【安価】パワプロ「新しい特殊能力を作り出そう」

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26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 22:35:21.03 ID:xt/XYHLA0
相手が打った瞬間にどこに飛ぶか分かる能力
27 : ◆Oita.2V.dKBX [sage saga]:2017/09/03(日) 22:37:50.24 ID:E8q5tWZlo
安価了解、今日はここまで

ちなみに守備表
投 パワプロ
捕 聖
一 剣道部
二 テニス部
三 柔道部
遊 バスケ部
外野 サッカー部 陸上部 矢部
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 23:20:31.14 ID:DoKocT8qo
矢部が一瞬なんかの部に見えて矢部?なにそれってなった
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/04(月) 03:46:53.88 ID:3yPviHECO
弓道とか?
30 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/05(火) 21:51:28.96 ID:GcqRSKPgo
遊撃手「トリックスター的な能力がいいね」

パワプロ「トリックスター? 星か? お前星になりたいのか?」

聖「トリックスターとは簡単に言うと、場を引っ掻き回して自身の立場を有利にする人だな」

パワプロ「なんで星なんだ?」

聖「そう名付けた人に聞いてくれ」

パワプロ「なんでスターなんだろうか」

聖「星に突っかかりすぎではないか?」

パワプロ「場を引っ掻き回す、ね……つまり相手の妨害ってことかな」

遊撃手「うん、どうかな?」

パワプロ「相手を蹴落とそうとするより、自分自身を磨けよ!!」

遊撃手「なんで俺怒られてんの?」

聖「言わせてもらうがパワプロ先輩、相手の調子を狂わせることも立派な戦術だぞ」

パワプロ「調子を狂わせる? 相手チームの弁当に下剤仕込むとかか?」

聖「いや、そんなあくどい事までやれとは言ってないが」

パワプロ「まあなんだ……今回は聖ちゃんに頼もうかな、ささやき戦術っていう相手を狂わす技持ってるし」

聖「えっ? そ、そうか、わかった」
31 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/05(火) 21:54:21.81 ID:GcqRSKPgo
聖「相手の調子を狂わせることで重要なのは、以下に相手の集中力を途切らせられるかだ」

遊撃手「ふむん、例えば?」

聖「中途半端な情報を与えて混乱させたり、何か別のもので気をそらしたり、だな」

聖「ちなみに私の使うささやき戦術はもっぱら前者だ」

遊撃手「ふむふむ」

聖「後は、心の中で思っていることをスバリ言い当てられたらビックリするだろうな」

遊撃手「ほー……」

遊撃手「つまりどうすればいいの?」

聖「自分で考えろ」

遊撃手「はあ!?」

聖「本来、教えるべきはパワプロ先輩であって、私ではないしな」

遊撃手「なんだよー、二人共丸投げか」

遊撃手「……あ、そうだ、思いついた!」

遊撃手「ちょっと試したいことがあるから、手伝ってくれるか?」

聖「構わないぞ」
32 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/05(火) 21:57:52.58 ID:GcqRSKPgo
一塁手「で、俺が呼ばれた訳だが、どうすればいいんだ?」

遊撃手「ちょっとパワプロの球を打ってくれよ」

一塁手「お前は?」

遊撃手「守備につく」

一塁手「ふーん? よく分かんねえけど、打てばいいんだな?」

遊撃手「ああ」

パワプロ「おいおいおいおい、俺の球なら楽勝で打てるって風に話すのはやめろー?」

一塁手「いやだって実際楽勝だし」

パワプロ「この野郎、今に見てろ」

一塁手「さてさて……んん?」

遊撃手「……」クネクネ

一塁手「(遊撃手の奴、なんの動きだありゃ?)」

バシィン

聖「ストライクだぞ」

一塁手「えっ、いつの間に!」

遊撃手「……」シュバッシュバッ

一塁手「(あいつの動きがなんだか気になるんだよなー……!)」

パワプロ「そりゃ」ビシュッ

一塁手「おわっと!」ブンッ

バシィン

聖「ストライク、振り遅れだぞ」

一塁手「(ええい、今は打席に集中集中……)」

遊撃手「……」ジー

一塁手「(あいつ何見てんだ? 視線の先になんかあるのか?)」チラッ

パワプロ「トリックスターは結局のところなんでスターなんだ!」ビシュッ

一塁手「あっ! やべ!」ブンッ

キィン

聖「キャッチャーフライでアウト」パシッ

一塁手「くっそー! ド真ん中の絶好球だったのに!」
33 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/05(火) 22:00:19.29 ID:GcqRSKPgo
聖「一体どうしたのだ?」

一塁手「お前も見てただろ! あいつの動きが気になってさー」

遊撃手「イェーイ! 作戦成功!」

一塁手「作戦?」

遊撃手「うん、謎の動きをして相手の視線を釘付けにしよう作戦!」

遊撃手「ショートだったら、ピッチャーだけを見ててもそのすぐ後ろに見えたりするからさ、中々いけるんじゃないかと思って」

一塁手「くっそー、悔しいけどやられた」

パワプロ「ふむ、遊撃手君は自身の手で特殊能力をモノにしたみたいだな」

聖「ところでパワプロ先輩」

パワプロ「ん?」

聖「最後のド真ん中失投はなんなのだ?」

パワプロ「……何のことかなー?」

聖「まさかとは思うが……」

パワプロ「……うん、正直、俺も遊撃手君の動きが気になって、思わず手が滑った」

聖「はあ……」


遊撃手君が特殊能力を習得しました

陽動
セカンド・ショート専用
相手打者の気を逸らして、相手のミートを下げる


パワプロの一発がなくなった

パワプロの変化球が変化した
フォーク1→スタードライブ1
34 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/05(火) 22:03:55.93 ID:GcqRSKPgo
パワプロ「うむ、チーム全員が着々と強くなってきてるな」

聖「あんな特訓で効果が出ているのが不思議だ」

パワプロ「ついでに俺も少しずつ強くなってる感じがするぜ」

聖「今はどんな感じなのだ?」

パワプロ「こんな感じ」


パワプロ能力

球速 134km/h
コントロール F
スタミナ ∞
変化球 スタードライブ1 カーブ1 スライダー1

得能
絶倫 復活 ガソリンタンク 鉄人
四球 スロースターター


聖「正直、まだまだアレだな」

パワプロ「アレって言うな」

聖「それに、このスタードライブとかいう変化球はなんなのだ」

パワプロ「トリックスターはなんでスターなのか考えてたらなんか不思議な変化をする球を投げられたので、スタードライブと名付けた」

聖「いつまでトリックスターを引っ張るのだ」

パワプロ「つまり俺のオリジナル変化球ってことだよ!」

スバル「…………」

パワプロ「さて、次は左翼手君だな」

聖「もう呼んでいるのだろう?」

パワプロ「うん」

左翼手モブ「なあ、今誰かいなかったか?」

パワプロ「え? 誰かいたかな?」

聖「矢部先輩ではないのか?」

左翼手「いや、メガネはかけてなかったような……まあどうでもいいや」

パワプロ「で、左翼手君はどんな能力が欲しいんだ?」

左翼手「そうだなー」

聖「(左翼手先輩はサッカー部だ)」


↓1
どんな能力が欲しい?
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 22:05:22.32 ID:+uxnPY780
タックル
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 22:22:20.41 ID:zcBevEPxo
意外ッ! それは普通の能力!
37 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/05(火) 22:52:21.19 ID:GcqRSKPgo
左翼手「有り体に言うと、タックルだな」

パワプロ「お前ラグビー部だっけ?」

左翼手「いや、サッカー部だけど」

パワプロ「えーと、タックル?」

左翼手「サッカーでも相手のボールをスライディングで奪い取ることをタックルって言うんだぞ?」

パワプロ「へえ、そうなの」

左翼手「興味無さそうだな」

パワプロ「俺野球一筋だし」

パワプロ「とりあえず突進する能力ってことだな?」

左翼手「そうだな、突破力を身につけたいんだ」

パワプロ「そうだなー、練習方法思いついたから、早速やってみてくれ」

左翼手「え、もう?」
38 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/05(火) 22:54:38.51 ID:GcqRSKPgo
パワプロ「ここに2人のチームメイトがいるだろう」

聖「うむ」

三塁手「うす」

パワプロ「こいつら二人のどちらかに、全力でタックルしてみろ!」

左翼手「え? えーと……」

聖「これでも捕手なのだ、遠慮はいらないぞ」

三塁手「体は鍛えてるからな、思いっきり来い」

左翼手「どっちにタックルすればいいんだ?」

パワプロ「お前が選べ」

左翼手「そ、そうか」

左翼手「……うおおおお!!」ダダダ

ドンッ

三塁手「むっ、中々だな」

左翼手「うわ、ビクともしねぇ」

聖「……」

パワプロ「ふむ……時に左翼手君、何故聖ちゃんにタックルしなかった?」

左翼手「え? いやだって、聖ちゃん女の子だし、怪我させたらいけないよなーって」

聖「むっ……野球に関しては女の子扱いしないでもらいたいな」

左翼手「え? あーごめん」

パワプロ「わかった!」

左翼手「え? 何がわかったんだ?」

パワプロ「お前は相手に配慮しすぎている!」

左翼手「んん??」

パワプロ「三塁手君、パワーはどんなものだった?」

三塁手「まあ、充分あるんじゃないか?」

パワプロ「相手との接触で相手を怪我させたらどうしようー、自分が怪我したらヤダなー」

パワプロ「そういった迷いが、お前の本来のパワーをセーブしているんだ!」

左翼手「いやだって、野球はあくまでも助っ人だから怪我したくないし」

パワプロ「黙って聞け!!」

左翼手「アッハイ」

パワプロ「いいか、相手はライバルだと思え、嫌いなアイツだと思え、親の仇だと思え!」

パワプロ「相手に遠慮せずにプレーすれば、お前の全力を出せるはずだ!」

左翼手「お、おう……」
39 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/05(火) 22:57:02.00 ID:GcqRSKPgo
パワプロ「じゃあもう一度タックルしてみろ、今度は聖ちゃんに」

左翼手「えーと、全力、全力か……」

聖「……」

左翼手「(親の仇……いや、親生きてるし)」

左翼手「(じゃあどうするかな、んー……)」

左翼手「(あっ、そうだ)」

左翼手「この前、パワ堂できんつば買ったんだけどさ」

左翼手「野球の練習終わったあとに食べようと思ってたら、半分無くなってたんだよ」

聖「…………そ、そうなのか、へー……」

左翼手「食べたのお前だろおお!!」

聖「ギクゥ!? い、いや、そんなことは」

左翼手「食べ物の恨みぃぃぃ!!!」ダダダ

ドンッ!!

聖「なーーー!!?」スッテンコロリン

左翼手「あっやべ、大丈夫?」

聖「……あ、ああ、大丈夫だ、全力のタックル、見事だった」

パワプロ「うむ、見事に特殊能力を習得したな」

左翼手「んー? 実感無いけどな」

聖「しかし、こうも簡単に吹き飛ばされるとは……私も精進しなければ」



左翼手君が特殊能力を習得しました

体当たり
本塁突入時、相手キャッチャーを吹っ飛ばす

ラストスパート
三塁から本塁へ走塁する時に走力が上がる


パワプロの球速があがった
球速134→137km/h

聖ちゃんがブロック〇を習得した
40 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/05(火) 22:59:40.25 ID:GcqRSKPgo
パワプロ「聖ちゃんホントに大丈夫? 派手にすっ飛んでたけど」

聖「ああ、本当に大丈夫だ」

パワプロ「よかった、怪我してたらどうしようかと」

聖「パワプロ先輩、もしかして心配してくれてるのか?」

パワプロ「え? い、いや、そんなんじゃないけどさ」

聖「先輩……」

パワプロ「聖ちゃん……」

聖「私にタックルしろって言ったの、パワプロ先輩だろうが」

パワプロ「あ、あれ、そうだっけ?」

聖「……」ジトー

パワプロ「…………今度きんつば奢ります」

聖「ならばよし」

パワプロ「さて、次は……」

矢部「……」

パワプロ「右翼手君だな」

矢部「えっ」

聖「呼んでおいたぞ」

パワプロ「おっ、さすが聖ちゃん、俺の助手なだけあるね」

聖「誰が助手なのだ誰が」

右翼手モブ「なんかみんな強くなってるっぽいじゃん?」

パワプロ「うむ! 全て俺の指導の賜物だ」

聖「そんな訳ないけどな」

パワプロ「ちょ」

右翼手「で? 欲しい能力? なんでもいいんだよな?」

パワプロ「おう、ドンと来い!」

聖「(陸上部)」


↓1
どんな能力が欲しい?
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 23:10:47.82 ID:EWaaOlRyO
パワプロと恋人になる能力
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 23:11:52.88 ID:FcxVtD1po
高速化
43 : ◆Oita.2V.dKBX [sage]:2017/09/05(火) 23:16:06.52 ID:zGI6H+HwO
なんだこれは、たまげたなぁ
安価了解、今回はここまで
44 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/05(火) 23:22:36.43 ID:zGI6H+HwO
あ、ごめん、終わる前に一つコンマ判定

↓1
右翼手君の性別
奇数なら男、偶数なら女
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 23:25:08.03 ID:FcxVtD1po
女ぁ!
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 23:37:32.13 ID:bdMljq+5O
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 23:38:23.98 ID:B5Ck2RhjO
ここがホモスレですか
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/05(火) 23:41:14.35 ID:zcBevEPxo
うわぁ……これは超スローボールが投げれますね
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/06(水) 09:21:25.32 ID:ZBmPbZhKO
まともな物からぶっ飛んだ物まで出てくるなぁ・・・


で、アーーーッな展開まだですか
50 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/07(木) 19:50:38.37 ID:fJ8Ei8Lmo
右翼手「パワプロ君と恋人になれる能力かな♂」

パワプロ「」

聖「!?」

パワプロ「…………ごめんよく聞こえなかった、なんだって?」

右翼手「お前のことが好きだったんだよ!!」

パワプロ「ファッ!?」

矢部「wwww」

右翼手「そういう訳なので付き合ってください!」

聖「おい、特殊能力関係無いじゃないか!」

パワプロ「聖ちゃん違う! 突っ込むところそこじゃない!」

右翼手「突っ込む? パワプロ君なら……いいよ♂」

パワプロ「おいやめろ」

パワプロ「そもそもさ、俺とお前って男同士じゃん? 俺ホモじゃないからね?」

右翼手「うん、普通に告白しても無理だって分かってた」

右翼手「だからパワプロ君と恋人になれる特殊能力が欲しいのさぁ!」

パワプロ「む、無茶苦茶だぁ」

右翼手「ちょっと気持ち悪いと思うかもしれない」

右翼手「でもしょうがないよね!」

右翼手「そういうわけだから、恋人になれる能力を習得するための特訓プリーズ!」

パワプロ「やだよ!!!」

右翼手「なんでもって言ったよね?」

パワプロ「何事にも限度というものがあるのだ」

右翼手「じゃあ野球部の助っ人やめるよ」

パワプロ「聖ちゃん、甲子園は諦めよう」

聖「そこまで嫌なのか、いや気持ちはわかるが」

右翼手「くっ……この手の脅しじゃダメか」
51 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/07(木) 19:57:10.00 ID:fJ8Ei8Lmo
右翼手「まあなんだ、一度冷静に考えてみてよ」

右翼手「仮に僕が女の子だとしたら、どう?」

パワプロ「お前が女だとしたら?」

パワプロ「(……まあ……確かにこいつ、中性的な顔つきだし、女性だと言われてもおかしくないし……あれ、よく見たら可愛い?)」ドキッ

パワプロ「んん!?」

パワプロ「(な、なんだこの気持ちは、なんでドキドキしてるんだ俺!?)」

パワプロ「(ま、まさか、俺は男相手に……?)」

右翼手「で、どうなの?」

パワプロ「俺は……」



↓1〜3 多数決
1.右翼手君、アリじゃね?
2.いや、俺は聖ちゃん!
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 19:59:44.78 ID:DWEpoUuQO
2
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 19:59:59.97 ID:oG+/4IrGo
1
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/07(木) 20:12:27.22 ID:eDF5pNc3O
1
55 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/07(木) 20:32:13.40 ID:fJ8Ei8Lmo
パワプロ「……恋人になれる特殊能力が欲しいと言ったな」

右翼手「うん」

パワプロ「その必要は無い」

右翼手「え?」

パワプロ「他人から変に思われるのが嫌で、必死に否定してた」

パワプロ「だけど、この俺の中で段々と大きくなる胸のドキドキはもう誤魔化しきれない、いや! 誤魔化したくない!」

パワプロ「この気持ちは! まさしく! 愛だ!!」

右翼手「!!!」

パワプロ「俺は! お前が好きだー!」

右翼手「パワプロくーーん!!」

ダキッ

聖「うわぁ……」

右翼手「正直、ダメだと思ってたんだ」

右翼手「見た目が女っぽくても、やっぱり男だから」

パワプロ「ふっ、小さい事を気にする必要は無いさ」

パワプロ「愛は、性別の壁を越える!!」

右翼手「僕、嬉しい!!」

チュッ

聖「うわぁ…………」



右翼手君が特殊能力を習得しました

情熱エール
内野手専用
味方投手を応援して、ピンチに強くする
アプリ版の金特

鼓舞
捕手専用
味方投手を励まして、打たれ強くする
アプリ版の特能

要領〇
守備位置によって発動が限られる特殊能力が、どの守備位置にいても発動するようになる


パワプロの変化球があがった
スライダー1→2
カーブ1→2
スタードライブ1→2

パワプロのスロースターターが尻上がりに変化した

右翼手君が恋人になった♂
56 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/07(木) 20:43:30.24 ID:fJ8Ei8Lmo
パワプロ「〜♪」

聖「……先輩、えらくご機嫌だな」

パワプロ「なんたって、恋人が出来たからなー♪」

聖「その恋人、男性だけどな」

パワプロ「何がいけないんだ! あいつ可愛いだろ!!」

聖「…………わかった、もう何も言うまい」

矢部「可愛い顔してえげつないモノ♂を持ってそうでやんすね、アッー!」

パワプロ「オイオイオイ、そんな汚い事をするために恋人同士になったんじゃないんだよ」

パワプロ「俺達はもっとピュアな関係なんだよね♂」

矢部「」

聖「」

パワプロ「さあ次の特訓だ!」

矢部「ついに満を持してオイラの出番がk」

パワプロ「次は聖ちゃんだな!」

聖「私か?」

矢部「おい!!」

パワプロ「さあなんでもカモン!」

パワプロ「今ならラブパワーで本当になんでもできる気がする!」

聖「ラブパワーはともかく、そうだな……」


↓1
どんな能力が欲しい?
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 20:44:28.32 ID:v/og/uW90
>>41
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 21:28:58.79 ID:YBJ0DjX0o
修羅場
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 22:37:01.82 ID:YgyCS0h6O
何でもって言っちゃったもんね自業自得だよ頑張れ


一瞬雅浮かんだけど(
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 23:48:41.67 ID:YBJ0DjX0o
ポケ勢だから鬼鮫コーチだわ
61 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/08(金) 22:08:27.96 ID:HdlNRc0mo
聖「(先程はもう何も言うまいと言ったが……)」

聖「(パワプロ先輩が、ホモという人としてどうかしている道を歩もうとしている現状を)」

聖「(このまま見ているだけでいいのか!?)」

聖「(いや、ここは先輩を正しい道に戻さないといけない!)」

聖「(では先輩を正すにはどうすればいいのか)」

聖「(手っ取り早い方法は、やっぱり……)」

聖「……む、むむ」

パワプロ「どしたの、顔赤くして」

聖「わ、私は……その」

聖「(あ、あれー!? ひ、一言言うだけなのに、こんなに勇気がいるのか!?)」

聖「(右翼手先輩って、実はすごかったんだな……)」

パワプロ「ん?」

聖「(くっ……パワプロ先輩の為パワプロ先輩の為パワプロ先輩の為)」

聖「わ、私は……」

聖「パワプロ先輩の恋人に、なりたい……ぞ」

パワプロ「」

矢部「はあ???」

パワプロ「…………ごめんよく聞こえなかった、なんだって?」

聖「パワプロ先輩が好きだーー!!」

パワプロ「ファッ!?」

聖「はあ、はあ……は、恥ずかしぃ……」

聖「(先輩をホモから正しい道に戻すには、私が先輩を寝取るしかない!)」

聖「(それに私自身、先輩のことは満更でもないし……な)」

パワプロ「……あ、あー! 確かにキャッチャーはピッチャーの女房とか言うけれど」

聖「逃げないでほしいぞ、先輩」

聖「私はパワプロ先輩と恋人になれる特殊能力を所望する」

パワプロ「いやでもそれは……」

聖「ラブパワーでなんでもできるのだろう?」

パワプロ「ぐ、ぐぬぬぬ」
62 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/08(金) 22:12:28.37 ID:HdlNRc0mo
右翼手「はいはーい! 僕、いいこと思いついた!」

聖「む、右翼手先輩」

パワプロ「いいこと?」

右翼手「確かにホモってのは世間一般から冷たい目で見られるけれど」

右翼手「二股となると、ホモ以上に風当たりが激しくなる」

右翼手「だから僕と聖ちゃん二人を同時に恋人にするのは厳しいかな」

矢部「リア充爆発しろでやんす、ていうか死ね」

右翼手「そこで僕は思いついた! 」

右翼手「まず僕がパワプロ君と結婚します」

聖「はあ?」

右翼手「僕達が夫婦になったら恋人枠が空くよね? そこに聖ちゃんが入ればオールオッケー♪」

聖「いろいろおかしい」

パワプロ「お前頭いいな!!」

聖「先輩が予想以上に頭が悪かった事が悲しい」

聖「そもそも、それは不倫というのでは」

右翼手「聖ちゃん! 君に折り入ってお願いがある!」

聖「えっ、な、なんなのだ?」

右翼手「確かに僕はパワプロ君が好きだ、パワプロ君が望むことならなんでもしてあげたい」

右翼手「でも悲しいことに僕は男だ、そこには限界という壁がそびえ立ってしまっている」

右翼手「だから聖ちゃん」

聖「は、はい」

右翼手「女性としてパワプロ君の性欲を発散させてやってほしい。パワプロ君のセフレになってくれ」

聖「ぶん殴るぞ」
63 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/08(金) 22:17:05.88 ID:HdlNRc0mo
右翼手「いてて……ぶん殴られちった」

パワプロ「えーと、とにかくこれで俺と聖ちゃんは恋人同士になっていいってことだな!」

聖「私が問題視している事が全然解決できてないのだが」

パワプロ「じゃあ恋人になれる特殊能力の特訓をしようか」

パワプロ「まずは手を繋ごう! 恋人繋ぎで!」

聖「え? うん」

ギュ

パワプロ「……」

聖「……」

聖「(パワプロ先輩の手、温かいな……)」

パワプロ「はい! 俺と聖ちゃんは恋人同士になりました」

聖「は?」

パワプロ「これにて特訓終了!」

聖「いやいや、手を繋いだだけじゃないか」

パワプロ「仕方ない、説明しよう」

パワプロ「今、俺と聖ちゃんは繋がっているだろ?」

パワプロ「身体と身体が、繋がっているだろ?」

聖「変な言い方はやめてくれないか」

パワプロ「そして、心と心で繋がっただろ?」

聖「目一杯擦れ違ってると思うのだが」

パワプロ「後は……わかるな?」

聖「さっぱりわからない、という事がわかった」


聖ちゃんが特殊能力を習得しました

以心伝心(捕手)
味方投手が以心伝心(投手)を持っていると、パスボールの確率が大幅に減る

聖ちゃんの守備と捕球があがった
守備A→S
捕球A→S


パワプロが特殊能力を習得した

以心伝心(投手)
味方捕手が以心伝心(捕手)を持っていると、ワイルドピッチの確率が大幅に減る

パワプロのコントロールがあがった
コントロールF→E

聖ちゃんが恋人になった
64 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/08(金) 22:22:07.17 ID:HdlNRc0mo
パワプロ「では改めて、これで俺と聖ちゃんは恋人同士だな!」

右翼手「これで僕も安心だよ」

聖「ここまでロマンスを感じない恋人誕生もなかなか無いけどな」

矢部「あ、終わったでやんすか? そろそろオイラの特訓もs」

パワプロ「ああっとそうだ、新しい助っ人をスカウトできたから、この際特訓しようか」

矢部「はあ???」

聖「いつの間にスカウトしたんだ」

パワプロ「ソフトボール部から連れてきたちーちゃん」

千尋「この度野球部の助っ人として来た美藤千尋だ! あとちーちゃんって呼ぶな」

パワプロ「ちーちゃんはソフトボール部だけあって野球も上手いんだ」

千尋「うむ、私に任せておけば安心だぞ、そしてちーちゃんって呼ぶな」

パワプロ「ちーちゃんにはセンターを守ってもらうよ」

矢部「おいこら」

千尋「だからちーちゃんって呼ぶなと言ってるだろ!」

パワプロ「で、どんな特殊能力をご所望で?」

千尋「お前がちーちゃんって呼ばなくなる能力」

パワプロ「わかったわかった、じゃあちーちゃん、他には?」

千尋「そうだな、他には……」



↓1
どんな能力が欲しい?
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/08(金) 22:40:30.62 ID:dOYdBf1o0
確実に塁に出る力
66 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/10(日) 20:09:19.51 ID:b2fFYqNko
千尋「確実に塁に出る力が欲しいな」

パワプロ「でもちーちゃんって打撃上手いらしいじゃん? ソフトボール部の人からそう聞いてるけど」

千尋「うむ! 私が独自に磨いてきた打撃は光るものがあるとよく褒められているぞ」

千尋「この前やったソフトボールの練習試合では5打席3安打だ、猛打賞ってやつだな」

パワプロ「すごいじゃん」

千尋「はっはっは、そうだろそうだろ!」

千尋「……で、何の話をしてたんだっけ?」

聖「確実に塁に出る能力が欲しいと」

千尋「そう、それそれ」

パワプロ「ちーちゃん打てるんだから充分出塁できてるんじゃない?」

千尋「実はそうでもない」

パワプロ「というと?」

千尋「いい感じに打てても、飛んだ先が守備の正面ってことが多くてな」

パワプロ「ああ……なるほど」

千尋「あとはだな、私の走幅と一塁ベースの位置がマッチしないんだよ」

パワプロ「つまり?」

千尋「よくベースを踏み損ねてアウトになる」

パワプロ「ただのバカじゃん」

千尋「バカとはなんだ! こっちは真剣なんだぞ!」

聖「ベースまでの距離に合わせて走幅を調節すればいいのでは?」

千尋「それをやったらな、足がもつれて転んだ」

聖「えぇ……」

パワプロ「うーん、言葉だけじゃわからないから、ちょっと走って見せてよちーちゃん」

千尋「うむ」
67 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/10(日) 20:12:45.49 ID:b2fFYqNko
千尋「じゃあ実際に打つところからだな」

パワプロ「ええ? わざわざ投げる必要ある?」

千尋「ふいんきは重要じゃないか! 形を似せればわかりやすいだろう」

聖「雰囲気だぞ、ふんいき」

パワプロ「はいはい、じゃあ投げるよちーちゃん」

パワプロ「そりゃ」ビシュッ

千尋「とりゃあ!」ブンッ

聖「……」バシッ

千尋「……」

聖「空振りだぞ」

千尋「なんだ今の変化球は? 見たことないぞ」

パワプロ「ああ、今のはスタードライブ、俺のオリジナル変化球」

千尋「ストレートでいいだろ! 変化球混ぜたら打ちづらいだろ!」

パワプロ「いやだって、ふいんきが重要だってちーちゃんが」

聖「ふんいき」

千尋「私の走りが見たいんだろう! 打たせろ!」

パワプロ「だから打つ必要ないじゃん」

千尋「そこは必要なの!」

パワプロ「やれやれ、そりゃ」ビシュッ

千尋「ふんっ!」カキーン

パワプロ「おっ」

千尋「おりゃあああ!」ドタドタ

パワプロ「……よっ」パシ

千尋「ふう! どうだ、私の走りを見てたか?」

パワプロ「あ、ごめん、ピッチャーフライだったからそっち見てた」

千尋「おい!! 全然見てないのか!」

パワプロ「だって雰囲気が重要って」

聖「ふいんき……あれ?」
68 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/10(日) 20:16:53.81 ID:b2fFYqNko
千尋「ええい、お前はもういい」

千尋「捕手の君は見てただろ?」

聖「ああ、見てたが」

千尋「どうだった?」

聖「……」

聖「スパイクのサイズ、合ってないのではないか?」

千尋「え?」

聖「サイズが合ってないからどうにも走り方が不自然なんだ」

千尋「そういえば、激しく動くとよくスパイクが脱げるような……」

パワプロ「ソフトボール部の人達は教えてあげなかったのかよ」

聖「とにかく、新しいスパイクを買えば解決だな」

千尋「うむ! 原因が分かって何よりだ」

パワプロ「なんで今まで気付かなかったんだよ、ちーちゃんってバカだな」

千尋「おい、さっきからなんなんだ、私をバカにしすぎだろう」

パワプロ「あとメガネの度も合ってないんじゃない? それで塁までの距離感を正確に掴めてないんだと思うよ」

千尋「あ、そうなの?」

パワプロ「眼鏡を買い替えれば正確な打撃も打てるようになるんじゃないかな」

千尋「う、うむ、なるほどな」

千尋「(なんだ、しっかり見ていてくれてたのか)」

パワプロ「ちーちゃんはセンスはいいからね、そういう身の回りをしっかりしておけばもっと良くなるよ」

千尋「……あれ?」

千尋「お前さっきからちーちゃんって呼んでるじゃないか! そう呼ばなくなる能力が欲しいって言ったのに!」

聖「今頃気付いたのか(困惑)」




ちーちゃんが特殊能力を習得しました

内野安打〇
打った後の走り出しが速くなる

守備抜け打ち
ミート打ち時、守備の間を抜けるような打球を打ちやすくなる


パワプロのコントロールがあがった
コントロールE→D
69 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/10(日) 20:33:09.52 ID:b2fFYqNko
パワプロ「よし! これで全員の特訓が終わったな!」

矢部「死ね」

聖「ふむ、なんだかんだでみんな強くなってるのか、不思議なことに」

パワプロ「さて、もう一周行くか!」

聖「いや、そろそろ練習試合もしておいた方がいいのでは?」

パワプロ「そう? うーんどうするかな……」



現在のパワプロの能力
球速137km/h
コントロールD
スタミナ∞
変化球
スライダー2 カーブ2 スタードライブ2
特殊能力
絶倫 復活 ガソリンタンク 鉄人
尻上がり 以心伝心(投手)
四球


チームメイトのオリジナル特能一覧
一塁手 ギアアップ
二塁手 スナイパー(バスケ専用)
三塁手 熱視線
遊撃手 陽動
左翼手 ラストスパート
右翼手 要領〇
聖 以心伝心
ちーちゃん 守備抜け打ち


↓1
どうする?
1.もう一周特訓だ!
2.個別に特訓しよう
3.練習試合は大事だぞ
4.自由安価
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/10(日) 20:34:15.80 ID:SGkgZjXWo
71 : ◆Oita.2V.dKBX [saga]:2017/09/10(日) 20:49:43.38 ID:b2fFYqNko
パワプロ「いいや特訓! 特訓だ! 特訓が足りない!」

聖「あーあー、特訓したいのはわかったが、また全員やるには流石に時間が足りないぞ」

パワプロ「む、それもそうか……じゃあ何人かに絞って特訓するか」

聖「そろそろ普通の練習もしたいところなのだがな」

パワプロ「普通の練習をしてたらそこら辺の強豪校に勝てるわけないだろ!」

聖「そもそもうちのチームが助っ人だらけの寄せ集めだから、強豪どころか中堅校も勝てるかどうか怪しいが」

パワプロ「ふっ……誰のおかげでこの前の地区予選でベスト4までいけたと思ってる?」

聖「たまたま相手が続け様に弱小校だったからだな。準決勝の上位常連校相手だとあっさり負けたし」

パワプロ「俺がいるだろ! スーパーエースの俺が!」

聖「先輩しか投手がいないからな」

パワプロ「あー言えばこー言う! もういいや特訓する!」



↓1〜3
特訓する選手を選んでね
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/10(日) 20:53:38.26 ID:jLPkGGIY0
原作知らんので1に一任する
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/10(日) 20:55:47.48 ID:SGkgZjXWo
三塁手
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/10(日) 20:56:24.26 ID:sf4Z2dJS0
矢部じゃなくて聖
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/10(日) 20:58:39.04 ID:C3Qw5ZgA0
>>72が安価外なら一応メガネかけた冒涜的な何か
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