
ほい
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 18:22:20.85 ID:01B6KtUzO
貝合わせしながらドラム缶バイブか…
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 18:55:02.25 ID:OX+LaOz20
木曾「これは…時限式!」

木曾(俺が、さっき制服を見にここに来た時にはこの爆弾はなかった…つまり、俺が工廠に行ってる間に置かれたものという訳だ)

木曾(…爆弾による証拠隠滅か? いや、そもそも証拠になるようなものは落ちてないし、それにわざわざ爆弾を仕掛けるくらいなら証拠となるものを自分で持って行ってしまえばいいだけだ)

木曾(つまり、この爆弾は今回の下着紛失騒動とは関係ないという事ということ…)


木曾「…」


木曾(いや、そう考えるのはまだ早い。もしかしたらこれを置いたやつにしか分からない何かの目的があったのかもしれない)


吹雪「き、木曾さーん、だ、大丈夫ですか…?」

木曾「ん、あぁ、大丈夫だ」(いや、この爆弾への考察は後だ! 今はとりあえずこれを処理しなければ…時限式、残り時間は…)


↓1 残り時間
コンマ秒
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 18:56:28.35 ID:Pzh+MO0kO
ほい
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 19:15:18.10 ID:OX+LaOz20
木曾「の、残り35秒だと!?」

叢雲「ちょ、ちょっとどうしたのよ」

木曾「ちっ、処理するには時間が足りない…安全なところで爆発させるしかない!」


吹雪叢雲「「ば、爆発っ!?」」

木曾「二人は安全な所へ避難するんだ! 残り25秒…走れば、海上まで間に合うはずだっ!」


木曾「ふっ、こういう絶体絶命っていうのもありだな…!」ダダダッ

吹雪「あっ、き、木曾さん…」

叢雲「…吹雪、私たちも行くわよっ!」ダダダッ

吹雪「…! う、うんっ!」ダダダッ


木曾「くっ、間に合うか…!」ダダダッ


吹雪「き、木曾さん!」ダダッ

木曾「お、お前ら、なんでついてきたんだっ」

叢雲「…乗り掛かった船でしょ? 最後まで付き合うわよっ!」

木曾「ふっ…よし、気に入ったぞお前ら! それならついてこい!」ダダッ

吹雪「はいっ!」ダダッ


木曾「残り10秒…」ダダッ

吹雪「海上までは…後ちょっとですっ!」


叢雲「見えてきたわよ!」



木曾「よし、着いたぞ! 残り3秒…いっけぇぇっ!」ポーン(放り投げっ)


ピッピッピッ…どがぁんっ!!


↓1 爆風の威力
コンマ01〜40 そこまで強くない(服は無傷)
コンマ41〜70 そこそこの威力 (服が3割くらい破れる)
コンマ71〜90 かなりの威力 (服が6割くらい破れる)
コンマ91〜00 とんでもない威力 (服が9割くらい破れる)
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 19:15:32.15 ID:tF09DsQN0
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 19:23:46.15 ID:OX+LaOz20
木曾「くっ…爆風がっ」

木曾「二人とも、大丈夫かっ?」

吹雪「は、はい、何とか無事です」

叢雲「爆風はあったけど、威力はそこまで強くなかったみたいね」

木曾「あぁ、そのようだな…」


吹雪「でも、一体なんで爆弾が…?」

叢雲「…私たちの服がなくなったのと何か関係しているのかしら?」

木曾「それはまだ分からない…だが、この鎮守府で爆弾を作れる奴なんか限られている」


吹雪叢雲「「…!」」


木曾「この事件に関係あるかどうかは別として、なぜ爆弾を置いたかについて聞く必要はあるからな」

木曾「さぁ、行くぞ、>>45の所へ!」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 19:24:23.24 ID:hNQ7Pz4KO
夕張
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 19:34:16.82 ID:OX+LaOz20
木曾「夕張の所へ!」

吹雪「そうですよね…私たちの鎮守府で爆弾を作れる人なんて夕張さん位ですよね」

叢雲「明石っていう可能性もあるけど…明石には私たちと一緒にいたアリバイがあるものね」

木曾「あぁ、そうだ」(…二人は気付いてないが、明石が作ったものという可能性もある。それは明石が誰かに作って欲しいと頼まれて、そいつの為に作った場合だ)

木曾(まぁ、とりあえずは夕張の所に行って話を聞いてみよう)

吹雪「夕張さんは、どこにいるんでしょうか?」

叢雲「工廠にはいなかったみたいだし、自分の部屋にいるんじゃないかしら?」

木曾「そうだな。よし、行ってみるぞ」


〜夕張ルーム〜

こんこん

夕張「はーい、誰かしら?」ガチャ

木曾「よぉ、夕張」

夕張「あれ、木曾に…吹雪ちゃんに叢雲ちゃん? どうしたの?」

木曾「あぁ、ちょっとお前に聞きたいことがあってな」

夕張「何かあったの?」

叢雲「ねぇ、夕張。あんた、最近爆弾を作ったりとかしてない…?」


夕張「>>48
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 19:36:24.67 ID:G7WtpQa5o
いいえ
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 19:36:42.55 ID:QfiED4J8o
踏み台
安価なら「ししし、してないよ、ほんとほんと」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 20:00:45.02 ID:OX+LaOz20
夕張「ししし、してないよ、ほんとほんと」


木曾「…」

吹雪「…」

叢雲「…」


木曾吹雪叢雲(((あからさまに怪しい…)))


吹雪「本当に、本当に知らないんですか?」

夕張「う、うん、ば、爆弾って本当に何のことかなー」ヒューヒュー


木曾「夕張、本当のことを言ってくれ」

夕張「だ、だから、私は何も…」


木曾「…それなら、しょうがない」

夕張「…」(ほっ、何とかなったかな?)

木曾「吐かせるしかないようだな」ニヤリ

夕張「うぇっ!?」

木曾「吹雪、叢雲、夕張を抑えるんだ!」

吹雪叢雲「「了解っ!」」ガシッ

夕張「わっ、ちょ、ちょっと二人ともっ!」ジタバタ

木曾「さぁて、洗いざらい話してもらうぞ」ニヤリ
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 20:02:35.74 ID:OX+LaOz20

夕張「ちょ、ちょっと待って、本当に、本当に私じゃないのっ!」

叢雲「そんな目が泳いでいる状態で言っても説得力ないわよっ!」


木曾「敵なら容赦はしないんだが、お前は同じ艦娘だからな。くすぐりで我慢してやろう」

夕張「く、くすぐりっ!? だめだめ、くすぐりダメッ!」

木曾「くすぐりっていう響きは可愛いものだがな、くすぐりを継続してされるとな…息をするのもきつくなるんだぞ?」ニヤリ

夕張「本当に、本当に私くすぐり弱いのっ!」

木曾「ほう…それは好都合だな。夕張、覚悟っ!」


こちょこちょこちょこちょ!


夕張「ちょ、ちょっとまっ、あひうっ!? あははっはっ、や、やめてやめへっ!」モゾモゾ

木曾「ほらほら、はやくはいて楽になっちまえ」コチョコチョ

夕張「あはっ、うひひ…ひゃひゃっ、はぅぅ…ほ、ほんとっに…!」クネクネ


叢雲(抵抗する力が弱くなってきたわね…よし、私も…)フー

夕張「いひゃうっ!? む、むりゃくもちゃん、耳に息吹きかけないでっ! あはっ、あひひっ!! 息がっ、息がっ!」

吹雪「わ、私もっ!」フー

夕張「あふんっ!? あひゃひゃっ、やぁぁ…わかっら、わかりまひら、言う! 言うからもう止めてぇっ!」


木曾「…よし、やっという気になったか。吹雪、叢雲、一応まだそのまま抑えといてくれ」ピタッ

吹雪叢雲「「了解!」」


夕張「はぁ…はぁ…」ビクッビクッ

木曾「さぁ、吐いてもらうぞ。あの爆弾はお前が作ったんだろ? そして爆弾をあそこに設置したのはお前か? それとも誰かに爆弾を渡したのか?」


夕張「>>52
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 20:05:37.57 ID:2susL+cb0
腕試しで作ってみたら、盗まれたみたいで
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 20:06:04.80 ID:3uwXb3d/0
半分正解で半分ハズレ
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 20:06:17.91 ID:EFMFq3pvO
朝ドラム缶の上に置いていたらドラム缶ごと無くなってたの
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/23(木) 20:22:00.92 ID:YD2bfYrUo
そのまま擽り続けてほしい…
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 20:29:17.76 ID:OX+LaOz20
夕張「半分正解で半分ハズレよ」

木曾「…どういうことだ?」

夕張「確かに、爆弾を作ったのは私、そこまでは正解。でも、木曾たちが言っている爆弾を設置した(?)というのは私ではないわ」

吹雪「そ、そうだったんですか。じゃあ、夕張さんは誰にその爆弾を渡したんですか?」

夕張「それが…分からないのよ」

叢雲「分からないって、どういうことよ?」

夕張「今日の朝、工廠で爆弾を作ってて、完成して…ちょっと目を離したすきに無くなっていたのよ」

木曾「なっ…! おい、あんな危険なものから目を離すなんて絶対にしたらダメなことじゃねぇか!」


夕張「うぅ…だから、言いたくなかったのよ…」


吹雪「じゃ、じゃあ、あそこに爆弾を置いたのは夕張さんじゃないんですね!」

夕張「そうね、それに関しては何を言っているのかすらよく分かってないわね」


木曾「…よし、それならもう一度工廠に行くか。もしかしたら、爆弾を持って行った犯人の手がかりが見つかるかもしれない」

叢雲「そうね、『現場百遍』!」


木曾「夕張…今回の事、本来なら報告をしなければいけないが…まぁ、大目に見てやろう。次からは気を付けるんだぞ」

夕張「木曾ぉ…ありがとう…」ウルウル


吹雪「では、夕張さん、失礼しました」ペコリ

夕張「う、うん…」(…さっきのくすぐりでかな? なんだかちょっと濡れちゃってるかも///)


〜工廠〜


明石「あれ、3人とも戻ってきたの?」

木曾「あぁ、ちょっと交渉を調べさせてくれ」

明石「? まぁ、いいけど…」

叢雲「じゃあ、探してみましょ!」


吹雪「うーん、何かあるかなぁ…?」キョロキョロ

叢雲「夕張はここら辺に置いていたら無くなったって言っていたけど…」キョロキョロ


叢雲「あら、これは…」


>>57 何か証拠になりそうなもの
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 20:30:07.67 ID:hfBEJEVmO
「ドッキリ大成功」看板
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 20:30:12.11 ID:EFMFq3pvO
kskst
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 20:30:18.86 ID:0P5+5lljO
ドラム缶
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 20:30:33.81 ID:LpsVjfbgo
大人パンツ
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/11/23(木) 20:41:07.20 ID:OX+LaOz20
安価↓採用で


叢雲「…ドラム缶よね?」

吹雪「そうだね。でも、ドラム缶の本来の保管場所ってここじゃないよね?」

叢雲「じゃあ、なんでここにドラム缶が?」


吹雪「もしかしたら、爆弾を持って行った犯人のドラム缶かも! 犯人は遠征帰りにたまたま爆弾を見つけて、そのままドラム缶をここに置き忘れちゃったとか…」

叢雲「なるほど…それなら辻褄が合うわね」

木曾「このドラム缶…普通のドラム缶と違って、ちょっと色がついてないか?」


明石「あら、それは、>>62さんが遠征でよく使うドラム缶じゃない?」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 20:42:33.80 ID:hfBEJEVmO
文月
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