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モバP「悩んでいる奈緒の気晴らしに付き合う」
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1 :
◆JBqI9RdT/Q
[sage saga]:2017/07/06(木) 01:48:56.68 ID:uIwpw62u0
▼前作
モバP「仁奈が旅行券を握り締めてやってきた」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1494429994/
▼関連SS
モバP「美穂の演技練習に付き合う」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428511776/
※予告したのとタイトルを変えています
飛鳥「そう...あれは二週間ほど前の、出来事だったかな...」
飛鳥「美穂さんがモバP(以下P)の助力を得て、演じる役割への理解を深めようとしていたんだ」
飛鳥「それを知ったボク、夕美さん、智絵里さんは二人を見守る事にしたんだ」
飛鳥「その道中にライラさん、奈緒さん...卯月さんが加わって」
飛鳥「一緒に行動し...その行く末で」
飛鳥「悲劇が起こったのさ...悲劇の犠牲は、奈緒さん」
飛鳥「悲劇の中身は、奈緒さんの秘匿していた禁忌が暴かれてしまったのさ....」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1499273336
2 :
◆JBqI9RdT/Q
[sage saga]:2017/07/06(木) 01:49:40.77 ID:uIwpw62u0
〜回想〜
-カラオケ-
ライラ『いやー、それにしても奈緒さんが愛読している恋愛小説』
ライラ『主役カップルがP殿と奈緒さんと名前が同じ読みだとは、面白い偶然もあるですねー』
夕美『あ、ちょっと...その話題は...』
卯月『確かその小説、奈緒ちゃん最近ずっと読んでましたね!』
卯月『良かったら、今度私に貸してくれませんか?』
智絵里『あ...あの...』
奈緒『ああ...いいぞ...』
3 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:50:34.00 ID:uIwpw62u0
卯月『やった♪ありがとうございます!』
卯月『奈緒ちゃん、何度も読み返しているみたいでしたから』
卯月『すごい面白いんだろうなって!えへへ、楽しみですっ』
飛鳥『.....う、ううん...』
奈緒『あはははっ!面白いから!期待してていいからな!』
奈緒『よーし!誰も歌わないなら、またあたしが歌うからな!』
奈緒『今日は思いっきり歌うぞー!』
卯月・ライラ『『イエーイ!』』
4 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:51:13.98 ID:uIwpw62u0
--------
----
<アリガトウゴザイマシター!!
卯月『楽しかったねー♪』
ライラ『楽しかったですよー♪奈緒ノリノリでございましたですね』
奈緒『はははっ!偶にはあたしだって...あたし...』
奈緒『あたし...何やってんだ...』ヘナヘナ...
卯月『わわっ!?奈緒ちゃんどうしたの!?大丈夫ですか!?』
ライラ『しっかりするでございますですよー!?』
夕美『あぁ..あ...』
智絵里『....(オロオロ)』
飛鳥『はぁ...どうしたものか...』
〜回想終了〜
5 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:51:59.44 ID:uIwpw62u0
飛鳥「そして今に至る...と」
智絵里「奈緒ちゃん...もう、大丈夫?」
奈緒「あははっ!もう大丈夫だって。あれくらいの事で、いつまでもくよくよしてらんないからな」
夕美「そう?ならいいんだけど...」
奈緒「夕美さんも心配してくれて、ありがとう。でも本当に大丈夫だからさっ」
奈緒「ほらっ!こんなに元気に...」
莉嘉「そうなんだー☆この小説の主役の男の子、Pくんと同じ名前なんだよ♪」
奈緒「!?」ビクっ!!
6 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:52:44.24 ID:uIwpw62u0
夕美「う...まさか...」
莉嘉「それでね?えへへっ...なんとその彼女の名前が、アタシと同じなんだー☆」
智絵里「ち、違った...あっ」
奈緒「....っ!」プルプル
莉嘉「これを読んでるとね?まるでアタシとP君が一緒に登校したり」
莉嘉「デートに行ったりしてる気分になれるから、何度も読み直してるんだよ☆」
文香「ふふっ...そうでしたか。最近その本を熱心に読んでいるので」
文香「どのような内容なのか、興味がありました。なるほど、合点がいきました」
7 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:53:34.73 ID:uIwpw62u0
文香「登場人物の名前が、自分の知った人の名前と同じだと...」
文香「重ねてしまうことは、私もあります」
莉嘉「じゃあ文香さんも、アタシと同じことがあったの?」
文香「残念ながら...私とPさんと同名の人物が」
文香「深い仲として登場する物語には、まだ出会えていませんね」
莉嘉「そっかー...じゃあ今度、カップルの名前がP君と文香さんになってる」
莉嘉「恋愛小説を見つけたら、教えてあげるね☆」
8 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:54:45.50 ID:uIwpw62u0
文香「ええ、是非。見つけたら宜しくお願いします」
莉嘉「まっかせてー☆あ、そう言えば」
莉嘉「ねーね、奈緒ちゃん!」
奈緒「な、なんだ莉嘉!?」
莉嘉「そう言えば奈緒ちゃんも、同じ本を何度も読んでたよね?」
文香「ああ、そう言えば。私も何度か見かけたことがあります」
奈緒「ん...ああ、そうだけど...それがどうか、したか?」
莉嘉「何度も読み返してた理由って...ひょっとして、アタシと同じだったりする?」
9 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:55:12.30 ID:uIwpw62u0
奈緒「ななななっ!?何言ってるんだよ!?」
奈緒「そんな訳ないじゃないかっ!?あれはただ内容が面白かったから」
奈緒「何度も読み返してただけで...うん!それ以外の理由なんてないからなっ!」
莉嘉「なんだ、違うんだー」
奈緒「そう...ん?」
10 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:55:44.33 ID:uIwpw62u0
文香「...」←何かを察した表情
文香「...!」←奈緒の視線に気づいた
文香「...(きょろきょろ)」←焦って眼が泳いでいる
文香「.......」←対応を考案中
文香「....!」←対応の考案完了
文香「...(コクコクッ)」←大丈夫ですよ、という表情で頷いている
11 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:56:16.08 ID:uIwpw62u0
奈緒「あぅ...ぐぅ...」カァー
莉嘉「にひひひっ...☆」
奈緒「ん...?」
莉嘉「そっかー、違ったんだー」
奈緒「莉嘉?なんだその棒読みは?」
莉嘉「べっつにー☆うんっ!そう言うことにしておくねっ☆」
奈緒「ちょっと!?待った!?」
12 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:56:46.80 ID:uIwpw62u0
莉嘉「じゃあアタシ、レッスンに行って来まーす☆」
奈緒「おーいっ!絶対そう思ってないだろっ!?莉嘉ーっ!?」
文香「あの...奈緒さん?」
奈緒「はぁ...はぁ...なんですか、文香さん?」
文香「大丈夫ですから...今日知ったことは、誰にも話したりはしませんから」
文香「その、気休めにしかなりませんが...安心してください」
13 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:57:58.88 ID:uIwpw62u0
奈緒「あ、あははは...はい...」
文香「では私もお仕事に...それでは、行ってきます」
夕美「....」
智絵里「....」
奈緒「...........」
奈緒「.....なんで、こうなるかなーっ!?」
14 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:59:06.44 ID:uIwpw62u0
--------
----
P「三人が一緒に相談に来るなんて、珍しいな?」
夕美「まぁ...私たちが動かないといけないというか...」
飛鳥「奈緒さんを苦しめている呪縛から解き放つためにも...キミの力を借りたいんだ」
智絵里「ですから...協力をお願いします...!」
P「奈緒か...最近浮き沈みが激しい気がしてたから、気になってたんだ」
15 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 01:59:43.97 ID:uIwpw62u0
P「だから先日も何か悩んでるのか聞いてみたんだが...はぐらかされてね」
P「どうしたものかと、考えていたところなんだ」
夕美「それじゃあ...!」
P「ああ、もちろん。協力させてもらうさ!」
智絵里「よかった...!ありがとうございます」
P「なに、礼なんていらないさ。まず聞きたいんだけど...」
P「どうして奈緒は、今みたいに不安定になってしまったんだ?」
P「三人は知っているようだから、原因を教えてくれないかい?」
16 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:00:21.14 ID:uIwpw62u0
夕美・智絵里「「え!?」」
飛鳥「....」
P「ん?どうした?ひょっとして、男の俺には言いにくい内容なの?」
夕美「えーっと...それなりに言いにくいかな...?」
P「むー、そうなのか...じゃあちひろさんや他の成人したアイドルにも協力してもらった方が...」
智絵里「ダメです!それは、ダメです!」
智絵里「(これ以上被害を広げるわけには...)」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/06(木) 02:00:46.43 ID:N6zCv5Nk0
ダブりカードを解雇移籍で金にしてちひろを[
ピーーー
]
18 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:01:06.74 ID:uIwpw62u0
P「え、えぇ...?じゃあ、どうすれば...原因は教えられないけど」
P「奈緒が抱えている問題を、解決する手段はあるってことかい?」
夕美「あの...それは...」
夕美「(どうしよう!?解決策考えてなかった!?)」
飛鳥「仕方ないな...ここはボクがすべての咎を背負おう」
智絵里「飛鳥ちゃん?」
飛鳥「これはボクが勝手に語ることさ、二人は関係ない」
飛鳥「その事実を理解したうえで、聞いてほしいんだ」
19 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:02:06.85 ID:uIwpw62u0
P「...分かった。話してくれないかい」
飛鳥「うん。奈緒さんが抱えているもの...それは...」
飛鳥「男性経験がないことさ」
P「ぶっ!?」
智絵里「あ、飛鳥ちゃん!?」
夕美「なに言ってるのッ!?」
飛鳥「ああ、すまない。簡潔に言い過ぎたよ」
20 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:02:44.42 ID:uIwpw62u0
飛鳥「男性経験...もっと言うと異性とデートしたことが無いっ、てことさ」
P「はぁ、吃驚した...そうだとして、何でそれが問題になるんだ?」
飛鳥「未知に畏怖を抱いているのさ。美穂さんと同じように」
飛鳥「まだその時が来るとは、確定はしていないというのに...ね」
夕美・智絵里「「???」」
21 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:03:24.96 ID:uIwpw62u0
P「(?...美穂が俺に演技練習に付き合って欲しいと言った理由...)」
P「(異性とデートしたことがないのに、積極的に異性にアプローチを掛ける役割を演じるから)」
P「(経験と自信をつけるために...とのことだった)」
P「(未知...そうか!いずれは奈緒にもそういう役が回ってくるかもしれない!)」
P「(それを不安に思って、今のような状態になっている...そういうことかな)」
P「了解。とどのつまり、美穂と同じように奈緒と出かければいいってことかな?」
22 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:04:08.51 ID:uIwpw62u0
夕美・智絵里「「え?」」
飛鳥「理解が早くて助かるよ。そう言う事さ」
夕美・智絵里「「ええ?」」
飛鳥「ああ、でも一つだけ。キミは悩みの内容を知らないハズなんだからさ」
飛鳥「奈緒さんを誘う時は、”気晴らし”って体でお願いできないかな?」
P「なるほど、そうだね。よし、あとは任せてくれないか?」
飛鳥「武運を祈るよ。それじゃあボクたちはこれで失礼させてもらうよ」
智絵里「よ、宜しくお願いします」
夕美「が、頑張ってねPさん!」
23 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:05:01.69 ID:uIwpw62u0
-飛鳥から改めて説明後-
夕美「なるほど...そんなことを言ってたんだ」
智絵里「Pさん、すごいなぁ...」
夕美「話した事は理解できたけど...なんで奈緒ちゃんとPさんがデートすることが」
夕美「問題の解決に結びつくの?」
飛鳥「まあ、奈緒さんの意識が変われば...解決の糸口になると思ってね」
飛鳥「Pと時を共有することで...自分の想いをより確かなものにできれば」
飛鳥「今日の莉嘉みたいに振る舞う...そこまでいかなくても」
飛鳥「恥じることはなくなるんじゃないかと、そう思ったのさ」
24 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:05:50.18 ID:uIwpw62u0
夕美「要するに、奈緒ちゃんが自分の気持ちに素直になれれば、ってことだね」
夕美「そうだね...そうなれば、今より良くなるかもね」
飛鳥「ああ...ところで二人は反対しないのかい?」
智絵里「反対って...何を?」
飛鳥「強敵がより力を増すかもしれないんだよ?アイドルとしてではなく...」
夕美「ふふふっ♪それは、飛鳥ちゃんにとっても...でしょ?」
智絵里「飛鳥ちゃんの言っていることも、分かるよ...?」
智絵里「でも、奈緒ちゃんも大切な、友達だから...」
飛鳥「将来後悔するかもしれないのにかい...ふふっ、まあそれが人間だね」
飛鳥「全く...面白いものだね」
25 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:06:25.74 ID:uIwpw62u0
-翌日-
凛「奈緒、最近調子が悪そうだけど...大丈夫?何か悩みでもあるの?」
奈緒「大丈夫だよ。悩みが...無いわけじゃないけど、二人に手を煩わせるほどの事じゃないからさ」
加蓮「そう...?私たちに相談したくなったら、いつでも相談してね」
奈緒「ありがとうなっ、加蓮」
P「おーい、奈緒−っ!」
奈緒「うっ、Pさん...」
26 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:07:08.67 ID:uIwpw62u0
P「最近調子はどうだ、奈緒?」
奈緒「前も言っただろ?調子は悪くなってなんかないって」
P「そうか...では傍から見ると、そう見受けられないぞ?」
P「だからこうして、凛や加蓮も心配してるんだし」
奈緒「うっ...」
凛「そうだよ。奈緒には悪いけど、とても普段の奈緒には見えないよ」
27 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:07:53.35 ID:uIwpw62u0
加蓮「自覚症状がないのが、一番怖いんだよ?どんな些細な事でもいいから」
加蓮「最近身の回りで起きた、普段と変わったことはなかったの?」
奈緒「そう言われても...特に変わったことは、なかったかな...」
P「じゃあ、奈緒が良ければなんだけど、今度の奈緒がオフの日に」
P「気晴らしに一緒に出かけないか?」
奈緒「いや、誘ってくれるのは嬉しいけどさ」
奈緒「Pさんはその日は仕事だろ?休みじゃないじゃんか」
28 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:08:40.57 ID:uIwpw62u0
P「ああ。だから時間作った」
奈緒「は?」
P「昨日から徹夜して、業務を巻きに巻いて」
P「その日は休みが取れる様にしたから」
奈緒「はぁああ〜〜っ!?」
P「だから大丈夫!で、どうかな?」
29 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:09:37.01 ID:uIwpw62u0
奈緒「なんだよぉ〜...そこまでしてもらったら、断れないじゃん...」
加蓮「ふふふっ♪でも満更でもないでしょ?ここまでしてもらってるんだからっ」
凛「今回はプロデューサーの顔を立ててあげようよ?奈緒?」
奈緒「う〜...二人まで...分かったよ!その誘いに乗るよっ!」
P「よし来た!」
奈緒「ふふっふ、そっちから誘ったんだから、存分に気晴らしに付き合ってもらうからな?」
P「はははっ、どんと来い」
30 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:10:13.19 ID:uIwpw62u0
P「それじゃあ俺は今から外出するから、待ち合わせの調整はあとでメールでしようか」
奈緒「ああ、分かったよ。いってらっしゃい」
加蓮・凛「「いってらっしゃ〜い」」
奈緒「(...よっしゃあ!なんか前の出来事の帳尻を合わせるように)」
奈緒「(良い事が起こった...!当日は何してもらおっかな〜♪)」
31 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:10:48.70 ID:uIwpw62u0
奈緒「へへ...ん?」
加蓮・凛「「...」」ニヤー
奈緒「な、なんだよ?」
凛「いや、嬉しそうだなって思って」
加蓮「もっとストレートに、その気持ちを伝えてあげれば」
加蓮「Pさんはもっと喜ぶと思うけどなぁ?ね、凛?」
32 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:11:37.03 ID:uIwpw62u0
凛「そうだね。当日は嬉しさを、もっと大胆に出したらどう?」
凛「そのほうが奈緒も楽しくなると思うし、プロデューサーも喜ぶと思うよ?」
奈緒「それは...そうだな、頑張ってみる」
加蓮「頑張れ、頑張れ♪」
凛「ふふっ...なんだかもう、いつもの調子が戻って来たみたいだね」
33 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/06(木) 02:12:38.90 ID:uIwpw62u0
>>1
です。
書き溜めが終了したので、投下を終わります。
お付き合いいただきまして、ありがとうございます。
それでは失礼します。
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/06(木) 07:58:27.20 ID:KmoX8SBlO
昨日の今日できたコレ期待コレ
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/06(木) 22:03:09.73 ID:qr58bqXKO
夢小説作りそう
36 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:11:43.46 ID:ilNZ1cb70
>>1
です。
書き溜めが出来たので投下いたします。
タイトルを”モバP「気落ちしている奈緒を気晴らしに誘う」”に変更したいのですが、
ここまできたので、今のタイトルのまま進めます。
もしタイトルの変更手順をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示頂ければ幸いです。
それでは投下前に修正がございます。
37 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:14:39.96 ID:ilNZ1cb70
>>21
スレごと修正
P「(?...美穂が俺に演技練習に付き合って欲しいと言った理由...)」
P「(異性とデートしたことがないのに、積極的に異性にアプローチを掛ける役割を演じるから)」
P「(経験と自信をつけるために...とのことだった)」
P「(未知...そうか!いずれは奈緒にもそういう役が回ってくるかもしれない!)」
P「(それを不安に思って、今のような状態になっている...そういうことかな)」
P「なるほど...奈緒も美穂と一緒で、そう言うのは苦手というか」
P「人一倍恥ずかしがる傾向があるからね。最近は恋愛テーマにした仕事も多いし」
P「いつかは自分にも回ってくると考えて、不安になっているのか」
38 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:16:42.45 ID:ilNZ1cb70
>>22
レスごと修正
夕美・智絵里「「え?」」
飛鳥「理解が早くて助かるよ。そう言う事さ」
夕美・智絵里「「ええ?」」
P「美穂の事をを話題に出したってことは...その時と同じ方法で解決できるって」
P「飛鳥は言いたいのかい?」
飛鳥「申し訳ないけど、それはキミの判断に任せたいんだ...ボクたちでは答えを出せなかったからさ」
P「最近は奈緒とゆっくり話す機会がなかったし、今度奈緒の休日に誘ってみるよ」
P「悩みを聞くのはもちろん、純粋にストレスを発散させてもらえたら嬉しいしね」
飛鳥「そうか..ああ、でも一つだけ。キミは悩みの内容を知らないハズなんだからさ」
飛鳥「奈緒さんを誘う時は、”気晴らし”って体で持ちかけた方がいいと思うよ?」
P「なるほど、そうだね。話してくれてありがとう。あとは任せてくれないか?」
飛鳥「武運を祈るよ。それじゃあボクたちはこれで失礼させてもらうよ」
智絵里「よ、宜しくお願いします」
夕美「が、頑張ってねPさん!」
39 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:20:04.83 ID:ilNZ1cb70
-当日・奈緒の自宅-
奈緒「うーん...別におかしくないよな?」
奈緒「変に色気を出そうとはしてないし、地味すぎるってこともない...」
奈緒「普段のあたしらしくて、うんっ!問題ない」
奈緒「後はPさんが迎えに来てくれるのを、待つだけ」
奈緒「ふふっ♪偶には気分次第で行く先を決める休日を過ごそう...か」
40 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:20:42.68 ID:ilNZ1cb70
奈緒「普段はスケジュールで管理された生活だもんなぁ。何をしようかな〜♪...ん?はい」
奈緒「うん、分かった!すぐに行くよ」
奈緒「ふっふふ〜♪行先はPさんの車の中で決めるか。とりあえず行かないと♪」
奈緒「おはようPさん、お待たせっ!」
P「おはよう奈緒。暑いし外で立ち話もなんだから、車に乗ろう」
41 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:21:30.55 ID:ilNZ1cb70
奈緒「うん...へへっ、なんか緊張するな」
P「はははっ、どうしたんだ?何度か乗ったことがあるだろ?」
奈緒「そうだけどさ...Pさんの車に乗るのって、大体何か問題があった時で」
奈緒「こうしてプライベートで乗るのは初めてだろ?だからさ...何となく慣れなくて」
P「それもそうか。まあそんな硬くならないで、リラックスして」
P「落ち着くのに飲み物でもどうだい?ほらっ、色々あるよ。どれがいい?」
42 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:22:06.11 ID:ilNZ1cb70
奈緒「ありがとうPさん。緑茶に紅茶...炭酸」
奈緒「うーん...Pさんは何を飲む?」
P「俺か?そうだね。運転するから、とりあえずコーヒーを飲もうかな」
奈緒「じゃあ、あたしも同じのにするよっ」
P「俺と同じもの?それでいいのかい?」
奈緒「それでいいんだ。今日最初の出来事だからさ」
奈緒「一緒のものを飲んで、足並みを揃える?なんかそんな気分になったから」
43 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:24:11.93 ID:ilNZ1cb70
P「はははっ、そうか。はいどうぞ」
奈緒「ありがとう。いただき...」
P「あ、ちょっと待って奈緒」
奈緒「ん?なんだPさん?」
P「ついでにさ、今日を楽しく過ごせることを願って」
奈緒「?....あぁ!ははっ♪願って...」
P・奈緒「「乾杯っ!」」
コッ...!
P「意外といい音が出たな。それで最初は何をする?」
奈緒「そうだな...じゃあ」
44 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:25:13.90 ID:ilNZ1cb70
-秋葉原-
奈緒「へへっ、ラッキー♪予約できなくて買えなかった、アニメのBlu-ray限定盤が手に入って♪」
P「早速掘り出し物を見つかって良かったな。次はどこへ行く?」
奈緒「う〜ん...正直これが買えたから、秋葉原はもういいかなって気がするんだよな」
奈緒「次は...あ、あれは」
P「ん、どうした?ああ、うちの事務所の特設コーナーがあるね」
奈緒「ちょっと見に行ってみようよ、Pさん」
P「そうだね、行こうか」
45 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:26:21.94 ID:ilNZ1cb70
奈緒「みんなのCDとグッズが、これでもかってくらいあるな」
奈緒「あたし達が今まで頑張って形にしたものを集めると、こんな感じになるんだ」
P「いやいや、こんなものじゃないぞ?」
奈緒「え?」
P「みんなが形にしたものを集めたら、こんな感じじゃすまないぞって、言ったのさ」
P「なんせ俺の自宅には、よほどのものでもない限り」
P「今まで販売品、非売品を問わず...あらゆるCD、グッズが保管されているからね」
46 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:26:51.02 ID:ilNZ1cb70
奈緒「マジでっ!?」
P「マジで。だからわかるんだよ」
P「実際はどんなものか。奈緒にも見せてあげたいけど」
P「流石にアイドルを家にあげるわけには、いかないからね」
奈緒「...」
P「今度どんなものか、写真に撮って...ん?どうした?」
47 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:27:39.03 ID:ilNZ1cb70
奈緒「え!?なんでもないよ!逆にPさんが持ってないものって、何があるんだ?」
P「そうだな...例えば番組プレゼントのサイン色紙とか、等身大パネルとかは無いね」
P「パネルは事務所の倉庫には、あると思うけど」
奈緒「へぇ〜。じゃあさ、この高価買取になってるやつも持ってるのか?」
P「どれどれ...ああ、全部あるね」
奈緒「全部かー...って、割といい金額だしてるよな」
48 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:28:31.65 ID:ilNZ1cb70
P「確かに。でも手放す気は全然ないけどね」
P「みんなと一緒に頑張った時の、大切な思い出が詰まった品だからね」
奈緒「えへへー、そう言ってくれるって、思った♪」
奈緒「思い出は、買う事なんてできないもんなっ」
P「ああ、そうだね。あと、思い出は心に刻まれたものだとしても」
P「形にして残せるのなら、それに越したことはないと思うんだ」
49 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:29:35.25 ID:ilNZ1cb70
奈緒「あたしもそう思う。せっかく形にできたんだから...できる限り残したいもんなっ」
奈緒「それに思い出の品を眺めながらだと、思い出をより鮮明に思い起こせるし」
P「うん、俺も同意見。しかし、やけに実感がこもった言い方だね」
奈緒「ふふっ、そりゃこもってるさ。結構思い出の品を眺めていることがあるから」
奈緒「さて、ここで問題ですっ!あたしが良く眺めている、思い出の品とはなんでしょう?」
奈緒「ヒントは、Pさんがあたしに初めてくれたプレゼントですっ!」
50 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:30:08.92 ID:ilNZ1cb70
P「はははっ、それじゃあ答えを言っているじゃないか」
P「初めてくれたプレゼント...初めての仕事が終わった時に記念にプレゼントした、アクセサリ!」
奈緒「へへっ、残念。不正解です!」
P「あれっ!?」
P「え?じゃあ、最初のライブの時の...でも初めてではないし...」
P「うーん...降参だ!答えを教えてくれないかい?」
51 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:31:31.96 ID:ilNZ1cb70
奈緒「正解は...Pさんがあたしをスカウトした時にくれた名刺、だよ!」
P「名刺?」
奈緒「Pさんにとって、名刺はプレゼントじゃないだろうけど」
奈緒「あたしにとっては一番最初にもらった、大切なプレゼントだよ」
奈緒「なんせあたしがアイドルになるきっかけ、なんだからさっ」
P「そうか、最初の名刺が....はははっ、嬉しい事を聞けたよ!」
P「ちなみに聞きたいんだけど、どんな時に眺めているのかい?」
52 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:32:16.24 ID:ilNZ1cb70
奈緒「そうだなー...初心に帰ろうって、思った時や」
奈緒「仕事で失敗して、自信を取り戻したいたい時とかかな」
奈緒「名刺を眺めていると、Pさんにスカウトされた時のことを思い出してさ」
奈緒「アイドルになろうって、決めた時の気持ちをまた思い起こしたり」
奈緒「あたしはPさんにスカウトされたんだって、思い返して」
奈緒「自信を取り戻したり...ん?なんだよっ、そんなにニヤニヤして?」
53 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:33:32.02 ID:ilNZ1cb70
P「ニヤニヤ...嬉しくなるさ。そう言ってもらったんだから」
ナデナデ...
奈緒「こ、こら〜っ!こんな所で頭をなでるなっ!」
奈緒「今偶々周りに人がいないからって、ここも公共の場なんだからな!」
P「ははは、ごめん」
奈緒「全く...そろそろ移動しよう?」
P「そんだね。少しぶらぶらしながら、次に行く場所を決めようか」
奈緒「うん、そうしよう」
54 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:34:16.50 ID:ilNZ1cb70
------
---
奈緒「いやー、なんだかんだで、結構買い物しちゃうもんだな」
P「満喫できたようで何よりだよ」
P「今日は車で来て良かっただろ?」
奈緒「こうして荷物を積めるから、次の事を考えて買い物を控えたりしなくていいもんなっ」
奈緒「車を出してくれてありがとう、Pさん」
55 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:35:20.96 ID:ilNZ1cb70
P「どういたしまして。まあ、今日をより楽しく過ごせるようにできるなら」
P「これくらいのこと、なんともないよ」
P「それより、ゲームセンターは残念だったね」
奈緒「仕方ないよ。Pさんと格ゲーで対戦したかったけど」
奈緒「人がいっぱいで、大分待たなきゃいけなそうだったからな」
56 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:36:06.45 ID:ilNZ1cb70
奈緒「それだったら他を回って、有意義に時間を使いたいし」
P「あ、そう言えば以前比奈におススメのゲームセンターを教えてもらったんだよ」
P「そこは対戦格闘ゲームは充実しているけど、あまり混んでいないらしいんだ」
奈緒「へぇー、じゃあそこに行ってみようよ」
P「行ってみようか」
57 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:36:40.66 ID:ilNZ1cb70
-比奈のおススメのゲームセンター-
奈緒「確かに格ゲーが充実していて、適度に賑わってるなっ!」
奈緒「Pさん、どれで対戦する?」
P「それは奈緒が決めていいよ」
奈緒「そうか...じゃあこれにしないか?」
P「これか。これも中々息の長いゲームだよな」
58 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:38:49.14 ID:ilNZ1cb70
奈緒「らしいね。あたしは割と最近のシリーズしかプレイしてないから」
奈緒「世界観はともかく、人間関係を把握するのにはちょっと苦労したな」
P「結構複雑だもんな。奈緒は誰を使うんだ?」
奈緒「あたしはラム。Pさんは誰を使うんだ?」
P「ソルを使うよ」
奈緒「そうだ!勝負を盛り上げるのに、何か賭けないか?」
P「いいぞ。何を掛ける?」
59 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:39:36.36 ID:ilNZ1cb70
P「いいぞ。何を掛ける?」
奈緒「そうだなー...相手の言うことを一つ聞くってのは、どうだ?」
P「何でも?」
奈緒「もちろん節度を保ってだ!わかってて言ってるだろっ?」
P「はははっ、弁えてるよ。でもいいのか?」
P「これ、俺は割と強いぞ?」
奈緒「どうかな?あたしだって、結構自信があるぞ?」
60 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:40:10.48 ID:ilNZ1cb70
P「では合意とみて....いざ!」
奈緒「勝負だっ!!」
奈緒「ああっ!?まずい、まずい、まずいっ!?」
P「よしっ!勝った!」
奈緒「くっそー...負けた。Pさん本当に強いな」
P「学生時代からシリーズをプレイしているからな」
P「最新作はそんなにプレイできてないけど、そこは年季でカバー」
奈緒「その差かー」
61 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:40:43.78 ID:ilNZ1cb70
P「それより奈緒?何を賭けていたか、覚えているかな?」
奈緒「うっ...ちゃんと、覚えているぞ...」
P「そうか、そうかー...さてと...」
P「何をさせてもらおうかなー?」ワキワキワキワキ
奈緒「おい!愛海みたいに手を動かすのやめろっ!」
奈緒「そんなつもりがないのは分かってるけど、妙に不安になるからっ!」
62 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:41:38.93 ID:ilNZ1cb70
奈緒「うぅ〜...できればお手柔らかに...」
P「ははっ、じゃあさ...二人でこのゲームセンターの設備をつかって」
P「プリクラを撮らないか?」
奈緒「プリクラ?なんだー、そんなことでいいのか」
奈緒「それなら別に賭けのお願いにしなくても、普通に...ん?」
63 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:42:05.91 ID:ilNZ1cb70
奈緒「Pさん、なんでいい笑顔で指を差しているんだ?」
奈緒「一体何を指さして...なっ!?」
「コスプレしてプリクラできます!衣装充実っ♪」
奈緒「な...なっ...まさか...!?」
P「せっかくだから、このお店のサービスを活用しよう!」
64 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:42:56.82 ID:ilNZ1cb70
-試着室-
P「俺は着替えたぞ、奈緒〜」
奈緒「それは...何のコスプレだ?制服みたいだけど」
P「これ?海軍将校のコスプレ。まあもっと正確に言うと」
P「艦これの提督のコスプレ」
奈緒「ああ、なるほど!なんか見たことあると思った」
65 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:43:34.18 ID:ilNZ1cb70
奈緒「待てよ?Pさん、ひょっとしてあたしに...」
P「奈緒には艦娘のコスプレ、してほしいなー」
奈緒「ちょっ、ちょっと待った!あ〜〜...くぅ〜〜」
奈緒「分かったよ!但しっ!何を着るかはあたしに決めさせてくれよなっ!」
P「ああ。それはもちろん」
奈緒「ぐぅ〜〜...じゃあこれにする」
66 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:44:08.04 ID:ilNZ1cb70
P「何型のコスプレをしてくれるんだ?」
奈緒「見るなっ!着る前に何か言われると」
奈緒「恥ずかしくなって、着れなくなるからっ!」
P「わかったよ。何をコスプレするのか、楽しみにしてるよ」
奈緒「くそ〜〜、こんな時までいじり倒して...」
67 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:44:47.78 ID:ilNZ1cb70
-試着ボックス内-
奈緒「...」
奈緒「(ふっふっふっ...なーんてなっ)」
奈緒「(いつまでも出会った頃のあたしだと思うなよ?)」
奈緒「(これまで色々な衣装を着て、度胸はついてるんだっ)」
奈緒「(メイド、魔法少女、露出の大きいドレス...色々着たなー)」
奈緒「(Pさんは、あたしが恥ずかしがりながら出てくるのを期待してるんだろけど)」
68 :
◆JBqI9RdT/Q
[saga]:2017/07/11(火) 01:45:33.49 ID:ilNZ1cb70
奈緒「(だから今回は、逆にPさんを驚かせてやるっ!)」
奈緒「(Pさんの予想に反して、ノリノリでコスプレをして)」
奈緒「(この艦娘の決め台詞を言えば...ふっふっふ♪)」
奈緒「(Pさんの驚く顔が、眼に浮かぶぞ〜っ♪)」
奈緒「(よしっ!準備OKっ!)」
奈緒「Pさん、着替えたぞ」
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