【ダンガンロンパ】我は汝の心の海より出でし者【ペルソナ】

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67 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/09/30(土) 00:14:31.79 ID:jy7BqKkm0
*【影の世界】 希望ヶ峰学園 1F


東条「……あ、もうひとつ大事なことを忘れていたわね」

東条「雪染さんのサーチした情報ってどうやって私たちは知る事が出来るのかしら?」

宗方「ああ……それについては……」


雪染『京助! 東条さん! 前方にシャドウの反応があるわ!』


東条「……え? 今、頭の中に直接雪染さんの声が……」

宗方「雪染のペルソナはどうやら他のペルソナ所持者にこうやってテレパシーのような事が出来る能力を持っているみたいでな」

宗方「そして、コンタクトしている他のペルソナを通じてその周辺のアナライズが出来るようになるらしい」

東条「便利な能力ね」

宗方「雪染曰く、そこまで精度は高くないそうなんだがな」

宗方「……で、シャドウの反応だったか。どうする? 東条」

宗方「シャドウと戦って前へ進むか、回避・迂回して別のルートを行くか……」


1.シャドウと戦闘
2.迂回する

安価↓

短いですが本日の安価はここまでです
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/30(土) 00:18:06.12 ID:29PyuV5O0
2
69 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/01(日) 17:39:09.72 ID:4m1N8TAKO
東条「避けられる戦闘ならなるべく回避した方がいいのではないかしら。道はあちらにもあるようだし」

宗方「シャドウのいる先に階段があるとも限らんな。ではもうひとつの道へ行こう」


>……


東条「……あら? これは何かしら。箱みたいだけれど」

雪染『特に危険な反応は無さそうね。開けてみても平気よ』


>item 【カエレール】×1を手に入れた


東条「これ何かしら……?」

宗方「それはこの建物の入り口に戻れるアイテムだな。たまにこういった物が何故かその辺りに落ちている事がある」

東条「なるほど……」


1.シャドウを避けながら1Fフロアを隈なく歩いてみる(コンマ60以下で戦闘)
2.最短ルートで階段を探す(コンマ35以下で戦闘)


次の更新時間は22時以降になりそうですがこれだけ安価とらせてください
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 17:44:12.46 ID:Wx60FVWz0
2かな
71 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/01(日) 22:15:22.20 ID:J6crVqK70
東条「そんな事を言われると隅々まで探索して調べたくなってしまうけれど、今はそんな場合では無いわね」

宗方「ああ。なるべく無駄な動きはせずに上への階段を見つけた方がいいだろう」

東条「上手い事敵の動きを避けつつ、ね」


>……


*【影の世界】希望ヶ峰学園 2F

東条「……本当に学校では無い何かに変貌しているようね。改めて驚いたわ」

東条「シャドウもそこら中にいるみたいだし」

宗方「だが運良く今のところ戦闘は避けられて……東条、止まれ。隠れろ」

東条「!」

宗方「前方、少し離れた所にシャドウがいる様だ」

雪染『京助に先越されちゃった……その通りよ。幸い、こちらには気付いていないみたい。けど……』

宗方「一本道であのシャドウを倒して進むしか無さそうだ。上手い事奇襲をかけたい所だが……」

東条「隙を突くのね」


コンマ判定↓
75以下で先制攻撃チャンス
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 22:18:09.69 ID:eO2Oh2Z20
ほい
73 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/01(日) 22:43:32.41 ID:J6crVqK70
-先制攻撃チャンス!-


▼enemy【誘う少女】 ×1 LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:??????????



東条斬美
▼ペルソナ【アンサー】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)
突撃(敵単体に物理属性の小ダメージを与える)

宗方京助
▼ペルソナ【ブラックメン】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー耐弱ーーーーーー
スキル
アギ(敵単体に火炎属性の小ダメージを与える+まれに敵を炎上させる)
スラッシュ(敵単体に物理属性の小ダメージを与える


誘う少女「!?」

雪染『奇襲成功! 動揺している今がチャンスよ!』


宗方「東条、昨日の戦闘は覚えているか?」

宗方「戦いの基本はまず、こうして【先制攻撃を心がける】」

宗方「敵に隙があるうちに【相手の弱点を突いて攻撃】、慣れないうちはこれだけ頭に入れておけばいい」

宗方「とは言っても初めて会う敵は弱点などわからないだろう。そこは攻撃を重ねて探るしかないが、先制攻撃が出来れば相手に行動を許す事なくそのチャンスが増える事だろう」


行動選択
1.ペルソナのスキルを使う(ブフ/突撃)
2.攻撃(銃/通常弾)
3.防御
4.TALK
5.アイテムを使用(傷薬×5)
6.上記の行動+宗方の行動も決めたい場合はこちらで詳細を記入

行動順
宗方→東条

安価↓
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 22:49:49.28 ID:4+pR347cO
1 ブフ
75 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/01(日) 23:00:14.49 ID:J6crVqK70
宗方「……では、俺からいかせて貰おう。ブラックメン、【アギ】!」

誘う少女「ッ!」

東条「上手いわ! ……けど、ダメージは出ているけど、弱点ではないみたいね」

東条「では、こちらはどうかしら? アンサー、【ブフ】!」

誘う少女「きゃあっ!?」weak!

雪染『東条さんナイス! 敵がダウンしたわ! 一気に畳み掛けちゃいましょう!』


誘う少女「ちょ、ちょっと待って!」

東条「!」


>シャドウがいきなりこちらに話しかけてきた……


誘う少女「お、お願い! なんでもしてあげるから、今回ばかりは見逃して! ね?」

選択
1.見逃してあげる
2.見逃してあげない
3.今、なんでもって言った?

安価↓
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/01(日) 23:02:16.94 ID:OLVwutCdO
3
77 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/01(日) 23:44:49.66 ID:hXPlPXNw0
東条「今、なんでもと言った?」

誘う少女「う、うん……言ったけど……」

東条「では具体的にはどういう事をしてもらえるのかしら。それをまず聞かせて欲しいわね」

誘う少女「えっと、うんと、ね……」

誘う少女「貴女たぶん新米のペルソナ使いよね? だったらまずシャドウとの会話について教えたげる!」

誘う少女「わたしとこうして意思疎通出来ているということは、おそらく貴女は【シャドウと会話が出来る人】だと思うの」

誘う少女「だから、気が向いたらシャドウに貴女の方からも話しかけてみるといいわ」


▼戦闘時、TALKのコマンドを選択する事でシャドウと交渉が出来ます
▼基本的に、こちらの行動選択時の時ならば、何時でも会話をもちかけられます


誘う少女「けど、会話で怒らせたりしちゃうとその戦闘最中はもう話を聞いてくれなくなっちゃうから注意してね!」

東条「話をすると何か良い事があるのかしら?」

誘う少女「そうねー。たとえば、アイテムやお金をもらう事が出来たり、あとはレベルに見合っていれば【契約】なんかしてくれちゃうかも?」

東条「契約……とはなにかしら?」

誘う少女「【契約】は文字通り、会話しているシャドウとの契約だよ。【もらえるお金が増えたり】、通常時では手に入らないような【レアなアイテム】が貰えちゃったり、あとは頼めば【無条件で退散】してくれたりとかしてくれちゃうよ」

誘う少女「【契約】出来るシャドウの数には制限があるからそこは頭に入れておいてね」


▼現在、東条が契約出来るシャドウの数は【三体】までです


誘う少女「それと……貴女はなんだか特別な存在みたいね」

東条「……?」

誘う少女「だから、今日はこれあげちゃう!」


▼誘う少女の【スペルカード】を入手した


誘う少女「私の名前は【ピクシー】、こんごともよろしく」


▼【ピクシー】が【白い本】の中にストックされた



▼戦闘終了
78 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/01(日) 23:58:47.63 ID:hXPlPXNw0
宗方「……今のは一体なんだ? シャドウがこちらに話しかけてくるなど、今までになかった事だが……」

東条「そうなの?」

宗方「ああ。それに、今東条の本に何か変化が起こらなかったか?」

東条「ええ。どうやら今のシャドウから【スペルカード】というものを貰った事によって、私の扱えるペルソナが増えたみたいなの」

宗方「なんだって? それはどういう事だ?」

宗方「ペルソナは一人につき一体までしか所持出来ないと思っていたが……」

東条「……それ、本当?」

宗方「……。どうやら東条には何か特別な素養があるのかもしれない。なかなか興味深いな」



▼ペルソナ【ピクシー】
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ
→電撃属性の小ダメージを与える+まれに感電させる
ディア
→HPを小回復する


この後の行動選択
1.フロアを隅々まで探索する(コンマ80以下で戦闘)
2.階段を探す事に専念する(コンマ30以下で戦闘)
3.アイテムを使う
→傷薬×5(体力を小回復)
→カエレール×1(ダンジョンから脱出)
4.その他、自由記述

安価↓
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 00:00:41.45 ID:Os/wI/480
80 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 00:08:13.03 ID:ZCT7T0n90
▼探索続行……

▼道中の宝箱の中から、item【地返しの玉】×1を入手した
▼item【解毒剤】×1を入手した


雪染『近くにシャドウの反応があるわ、気を付けて!』


↓コンマ判定
50以上で先制攻撃のチャンス
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 00:10:28.87 ID:NVxRmxEuo
82 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 00:21:33.61 ID:ZCT7T0n90
‐先制攻撃のチャンス!‐

▼enemy【地下室のランプ男】×1 魔術師LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:??????????

▼enemy【死刑台の人面花】×1 死神LV3
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:??????????




東条斬美
▼ペルソナ【アンサー】LV2 (装備中)
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)
突撃(敵単体に物理属性の小ダメージを与える)

▼ペルソナ【ピクシー】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ(敵単体に電撃属性の小ダメージを与える+まれに感電させる)
ディア(味方単体のHPを小回復する)


宗方京助
▼ペルソナ【ブラックメン】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー耐弱ーーーーーー
スキル
アギ(敵単体に火炎属性の小ダメージを与える+まれに敵を炎上させる)
スラッシュ(敵単体に物理属性の小ダメージを与える


行動選択
1.ペルソナのスキルを使う(ブフ/突撃)
2.攻撃(銃/通常弾)
3.防御
4.TALK
5.アイテムを使用
→傷薬×5:体力を小回復
→地返しの玉:HPを小回復して戦闘不能から復帰
→解毒剤 :毒の状態異常を回復
7.ペルソナチェンジしてスキルを使う(詳細指定)
8.上記の行動+宗方の行動も決めたい場合はこちらで詳細を記入

行動順
宗方→東条

安価↓
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 00:34:19.13 ID:Os/wI/480
ランプにブフ
84 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 00:45:09.55 ID:ZCT7T0n90
宗方「先手はもらうぞ! ブラックメン、【アギ】!」

死刑台の人面花「!?」weak!

雪染『弱点にヒット! 京助やっるぅ!』

宗方「ならば、もう一撃……【アギ】!」

死刑台の人面花「ッ……」

雪染『敵を一体殲滅、次は東条さんよ! 頼むわね!』

東条「任せてちょうだい。アンサー、【ブフ】!」

地下室のランプ男「ッ!」weak!


雪染『敵シャドウダウン! このまま一気に攻められるわよ!』


1.総攻撃する
2.TALK
→スペルカードを要求する
→契約を要求する
→アイテムを要求する
→お金を要求する

安価↓
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 07:58:03.22 ID:Zhs9wK1RO
1
86 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 14:44:02.27 ID:ZCT7T0n90
東条「覚悟なさい!」

-総攻撃!-

ボコスカボコスカ……


東条「お掃除完了よ」


▼戦闘終了

get money \500
→現在の所持金 \800

LV UP!
>東条のレベルが3になった
>アンサーのレベルが3になった

>宗方のレベルが3になった
>ブラックメンのレベルが3になった


>……
87 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 14:45:16.92 ID:ZCT7T0n90
東条「! 前方に階段があるわ」

雪染『という事は……』

宗方「いよいよ三階、澪田のいると思われるフロアに到達だな」

雪染『澪田さん……』

宗方「足を踏み入れる前に一度改めて各々の状態を確認するべきだろう。準備が出来たら乗り込むぞ」


状態
東条斬美
体力:好調
精神力:好調

装備武器:【銃】ニューナンブ(通常弾)
→敵単体に一回攻撃
アクセサリー:ヘッドドレス
→メイドの基本装備

ペルソナ
愚者 【アンサー 】LV3[装備中]
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)
突撃(敵単体に物理属性の小ダメージを与える)

恋愛 【ピクシー】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ(敵単体に電撃属性の小ダメージを与える+まれに感電させる)
ディア(味方単体のHPを小回復する)


宗方京助
体力:好調
精神力:好調

装備武器:【刀】日本刀
→敵単体に一回攻撃 力+1
アクセサリー:ネクタイ
→紳士の嗜み

ペルソナ
皇帝 【ブラックメン】LV3
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー耐弱ーーーーーー
スキル
アギ(敵単体に火炎属性の小ダメージを与える+まれに敵を炎上させる)
スラッシュ(敵単体に物理属性の小ダメージを与える


所持アイテム
傷薬×5:味方単体の体力を小回復
地返しの玉:味方単体の体力を小回復して戦闘不能から復帰
解毒剤:味方単体の毒の状態異常を回復
カエレール:ダンジョンから脱出


やりたい事(ペルソナチェンジやアイテム使用等)があれば安価↓で指定
特になければ3Fへ突入です
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 15:19:35.66 ID:/wUjRegk0
とりま突入でいいんじゃない?
89 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 15:51:57.77 ID:ZCT7T0n90
東条「大丈夫よ。行きましょう」

宗方「よし。では行くぞ」

>……


*【影の世界】希望ヶ峰学園 3F


宗方「雪染、澪田の反応は?」

雪染『やっぱりこの階にいるわ。それも多分、すぐ近くに……』

東条「ねえ、あそこ……!」

宗方「!」


>前方に人が倒れているのが見える……!

>急いでその場へと駆け寄った


東条「そこの貴女! 大丈夫!?」

宗方「おい、しっかりしろ」

「……」

「……」

「……」






「すやぁ……」


東条「……」

宗方「……」

東条「寝ている……のかしら」

宗方「そのようにしか見えないが……雪染、彼女が澪田唯吹で間違いは無いな?」

雪染『ええ、この反応は間違いなく澪田さんね。特に身体に異常も無いみたいだけど』

東条「こんな場所で眠れるなんて随分肝が座っているのね……」

雪染『う、うーん、そうね……けど、何事も無いみたいでひとまず安心だわ』

澪田「むにゃむにゃ……はっ!?」


>澪田が目を覚ましたようだ
90 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 15:52:28.86 ID:ZCT7T0n90
澪田「……」

東条「澪田唯吹さんね? 気分が悪いとか、何処か怪我は……」

澪田「……ひ……ひ……ひ……」

澪田「人だあぁぁぁぁぁ!」ガバァッ

東条「きゃっ!?」

澪田「やっとまとまな人に会えたっす! 唯吹はっ唯吹は助かるんすか!?」

東条「え、ええ、大丈夫よ。だから落ち着いて?」

澪田「うぅ……ぐすぐす……」

宗方「……澪田唯吹、一体何があったんだ?」

澪田「へ? なんで唯吹の名前を?」

宗方「俺は希望ヶ峰学園の関係者だ。とにかく手短に解る事だけ簡潔に状況の説明を……」

東条「待って、宗方さん。それよりもまず、先にここから脱出を……」

雪染『京助! 東条さん! 近くに何か大きな反応があるわ!』

澪田「ぎゃあああああ! 志村ー! 後ろ後ろ!」

東条・宗方「!?」


>澪田の叫び声で反射的に後ろを振り返る

>そこには……


澪田?「……」


>もう一人の澪田唯吹の姿があった……
91 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 16:14:44.26 ID:ZCT7T0n90
雪染『な、なにこれ……? もうひとつ澪田さんの反応がある……?』

雪染『けど……澪田さんであると同時に、これはシャドウの反応でもあるわ……どういう事なの……?』

宗方「なんだって……?」


>澪田であると同時にシャドウでもある……?


澪田「あわ、あわわわわ……あ、あれっす! あれのせいっすよ!」

東条「え?」

澪田「い、唯吹はあれに追いかけ回されてこんな所まで迷い込んでしまったっす……!」

澪田?「……ふ」


>もう一人の澪田は不気味な笑顔を浮かべている……

>そして次第にその彼女?の周りを禍々しい空気が覆い始めて……


澪田?「……おまえを……コロス!」

澪田「ぎゃあああああああ!」


>澪田のいる……自分たちのいる場所へ何か人智を超えた攻撃を仕掛けてきた……!


東条「危ない……!」

宗方「くっ!」


>宗方はそれを避け、自分も澪田を庇いながら身を躱した


澪田?「ちっ……ちょこまかと……」

東条「……貴女は一体……何者なの……?」

澪田?「私? 私は……澪田唯吹」

澪田「なっ、何言ってるんすか!? 澪田唯吹は唯吹っす! デタラメ言わないで欲しいっす!」

澪田?「デタラメなんかじゃない。私は貴女、貴女は……私」

東条「……!?」

澪田?「けど、貴女はもういらないの。貴女には私がなる……だから大人しく消えろ!」

澪田「意味わかんねーっす! それではいそーですかって言うと思ったら大間違いっすよ!」

澪田?「うるさい!」

澪田「うるさくなーい!」


>二人の澪田は口論を始めた……


宗方「なんなんだ……何が起こっている……?」

東条「これって……まさか……」

東条「澪田さんの……ドッペルゲンガー……? いえ、そんな……でも……」
92 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 16:39:41.66 ID:ZCT7T0n90
宗方「雪染は澪田でありシャドウであると言ったが……ならば、あれは俺たちの『敵』になるのか?」

澪田?「……なんだっていい。面倒だ……おまえたちをまとめて始末すればそれで事は済む……!」

東条「……!」


>もう一人の澪田の姿が少女の姿から異形の怪物へと姿を変えていく……!


澪田「ぎゃーす! ば、ばけもの……!」

澪田だったもの「コロス……コロス……コロス……!」

宗方「東条、構えろ! あれはやはりシャドウだ!」

東条「……くっ」

澪田だったもの「お前に成り代わって……私は私の本当にやりたい事をやるんだ……!」

澪田だったもの「……あいつらにも……澪田唯吹のやりたい事を……認めさせてやるんだ……!」

澪田だったもの「みんなで一緒に……やらなければ……意味なんて……」

澪田「……え?」


宗方「来るぞ……!」

東条「……!」
93 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 16:40:34.69 ID:ZCT7T0n90
-戦闘開始-

▼enemy 【澪田のドッペルゲンガー?】LV5
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:??????????


雪染『相手は一体! とても強力な反応よ! 気をつけて』

雪染『まずは弱点が無いか探りましょう!』



東条斬美
▼ペルソナ【アンサー】LV3 [装備中]
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)
突撃(敵単体に物理属性の小ダメージを与える)

▼ペルソナ【ピクシー】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ(敵単体に電撃属性の小ダメージを与える+まれに感電させる)
ディア(味方単体のHPを小回復する)


宗方京助
▼ペルソナ【ブラックメン】LV3
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー耐弱ーーーーーー
スキル
アギ(敵単体に火炎属性の小ダメージを与える+まれに敵を炎上させる)
スラッシュ(敵単体に物理属性の小ダメージを与える


行動選択
1.ペルソナのスキルを使う(ブフ/突撃)
2.攻撃(銃/通常弾)
3.防御
4.TALK【現在選択不可】
5.アイテムを使用
→傷薬×5:味方単体の体力を小回復
→地返しの玉:味方単体のHPを小回復して戦闘不能から復帰
→解毒剤 :味方単体の毒の状態異常を回復
7.ペルソナチェンジしてスキルを使う(詳細指定)
8.上記の行動+宗方の行動も決めたい場合はこちらで詳細を記入

行動順
澪田のドッペルゲンガー?→宗方→東条

安価↓
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 17:06:11.63 ID:Os/wI/480
とりあえずブフ
95 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 17:27:10.39 ID:ZCT7T0n90
>澪田のドッペルゲンガー? は宗方の方をじっとみつめている……


宗方「……? 何も仕掛けてこないのか?」

宗方「ならば、こちらは……ブラックメン、【アギ】!」

澪田のドッペルゲンガー?「くっ!」

雪染『攻撃ヒット! がんばれ京助!』

東条「私も続くわ! アンサー、【ブフ】!」

澪田のドッペルゲンガー?「っ……!」

雪染『ダメージ入ったわ! けど、火炎属性も氷結属性も弱点という訳ではないみたい……!』

雪染『それから……相手は次に京助へ向かって何かする気みたいだわ! 油断しないで!』


▼enemy 【澪田のドッペルゲンガー?】LV5
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:??ーー??????





東条斬美
▼ペルソナ【アンサー】LV3 [装備中]
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)
突撃(敵単体に物理属性の小ダメージを与える)

▼ペルソナ【ピクシー】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ(敵単体に電撃属性の小ダメージを与える
ディア(味方単体のHPを小回復する)


宗方京助
▼ペルソナ【ブラックメン】LV3
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー耐弱ーーーーーー
スキル
アギ(敵単体に火炎属性の小ダメージを与える+まれに敵を炎上させる)
スラッシュ(敵単体に物理属性の小ダメージを与える


行動選択
1.ペルソナのスキルを使う(ブフ/突撃)
2.攻撃(銃/通常弾)
3.防御
4.TALK【現在選択不可】
5.アイテムを使用
→傷薬×5:味方単体の体力を小回復
→地返しの玉:味方単体のHPを小回復して戦闘不能から復帰
→解毒剤 :味方単体の毒の状態異常を回復
7.ペルソナチェンジしてスキルを使う(詳細指定)
8.上記の行動+宗方の行動も決めたい場合はこちらで詳細を記入

行動順
澪田のドッペルゲンガー?→宗方→東条

安価↓
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 17:37:10.53 ID:Os/wI/480
1 突撃
97 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 18:25:27.29 ID:ZCT7T0n90
澪田ドッペルゲンガー?「邪魔だ! 消えろ!」


>澪田のドッペルゲンガー? は宗方へ向けて突風を放つ……!


宗方「ぐっ……!」

雪染『京助!』

東条「宗方さん……!」

宗方「……まだ平気だ。これで……!」


>宗方の刀が澪田のドッペルゲンガー? を斬る……!


雪染『京助は残り体力気を付けて!』

東条「なかなか手強い相手な様ね……アンサー、【突撃】!」


>アンサーが、敵に向かって突進する……!

>それに伴い、自分の体力が僅かながら消耗したのを感じた

>どうやらペルソナは魔法スキルを使うと精神が消耗し、物理スキルを使うと体力が消耗する様だ

>細かい所ではあるが、この辺りも頭に入れて戦うべきなのかもしれない



雪染『敵はどうやら【疾風属性】の技を使うみたいだけど……先制を取られてしまうのが厄介ね……』



澪田「……」


▼enemy 【澪田のドッペルゲンガー?】LV5
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ー?ーー??????


東条斬美
▼ペルソナ【アンサー】LV3 [装備中]
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー弱耐ーーーーー耐
スキル
ブフ(敵単体に氷結属性の小ダメージを与える+まれに敵を凍結させる)
突撃(敵単体に物理属性の小ダメージを与える)

▼ペルソナ【ピクシー】LV2
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ(敵単体に電撃属性の小ダメージを与える
ディア(味方単体のHPを小回復する)


宗方京助
▼ペルソナ【ブラックメン】LV3
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:ーー耐弱ーーーーーー
スキル
アギ(敵単体に火炎属性の小ダメージを与える+まれに敵を炎上させる)
スラッシュ(敵単体に物理属性の小ダメージを与える


行動選択
1.ペルソナのスキルを使う(ブフ/突撃)
2.攻撃(銃/通常弾)
3.防御
4.TALK【現在選択不可】
5.アイテムを使用
→傷薬×5:味方単体の体力を小回復
→地返しの玉:味方単体のHPを小回復して戦闘不能から復帰
→解毒剤 :味方単体の毒の状態異常を回復
7.ペルソナチェンジしてスキルを使う(詳細指定)
8.上記の行動+宗方の行動も決めたい場合はこちらで詳細を記入

行動順
澪田のドッペルゲンガー?→宗方→東条

安価↓
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 18:33:35.51 ID:/wUjRegk0
7 ピクシーにチェンジ
8 アイテム使用ー傷薬(不可なら防御)
99 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 19:17:41.55 ID:ZCT7T0n90
>>98
ペルソナチェンジした場合、対象のスキル選択も可です
特に無い場合はこちらで勝手に決めてしまいます



>澪田のドッペルゲンガー? は東条の方をみつめている……


宗方「ちっ……なかなかしぶとい相手だ……すまないが回復の方を優先させてもらうぞ」


>宗方は傷薬を使った

>宗方のHPが僅かに回復した


東条「使える手段は全部試してみるべきかしらね……チェンジ、ペルソナ! ピクシー!」

東条「行きなさい――【ジオ】!」

澪田のドッペルゲンガー?「ぎゃぁ!?」weak!


雪染『やった! 弱点を突けたわ!』

雪染『さあ、やっちゃってちょうだい!』


-総攻撃!-


東条「任せて!」

宗方「行くぞ!」


ボコスカボコスカ……



澪田のドッペルゲンガー?「……ぐ……うぐ……」


雪染『今ので大分ダメージを与えられたみたい。あと一息よ!』

雪染『さっきまで東条さんに対してとろうとしていた攻撃態勢もとけたみたい。今ならきっといけるわ!』



澪田「……う……ぅ……」

澪田「うわぁぁぁぁぁぁ!」


東条「!? 澪田さん!」

宗方「馬鹿! よすんだ……!」

雪染『えっ……!?』


>澪田が突然叫びながら、澪田のドッペルゲンガー? に向かって突進していく
100 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 19:19:59.01 ID:ZCT7T0n90
澪田「こらっ! そんな……そんな事するなんて、ダメっす! やめてよ!」

宗方「離れろ! それは話の通じる相手では無いんだ!」

東条「澪田さん、いけないわ! やめて!」

澪田「やめるのはコイツっすよ! 人を傷付けるなんて……そんなっ……」

澪田「オマエが唯吹だっていうのなら、誰かにそうやって牙を向けるなんて、そんな事は許さねぇっす!」

東条「澪田さん……」

澪田のドッペルゲンガー?「……う……うっ……ぅ……!」

雪染『え……? そんな……シャドウの力が弱まってる……?」

宗方「! なんだと……澪田の言葉に反応しているとでもいうのか……?」

雪染『弱り切った今ならおそらく――勝てるわ!』


>けれど、このまま攻撃しては、澪田自身まで巻き込んでしまう……!


澪田「……ぐ……うぅ……こんにゃろー……!」

宗方「なっ……あれは……!?」

東条「!? そんな……」


>澪田の頭上に何かうっすらと浮かび上がっている――?

>あれは――本だ

>【青い本】が……

>そして、それに伴って、澪田のドッペルゲンガー? の身体が薄くなり始めて……


澪田「ぐ、ぁああああああっ!」


>本の頁から、何処か不完全ながらも……澪田の【ペルソナ】が姿を現す……!


――さあ、汝を阻むものを死へと誘うがいい!

――そのとき、我は真の姿を取り戻すであろう!


宗方「こんな事が……澪田もペルソナ使いに……?」

東条「完全体では無いようだけれど……おそらくあれでもある程度の力は使えるのではないかしら」

雪染『よ、よくわかんないけどっ、澪田さんと力を合わせて頑張って……!』
101 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 19:36:21.89 ID:ZCT7T0n90
澪田「うがー! いっけぇ!」


>澪田のペルソナが疾風を放つ

>それは、澪田のドッペルゲンガー? が扱う技よりも威力が大きく……


澪田のドッペルゲンガー?「きゃあっ!?」critical!


雪染『すごい! クリティカルが決まったわ!』

雪染『さあ、最後よ!』


澪田「これでラストォー!」

東条「覚悟なさい!」

宗方「とどめだ!」


‐総攻撃!‐

ボコスカボコスカ……


澪田「うおぉー! 唯吹の歌を! 聞けー!」


宗方「……いや、もう終わったぞ」

東条(澪田さん、変なテンションになっているわね……)



▼戦闘終了

get money \10000
→現在の所持金 \10800

get item
ガルカード

LV UP!
>東条のレベルが4になった
>ピクシーのレベルが3になった

>宗方のレベルが4になった
>ブラックメンのレベルが4になった


get skill!
>ピクシーが【パトラ】を習得した

▼ペルソナ【ピクシー】LV3
属性:物銃火氷電風念核祝呪
耐性:−弱−弱耐−−−耐弱
スキル
ジオ
→敵単体に電撃属性の小ダメージを与える
ディア
→味方単体のHPを小回復する
パトラ 【NEW】
→味方単体の眩暈・忘却・睡眠・空腹状態を治療する

>……
102 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 19:49:07.23 ID:ZCT7T0n90
澪田「はぁ……はぁ……」

澪田?「そんな……うそ……でしょ……」


>澪田のドッペルゲンガー? は、最初に現した澪田とそっくりの姿に戻っていく……

>が、それも束の間、その身体は、澪田のペルソナへと吸い込まれるような形で消えていった……


――これで契約は完了だ、少女よ

――我は汝、汝は我

――これより我は汝が力となって共に歩まん……


澪田「……そっか、それがキミの名前だったんすね。【グルーミーサンデー】ちゃん」

東条「【グルーミーサンデー】……澪田さんのペルソナね」

宗方「……」


澪田「う……」クラッ

東条「! 澪田さん!」

雪染『大変……! 今ので澪田さんの体力も精神も大分消耗してしまったみたい……!』

雪染『京助、早くここから撤退して!』

宗方「……」

雪染『京助? 聞いてる?』

宗方「……ああ、聞こえている。澪田は俺が運ぼう。東条、行くぞ」

東条「え? ……ええ、わかったわ」


>……
103 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 20:03:03.12 ID:ZCT7T0n90
希望ヶ峰学園 校門前


>みんなと共に、元の世界へ帰ってきた


東条「とりあえず、ミッションはクリア……というところかしら」

宗方「まだ澪田に対する事情聴取は残っているがな」

雪染「今はそんな事言ってる場合じゃないわよ! とにかく、私はこのまま澪田さんを病院へ運ぶわ」

宗方「俺も付き添おう。後処理についても、手を回さなければいけない」

東条「後処理……?」

宗方「澪田は行方不明で捜索が出されているんだ。俺たちはその第一発見者でもあるし、その辺りを上手く誤魔化さないといけないだろう?」

東条「……そうだったわね。まさか、澪田さんが今まで異世界にいただなんて話、通じる訳はないものね」

宗方「そういう事だ」

雪染「車を回してくるわ。東条さんも家まで送ってあげるから、今日のところはこれで解散にしましょう」

宗方「澪田については、こちらから後日連絡をしよう」

東条「よろしくお願いするわ」


>澪田にも現れたペルソナ……

>それを、彼女はどう受け止めたのだろうか

>そして、宗方たちはこの事態についてどう処置を取るつもりなのか気がかりだ……

>しかし今は、澪田の回復を待つしか無い……




>雪染に送ってもらい、帰宅することとなった

>……
104 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 20:22:58.94 ID:ZCT7T0n90
>4/13(水)雨


【朝】


>今日は天気が思わしくないようだ

>……おかげで、澪田は見つかったというのになんだかすっきりしない

>いや……澪田の失踪について、まだはっきりと詳しい事情がわからないから、もやもやするのだろうか?

>今はただ、宗方からの連絡を待つ他ない……


>お弁当も作った事だし、学校へ行こう


>……



【昼休み】


PiPi……


東条「?」

>携帯に、チャットが届いた

>誰だろう……?


宗方だ。
澪田は無事だ。今は意識を取り戻して安静にしている。
明日には学校へも復帰できそうなくらいだ。


>どうやら澪田は無事なようだ……


澪田についてと別件で君に話しておきたい事がある。
今日の放課後は空いているだろうか?
立て続けに頼みごとをしてしまってすまないが、もし時間があるのならこの場所まで来て欲しい。


>チャットに地図が送信されてきた

>どうやら、才囚からそれほど遠い場所でも無いようだが……


>即、イエスの返事を送った


わかった。
では待っている。


>放課後、宗方と約束をした。

>……
105 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 20:27:22.01 ID:ZCT7T0n90
【放課後】曇


>雨は止んだようだが、まだぱっとしない空模様だ

>宗方との約束まで、まだ時間はありそうだが……どうしよう?


1.真っ直ぐ宗方に指定された場所まで行く
2.寄り道をしてから行く(どういった場所へ行きたいか記述)
3.その他、自由安価

安価↓
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 20:28:34.69 ID:Os/wI/480
2 雑貨屋とか寄ってから
107 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 22:57:24.86 ID:ZCT7T0n90
>雑貨屋にでも寄ってから行こうか

>確か、目的地の近辺にショッピングモールがあった筈だ

>……




*ショッピングモール【メガラニカ】


>この周辺で一番大きなショッピングモール

>【雑貨屋】、【本屋】、【カフェ】、【レストラン】などなど……

>様々なショップが並ぶここは、若者たちのちょっとしたデートスポットにもなっているようだ

>なんでも、希望ヶ峰学園を卒業した元・超高校級が携わっている店も多いのだとか……


>ちょうどすぐ近くに【雑貨屋】を発見した



*雑貨屋 【イルミナティ】


>特に欲しいものがあるという訳でもないが……こういった店を何気なく見るのは楽しのかもしれない

>思わぬ掘り出し物でもないだろうか……?


ティーセット ¥3400
青い薔薇の描かれたペアカップのティーセット プレゼント用

携帯ハンドミラー ¥1000
シックな意匠の施された淑女の必需品。ごく稀に物理攻撃を反射する 女性用アクセサリー

手作りキーホルダーキット ¥500
プレゼントから装備用まで、自宅で作る簡単なアクセサリー
作ってみるまでどんな効果のあるものが出来るかわからない



所持金 ¥10800

1.買い物をする(買いたい物と個数を指定)
2.店内の様子をもう少し詳しく観察してみる
3.周りの話声に耳を傾ける

安価↓
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/02(月) 23:08:00.04 ID:Os/wI/480
109 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/02(月) 23:33:57.37 ID:ZCT7T0n90
>なかなかオシャレで綺麗なお店で、口に出して上手くは言えないがどことなく不思議な雰囲気もする場所だ

>おそらく新しく出来た店舗なのではないだろうか、特に若い女性が多く出入りしているようだ


>店内に広告が張り出されている


4/24 新作入荷!&セール開催!


>しばらくすればまた新しい商品が入荷され、おまけに安く買える日もあるらしい

>頭の隅にでもとどめておこうか……


?「……うぅむ……」


>……?

>店内の端の方で異様なオーラを放ちながら、睨みつけるようにアンティークドールを眺めるセーラー服の眼鏡の女子学生がいる


?「可愛らしい……可愛らしい、が、私の柄では……値段もそれなりにする様だし……むむむ……」

?「……現品限りか……いや……しかし……」


>どうやらアンティークドールを買うか否か悩んでいる様子だ


?「……。お嬢もこういうのが割と好きだったっけ……けど……今は……もう……」

?「! しまった……もうそろそろぼっちゃんとの待ち合わせの時間だ……!」


>女生徒は慌てて店内から出て行ってしまった



>……こちらもそろそろ宗方との約束の時間ようだ

>店内を後にした


>……
110 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/03(火) 00:39:14.64 ID:Z+3fX0/O0
>チャットに送られた地図を頼りに指定された場所までやってきた


>学生寮【ミライ】……その建物の玄関にはその様に書かれているが……

>古ぼけた建物は、どう見ても人が住んでいるようにも現在使われているようにもとてもではないが見えない


宗方「グッドタイミングだ。遅れずに来るとは、流石だな」

東条「! 宗方さん」

雪染「こんにちは。東条さん」

東条「雪染さんも。それに……」

澪田「ヤッホー! 斬美ちゃん、って名前なんだよね? 澪田唯吹の澪に澪田唯吹の田に澪田唯吹の唯に澪田唯吹の吹で、澪田唯吹でーす!」

東条「澪田さん。身体の具合はもういいのかしら……?」

澪田「ノープレっす! 一晩ぐっすり休んだら、これこのとーり!」

雪染「後遺症とか残らなくて本当に安心したわ」

澪田「もー! ちさちゃん先生は心配性っすね?」

宗方「お前たち、話があるのなら腰を落ち着けてからでもいいだろう」

雪染「そうね。積る話は中へと入ってからにしましょう」


>……


学生寮【ミライ】 ラウンジ


>学生寮と名のついたその中は、外観のイメージとは裏腹に思ったよりも綺麗に整頓されていた

>雰囲気的には学生寮というよりも、シックなホテルという感じもする


宗方「突然こんな場所に集まらせて悪かった。だが、誰にも邪魔されずゆっくり話が出来そうな場所はここくらいしか無くてな」

東条「問題ないわ。宗方さんたちの都合の良い場所の方がきっと安全だもの」

東条「それで……昨日の件についての話なのよね?」

宗方「ああ」

雪染「澪田さん、早速だけどお願いできるかしら?」

澪田「うーん……って、言っても……こんなところで改まってするような内容でもない気が……」

宗方「こちらの質問に答えてくれるだけで構わない」

宗方「まず初めに……お前は何故、あの場所にいたんだ?」

雪染「もうひとりの澪田さんに追い掛け回されてたって確か言っていたわよね? それってどうしてなの?」

澪田「んー……それが唯吹にもよくわからなくて……」
111 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/03(火) 00:42:46.98 ID:Z+3fX0/O0
澪田「……その日、唯吹は一人で帰路を歩いているところだったんす」

澪田「唯吹が帰りに使ってるルートってあんま人気がないところだったりするんっすけど、それがいけなかったんすかね?」

澪田「そう……何時もならいない筈なのに、その日に限って……何故かいたんっすよ」

雪染「いたって……なにが?」

澪田「もちろん、人がっすよ」

澪田「その人は何故か暗がりから唯吹の事をじっと見つめていて……その事に気づいた唯吹はそちらへと、ふ……と視線を向けたんっすよ」

澪田「そうしたら……」

宗方「そうしたら?」

澪田「そ、そこには……そこには……」

澪田「唯吹と同じ顔をした、もう一人の唯吹が闇に紛れて佇みながら、唯吹を見てニンマリと笑う姿があったんすよー! ギャー!」

雪染「……澪田さん。懐中電灯で顔を照らしながら怪談話っぽく語るのはやめましょうね」

澪田「えー? でも実際怪談みたいなものじゃないっすか?」

宗方「問題はその後だ。澪田はもう一人の澪田と出会って……どうしたんだ?」

澪田「んんん……それがね……ちょっとどういう事か唯吹もわからなくて、少し混乱している間にソイツは姿を消しちゃったんすよ」

東条「消えてしまったの?」

澪田「うん……でね、その事にまた混乱してた時に……」

澪田「誰かに背中を強く押されたような……そんな気がして……」

雪染「誰かって、誰なのかしら……?」

澪田「それがわかってれば唯吹だって苦労はしないっす! そもそも、その辺りの事が唯吹もちょっと曖昧で……」

澪田「その後、周りが一瞬まぶしくなったと思ったらすぐに視界が晴れたんで、唯吹はキツネにでもつままれたのか……なんて思いながら、そのまままた帰り道を行こうとしたんだけど……」

澪田「……で、でも……またもう一人の唯吹がさっきよりも凄く近くにいつの間にかいて……!」

東条「そこからずっと追い回された挙句、気付いたらあの場所まで迷い込んでいた……と?」

澪田「そんなところっすね」

雪染「……うーん、なんだか情報になりそうでならなそうな話だったわね、京助」

宗方「だが……今の澪田の話が本当だとするなら、これまでのケースと相違点がいくつかある様だな」

雪染「相違点……?」
112 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/03(火) 00:47:16.84 ID:Z+3fX0/O0
東条「そうね。……澪田さん、貴女、あの場所でペルソナを使った時、本が現れたのを覚えているかしら?」

澪田「ん、うん。グルーミーサンデーちゃんが出てきた本の事だよね?」

東条「そうよ。あの本って、それまで澪田さんが所持していた本だったのかしら?」

澪田「へ? いや……唯吹はあんな本、それまで持ってはいなかったすよ?」

雪染「え? じゃあ、澪田さん……結局どういった経由であの場所まで行ったっていうの……?」

澪田「? どゆこと?」

宗方「澪田が足を踏み入れたあの場所は、特別な本を所持していなければ入る事は出来ない……筈なんだ」

東条「私たちが知らない別の方法で入れる可能性はどうなのかしら?」

宗方「それは勿論可能性としてならありはするだろう。ならば、その方法というのは?」

雪染「そういえば、誰かに背中を押されたって言ったわよね? まさか……」

宗方「要因はおそらくそれなんだろうな。だが、背中を押しただけであの世界へ出入り出来る……この場合はさせられる、になるのか」

宗方「仮に、そんな能力を持つ人物がいる。……とすれば、それは一体何者だ?」

宗方「そもそも澪田にそんな事をした目的は? そういう話になってくる」

東条「私や宗方さんたちは偶然迷い込んだというケースだったけれど、宗方さんの仮説が合っているのなら澪田さんは故意にあの世界へ押し込められた事になるわよね」

澪田「ひえっ……コイっすか……」

雪染「それについて、澪田さんに何か心当たりは?」

澪田「いや……うーん? 皆目見当つかねーっすね」

東条「それと気になるのは、澪田さんがこの現実世界で澪田さんの……おそらくシャドウと遭遇したという点よ」

東条「シャドウという存在は、あの世界でしか存在しないもの……そうなのよね?」

宗方「少なくとも、俺たちはこれまでこの現実世界でシャドウと対峙した事は無かったな」

雪染「私たちが異世界へ行ける様に、シャドウもこの世界へ侵入出来るルートがある……とでも?」

宗方「それはわからない……が……」

東条「……」

雪染「……」

澪田「ひぇー! 難しい話は唯吹にはわかんねーっすよ!」
113 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga sage]:2017/10/03(火) 00:48:59.11 ID:Z+3fX0/O0
中途半端ですが、本日はここで終了です
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 01:02:54.44 ID:iwXrBStO0


澪田のペルソナは暗い月曜日の英題か
115 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/03(火) 20:29:45.12 ID:ioqHmWuG0
雪染「……けど、そうね。その方がまだ現実的……いえ、根本的には非現実的なんでしょうけども」

澪田「センセー! どういう事でしょーか!」

雪染「今さっき、誰かが澪田さんをあの世界へ押し込めたって話が出たじゃない? それがもし、もう一人の澪田さんだったとしたらその方がまだ納得出来るってこと」

雪染「あの異世界へこちらの人間を押し込む事が出来る能力を持つ人間がこちらの世界にいるって言われるよりは……ね」

東条「どういった方法かはわからないけれど、もしシャドウもこちら側へやってくる手段を持っているのなら、あの世界へ引きずり込む事だって可能だろうという事ね」

澪田「あーなるほどー!」

東条「……ところで、その澪田さんの姿のシャドウって、今は澪田さんのペルソナと一体化しているのだったわよね?」

雪染「あ、それも気になってた。結局もう一人の澪田さんってどういう存在なのかしらね?」

澪田「あ、あー、あー、あれね、うん……」


>澪田さんはなんだか気まずそうな顔で言葉を濁している


澪田「ぶっちゃけていうと……もう一人の唯吹は、もう一人の唯吹が言っていたように、唯吹なんっすよ……」

雪染「え? ……んん?」

澪田「唯吹のペルソナに吸収されて理解出来た事っすけど……あれは、唯吹の中にあった抑圧された部分的なものだと」

澪田「たはー! ヨクアツだなんて難しい言葉、唯吹には似合わないっすね!」

宗方「文字通り澪田の影にあったもの……澪田のシャドウだった、という事か?」

澪田「なんでそんなものが目に見える形で現れたのかはサッパリっすけどね」

東条「私の本当にやりたい事をやる、とあれは言っていた気がするけれど……」

雪染「澪田さんの本当にやりたい事ってなーに?」

澪田「あわわわ! そ、それは恥ずかしいから聞かないで欲しいっす!」

澪田「あっ、でもでも、悪い事したいって訳じゃないのは誓うっすよ!」

宗方「……なるほどな。おおまかな事情についてはこれで大体把握出来た」

雪染「収穫があったかって言われるとそうでも無い気がするけれどね……」

宗方「そんな事はない。新たな戦力も増えた事だからな」

雪染「っ!」


>新たな戦力……それは、つまり……
116 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/03(火) 20:58:09.93 ID:ioqHmWuG0
宗方「澪田唯吹。昨日お前が見たように、お前の持つその力はここにいる俺たちも所持しているものだ」

宗方「しかし、何故この様な力が発現したのか、そもそもあの世界はどういったものなのか……それは俺たちもまだ理解が出来ていない事だ」

宗方「そもそもこの力がある事に意味など無いのかもしれない。だが、今の澪田の話を聞いて危惧すべき事が出来た」

東条「……シャドウが現実へ干渉して悪影響を及ぼすかもしれない」

宗方「そういう事だ。ただ干渉するだけならまだしも、澪田の様に誰かが殺されかけるなんて事がこれからも続くかもしれない」

宗方「そんな事を防ぐ為にも、俺はあの場所を徹底的に調べたい……そして叶うならば、シャドウの殲滅、あるいはあの世界を消失させるべきなのではと、俺はそう考えている」

宗方「そしてそれは俺たちの様な力を持つ……ペルソナ使いでなければ出来ない事だろう」

宗方「だからその為に澪田……お前にも強力を頼みたいんだ」

雪染「京助……で、でも……」

澪田「いいっすよ」

雪染「やけにあっさりね!? 澪田さん、これから昨日以上に危険な事に巻き込まれていく事になるのよ? それを理解している?」

澪田「それはちょっと怖かったりもするっすよ。けど、唯吹ひとりじゃないんだよね?」

澪田「ちさちゃん先生たちがいるならダイジョーブダイジョーブ!」

澪田「それに、唯吹の力でしか出来ない事なんっすよね? だったら、助けてもらった恩返しも兼ねて、唯吹はその話に乗るっす!」

澪田「唯吹みたいな人がまた出て、最悪死んじゃったりしたらたまんねーっすよ!」

雪染「澪田さん……貴女……」

澪田「つーわけで、これからよろしくおなしゃす! ビシィ!」

宗方「良い返事が貰えて何よりだ」

雪染「……」


>澪田が新たに戦力として正式加入したようだ
117 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/03(火) 21:33:45.46 ID:GDLDXCJ/O
宗方「では、話がまとまったところだが……もうひとつ、お前たちに話がある」


>……そうだ、確か別件で話しておきたい事もあると、そういう用件だった筈だ


宗方「率直に言おう。まず、これからの活動にあたり、お前たちを出来るだけ俺の手の届く範囲に置いておきたいと考えている」

宗方「その事について何か異論はあるか?」

東条「宗方さんの監視下に置かれるという意味なのかしら?」

宗方「あるいは管理下、保護下、だろうか」

宗方「……お前たちは快く協力を承諾してくれたが、まだ未成年であるという事は俺だって理解している」

宗方「ならば、学校の教員とはまた違うだろうが……お前たちの今後の生活における監督はすべきだろう」

宗方「ペルソナを扱って行く事で今後不都合な事や、体調に違和が生まれる事だってあるかもしれない。そういった事のケアやサポートもすぐに出来るようにな」

澪田「それってどうするんすか?」

宗方「お前たちの住まいを一箇所に集めたい……つまりは共同生活を送ってもらいたい、という事だ」

宗方「それにはもちろん、俺や雪染も含まれている。とは言っても、プライバシーの保証はするから安心していい」

雪染「京助と同棲……!?」

宗方「違う。そうじゃない」

宗方「……ゴホン。話を戻すぞ」

東条「ひとつ質問よ。その住まいとは一体何処になるのかしら」

宗方「ここだ」

宗方「学生寮【ミライ】……ここを解放して、表向きは才能ある学生の支援の為の寮という事にしようと考えている」

東条「私は希望ヶ峰の生徒ではないのだけれど、良いのかしら?」

宗方「その辺については問題ない。東条も超高校級である事には違い無い訳だし」

宗方「立地的に希望ヶ峰からも才囚からも遠くはないから、通学にも不便は無い筈だ」

澪田「わーわー! なんだか楽しそうっす! 唯吹は異議なし!」

宗方「東条はどうだ?」


1.よろしくお願いします
2.ならば、まずは掃除をしなければいけないわね……
3.自由回答

安価↓
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 21:38:45.65 ID:X+GFlH24O
2
119 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga sage]:2017/10/03(火) 22:55:49.81 ID:Z+3fX0/O0
東条「ならば、まず掃除をしなければいけないわね……」

雪染「ああ、そうね。今までの管理に関しては私が定期的にしてはいたけれど、人が住むとなったら空気を入れ替えたり本格的に一度大掃除しないといけないわ」

雪染「京助、何時までに準備を整えればいい? 合間を縫ってどうにかするわ」

宗方「ならば……」

東条「そういう事であれば私も手伝わせていただくわ」

雪染「えっ? けど……」

東条「そういうのが私の本分だもの。それに自分の居住する場所になるのならば、なおさらそう言った事はしなければならないし」

東条「なによりも、皆さんの住みやすい環境にしなければね」

澪田「たのもしーっす! あ、ちなみに唯吹はそういったの苦手だしむしろ邪魔しちゃいそうなんでお二人にお任せしちゃうっすよ」

東条「何か必要なものがあれば言ってちょうだい。準備をするわ」

雪染「わぁ……しっかりしてるぅ……立つ瀬がないわぁ……」

宗方「本当に良いのか?」

東条「ええ。もちろんよ」

宗方「俺から持ち掛けた話なのに申し訳ない気がするが……そういう事ならここは雪染と二人に任せてしまおうか」

雪染「はーい、任せてちょうだい」

雪染「東条さんが手伝ってくれるっていうのなら、出来れば【今度の日曜日】にここへみんな引っ越し出来るようにしたいわね」

雪染「あっ、でも無理しなくてもいいのよ? 暇な時にでもちょこっと手伝ってもらえれば……」


>明日の放課後から、都合を見て掃除の手伝いにきてみよう


雪染「じゃあ、私はこれから早速取り掛かろうかな。話はもうこれで終わりなのよね?」

宗方「ああ。用件は全部済んだ。解散してもらって構わない」

澪田「んじゃ、唯吹も今日はこれで帰るっす! 部屋の荷物まとめないといけないっすねー」

宗方「また何かあれば二人とも遠慮なく俺や雪染に連絡すればいい。それから改めて言うまでもないと思うが、これまでの事については……」

東条「私たちだけの秘密……口外はダメ、ね?」

宗方「ああ、そこはくれぐれも頼む」


>これから新しい生活が始まる

>その先には……一体何が待ち受けているのだろう?


>……

>……

>……
120 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/03(火) 23:09:34.89 ID:Z+3fX0/O0
>4/14(木)晴


【朝】


>今日は昨日と変わって清々しい天気だ

>良い洗濯日和かもしれない


>学校へ行こう


……


【昼】


>今日は午後から自主学習だ

>才囚は才能を磨く為の時間を多く取る為にこういった日が割とあるのだが……

>自主学習と言っても帰宅してしまっても構わなかったりと、割と自由だったりもする

>さて……どうしよう?


1.自分の研究教室へ行く
2.誰かの研究教室を訪ねる
3.研究教室以外の学校施設へ行ってみる(場所指定)
4.街へ出る(場所を指定)
5.その他したい事、自由記述

安価↓
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 23:13:53.99 ID:+nkUor2uo
1
122 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/03(火) 23:39:18.99 ID:Z+3fX0/O0
>自分の研究教室へ行ってみよう

>……



*超高校級のメイドの研究室


>ここは自分の才能を磨くには最適な場所だ

>常日頃から努力と備えはしておいて損は無いだろう


▼研究教室では行動により人間パラメータを上げる事が出来ます

▼上昇するパラメータは選択によりますがランダムです

▼また、特定のアイテムを持つ事で上昇率が上がる事もあります

▼現在の東条の人間パラメータ

知識:メイドに関しては超高校級
魅力:慎ましやか
度胸:依頼の為ならば
優しさ:主に献身的
器用さ:超高校級のメイド


>今日は……


1.ベッドメイクの練習をしよう
2.メイドの基礎知識をおさらいしよう
3.メイドの身だしなみについて振り返ろう

安価↓
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/03(火) 23:42:54.65 ID:jpaoU2Gj0
124 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/03(火) 23:57:46.43 ID:Z+3fX0/O0
>ベッドメイクの練習をしよう

>……

>……

>……

>上手にこなせたようだ……器用さが上がったかもしれない (♪)



>……


【放課後】


>下校時刻になった

選択
1.誰かに会いに行く
→(宗方)
2.ショッピングモールへ行く
→雑貨屋
→他の店(自由記述)
3.学生寮へ行く
4.学校の施設へ行く(自由記述)
5.帰宅する

安価↓
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 00:05:44.41 ID:4bwjha7C0
4 娯楽室
126 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/04(水) 00:20:20.33 ID:DIkeutes0
>娯楽室から微かに物音が聞こえる

>誰かいるのだろうか?


>……




*娯楽室


東条「……?」


>少し気になってちらりと覗いてみたが誰もいないようだ……?


東条「変ね……あら?」


>よく見ると、娯楽室の奥にあるAVルームの扉が僅かに開いている

>どうやらそこから音漏れがしているようだ


>耳をすませて聞いてみると……


どんな内容のビデオ?
安価↓
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 00:26:42.69 ID:YqpzkowcO
アクション映画
128 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/04(水) 00:59:47.15 ID:DIkeutes0
>詳しくまでは聞き取れないが、雰囲気的になんらかの激しい戦いを繰り広げている事だけはわかった

>おそらく銃撃戦……だろうか……?

>アクション映画の類だと思われるが……


>AVルームの中に人影がある

>その影が不意にこちらへと振り返り目が合ってしまった


「あっれー? 東条ちゃんじゃん。どうしたの?」

東条「いえ……物音が聞こえたから少し気になって覗いただけなの。ビデオ鑑賞の邪魔をしてしまったわね。ごめんなさい、【王馬】くん」

王馬「そうだよ! せっかく集中して見てたのに、雰囲気が台無しだよ!」

王馬「なーんて、嘘だよ! ただの暇つぶしっていうか、自主学習時間の有効活用だよ」

東条「要するにサボリね。もう下校時刻だけれど?」

王馬「いやー、このシリーズ制覇するまで今日は帰れないね! あ、東条ちゃんも一緒に見る?」


1.一緒に見る
2.お暇する

安価↓
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 01:25:13.51 ID:4bwjha7C0
1
130 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/04(水) 01:41:57.14 ID:DIkeutes0
東条「それはこの映画を見て欲しいという依頼なのかしら?」

王馬「正確には映画鑑賞に必要なものを準備して欲しいってところかな」

東条「それは何なのかしら」

王馬「お菓子と飲み物」

東条「ここは飲食禁止よ」

王馬「えー? 依頼なのに聞いてくれないの?」

東条「規則は守りましょうね」

王馬「ケチー!」


>……だが、せっかくなので、王馬と一緒に映画鑑賞をする事にした


王馬「にしても、チープでくっそつまんないB級映画だよねー」


>なら、どうして見ているのだろう……?


>アクション面のクオリティはそれなりで、見ててハラハラしてしまう場面もあった

>度胸を学んだ気がする……(♪)


王馬「ここのDVDって借りる事も出来るみたいなんだけど、借りてまで見るほどの物じゃなかったよ」


>……本当に何なんだ


>だが、彼の言う通り貸出も行っているのは確かなようだ

>放課後ここで鑑賞するのもいいが、借りて夜に自室で観るのもいいかもしれない



>……今度こそ下校しよう


>……
131 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/04(水) 01:55:25.11 ID:DIkeutes0
【夜】

*自室


>引っ越しまでに部屋を片付け荷物をまとめなければいけない

>大きな荷物は宅配で送ろう


▼夜の自室では、本を読んだりDVD鑑賞をしたり様々な事が出来ます


1.読書をする(本未所持なので選択不可)
2.DVDを見る(DVD未所持なので選択不可)
3.手芸をする(アイテム未所持なので選択不可)
4.明日のお弁当の下ごしらえをする
5.???【未解禁】
6.勉強する
7.就寝する

安価↓

今夜はここで終了です
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/04(水) 05:50:05.08 ID:7mAQbvXb0
6
133 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/10(火) 19:41:41.49 ID:5yDQ4qV70
お久ぶりになってしまった
22時頃から再開予定です
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 20:31:25.47 ID:pqk2e1QBO
おお、待ってました!
135 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/10(火) 21:09:09.33 ID:NpNT2Rwj0
>自身の才能を磨くのも大事だが、一般教養を学ぶもの大切だ

>学校の授業の復習を軽くしておこう


>……

>少し知識が深まった気がする(♪)


>……

>……



>夜も更けてきた

>そろそろ就寝しよう


>……


>4/15(金)曇


【朝】


>登校中……


>今は電車を使って通学しているが、寮暮らしになればバスと徒歩、あるいは自転車でも通学可能な範囲になるかもしれない

>今の通学範囲も才囚の生徒だけでなく希望ヶ峰を中心に別の学校の生徒をちらほらと見かけるが、今後は更に希望ヶ峰学園から近くなる事もあって希望ヶ峰学園の生徒と遭遇する機会ももしかしたら増えるのだろうか……?


通学中、東条に声をかけてきた人物(V3キャラまたは知り合い限定)、または見かけた人物(こちらはシリーズ問わず)など
一名指定
安価↓

シリーズに関してはゼロは範囲内ですが、ロン霧・キラーキラーなどのスピンオフや外伝は時系列がややこしくなったり一部補完しきれていなかったりするので対象外です
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 21:10:26.68 ID:fShlDctL0
入間
137 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/10(火) 21:44:23.11 ID:NpNT2Rwj0
入間「あぁん? 何処の地味な根暗メイドかと思えば東条じゃねーか」

入間「朝からこの美人すぎる天才入間美兎さまに会えるとは、いくら女でも百合の扉を開いちまうかもな! ひゃーっひゃっひゃっひゃっ!」

東条「あら、入間さんおはよう。朝から元気そうでなによりだわ」

入間「いきなり話けてくんじゃねー、メスブタ!」

東条「話しかけてきたのは入間さんの方だけれど……黙れというのならそうするだけね」

入間「……」

東条「……」

入間「……」

東条「……」

入間「……な……なんだよぉ……大人しく静かになるなよぉ……何か言えよぅ……」

東条(……ちょっと面倒な人ね)

東条「……入間さん。あなた、今日朝ごはんは食べてきたのかしら?」

入間「えっ? ……はあ? そんなモン作ったり食べたりする暇があるなら別の事するわ。めんどくせー」

東条「それはいけないわ。【超高校級の発明家】の貴女の事だから、もしかしたら寝食も惜しんで発明品でも作っているのかもと思って聞いたけど……」

東条「もしそうだとしたら、適度な食事と睡眠はきっちりとらないと作れるものも作れなくなってしまうかもしれないわよ?」

入間「うっせー! いきなり説教かますとか、母親かっつーのこのクソメイドが!」

東条「母親じゃないわ。けど……始業まで時間はあるし、入間さんの為に軽くモーニングティーでも用意しようかと考えたのに、無駄なおせっかいだったかしらね」

入間「なんだよオレ様に仕えたいってか? やっぱオレ様の美貌は男だけでなく女までも魅了しちまうようだな!」

入間「そこまでオレ様にあーんなことをしたいっていうのなら受けてたってやってもいいぜ!」

東条「……私が食べさせてあげてもそれはそれで別に構わないけれど、自分で出来る事は極力自分でやって欲しい気持ちね」

入間「やっぱウゼー母親じゃねえか!」

東条「だから母親ではないわ」


>……そんな事を話しながら入間と登校した


>……

>……

>……
138 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/10(火) 21:49:39.32 ID:NpNT2Rwj0
【昼】


>昼休みの時間だ

>昼食をとったり、自由に過ごせるが……どうしよう?


1.食堂に行く
2.自分の研究教室に行く
3.他の校内施設へ行く(場所指定)
4.その他したい事(学校内で)など自由安価

安価↓
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 21:50:33.15 ID:EYv/vQrSo
3 生物室
140 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/10(火) 22:21:36.94 ID:NpNT2Rwj0
*生物室


>廊下の隅の方にこじんまりとある教室

>授業の時でしか訪れない場所だが


?「東条さんだ! こんにちは!」

東条「?」


>不意に声をかけられて振り返るとそこには……


?「東条さんがこんな場所にいるなんてちょっと珍しいね」

東条「そうかもしれないわね。ちょっと気紛れに校内を散歩していたのよ」

?「そうなんだ」

東条「【獄原】くんは昆虫のお世話かしら?」

獄原「そうだよ。【ゴン太】の研究室にも虫さんはいるけど、ここでも虫さんは飼われているから様子を見に来たんだ」


>【超高校級の昆虫博士】、【獄原ゴン太】

>読んで字の通りの才能の持ち主で、昆虫や動物などとも会話が出来るのだとかなんとか……


獄原「色々な幼虫がいてかわいいんだよ!」


>ゴン太は目をきらきらと輝かせそう言う


東条「そうなの。けれど、自分の研究室と生物室……世話をするのが多くて大変そうね」

獄原「そんな事はないよ! 確かにやる事は沢山あるけど楽しいから」

東条「ふふ、そうなのね。本当に楽しそうだわ」

獄原「うん! ……あ、もしかして、東条さんも虫さんに興味ある? 好き?」


1.好き
2.えーと……(言葉を濁す)
3.自由回答

安価↓
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 22:47:42.88 ID:fShlDctL0
3 嫌いではない
142 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/10(火) 23:02:08.43 ID:NpNT2Rwj0
東条「嫌いではないわね」


>家庭内害虫は別だが、という話は余計な気がするのでやめておこう


東条(そもそも好きか嫌いか真面目に考えた事も無かったかもしれないわ)


獄原「じゃあ、是非これからもっと好きになっていって欲しいな!」

獄原「東条さんも、もしよかったら虫さんたちと遊んであげて欲しいよ」


>今まで個人的に何かを飼うなどはした事は無かったが……虫の世話をする事で【優しさ】が得られるような、そんな気がする



>その後、ゴン太に誘われるまま虫さんたちのお世話を一緒にする事になった

>……少し優しくなれた気がする(♪)


獄原「ゴン太はよくここに来るから、東条さんもまた虫さんたちに会いに来てくれたらゴン太は嬉しいよ!」


>昼休みが終わるまで、ゴン太に虫の育て方などを教わったりした


>……





【放課後】


>下校時刻になった

選択
1.希望ヶ峰学園へ行く
2.ショッピングモールへ行く
→雑貨屋
→他の店(自由記述)
3.学生寮へ行く
4.学校の施設へ行く
→自分の研究教室/図書室/AVルーム/生物室
→その他(自由記述)
6.その他、したい事など自由安価

安価↓
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/10(火) 23:09:58.29 ID:YwnHqekg0
1
144 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/10(火) 23:25:10.30 ID:NpNT2Rwj0
*希望ヶ峰学園


>……なんとなく足がこちらへと向いてしまった

>澪田の件はひとまず落ち着いたにせよ、小耳に挟んだ予備学科の女子生徒の死など、ここには不可解な事が起こっているからだろうか

>そして、その門の前にいるのは……



逆蔵「あ? ……ああ、何処かで見た顔だと思ったら、東条っつったか」

東条「お疲れ様です、逆蔵さん」

逆蔵「もしかして、宗方に会いに来たのか?」

東条「いえ。特にそういう理由ではないんだけれど……」

逆蔵「ふぅん。ま、どのみち今日は宗方は不在だ。雪染も学校の仕事を早々終えて何かやる事があるっつって何処ぞに行っちまったしな」

東条「そうだったのね」


警備員「逆蔵さん、お疲れ様です。交代の時間です」

逆蔵「おう。ごくろーさん」

東条「逆蔵さんも仕事あがりかしら」

逆蔵「ま、そんなとこだな。……あー、そうだ」

東条「?」

逆蔵「特にする事無いってんならお前、ちょっと付き合え」


>……
145 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/10(火) 23:56:25.01 ID:NpNT2Rwj0
*警備員室


東条「……これであたかた終了したかしら」

逆蔵「ああ、そうだな」

東条「この間いただいた武器の他にもここまで装備があっただなんて正直驚いたわ。逆蔵さんのロッカーは四次元ね」

逆蔵「ま、ここは宗方の手回しで俺しか使用してない場所だし、色々なルートで仕入れたモンは全部ぶち込んでるからな」

逆蔵「とは言っても、実際に使える物かどうかは危うい。安値で手に入れてるモンも多いから、そこの所のチェックをしたかったんだがなかなか時間が今まで取れなかったんだよ」

逆蔵「そこへちょうどいい人手が来たんで助かったぜ」

東条「使える物とそうでない物と半々くらいだったわね」

逆蔵「ま、そんなもんだろうなとは思ったけどよ。とりあえず、当面はこれでやりくりして貰うっきゃねえな」

逆蔵「何か必要なモンがありゃお前もここで工面してもいいぞ。その代わり取るもんはきっちり貰うけどな」

東条「お金?」

逆蔵「ったりめーだろ。この間タダでくれてやったのはおまけだ。こっちだって仕入れに苦労してないって訳じゃねぇんだからよ」

東条「……まあ、そういう事なら」

逆蔵「素直な奴は嫌いじゃねぇぜ」

逆蔵「……ま、俺としても、お前らに何かあっても困るから貰える分の仕事はするから安心しな」


>粗暴な言葉の裏に不器用な優しさを感じる

>逆蔵との間に小さな繋がりが出来たような、そんな気がした



――我は汝、汝は我

――汝、新たなる絆を見出したり

――絆は即ち、己を知る一歩なり

――汝、【戦車】のペルソナを生み出せし時

――我ら、更なる力の祝福を与えん


>【COM Get!】
逆蔵十三 戦車 ランク1

>【COM Ability Get!】
あしたのために その1
→取り扱い武器の性能が上がる


逆蔵「……さて、と。やる事も片付いたし、今度こそあがりだな」

逆蔵「ああ、そうだ。希望ヶ峰内に入って何かしたいんだったら、今後はこれ使え」


>貴重品【希望ヶ峰学園ゲストパス】を手に入れた


逆蔵「行ける場所は普通の生徒と変らねぇけど、宗方や雪染なんかと会うくらいならわざわざ警備員通さなくてもこれがありゃどうにかなんだろう」

東条「そうなのね。わざわざありがとう。なくさない様に気を付けるわ」

逆蔵「おう。じゃあな」


>……
146 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/11(水) 00:01:51.42 ID:r/Q7DpsT0
【夜】

*自室


>部屋にある荷物はそれほど物も無かったからか、ほとんどまとまった

>最低限の生活が出来るだけの状態ではあるし、後は引っ越しの日を待つだけだ


1.読書をする(本未所持なので選択不可)
2.DVDを見る(DVD未所持なので選択不可)
3.手芸をする(アイテム未所持なので選択不可)
4.明日のお弁当の下ごしらえをする
5.???【未解禁】
6.勉強する
7.就寝する

安価↓

今夜の安価はこれで終了です
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 08:16:34.27 ID:lwM/+V3WO
4
148 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/11(水) 11:51:14.36 ID:92L3FTAjO
>冷蔵庫の中身を整理する為にも明日のお弁当の下ごしらえをしよう

>白飯と余り物の具材を合わせて炒飯を作ってみようか



>……


>あとは一緒に炒めるだけの状態にして準備は終わった

>そろそろ眠ろう

>……



>4/16(土) 晴

【朝】

>昨日の夜準備したものでお弁当を作ろう

>……


>なかなか上手に出来た

>若干作りすぎたような気もする


>item【これくらいのお弁当】×1を入手した
→効果:味方単体の体力を中回復する。安全な場所で使用に限り、味方単体の体力を全回復する


>準備を済ませて学校へ行こう


>……


【昼】

>あっという間に昼休みだ

>誰かとお弁当……とも思ったが、各々なんだか忙しいそうだ

>今日はどうしよう?


1.食堂に行く
2.自分の研究教室に行く
3.他の校内施設へ行く(場所指定)
(→今まで行った事のある場所:図書室・AVルーム・生物室)
4.その他したい事(学校内で)など自由安価

安価↓



メタ情報
仲間やCOM相手が才囚生にいる場合、前日にお弁当の下ごしらえをしているとその翌日の昼に一緒にお昼ご飯を食べられます
好感度上昇イベントです
寮生活に移ってからは下ごしらえの際にランダムで寮内にいる人物と好感度上昇イベントがあります
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 12:47:49.24 ID:Jdkuf/PVO
3 中庭
150 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/11(水) 19:44:47.37 ID:r/Q7DpsT0
*中庭

>緑のある中庭は生徒たちがお昼を食べたり、昼寝をしたり、遊んだり……と、様々な事に使われている

>最近自販機が設置されて利用者も多いようだ


所持金 \10800
1.自販機で飲み物を買う
→マッスルドリンコ \100(最大3つまで)
効果:味方単体の精神力を半分程度回復+防御低下&攻撃力上昇
2.周りの様子をもう少し観察する
3.お昼を食べる

安価↓
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 19:47:36.03 ID:PAXafnCh0
152 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/11(水) 20:06:17.55 ID:r/Q7DpsT0
>少し遠くの方にクラスメイトの【最原終一】と【百田解斗】がいるようだ

>腕立て伏せや腹筋などをしているみたいだが、体力作りでもしているのだろうか?

>それから、近くには何も植えられていない寂しい花壇や小さな畑のようなものがある

>どうやら自分のクラスのもののようだが……確か、教師が使いたい人は好きに植えて使っていいと言っていたような気がした

>結局それでも誰も使っている様子は無いらしい

>気が向いたら何か育ててみようか?



>……?

>なんとなく、今、人の気配を感じた様な気がした

>が、周りを見渡しても中庭にいるのは最原と百田と自分だけのようだ

>気のせいだろうか?

>一応、ぐるりと中庭を回ってから戻る事にした

>……しかし、結局気配の謎についてはわからなかった



>……
153 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/11(水) 20:17:09.16 ID:r/Q7DpsT0
【放課後】


>下校時刻になった


>チャットが届いている

[雪染ちさ]
東条さん、もし手が空いていたら学生寮の掃除と整理の手伝いを頼みたいんだけど、どうかしら?
あと少しなんだけれど、出来れば人手が欲しくて……

>どうやら雪染が困っているようだ

>【学生寮】に直接行けば会えるだろう


選択
1.誰かに会いに行く
→(宗方/逆蔵)
2.ショッピングモールへ行く
→雑貨屋
→他の店(自由記述)
3.学生寮へ行く
4.学校の施設へ行く
→自分の研究教室/図書室/AVルーム/生物室/中庭
→その他(自由記述)
6.装備を揃えに行く
7.その他、したい事など自由安価

安価↓
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 21:44:34.65 ID:yeM/XioNO
155 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/11(水) 22:48:44.36 ID:r/Q7DpsT0
*学生寮【ミライ】


>学生寮は入り口も窓も全部開かれていて、中から物音がしている

>雪染は既に来ているようだ


雪染「あっ、東条さん! 来てくれたのね!」

東条「ええ。私に出来る事があるのなら手伝わない訳にはいかないもの」

雪染「ありがとう。早速なんだけどね……各部屋のベッドメイクと再度不備が無いかチェックをお願いしてもいいかしら?」

雪染「私も一度目は通しているんだけど、東条さんの目から見ても大丈夫かどうか確認して欲しいの」

雪染「二階が女子部屋で三階が男子部屋だから、二階が三部屋と三階が一部屋よ」

東条「わかったわ。シーツはここにある物で構わないのかしら」

雪染「そう、それ。よろしくね。私は一階のラウンジの模様替えをしているから、気になる事があれば何時でも声をかけてちょうだい」

東条「ええ」


>雪染を手伝って寮内を整えた……



>……
156 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/11(水) 22:50:42.39 ID:r/Q7DpsT0
雪染「はあー、終わった終わった! これでちゃんと明日受け入れが出来るわ! 東条さんありがとう」

東条「いいえ。部屋の確認からキッチンやトイレなどの水回りもチェックしたけれど、雪染さんの作業が完璧で私が手を出す必要はほぼ無かったもの」

雪染「ふふふ、超高校級のメイドにそう言われると【元・超高校級の家政婦】としてはなんだか嬉しいわね」


>彼女が元希望ヶ峰学園の生徒である事は聞いていたが、才能についてはこれが初耳だった気がする

>なるほど、どおりで……と納得した



雪染「明日から新生活のスタートよ。緊張とか不安とかある?」

東条「……ええ、まあ、多少は」

雪染「そうよね、やっぱり」

雪染「……私は正直、東条さんや澪田さんみたいなまだ学生の子を巻き込む事って、助かるとは思ってもどうしても完全に賛成は出来ていないのよ」

雪染「だから、辛くなったり嫌になったりしたら何時でも言っていいんだからね? 本当に無理にとは言わないから……でも」

雪染「でもね、あなた達が心から私たちに力を貸してくれるというのなら、不甲斐ない大人で申し訳ないけど是非ともお願いするわ」

雪染「改めて……京介共々よろしくしてね、東条さん」


>雪染は深々と一度頭を下げてから、笑顔で握手を求めてくる

>どうやら、自分のことを頼りにしてくれているようだ

>雪染との間に小さな繋がりが出来たのを感じる……



――我は汝、汝は我

――汝、新たなる絆を見出したり

――絆は即ち、己を知る一歩なり

――汝、【女教皇】のペルソナを生み出せし時

――我ら、更なる力の祝福を与えん


>【COM Get!】
雪染ちさ 女教皇 ランク1

>【COM Ability Get!】
家政婦は見た?
→現在いるフロアのシャドウの強さと数がわかる



>雪染としっかり握手を交わした

>雪染は嬉しそうにしていたが、はっと表情を変えた


雪染「いっけない! もうすっかり暗くなってるわ! もう大丈夫だから今日は帰りなさい……って、明日から住まう場所で言うのもなんだか変な気分ね」


>雪染に従って帰宅する事にした

>……明日は早起きしなければ

>……
157 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/11(水) 22:58:45.12 ID:r/Q7DpsT0
>4/17(日)晴



【朝】



>今日は何時にも増して早起きしてしまった

>大きな荷物についての手配は済んでいるし、自分で持っていく物は持ってここを出よう

>……みんなはもう集まっているのだろうか?



向かう途中、見かける人物を一名指定
安価↓

本日はこれで終了です
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 23:01:09.88 ID:jHf+U4hXo
松田
159 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/12(木) 11:44:41.73 ID:r+tbq4En0
>……


>乗った電車を降りれば後は歩いて向かうだけだ

>駅から少し離れてはいるが、徒歩で行ける範囲だし寮のある方面のバスの路線は詳しく確認していないので、結果自分の足を使うのが一番早いだろう

>方角はわかっているので近道を探してみるのも悪くは無いかもしれない

>……と、寮へ向かう途中



?「なあ、そこのあんた」

東条「?」


>大きな荷物を持った男に話しかけられた

>服装は学生服だと思われるが、ネクタイがよれていたりシャツの裾を中途半端にしまっていたりと何処かだらしない格好だ


?「あんた学生か?」

東条「ええ、そうよ」

?「なら、この辺に『ミライ』って名前の学生寮があるのを知らないか?」

東条「!」


>つい先日利用の再開が決まり今日から本格的に表向きは学生寮として機能するあの場所を今日訪ねるこの男は一体……?


東条「……その場所なら知っているけれど」

?「なら話は早い。場所を教えてくれ」

東条「私も向かうところなの」

?「なんだって? ……へえ、じゃあもしかして……」

東条「失礼だけど、貴方のお名前は?」

?「あ? ……ああ。俺は松田。【松田夜助】だ。今日は宗方京助に言われてやってきた」

松田「その様子だと、あんたは何も聞かされてないみたいだな?」

東条「ええ、特に何も。……名乗ってもらったから私も自己紹介しなくてはね。私は」

松田「東条斬美だろ」

東条「!」

松田「事前に聞いていた名前で知らないのはあんただけだったからな、それでわかった」


>事前に聞いていた……?


松田「詳しい話はついてからだ。どうせならまとめて説明した方が面倒にならずに済む。ほら、案内しろよ」

東条「え、ええ……」



>……
160 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/12(木) 12:11:25.84 ID:r+tbq4En0
*学生寮【ミライ】


>寮の前には雪染と、そして宗方もいる


雪染「あら、おはよう、東条さん。早いわね。私たちも今着いたばかり……あら?」

雪染「松田くん?」

松田「ドーモ」

雪染「東条さん、どうして松田くんと一緒に?」

東条「宗方さんに呼ばれてやってきたと彼は言っていたけれど、雪染さんはご存知ない?」


>雰囲気的に、雪染と松田は知り合いのようではあるが……


雪染「え!? ぜ、全然……京助?」

宗方「お前が松田夜助か。実際に会うのは初めてだな」

松田「そういうあんたが宗方京助か。東条の様子で若干不安だったが、話はDr.飯田橋からきちんといってるようだな」

宗方「ああ、それは流石にな」

東条「……?」

雪染「ちょ、まっ、二人だけで会話しないで! もう少しわかるように!」

宗方「そういえば何故雪染が松田を知ってるのかと思ったが、松田は77期生だったか?」

松田「ああ」

雪染「そこはいいから! そういうんじゃなくて……」



澪田「おはヨークシャテリア! 主役は遅れてやってくる! ミナサン、おそろいっすね!」

澪田「あれ? なんかひとり多くないっすか? ちさちゃん先生でしょー、京助ちゃんでしょー、斬美ちゃんでしょー、夜助ちゃんでしょー……おおっ、夜助ちゃんがいる! 夜助ちゃんもお引越し?」

松田「ちげーよ。朝からうるせぇな、少し口閉じてろ」

東条「そうか、77期生だから澪田さんと松田くんも知り合いなのね」

宗方「……京助ちゃん……?」

雪染「ああもうっ! とりあえずみんな中に入って!」



>……朝から賑やかだ

>……
161 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/13(金) 23:10:39.64 ID:RsGqYFna0
*学生寮【ミライ】 1F ラウンジ


雪染「……さて。それじゃあ腰を落ち着けたところでさっそくだけど」

雪染「京助。何の為に松田くんをここに呼んだの?」

宗方「厳密に言えば、松田を呼んだというよりは、然るべき人間の手配をしたらそれが松田だった……」

宗方「細かい部分を省いて言えばそういう事になる」

澪田「然るべき人間っすか?」

雪染「つまり今省いてる細かい部分に該当する事よね。そこを詳しく」

宗方「以前、東条に質問を受けた時に答えた事に繋がるが……これは雪染にも前から話している筈だ」

東条「私の質問……というと……」

宗方「『然るべき研究者にも極秘に解析してもらっている』、というやつだ」

東条・雪染「!」

澪田「? どういう事っすか?」

東条「もしかしてその然るべき研究者というのが……」

雪染「……松田くん?」

宗方「そこはまた少し説明がいるが、然るべき研究者から得られたごく僅かな分析結果から、多分野の検知が必要になるだろうという事になり……」

宗方「そのうちの一人の研究者の人脈から、白羽の矢が立ったのが彼という事だ」

東条「ええと、つまり……」

雪染「要するに、調べても結局よくわかんないからもっと多方面から更に詳しく調べてみましょうって事ね」

澪田「あのあのー、唯吹置いてけぼりくってるんすけどー……大雑把に言えば、唯吹たちには夜助ちゃんの力が必要だって事でいいの?」

東条「そういう事でいいのだと思うわ。松田くんの長けた分野の知識、あるいは能力……才能が私たちの疑問を解くカギになるかもしれないっていう……」

東条「肝心になるのはその松田くんの長けた分野だけど……」

松田「俺の才能は【超高校級の神経学者】だ」

東条「神経学者。中枢神経とか末梢神経とか、そういう?」

松田「そうだ」

松田「……端的に言って、今までお前たちが体験してきたケースからひとつの仮説があがったんだよ」

澪田「えっ、唯吹たちが体験してきたケースって……夜助ちゃんってまさか……」

宗方「ああ、当然あの本の事もペルソナの存在についても彼は知っている」

澪田「マジで!?」

雪染「……。そう」

東条「その仮説、というのは何かしら?」

松田「ペルソナっつったか? それが発現する条件には対象者の精神が関わっているかもしれない。というものだ」

松田「人間の精神……心は何処によって生み出されるものだ?」

澪田「心だからもちろんハートっす!」ドンッ

松田「阿呆。……脳だよ。人間の精神は人間の脳から生み出される」

松田「あのよくわからん本ももちろんキーアイテムなんだろうが、それとは別に対象者の精神やそれを作り出している脳も関係があるのかもしれないっていう話がな、出たんだよ」

松田「例えば、宗方と雪染のケースの話を聞く限り、ペルソナが出たのは知らない世界知らない怪物に襲われた事により精神が危機的状況に追い込まれたからだった」

松田「東条のケースも似たようなもんだろう」

松田「澪田の場合に至っては、本を所持していなかったにも関わらず自分の無意識の意識を聞き対峙した事で発現。書面で確認した限りではそうだったと記憶している」

東条「なるほど……そう言われてみれば……」

澪田「ね、ねえ、夜助ちゃんにどれだけあの時の唯吹の事知られちゃってるの? 恥ずかしいんすけどー!」
162 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/14(土) 00:02:26.66 ID:/KVRKA+w0
松田「つー訳で、今日は軽く問診と脳波チェックでもしようかと」


>彼の大荷物はそのチェックの機材か何かという事だろうか……




東条「……あっ、今の話でひとつ疑問に思っていた事をふと思い出したわ」

東条「澪田さん。あなたって"今現在"、あの本を所持しているのかしら?」

東条「私や宗方さん、雪染さんは、この現実世界で本を手にしてからあの世界でも本を用いて能力を行使しているわ」

東条「けれど、澪田さんってあの世界で初めて本に触れたでしょう? その後ってどうなったのかしら……あれってあの世界へ通じる扉でもあるし……」

澪田「ん? あの本っすか? これでしょ? じゃーん!」


>そういうと、いつの間にか澪田の両手に【青い本】が握られていた


東条「! そう、それ……だけど、澪田さんいつの間に……?」

澪田「なんかね、出てこーい! って念じると出てくるようになった!」


>……そんないい加減な話でいいのだろうか


松田「? おい、澪田は今、例の本とやらを持っているのか? ……何処に?」

東条「え? 澪田さんが両手で持っているけど……?」

松田「……。俺には見えないんだが」

東条「……? それ、どういう事?」

宗方「そうか。これは東条にも説明し忘れていたな。その本はどうやらペルソナ能力者同士にしか見えないという特性を持っているようなんだ」

東条「ペルソナを扱える者にしか見えない……けど、私がこの本を拾った時、クラスのみんなにこの本の持ち主が誰か聞いて回ったわ」

東条「その時はみんな見えていたのよ? まさか、私のクラスのみんなはペルソナを……?」

宗方「それはおそらく、所持していた東条がペルソナに覚醒していなかったからだろう」

宗方「ただの本である時は誰にでも見えているが、所持者が決まった後あるいは所持者が既に決まっている本に限っては、ペルソナ能力者しか視認する事が出来なくなる」

雪染「それ、逆蔵くんのおかげでわかったのよ。私と京助が覚醒するまでは本が見えていたのに、事が色々終わってから急に私たちの持っている本が見えなくなっちゃって」

宗方「それから逆蔵のおかげでもう一つわかった事がある。澪田、その本を松田に見せたいと思ってみろ」

澪田「え? えーと……夜助ちゃーん! 見えますかー!」

松田「……あ、なんか急に見えた」

澪田「何色に見えるっすか?」

松田「青だろ?」

澪田「せーかいっす!」

宗方「というように、所持者が見せたいと思えば、見せる事自体は出来るという事だ」

東条「へえ……なんだか面白いわね」

宗方「……まあ、今の話からしても、所持者の意識でどうこう出来るという事だから、松田の言った仮説はおおよそ正しいのではないだろうか、というのが俺の意見だ」
163 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/14(土) 00:04:48.90 ID:/KVRKA+w0
>ペルソナ能力の発現には対象者の精神が関係している……

>それは裏を返せば、条件に見合う精神を持っている、精神になってさえいれば、ペルソナ能力の発現に繋がるかもしれない……という事なのだろうか?


松田「まあ、その辺は追々。今の澪田の本のことで少し驚きはしたが、報告書で書かれている事だけ読んでも俺自身は結構眉唾だと思ってる」

澪田「ペルソナの事、信じてない?」

松田「実際目で見た訳じゃねえからな」

松田「……。けど」


>松田は一息置いて、急に表情が険しくなった


松田「本の話について……俺からもひとつ、言っておきたい事がある」

宗方「そういえば、Dr.飯田橋から松田が本について個人的な話があるという事はうかがっていたが……」

雪染「……改まってなんなのかしら?」

松田「参考資料で本の写真を見た時……ひっかかったんだよ」

澪田「あ、写真には写るんすね? これも所持者が写していいと思えば写るの?」

宗方「いいから、話の腰を折るな」

東条「ひっかかったとは、何?」

松田「……頭にひっかかったんだよ」


>松田は更に一呼吸置いて、はっきりと言葉を続けた




松田「俺は、その本と似た本を以前見た事がある……かもしれない」
164 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/14(土) 00:17:42.16 ID:/KVRKA+w0
「「「「!!!!」」」」



雪染「それって、何処で!? いつ!?」

松田「忘れた」

澪田「もったいぶって溜めながら言ってそれっすか!?」

宗方「……つまり、それ以上の詳しい話は出来ない、と?」

松田「ああ。なんとなく、見覚えはある。けど、詳細についてはなにも」

東条「それって、本当にこの本と同じ物だったのかしら?」

松田「装丁はシンプルでこれといった特徴は無いがハードカバーでしっかりしているという点は一緒だった筈だ。タイトルも何も書かれていなかった」

松田「それから……中身が何故か白紙だったんだよ。それが不思議で、だからなんとなく記憶にひっかかって残っていたんだと思う」

松田「……で、それを資料を見た時に思い出したんだ」

東条「ならば、色は覚えている?」

松田「色?」

東条「本の表紙の色よ。何色だった?」



このレスのコンマ一桁で判定
4690で黒
それ以外だと記憶があやふや
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/14(土) 13:19:56.94 ID:B6aV38qjO
166 : ◆Yo2BNQTFGkJD [saga]:2017/10/14(土) 17:32:48.88 ID:/KVRKA+w0
>>164 判定6



松田「……本の色、は……確か……」

松田「黒、だったな」

東条「【黒い本】……ね」

東条「宗方さんたちは【黒い本】に心当たりはある? 私は宗方さんたちの持つ本以外は見た事がないんだけれど」

雪染「私は無いわね」

澪田「唯吹もっす」

宗方「俺もだな。現在確認出来ている本は、東条の【白い本】、俺の【灰色の本】、雪染の【水色の本】、澪田の【青の本】の計四冊になる。だから……」

東条「五冊目の本になるのね」

宗方「ああ。しかも、松田に視認出来ているなら普通の本で無いのなら所持者が決まっていない本である事はほぼ間違いない筈だ」

雪染「それって、誰かが拾って私と京助や東条さんみたいな事になる可能性があるんじゃ……!」

宗方「……そういう事になるだろうな」

澪田「それまずいっすよね!? 出来るなら回収した方がいいんじゃ……?」

宗方「……」


>松田の勘違いで無いとするのなら、誰かが拾って事が起こる前にどうにかした方が良いのは明白だ

>どうにか策は打てないのだろうか……?
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