エリカ「姉さん」

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302 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 09:09:56.60 ID:CJE4bdvW0

まほ「!!」

みほ「…だからエリカさんもきっと」

まほ「馬鹿も休み休み言え! エリカは私が………っ!!」



― 最強の学校の隊長という並々ならぬ重圧で誰かが潰れることを防ぎたいということ。



みほ「うん…。黒森峰は大洗とは全然違うんだ…」

まほ「…嘘だろ…エリカが………」

みほ「お姉ちゃんなら、わかるよね…?」

まほ「それじゃ…エリカは…!?」

みほ「何かしらの形でプレッシャーから逃れたかったのかな…?」

まほ「ふ、ふざけるな!! 何のために今まで育ててやったと思っているッ!!!」

みほ「…」

まほ「責任から逃れたいから記憶喪失だと!? そんなもの黒森峰の副隊長がとる選択ではないッ!!!」

まほ「副隊長どころか普通の黒森峰生としてもあるまじき行為だッ!!!」


303 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 09:10:42.71 ID:CJE4bdvW0


みほ「…というのが一つ」



まほ「なに!?」

みほ「もう一つの方が大事…かな……」

まほ「もう一つだと…?」

みほ「うん。さっきも言ったけど…エリカさんのおかげで私は家に帰ることができた…」

まほ「…?」

みほ「…それどころか、本当に久しぶりに"家族"に恵まれた」

まほ「!」


304 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 09:52:35.46 ID:CJE4bdvW0


みほ「あはは……え、エリカさんには…もう…頭が上がら…ない…かも………」

まほ「みほ…?」

みほ「…だっ…て………」


みほ「……私のせいで……もう……二度と戻らないっ…て思ってたもん………」ツー...


まほ「!!」

みほ「……それにお姉ちゃん…もうすぐ…"お別れ"だから……」

まほ「………」

みほ「……次の大会……お姉ちゃん出ないもんね…………」

みほ「そうしたら……私も…お姉ちゃんもひとりぼっちになる………って…………」

まほ「……っ………」

みほ「………だから…そうなる前に…って…………」

まほ「………エリカ………っ…………」

みほ「………あはは…え…えりかさん…らしい…よね………」

まほ「…私が馬鹿だった……すまん…エリカ………!」

305 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 10:00:12.31 ID:CJE4bdvW0


みほ「……家族ってすごくいいね…って思った………」

まほ「…ああ……この2日間…本当に楽しかった………」

みほ「…でも……当分……会えないからね………寂しいよ……やっぱり……」

まほ「…はは……バカを言うな…永遠の別れじゃあるまい…」

みほ「………」

まほ「…行こう」

みほ「えっ……?」

まほ「…手のかかる"妹"を、探しに」

みほ「…うん……お姉ちゃん、そんな顔じゃ探せないよ……ほら、ティッシュ…」

まほ「…みほこそ私の服に鼻水べっとりつけて…ほら、鼻をかめ」

みほ「うん……!」


306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/02(火) 10:10:11.23 ID:OPIKcW+SO
西住殿が鼻をかんだティッシュ
307 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 10:10:24.30 ID:CJE4bdvW0


エリカは自身に課せられた責務から逃れるため記憶喪失を装ったと思っていた。…だが、それは私の大きな間違いだった。

それどころかエリカはずっと、私やみほのことを案じていた。

偶然起きた事故を利用して、記憶喪失を装って西住の人間となり、西住の人間をひとつ屋根の下に集めた。みほには家に戻れと指示したのだろう。

そしてお母様とみほの関係を修復するべくじっと待ち構え、ついにその時が来てエリカは動いた。

その結果、みほとお母様は和解し、いつぶりか分からないほど懐かしいあの時の"家族"が戻ってきた。


エリカが家に来てから、私たちは家族という"憩い"を取り戻すことができた。

お母様やみほ、そしてエリカと食卓を囲って食事を取り

姉妹そろって温かい風呂に入り

今日も色々な事があったと、一日の出来事を振り返りながら床に就く…。

客人を招いて鍋をつついたり友人と長電話に洒落込むこともあったな。そういえば。

いずれも戦車道に明け暮れるだけの日々だった以前の私には考えられないようなことばかりだ。

そして、そんな日常を、エリカは私やみほに与えてくれた…。


308 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 10:14:18.79 ID:CJE4bdvW0

【とある場所】



まほ「ここにいたか」

エリカ「っ! …ね…あっ……たい…ちょう………」

まほ「…」

エリカ「…わ………」

まほ「帰るぞ。ほら」

エリカ「え………?」

まほ「家に帰るぞ。エリカ」

エリカ「……はい…」

まほ「…全く。出て行くにしても裸足で出歩くやつがあるか」

まほ「それに私の浴衣をまた泥だらけにしてくれたものだ…」

エリカ「……もうしわ

まほ「本当に手のかかる妹だよ。エリカは」

エリカ「!」

エリカ「た……た……」


エリカ「隊長ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

309 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 10:21:12.70 ID:CJE4bdvW0


まほ「こらっ! 泥まみれで抱きつくやつがあるか! 私まで汚れるだろうが!」

エリカ「ずびばぜんだいぢょぉ………!」

まほ「…やれやれだな」

エリカ「わ、わだじはぁ…X@〒※334♂…ゲホォッ!!!」

まほ「わかった。わかったからまずは落ち着け。そして鼻水を拭け」



エリカのやつ、号泣しながら喋るのものだから何を言っているのかさっぱりわからん。

だが、無事に見つけることができて、丸く収まりそうだからひとまず安心した。

そうとわかれば速やかに家に戻り、泥まみれの虎ならぬ、泥だらけのエリカを風呂に放り込んでやらねばならん。

泥だらけなのに抱きつくものだから、私まで泥まみれになってしまった。

310 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 10:22:23.45 ID:CJE4bdvW0


【西住家の風呂】


まほ「それにしても随分と汚れたものだな…」

エリカ「…だ、大丈夫です隊長! わ、私一人で洗えますからっ!」

まほ「馬鹿を言うな。折れた腕でどう洗えと言う」ワシャワシャ

エリカ「ぅ…」

まほ「………楽しかったぞ」モシャモシャ

エリカ「えっ…?」

まほ「楽しかった。この二日間」

エリカ「そ、そうですか…?」

まほ「ああ。エリカが取り戻してくれた"家族"のおかげでな」

エリカ「!」


311 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 10:25:46.55 ID:CJE4bdvW0



まほ「戦車道だけだった私には、どれもこれも久々過ぎてむしろ新鮮に思えてしまう日々だった」

エリカ「そ、それは良かった…です…!」

まほ「ああ…それとエリカ、お前にはもう一つ大事な話をしよう」

エリカ「大事な話…?」

まほ「あの事故は偶然かもしれない」

エリカ「!」

まほ「…だが、そこから先のお前の行動は黒森峰の者としては不適格だ」

エリカ「………」

まほ「だから、エリカ」












まほ「ティーガーIIと同じ71口径8.8cm砲を搭載した車輌を3つ答えよ」

312 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 10:26:55.58 ID:CJE4bdvW0

エリカ「………はい?」

まほ「ティーガーIIと同等の主砲をもつ車輌の名前、3つ答えろ」

エリカ「え…えーと…? ヤークトパンター、エレファント…あとは…………………?」

まほ「まだまだだな。残り1つはヤークトティーガーだ」

エリカ「えっ? や、ヤークトティーガーは『12.8cm PaK44』では!?」

まほ「甘い。ヤークトティーガーの中でも『Sd.Kfz.185』という、ごく少数の車輌にはPaK44ではなく『8.8cm PaK43』を搭載している」

エリカ「そ、そんなマニアックなものは知りません…!」

まほ「それでは困る。お前は来週から私の代わりに頑張ってもらわないといけないからな」

エリカ「だからといってそんな知識は急には………えっ?」

313 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 10:30:33.31 ID:CJE4bdvW0


まほ「どうした?」

エリカ「今…"私の代わりに"って言いました…?」

まほ「ああ。言ったな」

エリカ「あの…それはどういう…?」

まほ「…」

エリカ「…まさか?!」

まほ「そういうことだ」



まほ「逸見エリカを黒森峰の隊長に任命する」




ようやく決心がついた。
314 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 10:55:40.49 ID:CJE4bdvW0



エリカ「!!!」

まほ「今思うと、私はもっと早くに退いて、隊長を受け渡すべきだった」

エリカ「そ、そんなことは…!」

まほ「…だが、私も不安だったのだろう。自分が去った後の黒森峰がどうなるかと…」

エリカ「…」

まほ「それでも時間はまだ残っている。私自身が納得するまで徹底的にお前を指導してやる。任命者としての責任だからな」

エリカ「ほ、本当ですか!?」

まほ「ああ。そうと決まれば明日から特訓だ」

エリカ「えっ? 今日は?」

まほ「寝る。どこかの誰かさんのせいで明け方まで起きていたからな」

エリカ「…すみません」



記憶喪失を装い、私を欺いたエリカの行為は称賛できるものではない。

…だが、その行為のおかげで私やみほは失ったものを取り戻すことができた。

私やみほがどれほど望んでも手に入れられず、諦めかけていたものをエリカは瞬時に取り戻した。その優れた作戦は見事というほか無い。

そしてその作戦を生み出した、エリカが持つ計画性・行動力・判断力は、隊長になる者として相応しいと判断した。

エリカの作戦は私の不安を吹き飛ばし、重大な決断を後押しするものとなった。

315 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 10:57:17.68 ID:CJE4bdvW0


エリカ「あの…隊長…」

まほ「なんだ?」

エリカ「何故、私があそこにいるとわかったんですか?」

まほ「簡単なことだ」

エリカ「えっ?」

まほ「今朝通ったばかりだからな」

エリカ「…」

まほ「エリカのことだ。逃走する一方で、自分を探して見つけてくれることを望んでいたのだろう?」

エリカ「うっ…」

まほ「そして、道中で足でも滑らせたのだろう。そのままドブ川に真っ逆さま」

まほ「こんなところだろう?」

エリカ「…全部、当たりです」


316 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 10:58:54.78 ID:CJE4bdvW0


まほ「それにしても、エリカがあのようなことをしたとはな。未だに信じられん」

エリカ「も、申し訳ありません…」

まほ「私の横で堂々とあくびをして、フニャフニャになってくつろいで」

エリカ「…え」

まほ「事あるごとに私の目を見て"バカなの?"と抜かすこともあったな」

エリカ「そ、それは……」

まほ「そのほか戦車の中で砲弾をぶつけてくるわ、ニンジンを押し付けるわ…」

エリカ「うっ…」


まほ「股ぐらに戦車の玩具を当てて何と宣ったものか」


エリカ「なぁっ?!」

まほ「…目と耳を疑いたくなる光景は多々あったが、その中でも頭一つ置いて驚かされたな。ははは」

エリカ「あ、あれはっ!」


まほ「そして極めつけに糞尿の始末をさせられたしな」


エリカ「ですからフンはしてませんッ!!!!」

まほ「洗わされる側からしたら一緒だと言っているだろう」

エリカ「ぐ…」


317 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 11:05:48.78 ID:CJE4bdvW0



本当に信じがたい。エリカがここまで変わるとは。

最初は記憶喪失によってあそこまで変わったことに驚いたが、後にその記憶喪失が嘘っぱちだと知り、それらが全部"演技"だったというのだからなお驚く。

今でもここにいるエリカは実はエリカではなく、エリカそっくりの別人なのではないかと疑いたくなるほどだ。


しかし残念だな。

私の知らないエリカの意外な一面を垣間見ることができたと思いきや、それが私達を欺くための演技だったのだから。

…いや、もしかすると演技とは別に、エリカはプライベートでは本当にあのようにフニャフニャになっているのかもしれない。

なにせ四六時中シャキッとしている人などいないからな。私も風呂や自室でくつろいでいる時はフニャフニャとまではいかないが、気が弛む。


だが、どうであるにせよ、クマのぬいぐるみに怯えて糞尿を垂れ流すのだけは今回限りの"演技"であってほしい…。


318 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 11:06:48.80 ID:CJE4bdvW0


エリカ「そ、そんなこと言ったら私だって隊長の意外な一面を見ましたからっ…!」

まほ「ほう。どんなだ?」

エリカ「ピーマンが嫌いなところとか」

まほ「嫌いではない。積極的に食べようと思わないだけだ」

エリカ「機械音痴なところとか」

まほ「電源のオンオフができれば十分だ」

エリカ「えぇ…」

まほ「…」

エリカ「あ、あとはレトルトカレーひとつ満足に作れませんしね?!」

まほ「作り方が違うだけで作れないわけではない。道は一つだけとは限らない」

エリカ「ぐぶぶ…」ブクブクブク......

まほ「フッ。まだまだだな」



〜〜〜〜

319 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 11:10:23.10 ID:CJE4bdvW0


エリカ「…ところで、みほはどうしたんです?」

まほ「なに?」

エリカ「みほです」

まほ「みほなら寝て………あっ!」

エリカ「…」ジトー

まほ「何だ? 文句があるなら堂々と言ったらどうだ?」

エリカ「…いえ。隊長も粗忽なところがあるのだな…と」

まほ「…」

エリカ「…」



…エリカのやつ、以前より生意気になってないか?

だが今はそんなことはどうでもいい。それよりもみほのことを完全に忘れてた。

みほは今もなおエリカの捜索に出たままだ。このまま放置したらあの子は地球の裏側までエリカを探しに行きかねん。

急いで風呂から出て、みほを電話で呼び戻した。


320 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 11:16:33.54 ID:CJE4bdvW0

〜〜〜〜





みほ「」ブスッ

まほ「その、すまなかった」

みほ「私のこと、完全に記憶から消えてたんだよね」ツーン

まほ「すまん…」

みほ「どーせ私なんかエリカさんにもお姉ちゃんにも忘れられる存在だよ…」ムスッ

エリカ「みほ。隊長も反省してるんだから許してあげたら?」

みほ「…元を言えばエリカさんが悪いんだよね?」

エリカ「だからゴメンって謝ってるでしょう?」

みほ「ふん…」プイッ



エリカにかまけていたら実の妹の方を完全に忘れるという大失態をした。

皮肉にも"みほの記憶"というのは、色んな人の頭から消えてしまう運命のようだ。

…いや、消えてもらっては困る。何しろ私の妹なのだからな。


しかし、みほは私にもエリカにも忘れられたせいでヘソを曲げてしまった。

先程の『エリカさんにはもう頭が上がらないかも』という言葉がウソのようにヘソを思い切りひん曲げている。

一度スネたら簡単に機嫌が直らないのがみほだ。



エリカ「冷蔵庫にマカロンあったけど、食べる?」

みほ「食べる!」

エリカ「そ、そう…」

まほ「…」

みほ「えへへ〜 マカロン最高〜♪」



…と思ったら、エリカのやつ、またみほの機嫌を取り戻した。

やるじゃないか。

321 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 11:20:19.48 ID:CJE4bdvW0



【黒森峰女学園 演習場】


エリカ「全車、エンジン始動!」

エリカ「第一中隊、前進!」

エリカ「第二中隊、所定の位置に展開!」

エリカ「第三中隊、全車全速にて突貫せよ。Panzer vor!!」

エリカ「砲撃用意………撃てッ!!」



その後、記憶が元に戻った(説明すると面倒なのでそういうことにする)エリカは無事黒森峰に戻った。

そして改めて皆に、エリカに隊長を引き継がせたことを伝え、副隊長には赤星・直下2名を指名した。今後はこの3人に黒森峰を引っ張ってもらう。

私は現役を引退し、一歩離れた場所から彼女たちの活躍を見守っている。

新しく隊長となったエリカは、私の意思を引き継いでくれたようで、隊長としての役割を卒なくこなしている。

それどころか、自分が実際に指揮しているのでないかと錯誤してしまうほど、かつて私が構築したものをエリカは忠実に再現している。

もうエリカは大丈夫だろう。

322 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 11:25:28.53 ID:CJE4bdvW0


そして私も間もなく皆と別れる。

かつて共に戦った黒森峰の仲間やお母様、みほともしばらくは会えない。寂しくないと言えば嘘になるが、遅かれ早かれ別れの日はやってくる。

それに私は更なる高みを目指さねばならないから、いつまでも同じ場所に留まり続けるわけにはいかない。

何しろ気を抜けばあっという間にエリカに追い越されてしまうからな。いつまでも感傷に浸っている場合ではない。


…とはいえ、エリカとしばらく会えなくなるのは辛い。

自分を偽っていたとは言え、姉さん姉さんと私にべったりくっついていたので、心なしか本当の妹のように思えてしまう。

もう二度と私のことを「姉さん」と呼ぶことはないだろうが、またあの日のように甘えてくれないだろうかと、心の何処かで望んでいる自分がいる。

記憶喪失を装ったエリカが、あえて"みほの記憶"だけを削ってた理由も"妹"として、より私との距離を縮めたかったからなのだろう。

血縁関係など無いが、エリカは私のもう一人の妹だ。


私は遠く離れた場所から、二人の妹たちの健闘を祈ることにした。







                      エリカ「姉さん」 お姉妹
323 : ◆MY38Kbh4q6 [saga]:2018/01/02(火) 11:37:43.09 ID:CJE4bdvW0


ということで完結です。

読んでくれた人、レスしてくれた人ありがとう。

HTML化依頼して次のSSを書く作業に戻ります。



■過去作

・【ガルパン】みほ「猛特訓です!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474376201/

・【ガルパン】西住みほ「IV号対空戦車?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475267396/

・【ガルパン】西「四号対空戦車?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491635145/

・【ガルパン】西「四号対空戦車?」 後期型
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1508644014/

・【ガルパン】典子「下剋上?」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509460971/

324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/02(火) 13:30:24.91 ID:6qCm/6P/0
新年からいい話だった乙
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/02(火) 14:28:23.07 ID:MYF7Gv/60
乙ー
プライドが高そうなエリカがだらしない姿を尊敬する隊長に見せつけられる演技力は女優になれるレベル
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/03(水) 10:17:49.37 ID:4ua1Sm7a0
内容もさることながら
文体というか、まほの語りが面白かった。
327 :以下、名無しのかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/06(土) 01:20:00.41 ID:U+th0p/r0
演技にしては人格変わりすぎではw
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