【ガルパン】万肛臭

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/29(木) 23:58:17.08 ID:D2Vgg6t8O
◆『理事長肛門殿』



─理事長の執務室─



< ぼぶぅーっ



理事長「んおぉっ……!」

蝶野「あら……」



理事長(──あちゃぁ! またやってしまった……)



路地長「……ごめんね? 蝶野君……」

蝶野「いえ、お気になさらず」


理事長(……ほ、怒ってはいないようだね……)


理事長「いやぁ……秘書の子が席を外していてよかったよ……彼女はすごく怒るから」

蝶野「まぁ……理事長は普段、そんなにもおならを?」

理事長「うん、恥ずかしい話なんだけど……年のせいなのかなァ、でちゃうんだよねぇ」

蝶野「それはそれは」

理事長「こないだなんか、旅行先の温泉で──……あ、っと……」

蝶野「?」


理事長(……いかんいかん、蝶野君は年頃のお嬢さんなんだ。いかな彼女の性格が男勝りとは言え……こういう話題は、あんまり続けてると、セクハラになっちゃうのかもしれないなぁ……。うん、気をつけなきゃあなぁ。最近はこういうのにうるさいから……)


理事長「──あぁ、いや、品の無い話ばかりで申し訳が無い。打ち合わせの続きをしようか」

蝶野「はぁ、私は別に構いませんが」

理事長「え?」

蝶野「?」

理事長「あ、いや……」

蝶野「??」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498748297
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/29(木) 23:59:08.97 ID:D2Vgg6t8O
理事長(……えっと……今の、『私は別に構わない』って、どちらの意味なのかなァ……。「おならの話をしても構わない」ということだろうか……それとも言葉通りの意味で「打ち合わせの続きをしても構わない」……?)

理事長(しかし、後者だとしたら、それって……『おならの話を聞いてみたい気持ちもある』というニュアンスが含まれることになるんじゃあないのかい……? 私としてもこの話しは鉄板爆笑ネタだし、蝶野君には是非、披露をしたいところではあるが……)

理事長(──けれど、勘違いだとしたら……)

理事長(……。)


蝶野「理事長? どうかしましたか?」


理事長(……うむ、そうだなぁ、『君子、危うきに近寄らず』、という言葉もあるじゃあないか。)

理事長(避け得るリスクは、避けるに越したことは無い。もし勘違いだとしたら、蝶野君に悪いよ)


理事長「──あぁ、いや、なんでもない。さて、どこまで話していたかな」

蝶野「はい。では、こちらの資料をご覧くださ──……あ……」

理事長「ん?」


蝶野「……ん……。」もじ……


理事長「蝶野君?」


理事長(……どうしたんだろう。蝶野君、ソファーに座ったまま、股を開き気味に背筋を伸ばして──なんだかまるで、川中島の本陣に座す、武田信玄のような──)


蝶野「──フンッ!」

理事長「え──」



< ばぶりっ!!



理事長(なっ……!?)

理事長「ちょ、ちょうの、君……?」


(──蝶野君が、爆弾のような屁を──!?)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/29(木) 23:59:50.24 ID:D2Vgg6t8O
蝶野「……ふぅ……」


理事長(ふぅっ、て……そんな朗らかに……)


蝶野「……あっはっはっ!」

理事長「えっ」

蝶野「失礼、あくびと一緒ですね。おならも伝染するようです。急に──したくなっちゃいました」

理事長「そ、そうなんだ」

蝶野「はぁ、すっきりした……ふぅ、これで、貸し借り無しですよ。……んふっ☆」

理事長「あ、ああ……うん、まぁそうだね」


理事長(得意げなウィンクだなぁ)

理事長(……。)


 ……もわん……


理事長(ん、む……臭いな……これが蝶野君の──)

理事長(……。)

理事長(……ははは……)
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/30(金) 00:00:22.59 ID:WQID4wU9O
理事長「ねぇ、蝶野君」

蝶野「はい?」

理事長「君は──なんだ、今、彼氏とか、いるのかい?」

蝶野「……。」

蝶野「いませんが──それが何か? いなきゃおかしいですか?」

理事長「!? 睨まないでほしいなぁ、怖いよ」

蝶野「そういう不用意な質問はセクハラにあたるんですよ──ご存知ありませんか、理事長は」

理事長「!? いやいやいや、もちろん理解しているよ。ただ、僕が言いたいのはそうことではなくて──」

理事用(意外だなぁ、蝶野君も、やはり気にするところは気にしているんだな)

蝶野「じゃあ何ですか」

理事長「ただ単に……君はきっと、良いお母さんになるだろうなぁって……」

蝶野「……えっ」


理事長(あ、もしかして、こういうのも、セクハラになっちゃうのかなぁ……)


蝶野「……、……そ、そう、でしょうか?」


理事長(……お?)

理事長「うん、まぁ……年寄りのたわ言だと思って聞き流してくれると嬉しいけど」


蝶野「……。」


理事長(なんだ蝶野君、やけにしおらしいじゃないか)


蝶野「……えと、まぁ、はい……あり、がとうございます……。」

蝶野「……。」モジモジ


理事長(……。)


蝶野「……。」モジモジ


理事長(……ははぁ……。)

理事長(なるほどなるほど、蝶野君も──なんだ、意外と可愛いところがあるんじゃあないか)


蝶野「…………。」モジモジ


理事長(はっはっは……今度西住さんと相談して──うちの若い奴を紹介してあげようかな?)


蝶野「…………。」モジモジモジモジモジ……





〜理事長肛門殿〜

5 :1 [sage]:2017/06/30(金) 00:05:16.39 ID:WQID4wU9O
一月近い時間をかけてそれなりに色々考えて書いたSSと、
その日のノリと勢いと性欲で書いているようなSSを、
さも同系の作品であるかのように投稿するというのは、
読んでくれる人へのある種裏切り行為であると、今更ながらに痛感いたしました。

といわけで、短編肛門系SSは全部このスレにまとめて投稿致します。

ということで、このスレは短編のヤオイ系肛門SSばかりになります。

以前にぶっちした梓みほやしほエリやダーペコも、こちらに統合致します。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/30(金) 00:36:47.34 ID:47B1Rub9o
こんな酷い万葉集が有ってたまるか乙
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/30(金) 21:38:30.05 ID:WQID4wU9O
◆肛門ヒポポタマス



〜シェアハウス2F / おりょうの部屋〜



おりょう「……はぁっ、……あぁー、……っ、ああぁっ……はぁぁっ……」


おりょう(っ……頭、痛いよぅ……吐き、そうだよぅ、……苦しい、よぅ……)

おりょう(何度寝返りをうっても、どれだけ深呼吸をしても、ちっとも楽な姿勢にならない……)


──ハァ……ハァ……ハァ……ッ……ハァ……──


おりょう(……眠ってしまいたいのに、気分が悪すぎて少しも眠れない)

おりょう(苦しい、しんどい、辛い……私って、こんなにストレス耐性なかったんだ……)

おりょう(……おぇぇっ、……っ、せめて、この吐き気だけでも……吐きたい、げボしちゃいたい、楽になりたい──指、つっこんでみたら、吐けるかなぁ──!?)



 ぐっ……



おりょう(──────うぶっ!!!!)

おりょう「お゛ぉ゛ぉ゛っ!!、おろうぇ゛っ!! っぉぼっ! おもろおお゛お゛ぉぉっ!! あ゛あ゛っ」

おりょう「……かはっ……! うぇぇ、吐きそうなのに、こんなに苦しいのにっ……吐けないよぉ!!なんではけないんだよォ……!! っはぁ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……しんどいよぉ……!」


おりょう(……もう、駄目……私、死んじゃう……)


おりょう(こんなつらい感覚──もう──耐えられない──)


──ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……──


おりょう(もう、駄目……!!! この苦しみから逃れられるなら、恥ずかしいとか、もう、どうでもいい……)

おりょう(座薬……!)

おりょう(座薬を、入れてもらおう……!! エルヴィンでも、カエサルでも、左衛門座でも──誰でもいいからっ)

おりょう(……っ……)

おりょう「……はは、私ってほんとに、バカぜよ……」

おりょう(せめて、自分で自分の尻の穴に指を突っ込む元気があるうちに、座薬を使う決断をできてればさ……)


おりょう「……あぁ……」


おりょう(もう、遅い……もう、複雑な体勢を取るだけの元気が……私の身体にはもう──無い──)

おりょう(お尻の穴にモノを入れるのが怖いだなんて……くだらない事で……躊躇うんじゃなかった……──)








────────────────────。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/30(金) 21:41:54.52 ID:WQID4wU9O
〜直後・シェアハウス1F / 居間〜




<ピコン♪

カエサル(ん、LINEが)


  ごそ……


カエサル(おりょうが、水か氷でも持ってきてほしいのかな、早く風邪が治るといいが──)

カエサル(……って……。)




カエサル「──はぁ?」



    おりょう『もう無理。マジ無理。お願い誰か座薬いれて。自分じゃ無理』



カエサル(……。)

カエサル(……えええぇ〜……。)

カエサル(──。)チラ



エルヴィン「……。」エエー……

左衛門座「……。」エエエエー……



カエサル(……二人とも私と似たような表情してるなぁ……)


カエサル「……ねぇ、これ……どうしよ」


エルヴィン「どうっ、て……」

左衛門座「うーん……」

カエサル「……まったく……さっさと自分で座薬入れときなって、何度も言ったのに……お尻にモノを入れるなんて怖いって、嫌がって効かないんだから……」

エルヴィン「しかし、私も座薬は使った事ないからなぁ……おりょうが躊躇う気持ち、わかるなぁ……尻の穴に異物を入れるというのは、なぁ……」
 
左衛門座「そうかそうか、なら理解者たるエルヴィンが尻の介錯をしてやればいいだろう」

エルヴィン「そ、それとこれとは話しが別だっ」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/30(金) 21:46:41.11 ID:WQID4wU9O
カエサル「ていうか怖がる必要は全然ないんだ……ちゃんとしたお薬なんだからな? 入る瞬間にちょっとニュルッってなるけど、ほんの一瞬のことだし……」

エルヴィン「む……カエサルは、座薬を入れたことがあるのか」

左衛門座「まさか、ヒナちゃんに入れてもらって──」

カエサル「っ、違ぁう!!! お母さんにしてもらったんだよ! 小さい頃、40度くらい熱が出て──」

左衛門座「ならば──経験者として、ここはカエサルが!」

カエサル「押し付けるな! っていうか左衛門座こそ人に押し付けてばかりでないで自分がやってあげればいいだろっ!!」

左衛門座「なっ……こ、断る! なんで人の尻の穴に指を突っ込まなきゃならないんだ!!」

カエサル「別に指を入れるわけじゃない! ちょっとお尻の穴の表面を押してやるだけだ!」

左衛門座「だったらカエサルがやればいいだろう!」

カエサル「だったらってなんだよ!」

エルヴィン「おいおい、やめろよ……」



<ピロン! ピロン!



エリヴィン「──んぁ、またおりょうから……」

カエサル「ぬ」


ごそ……



  おりょう『お願い早く来て』

おりょう『死んじゃう』



エルヴィン「……。」

左衛門座「……。」

カエサル「……。」

エルヴィン「はぁ……。……ナイチンゲール」

カエサル「イレーナ・センドラー」

左衛門座「楠本イネ」


「……。」


エルヴィン「だめだ、3人じゃしまらない」

カエサル「しかたないなぁ……とりあえず、様子を見に行ってあげようか……」

左衛門座「いたしかたなし……」





 ……ドヤドヤドヤドヤ……
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/30(金) 21:48:49.85 ID:WQID4wU9O
〜再びシェアハウス2F / おりょうの部屋〜



ガチャ、キィィィ……



エルヴィン「おおぃ、おりょう、大丈夫かぁ?」

カエサル「冷たい水をもってきたぞ」

おりょう「……はぁっ、はぁ……っ、はぁ……」

左衛門座「しんどそうだなぁ」

おりょう「……はぁ、はぁ……、……あ……? ……み、みんなで一緒に、座薬を入れてくれるのぜよ……? ……恥ずかしいけど……えへへ、ありがとう……嬉しいぜよ……」

カエサル「……。キてるなぁ」

左衛門座「さすがに可哀想になってきた」

エルヴィン「覚悟、決めるかぁ」


おりょう「ハァ、ハァ、早くいれてぇ……」

カエサル(エロい……)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/02(日) 23:16:25.38 ID:Vtatc1H8O
カエサル「座薬は──あった、これだ」

エルヴィン「で、結局誰が座薬を入れる?。ジャンケンでもするか?」

左衛門座「……あ、それなら──」

カエサル「──私がやるよ」

左衛門座「え──」

エルヴィン「いいのか?」

カエサル「ま、こんな様を見てしまったからな」


カエサル(……。)


左衛門座「──な、なぁ」

カエサル「ん?」

左衛門座「……押し付けてばかりで悪かった。わ、私がやっても……いいぞ?」

カエサル「え……?」

左衛門座「……」


カエサル(……左衛門座……? ……。……お前……)


おりょう「……うー……誰でもいいから、早く頼むぜよ……」

カエサル「あ……いや、やっぱり私が、やる」

左衛門座「……そ、そうか……では、頼んだ」

カエサル「あぁ」


左衛門座「……。」


カエサル(……。)


エルヴィン「おりょう、先に一口飲め。冷たい水だ。リラックスしろ。それに、随分汗をかいただろ」

おりょう「む、ありがたい……」


 ……こくっ……


おりょう「、はぁ……、冷たくて、少し、胸がすっとした……助かる……」

エルヴィン「うん」


カエサル「──じゃあ──いくぞっ」

おりょう「ん……頼むっ……」


左衛門座「………………。」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/02(日) 23:17:05.89 ID:Vtatc1H8O
カエサル「よし、じゃあ、敷布団に寝たままでいいけど──寝返り、うてるか? 横向きになってほしい」

おりょう「むむ……」

エルヴィン「あ、枕、どかしとくよ」


おりょう「よ、……と……っ」


おりょう「っ……うぅ……身体を動かすのもダルイ……」


エルヴィン「頑張れ、少し辛抱だ」

カエサル「そしたら次は──寝間着とパンツを下げてくれるか」

おりょう「あぁ……く、む、腕に、力が……うぷ、気持ち悪い……」

左衛門座「──おりょう、私が寝間着と下着、下げてやるよ」


カエサル(……!)


おりょう「あ……す、すまんぜよ……」

左衛門座「カエサル、少し、ずれてくれ、……隣で、サポートする」

カエサル「ん……」



カエサル(……。)

カエサル(……左衛門座……)

カエサル(やっぱり、お前──)



左衛門座「じゃあ、下ろすぞ」

おりょう「ふぁい……」



──ぺろんっ!



カエサル(──!!)



──ぷりんっ……



カエサル(──おりょうの──)

カエサル(──お尻だ──……。)
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/02(日) 23:19:43.67 ID:Vtatc1H8O
カエサル(……。……まったく……)

──つんつん、



カエサル(おい、左衛門座)


左衛門座(ん?)

カエサル(……この変態。ガン見しすぎだ)

左衛門座(っ!!! ……は、はぁ? 何がだよ)

カエサル(……お前、見たかったんだな。おりょうのお尻──それだけじゃない──自分でいれたかったんだろう、座薬を)

左衛門座(っ!! ……は、はぁ!? 馬鹿なことを言うなっ)

カエサル(──ま、人のことはいえないけどな。風呂場えみるのとは、また違うし……)

左衛門座(……え?)

カエサル(それに──エロかったもんな。おりょう)

左衛門座(……。)

カエサル(まぁ、というよりは──保護欲を掻き立てるっていうのかな。今のおりょう……なんか……そそられる、母性がくすぐられるよ)

左衛門座(……!)

左衛門座(……カエサル……。……お前もか……)

カエサル(……ふふ)


エルヴィン「──おおい、二人とも、尻のほうで何をコソコソやってるんだ? この後に及んでまた押し付けあってるのか……?」


左衛門座「……っ、あっ、いや、えと──」

カエサル「──左衛門座に、サポートを頼んでいたんだ」

左衛門座「!」

カエサル「おりょうの尻はでかいからな」

左衛門座「……カエサル……」

カエサル「……ふ……」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/02(日) 23:20:29.42 ID:Vtatc1H8O
おりょう「……うぅ、怒る気力もない……」

エルヴィン「まぁなんでもいいが……早く入れてやりなよ」

カエサル「ん──そうだな──よしカエサル、おりょうの尻を、開いてくれ」

左衛門座「! ……応っ、任せろっ……!」


カエサル(左衛門座……)

左衛門座(カエサル……!)


左衛門座「……ゴクリ……じゃ、触るぞ。……よい、しょっ!」


 むりぃっ……!


おりょう「うひぅっ……」

カエサル「……ぬ……(すごく、柔らかそうだな……が、しかし……!)」

左衛門座「っ、どうだ、カエサル?」

カエサル「──だめだ、肛門が……見ない」

おりょう「えぇ……」

左衛門座「よしっ、もう少し、ぐっと──」


 ぐにぃっ……!!


おりょう「〜〜〜〜っ……!!」

左衛門座「ど、どうだカエサル!」

カエサル「──っ、だ、だめだ」

左衛門座「くそっ」

おりょう「なんとかしてくれぜよぉ……」

エルヴィン「おりょう、少し、膝を抱えるような姿勢になれないか? 尻を突き出すようにすれば……」

おりょう「よ、よし……くっ……ぐ!? っうぷっ!、おぇっ!」

エルヴィン「おわっ!? ……ぎ、ギリギリセーフか」

おりょう「ぐ……無理ぃ……少しでも腹を圧迫すると、吐きそう……」

エルヴィン「なんとか、頑張れないか……?」

おりょう「う、う、うぅ……」

左衛門座「おりょう……っ」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/02(日) 23:21:13.16 ID:Vtatc1H8O
カエサル「──しかたない、目視は諦めよう……」

左衛門座「え?」

カエサル「大体の位置は分かるから──尻の肉の間に指をつっこむ……!」

おりょう「ひぃ……」

カエサル「左衛門座、できるだけ、尻を広げておいてくれ」

左衛門座「承知した──おりょう、もう一度、いくぞ。頑張れっ」

おりょう「うぅ……っはぁ、はぁ……」


カエサル(まずいな、おりょうが、憔悴してきてる……)


左衛門座「よい、しょっ」


 ぶりぃっ……!


カエサル(っ、目視は、やはりだめだ──ええい南三無さんっ、このへんの──はずだぁっ!!)


 ずぶっ──!



カエサル「……っ」

カエサル(尻の肉、柔らかくて──暖かくて──だが、押し──こめないっ!? 場所が少し、ずれてるのか……!?)

おりょう「はぁっ、はぁっ……か、カエサルっ」

カエサル「な、なに!?」

おりょう「──前……もう少し、前ぜよっ、はぁっ、はぁっ……」

カエサル「りょ、了解──! 左衛門座、そのまま、広げておいてくれ!」

左衛門座「応っ」

カエサル(押し込んだまま、少し、角度を前に傾けるんだ──っ)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/02(日) 23:22:33.98 ID:Vtatc1H8O

 
 ぐっ……ぐっ……


カエサル(っ、どこだっ!)


 ぐっ……ぐっ……!


カエサル(っ、ええい、もっと思い切って角度を──!!)


 ぐぃっ!

 ────つぷっ

カエサル(──あ! 感触が変わって──)







おりょう「ひぅ!?────っ、カエサル、違う────!!」
カエサル「えっ────」








──────にゅるんっ!!! 







カエサル(あ!?、入っ──?)

おりょう「っぁ〜〜〜〜〜〜〜っ!!」



……くにっくにゅっ……



カエサル(!? えっ、指先、すごく暖かくて、それに──とろけてるみたいに柔らかくて──)




おりょう「くぁ……ひぅっ、鈴……木ぃっ……」




カエサル「え──」

おりょう「そこ──ちがっ──」




カエサル(え────────?)

カエサル「──────────あっ!!!!!?」


左衛門座「!?」

エルヴィン「!!??」


カエサル(────違うほうに、入れちゃってる…………!?!?)
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/03(月) 18:31:13.86 ID:5m3ftY7Io
(あかん)
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/13(木) 20:47:30.90 ID:jDxzWpOsO






左衛門座「お、おいカエサル? ど、どうした……?」

カエサル「入れるとこ、ミスったかもしれない……」

左衛門座「へ?」

カエサル「前のほうに、入っちゃったかもしれないっ……!」

左衛門座「はぁ!?」

エルヴィン「おいおい、それはさすがにまずいだろ──っ、お、おりょう、平気か!?」

おりょう「……っ、はやく、ぬいてくれぇ……っ」

エルヴィン「カエサル、早く!」

カエサル「わ、わかってるっ!!」

左衛門座「薬の成分とか、よくわからないけど──座薬って、あの部分で溶けても大丈夫なものなのか……!?」

エルヴィン「……もし、とれなかったら──救急車は大げさかもしれないけど、すくなくとも 病院に問い合わせを──」

カエサル(くっ……どこだ? 見えない……!)

カエサル「──左衛門座! おりょうの片足を持ち上げてくれ! そうすれば、肛門は見えなくても、前のほうなら……!」

左衛門座「お、おう! ……おりょう、少し、我慢してくれよ……っ」

おりょう「う、うん……」


……ぐっ、いぃっ……


カエサル「ん──よし、なんとか見えたっ……!」

エルヴィン「はやく、取り出すんだ! あっ……そうだピンセットを持ってくる!」

カエサル「う、うん──……あ?」

カエサル(──これは……!!)

左衛門座「ど、どうした?」

カエサル「よかった! 入ってないぞ! 皆大丈夫だ! 座薬、前の穴には入ってなかったんだ!」

おりょう「ふぇ……!?」

カエサル「あそこの周りの、『溝』、っていうのかな、ビランの周りの淵の部分に、うまくそれてる!」

エルヴィン「ほっ……そうか、よかった」

左衛門座「肝が冷えたぞ……」

おりょう「……で、でも、さっき、お股にすごい異物感が──あったんだけどな……」

カエサル「……、その、それは……すまん、私の指が、多分……第一関節くらいまでだと、思うが……」

おりょう「……!!! ……っ、うぅ、もう、何と言っていいのかわからんぜよぉ……」

カエサル「ご、ごめん」

エルヴィン「まぁ、とにかくよかったじゃないか。はやく座薬をとってやれ、おりょうも左衛門座も、その体勢だと苦しいだろう」

カエサル「あ、あぁ、そうだった、すまない……おりょう、取るぞ……少し、触るかも──」


……ちょいっ……


おりょう「んっ……」

カエサル「──取れた」


カエサル(……。座薬、すこし……ぬるぬるしている……。……私の指も……。……汗だ、な。そうだ、汗に決まっている……)
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/13(木) 20:48:19.47 ID:jDxzWpOsO
カエサル「──左衛門座、もう大丈夫だ、足を下ろしてやってくれ」

左衛門座「おりょう、足、下ろすぞ」

おりょう「うん……」

左衛門座「よい、しょ──……ふぅ、人間の足というものは意外と重い」

カエサル「おりょう、本当にごめんな……」

おりょう「いや……つまるところ、私の尻が大きいのがイカンのぜよ……はは、風邪が治ったらになったら、ダイエットしようかなぁ」



エルヴィン「ともあれ──振り出しに戻ってしまった。どうする? もう一度、さっきのやり方でトライするか……?」

カエサル「……。……いや、危険だと思う。今だって、たまたま穴に入っていなかったからよかったものの──」

カエサル「それと──おりょうは、処女、だよな?」

おりょう「な、なんぜよ、急に」

カエサル「処女だということは、膜があるということだ。膜には、細い切れ目がある……細長い座薬が、万一その膜の切れ目を通りぬけて──そんな事になっていたら、それこそもう、どうしようも……」

おりょう「……っ」

エルヴィン「……ぬぅ……」


カエサル(……本当に、危ないところだったんだ……)

カエサル(ごめん、おりょう……)


左衛門座「──なぁ、カエサル、お前が座薬をいれてもらった時は、どんな風にやったんだ……?」

カエサル「ん、私は──」

カエサル(……。)

カエサル「そうだ、確か──四つん這いになって、お尻を……お母さんに向かって突き出して……」

左衛門座「なるほどな」

エルヴィン「四つん這いか……おりょう、できそうか?」

おりょう「……うっ、ん、う……吐きそうかも……」

エルヴィン「……。しかし、このままではじり貧だ。おりょう、さっきから額の汗がすごい……」

おりょう「……はぁ、はぁ、うぅ……」

カエサル(おりょう……)

エルヴィン「……。洗面器は枕元にある……。いっそのこと、吐くのを覚悟で、──やるしかないんじゃないか」

左衛門座「……。おりょう、頑張れるか?」

おりょう「……。……わかった」

カエサル「おりょう……!」

おりょう「皆だって頑張ってくれてる……なにより私が、一番、頑張らなきゃいかんぜよ……っ」

おりょう「だから、その……吐いてしまっても、許してほしい……」

エルヴィン「一蓮托生、気にするなっ」

左衛門座「あぁっ」

おりょう「うぅ、皆、本当にありがとうぜよぉ……」

カエサル(……っ、絶対、入れる……! 今度こそちゃんと、肛門に座薬を入れてやるぞ、おりょう……!)




──────────。



20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/13(木) 20:54:40.94 ID:jDxzWpOsO
おりょう「ううっ!! おぇっ……はぁ、はぁっ……!」


カエサル(おりょう、苦しそうだ、四つん這いの姿勢は、やっぱり負担なんだ……!)


エルヴィン「おりょう、背中をさすってやるぞ、頑張れ! ──カエサル、左衛門座頼む!」

カエサル「──左衛門座、おりょうの尻を開いてくれ!」

左衛門座「おうよっ、えいっ……」




ぐにいぃ……っ




カエサル(──開いた! さっきよりも、ずっとずっと、広く──!)


ぱっかー!


カエサル(────あっっ!)





) *(





カエサル「──見えた! お尻の穴──目視確認できたぞ!」

エルヴィン「よしっ」

左衛門座「あとは頼んだぞっ」

おりょう「……カエサ、るぅっ……」

カエサル「こんど、こそっ……!」




カエサル(──刹那──)


カエサル(座薬の先端が、おりょうの肛門に達する、その刹那──)

カエサル(ふと頭によぎる──寂しさ……? 大人への階段を上りはじめ──居心地の良い幼年期が終わってしまうことへの、心細さ──?)




カエサル(──あぁ、そうか私は今、生まれて初めて──『肛門』というものを、直接この目で見ている──)




カエサル(胸やお尻やあそこなら、こいつらと一緒に、お風呂で、何度も見てる──だけど──)

カエサル(本でもない、映像でもない、本当のお尻の穴を直接目にするのは──初めてなんだ──)




) *(



カエサル(………………。)
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/13(木) 20:55:10.83 ID:jDxzWpOsO
カエサル(こんな小さな穴から、便が排泄されるのか。とても太くて、時にはとても頑固な、あのやっかいものが、──人間って、なんて不思議なんだろう。どうしてこんなに不思議なものが、体についてるんだろう──。)

カエサル(……、そうだ、この世界にはまだまだ──歴史と同じように、私の知らない事がたくさんあるんだ──)

カエサル(──おりょう、お前のお尻の穴が、今、私にそれを教えてくれたんだ──)



カエサル「──おりょう、入るぞっ」

おりょう「っ、あぁっ……!」



カエサル(──おりょう、私にとっての指さきのヴァージン──相手が、お前でよかった!)

カエサル(そして、エルヴィン、左衛門座、この場に皆がいてくれて、よかった! )






カエサル(──なぁ皆! おりょうが元気になったら、また、4人で一緒に、遊びにいこう──────!!!!)








────────────つぷっ!!!!







おりょう「あっ────!!」










………………………………………………………………………………。


22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/13(木) 20:56:01.50 ID:jDxzWpOsO
……りー、りー……りー、りー……、


<中秋の名月、こおろぎの音 〜おりょうの部屋〜>


おりょう「……すぅ……すぅ……」

エルヴィン「うん、おちついたようだな。座薬が効いている」

左衛門座「さすがは腸壁。吸収力は抜群だな」

カエサル「まったくだ……」

カエサル「……。」

カエサル(おりょうの肛門の感触……まだ指先に……残ってる……)

カエサル「……結構、弾力があるんだな」

左衛門座「え?」

カエサル「肛門って、さ」

左衛門座「あぁ……そうなのか……」

エルヴィン「……ふ、臭い仲とは良く言うが──尻の穴の感触まで、知ってしまうとはな」

カエサル「でも、思ったより、嫌悪感は無かったかな。まぁ、それどころではなかったからかもしれないが──」



カエサル(……。)

カエサル(とにかく……不思議な感触だったな……私の肛門も、同じなのかな?)



──もぞ、もぞ……もぞ……


カエサル(……。……駄目だな、自分の肛門は、どうにも触る気にはなれないなぁ)

カエサル(だって……自分のうんちを、何度も見てる……臭いことも、汚いことも、全部よく知ってる。だからどうしてもそれを、連想しちゃうんだよな、はは)

カエサル(……他人の肛門だと、少し、違ったんだけどな……)

カエサル(──……誰にでも、ついてるんだよな。エルヴィンにも、左衛門座にも、西住隊長にも、そして──────)




…………たかちゃぁん…………




カエサル(……ッ!!!)


──どくん、どくん、どくん……


カエサル(……はは……)


……ごそ


カエサル「……。」


スッスッス…


カエサル『ひなちゃん、元気? 風邪ひいてない? 風邪を引いたら、教えてね。私が、看病しにいってあげるからね』──<送信>







カエサル「………………。」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/13(木) 20:56:29.00 ID:jDxzWpOsO
……りー、りー、……りー、りー……





エルヴィン「──さて、我々もそろそろ、寝ようか」

左衛門座「そうだな。窓は──開けといてやるか。涼しいだろう」

カエサル「そうだな。……あ……」

エルヴィン「どうした? ……あぁ、今日は満月か」

左衛門座「うむ、美しい満月だな」

カエサル「あぁ……」







カエサル(──月が、とっても綺麗だよ……)

カエサル(──ねぇ、ひなちゃんも今頃──どこかの海で、月を見上げてるのかな……──)







〜肛門ヒポポタマス〜 完
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/13(木) 20:59:05.36 ID:jDxzWpOsO
◆ドゥーチェ肛門録



   ──ずぷぅっ!!!



アンチョビ「うひぃっ……!!」

ペパロニ「よっしゃぁっ、入ったかなぁ?」

カルパッチョ「ドゥーチェ、どうです……?」

アンチョビ「にゅるんって……お尻ですごい変な感じがした……うぅ、奥まで入ったと思う、ありがとう……」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/19(水) 20:43:22.92 ID:cyrepYbnO
ペパロニ「どういたしまして。だけど、座薬くらい自分でいれてくださいよぉ」

アンチョビ「だって! 怖いだろ! こんなものを、自分の……ごにょごにょに……入れるだなんて……」

ペパロニ「気持ちはわかりますけどね。人の肛門に指触れさせられるこっちの身にもなってほしいっす」

アンチョビ「こっ、こうもっ……うぅ、感謝してる……」

カルパッチョ「ペパロニ、はい、ウェットティッシュ」

ペパロニ「んぁ、サンキュ〜」


ふきふき


アンチョビ「ひやあぁあああっ!?!?」


カルパッチョ「え!? どうしてドゥーチェのお尻の穴を拭いてるの!」

ペパロニ「へ?」

カルパッチョ「ペパロニの指を拭きなさいって、そういうつもりで渡したのに」

ペパロニ「あ、そっか」

アンチョビ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!? お尻の穴がひりひりするぅ!!」

カルパッチョ「アルコールが染みてるのでは……繊細な部位ですし……」

アンチョビ「ぺぱろにぃぃぃぃぃぃ!!!」

ペパロニ「だって目の前に姉さんの汗ばんだ肛門があるんですもん! 拭いてあげなきゃって……つか、姉さんいつまで四つん這いになってるんすかっ」

アンチョビ「しかたないだろ! この体勢、意外と楽なんだよっ。吐き気がましになる……ぬ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛、おしりが熱いぃ……っ」

ペパロニ「悪かったすうよ……もう、とにかく、早く風邪を治してくださいよ?」

アンチョビ「わ、わかっているっ……うぅ……」




アンチョビ「……。うー……」




アンチョビ「……二人とも、言っとくけど、このことは絶対に秘密だからな」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/19(水) 20:44:05.26 ID:cyrepYbnO
ペパロニ「はい?」

アンチョビ「皆には絶対に言うな! 私がお前らに、お尻を、こうしてその……ごにょごにょ」

カルパッチョ「あぁ……」

ペパロニ「うーん、べつに、秘密にするような事じゃなくないっすか?」

アンチョビ「するだろ! 恥ずかしいじゃないか! おしりの穴を他人にみせたんだって……そういう風に、人に思われたくない……私はドゥーチェなんだ」

ペパロニ「でもなぁ、私はドゥーチェの肛門みたんだぞって、みんなに自慢しようと思ったのにぃ」

アンチョビ「だからそーいうのをやめろって言ってるんだ!!! ……うぁ、叫んだら吐き気がぁ……」

カルパッチョ「もぅ、ペパロニ、姉さんが嫌だっていってるんだから」

ペパロニ「へいへい……、しゃあないっすねぇ。じゃあ、姉さんの、おしりの穴は、私の思いでの中にしまとくっす」

アンチョビ「こんな事を思い出にしないでくれ……」

カルパッチョ「……ふふ。」

アンチョビ「……なにがおかしいんだよぅ」

カルパッチョ「これは、ドゥーチェのサプライズプレゼントですね。卒業前の……」

アンチョビ「あのなぁ……そういうのが欲しいなら、もっと、いいプレゼントをやるからさぁ……」

カルパッチョ「まぁ! お尻の穴以上のものを、いただけるのですか?」

アンチョビ「肛門から離れろっ」

ペパロニ「そうだドゥーチェ! お尻の穴写真にとっといていいっすか?」

アンチョビ「あほぉ! 変態かお前は! ……も〜……。……ふひひ、ああもぉ……」

ペパロニ「あぁ〜、ドゥーチェだって笑ってんじゃないっすか」

アンチョビ「だってばかばかしすぎてさぁ……なんか、10年20年したら──いい笑い話になる、のかなぁって」

カルパッチョ「10年先……ですか」

ペパロニ「そんな未来の事、考えたこともないや。……うーん、私達、どうしてるんすかねぇ」

アンチョビ「ん……まぁ、先のことはわからん。けど、少なくとも今の私は、お前達とずっと友人でいたいと、そう思ってるぞ」

ペパロニ「姐さん……」

カルパッチョ「もう……お尻の穴を見せながら、カッコつけないでください」

アンチョビ「ふんっ! 恥じかきついでだっ……素面でこんな事を言うほうが、よっぽど恥ずかしいだろ」

カルパッチョ「……ドゥーチェ……」

ペパロニ「……。」





アンチョビ「あーあ、恥ずかしい恥ずかしい…………、……あ」

ペパロニ「?」

カルパッチョ「?」



アンチョビ「くしゃみ、でそう」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/19(水) 20:45:30.42 ID:cyrepYbnO
ペパロニ「鼻水、飛ばしちゃいやっすよ」

カルパッチョ「はいドゥーチェ、ティッシュを」

アンチョビ「すまない。……ふえ、ふぇ……」





アンチョビ「いぃっ〜〜〜〜〜くしょん!!!!!」




 ──ぶびっ!!!!!




アンチョビ「ッ……!?」





 ペシッ!


ペパロニ「あいたっ!?」 

カルパッチョ「え? どうしたの」

ペパロニ「?? 顔に、なんか飛んできた……」





  ──ぽとっ、……コロコロ……





カルパッチョ「……あれ? これって……」

ペパロニ「……座薬?」

カルパッチョ「……え、これ……ドゥーチェのおしりから……??」



アンチョビ「へ!?」



ペパロニ「姉さんの肛門から、座薬がとんできた……?」

アンチョビ「〜〜〜〜っ! ……す、すまん。多分、くしゃみの拍子に、お尻が力んじゃって──」





カルパッチョ「……。」

ペパロニ「……。」

アンチョビ「……。」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/19(水) 20:46:11.26 ID:cyrepYbnO




ペパロニ「──ぷっ」

アンチョビ「……っ」

ペパロニ「──あはははははははははは、座薬が飛んできた! ねーさんの肛門から座薬が飛んできたぁ!」

カルパッチョ「っ、くっ・・・・くくっ……んふふっ……」

アンチョビわ、わらうなぁ!! 」

ペパロニ「あははははははははははh!!はははは!」

カルパッチョ「・・・・・ぷ、ふふふ!あははは!」

ペパロニ「直撃っす! 走行不能っす! あははははは!! ていうか、姉さんの屁、すごいくさいじゃないっすかぁー!」


アンチョビ「ぬぁぁあああああ!! 〜〜〜〜もぉぉぉぉぉぉっ!!! 言うなよ! 絶対誰にもいうなよぉぉぉぉぉ!!??」




 ──コンコン、

モブ子『あの〜』



アンチョビ「へぇあ!?」



モブ子『姉さん達〜何を楽しそうに騒いでんすかぁ? 遊んでるなら混ぜてくださいよぉ』

アンチョビ「だ、ダメだ! 絶対入ってくるな! 私は今風邪を引いでいるんだ!!」

ペパロニ「あははははは!」

モブ子『めっちゃ楽しそうな声聞こえますけど』

アンチョビ「ペパロニ笑うのやめろ!!……ぬぁぁぁぁぁぁぁ、頭が痛いのにぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛」

カルパッチョ「ふっふ、ふふふふ、くくくくく──」

モブ子『開けますよォ〜?』

アンチョビ「駄目だぁーーーーー!!!」





 ──────…………。






カルパッチョ(──ああ、本当に、楽しいなぁ……。ずっとずっと、こんな風に笑っていられたら──。)




 ──ピコン




カルパッチョ(? あ、LINE……たかちゃんからだぁ……!)



 スッスッ

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/19(水) 20:46:47.43 ID:cyrepYbnO




ペパロニ「──ぷっ」

アンチョビ「……っ」

ペパロニ「──あはははははははははは、座薬が飛んできた! ねーさんの肛門から座薬が飛んできたぁ!」

カルパッチョ「っ、くっ・・・・くくっ……んふふっ……」

アンチョビわ、わらうなぁ!! 」

ペパロニ「あははははははははははh!!はははは!」

カルパッチョ「・・・・・ぷ、ふふふ!あははは!」

ペパロニ「直撃っす! 走行不能っす! あははははは!! ていうか、姉さんの屁、すごいくさいじゃないっすかぁー!」


アンチョビ「ぬぁぁあああああ!! 〜〜〜〜もぉぉぉぉぉぉっ!!! 言うなよ! 絶対誰にもいうなよぉぉぉぉぉ!!??」




 ──コンコン、

モブ子『あの〜』



アンチョビ「へぇあ!?」



モブ子『姉さん達〜何を楽しそうに騒いでんすかぁ? 遊んでるなら混ぜてくださいよぉ』

アンチョビ「だ、ダメだ! 絶対入ってくるな! 私は今風邪を引いでいるんだ!!」

ペパロニ「あははははは!」

モブ子『めっちゃ楽しそうな声聞こえますけど』

アンチョビ「ペパロニ笑うのやめろ!!……ぬぁぁぁぁぁぁぁ、頭が痛いのにぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛」

カルパッチョ「ふっふ、ふふふふ、くくくくく──」

モブ子『開けますよォ〜?』

アンチョビ「駄目だぁーーーーー!!!」





 ──────…………。






カルパッチョ(──ああ、本当に、楽しいなぁ……。ずっとずっと、こんな風に笑っていられたら──。)




 ──ピコン




カルパッチョ(? あ、LINE……たかちゃんからだぁ……!)



 スッスッ

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/19(水) 20:47:28.60 ID:cyrepYbnO
>>29
連投ミスです。
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/07/19(水) 20:48:05.11 ID:cyrepYbnO


カルパッチョ(……。)


カルパッチョ(……ふふ。)


カルパッチョ(不思議だね。たかちゃん──まるで私達、通じ合ってみるみたい)

カルパッチョ(私もたかちゃんのこと──看病してあげたいなって、思ってたんだよ)

カルパッチョ(たかちゃんが風邪を引いた時は……私が座薬、入れてあげるからね──)



〜ドゥーチェ肛門録・完〜
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/21(金) 14:23:55.97 ID:z51MOcFPO
作者も薄々気づいてるだろ。
もう誰も読んでないんだよ。俺かてまともに文字読んでない。
さっさとスレを終わらせて違うの書けや。
33 : [sage]:2017/07/22(土) 21:10:59.99 ID:bt4EZ2HiO
>>32
おもしろくなくてごめんなさい。
でも肛門にこびりついたウンカスは、全部ちゃんと拭い去らないとどうにも気持ち悪いんです。
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