千歌「夢は……ポケモンマスターになることです!!!!!!」【安価】

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487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 21:49:26.05 ID:GJzWcnMs0
罪から逃げてるだけとか言ってるけどもそもそも今回の希の行動自体が過去にばかり囚われてこれから来る未来と今ある現実から逃げるための物だったわけだからこの希はもともと逃げ癖があるんじゃないかな
他の作品のキャラに例えるとクレしんの映画「大人帝国」の敵キャラケンとチャコみたいな感じ(被害は天と地ほどの差があるけど)
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 22:20:00.14 ID:HTjHc4FhO
これやってることって神様主導の盛大なマッチポンプってことだろ
しかも四天王やら国際警察やら前総帥やら色々が一枚手を噛んでると言う

たちが悪すぎて笑えねえ
隠蔽すら完璧とか黒すぎる
…もう滅ぼして良くね?(ウツロイド並感)
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/07(木) 22:28:59.09 ID:elQBKiGSO
長文レス共は死んでくれ
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 22:38:47.66 ID:74YIMSGjO

穂乃果「希ちゃん。希ちゃんには……この先ずっと私たちと一緒にいてもらう」

希「――――――――!!!」

穂乃果「今までどおり、みんなと一緒に。楽しいときに笑って……悲しいときには泣いて……これから先の時代を造ってもらう。私はなにも言わないし、誰にもこの事を話さない。他の誰も……真実を知らないまま生きていく。希ちゃんがしたことの意味を知らないまま。希ちゃんは……罪の重さに押し潰されながら……全てを隠しきって私たちといることを選んでもらう。私たちの顔を見る度に思い出す……ポケモンと触れあう度に自分の犯した罪を後悔してもらう。頭が割れそうになっても……胸が締め付けられても……全てを吐き出しそうになっても……絶対に赦さない。生きてることがツラくなっても……絶対に……………………逃がさない……」

希「……………………残酷なくらい優しいね」

穂乃果「……………………」

希「誰にも話さないっていうのは……穂乃果ちゃんも一緒に背負うって意味でしょ……。本当に……それでいいの?うちは……穢れてるんよ……?」

穂乃果「……………………」



千歌「……………………」



穂乃果「それでも……」スッ

梨子「……!」

穂乃果「それでも……希ちゃんは……私の大切な仲間だから……。かけがえのない……たった九人のμ'sだから……」

希「……………………」

穂乃果「楽しい笑うし……悲しいときは泣く……。仲間が苦しんでたら……その苦しみは分かち合いたいって思うんだよ……」

ポカ……

穂乃果「希ちゃんがしたことは赦されないけど……今はそれ以上に……希ちゃんが苦しんでたことに気付けなかった……私のことが赦せないよ……」

ポカッ……

穂乃果「なんで……話してくれなかったの……。なんで……っ」ポカッ……ポカッ……

希「ゴメン……」

ポロポロ……

希「ゴメン……っ」ポロポロ……

穂乃果「バカ……希ちゃんの……バカ……」ポロポロ……

491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 22:46:54.54 ID:74YIMSGjO

梨子「……………………希さん」

希「……………………」

梨子「私も……なにも言いません……。ここで聴いたことは……胸のうちに留めます。千歌ちゃんや……みんなの大切なものを踏みにじったことは、けして赦しません……。だから……ずっと後悔してください……。そして……強く生きてください……」

希「それでいいの……?」

梨子「失したものも多いかもしれない。けど、それ以上に得たものは大きいと思うから。たとえ予定調和の巡り合わせだとしても……私たちの絆も、物語も……本物だから」

希「梨子ちゃん……」

梨子「後悔して……嘆いて……次の世代がそうならないよう、希さん自身で未来へ導いてください。それが……私からの条件です」

希「うん……。ありがとう……梨子ちゃん……」

梨子「……はいっ」ニコ

492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/07(木) 23:00:49.14 ID:74YIMSGjO



千歌「絆も物語も本物……か」

ギュッ

千歌「……♪……だよねっ♪」クルッ

タタタタ……



――――――――

――――

――

493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/07(木) 23:58:53.93 ID:74YIMSGjO

――――――――



〜♪

にこ「にこぷり!!」

りんまる「にこにこ!!」

にこ「にこぷり!!」

えりダイ「YEAH!」

にこ「ぷりてぃ〜GIRL!!」

キメガーオキービシックツーイキュー♪

ことり「きゃあ〜♪にこちゃ〜ん♪」ノシ

曜「Foooooo♪」ノシ



梨子「なにこの盛り上がり」

海未「みんなシラフですよ」

善子「シラフでこれってどうなの」



希「……………………」

穂乃果「……なにがあっても、楽しそうなとこを見ると元気にならない?」

希「……そうやね」

にこ「んのぉぞぉみぃ〜!!!」

希「!!」ビクッ

にこ「どぉ〜こ行ってたのよ〜!!スーパーアイドルにこにーのワンマンライブ見逃すとかありえないんだけどぉ〜!!」

希「にこっち……」

にこ「ほら、あんたもこっち来て歌いなさい!!デュエットするわよデュエット!!」

希「いや、うちは……」

にこ「あぁん!?にこのマイクが受け取れないっての〜!?」

希「にこっち絡みがスゴい……」

真姫「いつものことでしょ」

494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 00:57:05.06 ID:USTgJ6B9O

海未「希」

希「?」

海未「なにがあったかは知りません。ですが、いつもと様子が違っているのはわかります」

希「……!」

海未「何年の付き合いだと思っているんですか。……にこも、あれでも元気づけようとしているんですよ」

希「……………………」

にこ「希ィ!!!はやく来なさい!!!」

キーン!

凛「にゃあっ!!にこちゃんうるさい!!」

理亞「〜っ」

絵里「希が歌わないなら、エリチカが歌っちゃうわよ♪」

花陽「希ちゃんっ♪」

希「……っ」ゴシゴシ

穂乃果「みんな待ってるよ」ポンッ

希「も〜っ……仕方ないなぁ……♪」

にこ「さっさとしなさいよ♪」

希「わかってるっ♪」

にこ「それじゃーいくよー♪ポケモン、ゲットにこー♪」

テーテテテテテテー♪

テテッテーテーテーテーテーテテテテテテーテテッテー♪

希「たとえ火の中 水の中 草の中 森の中〜♪土の中 雲の中 にこっちのスカートの中〜♪」ピラッ

にこ「きゃあ〜♪ってぬぁにやらせんのよぉ!!!このぉ〜!!!」

希「やーん♪」



千歌「アッハハハハハハハハハ♪」

梨子「フフフフフ♪」



にこ「待ちなさ〜い!!!」

希「やーだーよー♪」

ポロ……

希「〜♪……アハハハハハハ♪」

495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 02:09:17.87 ID:USTgJ6B9O

――――――――

――――

――



穂乃果「さてさて、宴もたけなわではございますが……そろそろパーティーもお開きとさせていただきます」

千歌「えー!!」

穂乃果「お約束ありがとう。っと、その前に……知ってる人もいるけど、ここにいるメンバーには伝えておくことがあります。鞠莉ちゃん」

鞠莉「……………………」スタスタ

果南「……………………」

ルビィ「うゅ?」

鞠莉「この場を借りて……みんなに話さなきゃいけないことがあるの」

善子「話さなきゃいけないこと……?」

ダイヤ「……………………」



鞠莉「私は……四天王を辞任するわ」

496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 02:39:40.48 ID:USTgJ6B9O

梨子「四天王を辞任する……!?」

鞠莉「公式に発表してはいないけど、チャンピオン……穂乃果さんと、A-RISEの三人からは許可をもらってる」

花丸「なんで……」

鞠莉「今回の件で、自分の未熟さを思い知った。私はまだまだ幼稚で、知らないことも、出来ないことも多すぎる。四天王という地位に収まっていては、私という人間の成長が止まってしまう。もっとたくさんのものを見て、たくさんのことを知る。そうすることで……もっともっと広い世界を知ることが出来る。そう思ったの」

梨子「でも……それだと四天王に空席が……」

穂乃果「そう。だから新しく誰かを四天王に抜擢しなきゃいけない。候補として上がってるのはジムリーダーの誰か……。けど、急にジムを空けるわけにもいかない。そこで、私としては四天王に推薦したい候補が何人かいるんだよね」

千歌「候補?」

穂乃果「果南ちゃんに、ダイヤちゃん」

果南「……………………」

ダイヤ「……………………」

穂乃果「善子ちゃん……それに梨子ちゃん」

善子「……!!」

梨子「私も……?」

穂乃果「元四天王の果南ちゃんに、実績と功績のあるダイヤちゃん。誰もが認める実力者の善子ちゃんに、元チャンピオンの梨子ちゃん。まあ……梨子ちゃんに関しては異例中の異例だけど。他の地方のチャンピオンが四天王になるなんて前例が無いし」

497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 03:08:29.76 ID:USTgJ6B9O

梨子「それは、まあ……」

穂乃果「で、どうする?」

果南「断ります」

ダイヤ「右に同じですわ」

善子「ヨハネの名にかけて」

穂乃果「え?」

善子「あ、お断りの方向で……///」

穂乃果「まあ……そうだよね」

果南「理由は鞠莉と同じです。私ももっと広い世界を見たいから」

ダイヤ「分不相応ですわ。それに……私には、もっといい地位もありますので」ポン

ルビィ「お姉ちゃん……///」

ダイヤ「恐れながら、辞退させていただきます」

善子「私も。ていうか、四天王とかチャンピオンに興味無い。一番強いのは私だし」

花丸「傲りがすぎるずら」ペシッ

善子「事実だもん」

穂乃果「梨子ちゃんは?」

梨子「べつに……地位にこだわりはありませんから。私もお断りします」

穂乃果「全員に断られるとは……」

ツバサ「予想はしてたんでしょ?仕方ないわよ」クスッ

曜「わかってはいたけど、自分が選ばれないってちょっとショックだよね」ヒソヒソ

千歌「私たちもそれなりだと思うんだけどね」ヒソヒソ

真姫「なに言ってるのよ」

ようちか「うわっ!!?」

海未「まったくです」

絵里「あなたたちは、挑戦する側でしょ」クスクス

曜「あ……!」

千歌「そっか……」

498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 03:37:22.84 ID:USTgJ6B9O

穂乃果「それじゃ……当初の予定通りだね」

千歌「……?予定?」

穂乃果「四天王の着任は断られるだろうなって、最初から予想してた。だから……これを機会にちょうどいいかなって、決めてたことがあるの」

曜「決めてたこと?」

穂乃果「次のリーグ挑戦を期に、一時的にウラノホシボケモンリーグを凍結するの」

梨子「!!!」

果南「!!!」

ダイヤ「リーグを……凍結する……!!?」

穂乃果「鞠莉ちゃんと同じ……とは言えないけど、私もチャンピオンの座を降りようと思うんだ」

ルビィ「穂乃果さんが……チャンピオンを辞める……!!?」

梨子「そんなことをすれば……本当に……」

英玲奈「チャンピオンと四天王の空席が二つ。それではリーグが機能しない」

あんじゅ「だから、一時的にリーグを凍結させるの」

曜「理屈はわかりますけど……なんで急に……」

穂乃果「急じゃないよ。ずっと考えて……ようやく形に出来そうな段階まで来た」

梨子「いったいなにを……」

穂乃果「リーグも……ジム戦も……常識から外れ、その全てのルールを根底から覆す、史上最大のバトルイベント。その名も……ラブライブ!」

499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 03:53:28.14 ID:USTgJ6B9O

千歌「ラブライブ……」

ことり「そう♪ウラノホシ……ううん、世界中のトレーナーを巻き込んだ一大バトルトーナメント♪」

海未「通常のバトルのみならず、コンテストやパフォーマンス……ありとあらゆる分野で競い合い、たった一人の頂点を決めるのです」

ルビィ「それって……」

花丸「本当の一番を……決めるためのバトル……」

穂乃果「勝てばウラノホシのチャンピオンのイスが手に入る。参加条件は……ポケモンを好きであることだけ!!それだけでいいんだよ!!」

梨子「ジム戦も……リーグ戦も無しに……延いてはチャンピオンのバトルも無しにウラノホシのチャンピオンになれる可能性がある……。たしかに……今までの常識からはかけ離れてる……。けど、そんなイベントが実現可能なんですか?」

絵里「構想はあった。だけど、私たちの強さ故に……とても参加するトレーナーが集まるとは考えられなかった。だけど……」

花陽「みんながいる♪みんなが戦う姿は……すごくドキドキして、見ている人を感動させるの♪」

にこ「私たち相手に一歩も引かない度胸。あんたたちが力を貸してくれれば、きっと実現出来る。いいえ、実現してみせる!!」

凛「それが、凛たちがやりたいこと!」

真姫「私たちの夢」

希「ポケモンとトレーナーが紡ぐ奇跡を、未来に繋げたい」

500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 04:00:15.89 ID:USTgJ6B9O

千歌「未来……っ///」

曜「スゴいスゴい!!なんかワクワクしてきた!!」

梨子「ポケモンとトレーナーが輝くための最高の舞台……!!」

花丸「マルたちが力になれるなら……!!」

ルビィ「うんっ!!なんでも手伝います!!」

善子「堕天使の腕の見せ所♪」

ダイヤ「がんばルビィ……ですわね!!」

果南「おもしろくなりそうっ♪」

鞠莉「私たちの新しい物語……♪セカンドシーズンのスタートデース♪」

聖良「もちろん……!!」

理亞「私たちも!!」

穂乃果「うんっ!!みんな……ありがとうっ♪」

501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 04:05:06.16 ID:USTgJ6B9O

千歌「……あれ?でも、さっき次のリーグ挑戦が終わったらって……」

あんじゅ「♪」ニコッ

英玲奈「フッ♪」

ツバサ「そう、次……よ♪」

鞠莉「そうだよ、千歌っち♪」

ツバサ「ジムバッジを集め、リーグ挑戦に牙を研ぐ怪獣……。相手にしないのは、失礼じゃない」ニッ

千歌「……!!」

穂乃果「千歌ちゃん」

千歌「!!!」

穂乃果「かかっておいで。全力で」

502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 06:36:40.66 ID:bD7a7PJb0
この地方のジム巡りの順番は
くさ→かくとう→ほのお→フェアリー→エスパー→こおり→ひこう→ドラゴンか
ゲーム的のは4つ目フェアリーは結構鬼門
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 11:51:48.18 ID:faBfUaA2O

千歌「……………………」

穂乃果「……なんて、急かしたりしない」

千歌「!!」

穂乃果「なにも今すぐってわけじゃない。何事にも段取りがあるもんね。千歌ちゃんにも、やるべきことがあるんでしょ?」ニコッ

千歌「……はい!!」

梨子「……………………」

千歌「……梨子ちゃん!!!」

梨子「……ついに、このときが来たわね」ニッ

曜「……!!!」ゴクリ

梨子「千歌ちゃん……私と……」

千歌「ダメ!!!」

梨子「!!」

千歌「挑戦者は私だから。私から言う」

梨子「……クスッ。ええ……♪」

鞠莉「…………………………」

果南「……………………」

ダイヤ「……………………」

善子「……………………」

ルビィ「……………………」

花丸「……………………」

曜「……………………」

梨子「……………………」

千歌「……………………」

504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 12:44:21.86 ID:faBfUaA2O

梨子『私、梨子。ポケモントレーナーです』ニコリ



千歌『梨子ちゃんはまだウラノホシに来たばかりだもん。まだまだこの地方は広いよ。まだまだ見たことのない場所や、会ったことがない人がいる。メロエッタのことがわかるまで、諦めるのやめようよ』



千歌『梨子ちゃんが下向いてどうするの!!!ちゃんと顔上げろ――――!!!大切なパートナーなんでしょっ!!!梨子ちゃんが見なきゃいけないのは誰!!!一緒に戦ってるのは誰!!!そんなんじゃ……ケロマツの方からいなくなっちゃうよ!!そんなの……私が勝ちたいって思った梨子ちゃんの姿じゃない!!!たとえどんなに弱気になっても……譲れないものはっ、自分の手で掴まえろ――――!!!!!』



梨子『負けっぱなしじゃいられない……!!!』



千歌『私がリーグを戦えるくらいに強くなったら……』



千歌「梨子ちゃん。私と、バトルしてください」

梨子「ええ。喜んで」

505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 20:15:27.39 ID:qSD9eTRLO

――――――――ポケモンリーグ

――――――――南天の白きスタジアム



ルビィ「広い……おっきぃ……」

花丸「ここが……ポケモンリーグの頂点……」

ツバサ「そう。本来ならば、四天王に勝利した者だけが足を踏み入れることを許され聖なるフィールド。ここで……次代のチャンピオンを決定するバトルが繰り広げられる」

果南「……………………」

鞠莉「果南……」

果南「大丈夫。トラウマはもう、振り払ったから」

善子「ここで戦うのね……千歌とリリーが……」

ダイヤ「よろしいのですか?あくまで私闘なのに、このような……」

真姫「チャンピオンがいいって言ってるんだから、べつにいいんじゃない」

穂乃果「二人の決着をつけるのに、これ以上相応しいフィールドは無いよ」ニッ

曜「……………………」トクン……トクン……

にこ「緊張するわね……」

曜「はい……。でも、ドキドキしてます……///」

絵里「見届けましょう。みんなで」

花陽「来ました……!!」



バタン――――――――

――――――――バタン

スタ……スタ……

スタ……スタ……

ザッ!

千歌「……………………」

梨子「……………………」

506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 21:12:37.32 ID:qSD9eTRLO

凛「……?二人とも着替えたの?」

ことり「せっかくのバトルだもん♪おもいっきり可愛い衣装で戦ってほしくて♪」

海未「千歌は白のジャケットに赤のスカート……梨子は黒いジャケットにパンツルックですか。また対極的な……」

ことり「だって似合うんだもん♪」

曜「スッゴく可愛いです!!!」

ことり「ね〜♪」

善子「リリー……おへそ出てるんだけど……」

花丸「出てるね」

善子「リリーのへそ出しって……なんていうか……こう……エロ――――――――」

鞠莉「Sexyデース♪」

善子「あっ、うん!それ!セクシー!!」

花丸「……………………助平ずら」ボソッ

善子「……………………ゴメンナサイ///」

507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/12/08(金) 21:49:27.39 ID:qSD9eTRLO

善子「コホン……///ところで、みんなはこのバトルどう見てる?」

ダイヤ「どうとは?」

善子「どっちが勝つと思う?」

ルビィ「どっちが……」

聖良「短期間で圧倒的な躍進を見せた千歌さんと……チャンピオンにまで上り詰めた確かな実力を持った梨子さん……」

理亞「……………………」

果南「そういう善子は?」

善子「……7:3でリリー」

ダイヤ「というと?」

善子「千歌はたしかに強くなった。ポケモンを愛し、ポケモンに愛されて……その力を最大限まで引き出せる稀有な才能。キズナ現象までたどり着いたリザードンはもちろん、伝説級のソルガレオやカプ・レヒレの安定感はちょっとのことじゃ揺るがないし、ピカチュウやモクローだってレベルが高いわ。それでも、千歌はリリーに経験という一点で及んでない。それはバトルにおいて勝敗を分ける重要な場面で如実に現れる」

花丸「濃密な時間を過ごしたのは二人とも一緒……。それなら、それ以前のトレーナーとしての来歴が勝負を左右する……」

ダイヤ「ですが、千歌さんには経験の差を埋めるだけのセンスがありますわ。私たちには無い独創性と柔軟な発想。ここ一番での地力は目を見張るものがありますわよ」

善子「そう。だから3なのよ。千歌が勝つにはそれを活かしてリリーの布陣を突き崩すしかない」

鞠莉「なるほど……それは難しそうね……。元とはいえチャンピオンだったんだもの……。チャンピオンの称号は強さの証……。誰を相手にも少しの隙さえ与えてはくれないはずよ」

穂乃果「それに、この一週間の特訓で完全に昔の強さを取り戻してる。あの頃の……無敵だった頃のね。だけど、なにが起こるかわからないのがポケモンバトルでもある」

善子「……そうね」

508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 23:03:30.32 ID:7cl7ZMhR0
この服装はちかっちがDAYDAYDAY衣装でリリーがコワレヤスキ衣装かな?
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 23:21:30.19 ID:UwGEg1rSO
壁あるかな?
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/08(金) 23:41:33.64 ID:qSD9eTRLO

梨子「こうして……向き合うときを楽しみにしてたわ。戦いたいって、面と向かって言われたあのときから……ずっと……」

千歌「うん。私も楽しみだった。どうすれば勝てるか……どうやったら梨子ちゃんを越えられるか……。梨子ちゃんの顔を見ると、自然にそんなことを考えるようになってた。梨子ちゃんは……私にとって目標だった」

梨子「目標は越えるもの……。その覚悟も準備も……とっくに出来てるんでしょ?」

千歌「当然……。私たちの全力で……梨子ちゃんを越える!!!」グッ!

梨子「酔いしれさせてあげる。私の楽団が奏でる音楽に。だから千歌ちゃんも、戦術も、キズナ現象も、メガシンカも、Zワザも……たった一滴も余すことなく……全てを出しきりなさい!!!」バッ!

ゴオオオオオオオ――――――――!

千歌「私はトチマタウンの千歌!!!夢はポケモンマスターになること!!!そしてウラノホシリーグ……ラブライブ!優勝だぁ!!!」

梨子「オトノキザカリーグ、元チャンピオンの梨子!!!聴かせて千歌ちゃん……あなたたちの音を!!!」



ザッ!

穂乃果「ルールは6vs6のフルバトル!!!どちらかのポケモンが全て戦闘不能になったら終了!!!正々堂々、力の限りを尽くして戦うこと!!!」



千歌「はいっ!!!」

梨子「はい!!!」



穂乃果「それでは……バトル、開始――――――――!!!!!」



梨子「さあっ、前奏曲(プレリュード)よ!!」シュッ ポンッ!



切って落とされた……千歌と梨子のフルバトル……
互いの全力を睹した戦い……オープニングを飾る梨子のポケモンは……
安価下1
ランプラー、ガブリアス、トゲキッス、チェリム、メロエッタの中から

511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/08(金) 23:46:39.25 ID:bD7a7PJb0
ガブリアス
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/09(土) 00:00:18.16 ID:0nsalwosO

ガブリアス「ガアアアアアアアアアアア!!!!」



絵里「ガブリアス……!!!」

海未「梨子の手持ちポケモンの中でもトップクラスのアタッカー……!!強気に出ましたね……!!」

凛「千歌ちゃんは……!!」



千歌「いいね……!!ポケモンを前にしたら……俄然燃えてきた!!!こっちも行くよ……一緒に輝こうっ!!!」シュッ ポンッ!



千歌が繰り出したポケモンは……
安価下1
ピカチュウ、カプ・レヒレ、モクロー、ソルガレオ、ベベノムの中から

513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 00:09:27.12 ID:EXrCWVR1O
ソルガレオ
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/09(土) 00:35:16.07 ID:0nsalwosO

ソルガレオ「ガルァアアアアアアアアアア!!!!」



果南「千歌はソルガレオ……!!!」

鞠莉「パワーにはパワーを……!!二人ともオープニングからトップギアだわ!!」



梨子「お互い……考えることは同じみたいね……!!」ニッ

千歌「最初のバトルに勝って……流れを自分のものにする……!!」ニッ

ガブリアス「ガァバッ!!!」

ソルガレオ「レェガ!!!」

梨子「先攻はあげるわ……!!どこからでもかかってきなさい!!!」

千歌「上等っ!!!行くよソルガレオ!!!ニトロチャージっ!!!」

ソルガレオ「ルゥガアアアアア!!!」メラッ……ダンッッ!

ダダダダダダダ!

梨子「真正面から力勝負……!!受けてたつわ!!ガブリアス!!!」

ガブリアス「シャアガアアアアア!!!」ダンッ!



聖良「回避しようとしない……!!受けるつもりですか!!?」



ソルガレオ「ガアアアアアアッ!!!」ゴオオッ!

ガブリアス「シャアアアアアッ!!!」ガバッ!

ガシィィィィィィ!

千歌「!!!」

ググッ……

グググ……!

ソルガレオ「ルガァァァァ……!!!」グッ……!



理亞「技も使わずに……身体一つでニトロチャージを止めた……!!!」

515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 00:46:01.76 ID:pkywOS4F0
アーゴヨンじゃないってことは龍の波動の修得は間に合わなかったか…
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/09(土) 01:07:47.96 ID:0nsalwosO

ルビィ「まるでお姉ちゃんのポケモンみたい……!!」

ダイヤ「パワーのことですか。いいえ……あの膂力はそれ以上です……!!」

曜「どっちのこと……?」

ダイヤ「……両方、ですわ」



千歌「やるじゃん……っ♪」ビッ!

ソルガレオ「ガウッ!!!」バッ!

ガブリアス「シャアッ!!!」

千歌「普通に止めてきたね。避けるまでもないって?」

梨子「ニトロチャージは使えば使うほどスピードを上げる厄介な技。回避すれば余計に出力を上げられちゃうじゃない。けど、スピードに乗る前の技の出掛かりを潰せば驚異じゃなくなる。何度も見たわ」



ソルガレオ『ガアアアアアアッ!!!』

レックウザ『ザアアアアアアアッ!!!』



梨子「千歌ちゃんの戦い方はわかってる。今までずっと見てきたんだもの。私に一度見た技が通用すると思わないで」

千歌「……………………!!」

梨子「……さあ、想像を越えてみなさい」

517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/09(土) 01:46:37.18 ID:0nsalwosO

千歌「たまんないね……」ゾクッ



善子「千歌……笑ってる……」



千歌「強い相手にぶつかっていくこの感じ……!最ッ高にドキドキする!!」

梨子「ええ……私もよっ!!!」バッ!

ガブリアス「ガアアアアアアアアアアア!!!」

梨子「ほのおのキバ!!!」

ガブリアス「シャガアッ!!!」ボオッ!

千歌「サイコショックで突き放して!!!」

ソルガレオ「ガルァ!!!」ヴンッ! ドガガガガガガガ!

梨子「ガブリアス!!!」スッ!

ガブリアス「ガアッ!!シャアアッ!!!」シュンッ! シュンッッ!



理亞「サイコショックをかわした……!!あんなに簡単に……!!」

真姫「速い……いや、違うわね。動きにムダが無さすぎる」

希「技の出だしで軌道を読んでる。コンマ数秒先の未来を予測した動き……」
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/09(土) 01:58:14.32 ID:0nsalwosO

ガブリアス「ガアアアッ!!!」ボオオッ!

千歌「ニトロチャージ!!!」

ソルガレオ「ガルァッ!!!」ダンッ!



花丸「ソルガレオもかわした!!」

ことり「ゼロからトップスピードに……!!千歌ちゃんも一歩も退いてない!!」



千歌「ソルガレオ、そのままニトロチャージ!!!フィールドを大きく駆け回って!!!」

ソルガレオ「ガルッ!!!」ダダダダダダダ――――!

ボオオオオオオオオオッ!



海未「スピードと火力が上昇した……!!」

英玲奈「膂力で止められることを避け、力を蓄えることを優先したか」

善子「常套手段ね。悪くない。でも、使い古された技法なんて、リリーには通用しない」



梨子「作戦のつもり?逃げの一手なんてらしくないじゃない。それでもこっちの攻撃は緩めないわよ。ガブリアス!!!」

ガブリアス「ガアアアッ!!!」



ガブリアスの攻撃……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→だいちのちから
偶数→りゅうせいぐん

519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 02:01:12.90 ID:pkywOS4F0
どっちだ?
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 06:50:27.12 ID:vdZuspKO0
大衆の前では噛みつかないいい子になったなガブ・・・
しかしこの善子の梨子推し・・・実はチャンピオン時代から見てたファンだったり?
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 07:47:55.22 ID:ce5VHdBSO
犬でも飼ったんじゃないか?
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/09(土) 09:27:42.72 ID:0nsalwosO

梨子「りゅうせいぐん!!!」

ガブリアス「シャアガァァァァァァァッ!!!」キイィィン……バシュッ!

ヒュウウウ……ズガガガガガガガガガガガ!

ドガン!

ドゴン!

ドガァァァンッ!

ソルガレオ「ガァァァァァァッ!!!」グラッ!

千歌「ソルガレオ!!!」



あんじゅ「フィールド全体に降り注ぐりゅうせいぐんで、スピードもなにも関係無しに……!!」



千歌「大丈夫ソルガレオ!?」

ソルガレオ「グルル……ガアッ!!!」

千歌「思い切り良すぎ……!!でも、これが梨子ちゃんなんだよね……!!」

梨子「ええ、そうよ」ニコッ



ツバサ「一瞬を見切る戦術眼があってこそ成せる紙一重の猛攻。リスクを怖れず常に攻撃の手のみを模索する超攻撃的なバトル。これが……オトノキザカを震撼させたチャンピオン、梨子さんの本気ということね」



梨子「距離を詰めなさい!!ほのおのキバ!!!」

ガブリアス「ガアアアバッ!!!」ボオオッ!

千歌「ガブリアスと距離を取って!!ニトロチャージ!!!」

ソルガレオ「ガルアッ!!!」ボオオッ!

523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 11:16:03.68 ID:Ft8cspMc0
>>512 ヨーテリーかガーディにNNライラプスと付けているのが安易に想像できるな
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 11:19:14.38 ID:92IOr3J7O
>>523 善子だし、ポチエナの方じゃない?
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/09(土) 11:44:04.15 ID:yrTDqnAK0
>>523 デルビルの可能性も
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/09(土) 17:48:35.53 ID:CvDKgHG3O

花陽「ソルガレオの技は、中、遠距離で十分な威力を発揮する……。だからこそ梨子ちゃんは距離を詰める判断をした」

ルビィ「二人とも自分の距離を保とうとしてる……。けど……」

果南「梨子ちゃんが優勢なのは明らかだね……」



梨子「もっと……もっと楽しませて!!ガブリアス、だいちのちから!!!」

ガブリアス「ガアッ、バアアアア!!!」ドゴンドゴン!

ドガァン!

ドゴォン!

千歌「ソルガレオ!!!」ビッ!

梨子「そっちね!!!」ビッ!

ガブリアス「ガアアアバッ!!!」

ソルガレオ「ガルァッ!!?」

千歌「なっ!!!」



にこ「ガブリアスが回り込んだ!!」

穂乃果「だいちのちからでソルガレオのコースを誘導したんだね……!!」

絵里「秀逸なのは……千歌のサインを梨子が読んだことよ……!!簡略化し最適化した最小限のサインを、梨子も完全に把握してる!!」



梨子「だから……今までの千歌ちゃんのバトルじゃ勝てないのよ!!!ガブリアス、ほのおのキバ!!!」

ガブリアス「ガアアアアアアッ!!!」ボオオオオッ!

ガブ――――――――ボオオオオオオオオオッ!

ソルガレオ「ルガァァァァァァァァァ――――――――!!!」

ガブリアス「シャアガァァァァァァァッ!!!」ボオオオオオオオオオッ!



聖良「ソルガレオを捉えた!!!」

ダイヤ「急所に……ダメージは相当ですわ!!!」

527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/09(土) 22:21:09.23 ID:Wmhtnk5gO

梨子「もう逃がさない!!このまま仕留めるわよ!!!」

ガブリアス「ガアアアアアアッ!!!」

梨子「荒ぶる龍の咆哮に震えなさい!!!」スッ!

キラン――――――――

パアアアアア……



海未「来ますか……!!!」

曜「メガシンカ……!!!」



梨子「龍の鼓動よ!!!不滅なる魂よ!!!未来に響く希望の音を奏でなさい!!!ガブリアス、メガシンカ――――――――!!!!!」

パアアアアアアアアアア――――――――!

メガガブリアス「ジャアァァァァァァァァァ――――――――!!!!!」



ダイヤ「メガガブリアス!!!」

鞠莉「さらに炎の威力が上がった!!!」



梨子「喰らい尽くしなさい!!!」

メガガブリアス「ジャァガアアアアアアアアア!!!!」ボオオオオオオオオオオ!

ソルガレオ「ガルァァァァァァァァァァァ!!!」

528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 01:24:38.34 ID:hA9HBn//O

凛「一方的だね……」

花丸「千歌ちゃんもとびきり強いのに……梨子ちゃんはそれ以上……」

善子「千歌が勝つにはリリーの想像を越えるしかない。……負けんじゃないわよ」

ルビィ「それ……どっちに?」

善子「決まってんでしょ」



ソルガレオ「レガアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

パアアアアアアアアアア――――――――!

梨子「っ!!?」



善子「両方よ」



梨子「ライジングフェーズ……!!」

千歌「逃がさない……だっけ。捕まえたのはこっちだよ……!!!」バッ!

ソルガレオ「ガアアアアアアッ!!!」ダンッッ!

メガガブリアス「ガバッ!!?」

千歌「強引なバトルは何度も見せたっけ……でも、もっと強引なバトルは初めてでしょ!!!ソルガレオ、メテオドライブ――――――――!!!!!」

ソルガレオ「ガァルアアアアアアアアアアアアアアア――――――――!!!!!」キイィィン……ドゴオオオオオオオオオオ!

メガガブリアス「シャガアッ!!!?」

梨子「喰らいつかせたまま……メテオドライブ!!!?ちいっ、振りほどきなさい!!!」

千歌「いけぇ――――――――!!!!!」

ソルガレオ「ガルァァァァァァァァァァァァッ!!!!!」

ドッガァァァァァァァァァァァン!

529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 02:06:05.79 ID:hA9HBn//O

絵里「スタジアムの壁に……!!」

希「力ずくで叩きつけた……!!」

曜「今までにないくらいムチャで強引……!!でも、本気の梨子ちゃんを押し返した!!!」



シュウウウウウ……

千歌「……………………」

梨子「……………………」



反撃のメテオドライブ……
ファーストバトルの幕引きとなるか否か……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→メガガブリアス、戦闘不能
偶数→メテオドライブに耐えきる

530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 02:16:41.41 ID:b2IDQ9Vk0
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 17:41:18.16 ID:zYqnPLZHO

ガラッ……

パラパラ……

メガガブリアス「ガア……ッ!!!シャガ――――――――」バタン

梨子「!!!」

シュイン……

ガブリアス「ガブ……」

ソルガレオ「ガルァ!!!」



穂乃果「ガブリアス、戦闘不能!!!ソルガレオの勝ち!!!」



ことり「ガブリアスが負けた……!!」

善子「無策……いいえ、あれが策だったの……?攻撃を受けることを前提に、力ずくのカウンターを仕掛けるなんて……」

ダイヤ「たしかに……今まで見たことはありませんわね……」

理亞「普通じゃない……」

曜「だけど、千歌ちゃんっぽい」

海未「……敢闘しましたね、ガブリアス」



梨子「ありがとう、ガブリアス。ゆっくり休んで」シュイン

千歌「どう、梨子ちゃん?」ニッ

梨子「最初からカウンター狙いだったの?」

千歌「梨子ちゃん相手にそんなの狙えないよ。少しくらいムチャしなきゃ勝てないかな……くらいには思ってたけど。真っ直ぐに……勢いよくいけばなんとかなる。無謀な賭けは勝ちに行くよ♪」ニコッ



真姫「……ふん」クスッ

532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 17:51:00.43 ID:zYqnPLZHO

千歌「さあ、まずは一勝だよ!!このままストレートで決め――――――――」

梨子「させないわよ」



ゾワ――――――――!



千歌「……!!!」



果南「プレッシャーが……跳ね上がった……!!」

ルビィ「今までの梨子ちゃんからは……感じたことない……」

鞠莉「強者だけが自然に身に付けるオーラ……まるで目に見えない壁に押し付けられているような……顔の横に何かを突き付けられているような息苦しさだわ……」

聖良「狩猟本能ともとれるような……剥き出しの闘争本能……。狙った獲物を必ず仕留めるという鋭い気概……これが……」

海未「かつて……オトノキザカを震撼させた、オトノキザカリーグ歴代最強のチャンピオン……。生半可ではありませんね……この殺気は……」

533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 18:22:55.17 ID:zYqnPLZHO

梨子「まさかこの私が……壁に追い詰められて敗けを喫するなんてね……。千歌ちゃん、あなたが初めてよ。私に壁に追い詰められる味を教えてくれたのは」

千歌「……………………っ」ジリッ

梨子「次は私が教えてあげる」スッ

ソルガレオ「ガル……!!」

梨子「捕食者が誰かってことをね」ペロッ

千歌「――――――――ッ!!!」ゾクッ

梨子「第二楽章の始まりよ……!!」シュッ ポンッ



覚醒する捕食者……
呼び起こされるアイデンティティー……
梨子が繰り出した二体目のポケモンは……
安価下1
ランプラー、トゲキッス、チェリム、メロエッタの中から

534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 18:23:42.54 ID:Mt9+vsh3O
可能ならシャンデラ

無理ならランプラーで
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 18:59:33.49 ID:m7qqCE0/O
オーラで壁ドンとかやべえ
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 19:19:56.38 ID:iLquM0Fv0
完全に不思議の国編のイケ梨子
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/11(月) 02:20:34.66 ID:jmdrz2fAO

ランプラー「プラァッ!!!」

梨子「奏でましょう、情熱的な円舞曲(ワルツ)を!!」

千歌「ちょっと気圧されたけど……こっちだってまだまだ全力だもん!!!ソルガレオ、ソーラービーム!!!」

ソルガレオ「ガアアアアアアアアッ!!!」キュイイイイン……

梨子「ええ、全力で来なさい。それでこそ……!!!ランプラー、れんごく!!!」

ランプラー「プゥーラァァァァァァァァ!!!!!」ゴオオオオオオオオッ!

千歌「!!!」



にこ「尋常じゃないわよ……あの火力……!!」

希「真姫ちゃんの炎を彷彿とさせる……!!」



千歌「避けてソルガレオ!!!」

ソルガレオ「ガアッ!!!」シュンッ!

ランプラー「プラアアア!!!」

梨子「シャドーボール!!!」

ランプラー「ラアアアップゥッ!!!」バシュバシュッ!

ソルガレオ「ガァルッ!!!」グラッ!

千歌「っ、ソーラービームで薙ぎ払って!!!」

ソルガレオ「レガルァァァァァァァァ!!!!」バシュウウウウウウウウ!

ランプラー「プラァァァァァァッ!!!」ヒュンヒュンッ!

梨子「もう一度シャドーボール!!!」

ランプラー「プラララララアッ!!!」バシュッ!

ドドドドドドドドドド!

538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/11(月) 02:34:09.69 ID:jmdrz2fAO

曜「れんごくみたいな大技で気を引いて、シャドーボールで細かく的確にダメージを与えてる……!!」

凛「あの体格差がまた厄介……。懐に潜り込まれたらどうにも出来ないにゃ……」

理亞「ニトロチャージなら自分の周囲ごと焼き尽くせる」

ルビィ「ううん。梨子ちゃんのランプラーの特性はもらいびだから……。ニトロチャージを受ければ、ランプラーの力になっちゃう……」

理亞「……っ」

ダイヤ「あなたならどうしますか?」

善子「ニトロチャージでどうにか出来ないなら、メテオドライブで一気に距離を作って、スピードに乗ったまま激突するわ。けど……」

聖良「それを梨子さんも狙っている……」

539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/11(月) 06:37:28.11 ID:rJDXW9rM0
太陽神なのに火に弱いのと、鋼がゴースト半減できなくなったのダブルパンチ
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 00:06:22.15 ID:unBwk70xO

梨子「ランプラー、ソルガレオの真下に!!!」ビッ!

千歌「ソルガレオ、振り切って!!!」バッ!

ランプラー「プラア!!!」

ソルガレオ「ルガア!!!」

梨子「れんごく!!!」

ランプラー「プーッ、ラアアアアアッ!!!」ボオオオオオオオオオッ!

ソルガレオ「ガルァァァァァァァッ!!!」



ことり「直撃した!!!」



千歌「くっ!!!」

梨子「このまま嬲られ続けるつもり?」ニッ

千歌「こんの……!!そんな安い挑発に……!!!」

梨子「乗るのが千歌ちゃんでしょ?♪」

千歌「よくわかってらっしゃる!!!ソルガレオ、メテオドライブでランプラーを置き去りにしちゃえ!!!」

ソルガレオ「ガァァルアアアアアアアアア!!!!!」キイィィン……ゴオオオオオオオオ!



鞠莉「メテオドライブ!!!」

曜「ランプラーから距離を取った!!!」

541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 00:43:26.61 ID:unBwk70xO

千歌「なにを仕掛けてきても関係ない!!この距離はソルガレオの距離だ!!サイコショック!!!」

ソルガレオ「レェガアアアアア!!!」ヴンッ!

ズドドドドドドドド!

梨子「かわしなさい!!!」

ランプラー「プラァァァァァァッ!!!」

梨子「ソルガレオの距離……ね。あいにく、この空間はランプラーのものよ!!!ランプラー、シャドーボール!!!」

ランプラー「プラァァァッ!!!」ヴンッ! ヴンッ! ヴンッ!



花陽「ランプラーの周囲にシャドーボール……!?」

絵里「放出せずに……自分の周囲に留めるタイプの技……!!あれは……!!」

にこ「私の……!!」



千歌「にこさんとのバトルで見た……!!梨子ちゃん……にこさん推し……!?」

梨子「違う」キッパリ



にこ「おい」

542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 00:53:29.44 ID:unBwk70xO

梨子「そんなこと言ってる暇があるの?」

千歌「!!」

梨子「ランプラー……やりなさい!!」パチンッ

ランプラー「プラァァァァァァッ!!!」

ボンッ!

ソルガレオ「ガアッ!!?」

千歌「ソルガレオ!!?」



英玲奈「ソルガレオの間合いで爆発……!!?」

あんじゅ「なにが起きたの……!!?」



千歌「……っの!!!」キッ

梨子「見えたのね……さすがいい眼をしてるわ。まあ、絶対に避けられはしないけど!!」

ランプラー「プラァァァァァァッ!!!」

ボンッ!

ボンッ!

ボン――――ッ!

ソルガレオ「ガァァルアアアアアアアアア!!!」



ツバサ「次々とソルガレオの周囲で何かが炸裂してる……。タイミングと箇所がまるで掴めない……。なんなのあれは……?」

穂乃果「……………………」



ランプラー「プーラァァァァァァ!!!」ヴンッ!



穂乃果「……なるほど」

543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 01:15:26.50 ID:unBwk70xO

ことり「穂乃果ちゃん?」

穂乃果「爆発が起こる度に、ランプラーの周囲に浮いてるシャドーボールが消えてる。たぶんあれは……」

善子「トリックを使ってシャドーボールを直接ソルガレオの周囲に転移させてる」

花丸「シャドーボールを転移……!?」

海未「シャドーボールを道具と解釈したということですか。またなんとも……常識外れな……」

果南「シャドーボールを撃つのと違って、着弾するまでのタイムラグも無いし、回避の目安になる軌道が存在しない」

ダイヤ「ええ。それになにより、あれではどこに被弾するのかが読めませんわ……」



千歌「前にショウゲツで見たやつだね。あのときより……ずっと威力も精密さが上がってるけど……」

梨子「鍛えてたのよ。いつか千歌ちゃんと戦うときのことを考えて」

千歌「光栄だけど……それとこれとは話が別だよ!!ソルガレオ、ニトロチャージ!!!」

ソルガレオ「ガアッ!!!」

梨子「逃げようとしても無駄よ!!!」バッ!

ランプラー「プラララララァッ!!!」

ボンッ!

ボンッ!

ボンッ!

ソルガレオ「ガルルアッ!!!」グラッ!

梨子「トリックを発動させてからソルガレオの元に着弾するまでほんの一瞬。もうなにもさせないわよ!!」

544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 01:23:11.35 ID:unBwk70xO

理亞「強い……!!」

聖良「進化だけが強さの証ではない……まさにそれを体現していますね……」

ツバサ「トレーナーのアイデアが、インスピレーションがポケモンの強さを引き出す。さすがだわ、梨子さん」



千歌「迂闊に動けない……!!」

梨子「いいえ、動いても動かなくても同じよ」スッ

ランプラー「プラッ!!!」

梨子「このバトルはもらうわよ!!!」

ランプラー「プラァァァァァァッ!!!」

ボンッ!

ボンッ!

ボンッ!

ソルガレオ「ガルアッ!!!」

千歌「っ!!どうしたら…………!?」

ランプラー「プラララララーッ!!!」

千歌「シャドーボールの数が減ってる……。そっか……シャドーボールを作り出すことと、トリックを一緒には使えないんだ……!!」

梨子「……………………」

千歌「チャンスは絶対来る……!!ソルガレオ!!!もう少しだけ耐えて!!!」

ソルガレオ「ガルァァァァァァァァァァ!!!」

545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 01:27:22.08 ID:unBwk70xO

ルビィ「千歌ちゃん……なにを……!?」

真姫「弾幕が無限じゃないことに気付いたのね」

花丸「無限じゃない?」

希「シャドーボールの生成とトリックが併用出来ないんやね。あのままシャドーボールを撃てばいずれ弾は尽きる。そうすれば梨子ちゃんは再びシャドーボールを形成するはず。千歌ちゃんはその隙を狙ってる」

にこ「とは言っても、そんな隙ほんの一瞬よ。それに……それまでソルガレオが耐えきれるかどうか……」

546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 07:42:00.52 ID:fO0v0bAFO

千歌「もう少し……」

ボンッ!

ボンッ!

ボンッ!

千歌「もう少し……!!!」

ボンッ!

ランプラー「プラァァァァァァッ!!!」

ソルガレオ「ガアアアアアアアアッ!!!」

ボン――――ッ!

ランプラー「プラ――――――――」フッ

千歌「っ!!今だよソルガレオ!!!メテオドライブ――――――――!!!」

ソルガレオ「ガルァァァァァァァ――――――――ッ!!!」ゴオオオオオオオオッ!



聖良「仕掛けた!!!」

理亞「さっきより断然速い!!この一瞬に賭けてきた!!!」



ゴオオオオオオオオ――――――――ッ!

千歌「間に合え――――――――!!!!!」

梨子「間に合うとか……そういう次元じゃないわよ」

千歌「!!?」

梨子「私のランプラーは空間だけじゃない。時間さえも支配するわ!!!」

ランプラー「プララァッ!!!」

ボンッ!

ボンッ!

ボン――――――――ッ!

ソルガレオ「ガ――――――――!!!」

547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 09:45:08.39 ID:fO0v0bAFO

千歌「――――――――ッ!!!」



凛「なに!?なんで爆発が!!?」

海未「まさか……時間差……!!?トリックで転移させたシャドーボールにてる意図的にタイムラグを生じさせた……!?」

にこ「ありえるのそんなこと!?それって、つまりソルガレオがどう動くか……そのときどういう位置にいるかを完ぺきに予測してたってことでしょ!?」

絵里「未来を見通す力……または未来を実現させる力……」

希「第六感なんてあやふやなものじゃなく……経験に裏打ちされた確かな実力……。今の一撃が与えたダメージは大きい……」

穂乃果「ソルガレオにも……千歌ちゃんの精神にも……」



梨子「想定外のことが起きると人は揺らぐ……!!真剣勝負においてそれは致命的な結果に繋がる!!決めなさい、ラン――――――――」

千歌「ソルガレオ――――――――!!!!!」

梨子「!!?」ビクッ

千歌「怯んじゃダメ!!!そのまま……全速前進――――――――!!!!!」

ソルガレオ「ガアア……ルガゥアアアアアアア――――――――!!!!!」ゴオオオオオオオオオオ!

梨子「っ、生意気なくらい動じないわね!!ランプラー!!!れんごく!!!」

ランプラー「プゥラアアアアアアアアアアアア――――――――!!!!!」ボオオオオオオオオオオ!



衝突するれんごくとメテオドライブ……
ランプラーvsソルガレオの行方は……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→ソルガレオ戦闘不能
偶数→ランプラー、ソルガレオ、共に戦闘不能

548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/12(火) 10:22:21.41 ID:0DvGOXmjO
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 18:54:10.55 ID:WdSoK0rYO

梨子「最大火力まで上げるわよ!!太陽を燃やし尽くしなさいランプラー!!!」

ランプラー「プラァッ!!!プラララララア――――――――ッ!!!」

ソルガレオ「ガア――――――――」

ボオオオオオオオオオオ――――――――!

千歌「ソルガレオ!!!」

シュウウウウウウ……

ソルガレオ「ガ、ル……」ズシン……

千歌「……………………!!!」



穂乃果「ソルガレオ戦闘不能!!ランプラーの勝ち!!!」バッ!



梨子「っし!!!」グッ!

ランプラー「プラーッ♪」フヨフヨ



ダイヤ「ソルガレオを……倒した……!!」

理亞「本当に……!!」

ツバサ「タイプの相性、先のガブリアスとの連戦……要因がいくらあったとしても称賛に値するバトルだったわ。梨子さんの作戦と経験の勝利ね」

聖良「これでお互いに残る手持ちのポケモンは五体……」

550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/12(火) 19:11:38.10 ID:WdSoK0rYO

千歌「ありがとう、ソルガレオ」シュイン

梨子「ヒヤッとしたわ。あと少しランプラーに攻撃が届いてたら、勝負はわからなかったわね」

千歌「生意気なのは梨子ちゃんもじゃん」

梨子「本当よ。千歌ちゃんたら全然動揺してくれないんだもん」クスクス

千歌「そりゃ驚きはするけどね。梨子ちゃんなら当然かな……とも思うよ。それで……それ以上にワクワクする……♪」ニイッ

梨子「勝つ気満々じゃない。そうやってイタズラっぽく笑うときは、いつだって自分の勝利を確信したときでしょ」

千歌「本気の梨子ちゃんに勝つって思うとついね……♪」

梨子「本当、変な人……♪言っておくけど私もそうよ。本気の千歌ちゃんに勝って、見たことのない景色を見る。それになにより……千歌ちゃん、あなたに勝ちたい」

千歌「……………………っ!!///いいよ……バトルはまだまだこれからだもんね!!!」シュッ



千歌が繰り出した二体目のポケモンは……
安価下1
ピカチュウ、カプ・レヒレ、モクロー、ベベノムの中から

551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/12(火) 19:15:49.27 ID:2Zx+KK/n0
れひれ
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/12(火) 19:35:14.29 ID:nyPwdwOzO
まあレヒレ一択だよな
ガブリアス倒した以上ランプラー以外に刺さってるのいないし
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/13(水) 11:58:52.64 ID:mvB0NCe7O

ポンッ!

カプ・レヒレ「レア……!!!」スウッ



果南「カプ・レヒレ……!!」

鞠莉「やっぱりそう来るわよね……」

ダイヤ「ゴースト・ほのおタイプのランプラーに対し、みず・フェアリータイプのカプ・レヒレをぶつける……。定石ですわ……」

花丸「その定石が梨子ちゃんに通じるかどうか……」



梨子「いい顔ね。千歌ちゃんになついてなかったあの頃とは全然違う」

千歌「今じゃ超仲良しだよ」ニッ

梨子「仲ならこっちも負けてないわよ。なんせ、ランプラーはこの地方に来てから、ゲッコウガの次にゲットしたポケモン。付き合ってきた時間はとびきりなんだから」

ランプラー「プーラァ♪」スリスリ

千歌「カプ・レヒレ、こっちも見せつけてやろう」

カプ・レヒレ「レーアッ」プイッ

千歌「見たか梨子ちゃん」

梨子「そっぽ向かれてるじゃない」

千歌「カプ・レヒレはたまにデレるのが可愛いんだよ」

梨子「バトルが可愛くないのだけは知ってるけど……!!ランプラー、シャドーボール!!!」

ランプラー「プララァッ!!!」バシュッ!

554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/13(水) 16:48:02.68 ID:mvB0NCe7O

カプ・レヒレ「レーファ!!!」

千歌「みずのはどう!!!」

カプ・レヒレ「レェアアアアッ!!!」バシュウッ!

バシャアッ!

千歌「かげぶんしん!!!」

カプ・レヒレ「レアッ!!!」シュバッ! シュバッ! シュバババババ!

千歌「しぜんのいかり!!!」

カプ・レヒレ「レーファッ!!!レェアアアァァァ!!!」ゴオオオオオオオオオオ!

ランプラー「プラアアアッ!!!」

梨子「ランプラー!!!っ、いきなり畳み掛けてくるじゃない!!けど、それは裏を返せばランプラーの技を攻略出来ない焦りよね!!」

千歌「シャドーボールとトリックのコンボを決められる前に、ソッコーで勝負を終わらせる!!!カプ・レヒレ、みずのはどう!!!」

カプ・レヒレ「レレアアアアアア!!!」バシャアッ! バシャアッ!

555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/13(水) 19:31:32.58 ID:xTHFYDFSO
>千歌「カプ・レヒレ、こっちも見せつけてやろう」

>カプ・レヒレ「レーアッ」プイッ

>千歌「見たか梨子ちゃん」

>梨子「そっぽ向かれてるじゃない」


この流れすき
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/13(水) 19:41:32.03 ID:mvB0NCe7O

梨子「かわしなさい!!!」

ランプラー「プラーッ!!!」ヒュンヒュンッ!

バシュッ!

ランプラー「プラッ!!!」

梨子「掠めた……!!やっぱり厄介ね……かげぶんしんは……!!でもそれは……私のスタイルを見て学んだものでしょ……!!」

千歌「!!」

梨子「攻略の仕方くらいわかってるのよ!!ランプラー、フラッシュ!!!」

ランプラー「プララァッ!!!」パアアアアアッ!

千歌「っ!!」

カプ・レヒレ「レアッ!!」



ルビィ「ピギッ!!」

花丸「眩しいずらぁ……!!」

善子「くっ……光が堕天使を呑み込むなど……!!」



千歌「しまっ……ランプラーから目を離して……!!」

梨子「シャドーボール!!!」

ランプラー「プーッ、ラアアアアアッ!!!」ヴンッ!

梨子「トリック!!!」

ランプラー「ラアアアップゥッ!!!」

ボンッ!

ボンッ!

ボンッ!

カプ・レヒレ「レアッ!!?」



穂乃果「かげぶんしんを一度に吹き飛ばした……!!」

557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/14(木) 00:13:09.07 ID:DfQhI6tY0

梨子「一瞬だって目を離しちゃダメじゃない!!ランプラー、トリック!!!」

ランプラー「プーラッ!!!」

ボンッ!

ボンッ!

ボンッ!

千歌「……!!カプ・レヒレ!!!」バッ!

ランプラー「プラアアアアアア!!!」

ボンッ!

ヒュンッ!

カプ・レヒレ「レアッ!!!」

梨子「!!」



曜「ダメージはくらってるけど……直撃を避けた……!!」

ことり「千歌ちゃんの指示が、さっきまでよりワンテンポ速くなった……!!」



梨子「ランプラー!!!」

千歌「カプ・レヒレ!!!」

ボンッ! ボンッ! ボンッ!

シュンッ! シュンッ! シュンッ!

ランプラー「プラァァァァァァァァァ!!!」

カプ・レヒレ「レェファァァァァァァァ!!!」

梨子「動きが変わったわけじゃない……!!なのに、芯を捉えられなくなってきた……!!」バッ!

千歌「カプ・レヒレ!!!」ビッ!

558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/14(木) 00:53:22.45 ID:DfQhI6tY0

穂乃果「梨子ちゃんの予測を更に越える予測……千歌ちゃんの集中力が上がった……!!」

ことり「回避が不可能に近い梨子ちゃんとランプラーのコンビネーションに物怖じしてない……!!」

花陽「それになんだか……千歌ちゃん、楽しそう……」



千歌「……っ!!♪」



善子「いい笑顔……。あのムラっ気が、千歌の弱点であり強みね……」

曜「スロースターター……千歌ちゃんはいつもエンジンがかかるのが遅い。けど、一度火がついたら手がつけられない。そんなとき、千歌ちゃんは心の底から楽しそうに笑うんだ」

ルビィ「そして、強い人とバトルするとき……千歌ちゃんはバトルの中で進化する!!」



梨子「憎たらしいわね……!!べつに……攻略法を見つけたわけじゃない……!!直感だとか、野生の勘だとかそういうレベルの話で、やっと対応出来てるだけなんでしょ……!!なのに、私たちの攻撃を上回る次元でそれが研ぎ澄まされだした……!!」

千歌「ピンチのときこそ……ワクワクする……!!ずっとずっとそうだった!!!どんなときもずっと!!!」

梨子「本当、そういうところがめんどうで……そういうところに私は惹かれたのよ!!!」

千歌「梨子ちゃん……今、私……超楽しい!!!//////」キラキラ

梨子「ええっ、私もよ!!!ランプラー、シャドーボール!!!」

ランプラー「プーラァッ!!!」バシュッ!

千歌「しぜんのいかり!!!」

カプ・レヒレ「レファアッ!!!」キン……ゴオオオオッ!

ドオオオオンッ!



理亞「相殺した!!」

559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/14(木) 02:31:19.01 ID:mtAwr9fTO

梨子「勢いだけで勝てるなんて思わないで!!!」

千歌「信じることが勝利へ繋がるんだ!!!カプ・レヒレ、ミストメイカー!!!」バッ!

カプ・レヒレ「レプアアアアアアア――――――――!!!」フワァァァァァァァァ……



にこ「ミストメイカー……!!ミストフィールドを広げた!!」



梨子「まあ、そう来るわよね……!!」



絵里「狙いはしぜんのちから……ムーンフォースね!!」



梨子「カプ・レヒレの必勝パターン……それも今日までよ!!」

560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 11:08:20.47 ID:WC7gomFSO
一次元
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 14:49:55.75 ID:pot1z1ayO
おもろしろです
頑張って
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/14(木) 20:29:01.40 ID:mtAwr9fTO

ランプラー「プーッ、ラアアアアアッ!!!」ボオオオオオオオオオオ!

ゴオオオオオオオオオ!

千歌「んなっ!!?」



真姫「フィールドのあちこちから……!!」

凛「れんごくの火柱が……!!」

花陽「ミストフィールドを呑み込んでいくよ……!!」



メラッ……

カプ・レヒレ「レァプ!!」

千歌「フィールドが火の海に……!!?」

梨子「カプ・レヒレのしぜんのちからの厄介なところは、応用の利く汎用性の高さだものね。どんなフィールドでも最大限に力を発揮出来るなら、フィールドそのものを支配すればいい。この灼熱の炎の中でしぜんのちからを使用しても、当然ランプラーの特性であるもらいびが働くわ」

千歌「……なら、この火の海を消せばいい!!!カプ・レヒレ、かげぶんしん!!!」

カプ・レヒレ「レアア!!!」シュバババババ!

梨子「みずのはどう?無理よそれじゃ。煉獄の炎は万物を焼き尽くす永劫の業火なんだから!!」

ボオオオオオオオオオオ!

ボフンッ!

ボフンッ!

ボフンッ!

千歌「かげぶんしんが……!!この火の海丸ごと操れるの……!!?」

梨子「造作も無いことよ!!♪」ギランッ



善子「くっ、カッコいい……!!」

563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/14(木) 23:39:57.33 ID:mtAwr9fTO

絵里「追い詰められたわね……」

にこ「フィールド全体をうねる炎の海。本当に支配してるわね……この空間を……」

希「ゲームメイクも含めてね。次の一手で、このバトルが決まる……!!」



梨子「さあ……奏でるわよ!!冥府の炎で踊りなさい!!!」

ランプラー「プゥラアアアアアアアアアアアア――――――――!!!!!」ゴオオオオオオオオ――――ッ!

千歌「……………………」



花丸「なにもしない……!?」

果南「いや……」



千歌「みずのはどう単発じゃ炎は消せない……かげぶんしんは焼き尽くされる……しぜんのちからは通用しない……じゃあどうする……考えろ……考えることをやめちゃダメ……勝つために……」ブツブツ……



鞠莉「この一瞬を争う土壇場で……なんてConcentration……」

ルビィ「全然諦めてないんだ……!!」



梨子「それでこそ……っ!!!」

ランプラー「プラララララララララララア――――――――!!!!!」

千歌「勝機が見えないなら……作り出す……っ!!!カプ・レヒレぇ!!!」

カプ・レヒレ「レェアアアアアアアアアア――――――――!!!!!」ガシンッ!

564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/15(金) 00:13:58.54 ID:eR0K7P4SO

ことり「カプ・レヒレが、殻を閉じた!!」

海未「なにをする気ですか……!!」



カプ・レヒレ「プレェアアアアアアアアッ!!!」ギュウウウウウウウン!

梨子「回転……!!」

千歌「いぃっけぇぇぇ!!!」

カプ・レヒレ「レェィアアアアアア!!!」ギュオオオオオオオオ!



穂乃果「カプ・レヒレが……まるで弾丸みたいに……!!」

ツバサ「あのまま炎を突き破るつもり……!?」



梨子「ただの激突……違うわね……!!」

カプ・レヒレ「レアアアアア!!!」ギュオオオオオオオオッ!

ピシャッ……

梨子「水滴……いいえ、みずのはどうを……!!!」



英玲奈「先端の一点にみずのはどうを集中させている……!!」

あんじゅ「それも単発じゃない……!!幾重にもみずのはどうを重ねてるわ……!!あれなら……!!」



梨子「負けないで、ランプラー!!!」

ランプラー「プラアアアアアアア!!!」

千歌「踏ん張れカプ・レヒレ!!!」

カプ・レヒレ「レェアアアアアアアアッ!!!」



れんごくの海を突き破らんとするカプ・レヒレ……
勝利の軍配が上がるのは……
安価下1コンマ
01〜33→カプ・レヒレ、戦闘不能
34〜66→ランプラー、カプ・レヒレ共に戦闘不能
67〜99→ランプラー、戦闘不能
00→カプ・レヒレに奇跡が起きる

565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 00:40:44.03 ID:TaeI0eMj0
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 01:34:23.34 ID:apLeI6Yb0
梨子ちゃんつっよ
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/15(金) 01:55:21.81 ID:eR0K7P4SO

ゴオオオオオオオオッ!

ランプラー「プラアアア!!!」

ギュオオオオオオオオ!

カプ・レヒレ「レェアァァッ!!!」

ググググググ……ググッ……



聖良「カプ・レヒレの回転が……!!」

理亞「止まる……!!」



梨子「今よランプラー!!!れんごく!!!」

ランプラー「プゥラアアアアアアアアアアアア――――――――ッ!!!!!」

ボオオオオオオオオオオ――――――――!

カプ・レヒレ「レアッ――――――――!!!」

ドォォォォォォォォォン!

千歌「っあ!!!カプ・レヒレ!!!」

カプ・レヒレ「レーア……!!」ググッ……

梨子「……………………」

カプ・レヒレ「レ、ヒ……」パタン

千歌「……………………!!!」



穂乃果「カプ・レヒレ、戦闘不能!!ランプラーの勝ち!!!」



千歌「カプ・レヒレ……」

梨子「……………………」グッ!

568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/15(金) 02:10:06.46 ID:eR0K7P4SO

ダイヤ「カプ・レヒレが倒れた……」

果南「これで二連勝……ソルガレオとカプ・レヒレを立て続けに倒して、梨子ちゃんがリードした……!!」

花丸「スゴいずら……梨子ちゃん……!!」



千歌「ありがとう、カプ・レヒレ」シュイン

梨子「ちょっとは焦ってきた?」

千歌「とっくに焦ってるよ。梨子ちゃんはさ……私たちの技も、作戦も、勝ちたいって思いさえも、全部越えてくるんだもん。だから……焦ってる以上に、ドキドキしてる……!!♪今私……めちゃくちゃ熱くなってるよ!!」

梨子「フィールドが火の海なんだから当然じゃない」

千歌「物理的にじゃなくて!!」

梨子「冗談よ♪私も同じよ。生きる熱さを感じてる。まだまだこれからよ。……さあ、次はどのポケモンで挑んでくるの?」

千歌「よしっ、流れを変えるよ!!」カチッ



燃え盛るフィールドを眼前に、千歌が繰り出した三体目のポケモンは……
安価下1
ピカチュウ、モクロー、ベベノムの中から

569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 02:12:15.02 ID:ZBpQw3JiO
ピカチュウ
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 06:26:49.83 ID:TaeI0eMj0
進化前対決か
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 08:27:34.39 ID:TrvBzSPSO
ギラン!
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/15(金) 08:47:27.77 ID:EUhJZkaHO
ズラン!
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/15(金) 15:16:13.30 ID:eR0K7P4SO

千歌「一緒にキラキラしようっ!!出ておいで、ピカチュウっ!!」シュッ ポンッ!

ピカチュウ「ピッカ!!♪」シュタッ

梨子「ピカチュウ……!!」ニッ



鞠莉「千歌っちの三体目はピカチュウね……!!」

理亞「ピカチュウとランプラー……」

ルビィ「思い出すね……ニコマキブリッジで、理亞ちゃんたちとバトルしたときのこと……」

聖良「あのときは、とるに足らない相手だと思っていました。トレーナーもポケモンも、私たちには到底及ばないと。それが今……」



梨子「ピカチュウとは二回……隣に並んで戦ったわね……」

ランプラー「プーラッ♪」

梨子「ニコマキブリッジで……ショウゲツで……。ライバル対決になったわね……♪」

千歌「ピカチュウが一番輝けるステージはここかなって。友だちだけど、仲良しだけど……恨みっこなしだからね」

ピカチュウ「ピカァ!!!」

ランプラー「プラッ!!!」

梨子「当たり前じゃないそんなの。……来なさい」

千歌「うんっ!!ピカチュウ、10まんボルト!!!」

ピカチュウ「ピーカー……チューッ!!!」バチッ……バリバリッ!

574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/16(土) 00:26:57.75 ID:q34ECUkuO

梨子「シャドーボールで迎撃!!」バッ!

ランプラー「プララララァッ!!!」バシュウッ!

ドオオオオンッ!

ピカチュウ「ピカ!!!」

千歌「ピカチュウ、でんこうせっか!!!」

ピカチュウ「ピィー……カッ!!!」グググ……ダンッッ!

梨子「クスッ……火の海に臆さないで突っ込むのね。勝ち気な性格は千歌ちゃんに似たのかしら」

千歌「元々こうだったよ。そんで、元々可愛かった!!♪」バッ!

ピカチュウ「ピカアッ!!!」バッ!

ランプラー「プラッ!!!」

千歌「アイアンテール!!!」

ピカチュウ「ピッカアッ!!!」ギンッ!

梨子「どこから飛び出してくるかくらい、炎の揺らめきでわかるわよ!!ランプラー、ピカチュウと距離を取りなさい!!」

ランプラー「プラッ!!!」

千歌「逃がすかっ!!」

ピカチュウ「ピッカァ!!!」ブンッ!

バシィッ!

ランプラー「プラァァ!!!」

梨子「くっ!!!」

575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/16(土) 01:15:05.04 ID:q34ECUkuO

凛「距離を詰めてインファイト!!」

絵里「あのランプラーが相手ならそれが正解よ!!どれだけ離れていてもシャドーボールとトリックのコンボで距離は潰される!!」

ことり「密着しそうなくらい接近した状態なら、シャドーボールも自爆の危険性が出てくる……!!ランプラーは下手に攻撃出来ない!!」



千歌「叩き込むよピカチュウ!!連続でアイアンテール!!!」

ピカチュウ「ピカッ!!ピカ!!チュピッ!!ピッカァ!!ピカアアアッ!!!」ギギギギギギギギギン!

ランプラー「プラッ!!!プラアア!!!」

梨子「やるじゃない……!!軽量級ポケモン特有の速さが活きてる……!!ランプラー、フラッシュ!!!」

千歌「させないよ!!ピカチュウ、10まんボルト!!!」

ピカチュウ「ピーカーッ、チュウーッ!!!」バリバリッ!

ランプラー「プラアアッ!!!」バチッ!

梨子「っ、フラッシュを封じられた……!!」

千歌「そう何度もくらってたまるもんか!!アイアンテール!!!」

ピカチュウ「ピッチュウッ!!!」ブンッ!

ランプラー「ラァプッ!!!」

ドガァァァァンッ!



あんじゅ「地面に叩き付けた!!!」



千歌「攻め立てるよ!!!アイアンテールっ!!!」バッ!

梨子「この……っ!!床ドンも好物なの知っててやってるのかしら……!!?」バッ!

ピカチュウ「ピッカ!!!」

ランプラー「プーラァ!!!」



ピカチュウの猛攻にランプラーは……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→成す術無く力尽きる(ランプラー、戦闘不能)
偶数→足掻きを見せる(自滅覚悟のシャドーボールを放つ)

576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/16(土) 01:18:34.19 ID:jTXKLRk70
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/16(土) 01:54:54.36 ID:q34ECUkuO

梨子「シャドーボールっ!!!」

ランプラー「プーラアアアアアアアア!!!」

ピカチュウ「ピィーッカッ!!!」グルンッ! ブンッッ!

ランプラー「プラッ!!!」

ドガアアアアアアアアンッ!

ブワ――――――――!



英玲奈「アイアンテールの風圧と衝撃で、炎が掻き消えた……!!」



パラパラ……

ランプラー「プラァ……」キュー

梨子「ランプラー……!!」



穂乃果「ランプラー戦闘不能!!ピカチュウの勝ち!!!」バッ!

578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/16(土) 09:39:39.21 ID:q34ECUkuO

千歌「よっし!!」ガッ!

ピカチュウ「ピーカッ♪」



にこ「連勝を食い止めた。私とバトルしたときより動きに磨きがかかってるじゃない、あのピカチュウ」

曜「ソルガレオとカプ・レヒレを相手にした疲れもあったんだろうな……。それでも、梨子ちゃんの強さと凄さがよくわかる……」

穂乃果「流れを引き戻したね。残りはお互いに四体」



梨子「お疲れさま、ゆっくり休みなさい」

シュイン

梨子「いい一撃だったわ」

ピカチュウ「ピカァ♪」クルン

千歌「ランプラーもね♪スッゴい強かった♪」

梨子「私のポケモンなんだもの、当たり前よ」

千歌「まだまだドキドキさせてくれるんでしょ?」ニッ

梨子「ワクワクもゾクゾクも……全部あげるわよ」ニッ

579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/16(土) 10:02:50.51 ID:oS0cM9pSO
>梨子「この……っ!!床ドンも好物なの知っててやってるのかしら……!!?」バッ!

好きなのか…(戦慄)
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/16(土) 16:15:44.49 ID:q34ECUkuO

梨子「第三楽章……魅惑の音色に酔いしれなさい!!」シュッ



梨子が繰り出した三体目のポケモンは……
安価下1
トゲキッス、チェリム、メロエッタの中から

581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/16(土) 17:00:59.78 ID:+akGs61uO
メロエッタ
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 01:23:31.92 ID:Hq9pRLeTO

ポンッ!

メロエッタ「メーロッ♪」クルクルッ

梨子「♪」スッ

メロエッタ「メロォッ♪」シュタッ

千歌「次はメロエッタが相手……♪」



ルビィ「そういえば……メロエッタがバトルするの、初めて見るかも……」

花丸「そういえば……。善子ちゃんのことを怖がって、あんまり表立ってボールの外に出てなかったずら」

善子「うっさい」

海未「私は修行でメロエッタの実力を目の当たりにしていましたよ」

穂乃果「どうなの実際は?」

海未「強いです」



メロエッタ『メーロォーッ!!!』

メガラティオス『ティオオオオオッ!!!』

ズガァァァァァァァァァァ!



海未「私のラティオスと肩を並べるくらいに」

583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 02:01:56.30 ID:Hq9pRLeTO

千歌「どんなバトルをするのか……楽しみで仕方ないよ」

梨子「心行くまで聴かせてあげるわ。この世に二つとない幻想曲(ファンタジア)をね」

メロエッタ「メーロ♪」ウィンク-☆

千歌「可愛いけど……可愛さならピカチュウも負けてないから!!ピカチュウ、でんこうせっか!!」

ピカチュウ「ピカァ!!!」タタタタタタタタッ!

梨子「逸っても変わらないわよ。……私たちが勝つ!!メロエッタ、行きなさい!!!」

メロエッタ「メロッ!!!♪」ヒュウンッ!

584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 09:52:34.01 ID:WOJq+P5SO
梨子ちゃんのリリー化がとまらない
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/17(日) 10:10:36.87 ID:lInTyo9r0
2次だとそうでもないけど実際には結構無理にくっつけた感のあるよしりこ
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/17(日) 13:43:23.97 ID:Hq9pRLeTO

ピカチュウ「ピィーッカッ!!!」ダンッッ!

千歌「アイアンテール!!!」

ピカチュウ「ピッカアッ!!!」ギンッ! ブンッ!

メロエッタ「メロッ!!♪メロォーッ!!♪」ヒュンッ ヒュンッ

千歌「かわされた……!!……それなら!!10まんボルト!!!」

ピカチュウ「ピーカー……!!!」

メロエッタ「メーローッ!!♪」ヒュウンッ!

千歌「!!」

ピカチュウ「チュー――――――――!!!」バリバリ――――ッ!

メロエッタ「――――――――♪」ヒュンッ



善子「まるで当たらない……!!」

理亞「わざと……攻撃を見切ったうえでの紙一重の回避……」

にこ「完全に予測してる動きじゃない。ランプラーのときみたいに梨子が予測してるのとは違って、メロエッタ自身がピカチュウの動きを読んでる」

真姫「動き……というより……あれって……」



ピカチュウ「ピカァ……!!」

千歌「羽みたいに軽やか……それに、雲みたいに掴み所が無い感じ……。速いけど、たぶん速さの問題じゃないよね……。動きは見えてるのに、こっちの攻撃が当たらない……」

梨子「千歌ちゃんにとって初めての経験かしら?だったら、まだまだ味わわせてあげるわ!!」バッ!

メロエッタ「メロッ!!♪」ヒュウンッ!

千歌「来るよ!!10まんボルトで迎え撃って!!」

ピカチュウ「ピーカー……チュー!!!!」バチッ……バリバリ――――ッ!

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