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みほ「第2回フリースタイルMCバトル!」
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86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:14:55.54 ID:EqKCwBbEo
まほ「ババアで結構 好きに呼べばいいさ」
まほ「言葉知らないやつを 相手にするだけ時間の無駄」ワァァ!
まほ「2回戦までの短い命 儚い笑み」
まほ「負けたら ひざまづいて つくづく奉仕しろ」
カチューシャ「同時進行で証明 私とマホーシャは女帝」ワァ!
カチューシャ「ババアは返上 あんたらには無いから展望!」ワァァ!
カチューシャ「慌てん坊 先走った 愚か者」
カチューシャ「女帝の決意 あんたらの心は折ろう!」ワァァ!
ミッコ「女帝が2人? 絶対起こる 諍(いさか)い」
ミッコ「見境無しに訪れる しがらみ」ワァァ!
ミカ「強すぎる個性は 原色みたい」
ミカ「裏切り、闇討ちの 戦国時代」ワァァァ!
ミッコ「チームワークガタガタのまほカチュ」
ミカ「滅びを予見させる存在は すぐ過疎化する」ワァァァ!
ミッコ「反対に こっちは継続し元気!」
ミカ「今日が我々の建国記念日」ワァァァァァ!!
カチューシャ「その国は長く持たず 滅ぼすわ」
カチューシャ「ていうかこっちの滅びに 物申すわ!」ワァァ!
まほ「こいつらがしてる話は ただのジオラマ」ワァァ!
まほ「デタラメで起こせるわけないんだ 一波乱」ワアァァ!
まほ「原色がある だからこそ世界はカラフル」
まほ「戦国時代と結びつける お前の脳内みたいにな」ワァァァ!
カチューシャ「意外にやる それは認める でも敗退者」
カチューシャ「1勝で御の字 回避できた 最下位は」ワァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!」
ワァァァァァ!!
まほ「………………」
カチューシャ「………………」
ミカ「………………」
ミッコ「………………」
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:15:32.60 ID:EqKCwBbEo
役人「それでは判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、継続が勝ったと思う人!」
ワァァァァァァ!!
役人「……後攻、まほカチュが勝ったと思う人!」
ワァァァァァ!
カチューシャ「!」
役人「!まずは継続が1ポイント先取です」
ザワザワ..
まほ「………………」
役人「では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『継続』」
理事長「『まほカチュ』」
香音「『まほカチュ』」
新三郎「『継続』」
浅井「『まほカチュ』」
役人「審査員票は3対2でまほカチュ!延長戦です!」
ワァァァァ!!
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:20:40.97 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
沙織「ど、ドキドキしたぁ……」
梓「西住隊長のお姉さんの方を特別応援してたわけじゃないんですけどね……」
優花里「私は応援してました!西住殿の身内の方とは、今後、末長〜〜〜〜〜〜〜〜…」
華「アクティブですね」
沙織「華、言い切るまで待てないからって先に言わないの!」
あや「でも何言うか想像付くよね?」
優季「末長いお付き合いになるから、ですよね?」
優花里「え、ええ……見透かされているというのは恥ずかしいですねぇ……この心細さが気持ち良かったりもしますが……///」
そど子「……何言ってるのよあなた。風紀のアレを乱すんじゃないでしょうね」
優花里「乱す!?に、西住殿が私を乱すなんてぇ……////」
沙織「みぽりん不在でもそのモード入るんだ……」
桃「秋山は放っておいていい。それより、今のバトルについて色々お聞きしたいのですが……」
千代「……そうね。拮抗した試合だったと思うわ。ミッコさんはバイブスが高く、ディスもライムも高水準で安定感があるわ。そしてミカさんの歌うようなリズミカルなフロウが心地よく、ライミングも決まっていた。最初のバースで『丸つぶれ』、『箔付くね』と脚韻を踏み、さらに『パクつく目』で頭韻も踏む、などね」
千代「審査員の票……これも僅差だったけれど、まほカチュが勝ったのは、アンサーとパンチラインの評価でしょうね」
千代「ミカさんのバースで『でも私もある意味で言えばババア これ抜きじゃ足りない トランプのジョーカー』というラインがあるけれど、これはようするにトランプのババ抜きとかかっていて『ババア』と『ババ』で踏むのはあまりにもベタだからあえて言わなかった」
千代「そしてそれを『あえて 踏まない風(ふう)、影絵 裏ライム』で説明しつつ踏むという、テクニックというか……言葉遊びね」
しほ「さらに『影踏み』という要素も意識しているだろう。なかなか出来る子だ」
沙織「あれ?そんな色んなことしてたなら審査員も継続の方に票を入れるんじゃ……」
千代「そのジョーカーのラインに対する西住まほさんのアンサーが見事だったのよ」
沙織「?」
千代「継続の方は、言ってしまえば『ババア』という言葉さえ使えればジョーカーのラインを生かせるわけで、誰が相手でも使えるわ。でもまほさんは即興でこう返したの」
千代「『2回戦までの短い命 淡い笑み 負けたらひざまづいて つくづく奉仕しろ』。これもミカさんと同じで踏んではいないけれど、セミの種類であるツクツクボウシを連想させる『つくづく奉仕』という言葉を使い、『笑み』と『セミ』でライミングをした。瞬時に同じ手法でやり返すこの機転の利き方は思わず唸ったわね。ただわかりづらかったせいで、お客さんの反応はイマイチだったけれど」
沙織「な、なるほど……」
千代「……という攻防が繰り広げられたことからもわかる通り、継続は前回大会とはまるで違うわ。優勝を狙えるほどの実力を持ったチームとして成長を遂げた」
沙織「わ、わかります。今のバトルもすっごい僅差なんですもんね……」
沙織「…………みぽりんのお姉さん、勝てるかな?華、どう思う?」
華「花を生け…」
沙織「試合が始まるよ!」
優花里「武部殿……自らふっておいて……」
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:21:08.97 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
役人「延長戦を始めます!先攻後攻じゃんけんをお願いします!」
ジャンケンポン
ミッコ「後攻で!」
役人「OK!それでは2回戦 第1試合、延長戦!」
役人「先攻、まほカチュ!後攻、継続!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」ギュルリッ!
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:23:31.23 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=YbFsHPpoU1E
2:48
<2回戦 第1試合 先攻 [まほカチュ]西住まほ、カチューシャ VS 後攻 [継続]ミカ、ミッコ 延長戦>
まほ「正直に言うよ なんとか命拾い」
まほ「一息のみで消させない 瞳に文字 浮かべる『勝利』」ワァァ!
カチューシャ「強引なまでの押韻派にすら 強靭さで勝つ当事者」ワァァ!
カチューシャ「格闘技じゃ ないけど躍動がすごいってのは同意なはず」ワァ!
まほ「ミカがジョーカーだとしても ゲーム次第で覆す」
まほ「前回は2位 大富豪なら2でジョーカーを倒せる」ワァァ!!
まほ「大体1枚こっちに…」
カチューシャ「つまりジョーカーは 廊下の方か どっかでも行って淘汰」ワァ!
カチューシャ「幸か不幸か 見せ場はおしまい あんたらは下巻の出ない上巻!」ワァァ!
ミッコ「早口すぎて 焦ってるのモロバレ」ワァ!
ミッコ「西住まほの邪魔してるし あんたホントダメ」ワァァ!
ミカ「成績的に まほカチュは富豪 こちらは貧民」
ミカ「一番いいカードである ジョーカーを渡さないといけない」
ミカ「『つまり無力だ』という パンチラインを言いかけたのに邪魔」ワァァ!
ミカ「ねぇ富豪さん 解雇したら? 隣の執事か秘書」ワァァァ!
ミカ「いよいよ西住まほが 韻踏みだしたら赤信号」
ミカ「不利になると ライマーになる 小賢しい子」ワァァァ!
カチューシャ「ナメんじゃないわよ!まほカチュで言ったら私がジョーカー!」
カチューシャ「今後の方針 どうしようか あんたら泣かそうか」ワァァ
まほ「赤信号 ドイツとロシアの国旗に入っている色だな」ワァァ!
まほ「縁起がいい 身内にもレッドスターがいるしな」ワァァァァ!!
カチューシャ「それに日本の国旗にもある赤い色」
カチューシャ「フィンランドはどう?ほら探しに行こう?」ワァァ!
まほ「訳わからない言い分 不利になると韻踏む?」
まほ「間違いも信じ込む 読むのやめとけよ? 虚構新聞」ワアァァ!
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:24:40.65 ID:EqKCwBbEo
ミッコ「カチューシャがジョーカー?確かにそうだな」
ミッコ「西住まほは 相方として ババ引いたようなもんだ」ワァァ!
ミカ「継続に縁のある フィンランドの国旗は青」
ミカ「信号なら審査員 お客さんも手を上げてくれる」ワァァァァ!!
ミッコ「そうなれば この試合はうちの勝利!」
ミッコ「現時点で文句なし ベストコンビ!」ワァァ!
ミカ「だから まほカチュはデストロイ という展開」ワァ!
ミカ「西住まほ やり直したいだろう ペア抽選会」ワァァ!
まほ「カチューシャは…」
カチューシャ「誰がなんと言おうと 知ったこっちゃないわ!」
カチューシャ「私とマホーシャこそが ベストパートナー!」ワァ!
まほ「そうだ 完璧な手札 ドローはしない」ワァァ!
まほ「時間は戻ろうとしない この試合 もうドローにはしない」ワァァァ!
カチューシャ「つまり再延長なんて 怪現象は存在しない」ワァァ!
カチューシャ「あんたたちにしては 頑張ったわね 大健闘!」ワァァ!
カチューシャ「でも容赦なく あんたらの全てをクラッシュ!」
カチューシャ「そして決めるロイヤルストレートフラッシュ!」ワァァ!
ミッコ「2枚でどうやってその役 出すんだよ!」ワァァ!
ミッコ「お前の方が 頭クラッシュしてるじゃんか!」ワァァ!
ミカ「時の流れは一方通行 つまりアクセラレータ」
ミカ「見た目幼女な姿に 手なずけられた」ワァァァ!!
ミッコ「お前らの優勝阻止する イマジンブレイカー」
ミッコ「試合終わったら 暇人プレイヤー」ワァァ!
ミカ「ミッコのインデックスは ハートのA(エース)だ」ワァァァ! ※インデックス・・・トランプのカード端のハートなどのマークと数字(絵柄)のこと
ミカ「キミらを下し 決勝の 場をも制すさ」ワァァァァ!!
役人「終了ーーーーーー!!!!」
ワァァァァァァ!!
カチューシャ「……っ……」
まほ「………………」
ミカ「………………」
ミッコ「ふー……熱っち……」
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:25:06.26 ID:EqKCwBbEo
役人「……では判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、まほカチュが勝ったと思う人!」
ワァァァァァ!!
役人「……後攻、継続が勝ったと思う人!」
ワァァァァァァ!!
役人「まずは継続が1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『継続』」
理事長「『継続』」
香音「『継続』」
新三郎「『継続』」
浅井「『まほカチュ』」
役人「勝者!継続〜〜〜〜!!!!」ワァァァァ!!」
カチューシャ「!!」
まほ「…………」
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:26:25.68 ID:EqKCwBbEo
ミッコ「よっしゃーーーーーっ!!!」
ミカ「…………」
まほ「負け、か……」
カチューシャ「………………ごめん」
まほ「何がだ?」
カチューシャ「私がアイコンタクトせずに割り込んじゃったり、足引っ張ったせいで……」
まほ「それは違うな。少なくとも私はカチューシャのラップに不満など無い。それに意思の疎通という点で言えばお互いさまだろう。1人だけの問題じゃない」
カチューシャ「っ……でも……私がもっと上手くできてれば……」グス
まほ「…………」キュッ
カチューシャ「へっ……!?な、なんで抱きしめ……///」
まほ「プラウダの隊長がステージ上で涙を見せない方がいい。泣きたいなら誰もいない場所に移ってからだ。私の胸で良かったら貸そう」
カチューシャ「ま、マホーシャ……///」キュン
ミッコ「あ、あのー……握手を……」
まほ「む、すまない」ガシッ
カチューシャ「っ!?え、ええ!そうね!あんたたちも強かったわ!」ガシッ
ミカ「……そうだね。私たちは強かった」
カチューシャ「な…」
まほ「ふっ……」
ミカ「キミたちに勝てるほどにね」
カチューシャ「………………ふん」
まほ「その通りだ」ガシッ
カチューシャ「そ、そうよ!私たちに勝っ……て……」ガシッ
カチューシャ「う……」グス..
ミッコ「あれ?」
カチューシャ「っ!?」サッ
ミッコ「なんか目が赤いような……」
ミカ「照明の効果だね。ステージ上は眩すぎる」
ミッコ「あー、なるほど」
カチューシャ「あんた……」
ミカ「ふ………」
役人「延長戦に突入するほどの好勝負を繰り広げた両チームに大きな拍手を!」
パチパチパチパチ!
まほ「さて、戻ろうか」
カチューシャ「……マホーシャ」
まほ「……なんだ?」
カチューシャ「…………本当にいいの?その……む、胸を借りても……///」
まほ「構わないよ。好きなだけ、な」
カチューシャ「う、うん……///」
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:28:00.50 ID:EqKCwBbEo
【舞台裏】
クラーラ「ノンナ様!あの女……!カチューシャ様を外に連れ出し、卑猥な行為に及ぶつもりですよ!(ロシア語)」
ノンナ「っ……」ギリ..
クラーラ「今からでも遅くはありません!『ロリコンが出たぞー!』と叫び、西住まほを捕縛するべきでは!?(ロシア語)」
ノンナ「……それはなりません。もしその手段をとった場合、遠くない将来……我々がカチューシャに抱きつく、くちづけを交わす、ボディタッチの範囲を広げる等、愛ある行動をする際にまで『ロリコン』という言葉が影響を及ぼし、我々の障壁となる危険性があります(ロシア語)」
クラーラ「私たちの愛までもが勘違いされてしまうと……(ロシア語)」
ノンナ「ええ。あくまでもカチューシャを愛でることは正義であり、善でなくてはいけません。ですのでここは見守る状態から一歩踏み出し、覗き見レベルを追い越すほど接近し、カチューシャたちに我々の存在を気付かせ、黒森峰の泥棒猫にほんの0.000001%でも心動かしてしまったことへの自戒の念を抱いていただきましょう。そして真の愛にも目覚めるきっかけにもなります(ロシア語)」
クラーラ「おお……そうなれば我々とカチューシャ様は……(ロシア語)」
ノンナ「永遠に結ばれる魂の繋がりを得、それは至高の悦びとして天の祝福を授かり、個体同士の繋がりという垣根が融解し、まぎれもなく、1つの輪郭となります(ロシア語)」
クラーラ「一生ついてゆきます!ノンナ様!(ロシア語)」ガシッ!
ノンナ「ええ、一蓮托生ですよ。同志クラーラ!(ロシア語)」ガシッ!
ニーナ「………………」
ニーナ(まーたよからぬこと考えてそうだべ。近寄らんとこ)ススッ
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:30:56.73 ID:EqKCwBbEo
【舞台袖】
アキ「お疲れ様!」
ミッコ「あれ?なんでアキがここに?」
ミカ「私が呼んだんだ。継続は関係者席をもらっていないからね。1人くらいなら舞台袖にいていいと許可を得ているのさ」
ミッコ「なんだ、そっか。全然知らなかった」
アキ「学校出る時に説明したはずなんだけど……」ハァ
アキ「……それにしても、スタッフの人たちがそこで話してたけど、アクセラレータとかって漫画?とかアニメのお話なんでしょ?ミカもミッコもよく知ってたね!」
ミカ「前に無人島に漂着しただろう?あの時、たまたま小説が全巻流されてきてね。読破したのさ」
アキ「ええっ!?」
ミッコ「ビックリしたよなぁ〜!大手古本屋のセット販売みたいにビニールでピッチリ閉じられててさぁ!全然濡れてねーの!だから読みまくり!」
アキ「なんで私に黙ってたの!?私、『暇だなあ』とか何度も言ったじゃん!」
ミカ「誰かに貸すと、読み返したい時に読めないかもしれないと風が囁いたのさ」
アキ「なにその風!やなやつ!」
ミカ「……ま、とにかくあと2つ……」
ミッコ「そう!2つ勝ったら優勝!そして……」
ミカ「あの無人島へ帰ろう」
アキ「いや帰んないから」
ミッコ「もう2度と行きたくねー」
ミカ「そうかい?割と快適だったけどね……」フフ
ミカ「…………」
ミカ(さて、次に当たるのは一体どちらだろうか……)
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:32:59.03 ID:EqKCwBbEo
【トーナメント】
――――
│―――
.―――― │
..│―――
継続 ―――― .│ │
│――― ..│
―――― ...│
│────
チンピライマーズ ..―――― │ |
│――― .│ |
..―――― .│ ..│ .|
.│――― .|
.―――― │ ...|
│――― ...|
MIH×O×RENGE .―――― ...|
..|────!!優勝!!
ライム戦隊カリレンジャー .―――― ...│
│――― .│
.―――― │ .│
..│――― ...│
.―――― ..│ │ ...│
│――― .| .│
ツインテールショートヘア ..―――― .│ ...|
│――――
―――― ..│
│――― │
干し芋ティータイム ―――― │ |
.│───
ボコファイターズ ..―――― │
│―――
..――――
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:38:32.89 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
沙織「みぽりんのお姉さんが負けちゃった……!あんなに強い人なのに!」
優花里「しかし継続のお2人の実力は本物ですねぇ……延長戦でも勢いが落ちませんでした」
華「やはり食べ物の差、でしょうか?」
沙織「違うと思う」
華「ですが……試合前におにぎりを4つほど食べていれば延長戦も戦い抜けます」
沙織「……そ、そだね。その可能性もゼロじゃないかな」
優花里「あの……島田殿。今の延長戦、どういう感想をお持ちですか?」
千代「そうね……トランプを絡めたラリーなど、両チーム共に優れたパンチラインがありました。まほさんの『前回は2位 大富豪なら2でジョーカーを倒せる』であったり…」
千代「ただ継続の1バース目でミカさんが『パンチライン読み』とでも呼ぶべき技を見せました。『成績的に まほカチュは富豪 こちらは貧民 1番いいカードであるジョーカーを渡さないといけない つまり無力だ というパンチラインを言いかけた』と。これは、まほカチュの1バース目でカチューシャさんがまほさんを遮る形になってしまったことに対しての攻撃であり、2バース目でそのパンチラインを使えなくさせるという防御にもなる、なかなかの有効打でしたね」
柚子「確かに……でもカチューシャさんのミスという感じはしませんでしたけど……上手だったですし」
千代「ええ。2ON2である以上、割り込みは普通に起こり得ることですし、カチューシャさんの高速フロウとライミングも良かったです」
しほ「……ただ、それを邪魔したという風に際立たせ、カチューシャさんの焦りを誘ったんだな。そのせいで後半は興奮が高まり、若干掛かり気味だった」
千代「そうね。あとは最後のバースの『とあるシリーズ』の一方通行(アクセラレータ)のラインね。『時間は戻ろうとしない』というまほさんのバースから、一方通行、そしてアクセラレータというキャラクターへ連想し、カチューシャさんの見た目と絡ませてネタにした…」
千代「そのあとのミッコさんも同じネタでライミングし、しかも『ミッコのインデックスは ハートのA(エース)だ』と、『インデックス』を、とあるシリーズのキャラクターとトランプ用語のダブルミーニングで使い、ライムで締める……文句のつけようがないわね」
沙織「そうですか……」
優花里「……西住殿、落ち込んでいるでしょうか……次の試合に影響しないといいですけど……」
沙織「あ!そういえば次はみぽりんと麻子が当たるんだ!」
桃「大洗対決……!」
あゆみ「うー、複雑だぁあ!どっちも勝ちにしてほしい」
優季「あの〜、学校内での先輩たちの戦績ってどんな感じなんですかぁ?」
柚子「こないだの大会前までのデータだと僅差で冷泉さんが勝ち越してるね」
あや「すごい!あ、でも西住隊長、身内をディスるの苦手っぽい……」
柚子「そうなのよね。会長相手に至っては勝率3割切ってるし……」
優花里「ただ西住殿とペアを組むオレンジペコさんは冷泉殿に勝ってるんですよねぇ」
沙織「それに継続の人たちもそうだけど、みんな前より成長してるから……」
華「どうなるかわからない、という結論になりますね」ニッコリ
沙織「うん……って、華がまともな感じで締めた!?」
優季「さすが五十鈴先輩〜♪」
柚子「言ってることは普通も普通だけどね……」
そど子「……頑張りなさいよ?冷泉さん」ボソ
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:53:04.05 ID:EqKCwBbEo
【舞台袖】
麻子「………………」
麻子(西住さんとバトルか……練習ではともかく、ガチな場では初めてだな)
麻子(……っと、それよりも西住まほの敗退で逸見さんの精神状態が不安定になっている可能性がある。何かしら声を……)チラ
エリカ「…………」ギラギラ
麻子「!……ずいぶん気合いが入っているな」
エリカ「当たり前でしょ。まほ先輩が負けた今、私が黒森峰の魂を背負ってるんだから」
麻子「……ほう」
エリカ「まほ先輩が負けたのはショックだけど、でもだからって落ち込みはしないわ。元々優勝するにはまほ先輩を倒さなきゃいけないもの」
麻子「そうだな」
エリカ「むしろここで勝って、継続を破ってカタキ討ちをしたいと燃えてるぐらいよ」
麻子「そうか」
エリカ「……あんたこそ、身内と戦う覚悟はあるわけ?」
麻子「無論だ。というより、本気で私を倒しにくる西住さんと戦い、上回りたい気持ちが強い。それに……」
麻子「オレンジペコさんには前回負けた借りもあるしな」ギラリ
みほ「…………」
みほ(麻子さんと……逸見さんとの試合か……)フゥ..
オレンジペコ「……大丈夫ですか?」
みほ「あ、はい。今のはため息というより気合いを入れる感じで……」
オレンジペコ「そうですか。よかったです」
みほ(……本当はお姉ちゃんが負けちゃって、戦えなくなるのがショックなんだけど……言ってもしょうがないもんね)
オレンジペコ「絶対…」
みほ「え?」
オレンジペコ「私は絶対優勝したいです。優勝しなければいけない理由があります……」
みほ「オレンジペコさん……」
オレンジペコ「だからパートナーがみほさんで良かったと思っています」
みほ「……うん、私も」
オレンジペコ「……露骨にお姉さんと組みたがってるオーラ出てましたけど?」
みほ「ふぇっ!?あ、えと……その……最初だけです!でもオレンジペコさんと組めてよかったと思う!本当ですよ!?」
オレンジペコ「ふふ、わかっています。少しからかっただけです」ウフフ
みほ「も、もう……」クス
みほ(オレンジペコさんって年上の扱いが上手いというか……掌の上で踊らされちゃう感じだよ……)フフ
みほ(あ、でもなんか笑ったらリラックス出来たかも。もしかして、私が落ち込んでたのを見て、励ますつもりで話しかけてくれたのかな)
役人「それでは次のチーム、入場してください!」
オレンジペコ「!行きましょう、みほさん」
みほ「うん!」
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:53:30.41 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
みほ「………………」
麻子「………………」
みほ(麻子さん、私をじっと見たまま目を反らさない……完全に戦闘態勢に入ってる。だったらこっちも目を反らしちゃダメだ)ジッ..
役人「それでは先攻後攻じゃんけんをお願いします!」
オレンジペコ「」スッ
エリカ「」スッ
ジャンケンポン!
エリカ「……後攻で」
役人「OK!先攻、MIH×O×RENGE!後攻、チンピライマーズ!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュキュッ!
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:54:53.40 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=4LaoQh-QZp8
3:11
<2回戦 第2試合 先攻 [MIH×O×RENGE]MIHO、オレンジペコ VS 後攻 [チンピライマーズ]REZE、エリカ>
みほ「チンピライマーズ REZEは学友」
みほ「バトル後に気まずいとか 関係ねぇなFa○k you」ワァァァ!
みほ「あえて合わせる過激な チンピラのイズム」
みほ「量より質な 韻にたどり着く 神秘なノリ生む」ワァッァア!
オレンジペコ「REZEさんが数だけ 踏んで エリカさんがただ叫ぶ」
オレンジペコ「価値なんて チンピラの1杯の タダ酒分」ワァァ!
オレンジペコ「キレたら怖いのは エリカさんより血管」
オレンジペコ「欠陥だらけ脅すだけだってさ いけ好かん」ワァァア!
麻子「いけ好かんのは ライムでイケず感じれず 逃げるから」ワァァ!
麻子「卑下すか? メチャメチャヘタレな逆ギレ こっちがキレる番」ワァァ!
エリカ「MIHOいわく量より質 でも相方が韻を薄めてる」
エリカ「余裕シャクシャクな顔してるけど 希釈倍率増えてる!」ワァァァ!
麻子「希釈倍率 男ならイカ臭い普通 そんな規格内すぐ」ワァァ!
麻子「飛び出す シラフな異物 REZE 起爆剤生む」ワアァァッァァ!
エリカ「REZEとエリカ タッグ組むガッツある 火付け役」
エリカ「ネチネチと陰湿な あんたら絶対しつけーヤツ!」ワアァァ!
オレンジペコ「しつけーのは韻ばっか くどくど並べる人の方です〜!」ワァァ!
オレンジペコ「REZEさんの眠そうなライムじゃ 湿気(しけ)って火点かなそう!」ワァァ!
みほ「男のこと知らないのでは? 変な雑誌で得たようなネタ」ワァァ!
みほ「それ使う方が メチャメチャヘタレ より ベタベタでダメ」ワァァ!
オレンジペコ「韻踏むしか能がない しょうがないけど 悲しいね」
オレンジペコ「踏めない子ブタはただの子ブタ でも 韻だけのヤツも 慄(おのの)け死ね!」ワァァァ!!
みほ「そう言わないで ライムだけが アイデンティティ」
みほ「大変危機になって 悟るんでしょう 改善時期」ワァァァ!!
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:56:16.72 ID:EqKCwBbEo
麻子「アイデンティティ 敗戦しに 来てないんだ 毎回前進し」ワァァ!
麻子「あとオレンジペコ この大会 あんたの パイセン地味」ワァァァ!
エリカ「これだけキレキレのライムが 湿気るとか 見る目無い!」
エリカ「ステージに立っただけで アップアップしてるから 気付けない!」ワァ!
麻子「見つめないと わからんが震えてる? いつ眩暈(めまい)で倒れる?」
麻子「崩れてく? どっちでもいいか 最後に立ってる方が 優れてる」ワァァ!
エリカ「自滅を待つか それとも爆破? 最終的には絶対潰そう」
エリカ「こうして見ると あんたら2人 ひ弱で なんだか幸薄そう」ワァァ!
オレンジペコ「そうですか? でも普段のREZEさんマジ鬱そう」ワァァ!
オレンジペコ「じめっとしたキノコ あ!『男なら』ってのはキノコが相手ですかぁ!?」ワァァァァ!
みほ「いつもテンション低くて 倍うぜぇんです」
みほ「嫌がられ方 まるで 梅雨前線」ワァァァ!
オレンジペコ「聖グロの先輩が地味? 見る目がないなぁ」
オレンジペコ「その節穴に イカ臭いティッシュ詰めますか?幸薄そう〜!」ワァァ!
みほ「寝てばかりの人が どうして 最後に立ってる?」
みほ「罪状出まくりのREZE 敗訴似合ってる」ワァァァ!!
麻子「よく履いてる黒のハイソ似合ってる? 感謝だ」ワアァ!
麻子「こんなに混み合ってる 会場に立ってる REZE ライムのワンダラー」ワァァァ!
エリカ「なんだかんだで勝つのは チンピライマーズ」
エリカ「長所を信じマイナス をプラスにするコンビ!」ワァァ!
麻子「コンビ指数はプラス まるでポンキッキーズ」ワァァ!
麻子「どんなディスにもライムで 暢気(のんき)言い切る」ワァァァ!
エリカ「のらりくらりも チンピラの極意」
エリカ「放り投げてやるわよ ピンチなど遠くに!」ワアァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!!」
ワァァァァァ!
みほ(これは……どうだろう……)
麻子(手応えはあるが……それと同時に負けても納得できる部分もある……)
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:58:39.79 ID:EqKCwBbEo
役人「では判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、チンピライマーズが勝ったと思う人!」
ワァァァァァァ!!
役人「……後攻、MIH×O×RENGEが勝ったと思う人!」
ワァァァァァ!
役人「まずはチンピライマーズが1ポイント先取です」
みほ(っ……ポイントとられた!)
役人「では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『MIH×O×RENGE』」
理事長「『MIH×O×RENGE』」
香音「『チンピライマーズ』」
新三郎「『チンピライマーズ』」
浅井「『MIH×O×RENGE』」
役人「3対2でMIH×O×RENGEが1ポイント獲得!延長戦に入ります!」
ワァッァァ!!
みほ(あっ……ぶなかったぁ〜!)ドキドキドキ
麻子(くっ……アンサーが弱かったか?)
【2階席】
沙織「引き分け〜〜〜〜……延長戦だぁぁ……」グッタリ
優花里「た、武部殿の方が疲れてるじゃないですかぁ」
沙織「だって友達同士の試合なんだもん。見てるだけで疲れるよぉ〜」
桃「今の試合はどう思われますか?」
千代「そうね。REZEさんはライム特化、MIHOさんもライムはかなり強力で、エリカさんも上手に語尾で踏むタイプ。でもその中でオレンジペコさんはアンサー重視でライムはそれほどこだわらないスタイルね」
千代「でもディスは皮肉が効いていて毒がある。『しつけーのは韻ばっか くどくど並べる人の方です』や『男ならってのはキノコが相手ですか』といった辺りが顕著ね」
あや「オレンジペコさん、腹グロなのかな」
あゆみ「お、上手いこと言ったね」
千代「……ただそれ以外に『踏めない子ブタはただの子ブタでも 韻だけのヤツも 慄(おのの)け死ね!』というライン。ここはさっきの継続の試合でもあった裏ライムとでも言う使い方をしたわね」
千代「『踏めない子ブタ』はジブリ作品の『紅の豚』でライミングすると同時に『飛べないブタは…』というセリフにかかっていて、さらに『慄け死ね』というのは同じジブリ作品『もののけ姫』でライミングしています」
千代「そのようなテクニックを使いつつ、三者とはかなり毛色が違うスタイルを貫いたからこそ、引き分けという結果になったのではないかと。もっとも、審査員もかなり悩んだ末の決断で、僅差での結果でしょうけれど」
しほ「……なるほどね」
千代「MIHOさん最後のバースで、裁判でいう『敗訴似合ってる』に対していつも履いている『黒のハイソ似合ってる』とREZEさんが即座に返すのも見事でしたしね」
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 01:59:27.59 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
エリカ「勝ったと思ったんだけど……」
麻子「仕方がない。実際拮抗していた」
エリカ「延長戦、どうする?」
麻子「いつも通りやるだけだ。それで勝つ」
エリカ「そうね」フフッ
役人「それでは延長戦!じゃんけんをお願いします!」
ジャンケンポン
エリカ「……後攻で」
役人「OK!先攻、MIH×O×RENGE!後攻、チンピライマーズ!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュルル!
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:02:54.34 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=HLHKJx-zrao
3:43(あるいはもう少し短め)
<2回戦 第2試合 先攻 [MIH×O×RENGE]MIHO、オレンジペコ VS 後攻 [チンピライマーズ]REZE、エリカ 延長戦>
オレンジペコ「……おわかりいただけただろうか」
オレンジペコ「エリカさんを大してディスらず のけ者にしていることを」ワァァ!
オレンジペコ「私たちにとってエリカさんはおまけ 居酒屋のお通し」ワァ!
オレンジペコ「拒否するのも気が引けるから そこにいてもいいんだよ♪」ワァァ!
みほ「つまりおまけ シール目当てのビックリマンチョコ」
みほ「どれだけ 願ってもトピックになんのも 無理」ワァァァ!
みほ「1人だけ目を閉じちゃってる 集合写真」
みほ「スキル中庸だし 急降下し 結果 優勝無し!」ワァァァ!!
麻子「優勝無しを理由も無しに言うな 聴かせる有能な詞」ワァァァ!
麻子「急降下しても終了間近に 使う消火器で浮上だし」ワァッァア!
エリカ「未成年で居酒屋とか 知らねぇくせに語んな!」ワァ!
エリカ「さっきは『男がどう』とか言ったくせに マジうぜぇ 下がんな!」ワァァ!
麻子「野蛮な 盛んな 性格か?居酒屋には目立つ オレンジ頭」ワァァ!
麻子「地頭が足りないし力が足りない ライムにただただ交わり」ワァァ!
エリカ「それにフロウも加わり 最強のコンビがここに爆誕!」
エリカ「ビート上に 声を乗せて奏でる そんな楽団!」ワァァ!
オレンジペコ「居酒屋のことですか? 知ってますよ全然」
オレンジペコ「何故ならば 3年B組グーグルせんせ〜!」ワァァァ!
オレンジペコ「男のくだりも ネット知識と言えばいいのに不器用〜」ワァァ
オレンジペコ「もしかしてSiriに敷かれてるタイプですかぁ〜!?」ワァァァ!
みほ「あと『スキルが中庸だから』と言ったのに『理由も無し』 耳大丈夫?」ワァァ!
みほ「事実を捻じ曲げてでも 韻踏みたい性分?」ワァァァ!
オレンジペコ「それと相手の言葉拾うの 必ずREZEさんですよね?」
オレンジペコ「最強コンビならエリカさんが拾ってみてくださいよ〜!」ワァァ!
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:07:34.36 ID:EqKCwBbEo
エリカ「くださ……………っ」
麻子「くださ…………………いちいちダサい」
麻子「苛立ちの轍(わだち)を形作って しょうもないことしたがり」
エリカ「仕上がりなら充分 あんたらに乱される心配無いわ」
エリカ「結局のところ 自分の進化次第だ」ワァァ!
麻子「韻が偉大な みんなに愛されるMC 銀座みたいな 高級感」ワァァ!
麻子「目指す ライム探検家 今どれくらい掴んでるか?」ワァァ
エリカ「握った拳の中にあるのは 勝利の光」
エリカ「ペア組んだ時に生まれたのは 信頼と同志の誓い」ワァァ!
みほ「同志なのに どっちが先行くか 動じたせいで 同時になった」ワァァァ!
みほ「コンビが爆誕 でも火付け役? 爆発したあとインパクト無いよ!」ワァァァ!!
オレンジペコ「今は修行でも授業の時間でもない バトルでしょーが!」
オレンジペコ「何が進化?わかりません アンサーしなさい このバカチンが!」ワァァァッァァ!!
みほ「痛いとこ突かれ 内に籠(こも)る REZE 引きこもる」ワァァ!
みほ「混じりっ気無しで ディスりけなし 被った布団は引っぺがし!」ワァァ!
オレンジペコ「信頼を誓ったわりに 最初の小節 全部 REZEさん」
オレンジペコ「それって エリカさんじゃ無理と 弾き出した計算」ワァァ!
麻子「っ…………………」
エリカ「………………っ!?計算なわけがないでしょ!」
エリカ「そんな固定観念に 惑わされるわけがない!」
麻子「固定観念だと諦観してるのか それが 余計残念」ワァァ!
麻子「こちとらライミングに凝ってっかんね 存在感の濃さは 経団連」ワァァ!
エリカ「あんたらこそ 人の粗探しだけで 馬鹿馬鹿しい!」ワァ!
エリカ「自分らの中身 全然見えない 空っぽらしい!」ワァ!
麻子「そして尻尾出し 捕まる末路 つまらぬ覚悟」ワァァ!
麻子「ウザがるギャルも 繋がるラップを するのがチンピライマーズだ!」ワアァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!!」
ワァァァァァ!!
麻子「っ……」
エリカ「…………っ……」
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:30:29.24 ID:EqKCwBbEo
役人「それでは、延長戦の判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、MIH×O×RENGEが勝ったと思う人!」
ワァァァァァ!!
役人「……後攻、チンピライマーズが勝ったと思う人!」
ワァァァ!
役人「まずはMIH×O×RENGEが1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『MIH×O×RENGE』」
理事長「『MIH×O×RENGE』」
香音「『MIH×O×RENGE』」
新三郎「『MIH×O×RENGE』」
浅井「『MIH×O×RENGE』」
役人「勝者!MIH×O×RENGE〜〜〜〜!!!!」ワァァァァ!!
みほ「…………」ホッ
エリカ「ちぃっ!」
麻子「……………準決勝、頑張ってくれ」スッ
みほ「え?あ、うん。ありがとう」ガシッ
オレンジペコ「ありがとうございます」ガシッ
エリカ「………………」
麻子「逸見さん」
エリカ「…………絶対優勝しなさいよ」スッ
みほ「う、うん……目指します……」ガシッ
オレンジペコ「そのつもりです」ガシッ
麻子「………………」
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:34:11.31 ID:EqKCwBbEo
【舞台袖】
エリカ「…………ごめん」
麻子「何がだ」
エリカ「完全に私のせいで負けたわ」
麻子「そんなことないだろう。何故そう思うんだ」
エリカ「……延長戦の時、『エリカさんが拾ってみてくださいよ』って茶化すように言われて……試合前はいつも通りやろうって決めたばかりなのに……ついカッとなって突っ込もうとした」
麻子「…………」
エリカ「そのせいで2人が重なって……会場の空気も相手チームに流れたし、そのミスを指摘されもした。だから負けたのは…」
麻子「私もそのあと、自分が行かずに逸見さんに任せるべきかを迷って……結果、立ち往生してしまった。私のミスだ」
エリカ「だから、それは私が最初に動いちゃったから今度もそうなる可能性があると思って迷ったんでしょ?」
麻子「……ゼロではないが少し違う。オレンジペコさんに、逸見さんには最初の小節を任せられない、という風に言われたことに対し、反発する気持ちがあったせいだ」
エリカ「え?」
麻子「私は逸見さんのスキルを買っている。そう証明したくなったんだ。あの土壇場で。だがアイコンタクトだけで伝わるわけがない。結局、逸見さんを戸惑わせてしまい、チームワークが崩れていると露呈する形になってしまった」
エリカ「………………」
麻子「…………………」
エリカ「じゃ、じゃあ……ど、どうすればいいのよ。この話の決着は…」
麻子「……お互い反省して終わりだろう。相手のせいにする内容じゃない」
エリカ「…………そう」
麻子「…………ああ。それに、負けはしたが楽しかった」
エリカ「……………ふ。確かにね。正直、途中からまほ先輩のカタキ討ちとか忘れてたわ」
麻子「……不思議なものだな。フリースタイルバトルというのは」
エリカ「そうね。負けた時は悔しくて辛い……だからもう二度とやりたくない。そう思うのに…」
麻子「……気が付くと、また戦いたいという感情が沸いてくる」
エリカ「ええ」クス
麻子「…………」クス
エリカ「次会う時は敵かもしれないわね」
麻子「どちらでも歓迎だ」
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:36:41.87 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
そど子「……冷泉さん」
ゴモヨ「残念だったね、そど子」
そど子「べ、別に残念じゃないわ!いつも寝坊してるのにフリースタイルバトルで勝てるわけないもの!」
沙織「関係あるかなそれ」
パゾ美「……そど子」
そど子「なに?」
パゾ美「負けて落ち込んでる冷泉さんを慰めたら、そど子への好感度は風紀的にアップするよ」
そど子「!!!」
沙織「風紀的!?どういう上がり方なのそれ!」
そど子「…………み、みなさんごめんなさいね。ちょっと見回りに行ってくるわ」タタタ
沙織「いや、ライブハウス内で見回りって邪魔以外の何物でもないんじゃ……あ、行っちゃった」
優花里「冷泉殿に会いに行くのを誤魔化す言い訳にしても強引すぎますが……それはともかく、島田殿…」
千代「……そうね。今の試合では特にオレンジペコさんの挑発とアンサーが光ったわね」
千代「最初の『おわかりいただけただろうか』はテレビ番組でよくある心霊特集などのナレーションを真似ているけれど、最初のバースの一番頭でこう言うことで、どういう内容なのかを気にさせることが出来る。掴みとしては抜群ね」
千代「そして、さっきの試合ではエリカさんにほとんど触れず、REZEさんに攻撃を集中させていたと明かし、それは相手にしていないからだというディスになる」
千代「『居酒屋のお通し』というワードには『未成年のくせに』と返されるのが当然だけれど、それに対し『3年B組、グーグル先生』と金八先生をもじりつつ、ネットで検索すれば誰でもわかる、というユーモアのある返しを見せた」
千代「そのあと、チンピライマーズが攻撃でもなく自分たちのことをラップした時は『今は修行でも授業の時間でもない バトルでしょーが!』と、自問自答ではなく対話しよう、という意志を込め、さらに『何が進化?わかりません アンサーしなさい このバカチンが』と、金八先生ネタを絡めて使用した。内容の伴った見事なパンチラインね」
千代「それに加え、非常に安定しているMIHOさんのディスとライムが間を埋めているわ。スタイルが違うのもアクセントになっているため、互いに効果を高め合っている」
千代「あと、まほカチュでもそうだったけれど、アイコンタクトや合図などでどちらが行くかを決める必要がある2ON2では、意思の疎通が取れずにタイミングが重なってしまったりするのはよくあるわ。さっきのまほカチュの場合は、大きなミスではないものの、その部分を突かれたところが敗因の1つだったようにね」
千代「ただ……今回はどちらが行くか迷って黙り込む場面がいくつかあり、慌てているのがはっきり見えてしまった。しかもオレンジペコさんがその状況を誘うような形をとっていたものだから、相手の術中にハマってしまったというイメージがお客さんにも審査員にも強く焼き付いてしまった。これはかなりのマイナス要因ね」
千代「最後のバースでREZEさんが畳みかけるようにライミングを決めているのだけれど……やはり覆すのは無理だったわね」
優花里「なるほど……」
沙織「私的には麻子と逸見さんが立て直そうと頑張ってて、そっちの方がすっごく好感持てたけどなぁ……はぁ……私も好感持たれたい……モテたい……」
柚子「武部さん話変わっちゃってるよ」
あゆみ「……ま、まあ……冷泉先輩は残念でしたけど、次は桂利奈の試合です。気を取り直して桂利奈を応援しましょう!」
あや「1回戦はいい調子だったし、今度も大丈夫だよ!きっと!ね?紗希!」
紗希「……………………………………」
あや「そっかぁ、そういう意見もあるかぁ……」
優花里「ど、どういう意見だったのか気になりますぅ。今なんと言ったんですか?」
あや「桂利奈ちゃーーん!頑張れー!!」
優季「勝って〜♪」
あゆみ「まだステージに出てきてないって」
梓「登場してから目いっぱい応援しようよ」
優花里「うぅ……誰も答えてくれません……真相は闇の中…」
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:38:01.75 ID:EqKCwBbEo
【トーナメント】
――――
│―――
.―――― │
..│―――
継続 ―――― .│ │
│――― ..│
―――― ...│
│────
..―――― │ |
│――― .│ |
..―――― .│ ..│ .|
.│――― .|
.―――― │ ...|
│――― ...|
MIH×O×RENGE .―――― ...|
..|────!!優勝!!
ライム戦隊カリレンジャー .―――― ...│
│――― .│
.―――― │ .│
..│――― ...│
.―――― ..│ │ ...│
│――― .| .│
ツインテールショートヘア ..―――― .│ ...|
│――――
―――― ..│
│――― │
干し芋ティータイム ―――― │ |
.│───
ボコファイターズ ..―――― │
│―――
..――――
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:41:08.82 ID:EqKCwBbEo
【舞台袖】
カルパッチョ「いよいよ2回戦ですね」
桂利奈「は、はい」
カルパッチョ「?どうかしましたか?」
桂利奈「………………」
桂利奈(私の最大の武器は特撮とかアニメの知識、それと図太さだって会長は言ってくれた)
桂利奈(でも私は前の大会で代表になれなかった。西住隊長や冷泉先輩が強かったっていうのもあるけど……補欠に決まった時の会長のセリフ……)
杏『さかぐっちゃんはアニメとか特撮ネタに寄りすぎかな?それ自体は個性だし強みでもあるんだけど、毎回だとワンパターンになっちゃう。アンサーがもちっと返せるようになればかなりいいんだけどね』
桂利奈(……そう言われて、ショックというよりすっごく納得した。ネタ以外で攻撃されると途端に勝てなくなっちゃう。それでもめげずに立ち向かうところを会長は心臓がタフだって言い方してくれたけど……でも実際はただ諦めてないだけで勝敗は明らかになってた)
桂利奈(だから……今回の大会ではもっと強くなろうと練習した。アニメ系のネタは持ちつつ、それ以外の部分も対応できるように……フロウも工夫したり)
桂利奈(1回戦は完全にアニメネタで私のキャラクターを押し出した。だからこそこの2回戦の戦い方は……)
桂利奈「カルパッチョさん」
カルパッチョ「なんでしょう?」
桂利奈「次の試合、私はアニメネタ使いません」
カルパッチョ「……何故ですか?」
桂利奈「前に会長にも言われたんですけど、ネタばかりだとメリハリが無いというか……相手もこっちの手がわかる分、戦いやすくなっちゃいますし……バトルに勝つためにも、自分がもっと強くなるためにも、必要な気がして……」
カルパッチョ「………………」
桂利奈「だ、だめですか?」
カルパッチョ「……いいえ。スタイルは人それぞれですから」ニコリ
桂利奈「あ……」パァァァ..
カルパッチョ「真面目すぎなくても大丈夫ですよ?臨機応変に。もし必要になれば、前言撤回して次の試合でもアニメネタ使っていいですからね?どちらにせよ、私がライミングで繋げますから」ニッコリ
桂利奈「はい!ありがとうございます!」
桂利奈(カルパッチョさんが優しいお姉さんでほんとによかったー!)
アンチョビ「準々決勝……これを勝てば準決勝だ」
ナオミ「おいおい。プレッシャーを感じるにはまだ早いんじゃないか?参加チームが少ないんだ。準々決勝だが全16チームのトーナメントだから実質まだ2回戦だぞ?」
アンチョビ「う、わかってるが……」
ナオミ「あまり気負わなくていいと思うよ」
アンチョビ「しかし……『じゃなかった』という口癖がつい出てしまうのが……」
ナオミ「それも個性だ。とにかくありのままぶつかればいい」
アンチョビ「ううむ……」
ナオミ「MCネームも『ドゥーチェ☆アンチョビ』から『アンチョビ』に変えたんだ。心機一転の気持ちで挑めばいい」
アンチョビ「…………そうだな!うだうだ悩むのは私らしくない!楽しめなくなるもんな!」
ナオミ「その意気だ。サンダースもそうだが、一番大事なのは楽しめるかだ。そこが抜けてたら参加する意味がない」フッ
アンチョビ「よおし!じゃあ目指すは試合を楽しむこと!そして準々決勝突破…じゃなかった、優勝だー!!」
ナオミ「うん、同意見だ。さあ行こう」
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:41:48.22 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
役人「それでは両チームの入場です!」
ワァァッァ!!
ナオミ「」
アンチョビ「」
桂利奈「」
カルパッチョ「」
ナオミ(カルパッチョのライミングはもちろん、このロサ・カリーナも意外と出来る。だが正面から戦って力負けするほどうちが劣るとは思わない。なら……)
アンチョビ(真っ向勝負でぶつかって、その上で勝〜つ!)
役人「では先攻後攻じゃんけんをお願いします」
カルパッチョ「……負けませんよ、ドゥーチェ」
アンチョビ「ああ。こっちも負けるつもりはない。絶対に勝つ!あ、じゃんけんだけじゃなくてバトルもな!?」
カルパッチョ「わかってますよ」フフッ
ジャンケンポン
アンチョビ「後攻をとらせてもらう」
役人「OK!では先攻、ツインテールショートヘア!後攻、ライム戦隊カリレンジャー!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュルキュリ!
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:45:05.66 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=Km9muoqHBAM
3:29
<2回戦 第3試合 先攻 [ライム戦隊カリレンジャー]カルパッチョ、ロサ・カリーナ VS 後攻 [ツインテールショートヘア]アンチョビ、ナオミ>
カルパッチョ「2回戦 闘技場の包囲網をも移動して行動」ワァァ
カルパッチョ「こっちは いつでも脳みそフリースタイルモード」ワァァ!
桂利奈「末期症状 そう昨日もずっと練習って状況」ワッァア!
桂利奈「瞳孔 開くような動向でも 同行してくれる カルパッチョと浮こう!」ワァァ!
カルパッチョ「つまり上昇 負け知らず常勝 王道を 伊達に歩こうと堂々」ワァァ!
カルパッチョ「どうどう、落ち着け とウトウトする暇も無く とうとうと語る」ワァァァ!
桂利奈「そう優勝への夢 私は全然無名!でも諦めず行くぜ!」ワァァ!
カルパッチョ「たまに間違えるが何変える よりありのままで何か得る」ワァァァ!
ナオミ「……それなんてアニメ? いわゆる熱血系か?」
ナオミ「イマイチわからないな 足りねぇ説明が」ワァッァ!
ナオミ「それともアニメの話は もうおしまいか?」
ナオミ「ロサ・カリーナ あんたは 知識があるのに 損をしないか?」ワァァァ!
アンチョビ「どちらにせよ こっちはあるがままを貫く」
アンチョビ「つまずく ことも あるがママに頼らず歩く」ワァァァァ!
アンチョビ「そう私はマザコン じゃなかった 独り立ち」
ナオミ「そんなアンチョビとコンビ組めて マジ 気持ちがいい」ワァァ!
桂利奈「こっちも気持ちがいい 無名と思ったら ちゃんと認識されてる」
桂利奈「そのルックスで カッコいいこと言うなんて インチキなレベル」ワァッァア!
桂利奈「でもコンビ組めただけで 気持ちがいいなんて満足しちゃってる」
桂利奈「私は短足だけど このコンビで優勝までの道を進むつもりだ!」ワァァァ!
カルパッチョ「誰よりも もっと先を見てる 価値を知ってるから賢いです」ワァァ!
カルパッチョ「こっち王道 あんたら端っこ行ってる 鍵っ子似てる」ワァァァ!
カルパッチョ「つまり インパクト 足りない上に 韻ファールゾーン」
カルパッチョ「感覚が疎くて無得点 この試合は決勝までの インタールード」ワァァァァ! ※インタールード・・・間奏曲
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:47:35.31 ID:EqKCwBbEo
アンチョビ「韻と言葉ぎゅうぎゅうで 詰め込みすぎてる」
アンチョビ「高望みがえげつないな 上を見過ぎてる」ワァッァ!
アンチョビ「こっちは 一戦一戦 勝ってく じゃなかった 一足飛び」
アンチョビ「失速をしないで 一歩ずつじゃなく 飛び越えて行っとく」ワアァ!
ナオミ「ルックスを褒めてくれてありがとうね お嬢さん」
ナオミ「キミこそ キュートで見てると キュンと心臓が 急を告げるようだ」ワァァ!
ナオミ「でもラップ自体は微妙かな? さほど魅力ないもの」
ナオミ「ライム戦隊カリレンジャーでしょ? ごっこ遊びしてなよ 戦隊ものの」ワァァ
桂利奈「ライム戦隊の移動は戦車 拙者が運転者!」ワァァァァ!!
桂利奈「戦車道でも運転者! 弾 避けながら 突き進んでんだ!」ワァァァ!
カルパッチョ「だからアニメネタ無くても 晋平太のような高度な韻生産」ワァァ!
カルパッチョ「無神経な 挑発には警笛鳴らす まるで婦人警官」ワァァ!
桂利奈「警笛もリズミカルでコミカルな感じで 変えちゃう人生観」ワァァ!
カルパッチョ「その新星さ 素質は真性さ 声の響き まるでシンセサイザー」ワァァ!
桂利奈「韻でライバ ルを蹴散らす ライム戦隊カリレンジャー」
カルパッチョ「逃げた方がいいっしょ 失笑 浴びるこの展開は危険だ!」ワァァァァ!
ナオミ「危険な状況を覆す 戦隊ものの基本じゃないのかい?」
ナオミ「ドライな展開はやめて 窮地から始めよう再トライ」ワァァ!
アンチョビ「声がシンセサイザーとか褒め過ぎじゃないか? 過剰広告」ワァ!
アンチョビ「カルパッチョ 常識人に見えて無いのかよぅ道徳」ワァァ!
ナオミ「勝てる勝負を前にするわけがないだろう 敵前逃亡」
ナオミ「己に酔ってるんだな 現実逃避 で依然妄想」ワァァァ!
アンチョビ「そんなんじゃ真っ直ぐ進めないだろ? 運転者」
アンチョビ「これは訓練か? 違う本番だ お前たちが負ける運命だ!」ワァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!!」
ワアァァァァ!
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:48:16.04 ID:EqKCwBbEo
役人「では判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、ライム戦隊カリレンジャーが勝ったと思う人!」
ワアァァァァ!!
役人「……後攻、ツインテールショートヘアが勝ったと思う人!」
ワアァァァ!
役人「まずはライム戦隊カリレンジャーが1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『ライム戦隊カリレンジャー』」
理事長「『ライム戦隊カリレンジャー』」
香音「『ツインテールショートヘア』」
新三郎「『ライム戦隊カリレンジャー』」
浅井「『ツインテールショートヘア』」
役人「3対2!勝者はライム戦隊カリレンジャ〜〜〜〜!!!!」ワァァァァ!!
桂利奈「や、やったぁ!」
カルパッチョ「」ホッ
ナオミ「………………」
ナオミ(今回もアニメネタで来ると思ったが……しかし、それ用のアンサーを用意していたのが無駄になったことを差し引いてもロサ・カリーナの実力は侮れないものがある。カルパッチョとの練習を経て急成長したのか、元々の素質かはわからないが……補欠だったのが信じられないな)
アンチョビ「悔しい!くそぅ!くそぅ!」
桂利奈「あ!今のはキルミーのやすなですか!?」
アンチョビ「終わってからアニメネタ使うのかぁ!?」
ナオミ「ははっ」
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:51:15.98 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
あや「やったー!!」
あゆみ「桂利奈たちが勝ったー!」
優季「すごぉ〜い♪」
あゆみ「これはもう歌うしかないな!」
あや「うん!」
あゆみ・あや「♪○パム ○パム ○パム ○パム ○パム ○パム〜 おいしい○パム〜 おいしい○パム〜 おいしい○パム〜 おいしい○パム〜」
梓「………もういいかな?島田さんに感想聞きたいんだけど」
あや「え?あ、うん……どうぞ……」
あゆみ「……前は『うるさーい!』ってつっこんでくれたのに、めんどくさそうにあしらわれた……」ヒソヒソ
あや「○パム嫌いなのかな?」ヒソヒソ
あゆみ「○パムの缶で眉間押されたりした過去があるとか?」ヒソヒソ
優季「痛そ〜♪」
梓「……こほん。島田さん、今の試合……」
千代「………………」カチャカチャ
梓「……あの」
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:56:38.05 ID:EqKCwBbEo
千代「え?あ、ごめんなさい。次が愛里寿の試合だからカメラの設定を再確認していたの」
しほ「さっきも撮っていただろう?そのままでいいじゃないの」
千代「念のためよ。あ、そうそう、今の試合の感想よね?」
梓「はい。お願いします」
千代「バトル全体の流れでは、カルパッチョさんが初っ端に『いつでも脳みそフリースタイルモード』と、『末期症状』という曲のサンプリングから入った。その後も言葉を詰めつつ、ライミングを決めていく。ロサ・カリーナさんは1回戦とは違ってアニメネタを使わず、カルパッチョさんに寄り添うようにライミングしながら付いていく」
千代「対するツインテールショートヘアは、最初のバースは割とテンポを落として、アニメネタを使わないことに言及しつつ、聴きやすさと脚韻重視で返した。ビートに合わせたフロウで私的には高得点でした。結果はライム戦隊カリレンジャーに軍配が上がりましたが」
千代「ちなみに、ロサ・カリーナさんがお客さんから支持を得た理由の1つは、彼女の声質ね。高音域で、少し舌足らずなところもあるけれど聴き取れないほど滑舌悪くはない…」
千代「それに、ライミングが上手だというのも大きいわね」
華「あら?理由が1つとおっしゃったのに、2つ言われましたけど……一体何が起きているのでしょうか?」
沙織「しーっ!華!そういう時は思ってても口に出しちゃダメ!機嫌悪くなる人多いから!」
華「はあ……わかりました」
千代「………………大丈夫よ。私は機嫌悪くならない方の人ですから」ウフフ..
沙織「わわっ、ごめんなさい!」
沙織(……そう言って笑顔見せてるけど、本心では笑ってない方の人だよ……)
千代「…続けます。今はロサ・カリーナさんが支持された理由を粒立てて話しましたが、相手のナオミさん、アンチョビさんも決して劣るものではありません。内容のあるアンサーに加え、堅実なライミングと、完成度の高いチームですからね」
千代「今回勝敗を分けたのは、ロサ・カリーナさんの『でもコンビ組めただけで 気持ちがいいなんて満足しちゃってる 私は短足だけど このコンビで優勝までの道を進むするつもりだ!』というバイブスの籠もったラインと、『ライム戦隊の移動は戦車 拙者が運転者! 戦車道でも運転者! 弾 避けながら突き進んでんだ!』これね」
しほ「『その戦車 拙者が運転者』は、晋平太さんの有名なラインだったか」
千代「ええ。それをサンプリングし、しかもロサ・カリーナさんは戦車道で実際に運転手をしている。その上で『突き進んでんだ』と、戦車道で戦ってきた熱いバイブスにライミングが足された、このバトルで一番印象に残ったパンチラインだわ」
千代「審査員の判定が3対2なのは……どこを重視するかの問題ね。ツインテールショートヘアも、カルパッチョさんのライミングと、『優勝までの道を進むつもりだ』というロサ・カリーナさんの言葉に対して、『韻と言葉ぎゅうぎゅうで 詰め込みすぎてる 高望みがえげつないな 上を見過ぎてる』という、相手のテンポと発言を一瞬で読み取った、即興性の高いかなりのパンチラインを決めていますから」
しほ「なるほどな。バイブスを評価するか、アンサーがそのバイブスを上回ったと判断するか……審査員次第というわけか」
千代「ええ。それを言ったら毎回そうなのだけれど」フフ
ワァァァァ!!
沙織「あ!会長が出てきた!」
優花里「次の試合が始まるんですねぇ!是非勝ってほしいですぅ!」
千代「愛里寿……っ!カメラを……」ササッ!
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 02:57:52.55 ID:EqKCwBbEo
【トーナメント】
――――
│―――
.―――― │
..│―――
継続 ―――― .│ │
│――― ..│
―――― ...│
│────
..―――― │ |
│――― .│ |
..―――― .│ ..│ .|
.│――― .|
.―――― │ ...|
│――― ...|
MIH×O×RENGE .―――― ...|
..|────!!優勝!!
ライム戦隊カリレンジャー .―――― ...│
│――― .│
.―――― │ .│
..│――― ...│
.―――― ..│ │ ...│
│――― .| .│
..―――― .│ ...|
│――――
―――― ..│
│――― │
干し芋ティータイム ―――― │ |
.│───
ボコファイターズ ..―――― │
│―――
..――――
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:00:31.20 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
役人「それでは試合を始めます!」
杏「………………」
ダージリン「………………」
愛里寿「………………」
アズミ「………………」
杏(島田愛里寿……年齢とか関係なしにかなりのテクを持ってるよねー。どう攻めようか色々考えたけど……うーむ)
ダージリン「険しい顔になっていてよ?」
杏「え?あー……そだね。ありがと」
杏(ちょい思いつめすぎてたかな?もっとリラックスしないと)フゥ
役人「先攻後攻のじゃんけんをお願いします!」
杏「………………」
杏(普通なら後攻とるんだけど…………)チラ
愛里寿「………………」
杏(かなりのスキルを持ってる島田愛里寿相手に正攻法でぶつかるのは得策じゃないかな……だったら流れを作るために……)
ジャンケンポン
杏「先攻で」
杏(こっちのペースに持っていく)
役人「OK!先攻、干し芋ティータイム!後攻、ボコファイターズ!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ」キュラッ!
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:02:15.62 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=QdNioVrQGEc
♪知らざあ言って聞かせやSHOW / TOKONA−X
<2回戦 第4試合 先攻 [干し芋ティータイム]アンジー、ダージリン VS 後攻 [ボコファイターズ]愛里寿、アズミ>
杏「あれあれ? なんだか 匂いませんか?」
杏「年増の厚化粧に酔いませんか?」ワァァァ!
ダージリン「参加者というよりは 引率者」
ダージリン「深まるのかしら 親睦は」ワァァ!
杏「友達いないヤツが 年下に威張るタイプでしょ?」ワァ!
ダージリン「自分の価値を 勝手にハイグレード」ワァァ!
杏「やる気あるなら 受けて立ちましょう」
杏「♪幕をば切って落としやSHOW!」ワァァァ!
愛里寿「♪やる気あるからいるのでSHOW?」
愛里寿「♪いいですね? 蹴とばす 潰すフェイク共」ワァァ!
愛里寿「♪地獄へのワンダーランド If You Want?」ワァァァ!
愛里寿「♪本気 つまり持ってんだ意志!」ワァァァァ!
愛里寿「かさぶた剥がれたとこ撫で、つつ」
愛里寿「スキル底上げする まるでTOKONAーX」ワァァァァ!
愛里寿「干し芋ティータイム どっか行ってよ」
愛里寿「聴きたくなってきた 『トウカイテイオー』」ワァァァァ!! ※トウカイテイオー(正しくは『トウカイ×テイオー』)・・・TOKONAーXのアルバム
杏「確かに優先席は 譲らないとね」
杏「アズミさんどうぞ 座りますよね?」ワァァ!
杏「スキルと同時に 年齢も底上げ」
杏「甲子園 出る大学生みたい 迷惑どころじゃねー!」ワァァァァ!
ダージリン「ゴスロリで TOKONAーXを聴く」
ダージリン「その背伸び加減に よってロリさ減」ワァァ!
ダージリン「行く気ないわ 地獄のワンダーランド」
ダージリン「それより試合観に行く サンダーランド」ワァァァ! ※サンダーランド・・・イングランドプロサッカーリーグ(プレミアリーグ)のサッカーチーム
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:03:48.67 ID:EqKCwBbEo
アズミ「大人っぽいを 年増と呼ぶ」
アズミ「メイク技術を 厚化粧と言う」
アズミ「素直に褒めるのが 照れくさいの?」
アズミ「大人の余裕で 見せてく才能」ワァァ!
アズミ「対象年齢を下げてる アンジー」ワァァ!
アズミ「見た目も中身も 子供な感じ」ワァァ!
アズミ「子供っぽいから ガキと呼ぼう」ワァ!
アズミ「すっぴん自慢は 恥と思う」ワァァ!
杏「自慢してないよ? それ 被害妄想」ワァァ!
杏「子供っぽいは 見た目が 若い証拠」ワァァァ!
ダージリン「結局全ては 妬みと ひがみ」
ダージリン「イマイチ 味が出ず ただの苦味」ワァァ!
杏「そんなあんたが過ごす キャンパスライフ」
杏「値打ちあるのかな? ハンマープライス」ワァァァ!
ダージリン「1円スタートで 落札者無し」
ダージリン「親が聞いたならば 泣く話」ワァァ!
愛里寿「集中砲火を 悠々突破」ワァァ!
愛里寿「ワックMC 丸飲み 吸収消化」ワァァァ!
愛里寿「1人狙いのマンマークタイプ? でも」
愛里寿「マーク無理 小さいアンジー ハンバーグサイズ」ワァァァ!
愛里寿「ハンマープライス とか ネタ古すぎる」
愛里寿「チーム名の 元ネタ『けいおん』も古すぎる」
愛里寿「バンドとラップで違うでしょ ジャンルが」
愛里寿「でも雰囲気は よく出てるよ 杏にゃん」ワァァァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!!」
ワァァァァァ!
杏(アズミさんへの集中攻撃とアンサーはいい感じに出来たと思うけど……さてどうなるか……)
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:06:18.62 ID:EqKCwBbEo
役人「それでは判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、干し芋ティータイムが勝ったと思う人!」
ワァァァァ!
役人「……後攻、ボコファイターズが勝ったと思う人!」
ワァァァァァ!!
役人「まずはボコファイターズが1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『ボコファイターズ』」
理事長「『ボコファイターズ』」
香音「『干し芋ティータイム』」
新三郎「『ボコファイターズ』」
浅井「『ボコファイターズ』」
役人「勝者!ボコファイターズ〜〜〜〜!!!!」ワァァァァ!!
ダージリン「…………」
杏(……ダメだったか……)
愛里寿「……あの、握手……」
杏「あ、うん」ガシッ
ダージリン「……準決勝、頑張ってくださいな」ガシッ
愛里寿「…………はい」コクリ
アズミ「…………」スッ
杏「う」
杏(戦略とはいえ、厚化粧とか年増とか色々言っちゃったから気まずい……一言謝っといた方がいいのかな?)
ダージリン「………………」スッ
杏(な……危険な気配を察知してさりげなく私の後ろに隠れた!?きったね!身長差あるから全然隠れられてないけど。なのにすっげーすました顔してる!)
アズミ「言っておくけど」
杏「は、はい」
アズミ「大学に行ったら私以上に化粧が濃い人間なんてゴロゴロいるわよ?」
杏「そ、そうなんすか……」
アズミ「ええ。言いたいことはただそれだけ」スッ
杏「あ、ども……お疲れ様でした……」ガシッ
ダージリン「健闘を祈っていますわ」ガシッ
アズミ「ありがとう」
杏(もう怒られないであろう雰囲気と見て、堂々と胸張って握手した…………ホントこの人は…………面白い人だなぁ)クス
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:07:09.03 ID:EqKCwBbEo
【トーナメント】
――――
│―――
.―――― │
..│―――
継続 ―――― .│ │
│――― ..│
―――― ...│
│────
..―――― │ |
│――― .│ |
..―――― .│ ..│ .|
.│――― .|
.―――― │ ...|
│――― ...|
MIH×O×RENGE .―――― ...|
..|────!!優勝!!
ライム戦隊カリレンジャー .―――― ...│
│――― .│
.―――― │ .│
..│――― ...│
.―――― ..│ │ ...│
│――― .| .│
..―――― .│ ...|
│――――
―――― ..│
│――― │
―――― │ |
.│───
ボコファイターズ ..―――― │
│―――
..――――
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:11:22.33 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
華「今の試合はなんというか…………ハンバーグが食べたくなる勝負でしたね」
沙織「ハンバーグって単語が出てきたからってだけでしょそれ!」
華「ええ」ニッコリ
沙織「素直!」
しほ「……干し芋ティータイムはそれほど悪くないと私は思ったんだが、審査員の判定は4対1と差が付いたな」
千代「そうね。アンサーも返せていた。1バース目の愛里寿の『干し芋ティータイム どっか行ってよ』に対して『確かに優先席では譲らないとね アズミさんどうぞ 座りますよね?』というパンチラインはディスとユニークさを含んでいて良かったわ」
千代「ただ、先攻の1バース目の最後で『幕をば切って落としやSHOW』と、原曲の替え歌で締めたアンジーに対し、愛里寿は最初の4小節を原曲にかなり近くラップしつつ、しかも原曲の歌詞に沿うようにライミングをした」
沙織「どんな歌詞なんですか?」
千代「……それは……」
しほ「私も知らないな。教えてくれ。出なければどうライミングしたのかわからん」
千代「わ、わかったわ。では最初に愛里寿、次に歌詞という風に説明しましょう。少々過激な歌詞なのですが…………こほん」
千代「最初の『やる気あるからいるのでSHOW?』は『知らざあ言って聞かせやSHOW』。『いいですね? 蹴とばす 潰すフェイク共』とした箇所は『TX 蹴とばす てめえのケツの方』。『地獄へのワンダーランド』は『磨きたてティンバーランド』。『本気 つまり持ってんだ意志』という箇所は………///」
しほ「?」
千代「…………『便所の座り小便か BITCH』の部分をライミングしているわ///」カァァァ...
しほ「な、なるほど……まさかちよきちの口からそんな言葉を聞くとは……人生も捨てたものではないな//」
千代「うぅ……///」
沙織「でもビートを聴いてすぐにそんなラップが出来るのってすごいですよね。ワンダーランドってのも、アリス・イン・ワンダーランドにかかってるっぽいし」
千代「え、ええ。でも愛里寿だけでなく、アズミさんも攻撃をいなしつつもアンサーしていて安定感があったわ。干し芋ティータイムの2人はそのあとのアンサーも良かった」
千代「でも愛里寿の3バース目、『ハンマープライス』を『マンマークタイプ』、『ハンバーグサイズ』と相手のワードで長いライミングを決め、さらに干し芋ティータイムの元ネタである『けいおん』のキャラの中野梓……ツインテールの小柄な子ね。この子の愛称である『あずにゃん』に絡めて、髪型が似ているから真似ているのかと揶揄するように『杏にゃん』とライミングしつつ締めたのは効果的だったわ」
優花里「勉強になりますぅ」
しほ「それにしても……途中で出てきた『ハンマープライスとかネタ古すぎる』とあるが、落札価格という意味ではなく昔に放送していたテレビ番組での意味で使っているな。古すぎてお客さんもピンと来ていなかったが……あの年齢でよく知っていたものだ」
千代「………………」
しほ「……もしかしてちよきち、『お母さんが愛里寿のわがまま聞いてあげる権、1000円でハンマープライス!』のような会話を家で……」
千代「し、しているわけがないでしょう……///」
しほ「…………」
千代「こんな……屋内でも手袋してるような上品な私が…///」
しほ「屋内では外せ。大体手袋と会話内容になんの関連性があるんだ」ハァ
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:12:38.20 ID:EqKCwBbEo
梓「それにしても……あの会長が負けちゃうなんて……」
あゆみ「チームワークも良かったのに……」
紗希「……………………」
あや「紗希?」
紗希「……………………」
華「『ハンバーグが食べたい』、ですね?」
あや「違います!」
紗希「………………残った」
華「残った……?あぁ、残り物のひき肉でハンバーグを…」
沙織「今夜作ってあげるからこっちで静かにしてよう?」
華「あら!さすが沙織さん、優しいです」ニッコリ
沙織「べ、別に普通だよ……//」
あや「で、残ったってどういう………………あ!」
あゆみ「わかったの!?」
あや「うん!あのね…」
優季「会長が負けちゃったのは残念だけど、隊長と桂利奈ちゃんは準決勝に勝ち残ってるってことだよね〜♪」
あや「あー!私が言いたかったのにー!」
紗希「…………………………怒った」
優季「ねー?あやちゃん怒りっぽ〜い♪」
あゆみ「紗希が『残った』と『怒った』で韻を踏んだ!?もしかして紗希もラップをやりたいのか!?」
紗希「……………………」フルフル
あゆみ「違った……」
梓「そりゃそうでしょ」
あゆみ「でも桂利奈すごいなぁ。もしかしたら西住隊長と決勝を戦うなんてこともあるかもしれない」
優季「すご〜い♪」
千代「愛里寿に勝てたらね」ヌッ!
あゆみ「ひッ!?す、すみません!」
しほ「………………」
しほ(準決勝の第1試合は継続とみほたちか…………まほカチュを破った相手にどう立ち向かう?)
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:13:31.80 ID:EqKCwBbEo
【舞台袖】
オレンジペコ「準決勝ですね。相手は……」
みほ「お姉ちゃんとカチューシャさんを倒した継続…」ギリ..
オレンジペコ「……みほさん?」
みほ「私、絶対勝ちたいです。勝負事だからこういうことが起こり得るのはわかっていたつもりですけど……それでもお姉ちゃんと戦えると思っていたし、すっごく楽しみだったんです」
みほ「だから……この今の感情を徹底的に吐き出したい…」
オレンジペコ「?」
みほ「次の試合、私がどんどん前に出ていいですか?」
オレンジペコ「!」
みほ「…………」
オレンジペコ「……わかりました。私がサポートします。みほさんのその気合い、相手に思いっきりぶつけちゃいましょう」ニッコリ
みほ「ありがとうございます」ギラギラ
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:14:24.88 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
役人「大会が始まってから数々の激闘が繰り広げられましたが……ここからは準決勝!残ったチームは4つです!」ワァァァァ!
役人「さあ……そんな準決勝 第1試合のカードは……」
ミカ「」ザッ
ミッコ「」ザッ
ワァァァァ!
役人「継続 対……」
みほ「」ザッ
オレンジペコ「」ザッ
役人「MIH×O×RENGE!」
ワァァァァァ!
みほ「…………」キッ
ミカ「!……ふっ」
ミカ(姉を倒した相手だからだろうけど、そこまで睨まれるとはね。姉が関わると、こうまで気合いが入るのか)
ミカ(でも、そうでなくてはつまらない。全力で来る相手を倒すことに意義があるのだから)クス
役人「それでは先攻後攻じゃんけんをお願いします」
ジャンケンポン
みほ「!先攻で」
役人「OK!先攻、MIH×O×RENGE!後攻、継続!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュリッ!
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:17:48.00 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=7tpq-6IKSB4
2:19
<準決勝 第1試合 先攻 [MIH×O×RENGE]MIHO、オレンジペコ VS 後攻 [継続]ミカ、ミッコ>
みほ「ミステリアス 気取りの 中二病患者」
みほ「似合うのは マイクより 銃にボウガン、矢」ワァァァ!
みほ「強引で必死に キャラ作りにいく」
みほ「いっそ顔変えれば? 高須クリニック!」ワァァァァ!
オレンジペコ「トレードマーク いつも被ってる帽子」
オレンジペコ「蒸れてハゲ進みますよ とめどなく」ワァァ!
みほ「今日は MIH×O×RENGEが カチコム回!」 ※カチコム・・・カチコミ。殴り込みや襲撃など
みほ「キャラ付け うざい ニセ ジャミロクワイ!」ワァァァァ!
ミカ「過激なメッセージ 本質と隔離」
ミカ「勝利目当てのみ 本日のカラクリ」ワァァ!
ミカ「キャラ作り? キミに返す そのままね」ワァァ!
ミカ「ラッパーは光 言葉は影」ワァアッァァァ!
ミッコ「ミカが持つのは マイクかカンテレ」
ミッコ「ボウガンくれるならもらうけど なんてね」ワァァ
ミッコ「ていうか 大して知らねぇくせに」
ミッコ「中二病とか 決め付けんじゃねぇよ!」ワァァ!
みほ「残念 ボウガンは 贈れない」
みほ「でも 矢をその胸に撃ち シャツを紅」ワァァ!
みほ「に染める あんたは重病患者」
みほ「それか死亡 許さない 優勝なんか!」ワァァァ!
オレンジペコ「ミカさんは MIHOの熱いバイブスに」
オレンジペコ「『キャラ作り』とか言っちゃうキャラかぁ」ワァ!
みほ「サンプリングは ILL−BOSSTINO(イルボスティーノ)」
みほ「ほらキャラ作ってるよ! 自分の 実力以上!」ワァァァァ!
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:19:25.21 ID:EqKCwBbEo
ミカ「まるで肉食系 すぐキスの次を」ワァァ!
ミカ「あるいは 血を求めるモスキート」ワァァァ!
ミカ「もう好き放題 やればいいだけの話」
ミッコ「いちゃもんも 別に野放し」ワァァ
ミッコ「色んな面があるのが 人間じゃねぇの!?」
ミッコ「キャラがどうとかに こだわってんじゃねぇよ!」ワァァァ!
ミカ「不毛な論争 まるでメジャーとアンダーグラウンド」
ミカ「2つはある意味 アナグラム」ワァァァ!
みほ「あっそう だったら聴いとけ アンダーグラフ」ワァァァ!
みほ「それかブラフマン?アイスマン?アシッドマンにしようか?」
みほ「マンが好きなら マンウィズアミッションか?」ワァッァア!
みほ「論争の回避法 が見つかりそうか?」ワァァァァ!
オレンジペコ「ミカさん こうして見ると案外 普通だ」
オレンジペコ「トゥータの合図前に ここで淘汰」ワァァ!
みほ「帽子だけじゃなく かぶってる 化けの皮」
みほ「剥いで焼野原みたいになる末路!」ワアァァァァ!!
ミカ「焼野原より なるなら壁の花」ワァァ!
ミカ「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ワァァ!
ミカ「サンプリングしたのは 敗者の言霊」
ミカ「それを 姉妹愛などと思わない」ワァァァ!
ミッコ「姉の真似しても 負けは負け」ワァァ!
ミッコ「自分以外に頼るとか ダメなだけ!」ワァァァ!
ミカ「一度も口に出してない マンが好き」
ミカ「それはMIHOの後輩の方 漫画好き」ワァァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!」
ワァァァァ!
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:26:18.36 ID:EqKCwBbEo
役人「えー………審査員のみなさんは少し迷っているようですが………あ、決まったようです」
役人「では判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、MIH×O×RENGEが勝ったと思う人!」
ワァァァァァ!!
みほ「…………」
役人「……後攻、継続が勝ったと思う人!」
ワァァァァ!
ミッコ「!」
ミカ「…………」
役人「まずはMIH×O×RENGEが1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『継続』」
理事長「『MIH×O×RENGE』」
香音「『MIH×O×RENGE』」
新三郎「『MIH×O×RENGE』」
浅井「『継続』」
役人「勝者!MIH×O×RENGE〜〜〜〜!!!!」ワァァァァ!!
みほ「勝った……!」
オレンジペコ「みほさん!」ワァ!
ミカ「………………」
ミッコ「マジかよ!せめて延長ぐらい…」
ミカ「ミッコ。判定が全てさ。仕方がない」
ミッコ「そりゃそうだけど……くっ……」
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:27:40.99 ID:EqKCwBbEo
みほ「………………」
みほ(1回で勝ち切るつもりで挑んだけど、実際は延長になるかもしれないって思うくらい僅差だった。やっぱりこの人たち、強い)
オレンジペコ「あの……ありがとうございました」スッ
ミカ「こちらこそ。いい経験になったよ」ガシッ
ミッコ「すっげぇ悔しいけど……しょうがない。こうなったらあんたらに優勝してもらうしかないな」ガシッ
オレンジペコ「そのつもりです」
ミッコ「!……そっか。へへ……いい根性してるじゃん」
ミカ「…………」
みほ「あ、えと……ありがとうございました」ペコリ
ミカ「ふふっ」
みほ(笑われた!?なんで!?)
ミカ「あぁ、すまない。さっきまでのキミとはまるで別人なものだから。バトル中は眼光鋭く気迫に満ちていたが、勝敗が決した途端、風船がしぼむように大人しくなったのが興味深くてね。言い過ぎたと気にしてるのかい?」
みほ「あ……えと……はい」
ミカ「気にする必要はないさ。ただ、キミがそういう風に考える人間だと知れたのは収穫かな。やはりキミは面白い逸材だ」クス
みほ(褒められてる……のかなぁ?)
ミカ「……そろそろ敗者は去るとしようか。ミッコ」
ミッコ「いや、敗者はっていうか、どっちのチームもステージから去らないと次の試合出来ないんだけど」
ミカ「………知っている。でも今みたいな言い方をした以上、決め台詞なのだと判断して突っ込まずにおいてくれないか?」
ミッコ「またミカのカッコつけか……やだやだ」ハァ..
ミカ「……世間だけでなく、身内からの風当りも強くて参るね」フフ..
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:28:44.11 ID:EqKCwBbEo
【トーナメント】
――――
│―――
.―――― │
..│―――
―――― .│ │
│――― ..│
―――― ...│
│────
..―――― │ |
│――― .│ |
..―――― .│ ..│ .|
.│――― .|
.―――― │ ...|
│――― ...|
MIH×O×RENGE .―――― ...|
..|────!!優勝!!
ライム戦隊カリレンジャー .―――― ...│
│――― .│
.―――― │ .│
..│――― ...│
.―――― ..│ │ ...│
│――― .| .│
..―――― .│ ...|
│――――
―――― ..│
│――― │
―――― │ |
.│───
ボコファイターズ ..―――― │
│―――
..――――
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:31:37.48 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
優花里「ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!」
沙織「やったね!みぽりんたちが勝ったよ!」
華「さすがみほさん!これはもう………………あれですね!」
優花里「はい!あれですぅ!」
沙織「会話になってないよもー!でもおめでたいからいっか!」
しほ「…………延長になるかと思ったが」
千代「私が審査員だったとしたらかなり悩むでしょうね…………甲乙つけがたい試合と言えるわ」
しほ「ポイントはどこだ?」
千代「まずMIHOさんが出だしからバイブス全開でした。『キャラ作りにいく』、『高須クリニック』はフロウでねじ伏せる形のライミングだけれど、発想がユニークで、ミカさんの言動などのキャラクターに対して攻めた効果的なディスだったわ」
千代「ミカさんはそのアンサーとして、『ラッパーは光 言葉は影』とブルーハーブをサンプリングし、『そっちこそいつもと違うキャラクターで、普段言わない言葉を吐いている。言葉は影のように決して離れない、だから責任を持って言え』というような意味を込めた」
しほ「普段と違う、というのはステージに立てばほとんどの人間がそうと言えるがな」
千代「そう……その部分がこの試合のキモね。MIH×O×RENGEは2バース目も同じテーマで攻撃をした。この一連のディスはそれほどのダメージを生んではいないわ。ただMIHOさんの確実な脚韻とバイブスでお客さんを盛り上げるという効果は得られたけれどね」
千代「アンサーで言うなら、相手の『ILL−BOSSTINO(イルボスティーノ)』を拾い、ミカさんが『キスの次を』、『求めるモスキート』と、ライミングを決めたポイントの方が高いわね。言葉的には『(求)めるモスキート』は踏み外していて、フロウで踏んでいるように聴かせているのだけれど、その聴かせ方が非常に優れているわ」
しほ「そのバースのラストでも『アンダーグラウンド』と『アナグラフ』を韻踏んでいるように心地よく聴かせてきたな」
千代「ええ。その心地よさを生むフロウがミカさんの最大の武器ね。でもMIHOさんは、メジャーとアンダーグラウンドはある意味アナグラムだと言うミカさんの言葉を受け、『あっそう』と突き放した上で『だったら聴いとけアンダーグラフ』と『アンダーグラウンド』をライミングし、さらにバンド名を複数上げた。これはミカさんの言葉に対し、言外に『どうでもいい』という感情を含んでいるのがわかるようなラインで、少し投げやりな言い方が印象的だったわね」
千代「さらにそこから『マンが好きなら マンウィズアミッションか?』と続く。しかもミカさんの真似をするように『マンウィズアミッションか?』と『が見つかりそうか?』をフロウでねじ伏せるようなライミングを見せた」
千代「そして最後に『帽子だけじゃなく かぶってる 化けの皮 剥いで焼野原みたいになる末路』という部分があるけれど、これは2回戦で継続に敗れた、姉であるまほさんが前回大会で使ったライン。それを妹であるMIHOさんがサンプリングする。まさに『やり返す』という言葉がピッタリな、これ以上無い反撃となったわ」
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:33:37.76 ID:EqKCwBbEo
しほ「だがそれも継続は上手く返した。『焼野原』を『壁の花』、『枯れ尾花』で踏んでいたわよね?」
千代「ええ。さらに枯れ尾花のラインは、次に来る『敗者の言霊』……ようするに、幽霊の正体は負けて去ったまほさんだとし、みほさんのサンプリングは『姉妹愛などと思わない』と切り捨て、かつフロウでねじ伏せるライミングを見せたわ」
しほ「ふむ」
千代「……という具合に2人のやりとりは高レベルなのだけれど、オレンジペコさんとミッコさんもまた要所要所でパンチラインを決めているわ。だからこそ判定が難しい試合ね…」
しほ「みほたちの勝利という結果となったが、それも紙一重の差だったというわけか」
千代「そうね。延長戦に入ったらどうなるか、個人的に気になる試合だったわね。そして気になると言えば…」
しほ「?なんだ」
千代「次はボコファイターズの試合ね。カメラを用意しないと」カチャカチャ
しほ「……親バカだな、相変わらず」
千代「そういうあなたも観に来ているじゃない。しかも前回参加すると教えなかった娘さんたちに対して文句を言ったそうね」
しほ「それは違う。私に教えたら参加しないように言いつけられると考えていたことに怒っただけよ。プライドの問題ね。仮に参加すると知っていても別に『ふーん』という感じで家でテレビや雑誌を見ていたことでしょう。プライド的に」
千代「……どうしても認めたくないのね。もういいわよ」ハァ
しほ「待てちよきち。そう呆れられる筋合いはない。私は親バカでは…」
千代「じゃあ子煩悩ね」
しほ「……うむ。それならいいわ」
千代「え、いいの?親バカと同じ意味だけれど」
しほ「バカと言われるのが嫌なだけよ」
千代(その言い分がおバカっぽいけれど……まぁいいわ。これ以上長くなると面倒だし)フゥ
沙織「…………」
沙織(この2人、仲いいなぁ。他の人が入り込めない2人だけの世界を作ってる感じがする)
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:34:46.65 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
役人「それでは準決勝 第2試合を行います!この試合に勝った方が決勝に進出し、MIH×O×RENGEと戦います」
ワァァァァ!
桂利奈(ここまで勝ってこれるとは思わなかったよー……カルパッチョさんの力が大きいけど)
桂利奈(……どうせなら西住先輩と優勝争いしたい!頑張るぞー!)グッ
愛里寿「………………」
アズミ「隊長……」
愛里寿「大丈夫。勝つのは私たち」
アズミ「……はい!」
役人「では先攻後攻じゃんけんをお願いします」
ジャンケンポン!
カルパッチョ「!……後攻お願いします」
カルパッチョ(ボコファイターズは強敵……少しでも勝率を上げたかったからじゃんけん勝ててよかった)フゥ
役人「OK!ではDJルミ、ビートを聴かせてください」
ルミ「…………」キュ
♪〜
桂利奈「!」
愛里寿「…………」
桂利奈「これって……エヴァのOP!?こんなビートあるの?」
カルパッチョ「テンポが早いですね」フム
アズミ「ロサ・カリーナ向きのビートでしょうか……いえ、別にビートと内容は一致せずともいいのですが」
愛里寿「……アニメ版は観たことある。ネタで攻められても問題ない」
アズミ「さすが隊長……!」
役人「……それではいきます!先攻、ボコファイターズ!後攻、ライム戦隊カリレンジャー!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュキュッ!
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:36:55.83 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=iDEXDFzNcYw
2:00
♪残酷な天使のテーゼ
<準決勝 第2試合 先攻 [ボコファイターズ]愛里寿、アズミ VS 後攻 [ライム戦隊カリレンジャー]ロサ・カリーナ、カルパッチョ>
愛里寿「ロサ・カリーナ 薔薇様もどき」
愛里寿「威厳も体型も 意見も最低」ワァァ!
愛里寿「どっちかと言えば姉は カルパッチョ」
愛里寿「お前 煩悩 108個」ワァァァ!
愛里寿「ちっぽけなプライドか 何かが邪魔してる」
愛里寿「下手なこと言うな マリア様がみてる」ワァァァ!
愛里寿「今がピークだ 今後全盛期」
愛里寿「来ない 謝れ 今野先生に」ワァァァ!
桂利奈「何度ディスられても 立ち上がるきっと」
桂利奈「私は まるで幕之内一歩!」ワァァ!
カルパッチョ「獲得しに行こう 優勝のトロフィー」ワァァ!
カルパッチョ「努力と友情と勝利」ワァアァ!
桂利奈「人の体型のこと 言えない愛里寿」
桂利奈「気付いてないの? ガッカリする!」ワァァ!
カルパッチョ「だから狩りする 頭が理屈」
カルパッチョ「越えたがりすぐ ビート乗ったリズム」ワァァァ!
アズミ「努力、友情、勝利はジャンプ」
アズミ「マガジンがない 空砲ですか?」ワァァ ※マガジン……弾倉
アズミ「世界観 ごちゃ混ぜ チャンプルー」ワァァ!
アズミ「ちゃんとご飯 食う方ですか?」ワァァァ!
アズミ「脳に栄養 足りてないんじゃない?」
アズミ「危険信号の サインじゃない?」
アズミ「体型などより カリスマ性」
アズミ「負けて今夜部屋で 泣き疲れ!」ワァァ!
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:38:00.36 ID:EqKCwBbEo
桂利奈「泣き疲れ する タイプじゃねぇ!」ワァァ!
桂利奈「マイクだけ 握って掻い潜る!」
カルパッチョ「はじめの一歩は 少年マガジン」
カルパッチョ「空砲は空想 有象無象 重症」ワァァァ!
桂利奈「投げつける ロンギヌスの槍」
桂利奈「準決勝 本気出すよマジ!」ワァァァ!
カルパッチョ「フロウ、ライムで生む感激を」
カルパッチョ「ビート上叫ぶ エヴァンゲリオン」ワァァァ!
愛里寿「切断する アンビリカルケーブル」
愛里寿「バトル中 短気になる生物」ワァァァ!!
愛里寿「あんたが 一歩幕之内?」
愛里寿「なら私は華麗に ビートアプローチ」ワァァァァ!!
愛里寿「そっち見かけだけ こっち進化したね」ワァァ!
愛里寿「そんな私らに勝ちたいんだったら」
愛里寿「♪猛然と」
愛里寿「♪韻吐き出せ!」ワァァァァ!!
カルパッチョ「急に歌い出す 大多数が無いはず」ワァァ!
カルパッチョ「挨拶 のようにライム開発」ワァァァ!
桂利奈「だから私らの勝利が確定」
桂利奈「あんたらのラップじゃ 魂揺すぶらん」ワア!
カルパッチョ「悲しい 話 我が身 可愛い」ワァァァ!
カルパッチョ「魂 が無し 探し なさい」ワァァァ!
桂利奈「愛里寿 いかに言動が 微妙か」
桂利奈「手を組み黙る 碇ゲンドウ!」ワァァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!!」
ワァァァァ!
桂利奈(手応えはあった……と思うけど……)ドキドキ
愛里寿「…………」
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:38:37.31 ID:EqKCwBbEo
役人「では判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、ボコファイターズが勝ったと思う人!」
ワァァァァァ!
役人「……後攻、ライム戦隊カリレンジャーが勝ったと思う人!」
ワァァァァァァ!
役人「まずはライム戦隊カリレンジャーが1ポイント先取です」
桂利奈(やった!)グッ
愛里寿「っ……」
役人「次は審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『ボコファイターズ』」
理事長「『ライム戦隊カリレンジャー』」
香音「『ボコファイターズ』」
新三郎「『ボコファイターズ』」
浅井「『ライム戦隊カリレンジャー』」
ワァァァァ!
役人「3対2でボコファイターズ!延長戦です!」
ワァァァァ!!
桂利奈(うぅ……勝ったと思ったのに……)
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:41:43.58 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
千代「はぁぁぁー……」
しほ「緊張しすぎだ。もう少し冷静になれ」
千代「え、ええ、そうね……」
しほ「今の試合はよくわからない単語が多かったが……試合内容と合わせて説明してくれないか?」
千代「え?これから延長が始まるのよ?」
しほ「だから手短に」
千代「……まず愛里寿はロサ・カリーナというMCネームに付いて言及。小説『マリア様がみてる』に登場する薔薇様と呼ばれるお姉さま方は『ロサ・キネンシス』など、頭に『ロサ』の付く愛称で呼ばれるの」
千代「それを真似たMCネームに対して攻撃したわけ。今野先生というのは作者のこと」
しほ「なるほど」
千代「あとは少年ジャンプのテーマである友情・努力・勝利を入れ替えてライミングしたり、それに対してアズミさんが『ジャンプ』、『空砲ですか?』、『チャンプルー』、『食う方ですか?』とライミングしているのだけれど、この『マガジンがない』、つまり銃に弾がないのと、ジャンプの話ばかり、という2つの意味なのでしょうけど、はじめの一歩は少年マガジンで連載されているので意味が通じなくなっている。知らずに口に出てしまったのか、言い間違えたのかはわからないけれど、カルパッチョさんに『はじめの一歩は少年マガジン 空砲は空想 有象無象 重症』と手痛いアンサーを受けてしまったわね」
しほ「それでも審査員の判定ではボコファイターズが勝ったが……?」
千代「両者ともビートの元ネタであるエヴァンゲリオンの要素を入れながら戦っているのだけど、それが相手への攻撃に直結していないと効果は薄いわ。『感激を』と『エヴァンゲリオン』で踏んでいるのは上手だけれど、相手にダメージは無いわ。もちろん、自分のスキルを見せつける効果はあるけれどね」
千代「それは愛里寿にも言える。『少年よ 神話になれ』を『猛然と 韻吐き出せ』とライミングしながら歌ったところも、上手いし面白い試みだけれど、韻に関してはカルパッチョさんがかなり踏んでいるのは誰でもわかるわ。だから韻を踏んでいる相手にはさほどダメージを与えることにならない。むしろそれを受けてさらにライミングを連発されてカウンターを受けた形ね」
しほ「ふむ……言われてみれば確かにな」
千代「でもこれも審査員の判定基準によって評価は変わるけれどね。スキルを見るかアンサーを見るか。ロサ・カリーナさんの『魂揺すぶらん』は劇場版エヴァンゲリオンのエンディング曲である『魂のルフラン』をかけたもので、しかも魂を揺さぶられない、と相手へのディスになっていて見事。それに締めも良かったわ。ライム戦隊カリレンジャーを挙げる審査員がいるのも全く疑問ではないわ」
しほ「ちよきちが審査員ならどちらに入れていた?」
千代「……ひいき目抜きでも……ボコファイターズかしらね。愛里寿がロサ・カリーナさんの『幕ノ内一歩』を拾い『あんたが 一歩幕之内? なら私は華麗に ビートアプローチ』は即興性も高くてかなり上手い。さらに『切断する アンビリカルケーブル バトル中 短気になる生物』のラインはエヴァンゲリオンの用語を使いつつ、自らを生物と表現し、そのあとに『こっち進化したね』というのは、リリン……つまり人類からさらに進化したというパンチラインになっているわ」
しほ「深読みの気もするが……だがそう思わせる余地のある言葉ということか」
千代「そうね」
【ステージ】
役人「それでは延長戦に入ります!先攻後攻じゃんけんをお願いします!」
ジャンケンポン
愛里寿「……先攻で」
役人「OK!では延長戦、先攻、ボコファイターズ!後攻、ライム戦隊カリレンジャー!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュルル
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:45:59.07 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=Br_K7bkM588
2:15
<準決勝 第2試合 先攻 [ボコファイターズ]愛里寿、アズミ VS 後攻 [ライム戦隊カリレンジャー]ロサ・カリーナ、カルパッチョ 延長戦>
愛里寿「またも高速なビート ヒート」
愛里寿「人ひとりで 人々ヒット」ワァァァ!
愛里寿「BとGでBガール 瞳閉じ」ワァァ!
愛里寿「真の進歩 により 韻を仕込み」ワァァァァ!
愛里寿「ボコはボコられても 立ち上がる系」
愛里寿「幕之内一歩より マジやばくね?」ワァァ!
愛里寿「蒸し返すけど ロサ・カリーナ」
愛里寿「MCネーム トサカにきた」ワアァァ!!
桂利奈「まだ言ってるの? そりゃないなぁ!」
桂利奈「カンナネタですか 小林さぁん!」
カルパッチョ「ゴスロリ着て 粋がるBガール」ワァ!
カルパッチョ「ノリだけで発言 必死さ武器になる」ワァァ
桂利奈「トサカに来ちゃった ニワトリさん」
桂利奈「説教タイムですか? 今の時間」ワァァ!
カルパッチョ「立ち上がる系より 沸き上がる名声」ワァァ!
カルパッチョ「たぎる生命で ぶった切る形勢」ワァァ
アズミ「教えてほしい 形勢の切り方」
アズミ「韻を踏む以外での使い方」ワァァァ!
アズミ「見積もりを あてにするのが間違い」
アズミ「バトルは 計算を越えた 果し合い」ワァァァ!
アズミ「格好無関係 中身がBガール」
アズミ「固定観念 邪魔になります」ワァァ!
アズミ「口調や服装に騙されず気付け」
アズミ「ノリでの発言 慎めと締める」ワァァァ!
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:47:38.00 ID:EqKCwBbEo
カルパッチョ「慎めつつ示す 逃げずに蹴る」
カルパッチョ「やたらと茶々 入れず見てる」ワアァ!
カルパッチョ「イレズミですか ってくらいに色濃く」
カルパッチョ「韻落とす 紐解(ひもと)く 勝ち残る」ワァァァ!
桂利奈「幕之内一歩なんて 殴られても倒れない」
桂利奈「ボコボコにされて 腫れて顔デカイ」ワァァ!
桂利奈「状態でも戦う ファイトスタイル」
桂利奈「うちらも 絶対 敗北しないっす!」ワァ!
愛里寿「と言いつつ2分後 ガイコツがいる」ワァァァ!
愛里寿「そんな話を 知り合いとスカイプ」ワァァァ!
愛里寿「倒れなくても 顔腫れてたら負け」
愛里寿「そんなザマじゃ バイトすら行く のも無理」ワァァァ!
愛里寿「韻を落としてから踏む 二度手間」
愛里寿「片手間で いなせる キミのデマ」ワァァァ!
愛里寿「負けない戦い方? 悟る手口」
愛里寿「私ら 勝ちに行く バトルMC」ワァァァ!
カルパッチョ「保つセクシー そして フレームイン」ワァァ!
カルパッチョ「ライムで気分を上に 運ぶテクニック」ワァァァ!
桂利奈「バイトしてたのは 短期間」
桂利奈「適当言ってるアンチさん」ワァァ!
カルパッチョ「何時間でも 賛否あっても戦う」ワァァ!
カルパッチョ「韻の固さ 高さ ヤバさを語らう」ワァァ!
桂利奈「総合力 ハンパない次元だ」
桂利奈「それが ライム戦隊カリレンジャー」ワァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!」
ワァァァアァ!
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:48:32.89 ID:EqKCwBbEo
役人「延長戦が終わりました!それでは判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、ボコファイターズが勝ったと思う人!」
ワァァァァァァ!!
役人「……後攻、ライム戦隊カリレンジャーが勝ったと思う人!」
ワァァァァァ!
役人「まずはボコファイターズが1ポイント先取です!」
桂利奈(うぅ……でもまだ審査員さんたちがこっちを選んでくれれば……)
役人「では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『ボコファイターズ』」
理事長「『ボコファイターズ』」
香音「『ボコファイターズ』」
新三郎「『ボコファイターズ』」
浅井「『ライム戦隊カリレンジャー』」
役人「勝者!ボコファイターズ〜〜〜〜!!!!」ワァァァァ!!
桂利奈「あうぅ……」ガクッ
カルパッチョ「……負けちゃいましたか……」
愛里寿「…………」ホッ
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:58:12.32 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
梓・優季・あゆみ・あや「ああ〜………」
紗希「……………………」
梓「負けちゃったね……」
あや「うん……」
あゆみ「頑張ってたのにな……」
沙織「で、でもさ!準決勝まで勝ち上がったし、すごいと思うよ!」
華「ええ。初出場であそこまで堂々としているなんて素晴らしいと思います」
沙織「うんうん!だからみんなも落ち込まな…」
あゆみ「今夜はお疲れ様会をやろう!パーッと!」
優季「賛成〜♪」
梓「うん。すっごく頑張ってたもんね。色んな料理を用意してみんなで食べよう」
紗希「………………」
あや「紗希も大賛成みたい!」
優花里「さすがウサギさんチーム……阪口殿も、これほど明るく迎えられたら、負けた悔しさや悲しみも和らぐでしょうねぇ」
沙織「そだね。一緒に悲しんでくれるのも嬉しかったりするけど、こういうのもいいよね」
華「……そのお疲れ様会にはハンバーグは出ますか?出るのなら少しお邪魔したいのですが……」
梓「大歓迎です」ニコ
華「ありがとうございます。わたくし、7個半ほど食べると思いますのでよろしくお願いします」ペコリ
あゆみ「な、7個半……!?」
あや「数よりも半分残されるのが気になる……」
しほ「……決着、か。判定は4対1だったな」
千代「そうね。延長に関しては、ボコファイターズの攻撃が的確なダメージを与えていた印象ね。愛里寿の3バース目がかなり良かったわね。相手の『ファイトスタイル』を拾い、『ガイコツがいる』、『(知り)合いとスカイプ』、『バイトすら行く』と連続で決めたライミングは高得点。ライム戦隊カリレンジャーはライミングは高いレベルで安定していたけれど、それが相手へのダメージになっていなかったのが敗因だわ」
しほ「ふむ」
千代「これまでの試合を観てもそうだけれど、ライム戦隊カリレンジャーはあまりディスをしない印象があるわね。ところどころでは入れているけれど、それ以上にライミングへの比重が非常に高い。そういうスタイルだからこそのチーム名なのでしょうけど」
しほ「それも強みではないのか?ディスだけではない戦い方というのも」
千代「ええ、もちろん。攻撃すればいいというわけではないわ。ただフリースタイル”バトル”である以上、攻撃せずに勝つのは難しいでしょうね」
千代「この点で言えばカルパッチョさんが顕著ね。相手の言葉を拾ってライミングするのは非常に上手い。でもそれが出来てしまうだけに、相手を攻撃するよりもどうライミングするかに囚われてしまう」
しほ「ふむ」
千代「それが彼女の長所であり短所でもあるわね。ただある程度ライミングを減らして攻撃に重みを置けばさらに強いMCになるでしょうね」
しほ「ロサ・カリーナはどうだ?」
千代「彼女もライミング上手ね。アニメや漫画ネタに強いけれど、延長に関して言えば、その知識が仇になっていたわ。愛里寿の『マジやばくね?』に即座に反応し、『カンナネタですか 小林さん』と上手く返しているけれど、小林さんちのメイドラゴンを知らないお客さんと審査員にとってはワケがわからなかったでしょうから…」
千代「ロサ・カリーナさんの場合、アニメなどのネタは武器になるけれど、それ以外でも充分に戦えるスキルを持っていると思うわ。だから時と場合によって使い分ける判断力を磨けば、さらに強くなれる」
しほ「いい声をしているしな……あ、そうだ。アニメと言えば」
千代「?」
しほ「ちよきちの娘はアニメが好きなのか?詳しそうだったが」
千代「……そういうわけではないと思うのだけれど…………あ、でも最近…」
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:58:41.74 ID:EqKCwBbEo
【舞台袖】
アズミ「隊長があんなにアニメとか知ってるとは思いませんでした。マリア様がなんとかって言うのも私知らなくって。さすが隊長、博識ですね!」
愛里寿「……マリみては……」
アズミ「?はい」
愛里寿「この前みほさんの家に遊びに行った時、貸してくれて……小説とDVDを全部観て、面白かったから知ってた」
アズミ「そうなんですか」ヘェー
愛里寿「他にも『けいおん』とか『Candy boy』とか『ゆるゆり』とか『未確認で進行形』とか。あと『桜trick』もそうだし、色々貸してくれた」
アズミ「なるほどー」
アズミ(全然知らないのばっかりだわ。ジャンルすらわからない)
愛里寿「……とにかく、これでやっとみほさんと戦える」
アズミ「隊長……」
愛里寿「楽しみ……」ソワソワ
アズミ「くっ……!」
アズミ(西住みほのことになると隊長がいつもにも増して可愛くなる……!悔しい!でも……可愛い!)
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 03:59:22.92 ID:EqKCwBbEo
【トーナメント】
――――
│―――
.―――― │
..│―――
―――― .│ │
│――― ..│
―――― ...│
│────
..―――― │ |
│――― .│ |
..―――― .│ ..│ .|
.│――― .|
.―――― │ ...|
│――― ...|
MIH×O×RENGE .―――― ...|
..|────!!優勝!!
.―――― ...│
│――― .│
.―――― │ .│
..│――― ...│
.―――― ..│ │ ...│
│――― .| .│
..―――― .│ ...|
│――――
―――― ..│
│――― │
―――― │ |
.│───
ボコファイターズ ..―――― │
│―――
..――――
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:01:32.41 ID:EqKCwBbEo
みほ「……阪口さん、惜しかった……」
オレンジペコ「はい。延長までもつれましたから……それにしても島田愛里寿さんもアズミさんもかなりの強敵ですね」
みほ「愛里寿さん主体で1ターンごとに交互っていうリズムは徹底してますよね」
オレンジペコ「アズミさんは大学生ですから、高校生中心の大会では一歩引こうということでしょうか。でも、順番が一定ということは対抗しやすくもありますね」
みほ「愛里寿さん、アズミさん、愛里寿さんって順番は決まってるけど……対抗しやすいですか?」
オレンジペコ「私的には愛里寿さんとは相性いい気がします。なので決勝では私と愛里寿さんがぶつかるような感じでお願いできますか?」
みほ「私たちも完全にターンごとに分けるってことですか?」
オレンジペコ「はい。その方式自体をアンサーとして戦いましょう。そっちと同じ戦い方した上で勝つ、という感じですね。愛里寿さんを攻めるのは私で、みほさんはアズミさんを攻撃するようにしましょう」
みほ「わかりました。私も愛里寿さんよりアズミさんの方がディスしやすいし…」
オレンジペコ「ではそういう作戦で。絶対優勝しましょう」
みほ「!………はい!」コクリ
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:08:24.45 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
役人「……いよいよ…………いよいよ決勝戦です!」
ワァァァァァァァ!!!
役人「様々な強者が集う中、激戦に次ぐ激戦を勝ち進んできた両チーム……一体どちらが勝つのか……それがこの一戦で決まります!」
ワァァァァ!
役人「では登場してもらいましょう!まずはMIH×O×RENGE!!」
ワァァァァ!!!
オレンジペコ「…………」ザッ!
みほ「…………」ザッ..
役人「……そして……ボコファイターズ!」
ワァァァァ!!!
愛里寿「…………」ザッ!
アズミ「…………」ザッ!
オレンジペコ「………………」
オレンジペコ(声援は同じくらい。お客さんの支持にさほどの差はないようですね)ホッ
みほ(……愛里寿さん、ずっと私のこと見てる?)
愛里寿「みほさん」
みほ「?なぁに?」
愛里寿「ずっとこの時を待ってた」
みほ「え」
愛里寿「こないだの大会を見てから、みほさんと戦うことだけを考えて練習してきた。だから……戦えるっていうだけですごくワクワクしてる」
みほ「愛里寿さん……」
愛里寿「でも勝負は勝負。勝つつもりで戦う」
みほ「……うん、もちろん」
みほ(愛里寿さん、すごく純粋な気持ちで私と戦いたがってる……でも作戦だと私は愛里寿さんを相手せずにアズミさんを攻撃する手はず……)チラ
オレンジペコ「……気持ちはわかりますが、作戦通り行きましょう。優勝が第一ですから」ヒソヒソ
みほ「…………わかりました」
みほ(ごめんね、愛里寿さん)
役人「それでは早速決勝戦を始めたいと思います!みなさん準備はいいですか!?」
ワァァァァァァ!
役人「……出来ているようですね。では行きましょう。決勝戦も今までと同じ8小節3ターンです。両チーム、先攻後攻じゃんけんをお願いします」
みほ「」
愛里寿「」
みほ(出来れば後攻をとりたい)
ジャンケンポン!
みほ「!後攻でお願いします」
役人「OK!先攻、ボコファイターズ!後攻、MIH×O×RENGE!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュルルッ!
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:11:27.64 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=qNhRjV5Kbq4
4:05
<決勝 先攻 [ボコファイターズ]愛里寿、アズミ VS 後攻 [MIH×O×RENGE]MIHO、オレンジペコ>
愛里寿「前回大会の優勝者 所詮偶像だ 撃破する 造作も無い」ワァァ!
愛里寿「当然容赦しない リスペクトはしてる けどなんか オーラも無い」ワァァァ!
愛里寿「会場中が気付いてる 風化してるよ MIHOの王者の風格」ワァァ!
愛里寿「私の嗅覚に無反応 無味乾燥 こんなもんなの重圧」ワァァァ!
愛里寿「初登場のルーキーがやる気 出しただけで制覇する」
愛里寿「発する気合い 理解せずとも感じさせる フロウテク、知性、ハッスル」ワァァ!
愛里寿「物笑い のタネになる 聖グロと 大洗女子」
愛里寿「決勝で負傷 大会後 すぐ着替える 今日は介護士」ワァァァ!
オレンジペコ「なんか意味不明なこと急に言い出した ネタみたいな詞だ」ワァァ!
オレンジペコ「オーラが無いんじゃなくて あなたの見る目が無いだけの話だ」ワァァァ!
オレンジペコ「ルーキーが勇気出して無理矢理な口ぶりでディスり」ワァァ!
オレンジペコ「ゴスロリ着て介護? 動きづらいでしょ 矛盾が特盛」ワァァァア!
オレンジペコ「決勝前の奇抜な感じが抜けてて 超オーソドックス」
オレンジペコ「でも聴きやすい ちょうどポップスって具合 得られないけどねプロップス」ワァッァ! ※プロップス・・・評価。同業者であるラッパーや身内、仲間などからの意味合いが強い
オレンジペコ「準決のエヴァもそうだし 人の歌を歌うのが好きそうですねぇ」
オレンジペコ「これからも頑張ってくださいよ せいぜい 目指せ May J.」ワァァァ!
アズミ「歌うようにフロウ出来ない 凡人が嫉妬」
アズミ「本人がきっと 一番わかってる 悲しい子」ワァァァ!
アズミ「MIHOを後ろに回して 出しゃばるオレンジペコ」
アズミ「本命より目立つ脇役とか マジ最悪 勘弁してよ」ワァァ!
アズミ「何べんも言わなくてもわかるよね? 最低限 空気読め」
アズミ「先生に書かれるかも 『周りの子と上手くやれてません』って 通知表へ」ワアァ!
アズミ「オレンジペコは脇役 居酒屋のお通し」ワァァァ!
アズミ「アンジーからユーモア削った劣化版 ただの模造品」ワァァァ!
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:14:16.16 ID:EqKCwBbEo
みほ「模造品? こっちの人も見る目が無い 途方に暮れる」
みほ「もう喋れないよう 無理矢理ノドに お雑煮詰める」ワァァァ!
みほ「この人こそ脇役 1人だけじゃ3ターン分は 多分もたず」
みほ「言葉も軽い 年齢のわりに さあアラサーへの カウントダウン」ワァァァ!
みほ「あんたはラップより 外見が劣化 手入れ怠れば 大変な結果」ワァッァ!
みほ「胸も垂れる一方 焦る吉報 きっと来ない 叫ぶちくしょう」ワァァ!
みほ「発言が普通すぎる一般人 この人は 面白味が無い」ワァァァ!
みほ「ユーモアも無いと気付かない 鈍感力 ま、誇り持ちなさい」ワァァァァ!
愛里寿「試合前に言った 『MIHOさんと戦うために来た』って」
愛里寿「でもアズミ狙いで私無視って MCとして情けなくない!?」ワァァァァ!
愛里寿「MIHOは立ち位置的には チャンピオンのはず 現に勝者」
愛里寿「前回制覇したのに 全開では 戦わず 雰囲気は ベンチウォーマー」ワァァァ!
愛里寿「それじゃ MIHOの方こそ 面白味も無い ホント人情味も無い」ワァァ!
愛里寿「優勝目前 足元すくわれる まるで本能寺の二の舞」ワァァァァァ!!
愛里寿「愛を焦がす ほど願うよ MIHOのアンサーが欲しい 最後のバース」ワァァァ!
愛里寿「ここで立ちはだかる のをやめるなら 私がチャンピオンに 立場変わる!」ワァァァ!
オレンジペコ「そうは問屋が卸さない 勝負受けないこと 別に悪かない」
オレンジペコ「そっちに人のチームのバース分け 決める資格はない」ワァ!
オレンジペコ「やりたいからってだけで やれるなら苦労しないよね 男子諸君!」ワァァァ!
オレンジペコ「人に都合を 押し付けるな アピールして 媚び売ってるなぁ」ワァァ!
オレンジペコ「そっちこそ私は眼中無し? だとしたら気分は不愉快」
オレンジペコ「自分のやりたいことだけ言う 程度の低い学級会」ワァァァ!
オレンジペコ「愛里寿も大したことない 居酒屋のお通しの漬物」
オレンジペコ「本能寺より前に 勝負決まってるよ うつけ者」ワァァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!」
ワァァァァァ!
愛里寿「っ……!」
みほ「………………」
みほ(確かにオレンジペコさんは愛里寿さんと相性が良さそう。作戦は成功だと思うけど、愛里寿さんの寂しそうな顔……)
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:14:45.06 ID:EqKCwBbEo
役人「では判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、ボコファイターズが勝ったと思う人!」
ワァァァァァァ!!
役人「……後攻、MIH×O×RENGEが勝ったと思う人!」
ワァァァァァ!
みほ・オレンジペコ「!」
役人「まずはボコファイターズが1ポイント先取です!」
みほ(1ポイント取られた……)
オレンジペコ「っ……!」
役人「……これで優勝が決まるかもしれません………………では審査員のみなさん、ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『MIH×O×RENGE』」
理事長「『MIH×O×RENGE』」
香音「『MIH×O×RENGE』」
新三郎「『ボコファイターズ』」
浅井「『ボコファイターズ』」
役人「おおっと!審査員は3対2でMIH×O×RENGE!延長戦に突入です!」
ワァァァァ!!
みほ「………………」ホッ
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:22:34.38 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
沙織「あっぶなかったぁぁぁ…………心臓止まるかと思ったよおぉ」
華「ええ。心臓が止まるのは危険ですから」
優花里「あの……危ないのは西住殿が負けるかもしれないという意味で、心臓が止まりそうで危ないというわけでは……」
しほ「客がボコファイターズを支持した理由はなんとなくわかるが…」
千代「そうね。両チームとも高いレベルの戦いをしているし、愛里寿に対するオレンジペコさんのアンサーはかなり有効だったわ。でも愛里寿の挑戦をみほさんが受けなかったことを『逃げた』と捉えた人がボコファイターズに声を上げたのでしょうね」
しほ「……気持ちはわかる。しかし2ON2である以上、そういった作戦を立てるのも勝負の内だ。仕方のないことではないか?」
千代「そうだけれど、やっぱり期待してしまうものよ。ただ、愛里寿は1バース目に『みほさんと戦うために…』云々を言わなかった。これはミスね。下手すると3バース目の言葉は苦し紛れのものだと思われて作戦負けする可能性は充分にあったから」
【ステージ】
オレンジペコ「……予想通り、私と愛里寿さんの相性は良かったですけど……」
みほ「私たちが勝負を逃げてるように見えて、お客さんがあっちを応援する空気になっちゃいましたね」
オレンジペコ「いえ、厳密に言えばまだ完全にその空気にはなっていません。でも……」
みほ「うん……次も同じ戦い方をしたらよほど差を付けない限り負けちゃいますね」
オレンジペコ「…………すみません」
みほ「え?なんで謝るんですか?」
オレンジペコ「私が作戦立案しましたから。最初から普通に戦っていれば……」
みほ「それは違います。オレンジペコさんの優勝したいっていう強い気持ちはすっごく感じたし、それに作戦も良かったと思います」
オレンジペコ「……ありがとうございます」
みほ「でも……次は今みたいにバースを分けないで、いつも通りの戦い方にしませんか?」
オレンジペコ「はい。私もそれがいいと思います」
みほ「よかった」ホッ
みほ(これで愛里寿さんの想いにも応えられる。それに……)チラ
オレンジペコ「よし…」グッ
みほ(オレンジペコさんと2人でここまで勝ち上がってきたんだもん。そのやり方で優勝したい!)
役人「それでは延長戦です!先攻後攻じゃんけんをお願いします!」
みほ「…………」
愛里寿「…………」
ジャンケンポン!
愛里寿「先攻」
役人「OK!では先攻、ボコファイターズ!後攻、MIH×O×RENGE!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュルルッ!
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:26:11.70 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=-vhblDqWvGE
2:21(4ターン終了時)
<決勝 先攻 [ボコファイターズ]愛里寿、アズミ VS 後攻 [MIH×O×RENGE]MIHO、オレンジペコ 延長戦>
愛里寿「お願い 神様 MIHOがちゃんと勝負」
愛里寿「してくれる呪文を教えてくれ」ワァァアッァ!
愛里寿「挑戦状に どうも戦々恐々」
愛里寿「延々逃亡で 全然堂々してない」ワァァァァ!
愛里寿「そんなやり方 神様は味方はしないな」ワァァ
愛里寿「貴様らに 確かな明日(あした)は無いから」ワァァァ!
愛里寿「ボコファイターズの 勝利固いはず」
愛里寿「ごちそうさま 優勝いただきます」ワァァァ!
みほ「呪文 より唱えとけ 念仏」ワァァ!
みほ「優勝?片腹痛い お前らは 片頭痛」ワァァァ!
みほ「この目の前に立ちはだかるガキが苦痛」
みほ「受ける間 唱えてろ 南無阿弥陀仏」ワァァァ!
オレンジペコ「確かな明日なんて 誰にも無いと思うけど?」ワァァァ
オレンジペコ「人生は行動次第で どうとでも転ぶでしょ?」ワァァ!
オレンジペコ「ボコって 最後負けるのがお決まり」
オレンジペコ「持ち味 生かすなら 負けるべきですよー!?」ワァァァ!
アズミ「チーム名は あくまで チーム名」
アズミ「一発勝負で負けられない これはリーグ戦 じゃない」ワァァ
アズミ「名前に縛られて 頭固すぎ」
アズミ「脳内クリーンアップしましょう まるでダスキン」ワァ!
アズミ「それともワクチン? こんな風に湧く韻」ワァァ!
アズミ「ワックには刺激的一撃で奇跡で未知的」ワァァァ!
アズミ「嫌味な紅茶と 過激なアンコウ」
アズミ「仕留めるライム 射撃は完了」ワァァァ!!
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:27:45.42 ID:EqKCwBbEo
みほ「射撃は未完了 何故今に何個も」ワァァァ!
みほ「ライミング? あっためたネタ 放ったってか?」ワァァァァ!
オレンジペコ「暗記グセ抜けてないんですか? 受験戦争」
オレンジペコ「ネタばっかで勝ったって 不完全燃焼」ワァァァ!
みほ「嫌味な紅茶 と言わず抑えて イライラをさ」ワアァ!
みほ「被害者オーラ 出すより腕 磨いた方が いい」ワァァァ!
オレンジペコ「韻に固執するより 肌の保湿したら?」ワァァ!
オレンジペコ「結局勝率は下がって負けて 今日死ぬ!」ワァァァ!
愛里寿「MIH×O×RENGE(ミホレンジ)の方が 調子沈んでるけど?」ワァァァ!
愛里寿「言葉の端々から 超にじんでるエゴ」ワァァァ!
愛里寿「唱える必要ない 南無阿弥陀仏」
愛里寿「ただここにいるだけで タフな詞が降る」ワァァァ!
愛里寿「被害者オーラ 出さず 周りは 理解者の輪」ワァァァ!
愛里寿「あんたらに渡すよ 支配下の座」ワァァァ!
愛里寿「この場で大事なのは 肌よりもノドと言葉!」ワアァァ!
愛里寿「くだらないこと言ってるのどこの子だ?」ワァァ!
みほ「ノドよりも大事なのは 魂の鼓動だ」ワァァァァ!
みほ「子供は下がれ 歩いてろ トコトコとな」ワァァァ!
オレンジペコ「そこそこ調和 とれてる程度」ワァァァ
オレンジペコ「コンビとしては 知れてる精度」ワァァ!
オレンジペコ「1バース交互 2ON2と別でしょ」
みほ「戦い方の端々から 見えてるエゴ」ワァァァァ!
みほ「こっちはお互い自転車 立ち漕ぎをしつつ」
みほ「進み 行き付く先は 神のみぞ知る」ワァァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!」
ワァァァァァァ!
みほ「…………」
愛里寿「…………」
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:28:14.86 ID:EqKCwBbEo
役人「判定に入りたいと思います!」
役人「……先攻ボコファイターズが勝ったと思う人!」
ワァァァァァァ!!
役人「……後攻、MIH×O×RENGEが勝ったと思う人!」
ワァァァァァ!
みほ・オレンジペコ「!」
役人「まずはボコファイターズが1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『MIH×O×RENGE』」
理事長「『ボコファイターズ』」
香音「『MIH×O×RENGE』」
新三郎「『ボコファイターズ』」
浅井「『MIH×O×RENGE』」
役人「審査員は3対2でMIH×O×RENGE!再延長に入ります!」
ワァァァァァ!!
みほ「………………」
愛里寿「……………」
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:29:28.66 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
沙織「ええーっ!?みぽりんたちの方がいっぱいお客さん沸いてた気がしたけど!?」
華「花を生ける時の耳の感じでもそう聞こえました」
優花里「身びいき無しに私も同感です。これは……」チラ
千代「……おそらく、初戦でMIH×O×RENGEが愛里寿を避けるような戦い方をした影響が残っているせいだと思うわ」
しほ「どういうことだ?」
千代「この延長で愛里寿が先攻をとり、ビートとは関係が無いけれどPSGの『かみさま』という曲の歌詞をサンプリングして『お願い 神様 MIHOがちゃんと勝負してくれる呪文を教えてくれ』と、みほさんと正面から戦いたいという想いがそれだけ切実だというアピールをした。それを聴いたからか最初から決めてたからかはわからないけれど、MIH×O×RENGEは今まで通りの戦い方で愛里寿と真っ向からぶつかった」
沙織「それならみぽりんたちは挑戦をちゃんと受けたことになるんじゃ…」
千代「そうね。でもMIH×O×RENGEと正面から戦えるようになったことで、愛里寿も調子を上げてきた。だからお客さんはもう1試合観たいという気持ちになったのかもしれないわ」
千代「私が審査員だったなら、アンサーとライミング共に優れていたMIH×O×RENGEに上げたでしょうね」
沙織「じゃあ最初から普通に戦ってたら勝ってたのかなぁ……」
千代「さあどうかしら?両チームに明確な力の差は無いわ。それこそ神のみぞ知る、としか言えないわね」クス
千代「………………」チラ
愛里寿「」
千代(愛里寿……あなたが待ち望んだこの勝負……これが最後のつもりで全力を尽くしなさい)
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:30:22.96 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
役人「…………再度延長となりました!先攻後攻じゃんけんをお願いします!」
ジャンケンポン!
みほ(!勝った……選ぶなら……)チラ
愛里寿「…………」ジィッ..
みほ「………………」
みほ(愛里寿さんは最初から一貫して勝負をしたがってる。だったら……)
みほ「…………先攻でお願いします」
愛里寿「!」
みほ「オレンジペコさん、ごめんなさい」ヒソヒソ
オレンジペコ「いえ、私も同じ気持ちでしたから」ニコリ
役人「OK!先攻、MIH×O×RENGE!後攻、ボコファイターズ!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュルルッ!
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:35:28.60 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=Pf6p4ulix8s
2:41
♪人間発電所
<決勝 後攻 [MIH×O×RENGE]MIHO、オレンジペコ VS 後攻 [ボコファイターズ]愛里寿、アズミ 再延長戦>
みほ「最後にふさわしい 人間発電所」
みほ「脳天に食らわす 真剣 吐く言語」ワァァア!
オレンジペコ「ボコボコにしてやる トラ・トラ・トラ」ワァァ
オレンジペコ「祝杯なら 紅茶とか・コカ・コーラ」ワァァァァ!
みほ「タフな詞とか言うけど アニメネタやマンガだけ」
みほ「不満だらけ 話し相手探しな まんだらけ」ワァァァァ!
みほ「相手するの 飽きたから 行けばいいよ 秋葉原 それか」ワァァァ!
みほ「乙女ロード 勝ち求めようと うちらを止めようと も無駄」ワァァァァ1
愛里寿「殴られても観る とら・ドラ・とか」ワァァァ!
愛里寿「そんなディスは ノーダメージ 出るよため息」ワァァ!
愛里寿「マンガ・アニメにも 人生の 旨み濃密に」
愛里寿「味わえる作品がある スタジオジブリ」ワァァァ!
愛里寿「最後にふさわしい 人間発電所」
愛里寿「MIHOの吐く言葉 陰険な無礼もん」ワァァァ!
愛里寿「炭酸抜けたコーラのような 質の無さ」
愛里寿「優勝への夢も 水の泡」ワァァァ!
オレンジペコ「水の泡になっても 復活何度もする」
オレンジペコ「ビートはもちろん ブッダブランド」ワァァァ!
みほ「13歳が語る 人生の旨み」
みほ「悟り世代ですか? しらける 元の木阿弥(もとのもくあみ)」ワァァァ! 元の木阿弥・・・一時よくなったものが再びもとのつまらない状態に帰ること
オレンジペコ「もうどうもお悔やみ 申し上げます」ワァァ
オレンジペコ「ラストスパートかける もう仕上げます」ワァァァァ!
みほ「ディスへのアンサーが ため息、CO2(シーオーツー)?」
みほ「しょぼい反撃で 息を 派手に引き取る」ワァァァァ!
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:40:49.90 ID:EqKCwBbEo
アズミ「最初 愛里寿隊長 から逃げてた 弱者」
アズミ「一転 総攻撃 主義 めちゃくちゃ」ワァァ!
アズミ「一本芯 の通った 日本人(にっぽんじん)じゃない」
アズミ「MIHOじゃ 漆黒になる HIPHOPシーン」ワァァァ!
アズミ「2ターン目でラストスパートとか 大げさ」
アズミ「もうデマは やめなさい でないといずれ 大怪我」ワァァァ!
アズミ「バトルに飽きたなら 逃げ帰りなさい 大洗」
アズミ「私らが優勝 プロップス 総ざらい」ワァァァ!
みほ「逃げるは恥だが役に立つ」ワァ
みほ「だから 明日(あす)からやる気出す」ワァァ!
みほ「いや、先攻とって 立場が逆になる」ワァァァ!
みほ「そして正面突破で主役になる!!」ワァァァァァ!
オレンジペコ「MIHOが今帰っても もう手遅れ」
オレンジペコ「現時点で大差だから 大手を振れる」ワァァァ!
みほ「愛里寿さんいわく私 陰険な無礼もん」
みほ「なら見せてあげる そんな人が 人生勝つ現象!」ワァァァア!
愛里寿「役に立つのかは 勝ってから決まる」
愛里寿「だってまだ 私ら立ってんだ間違うな!」ワァァ!
愛里寿「勝ち上がり磨いてきた スキルは不動!」ワァァ!
愛里寿「手遅れとか どうでもいい MIHO振り向かすよ!」ワァ!
愛里寿「決勝戦 懸想相手を前に 血相変えつつも絶好調!」ワァァァ!
愛里寿「決闘だ 関係は無い 親や流派、血統も!」ワァァァ!
愛里寿「力貸してくれた アズミと共に!」
愛里寿「優勝する この場 心にある真の誇り!!」ワァァァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!」
ワァァァァァァァ!!
みほ「……………」
愛里寿「はぁ……はぁ……!」
オレンジペコ(クールさを保ってきた愛里寿さん……ですが最後の最後でかなりのバイブスを出してきましたね)
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:45:10.01 ID:EqKCwBbEo
役人「……これが最後になるのでしょうか?再延長の判定に入りたいと思います!」
ワァァァァ!
役人「……………………審査員の判定が決まりました!それではお客さんに聞きます!先攻、MIH×O×RENGEが勝ったと思う人!」
ワァァァァァァァ!
役人「……後攻、ボコファイターズが勝ったと思う人!」
ワァァァァァァ!
役人「わずかな差ですが、MIH×O×RENGEに1ポイントが入ります!」
みほ・オレンジペコ「!」
愛里寿・アズミ「!」
ワァァァァァ!
ザワザワ..
役人「……では審査員の判定結果を見てみましょう!お願いします!」
ババン!
亜美「『MIH×O×RENGE』」
理事長「『ボコファイターズ』」
香音「『MIH×O×RENGE』」
新三郎「『ボコファイターズ』」
浅井「『MIH×O×RENGE』」
みほ・オレンジペコ「!!」
愛里寿・アズミ「!!」
役人「3対2でMIH×O×RENGEの勝利です!ということは…」
役人「2ON2フリースタイルMCバトル大会、優勝チームは……」
役人「MIH×O×RENGE〜〜〜〜〜〜!!!!!」
ワァァァァァァァ!!!
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:46:10.17 ID:EqKCwBbEo
みほ「勝……った?」
オレンジペコ「はい!勝ちましたよ!」ニッコリ
愛里寿「………………」
アズミ「隊長……すみません。私が…」
愛里寿「違う。私たち2人があの2人に負けただけ」
アズミ「隊長……」
愛里寿「……大会に出たいって急に言い出した私に付き合ってくれて……その………………ありがとう//」
アズミ「〜〜〜〜っ!!」
アズミ(バトル後で上気した顔で上目遣いとか可愛すぎる!!もうこの顔を見られただけで幸せ……)キュン!
愛里寿「…………みほさん」クルッ
みほ「!……」
愛里寿「……試合、楽しかった。負けちゃったのは残念だけど……」
みほ「……うん、私も楽しかったよ」
愛里寿「…………よかった」ニコ
みほ「ふふっ」ニコ
愛里寿「……オレンジペコさん」
オレンジペコ「へ?は、はい、なんでしょう?」
愛里寿「あなたがみほさんのチームメイトで良かった。みほさんをここまで連れてきてくれてありがとう」ペコリ
オレンジペコ「い、いえいえ!そんなこと!私の方こそみほさんのおかげで…」
愛里寿「ううん、チームとして完成度が高かった。息もピッタリ合ってた。正直、悔しいくらい……」
オレンジペコ「は、はあ……ありがとうございます……」
愛里寿「……だからこそ、素直に負けを認められる。優勝、おめでとう」スッ
みほ「愛里寿さん……ありがとう!」ガシッ
オレンジペコ「ありがとうございます」ガシッ
アズミ「……強かったわよあなたたち。おめでとう」スッ
みほ「ありがとうございます」ガシッ
アズミ「忠告通り、肌の手入れは怠らないようにするわね」ニコリ..
みほ「ひっ……あの……あれは言葉のあやで……」アセアセ
アズミ「きちんと保湿もするわ」スッ
オレンジペコ「そ、そうですね。大事ですものね」ガシッ
役人「それではみなさん!優勝したMIH×O×RENGEにもう一度盛大な拍手を〜!」
ワァァァァァァァ!
パチパチパチパチ!
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:48:56.30 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
沙織「すごーい!優勝したよみぽりんたちー!」
華「これはもう祝勝会はハンバーグですね」
沙織「まだ言ってるの!?作ってあげるけどさ」
優花里「さすが西住殿ですぅ!オレンジペコさんも相変わらずの毒舌でしたぁ!」
桃「大したやつだ、西住は。大人しそうに見えてあれだけのパフォーマンスを見せるのだからな」
柚子「うんうん。人は見かけによらないよね。桃ちゃんと一緒」
桃「……褒めている、んだよな?」ウーム
あや「っていうか大洗すごくない!?」
あゆみ「だよね!桂利奈もいいところまで行ったし!」
梓「会長さんも麻子先輩も活躍したよね!」
紗希「………………………………」
優季「うんうん!紗希の思ってる通りだよ〜♪」
しほ「……再延長はどうだった?」
千代「愛里寿が可愛かったわ」
しほ「おい」
千代「冗談よ。いい勝負だったと思うわ。まず…」
千代「みほさんの『アニメやマンガだけ』から『不満だらけ』、『まんだらけ』と続くライミングは上手だったけれど、この決勝では愛里寿はアニメやマンガについて言っていない分、威力が落ちてしまったわ。ただそこをオレンジペコさんが、ビートである人間発電所の歌詞にある『トラ・トラ・トラ』を絡めて『紅茶とか・コカ・コーラ』でフォローした」
千代「でもそれを受けた愛里寿が『とら・ドラ・とか』と、あえてアニメにもなった『とらドラ』を引き合いに出してアンサーした。これはみほさんとオレンジペコさん両方に対するアンサーでかなり良かったわね。それと、アズミさんもブッダブランド繋がりで『大怪我』というワードを使ったり、工夫していた」
しほ「む。そうだったのか……なるほど」
千代「ただ、これまで決勝戦で焦点になっていた、『みほさんが愛里寿の挑戦を避けた』という印象に対して『逃げるは恥だが役に立つ』とドラマのタイトルを用いるというワードチョイスによって、『逃げた』という印象を柔らかくして認めた上で、『先攻とって 立場が逆になる』、『正面突破で主役になる』とライミングしつつアンサーを決め、パンチラインの威力と説得力が増す結果になった」
千代「それにオレンジペコさんがこれまでと違って脚韻や頭韻を固めてきたことも大きな要因ね。この再延長で決着を付けに来ているという空気が生まれたもの」
千代「最後の最後で愛里寿はバイブスを最大限にまで高めたけれど、届かなかった………私の判定でもMIH×O×RENGEの勝利ね」
しほ「そうか……しかし13歳にしてあれだけ出来れば大したものだろう」
千代「……うふふ、慰めてくれているの?」
しほ「ば、ばか!そんなはずがないでしょう//」
千代「うふふふ」
桃「……それにしても妙だな」
柚子「桃ちゃんの振る舞いが?」
桃「違うっ!会長や冷泉、阪口がここに来ないことがだ!会長たちのバトルが終わってもうずいぶん経つが、一向に姿を見せない」
柚子「そういえば……敗退してしまった場合は戻ってきて一緒に観戦すると思ってたけど」
そど子「……それについては私が説明するわ」ザッ
柚子「そど子さん?冷泉さんとイチャイチャしてたんじゃ…」
そど子「し、してないわよ!そんなの……あれぐらいは……別に普通なはずだわ……///」ブツブツ..
桃「で?何を説明してくれるんだ?」
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:51:42.52 ID:EqKCwBbEo
そど子「あ、そうだったわ!実は…………この会場の使用時間がかなり余っているのよ!」
柚子「え……?あっ、言われてみれば……パンフレットに書いてある時間まで結構あるね」
桃「何故そのような事態になっているんだ?」
そど子「……あのメガネ役人が会場を押さえる時に時間を間違えたらしいのよ」
柚子「凡ミスもいいところだね」チラ
桃「何故私を見る!メガネに罪は無い!」
柚子「でもそれと会長、冷泉さんと阪口さんが戻って来ないことがどう繋がるの?」
そど子「それは……」
役人「うぇいよー!!!」
そど子「………………」ハァ..
桃・柚子「?」
役人「まだまだ盛り上がりが止まらないこの会場!ここで提案があります!」
ザワザワ..
役人「……大会に出場した選手たちで…………シングル戦によるトーナメントを行いたいと思います!」
ワァァァァァァ!!
役人「条件はたった1つ!参加選手は各校2名までに限るというだけです!」
桃「……なるほど。時間を埋めるため、急きょシングルマッチを行うことにしたのか」
そど子「そう。だから冷泉さんも会長も阪口さんも、舞台袖で待機してもらうよう言われてたの」
柚子「じゃあそど子さん、みんながいる中で冷泉さんとイチャイチャしてたんだ……」
そど子「だからしてないわよ!」カァァ..
華「……話は全て聞かせていただきました」ズイ
柚子「五十鈴さん……!?」
華「………………」
柚子「………………えっと……なに?」
華「?聞いていたと伝えただけですが」
桃「だったら思わせぶりに入ってくるな!」
優花里「あのぅ……私も聞いていたのですが……各校2名だけ出場ということは、優勝した西住殿ともう1人しか出られないというわけです。しかし冷泉殿も会長も阪口殿も戻って来ないのは何故でしょう?」
そど子「確かにそうよね……まだ誰が出るか決まってないからじゃないかしら?」
桃「今大会の実績で言えば阪口が順当か?」
沙織「でも会長は卒業を控えてるから……麻子も桂利奈ちゃんも遠慮するかも」
あや「じゃんけんで決めるなら会長になるよね」
あゆみ「確かに。絶対勝てない」ウンウン
桃「……でも」
柚子「会長はきっと…」
杏「私はきっと?」
桃・柚子「会長!?」
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:59:10.85 ID:EqKCwBbEo
梓「会長さんがここにいるということは……」
杏「私はシングル戦出ないよ?」
優季「えー?じゃあ誰が出るんですかぁ?」
杏「冷泉ちゃんとさかぐっちゃんがじゃんけんして…」
桂利奈「私、負けちゃいましたー!」
あゆみ「あ!桂利奈!よくやったよー!頑張ってたの観てたー!」
桂利奈「ありがとー!」エヘヘ!
紗希「…………………………」
桂利奈「紗希もありがとー!」
桃「では出場者は西住と冷泉か」
杏「西住ちゃんは最初じゃんけんするっつってたんだけどね。優勝チームの一員が不参加じゃ盛り上がりに欠けるって説得したよぅ。真面目ないい子だよねー」アッハハ
柚子「……その分、内に溜め込んでいるのか、ディスは強烈ですが……」
杏「確かにね」
桃「しかし……良かったのですか会長。今年で我々は卒業ですし、優先させてもらうことだって…」
柚子「」ウンウン
杏「……だからだよ」
桃・柚子「え?」
杏「こういう大会に大洗の生徒として参加するのも最後。だったら選手として出るより……かぁしまと小山と一緒に観たいと思ってさ」ボソッ
桃・柚子「会長……ッ!」ウルウル..
杏「な、なんつってね……//」ポリポリ
柚子「あの……抱きしめてもいいですか?」ワキワキ
杏「や、やだよ//」
ワァァァァァ!!
沙織「な、なになに?この歓声?」
華「食事休憩の合図なのでは?」
優花里「絶対違いますよ五十鈴殿……」
そど子「シングル戦のトーナメントの組み合わせが決まったのよ!でも早く決まり過ぎよ!速度超過は風紀違反だわ!」
杏「どれどれ?」
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 04:59:39.76 ID:EqKCwBbEo
続きはまた夜に書きます
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:24:50.53 ID:EqKCwBbEo
<シングル戦 トーナメント表>
REZE ――――
│―――
ノンナ ―――― │
│―――
ミカ ―――― │ │
│――― │
カチューシャ ―――― │
│────
ナオミ ―――― │ |
│――― │ |
アンチョビ ―――― │ │ |
│――― |
ミッコ ―――― │ |
│――― |
愛里寿 ―――― |
|────!!優勝!!
アッサム ―――― |
│――― |
ケイ ―――― │ |
│――― |
オレンジペコ ―――― │ │ |
│――― │ |
西住まほ ―――― │ |
│────
エリカ ―――― │
│――― │
カルパッチョ ―――― │ │
│―――
MIHO ―――― │
│―――
??? ――――
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:29:39.74 ID:EqKCwBbEo
杏「なかなか面白そうな組合わせだねぇ」
沙織「あれ?ボコファイターズのアズミさんとか、BC自由学園とかヨーグルトのマーチとかナカスリベンジャーズの人たちが見当たらないけど…」
杏「本人たちが参加を断ったみたいだよ。大体さ、16チーム参加してたんだから、シングル戦なら32人出場でいいはずなのに、わざわざ1校2人までって決めたのは、シングル戦に出ないかと声をかけた人たちに結構断られたからみたいなんだよね」
桃「なるほどアズミさんは大学生だから遠慮したのかもしれませんね。それは島田愛里寿も同じですが13歳……年齢を考えればむしろ不利と言えます」
杏「年齢とスキルが一致するわけじゃないっていういい例だけどね」アハハ
沙織「ダージリンさん、出ないんだね。出たがりっぽいのに」
ダージリン「実力的にはペコとアッサムの方が上だもの」ウフフ
沙織「うわあ!?」ビクン!
ダージリン「一緒に観戦してもいいかしら?」
沙織「も、もちろんです!」
沙織(よかった。出たがりって言ったの聞こえてなかったみたい)ホッ
華「出場しなくてもよかったのですか?沙織さんいわく、ダージリンさんは出たがりと言っていましたが」
沙織「華ァ!!」
ダージリン「………そう思われていたとはね。でもわたくしは別に自己主張の強い方ではなくてよ」ウフフ
優花里「そ、その通りですよねぇ!紅茶や格言も聖グロの校風ですぅ!ダージリンさんは良識のある常識人でしかありません!」
沙織「も、もちろんです!憧れすぎて言い間違っちゃいました!」アハハ..
ダージリン「あら。褒められちゃった」ウフフ
華「その表情……嘘を吐いている時の沙織さ……もごご」
梓「こ、この話題はもうやめましょう。ね?」ガッシリ
杏「あっははは」
あや「ん?トーナメント表の最後の『???』って誰だろう?」
梓「わざわざ秘密にするってことはもしかして……大会に出てない人、とか?」
あゆみ「それかまだ決まってないのかもね」
柚子「会長は知ってます?」
杏「知らない。ただキリのいい16人にしようとしたけど、各校2人までだと参加希望者は15人だった。あと1人はどうするんだろうとは思ったけどね」
ダージリン「1校だけ3人出場可能とすると不公平ですものね」
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:31:03.53 ID:EqKCwBbEo
優季「えー、じゃあどうなるんだろー♪」
紗希「……………………敗者復活?」
桂利奈「!そ、それだー!」
優花里「だとしたら西住殿にとっては…………いえ、トーナメント表を見る限り、どなたが出てきても強敵ですぅ」
杏「そだね」
役人「それでは早速シングル戦を始めたいと思います!」
ワァァァァァ!
麻子「…………」ザッ!
ノンナ「…………」ザッ!
沙織「最初は麻子からだ!頑張れー!麻子ー!」
そど子「か、勝ちなさいよー……//」
パゾ美「それじゃ聞こえないよ」
ゴモヨ「照れそど子……」
そど子「う、うるさいわね!」
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:31:35.26 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
役人「まず最初にシングル戦のルールを説明します。判定方法は2ON2と同じです。お客さんと審査員による判定で決まり、引き分けの場合は延長戦を行います。先攻後攻は、その都度じゃんけんで決めてもらいます。これも同じですね」
役人「違う点は1つです。1回戦と2回戦は8小節の2ターンでの戦いとなります。準決勝は8小節3ターン。そして決勝は8小節4ターンとします!」
麻子(1、2回戦は短くするのか)フム
ノンナ(決勝は4ターン……であればチーム戦も決勝はそうするべきだったのでは?今さら言っても仕方ないことですが)
役人「それでは1回戦 第1試合を始めます!REZE対ノンナ!」
ワァァッァア!
麻子(……前大会でプラウダと当たったが、会長が3人抜きをしたから私はこの人と戦っていない。攻撃的なスタイルだとわかっているが、実際に当たるとどうなるか……さて)
ノンナ(ライミングでは到底太刀打ちできませんね。しかしそれだけで勝負が決まるわけではありません)ギラリ
役人「先攻後攻じゃんけんをお願いします」
ジャンケンポン
ノンナ「先攻で」
麻子「!」
役人「OK!先攻、ノンナ!後攻、REZE!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュルッ!
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:36:51.47 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=z2xn_MMZHpE
2:43
<1回戦 第1試合 先攻 ノンナ VS 後攻 REZE>
ノンナ「韻だけのREZE 気に入らねぇぜ」
ノンナ「メッセージ性ねぇ 冷戦状態」ワァァ!
ノンナ「誰に何を言われても 『どう踏もうか』」
ノンナ「馬鹿の一つ覚えだな 不毛だ!」ワァァァ!
ノンナ「私は 適当な言葉を 吐かない」
ノンナ「韻に縛られたままでは 儚い」ワァァ!
ノンナ「ひたすら 相手の言葉 拾うだけ」
ノンナ「正直 みっともねぇ まるで乞食」ワァァ!
麻子「捨てる神あれば拾う神あり」
麻子「難易度で言えば こっちが神なり」ワァァ!
麻子「拾う価値無し のワードチョイス披露」
麻子「漂う疲労感を 救うヒーロー参上」ワァァァ!
麻子「不毛で結構 大洗に羽毛は不要だ」ワァァ!
麻子「客を熱くさせる ライムの活動家」ワァァァァ!
麻子「ノンナ 寒いだけのブリザード」
麻子「火を点けようか ポケモン リザードン」ワァァ!
ノンナ「客を熱くとか クチだけで表情が不一致」
ノンナ「根っこはクールなREZE 下手なスキンシップ」ワァァ!
ノンナ「難易度関係ない 捨ててやってんだ」
ノンナ「捨てる神が上だ ふてぶてしいカスが!」ワァ!
ノンナ「ブリザード オーラゼロのお前 凍らせよう」ワァアァ!
ノンナ「じゃないとクチうるさくて しょうがねぇよ!」ワァ!
ノンナ「大体声量が無い 後ろの方 聴こえてますか!?」
ノンナ「どっちにせよ そろそろ 仕留めてやるか!」ワァァ!
麻子「声量が無い オーラゼロ なのに ほっとけない」
麻子「ブリザードのわりに 心はホットで愛 がある」ワァァァ!
麻子「スキンシップの極端なツンデレ? ツンドラ?」ワァァ!
麻子「素直になれなくて ガツンと殴んのか?」ワァァァ!
麻子「後ろー!声は聴こえてるかー!?」ウォォォォ!
麻子「……ちゃんと聴こえてるってさ」ワァァ
麻子「2小節 捨てたって 必勝です」ワァ!
麻子「『1回戦突破した』 そんな書き出しの 私小説」ワァァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!」
ワァァァァ!!
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:37:19.09 ID:EqKCwBbEo
役人「では判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、ノンナが勝ったと思う人!」
ワァァァ!
役人「……後攻、REZEが勝ったと思う人!」
ワァァァァァァ!!
役人「まずはREZEが1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『ノンナ』」
理事長「『REZE』」
香音「『REZE』」
新三郎「『REZE』」
浅井「『REZE』」
役人「勝者!REZE〜〜〜〜!!!!」ワァァァァ!!
ノンナ「っ……!」
麻子(よし)フゥ..
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:37:54.05 ID:EqKCwBbEo
<シングル戦 トーナメント表>
REZE ――――
│―――
―――― │
│―――
ミカ ―――― │ │
│――― │
カチューシャ ―――― │
│────
ナオミ ―――― │ |
│――― │ |
アンチョビ ―――― │ │ |
│――― |
ミッコ ―――― │ |
│――― |
愛里寿 ―――― |
|────!!優勝!!
アッサム ―――― |
│――― |
ケイ ―――― │ |
│――― |
オレンジペコ ―――― │ │ |
│――― │ |
西住まほ ―――― │ |
│────
エリカ ―――― │
│――― │
カルパッチョ ―――― │ │
│―――
MIHO ―――― │
│―――
??? ――――
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:39:39.85 ID:EqKCwBbEo
【舞台袖】
カチューシャ「………………」
カチューシャ(次は私の試合……相手は継続高校のミカ……2ON2で負けた相手)ギリッ..
まほ「……カチューシャ」
カチューシャ「……なによ」
まほ「大丈夫か?緊張しているなら抱きしめるが」
カチューシャ「ばっ……//」
カチューシャ「バカなこと言ってんじゃないわよ!あの時は……確かに弱気になってたけど、もう吹っ切ったわ!」
まほ「……そうか。さすがだな」フッ
カチューシャ「ったく……///」プイ
カチューシャ「………………」
ミカ『ねぇ富豪さん 解雇したら? 隣の執事か秘書』
ミッコ『西住まほは 相方として ババ引いたようなもんだ』
カチューシャ(………………マホーシャの足を引っ張った存在だなんて思われたまま終われないわ!)
【ステージ】
役人「それでは第2試合を始めます!ミカ対カチューシャ!準々決勝で当たったチーム同士の戦いとなります」
ワァァァァ!
カチューシャ「………………」
ミカ「………………」
ミカ(ずいぶん気合いが入っているようだね……だが私も負ける気は無い。西住みほとオレンジペコ、どちらが勝ち上がるかはわからないが、借りは今日のうちに返しておきたいからね)
役人「先攻後攻のじゃんけんをお願いします」
ジャンケンポン
ミカ「……後攻かな」
役人「OK!先攻、カチューシャ!後攻、ミカ!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュルッ!
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:47:51.43 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=eCriZ-G9Rog
4:14
<1回戦 第2試合 先攻カチューシャ VS 後攻ミカ>
カチューシャ「早くもリベンジ 即巻き返し びた一文 まけず上げる 期待値!」ワァァ!
カチューシャ「さっきは好き勝手 言ってくれてありがとう 返すのは刀! アタマ カラダ」ワァァァ!
カチューシャ「叩き切る! 舐められたまま終われない プラウダのプライド」
カチューシャ「背負ってる 個人的恨みもある あんたのとぼけた ツラを砕き折る」ワァァァ!
カチューシャ「カンテレの演奏者 マイク持ってちゃ出来ない 二重奏は」
カチューシャ「とにかくぶち倒す 理由とか ありまくるから 機銃掃射!」ワァァァ!
カチューシャ「粉々にする カチューシャは勇者 勝利が従者!」ワァァァ!
カチューシャ「継続させない 敗北の味! いや逆に味わわせてやる あんたに!!」ワァァァ!
ミカ「声量は充分 みたいだね マイクチェックオーケー」ワァァァ!
ミカ「こっちは 冷静 上手い 具合に 消す王手」ワァァァ!
ミカ「ゲームオーバー 清涼感 風の流れ 浮かび上がったリビドー」
ミカ「憤り 邪念捨て 生き残り 歩む道のり 私は 旅人」ワァァ!
ミカ「不必要 無秩序 な乱射は 当たらんさ」ワァァ!
ミカ「刀と 銃 それと マイク? なんという 三刀流」ワァァァ!
ミカ「勢いのみ無駄に熱いだけ 真夏の車のボンネット」
ミカ「負けを恐れ ホメオスタシスが生んだパワー でも敗退 ボーンヘッド」ワァァ! ※ホメオスタシス・・・「生体恒常性」とも言われる。体を一定の状態に保つ働き。寒い時に筋肉を震わせて熱を作って体を冷やさない、など
カチューシャ「体を揺らして 楽しそうね その余裕が導くわよ死亡へ!」ワァァァア!
カチューシャ「わかる? それがボーンヘッド! 気付きなさいよ あんたすでに ウォンテッド!!」ワァァアァァァ!!
カチューシャ「三刀流 その通り 今の私は進化した 宮本武蔵」ワァ
カチューシャ「この瞬間も成長し続ける! あんたらに負けたのも 今思うと昔!」ワァァァァ!
カチューシャ「旅人? だったら罪びと、咎人(とがびと)になろうと 懐に ボディブロー!」ワァァァ!
カチューシャ「あんたは 血みどろ ホメオスタシス? 関係ない 追撃の ロメロスペシャル!!」ワァァァァ!
カチューシャ「2回戦で 終わった2ON2 だからこのシングル戦に賭けてる!」ワァァ!
カチューシャ「私は全部勝って 決勝でマホーシャ倒すぐらいの気持ちがあんのよ!」ワァァァァァ!!
ミカ「早口 ぎゅうぎゅう パンパン 音符と 言葉がケンカ そんな事件だ」ワァァァ!
ミカ「やり方、形はみな それぞれ キミはカチューシャ 私はミカ」ワァァァ!
ミカ「ロメロスペシャル 届くのかな手が? 孤独を抱くベガ」ワァアァ!
ミカ「星の輝き は私の元に ある から旅 を続ける」ワァァ
ミカ「勝敗は 怒鳴る だけで どうなる モノかな? 愚かな ことだなぁ」ワァァァ
ミカ「もっと落ち着いていよう ゆったり間 とったりさ」ワァァ!
ミカ「どっかり と浸かり 勝敗 追う そして栄光を 頬張り放題」ワァァァァ!
ミカ「キミは 震え 続け 腑抜け 脅え てるね 野ウサギ状態」ワァァァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!」ワァァァァァ!!
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:48:53.13 ID:EqKCwBbEo
カチューシャ「はぁ……はぁ……」
ミカ「ふー……」
役人「それでは判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、カチューシャが勝ったと思う人!」
ワァァァァァァ!
役人「……後攻、ミカが勝ったと思う人!」
ワァァァァァ!
ミカ「!……」
カチューシャ「っ!」グッ
役人「まずはカチューシャが1ポイント先取です」
役人「……では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『カチューシャ』」
理事長「『カチューシャ』」
香音「『ミカ』」
新三郎「『ミカ』」
浅井「『カチューシャ』」
カチューシャ「!!」
ミカ「…………」
役人「3対2で勝者は!カチューシャ〜〜〜〜!!!!」ワァァァァ!!
カチューシャ「勝っ…………た……?」
ミカ「…………」フゥー..
ミカ「……そうだね。私の負けさ」フフ
カチューシャ「何を笑って……!あんたまさか手を抜い…」
ミカ「違う」ギラリ
カチューシャ「っ……」
カチューシャ(なに、今の鋭い目……こいつがこんな目をするなんて……)ゴクリ
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:49:29.81 ID:EqKCwBbEo
ミカ「私は全力を尽くした。キミが自分に自信を持てないのは勝手だけれど、その思考に人を巻き込まないでくれるかな?」
カチューシャ「……ふん!嫌味な言い方しなくてもわかったわよ!あんたは全力を出した!そして結果私が勝った!」
ミカ「……その通り」
カチューシャ「あははは!リベンジ成功!いい気味よ!」
ミカ「そうかい」
カチューシャ「…………ャ」
ミカ「ん?」
カチューシャ「でも……まだ1勝1敗なんだから!次もっかい勝ってリードするからね!覚悟しなさいよ!その…………ミカーシャ!」
ミカ「!……その呼び方は……」
カチューシャ「っ……べ、別になんでもないわよっ……//」
ミカ「…………ふふっ」
カチューシャ「な、なに笑ってるのよ!」
ミカ「親しくなれて嬉しいと思ってね」
カチューシャ「ふ、ふん……//」
ミカ「これでKV−1は正式にうちの車両ということでいいのかな?」クス
カチューシャ「なんでそうなるのよ!っていうかホントに返しなさいよね!」
ミカ「ふふっ……さあどうかな?」
カチューシャ「ぬぐぐぐ……」
ミカ「…………では、またいつか会おう。カチューシャ」ニコッ
カチューシャ「っ……!そ、その時にKV−1を返しなさいよね……//」
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:51:05.54 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
沙織「わー……なんかこの距離で見ててもカチューシャさんってチョロそう」
華「沙織さんクラスですね」ニッコリ
沙織「本人に言う!?」
華「あっ……ごめんなさい。今後は陰で言うことにします」ペコリ
沙織「それもっとヤダ!」
しほ「……今の試合、ちよきちはどう思う?」
千代「…………カチューシャさんは今までは固めのライミングと早口のフロウで安定した力を発揮していたわ。でもこの試合では圧倒的なバイブスを乗せたフロウを全面に出してきた」
千代「ライミングも『宮本武蔵』、『今思うと昔』と、強引にねじ込んで決めたと思ったら、『旅人、罪びと、咎人、懐、ボディブロー、血みどろ』といった辺りは、語尾を『o(お)』で踏んでいるけれど、文字数的には2文字程度。でもこの絶妙な踏み外しが聴いていて心地いい。『ホメオスタシス』と『ロメロスペシャル』もそうね。少し外れてるけれど気持ちよく聴こえる」
しほ「む、確かに……しかし継続の子は変則的なフロウが面白く、さらに韻の固さもあった。アンサーも的確だったと思ったが」
千代「そうね。フロウテクはカチューシャさんよりも上ね。今の試合では特にその部分が協調されていたわ。微妙にテンポをズラしたり、速度を上げたり落としたり、声色を変えたり。抑揚を効かせたかと思えば次の瞬間には平坦になっている、などと言った風にね。2ON2の時には見せなかった……いえ、若干変則的で特徴のあるフロウを見せてはいたけれど、コンビネーションを優先し、オーソドックスに寄せていたのでしょう、本来のミカさんはこの試合で見せたスタイルだと思うわ」
しほ「私的にはコンビの時よりも新鮮で面白かったが……結果は敗北か……」
千代「ええ……ミカさんのそういった技術や特徴を、カチューシャさんのバイブスが全てを吹き飛ばした。これが一番わかりやすい解説かも知れないわね。『カチューシャは勇者 勝利が従者』なんて表現もカチューシャさんらしくていい」
千代「それと熱い言葉をぶつけてくるカチューシャさんに対し、『勝敗は 怒鳴るだけで どうなるモノかな? 愚かなことだなぁ もっと落ち着いていよう』と、なだめるような諭すようなアンサーをした。これも時に有効だとは思うのだけれど、今回は裏目に出たというか……今回はカチューシャさんがバチバチに立ち向かってきているのをはぐらかしているという、良くない印象を与えてしまったわね」
千代「でも最終的な決め手はカチューシャさんの『私は全部勝って 決勝でマホーシャ倒すぐらいの気持ちがあんのよ!』というパンチラインかしらね。リベンジだけじゃなく、その先を見ているという強い意志が身体中から発せられているようだったもの」
しほ「なるほど…………しかしフリースタイルバトルとは難しいものだな。真正面から来る相手を翻弄させるのは戦法として間違いではないというのに」
千代「ええ。だから本当に難しいのよ。戦うことも、判定をすることもね」
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:51:36.41 ID:EqKCwBbEo
<シングル戦 トーナメント表>
REZE ――――
│―――
―――― │
│―――
―――― │ │
│――― │
カチューシャ ―――― │
│────
ナオミ ―――― │ |
│――― │ |
アンチョビ ―――― │ │ |
│――― |
ミッコ ―――― │ |
│――― |
愛里寿 ―――― |
|────!!優勝!!
アッサム ―――― |
│――― |
ケイ ―――― │ |
│――― |
オレンジペコ ―――― │ │ |
│――― │ |
西住まほ ―――― │ |
│────
エリカ ―――― │
│――― │
カルパッチョ ―――― │ │
│―――
MIHO ―――― │
│―――
??? ――――
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:52:43.16 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
役人「1回戦 第3試合です!」
ナオミ「…………」ザッ
アンチョビ「…………」ザッ!
役人「ツインテールショートヘアのチーム内対決となりました!」
ワァァァ
ナオミ「悪いけど、勝たせてもらうよ」
アンチョビ「ああ、そのつもりで来い。迎え撃つからな」ニッカリ
役人「先攻後攻じゃんけんをお願いします」
ジャンケンポン
アンチョビ「……後攻を選ぶ!」
役人「OK!先攻、ナオミ!後攻、アンチョビ!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ!」キュララ
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:55:34.41 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=trnOBLGCEeU
3:26
<1回戦 第3試合 先攻 ナオミ VS 後攻 アンチョビ>
ナオミ「後攻の方が 得だからって 迷わず選ぶ ドゥーチェ」
ナオミ「相変わらず貧乏性 甘い考え まるでフルーチェ」ワアァァ!
ナオミ「アンチョビ 盛り上げ上手 でも実力まで盛りすぎ」
ナオミ「ノリだけで突っ切るのは無理があるよリスキー」ワァァァ!
ナオミ「チームワークは抜群だった ツインテールショートヘア」
ナオミ「でも勝負なら手加減抜き 1回戦でとっとと消えな!」ワァ!
ナオミ「アンツィオはパスタ サンダースはポテト 美味しい上に低価格」
ナオミ「でも食材もお客さんも 私がアゲて 勝利をいただく!」ワァァァ!
アンチョビ「その調理する手に巻き付くパスタ 揚げ足でもとりますか」ワァァ!
アンチョビ「低価格というより体たらく 私が勝利をいただく!」ワァァァァ!
アンチョビ「後攻が得? たった今先攻で勝ったぞ カチューシャ」ワァァ!
アンチョビ「そんな計算も出来ないなら ケイより遥か格下」ワァァァ!
アンチョビ「貧乏性より 浪費癖ある金持ち校の方が 見通しが甘い」ワァ
アンチョビ「チームワークは確かに良かったけど 愛おしさは無い」ワァァァ!
アンチョビ「とそれは言い過ぎた でもB’zみたいな 高音でこのビートの」ワァァ
アンチョビ「ココってとこで ノリながら ナオミを速攻で沈めるぞ!」ワァァ
ナオミ「手に巻き付くパスタ? 食べ物を粗末にするんじゃねぇ」
ナオミ「一般的に後攻が得なのに 今の1試合の部分だけ」ワァァ
ナオミ「で判断 だんだん憐れに思えたんだが 算数習ったか?」ワァァァ!
ナオミ「仕方ない 教えてやる イーアルサンスーわかったか?」ワァァァァ!
ナオミ「ところでB’zだったら 好きなのは BLOWIN」
ナオミ「アンツィオ 金のやりくり大変らしいな 苦労人」ワァァ!
ナオミ「でもサンダースが金持ちだからって 決め付けるなよ 浪費癖」
ナオミ「無駄金 使ってたら強豪でいられねぇだろうが もう気付け」ワァァ!
アンチョビ「違うな! 無駄金は使ってる 施設内にトイレ 1000人分」ワァァァ!
アンチョビ「アンツィオで そんな真似しようものなら 全員Boo!」ワァァァァ!
アンチョビ「数の数え方は 知ってるに決まってるだろ いちにーさんしー」
アンチョビ「アンサーのようでちょっとズレてる 行き違い」ワァァァァ!
アンチョビ「苦労人だから頭使って 戦ってきたんだから勝ってる」ワァァ!
アンチョビ「ましてやマイクでの勝負なら余裕だ ヘイヘイ からかってく」ワァァ!
アンチョビ「ちなみに使ったパスタは再利用 もったいない精神」
アンチョビ「そして実力を見せつけてやるぞ このっ大会制し!」ワァァッァァ!
役人「終了ーーーーーー!!!」
ワァァァァ!
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 19:56:12.48 ID:EqKCwBbEo
役人「……早速判定に入ります!まずはお客さん!今の勝負、先攻ナオミが勝ったと思う人!」
ワァァァァ!
役人「……後攻、アンチョビが勝ったと思う人!」
ワァァァァァ!
役人「まずは後攻アンチョビが1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『アンチョビ』」
理事長「『アンチョビ』」
香音「『ナオミ』」
新三郎「『アンチョビ』」
浅井「『ナオミ』」
役人「3対2!勝者!アンチョビ〜〜〜〜!!!!」ワァァァァ!!
アンチョビ「!勝っ…………っと、いかん」
ナオミ「…………」
アンチョビ「………………」チラ
ナオミ「ははっ、なんで申し訳なさそうな顔してるんだ?」
アンチョビ「いや、なんか、ナオミの前で大喜びするのも違うだろ……」
ナオミ「確かにな。1回戦で勝ったくらいで大喜びされるのは違うね」
アンチョビ「え」
ナオミ「でもチームを組んでいたからと言って、私に遠慮して感情を抑えるのも違う。素直になりなよ」
アンチョビ「…………勝ってすごくうれしい」
ナオミ「なら喜べばいい」
アンチョビ「………………いいのか?」
ナオミ「もちろん」ニコリ
アンチョビ「そ、それじゃ……」コホン
アンチョビ「やったーー!勝ったぞぉーーーー!」ワーイ!
ナオミ「大喜びしてるじゃないか」クスッ
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 20:00:44.78 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
ダージリン「アンチョビさんはフロウが上手ですわね。やはり積極的に指示を飛ばすタイプの方はクチがよく回るのかしら」
杏「あー、なんかそれわかるかも」モグモグ
柚子「カチューシャさんも似たタイプですもんね」
桃「サンダースの隊長もだな。というか指揮官は大体がそうじゃないか?」
ダージリン「わたくしは早口はあまり得意ではないけれど」
杏「ダージリンは呆れるほどマイペースだかんね」
ダージリン「あら、ありがとう」ウフフ
杏「褒めたことになっちった」アッハハ
しほ「いい勝負だったが延長にはならなかったか」
千代「パンチラインの数でアンチョビさんが上回ったという印象ね」
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 20:01:56.19 ID:EqKCwBbEo
<シングル戦 トーナメント表>
REZE ――――
│―――
―――― │
│―――
―――― │ │
│――― │
カチューシャ ―――― │
│────
―――― │ |
│――― │ |
アンチョビ ―――― │ │ |
│――― |
ミッコ ―――― │ |
│――― |
愛里寿 ―――― |
|────!!優勝!!
アッサム ―――― |
│――― |
ケイ ―――― │ |
│――― |
オレンジペコ ―――― │ │ |
│――― │ |
西住まほ ―――― │ |
│────
エリカ ―――― │
│――― │
カルパッチョ ―――― │ │
│―――
MIHO ―――― │
│―――
??? ――――
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 20:02:53.05 ID:EqKCwBbEo
【ステージ】
役人「ではどんどん行きましょう!次はミッコ対愛里寿のバトルです!」
ワァァァ!
ミッコ「へへっ、1回戦で当たるとはラッキーだ。ここで倒してやる」ギラリ
愛里寿「そうですか」
役人「では、先攻後攻のじゃんけんをお願いします!」
ジャンケンポン
愛里寿「後攻で」
ミッコ「ふふん、私に恐れをなしたか」
愛里寿「……特にあなたに言いたいことがないので」
ミッコ「なにおう!」
役人「先攻後攻が決まったところで……先攻、ミッコ!後攻、愛里寿!DJルミ、かまーせー!」
ルミ「っ」シュババッ!
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 20:07:28.00 ID:EqKCwBbEo
http://www.youtube.com/watch?v=U02VVVZ00lw
<1回戦 第4試合 先攻 ミッコ VS 後攻 愛里寿>
ミッコ「ここまでの試合 みんな早口じゃね?」
ミッコ「うちらは もっとゆったりバトルしたくね?」
ミッコ「ひたすら喋りまくって ご乱心ですか?」
ミッコ「て感じで言葉詰め込み過ぎて 満員電車」ワァァ!
ミッコ「よりもゆったりとディスり合いの 取っ組み合い」
ミッコ「BPM関係なく 私はとっくにハイ」ワァァ!
ミッコ「ゴスロリで喋りまくるのは 滑稽だぜ?」
ミッコ「しょっぺーだけ このテンポで行こう オッケーだね?」ワァァァ!
愛里寿「あんたのラップ 最初からBPMどうこう」
愛里寿「言わずとも つまらないねスローモーション」ワァァァ!
愛里寿「大したパンチライン無いのに 手数犠牲にする」
愛里寿「カッコだけの横綱相撲 楽な相手 露骨な無能」ワアァァァ!
愛里寿「低レベルで余裕ぶるのは 愚の滑稽だ」
愛里寿「力をあとにとっとこうか それともあえての特攻か」
愛里寿「岐路は行き止まり 延長狙いの 引き延ばしか?」
愛里寿「身の程知らず 蜘蛛の子散らす ように弾き飛ばした 客」ワァァァァ!
ミッコ「言葉遣い注意しろ 中1を ようやく過ぎた頃だろ?」ワァ
ミッコ「無能とか軽々しく使うんじゃねぇよ このアホ!」ワァァ!
ミッコ「舐めるなよ 継続とミッコのこと」
ミッコ「社会勉強のために怖いとこ 見せようか いっそのこと」ワァァァ!
ミッコ「横綱相撲は おめぇの方じゃねぇか!負けたくせによ!」
ミッコ「ファイナリストが偉いわけじゃねぇ てかまず挨拶しろ!」ワァァ!
ミッコ「上下関係わかんねぇと大学で苦労するぞ クソガキ」
ミッコ「せいぜい卒業まで無事でいられるように願掛けで食っとけ 太巻き!」ワァァァ!
愛里寿「1バースだけみたい ゆったりタイム終了」ワァァ!
愛里寿「脳に負担? 勝率なんか 下がる一方で だいぶ苦痛と」ワァァァ!
愛里寿「判断したらしいけど 恥ずかしい 言い出しっぺ」
愛里寿「前言撤回なら出せ両腕 左か右かしっぺ」ワァァァ!
愛里寿「罰ゲーム逃げて隠れる ブレること言いバックレる」
愛里寿「社会勉強 大丈夫 見てないよ 甘い幻想」ワァァァ!
愛里寿「ミッコ ダサい迷走 破壊、清掃 忙しい」ワァァァ!
愛里寿「1人じゃ辛いか? モロ弱体化 いとおかし」ワァァァア!
役人「終了ーーーーーー!!!」
ワァァァァ!
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 20:08:12.23 ID:EqKCwBbEo
ミッコ「くっ……!」
愛里寿「………………」
役人「では判定に入ります!まずはお客さんに聞いてみましょう!先攻、ミッコが勝ったと思う人!」
ワァァァ!
役人「……後攻、愛里寿が勝ったと思う人!」
ワァァァァァァ!!
役人「まずは愛里寿が1ポイント先取です。では審査員のみなさん………………ジャッジお願いします!」
ババン!
亜美「『愛里寿』」
理事長「『愛里寿』」
香音「『愛里寿』」
新三郎「『愛里寿』」
浅井「『愛里寿』」
役人「勝者!後攻、愛里寿〜〜〜〜!!!」
ワァァァァ!!
ミッコ「やっぱりか!くっそー!」
愛里寿「………………」
愛里寿(負けるわけには行かない。決勝でみほさんと戦うんだ)ギラッ
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2017/08/20(日) 20:08:53.91 ID:EqKCwBbEo
【2階席】
沙織「……愛里寿ちゃんはミッコさんの誘いに乗らずにマイペースを貫いた感じでしたね」
杏「ゆっくりでも戦えないことないんだろうけどね。でも普通のスタイルで相手の提案を崩すことで優位性のアピールになったね」
ダージリン「2バース目のミッコさんは明らかに1バース目の余裕が失われていたものね」
優花里「相手の土俵に乗らず、むしろ引っ張り込んだ形ですか……奥が深いですねぇ!」
しほ「やはり強いなちよきちの娘は……」チラ
シーン..
しほ「ん?ちよきち?どこに行った?」
しほ「トイレか?だとしても、中座するのなら一言あってしかるべき……」ハッ
しほ「ということは…………大きい方をするつもりか……!?」ガガーン
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