千歌「一期をコメンタリーしていくよ!」

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62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 12:56:26.23 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「しっかりしてよ!果南!」ガシッ

ダイヤ「(鞠莉さん…!)」

果南「急になんですかー、鞠莉さん」

鞠莉「あなたねぇ…!」ズイッ

果南「ぐっ…」タジッ

鞠莉「…」ジーッ

ダイヤ「…」

果南「な、なに…」

鞠莉「…」グスッ

ダイかな「えっ!?」

63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 12:56:59.51 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「な、なんで『さん』付けで呼ぶのよ〜…」グスッ

ダイヤ「(そっちですか〜!?)」

鞠莉「いつもみたいに『鞠莉!』って呼んでよ〜」ウルッ

果南「うぅ…」

鞠莉「かな〜ん!」ギュー

果南「わわっ!」

鞠莉「私は…、果南とダイヤと一緒に何かできるのがすごく幸せなの!三人で笑顔でいれたらもっと幸せなの!」

鞠莉「だから、果南の悲しみも寂しさも全部受け止めてあげるから…!」

64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 12:57:28.66 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「(良い話っぽくなってますが解決には…)」

果南「……そうだね」ギュッ

ダイヤ「(えっ…)」

果南「ごめんね、鞠莉。もう鞠莉を悲しませちゃいけないのにまた一人で勝手に決めつけて、迷惑かけて…」

鞠莉「果南…!」

果南「コメンタリー…しよっか?」ニコッ

鞠莉「…………うん♪」ニコッ

65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 12:57:55.02 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「まあ、結果オーライ…あら?ルビィ?必死に何か伝えようとしていますが…ん?画面?……あ」

かなまり「えへへ♪」ニコニコ

ダイヤ「ぴぎゃああああああああああ!!?」

かなまり「ひゃあああ!?」ビクッ

ダイヤ「もう…、理事長室でやり取りしてます…」

かなまり「あ」

66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 12:58:28.46 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「はいはいはい!改めまして〜!」

鞠莉「カレー牛丼!」

ダイヤ「それはもう良いですわ!」

果南「カレーと牛丼の合わせ技…強い!」

ダイヤ「ああ!かえってめんどくさい状況に!」

鞠莉「相変わらず器もダイヤのダイヤもちっちゃいままね〜!」

ダイヤ「なっ!?」

67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 12:58:54.14 ID:U1k9nPjB0

果南「いや、それが昔よりは成長してて…」

鞠莉「え!?なんで知ってるの?」←胸の話

果南「見れば分かるじゃん」←身長の話

鞠莉「ちょっとダイヤ?どういう事か説明してくれるかしら?」

ダイヤ「やかましい!!!」

鞠莉「…」

ダイヤ「なんですか」

鞠莉「『ですわ!』は?」

ダイヤ「中途半端に画面に触れないでくれませんかね!」

68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 12:59:20.61 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「『シャイニー!!!』」

ダイヤ「トレースもしないでください!」

鞠莉「It's joke!」

果南「いーなー!二人とも楽しそう…」

ダイまり「…」

69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 12:59:46.39 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「み、見なさい!今、まさに可愛い後輩たちに厳しい試練を平然とやってのける鞠莉さんですわよ!」

果南「むっ!鞠莉〜?」

鞠莉「いやっ!私はちかっちたちならやり遂げると信じてたからなの!ね?」

果南「だよね〜♪」ギュー

鞠莉「うん♪」ギュッ

ダイヤ「Freedom!」

果南「ダイヤが鞠莉みたいになってるね」

ダイヤ「他の方のネタのパロディやってる場合じゃないんです!掘り下げるとして…」

70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:00:17.94 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「鞠莉さんは千歌さんたちに本当に期待していたのですか?」

鞠莉「当たり前よ!私たちにできたことをできないようじゃ簡単に部を承認するなんて言わないわ!」

鞠莉「それよりも…」

ダイヤ「それよりも?」

鞠莉「んー…やっぱりまた後で言う!」

ダイヤ「まったく…」

果南「鞠莉、どや顔してる」

鞠莉「はずかしっ!//」

71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:00:55.95 ID:U1k9nPjB0

果南「あ。『やめる?諦める?』が出た」

鞠莉「曜がよくちかっちに言う言葉ね?」

果南「昔から言ってたなー」

ダイヤ「何かきっかけはあったのですか?」

果南「んー、あるにはあるけど…」

果南「ひ・み・つ・♪」

鞠莉「そんなー」

果南「ま、機会があれば教えるからさ」

ダイヤ「気になりますわ…」

72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:01:30.27 ID:U1k9nPjB0

果南「美渡姉、登場!」

鞠莉「そういえばさっきの話で流しちゃったけど、果南はちかっちと曜とも幼なじみなんだよね?」

果南「そだねー!一番最初は千歌だけどね!」

ダイヤ「わたくしはいつの間にか果南さんと…」

鞠莉「その話はまた別の機会!美渡さんと志満さんとは昔から知り合いなの?」

果南「うん!よくしてもらってたな〜」

73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:02:01.71 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「にしても、千歌さん…。お姉さまにそんな無茶な頼みをしていたのですね、むむむ…」

果南「あはは。でも、美渡姉も美渡姉で千歌を応援してるってよく分かるシーンが…」

鞠莉「まーだまだ先ね!」

果南「ちょっと急いじゃったかな?」

74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:02:30.81 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「バカチカ…」

鞠莉「油性で書いてないのが愛ね!」

果南「そうなのかな〜?」

鞠莉「さあ!来るわよ!」

ダイヤ「ああ…」

果南「梨子…」

鞠莉「なぜ飛び越えるという選択肢はなかったのかしらね?梨子の跳躍力を遺憾なく発揮すれば、しいたけちゃんを跳び越えるなんて造作もないと。それに…」

果南「めっちゃ語るじゃん!」

75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:03:00.27 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「そこよりも梨子さん…、あの姿勢で進んでた気配がまったくしないのですが…」

鞠莉「ということは梨子は…!」

鞠莉「ちかっちたちのツッコミ待ち…!?」

果南「いや、それは…そうなのかな?」

ダイヤ「ないでしょ」

76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:03:36.01 ID:U1k9nPjB0

果南「毎度お馴染み沼津だね」

ダイヤ「曜さんの才能が発揮されていますわね」

鞠莉「んーっ!So cute!」

果南「物怖じしない子だし」

ダイヤ「この頃から素質が…メモメモ…」

鞠莉「こんな時までチェックしなくても」

ダイヤ「こういう振り返る機会にこそ、次のステップのためにもわたくしはですね!」

77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:04:06.09 ID:U1k9nPjB0

果南「まあまあ!あ、千歌…」

鞠莉「Oh!壁ドオオオオオン!!!」

ダイヤ「千歌さん、マイナス25点」

果南「ダイヤのチェック項目何基準なの!?」

ダイヤ「企業秘密です」

果南「いや、網元じゃん!」

ダイヤ「ツッコむとこそこじゃないでしょ!?」

果南「えぇっ!?」

鞠莉「違うって……あ、ダイヤまさか、ぷぷっ」

ダイヤ「うっ//」

果南「え?なに?なんなの?」

78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:04:39.77 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「さっきからちょこちょこ変わった発言してると思ってたけど、ボケてたつもりなのかしら?」ニヤニヤ

ダイヤ「…//」カァァ

果南「え?ボケ?え?」

ダイヤ「ふ、普段固いとかなんとか言われますので、少しイメージチェンジをと…///」プイッ

鞠莉「ああー!もーう!可愛いわねー!」ギュー

ダイヤ「暑苦しいです!いや、本当に暑苦しいですから!やめてください!///」

果南「ボケ…、ボケ…?」

79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:05:05.51 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「普段からそんなラブリーな姿を見せてれば後輩たちに恐がられることもなか」

ダイヤ「はっ!」ヒキハナシ

鞠莉「What!?」

ダイヤ「ルビィが!ルビィが出ましたわよ!ちょっと善子さん!花丸さん!今のシーン、リピートを!」

ダイヤ「はあ?できない?コメンタリーだから流しっぱなし?ぶっぶーですわ!わたくしの可愛いルビィのあの無邪気な笑顔を永久に…!」

鞠莉「あ、うん。ダイヤ、普段からボケてたわ」

果南「ボケ…」

80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:05:36.79 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「ルビィたちがちかっちと合流ね」

ダイヤ「花丸さん、筋力おかしくないですか」

鞠莉「寺仕込みのパワーかしら!」

ダイヤ「ああ!まだ千歌さんに人見知りなルビィ…!可愛いですわ可愛いですわあああ!!」

果南「んー。わかんないや」

鞠莉「果南はそのままでいて、果南はわからないままが一番Cuteだから」

果南「でも、ボケたら後輩から好かれるんでしょ?」

果南「わたしこそ難しいイメージ持たれてる気が…」

81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:06:08.97 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「グループ名…!そこに気がつくとはさすがわたくしの妹ですわ!」

果南「あれもボケなの?」

鞠莉「あれはバカよ」

ダイヤ「あら?ルビィ?なぜ顔が真っ赤になっているのですか?」

鞠莉「目の前でそんなに言われたら…ね?」

果南「やっぱわからない」

82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:06:44.00 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「という訳で半分!」

果南「まだ半分か」

鞠莉「名前決めてるシーンね!」

ダイヤ「…」ドヤァ

鞠莉「はい。この話は9話で分かるので特にツッコミませーん」

ダイヤ「ちょっ!」

果南「まあ、今後のためにも…ね?」

ダイヤ「むぅ…」

83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:07:34.20 ID:U1k9nPjB0

果南「ダイヤって急に目立ちたがりになったよね」

ダイヤ「目立ちたがり〜?わたくしが?」

果南「昔は『ダメです〜』とか言って、どちらかと言うと静かなタイプの子だったじゃん?きっかけになる出来事かなにかあったの?」

ダイヤ「きっかけ…そうですわね」

鞠莉「むむっ」

果南「あ、やっぱりあるの?なになに?」

ダイヤ「振り返る…ですし。そうですね、話しても…」

84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:08:03.10 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「わあー!私も聞きたいけど、とりあえずコメンタリーの後にしない?」

果南「えー」

ダイヤ「あ!わたくしとしたことが…。すみません、鞠莉さん」ペコッ

鞠莉「うん♪」

鞠莉「(あれ?もしかして、この中で私が一番真面目?いや、真面目なのは果南だわ。私はちょっとふざけちゃうし。果南は果南なだけ!)」

果南「Aqoursの文字だね」

鞠莉「ちかっちが良いこと言ってる!」

ダイヤ「…」ウズウズ

85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:08:34.09 ID:U1k9nPjB0

果南「まさか、放送するなんてね」

鞠莉「でも、こういう田舎だからできる宣伝よね」

ダイヤ「地域の方々の温かさが胸に染みますわ…。千歌さん、放送にて叫ぶ…マイナス」

果南「まだやってるんだ」

ダイヤ「当たり前ですわ!」

鞠莉「自分はお琴して、ピーンって!ミスー!」

ダイヤ「千歌さんたちのせいで……あ、また叫ぶ。マイナス」

果南「なんか千歌に厳しくない?」

86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:09:23.96 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「再び沼津ね!」

ダイヤ「やはり曜さんには人を引き付ける何かが…!」

果南「曜ちゃんの魅力だよ」

鞠莉「私も一緒にぃぃぃ?」

鞠莉「『ヨーソロー!』」

ダイヤ「もう。鞠莉さんってば…」

87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:09:49.58 ID:U1k9nPjB0

果南「私たちの時もこんな感じだったよねー。必死に練習して曲作ってさ」

鞠莉「まあ、ポジション的にちかっちはダイヤだったけれどね?」

果南「一番楽しんでたしね」

ダイヤ「否定はしませんが…」

鞠莉「えっ?否定しないの!?」

ダイヤ「多少なりとも自覚は…」

鞠莉「ちかっちよりうるさかったのに!?」

ダイヤ「なっ!?」

88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:11:02.18 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「やれμ´sのエリーチカが、やれμ´sのあの曲が、やれμ´sの絵里さんがーって!」

果南「あー確かに」

ダイヤ「い、いや、あの…」

果南「それでいつだったかはコスプレをしようってウチから手作りの…」

ダイヤ「おだまらっしゃーーーい!!!///」

鞠莉「あ。それダイヤの台詞であってダイヤの台詞じゃないからね?」

ダイヤ「はあ?」

果南「千歌のだね」

ダイヤ「あー!もーう!うるさーい!」

鞠莉「あらら、ダイヤ『ちゃん』のお出ましかしら?」

果南「そんなダイヤも好きだよ?」

ダイヤ「本当にお黙りください…//」

89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:11:33.98 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「よくよく考えたら梨子がバスの時間ないことにあれだけ驚く必要ないよね?」

果南「家隣だし」

ダイヤ「まあ、曜さんいたわってでしょう」

鞠莉「美渡お姉さんに続いて志満お姉さんの登場ね」

果南「志満姉は…うぅ」

ダイヤ「あら?どうかされましたか?」

果南「怒ると怖い…ほんとに」

鞠莉「そうかしら?そんな風には見えないけど」

果南「そりゃ、今はもう大人だしさ。落ち着いてて頼りがいのある良いお姉さんだよ」

ダイヤ「昔は違いましたの?」

90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:12:09.98 ID:U1k9nPjB0

果南「雰囲気は変わらないよ。ただ、少しでも地雷に触れたら最後…」

鞠莉「最後…?」

果南「鬼の笑顔になる…」

ダイヤ「え。それマジのヤツじゃないですか…」

果南「うん…」

果南「あ、いや!志満姉は優しいんだよ?」

鞠莉「今さら繕っても録音済みよ」

果南「あああああ!!?」

鞠莉「久しぶりに怒られるかもね、鬼の笑顔で♪」

ダイヤ「毎回、収録中と忘れてやらかしますわね」

果南「正座で痺れないようにしとこ…」

91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:12:47.67 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「正直私、ここから見たくない」

ダイヤ「まあ、わたくしも…」

果南「なんで?」

ダイヤ「それは…ねえ?」

鞠莉「うん…。あれ?果南も来てたよね?」

果南「来てたには来てたけど…」

果南「中の様子まったく分からなかった」

ダイまり「え」

92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:13:15.08 ID:U1k9nPjB0

果南「だって外どしゃ降りだよ!?中で少し声が聞こえるなってくらいで…。急にうるさくなったけど」

ダイヤ「じゃあ、知らないのですか!?」

果南「うん」

鞠莉「中がどうなってたかも!?」

果南「うん、見てないし」

ダイまり「…」

93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:13:44.40 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「果南さんは千歌さん好きですよねー?」

果南「何言ってるの?当たり前じゃーん!わたしの大切な妹分だよ!」

ダイヤ「そうですよね?当たり前ですわよね?」

果南「あー!曲始まった!ちゃんと聴けてなかったんだよねー」

鞠莉「か、カウントダウンが…」

ダイヤ「始まってしまった…」

94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:14:17.94 ID:U1k9nPjB0

果南「振り付けは荒いとこあるけどなかなか…」

鞠莉「よ、よしこ〜……いや、ヨハネよ!じゃなくて!」

ダイヤ「花丸さ〜ん、ルビィ〜…画面と同じく停電を…!そしたらわたくしが予備電源持って来ますから…で、できないです?そこをなんとか…!」

果南「お!サビに入る…」

果南「……へ?」

ダイまり「…」

95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:14:59.32 ID:U1k9nPjB0

果南「て、停電?嘘?確かにゴロゴロ言ってたけどさ」

果南「千歌…」

果南「あ、歌い出した…。頑張れ、頑張れ…」

果南「あ」

果南「あああ!」

果南「ああああああ!千歌泣いてるじゃーん!」

ダイヤ「やっぱりですかー!」

鞠莉「か、果南落ち着いて!」

96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:15:35.52 ID:U1k9nPjB0

果南「え?じゃあ何?わたしは千歌が泣いてる間、あまり聞こえないって言い訳とちっぽけなプライドで千歌を泣かせたってこと?」

ダイヤ「いや、これは不幸で…」

果南「待ってて!千歌ぁ!今行くから!」

鞠莉「どこに!?ほら!美渡さんがバカチカーって!もうちかっちってば開場時間を間違えるなんて〜」ギュー

ダイヤ「いやー!あのバッテリーすごく重たかったですわー!」

鞠莉「もう!ダイヤったらツンデレなんだから〜!さっき言おうとしてたけどなんだかんだ助力しちゃうんだから〜!」

ダイヤ「ま、まあ目の前でウチの生徒が泣かれるのは困ると言いますか?生徒会長ですし?」

果南「…」

97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:16:11.89 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「よ!生徒会長!……あれ?果南?ちかっちたち再開してる……よ?」

果南「あ、なんですか?鞠莉さん?」

鞠莉「Why!?」

ダイヤ「果南さん!もう終わったことですから!」

果南「あ、ダイヤ様。この時は千歌たちにご助力、誠にありがとうございます」ペコッ

ダイヤ「様!?」

果南「それに比べてわたしは…。ああ!美渡姉めちゃくちゃ頑張ってる!同級生の子たちも…」

果南「この間にわたしは何をしているんでしょうねー?何もしてませんねー、はい」

鞠莉「か、かな〜ん…」

98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:16:46.42 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「ライブが終わる…」

果南「ダイスキがあればダイジョウブさー…」

果南「ふっ……う、うぅ…」グスッ

ダイまり「え」

果南「千歌のことぉ…だ、大好きなのにぃ。ぐすっ、大丈夫じゃながっだよぉ」

ダイヤ「あわわわわ!」アセアセ

鞠莉「果南は悪くない!悪くないから!泣かないで!」

鞠莉「ほらほら!見て果南!ダイヤがツンデレ発動してる!あー!おかしい!」

ダイヤ「これは勘違いを正すために…」

果南「だ、ダイヤざまはごじどうまで……」グスッ

鞠莉「逆効果!?」

99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:17:32.00 ID:U1k9nPjB0

果南「ああ!ま、まりざん!はなじでぐだざい!そとっていっでもやねがあるどころにいだのに……ぐすっ、かざさしでなにもじなかったあいづをなぐらぜてぐださい!」ジタバタ

ダイヤ「もう何を言ってるかわかりませんよ!?」

果南「……あ、ちかわらった」

鞠莉「うん!ちかっち笑顔になったから果南も笑顔に…」

果南「…………あいたい」

ダイヤ「はい?」

果南「千歌に……会いたい!!」バッ

鞠莉「ちょっ!?」

果南「千歌ああああああああ!!!」ダッ

100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:17:57.08 ID:U1k9nPjB0

バタンッ

ダイまり「…」

ダイまり「えー…」

101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:18:38.34 ID:U1k9nPjB0

〜♪

ダイヤ「え、えーっと…」

鞠莉「画面ではED2年生ver.が流れております…」

ダイまり「…」

ダイヤ「果南さんが千歌さんに会いに行ってしまわれたので、後はわたくしと鞠莉さんで…」

鞠莉「う、うん…。えと、どうだったダイヤ?」

102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:19:09.69 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「まあ楽しかったですし、今後も頑張っていきますが…。鞠莉さんは?」

鞠莉「私もよ?色々刺激的だしね」

ダイヤ「そうですね」

ダイまり「…」

ダイヤ「とりあえず3回終わりましたけれど、わたくし思うんです。3年生であるわたくしたちが一番グダグダだったと」

鞠莉「ごめん…」

ダイヤ「いえ、鞠莉さんだけが悪くありません。果南さんがああいう人間だとしっかり把握していなかったわたくしたちの責任です」

103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:19:42.87 ID:U1k9nPjB0

鞠莉「そうね…。ダイヤ?あの子たちに松月でデザート奢った?」

ダイヤ「まだですが…」

鞠莉「私も出すからさ、ちかっちたちも誘いましょう?果南には払わせずに…」

ダイヤ「払わせずにできるでしょうか…」

鞠莉「んー…」

ダイヤ「あ、終わりますね……よし!」

104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:20:11.27 ID:U1k9nPjB0

ダイヤ「次回はルビィと花丸さんがコメンタリーを務めます!良かったら聞いてみてください!」

鞠莉「次回もお楽しみに〜!チャオ〜♪」

ダイまり「…」

ダイまり「はぁ…」

105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:20:37.00 ID:U1k9nPjB0
つづく
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:21:31.12 ID:U1k9nPjB0
更新遅くなりすみませんでした。

また次回に。
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:52:15.26 ID:hrDsQlOM0
ああ



















































































ああ
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:58:37.73 ID:hrDsQlOM0
ああ



















































































ああ
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:59:52.10 ID:hrDsQlOM0
ああ



















































































ああ
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 14:00:47.18 ID:hrDsQlOM0
ああ



















































































ああ
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 14:09:18.92 ID:hrDsQlOM0
ああ



















































































ああ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/16(日) 19:27:50.73 ID:3fibFHfSO
果南ちゃん純粋かわいい
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/17(月) 17:04:08.96 ID:rM39KLT40
楽しいな、見返したくなる
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/22(土) 07:44:00.99 ID:6iT+7CSCO
作者です。
諸事情により今週のはかなり遅れる形になります。
すみません。水曜日までには出したいと思います。
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/22(土) 20:31:58.93 ID:lh35cy4SO
特番で一週冨樫と思えば
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 00:34:28.67 ID:sZ+U92i0o
待ってます
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:23:18.40 ID:U+fIxX0c0
4話目、投下します。
遅れてすみません。
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:24:01.50 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「善子ちゃんがいない〜♪」

花丸「善子ちゃんがいない〜♪」

ルビまる「い〜な〜い〜♪」

ルビまる「…」

ルビィ「やめたげよ?これ聞いたら善子ちゃん絶対泣いちゃうよ…」

119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:24:33.24 ID:U+fIxX0c0

花丸「善子ちゃんがそんな弱い子じゃないって、マル、信じてるずら!」

ルビィ「花丸ちゃんのその自信は何が根拠なの?」

ルビィ「急に善子ちゃんがいないことを歌にしようなんて言い出して…」

花丸「善子ちゃんの頭のお団子美味しそう」

ルビィ「うん!今日の花丸ちゃん自由だね!」

120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:25:03.95 ID:U+fIxX0c0

花丸「夕飯、今日何かな〜?」

ルビィ「え、えーっと…。あ、花丸ちゃん、今画面でしゃべってるよ〜!」

花丸「…」

ルビィ「あれ?花丸ちゃん?」

花丸「のっぽパン食べたい」

ルビィ「(どうしたのかな?)」

ルビィ「あ!オープニングです!」

121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:25:38.89 ID:U+fIxX0c0

花丸「…」

花丸「はっ!」

ルビィ「ぴぎぃっ!?」

花丸「ぼーっとしてたずらぁ…。マル、変なこと言ってなかった?」

ルビィ「え?えと…少し……」

花丸「ご、ごめんなさい!昨日、遅くまで本読んでて…」

ルビィ「そうだったんだ!あんまり無理しないようにね?」

花丸「ありがとー」

ルビィ「(んー。花丸ちゃん、今日の収録あるの分かってて夜ふかしするような子じゃないと思うんだけどな〜)」

122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:26:18.31 ID:U+fIxX0c0

花丸「改めて、今日は第4話!マルとルビィちゃんのお話だね!懐かしいずら〜」

ルビィ「そうだね!いっぱいしゃべったよね!特に花丸ちゃんはいっぱいしゃb」

花丸「さあ!今日は善子ちゃんがいないわけだけど!」

ルビィ「また善子ちゃん!?」

花丸「マルたち、だって9人、そして1年生は3人でひとつだよ!?ルビィちゃんはそれをまただなんて…」

ルビィ「いやいやいや!ルビィだって寂しいよ!?けど、ちゃんとグループ分けをして…」

123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:27:38.36 ID:U+fIxX0c0

花丸「マルたち、三位一体よしまるびぃでしょ!?善子ちゃんはいるんだよ!マルたちの心の中にずっと…」

ルビィ「善子ちゃん死んでないよ!」

花丸「まあ、それはさておき…」

ルビィ「さておくの!?」

花丸「第4話はじまりはじまり〜♪」

ルビィ「花丸ちゃ〜ん?」


124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:28:05.16 ID:U+fIxX0c0

花丸「千歌ちゃんたちが部室を手に入れたとこからスタートずら」

ルビィ「うん!もうルビィ気にしない!」

花丸「ずら?」

ルビィ「鞠莉さんのダイナミック承認…」

花丸「あのノリで承認してるの見たら我が校の方針が心配になるずら」

ルビィ「でも、鞠莉さんすごーっくお仕事出来るってお姉ちゃん言ってたよ」

花丸「今度、密着取材したいずら!」

ルビィ「たぶん、そう分かったらちゃんと仕事しないと思うな〜」

125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:28:42.33 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「あ!ホワイトボードの歌詞についてはまた誰かが言ってくれるはずです!」

花丸「誰が書いたんだろうね〜」

ルビィ「誰だろうね〜」

花丸「それにしても…」

ルビィ「ぅゆ?」

花丸「ルビィちゃん、しっかり部室見に行ってたんだね〜」

ルビィ「信じてなかったの!?」

花丸「ひょこひょこして可愛いずら〜」

ルビィ「もーう!//」

126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:29:30.16 ID:U+fIxX0c0

花丸「そして、誰よりも先にマルのところに来て報告してルビィちゃん」

ルビィ「略さないで!」

花丸「もーう!なんずら!?可愛さの塊だよ!もうまったくこの子はずら〜!」

ルビィ「目の前にいるのにやめてよ〜!」

花丸「向こうでダイヤさんも頷いているずら!」

ルビィ「お姉ちゃ〜ん…//」

127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:30:03.38 ID:U+fIxX0c0

花丸「ちなみに今回、向こうにはダイヤさんと果南さんがいるずら」

花丸「ユニットでのマルのお姉ちゃんたちずら♪」

ルビィ「むぅ!お姉ちゃんは渡さないよ!」

ルビィ「でも、コメンタリー始まってからふたりともニコニコしながらルビィたち見てるけど、どこか変なところあるのかなあ?」

花丸「さあ?あ、フリップ…『頑張って♪』」

ルビィ「はーい!がんばルビィ!」ニコッ

ルビィ「って、あれ?」アセアセ

花丸「お姉ちゃんたちが悶絶してるのは置いておいて画面に戻るずら〜」

ルビィ「だ、大丈夫だよね?」

128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:30:36.99 ID:U+fIxX0c0

花丸「千歌さんの勧誘ずら」

ルビィ「うーん…」

花丸「あれ?どうしたの、ルビィちゃん?」

ルビィ「可愛いって言われるのは恥ずかしいけど、嬉しいよ?嬉しいんだけど…」

花丸「ん?」

ルビィ「この時の千歌ちゃんの顔、おじさんみたい」

花丸「あはは、確かに…」

129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:31:09.19 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「ちょっとだけ!ちょっとだけやらしいかな〜?なんて!ちょっとだけだよ!」

花丸「わからないでもないずら…」

花丸「今の可愛いからつい〜っていうのも、うん」

ルビィ「いや、でもね!ルビィたちは決して千歌ちゃんを嫌いな訳じゃなくてね!」

花丸「必死にならなくても、ルビィちゃんがそんな子じゃないとみんなわかってるずら」

ルビィ「そ、そうかな…」

ルビィ「(にしても、花丸ちゃんいつも通りだ。変になる原因がこの話のどこかにあるのかな〜?)」

130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:31:44.12 ID:U+fIxX0c0

花丸「はい!ダイヤさんのポンコツ可愛いシーン来たずら!!!」

ルビィ「まだだよ!?でも、もう来るけど…」

花丸「ここを語らなくていつ語るかずら!」

ルビィ「お姉ちゃん変かな〜」

ルビィ「ルビィはこういうお姉ちゃん好きだけどな〜」

花丸「そういえばこの時のダイヤさんの見たくない発言もあとあと考えれば辛い話だよね…」

ルビィ「お姉ちゃんも本気で言ってるとは思ってなかったけど…、この話も今度かな?」

花丸「うーむ、ボーダーラインが難しい…」

ルビィ「えへへ、焦らずやってこーよ!」

花丸「うん!」

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:32:21.05 ID:U+fIxX0c0

花丸「果南さんが鞠莉さんと面と向かって再会するシーンだね!」

ルビィ「これ気になってたんだけど…」

ルビィ「鞠莉さんどうやって果南さんの背後に回ったの?入り口は果南さんが見てた方だし…」

花丸「た、確かに!ミステリーずら、事件ずら!」

ルビィ「あ、いや!たぶんだけど果南さんお客さんを相手してたから、そのスキに物陰に隠れてたっていうのが妥当かなって…」

132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:32:48.74 ID:U+fIxX0c0

花丸「あー…。そう考えると鞠莉さん可愛いね」

ルビィ「想像してみると…そうだね」

花丸「そう思うと、このちょっぴりシリアスなシーンも違って見えるずら」

ルビィ「でも、鞠莉さんは果南さんへのボディタッチはやっぱり過激だね」

花丸「マルも気を付けなきゃ!」

ルビィ「ぅゆ?」

花丸「放送の方では果南さんのまゆ毛が消えてたりするミスがあったりなかったり…」

ルビィ「えっ?」

133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:33:16.29 ID:U+fIxX0c0

花丸「ルビィちゃんがお家でμ´sの特集読んでるとこだね」

ルビィ「そのあと花丸ちゃんも本屋で読んでるシーンが入るよね!」

ルビィ「気になってたんだけどさ!」ズイッ

花丸「わわっ!ど、どうしたのルビィちゃん!」

ルビィ「花丸ちゃんはμ´sでは凛ちゃん推しなの?」

花丸「推し…っていうのはよくわからないけど」ニガワライ

花丸「凛さんは憧れだな〜って感じだよ!」ニコッ

134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:33:47.20 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「そっかぁ!じゃあじゃあ!ルビィは花陽ちゃん推しだから、ふたり仲良しのりんぱな推しだね!」

花丸「りんぱな推し?」

ルビィ「花陽ちゃんと凛ちゃんは幼なじみで仲良しなんだ〜!ルビィと花丸ちゃんみたいに!」

花丸「へぇー!なんか嬉しいずら!」

ルビィ「だよね!それじゃあさ!花丸ちゃんが凛ちゃんで、ルビィが花陽ちゃんでコメンタリーしてみよーよ!」

花丸「えぇー!?む、ムチャぶりずらー!」

ルビィ「じゃあ、次のシーンから…」

花丸「えと、えーっと…」

花丸「あ!実は善子ちゃんはここで初めてマルをずら丸呼びをした…」

ルビィ「スタート!!!」

花丸「ずらぁぁぁぁぁ!!!」

135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:34:21.27 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「ぴゃあ!千歌ちゃんたち、μ´sみたいに階段ダッシュしてます〜!ね!花丸ちゃん!」

花丸「(このクオリティはなんずら!?)」

ルビィ「…♪」キラキラ

花丸「え、えーと…そ、そうだね〜」

ルビィ「あれ?花丸ちゃんちょっと緊張してるのかな〜?ルビィもだけど…あはは。でも、ファイトです!」

花丸「(ルビィちゃん、しっかりなりきってるずら。ここでマルが中途半端じゃ…ダメずら!)」

136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:34:49.96 ID:U+fIxX0c0

花丸「大丈夫にゃっ!」

ルビィ「花丸ちゃん!」

花丸「さあ!ルビちん!」

ルビィ「ルビちん…?あ、あー!うんうん!」

花丸「そろそろアイキャッチだけど、後半もテンション上げていっくにゃー!!!」

ルビィ「お、おー!」

137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:35:20.26 ID:U+fIxX0c0

花丸「…」

ルビィ「さあ!…あ、あれ?花丸ちゃん?」

花丸「ダメずら、ダメずら、ダメずらぁ!」

ルビィ「ぴゃあああ、じゃなくて、ぴぎゃあああああ!!?」

花丸「これ以上は、こう…いろんな方々にご迷惑をかけちゃうずら!」

ルビィ「あ、確かに…」

花丸「まあ、今のは体験入部ということで。みなさんお許しください」

ルビィ「うまく本編と繋げたね」

138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:35:51.87 ID:U+fIxX0c0

花丸「という訳で半分ずら」

ルビィ「開幕千歌ちゃんの躍動感溢れる舞だね」

ルビィ「それはそうと花丸ちゃん?」

花丸「ん?なんずら?」

ルビィ「アイキャッチ前の花丸ちゃんの『こうしない…?』っていうシーンなんだけど…」

花丸「あ、あー…」

139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:36:24.40 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「えっと、そのぉ…前回の善子ちゃんの言葉を借りるなら」

ルビィ「『えっろ…』です」

花丸「あ、あれは、偶然の産物ずら!というかカメラマンさんがやらしいだけずら!マル、なにも悪くないずらぁ!」

ルビィ「聞いた話じゃあのシーンだけ切り出されて、こう、エッチなこと言ってるようにされてるとか…」

花丸「もーう!」

ルビィ「実はここだけじゃない…なんて言えません」

花丸「はぅぅ…探さないでね?」

140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:37:00.17 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「梨子ちゃん、一番スクールアイドルとして頑張ってると思います」

花丸「急にどうしたの?」

ルビィ「あのスケジュールもそうだし、作曲もしてるし、時間配分に練習効率とかすごく考えてるな〜って」

花丸「3年生が加入してからは上手く分担されるようになったけど、それまでは梨子さんが頑張ってたね、確かに…」

ルビィ「ということはルビィが屋上でって言った時も、しっかり熱中症にならない程度の時間配分を脳内では計算してたとか…?」

花丸「さすがにあの一瞬じゃどうかな〜?でも、梨子さんならちゃんとマルたちのこと考えてスケジュール組んでくれてたと思うずら!」

141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:37:42.95 ID:U+fIxX0c0

花丸「も、もちろん今はダイヤさんと果南さんの練習メニューにも満足してるよ!うん!」

ルビィ「え?でも、花丸ちゃん前に果南さんのメニュー少し厳しいって言ってたような…」

花丸「る、ルビィちゃん!」

ルビィ「あ」

花丸「か、果南さん落ち込まないで!元々はオラ…マルが体力ないのが悪いんだから!果南さ〜ん!」

ルビィ「な、泣いてる…」

花丸「がなんさ〜ん!」

ルビィ「こっちも!?」

ルビィ「え、えと!サンシャイーン!」

142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:38:14.79 ID:U+fIxX0c0

花丸「もう大丈夫です!」

ルビィ「実は少し時間を…」

花丸「ぶっぶーずらっ!」

ルビィ「振り付けはダイスキだったらダイジョウブ!だね」

花丸「この時ルビィちゃんは千歌『先輩』ずら」

ルビィ「ぅゆ?」

ルビィ「恒例になる歌詞催促シーンだね!」

花丸「これはもはや鉄板ずら」

143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:38:46.87 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「先に歌詞をつけて曲を作るパターンと曲を作ってから歌詞を乗せていくパターンがあるけど、別々の担当だから梨子ちゃんのやり方が優先なのかな?」

花丸「たぶん、梨子さんの優しさだと思うな〜。梨子さんなら曲を作るだけなら何個でも作れると思うし」

ルビィ「千歌ちゃんを焦らせないようにってこともあるだろうしね!」

花丸「今日は梨子さんをベタ褒め回だね!」

ルビィ「梨子ちゃんに感謝だよ!」

144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:39:19.55 ID:U+fIxX0c0

花丸「階段ダッシュ来たずら」

ルビィ「淡島に移動してだからそれなりに大変だけど…」

ルビィ「ここでルビィと花丸ちゃんの恥ずかしいけど、素晴らしい友情劇が…!」

花丸「…」

花丸「る、ルビィちゃんはさ!苦手な先輩っていた?」

ルビィ「えぇっ!?花丸ちゃん!?」

花丸「い、いいからさ!ほら、善子ちゃんが前に言ってたけどマルたち言わなかったじゃない?」

ルビィ「確かに言わなかったけど、無理に言う必要はないような…」

145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:39:51.92 ID:U+fIxX0c0

花丸「マルから言うね!マルは…」

ルビィ「…」

ルビィ「花丸ちゃん!!!」

花丸「うっ」

ルビィ「今日なんかおかしいよ!急に話そらそうとしたり関係ない話をはさんだりしてさ!」

ルビィ「ルビィ、今日の収録楽しみにしてたのに…。花丸ちゃん、変だし…、やっぱり善子ちゃんとの方が」

花丸「ち、違うずら!」

ルビィ「えっ?」

146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:40:23.76 ID:U+fIxX0c0

花丸「善子ちゃんも大切なお友だちだけど、ルビィちゃんはマルを変えてくれた一番大切な友だちだもん!」

ルビィ「だ、だったら隠し事なんかやめてよ!花丸ちゃんがなんで焦ってるのか教えてよ!」

花丸「そ、それは…」

ルビィ「花丸ちゃん…!」

花丸「うぅ…」


花丸『マルと一緒に図書室で過ごしてくれた…』


花丸「ずらぁぁぁぁぁぁ!!!///」カァァ

ルビィ「え」

147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:40:56.87 ID:U+fIxX0c0

花丸「ずらぁ!ずら!ずらぁぁぁ!!」

ルビィ「ち、ちょっと花丸ちゃん!?」

花丸「」シュー

ルビィ「え、えと…」

花丸「か、語り…」

ルビィ「ぅゆ?」

花丸「なんでマルだけこんなに語りのシーンが多いずらぁぁぁぁぁぁ!!?」

ルビィ「ぴぎゃ!?」

148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:41:22.47 ID:U+fIxX0c0

花丸「だいたい冒頭の『空想をふくらませて…』とか『本さえあれば…』とかどんな女子ずら?善子ちゃんのことバカになんかできないよ!むしろこっちの方が重症だよ!」

ルビィ「は、花丸ちゃん…?」

花丸「『胸の扉を…』『いっぱいの光を…』いや〜、ポエムずらね〜」

ルビィ「いや、あの…」

花丸「『大空に放ってあげたかった』…」

ルビィ「…」

花丸「恥ずかしい…///」

ルビィ「る、ルビィは好きだよ?そんな花丸ちゃん」

花丸「ありがとう…でも、今は…そっとしてて…」

ルビィ「う、うん」

149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:42:22.64 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「花丸ちゃんがお姉ちゃんを呼んでたんだね」

ルビィ「そのおかげでルビィはお姉ちゃんに想いを伝えられたんだもんね!」

ルビィ「ありがとう、花丸ちゃん!」ニコッ

花丸「さっきから顔が赤くなるばっかりずら…」

花丸「えと、細かいこと話して落ち着くなら…」

ルビィ「ん?」

花丸「この時、淡島にはAqoursのうち1人を除いて全員集結していたことになります。さあ、それは誰でしょう?ヒントは堕天使です!」

ルビィ「もはや、ヒントじゃないよ!花丸ちゃん!」

花丸「そして、同じ日千歌『さん』へと呼び方が変わるルビィちゃんすごい」

ルビィ「そ、そうかな?」

150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:42:54.37 ID:U+fIxX0c0

花丸「当初はこの3年生のいざこざに心配になる人が多かったはずずら」

ルビィ「特に果南さんはラスボスとか言われてたり」

花丸「あ、知らなかったみたいだね。またショック受けてる」

ルビィ「あはは…」

ルビィ「そして、入部届けを出しまして」

花丸「晴れてルビィちゃんもスクールアイドル部に入部したんだよね!」

151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:43:21.44 ID:U+fIxX0c0

花丸「そして、マルの語りもおしまいにしてください」

ルビィ「このBGMに過剰反応する花丸ちゃん」

花丸「本の世界…」

ルビィ「まあまあ大丈夫だから!ね?」

花丸「でも、この場だから話そうかな」

ルビィ「花丸ちゃん?」

花丸「ルビィちゃん!マルのお友だちになってくれて本当にありがとう!」

花丸「ルビィちゃんに出会わなかったら、マル、言ってたように本の世界に、孤独な世界に閉じこもったままだったと思う」

花丸「胸の扉を開けてあげたいって言ってたけど、それはルビィちゃんがマルの扉を開けてくれたからなんだ!だから、恩返しのつもりだったの!」

ルビィ「花丸ちゃん…」

152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:43:47.86 ID:U+fIxX0c0

花丸「でも、ルビィちゃんはマルと一緒に扉の外に連れていってくれるって言ってくれた!一緒に、スクールアイドルをしたいって言ってくれた!」

花丸「ルビィちゃんがいてくれたから今のマルがあるんだよ!ほんとに、ほんとにありがとう、ルビィちゃん!」ニコッ

ルビィ「花丸ちゃん…えへへ」ニコッ

花丸「うふふ」

ルビィ「そういうのがポエマーみたいになっちゃう原因なんじゃないかな?」

花丸「しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ルビィ「あはは…」

花丸「ま、まさか、これがマルに身に付いた一種の中二病的なものずら…?」

ルビィ「善子ちゃんが聞いたら喜びそうだね」

花丸「い〜や〜ず〜ら〜!!」

153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:44:15.74 ID:U+fIxX0c0

ルビィ「エンディングのルビィと花丸ちゃんバージョンだね!」

花丸「あは、あはは…」

ルビィ「大丈夫?」

花丸「この企画、自分の欠点が見えてくる恐ろしいものだと、今改めて感じたずら」

ルビィ「ルビィもあるのかな?」

花丸「ルビィちゃんは大丈夫ずら!」

ルビィ「そうかな?」

154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:44:53.98 ID:U+fIxX0c0

花丸「むしろダイヤさんが悪い意味で目立ちすぎずら」

ルビィ「えぇっ!?お姉ちゃん悪目立ちなの!?」

花丸「全部って訳じゃないけど、当初のイメージとはかなり変わったのも否めないずら」

ルビィ「ぴ、ぴぎぃ…」

ルビィ「でも、花丸ちゃんの気持ちが知れて嬉しかったな!ポエムぽかったけど…」

花丸「それはやめてよ〜!」

ルビィ「大丈夫!できるかできないかじゃない!やりたいか、無意識にやっちゃうかだよ!」

花丸「台無しずらぁぁぁぁぁぁ!!!」

ルビィ「次回は善子ちゃんと…あの人です!お楽しみに!」

花丸「ずらぁぁぁぁぁぁ!!!」

155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:45:24.53 ID:U+fIxX0c0
つづく
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/26(水) 22:46:02.55 ID:U+fIxX0c0
次回はもうすぐだし。
頑張ります。
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/26(水) 23:23:39.51 ID:XgunEEGC0

次回のもう一人がだれかすごく気になる
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 07:40:13.68 ID:KhoyfhBIo
堕天降臨回楽しみや
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 22:18:14.82 ID:mG9SnYzSO
アバンのぬるぬる動く善子好き
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:00:34.25 ID:QnH+b5Ib0
第5話、堕天します。
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/29(土) 22:01:45.88 ID:QnH+b5Ib0

善子「くくく。今回もこの堕天使ヨハネの根城に迷いこんだようね?愚かなリトルデーモンたち…」

善子「へっ?ステージ上じゃないから分かりやすく話せ?」

善子「し、しょうがないわね!下等な人間風情に成り下がるのは致し方ないけど、これも地上で人間を欺く…あ、はい。すみません」ペコッ

善子「改めまして、このコメンタリー第5話を担当する津島ヨハ…善子です」

善子「…ていうか!」

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