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【安価】求道者の相談所
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102 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/25(水) 19:45:53.90 ID:1WEzqmkw0
求道者「...」ニコ
魔法使い「優しみを感じる」
女の子「こんにちは!」
求道者「やあ、何の用だい?」
女の子「えっとね、どうすれば求道者さんみたいな立派な人になれるの?」
求道者「うーん...僕は立派な人じゃないよ」
女の子「えぇーっ!だって凄いんでしょ!?」
魔法使い「何が?」
女の子「光を出したり、火を吹いたり、人間バスケが出来るんでしょ!?」
求道者「僕はそんな事しないよ。...代わりと言っては何だけど」
103 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/25(水) 19:47:06.23 ID:1WEzqmkw0
下1、2>>求道者の過去について
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/25(水) 19:49:00.60 ID:0AU+Pixuo
行水の時に、水を
後ろへ捨てていた
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/25(水) 19:56:43.22 ID:ZNn0Dq8p0
15歳の夜
盗んだ馬で走り出す 行き先も解らぬまま
安価↓
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/25(水) 20:19:14.83 ID:/ip5pCvT0
(致し方ない状況ではあったが)自分の師を殺めた
107 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/25(水) 21:51:32.20 ID:1WEzqmkw0
求道者「行水っていう行事があってね、そこでは水を掛けて汚れを落とすんだ」
女の子「ふーん」
求道者「僕はどうやら汚れない人間だったみたいで、しょうがなく捨ててたんだ」
女の子「勿体ないね」
求道者「でも、その水で僕は樹を育てたんだ。汚れのない樹をね」
女の子「ふーん。すごいね」
求道者「僕は師匠を倒しちゃった事もある」
女の子「おおーっ」
求道者「でも、いい人だった」
女の子「...なんで?」
求道者「だから僕は立派な人じゃないんだよ」
女の子「だいじょうぶだよ、自信を持って!」
女の子「あ、お買い物行かなきゃ!じゃーねー!」ガチャン
女の子は去って行った
魔法使い「さっきの話、本当?」
求道者「...ええ、まぁそうですね」
魔法使い「倒したって、もしかして...」
求道者「殺めました。致し方ない状況でしたが」
魔法使い「何で?君にそんな事出来るの?」
108 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/25(水) 21:53:02.33 ID:1WEzqmkw0
下2>>求道者が師匠を殺めてしまった理由
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/25(水) 21:54:04.02 ID:ZNn0Dq8p0
魔族によって師匠が操られて師匠が最後に自分ごとやれと言ったから
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/25(水) 22:04:35.76 ID:0AU+Pixuo
昔の彼女を争った末、
師匠に挑戦して勝つ
111 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/26(木) 19:13:12.84 ID:3/6LHHV50
求道者「...僕にも昔、いわゆる彼女が居たんだ」
魔法使い「えぇぇぇ!?」グビグビィ
魔法使いはとても驚きながら酒を飲んでいる
求道者「お酒とか飲むんですね」
魔法使い「もう店は閉めたからね!それよりさっきの話の続きだよ!」
求道者「分かりました。でも僕は交際を師匠に止められました」
魔法使い「なんでぇ?」グビッ
求道者「『穢れ無きお前を穢すような事などあってはならない』と」
魔法使い「ふーん」
112 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/26(木) 19:19:58.35 ID:3/6LHHV50
求道者「『どうしてもその娘が欲しければこの我を越えて行け』とも言われました」
求道者「そして、勝ってしまったんです。でも...」
魔法使い「でも?」
求道者「相当なご老体であった事が災いし、逝ってしまったのです」
求道者「その後彼女はその事を知り、僕から離れて行きました」
魔法使い「...」プルプル
求道者「どうかされました?」
魔法使い「悲しいなぁ...そんな重い過去を背負っているとはねぇ...」
求道者「...そうだ、折角ですし魔法使いさんの過去も教えて貰えませんか?」
魔法使い「え”」
求道者「フェアな関係ですよね?」
113 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/26(木) 19:21:16.52 ID:3/6LHHV50
下1、2>>魔法使いの過去について
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/26(木) 19:22:04.51 ID:vpx30OSq0
昔、滅ぼされた国の貴族の娘
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/26(木) 19:25:08.18 ID:fveAL5u50
一家がバラバラになって、行き倒れところを(魔法使いの)師匠に拾われて、魔法使いになった
116 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/26(木) 21:44:38.58 ID:3/6LHHV50
魔法使い「昔に滅ぼされたとある国がある」
魔法使い「私はそこの貴族として生まれた」
魔法使い「でも国滅んじゃってさー。一家もバラバラよ」
求道者「成る程」
魔法使い「で、流石に限界を感じて野垂れ死ぬ所を私の師匠に拾われたの」
魔法使い「師匠は高名な魔法使いだったから私も魔法使いになったの」
求道者「そうですか...」
魔法使い「?」
求道者「意外と似た者同士なんですね。って」
117 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/26(木) 21:48:16.37 ID:3/6LHHV50
求道者「どうです?一緒に旅でもしてみませんか?」
魔法使い「あー、いいですねそれ」
求道者「じゃあ臨時休業ですね」
求道者の相談所[臨時休業]
END
118 :
◆7M0syXftfg
[saga]:2017/10/26(木) 21:49:29.99 ID:3/6LHHV50
それでは、安価に付き合って頂き、ありがとうございました!
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/26(木) 21:53:10.11 ID:FGu6C2lQ0
乙でした。
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/26(木) 21:55:00.42 ID:fveAL5u50
乙
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