【安価とコンマの】異世界召喚されたらこんなとこでした【人生左右物語】

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74 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 10:33:06.27 ID:F7HaSkew0
龍斗「あとどれくらいで着くんだ?」

かれこれ30分以上は歩いている。
移動手段は徒歩しかないの?
いい加減つかれたよ。

シロ「あと少しですよ」

グレイ「それまで一緒に歌います?」

龍斗「却下」

遠くにデカイ門が見えてきた。
あそこがゴールみたいだ。

安価下1
1、のんびり話しながら行く
2、さっさと行って休みたい
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 10:36:17.43 ID:R86GMrZDO
76 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 14:28:57.58 ID:8qDWvtzb0
疲れてるし、早く行っても余計疲れるだけだな。
のんびり行こう。

グレイ「それではみなさま輪唱しましょう! かーえーるーのーうーたーがー♪」

龍斗「聞こえねぇよ」

グレイ「きーこーえーて……ちょっともー。協調性なさすぎですよ?」

やれやれとばかりに大きな身振り手振りをするグレイ。

グレイ「せっかく緊張感をほぐしてあげてるのに。ねー、シロさん」

シロ「ふぇ? そ、そうですね……」

龍斗「グレイと話してると緊張より苛立ちを覚えるよ」

グレイ「ひどい!」

シロ「……わたしとは?」

安価下1
1、安らぐ気分になる
2、泣かせないように必死です
3、今度邪魔者(グレイ)がいない時にゆっくり話そう
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 14:30:17.96 ID:AjiE7Ufxo
1
78 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 14:37:43.19 ID:8qDWvtzb0
龍斗「グレイと比べりゃ安らぐ気分になる」

シロ「そ、そなんだ……」

グレイ「どういう意味ですかなそれは? ん?」

龍斗「言葉通りの意味だけど」

グレイ「次は私が泣きますよ!?」

龍斗「おぉ泣け泣け。そのまま置いてってやる」

グレイ「泣くに泣けない!!」

騒がしいなぁ、コイツ。
シロを見習えよ。静かに歩いてるじゃねぇか。
79 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 14:53:20.45 ID:8qDWvtzb0
グレイ「鬼畜めぇ」

龍斗「何のことやら」

シロ「ふ、ふたりとも、そのくらいにして」

シロ「でも、グレイ? ほんとうにいつまで一緒なの?」

グレイ「シロまで!?」

シロ「そ、うじゃなくて。黒の方、みなくていいの?」

龍斗「?」

グレイ「確かにそうだけど、特に面白そうな出来事なさそう」

グレイ「今頃誰かに八つ当たりしてるんじゃない?」

グレイ「……想像したらそれはそれで面白そう!」

安価下3まで多数決
1、黒の方にいっておいで
2、説明キャラは最後までいろ
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 15:02:36.28 ID:R86GMrZDO
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 15:04:15.64 ID:AjiE7Ufxo
1
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 15:09:01.37 ID:YWqGoGwbo
1
83 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 15:22:45.01 ID:8qDWvtzb0
龍斗「黒の方にいっておいで」

グレイ「!!」

グレイ「そんなに言うならホントに行ってやるよぉぉ!! ぶゎーか!!」

シロ「あ……」

なぜいきなりキレた?
情緒不安定なの?

そんなグレイは、180°回転して猛ダッシュで走っていった。

シロ「……止める間もなく……」

龍斗「あのスピードならもう着いたんじゃね?」

シロ「こっちも着いたんだけどなぁ……」

龍斗「お、門がいつの間にか目の前に」
84 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 15:46:30.40 ID:8qDWvtzb0
門を通ると城下街のような風景。
レンガの道にそこを通る馬車。
のどかな雰囲気で過ごしやすそうだ。

そういうのを期待していた。

実際は違った。

剣士「おらぁ!」

キィン! と鳴り響く金属音。

モンスター「ぎゃー」

そこにいたはずの何かが霧となって消えてゆく。

剣士「最後の一匹倒したぞー!!」

観衆「「「おおおぉぉ!!!」」」

張り上げる声に対して、数十人、数百人の歓声。

龍斗「…………」

ねぇ、門の意味は?

素直にそう感じた。
85 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 16:02:01.19 ID:8qDWvtzb0
シロ「えっと、まだ、イベントの最中でしたね」

シロ「終わった、らしいので、こちらへ……」

まだ? つまりなんだ?
俺がここにくるまでの間、イベントをやってたのか?
参加する前に終わったの?
別にいいけどさ。

シロに連れてこられた場所は、お城だ。
シロの城。ギャグではない。

龍斗「マジで王の家系なのか」

シロ「確かに父は以前、その職業だったと母から聞いてます」

シロ「えっと、でも、これは、わたしが趣味で建てた、物です……」

シロ「そしたら、国のみんなが、わたしを……お、王女、さまって……」

龍斗「……うん、聞きたいことはあるけど、確かに『王様的存在』だ」


安価下1
1、イベントについて
2、シロの城について
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 16:11:52.23 ID:R86GMrZDO
87 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 16:31:47.76 ID:8qDWvtzb0
シロ「聞きたいこと?」

龍斗「この城について」

趣味で城建てるとかまずありえない。

シロ「えっと、何から言えばいいのかな」

困惑するシロ。
もしかしなくとも、シロは説明下手だ。

シロ「家出して、ここに建てた? みたいな」

龍斗「おぉ……重い話だな。趣味で建てたんじゃなかったのか?」

シロ「趣味ですよ? 夢のマイホーム」

龍斗「趣味の規模がデカイ……」
88 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 16:47:39.29 ID:8qDWvtzb0
頭を抱える俺。

シロ「リュートさん……?」

龍斗「マジか。俺はいったいどういう戦争に巻き込まれたんだ?」

家出娘、もとい、シロに協力することになった俺。
その対戦相手である黒服。やつはどんな事情があって戦うのか。

……事情?

龍斗「なぁ、シロはなんでこんな戦争してるんだ?」

素朴な疑問でありながら聞く機会がなかった質問。
それをぶつける。

シロ「それは……。おや、こうこう?」

龍斗「え? 親孝行?」

戦争をすることが? なんで?」

シロ「わからない……」
89 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 16:49:56.01 ID:8qDWvtzb0
× 戦争をすることが? なんで?」
○ 龍斗「戦争をすることが? なんで?」

なんだこのミスは。
――――
90 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 17:01:57.06 ID:8qDWvtzb0
次はシロが頭を抱えた。

シロ「グレイが、そうなるから、って」

龍斗「グレイが?」

アイツ、必要な時に限っていないよな。
……追っ払ったの、俺か。

シロ「詳しいこと、分かんない……」

説明下手じゃなくて、説明を求める相手じゃない、ってことなのか?

龍斗「分かった。答えにくいこと聞いて悪かったな」

今度アイツに会ったら聞いてみるか。

シロ「あ、そだ。これ、あげなきゃ」

龍斗「ん? あぁ、ポイントだっけ?」

安価下3まで多数決
1、もらう(イージー)
2、もらわない(ハード?)
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 17:03:35.91 ID:ZYnjP40Ko
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 17:03:43.32 ID:V3vKYHP/O
1
93 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 17:15:13.83 ID:8qDWvtzb0
貰えるもんは貰う。

シロ「これ、グレイから受け取った、リュートさんのポイントカード」

ポイントカードとやらを受け取る。
スタンプ式のやつじゃなくて、電子式のやつだな。

シロ「これにわたしのポイント、わたす」

シロのカードと俺のカードが重なる。
ピピッと機械音が鳴り、静かにカードたちを離す。

シロ「ど、どうぞ!」

龍斗は ポイントカード を手に入れた!

ってとこかな。

龍斗「サンキュ。で、これにはどれだけのポイントがあるんだ?」

シロ「2000、です」

龍斗「……4桁? それって多い方? 少ない方?」
94 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 17:27:51.95 ID:8qDWvtzb0
仮に1pt=1円だとしても、二千円。

働かずに二千円。これを多いと取るか、少ないと取るか。
当然前者。

シロ「ここまで貯めるには、強さが平均より……少し上の敵を数体ほど」

龍斗「えーと、俺の能力値を強さに当てはめると?」

ちなみに、

攻撃 29
防御 90
魔力 57
敏捷 92

である。

シロ「えっと」

攻撃 低
防御 最高
魔力 平均
敏捷 最高

シロ「こう、でしょうか?」
95 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 17:41:06.53 ID:8qDWvtzb0
なんで俺魔力平均なんだろー。

龍斗「でも、改めてみると俺って壁だよなぁ」

シロ「かべ?」

龍斗「前線を保つのに必要なキャラのこと」

シロ「ほぇー」

龍斗「雑魚敵ならノーダメいけそうな感じするわ」

シロ「が、がんばって!」

安価下1
1、それで敵はどこにいる?
2、ポイントはどこで使う?
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 17:50:03.42 ID:ZYnjP40Ko
97 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 18:00:13.25 ID:8qDWvtzb0
龍斗「それで敵はどこにいる?」

シロ「?」

龍斗「いや、だから敵の居場所」

シロ「し、知らない……」

龍斗「は?」

シロ「このポイントだって、みんながくれたものだから……」

……こりゃ、自分で探した方がよさそうだ。

安価下1
1、一人で探索
2、シロも一緒
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 18:09:00.35 ID:R86GMrZDO
99 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 18:16:39.76 ID:8qDWvtzb0
龍斗「外で話を聞きに行った方が早そうだ」

シロ「そ、だね。わたし、役立たず……いってらっしゃい」

シロ「ぐす……」

龍斗「おい、勘違いすんな。一緒に行くぞ」

シロ「びぇ?」

すでに半泣きだった。

龍斗「ったく、仮にも皆に『王女さま』って呼ばれてんだから、しっかりしてくれ」

龍斗「そんなんじゃ外に行けないだろ」

一回、外で大泣きしたけど。

シロ「……ん」

安価下1
1、情報収集なら酒場だ(あるか不明)
2、その辺の店に聞こう
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 18:32:00.63 ID:ZYnjP40Ko
101 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 18:58:12.44 ID:8qDWvtzb0
龍斗「とりあえず、店の人に話を聞いてみるぞ」

シロ「……うぅ」

――露店――

おばちゃん「いらっしゃーい」

龍斗「どもー」

シロ「ど、どもー……」

こういう店に慣れてないのか、俺を真似して王女らしからぬ挨拶をする。

おばちゃん「あら、これはこれは王女ちゃん!」

王女ちゃん!?

おばちゃん「こんなとこまでどーしたのー?」

まるで、遠い親戚の家を訪れた子供とおばちゃんの会話だ。

シロ「えっと、用があるのは、こっち、の人……」

龍斗「少し聞きたいことがありまして」
102 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 19:12:11.57 ID:8qDWvtzb0
おばちゃん「聞きたいこと?」

龍斗「これに関わることなんですけど」

ポイントカードを見せる。

おばちゃん「あらあら、カード持ちってことは参戦者ね」

龍斗「まぁそんなとこです」

おばちゃん「それで?」

龍斗「実は新参者で、敵の居場所が分からないんですよ」

おばちゃん「あら、そうなの? だったら良いモノがあるわよ?」

その瞬間、おばちゃんの目が、キラーンと光った気がした。
商売人の目だ。

龍斗「そ、そうなんすか?」

おばちゃん「敵感知スキル、特別に売ってあげる」

安価下3までコンマ高いやつ
1、買った!(即決)
2、お値段おいくら?
3、そういう胡散臭いのいらないんで
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 19:15:50.92 ID:ZYnjP40Ko
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 19:22:47.29 ID:R86GMrZDO
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 19:29:31.98 ID:3HF7L2XS0
2
106 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 19:48:18.80 ID:8qDWvtzb0
龍斗「お値段おいくら?」

おばちゃん「あら興味ある?」

そりゃ、あちこち探しに歩き回らなくてすめば一番。

龍斗「でも、あんまり手持ちないよ。新参者だから」

嘘。
手持ちならさっきシロからたくさん貰いました。

おばちゃん「そう。なら王女ちゃんに払ってもらおうかな」

汚ぇぞこのおばはん!

シロ「あぅ……」

みろ、怯えてるじゃねぇか。

龍斗「いくらなんです? 値段次第じゃ買います」

おばちゃん「そうだねぇ。特別価格1000ポイント!」

おばちゃん「払えるかい?」

安価下1
1、払う
2、値切る
3、払わない
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 19:52:05.77 ID:RiGxq7pro
2
108 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 20:00:37.57 ID:8qDWvtzb0
龍斗「んー、もう一声!」

おばちゃん「さすがに新参者には高すぎたかね?」

龍斗「お手柔らかにお願いしますよ、お姉さん」

うげぇ。

おばちゃん「うれしいこと言ってくれるねぇ!」

龍斗「ほら、シロからも『お願い』してくれ(小声)」

シロ「ふぇ! え、と……お、お願い……」

おばちゃん「出血大サービス! 500で持ってけ〜!!」

安価下1
1、まだ値切ーる!
2、持ってく!
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 20:03:12.38 ID:R86GMrZDO
110 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 20:21:40.01 ID:8qDWvtzb0
龍斗「んじゃ持ってきます!」

俺のポイントカードを渡し、500ポイントを支払う。

おばちゃん「毎度!」

残ポイント1500。

おばちゃん「それじゃスキルをあげるよ」

龍斗は 敵感知スキル を覚えた!

便利スキルを最初に使えるなんて良いのだろうか。
これで敵からの不意打ちはなくなった。

……くらっても、この耐久性なら微々たるもんかな。

龍斗「問題ないか、使ってみますね」

意識を集中させ、周りに気を向ける。

…………すると、近くにいるはずのシロとおばちゃんの気配がなくなる…………。

龍斗「すごいな」

敵意を持たないものの気配が次々と消えるのが分かる。
イベントとやらが終わった直後だからなのか、感知できる敵はいない。

龍斗「また後で試してみるか
111 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 21:21:02.70 ID:8qDWvtzb0
露店から出た俺たち。

龍斗「幸先のいいスタートだったな」

シロ「そ、だね」

龍斗「次はどうするもんか……」

いざ敵と戦闘! ってとき、俺は戦えるのか? ふと思った。
魔力より劣る攻撃。さらに、魔力を使った攻撃方法なんて知らない。

……まさに壁。

龍斗「そうだなぁ」

安価下1
1、パーティでも組むか
2、シロさんの能力値教えて
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 21:21:37.06 ID:RiGxq7pro
2
113 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 21:34:00.42 ID:8qDWvtzb0
龍斗「なぁ、シロ」

シロ「?」

龍斗「シロの能力値っていくつ?」

シロ「ふぇ?」

シロ「え、えっと、分からない……」

龍斗「また分からない、か」

まぁなんだ。シロは『プレイヤー』みたいなもんと考えてたこともあって、万能キャラかと思った。
現実は違うみたいだった。

この戦争、シロと黒服のなんだよな。
当人同士が戦わないのに、なんで『戦争』って表現してんだよ。

龍斗「指揮官は指揮官らしくあれ。そういうことか?」

シロ「?」

そういう器に見えないよなぁ……。

安価下3まで多数決
1、パーティ組むかぁ
2、ソロプレイでやろっと
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 21:35:24.97 ID:Qyv6lL0Z0
1
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 21:37:02.88 ID:6C22cYcIo
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 21:41:26.88 ID:3HF7L2XS0
1
117 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 21:45:31.36 ID:8qDWvtzb0
龍斗「しゃーない。攻撃の仕方が分からないんじゃ敵を倒せないし」

龍斗「アタッカーでも募集してみるか……」

どうせシロに『仲間が集まりそうなとこ知らない?』って聞いても
『知らない……』とか言われるのがオチだし、それも自分で探すしかないか……。

龍斗「どうしたもんかな」

安価下1
1、募集用紙の張り紙を作成するため城へ
2、通行人の剣士に交渉
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 21:46:25.42 ID:5+GSOZTFO
1
119 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 21:56:56.10 ID:8qDWvtzb0
龍斗「一旦城に戻るぞ、シロ」

シロ「え?」

龍斗「張り紙とペンくらい城にあるだろ?」

シロ「うん」

龍斗「ならそれで募集の紙を作るぞー」

人事を尽くして天命を待つってな。
連絡先が城なら、それなりに強いやつが集まるだろう。

――シロの城――

作りはじめて数十分。

シロは寝た。速攻で飽きて寝やがった。

疲れたんだろうな。とは思うけどやるせない。

結局、俺一人で作り上げた。

直後コンマ
募集の紙の完成度は?
高いほど良いに決まってるじゃないか。
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 21:57:15.09 ID:6C22cYcIo
はい
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 22:00:16.03 ID:Qyv6lL0Z0
ダメみたいですね……
122 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 22:09:39.59 ID:8qDWvtzb0
完成度 9% (まだ未完成やん……)
―――――

シロを寝かせたままにして、俺は街に募集の紙を貼っていた。

ある程度、貼ったら撤収。見つかる前にとんずら。

――シロの城――

龍斗「さて、反響は如何ほど」

シロ「びええぇぇぇ!! リュートさぁぁん!!」

出迎えてくれたのは、泣きじゃくってるシロだった。

龍斗「どうした! 誰かにイジめられたか!?」

シロ「くじょーのでんわがーー!!」

龍斗「……苦情?」

シロ「びええぇぇぇ!! 紙なんてしらないもぉぉん!!」

龍斗「…………」

どうやら募集作戦は失敗に終わったようだ。

安価下3まで多数決
作り直しますか?
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 22:14:42.94 ID:Qyv6lL0Z0
作り直そう。むしろこういうのこそシロが作るとうまいかもしれない
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 22:15:18.51 ID:6C22cYcIo
作り直す
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 22:17:47.94 ID:3HF7L2XS0
作り直す
126 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 22:25:18.06 ID:8qDWvtzb0
龍斗「な、なにがいけなかったんだ……」

シロ「びええぇぇぇ!!」

龍斗「泣くなシロ! 次はこの失敗を乗り越えてみせるぞ!」

シロ「はんにん、リュートざん、だったのぉ!!?」

なんだろう。泣いてる時の方がハキハキ喋るよな、シロって。

龍斗「わ、悪い……」

シロ「びええぇぇぇ!!」

直後コンマ
30以上ならシロが作成を手伝います。
70以上ならシロが作成します。
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 22:27:50.23 ID:3WurtW6YO
南無
128 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 22:37:23.76 ID:8qDWvtzb0
泣き疲れたのか、シロはまたも寝てしまった。

次は失敗できない……!

グレイ「あのさぁ、バカなの?」

龍斗「うぎゃあ!」

いきなりの声に驚いてしまったじゃないか!
誰だよ!?

龍斗「……グレイ?」

グレイ「はいはーい。黒のとこいって、白に戻ってきたグレイちゃんでーす」

グレイ「ってそれは置いといて、私が作るからシロのそばにいてよ」

龍斗「え?」

グレイ「あのひっどいチラシなに? またあんなの量産する気?」

龍斗「ぐっ……」

何も言い返せないのが悔しい!!
129 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 22:45:59.93 ID:8qDWvtzb0
グレイに散々文句を言われ、大人しくシロのそばにいく。

龍斗「いつこっちに?」

グレイ「ついさっき。来た早々街が騒がしいからさ、話聞いたんだよね」

グレイ「一発で分かったよねー。あ、これりゅうくんの作品だ、って。」

龍斗「なんで分かるんだよ……」

グレイ「この世界に召喚したのは私。能力値を確認したのも私」

グレイ「私が気付かないはずないでしょ」

龍斗「……もっともな意見だ」

俺と話してる間にもグレイはさくさく作業している。

グレイ「ほい出来上がり」

龍斗「はや」

グレイ「んじゃこれ配ってくるねー」

龍斗「あ、あのさ……」

安価下1
1、ありがとな
2、悪かったな
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 22:47:44.17 ID:6C22cYcIo
131 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 22:58:28.43 ID:8qDWvtzb0
龍斗「……悪かったな」

グレイ「なに急に? 背筋がゾワゾワしてくる」

龍斗「うるせぇ。人が謝ってんだから素直に受け取れ」

グレイ「ふふっ。はいはい。何が悪いと思ったのかなー?」

こ、こいつ……!

龍斗「追い出したりして悪かったよ」

グレイ「よろしい。素直な子は大好きだ」

そう言ってグレイは、また俺の前から消えていった。

チラシを配ってくるだけだから、すぐ戻ってきそうだな。アイツのことだし。

龍斗「やれやれ……」

直後安価
グレイのチラシ効果
なんと! コンマ+50!!
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 22:59:22.77 ID:fxd4IuZn0
勝ったな
133 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 23:28:41.18 ID:8qDWvtzb0
チラシ効果 127%!! 大成功!!
――――――――

グレイ「たっだいまー」

龍斗「はやすぎだろ」

いなくなって十秒経ってないぞ!?

グレイ「『この私』が募集かけたんだから平気平気」

龍斗「どういう意味だ?」

その答えを聞く前にシロが目を覚ました。

シロ「……嫌な気配……」

龍斗「ん?」

瞬間、騒音が城中に響き渡る。
なんだこれ! うるさ!!

正体は、ジリリンジリリンと、あちこちから聞こえる昔ながらの電話だ。

シロ「びえ……また、くじょーでんわ……」

トラウマになっているようだった。
134 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 23:38:52.45 ID:8qDWvtzb0
グレイ「はーい、もしもーし」

グレイ「あー、あんたダメ。出直して」

グレイ「はい合格ー。おめー」

一人で電話を捌く姿はどことなくカッコいい。
まるで別人を見ているようだ。

グレイ「最終選考まで残ったのは3人になったよ」

龍斗「俺に何の報告もなく!?」

グレイ「大丈夫大丈夫、私が選んだんだから」

まるで、子に何の相談なくお見合い相手を決めた親、みたいな言い草だ。

シロ「……くじょー、ちがう?」

グレイ「違うちがーう。安心していいぞー」

龍斗「して、その相手とは?」

安価3まで
グレイが選んだパートナーは誰だ!
必須:名前&性別
任意:性格
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 23:39:36.51 ID:3HF7L2XS0
ジャック・ジェスター 男
軽薄飄々とした切れ者
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 23:40:38.02 ID:koDsUmofO
エルー 女
勝ち気だけど割と素直
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 23:42:37.75 ID:lDHXxFrDo
グリン 男
物腰穏やか
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/04(金) 23:48:47.40 ID:3im6kjwDO
レーゼ 女
達観してる風を装っているがお子ちゃま
139 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/04(金) 23:59:10.56 ID:8qDWvtzb0
その後すぐに、城の中の一部屋をまるまるオーディション会場っぽくした。
ちなみに、シロは隠れて見ている。

グレイ「では一人目! その名はぁ……ジャ〜ック!」

コイツ、楽しんでるなぁ。
ジャックと呼ばれた男が部屋に入る。

ジャック「ジャック・ジェスター。よろしく」

龍斗「どうも」

グレイ「早速質問ですが! この男! どう思います!?」

龍斗「は!?」

ジャック「そーですね、頼りなさそう」

龍斗「おいこらテメェ!」

ジャック「でもどこか力を秘めている。そう感じますね」

グレイ「あざーす!」

安価下2まで
ジャックになにか質問ある?
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 00:00:56.73 ID:i0+P5NJMO
何ができるの?(>>1が決めて)
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 00:01:15.17 ID:00Mt7ehDo
しぼうどうき
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 00:05:09.44 ID:oDAIwcfiO
どうなるんだこれ
143 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 00:10:03.96 ID:l7yiczaG0
龍斗「で、ジャックさんでしたっけ?」

龍斗「何ができます? 特技とか」

ジャック「そうだなぁ、強いていうなら……」

突然、目の前からジャックが消えた。

龍斗「あれ、ジャックさーん?」

グレイ「……」

隣のグレイは何か考え込んでる様子で、スッ、と席を立つ。

龍斗「何してんだ?」

グレイ「身の危険を感じて立ってみた」

龍斗「?」

なに言ってんだ?
144 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 00:18:07.15 ID:l7yiczaG0
ガタ、ガタ……

龍斗「お?」

バターン!!

龍斗「いって!!」

説明すると、俺は座ったままコケた。

何言ってるか分かるだろうか。

椅子の脚が全て切られて、バランスを崩されたのである。

ジャック「特技、居合い切りでございます」

龍斗「おいこれ鉄製だぞ!」

龍斗「その前に刀はどこから出した!?」

ジャック「攻撃力に絶対の自信がある方募集とあったので」

ジャック「それが志望動機ですよ」

グレイ「立って正解。座ったままだと私もコケてたね」

教えてくれよ……。

グレイ「備品壊したので次の人と交代してねー」

ジャックは軽くお辞儀して退場した。
145 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 00:27:06.38 ID:l7yiczaG0
グレイ「次は……げぇ、女か」

グレイ「エルーさん、どーぞー」

明らかにやるき出してねぇな。
お前が選んだんだろ。

エルー「よろしく!」

龍斗「お、おぉよろしく」

グレイ「早速質問、この男、愛せますか?」

龍斗「はぁ!?」

グレイ「黙って!! 大事なことなの!!」

えぇ……。

エルー「いきなり答えづらい質問ね……」

だろうね。

エルー「それが合格に必要なら……愛すわ!!」

グレイ「よく言った!! 合か」

龍斗「ちょっと待て!!」

安価下2
質問して時間稼ぎ
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 00:30:59.51 ID:00Mt7ehDo
そんな簡単に愛するとか決めていいのか
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 00:33:14.51 ID:LnMkyVumO
これなんの面接かわかっている?
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 00:33:27.11 ID:1jMtwUxDO
あなたにとって愛の定義とは何ですか?
149 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 00:41:30.99 ID:l7yiczaG0
龍斗「そんな簡単に愛するとか決めていいのか?」

エルー「最初の質問から嫌われたら後がないじゃない」

龍斗「だからって、何も知らない俺を愛せとか言われてんだぞ」

グレイ「一目惚れって信じてないの?」

龍斗「無理矢理の一目惚れは嫌だよ!」

エルー「あたしも嫌です!」

龍斗「じゃあそう言え!!」

グレイ「息ぴったり」

龍斗「誰のせいだ!!」
150 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 00:48:49.41 ID:l7yiczaG0
なんだこの面接……。

龍斗「これ、なんの面接か分かってる?」

エルー「アタッカー募集ですよね?」

龍斗「それとさっきまでの話、噛み合ってた?」

エルー「…………」

エルー「全然違う話になってるじゃないかあぁぁ!!!」

どこからともなく彼女の武器であろうヌンチャクが唸りをあげる!

龍斗「やばいって! 恥ずかしさで正気失っちゃったよ!」

あれじゃ、バーサーカーだよ!!

グレイ「とどめはりゅうくんでしょ?」

龍斗「下ごしらえ、味付け、その他もろもろはお前だ!!」

二人目にして会場がボロボロになってしまった。
151 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 00:49:57.50 ID:l7yiczaG0
――――
会場修理のため終了です。

――次回予告的存在――
ジャック、エルーに続く三人目はどんな人物なのか。
そして龍斗は誰を選ぶのか?
次回へ続く!
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 00:53:32.30 ID:8kBO4ojA0
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 00:55:41.23 ID:LnMkyVumO
乙乙
154 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 13:38:14.26 ID:l7yiczaG0
――会場修理中――

エルーさんを静め、会場を直す俺たち。

グレイ「まったく、いきなり暴れだす危険な女と付き合っちゃダメだぞ」

龍斗「グレイが最初に変なこと聞いたせいだってーの」

ちなみに今は、ヌンチャクによって破壊された長机を新しいのに交換しているとこ。

シロは新しい椅子を持ってきてくれた。

グレイ「今後一緒にいる人なんだから、しっかり選んでよね」

龍斗「ならもっとまともな質問してくれ」

グレイ「善処いたしまーす」

龍斗「……はぁ」

やっと、オーディション会場が復活した。
155 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 13:44:17.95 ID:l7yiczaG0
グレイ「それではいってみよー! グリン!」

グリン「よろしくお願いしま〜す」

龍斗「よろしく」

アタッカー募集ということで、前二人の攻撃力は確かにすごかった。

ということは、このグリンとやらにも気を付けないといけない。

グレイ「この男どう思う?」

ずいぶん適当になったな。

グリン「どう? まだ何とも」

そりゃそうだ。

グレイ「つまんない回答だねー」

皮肉を言われたのにも関わらず、笑顔を崩さない。

結局は俺が質問しないと話が進まないんだよなぁ。

安価下2まで
グリンに質問ターイム
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 13:46:20.68 ID:00Mt7ehDo
やりたいこととか
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 13:51:20.29 ID:1jMtwUxDO
どんな戦闘技術持ってる?
158 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 13:59:14.84 ID:l7yiczaG0
龍斗「仲間になったあと、やりたいこととかある?」

グレイ「無難すぎじゃない?」

龍斗「こういうの大事だろ。仲間になったあと、バラバラに動いてたらこの面接意味ないじゃん」

グレイ「それもそうだけどさぁ」

龍斗「あ、コイツは気にしないでどうぞ」

今は隣のバカと話し合う時間ではないのだ。
にしても、ずっと笑顔のままだな。

グリン「そうですね、巨大な敵をボコりたいです」

龍斗「……もう一度」

グリン「巨大な敵をボコりたいです」

グリン「目指すは一攫千金です」

このグリンという男、顔とは裏腹に戦闘狂であった……。
グレイの人選なんなの? 何基準なの?
159 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 14:08:13.89 ID:l7yiczaG0
龍斗「ど、どのようにボコるの?」

龍斗「どんな戦闘技術でボコるの?」

グリン「自分の武器ってことですか?」

龍斗「は、はい」

グリン「武器って必要ですか?」

龍斗「は、はい?」

グリン「武器を持つと、そればかりに頼るじゃないですか」

グリン「いざって時、その武器がないと役立たずになりますよね」

極端な考え方だった。

グリン「それなら、自身が敵を倒す武器になればいいんです」

グリン「自分の武器は自分です」

龍斗「よ、よく分かりました……」

最後まで笑顔を崩さなかったグリンさんを退場させる。
これはこれで疲れる面接だった……。
160 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 14:51:11.97 ID:l7yiczaG0
グレイ「これで候補者三人の面接終わったね」

龍斗「シロは誰となら一緒にいられそうだ?」

グレイ「無視!?」

シロ「わ、わたしなの? リュートさんの、仲間なのに?」

龍斗「確かにそうだけど、シロの意見も聞いとかないと」

シロ「リュートさんに、まかせる……よ」

龍斗「そっかぁ」

一人目、ジャック・ジェスター。
武器、刀。
ひょろひょろしてそうだけど、腕は確か。

二人目、エルー。
武器、ヌンチャク。
バカの質問のせいで、怒ると狂暴化しか分からない。

三人目、グリン。
武器、グリン。
優しそうな笑顔は戦闘狂を隠す仮面のよう。

どうしたもんか。
直後コンマ
ゾロ目→まさかの四人目!
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 14:51:55.63 ID:TPbtP4A4O
コンマ表もなしにコンマ判定とな
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 14:52:01.68 ID:1jMtwUxDO
はい
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 14:52:32.61 ID:boXt1HYoO
164 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 15:03:36.81 ID:l7yiczaG0
コンマ表ない場合は何もなしです。
普通に再開します。
残念ながら四人目参戦せず。
――――――――

グレイ「…………」

龍斗「何隠した?」

グレイ「なんでもないですよ〜」

龍斗「ならいいけど」

無闇に突っ込んだら疲れる感じするし、ここはスルーだ。

龍斗「ちなみにあいつらの能力値どれくらい?」

グレイ「実績あって一人でポイント荒稼ぎしてる人なんで、結構強いですよ」

龍斗「マジかぁ……」

そんな奴らを集めることができるとは、お前は何者?

龍斗「そんじゃ、そろそろ本格的に決めるとするか」

安価下3まで。コンマ高いやつ
1、ジャックとエルーを呼ぶ
2、エルーとグリンを呼ぶ
3、グリンとジャックを呼ぶ
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 15:05:23.28 ID:4e6ABKYgo
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 15:08:13.44 ID:TPbtP4A4O
1
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 15:08:23.55 ID:TrjQdYS70
2
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 15:08:26.78 ID:1jMtwUxDO
169 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 15:24:18.34 ID:l7yiczaG0
迷った結果、エルーさんとグリンさんの二次審査。

グレイ「お二人は無事に面接クリアでーす!」

ジャックさんは残念ながら一次審査で脱落だ
理由? グレイ曰く『りゅうくんをズッコケさせたから失格』とのことらしい。

後の祭りだが、ジャックさんのやろうとしたことを教えてくれればよかったのに。

エルー「で、この後は何をすれば?」

グリン「直接対決、でしょうか?」

グレイ「それいいね、採用」

龍斗「無計画だったのかよ!!」

安価下3まで多数決
1、もうそれでいいよ
2、他のにしよう(内容があると助かります)
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 15:30:11.63 ID:1jMtwUxDO
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 15:30:19.71 ID:00Mt7ehDo

1グレイと名前が紛らわしい、すまんグリン
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/05(土) 15:31:58.05 ID:TrjQdYS70
1 グリン君はこの際そのままにしてグレイを変えよう。ハイとか
173 : ◆kJkyxXnjfmgn [saga]:2017/08/05(土) 15:47:58.69 ID:l7yiczaG0
確かに一度『グレイ』を『グレン』と間違えてしまった。
投稿する前に気づけたけどね。
―――――

龍斗「もうそれでいいよ」

疲れている俺は反論する気になれなかった。

――シロの城 庭――

グレイ「ここで思い切りバトっちゃいなYO!」

龍斗「やりすぎ厳禁でお願いしますよ」

エルー「はい!」

グリン「分かりました」

エルーは、ヌンチャクを手に取って、静かに構える。
グリンは、握りこぶしをつくってファイティングポーズ。

グレイ「バトル開始!」

エルー「やっ!」

合図とともに駆け出すエルー。
グリンはそれをみて腰を低くする。

エルー「せい!」

ヌンチャクがグリンの脇腹へ迫る……!

直後コンマ
00〜09→残念、はずれ〜
10〜39→グリンのカウンター!
40〜99→クリティカルヒット!
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