リーリエ「ヨウさんの写真にいつも母さまが…」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/18(火) 17:57:01.09 ID:XHEkVUylO
カントー地方に行って一カ月が経ちました

眠っていた母さまから手紙が届き

「わたくしは大丈夫です、リーリエあなたがしたいことを存分にやりなさい。また綺麗になって帰ってきなさい」

私は今すぐにでも帰りたかったですが、せっかく慣れてきた環境を捨てるのは良くないと思い旅を続けることにしました。

手紙には

元気になってよかったです
私は元気でやっています ハウさんやヨウさん、兄さまにもお伝え下さい

と書き手紙を送りました

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1500368221
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 19:02:24.02 ID:Fsf0dmCuo
ルザミーネってリーリエと一緒にカントー行ったよね?どういうこと?
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 21:19:53.91 ID:8D06iRj4O
こまけぇこたぁいいんだよ!頼むぜ!
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/18(火) 22:32:42.53 ID:1hzPO0LW0
先に帰ったんでしょ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/18(火) 23:53:42.26 ID:XHEkVUylO
そして…ヨウさんからも手紙と写真を頂くようになりました

リーリエ「あなたと旅をしたあの時間が私の旅の支えなんですからね…あっ!写真入ってます」

写真にはスイレンとヨウとルザミーネが釣りをしている姿があった

リーリエ「ふふっ、ヨウさんが大物釣り上げてますね!スイレンさん凄くびっくりしてます。…えっ!…母さま…」

リーリエはルザミーネの姿を見て驚いた

リーリエ「母さまの釣り姿なんて初めて見ました。もう心配はいらないようですね…でも少し母さまが羨ましいです」

リーリエは返事を書き 眠りについた

3日後

リーリエ「ハウさんとヨウさんからまたお手紙が来てますね!私のためにわざわざありがとうございます」

最初にハウの手紙を見る

リーリエ「相変わらず元気いっぱいですね、字を見ただけで伝わってきます。ハウさんのような明るさと優しさを私は学ばないといけませんね!」

力強く頷くリーリエ

そして、楽しみにしているヨウの手紙を開ける
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/19(水) 00:06:48.64 ID:y7uiW0x8O
リーリエ「チャンピオンという立場でありながら…本当に優しいお人ですね。あっ!また写真入ってます!」

写真にはヨウとマオとカキがガラガラ達とダンスしている姿が写っていた

リーリエ「ふふ…マオさんだけポーズ間違っていますね。ヨウさんにそのポーズは似合わないですよ(笑)」

クスクスと笑っているリーリエ

しかし

ダンスを見て笑っているルザミーネも写っていた

リーリエ「母さまは最近ヨウさんと仲がいいのでしょうか…それにしても母さま…凄く笑っています…あの怖かった笑顔とは全然違う笑顔…子供の頃見た笑顔」

リーリエは首を横に振り

リーリエ「母さまが笑顔なら私は嬉しいです!はやく立派になってヨウさんとバトルしたいですから!」

リーリエは返事とメンバーポケモンの写真を入れて送った
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/19(水) 00:44:39.26 ID:y7uiW0x8O


リーリエ「一人旅は寂しいですね…ヨウさんに…少し会いたいです…」

リーリエ「会って…甘えてみたいです//」

でもリーリエは諦めず

リーリエ「諦めちゃだめ!よし!明日も頑張リーリエ!」

リーリエは眠りについた

二週間が経ち リーリエの手持ちは6匹になった

その報告をするため今日は早めに終わって 手紙を書く準備をした

準備をしていると博士とヨウから手紙が届いた

リーリエ「ククイ博士からの手紙…嬉しいです」

リーリエは感激しながら手紙を読んだ

リーリエ「ダメですよ博士…そんなこと言ったら帰りたくなっちゃいます」

リーリエは泣きそうになっていた

リーリエ「私は幸せものです、心配してくれてありがとうございます博士。この手紙はこれからの私のお守りにしますね」

リーリエはヨウの手紙を手に取った

リーリエ「2回防衛するなんて…やっぱり凄いチャンピオンですね、ヨウさん…細かいアドバイスありがとうございます。でも少しくらい…私に会いたいって書いてくれてもいいんですよ//」

ちょっと膨れたリーリエ

リーリエ「今回も写真ありますね!」

写真には

ハウとヨウとスイレンとマオがスカル団の服を着て
グズマを絡んでる姿が写っていた

リーリエ「もぅ何してるんですか(笑)!グズマさん焦ってるじゃないですか//スイレンさん目つき凄いことになってますし」

リーリエは大笑いしていた

そして少しホッとした…
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/19(水) 00:48:42.59 ID:y7uiW0x8O
リーリエ「今回は母さまはいないのですね」

写真をファイルに戻そうとした時

リーリエ「ん?…二枚目があります!」

その二枚目の写真には…
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 23:25:21.32 ID:ZcNTqYPp0
wktk。待ってる。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/19(水) 23:33:15.00 ID:n1EhYhNuO
リーリエ「私のソファーで母さまとヨウさんが…」

写真には、リーリエのソファーにルザミーネがヨウを膝枕している姿が写っていた

リーリエ「どうして私のソファーで…ヨウさん気持ちよさそうに眠っています…」

リーリエはふと思った

リーリエ「もしかして母さまはヨウさんのことを…」

リーリエは首を振った

リーリエ「考えすぎですね、歳の差がありすぎますし…母さまは父さま以外の男性には興味がありませんからね。私の代わりにヨウさんを癒してくれているんですね」

リーリエは手紙を書いた、手持ちのポケモンたちの写真も入れて送った

リーリエ「でもどうしてこの写真を私に送るのか不思議です…」

色々な思いを抱きつつ布団に入った
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 23:35:02.16 ID:AI5btJ8m0
そもそも父親誰なんだろう……永遠の謎だな
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/19(水) 23:43:54.83 ID:n1EhYhNuO
次の日の夕方

リーリエ「いつもより疲れましたね、気持ちがスカッとしていないからかも知れません」

リーリエは昨日の写真を気にしていた

リーリエ「ポケモンたちに無理をさせる訳にはいきません!ポケモンセンターに行きましょう」

暴走族「おいおまえ!俺と勝負しろ」

リーリエ「ポケモンセンターに行きたいので、また今度お願いします」

暴走族「あぁ?にがさねぇぜ!お前見るからに金持ってそうだしな!さぁバトルだ」

リーリエ「(今闘えば負けてしまいます…)」

こういう時にヨウのことを思い出す

彼はいつも私を助けてくれたから

???「俺たちが相手してやるぜ」

???「……」

暴走族「誰だテメー??……おっお前たちは!?」

???「やるのかやらないのか?」

暴走族「ひぃぃぃ〜助けてくれー」

暴走族は猛スピードで逃げていった

リーリエ「あっありがとうございます!!」

???「大丈夫か綺麗なお嬢さん」

???「……」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/19(水) 23:52:42.03 ID:n1EhYhNuO
リーリエ「(ヨウさんと同じ匂いがします…)」

グリーン「おっと!自己紹介がまだだったな、俺はグリーン!こいつはレッド」

レッド「……」

リーリエ「私はリーリエと申します!お強いのですね」

グリーン「こう見えてチャンピオンなんだぜ俺たち」

リーリエ「すっ凄いです!!握手いいですか?」

リーリエは元気を取り戻し 二人と握手した

二人に状況を話し

グリーン「一人で大変だな!手伝ってやりたいけど俺たちはやることがあるからな」

リーリエ「何かやることがあるんですか?」

グリーン「アローラ地方から来たんだろ?俺たちはアローラのチャンピオンに闘いを挑みに行くんだ!なぁレッド」

レッド「…」

リーリエ「ヨウさんと戦うんですか!?」

グリーン「知ってるいるのか?そうそう、そんな名前だったな!」

グリーン「おっといけねぇ〜喋りすぎた!船の時間があるから俺たちは行くぜ」

リーリエ「今日は助けていただきありがとうございました。良かったら次はご指導下さいね」

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/20(木) 00:02:41.66 ID:iw/OKS9RO
グリーン「ああ!約束するぜ!じゃあなリーリエ」

レッド「……」

レッドはリーリエに近づき

レッド「…好きに使ったらいい」

レッドはリーリエに50000円渡した

リーリエ「こんな大金!!いいんですか?」

レッド「…ああ」

グリーン「置いていくぞーレッド!」

二人は立ち去った

リーリエ「こんなこともあるんですね!レッドさんにグリーンさんありがとうございます」

リーリエ「よし!今日はこのことを手紙にして書きましょう」

リーリエは写真のことなどすっかり忘れて、ポケモンセンターに向かった

レッドからもらったお金で少し贅沢なご飯を食べて机に向かった

リーリエ「ヨウさん負けたら承知しませんからね//」

鼻歌を歌いながら手紙を書いた

そして3日後
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/20(木) 00:03:51.84 ID:PJvc5CMy0
初めて会ったばかりなのに5万もくれるレッドさん太っ腹すぎるじゃ……
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/20(木) 00:16:53.96 ID:x2AUUcppO
これは事案
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/20(木) 00:17:49.27 ID:iw/OKS9RO
朝一に手紙が届いた

リーリエ「手紙が届いていますね!」

わくわくしながら手紙を手に取った

リーリエ「スイレンさんとマオさんからも来ています!…凄く嬉しいです」

スイレンの手紙から読んだ

リーリエ「くすくす…私に素潜りなんてできませんよ(笑)」

マオの手紙を読んだ

リーリエ「マオさんの新料理評判いいんですね!帰ったら是非食べないといけませんね…」

そして最後にヨウの手紙を読んだ

リーリエ「ふふっ…変わらないですねヨウさんは…」

リーリエ「なるほど…勉強になります!」

リーリエ「愛が大事…////わかりました!愛ですね!」

最後の一文に

久しぶりに顔が見たいな

それを見たリーリエ

リーリエ「私なんか毎日見たいですよヨウさん…」

泣きそうになるのをグッとこらえて

リーリエ「もう一息ついたら顔出しに行きますからねヨウさん、みなさんにお礼も言いたいですから」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/20(木) 00:24:50.80 ID:iw/OKS9RO
手紙を読み終えた

いつものように写真が入っていた

リーリエ「写真入ってますね」

なぜか見たくない気がした

2枚入っていて、1枚目を見た

そこには

レッド ヨウ グリーンが並んでピースしている姿が写っていた

リーリエ「レッドさんにグリーンさん!仲良しになっていますね、さすがヨウさん。レッドさんはシャイなんですね」

1枚目を見て…深呼吸

リーリエ「きっと2枚目も楽しい写真ですよね」

2枚目を見ると…
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/20(木) 01:49:24.24 ID:3sxI40llo
気になるところでいつも終わらすなぁ(歓喜)
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/20(木) 23:29:31.07 ID:iw/OKS9RO
ホテルしおさいでルザミーネがヨウを抱きしめている姿があった

リーリエ「……」

そしてルザミーネの目は…明らかにこちらを見ている

リーリエ「私にはわかりません…この写真の意味が…」

リーリエはそっと写真を戻した

今回はルザミーネにも手紙を書いた

リーリエ「意味を知ろうとは思いませんが…子供の頃の私よりスキンシップが激しい気がします…」

遠回しに写真の意味を聞くために手紙を書いた

布団に入ったリーリエ

リーリエ「せっかくいい経験して、楽しい手紙を読んだのに!もやもやします!」

リーリエ「それとも……変な意味でとらえる私がいけないのでしょうか…ううん!こんなこと考えてたら明日のバトルは負けてしまいます!明日も頑張リーリエ!」

眠りについた
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/20(木) 23:32:22.06 ID:iw/OKS9RO
ルザミーネ「リーリエ頑張っているかしら…安心なさい…わたくしには愛しい人ができたから…ふふふ」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/20(木) 23:50:15.21 ID:iw/OKS9RO
3日後
マチス「マイリマシターバッジヲサシアゲマース!」

リーリエ「やりました!ありがとうございます」

リーリエは三つ目のバッジを手に入れた

マチス「マタキテクダサーイ!」

リーリエ「はい!またお相手してください」

リーリエは外に出た

リーリエ「よし!このまま次に行きましょう!次はディグダの穴ですね」

ディグダの穴を抜ける途中

リーリエ「はぁはぁ…休憩してからにすれば良かったです…」

ダグドリオ「キュ!?」

リーリエ「ダグドリオ!!にっ逃げないと!」

リーリエは走った…全力で…

はぁはぁ…

リーリエ「この甘さが私のダメな所ですね」

そして出口についた

ポケモンたちもほとんど瀕死状態

リーリエ「よかった…出れました…」

バタッ…

リーリエは倒れてしまった

???「こんな体で…よく頑張ったわね…」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/21(金) 00:07:17.58 ID:xKDWLylXO
リーリエ「ん…ここは…」

リーリエはベットから目を覚ました

???「ここはシオンタウン、動いて大丈夫?」

リーリエ「はい大丈夫です!私を助けてくれてありがとうございます!」

???「たまたま通りかかっただから気にしなくていいわよ!あなたとても可愛いわね、名前教えてくれる?」

リーリエ「はい!アローラ地方から来たリーリエと言います」

???「リーリエね、私はシロナ!よろしくね。アローラ地方から来たのね、新チャンピオンが出来たって聞いたけど本当?」

リーリエ「はい!ヨウさんって言います」

シロナ「へ〜興味深いわ!あなたを見つけたのは、アローラ地方に行く途中で見つけたのよ。ボロボロで倒れていたからびっくりしたわ」

リーリエ「バッジを取った勢いで進んで痛い目に遭いました…もぅディグダさんにはこりごりです」

シロナ「ふふっ…面白い子ね。ヨウ君は知り合い?」

リーリエ「はい!一緒に旅をした仲間です!」

シロナ「ということはだいぶ若いのね…恋人だったり?」

リーリエ「ちちち違います///」プシュー

シロナ「ふふっ可愛い♪」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/21(金) 00:22:25.59 ID:xKDWLylXO
リーリエ「シロナさんもトレーナーなんですか?」

シロナ「そうよ、ちょっと名の知れたトレーナーよ」

リーリエ「とても強そうです!」

シロナ「ありがとう!それじゃ私先をいくわね!また遊びに来るわ」

シロナはリーリエに服を渡した

シロナ「服適当に買っておいたから好きに着て。あなたなら何でも似合うわ」

リーリエ「わぁ〜可愛いです!ありがとうございます」

シロナ「じゃまたね!」

シロナは出て行った

リーリエ「シロナさんか…あの余裕な感じ…只者ではないですねきっと…」

コンコン

ホテルマン「失礼します…シロナ様からの伝言で、今日1日ゆっくりしてという伝言を頂いております。代金は結構ですので、ごゆっくりおくつろぎ下さい」

ガチャ

リーリエ「ありがとうございますシロナさん…」

リーリエはゆっくりすることにした

昼食を食べて 部屋に戻ると

手紙が届いた

リーリエ「いいタイミングですね!ゆっくり読むとしましょうか…4通も来てます!」

ルザミーネ ヨウ スイレン グラジオ

から手紙が届いた
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/21(金) 00:40:16.66 ID:xKDWLylXO
リーリエ「兄さまの手紙があります!…母さまの手紙は最後に読みましょうか…」

最初にスイレンの手紙を読んだ

リーリエ「スイレンさんスポーツ得意なんですね!ふふっ///これは途中からカキさんの字になっている気がしますね…そんなに悔しかったんですか////」

クスクス笑うリーリエ

リーリエ「スイレンさんにはお世話になりっぱなしですね」

次にグラジオの手紙を見る

リーリエ「えーっと…」

「バトルに負けたら手紙を書くというルールで負けたから書いた…特に意味はない…俺はヨウに勝つまで諦めない」

リーリエ「要するに…ヨウさんに負けたんですね(笑)」

「無理はするな、何かあったらすぐに帰ってこい」

リーリエ「ありがとうございます…兄さま」

次にヨウの手紙を見る

リーリエ「ピッピ人形から私の匂いがするって…何言ってるんですか///…それは…だって…私の抱き枕でしたから//」

リーリエ「もちろんポケモンたちにはマメをあげたり、なでたりしてますよ!愛が大事ですよね」

リーリエ「ヨウさんはイーブイが好きなんですね、私はロコンが好きです//」

やっぱりヨウの手紙を見ると癒される…安心する

そして最後の一文に

僕のピッピ人形あげるね

リーリエ「……///もらっても、わっ私はヨウさんみたいな変な使い方はしません!飾るだけです//」

リーリエ「早く欲しいです…//」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/21(金) 00:46:39.23 ID:xKDWLylXO
そして最後の手紙

リーリエ「ふぅ…なぜか緊張します…」

ルザミーネの手紙を開けた

リーリエ「…っ!?」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/21(金) 00:51:21.33 ID:P5VDyvKO0
黒百合ーリエ
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/21(金) 01:50:48.02 ID:xeJevpGwO
またいいところで…
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/21(金) 18:29:29.38 ID:ZazbUFvUO
「元気そうで良かったわリーリエ。ふふふ…わたくしたちの元気な姿の写真気に入らなかった?あなたが喜ぶと思ったのに残念だわ」

リーリエ「………」

「目が覚めてこっちに帰ってから、色々考えることがあったわ。UBのこと、わたくしがやらかしたこと」

リーリエ「…………」

「部屋で引きこもっていた…ずっと…そしたら彼がわたくしの部屋に訪れてきたの…そしてこう言ったわ」

楽しいことなんていっぱいあるから

前の事は忘れて一緒に遊ぼ!

「こう言われて…わたくし…」

ここで文字が途切れている

リーリエ「母さま…」

リーリエは今までの写真の内容を少し理解した

リーリエ「ヨウさんが母さまの心…優しい心を取り戻そうとしているのですね。その過程を写真にして私に送ってくださっているのですね」

リーリエは今までのもやもやを吹き飛ばし

リーリエ「スッキリです母さま!それならあの内容の写真は気にならないですよ!」

リーリエは笑顔になった
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/21(金) 18:31:23.89 ID:ZazbUFvUO
リーリエは返事を書いて送った

果たして本当に理解しているのか…


また夜に来ます
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/21(金) 18:39:37.53 ID:o3k7hzfr0
どんな写真を送ったんだ……
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/23(日) 23:45:47.81 ID:Rjp0Yig0O
その頃…

マオ「ねぇスイレン!最近思うんだけどさぁ」

スイレン「ルザミーネさんのことですか?」

マオ「そうそう!毎日一緒にいるよねヨウと」

カキ「いるけど、ただ仲がいいだけじゃないのか?」

スイレン「あれは獲物を狙っている顔です」ギロッ

マオ「こわっ!結構いちゃいちゃしてるよね!ちょっと羨ましいかも」

スイレン「わかります」

カキ「リーリエがどんな反応するかだな!」

マオ「絶対嫌がると思うけど…」

スイレン「こっそりヨウさんに聞きましょう!」ガッツポーズ

マオ「大丈夫かな?」

カキ「バレなきゃ大丈夫だろ」

スイレン「ルザミーネさんにバレないように夜会いに行きましょう!」

マオ カキ「おっけぇ!」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/24(月) 08:56:25.55 ID:E7YyXlMVO
シオンタウン 夜

リーリエは写真を見ていた

リーリエ「形に残すのはいいですね…私もいっぱい残しておけばよかったです。ふふ…何回見てもグズマさんの焦ってる顔面白いですね」クスクス

リーリエ「ヨウさんの照れてる顔…旅の中でも見たことなかったのに…」

ルザミーネがヨウを抱きしめている写真でいつも手が止まる

リーリエ「私が抱きしめても…」

バンバンバン

リーリエ「何の音!?」

窓の外にペリッパーがいた

リーリエ「今開けますね」

開けるとペリッパーの体にカバンがつけられていた

リーリエ「これを私にですか?…何でしょうか」

カバンを受け取るとペリッパーは帰って行った

リーリエ「可愛いカバン…中に何か入っていますね」

中にはピッピ人形が入っていた

リーリエ「これはもしかしてヨウさんが!…/////ありがとうございます」

リーリエはそのピッピ人形を抱き抱え布団に入った

リーリエ「ほのかにヨウさんの匂いが…って私に何言って///…ふふふ//」

リーリエはぐっすりと眠った
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/07/24(月) 14:30:08.59 ID:1iBIgsPMO
シオンタウンとか怖い
あのBGMながれてるじゃないか
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/24(月) 17:01:36.49 ID:E7YyXlMVO
次の日

シオンタウンを探索

リーリエ「少し雰囲気が怖いですね…」

老婆「綺麗の子だね〜こんな町よりタマムシティに行ったらどうじゃ」

リーリエ「タマムシティ??」

老婆「明るくて大きいデパートがあるんじゃ!ジムリーダーもおる」

リーリエ「ぜひ行ってみたいです!!」

老婆「あの出口から西に向かって進むといけるぞよ!じゃがその前に、斜め前にタワーが見えるじゃろ?」

リーリエ「はい、見えますね」

老婆「あそこにはポケモンたちの墓があるんじゃ。興味があるなら見に行ったらよいぞ、ほな頑張るんじゃよ」

リーリエ「ポケモンたちの墓…はい!ありがとうございます」

老婆は立ち去った

リーリエ「記念に見に行きましょうか…」

リーリエはタワーに入っていった

リーリエ「凄い墓の量ですね。少し体が重いです」

リーリエ「命あるものは死がある、ポケモンにも別れがあるんですね」

歩いていると

リーリエ「ん?今だれか肩触りました?」

ちょんちょん

リーリエ「今確かに肩を…」

振り返ると

ゆうれい「!!!??」

リーリエ「きゃぁぁぁぁ!!!」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/24(月) 23:47:33.26 ID:E7YyXlMVO
[ピザ]男「どうかしたんですか??」

リーリエ「いっ今ゆうれいが!!」

リーリエ「……」

リーリエ「きゃぁぁぁあ!!!」

ビンタぱちんっ!!

[ピザ]男「ぶべっ!!」

リーリエはタワーを出た

リーリエ「大変な目に遭いました…大人しくタマムシティに向かいましょう」

道中

リーリエ「トレーナーが多くて大変ですね、でも私もポケモンたちも強くなっていますから大丈夫です!」

リーリエはなんとかタマムシティに着いた

リーリエ「着きましたね!!大きな町です!とりあえずポケモンセンターに行きましょうか」

ポケモンセンター

リーリエ「少し汗の匂いが…それにべとべとします。今日はここまでにしましょうか」

ジョーイさん「それなら近くにいいホテルありますよ。お風呂が気持ちいいですよ」

リーリエ「わざわざありがとうございます!」

外に出た

リーリエ「今日はそこに泊まりましょうか!レッドさんから頂いたお金まだまだありますから」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/24(月) 23:59:21.94 ID:E7YyXlMVO
ホテル 部屋

リーリエ「私一人ではもったいない部屋ですね。とりあえずお風呂に入ってさっぱりしましょうか」

リーリエ「可愛い浴衣…これ持っていきましょう//」

露天風呂に入ったリーリエ

リーリエ「ふぅ〜気持ちいいです〜」

???「あら?見ない顔ですね!」

リーリエ「私リーリエと言います!アローラ地方から来ました」

???「私はエリカと申します。旅をなされているのですか?」

リーリエ「はい!強くなるために、一人前になるために旅をしています」

エリカ「素晴らしいですわ。なら私と戦う日は近いみたいですね。申し遅れましたが、私はジムリーダーをやっております」

リーリエ「こんな綺麗な方がジムリーダー!?」

エリカ「ふふふ…リーリエさんには負けますわ」

リーリエ「そんなことないですよ//」

エリカ「でもお一人で大変ではないですか?」

リーリエ「確かに大変です…でも旅をしていると色んな人に出会えて楽しいです!レッドさんやグリーンさん、シロナさん!凄く良い人でした」

エリカ「今…レッドさんっておっしゃいましたよね?」

リーリエ「はい!私に50000円下さいました!」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/25(火) 00:08:56.83 ID:zOXKo0ulO
エリカはリーリエの両肩を掴み

エリカ「どこに行ったかわかりませんか!!?」

リーリエ「えっエリカさん!!確かアローラ地方に行くって言っていました!チャンピオンと戦うためらしいです」

エリカ「そうですか…彼らしいですね」

両手を離し

エリカ「失礼いたしました、それでは対戦楽しみにしてますね!」

そう言うとお風呂から出て行った

リーリエ「レッドさんと恋人なんでしょうか…それじゃ私もそろそろ出ましょうか」

リーリエはお風呂を出て 夜ご飯を食べた

夜 ホテルの部屋

リーリエはピッピ人形を抱きながら

リーリエ「こういう時話し相手が欲しいです…さすがに人形に話すのは恥ずかしいですから」

リーリエ「いっぱい…いっぱい話すことができました…手紙じゃ伝えきれないほど…ヨウさん次会ったら寝かせませんからね//」

リーリエ「Zzzz......」

一方エリカは

エリカ「レッド様はアローラ地方に…こうしちゃおれませんわ!すぐ作戦を考えないと…」

メイド「エリカ様何かあったんでしょうか?」

メイド「顔が凄いことになってたから何かありそうだね」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/25(火) 00:18:06.42 ID:zOXKo0ulO
ヨウの家に訪れた マオ スイレン カキ

ピンポーン

マオ「あれいないのかな?」

扉からニャースが出てきて

ニャース「にゃー!!」

寝てるポーズをしている

カキ「賢いニャースだな!」

スイレン「ヨウさん寝ているみたいですね」

マオ「起こしちゃ悪いし、また今度にする?」

スイレン「むしろ好機です!寝顔を見に行きましょう」

スイレンは中に入って行った

カキ「あいつ意外に行動力あるな」

マオ「ノリノリよね」

奥に行くと ピッピ人形を抱きながら寝ているヨウがいた

近くにはイーブイも寝ていた

マオ「すっごい可愛い寝顔なんだけど//」

スイレン「//////」

カキ「チャンピオンだから疲れているんだろ、ソッとしといてやろうぜ」

イーブイ「きゅぅぅ…」

マオ「ああっ、ゴメンねイーブイ!」なでなで

スイレンはヨウに近づき
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 10:21:29.88 ID:1ea5dYJuo
よかった寝てると見せかけてやってるのかと
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