【安価コンマ】箱庭系萌えソシャゲの世界へ異世界転移Part2【オリジナル】

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661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 02:42:46.68 ID:TZHtGbDLo
乙〜

これがSSRのご加護か
662 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga sage]:2017/11/26(日) 15:13:46.21 ID:n5kaOew2o
休日出勤たのしいな(おめめぐるぐる)
多分8時です……
663 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga sage]:2017/11/26(日) 15:17:50.32 ID:n5kaOew2o

書き忘れてた。

エラの啓示について気付くのは館初回訪問における確定事項です。
たまたま気付きやすいショコラが同行していたので彼女に気付かせただけで、SSRが必要とされる訳では有りません。
例え誰も同行させなくとも、女神様のお告げがあなたに届いて同様の事態が発生しました。



後、昨日寝る前に好感度上昇取り忘れていたので誰か踏んでおいて下さい。


>>下1  下一桁が好感度に加算

『ショコラ』
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 15:19:32.66 ID:Vy2D6j2po
はーい
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 16:16:11.61 ID:TZHtGbDLo
つまりショコラがいなかったら御使いが
神のお告げだと言い張って少女にキスを求めていたと……
周囲以上に本人が頭抱えそう
666 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga sage]:2017/11/26(日) 20:14:35.70 ID:n5kaOew2o

■ 11月 2週目


ある日の昼下がり。
いつものソファセットで寄り添って眠る三人がおりました。
さくらとちえりと、その間に挟まれるスピナです。

スピナの膝の上に一冊の詩集が置かれている辺り、何をしていたかは簡単に予想できました。
大方、一緒に本を読んでいる間に眠くなってしまったのでしょう。
最近では暖炉のお陰でぽかぽかと暖かく、お昼寝が気持ちよい日々なのです。

あなたは何となく、三人の誰が最初に寝たのかを予想しました。
その結果にこみ上げそうになる笑いを懸命に噛み殺します。
普通に考えればさくらかちえり。
ですが何故でしょう、スピナが真っ先に落ちたとか思えません。

朗読の真っ最中に不意に声が小さくなり、突然途切れ、どうしたかと思えば目蓋が落ちていて。
仕方ないねと苦笑しあった双子が目を閉じて寄り掛かる。

そんな光景はいかにもありそうに思えて、あなたの脳裏にどっしりと居座りました。
667 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga sage]:2017/11/26(日) 20:33:19.46 ID:n5kaOew2o

あなたは三人の横を静かに通り、一度自室に戻りました。

タンスを開き、探すのは三人分のタオルケット。
暖炉があるといえど、何もかけずに眠るのは体に良くは無いでしょう。
洗濯したての三枚を引っ張り出して、あなたはもう一度居間に向かいます。


と、どうやら同じ事を考えたのがもう一人居たようです。
スピナ達の膝とお腹は既にふんわり隠され、ぬくぬくを楽しみ始めていました。


「っしー…………あっ」


それをもたらしたのは、ロコでした。
あなたの気配を敏感に感じてパッと振り向き、唇の前に指を立てて静穏を要求しました。
直後にあなたも持つタオルケットに気付いて、口を開けました。

ぽかんとしたのはほんの一瞬。
ロコは笑いを無理に堪えるような「によによ」顔になってしまいます。
668 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga sage]:2017/11/26(日) 20:58:19.15 ID:n5kaOew2o

三人を起こさないように。
忍び足で、しかし素早くあなたに近付くロコです。
つんつんつん。
脇腹をつっつく指先には明らかにからかいの感情が乗っています。

あなたはそれをタオルケットの束でガードしました。
ロコの指先はふわふわに阻まれ、何のくすぐったさも感じません。


「……んふふ♪」


しかしそれはロコの思う壺でした。

攻撃はあなたの防御をすり抜けすり抜け、執拗に脇腹を狙います。
必死の抵抗こそが何よりの楽しみなのです。
いつしかそれはソファの周りをぐるぐる回りながらの遊びに発展しました。

突き出される指を避け、払い、防ぎ。
それでも音を立てないように抜き足差し足で走り回ります。

ロコが足音を立ててしまえば、あなたはしたり顔で指差して指摘しました。
するとロコはぷぅと唇を尖らせながら数秒を足踏みして待機します。
その隙にあなたはソファを回り込み一息つきました。

別に相談した訳でもありませんが、無言の内にルールを作るぐらいはお手の物です。
669 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga sage]:2017/11/26(日) 21:17:46.50 ID:n5kaOew2o

そうして、やがて遊び疲れたあなた達は一緒にソファに倒れこみました。

正確に表現すると、ロコがあなたを押し倒した形です。
あなたが下で、ロコが上。
ソファとロコの二つの柔らかさに挟まれたあなたはどこにも逃げられません。

ですがロコも遊びは終わりにするようです。
あなたの脇腹はもう狙われる事無く、安心してロコの温もりを楽しみました。
ロコも勿論それに応え、犬か猫のようにあなたの胸元に頬をすり寄せています。


そこで、あなたは一つ閃きました。

折角もってきたタオルケットです。
遊びに使うだけでは少々勿体無いでしょう。
ここは一つ、本来の用途で活躍してもらうのも悪くありません。


ふわりとした感触があなた達二人を包みます。
当然気付かない訳も無いロコもまた、あなたの意見に同意のようでした。
670 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 21:31:49.33 ID:n5kaOew2o

「おやすみ、ダンナサマ♪」


耳元で一言囁き、ついでのように唇をさらりと重ねて。
ロコはあなたの上でうつ伏せに目を瞑りました。
その背を撫で、あなたも同じく瞳を閉じます。

少々圧迫感のある体勢でしたが、体温と柔らかさがそれ以上に安心感を与えてくれます。

思わず、ふわぁとあくびも漏れます。
震えるようにくすくす楽しそうな気配が腕の中から感じられますが、目を再び開く様子はありません。
それもそうでしょう。
人の体温程に安堵を誘う物は、きっと他に無いでしょうから。


ゆるゆる、ゆるゆると。
凪の海のような眠気はゆっくりと。
互いを確かめ合うあなた達を、静かに包み込んでいくのでした。
671 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 21:33:06.04 ID:n5kaOew2o

■ 好感度自動上昇

『ロコ』

75 + 3 = 78

『ショコラ』

16 + 3 = 19
672 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 21:45:24.26 ID:n5kaOew2o

■ ログインボーナス


女神像の前に膝をつき祈るショコラの姿を、あなたは少々胡乱な目つきで眺めました。

領主の館でのあの一件。
ショコラはどうにも楽しんでいたように思えてなりません。
いえ、全く証拠も無い想像でしかないのですが。

あなたはSSレアの情報を意図的に避けていた事に小さな後悔を覚えました。
せめて触り程度でも知っていれば幾らかの判断材料も持てたでしょうに。

しかしすぐにあなたは、まぁいいかと考えを投げ捨てました。
女神様の啓示と、それを受け取る方法については恐らく事実でしょう。
わざわざ嘘をついた訳でもなく、目の前の状況を楽しんだだけなら別に問いただす事でもありません。
聖女然とした姿からのイメージがほんの少し変わるという、それだけの話です。


ともあれ、あなたもショコラに倣い、変わらぬ毎日の感謝を女神像に捧げました。



>>下1 コンマ判定
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 21:45:54.52 ID:Iq746XXm0
なむー
674 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 21:52:02.95 ID:n5kaOew2o

「んっ」


と、おかしな声があなたの隣から聞こえました。

何かと思い見てみると、ショコラが不思議そうに片手で頭を押さえています。
もう片方の手には小さな石。
いつもの「女神の涙」です。

ショコラが言うにはいきなり頭に何かがぶつかり、原因を探してみたらウィンプルにこれが引っかかっていたそうです。
女神様の悪戯でしょうか。
何か母に怒られるような悪い事をしただろうかと困惑するショコラを前に、あなたはちょっとおかしい気持ちになりました。



■ 女神の涙

今週の作物による領地状況回復量が「+1」されます。
675 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 21:55:44.59 ID:n5kaOew2o

■ 11月 2週目


◆ 領地状況

『生活』 ☆☆☆☆
『健康』 ☆☆☆☆☆
『嗜好』 ☆
『文化』 ☆☆


◆ 作付状況(4/4) 拡張費用 『2000金貨』

『畑@』 トウモロコシLv7   生活+4 文化+1        75金貨/週  ※ 交易中 ※
『畑A』 ホウレンソウLv10  健康+7 文化+1        85金貨/週  ※ 交易中 ※
『畑B』 カカオLv1       健康+1 嗜好+3 文化+1  70金貨/週
『畑C』 サクランボLv6    嗜好+3             65金貨/週


◆ 待機作物リスト

キャベツLv4    健康+2             55金貨/週
アスパラガスLv1  健康+2             50金貨/週
トマトLv6      健康+3 文化+2        75金貨/週
お茶Lv1       健康+2 嗜好+2        60金貨/週
小麦Lv1       生活+1             50金貨/週


◆ 精霊リスト(9/9) 拡張費用 『2000金貨』

『ロコ』        N+   トウモロコシの精霊    好感度 78/100
『スピナ』      R+   ホウレンソウの精霊    好感度 100/100
『さくら&ちえり』  R    サクランボの精霊     好感度 60/60
『ルシュ』      N    キャベツの精霊      好感度 48/60
『マト』        R+   トマトの精霊         好感度 60/100
『ラスペル』     R    アスパラガスの精霊   好感度 10/60
『ショコラ』     SSR  カカオの精霊       好感度 19/60
『ツバキ』      SR   お茶の精霊        好感度 19/60
『コムギ』      N    小麦の精霊        好感度 10/60


◆ フレンドリスト

『南方の御使い ユーリ』   欧風文化 友好度37
『草原の御使い フィオ』   遊牧文化  友好度43
『山岳の御使い レーヴェ』 ??文化  友好度13
『離島の御使い イブキ』   和風文化  友好度33


◆ 倉庫

『2380金貨』


◆ 家具

『三人がけソファセット』
『源泉掛け流し露天風呂』 ※ 混浴解禁 ※
『ひろびろダイニングテーブル』 ※ パーティー解禁 ※
『精霊をダメにするクッション』
『アロマディフューザー』
『快適ダブルベッド』 ※ ピロートーク&朝チュン解禁 ※
『大容量本棚』
676 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 21:56:21.45 ID:n5kaOew2o

■ 今週の領地変動 / 詳細


◆ 領地状況

『生活』 僅かに減少しました……。
『健康』 現状を維持しています。
『嗜好』 成長しました。
『文化』 成長しました。


◆ 嗜好品(自領)

『トウモロコシ』を用いた酒造りが研究されています。
『サクランボ』の栽培が行われています。
『タコス』が流行しています。


◆ 嗜好品(流入)

『砂糖菓子』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
『サトウキビ』の栽培研究が行われています。
『チーズ』が贅沢品として一部で取引されています。
『醤油』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
『味噌』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
『大豆』の栽培研究が行われています。


◆ 文化(自領)

『運動場』が整備されています。
『猫の居る広場』が整備されています。
『彫金細工』が流通しています。


◆ 文化(流入)

『楽団』が小規模な活動を行っています。
『劇場』の建設計画が議論され始めています。
『牧場』の建設計画が順調に進んでいます。
『創作活動』が一部で始まっています。
『羊毛』が少し流通しています。
『農耕馬』が少し利用されています。
677 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 21:56:49.99 ID:n5kaOew2o

■ 待機イベント一覧


◆ メインクエスト 『聖域は愛に満つ』
『生活』が☆☆☆以上
『健康』が☆☆☆以上。
『嗜好』と『文化』の合計が☆☆☆☆☆☆以上。
精霊の好感度の合計が500以上。
上記の条件を満たした状態で月末を迎える。


◆ サブクエスト 『南方の御使い-2』
「南方の御使い ユーリ」の友好度が60以上。
上記の条件を満たした状態で週を跨ぐ。


◆ サブクエスト 『鋼の少女』
「領主の館」への外出回数が2回以上(1/2)
「?????」を召喚済み。
上記の条件を満たした状態で月末を迎える。


◆ サブクエスト 『愛の日、その顛末』
「ショコラ」を召喚済み。
上記の条件を満たした状態で、2月2週目を迎える。


◆ キャラクタークエスト 『褐色の誘い』
「ロコ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。


◆ キャラクタークエスト 『楽園の夜』
「スピナ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。


◆ キャラクタークエスト 『わかってきたわ、わかってきたの』
「さくら&ちえり」の好感度が40以上。
サクランボを作付している。


◆ キャラクタークエスト 『目には目を、歯には歯を』
「ルシュ」の好感度が40以上。
「ルシュ」の召喚から1ヶ月以上が経過している(8月3週召喚)


◆ キャラクタークエスト 『トマトが赤くなると?』
「マト」の好感度が80以上。
家にバルコニーが存在する。


◆ キャラクタークエスト 『泰然自若』
「ラスペル」の好感度が40以上。
過去にウリボーの被害が発生した事がある。


◆ キャラクタークエスト 『罪深き者』
「ショコラ」の好感度が40以上。
カカオを過去に作付した事がある。
町に「牧場」が建設済み。
町に「羊毛」が流通している。


◆ キャラクタークエスト 『こんな私にも出来る事』
「ツバキ」の好感度が40以上。
ツバキ「以外」の精霊の好感度が、全員20以上。
精霊の総数が「5人」以上。
「ひろびろダイニングテーブル」を購入済み。


◆ キャラクタークエスト 『いつだって、どこだって、きっとあなたのすぐ傍に』
「コムギ」の好感度が40以上。
メインクエスト「救いの日」を閲覧済み。
678 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 21:57:34.94 ID:n5kaOew2o

■ 条件達成済みイベント一覧


◆ キャラクタークエスト 『楽園の夜』

「スピナ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。


◆ キャラクタークエスト 『わかってきたわ、わかってきたの』

「さくら&ちえり」の好感度が40以上。
サクランボを作付している。


◆ キャラクタークエスト 『目には目を、歯には歯を』

「ルシュ」の好感度が40以上。
「ルシュ」の召喚から1ヶ月以上が経過している(8月3週召喚)


◆ サブクエスト 『メリークリスマス!』

12月4週目を迎える。
イベント発生までにどんな準備をしたかで内容が変化します。
679 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 21:58:01.32 ID:n5kaOew2o

■ 行動選択 / 雑事


『選択肢』


◆ 作付変更

◆ 施設拡張

◆ 妖精のお店

◆ 何もしない


>>下1
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 21:58:20.15 ID:wif0eAmK0
施設拡張 畑
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 21:58:42.79 ID:NiDJ2iNI0
施設拡張 畑
682 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 22:15:39.94 ID:n5kaOew2o

■ 施設拡張 / 畑



腕を掲げ、指をぱちり。
土がもこもこ、妖精がすぽん。


「おまかせあれー」


それで手続きの全てが済みました。
実にスピーディー、話が早いのは良い事です。
ざんざかざんざか土は掘り進められ、地下深くの霊脈に繋がる道が作られだしました。

平行して行われるのはいつもの力仕事。
領主から借りた労働力に任せた開墾作業です。
汗だくの予感にあなたは覚悟を決めますが、今回は町で飼育が始まった農耕馬も連れられてきています。

流石に馬の力は相当なもの。
あなたの覚悟をあっさり下回る労力で、畑は見事に開かれました。


さて、出来上がった畑の前であなたは考えます。
この新しい畑には、何を植えるのが良いでしょう。
683 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 22:17:03.81 ID:n5kaOew2o

◆ 作付状況(4/5) 拡張費用 『3000金貨』

『畑@』 トウモロコシLv7   生活+4 文化+1        75金貨/週  ※ 交易中 ※
『畑A』 ホウレンソウLv10  健康+7 文化+1        85金貨/週  ※ 交易中 ※
『畑B』 カカオLv1       健康+1 嗜好+3 文化+1  70金貨/週
『畑C』 サクランボLv6    嗜好+3             65金貨/週
『畑D』 ――


◆ 待機作物リスト

キャベツLv4    健康+2             55金貨/週
アスパラガスLv1  健康+2             50金貨/週
トマトLv6      健康+3 文化+2        75金貨/週
お茶Lv1       健康+2 嗜好+2        60金貨/週
小麦Lv1       生活+1             50金貨/週



>>下1  待機作物リストから一つ選択して下さい
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 22:18:14.20 ID:NuC7QrbDO
小麦
685 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 22:24:51.14 ID:n5kaOew2o

◆ 作付状況(5/5) 拡張費用 『3000金貨』

『畑@』 トウモロコシLv7   生活+4 文化+1        75金貨/週  ※ 交易中 ※
『畑A』 ホウレンソウLv10  健康+7 文化+1        85金貨/週  ※ 交易中 ※
『畑B』 カカオLv1       健康+1 嗜好+3 文化+1  70金貨/週
『畑C』 サクランボLv6    嗜好+3             65金貨/週
『畑D』 小麦Lv1        生活+1             50金貨/週





「おっけー、まっかせて!」


ぐっ、と力こぶを作る真似をして、コムギは快諾しました。
細腕に筋肉が盛り上がる事はありませんでしたが、やる気はしっかり伝わります。

その勢いのままにぶつかるようなキスを一つ。
種はいつも通り無事に生まれ、後は撒くだけ。


最初の一回は一緒に、せーので撒いてみたい。
そんな要望にあなたは応えて、二人並んで畑へ向かうのでした。
686 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 22:32:21.92 ID:n5kaOew2o

■ 行動選択 / メイン


畑作りで疲れた体。
癒すのは主に露天風呂ですが、それだけという訳でもありません。
体がすっぽり埋まるビーズクッションだって相当な物です。

どこにも力を入れず、ただズブズブ沈むだけ。
それの何と気持ちの良い事か。
存在しないはずのHPゲージがじわじわ回復していくのを感じるような気さえします。

おまけに、背にはマトによるマッサージです。
……実際の所場所を譲れとねだる声も聞こえますが、体を揺する力が余りに絶妙で心地良さしか与えられていません。

うーん熟練の手付き。
将来はマッサージ店でも経営できそうだな。
なんて益体も無い事を考えつつ、さぁて明日はどうするかとあなたはだらだら考えました。
687 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 22:32:53.62 ID:n5kaOew2o

『選択肢』


◆ 精霊との交流

◆ キャラクタークエスト

◆ 精霊召喚 (選択不可)

◆ 文通

◆ 外出



>>下1
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 22:33:57.17 ID:NiDJ2iNI0
キャラクエスト
689 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 22:35:47.36 ID:n5kaOew2o

■ キャラクタークエスト


『選択肢』


◆ スピナ

◆ さくら&ちえり

◆ ルシュ


>>下1
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 22:36:38.94 ID:Pa2vbdADO
さくちえ
691 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 22:39:17.20 ID:n5kaOew2o

■ キャラクタークエスト 『わかってきたわ、わかってきたの』

上記クエストの条件が全て達成されました。
自動的にイベントを開始します。
692 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 22:46:10.97 ID:n5kaOew2o
(リミッターを外す音)
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 22:53:11.23 ID:gUjlxK2nO
R板でマジもんやってもいいのよ()
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 22:53:14.36 ID:Pa2vbdADO
ハラハラドキドキ
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 23:00:43.66 ID:6U/2+cchO
いつもギリギリ攻めてくるけどR版でやる予定は今のところない感じかな?
696 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 23:03:53.80 ID:n5kaOew2o
>>695
その内まかり間違って「あ、これ回避できないししたくないな」ってなったら部分部分でR行く可能性はあります。
ただ、今の所予定としてはありません。
697 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 23:04:30.82 ID:n5kaOew2o

畑仕事を終えて。
夕飯も食べてお腹一杯。
それから露天風呂でぬくぬくとして。
皆で集まって談笑したら、それで一日はもうおしまい。

あなたも自分の部屋に戻り、燭台の火で小説を読み進めていました。
この後は大体いつものパターン。
スピナかマトかがやってきて、ちょっとした運動へのお誘いです。

さて今日はどちらが来るか。
ちょっと楽しみに待つあなたの耳に届いたのは、意外な声でした。


「おにいさま、まだおきてる?」

「おにいさま、まだおきてたわ!」


部屋の扉をちょこっと開けてきゃいきゃいと。
覗き込んで喜ぶのはさくらとちえりでした。
698 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 23:18:59.30 ID:n5kaOew2o

「スピナもマトもずるいんだもの」

「いっつもおにいさまをひとりじめなんて」

「「だからきょうは、わたしたちといっしょで良いでしょう?」」


そういう主張です。
聞けば、いつもの二人とは既に話をつけているとの事。
抜かりは無いようでした。

であれば今日は双子に挟まれて眠るのも良いでしょう。
子供らしい高い体温は程良い湯たんぽにもなりそうです。
さくらとちえりの甘い香りに包まれていれば、きっと良い夢も見れるに違い有りません。

そして何より、自分を慕ってくれる可愛い女の子と一緒で嬉しくない訳が無いのです。


「ありがとう、おにいさま!」

「おにいさま、だいすき!」


大喜びの二人は早速あなたに抱きつきました。

しゃん、と小さな音。
赤いゴシックロリィタの首元を飾る鈴の音です。

何だか随分久しぶりに聞いた気がします。
最近では色んな服をとっかえひっかえしていたからでしょう。
鈴自体、長く目にしていませんでした。
699 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 23:30:46.52 ID:n5kaOew2o

さて、装飾多めのゴシックロリィタですが、勿論寝るには向きません。
寝心地はきっと最悪ですし、服につくシワを考えれば悲鳴が上がってしまいそう。
ですので、双子はお着替えの時間です。

二人はパジャマをしっかり持参していました。
薄手でやわらか、肌触りもとっても良好。
髪色と同じ薄桃のそれは、いつもの妖精さん謹製です。

その着替えにはあなたも手伝わされました。
何だか今日の二人はいつにも増して甘えん坊です。
ゴテゴテしたゴシックロリィタを苦労して脱がし、パジャマを着せてボタンを留めて。
最後に鈴を移動させたら出来上がり。

報酬は何かと言えば。


「「おやすみのキス、しましょ?」」


ちゅっ、と可愛らしい二つの啄ばみ。

きっとこの世にこれほど価値ある酬いもありません。
返礼として一度ずつ啄ばみ返して、あなたは幸せを噛み締めました。
700 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 23:42:16.54 ID:n5kaOew2o

で、後は寝るだけとロウソクを吹き消そうとしたのですが……。


「おにいさま、もうねちゃうの?」

「そんなのとってももったいないわ」


さくらとちえりは、まだまだ眠りたくはなさそうです。
ちょっと興奮が過ぎたのでしょう。
活力をまだまだ残している様子で、あそびましょうと誘いをかけます。

今あなたが灯りを消したなら、きっと二人はすぐさま膨れっ面になるに違いありません。
折角一緒の夜だというのにそれは残念でした。


「うーん……じゃあ、少しだけだよ?」


あなたはあっさりと折れ、双子はやったぁと快哉を上げます。

甘やかしている自覚はあなたにもあります。
が、どうにも止めようが無いのです。
それもこれも二人が可愛いのが悪いのだと、あなたは自分だけで頷きました。



そうして――。
701 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/26(日) 23:56:38.49 ID:n5kaOew2o

――そうして。

「あなた」はギッチリと縛り上げられたのです。


「……えぇと、これはどういう事かな」


あなたは勿論抗議しました。

今のあなたは、二人に初めてのキスをしたあの日とまるで同じです。
ベッドに腰掛けた状態で、腕を後ろに回して組んだ形。
両手両足は縛り上げられて少しも自由になりません。
前回の反省を生かしたのか力尽くで解く事も無理そうでした。

更に今回はそこにアレンジまで。
目を覆うようにリボンを巻かれてしまったために、今日は視界まで無いのです。

そんなあなたへ、二人はくすくす笑って答えます。


「「だって……その方がたのしいでしょう?」」


声に含まれた妖しい色に、あなたは色々察しました。
具体的には。


(あ、これもしかして相当危険な状況なのでは?)


とか、その辺りで。
702 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 00:13:30.28 ID:Xwlo+LkKo

ぎし、と。
ベッドを軋ませて二人はあなたに迫りました。

さくらは右腕を引き寄せて。
ちえりは左腕を抱き締めて。
薄く幼い体を押し付けて、誘惑するように。


「だいじょうぶよ、おにいさま」

「おにいさまは、じっとしているだけでいいの」


くすくす、くすくす。
最高の遊び道具を手にした双子は、とても嬉しそうに笑います。

もう抵抗するには何もかも手遅れ。
助けを呼ぼうにも防音は十分で、スピナとマトに根回しがされている以上誰も来ません。


「「……ぜぇんぶ、わたしたちがしてあげるから」」


しゃん、と軽やかな鈴の音と共に。

ただ弄ばれる他に道は無いのだと、あなたは強制的に理解させられたのです。
703 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 00:28:14.57 ID:Xwlo+LkKo

初手は右からでした。

腰掛けたあなたの脚を乗り越え、膝の上に座ります。
見えずとも感触から、ちょうど向き合うような形。
そこからあなたの首に腕を回して、体の全てを押し付けました。

途端に、甘い香りが届きます。
幼い少女特有のそれに思わず少しだけ深く息を吸い。


「んっ」


そのタイミングを狙い打たれました。
さくらがあなたを奪いにかかります。

既に火が入り、十分な熱を持った小さな唇が、あなたを啄ばみました。
あなたも良く知るやり方。
ちょうど、マトを蕩けさせるための物と全く同じです。

少々状況が特殊ではありますが、今更その程度では動じません。
求めに応え、あなたもまたさくらの幼さを楽しみました。


これくらいならば大丈夫。
弄ばれるといっても、まだまだ余裕を持っていられる範囲です。

どうやら何とかなりそうだと……あなたは油断をしてしまいました。
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 00:33:13.93 ID:ol187WpOO
そのう…こんな感じのイベントが実際にゲームでも?
そら理性蒸発した人が蔓延しますわ
705 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 00:46:21.37 ID:Xwlo+LkKo

見逃してくれる理由などありません。
ほんの僅かに気の緩んだ隙間に。


「……はむっ」


耳たぶが温かく柔らかい物に包まれました。
肌は一瞬でぞわりと震え、あなたの体は思わず跳ね上がり。
しかし二人揃っての抑え付けで、すぐに引き戻されました。


「だめよ、おにいさま?
 にがしてなんてあげないんだから」


唇を吸われたまま、少女の体温に接したままで。
鼓膜に直接息をかけるような近さから、囁きが贈られました。

そのまま更に、ぺろりと。
悪戯のようにちえりの舌があなたの耳を犯します。
女のような悲鳴があなたの喉から漏れて、それを奪い飲むように、さくらは一瞬だけ口付けの深度を増しました。

ですがそれはほんの一瞬の事。
すぐさま再び啄ばむだけに戻ります。
706 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 01:01:23.76 ID:Xwlo+LkKo

あなたは余りのじれったさに、思わずさくらを追いました。

くすり、という小さな笑いはきっと幻聴ではありません。
それと同時に、あなたの首筋はゆっくりと舐め上げられて、思考を溶かされたのですから。

追いかける?
そんな余裕は既に無く、お情けのように一度舌が差し込まれただけで、またも元通り。

そもそも試みるべきではありませんでした。
あなたに許されるのはただ耐える事。
他の全ては、さくらとちえりが付け込む隙にしかならないのです。


――欲しいんだったら、求めれば良い。
   けれど簡単には与えてあげない。
   私たちの掌の上で、可愛らしく踊らせてあげる。


くすくす、くすくす、と。
それは嬉しそうに笑む双子に、あなたはただ翻弄されました。

単調なキスにあなたが慣れそうになれば、ちえりが悪戯に攻め。
与えられた快楽に突き動かされれば、さくらは焦らすように守り。

逆に喜悦を与えて誘導しようとした所で。

さくらはするりと腕をほどいてあなたから逃げ。
僅か一秒の空白が生んだ寂寥を全て把握しているかのように、頬をくすぐる指先一つであなたを幼児に返しました。

最早何の手立てもありません。
今のあなたに比べれば、荒れ川に浮く秋の枯葉の方がまだ幾分堅牢でしょう。
707 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 01:19:29.05 ID:Xwlo+LkKo

「おにいさま、くるしいの?」


どれだけそんな時間が流れたでしょう。

余りに気持ち良く、しかし同時に拷問じみた交わりは長く長く続きました。
秒毎に白くなり続けた思考は既に跡形も無く、何もかもが溶かされています。
未だに言語野が機能していたのは殆ど奇跡でした。


ちえりの囁きに、あなたは何度も頷きました。

あなたの全身はどこもかしこも鋭敏化していました。
さくらが、ちえりが、僅かでも触れている部分は焼けるような熱さえ感じます。
最早痛みに近いそれは、余りに肥大化しすぎた快楽に他なりません。

だというのに、快は決して臨界に届く事は無いのです。
完全な管理下に置かれた一定のラインを越えられず、ひたすらに苛まれるばかり。


そんなあなたの必死さに、二人は笑いを堪え切れません。
一頻り愛らしい笑い声を上げて、それからあなたに救いの一言を投げかけました。


「そうね、いっぱいがまんできたから」

「えぇ、おにいさまがつらいなら」

「「ちょっとだけ、ごほうびをあげなきゃね」」
708 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 01:31:41.30 ID:Xwlo+LkKo

再開されたのは、またも啄ばみでした。

これでは何も変わりません。
どうして、と嘆くあなたにちえりはくすくすと笑います。


「あせらないで、おにいさま。
 ごほうびは……ゆっくり三つ、かぞえてからよ」


それに同意するように、さくらは身を引きました。
ほんの僅かの距離があなたとさくらの間に生まれ、体温を知る術が無くなります。
真夏の浜辺から、突如南極の海に放り出されたかのようでした。

今にもガタガタと震えそうな寒さに、あなたは。


「ひとーつ……。
 だいじょうぶよ、おにいさま。
 ほら、キスはまだつづいているでしょう?」


しゃん、と。
小さな鈴の音。

ちえりの誘導通り、あなたは懸命にさくらに縋りました。
触れては離れ、触れては離れ。
延々と繰り返す唇だけが、あなたの世界を埋め尽くします。
709 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 01:45:50.78 ID:Xwlo+LkKo

そのキスが、やや彩りを変えました。


「ふたぁ……つ。

 ふふ、ねぇおにいさま?
 何がふれてるか、わかるでしょう?」


耳を舐める宣告に、あなたの内から歓喜が沸き上がります。
ぺろり、ぺろりと。
啄ばみと同時に唇を濡らしていくものを、あなたは確かに感じました。

さくらの舌です。
熱く、熱く、ただ熱いそれは、今のあなたにとって存在自体が快楽と同義。

求める余りにみっともなく自身の舌を伸ばしかけ……全身の力を振り絞って押しとどめました。
狼藉を働いたためにご褒美は無し。
そう言われてしまったらと考えて、あなたの心臓は本当に止まるかと思った程。


「おにいさま、そんなにほしい?」


当たり前でした。
犬のように荒い息で、あなたは二人を求めます。

既に理性はおろか、知性ですら泥の中。
ただ本能のみをむき出しにされたあなたは、何度も何度も、意味の篭もらない呻きを発しました。
710 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 01:57:21.37 ID:Xwlo+LkKo

そこを、さくらとちえりは閾値としました。

尊厳を全て投げ捨てて二人を求めた。
その瞬間に、ようやく全てを許してくれたのです。


「みぃ、っつ」


ちえりの言葉と同時に、あなたはただの獣に堕ちました。

強く強く押し付けられる唇を舌でこじ開け。
獣欲に命じられるままにさくらを蹂躙します。
小さな舌をねぶり、綺麗に並ぶ歯を嘗め回し。
この少女の全てを味わいつくさんばかり。

呼吸の暇すら忌まわしいと嘆きます。
湧き出す唾液は最上の甘露としか思えません。

もうこれだけで良い。

この時、あなたは本当に心の底からそうとさえ思いました。
自分の残りの人生は、ただこの瞬間を永遠に繰り返すだけで良い、と。


しかし。

あと僅か。
あとたったの数秒で上り詰められるという時に。

さくらとちえりは、二人揃ってあなたからするりと逃げました。
711 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 02:10:12.74 ID:Xwlo+LkKo

「できあがり?」

「えぇ、きっと。
 だっておにいさま、こわれちゃったもの」


くすくす、くすくす。
双子は笑いました。

言葉の通り、あなたは完全に破壊されました。
その代わりに、二人を求めるだけのオスとして完成したのです。

今のあなたがどのような無様を晒しているかは、言うまでもありません。
あなた自身の事なのですから。
もっとも、己を客観視する機能など真っ先に微塵に砕かれているでしょうが。

そんなあなたを前に、二人は言葉を続けます。


「おにいさま。
 わたしたち、ずっとかんがえてたの」

「えぇ、ずっと。
 どうしたら……スピナみたいにしてくれるかな、って」

「だから、いっぱいいっぱい、おべんきょうしたのよ」

「ロコとしてること。
 スピナとしてること。
 マトとしてること。
 ……ぜんぶぜーんぶ、ずっと見てたの」
712 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 02:14:37.01 ID:Xwlo+LkKo

くすくす、くすくす。
双子は楽しそうに笑っています。

目を塞がれ、行動を禁じられたあなたにとって。
今や二人の声だけが世界の全てでした。


「……そうしたら、だんだんわかってきたわ」


しゅるり、と。
柔らかい布が落ちる音が聞こえます。


「そう、わかってきたの。
 どうすればおにいさまがキモチイイのか」


次に、あなたの体に布がかけられました。
暖かく、甘い香りのそれが。
今まで何を包んでいたものなのかを、あなたは思考ではなく本能で理解しました。


「どうすればおにいさまがこわれちゃうのか」


そうして最後に、あなたの拘束へと指が伸び。


「「おにいさまの事は、もうおにいさまよりわかってるんだから」」



あなたはあらゆる束縛から。
そして、あらゆるしがらみから。

今この時をもって完全に解き放たれたのです。
713 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 02:15:45.16 ID:Xwlo+LkKo

『選択肢』


◆ 二人に襲い掛かる

◆ 二人の犬になる

◆ 壁に頭を叩きつけて理性を取り戻す

◆ その他(自由記述)


>>下2
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 02:19:18.38 ID:dh/Sisuoo
こんな行動をとるまで思い詰めさせてた事を反省し愛を注ぐ
715 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 02:29:54.43 ID:Xwlo+LkKo
(流石にこの時間に下2は無謀だった感)

誰か踏んどいて下さい
おやすみなさい
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 03:09:13.15 ID:AGEzjoRE0
◆ 二人の犬になる
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 05:32:29.33 ID:n3NLBXGDo
秀逸な自由安価がもったいない感
まあしかたないね
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 07:59:44.66 ID:Aga4JFQO0
これクエスト終わったら正気に戻るんだよね?
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 12:11:28.26 ID:JQlqod1DO
これはアウト…いやチェンジ…違うゲームセットだっ!!!
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 14:16:04.70 ID:cGbzEqtT0
>>1もこれが出るとは思わなかっただろうな…
どう描写すんねやろ…
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 17:42:04.39 ID:NAKa2hbKO
>>1を信じるのだ
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 18:40:21.83 ID:Kgs+PG9rO
ふぁんたん…うっ頭と沈々が…
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 19:15:38.80 ID:s11XKGQz0
襲い掛かるよりは犬になる方が受動的だからセーフ(´・ω・`)
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 19:21:25.61 ID:Aga4JFQO0
犬になる方が御使い的には色々と問題では?
まあバッドエンドには絶対ならないから大丈夫だろうけど
725 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 20:12:09.14 ID:Xwlo+LkKo
追ってた小説で無警告NTR展開食らって精神的にめっちゃきっつい
10時から再開します、遅くてごめんなさい
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 20:24:28.75 ID:e7Gn1Olx0
その点精霊なら御使い以外にはなびかないから安心だな!!
727 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 22:09:51.98 ID:Xwlo+LkKo

縛を解かれ、自由になったあなたは……。
しかし、さくらとちえりに襲い掛かる事はありませんでした。

あなたがしたのは、まず二人に飛び掛る事。
既にあなた達の間を阻む物は何一つ存在しません。
幼さ故の、絹よりも遥かに滑らかな肌に、あなたはついに触れました。

ですが、それだけ。

理性の残滓が働いたのか。
それとも精神を分解されすぎたために、欲の放ち方も忘れたのか。
あなたは二人に触れ、抱き締め、あるいは舌を這わせはしても、そこから先に進む事はできませんでした。


くすくす、くすくす。
双子はそれでも笑いました。
求めた展開とは少し違いはしましたが、あなたが全てを投げ捨てて自分を求めている事には間違いなかったからでしょう。


「しっぱいしちゃった」

「おもってたのと、ちょっとちがうわ」

「でも、いいわ。
 それならそれで……」
728 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 22:23:42.10 ID:Xwlo+LkKo

「「わたしたちが、おせわしてあげればいいんだものね」」


あなたは逆に押し倒されました。
柔らかいベッドの上に横たわり、期待に息を荒くするあなたの胸を始点に。
小さな二つの掌がそっと、少しずつ少しずつ、下方を目指して進んでいきます。


「あんしんして、おにいさま」

「もうイジワルはしないわ」

「どうすればいいか、ちゃんとおべんきょうしたんだから」



「「もうもどれないぐらい、いっぱいキモチヨクしてあげる」」



そうして、あなたは人である事を止めました。
僅かでも大きな快楽を得るために、あらゆる尊厳を捨てて命令に従うだけのペットに成り下がったのです。

あなたは妖精達に深く感謝しておくべきです。
もしもこの後、一晩の間に発したあなたの声が他の部屋に漏れ聞こえていたならば。
翌日にはきっと、身投げしたい衝動に駆られていた事でしょうから。
729 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 22:40:00.35 ID:Xwlo+LkKo

――翌朝。

ようやく正気を取り戻したあなたは、絶望的な心地で顔を覆っていました。
やってしまった、などというレベルではありません。

よもや、自分にこんな異常性癖があったなどと考えた事もありませんでした。
胸もろくに膨らんでいない幼な子に全身で縋り、犬のようなおねだりを何度繰り返したか。
失えなかった記憶は鮮明に焼きついてしまっていました。

何より恐ろしいのは、正気の今ですら思い返して心臓を高鳴らせてしまえるという事。
昨晩の二人の言通りに、もう戻れないのだと自覚してしまうのは余りに大きすぎる衝撃でした。


(……教育だ。
 正しい性教育を、なんとしても実行しないと)


それでも、あなたは悪足掻きます。

双子と愛を交わすのは構いません。
既にあなたは覚悟を決めており、二人が望むなら最後まで進むのにも……体格差の問題を除けば抵抗はありません。

ですが、これはちょっとアブノーマル過ぎました。
もっと普通に、手を繋いでキスを交わし、愛の言葉を囁きながらの甘い交わりでも良いはずです。
そちらを知ってなお昨晩のようにというなら致し方ないとしても。
入り口に選ぶには「犬とご主人様」はちょっとアレすぎるほどのアレです。
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/27(月) 22:44:49.97 ID:+YOhzbfFo
御使い君が変な方に目覚めなければいいけど>>1のことだから大丈夫だと信じたい
731 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 22:49:21.77 ID:Xwlo+LkKo

ただ、その前にやらねばならない事を、あなたは直視しました。


「んぅ……おにい、さま……」

「だぁい、すきぃ……」


自分の両脇。
あなたを挟むように抱き付いて幸せそうに眠っているさくらとちえり。
二人の体にこびり付かせてしまった汚れを、まずは洗い落とさなければいけません。



こわごわと窺った窓の外は、既にそれなりに日が昇っています。
当然の事として、他の皆も起き出していつもの生活を始めているでしょう。

誰にも見られずに露天風呂へ向かうには一体どれだけの幸運が必要か。

……言うまでも無い不可能性に、あなたは本格的に顔を覆うのでした。





キャラクタークエスト 『わかってきたわ、わかってきたの』  END
732 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 22:52:45.10 ID:Xwlo+LkKo

■ 上限突破


『さくら&ちえり』

好感度上限 60 → 100
レアリティ R → R+


◆ 作物能力変化

サクランボLv6  嗜好+3 文化+1  75金貨/週


◆ 文化の萌芽

領内に 『教育の文化』 が芽生えました。
文化成長と共に、関連施設が自動的に建設されます。



■ 新規クエスト発生


◆ キャラクタークエスト 『きょういくしたけっかがこれだよ?』

「さくら&ちえり」の好感度が80以上。
「大容量本棚」を購入済み。
733 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 23:18:39.13 ID:Xwlo+LkKo

■ 11月 3週目



乾杯の音頭と共に、幾つものグラスが打ち合わされました。

涼やかな音が響き、中に満ちた液体を揺らします。
不透明なハチミツ色のそれは、この領地で数十年振りに生まれたアルコールでした。
名前をチチャ。
トウモロコシを発酵させて作るお酒です。

総勢十一人の喉が動き、酒は皆を潤しました。
さて、味への感想としては……。


「「……すっぱい!」」


うぇー、と舌を出したのはさくらとちえりの双子です。
チチャの特徴はその酸味の強さ。
どうやら二人にはちょっと刺激が強すぎたようでした。

ちなみにですが、この世界には未成年の飲酒を禁じる法律なんてどこを探しても存在しません。
違法性は無いので二人がお酒を口にしてもセーフです。
734 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 23:31:15.09 ID:Xwlo+LkKo

「ははは、背伸びするからそうなるんだ。
 だから弱めのにしておけと言ったじゃないか」

「挑戦だって良い物ですよ。
 失敗は良い勉強になります。
 ほら二人とも、私達のと交換しましょう」


カラカラと笑って自分のグラスを差し出したのはラスペルとルシュです。
あなたに対する時と違い敬語を使わないラスペルは、ちょっとイメージが違いました。
余り深い交流を持った事はありませんでしたが、どちらかといえば男前な外見には良く似合っているように思えます。

さくらとちえりが最初に選んだのは最も発酵が進んだ物。
アルコールも酸味も最も強く、幼い舌に合わないのは当然と言えました。

対してこの事態を想定していたのか、ラスペル達が選んだのは最も浅い物でした。
酸味は控え目で素材の甘みがしっかり味わえ、殆どジュースと変わりません。
双子も勿論、こっちは美味しいわ、と大喜びです。
735 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/27(月) 23:44:08.97 ID:Xwlo+LkKo

「んっ、ぐ、ふぅ……っ。
 い、いやいや、良い味じゃあないか。
 やはり、こ、これぐらい強烈でなければな……」


同じ事態に陥っている者はもう一人おりました。
背伸びなお子様と言えば勿論この人、マトちゃんです。
手にするグラスには当たり前のように最も強いヤツが注がれています。

ですが頬は引きつり、顔色もやや悪くなっています。
どう見ても口に合っていないのが丸分かりでした。

そんな彼女をナチュラルかつ無自覚に煽るのはスピナです。


「まぁ、気が合いますね。
 本当に美味しいですよねぇ……。
 ずっと呑んでいられそうです」


クピクピと、まるで水を飲むように。
先程乾杯したばかりだというのに、スピナは早くも二杯目に手を出しておりました。
真横でそんな光景を展開されるものですから、マトちゃんもこれは引っ込みがつきません。


「あはは……。
 マト、こっちも飲んでみる?
 いっぱいあるし、全部飲み比べしてみよーよ!」


見かねたロコのフォローが無ければ、さて一体どうなっていたことか。
うむ貰おう、とキャラを維持するマトの瞳に浮かんだ感謝の色が、それを明確に語っていそうでした。
736 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 00:06:17.23 ID:LDZknHQMo

さて、残るはショコラ、ツバキ、コムギ、そしてあなた。
四人はのんびりと味わうグループを形成しています。


「甘くて、トロッとしてて……。
 私、これ好きになれそうです」


ツバキがどこかうっとりと口に出すと、コムギがうんうんと同意しました。


「ね、いいよねこれ。
 それにしても……はー、これがお酒かぁ」


ツバキは弱めを、コムギとあなたは中程度を。
それぞれ少しずつ舐めるように口に含む、その風味をのんびり味わいます。


「ふふ……良い香り。
 私、これだけで十分のようです」


ショコラは意外な事に強めを選択していました。
ですが他の皆とは一風変わった味わい方をしています。
彼女はグラスに鼻を近付け、甘酸っぱいチチャの香りを楽しんでいます。
酒が減る速度は随分控え目で、この様子ではアルコールにやられる事は無いでしょう。
737 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 00:21:08.72 ID:LDZknHQMo

皆がそれぞれ楽しめているようで何より。
あなたはうんうんと頷きます。

チチャを傾けつつ、つまみをパリパリ。
酒が入る事もあって、途中で足りなくなっても追加を作る人員がどうなっているか分かりません。
そのために出来るだけ簡単に誰でも作れる物をとメニューは選ばれました。

どれもこれもシンプル極まりない物でしたが、中々馬鹿にはできません。
塩を振っただけのキャベツだって酒と組み合わせれば結構なご馳走なのです。


あなたの口から幸せの溜め息が思わず漏れます。
まったく良い日でした。
ついに酒までもが日々の糧として登場したのです。

元日本人としては中々馴染みの無い種ではありましたが、ふわふわとした酔いの心地良さの前にはそんな事関係ありません。
むしろ異国情緒……というよりも異世界情緒に溢れているように思え、あなたを楽しませてくれます。
738 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 00:48:08.96 ID:LDZknHQMo

そんな風に夢心地のあなたへと接近する者がありました。
同じく上機嫌の様子のコムギです。


「やっほ。
 ね、ね、私のお酒も早く呑みたくない?」


彼女の問いに、あなたは勿論と頷きました。
酒の原料といえば麦を欠かす訳にはいきません。
ビールにウィスキー、焼酎。
耳に馴染みのある酒の研究も始まっているのです。

さて、頷いたあなたへとコムギは更に近付きました。
美味しいお酒のためには美味しい素材が必要不可欠。

では、美味しい素材を作るためには?


「じゃ、やっぱこれだよね」


言葉と同時。
ふわりと唇を重ねて、コムギははにかみました。

精霊と御使いが仲良くなるほど、作物は味を増すのです。
だから仲良くしようね、と。
照れ笑いと共にコムギは言います。
739 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:00:27.62 ID:LDZknHQMo

そういう事ならあなたも遠慮はしません。
まだ幾らか照れのある彼女が早く慣れを得られるように協力する事としました。

椅子を並べて肩をくっつけ、談笑しつつ料理と酒を味わいます。
ちょっとした失敗は同じ強さの一杯を選んでしまった事でしょう。
もし違う物であったなら互いのグラスを試す楽しみ方もあったのに。
コムギはそう言って、ちょっと想像したあなたをどきりとさせました。


ですが残念。
二人きりの時間は、この皆が揃った食卓ではそう長く続きません。

ロコが、スピナが、マトが、そして双子が。
立ち代わり入れ替わり突撃し、あなたは存分に振り回されます。
誰か一人とだけ、なんて自由はどうやらここには存在しません。


(いやまぁ、それが楽しいわけだけども)


夢のような夜は騒がしく過ぎていきます。

それは何より幸福で、しかし特別な事ではありません。
これからも、それこそ明日の夜にでも。
何度だって楽しめる、あなた達の日常であるのですから。
740 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:06:47.67 ID:LDZknHQMo

■ 好感度自動上昇

『ロコ』

78 + 3 = 81

『ショコラ』

19 + 3 = 22

『さくら&ちえり』

60 + 3 = 63

『コムギ』

10 + 3 = 13



◆ 作物レベル上昇

トウモロコシLv8  生活+4 嗜好+1 文化+1  75金貨/週

カカオLv2  健康+1 嗜好+3 文化+1  75金貨/週
741 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:13:41.43 ID:LDZknHQMo

■ ログインボーナス


酒宴は終わり、皆それぞれ自室に引き上げていきました。

正確には「運ばれていった」者も存在します。
まぁ予想通りの真っ赤なちびっこでした。
一度ロコに助けられたのだからよせば良いのに、再び見栄を張った結果です。
実に微笑ましく酔いつぶれたマトちゃんは、ろれつも回らず直立さえできない状態に。
仕方ないなぁと肩を貸したコムギは苦労しいしいベッドに寝かしつけたようでした。

さて、その片付けを終えてあなたは礼拝堂。
今日の恵みはいつにも増して良い物でしたから。

いつも通りの先客、眠る前の祈りに集中するショコラに並び、ほろ酔いのあなたは女神像に感謝を捧げました。



>>下1 コンマ判定
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 01:14:03.51 ID:+dCpO4Ht0
743 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:22:29.47 ID:LDZknHQMo

女神像
「今週の運勢は51……51です……。
 チチャをもっと知るのです、御使いよ……。
 呑む前に、神の取り分として土に零すのがマナーなのですよ……すよ……よ……」





あなたの前に、見慣れた石が転がりました。
拾い上げたあなたはふと、ある事に気付きます。

神と言えば供物、供物と言えば酒。
だというのに、女神像にチチャの一杯も捧げていないのです。
これは全くいけません。

あなたは慌てて台所に向かいました。
チチャをなみなみ注いだグラスを手に礼拝堂に戻り、奉納です。
ショコラも気付いたのでしょう、さぁっと顔色を悪くしてしまいました。

ごめんなさい、ごめんなさい、と。
女神像への懺悔の時間を、あなた達は一緒に過ごすのでした。



■ 女神の涙

今週の作物による領地状況回復量が「+1」されます。
744 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:25:46.33 ID:LDZknHQMo

■ 11月 2週目


◆ 領地状況

『生活』 ☆☆☆☆
『健康』 ☆☆☆☆☆
『嗜好』 ☆☆
『文化』 ☆☆


◆ 作付状況(5/5) 拡張費用 『3000金貨』

『畑@』 トウモロコシLv8   生活+4 嗜好+1 文化+1  75金貨/週  ※ 交易中 ※
『畑A』 ホウレンソウLv10  健康+7 文化+1        85金貨/週  ※ 交易中 ※
『畑B』 カカオLv2       健康+1 嗜好+3 文化+1  75金貨/週
『畑C』 サクランボLv6    嗜好+3 文化+1       75金貨/週
『畑D』 小麦Lv1        生活+1             50金貨/週


◆ 待機作物リスト

キャベツLv4    健康+2             55金貨/週
アスパラガスLv1  健康+2             50金貨/週
トマトLv6      健康+3 文化+2        75金貨/週
お茶Lv1       健康+2 嗜好+2        60金貨/週


◆ 精霊リスト(9/9) 拡張費用 『2000金貨』

『ロコ』        N+   トウモロコシの精霊    好感度 81/100
『スピナ』      R+   ホウレンソウの精霊    好感度 100/100
『さくら&ちえり』  R+   サクランボの精霊     好感度 63/100
『ルシュ』      N    キャベツの精霊      好感度 48/60
『マト』        R+   トマトの精霊         好感度 60/100
『ラスペル』     R    アスパラガスの精霊   好感度 10/60
『ショコラ』     SSR  カカオの精霊       好感度 22/60
『ツバキ』      SR   お茶の精霊        好感度 19/60
『コムギ』      N    小麦の精霊        好感度 13/60


◆ フレンドリスト

『南方の御使い ユーリ』   欧風文化 友好度37
『草原の御使い フィオ』   遊牧文化  友好度46
『山岳の御使い レーヴェ』 ??文化  友好度16
『離島の御使い イブキ』   和風文化  友好度33


◆ 倉庫

『580金貨』


◆ 家具

『三人がけソファセット』
『源泉掛け流し露天風呂』 ※ 混浴解禁 ※
『ひろびろダイニングテーブル』 ※ パーティー解禁 ※
『精霊をダメにするクッション』
『アロマディフューザー』
『快適ダブルベッド』 ※ ピロートーク&朝チュン解禁 ※
『大容量本棚』
745 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:30:07.47 ID:LDZknHQMo

■ 今週の領地変動 / 詳細


◆ 領地状況

『生活』 現状を維持しています。
『健康』 現状を維持しています。
『嗜好』 成長しました。
『文化』 成長しました。


◆ 嗜好品(自領)

『トウモロコシ』を用いた酒が流通しています。
『サクランボ』の栽培が行われています。
『麦』を用いた酒造りの研究が進んでいます。
『チョコレート』が少し流通しています。


◆ 嗜好品(流入)

『砂糖菓子』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
『サトウキビ』の栽培研究が行われています。
『チーズ』が贅沢品として一部で取引されています。
『醤油』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
『味噌』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
『大豆』の栽培研究が行われています。
『コーヒー』が高級贅沢品として極一部で取引されています。


◆ 文化(自領)

『運動場』が整備されています。
『猫の居る広場』が整備されています。
『彫金細工』が流通しています。
『学校』の建設計画が順調に進んでいます。
『図書館』の建設計画が議論され始めています。
『愛の泉』の建設計画が議論され始めています。
『屋台通り』が人気を博しています。
『飲食店』が人気を博しています。


◆ 文化(流入)

『楽団』が小規模な活動を行っています。
『劇場』の建設計画が議論され始めています。
『牧場』の建設計画が順調に進んでいます。
『創作活動』が一部で始まっています。
『羊毛』が少し流通しています。
『農耕馬』が少し利用されています。
746 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:30:45.07 ID:LDZknHQMo

■ 待機イベント一覧


◆ メインクエスト 『聖域は愛に満つ』
『生活』が☆☆☆以上
『健康』が☆☆☆以上。
『嗜好』と『文化』の合計が☆☆☆☆☆☆以上。
精霊の好感度の合計が500以上。
上記の条件を満たした状態で月末を迎える。


◆ サブクエスト 『南方の御使い-2』
「南方の御使い ユーリ」の友好度が60以上。
上記の条件を満たした状態で週を跨ぐ。


◆ サブクエスト 『鋼の少女』
「領主の館」への外出回数が2回以上(1/2)
「?????」を召喚済み。
上記の条件を満たした状態で月末を迎える。


◆ サブクエスト 『愛の日、その顛末』
「ショコラ」を召喚済み。
上記の条件を満たした状態で、2月2週目を迎える。


◆ キャラクタークエスト 『褐色の誘い』
「ロコ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。


◆ キャラクタークエスト 『楽園の夜』
「スピナ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。


◆ キャラクタークエスト 『きょういくしたけっかがこれだよ?』
「さくら&ちえり」の好感度が80以上。
「大容量本棚」を購入済み。


◆ キャラクタークエスト 『目には目を、歯には歯を』
「ルシュ」の好感度が40以上。
「ルシュ」の召喚から1ヶ月以上が経過している(8月3週召喚)


◆ キャラクタークエスト 『トマトが赤くなると?』
「マト」の好感度が80以上。
家にバルコニーが存在する。


◆ キャラクタークエスト 『泰然自若』
「ラスペル」の好感度が40以上。
過去にウリボーの被害が発生した事がある。


◆ キャラクタークエスト 『罪深き者』
「ショコラ」の好感度が40以上。
カカオを過去に作付した事がある。
町に「牧場」が建設済み。
町に「羊毛」が流通している。


◆ キャラクタークエスト 『こんな私にも出来る事』
「ツバキ」の好感度が40以上。
ツバキ「以外」の精霊の好感度が、全員20以上。
精霊の総数が「5人」以上。
「ひろびろダイニングテーブル」を購入済み。


◆ キャラクタークエスト 『いつだって、どこだって、きっとあなたのすぐ傍に』
「コムギ」の好感度が40以上。
メインクエスト「救いの日」を閲覧済み。
747 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:31:41.13 ID:LDZknHQMo

■ 条件達成済みイベント一覧


◆ キャラクタークエスト 『褐色の誘い』

「ロコ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。


◆ キャラクタークエスト 『楽園の夜』

「スピナ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。


◆ キャラクタークエスト 『目には目を、歯には歯を』

「ルシュ」の好感度が40以上。
「ルシュ」の召喚から1ヶ月以上が経過している(8月3週召喚)


◆ サブクエスト 『メリークリスマス!』

12月4週目を迎える。
イベント発生までにどんな準備をしたかで内容が変化します。
748 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:32:22.94 ID:LDZknHQMo

■ 行動選択 / 雑事


『選択肢』


◆ 作付変更

◆ 施設拡張 (選択不可/所持金不足)

◆ 妖精のお店

◆ 何もしない


>>下1
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 01:33:48.86 ID:2KnMqduDO
作付変更
750 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:35:45.68 ID:LDZknHQMo

■ 作付変更



◆ 作付状況(5/5) 拡張費用 『3000金貨』

『畑@』 トウモロコシLv8   生活+4 嗜好+1 文化+1  75金貨/週  ※ 交易中 ※
『畑A』 ホウレンソウLv10  健康+7 文化+1        85金貨/週  ※ 交易中 ※
『畑B』 カカオLv2       健康+1 嗜好+3 文化+1  75金貨/週
『畑C』 サクランボLv6    嗜好+3 文化+1       75金貨/週
『畑D』 小麦Lv1        生活+1             50金貨/週


◆ 待機作物リスト

キャベツLv4    健康+2             55金貨/週
アスパラガスLv1  健康+2             50金貨/週
トマトLv6      健康+3 文化+2        75金貨/週
お茶Lv1       健康+2 嗜好+2        60金貨/週


◆ 精霊リスト(9/9) 拡張費用 『2000金貨』

『ロコ』        N+   トウモロコシの精霊    好感度 81/100
『スピナ』      R+   ホウレンソウの精霊    好感度 100/100
『さくら&ちえり』  R+   サクランボの精霊     好感度 63/100
『ルシュ』      N    キャベツの精霊      好感度 48/60
『マト』        R+   トマトの精霊         好感度 60/100
『ラスペル』     R    アスパラガスの精霊   好感度 10/60
『ショコラ』     SSR  カカオの精霊       好感度 22/60
『ツバキ』      SR   お茶の精霊        好感度 19/60
『コムギ』      N    小麦の精霊        好感度 13/60
751 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:36:13.20 ID:LDZknHQMo

>>下1

変更内容を指定して下さい。

ただし、交易中の畑は変更できません。
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 01:45:28.18 ID:PnbMUiy7o
サクランボをお茶に
753 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:49:33.32 ID:LDZknHQMo

■ 正常に変更されました



◆ 作付状況(5/5) 拡張費用 『3000金貨』

『畑@』 トウモロコシLv8   生活+4 嗜好+1 文化+1  75金貨/週  ※ 交易中 ※
『畑A』 ホウレンソウLv10  健康+7 文化+1        85金貨/週  ※ 交易中 ※
『畑B』 カカオLv2       健康+1 嗜好+3 文化+1  75金貨/週
『畑C』 お茶Lv1         健康+2 嗜好+2        60金貨/週
『畑D』 小麦Lv1        生活+1             50金貨/週


◆ 待機作物リスト

キャベツLv4    健康+2             55金貨/週
アスパラガスLv1  健康+2             50金貨/週
トマトLv6      健康+3 文化+2        75金貨/週
サクランボLv6   嗜好+3 文化+1       75金貨/週
754 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:56:47.27 ID:LDZknHQMo

■ 行動選択 / メイン



「え、えと、これっ、う、植えてきますね」


頬を染めてぱたぱたと、ツバキは駆けていきました。
手に持つのは茶の木の種。
今しがたのキスで生まれたばかりの物です。

前回は不意打ち気味のようなキスでしたが、今回は違います。
これからするのだと分かっていての口付けは、ちょっと荷が重かったようです。
どうすれば良いのか分からないといった様子のツバキは、明らかに頭の中をぐちゃぐちゃに混乱させていました。

そんな彼女を、あなたは微笑ましく思いつつ追いかけます。
種蒔きするにも一人ではちょっと大変ですので。


そうして新しく生まれた茶畑の中で、あなたはお馴染みの思考です。
さて、今週は何をして過ごすのが良いでしょうか。
755 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 01:57:23.50 ID:LDZknHQMo


『選択肢』


◆ 精霊との交流

◆ キャラクタークエスト

◆ 精霊召喚 (選択不可/人数制限)

◆ 文通

◆ 外出



>>下1
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 02:13:02.07 ID:blFQXTHVO
外出
757 : ◆qwMXGMSbw5bw [saga]:2017/11/28(火) 02:14:50.76 ID:LDZknHQMo

■ 外出


『選択肢』


◆ 町

◆ 領主の館

◆ ユーリの領地


※ 精霊を連れて行く場合は、ここで指名して下さい



>>下1



行き先だけ決定して寝ます。
おやすみなさい。
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 02:18:17.91 ID:+dCpO4Ht0
領主の館
ルシュ
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 10:10:27.34 ID:aUAeZquOO
そういえば表見る限りだと大麦の精霊はいないのな。
ロコでチチャ開発できたからコムギの好感度あげると小麦のビールとかできるのかな?
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/28(火) 10:48:40.92 ID:/N0MX3+L0
さくらんぼから作るキルシュヴァッサーというのもあるらしい
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