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【安価コンマ】箱庭系萌えソシャゲの世界へ異世界転移Part2【オリジナル】
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238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 16:22:08.47 ID:ypgav9kY0
>>237
妖精の店に頼めばなんかしら作ってくれんじゃね?
239 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/18(土) 19:16:02.26 ID:cNfTIDcwo
■ ゲームのヒント
『家具』
あなたの家に設置されている特別な家具を指す。
表示されていない部分でも「極普通の木製テーブル」や「極普通の木製シングルベッド」のような物はある。
また、誰かが花瓶に挿した花を飾るぐらいはしているかも。
それ以外は初期状態では殺風景。
増やすには「妖精のお店」での購入を行えば良い。
家具は日常描写に影響し、あなたと精霊達を日々楽しませる事となる。
いちゃらぶのシチュエーションを直接的に増やす手段と言える。
増築によって生えた展望台や風車小屋でスピナといちゃえろ過ごした日や、二階の物置でさくちえに性教育した日を思い返すと多分分かりやすい。
家具は特注(自由記述)する事もできる。
養蜂箱なんかも勿論可能。
その場合、あなたの家庭ではハチミツをある程度自由に使えるようになる。
ちびっこ達がハチミツをたっぷり使ったお菓子に喜んだり、蜂のお世話に謎の情熱を燃やす子が生まれたりするかも。
240 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/18(土) 19:16:46.86 ID:cNfTIDcwo
週末恒例の残業です。
多分10時になりますが、その分長くやります。
241 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 19:41:08.22 ID:ypgav9kY0
「残業頑張ってくださいね!待ってます!」キョルン
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 20:12:29.87 ID:EFgsWNrMo
展望台と風車は生えたものなのか……
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 20:52:10.75 ID:gPui3oPA0
次の施設拡張ではいったい何が生えてくるのだろうか…
244 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/18(土) 22:11:38.58 ID:cNfTIDcwo
「おや、真っ暗。
随分遅い時間の召喚だったんですね」
「ちょっとお祈りの都合で。
変な時間でごめん」
そういう事なら仕方ない。
ラスペルはカラリとした笑みであなたの謝罪を容れました。
ちょっとした失敗です。
宗教に囚われる余り、呼び出される側の事が考えから抜けていたようです。
今は午前二時を回った所。
これでは明日からの新生活は少々ズレたリズムから始まってしまいます。
また、今後についての説明もあくびを噛み殺しながらの物となります。
すっかり染み付いた早寝早起きの習慣があなたを苛みました。
「都合が悪ければ明日でも構いませんよ」
ラスペルはそう言ってくれますが、そういう訳にもいきません。
最低限の話はしておかなければならないのです。
呼び出して早々、じゃあ明日まで寝てて、も無いでしょう。
245 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/18(土) 22:24:41.79 ID:cNfTIDcwo
そこに、修道服の少女ショコラも戻ってきました。
手には燭台を携え、ローテーブルの上に置かれた同じ物と合わせて光源が倍に。
とはいっても深夜に燭台二つではたかが知れているのですが。
「お待たせしてすみません。
我らが母への報告は、無事に終わりました」
ショコラが立ち寄っていたのは礼拝堂でした。
地下から一階に上がるや否や、彼女は女神像に祈りを捧げたいと要望したのです。
無事に御使い様の元へ召喚された事の感謝を伝えたい、との事でした。
断る理由も無く、あなたは快く承諾して礼拝堂の場所を教えました。
二人に出す茶の用意をしたかった事もあり、準備時間にちょうど良かったのもあります。
さて、これで新たな二人が揃いました。
ソファに並んで座ったラスペルとショコラを、あなたは改めて歓迎します。
246 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/18(土) 22:40:04.83 ID:cNfTIDcwo
説明はほんの僅かで終わりました。
今はあなた達三人の他は寝静まり、誰も起きてくる事は無いでしょう。
となれば恒例の当番決めなども出来ません。
この家で皆がどう暮らしているかを掻い摘んで語る程度が精々です。
話はすぐに雑談へと切り替わりました。
「はぁー、なるほど。
男冥利に尽きるというやつですね。
私達もその内美味しく頂かれるかと思うと、楽しみなような恐ろしいような、何とも言えない気分です」
「素晴らしい事ではありませんか。
愛を知り、愛を振り撒く。
ご主人様はまさに母の教えの体現者と言えましょう」
なお、内容は猥談でありました。
精霊達の生活、と聞いたラスペルが好奇心に任せて突っ込んできたお陰で、今やこうなっています。
そういえばそうだった、とあなたは額を抑えました。
女騎士めいた装いのラスペルは、自己申告通り緩く軽い性格をしています。
普通の女性ならば赤面するような、あるいは悪戯心を働かせるような話題であっても、平然と口に乗せてしまうのです。
そのために不名誉なあだ名を貰っていた事もついでに思い出しましたが、失礼な思考なので勿論切り捨てます。
ショコラの方はといえば……残念ながらあなたは良く知りません。
自力でSSレアを引けた時のためにと、ネタバレになるような情報は極力避けていたためです。
様子を見た限りでは、どうやらいかにも信仰篤い少女のようでした。
あなたの生活ならぬ性活に感心している辺りに捨てたはずの常識が違和感を訴えますが、この世界では特段おかしい事ではありません。
特に精霊にとっては。
247 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/18(土) 22:55:32.87 ID:cNfTIDcwo
「あぁ、でも決め付けはいけませんね。
抱かれると決まったわけでもありませんし。
どうなんでしょう。
主は私に欲情できそうですか?」
ラスペルは更にあなたをつつきます。
対面へ座るあなたへと流し目らしきものを寄越しつつ、問いかけました。
やたらストレートで悪意の無さそうなそれに、あなたはふむと考えます。
改めて見るラスペルに相応しい形容は「格好良い」という物でしょう。
可愛らしいはまず合いませんし、美しいならば当てはまりますが、それよりも先に凛々しさが先立ちます。
また、女性としては相当な長身で、目線の高さがあなたとほぼ変わりありません。
肉体的にも鋭く引き締まり、ショートヘアと騎士風の礼服も相俟って「男装の麗人」といった風情です。
つまりは。
「不満が出る理由は無いよ。
ラスペルがそういう関係を求めてくれるなら、こっちは幾らでもいける」
口笛が鳴りました。
ラスペルが口を尖らせ、楽しそうに一吹きしたようです。
「流石。
では是非ともそういう気にさせて下さい」
ラスペルはくつくつ笑います。
同時に長い脚を組み、背もたれにゆったりと体を預けます。
余裕ある大物じみたその姿は、なんとも彼女に似合っていました。
248 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/18(土) 23:09:08.24 ID:cNfTIDcwo
「私の方はいかがでしょうか?」
今度はショコラです。
流石にあなたも慣れたものでした。
そう来るだろうなと当然思っていたので、もう何ともありません。
伊達に六人の精霊と暮らしてはいないのです。
あなたはショコラの、実に慎ましい姿を眺めました。
白い肌の体は、どこもかしこも細く作られていました。
抱き締めれば折れてしまうのではないかとさえ思えます。
余分な肉はまるで見当たらず……そして男を誘うための部位もぺったんこでした。
正確には、幾らかはあるかも知れません。
殆ど完全な平地と呼んで良いさくらやちえりと比べれば、もう少し隆起している可能性はあります。
逆に言えば、あの幼い双子が比較対象に出される程度の慎ましさでした。
そういう体を黒い修道服でぴったり隠し、聖性と貞淑、二つの言葉が実に似合う姿です。
彼女へ向く男の意思など決まったようなものでした。
「清らかな物ほど汚したくなる。
そういうものでしょう、主」
「そういうものなのですか?」
そういうものです。
代弁したラスペルに同意し、あなたはしっかり頷きました。
隠された物こそ暴きたくなるものです。
ウィンプルの前面と側面から零れたチョコレート色の、緩やかに波打ったセミロングの髪。
そういった宝物の存在を示唆されていれば尚更でした。
「なんと光栄な事でしょう。
……常に身を清めるよう、心がけておきますね」
249 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/18(土) 23:15:11.95 ID:cNfTIDcwo
神に仕える修道女が、男に求められる事を光栄と称する。
それも、まだ十代の中ほどの少女が。
そこにあなたは苦笑しました。
以前の世界では到底お目にかかれません。
これこそが常識の差なのだと、あなたは改めて目に焼き付けます。
さて、彼女達からの質問にあなたは答えました。
その逆。
何か聞いておきたい事があれば雑談の種とするのも良いでしょう。
>>下1 質問があればどうぞ(二人に同じ質問でも、一人ずつに別個の質問をしても構いません。沈黙を選ぶ事もできます)
250 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 23:19:03.52 ID:gPui3oPA0
そろそろ家を増築しようと考えてるんだけど、二人は欲しい施設とかある?
251 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/18(土) 23:19:43.01 ID:FjCrSwEc0
何か言っておきたいことはあるか
252 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/18(土) 23:29:24.79 ID:cNfTIDcwo
「そろそろ家を増築しようと考えてるんだけど、二人は欲しい施設とかある?」
あなたは二人の希望を聞いてみる事としました。
まとまった金銭が手に入り、実際増築を考えているのです。
折角ですからそこに希望を織り込んでも良いでしょう。
その問いに先に答えたのは、ショコラの方。
「いいえ、何もありません。
礼拝堂と寝床さえあれば私は十分です」
淡く笑みながら彼女はそう言いました。
修道女から連想される姿のまま、清貧な答えです。
253 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/18(土) 23:40:30.20 ID:cNfTIDcwo
対してラスペルは明確な答えを返しました。
「私は遊技場が良いですね。
召喚されたからには、どうせなら賭け事の一つもしてみなければ」
なるほど、こちらも似合いでした。
あなたの脳裏には余裕の表情でカジノのチップを積み上げるラスペルの姿が描かれました。
焦ったディーラーがイカサマに走り、それを見事に見抜いて出し抜くまでの流れと共に。
勿論、家族間で行うトランプ遊びや何やらでそこまでなる事は無いでしょうが。
あなたは忘れないよう心に留めました。
次回の増築の時、彼女の要望を通すのも悪くありません。
カードの他にも、ダーツやビリヤードなど、ちょっとした楽しみの時間は間違いなく増えるでしょうから。
254 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/18(土) 23:53:14.36 ID:cNfTIDcwo
その辺りで、あなたの眠気はそろそろ限界に達しました。
ひときわ大きなあくびが止める間もなく漏れ、瞬いた目を開けるのが億劫になってきています。
あなたは二人に露天風呂と二階の部屋を案内しました。
残りの話は皆が揃ってから。
それまでは休んでいてもらう他ありません。
申し訳ないと再び頭を下げるあなたを、二人は快く許してくれました。
夜更かしのツケは、翌日に見事に支払う羽目になりました。
目が覚めたのは皆の朝食が終わった少し後。
気まずい気持ちで居間に入ったあなたを迎えたのは、早速二人と打ち解け始めた、あなたの家族達だったのでした。
255 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:02:54.01 ID:wy/HjjhPo
(出さなきゃいけない情報なのにずっと忘れてたやつ)
■ 今週の領地変動 / 詳細
◆ 領地状況
『生活』 現状を維持しています。
『健康』 僅かに減少しました……。
『嗜好』 減少しました……。
『文化』 僅かに成長しました。
◆ 嗜好品(自領)
『トウモロコシ』を用いた酒造りが研究されています。
『サクランボ』の栽培が行われています。
『タコス』が流行しています。
◆ 嗜好品(流入)
『砂糖菓子』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
『サトウキビ』の栽培研究が行われています。
『チーズ』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
『コーヒー』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
◆ 文化(自領)
『運動場』が整備されています。
『猫の居る広場』が整備されています。
『彫金細工』が流通しています。
◆ 文化(流入)
『楽団』が小規模な活動を行っています。
『劇場』の建設計画が議論され始めています。
『牧場』の建設計画が議論され始めています。
256 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:03:59.04 ID:wy/HjjhPo
■ 10月 1週目
◆ 領地状況
『生活』 ☆☆☆
『健康』 ☆☆☆☆☆☆
『嗜好』 ☆
『文化』 ☆☆
◆ 作付状況(4/4) 拡張費用 『2000金貨』
『畑@』 トウモロコシLv6 生活+3 文化+1 65金貨/週 +10
『畑A』 ホウレンソウLv10 健康+7 文化+1 75金貨/週 +10 ※ 交易中 ※
『畑B』 トマトLv3 健康+1 文化+2 45金貨/週 +10
『畑C』 サクランボLv5 嗜好+3 50金貨/週 +10 ※ 交易中 ※
◆ 待機作物リスト
キャベツLv3 健康+2 40金貨/週
アスパラガスLv1 健康+2 35金貨/週
カカオLv1 健康+1 嗜好+3 文化+1 60金貨/週
◆ 精霊リスト(7/7) 拡張費用 『1200金貨』
『ロコ』 N+ トウモロコシの精霊 好感度 63/100
『スピナ』 R+ ホウレンソウの精霊 好感度 100/100
『さくら&ちえり』 R サクランボの精霊 好感度 53/60
『ルシュ』 N キャベツの精霊 好感度 34/60
『マト』 R トマトの精霊 好感度 39/60
『ラスペル』 R アスパラガスの精霊 好感度 10/60
『ショコラ』 SSR カカオの精霊 好感度 10/60
◆ フレンドリスト
『南方の御使い ユーリ』 欧風文化 友好度37
『草原の御使い フィオ』 ??文化 友好度10
『山岳の御使い レーヴェ』 ??文化 友好度10
『離島の御使い イブキ』 ??文化 友好度10
◆ 倉庫
『2396金貨』
『天命の種 x1』
◆ 家具
『三人がけソファセット』
『源泉掛け流し露天風呂』 ※ 混浴解禁 ※
257 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:05:23.31 ID:wy/HjjhPo
■ 新規クエスト
◆ メインクエスト 『聖域は愛に満つ』
『生活』が☆☆☆以上
『健康』が☆☆☆以上。
『嗜好』と『文化』の合計が☆☆☆☆☆☆以上。
精霊の好感度の合計が500以上。
上記の条件を満たした状態で月末を迎える。
◆ サブクエスト 『南方の御使い-2』
「南方の御使い ユーリ」の友好度が60以上。
上記の条件を満たした状態で週を跨ぐ。
◆ サブクエスト 『鋼の少女』
「領主の館」への外出回数が2回以上(0/2)
「?????」を召喚済み。
上記の条件を満たした状態で月末を迎える。
◆ サブクエスト 『愛の日、その顛末』
「ショコラ」を召喚済み。
上記の条件を満たした状態で、2月2週目を迎える。
◆ キャラクタークエスト 『泰然自若』
「ラスペル」の好感度が40以上。
過去にウリボーの被害が発生した事がある。
上記の条件を満たした状態で、ラスペルとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『罪深き者』
「ショコラ」の好感度が40以上。
カカオを過去に作付した事がある。
町に「牧場」が建設済み。
町に「羊毛」が流通している。
上記の条件を満たした状態で、ショコラとの交流を行う。
258 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:06:06.32 ID:wy/HjjhPo
■ 待機イベント一覧
◆ メインクエスト 『聖域は愛に満つ』
『生活』が☆☆☆以上
『健康』が☆☆☆以上。
『嗜好』と『文化』の合計が☆☆☆☆☆☆以上。
精霊の好感度の合計が500以上。
上記の条件を満たした状態で月末を迎える。
◆ サブクエスト 『南方の御使い-2』
「南方の御使い ユーリ」の友好度が60以上。
上記の条件を満たした状態で週を跨ぐ。
◆ サブクエスト 『鋼の少女』
「領主の館」への外出回数が2回以上(0/2)
「?????」を召喚済み。
上記の条件を満たした状態で月末を迎える。
◆ サブクエスト 『愛の日、その顛末』
「ショコラ」を召喚済み。
上記の条件を満たした状態で、2月2週目を迎える。
◆ キャラクタークエスト 『褐色の誘い』
「ロコ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。
上記の条件を満たした状態で、ロコとの混浴を行う。
◆ キャラクタークエスト 『楽園の夜』
「スピナ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。
上記の条件を満たした状態で、スピナとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『わかってきたわ、わかってきたの』
「さくら&ちえり」の好感度が40以上。
サクランボを作付している。
上記の条件を満たした状態で、さくら&ちえりとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『目には目を、歯には歯を』
「ルシュ」の好感度が40以上。
「ルシュ」の召喚から1ヶ月以上が経過している(8月3週召喚)
上記の条件を満たした状態で、ルシュとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『精霊をダメにするあなた』
「マト」の好感度が40以上。
「精霊をダメにするクッション」を購入済み。
上記の条件を満たした状態で、マトとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『泰然自若』
「ラスペル」の好感度が40以上。
過去にウリボーの被害が発生した事がある。
上記の条件を満たした状態で、ラスペルとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『罪深き者』
「ショコラ」の好感度が40以上。
カカオを過去に作付した事がある。
町に「牧場」が建設済み。
町に「羊毛」が流通している。
上記の条件を満たした状態で、ショコラとの交流を行う。
259 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:07:17.30 ID:wy/HjjhPo
■ 今週の行動選択 / 雑事
『選択肢』
◆ 作付変更
◆ 施設拡張
◆ 妖精のお店
◆ 何もしない
>>下1
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/19(日) 00:07:38.01 ID:WpfP1GzaO
お店
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 00:09:35.13 ID:ttJu9Ke4o
ウリボー牧場?博物館コースかな?
262 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:15:52.89 ID:wy/HjjhPo
あなたは家を見渡しました。
……何とも言えず、殺風景です。
勿論、何も無い訳ではありません。
ローテーブルを囲むソファの一角は皆の憩いのスペースですし、窓際には小さな鉢植えも飾られています。
しかし、最低限の家具ばかりでは誤魔化しきれない部分も多々あります。
そろそろ家具を追加しても良い頃だろう。
そう判断したあなたは、いつものように金貨を放り投げました。
「うひゃーい!」
「きょうもすてきないろつやねぇ」
「これはこれはみつかいさま、いかなごよーけんでー?」
途端に現れるのは、これまたいつもの顔ぶれです。
金貨を体いっぱい使って抱いてご満悦。
そんな妖精達にあなたは交渉を持ちかけました。
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 00:17:11.48 ID:RwIk3Pt90
畑を考えてひとつだけ買うか、増築分だけ考えて多目に買うか、悩みどころやね。
264 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:20:31.60 ID:wy/HjjhPo
どさっと置いたのは金貨の入った袋です。
中身は百枚。
家具一つにはお高いですが、彼らの腕を考えれば適正価格という所でしょう。
「あぁ、なんてはっぴーなじゅうりょうかん……」
「でも、きんかのうみでおよぐには、ちょっとたりないこのかんじ」
「……もーひとこえ?」
あなたは苦笑し、袋を一つ追加しました。
妖精達は歓喜に踊り、どんな家具でもお作りしますと請け負います。
この分ならば、まず手を抜かれる事も無さそうでした。
■ 家具は一つ 『200金貨』 で購入できます。
265 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:21:36.22 ID:wy/HjjhPo
◆ ひろびろダイニングテーブル
大家族向けの大型ダイニングテーブル。
熟練の職人妖精による丈夫な作り、十人乗っても大丈夫。
『パーティー』が解禁されます。
◆ 快適ダブルベッド
一人寝が寂しいあなたに。
余裕をもったワイドダブルサイズで三人ぐらいはぐっすり快適。
『ピロートーク』『朝チュン』が解禁されます。
◆ どっしりバーキャビネット
重厚感ただよう木製キャビネット、大人の夜のお付き合いに是非おひとつ。
なお、お酒は付属しておりませんので各自ご用意ください。
『飲酒』が解禁されます。
◆ 大容量本棚
小説、絵本、詩集がどっさり付属したお得な一品。
あなたもこの機会に、読書を始めてみてはいかがでしょう。
◆ 大きなのっぽの柱時計
ちゃんと動きますし鳩も出ます。
家族の時間を共に刻む、素敵なおじいちゃん時計。
◆ 精霊をダメにするクッション
あー、ダメダメ、快適すぎます。
あの子やその子の意外なダメっぷりが見れるかも知れませんが中毒性に注意です。
◆ 不思議な絵画
その日の気分によって自分を描き変えるちょっと変な絵画。
時々リアルな裸婦画になって気まずい雰囲気を漂わせる以外は全く無害です。
◆ アロマディフューザー
ア ロ マ デ ィ フ ュ ー ザ ー 。
蒸し蒸し。
精霊召喚に何らかの影響があるとの噂があったりなかったり。
◆ お洒落な出窓
居間の窓を出窓に改造。
お花なんか並べてちょっと気取ってみませんか?
◆ ロッキングチェアwithウッドデッキ
ちょっとお洒落な空間をトトンと増築。
素敵な昼下がりのお昼寝にオススメ。
◆ その他 (自由記述)
妖精さんはとっても器用。
欲しい家具があれば特注しちゃえば良いのです。
266 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:23:37.55 ID:wy/HjjhPo
>>下2
購入する家具を選択して下さい。
家具は一度に 「三つ」 まで購入可能です。
何も買わずに終わらせる事もできます。
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 00:24:06.37 ID:RwIk3Pt90
ダブルベッド、バーキャビネット、クッションを購入
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 00:24:09.90 ID:DJV35RnVo
かそくした
269 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 00:24:15.63 ID:ttJu9Ke4o
クッション、テーブル、アロマ
270 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:37:27.82 ID:wy/HjjhPo
あなたは三つの家具を購入しました。
恐ろしい程に柔らかく体を包んでくれる、巨大クッション。
総勢九人となった一家全員でパーティーを開いても足りる程の、大型ダイニングテーブル。
そして……。
(……アロマディフューザー)
です。
あなたの目の前、妖精さんの謎の技術でミストを発するそれは、良い香りを部屋中に届けてくれます。
心安らぐリラックス効果も高いそれは、しかし真価は他にありました。
これにはガチャに関する都市伝説があるのです。
アロマディフューザーで緑色の人物を蒸す事で、望む結果を引き当てられるのだと。
あなたはそっと、談笑する家族を眺めました。
緑に該当するのはスピナ、ルシュ、ラスペル辺りでしょう。
特に助手ポジションに適正が高そうで髪まで緑なルシュが恐らく最適です。
次回の祈りの形は決まりました。
ルシュには苦労をかけるやも知れませんが……必要な犠牲というものです。
あなたは心の中で、そっと彼女に頭を下げました。
271 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:43:00.06 ID:wy/HjjhPo
■ アロマディフューザー
ある程度のガチャの操作が可能となる。
希望するレアリティの当選確率を引き上げ、それ以外を引き下げる。
希望レアリティが低い程、大きく確率が変動する。
例1)
「輝く種」を使ってノーマルを希望 → 通常は01〜50のところ、01〜80でノーマル当選
例2)
「輝く種」を使ってSレアを希望 → 通常は86〜00のところ、76〜00でSレア当選
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 00:48:48.12 ID:adORig/5o
不憫だとは思う
でも蒸すならどう足掻いてもルシュなんだよなぁ(諦観)
273 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:51:34.13 ID:wy/HjjhPo
■ 今週の行動選択 / メイン
購入した家具の内、最も好評だったのはクッションでした。
特にちびっこ達に大人気です。
今もうつ伏せに埋もれたマトを挟み込むように双子が飛び込み、わちゃわちゃと騒いでおりました。
これは取り合いが起きるかも知れません。
あなたはそっと妖精をもう一度呼び寄せ、オマケとしてもう一つ同じクッションを要求しておきました。
新しく二人も増え、聖域はまた一段賑やかになっていきそうです。
そんな週をどう過ごすか、あなたはのんびり考えました。
274 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:52:07.96 ID:wy/HjjhPo
『選択肢』
◆ 精霊との交流
◆ 精霊召喚 (選択不可/人数制限)
◆ 文通
◆ 外出
>>下1
275 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 00:53:04.74 ID:Sm4ewffcO
交流
276 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:55:08.87 ID:wy/HjjhPo
■ 精霊との交流
◆ 精霊リスト(7/7) 拡張費用 『1200金貨』
『ロコ』 N+ トウモロコシの精霊 好感度 63/100
『スピナ』 R+ ホウレンソウの精霊 好感度 100/100
『さくら&ちえり』 R サクランボの精霊 好感度 53/60
『ルシュ』 N キャベツの精霊 好感度 34/60
『マト』 R トマトの精霊 好感度 39/60
『ラスペル』 R アスパラガスの精霊 好感度 10/60
『ショコラ』 SSR カカオの精霊 好感度 10/60
※ 同時に二人までを指定できます ※
>>下1〜3まででコンマが中間のもの コンマ被りの場合は仲間外れが当選 全部被りは都度処理
277 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 00:55:30.03 ID:6VrDcVfsO
ラスペル、ショコラ
278 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/11/19(日) 00:55:30.26 ID:RwIk3Pt90
ルシュ マト
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 00:56:13.61 ID:ttJu9Ke4o
マト、ショコラ
280 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 00:57:40.14 ID:wy/HjjhPo
■ 交流対象決定
ルシュ & マト
281 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 01:16:57.48 ID:wy/HjjhPo
前回の約束より、一月が経ちました。
何の話かと言えば。
「宣言通り、今回は勝たせて頂きますよ」
やる気満々。
クイッと直したメガネも眩く光る。
優等生タイプのアウトドア派、ルシュとの再戦の約束です。
今回の彼女は随分と自信があるようです。
それもそのはず。
畑仕事と家事の合間を縫って体力作りに励むのを、あなたは時折目にしていました。
召喚されてすぐだった一月前とはまるで違う勝負になるでしょう。
「ふ、良い気迫である。
この私を立会人に争うのだ。
そうでなければ格が足りぬという物よ」
それをふんぞり返って、応援してるのかしてないのか良く分からないのがマトちゃん様です。
今日はどうやら御機嫌な尊大モード。
たゆんとしたお胸を張って元気いっぱいです。
なお、勝負に参加するかとあなたが誘った所、
「え、やだ……めんどい……」
とガッツリ素に戻って否定されたので、今回は審判としての参加です。
282 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 01:30:47.58 ID:wy/HjjhPo
「それで、一体何で競おうというのか。
私の目を楽しませるに足る物と、期待しても良かろうな?」
マトちゃんは赤い液体で満たされたグラスを片手に、片目を閉じて気取ったポーズで問いかけます。
そのグラスの中身がワインでも何でもなくトマトジュースだと知ってさえいなければ、もう少し決まって見えたでしょう。
後、どう考えても屋外でグラスを揺らした所で格好は良くありません。
そこが色々残念でありました。
ともあれ、あなたはルシュに目を向けます。
準備運動の屈伸をしていた彼女は、挑むように見返しました。
「御使い様の決定に従いますよ。
どうぞ、勝てそうだと思うものを選んでください」
「……へぇ、言うじゃないか」
「挑戦者はこちらですからね。
勝者への礼儀ぐらいは通しませんと」
完全に挑発でした。
互いにニヤリと獰猛に笑み、見詰め合います。
283 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 01:35:41.96 ID:wy/HjjhPo
ここは乗っておくべきでしょう。
きっとその方が面白いに違い有りません。
何せ遊びというものは、ムキになった方が余程楽しいのです。
>>下1 何で競う?(運動)
284 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 01:39:34.26 ID:UATMWCoDO
トライアスロン風
285 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 02:04:32.39 ID:wy/HjjhPo
あなたは腕を組んだ仁王立ちの姿勢を取りました。
そこから片腕だけをゆらりと上げ、パチンと指を弾きます。
「およびですかなー?」
妖精さんカモン! のポーズです。
やるからには全力でぶちかまそうと、あなたは彼らの投入を決定したのです。
あなたが選択した競技には欠かせない物があります。
自作するには少々どころではなく難しいのですが、妖精さんならばきっとどうにかしてくれるでしょう。
彼らの謎の技術でどうにかならない物はそう多くないはずです。
「自転車二つ、詳細はテレパシーか何かで読み取って!」
「あいよぉー」
そうして出来上がったのが、あなたの眼前に並ぶ二台となりました。
286 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 02:05:14.99 ID:wy/HjjhPo
意識ぶつぶつでクッソ眠いので途中ですがここで。
日曜使ってどうにかします、おやすみなさい。
287 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 02:07:00.72 ID:HUJrtCmu0
乙
自転車…まず乗れるのか?
288 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 02:11:51.53 ID:ttJu9Ke4o
乙〜
プールあったっけ?川や湖、海が近いとか
289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 03:40:58.20 ID:Osn+eL2io
>>287
だからかてるんでしょ
さすがみつかいさまきたない
290 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 14:12:18.79 ID:RwIk3Pt90
うまくいけば今回でマトとルシュのキャラクエ条件達成できるけど、同じ組って連続で選択していいんだっけ?
291 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 16:25:23.29 ID:wy/HjjhPo
>>290
特に制限無いので大丈夫です
ずずいと6時からやっていきますねー
292 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 18:04:38.74 ID:wy/HjjhPo
●┃┃
━━━━ ● ● ● ● ● ● ● ● ●
●┃┃
「は、離すなよ!
絶対、絶対だぞぅ!」
「大丈夫大丈夫、ちゃんとついてくから」
さて、およそ30分後。
あなたはマトちゃんと自転車の練習を行っておりました。
は? 勝負?
そんなもの自転車で走り始めた直後に決着しました。
当たり前の事です。
何故って、ルシュは今まで自転車など見た事も聞いた事も無いのです。
バランスを取って走るなど出来る訳も無く、1m進んでは転ぶか足をつくか、を繰り返すばかり。
それを尻目にあなたは颯爽と離れた所にある川に向かい、結構な幅のあるそこを渡ってまた戻り、自転車を押しながら走り戻りました。
その途中で、ようやく転ばなくなったもののフラフラとスピードを出せない彼女へ軽快に片手を上げながらです。
敗北の可能性など有り得るはずもありません。
お前も悪い奴だなー。
いやいや真剣勝負とはこういうものだからね。
悪い笑顔で審判のマトとハイタッチを交わし、完全な勝利宣言です。
競技の決定権を手放した方が悪いのです。
293 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 18:07:16.60 ID:wy/HjjhPo
ルシュが戻るまでは相当かかるでしょう。
あの様子では未だに川に辿り着いているかも怪しい所です。
辿り着けても、疲労困憊では泳いでの往復と走っての復路も辛いはずです。
そもそも完全敗北が確定している状況ではモチベーションだって保てません。
途中で力尽きないか、という点に関しては妖精さんに緊急時の支援を頼んでおいたので万全ですが。
そういう訳で手持ち無沙汰となったあなた達は、ちょっと自転車の練習を始めたわけです。
挑発に乗った結果のノリで作った自転車ですが、これで中々良い遊びになりそうでした。
家と畑、それと丘以外に大した物の無い聖域でも、風を切って走るのは中々のもの。
いっそ全員分作るのも良いかも知れないとあなたは思いました。
問題となるのは一人で乗れるようになるまでの練習ですが。
「ちゃんといるか!? 掴んでるか!?」
「大丈夫大丈夫、ここに居るよー」
これさえ楽しいひと時です。
後ろを押さえず、真後ろをついて走りながらあなたは答えました。
掴んでるとは言ってないので嘘ではありません。
セーフセーフ。
294 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 18:07:49.10 ID:wy/HjjhPo
「ほ、本当に居るか!?」
「あっ」
と、残念ながらバレてしまいました。
必死にバランスを保ちながら、マトが顔だけ振り向いたのです。
見てしまえばそれまで。
あなたが自転車を支えていないのは一目瞭然です。
ぬわー!
妙な悲鳴を上げて、マトちゃんは自転車から放り出されました。
振り向いた事と、知ってしまった事実。
その二つがバランスを崩壊させたのです。
あなたは前方に飛び込んで、地面に転がる前に小さな体を掬い上げました。
咄嗟にマトもあなたに縋りつき、むにゅりと押し付けられたお胸が役得としてあなたを楽しませます。
295 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 18:08:42.27 ID:wy/HjjhPo
「ううう嘘つき! 嘘つき!
御使いのばか! あほ! えぇと、嘘つき!」
涙目でぽかぽかとあなたを叩くマトちゃんです。
罵倒のバリエーション不足にあなたは何となくほっこりしました。
キャラはどこかに吹っ飛んでいます。
まぁ、練習中に既に怪しかったのですが。
そんなマトに、あなたはごめんごめんと謝りました。
同時に赤い頭をよしよしと撫でながら。
しばらくの間唇を尖らせていたマトちゃんですが、やがて矛を収めてくれました。
「……これ、本当に乗れるようになんの?」
そして、自信無さげに自転車にジト目です。
でも実際問題無いでしょう。
マトちゃんの筋も中々良いのです。
やや頼りないよたよたした感じではありますが、もう乗れているのですから大した物です。
真っ直ぐに走れるようになるまで、そう時間はかからないでしょう。
296 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 18:20:05.82 ID:wy/HjjhPo
あなたがそう伝えようとした、その時。
「――コツを教えてあげましょうか」
背後から、何やら不吉な空気が漂いました。
297 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 18:27:56.39 ID:wy/HjjhPo
「必要なのはちょっとした勇気です。
これはどうやらスピードを出した方が安定するようですので。
思い切って踏み込む事が大切です」
それはまさしくコツそのものでした。
スピードに乗った自転車はしっかり安定しますし、そこからバランスの取り方を学ぶのもグッと楽になります。
「さ、流石。
自分一人で気付くのは、な、中々出来る事じゃないよ」
ぎぎぎ、と音が出そうな動きであなたは振り返りました。
そこに居たのは、勿論。
「……御使い様程ではありません。
今回のこれは予想外でした、えぇ、色々と。
流石は御使い様です」
髪と服からポタポタと水を滴らせるルシュでした。
ひえっ、と腕の中から小さな音。
ともすればあなたも似た声を漏らしそうになります。
ニコニコとした笑顔のルシュは、それに十分な覇気を纏っていたもので。
「敗北が確実だったので帰りも自転車を使いましたが……構いませんね?」
競技者であるあなたと、審判であるマト。
二人は揃って頷くほかありません。
298 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 18:37:51.37 ID:wy/HjjhPo
「では、勝者の権利をどうぞ?
私は敗者としてそれに従いますので」
自転車のスタンドを立てて、ルシュは言います。
表情は笑んだまま。
普段通り背筋が伸びた良い姿勢で。
ですが、メガネの奥で細められた眼と、放たれる雰囲気だけがゴゴゴと音を立てるようでした。
そんな彼女へと、あなたは命令しなければなりません。
前回、ランニングで勝利した時と同じく、です。
>>下1 何を命令しますか?
299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 18:41:32.73 ID:JZqlg1Gi0
褒めてもらう
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 18:54:00.14 ID:89xT2bVDO
ヤベェ煽ってるようにしか思えない
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 19:01:45.43 ID:HHmwAVSXO
この鬼!悪魔!御使い!
302 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 19:12:51.74 ID:wy/HjjhPo
変な事を命令すればどうなるか。
あなたは想像し、ぶるりと震えました。
腕の中のマトも同じく、穏便に穏便にと視線でメッセージを伝えてきます。
しかし。
あなたはここで手を緩めてはならないと、逆に考えました。
あなたは勝者であり、ルシュは敗者なのです。
罰ゲームに手心を加えるのは何か違うでしょう。
覚悟を決めて、あなたは命令を口にしました。
出来る限り胸を張って、ルシュを煽りにかかります。
さぁ俺をもっと褒めるのだ。
ルシュを完膚無きまでに負かしたその予想外の策略を称えるが良い。
まるでどこかの赤い子のように、あなたは要求しました。
「えぇ、分かりました。
そのくらいならこちらも楽で助かります」
と、その途端に急に空気が軽くなりました。
おや?
あなたは安堵しつつ首を傾げます。
ルシュは明らかに怒っていた様子で、煽りにかかれば何かしらのよろしくない展開はあると思っていたのですが。
「ふふ、怒ってなどいませんよ。
そもそも決定権を手放したのは私ですから。
卑怯とは言わないでくださいね? お互い様です」
ルシュに一杯食わされたようです。
くすくすと笑ったルシュは、どうやらキツイ命令が来ないようにと演技をしていた様子でした。
303 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 19:25:29.49 ID:wy/HjjhPo
あなた達は、まず家に戻って着替えました。
服を脱いで泳いだあなたはともかく、ルシュはずぶ濡れです。
そろそろ気温も下がってきた近頃ですから風邪を引いてはいけません。
そうして今、再びソファに集まっていざ罰ゲームの執行です。
「……だけど、これって必要?」
「だと思いますよ。
この方が褒めている感じがより大きくなるかと」
ルシュはあなたの頭をふとももの上に招いていました。
あなたの胸と頭の上に手を置き、幼な子にするように撫でてもいます。
ローテーブルには買ったばかりのアロマディフューザーを配し、あからさまにリラックス効果を狙っています。
他にも花を飾り、甘いサクランボを用意し、服装だって足の柔らかさを遮らないようにと短いスカートにタイツという姿。
全力であなたを甘やかし褒め称えようという構えでした。
これは早まったかも知れません。
証拠に、対面に座ったマトちゃんは随分ニヤニヤしています。
トマトジュースを楽しみながらふんぞり返っていました。
完全に愉快な出し物にされています。
304 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 19:51:50.10 ID:wy/HjjhPo
「改めて、流石は御使い様です。
やるとなったら真剣勝負。
手を抜かずに何としても勝ちを掴み取る姿勢は見習いたく思います。
だからこそこちらも挑み甲斐があるという物です」
ルシュは早速あなたを褒め始めました。
あなたの頭を優しく撫で、すごいすごいと持ち上げます。
別に凄くない事でも、とにかく凄い事にされました。
ルシュが一つ言葉を発する度に、あなたは気恥ずかしくて仕方ありません。
特に酷かったのは「自転車を知っていたのが凄い」という言葉でした。
現代日本に生まれれば誰でも知っている事を褒められて喜べる者などそうそう居ないでしょう。
うう、と思わず縮こまれば。
「どうしました、御使い様?
あぁ、もっと甘えたいんですか?
よしよし、良い子ですね」
あなたの頬を包み込むように手を当てられ、可愛がられる始末。
305 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 20:00:18.13 ID:wy/HjjhPo
それを楽しそうだと思ったのでしょうか。
いつのまにか寄ってきたマトちゃんまで参戦です。
「一人では足りないという事ではないか?
くく、甘えん坊め。
ほぉら、私が手を握っていてやろう」
ニヤニヤ笑いながら言う彼女は、ローテーブルとソファの間に座りました。
目線を合わせたあなたの手をしっかり握ります。
それだけではありません。
「んー? そうかそうか、これが欲しいか。
全く仕方の無い奴だ」
サクランボを一つ摘み上げ、あなたの口に押し込みました。
そろそろやめにしよう。
そんな言葉を吐きかけたあなたを止める意図は明白です。
小振りな果実と共に口内に差し込まれた指の感触に、あなたは目を白黒です。
306 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 20:12:38.88 ID:wy/HjjhPo
「はい、もぐもぐしましょうね。
……ふふふ、とってもお上手ですよ。
すごいですねー」
「くくく、本当にすごいなー、御使いは。
偉いぞ♡ 偉いぞ♡」
あ、これはしばらく玩具コースだな。
あなたは確信し、何もかもを諦めました。
頭をなでなで。
手をにぎにぎ。
口をもぐもぐ。
最早逃れる事は叶いません。
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 20:13:41.83 ID:kphf9m8d0
満足するまで弄られ続けるのか…
308 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 20:21:35.28 ID:wy/HjjhPo
ならばと、いっそあなたは楽しんでしまう事にしました。
美少女二人に全力で甘やかされる機会など、普通は経験など出来ないのです。
捨てるのです。
羞恥心など不要、ぽいっと捨てるのです。
そんな女神様っぽい幻聴に背を押され、あなたは追加のサクランボを要求しました。
「よーしよし、いいぞいいぞ。
ほぉら美味しかろうひゃぅっ!?」
かりっ、そしてぺろり。
あなたがマトの指に悪戯すると、可愛らしい悲鳴が上がりました。
噴出すような音に眼を向ければルシュは楽しそうに笑っています。
目と目を合わせてアイコンタクト。
ルシュの瞳の奥に、悪戯な光が宿りました。
309 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 20:37:59.44 ID:wy/HjjhPo
あなたは逃げていくマトの手を握りました。
既に指を絡めていた方と合わせて、両手が塞がった格好です。
「うーん、まだ足りない。
サクランボもう一個貰えるかな?」
「でもどうしましょう。
私は頭を撫でるので精一杯です。
ここはマトさんにお願いしませんと」
あなたとルシュ。
揃ってわざとらしく言い、マトに視線を投げかけます。
えっ、えっ、と困惑するマト。
両手は塞がっているのですからサクランボなんて取れません。
どうすれば良いのかという彼女に、ルシュはさっくり追撃です。
「――口で取って、食べさせてあげれば良いのでは?」
ぴぃっ、と可愛らしい悲鳴でした。
310 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 20:53:21.49 ID:wy/HjjhPo
ローテーブルの上の皿。
ルシュの脚に寝転ぶあなたの口。
その間を何度も視線を行き来させ、真っ赤な少女はあわあわとしています。
頭を撫でるのをやめれば良い、なんて一言さえ出せない様子。
さて、マトはあなたに口移しが出来るかどうか。
出し物はこうして新しい物に変わりました。
実際結果がどうなったかは、この十分ほど後にマトは耳まで真っ赤にして唇を押さえていたと、そうとだけ伝えておきましょう。
311 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 20:53:57.05 ID:wy/HjjhPo
■ 好感度上昇判定
グッドコミュニケーション!
最低保証好感度 +4
>>下1〜2 コンマ下一桁が更に加算
下1 ルシュ
下2 マト
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 20:54:15.40 ID:RwIk3Pt90
や
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 20:54:27.85 ID:89xT2bVDO
マトちゃん様は弄られてるとさらに可愛いなぁ
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 20:54:28.31 ID:MLJICyTdo
あ
315 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 20:57:48.38 ID:wy/HjjhPo
『ルシュ』
34 + (4+10) = 48
『マト』
39 + (4+5) = 48
316 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 21:12:56.65 ID:wy/HjjhPo
■ 10月 2週目
あなたは荒い息で、ベッドに倒れこみました。
激しい運動で体が重く、もう少しも動きたくありません。
ですがそのまま眠ってしまう前にと、あなたは隣の細い体を抱き寄せました。
「あるじ、さまぁ……♡」
とろっとろになってしまったスピナです。
彼女の頭を僅かに持ち上げ、自分の腕を差し込んで枕としました。
あなたのベッドには枕は一つしか存在しないため、自然とこういう形にならざるを得ません。
また、シングルベッドの狭さでは密着して眠るしかないのです。
そこまで考えて、いや、とあなたは内心否定しました。
仮にダブルベッドを購入した所で、恐らくずっとこうだろうなと苦笑します。
だって、こうするのが一番心地良いのだとあなたもスピナも知っているのですから。
317 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 21:26:45.59 ID:wy/HjjhPo
余韻に身を震わせながら、スピナはあなたにくっつきました。
若い衝動に任せるまま。
三度もの戦いを経た体は互いに汗だくで、ぺったりと密着した素肌は熱を伝え合います。
そうして更に、スピナはあなたの唇を貪りました。
もしやまだ足りないのか。
あなたは戦慄を覚えましたが、どうやら違うようです。
深く求めるのではなく、戯れる形に近いそれは、余韻を楽しむ物。
そうと分かって、あなたも安心して応じます。
近頃はスピナも徐々に落ち着いてきました。
いつでもどこでも、では無くなってきています。
ただ、節度を覚えたかというとそういう訳でも無いのです。
毎日毎晩。
あなたが限界を迎えるまで美味しく頂かれているのですから。
318 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 21:33:18.84 ID:wy/HjjhPo
終わった後の口付けも、余り油断は出来ません。
ここでちょっと行動を間違えてしまうと、あなたは限界を超える羽目になってしまいます。
例えば。
「あるじさま、とても、素敵でした……」
ほう、と幸福と充足にスピナは熱い息を零します。
あなたはそんな彼女の頭の後ろに手をやり、優しく髪を撫でました。
もしここで背や腰、または早まって尻に手を伸ばそうものなら、スピナの胎には再度の火が灯ってしまうのです。
それを、あなたは実体験として十分に知り尽くしていました。
後は寝るだけ。
そうなるように慎重にスピナを愛する必要があるのです。
髪を撫でて少しずつスピナの熱を下げ。
うとうととしてきたら肩を抱き寄せ、夜の間に互いが落ちないように繋ぎ止める。
もうすっかり慣れた動作と共に、今日もまた幸せな一日は終わるのでした。
319 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 21:34:07.55 ID:wy/HjjhPo
■ 好感度自動上昇
『ロコ』
63 + 3 = 66
『さくら&ちえり』
53 + 3 = 56
『マト』
48 + 3 = 51
320 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 21:48:26.83 ID:wy/HjjhPo
■ 交易
翌日。
あなたは届いた報告書に目を通しました。
内容は、新たに始まった草原と山岳との交易に関してです。
あなたの希望通り、早速文化や品物の流入が始まっているようです。
草原からは、動物や乳製品が入り込んできています。
どうやら話を聞くに、草原に暮らすのは遊牧の民であるとの事。
土地が枯れていた頃は一所に留まる他無かったようですが、御使いフィオの降臨によって本来の日々が再開されたとか。
彼らの生活を支える動物の内、世話の楽な個体を買い取って牧場を作らないかという話も持ち上がっていました。
とても良い事です。
農耕の労働力、乳や肉などの食料、毛や皮も領民には貴重な資源となるでしょう。
この流れを後押ししたいなら、交易を続けるべきです。
また、山岳地方からも同じく流れ来る物があります。
なんとコーヒーです。
どうやら栽培に適した土地であるらしく、レーヴェの聖域だけでなく民の間でも栽培されているようです。
嗜好品……というよりも、どちらかといえば薬として利用されているとの事。
それでも問題は無いとあなたは頷きました。
薬としてだって有用ですし、飲み続ける内に嗜好品としての楽しみ方に気付く者も居るでしょう。
町の喫茶店で精霊とひと時を過ごす。
そんな時間を想像して、あなたは夢見るような心地でした。
◆ 友好度自動上昇
『フィオ』
10 + 3 = 13
『イブキ』
10 + 3 = 13
321 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 21:48:55.12 ID:wy/HjjhPo
(交易してる相手レーヴェじゃなくてイブキじゃねーかと気付いた顔)
322 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 21:56:16.10 ID:wy/HjjhPo
■ 修正版
離島からは……ちょっと独特な調味料が届いているとの事でした。
黒く、しょっぱく、さらさらの液体。
それと、茶色で、一見泥にも見える塊。
まさかと思い、あなたは慌ててサンプルの入った箱を開けました。
そこにあったのは、あなたも良く知る醤油と味噌に他なりません。
あなたの興奮は一瞬にして絶頂に達しました。
余りに懐かしい日本の味。
日本人の魂と呼んですら良い、神器レベルの調味料です。
和風文化サイコー!
あなたは完全に取り乱し、離島の方角へと何度も頭を下げて感謝の念を送りました。
323 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 21:58:51.02 ID:wy/HjjhPo
■ ログインボーナス
高まりきったテンションのままに、あなたは礼拝堂に突撃しました。
女神様センキュー!
意味不明な型破りなお祈りです。
もしこの場にショコラが居たならば頭を抱えたかも知れません。
が、実際居ないのでこんな祈りでも全然問題ねーのです。
>>下1 コンマ判定
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 21:59:59.46 ID:c89/I0qTO
へい
325 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 22:05:26.65 ID:wy/HjjhPo
小躍りするあなたの手元に、一枚の羽根が舞い降りました。
醤油と味噌は世界を超える。
女神様もお喜びなのだ。
拡大解釈を全開にしたあなたは、更に笑顔を深めました。
■ アイテム獲得
『女神の羽根 x1』
「好感度+1」の効果を持つアイテム。
次回交流した精霊に自動的に渡される。
複数所持している場合は1個ずつ消費される。
326 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 22:06:39.67 ID:wy/HjjhPo
■ 10月 2週目
◆ 領地状況
『生活』 ☆☆☆
『健康』 ☆☆☆☆☆☆
『嗜好』 ☆
『文化』 ☆☆
◆ 作付状況(4/4) 拡張費用 『2000金貨』
『畑@』 トウモロコシLv6 生活+3 文化+1 65金貨/週 +10
『畑A』 ホウレンソウLv10 健康+7 文化+1 75金貨/週 +10 ※ 交易中 ※
『畑B』 トマトLv5 健康+1 文化+2 55金貨/週 +10
『畑C』 サクランボLv5 嗜好+3 50金貨/週 +10 ※ 交易中 ※
◆ 待機作物リスト
キャベツLv4 健康+2 45金貨/週
アスパラガスLv1 健康+2 35金貨/週
カカオLv1 健康+1 嗜好+3 文化+1 60金貨/週
◆ 精霊リスト(7/7) 拡張費用 『1200金貨』
『ロコ』 N+ トウモロコシの精霊 好感度 66/100
『スピナ』 R+ ホウレンソウの精霊 好感度 100/100
『さくら&ちえり』 R サクランボの精霊 好感度 56/60
『ルシュ』 N キャベツの精霊 好感度 48/60
『マト』 R トマトの精霊 好感度 51/60
『ラスペル』 R アスパラガスの精霊 好感度 10/60
『ショコラ』 SSR カカオの精霊 好感度 10/60
◆ フレンドリスト
『南方の御使い ユーリ』 欧風文化 友好度37
『草原の御使い フィオ』 ??文化 友好度13
『山岳の御使い レーヴェ』 ??文化 友好度10
『離島の御使い イブキ』 ??文化 友好度13
◆ 倉庫
『1916金貨』
『天命の種 x1』
『女神の羽根 x1』
◆ 家具
『三人がけソファセット』
『源泉掛け流し露天風呂』 ※ 混浴解禁 ※
『ひろびろダイニングテーブル』 ※ パーティー解禁 ※
『精霊をダメにするクッション』
『アロマディフューザー』
327 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 22:07:20.43 ID:wy/HjjhPo
■ 今週の領地変動 / 詳細
◆ 領地状況
『生活』 現状を維持しています。
『健康』 僅かに減少しました……。
『嗜好』 減少しました……。
『文化』 僅かに成長しました。
◆ 嗜好品(自領)
『トウモロコシ』を用いた酒造りが研究されています。
『サクランボ』の栽培が行われています。
『タコス』が流行しています。
◆ 嗜好品(流入)
『砂糖菓子』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
『サトウキビ』の栽培研究が行われています。
『チーズ』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
『醤油』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
『味噌』が高級贅沢品として極一部で取引されています。
◆ 文化(自領)
『運動場』が整備されています。
『猫の居る広場』が整備されています。
『彫金細工』が流通しています。
◆ 文化(流入)
『楽団』が小規模な活動を行っています。
『劇場』の建設計画が議論され始めています。
『牧場』の建設計画が議論され始めています。
328 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 22:07:50.04 ID:wy/HjjhPo
■ 待機イベント一覧
◆ メインクエスト 『聖域は愛に満つ』
『生活』が☆☆☆以上
『健康』が☆☆☆以上。
『嗜好』と『文化』の合計が☆☆☆☆☆☆以上。
精霊の好感度の合計が500以上。
上記の条件を満たした状態で月末を迎える。
◆ サブクエスト 『南方の御使い-2』
「南方の御使い ユーリ」の友好度が60以上。
上記の条件を満たした状態で週を跨ぐ。
◆ サブクエスト 『鋼の少女』
「領主の館」への外出回数が2回以上(0/2)
「?????」を召喚済み。
上記の条件を満たした状態で月末を迎える。
◆ サブクエスト 『愛の日、その顛末』
「ショコラ」を召喚済み。
上記の条件を満たした状態で、2月2週目を迎える。
◆ キャラクタークエスト 『褐色の誘い』
「ロコ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。
上記の条件を満たした状態で、ロコとの混浴を行う。
◆ キャラクタークエスト 『楽園の夜』
「スピナ」の好感度が80以上。
「快適ダブルベッド」を購入済み。
上記の条件を満たした状態で、スピナとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『わかってきたわ、わかってきたの』
「さくら&ちえり」の好感度が40以上。
サクランボを作付している。
上記の条件を満たした状態で、さくら&ちえりとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『目には目を、歯には歯を』
「ルシュ」の好感度が40以上。
「ルシュ」の召喚から1ヶ月以上が経過している(8月3週召喚)
上記の条件を満たした状態で、ルシュとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『精霊をダメにするあなた』
「マト」の好感度が40以上。
「精霊をダメにするクッション」を購入済み。
上記の条件を満たした状態で、マトとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『泰然自若』
「ラスペル」の好感度が40以上。
過去にウリボーの被害が発生した事がある。
上記の条件を満たした状態で、ラスペルとの交流を行う。
◆ キャラクタークエスト 『罪深き者』
「ショコラ」の好感度が40以上。
カカオを過去に作付した事がある。
町に「牧場」が建設済み。
町に「羊毛」が流通している。
上記の条件を満たした状態で、ショコラとの交流を行う。
329 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 22:08:35.47 ID:wy/HjjhPo
■ 今週の行動選択 / 雑事
『選択肢』
◆ 作付変更
◆ 施設拡張
◆ 妖精のお店
◆ 何もしない
>>下1
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 22:09:58.77 ID:RwIk3Pt90
施設拡張 家
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 22:09:58.79 ID:BHJmySBBO
妖精
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 22:15:25.67 ID:89xT2bVDO
畑拡張のために貯金したかったが遅かった…
333 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 22:15:52.44 ID:wy/HjjhPo
「よし、皆居るな?」
確認の呼びかけに、全員分の返事が返ります。
あなた達は全員、家の外に集まりました。
万一何かあってはいけない私物も一緒に持ち出してきています。
何故かといえば勿論、家を広げるためにです。
二階の部屋も埋まりました。
これ以上精霊を増やすならば当然増築が必要です。
折角手に入った種を放置する事もありません。
たっぷりと収入もあった事ですし、ちょうど頃合だったのです。
「うでがなりますなー」
「こんどはどーする? したにひろげる?」
「ふつーによことうえでええんやないの?」
呼び出した妖精さんも、工具を振り回してやる気満々でした。
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/19(日) 22:16:11.91 ID:LpR2eL5sO
どっちやるか安価別にあるんじゃなかった?
335 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 22:19:50.82 ID:wy/HjjhPo
施設拡張の方には特に縛りありませんので「家」の指定が有効です。
また、畑を広げるには資金不足なので、どっちにしろ家が自動選択されます。
336 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 22:31:24.87 ID:wy/HjjhPo
突撃した妖精達は、いつものように凄まじい速度で改築を始めます。
まず基本となるのは新しい部屋。
これには迷う事なく二階の空きスペースが使われました。
大した特筆すべき点も無く、二つの部屋が生まれます。
同時に一階では、居間を挟んで私室の反対側に大きな部屋が作られます。
さてこれは何かと思えば、どうやら遊戯室のようでした。
壁にはダーツ盤がかけられ、ビリヤードの台やカジノテーブルが据え付けられています。
あなたはラスペルと顔を見合わせ、にっこりと笑顔を交わしました。
要望するまでもなく、妖精達は彼女が欲しい物を用意してくれたようです。
家の裏手、温泉側に向かった妖精達は湯の一部を引いて新たな施設を作りました。
有り余る敷地を生かした、広々とした温水プールときたものです。
ロコはさくらやちえりと手を合わせ、楽しそうな遊び場に大喜び。
メガネをくいっと直すスポーツウーマン、ルシュも心なしか期待を抱いていると見えました。
二階の壁からもりもり生えてきたのはバルコニーでしょうか。
お洒落な木製のテーブルと椅子がセットされています。
落ち着いた時間を過ごすにはもってこいでしょう。
337 :
◆qwMXGMSbw5bw
[saga]:2017/11/19(日) 22:33:59.42 ID:wy/HjjhPo
毎度の見事さに、あなた達は手を叩きました。
初見組は特に驚いた様子で、やんややんやと妖精達を誉めそやします。
「でもでも、このていどじゃあないんだなー」
「もうちょっとだけ、はたらきたりないこのかんじー」
「あとひとつぐらいなら、なにかやってあげてもいいですぞ?」
調子に乗った妖精達はそう言いました。
ソファセット、露天風呂、それらに次ぐオマケの家具のお時間です。
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