従姉妹「ママでちゅよ〜!!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 18:49:40.99 ID:Oa2zGvO9O
少年「ちがいます。あなたは従姉妹です」

従姉妹「よちよ〜ち。いい子でちゅね〜♪」

少年「いい子ではないです。普通です」

従姉妹「あばば!あばばば!ばぶぅ!」

少年「あなたが赤ちゃんになってどうするんですか」

従姉妹「がんばらなくていいんだよ〜♪」スッ

少年「…」

従姉妹「ぐっ…」

従姉妹「とどかない…ナデナデできん…」

少年「…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1503049780
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 18:51:31.12 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「ほーら!おいで〜」

少年「…」プイ

従姉妹「も〜!ママの言うことききなさーい!」

少年「…」

従姉妹「…」


従姉妹「おっ…おっ…」

従姉妹「お◯ぱい、ほしい?///」

少年(恥ずかしいなら言わなければいいのに)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 18:56:23.95 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「ほらぁ!」バッ

従姉妹「おいでっ!///」

少年「やめておきます…」

従姉妹「なんで!この思春期中学生が!」

従姉妹「頭の中はお◯ぱいでいっぱいのはずでしょっ!!」

少年「ノーコメントで…」

従姉妹「もー!///」

少年「…」

従姉妹「ママがゲホッ」

従姉妹「ゲホッゲホッ!!オゥエエエエエッ!!」

少年「…」

従姉妹「…ママが甘えさせてあげるねっ☆」

少年「台無しだよ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 19:06:14.64 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「むせただけよ!」

少年「おっさんみたいでした」

従姉妹「おっさんじゃない!」

少年「父が歯みがきしてる時みたいな声でした」

従姉妹「ひどい!いじわる!」

少年「…」

従姉妹「いじわるな子にはこうだーっ♪」

ギュウッ

少年「…」

従姉妹「…///」パッ

少年(恥ずかしいならやらなければいいのに)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 19:10:24.56 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「さみしそうだったからっ」

少年「さみしくはないです」

従姉妹「ほんとう?」

少年「お姉ちゃんがいます」

従姉妹「お姉ちゃんじゃない!ママ!!」

少年「ママがいます」

従姉妹「…///」

少年(恥ずかしいなら言わせなければいいのに)



少年「あんなにお姉ちゃんと呼ばせたがっていたのに」

従姉妹「いっ今はママなの!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 19:45:18.76 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「ママにしてほしいことない〜?何でもしてあげるよっ♪」

少年「では洗濯物を入れ込むのでたたむのを手伝ってください」

従姉妹「かしこまりっ」

少年「ありがとうございます」

・・・

従姉妹「ちがうちがうちがう」

少年「え…」

従姉妹「そういう、そういうのじゃない」

少年「はぁ」

従姉妹「あるでしょ?『ママ』にしてほしいことっ」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 19:47:34.90 ID:Oa2zGvO9O
少年「大抵は一人でやってきたので…」

従姉妹「いやまぁ、家事とかじゃなくてさ」

従姉妹「こう、心の隙間を埋めるような…」

少年「父も休日は一緒にいてくれます」

少年「お姉ちゃんや叔父さん、叔母さんも遊びに来てくれます」

従姉妹「うん…」

少年「さみしくはないです」

従姉妹「そっか」

少年「でもたまに…」

従姉妹「?」

少年「母親と一緒にいる友人を見ると羨ましくなったりします」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 19:49:04.12 ID:Oa2zGvO9O
少年「母の作る夕食を毎日楽しみにしたり」

少年「時には一緒に作ったり」

少年「母が好きだったというガーデニングを手伝ったり」

少年「わがままを言って困らせたり」

少年「間違えた時には厳しく叱られたり」

少年「どうしようもなく悲しい時は甘えさせてもらったり」

少年「母の日にはバイト代で買ったカーネーションをプレゼントして喜んでもらえたり」

少年「来年の高校の入学式に、制服姿で父と母の間に挟まれて記念撮影をしたり」

少年「したいと思った事は、幾度かあります」

従姉妹「…」

少年「無い物ねだりなんですけどね」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 19:51:45.13 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「…ごめん!ごめんね!」

ギュッ

従姉妹「私、無神経だったよね」グス

少年「いえ…」

従姉妹「…///」パッ

少年(恥ずかしいなら…)



少年(…やわらかかった)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 19:57:15.51 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「…もう!」

従姉妹「なんでそんな冷めてるのさ!」

少年「え…」

従姉妹「こっちは顔から火が出そうだってのに…」パタパタ

従姉妹「シレッとしちゃってさ」

少年「決して冷めているわけではないです」

従姉妹「えぇ〜うそだぁ」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 19:58:51.26 ID:Oa2zGvO9O
少年「お姉ちゃんが来ると聞いたときはいつもソワソワしています」

少年「前の日の夜から家中の掃除をし、学校から帰ってからは意味もなく部屋を行ったり来たりしています」

少年「なんのお茶菓子を出そうか、紅茶かコーヒーどっちがいいか、なんて事で小一時間悩みます」

少年「夕食は食べていかれるのだろうか。聞けばいいのに聞けない。いつもとりあえず材料だけ揃えておきます」

少年「玄関のインターフォンが鳴っただけで心臓が飛び出そうになります」

少年「扉をあけて、お姉ちゃんがいつもの笑顔で『おっす』と言いながら入ってくると、どうしようもなく嬉しくなります」

少年「向かい合って他愛もない話をしているだけで、暖かな気持ちになります」

少年「今日一日母代わりになってくれると言われた時は、複雑ながらも、やっぱり胸の鼓動が早くなり窒息しそうになりました」

少年「さっき抱きつかれた時は、あまりの衝撃に意識を失いかけました」

少年「お姉ちゃんが…」



従姉妹「す、ストップストップ!!///」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 20:04:06.53 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「ちょ、やめ、やめてっ///」アタフタ

少年「え…」

従姉妹「ほんと、ちょっと、わかった。わかったからっ///」

従姉妹「あんたが私のこと、すっ好きなのはよくわかったからっ///」

少年「…」

従姉妹「ああ!もうっ」

従姉妹「何なのよ!あんたは!」

少年「すいません」シュン

従姉妹「謝んな!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 20:05:28.64 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「ええと、ええとね」

少年「はい」

従姉妹「とりあえず後ろを向きなさい」

少年「はい」クルッ

従姉妹「そんで座りなさい」

少年「はい」スッ

従姉妹「なんで正座…まぁいいや」

少年「…」

ギュ

従姉妹「ん」

従姉妹(これなら、恥ずかしくないかな)
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 20:11:24.37 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「あんたはいつまでも私に敬語だねー」

少年「年上には敬語を使えと教えられたので」

従姉妹「家族なんだからさ。いいじゃん別に」

少年「…」

従姉妹「そんなに年も離れてないし」

少年「…」

従姉妹「ねぇ」フ-ッ

少年「ヒャッ!?」ビク
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 20:12:32.08 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹(おや)

少年「…」プルプル

従姉妹「耳、弱いの?」

少年「別に」

従姉妹「…」

従姉妹「」フ-ッ

少年「ウヒャ!?」ビク

従姉妹「…」ニヤア
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 20:14:17.18 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「こちょこちょこちょ〜♪」

少年「それは効きません」

従姉妹「なっ!」

従姉妹「」フ-ッ

少年「アッヒョ!?」ビク

従姉妹「おもしろーい!」ケラケラ

少年「…」

従姉妹「おこった?」

少年「いえ…」

従姉妹「♪」ギュ-
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 20:15:51.20 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「あんた、◯◯高校目指してんだってね」

少年「はい」

従姉妹「頑張ってね」

少年「頑張ります」

従姉妹「合格したら一緒に登校できるねっ」

少年「一年だけですが…」

従姉妹「わっ私が留年すればっ」

少年「それはやめた方がいいと思います」

従姉妹「だよね…」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 20:21:13.50 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「あつい?」

少年「いえ…ただ」

従姉妹「?」

少年「お姉ちゃんの胸が背中にあたっていて正気じゃいられなくなりそうです」

従姉妹「なっ!!///」バッ

従姉妹「やっやらしいなっ!」

少年「すいません」

従姉妹「そーいうことをさ!言うなよ!」

少年「すいませんすいません」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/08/18(金) 20:35:34.79 ID:Oa2zGvO9O
従姉妹「もー甘やかしてやらん!」プイ

少年「すいませんすいませんすいません」

従姉妹「このエロまじんが!」

少年「いどまじんみたいに言わないで下さい」

従姉妹「…」ツ-ン

少年「お姉ちゃんに嫌われたら生きていけません」

少年「許して下さい。何でもしますから」

従姉妹「ほう?」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 20:38:42.81 ID:JBRfVmEV0
ん?
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 20:50:08.61 ID:bJOMDcW5o
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 21:07:17.94 ID:9tySx9FYO
何でも
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/18(金) 21:08:04.13 ID:NtwAlW4To
ちくわ大明神
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