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【安価コンマ】箱庭系萌えソシャゲの世界へ異世界転移Part2【オリジナル】
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96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 20:40:40.01 ID:zSWmeaKdO
チートのマト上げときたさある
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 20:40:45.14 ID:FtIRzSKwo
さくら&ちえり マト
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 20:41:16.83 ID:P5V49ZMDO
ロコとマト
99 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 20:52:56.18 ID:r1Ug8XfQo
「……これだっ!」
ずばっ!
そんな音が聞こえるような鋭さで、マトの腕が閃きました。
向かう先は握られたさくらの手。
いえ、正確にはさくらの手からはみ出した三本の「こより」です。
紙切れをくるくる丸めて作ったそれを、マトは一本だけ抜き取りました。
「ん゙あ゙ー!!」
そして、ばたりこ倒れます。
どうやらお気に召さない結果のようでした。
「あら、マトったらまたみたい」
「そうね、まただめだったのね」
「んぎぃぃぃ……」
くすくす煽る双子に、マトちゃんはじたばたソファの上でもがきます。
100 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 21:00:49.39 ID:r1Ug8XfQo
さて、これは一体何の騒ぎか。
当然気になったあなたは、三人へと近付きました。
「あ、おにいさまだわ」
「おにいさまもいっしょにあそぶ?」
顔を輝かせたさくらとちえりがあなたを誘います。
それは一先ず置いといて、何をしてるのかと問いかければ。
「みつかいさまゲームよ!」
「みつかいさまは、みんなに何でもめいれいできちゃうの!」
まぁ要するに王様ゲームでした。
ははぁとあなたは納得します。
ぐったりしたマトの手を覗いてみれば、そこには数字の「2」とありました。
勿論、特別な物ではなさそうです。
マトは「御使い様」になりたくてもなれていないのでしょう。
「わたし、甘いものがたべたいわ」
「2番はサクランボをとってきてくれないかしら?」
「……あーい」
のそのそ起きた赤いちびっこが、やっぱりのそのそ畑に向かっていきました。
あなたは苦笑して見送り、お茶の用意をする事とします。
マトがお土産を手に帰ってきたら、ねぎらってあげるのが良いでしょう。
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 21:02:28.98 ID:BLhU/kkyO
2人(3人)
102 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 21:09:14.54 ID:r1Ug8XfQo
「あー、ほっとするわー……。
あんがとねー」
マトちゃんはヒゲ茶を啜りながらほっこりです。
話を聞くと19連敗だとか。
一つ一つは可愛らしいお願いだったとの事ですが、そこまで続くと中々心にも来そうです。
確率に裏切られ続ける経験はあなたにも有り、思わず同情からそっと寄り添いました。
流石にマトちゃんも音を上げたのか、御使い様ゲームは終わりとなりました。
テーブルの上に三本のこよりは一先ず置かれ、皆でお茶の時間です。
お茶請けはたっぷりのサクランボです。
ちょうど食べ頃、甘さでいっぱいのそれはあなた達の舌を楽しませてくれました。
のんびりとした時間が居間に流れます。
今日はだらけ状態のマトちゃんはソファに深く腰掛けてぼんやりと。
さくらとちえりは顔を寄せ合って、二人だけで秘密のお話。
静かでゆったり、何事も無いいつもの風景でした。
ここに何か小石でも投げ込んでみようかと、あなたはちょっと考えます。
>>下1 何か話題や行動をどうぞ (何も無ければ、沈黙を選べば問題なく進行します)
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 21:14:37.86 ID:tJE/eZIH0
今だけ3人が御使い様になって、自分に何か命令してみて
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 21:19:36.64 ID:aRvy4XhJ0
おぉ…上手い安価。
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 21:20:09.22 ID:1QOSraPXo
百ー合だったのか…
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 21:24:24.24 ID:FJiFOYUg0
ん? 今何でも命令してって
107 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 21:25:27.03 ID:r1Ug8XfQo
あなたはふと思いつきました。
もし三人が自分に命令するならどんな事を言うのでしょう。
……何だか妖しい匂いもしますが、そこはそれ。
今のあなたは吹っ切れているのです。
多少の難事が来ようとも何の問題もありません。
というわけで、思いつきをそのまま提案しました。
ちょっと今だけ三人で御使いになって、何か命令してみて、と。
「おにいさまに?」
「なんでもいいの?」
「勿論。
難しかったり、物が無くて出来ない事はあるかも知れないけど。
でも出来る事なら何でも叶えるよ」
さくらとちえりは早速乗り気です。
二人でわっと喜んで、何がいいかしらと楽しそうに相談です。
108 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 21:30:18.62 ID:r1Ug8XfQo
そんな中でいち早く命令を決めたのは、マトちゃんでした。
ソファから身を起こし、右肩をぐるんぐるん回します。
「……あー、サクランボ狩りで疲れたなー。
誰か肩でも揉んでくれるのが居たらなぁー?」
ちらちら。
あなたに視線を投げてアピールです。
何とも可愛らしい命令でした。
「よろしければ私めがお揉みしましょうか?」
「おぉー? そぉかー?
いやぁ何だか催促したみたいで悪いなぁ!」
勿論茶番にお付き合い。
あなたは脚の間にマトを招き、その肩に手を置きました。
109 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 21:39:23.19 ID:r1Ug8XfQo
小さな肩はまるで凝っていませんでした。
疲れの塊なんて見当たりません。
それでも命令は命令ですので、あなたは痛くだけはしないようにゆるゆると揉みほぐします。
「んっ、あ、これ結構いいかも」
殆ど力の入らないマッサージは、どこか甘噛みにも似ていました。
じゃれるような手つきで、まるで愛撫するように。
マトはそれが案外お気に召したのか、小さな声を上げています。
「ん、うん、御使い、上手いじゃん。
ロコとかスピナとかにやってんの?」
やっているのかいないのか。
そう聞かれたら似た物はやっています。
もっと性的な意図を含んだ物ではありますが。
というかぶっちゃけ本当の愛撫ですが。
連想はこの場合ちょっとした毒でした。
あなたは途端に、膝の間に座る少女を意識し始めます。
110 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 21:48:00.04 ID:r1Ug8XfQo
目の前にあるのは綺麗なうなじです。
マトの髪は二つにくくられ、首筋を守る物は無いのです。
そこから香り立つ何かがあるように感じられ、肩に置く手を伸ばしたい衝動にもかられました。
その先、体の前面に目を向ければ二つの膨らみです。
年から考えればちょっと育ちすぎているそれらは、マトが声を漏らす度にたゆんと揺れています。
そもそもとして、段々気持ちよくなってきたのかマトはあなたに寄ってきました。
殆ど体を預けるようにもたれかかり、あなたの脚から胸にかけては彼女の体温に染められました。
ごくりと、あなたの喉が鳴ったのは自然な事でしょう。
「んー、あー、これいい、凄くいい。
毎日やってもらいたいぐらい、好きだわこれぇ……」
マトはまるで気付いた様子はありません。
自分の真後ろで一人の男が狼となりつつあるなど、どうやら想像もしていないようです。
「ねぇ、さくら」
「そうね、ちえり」
と、そんなあなたを見ていた双子が顔を見合わせました。
悪戯心を表情にいっぱい浮き上がらせて、何やら完全にやる気です。
111 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 21:58:25.66 ID:r1Ug8XfQo
「おにいさま、わたしもマッサージがいいわ」
先手はさくら。
あなたのすぐ隣に飛び込んで、上目遣いで命令です。
「んじゃ代わるよ。
本当気持ち良かったわこれ。
今度またやってよ」
マトちゃんはもう満足したのでしょう。
さっさとあなたから立ち上がって、離れました。
ふふんなんて鼻を鳴らして御機嫌です。
また回した肩も、それに引っ張られてたゆんとした胸も元気一杯。
落ち込んでいた気分はすっかり回復したようです。
が、しかし。
「わたしは……ここ、おねがいできるかしら?」
代わりに座ったさくらのやった事を見て、そんな気分は吹き飛んだようです。
さくらはあなたの手を掴んで、自分のふとももへと誘導したのです。
それも、下着は見えない程度にスカートを引き上げるオマケ付きで。
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 21:59:55.75 ID:kS74iM2dO
これさくらんぼはヤるときは強制3P…?
113 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 22:07:04.35 ID:r1Ug8XfQo
幼さ特有の肌触りでした。
さらさらですべすべ。
最高級のシルクだってこれには勝てるかどうか。
最近のお勉強の成果でしょう。
実に見事な誘惑でした。
口をパクパク。
頬を急激に赤く染めたマトの前で、あなたはさくらの脚に指を這わせました。
赤い少女は「嘘だろ!?」という顔ですが、嘘でも何でもありません。
今のあなたは完全に覚悟を決めています。
その上、幼い少女に対する欲にも目覚めています。
さくらの欲求を満たすために全力を揮う事に何の躊躇もありません。
「やっ、おにいさま、くすぐったいわ」
くすくすと、楽しそうにさくらは笑います。
まだ浅く、表面を撫でるだけのそれは悦びとは結びついていないのでしょう。
それはまもなく、あなたの手によって失われる余裕です。
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 22:12:49.86 ID:1QOSraPXo
さくちえはお互いに慰めあってそう
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 22:17:40.47 ID:eOScHlJFO
一応公式では百合描写は無いらしいけどね
でもこの世界ではやってそう
116 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 22:18:25.46 ID:r1Ug8XfQo
「……んっ」
あなたがやや深く、腿の中ほどを軽く揉むと、小さな声。
同時に、抱いた少女はほんの少し身を固くしました。
始まりの合図だと気付けたからでしょう。
リズム良く、あなたはさくらに刺激を与えました。
強く、弱く、強く、弱く。
触れる場所もそう大きくは動かさずに。
何故かと言えば。
「ひゃぅっ!」
それをズラした時に、ちょっとした驚きを与えられると知っているからです。
次はここに、強めにくるはず。
そう思い込んでいたさくらは、突然付け根近くに優しく触れていった指に身を震わせました。
飛び出した声も高く鋭く、感じた物の質を表現しています。
そのようにして、さくらはずっとあなたに翻弄されました。
117 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 22:34:21.37 ID:r1Ug8XfQo
「ふっ……ふ、ひぅっ……っ」
乱れきった呼吸のリズムは、そのままさくらを苛む物の指標でした。
びくり、びくり。
肝心な所には掠らせもしていないというのに、完全に追い詰められています。
楽器のようだと、あなたは思いました。
今やあなたの指が踊る度に、さくらは嬌声を漏らします。
もっともっと余裕を無くしてやりたいと、あなたは掌の精密さを増していきます。
「は、はっ、は……」
……呼吸が乱れているのは、さくらだけではありません。
情事以外の何物でもないそれを見つめるマトも同様です。
真っ赤に染まった頬、潤んだ瞳、何かを抑えるように自分を抱く腕。
その全てが、徐々に女の色を帯びつつあります。
だからこそ、あなたはさくらを崖から突き落とすのです。
もうどうしようもない程に、切ない。
さくらがそこまで至ったと確認した瞬間に、あなたは体勢を変えました。
体を自分に振り向かせ、小さなお尻を掴んで支え。
唇を強引に重ねて、幼い舌を吸い上げました。
「――――っ!!」
さくらは目を見開き、そして次の瞬間。
一度、二度。
ひときわ大きく震えてから、くたりと崩れ落ちました。
118 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 22:39:21.72 ID:r1Ug8XfQo
それを、あわあわと見守っていたのは勿論マトです。
こんな物見て良かったのか。
止めなくて良かったのか。
羞恥心をたっぷり持った少女は。
「……知らないみたいだからおしえてあげるわ。
本当にきもちいいっていうのは、こういうことなのよ」
後ろからこっそり忍び寄っていたちえりに捕獲されました。
ぴぃっ、と妙な悲鳴を上げましたが、逃げられはしません。
ちえりはマトの腰に抱きついて、逃亡を阻止していました。
そして、可愛らしく悪魔のように囁くのです。
「どうしようかしら。
わたしはまだ、おにいさまにめいれいしていないけれど。
……マトのためにつかってあげても、いいわ」
119 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 22:44:12.54 ID:r1Ug8XfQo
マトの思考は縫い止められました。
視線は自然と、あなたにもたれて休むさくらの元へ。
服は乱れ。
頬を汗が伝い。
今も余韻に身を震わせるその姿に。
(……私も、あんな風に?)
知らず知らずの内に、マトの喉が鳴りました。
好奇と羞恥。
その二つが彼女の中で激しくせめぎあっているようです。
120 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 22:47:58.44 ID:r1Ug8XfQo
しかし、葛藤の決着は、どうしても付かないようでした。
なので、ちえりが先に痺れを切らします。
決められないんじゃ仕方ない。
じゃあ私が決めちゃうね。
と、食事のメニューを選ぶような気軽さで、あなたへと選択を委ねます。
「おにいさまは、どっちが良いかしら?」
すっかり悪い子となったちえりに、あなたはこう返しました。
121 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 22:49:34.48 ID:r1Ug8XfQo
『選択肢』
◆ ちえりのやりたい事を命令すればいい
◆ マトのために使うのが良い
◆ いっそさくらへの追撃という手もあるのでは
◆ その他 (自由記述)
>>下2
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 22:51:01.09 ID:VhT4y7R4o
追撃
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 22:51:28.66 ID:gsUB97Kfo
マトのために使うのがよい
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/16(木) 22:51:41.87 ID:Kc6i6WOXO
命令できる回数を増やしてと命令していいよ
125 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 23:02:37.48 ID:r1Ug8XfQo
乗らない手はありません。
その命令権は是非マトのために使うのが良いと、あなたは答えました。
ちえりは満面の笑みです。
我が意を得たり。
まさしくそんな感じ。
「じゃあ、おにいさま」
体全体を使って押し出され、マトはあなたの方へ。
下手人のちえりは全く無慈悲に命令を下します。
「マトをとってもきもちよくしてあげて?」
「ま、まってまって、ほんとに!?」
今更慌てるマトですが、ちょっとタイミングが遅すぎました。
あなたは細い腕を引き寄せ、回復したさくらが場所を空けます。
ふにゅり。
あなたに押し当てられて柔らかく変形した胸のボリュームの分だけが、今や二人の距離でした。
マトが本気で嫌がらない限り、あなたに逃がすつもりはありません。
126 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 23:10:56.84 ID:r1Ug8XfQo
「やめて欲しいって思ったら、体のどこかを叩けばやめるからね」
そう逃げ道を用意して、あなたは攻撃を開始しました。
全身真っ赤。
あちこちを緊張で固めたマトを、まずはほぐさなければなりません。
そのための手段は、幸い既に知っていました。
ちゅ、と啄ばむように唇を奪います。
様子を見ながら二度三度。
間隔を少しずつ変えながら繰り返し、同時に優しく抱いた背を撫で、もう片方の手はマトの手を取り指先を絡めます。
無理矢理するつもりはない。
優しくするから、自然に受け入れれば良いんだと、あなたはそうして伝えました。
「……や、優しく……ちょっとだけな、ちょっとだけ」
それが功を奏し、マトはあなたに身を委ねました。
まだまだ余裕の無い様子ですが、先程よりも力は抜けています。
127 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 23:26:43.27 ID:r1Ug8XfQo
恋人のような甘さを、あなたは努めて意識しました。
同時に、僅かの間隙も生まないように。
もし自分の状況を冷静に見つめるだけの余裕を与えてしまえば、マトはあっという間に恥ずかしさに呑まれかねません。
繊細な調整が要求されていました。
あなたはまず、体勢を入れ替えました。
正面から抱き合うのではなく、自分に背中を預けさせる形に。
先程肩を揉んでいた時と同じ姿勢です。
そうしてお腹に腕を回して抱き、口付けを再開します。
間に挟まる大きな障害物が無くなった分、密着感はより増しています。
マトにとっても、胸を押し付けずに済むのは幾分楽でしょう。
「ちゅ、ん、ぅ。
んっ、こ、これだけ?」
その通り、マトはほっとした様子でした。
これなら何とかなりそう。
そんな風に明らかに油断し始めています。
攻め時でした。
あなたはそっと、お腹に回していた腕の一本を、少しずつ上へと伸ばします。
128 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 23:37:55.31 ID:r1Ug8XfQo
「あっ……」
気付いたマトが、怯えたように震えます。
ですが、観察していたあなたは気付いています。
その震えは恐れだけから来るものではありません。
さくらを間近で見て学んでしまった快楽の予兆に対する期待も、あなたは確かに読み取りました。
少しずつ、少しずつ。
決して焦る事無く、お腹の感触を楽しみながら、掌は膨らみへと迫ります。
もうすぐだ。
もうすぐ触れられてしまうんだ。
そう思い知らされながら唇を啄ばまれ続けるマトは、もう限界寸前の赤さです。
「や、ぁ、あっ……ま、待ってっ」
懇願さえ口に出しますが、しかしそれには何の力もありません。
その証拠に。
ついに山の麓に触れた瞬間、浮き上がってあなたの脚に伸ばされたマトの手は。
少しの葛藤の末に、撫でるように着地したのです。
叩いた、などとは誰も見なさないでしょう。
それどころか、きゅっ、と縋るようにあなたの服を掴んだ様を見れば、本当は何を望んでいるかなど分かろうものです。
129 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 23:43:19.76 ID:r1Ug8XfQo
ところが。
「たたかなかったわ」
「そうね、たたかなかった」
「「はじめから、すなおになればいいのにね?」」
「ぴゃあぅ!?」
大変残念な事に、あなたが育てた空気は見事に打ち砕かれました。
マトはすっかり忘れていた事ですが、この行為は双子に観察されていたのです。
すぐ間近で囁かれた感想に、変な悲鳴を上げて飛び上がってしまいました。
「あら、やめちゃうの?」
「せっかくゆずってあげたのに?」
「や、やめる! ここまで! 終わり!」
涙目のマトはもう必死です。
自分の体を抱き締めて、悪い子の二人からじりじり距離を取りました。
残念ながら、どうやらこれ以上は無理そうです。
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 23:45:43.25 ID:SdPj8RBDO
マトちゃん様がヘタレたぁ
131 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 23:50:37.81 ID:r1Ug8XfQo
そのまま逃げ帰ろうとするマトへと、双子は問いを投げかけます。
「どうして? そんなにいやだった?」
「きもちよくなかったの?」
それに対し、マトは答える術を持ちません。
わたわたと手を振り回し、そうじゃない、いやそうじゃないけどそうでもなくて、などと訳の分からない事をわめきます。
混乱をしばし続けた後に、何やら自分の中で結果が出たのでしょう。
可愛らしくぷるぷる震えながら、挑むようにあなたを睨み。
「つ……続き! また今度っ!!」
と、そんな捨て台詞を選んでの逃走と相成ったようです。
132 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 23:55:48.24 ID:r1Ug8XfQo
残された双子は不思議そうです。
続きがしたいなら今やれば良いのに。
見合わせた顔にはそう書いてありました。
そして勿論、思ったならば実行するのがさくらとちえりです。
「ねぇ、おにいさま。
もうめいれいはできないけれど……。
さくらだけじゃ、ずるいと思うわ」
一端の女のように、あなたの胸に手を這わせ、ちえりはいつもの言葉を告げました。
命令なんかしなくても、こう言えばあなたは叶えてくれる。
そう十分に知っている彼女の瞳は、既に期待に濡れています。
あなたは何も言わずにちえりを抱き上げ、愛を捧げます。
どうやら今日は残りの時間、この愛らしく小さな悪魔達に独占されてしまうようでした。
133 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 23:57:07.53 ID:r1Ug8XfQo
■ 好感度上昇判定
パーフェクトコミュニケーション!
最低保証好感度 +7
>>下1〜2 コンマ下一桁が更に加算
下1 さくら&ちえり
下2 マト
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 23:57:31.27 ID:ZO1hHIopO
はい
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/16(木) 23:57:47.60 ID:WENpe82CO
な
136 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/16(木) 23:59:08.16 ID:r1Ug8XfQo
『さくら&ちえり』
35 + 1 + (7+7) = 50
『マト』
18 + 1 + (7+10) = 36
137 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 00:02:23.60 ID:razALIDjo
可能な限りマイルドにやろうとしたつもりだけどユーリ不快な人いて申し訳ない。
でもこんぐらいやらんとこの人考え曲げそうに無かったん(言い訳)
あとさくちえは百合ってないです、普通……よりかはちょっと仲の良い姉妹です。
ここまでで。
おやすみなさい。
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 00:03:28.66 ID:Ppufd695O
常識が違うんだもんあそこまで言わんと変わらんておつ
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 00:04:02.68 ID:bZZM30q/o
乙〜
大丈夫、ヒロインになれば掌返しする
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 00:10:41.55 ID:wTb1XZ0Co
おつの
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 00:13:00.45 ID:pSHvHt+DO
乙です
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 06:30:19.90 ID:l9yWZ2dSo
乙乙
いいぞいいぞ
さくちえの仲は登場時の寸評にもあったね
143 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 17:15:18.38 ID:razALIDjo
■ ソーシャルゲーム版の評価
『女神様』
世界を救うため御使いを地上に送り出した人。
本人がそのままゲームに登場した事は無く、詳細不明。
ログインボーナスは女神を模した像から貰えるため、ビジュアル自体は誰でも知ってる。
ギリシャ彫刻風の女神像で、纏う衣服もゆったりとしたキトン。
体型は分かりにくいが胸があるようにも見えないため、貧乳や絶壁扱いされることが多い。
また、ログインボーナスが余り魅力のあるラインナップではない事から吝嗇家なのではとも囁かれる。
ギャグ系のイベントではしばしば御使いにだけ聞こえる神託で語りかける事がある。
内容は主に以下のようなもの。
「さぁ今です、ベッドに押し倒すのです」
「抱き締めて耳元で愛を囁けば良いのです」
「何をしているのですか……ぶちゅっといくのです、ぶちゅっと」
どう見ても司ってるのは豊穣とかじゃなくて性愛だよね、ともっぱらの評判。
144 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 17:15:46.44 ID:razALIDjo
8時からやりまーす
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 17:30:52.40 ID:gDephC6pO
りょか。
神様は一人でいろんなこと司ってるからね、仕方ないね。
実際豊穣と愛のほかに戦とかいろいろ司ってる神様いるからね。
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 17:44:33.94 ID:pCY/lni8O
おうよ
そういやソシャゲ時代には御遣いの性別変更は可能だったんだろうか
ジャンルからして必要か疑問ではあるけどさw
147 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 20:03:25.47 ID:razALIDjo
■ 条件達成
◆ メインクエスト 『その軌跡を称えて』
上記クエストの発生条件を完全に満たしました。
イベント『その軌跡を称えて』が自動的に開始されます。
148 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 20:06:31.27 ID:razALIDjo
■ メインクエスト 『その軌跡を称えて』
「なるほど――素晴らしいお話です」
あなたの目の前で、プラチナブロンドの頭が上下しました。
領主の娘であり、父親が床に臥している今、この領地の実務を一手に引き受けている少女、エラです。
彼女ももうすっかり回復し、衰弱していた姿は思い返すのも難しくなりました。
「美しき精霊」との意味を持つ名の通り、輝かしい美を纏っています。
ただ、その表情は常にキリリと引き締まったもので、綻ぶ事の無いのが残念ではありますが。
現在地は領主の館。
少々用事がありここを訪れた所、同行させていたロコが彼女と話し込み始めたのです。
その内容はと言えば。
「うん! ダンナサマってばほんとにねー、もーねー!」
ロコの盛大な惚気でした。
あなたにどう触れてもらった、こんな言葉をかけてもらった。
そんな風に延々と、それは幸せそうに語るのです。
あなたは居た堪れない気分でした。
自分の真横で、しかも腕に抱きつきながらです。
どこに出しても恥ずかしいバカップルそのものでした。
149 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 20:13:59.75 ID:razALIDjo
「あー……ロコ、その辺にしとかない?
そろそろ仕事の話もしておかないといけないからね」
頬を引きつらせ、あなたはいい加減止めにかかります。
流石にこれはありません。
まるで先日のマトちゃんのように赤面している自身がありました。
これ以上続けられてはどうにかなってしまいそうです。
ところが。
「いえ、是非もっとお聞きしたく思います」
意外な事に、それを止めたのはエラでした。
他人の惚気話ほど聞いていて面倒くさいものはありません。
てっきり彼女もそうだと思っていたのですが、何やら事情があるようでした。
「御使い様が御降臨なされてから、これまで何を成してこられたか。
我ら只人にとり、これに並ぶ価値ある話は存在いたしません。
また、大聖堂の建設にも関わる事でございますから」
150 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 20:25:31.56 ID:razALIDjo
はて、大聖堂。
確かにそんな話も耳に挟んではいたけれど、何故今それが?
あなたは何となく嫌な予感を覚えました。
大聖堂といえば、勿論宗教施設です。
宗教といえば女神様、そして御使い様。
御使いたるあなたがこれまで精霊達と何をしてきたかを知りたがるエラ。
そして、それが関わるという大聖堂。
導かれる答えを想像して、あなたの顔色は若干悪くなった気がします。
「……大聖堂と、この話ってどう繋がるのかな?」
聞きたくはありません。
ありませんが、聞かずにいるわけにもいきません。
あなたは渋々口を開き。
「はい。
御使い様への忠誠と信仰、そして感謝から、大聖堂の建設計画が進んでいる事は既にお話した通りです。
先日、外観のおおまかな設計が終わり、内部に関する議論を開始致しました。
つきましては、御使い様と精霊様方の絆を民に広く知らしめるために――」
エラが堂々と返した答えに、くらり、と。
あなたは眩暈を覚えました。
151 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 20:36:01.92 ID:razALIDjo
そのしばし後のある日。
あなたは民衆の前に姿を晒していました。
聖性を強調するためでしょうか、今日のあなたは普段と違う装いです。
古代の彫刻が着ているような服に身を包み、黄金の穂先を持つ二又の槍を携えて。
そこに僅かにも揺れぬアルカイックスマイルを添えて、完全な神の使徒になりきっています。
「……かくて、天上にありし母の御手より、此の身は大地に落とされた。
全ては母の深き愛故に。
小さくか弱き者らよ。
汝らの魂に降りし愛を知るが良い」
口から出て行く言葉もまた、作られた物でした。
舞台俳優になった気分、というよりも、詐欺師になった気分です。
町の中央、大きく開けた広場に並び平伏した民衆を騙している気がしてなりません。
実際に救済を行ったとはいえ、あなたはこんなマジモンの天使では無いのです。
あなたは必死に演技を続けながら、内心で学生時代に学んだ過去の偉人達を尊敬します。
演説やれる人ってすげー。
そんな頭の悪い感想が思考の隅を駆け抜けました。
152 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 20:43:05.09 ID:razALIDjo
「努々、忘るるなかれ。
汝らは愛される事を知り、そして隣人を愛さねばならぬ。
世の全ては、愛によりて生まれ来るが故に」
最後の言葉とともに、あなたは槍を地に突き刺しました。
するとそこより燐光が溢れ、たちまちに広場を満たします。
大衆はざわめき、眼前に顕れた奇跡を、そしてそれを引き起こしたあなたを大きな声で称えました。
懸命な努力で維持した慈愛の笑みで手を振り、あなたは広場を後にします。
こうして洗礼された土地の上に、例の大聖堂は作られるのだそうです。
その内部にあなたと精霊の様々なエピソード……つまりはキスしたり抱擁したり愛撫したりの際のあれこれを、彫刻として刻みながら。
スピナがノリノリで話してしまったせいで、童貞を失った夜の事まで赤裸々にされる予定ですらあるのです。
公開処刑じゃねーかこれ、とあなたは嘆かざるを得ません。
しかし同時に、その重要さも理解しています。
民にとって、御使いと精霊の仲は生死を分けかねないもの。
もし仲違いでも起こし両者が協力できなくなれば、再び絶望の日々に戻りかねないのです。
実際には呪いの浄化により全く同じ地獄へ戻る事は無いのですが、実際にそこまで冷静に物事を見られる者は多くないでしょう。
彼らに安心を与えるためには、これはやむを得ない事と自分を納得させます。
現在の予定建設期間は、およそ二十年。
結構な猶予時間が与えられている事だけが、あなたにとっての唯一の救いでした。
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 20:51:17.27 ID:pSHvHt+DO
大聖堂というなの秘宝館だな
154 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 21:00:00.19 ID:razALIDjo
日本の常識は捨てました。
消極性も捨てました。
ならば次は羞恥心の番です。
誰に見られようと、聞かれようと、何一つ恥じる事は無いと胸を張るだけの強さを――。
(……身に付けられる気がしない)
まぁ無理な物は無理なのです。
あなたの強い要望により、あなた達の彫刻からは顔や性的な部位は消す事となりましたが、それでも無理です。
定期的に就寝前に思い出して転げ回る未来しか見えません。
恐ろしい程に豪華な装飾の馬車の中。
民の視線からようやく隠れられたあなたは、頭を抱えてうなだれたのでした。
メインクエスト 『その軌跡を称えて』 END
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 21:01:49.93 ID:Eidl55auO
ユーリと交流し続ければ羞恥心も克服できる可能性が微レ存?
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 21:12:12.89 ID:KzusuI3a0
せやな。
今後もユーリの存在が大きくなるかもね。
157 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 21:16:40.74 ID:razALIDjo
■ 9月 月末
「先日はお疲れ様でございました、御使い様」
労うのは聖域を訪れたエラでした。
いつも通りの表情、いつも通りの態度で、あなたの前に跪きます。
それを見るあなたの方はといえば、こちらは若干の動揺がありました。
何せ、今やエラはあなたの情事を殆ど知り尽くしているのです。
知り合いに性生活を暴かれるというのがどれほど心に来るのかと、あなたは知りたくも無い事を知りました。
そんなあなたを置いて、話は始まります。
まずは、と取り出されたのは三通の封筒でした。
「南方はユーリ様の領地を経由し、本日早朝に届いた物です」
検めると、それは新たな御使いからの友好を求める手紙でした。
あなたの領地から見て、南西の草原、南東の山岳、そしてユーリの土地よりも更に南に存在する離島よりの物。
距離がありすぎるために直接顔を合わせるのは特別な機会でも無ければ難しそうです。
余り長期間、聖域を留守にする事は出来ません。
ですが、交易は可能でしょう。
あなたは新しい文化流入の可能性に、少し心を軽くしました。
■ メインクエスト閲覧報酬
◆ フレンド追加
『草原の御使い フィオ』
『山岳の御使い レーヴェ』
『離島の御使い イブキ』
◆ 交易上限数上昇
同時に「二つ」の領地との交易が可能になりました。
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 21:20:52.68 ID:bRtcloSa0
畑を増やしたいところだな…
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 21:23:23.59 ID:y9QLT3cN0
他の領主の好感度あげて交易するのが近道かね?
160 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 21:30:54.08 ID:razALIDjo
更に良い事は続きます。
回復と発展により、領地は潤い始めています。
領主、つまりはエラ主導による大聖堂建設を初めとした様々な公共事業を切っ掛けに、貨幣流通も再開されました。
町では物々交換から徐々に移行しつつあるとか。
そんな中で、民の中には「少しでも御使い様のために」と寄付にあてる者も居るそうです。
大半は銅貨や銀貨ではありますが、数がまとまればそれなりの金額となりました。
その全てを両替えし、エラからの寄進も足したという金貨の山があなたに差し出されました。
◆ アイテム獲得
『1000金貨』
161 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 21:33:12.53 ID:razALIDjo
■ 9月 月末
◆ 領地状況
『生活』 ☆☆☆
『健康』 ☆☆☆☆☆☆
『嗜好』 ☆
『文化』 ☆☆
◆ 作付状況(4/4) 拡張費用 『2000金貨』
『畑@』 トウモロコシLv6 生活+3 文化+1 55金貨/週
『畑A』 ホウレンソウLv10 健康+7 文化+1 65金貨/週
『畑B』 トマトLv3 健康+1 文化+2 35金貨/週 ※ 交易中 ※
『畑C』 サクランボLv5 嗜好+3 40金貨/週
◆ 待機作物リスト
キャベツLv3 健康+2 30金貨/週
◆ 精霊リスト(5/7) 拡張費用 『1200金貨』
『ロコ』 N+ トウモロコシの精霊 好感度 63/100
『スピナ』 R+ ホウレンソウの精霊 好感度 100/100
『さくら&ちえり』 R サクランボの精霊 好感度 53/60
『ルシュ』 N キャベツの精霊 好感度 34/60
『マト』 R トマトの精霊 好感度 39/60
◆ フレンドリスト
『南方の御使い ユーリ』 欧風文化 友好度37
『草原の御使い フィオ』 ??文化 友好度10
『山岳の御使い レーヴェ』 ??文化 友好度10
『離島の御使い イブキ』 ??文化 友好度10
◆ 倉庫
『1646金貨』
◆ 家具
『三人がけソファセット』
『源泉掛け流し露天風呂』 ※ 混浴解禁 ※
162 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 21:33:50.30 ID:razALIDjo
■ 待機イベント一覧
◆ メインクエスト 『聖域は愛に満つ』
『生活』が☆☆☆以上
『健康』が☆☆☆以上。
『嗜好』と『文化』の合計が☆☆☆☆☆☆以上。
精霊の好感度の合計が500以上。
上記の条件を満たした状態で月末を迎える。
◆ サブクエスト 『南方の御使い-2』
「南方の御使い ユーリ」の友好度が60以上。
上記の条件を満たした状態で週を跨ぐ。
◆ サブクエスト 『鋼の少女』
「領主の館」への外出回数が2回以上(0/2)
「?????」を召喚済み。
上記の条件を満たした状態で月末を迎える。
◆ キャラクタークエスト 『褐色の誘い』
「ロコ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。
上記の条件を満たした状態で、ロコとの混浴を行う。
◆ キャラクタークエスト 『楽園の夜』
「スピナ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。
上記の条件を満たした状態で、スピナとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『わかってきたわ、わかってきたの』
「さくら&ちえり」の好感度が40以上。
サクランボを作付している。
上記の条件を満たした状態で、さくら&ちえりとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『目には目を、歯には歯を』
「ルシュ」の好感度が40以上。
「ルシュ」の召喚から1ヶ月以上が経過している(8月3週召喚)
上記の条件を満たした状態で、ルシュとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『精霊をダメにするあなた』
「マト」の好感度が40以上。
「精霊をダメにするクッション」を購入済み。
上記の条件を満たした状態で、マトとの交流を行う。
163 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 21:36:12.60 ID:razALIDjo
良い報告二つを受け、あなたはほっと息を吐きました。
さて、最後の用件です。
エラは再びあなたの前に跪き、頭を垂れました。
前月と同じく、あなたの求める所を知るべく、言葉を待っています。
■ 領主への要望
>>下1 何かを要求しますか? (要求する場合は内容を指定して下さい、デメリットはありません)
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 21:38:21.95 ID:y0jbui8m0
便利なアイテムください
165 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 21:47:58.26 ID:razALIDjo
「何か便利な道具とか、無いかな」
その言葉に、エラは戸惑ったようでした。
便利な道具。
ちょっと曖昧な表現です。
これでは何を意味するのかが不明瞭でしょう。
意思を汲み取れなかった事に謝罪するエラへと、あなたはより正確な表現でもう一度問いかけました。
『選択肢』
◆ 獲得金貨量+
◆ 友好度自動上昇+
◆ 交流&デート好感度+
◆ 家具無料獲得
>>下1
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 21:48:30.06 ID:+Gc3wI1oo
獲得金貨量+
167 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 21:56:10.04 ID:razALIDjo
畑仕事に便利な道具を、あなたは要求しました。
エラは少しの時間も挟まずに全面的な協力を約束してくれました。
全身にやる気を漲らせ、御使い様のためにあらゆる手を尽くすのだと帰っていきます。
後日、あなたの聖域には様々な農具が運び込まれました。
どれもこれも熟練の職人の手による物なのでしょう。
良く手に馴染む、実に使いやすい物ばかりです。
あなた達の畑仕事は、随分と楽になりそうでした。
■ 要望受諾
畑の獲得金貨量が一ヶ月間、一枚辺り「+10」されます。
168 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 21:59:20.78 ID:razALIDjo
■ 10月 月初イベント
さて、月は跨がれました。
近頃は徐々に空気も冷え込んできました。
あなた達は皆妖精に頼み、防寒着の準備を進めています。
お馴染みの女騎士も、やや厚手の服を着込んでやってきました。
今日は何やら報告も携えているようです。
>>下1 コンマ判定
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 22:00:35.88 ID:y9QLT3cN0
や
170 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 22:01:40.25 ID:razALIDjo
(悪い事全然起こらないなココ……)
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 22:04:17.53 ID:48xoXbTYO
ゾロ目…召喚アイテム来るか
172 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 22:12:04.90 ID:razALIDjo
女騎士は満面の笑みで報告してくれました。
なんと、難民達の中に穀物の種を携えてきた一団が居るというのです。
今日より明日。
そう誓い合っていつかの救いのために手を付けずにいたというのです。
気が狂いそうな餓えの中でも、決して希望を忘れずに。
"こちらがその種の一部です、どうか御使い様の糧としてやって下さい"
女騎士は本当に、本当に嬉しそうにあなたに小さな袋を手渡しました。
軽いはずのそれは何故だかとても重く感じます。
精霊と御使いの息吹が含まれないそれは、畑に植えたとしても一晩で実をつける事はありません。
それでも必ず植えると、あなたは固く約束しました。
173 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 22:16:04.55 ID:razALIDjo
後日、その種は実をつけました。
ずっしりと良く実った穂はうやうやしく頭を垂れ。
輝かしい命として結実したのです。
その中に、虹色の光を纏う一粒があった事は、きっとただの偶然では無かった事でしょう。
■ アイテム獲得
『天命の種 x1』
SR以上確定ガチャチケット。
174 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 22:25:50.37 ID:razALIDjo
■ 10月 1週目
サクランボ畑の中で、あなたはごろりと寝転がっていました。
何をしているかと言えば、一人花見です。
幾重にも分かれた細い枝いっぱいの白い花。
遠目にはまるで雪を纏ったようなそれは、こうして下から見上げると中々の光景でした。
ここ数日は雨も無く、土も程よく乾いています。
寝転がっても洗濯に大きな支障が無いとなれば、時折こうするのがあなたの小さな楽しみなのです。
と、そこに新たな客も来たようです。
「わっ!」
叫んであなたに飛び掛ったのはロコでした。
見つからないようにと、体勢を低くして迫ってきていたのでしょう。
まるで気付かなかったあなたは、ロコにされるがままに抱きつかれました。
175 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 22:36:40.50 ID:razALIDjo
途端に、あなたは柔らかい物に埋もれました。
顔を両側から包み込まれ、暖められます。
呼吸の度には甘く蕩けるような、女性特有の香りがあなたの脳を溶かします。
「えへへー♪ きもちいい?」
決して強くはなく、ふにふにと柔肉があなたを癒します。
声が頭上から聞こえた事を考えるに、これの正体は明らかでした。
となれば勿論、あなたの行動は決まっています。
より深く谷を堪能しながら、山へと手を伸ばしました。
そうしたいと湧き上がる気持ちを抑える事こそが害悪なのだと、今のあなたは知っているのです。
「ひゃん!
もー、エッチなダンナサマなんだから♪」
言葉の上では非難するようですが、嬉しそうに弾んだ声は本音を隠そうという気がありません。
あなたはさてどちらがエッチなのかと苦笑しながら、手に余る山を揉み解します。
同時に、体を密着させながらもするすると谷を上って、ロコの前に顔を現しました。
176 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 22:52:06.23 ID:razALIDjo
目を合わせたあなたへと、ロコは誘いました。
「……キス、する?」
しない理由がありません。
体勢を入れ替えて、上に乗っていたロコを押し倒すように。
そうして土の上であなた達は重なりました。
舌は余り使わずに、唇に甘く歯を立てる程度の深さで。
同時にあなたの手はロコの体を蹂躙します。
撫で、揉み、擦り。
欲のままに衣服の中へと侵入し、褐色の素肌の滑らかさを味わいました。
あなたがどれ程ロコを求めているかを、正確に伝えながら。
ロコも負けじと、あなたの体を絡めとります。
あなたの背に爪を立て。
脚同士を絡ませて。
這い回る手に動きを合わせて、好きにして良いのだと肯定を示しています。
上り詰めるまでは瞬く間。
あなた達はほんの僅かな時間で、互いの熱を最高潮にまで高めました。
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 22:54:54.07 ID:/mPZweygo
あ〜だめだめだめ
178 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 22:58:29.88 ID:razALIDjo
「ちょっと失敗しちゃった。
ここじゃ、ダメだね……」
ですが残念ながら、そこまででした。
ここは畑のど真ん中。
今居る場所は土の上なのです。
流石にロコもあなたも、最初の交わりの場をここにしようとは思いませんでした。
どうせなら二人きりのベッドの上が良いのは、当たり前の事です。
仕方なく、あなた達は静かな楽しみ方に切り替えました。
体を起こして木によりかかり、ロコを後ろから抱き締めて、ゆっくりと愛を交わします。
優しく穏やかな交歓は、燃えるような先程とは違い、温かくゆるゆると、長く。
……そんなあなた達の傍らに、何かポトリと落ちる物がありました。
>>下1 コンマ判定
奇数 輝く種
偶数 奇跡の種
ゾロ 天命の種
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 22:59:08.26 ID:pLMqNqE40
ポトッ
180 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 23:05:12.65 ID:razALIDjo
それは黄金に輝く種でした。
精霊召喚の触媒となる、貴重な品です。
……ですが、発見されるのはしばらく先になりそうです。
何せあなたもロコも、今は互いの事しか目に入っていないものですから。
■ アイテム獲得
『奇跡の種 x1』
レア以上確定の召喚を行える、黄金に輝く種。
SレアとSSレアの召喚確率も通常時より大きく上昇している。
■ 好感度自動上昇
『ロコ』
60 + 3 = 63
『さくら&ちえり』
50 + 3 = 53
『マト』
36 + 3 = 39
■ 好感度「60」突破
ロコとの『混浴』が可能となりました。
181 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 23:11:08.53 ID:razALIDjo
■ 行動選択 / 交易
その日の夜、あなたは自室で机に向かいました。
今月の交易をどうするか、考える時間です。
今や、ユーリの他にも三人の御使いと交流を持てています。
先日受け取った手紙にはエラの助けも借りて返信をし、交易を始めるには特に問題ありません。
まだ相手の領地の詳細は分かっていませんが、とりあえず損になるような事は無いでしょう。
182 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 23:11:35.97 ID:razALIDjo
◆ フレンドリスト
『南方の御使い ユーリ』 欧風文化 友好度37
『草原の御使い フィオ』 ??文化 友好度10
『山岳の御使い レーヴェ』 ??文化 友好度10
『離島の御使い イブキ』 ??文化 友好度10
>>下1 交易する相手を 「0〜2名」 選択してください
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 23:12:38.30 ID:bZZM30q/o
フィオとイブキ
184 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 23:15:06.05 ID:razALIDjo
あなたは今回の交易相手を決定しました。
草原と離島の御使い、フィオとイブキです。
この二人の領地にそれぞれ何を輸出するか、あなたはもう一度考えます。
◆ 作付状況(4/4) 拡張費用 『2000金貨』
『畑@』 トウモロコシLv6 生活+3 文化+1 55金貨/週 +10
『畑A』 ホウレンソウLv10 健康+7 文化+1 65金貨/週 +10
『畑B』 トマトLv3 健康+1 文化+2 35金貨/週 +10
『畑C』 サクランボLv5 嗜好+3 40金貨/週 +10
◆ 待機作物リスト
キャベツLv3 健康+2 30金貨/週
185 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 23:16:04.20 ID:razALIDjo
>>下1
畑を選択して下さい。
この場で作付変更をした上で指定する事も出来ます。
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 23:17:20.90 ID:y9QLT3cN0
ホウレン草
187 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 23:19:44.46 ID:razALIDjo
失礼しました、指定する畑は二つになります。
もう一枚分安価取ります。
>>下1
畑を選択して下さい。
この場で作付変更をした上で指定する事も出来ます。
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 23:20:37.86 ID:y0jbui8m0
チェリー
189 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 23:25:51.31 ID:razALIDjo
■ 交易計算式 / ホウレンソウ
基礎金額 : (65+10) × 4 = 300
評価倍率 : Lv10 × 5% = 50%
友好倍率 : 友好度 = 10%
最終金額 : 300 + 50% + 10% = 480
■ 交易計算式 / サクランボ
基礎金額 : (40+10) × 4 = 200
評価倍率 : Lv5 × 5% = 25%
友好倍率 : 友好度 = 10%
最終金額 : 200 + 25% + 10% = 270
■ 交易開始
『750金貨』 を獲得しました。
一ヶ月間、フィオとイブキの文化が流入します。
190 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 23:28:00.28 ID:razALIDjo
■ ログインボーナス
あなたは手紙を書き終え、礼拝堂に向かいました。
女神像へと手を合わせて交易の成功を願います。
どうか良い結果となりますようにと。
>>下1 コンマ判定
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 23:28:13.11 ID:1gAhiw1FO
あ
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 23:28:28.83 ID:y9QLT3cN0
あ
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 23:28:43.62 ID:1gAhiw1FO
お、ゾロ目
194 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/17(金) 23:31:22.89 ID:razALIDjo
女神像
「今週の運勢は11……11です……。
何でしょうね、この種ラッシュ。
ガイアがあなたにもっと娶れと囁いているのでしょうか……うか……か……」
祈るあなたの前に、光を放つ種がぽとり。
あなたはおや、と目を見開きました。
何やら随分と種に縁のある週です。
ともあれ、幸先良しと言って良いでしょう。
交易が上手くいきそうな予感に、あなたは一人微笑みました。
■ アイテム獲得
『輝く種 x1』
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/17(金) 23:32:42.44 ID:1gAhiw1FO
3連召喚しちゃう…?
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