【クウガ×デレマス】一条薫「灰被」

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380 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:22:21.85 ID:eRGHfrTr0
これは陽動。
未確認生命体、グロンギは、ゲゲル以外でリントを、人間を殺さない。
ルールを重んじるバルバなら尚更だ。
だが、殺しはせずとも、痛め付けることはする。

バルバの茨の蔓が、卯月ちゃんを傷つける?
ふざけるな!

踵を返し、卯月ちゃんの元へ稲妻のように駆け寄る。
そして、彼女に襲いかかる触手を爪で切り落とした。
381 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:22:51.15 ID:eRGHfrTr0
「志希ちゃん!」

だが、卯月ちゃんを優先したために、アタシ自身の防御が甘くなった。
結果、アタシはバルバの触手に捕まった。
382 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:23:25.15 ID:eRGHfrTr0
「だが、リントのお前を殺すことなど容易い」

バルバが妖しく笑った。
バルバの触手が、身体を締め付ける。
熊谷がどうなったのかはアタシも知っている。
383 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:24:05.98 ID:eRGHfrTr0
「おりゃあ!」

遅れて駆けつけてきた未熟なクウガがバルバの触手を外そうともがくが、未熟な白い力では馬力が足りない。
刑事が神経断裂弾の爆裂で触手をふっ飛ばして切るが、追加される触手の量の方が多い。
384 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:24:56.46 ID:eRGHfrTr0
「はぁぁ!」

逃れることは出来そうにない。
だが、アタシはやられない。
対神経断裂弾用の超硬化形態。
未確認生命体の力といえども、局部を圧縮して千切ることも、手や足を引っ張って引き千切ることも出来ない、速さと引き換えに手に入れる最硬の防御形態。
385 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:26:11.10 ID:eRGHfrTr0
これなら……

「……やはり惜しい、能力だけならば、金の赤いクウガだろうと難なく殺せるだろうに……」
「誉めてくれてありがと、でも全然嬉しくないよ。
で?どうするの?」
「……まだ未熟であったことも悔やまれる」

バルバの触手が、アタシの腹部に集中した。

「ぐあっ!?」

タイムリミットを設定出来ない、つまりそれは、霊石が完全に馴染んでいないということ。
超硬化形態、その弱点は……完全に定着していない腹部。
腹部の霊石のみが他よりも硬度が低く、結合が甘い。

「……残念だ。
ガジョグバサ、シキ」

ブチッ、そんな、何かが千切れる音がした。
386 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:26:53.61 ID:eRGHfrTr0
腹部を見れば、そこにあったはずのベルトが触手に剥ぎ取られていた。

「あ……キャァァァアア!!!」

一瞬遅れて飛来する凄まじい痛みに脳細胞が焼き切れる。

「志希ちゃん!」

触手はもう絡んで来ない。
絡む必要が無い。
グロンギとなった時から、アタシの核はあの腹部のベルトだった。
それを失った瞬間に、全身余すところ無く通っている神経全てが痛みを訴える。
筆舌に尽くし難い激痛が身体の隅から隅まで縦横無尽に走り回る。
387 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:27:41.26 ID:eRGHfrTr0
「待て!B1号!」
「……シキは、私が知る中で最もグロンギに近いリントだった。
そのシキがダメだったのだから、今のリントにはグロンギになる資格は無い。
次のゲゲルが行われる日まで、私は暫く休むとしよう」

涙で歪む視界の中で、薔薇の花弁を残してバルバは消えた……アタシの霊石と共に。
助かる方法なんて無い。
あったとしても激痛の中で考えることなんて出来ない。
388 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:28:20.31 ID:eRGHfrTr0

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!
389 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:29:10.37 ID:eRGHfrTr0
「志希ちゃん!しっかりして!」

ふわりと香る優しい匂い。
気休め程に和らぐ痛み。
アタシは、卯月ちゃんに抱かれているらしい。
390 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:29:40.74 ID:eRGHfrTr0
「志希ちゃん!……志希ちゃん!お願い……死なないで……」

あぁ、無茶を言わないでよ卯月ちゃん。

「う、づき……ちゃん……」
「志希ちゃん!!志希ちゃん!!」

脳内分泌物質によって、若干痛みが和らぐ。
だけど、それも一時のこと。
もうアタシの身体は、死に向かってつき進んでいる。
391 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:30:12.80 ID:eRGHfrTr0

「きょう……えらんだの……りゆう……あるの」
「はい……何ですか理由って……」
392 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:30:48.06 ID:eRGHfrTr0


卯月ちゃん、泣かないで……悲しみの匂いは嫌だよ。

393 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:31:14.75 ID:eRGHfrTr0

「たんじょうび……おめでとう」
「……ありがとうございます……志希ちゃん……」
394 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:32:18.51 ID:eRGHfrTr0


泣かないで……お願い……

395 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:32:49.06 ID:eRGHfrTr0
「卯月ちゃん……笑って?」
「はい……祝ってくれて、ありがとうございます。
私……とっても嬉しいです」

うん……その笑顔。
やっぱりアタシ、卯月ちゃんの笑顔、大好きだよ。
396 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:33:26.31 ID:eRGHfrTr0
大分意識が遠退いた時、近くの木の枝に僅かに残っていた花がアタシの身体に舞い降りた。
あぁ……そうか。
その花は、一般的に無臭と言われているが、本当は違う。
微かに、その芳香を発している。
平凡だ、何の特技もないと広く言われているが、彼女のことを知れば知るほど、彼女に近づく程彼女の素晴らしい部分が判って行く。
そうか……卯月ちゃんの良い匂いは……桜と同じ匂いだったんだね……
397 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:33:58.22 ID:eRGHfrTr0



「にゃはっ♪」


398 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:34:30.18 ID:eRGHfrTr0


彼女の笑顔に答えるように、アタシも精一杯の笑顔を作って……眠りについた。

399 : ◆ZfqRKaJB86 [sage]:2017/07/04(火) 23:38:41.06 ID:eRGHfrTr0
これで八章も終了になります。
演出の都合で小出しになり、何度か連投規制をくらいましたが無事に終わることが出来ました。
残るは終章、エピローグのみになります。
みなさんあともう少しだけ付き合ってください。
400 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:39:18.86 ID:eRGHfrTr0
終章「帰還」
401 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:39:51.36 ID:eRGHfrTr0
関東医大病院の一室、そこで彼女は眠りについていた。

「……笑顔で、眠っているな」
「あぁ、全く……あんな大事件を起こしといて、呑気なもんだな」

一ノ瀬志希は、笑顔で延々と眠り続けていた。
402 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:40:56.31 ID:eRGHfrTr0
だが、死んでいるのかと問われれば、言葉に詰まる。

「で、一条、何がどうなってこうなったのか、詳しく聞かせてもらえるか?」
「……あの時、一ノ瀬くんの肉体は死に始めていた。
その時、夏目くんの一か八かの思いつきでな、一ノ瀬くんの身体にクウガの蹴りを入れた。
第50号の時のことが起これば、あるいは、とな」
「なるほどな……で、結果がコレか」
「椿、一ノ瀬くんは……どうなったんだ?」
「志希ちゃんは、やられる直前に硬化形態になっていたらしいな」
「あぁ」
「そして、クウガの蹴りの何らかのエネルギーにより、死にゆく神経が休眠状態に入ったんだが、その神経から身体を硬化するという命令が発せられ続けていたのか、クマムシなんかの乾眠に近い状態になったらしい」
「乾眠というと……大抵の環境では死ななくなるという、アレか?」
「そうだ、まあ、志希ちゃんのは強力で、どうやれば傷つけられるのかわからん。
そして、今彼女が死んでいるのか生きているのか、この状態は解除されるのかどうか、俺にはさっぱりわからん。
わかっているのは、この身体は誰にも傷つけられることなく、老化も腐敗も何もしないってことだけだ。
眠り病患者も目覚めたが、それが一ノ瀬志希本人の意思なのか、一ノ瀬志希がこうなったために自然に目覚めたのかもわからんから、何の証拠にもならん」
「……治せるか?」
「今はもちろん無理だ。
だが……努力はしてみるさ。
卯月ちゃんの希望だしな」
「頼む……」
403 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:41:45.46 ID:eRGHfrTr0
俺は、卯月くんを信じた。
その結果、犠牲は最小限に抑えられた……一ノ瀬くんたった一人に。
これは快挙と言っていい、しかも、暴力ではなく、心でこの事件を解決したのだ。
だが……卯月くんとしては手痛い結果となっているのだろう。
…………卯月くん、落ち込むな、悲しむな。
見てくれ、一ノ瀬くんのこの笑顔を……どれほど彼女が安らかに眠ったのかがわかるだろう。
だから、悲しまないでくれ。
君の笑顔が曇ったら、一ノ瀬くんが泣いてしまうから。
……笑顔……か。
404 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:42:25.28 ID:eRGHfrTr0
「五代……」
「またそれか?一条」
「あ……あぁ、すまん」
「もう言わなくても良いだろ」
「あぁ……は?」
「ん?どうした?その反応」
「もう言わなくても良い……とは?」
「は?……な!?まさかお前!まだ会ってなかったのか!?」
「会ってないって……まさか!」
「ちょっと前にここに来て……おい!一条!」

まさか!
帰って来たのか!?
あいつが!……五代が!
405 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:43:28.25 ID:eRGHfrTr0
青空になる

https://www.youtube.com/watch?v=uqLrfxJTi4o
406 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:45:18.33 ID:eRGHfrTr0
城南大学、そこには、今回の事件にはあまり関われなかったが、17年前に古代文字の解読をし、雄介にクウガの力の説明をし、第零号の秘密を解き明かすことに尽力していた沢渡桜子がいる。

「五代は!?」
「一条さん!?……い、いきなりですね」
「沢渡さん、五代は……」
「五代くんは、ポレポレに……」
「ありがとうございます!」
「あっ!ちょっ!?……全く……一条さんも五代くんに似て来ちゃったのかな?……」

桜子が視線を移した壁には、どこの民族の物かもわからない仮面が沢山飾られていた。

「……また窓、開けとかないとな」

その壁には、桜子本人と『彼』にしかわからないが、新しい仮面が一枚、飾られている。
407 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:46:14.48 ID:eRGHfrTr0
「五代!」
「わっ!?」
「刑事さん!」
「一条さん!?」

オリエンタルな味と香りのポレポレには、おやっさん、四方みのり、四方雄ノ介の他に、夏目実加、片桐早苗、龍崎薫がいた。

「どしたの?ハンサムさん」
「五代が帰って来たって……」
「あ、すいません、ほとんど入れ違いで、お兄ちゃんは卯月ちゃんと出て行っちゃいました」
「そうか!ありがとう!」
「あっ!?刑事さん!……行っちゃった……」
「あはは……ゴメンね、一条さんのとっても大事なお友達が久し振りに帰って来たからはしゃいじゃってるの」
「そっかぁ……一日しょちょーのお話、どうなったのかなぁ?」
「あ!それなら大丈夫、一条さんが真剣に上に頼み込んで、OK貰ってたよ」
「ホント!やったぁ!」
「あらら、薫ちゃん、いつの間にか警察大好きになっちゃったわね」
「うん!かおるね!おっきくなったら刑事さんみたいなカッコいいけーさつになるの!」
「あらま……恋のライバル登場ね、実加ちゃん」
「なっ!?早苗さん!」
「フフフ……大人気ですね、一条さん」
「……おやっさんたちも負けてないぞ〜!
キラーン!」
「きら〜ん!」
「「「………………」」」

おやっさんと雄ノ介の二昔前くらいのポーズ決めを、女性陣は呆れたような笑顔で見た。

「…………おやっさんの趣味が、雄ノ介に移っちゃったら大変だなぁ」

みのりが呆れたように言った。
408 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:46:50.84 ID:eRGHfrTr0





五代!……五代!五代!!




409 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:48:09.76 ID:eRGHfrTr0
「僕は、僕は…青空になる」

とある公園に彼らはいた。
そこは、彼らの出会いの場所。
そこで、彼は旅の荷物を枕にして草原に寝転がっていた。
その側では、島村卯月が歌を一曲歌い終えたところだった。
410 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:48:35.46 ID:eRGHfrTr0
「ん、ん〜……良い歌だったよ、卯月ちゃん」
「はい!クウガさん!」
「俺はもうクウガじゃなくって……って、そういや名刺渡してなかったね。
俺は……」
411 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:49:07.41 ID:eRGHfrTr0





「五代!!」




412 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:49:36.95 ID:eRGHfrTr0
彼が一条を認識する。
だが、何も言わない。
ただゆっくりとお互いに近づいて行くだけ。
不意に一条の目頭が熱くなる……だが、涙は流さない。
彼に見せる表情はやはり、彼の好きな……2000ある、いや、おそらく今はそれ以上ある彼の技の中で、彼が最も得意とする、彼の一番初めの技。
413 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:50:07.82 ID:eRGHfrTr0



笑顔


414 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:50:42.11 ID:eRGHfrTr0

そして、台詞も決まっている。
415 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:51:09.90 ID:eRGHfrTr0



「……遅いぞ、五代」


416 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:51:38.66 ID:eRGHfrTr0
どれだけ我慢しても、一条の言葉は涙で少し濡れてしまった。
それを聞いた雄介は、右手の握りこぶしの親指を立て、前に出す。
417 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:52:06.66 ID:eRGHfrTr0

サムズアップ。

それは、古代ローマで、満足出来る、納得出来る行動をした者のみに与えられる仕草。
それは、今までの一条の努力を称えているように思えた。
418 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:52:37.05 ID:eRGHfrTr0



「すいません!一条さん!」


419 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:53:07.16 ID:eRGHfrTr0



昔と変わらぬ笑顔が、そこにあった。


420 : ◆ZfqRKaJB86 [saga]:2017/07/04(火) 23:53:59.12 ID:eRGHfrTr0
一条薫「灰被」  終
421 : ◆ZfqRKaJB86 [sage]:2017/07/04(火) 23:56:42.98 ID:eRGHfrTr0
蛇足的なとても短い終章も終わりました。

ここまでお付き合いしてくださり、本当にありがとうございます!

それと、少しだけ、この作品を書き、ここに投稿するまでの経緯について語らせてください。
422 : ◆ZfqRKaJB86 [sage]:2017/07/05(水) 00:16:51.66 ID:y6FUlUOd0
友達に進められ、デレマスのゲーム、デレステを始めることから私のプロデューサー生活が始まりました。
そして今年の一月、課金した時のお金の残りで、電子書籍の仮面ライダークウガを買えることを思いつき、書店でクウガの小説を発見できず、インターネットの使い方にも疎くクウガの小説を手に入れられなかった私はクウガの小説を電子書籍で購入し、一晩で全て読み、あまりの素晴らしさに感動しました。
そして、元々友達間で作成したSSを送りあっていた私は早速このSSの執筆を開始し、4月24日に完成させ友達に送りました。
しかし、友達からはあまり芳しい感想、返答は貰えず、また、自分で読み返して、これをこのまま数人しか知らない、知りえない状況にしておくのは惜しいなぁと思い、この場に投稿することを思いつきました。
ですが、リアルが忙しく、ようやく今になって投稿することになってしまいました。
そのため、時期外れになってしまって申し訳ありません。

クウガ、デレマスの内片方しかご存じではなかった方がその二つに興味を持っていただけたら嬉しいです。
拙い作品でございますが、このSSを読んで誰か一人でも『笑顔』になってくださったら幸いです。
423 : ◆ZfqRKaJB86 [sage]:2017/07/05(水) 00:18:41.29 ID:y6FUlUOd0
では、html化依頼というものをしてきます
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/05(水) 01:44:19.08 ID:32ZFA/RlO
乙彼
思い切って投稿してくれて有難う
面白かったよ
投稿すると仲間内と違って酷評も多いかもしれんが評価してくれる人も多いはずだ
また何か書いたら読ませてくれ
ヅギン ゲゲルグ ガゴグ(次のゲームで会おう)
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/05(水) 08:05:25.01 ID:cSH48nxA0
おつおつ、完結してないのに途中でしきにゃんが怪しいとか犯人当てみたいなコメントしてすまぬこれただのマナー違反だった
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/05(水) 08:06:54.06 ID:O8KKkK/xO
最高だった。
本当にありがとう
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/07(金) 11:45:19.45 ID:CxYHi4DJO
いやぁ、すごく…よかった……
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/27(木) 22:44:02.89 ID:cPiFB3ci0
ところで、蝶野が死んでたけどこのSS独自の設定って解釈でいいのかなぁ?

そういえばクウガ小説に蝶野いなかったよね
429 : ◆ZfqRKaJB86 [sage saga]:2017/09/29(金) 00:35:51.19 ID:IbGQhrfc0
作者です
久しぶりに確認しに来たら質問をされている方がいたので返答をば。
蝶野が死んでいたのはこのSSのみの設定でございます。
クウガ本編にて、蝶野さんが絵を届けるのにあんなに必死になっていたのは、蝶野さんの病気が本当に重い物だから、少しでも生きていた証を残そうとしていたからなのではないか?というのが私の解釈でして。
なら、十数年も後の世界では流石にお亡くなりになられているのではないかという自己判断です。
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