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【グリモア】イヴ「捨てノエル?」【私立グリモワール魔法学園】
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1 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 00:46:59.63 ID:E1djr8T90
このスレはAndroid/IOSアプリ【グリモア〜私立グリモワール魔法学園〜】のssです。
今回は以下の要素を含みます。
・キャラ崩壊注意
・卯衣は天使
・紗妃は脳ピン
・ノエルはツッコまない
・秋穂はまとも
・ありすありあり(合言葉)
過去作はこちら(上から新しい順)↓
【グリモア】皇絢香「結局どうしよう」【私立グリモワール魔法学園】
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【グリモア】霧塚萌木「やっぱり一番は」【私立グリモワール魔法学園】
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【グリモア】風子「新しい転校生・・・6歳?」卯衣「約束を果たしましょう」
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【グリモア】風子「新しい転校生・・・6歳?」智花「今は5歳です!」
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【グリモア】風子「新しい転校生・・・6歳?」【私立グリモワール魔法学園】
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【グリモア】如月天「いや、そういうやつじゃないから」【私立グリモワール魔法学園】
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【グリモア】瑠璃川秋穂「みんなで遊びたいね」【私立グリモワール魔法学園】
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【グリモア】南条恋「じゃから違うといっておろうに」【私立グリモワール魔法学園】
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【グリモア】越水ソフィア「ノーサンキューです」【私立グリモワール魔法学園】
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【グリモア】冬樹ノエル「いい子なんだけどなぁ」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469796630/
【グリモア】守谷月詠「転校生をギャフンと言わせてやるんだから!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469708811/
【グリモア】氷川紗妃「転校生さんが記憶喪失!?」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467606239/
結希「出来たわ、転校生君」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467123430/
【グリモア】立華卯衣「転校生くんと同棲する」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466350149/
【グリモア】南智花「転校生さん!」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461492750/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1507823219
2 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 00:48:44.61 ID:E1djr8T90
―ある日のこと―
ノエル「よ、よーし・・・・・・今日こそはちゃんと話しかけるんだから・・・」
ノエル「・・・この位置から、逃げられないように・・・・・・」
ノエル「お姉ちゃーーん!!!」ダッシュ!
イヴ「何奴!」ガシッ
ノエル「へっ」
イヴ「はっ!」ポイッ
ノエル「うわあああああああーーーっ!」
イヴ「・・・・・・はっ、つい巴投げを・・・・・・今の、ノエル?」
イヴ「・・・・・・えっ?あれ?もしかして、窓の外に落ちていった?」
・・・
焔「ちっ、美術の宿題とか、なに描きゃいいかわかんねーよ」
焔「・・・でも、ちゃんと出るって決めたしな」
ウワアアアアアアア
焔「・・・?何の声d」
ノエル「焔ちゃん、避けて避けてーーーー!!!!」
焔「はっ?」
3 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 00:49:29.66 ID:E1djr8T90
ノエル「あいたたたたたた・・・」
焔「ってててて・・・・・・なにやってんだよ!」
ノエル「なにって、なに、って・・・・・・」
ノエル「ぐすっ・・・ぐすっ・・・」
ノエル「うわあああああああん!!」
焔「お、おい、なんだよ、そんなに痛むのか?保健委員呼ぶか?」
ノエル「おねえちゃんにすてられたあああああああ!!!!!!」
焔「はあ?」
ノエル「あたしはいらない子なんだあああああああ!!!!びえええええええええん!!!!」
焔「ああ、もう・・・・・・転校生ーーーー!!!!!」
4 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 00:50:45.21 ID:E1djr8T90
ありす「てん、こ・・・さ・・・・・・ちょっと、ねむぃ・・・・・・ぇす・・・」
クレプリ「このポカポカ陽気じゃ眠くなるのもしかたないさねー」
クレプリ「少年もちょっと眠そうだし、一緒に昼寝するか?」
ありす「ぃぃ、ぇすか・・・?ぁりがと、ござぃ・・・す・・・」
クレプリ「少年もまーた目の下に隈作ってるし。ここらで一休みさね」
ありす「・・・・・・♪」
5 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 00:52:33.04 ID:E1djr8T90
ノエル「ぐすっ・・・ぐすっ・・・」
焔「やっと落ち着いた・・・なんでこういう時にあいつはこねーんだよ!」
焔「んで、何があったんだよ」
ノエル「ぐすっ・・・あのね、お姉ちゃんを見かけたから、声かけようとしたらね」
焔「うん」
ノエル「そのままガッとつかまれて、ポイッて窓の外に・・・」
焔「はあっ?」
ノエル「お姉ちゃんに捨てられたんだ・・・ノエルちゃんはいらない子になったんだ・・・」グスグス
焔「あっ、おい、こら、やめろ!泣くな、おい!手離せ、おい、頼むから」
ノエル「うわあああああああん!!」
焔「あああ!!!至近距離だから耳がああああああ!!!!!」
6 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 00:53:36.84 ID:E1djr8T90
―その日の夜―
ノエル「あたしはお姉ちゃんに捨てられた・・・・・・」
ノエル「もうこれは、捨てノエルちゃんになるしかない!」
ノエル「そうと決まれば、えっと、ダンボールダンボール・・・」
ノエル「うーん、あんまり朝早くからやると迷惑だし・・・」
ノエル「7時ぐらいでいいかな」
ノエル「えっと、ペンあったっけ?あったあった、ぶっといの!」
ノエル「前の歓迎会で使ったやつだ〜・・・・・・はぁ」
ノエル「歓迎会、か・・・・・・」
ノエル「どうして、こうなっちゃったんだろう・・・」
7 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 00:54:57.02 ID:E1djr8T90
イヴ「・・・さすがに気付かなかったとはいえ、窓の外に投げるのはやりすぎたかしら」
イヴ「いえ、でも今更態度を変えるのも・・・」
イヴ「・・・・・・」
イヴ「怪我をしてないか様子だけ見ようかしら」
イヴ「明日は校門当番を代わってもらいましょう。えっと、誰だったかしら?」
イヴ「・・・もしもし、夜分遅くにすみません。氷川さんですか?」
イヴ「ちょっと朝の当番を代わって欲しくて。え、あ、はい。そうですね。一緒にやれば・・・」
イヴ「わかりました。時間は7時半からですよね」
イヴ「はい、よろしくおねがいします。・・・・・・これでよしと」
8 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 00:55:52.29 ID:E1djr8T90
―翌朝―
〜校門前〜
兎ノ助「・・・・・・」
ノエル「・・・・・・」
兎ノ助「なあ、ノエル。何してるんだ?」
ノエル「うのっち。あのね、アタシ・・・お姉ちゃんに捨てられちゃったの」
ノエル「だから、だから・・・!」
[拾ってください]ノエル「ノエルちゃんは、捨てノエルちゃんになったの!」
兎ノ助「いや、わけわかんねーよ」
ノエル「だって、だって!お姉ちゃんに捨てられちゃったアタシには、もうこれしか・・・!」
兎ノ助「いや、ほら、一回落ち着け、な?イヴだって本気でおまえのことを捨てるわけ・・・」
ノエル「いいんだよ、うのっち。慰めてもらわなくても。アタシのことは、アタシが一番よくわかってる」
兎ノ助「いや、だからな・・・・・・あっ、転校生。なんとか言ってくれ」
ノエル「お兄さん、おはよー」
兎ノ助「・・・・・・いや、やっぱこういう反応だよな」
ノエル「お兄さん。あのね、アタシ、お姉ちゃんに捨てられちゃったの。だから捨てノエルちゃんになったの」
兎ノ助「・・・なんでわかるんだよ!」
ノエル「えっ、お兄さん、アタシを拾ってくれるの!?」
兎ノ助「えっ、あー・・・風紀委員案件じゃないよな?」
9 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 00:56:38.60 ID:E1djr8T90
兎ノ助「ってか、拾うって言ったって、どうするんだ?」
ノエル「・・・執行部とかにかけあってくれるの?」
兎ノ助「ガチじゃねーか」
ノエル「お兄さん・・・・・・ありがとう!アタシ、立派なお兄さんのペットになるね!」
兎ノ助「ううむ、特に他意はないんだよ・・・な?」
ノエル「目指せ、シローとインティ!」
兎ノ助「あっ、他意はないわ」
ノエル「それじゃあ、一回ダンボールから出るから・・・わわっ、そ、そのまま持ち上げられちゃった!」
兎ノ助「おおう、お前力あるな・・・」
ノエル「えへへ〜、お兄さんに拾ってもらっちゃった。秋穂ちゃんに自慢しちゃおっと」
兎ノ助「なにも起こらないことを祈るが・・・」
10 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 00:57:40.46 ID:E1djr8T90
イヴ「おはようございます」
紗妃「おはようございます、冬樹さん、兎ノ助さん」
兎ノ助「おう、おはよう、イヴ、紗妃・・・・・・あっ、そうそう」
紗妃「どうしたんですか?」
兎ノ助「イヴ、なんかお前の妹が大変なことになってるぞ」
イヴ「えっ?」
兎ノ助「7時ぐらいだったかな、ここに来て拾ってくださいって書いた段ボールに入って・・・」
イヴ「えっ?」
兎ノ助「捨てノエルになったっつって転校生に拾われていった」
イヴ「はい?」
紗妃「な、な・・・」
兎ノ助「んで、転校生がペットの許可を取りに執行部に殴り込みしに行った」
イヴ「うん?」
兎ノ助「なんか、お姉ちゃんに捨てられたーって」
イヴ「捨てられた?」
紗妃「なにやってるんですか!!!冬樹さん、ここをお願いします!私は転校生さんを探してきます!」
イヴ「えっ、私もノエルのことを・・・・・・」
イヴ「・・・・・・行ってしまったわ」
兎ノ助「まあ、がんばれ」
11 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 00:59:33.13 ID:E1djr8T90
ノエル「お兄さんすごいね!簡単に許可が降りちゃった!」
ノエル「生徒会と風紀委員にも説明してたし、これで今日からお兄さんのペットになれるね!」
ノエル「あ、それだと首輪とかリードとかいるかな?」
ノエル「だいじょーぶ!自分のものは自分で買うから!ノエルちゃんだってその辺りはわきまえているのだ!」
ノエル「・・・・・・えっ?いや、確かに自分でお金を出すペットはいないけど・・・」
ノエル「ええっ!?本当に全部買ってくれるの!?」
ノエル「あ、あわわ、お兄さん太っ腹だ・・・」
ノエル「あ、そ、そうだ!これからは、お兄さんじゃなくてご主人様って呼ばなきゃ!」
ノエル「だって、飼い主だもんね」
ノエル「え、最初に欲しいもの?うーんと・・・」
ノエル「ごはん!」
12 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 01:00:22.00 ID:E1djr8T90
紗妃「いました、転校生さん!」
ノエル「あ、氷川さん」
紗妃「ああっ、ノエルさん・・・本当だったんですね」
ノエル「あっ、もしかしてうのっちから聞いたの?」
紗妃「転校生さんが幼気で無知な少女を自身のペットにして色んな意味で可愛がろうとしているという話は!」
ノエル「え、何の話?」
紗妃「今日という今日は見過ごせません!しっかりお説教を・・・え?」
紗妃「風紀委員会に許可はとっている?そ、そんなこと、委員長が許すわけ・・・」
紗妃「わ、わかりました。確認します」
13 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 01:01:38.94 ID:E1djr8T90
紗妃「えっと、本当だったんですね・・・」
紗妃「ごめんなさい、私先走っちゃって・・・」
ノエル「まーまー、そんなこともあるって」
紗妃「あ、でもわかってると思いますけど、ちゃんと健全な生活を送ってくださいよ!」
紗妃「信じてますからね!」
ノエル「ってことで、それじゃあ購買部にしゅっぱーつ!」
紗妃「・・・本当に大丈夫でしょうか」
14 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 01:05:48.35 ID:E1djr8T90
イヴ「・・・あれは、転校生さんとノエル?」
イヴ「・・・やっぱり、いつも通りじゃない。なにも心配することなんか・・・」
イヴ「・・・・・・えっ!?く、首輪!?」
イヴ「り、リードまで!しかも転校生さんが握って・・・」
イヴ「あ、もあっと・・・・・・風紀委員公認!?」
イヴ「執行部も、生徒会も、教務部も・・・・・・」
イヴ「転校生さん、いったいどうやったんですか・・・・・・!」
・・・
ノエル「えっと、授業はちゃんと受ける」
ノエル「お部屋はおにいさ・・・ご主人様の部屋で寝る」
ノエル「ごはんはご主人様が用意してくれる」
ノエル「・・・こんな感じ?他に何かした方がいいことない?」
ノエル「いや、ないならいいんだけど」
ノエル「うーん、なんか至れり尽くせり・・・ペットってそういうものかな?」
ノエル「まあいいや。それはこれから考えていこうっと」
ノエル「というわけで!今日からノエルちゃんはご主人様のペットだから、末永くよろしくね?」
15 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 01:07:06.30 ID:E1djr8T90
おまけ
秋穂「ええっ!?」
さら「どうしたんですかぁ?」
秋穂「の、ノエルちゃんが、先輩のペットになったって!」
さら「転校生さんのペット?」
シロー「わう?」
秋穂「こ、これって、つまり、その、あわわわ・・・」
秋穂「で、でもノエルちゃん、そんな素振りは・・・あ、わたしが気付いてなかっただけなのかな・・・」
さら「転校生さんのペットですかぁ。わたしもなれるんでしょうか?」
シロー「わんわんっ!」
さら「そうですねぇ。シローのお仲間ですねぇ」
秋穂「でも、ノエルちゃんはノエルちゃんのお姉ちゃんに捨てられたから捨てノエルちゃんになって先輩のペットになったって言ってるから・・・」
秋穂「わ、わたしをおねえちゃんに捨ててもらうの?」
秋穂「・・・・・・」
春乃「・・・・・・」ドキドキ
秋穂「そんなのムリだよ〜っ!」
春乃「秋穂ーっ!」
秋穂「お、おねえちゃん!」
春乃「大丈夫よ!お姉ちゃんが秋穂を捨てるなんて絶対にないから!むしろ未来永劫面倒見るから!」
秋穂「おねえちゃん・・・・・・うん、そうだよね!おねえちゃん、だいすき!」
春乃「ああっ!ラブリーマイエンジェルあきほーーーっ!おねえちゃんも大好きよーーーーっ!」
さら「・・・・・・」
さら「たつきさーーーん!」トテトテ
To be continued・・・
16 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/13(金) 01:14:53.86 ID:E1djr8T90
今日はここまで!まだイヴは壊れてない。まだイヴはまとも。大丈夫、今回こそイヴは普通の生徒になるはず。
次回は3日以内に更新します。できれば毎回3日以内に。
ふーちゃんのときは毎日やってたけど、あれはさすがにちょっとキツイと思ったんで勘弁してくだしぃ。
喋らない転校生を書くのはいつ振りだろう。最後に書いたのはおそらく紗妃の安価スレのときだったから・・・
今回の秋穂は割とツッコミしてます。ボケないです。ボケないです。
ありすありあり(合言葉)
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/10/13(金) 02:41:17.56 ID:LUxu7chto
ありすありあり
そりゃいつもツッコミ役だったキャラがああなればボケ倒しになるからなぁ
18 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2017/10/15(日) 00:11:05.76 ID:RMuxiUZT0
ノエルが転校生のペットになってから、1週間が過ぎた
みちる「ノエルちゃん、転校生君、おっはよー」
ノエル「おっはよー!」
みちる「いやー、もうこの光景も見慣れたもんだよねー」
ノエル「そう?」
みちる「うんうん。最初は転校生君が血迷ったのかって思ったけど・・・」
みちる「まあ慣れたらどうってことないよね」
ノエル「だよねー。人間なにごとも慣れだよ。ね、ご主人様」
みちる「それじゃ、私朝練あるから」
ノエル「はーい、がんばってねー!」
19 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/15(日) 00:13:41.05 ID:RMuxiUZT0
〜教室〜
初音「なーなー、実際、転校生のペットってどんな感じなんだ?」
ノエル「んっとねー、なんていうか・・・」
ノエル「三食昼寝付き遊び付きの民宿みたいな?」
初音「へー。んで、お前はなにやってんだ?」
ノエル「もちろん、ノエルちゃんのラブリーでチャーミーな愛らしさを振りまいてお兄さ・・・ご主人様を癒してる!」
初音「ガチペットじゃねーか。みんなのサポ役はどこにいったんだよ」
ノエル「だってだって〜、ご主人様、なにもやらせてくれないんだもん!」
明鈴「つまり、僕も転校生のペットになればごはんたくさん食べれるアル?」
ノエル「うん。たぶんね」
梓「いやーいいッスねー、そんな生活。ちょっと憧れるッス」
ヤヨイ「寝てるだけでごはんが出てくるんだっけ?そういうの」
小蓮「それはただのニートネ!」
ノエル「に、ニート・・・いやいやいや、アタシちゃんと学校来てるし!」
ヤヨイ「そういえば、今兄さんと同じ部屋に寝泊まりしてるんだよね。ベッドとかどうしてるの?」
ノエル「即席ベッド(すごく快適)を作ってくれたよ」
ヤヨイ「すごい!」
初音「マジで転校生JGJに来てくれねーかなー。あいつ営業も人事も開発も全部行けると思うんだけどなぁ」
ノエル「よくわかんないけどなんか有能そう!」
20 :
◆GiMcqKsVbQ
[sage saga]:2017/10/15(日) 00:15:12.03 ID:RMuxiUZT0
イヴ「・・・・・・・・・・・・」ムスーッ
怜「なあ、氷川。なんだか冬樹の機嫌が悪くないか?」ヒソヒソ
紗妃「そうですね、やはり妹のノエルさんが転校生さんに拾われたことと関係があるかと・・・」ヒソヒソ
イヴ「あの子は関係ありません!!」
風子「はいはい、落ち着いてくだせー」
風子「別に追及しよーってわけじゃねーんです。ただですね」
風子「もし、今回の件について何か知りたかったら・・・」
・・・
イヴ「他人に聞いてみるのもあり、ですか」
イヴ「誰か、いろいろと知ってそうな人・・・」
イヴ「転校生さん・・・は渦中の人物だし、まさかあの子に聞くわけにもいかないし・・・」
イヴ「・・・・・・事情通といったら、やっぱり遊佐鳴子かしら?」
イヴ「いえ、彼女に貸しを作るのは嫌ね。やはりここは・・・」
21 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/15(日) 00:16:48.91 ID:RMuxiUZT0
萌木「はい?ノエルちゃんのことですか?」
イヴ「ええ。転校生さんがわざわざ執行部や教務部、生徒会や風紀委員にまでかけあったこの事態」
イヴ「情報共有が全然されていないの」
イヴ「それで、もしかしたら何か知ってるかも、と・・・」
萌木「そう、ですね・・・ごめんなさい。私も詳しく知らないんです」
萌木「私が知ってるのは、転校生さんが【犬の気持ち】【猫の気持ち】【はじめてのペット飼育】っていう本を借りたことぐらいしか」
イヴ「あの人は何を考えているのやら・・・」
里菜「おーっす、萌木!それと冬樹!なんか大変だなー!」
萌木「り、里奈ちゃん、図書室では静かに・・・」
イヴ「いえ、私は大変ではありませんので」
里菜「そうなのか?なんか昨日精鋭部隊の・・・えっと、来栖!が冬樹の妹を慰めてるとこ見たけど・・・」
里菜「なんか、おねえちゃんになんとかとかって言ってたような・・・」
イヴ「・・・私?」
イヴ「それに、来栖さん・・・いずれにせよ、有益な情報をありがとうございます」
里菜「おう!なんかわからんがよかったのだ!」
萌木「里奈ちゃん、もうちょっと声を小さくして〜・・・」
22 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/15(日) 00:20:27.64 ID:RMuxiUZT0
ノエル「あ、ご主人様ご主人様ー!」
ノエル「どこ行くの?どこ行くの?一緒に行く!」
ノエル「・・・えっ?なんか本格的にイヌっぽくなってきたって?」
ノエル「うーん、今のノエルちゃんはお兄さんに飼われてる飼い犬ならぬ飼いノエルちゃんだから・・・」
ノエル「そうなるのもしかたないかもね!」
ノエル「それでそれで、どこ行くの?」
ノエル「生徒会のお手伝い・・・おっけー!」
ノエル「みんなのサポ役、ノエルちゃんの本領発揮のときだ!」
ノエル「ノエルちゃんが生徒会のお手伝いをするご主人様をサポートするからね!」
ノエル「ご主人様が生徒会をサポートして、アタシがご主人様を・・・」
ノエル「あれ?」
23 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2017/10/15(日) 00:21:47.34 ID:RMuxiUZT0
ノエル「ってことでお手伝いします!なんでもどんとこいやぁ!」
虎千代「はっはっは!元気があっていいな!よし、じゃあ・・・何か簡単な仕事はあるか?」
薫子「そうですね・・・どうしましょう?」
聖奈「流石に専門的なことは任せられませんし・・・」
チトセ「結構機密事項もあるしね、ここ」
ノエル「えー、じゃあなんにもないんですか?」
チトセ「・・・いや、そろそろ」
寧々「虎千代ちゃーん!あーそーぼー!」
虎千代「学園長、アタシは今から仕事を・・・・・・おっ、そうだ。冬樹」
ノエル「はいはーい!学園長、今日はアタシが生徒会のサポート役だから・・・」
ノエル「つまり、学園長のサポート役!」
寧々「おおっ!」
ノエル「ってことで一緒に遊ぼ〜」
寧々「わーい!」
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