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千歌「夢は……ポケモンマスターになることです!!!!!!」【安価】
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336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/23(木) 02:05:16.06 ID:AHo67T9SO
シャドウゲイト…だと…
337 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/23(木) 02:30:31.84 ID:JZDHitLT0
前者がジラーチ
後者がレジギガス
かな?
338 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/23(木) 06:26:20.81 ID:XrFwmXld0
うみりこの所業風景気になる
そういや最近ガブが噛みつきスキンシップしなくなったの寂しいな
多分手持ちで一番主人の事大好きだろうし
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/23(木) 13:14:12.70 ID:mQVuB8IH0
ゲッコウガ すなお、まじめ
ガブリアス ようき、いじっぱり
ランプラー むじゃき
チェリム やんちゃ
トゲキッス おだやか、がんばりや
メロエッタ きまぐれ
読んでるとこんな感じ
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/23(木) 20:44:41.49 ID:tUEGt600O
果南「シャドウゲートに行ってみたら?」
梨子「シャドウゲート?」
曜「あー、なんだっけ。トチマタウンとアヤセ島の中間くらいの島にある遺跡だよね?」
果南「そっ。レベルの高い野生ポケモンが多く住む島の古代遺跡、シャドウゲート。別名、巨人の眠る棺」
梨子「巨人……?」
果南「そういう伝説があるんだよ。強いポケモンとトレーナーの前だけに、山のような巨人が姿を見せる……ってさ」
曜「果南ちゃんは見たことあるの?」
果南「ううん。シャドウゲートに行ったのは駆け出しの頃だったからね。野生ポケモンにすら歯が立たなくて、尻尾を巻いて逃げちゃったよ」アハハ
梨子「巨人……か。行ってみる価値はありそうですね」
曜「やる気だね。あーあ、梨子ちゃんも旅立ちかぁ……」
果南「寂しいなら曜ちゃんも旅立ったら?ていうかそうしようよ♪私も付き添うからさ♪」
曜「暇なの?」
果南「うん♪」
曜「んー……じゃあそうしようかな。千歌ちゃんと梨子ちゃんに差をつけられるのも癪だし」
梨子「じゃあ、次に会うのはコウサカタウンね」
果南「楽しみにしてるよ、強くなった梨子ちゃんを♪」
梨子「ええ♪」
曜「梨子ちゃん」
梨子「?」
曜「私もすぐ、二人に追い付くからね♪」ゞ
梨子「……!……うんっ♪」ゞ
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/23(木) 23:34:02.28 ID:tUEGt600O
ヒュウウウウ……
梨子「――――――――♪」スッ
グッ!
梨子「全力でバトルよ……千歌ちゃんっ!!!」
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/24(金) 00:05:18.49 ID:zuAFx5KaO
――――――――一方その頃
千歌「……………………」
イトマル「……………………」カサカサ
クルミル「……………………」コソコソ
ピカチュウ「……………………」
ソルガレオ「……………………」
千歌「ここどこぉ――――――――――――――――!!!!?」
千歌は迷っていた。
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/24(金) 02:47:20.07 ID:zuAFx5KaO
――――――――
――――
――
――――――――一日後
――――――――パラドクスフォレスト
千歌「はあぁ……」クウゥゥ……
ピカチュウ「ピーカ……」キュルル……
ソルガレオ「ガァ……」グウウ……
千歌「お腹すいたね……」
ピカチュウ「ピーカ。ピカチュ」
千歌「なにがどうしてこうなったんだろ……」
ソルガレオ「ガァル……」
千歌「こんなことある?出発して五分で遭難したんだけど」
ピカチュウ「ピカァ……」
千歌「ホント、なんだったんだろうね。出発のときにテンション上がって、ライジングフェーズになったのは覚えてるんだけど」
ソルガレオ「レェガ……」
千歌「ソルガレオ、新しい技でも覚えた?」
ソルガレオ「ガルル」フルフル
千歌「でもワープしなかった?」
ソルガレオ「ルガァウ……」
千歌「一瞬ウルトラホールみたいなのが見えた気がしたけど…………………………まあいっか」
ピカチュウ「ピカ」
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/24(金) 03:12:51.15 ID:zuAFx5KaO
千歌「あれこれ考えてもわかんないし、遭難した事実は変わらないしね。問題なのはここがどこなのかだよ。ウラノホシなのかな?それとも別の地方?違う世界とかだったら、どうすれば元の世界に戻れるんだろうね」
ソルガレオ「ガアア……」
千歌「大丈夫。ソルガレオのせいじゃないよ」
ソルガレオ「ガル……」
千歌「にしし♪とりあえず、もう一度この森を散策してみよ。かなり広いし、どこかに木の実くらいはなってるでしょ。危険は無い……といいな。ていうかそんな気がする♪なんかいいことありそうな予感。もしかしたらこの場所は、ソルガレオが私と新しいパートナーを出会わせるために、連れてきてくれた場所かもしれないしね♪」ナデナデ
ソルガレオ「ガァウ……」スリッ
千歌「よしっ♪知らない場所だけど、みんなと一緒だと思ったら元気出てきた♪」フンス
ピカチュウ「ピッカ」
千歌「なんとかなるよ♪さー行こー♪おーっ♪」
ガサガサ……
ヒョコッ
???「……………………」ジーッ
千歌「……?」クルッ
ガサッ
千歌「……気のせいか」
コソコソ
???「……………………」ジーッ
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/24(金) 06:31:27.98 ID:i94Vrh2G0
このままではちかっちの手持ちの半分が伝説級に・・・
他3匹萎縮しないといいけど(レヒレは付き合い長いから大丈夫だろうけど)
とゆうか曜ちゃんのドラピオンも元は無理矢理持たされたっぽいし友達傷つけたから形見狭いだろうな・・・
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/24(金) 07:05:48.15 ID:PnqIllbm0
最後の一匹はUBにしたいなぁ
ソルガレオはどっちかと言うと禁止伝説だし
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/24(金) 21:10:09.76 ID:zuAFx5KaO
――――――――
――――
――
ツツケラ「ケラァー」
バタフリー「フィリィ♪」
千歌「野生のポケモンがいっぱいだなー」テクテク
キャタピー「……………………」ノソノソ
千歌「〜♪」
カサカサ……
千歌「?」
ガサッ!
チリーン「チリィン!」バアッ!
千歌「うわあっ!!?」ビクッ
チリーン「リリリッ♪」ケラケラ
千歌「うぅ……こらーっ!!」
チリーン「チリリーン♪」スィーッ
千歌「いたずらっ子め……やいっ、可愛いぞー!!」
チリーン「チリィ〜♪」
千歌「ふんす!!」
ピカチュウ「ビカ」
千歌「ねえ、今バカって言わなかった?」
ピカチュウ「ピーカ」プイ
千歌「むう……」
ソルガレオ「レェガ……」
千歌「……ん?」
ピカチュウ「ピーカ?」
千歌「この先三本道だ……」
どの道へ進む?
安価下1コンマ
1.4.7→森の奥へ(くさ、むしタイプポケモンが出現)
2.5.8→森を抜けた先の荒野へ(じめん、いわタイプが出現)
3.6.9→森の中の湖へ(みず、ひこうタイプが出現)
0→安価下2で上のルートから一つ
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/24(金) 21:18:41.29 ID:SdJvEteqO
(ベベノム狙いだったのに選択肢ねぇ)
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/24(金) 22:49:47.11 ID:JA783bpf0
あれ?UBって水タイプいなくない?
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/24(金) 23:11:04.80 ID:g0cRNei40
ただの野生ポケモン安価だろ
そもそもUBも可能性ってだけで確定ではない件
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/25(土) 02:58:57.44 ID:zWKd0IF6O
千歌「どうしよっかなー……」
サアァ……
千歌「!」
ソルガレオ「ガル?」
千歌「気持ちいい風……。こっち!こっちの道に行ってみよう!」
ピカチュウ「ピーカ?」
千歌「いいからいいから♪」
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/25(土) 03:22:01.58 ID:zWKd0IF6O
千歌「ほわぁ……///」
キラキラ……
ピカチュウ「ピカァ♪」
ソヨソヨ……
ソルガレオ「ガルァ……」
千歌「キレイな湖……///空気も水も澄んでる……///身体がリフレッシュしてるって感じ……///」
ピカチュウ「ピィカ♪ピカチュ♪」
千歌「エッヘヘ♪ピカチュウとソルガレオも気持ちいい?♪」
ソルガレオ「ガァウ」
千歌「あ、そうだ!みんなも一緒に……♪出ておいでっ♪」シュッ ポンッ
リザードン「リザッ!」
モクロー「フルルッ」
カプ・レヒレ「レィヒ」
千歌「〜♪」
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/25(土) 11:19:04.26 ID:zWKd0IF6O
ソヨソヨ……
千歌「ふあぁ……。気持ちいいね〜……」
リザードン「リザ」
千歌「なんか……こうしてのんびりするの、久しぶりな気がする。平和だね。あの戦いがまるで嘘だったみたい」
ソルガレオ「ガル……」
千歌「けど、嘘じゃない。たくさんのものを手に入れた。友だち、仲間、パートナー♪みんなみんな、かけがえのない宝物だよ♪もうここにはいないけど、ゾロアークのことも♪」
カプ・レヒレ「……………………」コツン
千歌「……慰めてくれるの?」コテン
カプ・レヒレ「レァ」
千歌「ありがと♪カプ・レヒレはひんやりして気持ちいいね〜♪」
カプ・レヒレ「レーア……」
モクロー「フルル」ピョン
ピカチュウ「ピカ」トテテテ
千歌「モクローの羽は柔らかくて……ピカチュウの毛並みはちょっとくすぐったい♪ずっとスリスリしてたいよぉ♪」
モクロー「フロォ♪」スリスリ
ピカチュウ「ピッカ♪」スリスリ
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/26(日) 01:27:29.06 ID:suRRQaDtO
千歌「ソルガレオはお日様みたいにあったかい♪」
ソルガレオ「ガル……」スッ
千歌「リザードンはトチマの匂いがして……一緒にいると安心する……♪」
リザードン「リザ……」
千歌「私、いっつも思ってるんだ。みんなが私のポケモンでよかったなーって♪出会って、ゲットして、人からもらって……形はそれぞれだけど、これってさ……運命なんだよね」
ピカチュウ「ピカァ?」
千歌「うんっ♪この広い世界で、たくさんの人とポケモンがいる中で、こうして出会って……繋がって。最初からそうなることが決まってたみたいじゃない?♪」
カプ・レヒレ「レヒァ」
千歌「出会うべくして出会った。私は、そんな気がする♪」
モクロー「フロォッ♪」
千歌「出会いは運命で、みんなそれぞれの運命があって、それが重なったほんの一瞬に絆は生まれる。どんな相手とだって」
リザードン「リザ……?」
千歌「そう考えると、もしかしたらさ……ウツロイドとも繋がることは出来たのかもしれないね。もっと別の出会い方をしてたら……もっとわかり合えたのかな」
ソルガレオ「……レェガ」スリッ
平穏を感じ、ポケモンと語り、可能性を呟く千歌……
そんな一時を破るかのように、千歌たちに怪しい影が忍び寄る……
現れたのは……
安価下1コンマ 00は100扱い 連投無し
奇数→水中から何者かが飛び出てきた!(みずタイプ限定)
偶数→空から何者かが襲撃してきた!(ひこうタイプ限定)
安価下2
安価下1のタイプのポケモン(UB無し)
355 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/26(日) 01:36:47.22 ID:a75pDW7c0
はい
356 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/26(日) 01:37:28.04 ID:jt9EamSI0
グライガー
357 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/26(日) 09:07:23.85 ID:eyFo4dDa0
飛んで火に入りすぎだろ
358 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/26(日) 14:47:03.62 ID:HXuQX9Cu0
じゃれつきにきたのかもしれん
359 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/26(日) 18:17:21.61 ID:suRRQaDtO
ソヨソヨ……
ビュンッ!
千歌「!!」
バッ!
千歌「うわっ!!」
リザードン「リザ!!」
カプ・レヒレ「レアァッ……!!」キッ!
グライガー「グラァイ!!」ケタケタ
千歌「グライガー!!?」
ソルガレオ「レガ!」
グライガー「グラァ♪」スッ
千歌「……!?ああっ!!私のバッグ!!!」
グライガー「グーラァー!」スィー
千歌「ちょっ!!その中にはバッジとか図鑑とかいろいろ!!〜っ、返せーっ!!!」ダダダダ……!
360 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/26(日) 21:31:16.80 ID:a75pDW7c0
案の定サトシのグライガーの同類のようです
361 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/27(月) 00:14:27.42 ID:1bzxxIHsO
グライガー「グーラァー!」スィー
千歌「ん待てーい!!」ダダダダ!
グライガー「グラー♪」ベー
千歌「この森にはいたずらっ子が多いみたいだね……!!なら容赦しないよ!!モクロー、このは!!」
モクロー「フルオッ!!」ビュウウッ!
グライガー「グァラッ!!」ビュン! ビュンッ!
モクロー「フロッ!?」
千歌「アクロバット!!?モクローの攻撃を避けるなんて……それなら……!!ピカチュウ、でんこうせっか!!」
ピカチュウ「ピカッ!!」ダンッッ!
ダダダダダダダダ!
バッ!
ピカチュウ「ピッカ!!」
千歌「アイアンテール!!!」
ピカチュウ「ピィカッ!!ピッッ、カッ!!!」ギンッ! ブンッ!
グライガー「グアァラッ!!!」スッ
千歌「っ!!?」
ブンッ!
ピカチュウ「ピカッ!!?」
ドガァッ!
ピカチュウ「ピカアッ!!!」
千歌「ピカチュウ!!!」
ソルガレオ「ガルッ!!!」ダンッ!
パクッ
ピカチュウ「ピカァ……」クテッ
千歌「ピカチュウ!!大丈夫!!?」ギュッ
ピカチュウ「ピーカ……」
千歌「今の……カウンター……。野生のポケモンの動きじゃない……?」
362 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/27(月) 00:49:24.48 ID:gzTZaQmf0
これが主人公が経験するリセット現象というものか・・・
大きな戦いの後は何でもないポケモンに苦戦する
363 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/27(月) 01:27:42.06 ID:HUfA/SJIo
そういったことは現実でもあるからな
相手が強大すぎるとわかってるといつもより力が出たりとかもあるんだろうし
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/27(月) 01:47:06.93 ID:1bzxxIHsO
リザードン「リザッ!!」ボオッ……!
ソルガレオ「レェガッ!!」メラッ……!
千歌「うん、お願いっ!!……って、いやいやいやいや!!ストップ、ストーップ!!!」
リザードン「ザァ……!?」
千歌「かえんほうしゃなんか使ったらバッグも一緒に燃えちゃうでしょ!!ソルガレオも、こんなところでニトロチャージなんか使ったら森ごと燃やしちゃうよ!!」
ソルガレオ「ガルル……」
千歌「ここは慎重に……カプ・レヒレ、かげぶんしんでグライガーの誘導を……」
カプ・レヒレ「レアァ……」フアァ……
千歌「え?あくび?」
カプ・レヒレ「レーファ……」ネムネム……
カチッ
シュイン
千歌「はあぁ!!?嘘でしょ!!?眠たくなったからって今帰る!!?さあ出番だよっていうこのタイミングで!!?きまぐれにも程があるよ!!!そういえばそういう子だったねカプ・レヒレ!!!」
ピカチュウ「ピーカァ……」
365 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/28(火) 03:29:28.24 ID:F+7Xbw6bO
モクロー「フルルッ!!」
千歌「……!!モクロー、行ける!?」
モクロー「フロォッ!!」
千歌「よしっ!!モクロー、リーフブレード!!」
モクロー「フルルオッ!!!」ジャキンッ!
ビュン――――ッ!
グライガー「グラァッ!!」ズバッ!
モクロー「クロオオッ!!」ズバッ!
ガギィィィィンッ!
千歌「シザークロス……!!負けないで!!このは!!」
モクロー「モオッ、クッ!!!」ビュウウッ!
グライガー「グアァラッ!!!」ビュンッ! ビュウンッ!
千歌「またアクロバットで……!!」
グライガー「グラァ!!!」ゴオッ!
千歌「来るよモクロー!!まもる!!」
モクロー「フルルッ!!!」ヴンッ!
グライガー「グラァッ!!」ゴオッ……ピタッ!
千歌「!!?」
グライガー「グァラァァァァッ!!!」ドゴォッ!
モクロー「フロオオオ!!!」
千歌「モクロー!!!」カチッ シュイン!
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/28(火) 03:40:53.79 ID:3wURzF2g0
千歌「カウンターだけじゃなくフェイントまで……!!?レベルがかなり高い……!!っていうか……やっぱり……動きが訓練されてる感じ……。やっぱり野生のポケモンじゃない……」
グライガー「グラァ……♪」ニヤニヤ
千歌「こんのぉ……!!」ムグググ……
リザードン「リザ!!」
ソルガレオ「レガ!!」
千歌「ムムムム……!!」
スタスタ……
???「あらあら。少し休んだだけで、ずいぶん鈍ってるんじゃない?千歌」
千歌「!!?」
???「そんなことじゃ、ポケモンマスターなんて夢のまた夢ね」
千歌「お、お母さん……!!?」
千歌ママ「……………………♪」ニコッ
ガサガサ……
ヒョコッ
???「……………………」コソコソ
367 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/28(火) 06:19:28.17 ID:4y0gznhP0
ちなみにマサラ人はかわせをしやすくするためにあえて進化前を採用しているとか
まぁXYメンバーは進化しても素早い連中ばかりなので問題なかったけど
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/28(火) 15:22:26.53 ID:rfh25dhn0
ほう
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/28(火) 19:06:07.16 ID:nzd2XYKuO
千歌「なんで……お母さんがこんなところに……?」
千歌ママ「こっちのセリフ……って、言いたいところだけど。どうやってここに来たのか……ソルガレオを見れば一目瞭然ね」
千歌「……?」
ソルガレオ「……………………」
千歌ママ「ここは……私たちが住む世界とは違う場所。ウルトラホールの向こう側なの」
千歌「ウルトラホールの……!?」
千歌ママ「ソルガレオには、ホールを開きこちら側とあちら側を往き来することの出来る力がある。その様子だと、意図せずしてそれが発動したみたいね」
千歌「なんで、ソルガレオにそんな力が……」
千歌ママ「ソルガレオには……アローラの神と呼ばれるポケモンは、こちら側からやって来た命が進化したものと言われる説がある。ポケモンというより、ウルトラビーストに近い存在だと思ってもいいかもしれない」
千歌「ソルガレオが……ウルトラビースト……?」
ソルガレオ「ガァル……」
千歌ママ「そう考えられないこともない……そんなレベルの話よ」
千歌「……………………ソルガレオを……奪うの?ウルトラビーストだから……」
千歌ママ「……………………」
千歌「……………………」
千歌ママ「……まあ、だからと言ってここでソルガレオを没収することもしないけれど」
千歌「えっ?」
千歌ママ「力ずくでどうにかなる相手じゃない。それに、抵抗されたりして自分の娘を逮捕なんてしたくないもの」
千歌「ありが……とう……で、いいの?」
千歌ママ「感謝は筋違いね。黙認であって、容認ではないわ」
千歌「そっか……。あれ……?ここがウルトラホールの向こう側なら、なんでお母さんはここに来られたの?」
千歌ママ「自分の娘といえど、トップシークレットを易々と口には出来ないわ。これでも立場があるんだから」
千歌「ふーん……」
千歌ママ「納得のいかない顔をしてるわね」クスッ
千歌「お母さんさ……」
千歌ママ「?」
千歌「私になにか隠してない……?」
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/28(火) 19:27:23.88 ID:jkhlzKNSO
>>367
為替?
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/28(火) 21:57:20.33 ID:4y0gznhP0
>>367
かわせ!です
にしても千歌ママのあの容姿とくぎゅうボイスで真剣な話してるの想像すると割とシュール
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/28(火) 22:40:43.91 ID:nzd2XYKuO
千歌ママ「……なにかって?」
千歌「わかんない」
千歌ママ「わからないのに言ったの?」
千歌「なんとなく……かな。隠してるっていうか、言いたくないことがあるみたいな……。なんとなく、そんな気がしただけ」
千歌ママ「もし、それがあるとしたら?」
千歌「言ってくれるなら聞くし、言いたくないなら聞かない」
千歌ママ「寛容なのね」
千歌「かんよー……か、どうかはわからないけど……。誰にだって、何か事情はあるよね……って」
鞠莉『……………………』
ヨハネ『……………………』
ウツロイド【――――――――】
千歌「旅を通して……そう思ったから」
千歌ママ「……そう」
千歌「でもね、それを全部知るのは難しいのかもしれないけど……全部受け入れてあげられたらなって、そうも思ったよ♪」ニコッ
千歌ママ「……………………」
千歌「だから、もしもお母さんになにか秘密があっても……お母さんが言ってくれるまで待つよ♪」
千歌ママ「……………………そう」
千歌「うん♪」
千歌ママ「……………………」グッ……
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/28(火) 22:52:36.33 ID:nzd2XYKuO
千歌「ところで……どうやってここに来たのかはともかく、なにをしにここに来たの?それくらいはいいでしょ?」
千歌ママ「……国際警察として、ある捕獲対象の捜索をね」
千歌「捕獲……対象……?」
千歌ママ「ええ」
スィー
グライガー「グラァ♪」
千歌「あっ!グライガー!!私のバッグ!!」
千歌ママ「おかえり、グライガー。千歌を見かけたから、ついイタズラをね」クスクス
千歌「もー……」
千歌ママ「私程度のポケモン使いに、結構苦戦していたわね。鈍ってる証拠よ」クスクス
千歌「うぅ……」
リザードン「リィザ……」
千歌ママ「フフッ♪」
ガサガサ……
千歌「!」
千歌ママ「……下がって、千歌」
揺れる草むら……
茂みの中から姿を現したのは……
安価下1コンマ 00は100扱い
奇数→千歌の母が捜す捕獲対象
偶数→それ以外のポケモン
安価下1が偶数の場合
安価下2コンマ 00は100扱い
奇数→安価下3で野生ポケモン(伝説、準伝説、UB無し)
偶数→安価下3で千歌ママの手持ち(伝説、準伝説、UB、バリヤード、グライガー無し)
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/28(火) 22:57:57.87 ID:jr9cQ59no
てい
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/28(火) 23:10:23.16 ID:nzd2XYKuO
ガサガサ……
千歌「ね、ねえ……」
千歌ママ「なに?」
千歌「お母さんが捜してるのって……」
千歌ママ「……すぐにわかるわ」
リザードン「リザ……!!」
ソルガレオ「レェオ……!!」
ガサガサ……
バッ!
千歌「!!!」
二人の前に姿を現したものは……
安価下1〜3まで多い方 連投無し
1.進化の可能性を秘めた小さな白い獣
2.毒々しさを蓄えた幼い紫の獣
376 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/28(火) 23:11:34.12 ID:4y0gznhP0
1
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/28(火) 23:13:22.94 ID:NScajfkQ0
2
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/28(火) 23:17:33.70 ID:lq7kRs64O
2
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/28(火) 23:17:36.90 ID:3wURzF2g0
2
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/28(火) 23:24:06.50 ID:nzd2XYKuO
???【――――――――】
千歌「……………………?」
千歌ママ「見つけたわよ……STICKY……」
千歌「スティッキー……?この子……この感じ……」
???【――――――――】
千歌「ウルトラビースト……?」
千歌ママ「そう。UB:STICKY……通称、ベベノム」
千歌「ベベノム……」
ベベノム【――――――――】
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/29(水) 01:22:45.62 ID:KXgqtM9SO
UBつかい の ちかっち が しょうぶ を しかけて きた !
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/29(水) 01:48:16.45 ID:fjV6cr2fO
千歌「この子が……お母さんが捜してた……?」
千歌ママ「そう。ウツロイドたちとは違い、自らの意思で国際警察の管理下から逃亡したウルトラビースト」
千歌「……?ウツロイドたちとは違い……?」
千歌ママ「ベベノム。いい子だから、こっちに戻ってきなさい」
ベベノム【――――――――】
千歌ママ「酷いことはしないわ。さあ……」スッ
ベベノム【――――――――】プイッ
千歌ママ「……………………」
千歌「……なんか、ウツロイドたちとは違う感じ。なんていうか……赤ちゃんみたい……」
千歌ママ「こっちの世界ではトレーナーが旅をするときにポケモンをもらうでしょ?ウルトラホールの向こう側……ウルトラビーストや、あちら側の人間の住む世界では、このベベノムを最初に連れていくそうよ。それだけ感情が豊かで知性が高いの」
千歌「へえ……」
ベベノム【――――――――】スィー
千歌「!」
ベベノム【――――――――】ジーッ
千歌「……?」
ベベノム【――――――――】キャッキャッ
千歌「……なんか、なつかれてる?」
千歌ママ「好奇心が旺盛なのよ。本当に子どもみたいで、娘を三人育ててきた私でも手を焼かされるわ」
千歌「ふーん……」ソッ
千歌ママ「その子の頭部には毒液がいっぱいだから気を付けてね」
千歌「おわっ!!」バッ!
ベベノム【――――――――】キャッキャッ
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/11/29(水) 02:01:07.41 ID:fjV6cr2fO
千歌ママ「ベベノム、お願い。私たちのところへ戻って」
ベベノム【――――――――】プイッ
千歌ママ「困ったわね……」
千歌「べつにそんなに気にすることもないんじゃないの?危険な感じはしないよ?」
千歌ママ「今は……でしょ。無邪気で幼いベベノムだけど、時間が経てばそれだけ知識や力を得る。ただでさえウルトラビーストは、簡易的とはいえウルトラホールを広げることが出来るのよ?強大になったウルトラビーストが、いつまた人間やポケモンたちの世界を侵略しないとも限らない」
千歌「するとも限らないよ」
千歌ママ「可能性を摘むのが国際警察の仕事なの」
千歌「むぅ……」
ベベノム【――――――――】
千歌「こんなに可愛いのにね……」
ベベノム【――――――――】?
千歌「私はあなたの言葉がわかるよ。退屈だったんだよね。ボールの中に閉じ込められて。ちょっと遊びたかっただけなんだよね」
ベベノム【――――――――】
千歌「私、千歌。よろしくね♪」ニコッ
ベベノム【――――――――ノ」
千歌ママ「!!」
ベベノム「ベ、ノ……」
千歌「ベベノム?」
ベベノム「ベノ……ベノッ♪」ギュー
千歌「うわわっ!!」
ベベノム「ベーノッ♪ベノォ♪」スリスリ
千歌「アハハハ♪くすぐったいよぉ〜♪」
千歌ママ「私にも……声が聴こえるように……。この短時間で……成長したの……?」
ベベノム「ベーノォ……」クウゥゥ……
千歌「お腹すいたの?」
ベベノム「ベノッ♪」コクン
千歌「私も〜///」クウゥゥ……
ベベノム「ベノノノノッ♪」
千歌「エッヘヘヘヘ♪」
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/29(水) 02:58:29.67 ID:FOaFfnaIo
1の場合のポケモンってなんだろ
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/29(水) 06:34:58.38 ID:AkEF1TFO0
初代からいるあの子では
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/29(水) 14:42:28.17 ID:fjV6cr2fO
千歌ママ「……やっぱり、危険ね」ボソッ
千歌「……!危険って……ベベノムのこと……?」
千歌ママ「……千歌。その子をこっちへ渡して」
ベベノム「ノォム……」サッ
千歌「あ……」
ベベノム「ベノ……」コソコソ
千歌ママ「……………………」
千歌「……ねえ、お母さん」
千歌ママ「ダメよ」
千歌「まだなにも言ってない」
千歌ママ「言わなくてもわかる。それはダメ」
千歌「ベベノム……私に面倒見させて」
ベベノム「ベノ……?」
千歌ママ「ダメだと言っているでしょ」
千歌「なんで?」
千歌ママ「理由を言わなきゃわからない?」
千歌「わからない」
千歌ママ「危険だから。それ以外は無いわ」
千歌「危険じゃないよ。こんなになついてる」
ベベノム「ベェノ……」
千歌「無邪気に笑うこの子のことを、危険だとは思わない」
千歌ママ「今は……でしょ。いずれウルトラビーストとして脅威になり得る可能性だってあるのよ」
千歌「先のことなんて誰にもわからない。違う?」
千歌ママ「……………………」
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/29(水) 15:22:20.26 ID:OnJZWMjE0
国際警察の管理から自分の意思で逃げ出した?
国際警察はUBを使って生体実験でもしているんじゃあるまいな?
それとこのセリフ聞くと国際警察が何らかの意図をもってウツロイドをオハラに引き渡したみたいな言い草だな
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/29(水) 18:14:08.42 ID:b+4WCdUm0
千歌ママとバトルとかなっても、どうあがいても千歌ちゃんの圧勝で終わりそう
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/29(水) 18:26:54.56 ID:BHtz4WtzO
いやグライガーの描写からして千歌ママ、かなり強いぞ
と言うかウルトラホール内を捜索って相当危険な任務だから、それを担当している千歌ママはかなりの実力者だと思うぞ
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/29(水) 19:32:11.94 ID:AkEF1TFO0
ここのちかっちすぐ優しさ否定されるな
無償の愛と根拠のない自信は紙一重ってことか
391 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/29(水) 22:55:48.96 ID:fjV6cr2fO
千歌「わかろうとしないのに、知らないものを拒絶するのは間違ってる」
千歌ママ「……言うわね」
千歌「言えるだけの経験はしたよ」
千歌ママ「そうね……」
ベベノム「ベェム……」
千歌「大丈夫だよ、ベベノム」
ベベノム「ベノォ……♪」スリッ
千歌ママ「私がここで国際警察として動くことを決めれば、あなたは一躍私たちの敵になるわ」
千歌「だから?」
千歌ママ「あなたのこれまでの栄光も夢も潰えると言っているの」
千歌「……前、海未さんにもおんなじこと言われたよ。それで……おんなじこと言う。それでもいい。自分が信じられるものを信じる」
千歌ママ「出会って間もない……ついさっき存在を知ったばかりなのに?」
千歌「きっとこれは……私の運命。繋がるべくして生まれた出逢いだって、そう思うから」
392 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/30(木) 00:54:52.04 ID:j5CK1LmfO
千歌ママ「……………………」
千歌「……………………」
千歌ママ「ベベノムを……どうするの?」
千歌「自由にする」
千歌ママ「無邪気なだけの子を、押さえ付けたくない……って?」
千歌「……………………」
千歌ママ「……………………」
千歌「……………………」
千歌ママ「……………………」グッ……
ベベノム「ベノ……」
千歌「……………………」
千歌ママ「ぁ――――――――」
千歌「……………………」
千歌ママ「!」
千歌ママ『どの面下げて……』
千歌ママ「……………………」ゴソゴソ……スッ……
千歌「……!」
千歌ママ「なにを言っても……曲がらないのよね。そういう子よ、あなたは……」
393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/30(木) 01:35:58.80 ID:j5CK1LmfO
千歌「モンスター……ボール……?もしかして、ベベノムの……?」
千歌ママ「その子をどうするかは、あなたに任せるわ」
千歌「お母さん……」
千歌ママ「名目上は、ウラノホシに出現したウルトラビーストの捕獲に協力……及び対象の監視と保護……ってところかしら。それなら国際警察もきっと認める」
千歌「いいの……?」
千歌ママ「苦肉の策よ。だけど、本気でバトルをしたところであなたの意思は変わらない。そんなことになれば、本当に国際警察の敵になりかねない。それくらいなら……ってことよ。千歌、あなたがウルトラビーストの力で悪事を目論んでいるのなら話は変わるけど」
千歌「そんなことしない!」
千歌ママ「そうよね。そんな考えを持っていたら……」チラッ
ソルガレオ「レェガ……?」
千歌ママ「ソルガレオに選ばれるはずもない」
千歌「ありがと……」
千歌ママ「……ただし、一つだけ条件。さっきの名目は、あくまでも私の立場を全面に出してやっと通るくらいの申請。不備があればすぐに撤回される。今のあなたはチャンピオンでもなければ、世界に名の知れた有名人でもない。ただの一介のトレーナー。ウルトラビーストを預けるには、少々ネームバリューが不足してる。だから……なってみせなさい。チャンピオンに」
千歌「……!!」
千歌ママ「それなら……誰も文句は言わないでしょうから」
千歌「……わかった」
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 06:26:05.67 ID:QXpZL2lL0
ここまでポケモン界の闇に翻弄される主人公もなかなかいない
ほかの主人公が単純な向上心のためにチャンピオンになるのに保身のためとは・・・
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/30(木) 06:32:09.92 ID:uVTQRVh/0
千歌ママ「……………………」ポンッ
ベベノム「ベノ……?」
千歌ママ「ゴメンね。怖がらせて」ナデナデ
ベベノム「ベーノ……♪」
千歌ママ「それじゃあね」
千歌「……!帰るの……?」
千歌ママ「ベベノムが保護された以上、私がここにいる意味は無くなったもの」
千歌「保護って……私が……?」
千歌ママ「今さら……。イヤじゃないでしょ?あなたも……ベベノムもね」
千歌「……………………!」
ベベノム「ベノ?」
千歌「……ベベノム」
ベベノム「ベノッ」
千歌「私と……一緒に来る?」
ベベノム「ベノ……ベーノッ♪」キャッキャッ
千歌「……!!//////」
396 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 18:25:05.05 ID:BhTY+JMK0
そもそもこうなったのはUBの管理体制が杜撰だった国際警察のせいなんだからそんな無能組織に権力振りかざされてもねぇ…
まぁ国際警察が各地方のチャンピオンの協力なしに事件を解決できた試しなんてないけどね
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 19:30:07.61 ID:XAGjfsNLO
関係ないけどアニポケより
ソルガレオのベロって黄色いんだね
398 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/30(木) 20:01:22.92 ID:YbJMjwGmO
千歌ママ「……………………」クルッ……
ザッザッ……
ザッザッ……
ザッザッ……
千歌「ベベノム……私の新しいパートナー……///」
ベベノム「ベーノッ♪」モギュー
千歌「〜っ///これから……よろしくねっ♪ベベノムっ♪」
ベベノム「ベノーッ♪」
399 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/30(木) 22:09:02.96 ID:YbJMjwGmO
――――――――
千歌ママ「……………………」
ザッザッ……
???「おかえり」
千歌ママ「……………………」
???「その様子だと、捕獲は失敗したみたいやね」
千歌ママ「皮肉すぎて言葉も無いわ」
???「ゴメンね。……ホント、イレギュラーやね。千歌ちゃんは」
千歌ママ「ええ……。まさか……ウルトラビーストまで仲間にしてしまうなんて」
???「千歌ちゃんなら"もう"大丈夫よ」
千歌ママ「……そうね。私の娘だもの……親の私が信じなくてどうするの……よね」
???「今までだって信じてきた。信じて……支え、そして徹してきた。もうお互い、肩の荷を下ろすときが来たんよ」
千歌ママ「話すの?」
???「うん。穂乃果ちゃんには気取られた。梨子ちゃんにも。今度みんなで集まるから……せめて二人には話しておかないとね。それが、うちのけじめよ」
千歌ママ「……………………そうよね。誰のため……なんのため……そうやって理由をつけても、所詮は自分のためという欺瞞だものね。肩の荷を下ろしても、罪の意識からは逃げちゃいけない。尤も、私たちがやったのは……一生をかけても償えない大罪だけど」
???「逃げたくても逃げられない。逃げるつもりもない。うちはもう……満足だから」
穂乃果『μ's――――――――!!!!!』
μ's『ミュージック――――――――スタート――――――――!!!!!!!!!』
希「うちの夢は……もう叶ったから……」ギュッ
400 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/30(木) 22:13:03.43 ID:YbJMjwGmO
千歌ママ「そう……」
希「……♪帰ろ、元の世界に♪千歌ちゃんたちも、そのうち戻るだろうしね」
千歌ママ「ええ……。悪いわね……連れてきてもらって」
希「ええんよ。うちらの仲やん……♪」ニコッ
千歌ママ「共犯者として……ね」クスッ
希「さあ、帰ろう。ルナアーラ」
ルナアーラ「ルゥナアアアアアアア――――――――!!!!!」
希「千歌ちゃん。約束の日に……また会おう♪」
キン――――――――
――――――――
――――
――
401 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/11/30(木) 22:32:36.51 ID:QXpZL2lL0
待ってるとかいう割にちかっちには真相話さないのね
402 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/30(木) 23:33:53.68 ID:YbJMjwGmO
――――――――
――――
――
――――――――シャドウゲート
梨子「か、は――――――――」ヨロッ
リリーゲッコウガ「コオ、ガ――――――――」グラッ
レジアイス「――――――――」
レジスチル「――――――――」
レジロック「――――――――」
レジギガス「――――――――――――――――」
梨子ちゃん「ぁ――――――――」
千歌『梨子ちゃん。全力で、勝負だよ』
梨子「――――――――っ!!!」ダンッ!
リリーゲッコウガ「――――――――ッ!!!」ダンッ!
403 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/11/30(木) 23:48:48.89 ID:YbJMjwGmO
梨子「はぁっ……はぁ……っ!!ッハハ……巨人の眠る遺跡……なによ……案外燃えるじゃない……!!」
リリーゲッコウガ「ゲコ……!!」
梨子「強い相手とのバトルの中でだけ聴こえてくる……!!世界に溢れる音の波……!!私たちを奮い立たせる……滾らせる……!!!この音が……私たちを強くする……!!!」
ポンッ!
ランプラー「プラァッ!!!」
ガブリアス「ガアアアアッ!!!」
トゲキッス「トゥゲッ!!!」
チェリム「チェリイッ!!!」
メロエッタ「メロオッ!!!」
梨子「奏でてみせようじゃない……!!!世界で一番ステキな……私たちだけの音色を!!!」
リリーゲッコウガ「コオオガァァァァァァァァァ!!!!!」
梨子「千歌ちゃん……!!!待ってなさい――――――――!!!!!」
レジギガス「――――――――――――――――」ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!
ズズズ……
梨子「勝つわよ……みんな!!! 」
ズズッ……
ズズズッ…………
梨子「てやあああああああああああああああああああああ――――――――――――――――――――――――!!!!!――――――――――――――――――――――――アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアガ」リリーゲッコウガ
ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオ――――――――!
――――――――
―――
――
404 :
中間レポート
[sage saga]:2017/12/01(金) 00:09:33.35 ID:1LqPEQDPO
普段からこの駄SSをご覧いただいている方々へ、まずは感謝いたします。
本筋に決着がつき、現在はゲームでいうところのアフターエピソードのような展開となっています。大まかに、真相解明編といったところです。
あと600レス内に収まるか……ちかりこのバトルでどれだけ書いてしまうか……
終わる終わる詐欺も甚だしいですなぁ……
先に謝っておきます。このスレで終わらなかったらごめんなさい。たぶん真相解明は済むはずですので、暇つぶし程度にお付き合いいただければ幸いですm(__)m
短めですがレジギガスは登場しました。
あとは、どこかでジラーチも登場させます。
405 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 00:14:19.20 ID:qjv+rya9O
乙
もう1スレ建ててしまってもいいのよ
406 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 00:19:57.62 ID:5fo6CUkb0
乙です
もっともっと続けて良いんですよ
ネクロズマ(俺ウルトラ化したのにDEBANないのかな)
407 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 00:22:10.31 ID:vzFXLgZr0
ぶっちゃけこれ以上大きなバトルあったら今度こそちかっちが過労死しかねないからな・・・
408 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/01(金) 01:40:53.92 ID:1LqPEQDPO
――――――――約束の日
――――――――コウサカタウン
ソヨソヨ……
ホウオウ「…………………」バサッ……バサッ――――――――!
ザッ……
曜「コウサカタウンっ、とーちゃーっく♪」ゞ
果南「相変わらずいいところだね〜♪」
曜「そっか。果南ちゃんは来たことあるんだよね」
果南「リーグの挑戦でね♪ほら、あれ」スッ
曜「!!」
果南「あの、町の中央に建ってる大きな建物が、ウラノホシのポケモンリーグ」
曜「あそこで……チャンピオンと戦うんだ……!!」
果南「バッジを集め、四天王を倒し……チャンピオンに勝つ。全トレーナーの憧れで、一番苦しい道のり。特にこのウラノホシはね」
曜「私もいつか……!!」グッ!
果南「……♪」ワシャワシャ
曜「わわっ!?」
果南「がんばれ曜ちゃんっ♪応援してるからねっ♪」
曜「うんっ!!」
409 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 02:43:02.28 ID:XHmBpJ27O
とりあえずルナアーラに出番があって良かった…
410 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 06:21:08.25 ID:vzFXLgZr0
果たしてこの世界に穂むらはあるのか
メッチャ繁盛してるんだろうな・・・
411 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/01(金) 08:08:10.26 ID:1LqPEQDPO
???「おーす、未来のチャンピオン」
???「元気そうずらね〜♪」
果南「おっ♪」
曜「花丸ちゃん、それに……ヨーシコー♪」ゞ
善子「ヨハネ!!」
果南「ヨハネって……やっぱり気に入ってるんだ」
花丸「里でもずーっと言い続けてたずら」
善子「クックックッ♪深淵の深き闇から……ヨハネ、堕天!!」ギランッ
曜「まあ、普通に善子ちゃんって呼ぶけど」
善子「だからヨハネよ!!」
花丸「はいはい」
善子「流すな!!」
???「相変わらず騒がしいですわね」
???「みんな、久しぶりっ♪」
善子「出たわね硬度10」
ダイヤ「しばき倒しますわよ」
花丸「ルビィちゃんっ♪」
ルビィ「花丸ちゃんっ♪」
果南「久しぶり。元気してた?」
ダイヤ「ええ、まあ。そちらも変わりないようでなによりですわ」
果南「変化に乏しいって聞こえる」クスッ
曜「強くはなりましたよ?ね、果南ちゃん♪」
果南「そうだね♪」
ダイヤ「それは結構なことですね」クスリ
412 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/01(金) 19:53:48.23 ID:1LqPEQDPO
ルビィ「あれ?千歌ちゃんと梨子ちゃんは?一緒に来たんじゃないの?」
曜「あー、二人はそれぞれで後から来ると思う」
ルビィ「?」
曜「リーグ挑戦の前に、決着をつけるための特訓ってところかな」
ルビィ「決着………………ああっ!」
善子「なるほど。宿命のバトル……というわけね」
ダイヤ「千歌さんと梨子さんが……」
花丸「ライバル対決……というわけですか」
曜「私的には複雑だけどね……アハハ」
???「あら〜?もしかして、まーだ嫉妬ファイヤァァァ〜が燃え上がってるのかしら〜?」
曜「!!」
果南「鞠莉!!」
鞠莉「シャイニーっ☆会いたかったわ、みんな♪」
善子「マリー♪」
鞠莉「オゥイェース♪ニネンブゥリデェスネ〜♪」
ダイヤ「一ヶ月も経っていませんわ」
鞠莉「も〜♪細かいこと気にしないの♪老けるよ?」
ダイヤ「誰がですの!!!」
413 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 22:12:30.36 ID:UCUbWoYSO
オゥオゥオゥオーゥ
414 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/01(金) 23:40:57.61 ID:jBw4XVVG0
ほのぼのとか死ぬほど和む
415 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/02(土) 01:09:57.46 ID:OpUKNKFSO
ルビィ「でもでも、それくらいな気もするよねっ?」
善子「そりゃそうでしょ。あんだけ濃い時間を過ごしたんだから」
花丸「と、騒動の原因の本人が申していますずら」
曜「ヒューヒュー♪」
善子「茶化してんじゃないわよ!!!//////」
鞠莉「ヒューヒュー♪」
善子「あんたもこっち側!!!」
鞠莉「It,s joke♪」
ダイヤ「まったく……何故集まってものの数分でそこまではしゃげますの……?」
果南「そういうダイヤも楽しそうに見えるけど?♪」
ダイヤ「そんなことありませんわ……///」
ルビィ「アハハ♪って……あれ?花丸ちゃんは?」キョロキョロ
416 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 02:13:47.64 ID:jXqtLYhSO
天丼
417 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/02(土) 02:14:34.19 ID:OpUKNKFSO
――――――――和菓子屋・穂むら
花丸「すみませーん」
穂乃果「へいらっしゃい!!おっ、お嬢ちゃん可愛いねぇ!!今日は活きのいいのが入ってるよっ!!」
花丸「じゃあ、このほむまんを十個」
穂乃果「ん毎度ありぃ!!」
ルビィ「あ、花丸ちゃんいた!」
ダイヤ「探しましたよ」
花丸「えへへ♪お腹すいちゃって♪」モグモグ
善子「マイペースすぎない?」
果南「こんらん状態とかならなそうだよね」
鞠莉「私も食べる〜♪」
花丸「はい、どーぞ♪」
鞠莉「あーんっ♪ん〜deliciousデース♪」
果南「ここにも特性がマイペースの奴がいた」
花丸「果南ちゃんも♪あーん♪」
果南「あーん。んっ、おいしい」
穂乃果「あったりまえよぉ!!こちとら老舗の和菓子屋家業!!腕も味も超一流!!世界一の和菓子屋穂むらたぁ、ここのことよぉ!!」
善子「ずら丸、私も私も。あーん」
花丸「冗談は善子さんずら」
善子「なにも冗談言ってないけど!?」
ルビィ「元気だね、善子ちゃん」モグモグ
善子「だからヨハネ!!」
ダイヤ「こら。お店に迷惑でしょう。はやく行きますわよ」
花丸「はーい♪」モグモグ
鞠莉「待って待って〜♪」
ゾロゾロ……
ゾロゾロ……
穂乃果「……………………」ポツーン
穂乃果「ゴメン!!ツッこんで!!?置いてけぼりにしないで!!!」
418 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/02(土) 03:12:28.12 ID:OpUKNKFSO
善子「なにしてるのよあなた」
穂乃果「なにって……店番……」
ルビィ「チャンピオンが店番……?」
穂乃果「ここ、私の実家」
花丸「ほむまんおいしいずらぁ♪」
穂乃果「でしょでしょっ?♪うちのお父さんの力作なんだぁ♪」
ほのパパ「……………………」グッ b
穂乃果「せっかくみんなを待ってたのに。無視するなんて酷いよ」プンプン
ダイヤ「無視するもなにも……」
鞠莉「メンドクサイデースネー」
果南「言っちゃったよ」
穂乃果「いいじゃんべつに!!他のチャンピオンだって副業やってたり好きなことやってたりしてるもん!!」
ダイヤ「わかりましたから騒がないでください……。チャンピオンの威厳が……」
善子「もう手遅れな気もするけど」
419 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 07:46:32.09 ID:eEUtKHXZ0
6スレ目にしてやっと男キャラが・・・世界を女の子数人で救ったのこの世界の男連中はどう思ってるんだろうな
にしてもあの一件をもう笑い話にできてるこの子たちのメンタル凄すぎ
420 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 10:14:22.52 ID:jXqtLYhSO
活きのいい和菓子
421 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/02(土) 14:12:01.05 ID:S4ywec5V0
今はそれさえ笑い話
422 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/03(日) 00:31:14.35 ID:jbZTVu4LO
穂乃果「まあそれはさておき、みんな元気だった?」
ルビィ「はいっ!」
ダイヤ「穂乃果さんもお変わり無いようでなによりです」
穂乃果「ちょっとダラダラしすぎて体重増えちゃったけどね」アハハ
海未「ほう?」ユラッ
穂乃果「なーんてねっ!!!そんなことあるわけないよねっ!!!アハッ、アハハハハハハ!!!あっ、海未ちゃんお茶おかわりいるっ!!?ほむまんももっと食べるよねっ!!?ねっ!!?」
海未「ええ。いただきます」
善子「えっと、ソノダの……」
海未「海未です。改めて自己紹介も照れくさいですね、善子さん」クスッ
善子「……どうも///」
果南「お久しぶりです」
海未「ええ」
鞠莉「どうしてここに?」
海未「パーティーの前に一服と思いまして。私、このお店では顔なんです」クスリ
穂乃果「はいお待ち!!ンミ茶お待たせ!!」
海未「ありがとうございます。ところで穂乃果」
穂乃果「なに?」
海未「このほむまんですが……山頂で下界の景色を眼下にして食べるのが美味しい食べ方だと思うのですがどう思いますか?」
穂乃果「ごべんなざいぃぃぃ!!!頑張って痩せるからぁぁぁぁ!!!山頂アダッグはやだあああああああ!!!!!」ブンッブンッ!
423 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/03(日) 00:50:04.88 ID:Dz+DXy8T0
どんなにスペック高くても苦手意識という見えない力には勝てない
要は両さんと部長の法則
424 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/03(日) 03:01:24.06 ID:jbZTVu4LO
鞠莉「Oh……」
花丸「未来ずら……」
海未「まったく……。バカなことをやっていないで行きますよ。そろそろみんな集まっている頃でしょうから」
穂乃果「グスッ……うん……」
善子「ガチ泣きしてんじゃない」
ダイヤ「山頂アタック……恐ろしいですわ……」ゴクリ
海未「そういえば、千歌と梨子の姿が見えませんね?」
曜「あ、二人は後から遅れてくると……」
穂乃果「あれ?千歌ちゃんならさっき来たよ?」
曜「え?」
穂乃果「おまんじゅう食べて、腹ごしらえに行ってくるって」
果南「腹ごしらえ?」
果南「おまんじゅう食べて……またなにか食べに行ったの?」
海未「……腹ごなしですか?」
穂乃果「あ、そう。それ。腹ごなし」
鞠莉「腹、子、梨……?……梨子、妊娠したの?」
ダイヤ「違いますわ」
善子「リリーが!!?」
花丸「お口チャックずら」
海未「どこへ行くと?」
穂乃果「近くのバトルフィールド」
海未「ああ……。では、私たちも行ってみましょう」
曜「来たなら連絡してくれればいいのに」プクー
果南「まあまあ」ポンポン
425 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/03(日) 08:01:06.81 ID:Dz+DXy8T0
この世界でのよしりこの根源ってなんだっけ・・・敵対してた時からあだ名で呼び合ってるし
後雪穂は帰ってないのか
426 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/03(日) 12:09:42.36 ID:jbZTVu4LO
――――――――女性向バトル専門店・オトメアン
ラッキー「ラァッキーッ!!」
リザードン「ザアアアアアアアアア!!!」ボオオオオオッ!
ドォォォォォォォンッ!
ラッキー「ラ、キ……」キュー
審判「ラッキー戦闘不能!!リザードンの勝ち!!よって勝者、千歌さん!!」
千歌「♪」グッ
キャアアアアアアア――――!
「すごい!!これで六人ヌキだ!!」
「あの人強い!!それに可愛い!!」
「私のでかいきんのたまもらってください!!///」
「おだんごしんじゅで繋がりたい!!!///」
善子「なに……この盛り上がり……」
花丸「まるでお祭りずら……」
ダイヤ「おそらくは、千歌さんのバトルに惹き付けられたのでしょう」
海未「魅了されますからね。彼女のバトルには」
レアコイル「ジジッ……ジ……」
千歌「ドラゴンクロー!!!」
リザードン「ザァッ、ドオオオッ!!!」ジャキンッ!
ズバ――――――――ッ!
千歌「かみなりパンチ!!!」
リザードン「リィザアアアアアアアッ!!!」バチバチッ!
ドゴオオオオッ!
ナゲツケサル「キィィィィィィ!!!」
曜「……………………」
ルビィ「曜ちゃん?」
曜「……一目でわかった。千歌ちゃん……また強くなってる」ニコッ
ルビィ「うんっ♪」
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/03(日) 18:38:31.27 ID:jbZTVu4LO
ドォォォォォォォンッ!
千歌「よっし!!♪」
海未「十人抜きですか。やりますね」
花丸「千歌ちゃんスゴいずらぁ!」
鞠莉「やるわね千歌っち♪」
果南「次、私が相手を名乗り出よっかな♪」
曜「いいね♪私も……って、あれ?今度は善子ちゃんが……」
穂乃果「……バトルを見て血が騒ぐのは、やっぱりポケモントレーナーだねー♪」
千歌「次の人っ!!相手をお願いします!!」
ブツン!
千歌「!?」
ルビィ「ピギャッ!?真っ暗になった!!」
果南「ひいいいっ!!!ハグぅ!!!」ギュー!
ベキベキ
ダイヤ「ピギャアアアアアアアア!!!!!」
ザワザワ……
ザワザワ……
パッ!
千歌「……!?スポットライト……!?」
善子「クックックッ♪天界からのドロップアウター!!堕天使ヨハネ!!」バッ!
スタッ!
善子「堕天降臨!!!」ギランッ!
千歌「善子ちゃん!!!?」
428 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/03(日) 18:46:27.19 ID:jbZTVu4LO
善子「面白そうなことをやっているじゃない。人間どもの戯れ……この堕天使ヨハネが興じてあげるっ♪」
千歌「……にっ♪いいよ……やろっか♪」
善子「そうこなくっちゃね♪」シュッ ポンッ
エルレイド「レアッ!!!」シュタッ!
善子「全開で来なさいよ千歌」スッ キラン!
千歌「当然っ!!!」スッ キラン!
鞠莉「止める理由は……♪」
曜「無いよね♪」
善子「我、真なる力の解放者!!リトルデーモンよ……聖なる闇の力を覚醒せよ!!!」
千歌「滾れ!!命の炎!!世界を照らす輝きになれ!!!」
パアアアアアア……!
ちかよし「メガシン――――――――」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア――――――――――――――――!!!!!
ちかよし「!!!?」ビクッ!
海未「……!?なんですか……この歓声は……」
穂乃果「別会場のバトルフィールドからみたいだね」
ダイヤ「……………………」グッタリ
429 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/03(日) 19:09:13.09 ID:QeUJ6BbSO
オトメアン(意味深)
430 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/03(日) 20:26:11.76 ID:ggkStmdD0
ダイヤさんww
431 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/04(月) 03:13:57.80 ID:RS+h/VYVO
――――――――
タッタッタッ……
曜「!!」
果南「!!」
鞠莉「!!」
花丸「!!」
ルビィ「!!」
海未「あれは……」
穂乃果「……………………」
梨子「……………………」
???「コウガ……」
曜「梨子……ちゃん……」
海未「あの姿は……」
ズズッ……
ズッ……
リリーゲッコウガ「……………………」
ギュオオオオオ……
フッ――――――――
ゲッコウガ「ゲコ」
タッタッタッ……
善子「……!!リリー……!!」
千歌「梨子ちゃん……!!」
ワァァァァァァァァァァァァァ――――――――!
千歌「!!」
「信じられない!!百人……百人のトレーナーをゲッコウガ一体で倒しきった!!」
「強すぎるよ……!!」
「あの人知ってる……!!オトノキザカの元チャンピオンだ……!!」
「えっ!?オトノキザカのって……"壁際の捕食者"の異名を持ったあの……!?」
432 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/04(月) 06:22:58.23 ID:n4wGtFpa0
壁際の捕食者に全部持っていかれた
433 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/04(月) 06:25:16.51 ID:vmLsptjw0
ああ、洗脳曜ちゃんやネクロズマとの戦いで死にかけたのは屋外で壁がなかったからだな(納得)
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/04(月) 20:19:53.68 ID:LA8EhSWCO
梨子「……………………」
海未「史上最年少でチャンピオンの座を勝ち取り、数年に渡りその地位を譲ることのなかった天才……。なるほど……私との修行では見ませんでしたね。研ぎ澄まされた感覚……。巨壁を打ち砕くような……獲物を仕留めるかのような……野獣にも似た戦闘本能を感じます」
穂乃果「うん。この数日で、完全に取り戻したみたいだね。あの頃の強さを」
千歌「……………………」
梨子「……………………」スッ
千歌「……!!」
梨子「……………………」
ルビィ「千歌ちゃんに……指を……」
善子「宣戦布告……リリーもやる気みたいね」
果南「今ここで……」
曜「始めるの……?」
千歌「……………………」
鞠莉「千歌っち……」
花丸「…………っ」ゴクリ
ダイヤ「……………………」
千歌「目と目が合ったらポケモンバトル……」
梨子「……………………」
435 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/04(月) 22:26:14.84 ID:LA8EhSWCO
千歌「……っ!!///」ブルッ
梨子「……………………♪」ニッ
千歌「……〜っ!!梨子――――――――」
「ね、ねえ見て!!あそこにいるのって!!」
「嘘……チャンピオン!!?///」
千歌「!!?」
穂乃果「へ?」
「本物だぁ!!///」
「それに隣にいるのって……海未様!!?///」
「ほのうみよぉ!!!//////」
「尊い……しんどい……!!!//////」
善子「海未……様……?」
ルビィ「ほのうみ?」
ダイヤ「なんだか……空気が……」
花丸「いやな予感ずら……」
梨子「これは……」
キャアアアアアアアアアアア――――――――!!!!!//////
穂乃果「はわわわわわわわわ!!!」
海未「なにを呆けているのです!!!行きますよ!!!みなさんも!!!」
千歌「は、はいいいいいい!!!!!」
ダダダダダダダダ……
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