穂乃果「そして伝説へ・・・!」

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2 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:34:01.47 ID:XxzJ//M30

穂乃果「そして伝説へ・・・」第1話「旅立ち」



穂乃果・・・穂乃果・・・私の声が聞こえますね

私はすべてを司るもの。あなたはやがて、真の勇者として私の前に現れることでしょう

そろそろ夜も明ける頃。あなたもこの眠りから目覚める頃です

私はすべてを司るもの。いつの日か、あなたに出会えることを楽しみにしています

穂乃果(何だろ・・・夢?でも、何かが始まる・・・そんな予感がする・・・)

3 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:36:23.88 ID:XxzJ//M30


アリアハン 早朝


母親?「起きなさい。起きなさい。私の可愛い穂乃果や・・・」

穂乃果「・・・むにゃあ・・・んん〜っ!」グググッ

母親?「今日はお前が始めてお城へ行く日だったでしょう?」

穂乃果「ほえ・・・誰?」フワァー

母親?「この日のために母さんはお前を勇敢な男の子として育てたつもりです」

穂乃果「お、男の子ぉ!?それにお母さんって・・・!?」ガバッ

母親?「玄関で海未ちゃんとことりちゃんも待っていますよ。早く用意しなさい」バタン

穂乃果「えっ!?ちょ、ちょっと!何のことだかさっぱりっ・・・行っちゃった・・・何なの?いったい・・・」キョトン

穂乃果「・・・よくわからないけどとりあえず、急ごう」
4 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:37:49.51 ID:XxzJ//M30


自宅 玄関


穂乃果「海未ちゃん!ことりちゃん!」タッタッタッ

海未「きましたね。穂乃果・・・」ハァ

ことり「その顔だと穂乃果ちゃんもいろいろ言われたみたいだね〜」アハハ

穂乃果「うん。いきなり城にいけ〜とか真の勇者になれ〜とか言われたんだ・・・二人も?」

海未「似たようなものです。私とことりは勇者である穂乃果と旅立ち、穂乃果をサポートしろと言われました」

ことり「これっていったいどういうことなのかな?」クビカシゲ

穂乃果「わからない・・・夢・・・にしては現実味がありすぎるよね」ウーン

海未「・・・ここで考えていても仕方ありませんね。とにかく、行くように言われたお城にいって話を聞いてみますか」スッ

ことり「そうだね〜それが一番いいと思うよ♪」

穂乃果「じゃあ、お城へゴー!」オーッ
5 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:39:12.73 ID:XxzJ//M30


アリアハン 城下町


穂乃果「うわ〜っ!何だか外国にいるみたい!」キャッキャッ

ことり「日本ではこんな景色は見られないからね〜♪」クスッ

穂乃果「見たことないものもいっぱいあるよっ!ほらっ!あれ見てよ〜!」ワァァァ

海未「この町を見るのは後でもできます。それより今は・・・」チラッ

穂乃果「わ、わかってるって・・・!急ごうよっ!」タッタッタッ

ことり「やんやん♪遅れそうです♪」タッタッタッ


アリアハン城


穂乃果「すごいすご〜いっ!こんなところ初めてだよっ!」キャッキャッ

ことり「うん!一回でもいいからこんな所に住んでみたいよねっ」ウットリ

穂乃果「そうだね!それならお姫様になってみたいよ〜っ」エヘヘ

海未「女の子ならば誰でも夢見ることですね」クスッ

兵士「勇者さまっ!王様がお待ちかねです!玉座の間へどうぞ!」タッタッタッ

穂乃果「あ、はい!海未ちゃん、ことりちゃん!いこうっ!」

6 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:40:19.77 ID:XxzJ//M30


アリアハン城 玉座の間


アリアハン王「よくぞきた!勇敢なるオルテガの娘である穂乃果よ。そしてその仲間たちも」

穂乃果「オルテガって・・・誰?」ボソッ

海未「しっ・・・とりあえず話を聴きましょう」ボソッ

アリアハン王「そなたの父オルテガは戦いの末、火山に落ちて亡くなったそうじゃな・・・」

アリアハン王「その父の後を継ぎ、旅に出たいというそなたの願い、しかと聞き届けた!敵は魔王バラモスじゃ!」

海未「魔王・・・」ゴクッ

ことり「バラモス・・・」ウツムキ

穂乃果「それが私たちが倒さないといけない敵・・・?」フアンゲ

アリアハン王「世界の人々はいまだ魔王バラモスの名前すら知らぬ。だが、このままではやがて世界は魔王によって滅ぼされよう!」

穂乃果「っ!?そんなことさせない!」ガバッ

海未「・・・」コクッ ことり「うんっ!」グッ
7 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:42:01.57 ID:XxzJ//M30

アリアハン王「穂乃果、海未、ことりよ!魔王バラモスを倒してまいれ!」ビシッ

穂乃果「出来るかはわからないけど・・・!がんばって世界を平和にして見せます!!」

アリアハン王「頼んだぞっ!・・・では、また合おう!」イソイソ

大臣「ごほん・・・まずは鍵を探しなさい。すべてはそれからですぞ」スッ

海未「鍵・・・ですか?」

大臣「とうぞくのカギと言う、鍵がかかった扉を盗賊が開けるために作ったと呼ばれるもので・・・」

大臣「世界を旅するためには必要となる。まずはそれを探すのですぞ」

穂乃果「はい!ありがとうございました!」
8 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:43:10.05 ID:XxzJ//M30


アリアハン 城下町


穂乃果「これから旅にでるんだよねっ!う〜んっ!何だか楽しみだなぁ〜!」ワクワク

海未「ですが、外には魔物が出ると聞きます。外にでるのは装備をしっかりと整えてからです!」

ことり「魔物・・・魔物ってどんなものなのかな?」フアンゲ

穂乃果「そうだよ!魔物ってどうやって戦えばいいの?私、そんな経験なんてないよ!?」

海未「私だってありません・・・」

ことり「あっ・・・そういえば私は魔法使いなんだって2人に会う前に言われたんだ〜」

穂乃果「魔法・・・!?」海未「使い・・・!?」

ことり「うん。ということは私、何か魔法が使えるかもしれないよ!」

穂乃果「魔法、何かやってみてよ!」キラキラ

ことり「いくよ〜・・・やぁっ!」ボッ
9 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:43:44.88 ID:XxzJ//M30

海未「ことりの手から小さな炎がっ!?」ビックリ

穂乃果「すごい!すごいよっ!ことりちゃん!!まほうつかいはじめちゃったよっ!」キャッキャ

ことり「えへへっ!にっこりの魔法はまだできないけどね!・・・でも、何だか、疲れがきちゃうよ」ヨロッ

海未「もしかしたらその・・・魔法というものは身体に相当な負担がかかるのではないでしょうか?」

穂乃果「なるほど・・・じゃあガンガン使ってくってことはできないね」ウーン

海未「ですが、かなりの戦力であると思います!あとは私たちが戦うための武器と身を守るための防具ですね」

ことり「じゃあ、まずは武器を売ってるお店にいこっ」

10 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:47:53.56 ID:XxzJ//M30


よろず屋


穂乃果「この剣、何だか、軽くて、いい感じ!」ブンブンッ

海未「そうですね・・・では、この銅の剣を2本、頂きましょう」スッ

ことり「後は防具だね♪この盾とかいいんじゃないかな〜皮で出来てて何だかお洒落だよ?」

穂乃果「どれどれ・・・うん!これ重くないし邪魔にもならないよ!」

海未「ふむ、ではこの盾も。ことりはどうですか?」

ことり「う〜ん・・・盾は私が魔法を撃つには邪魔になっちゃうから私はいい〜」

海未「そうですか。では、この盾も2つと・・・こんなものですね。すみません!これ全部でいくらですか?」
11 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:50:04.11 ID:XxzJ//M30


アリアハン近くの草原


穂乃果「あたり一面、草でいっぱいだ〜っ!」タッタッタッ

ことり「このままここでお昼寝しちゃいたいね♪」フワァ

海未「2人とも・・・本来の目的を忘れないでくださいよ・・・」ジトー

穂乃果「わかってる。この世界を救って、私たちもどうにかして元の世界に帰る!」グッ

海未「それがわかっているならよしとします・・・むっ」サッ

ことり「どうしたの?海未ちゃん・・・」キョトン

海未「静かに・・・!何かが近くにいます・・・」カササササッ

穂乃果「っ!?あそこっ!何かいるよ!」ビシッ

ことり「青色の・・・プニプニ?」キョトン

海未「名前をつけるならば・・・スライム、といったところでしょうか!あれが・・・」

穂乃果「魔物・・・私たちが戦わなければならないもの・・・!」

ことり「く、くるよっ!」
12 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:51:04.28 ID:XxzJ//M30


スライム×2が現れた!


穂乃果「ど、どうすれば・・・!」アタフタ

海未「戦うしかありません!・・・いきますっ!せいっ!」ザクッ

海未の攻撃!スライムAにダメージ!

海未「攻撃は通じるようですっ!」

ことり「魔法いくよ・・・やあっ!」ボッ

ことりはメラを唱えた!スライムAにダメージ!
スライムAを倒した!

穂乃果「や、やったっ!倒したみたいだよ!」
13 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:53:13.52 ID:XxzJ//M30

海未「穂乃果っ!後ろですっ!」

穂乃果「えっ!?きゃあっ!」ドンッ

スライムBの攻撃!穂乃果にダメージ!

ことり「穂乃果ちゃんっ!!」

海未「穂乃果っ!くっ!!」キッ

穂乃果(ぐっ、痛いっ!・・・こ、この痛みは本物だ・・・やらないとやられる!)ゴホッ

穂乃果「剣なんか、使ったことないけど・・・!海未ちゃんの見よう見まねでっ!」シャキーン

穂乃果「てやぁ〜っ!」ザンッ

穂乃果の攻撃!会心の一撃!!
スライムBを倒した!


魔物の群れを倒した!

14 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:54:18.48 ID:XxzJ//M30

海未「穂乃果!!」タッタッタッ

ことり「穂乃果ちゃん、大丈夫!?」タッタッタッ

穂乃果「うん、痛みは感じるけど・・・海未ちゃんのビンタほどじゃないよ!」ジンジン

海未「・・・減らず口が叩けるのであれば大丈夫そうですね・・・」ホッ

ことり「よかった・・・けど、魔物・・・私たちはこれからこんな魔物たちと戦っていかなきゃいけないんだね・・・」フアンゲ

海未「魔王に近づいていくにつれ、魔物もどんどん強くなっていくでしょう・・・私たちは勝てるのでしょうか・・・」ウツムキ

穂乃果「勝つ・・・勝たなきゃいけないっ!私たちはそのために旅立ったんだもん!」グッ
15 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:56:27.28 ID:XxzJ//M30

海未「・・・ふふっ、穂乃果の言うことは自然と人をやる気にさせてしまいます」クスッ

ことり「ほんと♪・・・そうだよね。世界を救わなきゃならないんだったら、こんなとこで弱音はいてられないよね!」

穂乃果「そうと決まれば特訓だっ!このあたりの魔物は倒せるようにならないと!」



穂乃果「はぁっ!」ザンッ

ことり「やぁっ!」ボッ

海未「せいっ!・・・ふう、こんなところですか」スゥー

穂乃果「もうくたくただよ〜っ!」ペタン

ことり「そうだね〜、私も疲れちゃってもう魔法撃てないみたい・・・」ポッ

海未「そうですね・・・おや、あそこに灯りが見えますね」スッ

穂乃果「ほんとだ!あれは・・・家が見えるよっ。村じゃないかな!」
16 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 22:57:43.85 ID:XxzJ//M30

海未「ちょうどよかった。あの村の宿で一泊することにしましょう!」カサカサッ

ことり「っ!海未ちゃん、後ろに魔物が!」

海未「えっ!?うぐっ!」ボコッ

穂乃果「海未ちゃん!?・・・はぁ〜っ!メラっ!」ボッ

海未「けほっ!・・・穂乃果、助かりました・・・穂乃果もことりと同じ魔法を覚えたのですね。・・・いつっ!」ウデオサエー

穂乃果「ふっふっふっ!実はもう一つ、新技があるんだよね〜!腕だして〜ホイミ!」ポワーン

海未「傷が・・・治っていく・・・回復魔法と言うものでしょうか!?」

ことり「穂乃果ちゃん、すご〜いっ」

穂乃果「えへへっ!でも、メラもホイミもあまり乱発できないね・・・結構疲れちゃうよ・・・」グッタリ
17 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/28(月) 23:03:34.52 ID:XxzJ//M30

海未「ところで・・・さっきから気になっていたのですが、メラとホイミっていうのはさっきの魔法の名前ですか?」

穂乃果「うん、そうだよっ!これから使っていくことになると思うから名前つけとこうと思って!」

ことり「でも、何でメラとホイミなの?」ウーン

海未「メラはメラメラ〜って炎が燃えているから、そしてホイミは休みをもじったものでしょうか?」

穂乃果「さすが、μ's作詞担当の海未ちゃん!ご明察だよ!」

ことり「へえ〜面白いっ♪私もその名前、使わせてもらうねっ」

穂乃果「うん!あっ、話してるうちに村に着いたね!」タッタッタッ

ことり「ふぅ〜やっと休めるね〜」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/28(月) 23:31:40.03 ID:AJTpY+MH0
長編の予感
頑張ってくれ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/29(火) 00:29:33.00 ID:sIFerYO00
これからどうなるかだけど
単にゲームのストーリーなぞるだけなら駄作
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/29(火) 06:41:46.09 ID:vo1vP5t40
変なオリジナル入れられてもよくある改悪実写化アニメ映画現象おきるから普通になぞってもいいと思う、書きたいようにやらせればいい
大抵の人間は余計なことやって失敗するし…
21 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 07:26:02.52 ID:t9rfNoaJ0


レーベの村


穂乃果「今日はもう疲れたよぉ〜町を見て回るのは明日にして、今日はもう休もうよ」

海未「そうですね、今日は色々なことがありました。宿にいって休むことにしましょう!」


宿


穂乃果「ベッドがフカフカだぁ〜っ!」ポンポン

ことり「そうだねっ〜あれ・・・海未ちゃん、何してるの?」キョトン

海未「今日あった出来事を書いておこうと思って・・・まあ、冒険の書ってところですか」カキカキ

穂乃果「へぇ〜どれどれ・・・いつもと変わらない朝、いつもと変わらない目覚め、だがいつもと違う日常がそこにはあった。私は・・・」バサッ

海未「か、勝手に読まないでくださいっ!」ササッ

穂乃果「い、いいじゃんっ!減らないものじゃないんだし!」
22 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 07:26:45.82 ID:t9rfNoaJ0

ことり「まあまあ・・・二人とも・・・私はもう寝るね。おやすみ〜」ゴロン

穂乃果「おやすみ!ことりちゃん〜」フリフリッ

海未「お休みなさい。ことり・・・穂乃果、あなたも明日に備えて早く寝た方がいいですよ?」

穂乃果「やっ!・・・海未ちゃんが寝るまで穂乃果も起きてる・・・」フワァ

海未「・・・やれやれ、あと少しですから待っててください」カキカキ

穂乃果「うん・・・ふわ〜っ」コクリ コクリ

海未「・・・これでよしっと、では寝ましょうか」

穂乃果「じゃあ、明かり消すね」ボッ



穂乃果「海未ちゃん・・・起きてる?」ボソッ

海未「明日に備えて早く寝ろといいましたが?」クワッ
23 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 07:27:13.62 ID:t9rfNoaJ0

穂乃果「もし、これが夢で寝て起きたら元の世界に帰れてたらどうしよっか?」

海未「望みは薄いですが・・・それならばそのときです。今度こそいつも通りの日常が待っていることでしょう」

穂乃果「そっか・・・そうだよね・・・」

海未「残念・・・ですか?」

穂乃果「そうだね・・・どうせなら、やることはやって帰りたいよ」

海未「・・・どの道、帰れるか帰れないかは明日決まることです。今日は早く寝ましょう」

穂乃果「そうだね。ありがとう、海未ちゃん・・・今度こそ、おやすみ・・・」

海未「ええ、穂乃果。また明日・・・」
24 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 07:27:47.90 ID:t9rfNoaJ0


レーベの村 翌日 早朝


穂乃果「・・・zzz」スピー

ことり「ん・・・ふわぁ〜っ・・・海未ちゃん・・・?どこにいったのかな・・・」グググッ

ことり「ん・・・外から何か聞こえる・・・」


海未「はあっ!せいっ!」ブンッブンッ

海未(やはり・・・元の世界には戻れませんでしたか・・・ならば、せめて二人は私が守らなければ・・・)

ことり「おはよう♪海未ちゃん・・・こんな早くから剣の特訓?」
25 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 07:28:19.94 ID:t9rfNoaJ0

海未「はい、いつも朝に弓の朝練がありましたから、このくらいの時間に起きるのがが癖になってまして・・・」ブンッ

ことり「すごいね〜海未ちゃんは・・・」

海未「それほどでもありませんよ。・・・それに私は魔法が使えませんからこうやって剣術を磨くしかないのです」

ことり「海未ちゃん・・・あっ、そうだっ!海未ちゃん!そこで剣を構えてて!」

海未「はい、構いませんが・・・何をするんですか?」

ことり「ちょっと、やってみたいことがあるんだ!」ニコッ

26 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 07:28:58.23 ID:t9rfNoaJ0

穂乃果 LV4 勇者
なまけもの

銅の剣
皮の鎧
皮の盾

海未  LV5 戦士
くろうにん

銅の剣
皮の鎧
皮の盾

ことり LV5 魔法使い
やさしいひと

ひのきのぼう
旅人の服
皮の帽子
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/29(火) 08:10:17.03 ID:HZujrKaSO
>>26
ハノケチェン…
28 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 08:14:35.24 ID:t9rfNoaJ0

穂乃果「そして伝説へ・・・」第2話「出会い」


レーベの村 翌日 早朝


穂乃果「おはよう!二人とも!」タッタッタッ

海未「おはようございます。穂乃果」

ことり「おはよう、穂乃果ちゃん♪」

穂乃果「結局、寝てみても元の世界に帰ることはできなかったね・・・」

海未「まあ、そんな簡単に帰ることができるとは思っていませんでしたが・・・」

穂乃果「進もう!先に進んでいけば帰る手段も見つかるかもしれないし、それにまだ魔王も倒してないしね!」

ことり「そうだねっ!・・・それで、今日は何をするの?」

穂乃果「またこの辺りで悪さしてる魔物を追い払う?」

海未「二人は旅立ちの前に大臣が言っていたことを覚えていますか?」
29 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 08:15:09.16 ID:t9rfNoaJ0

穂乃果「大臣の言ってたこと?」クビカシゲ

ことり「確か・・・鍵がどうしたって言ってたねっけ〜?」

海未「はい、とうぞくのカギです。大臣の言葉によると旅をするために必要になってくるものなのでしょう」

穂乃果「じゃあ、それを探すんだね!でも、どこにあるんだろう・・・」

海未「それはわかりません。ですから、この村で情報を集めましょう!」



穂乃果「う〜ん、あまりいい情報は聞けなかったね・・・」

海未「これだけ聞いてもないと言うことはどこかに隠されているということではないでしょうか。そして、それがありそうなのは・・・」スッ

穂乃果「あれは・・・確か、ナジミの塔だっけ?」クビカシゲ
30 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 08:15:40.15 ID:t9rfNoaJ0

海未「湖の上に建つあの塔、隠された入り口を通らないといけないあそこが怪しいと思うのです」

ことり「確かに・・・アリアハンとかこのレーベの村にとうぞくのカギがないんだったらもうあそこしかないよね!」

穂乃果「じゃあ、目指すはあのナジミの塔だ!」

ことり「えっと・・・聞いた話によるとここから南にいったところにある森の中に秘密の入り口があるみたい!」

海未「では、準備を万全にしていくことにしましょう!」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/29(火) 08:38:23.69 ID:2DF6rifd0
ラブライブじゃなくても成立しそうな内容だな
32 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 10:05:14.87 ID:t9rfNoaJ0


レーベの村 前


海未「さあ、いきましょう!」

ことり「穂乃果ちゃん・・・どうしたの?」

穂乃果「私の道具袋が物凄くきついにおいを放ってる・・・!ううっ〜、臭いよぉ」プーン

ことり「あはは・・・薬草を入るだけ詰め込んだからね・・・そりゃあ臭うよね・・・」プーン

海未「何を言ってるのですか!薬草は攻撃を受けたとき傷を癒やすことができますし、回復魔法を使う穂乃果の負担も減らすことができるのですよ!」

穂乃果「確かにそうだけどぉ〜、何もこんなに詰め込まなくてもいいじゃんかぁ」

ことり「まあ慣れればなんてことない・・・こともないよぉ〜」ウエー

海未「我慢してください!・・・むっ、出ましたね!魔物です!」
33 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 10:06:01.65 ID:t9rfNoaJ0


魔物の群れが現れた!

いっかくうさぎが現れた!
おおがらす×2が現れた!

ことり「かわいい〜っ♪あのウサギさん・・・飼えないかな」

海未「魔物ですよ?飼えるわけないじゃないですかっ!・・・確かに可愛いですが・・・」クスッ

穂乃果「二人には悪いけど・・・倒すよっ!」タッタッタッ ザクッ

穂乃果の攻撃!いっかくウサギにダメージ!
おおがらすAの攻撃!

海未「遅いっ!」サッ

海未はひらりと身をかわした

ことり「海未ちゃんナイスっ!・・・いっくよ!メラっ!」ボンッ

ことりはメラを唱えた!おおがらすBにダメージ!

おおがらすBを倒した!
34 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 10:06:36.80 ID:t9rfNoaJ0

海未「そこですっ!」ザクッ

海未の攻撃!いっかくウサギにダメージ!
いっかくうさぎを倒した!

ことり「海未ちゃん!穂乃果ちゃんに練習の成果見せようよ!」

穂乃果「・・・?」ポカーン

海未「そうですねっ!ことり、お願いします!」タッタッタッ

ことり「メラっ!」ボンッ

穂乃果「!?メラが海未ちゃんの方に!」

海未「っ!!いきますっ!かえん斬り!!」ボオォォ

海未はかえん斬りを放った!おおがらすAにダメージ!
おおがらすAを倒した!


魔物の群れを倒した!

35 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 10:07:21.96 ID:t9rfNoaJ0

穂乃果「すご〜いっ!二人とも!!」

ことり「うまくタイミング合わせられたね♪」グッ

海未「練習の成果が出ました!」グッ

穂乃果「いったい、いつの間に練習したの?」キョトン

海未「あなたが気持ちよく寝ていたときですよ。ことりが考えついたんです」

ことり「うん!魔法と剣、両方合わせたらどうなるんだろうって思ったんだ♪そしたら、この技が出来たの!」

穂乃果「すごいっ!新必殺技だね!」

海未「強力な技ではありますがそれゆえことりに負担をかけてしまいます。これを使うのはここぞというときにしましょう」

ことり「そうだね〜・・・あ、あそこの森かな」スッ
36 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 10:08:07.30 ID:t9rfNoaJ0

穂乃果「ん?・・・見て!あそこだけ木がおかしいよ!」ビシッ

海未「ナジミの塔に通じる抜け道かもしれません!いきましょう!」



穂乃果「あっ!こんなところに階段がっ!」

ことり「入ってみようよ!」

海未「中は暗いですから気をつけて進みましょう」

穂乃果「そうだよ!二人とも、慎重に行かなきゃ駄目だからねっ!独断行動なんてもってのほかだよ!」

海未「・・・私は主に、あなたに言っているのですが」ジー

穂乃果「ひど〜いっ!私はそんな事しないよっ!ね、ことりちゃん?」チラッ

ことり「あはは・・・ごめん、穂乃果ちゃん・・・こればっかりはフォロー出来ないよ〜」ニッコリ
37 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 10:08:42.94 ID:t9rfNoaJ0

穂乃果「ことりちゃんまで〜穂乃果をバカにして・・・ひどいよ〜」ウルウル

海未「日頃の行いですよ。言われたくなければ日頃の行いを・・・」ヤレヤレ

穂乃果「あっ!宝箱がある〜っ!」タッタッタッ

海未「言ったそばからこれですかっ!」プンスカ

ことり「穂乃果ちゃんらしいというか何というか・・・」アハハ

穂乃果「これは・・・お金だ!でも、たった32G・・・」チャリーン

海未「ふむ・・・薬草が4つ分買えますね」

ことり「どうして薬草換算なのかなぁ」キョトン

穂乃果「見てっ、向こうには上に上がる階段があるよ!」ビシッ
38 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 15:28:55.91 ID:t9rfNoaJ0


ナジミの塔


ことり「ここは・・・ナジミの塔だね!」

穂乃果「あそこにはアリアハン、向こうにはレーベの村があるよっ!」スッ

海未「湖の真ん中に建つこの塔に実際に私たちがいるというのは何だか感慨深いですね」

ことり「この羽根・・・魔物が住んでる痕跡もあるから気をつけて進んでいかないとねっ」

穂乃果「大丈夫っ!どんな魔物が来ても、軽く蹴散らすよっ!」

海未「確かに私たちは最初に比べて強くなりましたが油断は禁物ですよ?」

穂乃果「わかってる・・・じゃあ、進んでいこうっ!」
39 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 15:30:37.17 ID:t9rfNoaJ0

ナジミの塔 3階


海未「たあっ!」ザクッ

穂乃果「メラっ!」ボンッ

ことり「結構進んでみたけど出てくる魔物は外とそんなに変わんないみたいだね〜」カチカチ

穂乃果「ん、何?今の音・・・」カチカチ

海未「・・・何かを鳴らしている音・・・?・・・しかも、音がどんどん近くなってきています!」カチカチ

穂乃果「っ!?くるよっ!」シャキーン

40 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 19:56:13.55 ID:t9rfNoaJ0


さそりばち×4が現れた!


ことり「さそり?はち?よくわかんないね〜」

穂乃果「数が多いよっ。気をつけていこう!」

海未「はあっ!」タッタッタッ ザクッ


海未の攻撃!さそりばちAにダメージ!
さそりばちAを倒した!


海未「まずは一匹っ!一匹一匹はさほど強くないみたいです。落ち着いて対処していけば・・・」

ことり「っ!仲間のさそりばちが何かしてるみたい!」


さそりばちBは仲間を呼んだ!さそりばちEが現れた!


穂乃果「うわっ!ふ、増えたよっ!」アワワ
41 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 19:57:20.14 ID:t9rfNoaJ0

海未「仲間を呼び寄せたのですか・・・!?」クッ

穂乃果「くっ!せやぁっ!」ザクッ


穂乃果の攻撃!さそりばちCにダメージ!
さそりばちCを倒した!
さそりばちDは仲間を呼んだ!さそりばちFが現れた!


穂乃果「こ、これじゃきりがないよっ!こうなれば、メラで一気に・・・」ポォォォ

海未「メラでは範囲が足りません!さそりばちが残ってしまえばまた仲間を増やされるでしょう・・・!」

穂乃果「一斉に倒さなくちゃいけないってこと!?そんなのどうすればいいの!?」アセアセ

海未「穂乃果や私では群れ全体に攻撃をするすべはないですが、ことり・・・あなたなら?」チラッ
42 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 19:58:18.55 ID:t9rfNoaJ0

ことり「・・・一つ試してみたい魔法があるの。決まれば一気に倒すことができると思う!」グッ

穂乃果「本当っ!?」

ことり「でも、少し時間がかかちゃうからそれまで・・・」

海未「それまでの時間は私たちが稼ぎましょう!」グッ

穂乃果「ことりちゃんには指一本・・・針一本?・・・とにかく、触れさせないよ!」グッ


さそりばちCの攻撃!穂乃果にダメージ!
さそりばちDの攻撃!海未にダメージ!


穂乃果「ぐうっ!まだまだっ!」ボウギョ
43 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 19:59:56.10 ID:t9rfNoaJ0


穂乃果は身を守っている!
さそりばちEの攻撃!海未にダメージ!
さそりばちFの攻撃!海未にダメージ!


海未「この程度・・・!」ボウギョ


海未は身を守っている!


ことり「あと少し・・・穂乃果ちゃん、海未ちゃん・・・頑張ってっ!」ポォォォ


さそりばちCの攻撃!穂乃果にダメージ!
さそりばちEの攻撃!海未にダメージ!


穂乃果「うあっ!・・・ちょっとまずいかも・・・」フラッ

海未「ほ、穂乃果!くっ・・・頑張って持ちこたえてください・・・!」フラッ
44 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 20:01:06.52 ID:t9rfNoaJ0


さそりばちFの攻撃!穂乃果にダメージ!
さそりばちDの攻撃!海未にダメージ!


海未「ま、まだですか・・・ことり・・・?」ボウギョ

穂乃果「早くしないと・・・し、死んじゃう・・・」ボウギョ

ことり「・・・できたっ!二人とも、壁の方に走ってっ!」ポォォォ

穂乃果「!」タッタッタッ 海未「!」タッタッタッ

ことり「いくよっ!ギラっ!!」ドドドドッ


ことりはギラを唱えた!さそりばちたちにダメージ!
さそりばちたちを倒した!


魔物の群れを倒した!

45 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 23:01:59.86 ID:t9rfNoaJ0

穂乃果「す、すごいっ!」ペタン

海未「あれだけいたさそりばちを一瞬にして黒こげにしていきました・・・」フラッ

ことり「はあっ・・・はあっ・・・二人ともっ!いっぱい怪我してるっ・・・早く治さないと!」

穂乃果「回復しないとね・・・ホイミっ!」ポワーン

海未「ありがとうございます。それにしてもギラと言いましたかあの魔法は・・・」

穂乃果「そうそう!いつの間にあんな魔法を覚えたの?」

ことり「この前の戦闘中にふと思いついたこの魔法を初めて使ってみたんだけど・・・成功してよかったよ〜・・・!?」フラッ
46 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 23:03:34.65 ID:t9rfNoaJ0

海未「っ!?ことり!」ダキッ

ことり「ギラはメラよりも負担が大きいみたい・・・一回撃つだけで今の私じゃ息切れしちゃう・・・」フゥゥ

穂乃果「大丈夫?いけそう?」フアンゲ

ことり「うん、もう大丈夫だよ〜」ストッ

穂乃果「よかった・・・よしっ!穂乃果の回復もバッチリっ!」

海未「では、先に進みますか。そろそろ最上階のはずです!」


47 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 23:05:27.17 ID:t9rfNoaJ0


ナジミの塔 最上階


穂乃果「ここは?何か、人の部屋みたいなところに出たけど・・・」キョロキョロ

海未「見たところ、ここがこの塔の頂上のようですね」

ことり「妙に生活感があるね・・・でも、まさかこんな場所に人なんか・・・」

老人「・・・zzz」スピー

「・・・」

老人「はっ!・・・ん、なんじゃ?今日は客が多いのぉ」

海未「あの、すみません!ここにとうぞくのカギがあると思い、来たのですが・・・」

穂乃果「どこにあるかおじいさん、わかりませんか?」
48 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 23:06:32.89 ID:t9rfNoaJ0

穂乃果「どこにあるかおじいさん、わかりませんか?」

老人「ふむ、さっきまで持っておったんじゃが・・・」

穂乃果「っ!やっぱりここにあったんだ!」

ことり「でも・・・さっきまでって・・・?」

海未「どういうことですか?」

老人「実はさきほど、おぬしらの前にここに来たものに渡してしまったのじゃ」

穂乃果「ええっ!?じゃあ・・・もう、とうぞくのカギは・・・?」

老人「もうないのぉ」
49 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 23:07:29.34 ID:t9rfNoaJ0

ことり「そんな・・・まさか、無駄足だったの・・・?」

海未「まだ諦めるのには早いです!その人を追いかけてみましょう!」

穂乃果「うん!おじいさん、その人がどんな人だったか・・・どんなことでもいいので教えてくださいっ!」

老人「・・・小柄な女盗賊じゃな。それもなかなかの実力者と見たぞい。確か、今日はレーベで泊まると言っておった気がするのぉ」

穂乃果「レーベで一泊・・・わかりましたっ!いろいろとありがとうございました!」

海未「では、急いでレーベの村へ行きましょう!」

ことり「でも、どうやって戻るの?」
50 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/29(火) 23:08:36.07 ID:t9rfNoaJ0

穂乃果「そうだよ!もう一回、この塔を降りてたら帰るのは朝になっちゃうよ!」

海未「これを使います」スッ

ことり「これは?何かの羽根みたいだけど・・・」

海未「これはキメラのつばさと呼ばれるものです。キメラという魔物からとれる羽根でこれを使えば一度いった所ならどこでも瞬時に行くことができるとか」

穂乃果「へえ〜っ!じゃあ、早速使ってみようよっ!」ワクワク

海未「行きます。二人とも、しっかりと捕まっててください!」ポイッ

ことり「わわっ!身体がっ〜っ!!」ビューン
51 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 06:59:21.22 ID:DovwNqQ50


レーベの村 夕方


穂乃果「おえっぷ・・・空を飛んでいくのって思ってたのと全然違うよぉ」フラッ

ことり「でも、本当に一瞬でレーベの村まで戻れたね♪」

穂乃果「うんっ、これがあれば学校に遅刻せずにすむのにね・・・」ヨロッ

海未「現実にないものをねだっても仕方ありませんよ。そんなことより、とうぞくのカギを持っていった人を探しましょう!」

ことり「この村で一泊するって言ってたよね。もういい時間だし、もしかしたら宿屋にいるんじゃないかな?」

穂乃果「じゃあ、宿屋へゴーっだよ!」タッタッタッ

52 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 07:00:19.68 ID:DovwNqQ50


宿屋


海未「すみません!今、部屋を借りている人で女の子が一人のところはありませんか?」

宿屋の人「二階の部屋に一人、女の子がお泊まりになられていますが・・・?」

穂乃果「ありがとうございます!二階だって!いこうっ!」タッタッタッ




ことり「ここだねっ・・・すみませ〜んっ」コンコン

???「・・・何?忙しいから後にしてもらえない?」

穂乃果「ん?どこかで聞いたことがあるような・・・」

海未「確かに・・・今、お話したいのです!ご迷惑をおかけしますが話を・・・」コンコン ガチャ

???「もうっ!何よっ・・・って、あんたたち・・・!?」

ことり「えっ!?」海未「あなたはっ!?」

穂乃果「にこ・・・ちゃん・・・?」

53 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 07:00:51.80 ID:DovwNqQ50


穂乃果 LV6 勇者
なまけもの

銅の剣
皮の盾
皮の鎧
皮の帽子

海未  LV7 戦士
くろうにん

銅の剣
皮の盾
皮の鎧
皮の帽子

ことり LV7 魔法使い
やさしいひと

ひのきのぼう
旅人の服
皮の帽子
54 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 12:14:00.35 ID:DovwNqQ50
穂乃果「そして伝説へ・・・」第3話「別大陸へ!」



にこ「穂乃果に海未、ことりまで・・・あんたたちもこの世界に来てたの!?」ギョッ

穂乃果「それはこっちのセリフだよ〜っ!!」

海未「・・・と言うことはあなたがナジミの塔にあったとうぞくのカギを?」

にこ「ええ・・・ほら」スッ

ことり「すご〜いっ!ひとりであの塔を登りきったんだ〜っ!」

にこ「ふ、ふんっ!まあ、このにこにかかればカギを取ってくることなんて朝飯前よっ」

にこ「それより・・・あんたたち、今までどこにいたのよ?」

海未「実は・・・」グゥー

穂乃果「ごめ〜んっ!でも、お腹すいちゃったよぉ・・・その話はご飯食べながらでいいんじゃないかな?」

にこ「それもそうね・・・下に降りて宿のご飯を食べにいくわよ!話はそこで聞くわ」
55 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 12:14:59.50 ID:DovwNqQ50



にこ「もぐもぐ・・・なるほど、あんたたちはアリアハンの勇者として旅立ったっていうわけね〜」パクッ

穂乃果「ごくごくっ・・・うん、いろいろ大変だったよぉ〜」ゴックン

海未「二人とも、行儀が悪いですよ・・・それで、にこ・・・あなたはどこにいたのですか?」

にこ「にこは一昨日、この村のこの宿屋からスタートしたの」

ことり「一昨日ってことは私たちと同じだね」

にこ「最初はパニックになったけど、この村で話を聞いてくうちに、ここがもといた世界とは違うってことに気づいたのよ」

穂乃果「私たちがいた世界は魔物とか魔法とかは存在しないものだしね〜」

にこ「あとはアリアハンにいってもっと話を聞いてみたり、話に何回か出てきたとうぞくのカギを取りに行ったりってとこかしら」
56 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 12:15:56.73 ID:DovwNqQ50

海未「見事に行き違いになったということですね・・・」

にこ「そうね。まあ、これからは一緒にいかせてもらうわよ!正直言うと、さっきいったナジミの塔なんか一人ではきつかったのよ!」

穂乃果「うんっ!にこちゃんがきてくれれば旅が賑やかになるよ〜!」

ことり「そこは戦力になるっていってあげようよ・・・」アハハ


盗賊 にこが仲間に加わった!


海未「・・・それでは、今後の方針を決めていきましょうか」

ことり「とうぞくのカギを手に入れたはいいけど、それはどこで使えばいいのかな?」クビカシゲ

にこ「あれ、知らないの?これは別の大陸にいくのに必要になるものなのよ」

穂乃果「別の大陸!?」ガバッ
57 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 12:16:57.53 ID:DovwNqQ50

にこ「私も詳しくは知らないけど、ここから西にいったとこにあるいざないの洞窟ってとこから行けるみたい」

海未「その話なら、情報収集の際に聞きましたね。旅の扉と呼ばれるワープ装置を使って、別大陸へと渡るみたいです」

穂乃果「わ、ワープ装置!?そんなものまであるんだっ!?」

ことり「じゃあ、明日はそこにいくんだね♪」

穂乃果「アリアハンとは違った大陸かぁ〜っ!何だか、ワクワクしてきたよっ!」キャッキャッ

58 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 15:15:32.06 ID:DovwNqQ50



穂乃果「ふう〜っ!食べた食べた〜」ゴロン

ことり「穂乃果ちゃん・・・食べてすぐ横になると牛になっちゃうよ〜っ!」

にこ「そんなこと、穂乃果に言っても無駄よ・・・ところで海未は何をしてるの?」

ことり「ああ、冒険の記録をしてるみたい。日記みたいなものだって〜」

にこ「ふ〜ん・・・」テクテクテク

海未「・・・」カキカキ

にこ「なになに・・・仲間から放たれし、紅蓮の炎を我が剣に灯らせ、この世に悪をもたらす魔の者を切り裂く・・・」ガバッ

海未「あああ、あなたは最低ですっ!あなたは最低ですっ!」カァァァ

にこ「な、何よ・・・少しくらいいいじゃない?」
59 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 15:17:37.56 ID:DovwNqQ50
海未「嫌です!駄目です!無理ですぅ!!」カァァァ

にこ「わ、わかったわ・・・悪かったわね」

海未「顔からPsychicfireが出そうです・・・」

ことり「ふふっ・・・そのときはShangri-lashowerでいやしてあげるね♪」

にこ「じゃあ、もう一度ありふれた悲しみの果てに落としてあげるわ!」

穂乃果「そんなことより、ユメノトビラが見たくなってきたよぉ〜そろそろ寝ようよ」

海未「そうですね・・・明日は別大陸にいくのです。英気を養うとしますか」

ことり「じゃあ、おやすみ〜♪」

にこ「おやすみにこ〜」
60 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 20:36:35.27 ID:DovwNqQ50


レーベの村 前 早朝


海未「さあ、いきましょう!」

穂乃果「・・・zzz」グー

にこ「・・・朝から元気ね・・・」フワァ

海未「あなたたちが弱すぎるんです。穂乃果、起きてください!」

ことり「穂乃果ちゃん〜?立ったまま寝れるって何だかすごいね・・・」ユサユサ

海未「穂乃果!・・・っ!?」キッ

にこ「魔物みたいね・・・それも囲まれたみたいよ!」

穂乃果「・・・zzz」グッスリ

ことり「穂乃果ちゃんは一旦、おいといて今はこの魔物たちを倒そう!」
61 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 23:26:57.71 ID:DovwNqQ50


魔物の群れが現れた!

ホイミスライムが現れた!
じんめんちょうが現れた!
フロッガー×2が現れた!

穂乃果は眠っている!


海未「数が多いです!各個撃破していきましょう!」

にこ「さあ、いくわよっ!」タッタッタッ

ことり「早いっ!?すごい素早さだよ!」

にこ「盗賊なめんじゃないにこっ!えいっ!」ザクッ


にこの攻撃!ホイミスライムにダメージ!


海未「にこに続きます!せやぁっ!」ザンッ


海未の攻撃!ホイミスライムにダメージ!
ホイミスライムを倒した!

62 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 23:27:46.92 ID:DovwNqQ50
ことり「海未ちゃん、ナイス♪・・・!その蝶さん、何かしてくるよっ!」


じんめんちょうはマヌーサを唱えた!


海未「むっ・・・敵が増えた?違う、これは・・・」

にこ「幻覚の魔法ね・・・厄介にこ・・・」

ことり「私は平気みたい!凍りついちゃえ〜・・・ヒャドっ!」カチン


じんめんちょうを倒した!
フロッガーAの攻撃!海未にダメージ!


海未「っ!・・・いったいどこから・・・?」


フロッガーBの攻撃!にこにダメージ!

63 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 23:28:35.99 ID:DovwNqQ50
にこ「いったいわね〜っ!このっ!」スッ


にこの攻撃!フロッガーAはひらりと身をかわした!


海未「集中・・・そこですっ!」ズシャ


海未の攻撃!会心の一撃!!
フロッガーAを倒した!


ことり「もう一回・・・ヒャドっ!」カチン


ことりはヒャドを唱えた!フロッガーBにダメージ!
フロッガーBを倒した!


魔物の群れを倒した!

64 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 23:29:32.30 ID:DovwNqQ50

にこ「幻覚を見せる魔法・・・厄介な魔法を使ってくる敵だったわ・・・」

海未「はい、ですが・・・敵の動きをよく観察していれば見分ることは難しくないと思います」

ことり「そんなことができるのは海未ちゃんくらいだよ〜それにしても・・・」チラッ

穂乃果「・・・zzz」スピー

にこ「近くで戦いがあったってのにまだ寝続けているなんて・・・たいしたもんね・・・」

海未「・・・」プルプル

ことり「う、海未ちゃん・・・顔が怖いよ・・・」ガクガク

海未「穂乃果ぁっ!!」クワッ

穂乃果「んあっ!?な、何!?魔物?」ビクッ

海未「魔物ならさきほど片付けました!あなたが眠りこけている間にっ!穂乃果、あなたは大体・・・」

65 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/30(水) 23:48:06.47 ID:DovwNqQ50
一応、書き貯めはまだありますが、更新頻度はこのくらいで良いでしょうか・・・?
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 00:59:29.61 ID:fgpKmY/Wo
ええよ
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/31(木) 02:27:37.30 ID:5SbU+JLz0
マイペースにエタらずよろしく
68 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 07:00:49.89 ID:R+Bd+KcO0



海未「わかりましたか!?」キッ

穂乃果「はいぃ〜!ごめんなさいっ・・・海未ちゃん・・・」ウルウル

海未「・・・!わ、わかったならいいのです!・・・私も少し言い過ぎましたね・・・」

にこ「まったくよ・・・小一時間、小言を聞き続けなきゃいけないこっちの身にもなりなさいよね〜」

ことり「いつもこんな感じだから、私はもう慣れちゃったなぁ〜」アハハ

穂乃果「うわ〜んっ!ことりちゃん!」ダキッ

ことり「よ〜しよし・・・」サスッサスッ

海未「・・・ん?何かが見えてきましたね・・・あれは、湖ですか」

にこ「あそこがいざないの洞窟への入り口みたいね」
69 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 07:01:31.17 ID:R+Bd+KcO0


いざないの洞窟


穂乃果「中に入ったのはいいけど・・・行き止まり?」ペタペタ

ことり「旅の扉っていうのはどこにあるの?」

海未「・・・いえ、行き止まりではないようです。どうやら、この先に道があるようです」コンコンッ

穂乃果「じゃあ、先に進むにはこの壁を壊していかなきゃダメってこと!?」

海未「そうですが、普通の方法で破壊していては時間がかかりすぎてしまいますね・・・」

ことり「じゃあ、どうやって破壊するの?」

にこ「ここで、これの登場よ!」スッ

穂乃果「玉?なにこれ・・・」キョトン

にこ「魔法の玉っていうレーベの村の物好きなおじいさんがこの壁を壊すために調合してくれたものよ」
70 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 07:02:57.94 ID:R+Bd+KcO0

ことり「ということはそれがあれば・・・!」

海未「あの壁を破壊できるということですね!」

にこ「そういうこと!じゃ、いくわよっ!」ポイッ

穂乃果「うわっ!?」ゴゴゴゴッ

ことり「すごい爆発っ!目をあけてられない・・・」ゴゴゴゴッ

海未「・・・収まったようですね・・・」

穂乃果「す、すごいっ!本当にあの壁に穴があいてるっ!」キャッキャッ

にこ「いい?ここから先に進めるのはにこのお陰なんだからね〜感謝しなさいよ?」

海未「さあ、壁は破壊されました。先に進みましょう!」

ことり「そうだね♪」

にこ「スルーしないでよっ!」ニコォ

穂乃果「ん?宝箱がある・・・どれどれ」ガチャン

海未「地図のようですね。しかも、全部の国が記載されている・・・」ペラッ

穂乃果「アリアハン大陸ってこんなに小さいんだ・・・」

にこ「ありがたく使わせてもらいましょ!こっちに階段があるわ!」
71 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 07:04:02.86 ID:R+Bd+KcO0



ことり「中は結構暗いね・・・松明の炎しかないからちょっと怖いよ・・・」

にこ「大丈夫よ〜どこぞの元生徒会長は暗いところにいると怯えるほどの恐怖症なのよ?」

穂乃果「あははっ〜・・・そういえば、海未ちゃんにことりちゃんににこちゃんまでいるとなったらやっぱり皆もこの世界に来てるのかな?」

海未「その可能性が高いですね。いったいどこにいるのやら・・・」

ことり「大丈夫だよ〜旅してればいずれ会えると思うな♪」

にこ(どうしてるかしら・・・あの子・・・世間知らずなとこがあるから少し心配ね・・・)
72 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 07:04:46.09 ID:R+Bd+KcO0

穂乃果「にこちゃん〜今、誰のこと考えてたのかな〜?」ニヤニヤ

にこ「ち、違うわよ!誰が真姫のことなんか!」アタフタ

海未「ん?今、真姫と・・・?」

ことり「穂乃果ちゃんは一言も真姫ちゃんのこと言ってないのにね〜おかしいねっ?」クスッ

にこ「〜〜っ///そんな馬鹿なこといってないで先に進むわよっ///」カァァァ

ことり「ふふふっ・・・あっ!何か、光が見えてきたよ!」

穂乃果「ほんとだ!旅の扉ってやつかな?」タッタッタッ

海未「光が近づいてきてる?・・・っ!?穂乃果、下がってっ!!」

穂乃果「えっ?」

73 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 12:14:07.25 ID:R+Bd+KcO0


魔物の群れが現れた!

まほうつかい×2が現れた!
アルミラージが現れた!

いきなり襲いかかってきた!

まほうつかいAはメラを唱えた!穂乃果にダメージ!


穂乃果「きゃあ〜っ!!」ボンッ

海未「穂乃果っ!」タッタッタッ

にこ「海未!もう一発くるわよっ!」


まほうつかいBはメラを唱えた!海未にダメージ!


海未「ぐうっ!奇襲ですか・・・!」ボンッ
74 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 12:15:00.18 ID:R+Bd+KcO0

ことり「この感じ・・・あのウサギさん、魔法を!?」アセアセ


アルミラージはラリホーを唱えた!


穂乃果「ほえ〜」バタンッ

ことり「ま、枕〜っ」バタンッ


穂乃果は眠ってしまった!
ことりは眠ってしまった!


にこ「穂乃果っ!ことりっ!(枕・・・?)」

海未「相手を眠らせる魔法ですか・・・厄介ですね・・・!」

にこ「どうする・・・ここは一旦、逃げる?」

海未「いえ、ここは・・・戦いましょう!にこ、援護をお願いします!」

にこ「任せなさいっ!」
75 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 12:16:59.85 ID:R+Bd+KcO0
海未「好き勝手にやってくれましたねっ!はあっ!」ザクッ


海未の攻撃!アルミラージにダメージ!


海未「にこっ!」

にこ「わかってる!行動させる前に・・・倒すっ!」ザクッ


にこの攻撃!アルミラージにダメージ!
アルミラージを倒した!


海未「これでもう眠らされる心配はありませんが・・・」チラッ

にこ「海未!魔法がくるわよ!」


まほうつかいAはメラを唱えた!海未にダメージ!


海未「あぐっ!」ボンッ
76 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 12:18:35.29 ID:R+Bd+KcO0


まほうつかいBはメラを唱えた!にこにダメージ!


にこ「うあっ!」ボンッ


穂乃果は目を覚ました!


海未「ぐっ、ううっ・・・こんなところで負けるわけにはいかないのですっ!」タッタッタッ


海未の攻撃!


穂乃果「海未ちゃん!受け取って・・・メラっ!!」ボッ

にこ「穂乃果!目を覚ましたのねっ!」

海未「穂乃果!?・・・はあぁ〜っ!!かえん斬り!」ボォォォン


海未はかえん斬りを放った!まほうつかいAにダメージ!
まほうつかいAを倒した!


にこ「・・・そこよっ!!」ナイフナゲー


にこの攻撃!会心の一撃!!
まほうつかいBを倒した!


魔物の群れを倒した!

77 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 19:59:29.07 ID:R+Bd+KcO0

海未「何とか・・・倒せましたね・・・」グッ

にこ「相手を強制的に眠らせる魔法、ね・・・かなり危なかったわ・・・もし全員眠らされたならどうなっていたか・・・」

穂乃果「今回は間に合ってよかったよ・・・もう怒られるのはこりごりだからね〜」アハハ

ことり「みんな、ごめんね・・・」

海未「敵の術によって眠らされたのならば、何もいいません。仕方のないことです・・・ですが、何ですか・・・あの枕は・・・!」

ことり「いや〜海未ちゃんも知ってるでしょ?あれないと眠れなくて・・・」

海未「あっ、そうでしたね・・・じゃないんですよ!寝なくていいんです!」

穂乃果「あはは〜!」

にこ「海未、ナイスツッコミね!」

海未「・・・」クワッ

穂乃果「さささ、先に進もうよっ!」

にこ「そ、そうね!それがいいわっ!」

ことり「ご、ごめんなさ〜いっ!!」
78 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 20:00:14.47 ID:R+Bd+KcO0

ことり「あっ・・・あそこ、扉があるよ!」

穂乃果「どれどれ・・・んぐぐぐぐっ!開かない〜っ!!」ペタリ

海未「・・・何やってるんですか・・・カギがかかっているんですよ?にこ」

にこ「とうぞくのカギね・・・開いたわ!」ガチャ

ことり「うわ〜っ!何か青いグルグルしたものがあるね・・・!」

にこ「これが旅の扉・・・ここから別大陸にいけるのね」

穂乃果「これはどうやって使うの?」

海未「単純に乗れば移動するものかと・・・それで、誰からいきます・・・?」

「・・・」
79 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 20:01:40.99 ID:R+Bd+KcO0

ことり「私は遠慮しとくね・・・」

海未「私も嫌です!だ、誰か先に行って安全を・・・!」

穂乃果「ええっ!そういうのは言い出しっぺがいくものだよねっ!」

海未「嫌です!誰も口にしないから仕方なく振ったんです!」

穂乃果「じゃあ・・・」チラッ

にこ「にこっ!?にこを見ないでよ!」

穂乃果「こういうのは上級生のにこちゃん先輩がいくものじゃないかな?」グイグイ

にこ「μ'sに先輩も後輩もないんでしょ!嫌にこ〜っ!」クビフリ

穂乃果「あっ!ごめん!手が滑ったぁ!」ドンッ

にこ「ちょ!穂乃・・・」シュン

ことり「き、消えた!?」アワワ

海未「ワープしたんでしょうか・・・?それとも・・・」ガクガク

ことり「怖いこといわないでよ〜」ガクガク

にこ「なにすんのよ!」シュン

穂乃果「あっ、ワープできたみたい」

にこ「にこを人柱に使わないでよっ!」ビシッ

海未「安心しました。さあ、いくことにしましょう!」

にこ「ちょっとっ!」ビシッ

ことり「みんなでせぇ〜のでいこうよ!」

にこ「それを最初にしなさいよ!」ビシッ

穂乃果「じゃあいくよ〜っ!せぇ〜のっ!!」



to be continued...

80 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 20:02:27.74 ID:R+Bd+KcO0

にこ LV9 盗賊
みえっぱり

ブロンズナイフ
皮の盾
旅人の服
81 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/08/31(木) 23:35:44.66 ID:R+Bd+KcO0
穂乃果「そして伝説へ・・・」第4話「カンダタ」



穂乃果「うわっ!ととっ・・・ついたみたいだね!」タッタッタッ

ことり「ってことはもうここは・・・」ワァァァ

にこ「別大陸よっ!とはいってもそんなに景色はアリアハンと変わんないわね〜」

海未「ふむ・・・この地図によると近くにロマリアという大きな国がありますね」バサッ

穂乃果「あっ!それってあれじゃない?」スッ

ことり「確かにあそこに大きなお城が見えるね♪」

にこ「アリアハンには・・・負けるくらいの大きさね。まあ、あそこが大きいだけかしら」

海未「それでは、まずあの城に向かうとしましょう」
82 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 00:14:33.86 ID:C2GMAlPo0


ロマリア 城下町


穂乃果「わあ〜っ!」タッタッタッ

ことり「何だかオシャレな所だね〜私は住むんだったら、アリアハンよりこのロマリアがいいなぁ〜」ウットリ

海未「穂乃果!あまり私たちから離れすぎないでください!迷子になりますよ?」ジトー

穂乃果「ならないよ〜」キャッキャッ

にこ「で、どうすんのよ?宿にいくにはまだ早い時間だけど・・・」

海未「そうですね・・・そろそろ、武器や防具を新調しなければなりませんか・・・ここの武具屋を見てみますか」ウーム

ことり「了解〜っ!穂乃果ちゃん!いくよ〜・・・どうしたの?」キョトン
83 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 00:16:04.38 ID:C2GMAlPo0
穂乃果「ちょ、ちょっとまって・・・あそこ、モンスター格闘場って書いてあるよ!」スッ

にこ「モンスター格闘場?何よ、それ・・・」

海未「格闘場というくらいですから魔物同士を戦わせているのでしょうか?」

穂乃果「ちょっと覗いてみようよ!装備品なら後でも見れるでしょ?お願い!海未ちゃん・・・」ウルウル

海未「・・・仕方ありませんね・・・少しだけですよ?」ニコッ

穂乃果「やった〜っ!じゃ、みんないこっ!」タッタッタッ

にこ「まったく・・・穂乃果には甘いのやら厳しいのやら・・・まあ、気持ちはわからないこともないけどね」

ことり「そうだね♪仕方ないよ〜穂乃果ちゃんだから♪」クスクスッ

海未「何をしているのですか。2人とも、行きますよ?」

ことり「うん、今いくよ♪」タッタッタッ
84 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 08:16:02.85 ID:C2GMAlPo0


モンスター格闘場


ウオオオオオオッ

にこ「す、すごい熱気ね・・・」アセアセ

ことり「中央の闘技場をみんな見てるみたいだよ〜」スッ

穂乃果「どれどれ〜うわっ、ほんとに魔物が戦ってる!?」

海未「やはり、魔物同士を戦わせるといったものですね・・・なるほど、あの魔物たちは賭けの対象となっているわけですか」

穂乃果「どういうこと?」クビカシゲ

ことり「勝つと思う魔物にお金を賭けて、その魔物が勝てばお金は増えるけど、負けたらその賭けたお金は持っていかれちゃうってことかな〜」

穂乃果「なるほど・・・」
85 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 08:16:54.08 ID:C2GMAlPo0

にこ「それにしても、よくあの魔物たちを従わせてるわね〜どうやってるのかしら・・・」

海未「おそらく、人工的に育成したものでしょう。野生の魔物は捕獲したところで言うことなど聞きはしないでしょうが、1から育てたものとなれば話は別です」

穂乃果「ねえねえ!一回・・・」ワクワク

海未「ダメです。賭け事は我が身を滅ぼすだけです」キッパリ

穂乃果「ええっ!ここまできたのに・・・せっかくだから賭けてみようよ〜!」

ことり「穂乃果ちゃん・・・よってあげたいのはやまやまだけど私たちの冒険の目的を忘れちゃダメだよ?」

にこ「それにお金だってそこまで余裕あるわけじゃないから、賭けて負けたりしたときは・・・ああ、考えたくないにこぉ」ニコォ

穂乃果「むぅ・・・わかった・・・みんな、ごめんね・・・」ションボリ

海未「・・・さあ、装備品を見に行きましょう!」

穂乃果「うん・・・」
86 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 10:17:08.37 ID:C2GMAlPo0



ことり「思ってたよりも全然、いい装備が売ってあったね!」

海未「そうですね。・・・そろそろいい時間帯です。さあ、宿に向かいましょう!」

にこ「賛成〜もう疲れたにこ〜」ニコォ

穂乃果「そうだね・・・それがいいと思うよ」トボトボ

ことり「穂乃果ちゃん、まだ落ち込んでる・・・ねえ、海未ちゃん・・・一回くらいならいいんじゃないかな・・・?」

海未「・・・はあ、結局こうなってしまうんですね・・・わかりました!一回だけ、一回だけですよ!」ハァァァ

穂乃果「海未ちゃん・・・!」パァァァ

にこ「ふふっ・・・やっぱり、穂乃果には甘いわね・・・」クスッ

穂乃果「大好き〜っ!!」ギュ

海未「///さ、さあ、暗くならないうちにいきましょう!」カァァァ

87 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 15:36:13.69 ID:C2GMAlPo0



おっさん「さあ、モンスター格闘場はこちらだよ〜っ!どのモンスターが勝つかズバリ当てれば倍率に応じて金が貰えるぜっ!」

穂乃果「どの魔物が出るんですか!」ワクワク

おっさん「次に戦う魔物は・・・スライムとおおがらす、いっかくウザギにおおありくいだぜっ!さあ、どいつに賭ける?」

海未「すべて戦ったことがある魔物ですね・・・」ウーン

ことり「この中で一番強かったのは・・・おおアリくいさんかな〜?」

にこ「でも、勝負は何が起こるかわからないわ・・・悩みどころにこね・・・」

穂乃果「な、なんか、みんな本気だね・・・」アセアセ

海未「来てしまった以上は勝ちたいのです!私は・・・やはり、おおアリくいが勝つと思います」

ことり「ウザギさんは捨てがたいけど・・・私もアリくいさんかな♪」

にこ「そうね・・・それが一番安全だと思うわ」
88 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/01(金) 15:37:03.54 ID:C2GMAlPo0

穂乃果「私は・・・スライムが勝つと思うっ!私はスライムに賭けるよ!」

海未「話を聞いていましたか!?スライムは戦ってきた魔物の中では最弱の魔物ですよ?」

にこ「大穴狙いってわけ?う〜ん・・・だけど、失敗する確率が高すぎるわね」

ことり「でも、穂乃果ちゃんがそういうならいいんじゃないかな?」

海未「・・・私たちはアリくいが勝つと思っています。ですが、ここにいきたいと言ったのは穂乃果、あなたです。あなたが決めてください!」

穂乃果「ありがとう、みんな!・・・すみませ〜んっ!スライムに賭けま〜すっ!」タッタッタッ

海未「始まりますね。闘技場へ見に行きましょう」

にこ「あそこ、空いてるわよ!」

ことり「隣、いいですか?」

お爺さん「かまわんよ」

穂乃果「ありがとうございます!あっ、見て!魔物たちが出てきたよ!」ワクワク

89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/02(土) 20:14:30.48 ID:N3DDVKbUO
ヾ(≧∀≦*)ノワクワク……
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/02(土) 23:55:46.73 ID:sfeU4aocO
勇戦盗魔ってバランス悪いなww回復辛そう
91 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 09:43:28.07 ID:O2V66yhA0

スライムが現れた!
いっかくウザギが現れた!
おおがらすが現れた!
おおアリくいが現れた!


にこ「そこよっ!がんばってよ・・・スライム!」

ことり「あっ、ウザギさんが倒れちゃった・・・ひそかに応援してたのに・・・残念〜」ガックリ

海未「スライムは今のところダメージも受けていません。いい状況です!」

穂乃果「あっ!カラスもやられた!残るはスライムとおおアリくいだね・・・!」

海未「ここまできたらあとは信じるだけです・・・!」グッ

にこ「まずい・・・アリくいの方が早い!」

穂乃果「耐えて・・・耐えたっ!いっけ〜っ!!」

ことり「おおアリくいが・・・倒れたよ♪」

穂乃果「と言うことは・・・?」
92 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 09:44:35.24 ID:O2V66yhA0

にこ「賞金がくるわよっ!しかも、結構な倍率じゃない!?」

お爺さん「お見事じゃ・・・わしはアリくいが勝つと踏んでいたのだが」

穂乃果「アリくいは運がなかったね。最後の一騎打ちになる前にダメージを結構貰ってたからっ」

ことり「対するスライムはノーダメージ、運が良かったね〜♪」

お爺さん「なるほど、なるほど・・・むっ?」

兵士「王様〜っ!」タッタッタッ

お爺さん「なんじゃ・・・もうきてしまったのか・・・仕方がない・・・」

にこ「えっ、王様?・・・王様っ!?」
93 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 09:45:19.61 ID:O2V66yhA0

海未「あなたがこのロマリアの王様・・・ですか!?何故こんな所に・・・?」

王様「職務の息抜きでここに来るのにハマっておってのぉ・・・と、お主らは見かけぬ顔であるが?」

穂乃果「私たちはアリアハンから来ました!!」

王様「アリアハン!?もしや・・・お主らが、勇者とその仲間たちか!」

海未「はい、そうですが・・・?」

王様「おおっ!お主たちの噂は聞いておる。実は頼みたいことがあったのだ・・・聞き入れてもらえぬか?」

ことり「頼みたいこと?」

王様「ここでは何じゃあ、城へきてもらえぬか?」
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/03(日) 09:50:45.01 ID:u++5wJLQo
その前にまずは賞金をだな……
95 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 17:24:37.71 ID:O2V66yhA0


ロマリア城 玉座の間


王様「では、頼みがある!カンダタというものとその盗賊たちがこの城から金の冠を奪って逃げていったのだ」

穂乃果「本当だ・・・冠がないよ」

にこ「その奪われたっていう冠を取り返してきてほしいってことね」

王様「そういうことだ!そして、取り戻すことが出来たなら勇者と認め、お主たちの旅を援助すると誓おう!」

海未「なるほど・・・国の援助となれば受けられる恩恵も大きいですね・・・」

穂乃果「違うよ、海未ちゃんっ!王様は王冠が盗まれて困ってるんだ。困ってる人を助けるのが勇者だよっ!」

海未「・・・っ!」ハッ

ことり「・・・ふふっ、穂乃果ちゃんらしいね♪」クスッ
96 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 17:30:38.27 ID:O2V66yhA0

穂乃果「やります、王様!私たちが必ず、金の王冠をカンダタって人から返してもらいます!」

王様「やってくれるか!感謝するぞ、勇者よ!」

海未「それで、王様。カンダタたちがどこへ行ったかはわかりますか?」

王様「カンダタはここから西にシャンパーニの塔と呼ばれる・・・」


次の日 シャンパーニの塔 前


穂乃果「この塔が・・・シャンパンの塔だっけ?」

ことり「シャンパーニの塔だよ〜ここにカンダタって人がいるんだね」

海未「城の警備を易々と突破し、金の王冠を奪って見せたということはかなりのレベルの盗賊たちです。無策で行くのは危険だと思います」

にこ「そうね。何か作戦を立てなきゃ・・・」
97 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 20:44:53.36 ID:eZhsCepd0

穂乃果「とは言っても、どうするの?」

海未「まず、にこにカンダタの位置を探ってもらいます。あなたのその身のこなしなら気づかれずに行動することは容易いでしょう」

にこ「ええっ!にこに任せなさいっ♪」

海未「にこがカンダタを見つけられたなら一度ここまで戻ってきてください。そして、聞いた情報を元に突入作戦を開始します!」

穂乃果「結構、本格的な作戦だね・・・」

海未「ですが、にこ、見つかったのならばここまで逃げてきてください。その時点でもう隠密行動はあきらめて、みんなで正面突破します」

ことり「何だか、こっちが盗賊みたいな作戦・・・」アハハ

穂乃果「とにかく、全てはにこちゃんにかかってるね!ファイトだよっ♪にこちゃん!」

にこ「にこにかかればこんなこと楽勝ね。じゃ、いってくるにこ〜!」タッタッタッ
98 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 20:45:46.40 ID:eZhsCepd0


30分後・・・


にこ「ふう・・・何とか気づかれずにカンダタの位置を探ることが出来たわよ」

海未「お疲れ様です!それでにこ、カンダタはどうでした?」

にこ「見回りをしてる盗賊たちは正直、余裕にすり抜けられるけどカンダタの護衛をしてる盗賊の脇を抜けていくのは多分無理」

ことり「と言うことは、その護衛さんを倒さないとカンダタの所にはいけないってことだね」

にこ「その数は3人だから、一気に押し切ればカンダタまでは行けそうよ」

海未「わかりました。では、作戦はこうです!まず、この塔に侵入し、見回りに気付かれないように護衛がいる部屋まで行きます」

海未「さらに、その護衛を速攻で倒し、そのままカンダタのところまで直行。そして、カンダタを倒し、冠を取り返す。これでいきましょう!」

穂乃果「わかったっ!じゃあ・・・いこうっ」
99 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 20:46:17.15 ID:eZhsCepd0


シャンパーニの塔 


ことり「護衛さん・・・いるね・・・」ボソッ

海未「その数は3人、にこの報告と同じです」ボソッ

にこ「さあ、手筈通り速攻で方を付けるわよ」ボソッ

穂乃果「うん・・・!」グウゥゥ

「!?」

穂乃果「」

護衛「何だ!今の音は?」

護衛「侵入者かもしれん・・・見てこよう」タッタッタッ
100 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 20:47:04.75 ID:eZhsCepd0

海未(穂乃果〜っ!!)キッ

にこ(何やってるのよ〜っ!)ニコォ

穂乃果(ごめ〜んっ!!おなかすいちゃっててつい・・・)テヘッ

ことり(こ、こっち来てるよっ!どうするの!?)

海未(こうなったら仕方ありません!)タッタッタッ

盗賊「っ!?ぐあっ!!」バタンッ

盗賊「し、侵入者だ〜っ!!うっ!」ドスン

にこ「強行突破ね・・・!」

盗賊「くっ!親分に・・・」スッ

ことり「ヒャドっ!」カチン

盗賊「足がっ!?うおっ!」

穂乃果「てぇ〜っい!」ケリ

盗賊「ぐはっ!」バタッ

海未「片付きましたか・・・穂乃果、後で言うことがあります」キッ

穂乃果「ご、ごめんなさ〜いっ!」アワワ
101 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 20:48:10.30 ID:eZhsCepd0

カンダタ「俺様の盗賊たちをこうもあっさり倒すとはな。やるじゃねえか」パチパチパチ

にこ「奇襲をかけるつもりでいたのに・・・」チッ

ことり「さっきの穂乃果ちゃんのお腹の音と戦いの音でバレたみたいだね・・・」アハハ

カンダタ「さて、この俺様に何のようだ?」

海未「あなたがロマリアの国から盗んだ金の王冠を返しなさい。無駄な戦いは避けたいのです!」ビシッ

カンダタ「そいつは無理な相談だ。あの王冠は売れば莫大な金が手に入る!それを返すのは馬鹿だぜ!」

穂乃果「返す気はないようだね・・・」グッ

にこ「じゃあ、力ずくで取り返すしてもらうわよ!」

カンダタ「おもしれえっ!このカンダタに勝てばこの王冠は返してやろう!こいよっ!!」



to be continued...

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