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ココア「滅びのココア」
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1 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/14(火) 21:44:48.14 ID:Ldm5pCf30
はじめに
・とある実在しない漫画をごちうさでやっただけのSS
(しかもその漫画名で検索してみるとあたかもあるかのようになってる)
・もちろん設定おかしい
・案の定の劣化SS
・脳内白紙のまま立てたのでかなりの遅筆
私はある日、右腕にとんでもない力を持ってしまった・・・
その力であらゆる物質をボロボロにしてしまう禁断の能力だ・・・
いいや、あれは呪いだよ。だってそんな力欲しくないだもん。
私の意思で手にした力じゃないんだもん。
その呪われた力のせいで友達もいなくなり。
大好きなお姉ちゃんやお兄ちゃんたちにも見捨てられ。
ここにいることもできなくなった・・・
どうして私がこんな目に・・・
どうして私の右手に触れたものは全て消えてなくなっちゃうの?
もちろん私にその強すぎる呪いの力を制御することなんてできない。
これじゃ誰とでも仲良くなれないし・・・
そうしてさまよい歩き続けたその時・・・
ココア「あ、村だ。でもこの右手でまたみんなを傷つけてしまいそうだし・・・」
ボオッ
ココア「あ〜また右手が・・・
何とかして制御しないと・・・
おなかもすいたし何か食べるものもらおう」
ココア「お願い・・・おとなしくしていて、私の右手・・・」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1510663487
2 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/14(火) 21:50:28.57 ID:Ldm5pCf30
木組み族の村
マヤ「あ、見慣れない人、さすらい人かな?」
メグ「でもあの人表情暗いよ。どうしたのかな?」
ココア「・・・・・」
マヤ「ようこそ、木組み族の村へ」
ココア「お願いだから私に近づかないで。死んじゃうよ」
マヤ「おい、それどういうことだよ?」
メグ「マヤちゃん!!お姉さんの手から・・・」
マヤ「うおおっ!」
3 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/14(火) 21:55:38.98 ID:Ldm5pCf30
マヤ「うお、こいつの右手が燃えている!」
マヤ「・・・・・」
マヤ「この炎は本物か?」
ココア「来ないで!!」
マヤ「あっちゃああっ!!」
メグ「マヤちゃん!」
ココア「あ、ごめん!大丈夫!?」
ココア「って、ええっ!?この子、あらゆるものをボロボロにする力を受けていながら
軽い傷を負っただけで済んでいる・・・いいや、よくないんだけど・・・」
マヤ「・・・・・」
4 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/14(火) 22:17:21.09 ID:Ldm5pCf30
マヤ「メグ。こいつ面白いぞ。右手から強烈な炎を出すことができるんだぜ」
メグ「でもマヤちゃん、やけどは大丈夫?」
マヤ「メグもこの前半魚人との戦いで私と共に負傷しただろ?
その時に比べればへっちゃらさ」
メグ「それはそうだけど・・・」
ココア「えっと・・・マヤちゃん、メグちゃんだっけ?」
マヤ「お、もう名前を覚えたのか」
メグ「他人に聞こえるような声で何回も名前を言ってたら普通に覚えるよ」
ココア「私はココア、よろしくね、マヤちゃん、メグちゃん」
マヤ「ココアだな、覚えたぜ」
メグ「ココアちゃん、よろしくね」
5 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/14(火) 22:44:05.43 ID:Ldm5pCf30
ココア「今日から私の妹だよ」
メグ「ええっ!?」
マヤ「も〜!調子に乗っちゃってさ〜」
ココア「こんなおねえちゃんでも親しく接してくれるなんて嬉しいよ」
ココア「だってこの力を持って以来みんなが私のこと避けるようになっちゃって・・・」
ココア「私自身もこの右腕でみんなを殺してしまうんじゃないのかと思って
みんなのことを避けていたよ。でも私がその力を誤って使った時・・・」
ココア「マヤちゃんは消えなかった」
マヤ「そんなの当たり前じゃん」
6 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/14(火) 22:56:09.28 ID:Ldm5pCf30
マヤ「だってこの程度のものでくたばってちゃ
私もメグも半魚人に一秒足らずで殺されてるぜ」
メグ「この村にも大量の半魚人が現れるようになって
戦いだらけの毎日になってるよ・・・」
ココア「その半魚人がこの村の平和を乱しているんだね・・・」
ココア「だったら私も戦うよ!村の平和を乱すなんて許さない!」
ガサッ
マヤ「うお!言ってるそばから向こうに大量の半魚人が・・・!」
メグ「あっちには確かチノちゃんが・・・!」
ココア「チノちゃん?マヤちゃん、メグちゃんのお友達?」
マヤ「そうだよ」
メグ「あ、早く行かないと・・・!」
ココア「あー!そうだった!」
7 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/14(火) 23:00:59.95 ID:Ldm5pCf30
そして
半魚人「ギャギャギャアアア・・・!」ドシャア!
チノ「・・・・・」
チノ「ふぅ、これで全滅ですね」
マヤ「チノーーー!」
チノ「あの声はマヤさんですね」
チノ「メグさんもいます。・・・知らない人を連れていますね・・・
間違いなくこの木組み族の人ではありません」
チノ「それに・・・この気持ちは何でしょう・・・」
8 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/14(火) 23:06:34.15 ID:Ldm5pCf30
ココア「あれがチノちゃんかな?可愛い」
ココア「チノちゃん!大丈夫だった!?ぎゅ〜っ!」
チノ「な、なんですか!?いきなり・・・」
チノ「っていうか抱きしめるのはやめてください」
マヤ「半魚人はもう全滅してやがる」
メグ「チノちゃんが倒したのかな?」
マヤ「チノはああ見えてすごく強いしな」
マヤ「ってかココア、初対面の人にいきなり抱きつくなよ」
メグ「どうかと思うよ」
チノ「・・・やれやれです」
9 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/14(火) 23:11:00.67 ID:Ldm5pCf30
こういった感じで書いていきます。
今日はここまでにします。
それにしてもごちうさSSってディスりネタ結構あるな・・・
(いろんなのディスってんのはほぼラビットハウス勢だけだが。
例えばAKBおたくとか鉄道おたくとか24時間テレビとか・・・)
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/15(水) 00:13:52.61 ID:mt9+Ty3Ao
書いてるのは小学生かな?
がんばれ
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/15(水) 01:01:58.16 ID:fqaewEXSO
頭おかしい
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/15(水) 05:37:58.21 ID:+9XkqxqeO
リアルでよほど辛い目にあってるんだな
13 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/15(水) 21:58:01.79 ID:Q9Y/SvMe0
ボオッ
ココア「わあっ!」
チノ「きゃっ!」
マヤ「あ、またか・・・」
メグ「ココアちゃんその力を制御できないんだね・・・」
チノ「いきなり右手から炎が出たのですが・・・」
ココア「ごめんね、私呪いでこんな風になってるの」
チノ「実は私もそれと似たような力を使えますが
危険ですので素手で戦っています」
ココア「ええっ!?」
チノ「その魔力で早逝した母親を生き返らせようとしましたが
大失敗し、それ以来魔法を使うことを避けています」
ココア「そうだったの?」
14 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/15(水) 22:41:58.16 ID:Q9Y/SvMe0
メグ「でもチノちゃん、この前避けていたはずの魔法を使っていたよね?」
マヤ「でもあの時は使ってなかったら私達が危なかったぞ。
わけのわからない罪を着せられてさ」
チノ「あの時は初めての友達だったマヤさんとメグさんを
助けようとしたまでです。
それにマヤさんとメグさんに無実の罪をかけた人たちも許せません」
ココア「マヤちゃんもメグちゃんもそんなことがあったんだね・・・」
ココア「私だったらその人をこの右腕でボロボロにしているよ。
呪いで受けたあらゆるものをボロボロにする力を
使うとしたらその時かな?でも制御できるかどうかが不安だよ・・・」
マヤ「ココアだったらあの半魚人にも対抗できると思うよ。
勝つ保証はないとしても」
ココア「ちょっとマヤちゃん?その言い方はないよ〜」
メグ「そう?私は頼りになると思うよ。ココアちゃんが」
チノ「ココアさんですか?」
ココア「そうだよ。私がココアだよ。よろしくね、チノちゃん」
チノ「どうして私の名前を?」
ココア「だってマヤちゃんとメグちゃんが教えてくれたんだもん」
マヤ「教えたつもりはなかったんだけどな」
15 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/15(水) 22:54:01.10 ID:Q9Y/SvMe0
マヤ「あ、そうだ。チノ、今日も家に泊めて」
メグ「だったら私も」
チノ「またですか?ですが一人は嫌ですし・・・
いいですよ、あと・・・ココアさんも・・・」
ココア「いいの!?ちょうどよかった。私何も食べてなかったんだよね」
チノ「欲張るのはやめてください」
メグ「家に入ろう」
マヤ「ココア、案内は私がするよ」
ココア「うん。よろしくね」
16 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/15(水) 23:23:28.27 ID:Q9Y/SvMe0
家の中で
ココア「いただきま〜す」
マヤ「私達の料理の味をいざ」
チノ「私以外ほぼ何もしていませんでした・・・」
メグ「うまくできたかな?」
少しした後で
ココア「ねえチノちゃん」
チノ「なんですか?」
17 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/15(水) 23:44:29.46 ID:Q9Y/SvMe0
ココア「チノちゃんって一人暮らしなの?
お母さんが亡くなってからずっと一人で暮らしてたの?
お父さんはどうしたの?」
チノ「お母さんが亡くなってからは
父やおじいちゃんと一緒に暮らしていましたが
父は私がこの村の村長であり、映画監督でもあるタテター・ツンさんから
映画の出演オファーがかかった時から突然姿を消してしまいました・・・」
チノ「おじいちゃんは亡くなってはいるものの
魂はティッピーというまんまるでうさぎには見えない
アンゴラうさぎの姿で生きています」
チノ「そのティッピーも父と同時に姿を消したのですが・・・」
マヤ「タテター・ツン!?」
メグ「あ、私も村長の映画大好き」
マヤ「だよな、あの村長は名監督だよな」
18 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/15(水) 23:51:58.47 ID:Q9Y/SvMe0
ココア「そういえば私もオファーを受けたよ。
でも映画のオファーを受けようとしたその時なんだよね・・・
この呪いの力を持ってしまったのは」
チノ「ココアさんも映画のオファーがきっかけで悲劇が起きたのですね。
結局その悲劇のせいで私は映画の出演を拒否しました」
ココア「私もだよ!だってこの姿で映画なんか出られないよ」
マヤ「あ〜あ、なんでチノには来て私には来ないんだろうな」
メグ「私も大好きな監督の映画に出たかったな〜」
マヤ「この村、実は映画の製作がさかんなんだ。
特に実写映画に精を出しているんだ」
19 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/16(木) 00:05:04.43 ID:dRva88/10
今日はここまで。
あ・・・亡くなった母を生き返らせる術に失敗って・・・
ハガレンじゃないかwww
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/16(木) 01:44:18.81 ID:woUBTCNFO
もういい…もういいだ…辛かったんだな…
だからもう大人しくしてような?
21 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/16(木) 21:09:00.77 ID:dRva88/10
マヤ「私は実写版怪盗ラパンが好きだったな」
メグ「私はうさぎ姫七変化が好きだよ」
チノ「ですがあの監督、村長の仕事がそっちのけになってる感じがします・・・」
チノ「それにこの前マヤさんとメグさんと一緒に鑑賞したその2作品・・・
あからさまに別の作品になってる気がします」
チノ「原作と変わりすぎてるんじゃないのですか?」
メグ「え〜?そんなことないと思うよ」
マヤ「基本的にあの監督の作品は
映画版オリジナルの場面が結構多いんだよね」
ココア「私はそのタテター・ツンって人知らなかったんだけど
そこまですごい人だったんだね」
マヤ「あの人のすごさはそれだけじゃないぞ」
22 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/16(木) 21:20:57.52 ID:dRva88/10
マヤ「あの人自身も半魚人らと戦ってるのさ」
メグ「村長さんとっても強いんだよ」
マヤ「戦闘スタイルもど派手で憧れるよ」
マヤ「私もあんなのが使えたらな〜」
メグ「華麗に舞い、そしてくるくるっと・・・」
チノ「メグさんのは特に自分がその力使えたらってことですよね?」
チノ「でもその力、何回でも使えるほどの代物ではない気がします・・・」
マヤ「これだけ大きな技は体力の消耗も激しいとか言われてるよな」
チノ「問題はそこじゃない気がしますが・・・」
23 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/16(木) 21:31:03.14 ID:dRva88/10
20分後
マヤ「おかわり!」
チノ「4人分しか作ってませんのでおかわりはないですよ」
マヤ「ちぇ〜」
ココア「久しぶりの食事で生き返った気分だよ」
さらにしばらくして
ココア「お片付け完了」
チノ「ほぼ私とメグさんしかやっていなかった気がします」
メグ「あはは・・・」
ドオオン!!
ココア「え!?」
メグ「向こうから聞こえたよ」
マヤ「何があったんだ!?」
24 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/16(木) 21:35:21.01 ID:dRva88/10
チノ「行ってみます!」
ココア「私も行くよ!」
マヤ「ちぇ、じゃあやっぱここでお邪魔しました」
メグ「チノちゃん、お泊りの件なしね」
チノ「いいえ、むしろその方がいいです・・・」
ココア「え〜?どうして?」
チノ「賑やかなのはちょっと・・・」
チノ「って、そんなこと言ってる場合じゃないです!」
ココア「あー!そうだった!」
25 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/16(木) 21:39:57.64 ID:dRva88/10
外に出ると
ビカビカビカア!!
マヤ「この光は・・・!あっちだ!」
チノ「まさか村長自身が戦っているのでしょうか?」
ココア「こっちだ!」
マヤ「いいや、こっち行ったらここだよ」
チノ「ココアさん、この村初めてなのに地形が分かるはずもないじゃないですか・・・」
そして
ココア・チノ・マヤ・メグ「あっ!」
26 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/16(木) 21:46:11.12 ID:dRva88/10
タテター・ツン「はああっ!!」
バアアアン!!
ビイイイン!!
半魚人「ギャギャギャアアア!!」
タテター・ツン「この私の映画の新作の制作中止の恨みを思い知ったか!」
マヤ「村長!」
メグ「やっぱり戦い方がかっこいい・・・円陣とかビーム技とか・・・」
ココア「あの人がタテター・ツン村長だね」
27 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/16(木) 21:56:02.80 ID:dRva88/10
タテター・ツン「おや?君達は?」
タテター・ツン「どうして映画の出演を断ったの〜?せっかくのいい機会だったのに」
チノ「・・・その出演依頼のせいで家庭が崩壊してしまいました」
ココア「あなたが依頼主だったのですか!?」
タテター・ツン「そうだよ、君達のようなかわいい子は今度の作品の主役にふさわしいのに・・・」
ココア「私もあの出来事がなければ出るつもりでいたよ」
ココア「でも・・・」
28 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/16(木) 22:00:18.70 ID:dRva88/10
ボオッ
タテター・ツン「その炎は何だね?君も能力使いだったのかね?」
ココア「好きでそうなったんじゃないんです!」
メラメラ
チノ「ココアさん、炎が大きくなってきています」
ココア「あっ!」
シュウウ・・・
ココア「何とかおさまった・・・」
タテター・ツン「その力、使いこなすことができれば
きっとこの世界の英雄になれると思うよ」
ココア「!」
ココア「そうですか!?」
チノ「ココアさん切り替えが早すぎです・・・」
29 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/16(木) 22:08:26.30 ID:dRva88/10
チノ「それと・・・」
チノ「村長、やっぱり映画の出演の話は無しにしてもらいます」
ココア「私もそうする、だってみんなに迷惑かけたくないし・・・」
マヤ「私が代わりに出るというのはどうですか?」
メグ「マヤちゃんだけずるい!私も!」
メグ「私達、村長の作品が大好きで・・・」
タテター・ツン「・・・おっと、村長としての仕事が残ってた。
悪いけどしばらく制作は無しにするよ。ここで失礼するよ」
チノ「村長の仕事を優先してください」
タテター・ツン(くっ、あの2人を起用すれば今度の新作も大ヒット間違いなしだったのに・・・)
タテター・ツン(せっかくかわいい子を見つけたというのに・・・
あいつらの家族め・・・!私の邪魔をしおって・・・!)
30 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/16(木) 22:17:30.05 ID:dRva88/10
ココア「あっ!」
半魚人「ギャギャギャア!」
ココア「あっちにも半魚人の群れが・・・!」
チノ「今度は私達だけで倒しましょう」
マヤ「よっしゃ!」
メグ「あまり無茶しないでほしいんだけど・・・」
その頃・・・
リゼ「・・・・・」
リゼ「半魚人を大量に出すのにも出費が大きいな・・・」
リゼ「だがこの村の残滅をジュンタク様のためにも
成し遂げなければな・・・」
リゼ「お、あれは確か・・・」
31 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/16(木) 22:22:26.95 ID:dRva88/10
明日は事情により続きを書けません。
また明後日Dear my sister観に行って
家に帰り。少し休んだのち、続きを書きます。
接続ができないなんてことにならなきゃいいけど・・・
32 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/18(土) 20:54:32.22 ID:i918ypXB0
タテター・ツン「む!?誰かいるのか!?」
リゼ「・・・っ!気づかれたか!」
リゼ「なら仕方がない!」チャッ!
バンッ!
タテター・ツン「・・・・・」
ガキン!
リゼ「なにっ!?」
33 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/18(土) 22:08:05.15 ID:i918ypXB0
タテター・ツン「はあっ!」
ドオオン!
リゼ「くっ!よけきれなかったか・・・!
油断した・・・!木組み族の村の村長自らが一人でほっつき歩いてるのが
チャンスとばかり思ってたが・・・!」
タテター・ツン「外敵に対する備えがないとでも思ったのか?」
タテター・ツン「しかし私の攻撃をろくに受けないとは、
君はサークアイの手の者だな?
君は確かサークアイの部下のジュンタクの手下だったな」
タテター・ツン「しかし半魚人を呼び出さないとは大した自身だな」
リゼ「・・・・・」
34 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/18(土) 22:19:36.24 ID:i918ypXB0
リゼ「・・・!」シュッ
タテター・ツン「む!?銃だけではなく手榴弾も使うのか!?だが・・・!」
バアン!
ドオオン・・・
リゼ「くっ!バリアを張ったか・・・!だがバリアを張れる時間は相当短い・・・」
タテター・ツン「甘いぞ!」ビーーーン!
リゼ「があっ!バリアを解除と同時にビームか・・・!」
リゼ「くっ!ここは退く!」
リゼ「だが・・・!このストーム・ボムなら・・・!」
35 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/18(土) 22:24:14.25 ID:i918ypXB0
リゼ「はっ!!」
ボオオン!!
ビュウウウ!
タテター・ツン「うぐっ・・・!げほげほ・・・」
タテター・ツン「砂嵐を起こして煙幕がわりとしたか・・・!」
リゼ「タテター・ツン!お前の技は魔力にも資源にもコストがかかる!
それを惜しまず使い続けていつまでも持つと思うな!」
リゼ「」ピュー!
タテター・ツン「くっ・・・!取り逃がしたか!」
36 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/18(土) 22:40:29.67 ID:i918ypXB0
そして
リゼ「ジュンタク様に合わせる顔がないな・・・
だがまだ半魚人は残っている・・・」
リゼ「帰る前に甘兎族の村の泉でのどの渇きを癒すか、
甘兎の泉の水は何もかもを癒すしな。
しかし千夜の奴・・・左眼の力を使うたびに
何をするかが分からなくなるんだよな・・・」
リゼ「千夜・・・お前は一体誰の味方なんだ?」
37 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/18(土) 22:45:46.64 ID:i918ypXB0
とりあえず今日はここまで。
しかし映画館めっちゃ混んでたな・・・
おかげで朝のが完売により観れなくて午後のを観ることになったよ・・・
僕が観た午後上映のも満席だったぜ
38 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/19(日) 16:47:21.08 ID:YchvBkJ90
その頃
半魚人「ギャアア!」
ザクッ!
ココア「くうっ!」
ココア「でも私はやられないよ!!」
メラッ
ゴーーー!
半魚人「グギャギャアア!!」
チノ「ココアさんも半魚人たちを全滅させましたね」
39 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/19(日) 17:05:47.50 ID:YchvBkJ90
ココア「何とか倒したよ、でも数が多かったよ・・・
この呪いの力が今だけ持ってよかったと思ったよ」
ココア「最初はこんな自分が嫌だったけど
その力が人のために使うことができるなんて・・・」
ココア「痛っ、肩の痛みがまだ収まっていなかった・・・」
チノ「ココアさん、戦う時にはきちんと全方向を見ないと
正面以外の敵にやられますよ」
チノ「大きな力を得たばかりの人は特にそうなりやすいので気を付けてください」
ココア「チノちゃん無傷で勝ったんだ、すごいな〜」
チノ「油断さえしなければこんなものです・・・」
ココア「・・・!」
40 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/19(日) 18:21:09.54 ID:YchvBkJ90
ココア「チノちゃん!後ろ!!」
チノ「えっ!?」
半魚人「クキャーーー!!!」
ダガッ!
チノ「うっ・・・!」
ドタ
ココア「チノちゃん!!」
半魚人「シャー!」
ザバッ!
ココア「きゃあ!!」
ドテッ!
ココア「横にもう一体いたなんて・・・!」
41 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/19(日) 18:26:15.34 ID:YchvBkJ90
半魚人「グギャアー!」
半魚人「シャアア!!」
ココア「二体いたの!?」
ココア「どいて!!」
ボオオ!!
半魚人「グアアアア!!」ジュウウウ・・・
ココア「あっ!!」
ココア「チノちゃんが・・・!」
ココア「チノちゃんを離して!!」
ココア「・・・っ」ヨロ
ココア「あ・・・はぁ・・・もう!さっきの二体の半魚人のせいで
チノちゃんが連れ去られちゃったよ!」
42 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/19(日) 18:29:25.87 ID:YchvBkJ90
ココア「チノちゃん・・・ごめん・・・」
ココア「この痛み・・・今の痛みよりも痛いよおっ!」
ココア「半魚人から受けた攻撃による痛みなんか
この心の痛みに比べればっ・・・!」
ココア「」タタタ
ココア「チノちゃん・・・!絶対に・・・絶対に助けてあげるからね!」
ココア「私は必ずチノちゃんを半魚人から助け出して見せるよ!」
43 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/19(日) 18:30:57.42 ID:YchvBkJ90
少ししか書けなかったけど今日はここまで
44 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/20(月) 21:58:35.73 ID:psXVoD7l0
その頃
リゼ「残った半魚人はこれだけか・・・」
半魚人「グギャ・・・」
リゼ「お、お前も戻ってきたか。しかも誰か捕らえてきたのか」
チノ「」グター
リゼ「よく見たらチノじゃないか、
よりによって私に因縁を持っている奴連れてくるとは・・・」
リゼ「私達に逆らった罪で処刑しようとしたところを邪魔してくれたものだな・・・」
半魚人「ギャーギャ!」
リゼ「待て!殺すな!」
リゼ「なぜかチノは殺せないんだよな・・・」
リゼ「とりあえず地下牢につないでおけ!
そのあとはお前達は地下牢に入るなよ」
45 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/20(月) 22:52:34.64 ID:psXVoD7l0
そしてココアは
ココア「はぁ・・・はぁ・・・道に迷っちゃったよ〜」
ココア「勢いで木組み族の村を飛び出したのはいいけど・・・」
ココア「それにこの力、制御できてるのかな?」
ココア「さっきの戦いではできてたし大丈夫だよきっと」
ボオ!
ココア「おおお!!」
ココア「っとおおおお!」
46 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/20(月) 22:55:34.28 ID:psXVoD7l0
ココア「・・・制御できてませんでした」
ココア「なんとか炎を止めたけど・・・」
ココア「!?」
グルウウオオアアア!!
ココア「わあっ!獣がいっぱいいるよおっ!」
ココア「ん?」
ココア「あの獣たち何かによってたかってるような・・・」
ドオオオン!!
モンスター「グギャアアアア!!」
ココア「!!」
47 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/20(月) 23:04:29.46 ID:psXVoD7l0
ココア「獣たちがやられちゃった・・・
それにあの強すぎる力の持ち主は誰だろう?」
ココア「!!」
キシャアアアア!!!
ココア「わわっ!まだいたの!?しかも今までよりも大きいよおっ!」
ココア「こうなったら行くしかない!!」
ココア「」メラ
ココア「あれ?動きが止まってる、チャンス!!」
ボオオオオ!
ココア「倒したっ」
48 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/20(月) 23:11:29.10 ID:psXVoD7l0
ココア「でもどうして巨大な半魚人の動きが止まったんだろう・・・」
ココア「あ、よく見たら他のものの動きも止まってる」
ココア「風が止まったにしては枝の葉が動かなすぎるんだけど・・・」
ココア「もしかして時間が止まってる?」
シャロ「あ〜あ、またやりすぎちゃった・・・」
ココア「??」
ココア「もしかして君が周りの動きを止めたの?」
シャロ「そうだとしたら?」
ココア「あ、風が吹いてきた」
シャロ「当然よ、だって時間を止められるのはほんのわずかだけなんだから」
49 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/20(月) 23:30:25.01 ID:psXVoD7l0
ココア「じゃあやっぱり君だったんだ。時間を止めていたのは」
シャロ「そういうあんたもあの巨人を倒したんでしょ?」
ココア「だって危なかったんだもん」
ココア「本当はこの力使いたくなかったんだよ」
シャロ「私もよ、時間を止めたり飛んできたものを跳ね返す能力のせいで
辛い思いをし続けたんだからね」
ココア「あっ、それ私と似ている」
ココア「」ボオ!
ココア「」シュウウ・・・
ココア「・・・っ・・・うあっ・・・」
ココア「この右手は呪いでね・・・あらゆるものをボロボロにしてしまうの・・・」ポロッ
ココア「そしてついには・・・」ぐすっ・・・ぐすっ・・・
50 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/20(月) 23:42:04.41 ID:psXVoD7l0
ココア「友達にも家族にも見捨てられて
ひとりぼっちになっちゃったんだよお!」うわあ〜ん!
ココア「わああ!うああわああん!」
ココア「もうベーカリー族の村に戻れないよお!!」
シャロ「ちょ、泣くのはやめなさいよ、
私だってひとりぼっちでラパン族全ての人から
鬼のように恐れられて味方が誰もいなかったんだからね」
ココア「ううっ・・・同士だね・・・」
ココア「ねえええ!どもだぢになろお゛お゛お゛!!」
ココア「ひどりでざみじいんでじょおお!」
シャロ「何よ。境遇が同じだからと言って・・・」
シャロ「というよりいい加減泣き止みなさい」
51 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/20(月) 23:42:57.13 ID:psXVoD7l0
今日はここまで
52 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/21(火) 23:22:43.28 ID:dZCQyznH0
ココア「うん・・・」
ココア「ううっ・・・」
ココア「君の名前は何?」
シャロ「えっ?」
ココア「私はココア、君は?」
シャロ「ココアね、覚えたわ」
ココア「うん、よろしくね」
シャロ「・・・・・」
ココア「あれ?」
53 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/21(火) 23:26:50.72 ID:dZCQyznH0
ココア「ねえ、君の名前は?」
シャロ「・・・・・」
シャロ「シャロ」
ココア「え?」
シャロ「・・・シャロ」
ココア「シャロちゃん、よろしくね」
シャロ「こちらこそ、同族の親近感ってものかしら?」
シャロ「・・・って、別に親近感なわけないんだからね!」
ココア「そんなぁ・・・」
54 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/21(火) 23:32:11.73 ID:dZCQyznH0
ガサ・・・
シャロ「!」
ガサガサガサ!
ココア「え!?なに!?」
ココア「わあ!木が動いたあ!」
シャロ「木がモンスターに!?」
シャロ(千夜のせいね・・・)
シャロ「もう!千夜〜〜!!」
ココア「え?千夜って・・・シャロちゃんのお友達?」
シャロ「そんなこと聞いてる場合じゃないわよ!」
55 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/21(火) 23:55:26.87 ID:dZCQyznH0
ココア「わわわ!シャロちゃん!この木の動きを止めて!」
シャロ「偉そうに命令しないでよ」
ザク!
ココア・シャロ「きゃああっ!」
シャロ「・・・あ〜もう!分かったわよ!」
シャロ「これ以上やられるわけにもいかないし」
ココア「わわ!何か飛んできた!」
シャロ「・・・!」
ガキン!
ココア「わあ、攻撃を跳ね返した」
ココア「シャロちゃんが頑張るなら私も・・・」
56 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/21(火) 23:59:16.75 ID:dZCQyznH0
ココア「」メラ・・・
ココア「」ボオ!
ココア「はあっ!」
クギャクギャアア!!
ドオオン
シャロ「今回はココアにとどめを刺させるつもりだったからね」
シャロ「できれば時間を止めたかったけど
さすがの私もいつでもは使えないわよ」
ココア「そうだったんだ・・・」
シャロ「当たり前でしょ、強力な力使うのにどれだけ気力を消耗すると思ってるのよ」
ココア「私はそんなこと考えたことないなぁ・・・」
シャロ「何よもう!」
シャロ「・・・でもまだまだ疲れ切ってるわけじゃないし」
57 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/21(火) 23:59:49.17 ID:dZCQyznH0
今日はここまで
58 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[sage]:2017/11/23(木) 19:20:47.64 ID:aVLQY89D0
ギイン!
ココア「え!?なになに!?」
シャロ「千夜〜〜!」
ココア「あの人が千夜ちゃん?」
シャロ「暴走しちゃってる!」
ココア「ええっ!?」
シャロ「千夜の左眼には気をつけて!」
千夜「侵入者かしら?甘兎族の村には手出しさせないわ!」
ココア「わわわ・・・」
59 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/23(木) 20:05:28.59 ID:aVLQY89D0
シャロ「千夜!私が見えないの!?ほら!私よ!」
千夜「侵入者は即排除よ!」
ギイン!
ココア「やばいよ!どうしよう・・・!」
千夜「・・・・・」
シャロ「あっ」
千夜「」シュウウ・・・
千夜「シャロちゃん!?」
千夜「わわわ・・・」
60 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/23(木) 22:00:46.27 ID:aVLQY89D0
千夜「私はなんてことをしていたのかしら?」
シャロ「ようやく正気に戻ったのね。
ってかどいつもこいつも自分の力を制御できない人ばかりなんだから!」
千夜「私が娘に手をかけようとしてたなんて・・・
私は母親失格だわ!」
シャロ「誰が娘で誰が母親よ!」
シャロ「行き場のなかった私を拾ったからといって
年は私と変わっていないでしょ」
ココア「え?千夜ちゃんって・・・シャロちゃんのお母さんなの?」
千夜「うっうっ・・・」
シャロ「違うわよ!」
61 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/23(木) 22:27:52.75 ID:aVLQY89D0
シャロ「ココア、あんたさっきの話聞いてた?」
ココア「シャロちゃんは私と同じく家族に捨てられたんだよね?」
シャロ「言っておくけど千夜は私の2人目の母親なんかじゃないからね」
シャロ「ってか千夜、変な思い込みはもうやめなさいよ」
千夜「シャロちゃん・・・この子はシャロちゃんのお友達かしら?」
シャロ「お友達というよりは同じ境遇に同情して一緒にいるだけよ」
シャロ「ココアは別に友達じゃないからね」
ココア「え〜?私とシャロちゃんはお友達だよ」
千夜「じゃあ私とも友達になりましょう、ココアちゃん」
ココア「うん、よろしくね、千夜ちゃんのことはシャロちゃんから聞いたよ」
62 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/23(木) 22:37:21.00 ID:aVLQY89D0
シャロ「今は友達でも千夜の左眼の超能力で
この世界の魔王、サークアイ軍の性になったり
甘兎族の性になったりするから
その力の制御ができないことに困っているのよ」
千夜「シャロちゃんごめんね・・・」
ココア「私も呪いで受けた滅びの力の制御ができないから同じだよ」
ココア「千夜ちゃん、一緒にその力を制御できるようになろうね。
そして早くその力から解放されようね」
千夜「私の超人的な力も呪いのせいなのかしら・・・」
ココア「ところでシャロちゃん、サークアイ軍って誰?
あの半魚人を操る人たちのこと?」
63 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/23(木) 22:38:14.96 ID:aVLQY89D0
今日はここまで
64 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/25(土) 21:21:54.25 ID:mBGW3fv70
シャロ「そうよ、最近世界中に現れる半魚人は全てサークアイ軍が操っているのよ。
まあ私は別にこの世界のことなんてどうでもいいけど・・・」
ココア「よくないよ!どうでもいいなんて言わないで」
シャロ「どうでもいいも何も魔王が何だか知らないけど
魔王の支配なんてどう考えても長く続かないじゃない。
力だけの支配なんてその人死んじゃえば全てが終わるわよ」
シャロ「とか言って千夜もリゼ先輩もサークアイ軍に所属してるけどね」
千夜「甘兎族全体がサークアイ軍に従属してるの。
もうすぐ甘兎の泉の水をサークアイ軍に分けなければ・・・
でもココアちゃんには手出ししないわ。
ただサークアイ軍には逆らえないの」
シャロ「リゼ先輩も魔王軍にいるにしては甘すぎなのよね。
でも独りぼっちだった私に一番よくしてくれた素敵な人なの。
だから私はリゼ先輩がサークアイ軍だろうと・・・」
ザッ
リゼ「シャロ、千夜、いるか?」
千夜「噂をすれば」
シャロ「リゼ先輩」
ココア「あれがリゼなの?」
シャロ「リゼ先輩はサークアイ軍でも私達の味方なのよ」
ココア「へ〜、そうなんだ」
リゼ「ん?ここにいるのは誰だ?」
ココア「私、ココアっていうんだ。友達になろう。リゼちゃん」
リゼ「初対面の人にいきなりそれ言うか!?」
リゼ「まあ・・・なってやろうかな?・・・」
ココア「ありがとう、よろしくね、リゼちゃん」
リゼ「友達とは認めてないぞ」
ココア「そんな〜」
65 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/25(土) 22:25:04.05 ID:mBGW3fv70
ココア「あ!ずっと忘れてたことがあった!」
ココア「シャロちゃんのおかげでチノちゃんをさらった組織の名前が分かったよ」
ココア「サークアイ軍にチノちゃんはさらわれちゃったんだよね・・・」
ココア「サークアイ軍は半魚人を使って木組み族の村を支配しようとした・・・」
ココア「チノちゃん・・・私は仲間と一緒に
チノちゃんを助けに行くよ!」
66 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/25(土) 22:38:21.67 ID:mBGW3fv70
ココア「って!みんなどこ〜!?」
ココア「先に行っちゃった!?」
ココア「みんな待ってよ〜!!」
ココア「置いて行かないで〜」
タタタタタ
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/25(土) 22:51:45.60 ID:ptEjvWrpO
小学生は寝る時間だぞ。明日のスーパーヒーロータイム見れなくてもしらないぞ。
68 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/25(土) 23:00:14.78 ID:mBGW3fv70
甘兎の泉
リゼ「その水を我らに分けてくれ」
シャロ「その前にここの水を飲ませてください」
リゼ「私もその水が欲しいんだ」
千夜「では、飲みましょう。ここの水は全てを癒すわ」
そして
リゼ「ああ、生き返った気分だ」
リゼ「ここの泉は再生力が強く
数千の人数で水を汲んでも
数時間後には元に戻る魔法の泉だな」
リゼ「しかもそこらじゅうの湧き水よりも美味い」
69 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/25(土) 23:10:19.17 ID:mBGW3fv70
千夜「サークアイ様にこの水の半分以上を差し出すのね」
リゼ「ああ、頼む」
千夜「なら・・・」
千夜「」ギン!
リゼ「お前にはそういう力があるしな」
シャロ「わわ、泉が動いた」
千夜「」ポーン!
ソソソソソッ
リゼ「巨大なバケツを呼び出したか」
70 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/25(土) 23:17:45.87 ID:mBGW3fv70
モンスター化した泉「ガアアアア」トクトクトク
モンスター化したバケツ「フオオオ」
モンスター化したバケツ「」スタスタ
千夜「そろそろ泉を元に戻すわ」
千夜「」ギイン!
シュウウ・・・
リゼ「ああ、助かった」
千夜(それにしても最近水の要求量がだんだん大きくなってきてるわ・・・)
リゼ(ジュンタク様もサークアイ様もあの水を大切に使ってくれるのだろうか・・・)
リゼ(最近無駄遣いが多くなってきてる・・・私が所属する軍団は大丈夫だろうか・・・)
71 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/25(土) 23:24:03.92 ID:mBGW3fv70
今日はここまで
そろそろ
>>1
の『実在しない漫画なのにその漫画名で検索するとあるかのようになってる』が
何なのかを明かします。実在しないものなのに検索するとまるで本当にあるかのような漫画。
それは・・・・・そう。『滅びのレッカ』です
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/26(日) 02:18:24.16 ID:AtxFa0usO
誰も聞いてないのに急な自分語り
73 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/26(日) 21:42:09.39 ID:FCgTP9vT0
シャロ「あれ?ココアは?」
千夜「どこに行ったのかしら?」
リゼ「・・・まさかとは思うがサークアイ軍のアジトに向かったなんてことはないよな?」
千夜「ええっ!?」
シャロ「一人で突っ切るとか何考えてるのよあいつ」
リゼ「追いかけるぞ」
シャロ「私はサークアイの仲間ではないけど
リゼ先輩がいるのなら一緒に行きます」
74 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/26(日) 21:48:24.21 ID:FCgTP9vT0
シャロ「そういえばココアの故郷のベーカリー村を
何者かが売り渡したという話を聞きました」
リゼ「私はその人を信用しないぞ。
どうせ強さでくっついてるだけなんだろ」
千夜「不利になればまた裏切るという可能性もあるわね・・・」
リゼ「あ、私は先に行ってるぞ」
リゼ「」ダッ
シャロ「リゼ先輩。どうしたのですか?」
千夜「状況を報告しに行ったのね、リゼちゃん」
75 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/26(日) 21:55:03.27 ID:FCgTP9vT0
そして
ジュンタク「リゼ、何をしていたのだ?」
ジュンタク「遅いぞ!」
リゼ「ジュンタク様、申し訳ございません」
ジュンタク「それよりも甘兎の泉の水は手に入ったか?」
リゼ「用意はしました」
ジュンタク「ほう?」
ジュンタク「なるほど、これの中に水があるのだな」
リゼ「はい」
76 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/26(日) 22:31:31.42 ID:FCgTP9vT0
ジュンタク「・・・これではすぐに底がつきるではないか」
リゼ「ならば惜しまずに使わなければいいだけです」
ジュンタク「木組み族の村人は今なお抵抗を続けておる!
奴らを従わせるためなら資源を惜しんではいられん!」
ジュンタク「タテター・ツンも我らへの抵抗を試みて
資源を惜しまずに使っている頃だろう」
ジュンタク「サークアイ様を侮辱するような作品を作った
あいつだけは許せんのだ!」
半魚人「ギャーギャ!!」
ジュンタク「なに!?どうしたのだ!?」
半魚人「ギャギャギャーギャ!!」
リゼ「なに!?侵入者だと!?」
ジュンタク「戻るぞ!!」
リゼ「はっ!」
77 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/26(日) 22:36:44.96 ID:FCgTP9vT0
しばらくして
半魚人「クキャクキャ!」
ジュンタク「そうか、侵入者はもう排除したのか」
リゼ「命知らずがいたものだ・・・」
リゼ(まさかココアのことじゃないよな?)
リゼ「・・・排除された奴をこの目で見てみたい」
リゼ「早くアジトに戻りましょう」
ジュンタク「そうだな、サークアイ様も待っている」
タタタ
リゼ「何奴!?」チャキ!
78 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/26(日) 23:08:27.06 ID:FCgTP9vT0
リゼ「・・・誰かと思えばタカヒロさん」
リゼ「・・・・・」チャッ
ジュンタク「リゼは知らなかったのか?この者は
ついさっき我らに寝返ったタカヒロだ」
タカヒロ「まさかここでジュンタク様とリゼ君に会うとは・・・」
リゼ「そうとは知らず武器を突き付けて申し訳ありませんでした!」
タカヒロ「過ぎたことはもういいぞ。
タテター・ツンの散財癖に愛想をつかして
サークアイ軍に入る決意をした」
タカヒロ「あいつには映画製作よりもするべきことがあるのに・・・」
タカヒロ「私はそんなあいつが嫌いだった」
79 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/26(日) 23:53:33.53 ID:FCgTP9vT0
タカヒロ「よりによって私の娘にくそみたいな映画の出演を依頼するとは・・・!」
タカヒロ「その話に乗っかる娘が異常に腹立だしかった」
リゼ「・・・・・」
リゼ(その娘を私の手下がアジトの地下牢に放り込んだことは黙っておこう)
リゼ「・・・その首は何ですか?侵入者の首を取ったのですか?」
タカヒロ「ふっ・・・」
ゴロン
タカヒロ「その通りだ」
タカヒロ「侵入者の排除を買って出たのだ」
タカヒロ「私もやるときはやるぞ?」
80 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/26(日) 23:59:26.82 ID:FCgTP9vT0
しばらくして
リゼ「なんだかんだでタカヒロさんと別れたんだが・・・」
半魚人「グギャギャグギャ!」
リゼ「ジュンタク様、侵入者がまた出たそうです」
半魚人「グアーグア!!」
ジュンタク「なに!?次の侵入者は前の奴とは違う!?」
リゼ(今度こそあいつだな・・・)
81 :
はっぺい高井
◆0VYKhvB8ZY
[saga]:2017/11/27(月) 00:02:40.95 ID:bwRsCxp10
今日はここまで
いずれ誰かがココアかチノのどっちかの名前入れて
「実写化映画ってさ・・・」というようなスレタイの
SSスレ立てていそうだな・・・
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