穂乃果「そして伝説へ・・・!」

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103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/03(日) 21:17:24.57 ID:FXfYu72w0
長いSSになりそうだけど頑張って欲しい
104 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/03(日) 21:39:53.93 ID:eZhsCepd0
応援してくださる皆さん、ありがとうございます!SS初心者で文章も拙いかもしれませんが、エタることのないよう頑張っていきたいと思います!
105 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 06:51:36.81 ID:9DquCeIL0
ボスの戦闘だけ戦闘メッセージはなくします
106 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 06:52:38.90 ID:9DquCeIL0


カンダタが現れた!


カンダタ「さあ、こいよっ!」クイッ

海未「いきますっ!」スッ にこ「せいっ!」スッ

カンダタ「甘いなっ!」ガキン

海未「斧で弾かれっ!?」グググッ

カンダタ「そらよっ!」ケリッ

海未「うあっ!」ズサー

にこ「海未!?」

カンダタ「人の心配をしてる暇はねえぜっ!」ドスッ

にこ「がっ!」バタッ

カンダタ「この程度か・・・?」クックックッ
107 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 06:53:49.63 ID:9DquCeIL0

穂乃果「まだだよっ!ことりちゃん!」ポー

ことり「うん!せぇ〜のっ」ポー

「「メラっ!!」」

カンダタ「っ!?驚かせやがって・・・」ドスン

穂乃果「かき消された!?効いていないの・・・!」

カンダタ「4人がかりでこの有り様か?」

にこ「げほっ・・・う・・・うぐっ・・・」ヨロッ

海未「くっ・・・攻撃が重い・・・」ヨロッ

カンダタ「今度はこっちからいかせてもらうぜっ!」タッタッタッ

にこ「あの・・・見た目で、何てスピード・・・!穂乃果っ!」

穂乃果「ぐうっ・・・!」ググッ

カンダタ「そいつは防御かぁ?そらそらっ!」ガンガンッ

穂乃果「うっ、ああっ!きゃあっ!!」ズサー
108 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 06:55:48.09 ID:9DquCeIL0

にこ「う・・・ぐうっ・・・ほ、穂乃果!」グググッ

海未「くうっ・・・カンダタぁっ!!」タッタッタッ

カンダタ「ふん!邪魔だっ!」ナイフナゲー

海未「うあっ・・・ぐ、ぅっ・・・!!」ザクッザクッ

にこ「ならばっ!」タッタッタッ

ことり「ヒャドっ!」カチン

カンダタ「無駄なんだよっ!おらっ!!」ドスッ

にこ「くっ・・・うあっ!」ズサー

ことり「てめえにもくれてやるぜ!」ナイフナゲー

ことり「きゃあっ!!」ザクッザクッ

穂乃果「はあっ・・・はあっ・・・ホイミ・・・」ポワーン

海未「くっ・・・何という、固さ・・・並みの攻撃では・・・はあっ・・・はあっ・・・通用しません・・・!」ググッ
109 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 12:23:24.63 ID:9DquCeIL0

ことり「・・・私の最高の魔法なら・・・」ググッ

にこ「はあっ・・・はあっ・・・あいつのガードを崩せるのかしら?」

ことり「少しの時間と隙を作ってくれば・・・多分!」

穂乃果「なら、それにかける!ことりちゃんに全てを任せるっ!いこう、みんなっ!!」スッ

カンダタ「何回来たところで結果は同じだっ!」

海未「やってみなければ、わかりませんっ!」

穂乃果「そうだよっ!・・・メラっ!」ボッ

カンダタ「効かんなぁ!」ガンッ

にこ「たあっ!」 海未「せいっ!」

カンダタ「!?火球に隠れてきたかっ!」ガンッ

海未「まだまだっ!」 にこ「はあ〜っ!」

カンダタ「っ!なぎはらってやる!」ブオンッ
110 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 12:24:33.29 ID:9DquCeIL0

穂乃果「2人とも散って!・・・ギラっ!」ドドドッ

カンダタ「ぐうっ!」プスプス

カンダタ「このやろうっ!」タッタッタッ

海未「そう何度も攻撃はもらいません!」カキン

にこ「うまいっ!槍で斧の攻撃を受け流した!」

穂乃果「そこだっ!」ザクッ

にこ「ていっ!」

カンダタ「っ、図に乗るなっ!!」ブウンッ

にこ「くっ!」ズサー 穂乃果「うわっ!」ズサー

海未「倒れるわけには・・・いかないのですっ!」ゴホッ

カンダタ「てめえらはここでやられる!ゲームオーバーだっ!!」タッタッタッ

ことり「・・・できたっ!あとはっ・・・」ポワワワッ
111 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 12:25:18.37 ID:9DquCeIL0

にこ「・・・」チラッ ことり「・・・!」コクッ

穂乃果「うあっ!」ドンッ

カンダタ「おらっ!」ブウン

海未「ぐうっ!」ドンッ

カンダタ「手間とらせやがって・・・トドメを・・・「カンダタ!」」

にこ「決着をつけてやるわ!さあ、きなさいっ!」グッ

カンダタ「てめえ一人で・・・何ができる!」タッタッタッ

にこ「これでもくらいなさいっ!!」ポイッ

カンダタ「これは!?まだらくものいとかっ!くっ、動きが・・・とれねえ!」ネトォォ

にこ「今よっ!ことり!!」

ことり「うんっ!・・・ベギラマっ!!」ゴゴゴゴッ

カンダタ「うっ、うおおおおっ!!」ボオンッ
112 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/04(月) 12:26:14.07 ID:9DquCeIL0

ことり「はあっ・・・はあっ・・・今、だよっ・・・」バタッ

穂乃果「ありがとう・・・ことりちゃん!」タッタッタッ

海未「このチャンスっ!」タッタッタッ

にこ「無駄にはしないわっ!」タッタッタッ

カンダタ「ぐ、ううっ・・・っ!?」ヨロッ

にこ「たあっ!」ザクッ 海未「せやっ!」ザクッ

穂乃果「これで・・・最後だっ!!」シャキーン

カンダタ「がっ・・・はっ!」バタンッ

穂乃果「や、やった・・・?」

海未「みんなの連携攻撃です・・・これならカンダタも・・・」
113 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/05(火) 15:12:30.32 ID:+rpT6vDX0

カンダタ「うぐぅ・・・はあっ・・・はあっ・・・」ズッ

ことり「嘘っ!?ここまでやっても・・・」

カンダタ「はあっ・・・はあっ・・・まさか、ここまでやるなんてな・・・」

海未「はあっ・・・はあっ・・・まだやる気ですか・・・」

カンダタ「これ以上は俺も危ねえ・・・ここは・・・」ジリッ

にこ「っ!あいつっ!」

カンダタ「逃げの一手を打つぜっ!そらよっ!」ポイッ タッタッタッ

ことり「きゃっ!これは・・・王冠!」ズンッ

穂乃果「ま、まてっ!カンダタっ!!」タッ

海未「穂乃果!追ってはいけません!」

穂乃果「でもっ!」クルッ
114 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/05(火) 15:13:42.92 ID:+rpT6vDX0

にこ「目的の金の王冠は取り戻せたし、あいつとこれ以上戦っても意味がないわ」

ことり「穂乃果ちゃんの気持ちもわかるけど、多分このまま戦っちゃったら、誰かが死ぬ戦いになっちゃうよ・・・」

穂乃果「っ!・・・そうだね・・・ごめん、みんなのこと考えてなかった・・・」

海未「カンダタもこれ以上は命のやり取りになると思ったから退いたのでしょうね・・・」

にこ「危なかったわ・・・あとすこしで、やられちゃうところだったにこ〜」

ことり「でも、退かせることができてよかったよ!さあ、ロマリアへ帰ろ♪」

穂乃果「うんっ!・・・また、キメラの翼かぁ〜」ゲッソリ
115 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 12:05:35.55 ID:XZ6XDRMu0
穂乃果「そして伝説へ・・・」第5話「小さなシグナル」
116 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 12:06:07.31 ID:XZ6XDRMu0


ロマリア城 玉座の間


王様「おお、勇者たちよ!この国の宝である金の王冠を取り戻してくれたことを感謝する!」

穂乃果「でも、カンダタには逃げられちゃった・・・」

海未「私たちがいなくなったあとにまたくるかもしれません・・・」

王様「そのことなのだが、情報によるとカンダタの配下の盗賊たちはロマリア付近の拠点を捨て、逃げ出したらしい」

にこ「と言うことは、ロマリアにはもうこないってこと?」

王様「そうなるであろう!これも、全てお主たちのお陰だ!どうだろう?お主たち、勇者のことを国民に紹介したいのだが・・・!」

ことり「ええっ!?この国の人たちみんなに私たちのことを!?」

王様「そして、その後に勇者のしたことを永久に忘れぬように宴を開催したいと思う!どうであろうか?」

穂乃果「はいっ!参加できることを嬉しく思いますっ!」

王様「ありがとう!では、準備させようっ!」
117 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 12:07:11.99 ID:XZ6XDRMu0



王様「ごほん!皆の衆、今回、この国の宝である金の冠が盗まれたことはもう知っておろう!」

青年「確か、カンダタってやつだったな」

お爺さん「大盗賊のカンダタが盗んでいったならもう・・・」

王様「だが、それを取り戻してくれたものたちがいる!それは・・・!」

女「取り返した!?誰が・・・」

青年「もしかして、あの娘たちが!?」

お爺さん「まさか、勇者さまか!」

王様「そう!この者たちこそ、アリアハンから魔王を倒すため、勇者として旅立った者たちだ!」

女「勇者さま!?」

おじさん「あんな少女たちがカンダタから宝を取り返したのか!」

少年「すご〜いっ!」

王様「ここで勇者に一言いただきたいと思う!勇者よ!」
118 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 12:07:52.53 ID:XZ6XDRMu0

穂乃果「えっ!?えっと・・・初めまして!私は高坂穂乃果!それでこっちが海未ちゃん、こっちはことりちゃん!そして、このちっちゃいのがにこちゃん!」

にこ「ぬわんでよっ!もっといい説明の仕方があるでしょ!」ビシッ

穂乃果「私たちは魔王を倒すため、アリアハンから旅立ちました!ですが、私たちにはまだまだです・・・」

穂乃果「カンダタとの戦いでも私たちがもっと力があれば捕まえることもできたと思います・・・でもっ!」

穂乃果「みんなに約束します!必ず、絶対にもっと今より強くなって魔王を倒して、世界を平和にしてみせます!」

村人「うお〜〜〜〜〜っ!!」

王様「うむ、素晴らしい言葉をありがとう!では、このまま宴へと移行する!皆の者、準備に取り掛かるのだっ!」

119 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 12:08:34.43 ID:XZ6XDRMu0


ロマリア 城下町


穂乃果「うわ〜っ!お祭りだぁ〜っ!」キャッキャッ

ことり「穂乃果ちゃん、そんなに走ると転んじゃうよ〜」タッタッタッ

にこ「相変わらずの穂乃果ね・・・ん?海未、どうかしたの?ずっとさっきから考え込んでるけど・・・」

海未「いえ・・・カンダタのことで少し・・・ここから移動したということは他の場所にいったということでしょう?」

にこ「そうなるわね・・・」

海未「そこでまた、カンダタが盗みを繰り返すわけですから、それが心配です・・・」

にこ「・・・そんなこと?・・・私たちが世界旅してあいつがまたいたなら懲らしめたらいいだけでしょ!」

海未「ふふっ・・・ずいぶんとポジティブですね」クスッ

にこ「きっとあそこの馬鹿も同じこと言うわよ・・・だから、今はこの祭りを楽しみましょ!」タッタッタッ

海未「そうですね・・・何事も起こらなければいいのですが・・・」タッタッタッ
120 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 12:19:39.93 ID:XZ6XDRMu0


一方その頃・・・


カンダタ「うぐぅ・・・あのガキども・・・こっぴどくやってくれたぜ・・・俺の子分もロマリアからは逃げ出したか・・・」ヨロッ

カンダタ「俺もバハラタのアジトへ・・・ぐはっ!・・・身体が動かねえ・・・ちく、しょう・・・!!」バタンッ


穂乃果たちは自分たちの為に開かれた宴を楽しんだ。カンダタのことは気がかりではあったが掴み取った勝利を喜び、ロマリアの民と笑いあった!
そして、夜が明けた!


次の日 バハラタの町にて


???「起きて・・・!・・・ちゃん!起きて!」ユサユサ

???「う〜ん・・・zzz」スピー
121 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 22:21:25.52 ID:fEPTmkkL0

???「凛ちゃん・・・!起きてっ・・・ご飯できたよ!」ユサユサ

凛「う〜ん、あと5分寝かせて〜かよちん・・・」

花陽「ご飯がさめちゃうっ!起きて、凛ちゃん!」ユサユサ

凛「にゃ〜・・・ご飯のときになるとすぐにこれにゃあ・・・」フワー



凛「いただきますっ!」

花陽「いただきますっ」

凛「もう、凛たちがこの世界にきて、五日目かぁ〜みんなもこの世界にきてるのかな?」モグモグ

花陽「凛ちゃん・・・その話もう5回目だよ。みんなを見つけるために私たち、こうやって旅してるんだよ」オカワリ

凛「そうだけど・・・バハラタには誰もいないし・・・ここからもう少し進んでみたら誰かいるかな?」

花陽「わからないけど、何もしないよりかはマシだよね・・・」オカワリ

凛「って、さっきからかよちん!何杯食べてるのっ!?」

花陽「だって・・・美味しいから・・・」オカワリ

凛「かよちん・・・そんなに食べちゃ太っちゃうよっ!?」

花陽「美味しいから大丈夫だよっ・・・多分」

凛「もうっ・・・ごちそうさま!凛、ちょっとお散歩してくるにゃ!」タッタッタッ

花陽「うんっ、いってらっしゃい!私もお買いものでもしてこようかな・・・」

122 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 22:22:58.88 ID:fEPTmkkL0


バハラタ


花陽「結構、買い込んじゃった・・・ううっ・・・重たいよ・・・」ノサノサ

花陽「あれ・・・あそこの小道のところで誰か、倒れてるっ!よいしょ・・・!」タッタッタッ

花陽「あ、あの!だ、大丈夫ですか!?」ユサユサ

カンダタ「うう・・・ぐう・・・」

花陽「酷い怪我・・・!・・・ベホイミっ!」ポワーン

カンダタ「んぐぅ・・・こ、ここは・・・?お前は・・・?いつっ!」

花陽「ここはバハラタです・・・!私花陽っていいますっ!ま、まだ動かないでください!ホイミっ!」ポワーン

カンダタ(回復魔法の使い手・・・僧侶か?いや、それにしても・・・)

カンダタ「惚れたぜ・・・」

花陽「えっ?」ポカーン
123 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 22:24:28.34 ID:fEPTmkkL0

カンダタ「お、俺は!あなたにほ、惚れた!その可愛さ!その優しさに!」

花陽「えっ?えっと・・・その・・・///」アセアセ

カンダタ「お、俺の嫁になってくれっ!」

花陽「えっ・・・ええ〜〜〜〜っ!!」

カンダタ「ど、どうだっ!?」

花陽「あ、あなたの気持ちはすごく嬉しいです・・・でも、ごめんなさい・・・」

カンダタ「ガーンっ!!」

花陽「ごめんなさい・・・」

カンダタ「・・・俺は盗賊だ・・・ほしいものは・・・!」

花陽「えっ・・・きゃっ!」ギュッ

カンダタ「奪ってしまえばいいんだっ!このままアジトへっ!」ドサッ

花陽「だ、誰か助けてっ!・・・凛ちゃん・・・!」
124 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 22:25:29.81 ID:fEPTmkkL0

カンダタ「助けなんて・・・ぐおおっ!!」ドンッ

凛「かよちんをどこに連れて行くつもりにゃあっ!!」

花陽「凛ちゃん!?た、助けてっ!」

凛「かよちんを返せっ!」タッタッタッ

カンダタ「返せだと?ならば、奪ってみせろっ!」タッタッタッ

凛「てやっ!」シュン

カンダタ「そのか細い足や腕でこの俺と闘うつもりか?ふんっ!」ブウンッ

凛「これが凛の武器だっ!だだだだっ!」ドドドドッ

カンダタ「きかんなぁ!そらぁっ!」ドスッ

凛「あぐっ!」ズサー
125 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 22:27:16.63 ID:fEPTmkkL0

カンダタ「おらおらっ!」ドスッドスッ

凛「ぐっ!うあっ・・・!」ゴホッ

花陽「凛ちゃん!も、もうやめてっ!」タッタッタッ

凛「ま、まだやれる・・・!まだやれるよ・・・!」グググッ

カンダタ「たいした根性だが、それでは俺には勝てんぜっ!」ドンッ

花陽「わかりましたっ・・・私はあなたについていきます!だから、もうそれ以上は・・・!」

カンダタ「・・・」ニヤッ

凛「かよ・・・ち・・・ん・・・ダメ、だよ・・・」グググ

カンダタ「さ、さあ、いこうか!」

花陽(凛ちゃん・・・ごめんね・・・)ポロッ

凛「かよ・・・ちん・・・かよちんっ!!」

凛(凛がもっと強ければ・・・!凛のせいで・・・!私は強くなる!そして、必ずかよちんを取り戻すっ!)バタッ



to be continued...

126 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/06(水) 22:27:56.89 ID:fEPTmkkL0

凛 LV14 武道家
でんこうせっか

けいこぎ


花陽 LV14 僧侶
ひっこみじあん

聖なるナイフ
皮の盾
皮のドレス
皮の帽子
127 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/07(木) 10:38:29.79 ID:zWVBKTau0
穂乃果「そして伝説へ・・・」第6話「まきりんぱな」



???「ねえ、大丈夫!?凛っ!起きなさいよっ!何があったのっ!」ユサユサ

凛「うっ・・・ううん・・・っ!ま、真姫ちゃん!?」ガバッ

真姫「驚いたわ・・・あなたもこの世界に来ていたなんて・・・てっきり、私だけの夢なのかと・・・」

凛「かよちんもいるよっ!ねっ、かよ・・・」ハッ

真姫「花陽の姿なんて見えないわよ?どこかに行ったのかしら」キョロキョロ

凛「・・・かよちんはさらわれたんだ・・・凛の目の前でっ!」ドンッ

真姫「さらわれた・・・?凛、詳しく話しなさい!」グイッ
128 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/07(木) 10:39:25.76 ID:zWVBKTau0



真姫「なるほど、それは噂にきく大盗賊、カンダタ・・・厄介なやつにさらわれたわね・・・花陽も」

凛「関係ないよ・・・どんなやつが相手でも必ずかよちんを取り戻すっ!!」グッ

真姫「カンダタが相手ならかなり厳しい戦いになるわよ・・・聞いた話だと、勇者が4人がかりでやっと追い払ったって言われてる」

凛「それは戦ってみてよくわかったよ・・・凛には力が足りない。もっと力が欲しいっ!」グッ

真姫「凛・・・そうだ!ダーマの神殿、その場所に聞き覚えがないかしら?」

凛「聞いたことないよ。そこにいけばもっと強くなれるの!?」ガバッ

真姫「話は最後まで聞く!・・・力を手に入れるとは違うわね。力を手に入れるきっかけを掴む場所かしら」

凛「何でもいいっ!そこに連れて行って!お願い、真姫ちゃん!」

真姫「わかったわ。しっかりと掴まってなさいよ!・・・ルーラっ!」

凛「えっ!わ、わぁ〜っ!!」ビュン
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/10(日) 22:08:35.31 ID:HnXqLwSqO
待ってるぞ
130 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/11(月) 08:11:57.72 ID:zcr7raqu0


ダーマの神殿


真姫「ついたわよ。ここが・・・」

凛「すご〜いっ!真姫ちゃん!魔法使いだったの!?」キャッキャッ

真姫「ええ、まあだったじゃなくてなった、だけどね」テレッ

凛「えっ?どういうこと・・・」キョトン

真姫「ここは自分に定められた職を変えることができる所よ。例えば、戦士が僧侶へ、盗賊が魔法使いって風にね」

凛「職かぁ〜凛の職業って何なのかな?」クビカシゲ

真姫「拳や足で戦うところを見たら、武道家なんじゃないかしら」ウーン

凛「う〜ん、女の子としてはあまり嬉しくないにゃ〜」ガックリ

真姫「それで、職業はどうするのかしら?」

凛「・・・真姫ちゃんには悪いけど、凛はこのままでいくよ!」グッ
131 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/11(月) 08:13:20.69 ID:zcr7raqu0

凛「今は負けてしまう・・・だけど、必ず勝つっ!」

真姫「・・・意志は固いようね・・・わかった。あなたの好きにすればいいわ。だけど、それなら敗北するなんてことは許さないわよ」

凛「うん!」ニコッ

真姫「とは言っても短期間でどうやって・・・」ウーン

大臣「おお、お主は確か、真姫という者であったか!」

真姫「大臣様!・・・この人が職を変える、転職をさせることができる唯一の方よ」

凛「は、初めましてにゃっ!」

大臣「この少女も転職希望者か?お主と同じで素晴らしい素質を感じる。だが、まだ弱いがな。ガルナの塔へ登ってみてはどうだ?」

真姫「そうか・・・それなら、一気に強くなることができるかもしれない」

凛「ガルナの塔?」

大臣「そこは力を求めるものが行く、経験を積んでいくにはもってこいの場所である」

真姫「ちなみに私も魔法使いになったときにいったわ。最上階までは登りきれなかったけど、それでもそれなりに強さを得ることができたわ」

凛「・・・っ!いこうっ!そこで私は強くなるよ!!大臣さま、いろいろとありがとうございましたっ!」タッタッタッ

大臣「うむ、そなたの成長を祈っておるぞ!」
132 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/11(月) 08:14:03.09 ID:zcr7raqu0


ガルナの塔


凛「ここがガルナの塔だね・・・!さっさと登りきるにゃ!」

真姫「・・・私が三日かけても登り切ることは不可能だったわ。だから・・・」

凛「一日・・・一日で登りきろうっ!」

真姫「話聞いてたかしら?」ガクッ

凛「真姫ちゃんが三日かけても登り切れなかったのは一人だったからで今は凛もいるよ。それに・・・」

凛「こんな塔くらい登りきれないようじゃ、あいつは・・・カンダタは倒せないっ!」

真姫「・・・っ!・・・なら、さっさといくわよ。時間が惜しいわ!」

凛「うんっ!」
133 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/12(火) 19:27:46.06 ID:H+6dN7hU0


凛「でやぁっ!」ボコッ

凛「まだまだっ!」ドスドスッ

真姫「凛!離れてっ!・・・ベギラマ!」ドドドドッ

凛「よしっ!凛たちの勝利にゃ〜!」ブイッ

真姫「ふふふっ、そうね!・・・ん?」ススススッ

凛「どうしたの?・・・あれ?」ススススッ

真姫「何かが近くにいるわね・・・」チラッ

凛「うん・・・しかも、かなり速いスピードだよっ!・・・!いた、あそこっ!」スッ

真姫「銀色の、スライム・・・!?」

凛「スライムってよりかは金属っぽいね・・・すごくキラキラしてる!」

真姫「そういえば、聞いたことがあるわ・・・身体中が特殊な金属でできたスライムの話を・・・」

凛「ふ〜ん・・・まあ、とにかく倒すだけだよっ!」タッタッタッ

134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/14(木) 01:35:22.53 ID:RcfUbAUSO
大盗賊カンジタ
135 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/14(木) 07:52:06.99 ID:6d66Vmc70


メタルスライムが現れた!


メタルスライムの攻撃!凛にダメージ!

凛「はやっ!・・・あいたっ!やったな〜っ!」スッ

凛の攻撃!

ミス!メタルスライムはひらりと身をかわした!

凛「速いにゃ!攻撃が当たらないよ〜真姫ちゃん!」

真姫「任せなさいっ!ヒャダルコっ!」カシャン

真姫はヒャダルコを唱えた!

ミス!メタルスライムはダメージを受けない!
136 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/14(木) 07:53:28.88 ID:6d66Vmc70

凛「真姫ちゃんの魔法が効いてない!?」

真姫「氷の魔法に耐性でも持っている?なら!・・・メラミ!」ボボッ

真姫はメラミを唱えた!

ミス!メタルスライムはダメージを受けない!

真姫「くっ・・・まさか、魔法が効かないの!?このスライムは・・・!」

凛「このっ!」カキンッ

凛の攻撃!メタルスライムにダメージ!

凛「いたたっ!攻撃したこっちの方が痛いよ!」ジンジン

真姫「物理の効きが悪くて、魔法攻撃をまったく受けつけないんだったら、あいつの急所を狙って攻撃をするしかないわ!」ススススッ

凛「でも、速すぎてどこを狙って攻撃したらいいのかわからないよっ!」ススススッ

真姫「じっくりと動きを見極めて、必殺の一撃を叩き込む!武道家である凛なら、きっとできるわ!」ススススッ

凛「わかった・・・!やってみる!」グッ
137 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/14(木) 07:53:54.81 ID:6d66Vmc70

凛「狙いすまして・・・集中・・・!」ススススッ

メタルスライムはメラを唱えた!真姫にダメージ!

真姫「ぐっ・・・!」ボン

凛「っ!そこにゃあぁ〜っ!」ドゴォ

凛の攻撃!会心の一撃!!

メタルスライムを倒した!


真姫「やったわね!凛!」

凛「・・・どんどん、自分が成長していくのがわかるよ!さあ、いこう!先はまだまだ長いにゃ!」

138 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:19:18.99 ID:1IQ9GAHR0


一方、花陽は・・・


カンダタ「は、花陽さん・・・あなたのしゅ、趣味を教えてもらっても・・・」

花陽「・・・」

カンダタ子分「連れてきてからずっとこんな感じだぜ・・・」ボソボソ

カンダタ子分「やっぱり、こんなかわいい子を親分の嫁にするなんて無理なんだよ・・・」ボソボソ

カンダタ「あ、あなたの好きな物は・・・好きな食べ物はな、何ですか?」

花陽「・・・お米・・・」ボソッ

カンダタ「!?や、野郎どもっ!飯の用意だっ!花陽さんに白米をたっぷり用意してやれ!!」

カンダタ子分「あ、アイアイサー!!」


139 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:20:24.85 ID:1IQ9GAHR0

ガルナの塔


凛「はあっ!!」ドンッ

真姫「凛、気合い入ってるわね・・・!」ボンッ

凛「もっと強く・・・あいつを超える力をつけてみせる!終わりだっ!」ダダダッ

真姫「ふうっ・・・一段落ね・・・」

凛「あとどれくらいでてっぺんかな?」

真姫「みた感じ・・・もう少しで着きそうだけど・・・」

凛「なら、ダッシュにゃ!」タッタッタッ

真姫「っ!?凛、まちなさいっ!う、上・・・!」

凛「えっ?うわっ!!」サッ

「グオオオオオオッ!」

凛「ド、ドラゴンっ!?しかも、めちゃくちゃ大きい!!」

真姫「こっちにくるわっ!凛、やるしかないわよっ!」スッ

140 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:21:38.47 ID:1IQ9GAHR0


スカイドラゴンが現れた!


凛「と、とりあえず!突っ切って叩き込むにゃ!」タッタッタッ

真姫「まってっ!あの動作は・・・」


スカイドラゴンはもえさかるかえんを吐いた!
凛にダメージ!真姫にダメージ!


真姫「うあっ!」ゴオオッ

凛「あちちちっ!あっつい!ほ、炎をお吐いてくるなんて・・・!」プスプス

真姫「ちっ、調子に乗るんじゃないわよっ!そっちが炎ならこっちは・・・ヒャダルコっ!」カシャン


真姫はヒャダルコを唱えた!スカイドラゴンにダメージ!


凛「効いてる!よ〜し、凛も・・・てやっ!」バシッ


凛の攻撃!スカイドラゴンにダメージ!


「グオオオオオオッ!」ドゴン

凛「天井を突き破って逃げたにゃ!」

真姫「追うわよっ!」タッタッタッ
141 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:22:19.31 ID:1IQ9GAHR0


ガルナの塔 最上階


凛「上に空が見えるってことは・・・」

真姫「てっぺんについたわね!・・・それで、あのドラゴンは・・・」キョロキョロ

スカイドラゴンA「グオオッ」

スカイドラゴンB「グルルルッ」

スカイドラゴンC「ゴゴゴッ」

凛「」 真姫「」

真姫「ねえ、凛・・・これに関しては逃げてもバチは当たらない気がするの」アセアセ

凛「そ、そうだねっ!凛もそう思うにゃあ・・・に、逃げっ!」アセアセ

スカイドラゴンはもえさかるかえんを吐いた!

凛「うわぁ〜っ!」ゴオオッ

真姫「ま、まずい!炎の衝撃で床がくずれ・・・!」ゴオオッ

凛&真姫「きゃあ〜〜〜っ!!」ヒューン
142 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:23:46.78 ID:1IQ9GAHR0


ガルナの塔 ???


凛「いたた・・・真姫ちゃん?真姫ちゃん!」ヨロッ

真姫「う、後ろよ・・・凛、無事かしら?」フラッ

凛「腕が少し・・・真姫ちゃんの方こそ大丈夫!?」

真姫「何とか、立つことはできるわ・・・それにしてもここはどこかしら?」ヨロッ

凛「凛たちが行ったことがない部屋、だよね?」キョロキョロ

真姫「ええ、しかも周りにここにはいるために必要な階段がないってことは隠された部屋ってことよ」

凛「他の部屋と変わった所はないけど・・・」
143 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:24:43.88 ID:1IQ9GAHR0

真姫「いえ・・・あそこ」スッ

凛「宝箱だ!何だろ?」ガチャン

凛「えっと・・・さと・・・りのしょ?」キョトン

真姫「・・・転職に関わるものらしいけど・・・私にはさっぱりね・・・」

凛「それなら、大臣さまに聞いてみたらいいんじゃないかな?隠された部屋にあったんなら、凄いものかもしれないし!」

凛「それに・・・さすがにもう疲れちゃった・・・てっぺんまでいくこともできたし、今日は戻ろうよ」

真姫「そうね。それがいいと思うわ。じゃあ、掴まって・・・リレミトっ!」シュン
144 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:25:39.25 ID:1IQ9GAHR0


ダーマの神殿 夜


大臣「これは・・・さとりのしょか!?これを見つけてくるとはな・・・」

真姫「これは何なのですか?」

大臣「私も目にするのは数回しかない・・・これは伝説の職業、賢者へと転職することが出来るものだ!」

凛「けんじゃ?」

大臣「勇者が天に選ばれし者であるならば、賢者は神に選ばれし者、まさか・・・私の代で二度も賢者を見ることになろうとはな・・・」

真姫「えっ?」

大臣「いや、こちらの話である。それで、賢者へとどちらがなるのだ?」

真姫「どちらが・・・?」チラッ

凛「凛はいらない。この拳であいつを倒す!」バシッ

真姫「じゃあ、私がもらってもいいのよね?」

凛「もちろん!真姫ちゃんが賢者になってよ!」

真姫「・・・ということで私が賢者へとならせて頂きます!」
145 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:26:33.88 ID:1IQ9GAHR0

大臣「そうか。ならば、この世のすべての命を司る神よ!真姫に新たなる人生を歩ませたまえ!」ポワーン

真姫「っ!さとりのしょが光ってる!」ピカーン

凛「ま、眩しいにゃあ!真姫ちゃん!」ピカーン

真姫「大丈夫よ!・・・っ!頭の中に色々な知識が流れてくる・・・!」ポワーン

大臣「・・・ふう、転職はこれで終わりだ」

凛「大丈夫?真姫ちゃん・・・」

真姫「・・・ふふふっ、勝てる!たとえどんな奴が相手でも勝てるわ!!私は今、最強の力を手に入れたのよっ!!」

凛「真姫ちゃん、すごい自信にゃ〜」

大臣「生まれ変わったつもりで修行に励むのだな!」

真姫「はい、ありがとうございました!」

凛「じゃあ、今日はもう宿で休もうよ!そして、明日、あいつを探そう!」

真姫「今の私たちなら、大盗賊カンダタにも引けを取らない戦いができるはず・・・花陽を絶対に助けるわよ!」

凛「・・・うんっ!!」グッ



to be continued...
146 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/17(日) 21:27:45.86 ID:1IQ9GAHR0

真姫 LV1 賢者
おじょうさま

まどうしの杖
魔法の盾
マジカルスカート
毛皮のフード
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/17(日) 23:48:58.75 ID:DYCkGA3ao
真姫ちゃん、そのセリフは変身した敵にボコボコにされるフラグ立てそうだから危険だw
148 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/18(月) 12:17:04.01 ID:E4Ma5ljO0
穂乃果「そして伝説へ・・・」第7話「友情」



カンダタのアジト 前


凛「ここにかよちんが・・・!」

真姫「思いのほか簡単に見つけられたわね・・・それで、どう行く?」

凛「当然、正面突破っ!」グッ

真姫「ふふっ、そう言うと思ったわ。じゃあ、行くわよっ!ピオリムっ!」ポワーン

凛と真姫の素早さが上がった!

凛(待ってて・・・かよちん・・・!すぐにいくからっ!)タッタッタッ
149 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/18(月) 12:18:16.97 ID:E4Ma5ljO0

子分「た、大変です!」タッタッタッ

カンダタ「何だ!朝から騒がしい!!今、花陽さんと飯食ってんだよ!」

花陽(ご飯おいしい・・・)モグモグ

子分「謎の女武道家と女魔法使いがアジトに攻め込んできました!」

花陽(もしかして・・・)オカワリ

花陽「凛ちゃん・・・?」モグモグ

カンダタ「ちっ!すぐに準備していく!それまで抑えてろ!」タッタッタッ

子分「アイアイサー!」タッタッタッ

花陽「凛ちゃんが来てるのかも・・・私を助けるために・・・!私もいかないとっ」

150 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/18(月) 12:19:10.22 ID:E4Ma5ljO0



凛「かよちんはどこだっ!」

子分「くっ・・・こいつら・・・強い・・・」バタッ

子分「こ、このっ!」グッ

真姫「メラミ!」ボンッ

子分「ぐあああっ!・・・こ、このままでは・・・はっ!お、親分っ!」

凛「っ!」クルッ

カンダタ「ほう、誰かと思ったらこの間の小娘じゃねえか!」

真姫「あいつが・・・!」

凛「カンダタ・・・!!かよちんはどこだっ!」

カンダタ「かよちん・・・?花陽さんのことか。この先でご飯を食べていらっしゃるぜ!」

真姫「花陽に手出しはしてないでしょうね!」
151 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/18(月) 12:20:14.79 ID:E4Ma5ljO0

カンダタ「お、恐れ多くてそんなことできるか!」

凛「・・・ひとまず安心にゃあ・・・」

カンダタ「それで、おまえたちはここに何をしにきた?」ニヤッ

凛「決まってる・・・友達を取り返しにきた!」ザッ

カンダタ「あれだけやって、まだ力の差がわからんのか。それとも、そこの魔法使いが加わっただけで勝てると思ったかぁ?」

真姫「勝てる。昨日までの凛だと思ってると痛い目をみるわよ!あんたからあの子を取り返すために特訓したんだから!」

カンダタ「この盗賊団を半壊させる実力は手に入れたってことか・・・いつぞやの勇者を思い出すぜ・・・くっくっくっ!なら、こうしよう!」

カンダタ「おまえたちが俺に勝つことができたら、花陽さんは返す!だが、負けたときはおまえたちもこのカンダタ盗賊団に入ってもらう」

「!?」

カンダタ「俺の盗賊団をここまで壊滅させるおまえたちの腕は惜しい!どうだ?悪い話じゃないだろ」

カンダタ「おまえたちは勝っても負けても花陽さんとは一緒にいられる・・・まあ、俺は負ける気はしないがな!」

真姫「こっちだって負けるつもりはさらさらないわよ!」

凛「勝つ!勝っておまえからかよちんを取り戻す!!」

カンダタ「ふっ、ならば力を見せてみろ!」

152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/23(土) 15:29:34.00 ID:w+ll6oJGO
見てるぞ続けて
153 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/23(土) 20:34:32.19 ID:XbfIg8gY0


カンダタが現れた!


カンダタ「もう一度、地べたに這いつくばらせてやるぜ!」

凛「もう昨日までの凛じゃない・・・!私はもうおまえに負けない!」

真姫「そうよ。それに今回は私もいるわ!ピオリムっ!」ポワーン

凛と真姫の素早さが上がった!

凛「・・・いくぞっ!」タッタッタッ

カンダタ「っ!?は、はやっ!ぐおっ!」ドスッ

凛「だだだだっ!!」ドドドドッ

カンダタ(確かに言うだけのことはあるっ!こ、こいつ・・・昨日とは比べものにならんほど、強くなってやがる・・・!)

凛「たあっ!」ドゴォ

カンダタ「ぐはぁっ!!」ズサー
154 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/23(土) 20:38:01.75 ID:XbfIg8gY0
ずっとDNS逆引きができないと書かれてしまって書き込むことができなかったのですが、なにが起こっていたのでしょうか・・・?
155 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/23(土) 20:43:49.94 ID:XbfIg8gY0

凛「まだまだ、こんなものじゃ終わらないよ!」タッタッタッ

カンダタ「ぐっ、調子にのるんじゃねえ!」ナイフナゲー

真姫「させないわよっ!バギ!」シュウー

カンダタ「ナイフが風で!あの野郎・・・!」キッ

凛「ありがとっ!真姫ちゃん!・・・てやぁ〜っ!!」ドンッ

カンダタ「ぐおおっ!!・・・くっ、くっくっくっ・・・まさか、ここまで強くなっているとはなぁ」

真姫「ふん、なら早く負けを認めて花陽を解放しなさい!」

カンダタ「女子供だと思って手加減してやってたら、こっちが負けちまう・・・だからよぉ・・・」グッ

真姫「・・・!?凛っ!下がって!」
156 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/23(土) 20:45:39.36 ID:XbfIg8gY0

カンダタ「俺も本気でいくぜっ!!」タッタッタッ ドンッ

凛「っ!・・・うぐっ!」ググッ

カンダタ「こいつはさっきの仕返しだっ!」ドスッ

凛「うあっ!ぐっ、ううっ!」ググッ

真姫「凛っ!・・・スカラ!」ポワーン

凛の守備力が上がった!

カンダタ「守備力増強魔法か・・・だが、そんなもので防ぎきれると思うなぁ!」ドンッ

凛「かはっ・・・!」バタッ

カンダタ「さて、お次は・・・」ニヤッ

真姫「くっ!メラ・・・!」ポォー

カンダタ「おせえっ!」タッタッタッ ドンッ

真姫「!?きゃあっ!!」バタッ

カンダタ「どうした?もうおねんねか?」
157 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/23(土) 20:50:01.86 ID:XbfIg8gY0

凛「まだ・・・だっ!」タッタッタッ

真姫「こ、これからよっ!ヒャダルコっ!」カチン

カンダタ「ぬう・・・!」カチカチッ

凛「たぁ〜っ!」トビゲリー

カンダタ「ふんっ!」パリンッ ドンッ

凛「!?うあっ!」ズサー

真姫「凛っ!?ヒャダルコが足止めにしかならないっていうの!?」

凛「ぐ、ぐう・・・」ポタッポタッ

真姫「大丈夫!?ホイミ!」ポワーン

凛「ふう・・・ありがと、真姫ちゃん」

真姫「どういたしまして・・・さて、どうするかしら?このままじゃ・・・」
158 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/23(土) 20:53:44.74 ID:XbfIg8gY0

凛「・・・真姫ちゃんは何か作戦みたいなものはない?」

真姫「・・・はっきり言うわよ。ないわ・・・私たちがカンダタに勝てる可能性はゼロに等しいでしょうね」

凛「そっか・・・真姫ちゃん、それならひとつ、ひとつだけ試してみたいことがあるんだ」

真姫「?」ボソボソ

真姫「・・・確かにそれなら倒せるかもしれないわ・・・だけど、凛っ!それじゃあ、あなたがっ!!」

凛「大丈夫。凛は負けない!約束したでしょ?かよちんを助けるためにあいつを倒すって!だから・・・力を貸して、真姫ちゃん!」

真姫「・・・本当にあなたは・・・わかったわ!必ず、倒しなさいよ!」

凛「うんっ!・・・さあ、やろうっ!」グッ

カンダタ「話し合いは終わったようだな。さあ、持てるすべての力をここで出してみろ!それを俺はねじ伏せてやるぜ!」
159 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/23(土) 20:55:51.11 ID:XbfIg8gY0

真姫「・・・ピオリムっ!いきなさい!凛っ!」ポワーン

凛と真姫の素早さが上がった!

凛「はあ〜っ!!」タッタッタッ

カンダタ「さらに素早さを上げてきたか!?おもしろい!そうこなくちゃあな!」ニヤッ

真姫(凛の作戦、それは至ってシンプルよ。相手の隙を探し出して、最大の攻撃をうち込むこと)

凛「はあっ!」ダダダダッ

カンダタ「その程度でこの俺が倒せると思ったのかっ!」ドスッ

凛「ぐふっ!・・・まだ、だっ!!」タッタッタッ

真姫(だけど、問題はカンダタほどの者となれば隙を見つけだすのは簡単なことではないわ)

真姫(唯一、その隙を突くことができる瞬間といえば・・・)
160 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/23(土) 20:58:58.73 ID:XbfIg8gY0

凛「あぐっ・・・」ズサー

カンダタ「よく頑張ったがとうとう終わりの時がきたようだな!安心しろ、殺しはしないぜ!」タッタッタッ

凛(集中・・・一瞬の隙も見逃すな・・・!見つけ出すんだ。あいつの隙を・・・そして・・・)

真姫(勝利を確信し、一瞬の隙を作り出したその時、奴の攻撃に対してカウンターを叩き込む!)

カンダタ「ニヤッ!終わりだっ!!」スッ

凛「・・・!凛だけでは終わらない!お前も食らえっ!凛の攻撃を!」グッ

カンダタ「なっ!」

真姫「いまよっ・・・!バイキルトっ!」

凛の攻撃力が上がった!

凛「うああああっっ!!」

カンダタ「うっ!うおおおおおっ!!」

ドズンッ

カンダタ「・・・」バタッ 凛「・・・」バタッ
161 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/23(土) 23:52:11.01 ID:XbfIg8gY0

真姫「凛っ!」タッタッタッ

真姫「凛・・・しっかりしなさいっ!ホイミっ!」ポワーン

凛「うっ、ううん・・・か、カンダタは・・・?」

真姫「さっきのカウンターで倒れているわ。今、回復させるから!」ポワーン

凛「はあっ・・・はあっ・・・っ!!真姫ちゃん!う、後ろっ!」

真姫「えっ?・・・がっ!?」ドサッ

カンダタ「・・・今のは危なかった。この俺様が一瞬、敗北を悟ったぜ・・・!だが、最後に勝つのはこのカンダタだ!」

凛「くっ!」ヨロッ

カンダタ「そんな状態であってもなお、まだ立ち上がるか・・・!だが、俺様は倒せないっ!」バシッ

凛「がっ・・・はうっ・・・(身体が・・・動かない・・・こんな、ところで・・・)」バタッ
162 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/23(土) 23:57:14.90 ID:XbfIg8gY0

カンダタ「くっくっくっ、これで俺の・・・「凛ちゃんっ!!」」

凛「・・・!(かよ、ちんっ・・・)」ググッ

カンダタ「抜け出してきたのか・・・だが、もう見ての通りだ。この凛っていうやつもしばらくは動けまい」

花陽「負けないでっ・・・凛ちゃん!」

凛「・・・っ!」

花陽「まだ凛ちゃんと他愛ない話なんかして笑いあいたい。まだ凛ちゃんとご飯食べて幸せになりたい・・・」

花陽「まだ凛ちゃんと一緒にいたい・・・!だから・・・私を、助けてっ・・・!」ポロッ

凛「・・・ちょっと、待ってて・・・!」ヨロッ

カンダタ「なっ・・・!こいつ、身体は限界のはず・・・気力だけで立ちやがったのか・・・」

凛「また一緒に面白い話しよう。また一緒にご飯食べよう。だから、待ってて・・・」ニコッ

凛「こいつを、カンダタを・・・倒すから!」グッ

花陽「凛ちゃん・・・ありがとう」
163 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/23(土) 23:58:34.49 ID:XbfIg8gY0

凛「・・・さあ、最後の勝負だ。カンダタっ!!」

カンダタ「ふっ・・・こいっ!お前のすべてを打ち砕いてやるっ!」

凛「うああぁぁぁぁぁっ!!」タッタッタッ

カンダタ「うおおぉぉぉぉぉっ!」タッタッタッ



カンダタ「・・・く、くっくっくっ・・・み、見事なものだぜ・・・最後の最後でこの俺様を超えて、いくとは・・・」バタン

凛「はあっ・・・はあっ・・・カンダタ、約束は・・・」フラッ

カンダタ「約束は守る・・・連れて行くといいさ。花陽さんを・・・」ガクッ

凛「うん・・・かよちんっ!」ニコッ

花陽「凛ちゃん!」タッタッタッ ダキッ

凛「うわわっ、とと・・・よかった・・・無事で・・・」ダキッ
164 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/24(日) 00:00:41.77 ID:Gh3hrHAV0

花陽「ありがとう・・・私のために・・・」グスッ

凛「かよちんは大事な親友だもん!助けるのは当然だよ・・・!」

花陽「凛ちゃん・・・」

真姫「・・・私もいるんだけど・・・」フラッ

花陽「真姫ちゃん!?」

真姫「さっきから、さも当然かのように凛が助けたみたいに言ってるけど私もいたんだからねっ」

花陽「真姫ちゃんもありがとう・・・!」ダキッ

真姫「・・・///別に友達を助けるのは・・・!?凛?」

花陽「凛ちゃん!?どうしたの?」

凛「だ、大丈夫・・・だから・・・心配、しない・・・で・・・」バタッ

真姫「凛っ!」

花陽「凛ちゃん!?」

165 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/24(日) 00:02:08.91 ID:Gh3hrHAV0


バハラタ 宿屋


凛「・・・ううっ・・・ん・・・」

花陽「凛ちゃん!・・・よかった・・・」ダキッ

凛「かよちん?どうしたの・・・」

真姫「どうしたのじゃないわ。あなた、一日中目を覚まさなかったのよ?」

花陽「うん・・・!心配したんだよっ!!」ウルウル

凛「ごめん・・・もう、大丈夫っ」スッ

花陽「駄目だよ!まだ寝てた方が・・・」

凛「大丈夫!もうこの通り・・・元気いっぱいにゃ〜!」グググッ

真姫「あなたがそういうならいいけど・・・苦しくなったらいいなさいよね?」

凛「うん、ありがとう!」
166 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/24(日) 00:03:47.46 ID:Gh3hrHAV0

花陽「凛ちゃん・・・私を助けてくれてありがとうっ!また、一緒にいられて嬉しいよっ」

凛「凛もかよちんと一緒にいられて嬉しいにゃ〜!真姫ちゃんも一緒だし、嬉しさ百倍だよっ!」

真姫「ふふっ、ありがとね・・・じゃあ、凛も目を覚ましたことだし、今後のことを話し合いましょうか」

花陽「今後のこと?」

真姫「ええ、いつまでもこの町に留まってはいられないでしょ?だから、これからどうするかを考えましょう」

花陽「う〜ん・・・凛ちゃんも私もこの世界のことはあんまり詳しくないんだ・・・」

凛「うん!だから、そこんところは真姫ちゃんに任せるよっ」
167 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/24(日) 00:05:18.36 ID:Gh3hrHAV0

真姫「そうね・・・なら、ちょっと遠出になるけどポルトガへ向かいましょう」

花陽「ポルトガ?そこで何をするの?」

真姫「沿岸国でそれなりに大きい国よ。聞いた話だけどその国の王様はあるものを探しているみたいなの」

真姫「それを手に入れることができたら、船を報酬として貰えるらしいのよ」

凛「船・・・ってことは船旅!?」ガバッ

真姫「まあそうなるわね。まずは王様の願いを叶えて、船を手に入れる。それからはブラブラしながら帰る手だてを探しましょう」

凛「真姫ちゃんにしては何か適当にゃ」ジー

真姫「むっ・・・適当とはいってもブラブラしていくのは他にも理由があるわよ!」プンスカ

花陽「みんなを探すんだねっ」
168 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/24(日) 00:06:34.13 ID:Gh3hrHAV0

真姫「そ、私たち3人がいるんだからみんなどこかにいるかもしれないわ」フフン

凛「とは言っても〜真姫ちゃんが一番探してるのはにこちゃん何じゃないの?」ニヤニヤ

真姫「なっ///そんなわけないわよっ!」アセアセ

凛「照れてる〜照れてるっ!顔赤いにゃあっ」

真姫「うるさい〜っ///」プンスカ

花陽「あははっ〜・・・みんな今、どうしてるのかな?」

真姫「元の世界で普通に暮らしてるのかもしれないし、この世界にきてるのかもしれない・・・案外近くにいたりしてね」

花陽「そうだといいねっ」

凛「まあ、進んでいけばきっと見つかるよ!じゃ、いっくにゃぁ〜!」

花陽「うんっ!」真姫「ええっ!」



to be continued...
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 02:22:17.53 ID:m94uBIcSO
まきちゃん
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 10:47:48.98 ID:VpDsgDnEo

残りはのぞえりか…何バークになるんだろ(すっとぼけ
171 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/24(日) 12:09:24.79 ID:Gh3hrHAV0
穂乃果「そして伝説へ・・・」第8話「砂漠の町」


時はさかのぼり2日前・・・ 

ロマリア 朝 宿屋


穂乃果「ううんっ・・・おはよう、みんな」ググッ

ことり「おはよう♪穂乃果ちゃんっ」

海未「おはようございます。よく眠れたみたいですね」

穂乃果「うんっ!ああ〜昨日のお祭りは楽しかったなぁ〜!」ウットリ

にこ「料理に出し物、にこたちの世界では体験できないことだらけだったわね〜」ウットリ

穂乃果「ああ〜ご飯もおいしかったなぁ〜・・・思い出したらお腹すいてきちゃったよ・・・」グウー

海未「ふふっ、では朝食を食べにいきましょうか!」クスッ
172 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/24(日) 12:11:01.42 ID:Gh3hrHAV0


穂乃果「いただきますっ!」モグモグ

にこ「それで、これから・・・どうすんのよ?」モグモグ

海未「・・・そうですね。聞けばまほうのカギなるものがこの大陸のどこかにあるらしいのです」

にこ「まほうのカギっていうことはとうぞくのカギよりも強力なものなのは間違いないわね〜」モグモグ

ことり「でも、どこにあるかはわからないんだよね?」

海未「はい。なので、ここロマリアの東にあるアッサラームという大きな町で情報を集めようと思うのですが・・・どうでしょうか?」

穂乃果「うん、それでいいと思う!じゃ、朝ご飯食べ終わったら準備して、それから出発しようっ!」
173 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/25(月) 23:15:10.49 ID:rJ1FXnHL0
ああ
174 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/25(月) 23:16:11.43 ID:rJ1FXnHL0


ロマリア 前


穂乃果「よ〜し、出発だよっ!」ビシッ

海未「これから行く町、アッサラームというところは砂漠の近くにある賑やかな町みたいでいろいろな物も集まってくると聞きます」

ことり「へぇ、それはすごく楽しみだね〜♪」

にこ「と、そこまでよ。魔物がきたみたいね!」

穂乃果「よ〜し、いくよ!みんな!」


魔物の群れが現れた!


さまようよろい×2が現れた!


にこ「先手必勝よ!せいっ!」ザクッ

にこの攻撃!さまようよろいAにダメージ!

にこ「固いっ!私の攻撃じゃビクともしないわ!」
175 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/25(月) 23:18:15.33 ID:rJ1FXnHL0

穂乃果「なら、魔法ならどうだっ!メラっ!」ボッ

穂乃果はメラを唱えた!さまようよろいAにダメージ!

海未「効いているようです!魔法で攻撃してください!」

さまようよろいBの攻撃!

ことり「きゃっ!」

海未「させませんっ!ぐっ!」ガンッ

海未にダメージ!

ことり「ありがとう!海未ちゃん!・・・いくよ。イオっ!」バーン

ことりはイオを唱えた!さまようよろいたちにダメージ!
さまようよろいAを倒した!

穂乃果「トドメっ!ギラっ!」ドドドッ

穂乃果はギラを唱えた!さまようよろいBにダメージ!
さまようよろいBを倒した!


魔物の群れを倒した!


176 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/25(月) 23:23:26.36 ID:rJ1FXnHL0

にこ「・・・それにしても、この薬草とか毒消し草とか・・・邪魔!かさばるうえににこの道具袋が臭くなるじゃない!」プーン

穂乃果「穂乃果だって道具袋の中にこんなもの積めたくないよ!」ワサワサ

ことり「あはは・・・でも、確かに持てる数に限りがあるっていうのは不便だよね〜」ウーン

海未「道具も持てなくなったものは捨てるしかないというのも勿体ないですし、どうにかはしたいですね・・・」

穂乃果「う〜ん、でっかい袋を持ち歩くとかはどうかな?」ピンポーン

にこ「馬鹿ね・・・それじゃもっと邪魔になるでしょ・・・」

ことり「う〜ん、じゃあ馬車なんてどうかな?それなら、私たちの邪魔にはならないよ」

海未「馬車・・・名案です!アッサラームに行けば馬車もあるかもしれません」

穂乃果「馬車!?すご〜い!それがあれば旅が楽になること間違いなし、だよね!」

にこ「これから大人数で冒険することもあるだろうし欲しいところにこ!」

穂乃果「う〜ん!何だかすごく楽しみになってきちゃった!早くいこうよっ!」タッタッタッ

海未「っ!待ってください・・・何ですか!?あれは・・・」スッ

にこ「何かが・・・飛んでくるわ!」
177 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/09/25(月) 23:27:25.69 ID:rJ1FXnHL0
DNS逆引きができないとはいったい・・・?
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/24(火) 01:28:16.62 ID:XYEFXBdn0
速筆だったのに1ヶ月放置ってことはエタかな
179 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/04(土) 16:32:29.49 ID:89O0dgPB0


魔物の群れが現れた!

ひとくいが×1が現れた!
キャットフライ×2が現れた!


ことり「ふわぁ〜すごく可愛いっ〜♪猫さんが飛んでるよ〜♪」ウットリ

穂乃果「か、かわいいかなぁ・・・?」ウーン

ことり「かわいいよ〜」ニッコリ

キャットフライAはマホトーンを唱えた!

穂乃果「ううっ!」ポワーン

ことり「きゃあ・・・!」ポワーン

穂乃果は呪文を封じられた!
ことりは呪文を封じられた!

海未「穂乃果!ことり!大丈夫ですか?」ザクッ

海未の攻撃!キャットフライAにダメージ!

穂乃果「・・・!」パクパク

ことり「・・・!」パクパク
180 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/04(土) 16:33:20.66 ID:89O0dgPB0

にこ「ど、どうしたの?二人とも・・・」

海未「まさか・・・口封じの魔法!」ハッ

にこ「と言うことは・・・この戦いでは二人の魔法は頼れないわね!」

海未「そういうことですね・・・来ます!」

キャットフライBの攻撃!にこにダメージ!

にこ「うくっ・・・やったわね!」ズッ

にこの攻撃!キャットフライBにダメージ!

穂乃果「っ!」ザシュ

穂乃果の攻撃!キャットフライBを倒した!
ひとくいがの攻撃!ことりにダメージ!

ことり「んっ・・・!」シュッ

海未「ことりっ!このっ!」スッ

海未の攻撃!ひとくいがはひらりと身をかわした!
181 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/04(土) 16:34:12.41 ID:89O0dgPB0

にこ「そこよっ!」ナイフナゲ

にこの攻撃!ひとくいがにダメージ!
キャットフライAの攻撃!海未にダメージ!

海未「この程度・・・!穂乃果っ!」ドスッ

穂乃果「!」ザンッ

穂乃果の攻撃!キャットフライにダメージ!
キャットフライAを倒した!

ひとくいがの攻撃!にこにダメージ!
にこは毒を受けた!

にこ「っ!がっ、はあ・・・こ、これは・・・毒っ!?」プルプル

海未「せやっ!」グサッ

海未の攻撃!ひとくいがにダメージ!
ひとくいがを倒した!


魔物の群れを倒した!
182 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/04(土) 21:53:59.23 ID:89O0dgPB0

穂乃果「ぷはっ!・・・やっと喋れるよ・・・と、そんなことより・・・にこちゃん!」タッタッタッ

ことり「大丈夫!?にこちゃん!」タッタッタッ

にこ「ぐうっ・・・も、もう・・・ダメかも・・・」プルプル

穂乃果「そんなっ!にこちゃん!!」ユサユサ

ことり「死んじゃダメだよっ〜!」ユサユサ

海未「・・・何をしているのですか・・・にこ、これを・・・」スッ

にこ「・・・ん、ごふっ!あっ、ぶっっっ!」ブフッ

穂乃果「うぎゃあぁぁっ!」ビチャァ

にこ「げほっ!げほっ!にっがぁ・・・何でこんなに苦いのよっ!」ゴホッ

海未「毒消し草をすり潰して水に入れたものを与えましたから、それはさぞかし苦いでしょうね」

ことり「そ、それは飲みたくないね〜」アハハ
183 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/04(土) 21:54:53.38 ID:89O0dgPB0

穂乃果「でも、もう大丈夫そうだね!よかった!」フキフキ

海未「やはり持っていて良かったでしょう?備えあれば憂い無し、です!」ニコッ

にこ「そうね・・・でも、もうこんな経験は嫌にこ!」ゲホッ

穂乃果「あ、あれ!あれって・・・」スッ

ことり「すごい活気だね!きっと、あそこがアッサラームだよ〜」

海未「やっと着きましたね・・・どうします?街を見て回りますか?」

にこ「そうね・・・まだ日も出てるし見て回らない?」

穂乃果「賛成!いこうよ!」タッタッタッ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/05(日) 19:35:08.16 ID:wGi/m43oo
おかえりー!
待ってたぜ!
185 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/06(月) 12:10:56.10 ID:eMeB7TQA0


アッサラーム 昼


穂乃果「うわ〜!すごい人!なんかすっごく楽しそうだよ〜!」キャッキャッ

ことり「どこを見てもお店だらけだよ〜」ワクワク

にこ「あそこにはベリーダンスの劇場もあるみたいね!」

穂乃果「あっ、あそこ見てよっ!」スッ

ことり「馬が売ってるね〜っ!ちょっと見に行ってみようよっ」

穂乃果「もう買っちゃおうよっ!いいでしょ?海未ちゃん!」

海未「そうですね・・・買うかどうかは馬によりますが、見に行きますか!」
186 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/06(月) 12:12:08.71 ID:eMeB7TQA0

店員「いらっしゃいっ!どんな馬をお探しで?」

にこ「そうね・・・旅につれてくから馬車に向くしっかりした馬がいいわね」

海未「それで、できれば旅になれている馬がいいです」

店員「う〜ん、そいつは難しい注文だな・・・ちょっと待っててくれ・・・」タッタッタッ


ことり「あっ!どうでしたか?」

店員「いるにはいるんだが・・・ちょっと訳ありの馬でね・・・」

穂乃果「訳あり?どこか悪いの?」

店員「いや、そう言うわけではなくて・・・気性が荒いんだ。旅には慣れてて、しっかりもしてるいい馬なんだが・・・」

にこ「気性が荒いぐらいなら良いんじゃないかしら」

海未「見せていただくことは出来ませんか?」
187 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/06(月) 12:13:22.63 ID:eMeB7TQA0

店員「・・・この馬だ」

馬「ヒヒーンっ!!」ブルル

にこ「うわっ!?びっくりしたじゃない!」ビクッ

海未「私たちに対して威嚇をしているようです・・・確かにこの馬では厳しいかもしれません」ムムッ

ことり「まだわからないよ?はいっ!手っ」

馬「・・・!」ガブッ

ことり「きゃあっ!」ドサッ

にこ「大丈夫かしら!ことり!?」

ことり「ちょ、ちょっと驚いただけだから・・・大丈夫♪」

店員「これでは馬車を引かせることなんてできないだろ?他の馬にすることだぜ」
188 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/06(月) 12:14:15.20 ID:eMeB7TQA0

海未「そうですね・・・他の馬にすることに・・・穂乃果?どうしたのですか?」

ことり「そんなに近づくと危ないよっ〜穂乃果ちゃん!」

穂乃果「私たちの旅にあなたの力が必要なんだ!力を貸してっ」スッ

馬「っ!」ガブッ

穂乃果「ぐっ・・・!ううっ」

海未「ほ、穂乃果っ!」

穂乃果「お願い・・・」サスサスッ
189 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/06(月) 12:14:51.99 ID:eMeB7TQA0

馬「・・・?」

にこ「お、大人しくなった?認めてくれたのかしら・・・?」

穂乃果「私たちと・・・一緒にいこう?」ニコッ

馬「・・・!ヒヒーン!」ペロッ

店員「こ、これはすごい・・・まさか、この馬を手懐けるなんて・・・」

ことり「穂乃果ちゃん!大丈夫!?」

穂乃果「大丈夫・・・!ねえ、みんな、いいかな?この馬で・・・」

海未「・・・まったく、無茶をして・・・わかりました。この馬にしましょう!」

にこ「この馬と馬車をつけてもらって何ゴールドかしら?」

店員「ああ、それなら・・・」
190 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/06(月) 12:18:31.11 ID:eMeB7TQA0


数分後


にこ「よかったわね〜!あの馬と馬車、まけてもらえて・・・」

海未「馬車の用意は明日には済むそうです。まだ、時間もありますし、皆でどこか・・・」

穂乃果「ねえ、海未ちゃん。みんな、街を見て回りたいと思うんだ!だから、少しの間だけ自由行動って言うのはどうかな?」

海未「やれやれ・・・わかりました。では、宿の手配をしてきます。みんな、夜までには戻ってきてください」

海未「ああ、それと穂乃果・・・」

穂乃果「何〜?」

海未「くれぐれも、詐欺だけには気をつけてくださいね?こういったところでは商人が値段を誤魔化そうとあの手この手を使って・・・」

穂乃果「もう!子供扱いしないでよ〜大丈夫だよ!心配性だなぁ・・・海未ちゃんはっ」アハハッ

にこ「不安ね・・・」ことり「不安だね・・・」

穂乃果「よーし!じゃあ、みんな!また宿で会おうね!」タッタッタッ
191 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/06(月) 12:21:58.19 ID:eMeB7TQA0
私の都合で長らく更新を止めていましたが、また少しずつ書き込みをしていこうと思います。読んでくださる皆さんの期待に応えられるように頑張っていきたいと思いますのでまたよろしくお願いします!
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/06(月) 22:29:34.66 ID:G9kDoK090
更新乙
193 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/07(火) 17:43:51.28 ID:14wT0cCt0



穂乃果「どこいこうかなぁ〜あ、あのお店!何だか、オシャレな感じ!」タッタッタッ

穂乃果「ごめんください!」カランコロン

商人「おお!私の友達!」ガバッ

穂乃果「うわっ!ビックリした・・・!」ビックリ

商人「お待ちしておりました!ささ、どうぞ!商品をみていってくださいまし」

穂乃果「と、友達?よくわからないけど・・・あ、この兜・・・かっこいい!」スッ

商人「おおっ!お目が高い!これは特注品でして・・・お値段は16000Gとなります!」

穂乃果「うえぇ〜っ!?高いよ!?」ビックリ
194 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/07(火) 17:44:55.67 ID:14wT0cCt0

商人「そんなことはありませんよ!これは素晴らしいものです!この兜があるとないとでは全然違いますよ!」ニヤッ

穂乃果「た、確かにそう言われれば、何だかすごそうな感じ・・・だけど、高いよ〜」ゴクッ

商人「ああ、お客様はとても買い物上手!では、8000Gではどうでしょうか?」ニコニコ

穂乃果「ま、まだ高い・・・とても買えないよ・・・」ウーン

商人「これ以上まけてしまうと私が大損しますが・・・仕方ありません!4000Gでどうです!?」

穂乃果「ぎ、ギリギリ買える!・・・買います!」チャリーン

商人「ありがとうございます!」ニヤッ

195 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/07(火) 17:48:30.42 ID:14wT0cCt0


宿屋 前


穂乃果「私のお金、もう全部なくなっちゃったけど・・・でも、元は16000Gだからね!かなりお得だったなぁ〜」ニヘラ

穂乃果「あっ、あれは・・・海未ちゃんだ!おーい!」タッタッタッ

海未「穂乃・・・どうしたんですか?その手に持っている兜は・・・」ジトー

穂乃果「買っちゃった!どう?なんかすごそうな感じするでしょ!?」ニコニコ

海未「いくらで買いました・・・?」プルプル

穂乃果「4000Gだけど・・・ちゃんと値引きしてもらったんだよ!最初は16000Gで・・・」

海未「穂乃果・・・それを詐欺というんですよ!あなたは騙されたのです!」クワッ

穂乃果「ええっ!?そ、そんなわけないよ!」
196 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/07(火) 17:50:08.72 ID:14wT0cCt0

海未「こんな鉄兜が4000Gもするわけありません!おおよそ1000Gというところでしょう!」

穂乃果「そ、そんなぁ・・・」ガクリ

海未「言いましたよね?詐欺には気をつけてくださいと・・・」ギロリ

穂乃果「えっ・・・!?ああ・・・」ガクガク

海未「それに対してあなたはなんと言ってましたか・・・?子供扱いしないで?大丈夫?」プルプル

穂乃果「ううっ・・・言い返す言葉もありません・・・」ションボリ

海未「もういい時間です。この続きは宿に帰ってからですね」ギロッ

穂乃果「は、はいぃ・・・」ガクガク
197 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/10(金) 07:46:44.24 ID:lnzsYPhT0


夜 アッサラーム 宿


ことり「って、ことがあったみたいで・・・」アハハ

にこ「なるほどね〜・・・まあ、穂乃果ならやるような気はしてたわ」ヤレヤレ

穂乃果「ま、まさか、騙されてるなんて思わなかったよ・・・」ガックリ

海未「これからは私が穂乃果に着いていくことにします!穂乃果だけではもう不安です!」

穂乃果「うへぇ・・・」

にこ「海未が一緒なら大丈夫ね。ま、これもいい経験よ」フッ

海未「ところで、二人も色々と買ったようですね」チラッ
198 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/10(金) 18:13:41.86 ID:rRUxHL7r0

ことり「うん♪私もお買い物したんだ〜!マジカルスカートって言うんだって!」スッ

にこ「このくろしょうぞくもなかなか良さげなものでつい買っちゃったにこ!」ニコッ

海未「・・・いくらでしたか・・・?」

ことり「3000G!」にこ「4800G!」

海未「・・・っ」プッツン

海未「二人も騙されてるじゃないですか!!そんなに高いわけがないでしょう!!!」グアァァ

「「ええ〜っ!!」」



海未「・・・」ギロッ

ことり「・・・」にこ「・・・」穂乃果「・・・」
199 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/10(金) 18:14:27.42 ID:rRUxHL7r0

海未「・・・これくらいにしておきます。お金の使い方はもう少し慎重になるように!わかりましたか!」

「「「はい・・・」」」

海未「・・・それで、明日のことについてですが・・・」

穂乃果「そうだった。明日はどうするの?また、情報でも集めてみる?」

海未「いえ、その必要はありません。宿の予約を取る際、興味深い話が聞けました」

ことり「興味深い話〜?」キョトン

海未「西の砂漠を進んでいった所にピラミッドが在るそうなのですが・・・」

穂乃果「ピラミッドっ!?すご〜いっ!あの三角のやつだよね!」キャッキャッ

海未「・・・こほん、そこには王家の宝が隠されているみたいなのです。そこにいけば魔王を倒すための何かも手にはいるかもしれません!」
200 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/10(金) 18:14:57.10 ID:rRUxHL7r0

にこ「なるほどね。いいと思うわ」

ことり「ピラミッドかぁ〜見るのが楽しみだねっ」

穂乃果「そうだね〜!今から、ワクワクしてきちゃったよ〜!」ウキウキ

にこ「子供ねぇ・・・にこなんて何回も見たことあるわ!・・・写真で・・・」

穂乃果「写真でなら、穂乃果も見たことあるよっ!」

ことり「こういうのは実物だから意味があるんだよ〜」

海未「ふふっ・・・では、明日に備えて早く寝るとしましょうかっ」

ことり「うんっ♪おやすみ〜」



to be continued...
201 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/11(土) 21:28:30.32 ID:oERU6fJd0
穂乃果 LV16 勇者
なまけもの

はがねのつるぎ
うろこのたて
くさりかたびら
てつかぶと

海未 LV18 戦士
くろうにん

はがねのつるぎ
うろこのたて
くさりかたびら
けがわのフード

ことり LV18 魔法使い
やさしいひと

聖なるナイフ
おなべのふた
マジカルスカート
けがわのフード

にこ LV18 盗賊
みえっぱり

聖なるナイフ
うろこのたて
くろしょうぞく
けがわのフード
202 : ◆37K26PBUng [sage saga]:2017/11/11(土) 21:29:43.65 ID:oERU6fJd0
穂乃果「そして伝説へ・・・」第9話「王家の墓」


翌日 アッサラーム


馬「ヒヒーンっ!!」ブルル

穂乃果「わぁぁ〜っ!」

にこ「ずいぶんと立派な馬車じゃない〜にこにふさわしい馬ね!」

ことり「うんっ!これなら、これからの旅は快適に過ごせそうだね!」

海未「それはそうと、この馬に名前をつけてあげませんか?」ワクワク

穂乃果「そうだね!・・・う〜んと・・・」
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