【艦これ】補佐官のいる鎮守府 3

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512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 16:20:02.16 ID:d2JrgmoA0
大潮
513 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 16:23:49.85 ID:Yk4E02wao


大潮「補佐官!何してるんですか!」

補佐「大潮か、このアンテナを抜いてくれないか」

大潮「いいですよ!……ん?このリモコンは」ヒョイ

補佐「あ、それは」

大潮「えい」カチッ

補佐「あ!バカッ!」


↓1 出来事、行動、セリフ等
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 16:24:37.14 ID:52APialg0
補佐官がどじょうすくいを踊らされた
515 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 16:37:18.59 ID:Yk4E02wao


チャンチャカチャンチャン♪

大潮「ひょ?急に音楽が……」

補佐「おやじ〜〜どこへ行く〜〜腰に籠下げて〜〜〜〜〜〜♪」

チャンチャカチャンチャン♪

大潮「えぇ……」

補佐「前の小川へ〜〜〜〜〜どじょう取りに〜〜〜〜〜〜♪」

大潮「あの、大潮もう行きますね……」ソソクサ

チャンチャカチャンチャン♪


通りかかった艦娘↓1
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 16:42:33.41 ID:d2JrgmoA0
卯月
517 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 16:52:38.49 ID:Yk4E02wao


卯月「何の騒ぎっぴょん?」

チャンチャカチャンチャン♪

補佐「唄に千両の〜〜〜値踏みあれば〜〜〜〜♪」

卯月「やめろ!」バシッ

補佐「うっ……ああ、卯月か、助かったよ」

卯月「一体どういうことぴょん」

補佐「いや、見ての通りこのアンテナがな」

卯月「またアイツぴょん?ん、なんか踏んだっぴょん」カチッ

補佐「あ……」


↓1 出来事、行動、セリフ等
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 16:53:43.65 ID:FVNyjfJS0
卯月が語尾にぴょんと言わなくなる
519 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 17:04:06.90 ID:Yk4E02wao


卯月「ああ、これはリモコン……あれ!?」

補佐「何か身体に異変はないか!?」

卯月「なんかぴょんって言えなくなってる!」

補佐「ああ、これは球磨のパターンだな」

卯月「うーちゃんのアイデンティティが!どうすればいい!?」

補佐「しばらくすれば戻るさ。よかったよかった、この程度で済んで」

卯月「よくない!うぅ、どうしよう……これじゃみんなうーちゃんがうーちゃんとわからないかも……」

補佐「それよりだな、私に刺さったこのアンテナを……」

卯月「うわーーーん!!」タタタター

補佐「ああ、行っちゃった……」


通りかかった艦娘↓1
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:12:40.64 ID:52APialg0
大井
521 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 17:18:43.11 ID:Yk4E02wao


大井「何してらっしゃるんですか。うふっ、変な頭!」クスッ

補佐「大井か、こいつを抜いて欲しいんだよ、ちょっと頼む」

大井「いいですよ、はいっ」グイッ

補佐「いでででででで」

大井「あ、大丈夫ですか?」パッ

補佐「尋常じゃなく痛いが、我慢するよ、思いっきり、一気に頼む!」

大井「はい、えいっ!!」グイー

補佐「ぐおおお!」


だが、マッド明石の卑劣な罠が発動した!

抜こうとすると安価スイッチが作動する仕掛けになっていたのだ!


↓1 出来事、行動、セリフ等

522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:20:33.36 ID:7oTdMITkO
どこからともなくスリラーが流れてきて踊り出す補佐官
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:26:42.99 ID:52APialg0
また踊らされるか(^^)
524 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 17:39:27.60 ID:Yk4E02wao


デッデン♪デッデン♪

大井「えっ、何!?」

補佐「……」

ズンチャ♪ズンチャ♪

大井「えっ、スリラー!?」

補佐「……」ザッザッ

大井「えっと……私も踊ればいいのかしら……」

舞風「お、スリラーじゃん!」

アイオワ「Let's dance now!」

補佐「'Cause this is thriller, thriller night」

舞風「なかなか上手いじゃない、イェイ!」

補佐「And no one's gonna save you from the beast about strike …」


☆スリラーエンド☆
525 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 17:40:55.34 ID:Yk4E02wao
ここまで
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:45:22.44 ID:GT2/FyW10

また、安価やりたいな
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:50:31.05 ID:FVNyjfJS0
乙です
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 22:36:30.72 ID:99IotV3ko
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 01:03:05.05 ID:uJGfHq7A0
まだか?
530 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/12/26(火) 01:48:50.84 ID:jno3wLPM0


【補佐官のクリスマス】


ここは補佐官が秘密裏に作らせた隠し部屋


補佐「クリスマスは絶対ヤバい」

ガングート「……」

補佐「だから私は仕事の書類を持ってガングートと隠し部屋に来ています」

ガングート「……」パチパチ

補佐「この場所は私と提督、初霜、ガングート、あとは防諜担当のあきつ丸ぐらいしか知らない部屋なのだ」

ガングート「……」コクコク

補佐「そして食糧その他が大量に備蓄してあるから、これでしばらくはゆっくり仕事に専念できるぞ!」

ガングート「……」コクコク

補佐「そしてガングート、彼女こそ理想的な艦娘だ。勇敢でしかも忠実、第一襲われない」ハッハッハ!


はたして、本当にそうだろうか!


補佐「さて、仕事だ!」

ガングート「……」

ガチャリ

補佐「おっと、ありがとうガングート、鍵を閉め忘れていたらマズいからな」

ガングート「……」ニヤリ


初霜「後日、補佐官は普通に出てきました。特に変わった様子はありません、何もなかったのか、それとも……」ギリリ

若葉「多分普通に何もないパターンだな」

初霜「補佐官ってすぐ人を誘惑するから……あの蠱惑的な雰囲気とかさ……」

若葉「その痴漢される方が悪い、みたいな理論はやめろ」


 
531 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/12/26(火) 01:49:18.25 ID:jno3wLPM0


【さみちゃんのクリスマス】


さみちゃん「久々の登場!覚えてますか皆さん?覚えてない?死ねぇ!!」

憲兵「……」

さみちゃん「もちろん、クリスマスプレゼントくれますよね!」

憲兵「今年一年いい子にしてたかい?」

さみちゃん「今年一年……」

ホワンホワンホワーン↑
 
532 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/12/26(火) 01:50:01.91 ID:jno3wLPM0


さみちゃん「しょっ引かれたくなかったら、わかってんだろうな、あ〜ん?」

悪いやつ「わ、わかりました……」

さみちゃん「全然足んねーぞゴラァ!!!」スッ

憲兵「動くな」スチャ

悪いやつ「え!?今懐にしまったよね!?」(くそっ、憲兵だったか!!)


さみちゃん「あの〜」

憲兵「またお金かい?」

さみちゃん「競馬でスッちゃって……」

憲兵「……」


さみちゃん「さあ、裏ビデオだよ、買った買った!」

榛名「3万!いや5万出します!」

さみちゃん「5万が出ました!他には?」

龍驤「うちはまだ出すで!5万5千や!」

ワーワー
 
533 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/12/26(火) 01:51:29.10 ID:jno3wLPM0


ホワンホワンホワーン↓

さみちゃん「当然、いい子でしたとも」

憲兵「……」スタスタ

さみちゃん「嘘です!全然いい子じゃありませんでした!」

憲兵「……」ピタ

さみちゃん「よっしゃ!ちょろいぜ!」(これからは心を入れ替えます……)

憲兵「……一応、用意しておいたから」スッ

さみちゃん「やった!なんですかこれ開けていいですか!?」ゴソゴソ

憲兵「どうぞ」

さみちゃん「むむ、この重さは、貴金属に違いない……!」

バァーン

[爪切り]

さみちゃん「どひゃああああああ!!!爪切りだあああああ!!」ズコー

憲兵「じゃあ、渡したからね」

さみちゃん「ハッ!もしかして、チョビ大佐は私の爪が伸びているのを見て……♪」ドキッ☆

憲兵「いや、知人に貰ってね。犬用のヤツだが」

さみちゃん「ぴゃー!」

 
534 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/12/26(火) 01:52:42.80 ID:jno3wLPM0
こんだけ
チキン買ってくるのを忘れたのさ
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 02:04:31.77 ID:MNjm8adpo
ぴゃー!
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 09:07:27.87 ID:Fg//MNNnO
ぴゃ
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 20:01:41.33 ID:1C+BcK8A0
安定のさみちゃんの畜生っぷりww
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2017/12/27(水) 02:39:06.57 ID:aOQkiWvX0
【さみちゃんのクリスマス】というタイトルで
さみちゃんって誰だっけ、とど忘れしてしまったww
539 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/01/01(月) 09:29:55.64 ID:hFe2F3Vl0


12月31日


ここは執務室


補佐「今年ももう終わりか〜」

初霜「ですね。しかし大晦日だからと執務室でお酒を飲むのは如何なものかと」

補佐「いいじゃないか、だって君、私帰れないし、軍曹も提督も兄貴も帰っちゃったんだもん」ヒック

初霜「はぁ……」

ガングート「……」ジー

補佐「さあ、もう一杯だ!」ゴトッ

初霜「はぁ……」

ガングート「……」グイッ

補佐「……なぁ、初霜」

初霜「なんですか?」

補佐「柄にもない事を言うが、お前には色々と感謝している」

初霜「……へぇ」
540 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/01/01(月) 09:30:22.04 ID:hFe2F3Vl0

補佐「そうだな、まるで私は誰とでも関係を持つような男だが…」

初霜「それは事実ですよね」

補佐「まぁ、そうなんだけどさ」

初霜「やれやれ、いつになったら一番近くにいる大事な人の気持ちに応えられるんですかね?」

ガングート「……」ジー

初霜「ぐっ……い、今のは忘れて下さい///」カァー

補佐「すー……すー……」zzz

初霜「おめえはよぉ!!」

ガングート「……」

初霜「……んもう、風邪引きますよ」

ガングート「……」クイックイッ

初霜「え?」

ガングート「……」スッ

初霜「……そうね、今日は女二人で飲みましょうか。あ、年越しそば食べる?」

ガングート「……」コクリ

 
541 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/01/01(月) 09:31:04.21 ID:hFe2F3Vl0


そして


ゴ〜ン

初霜「あ、年が明けたわね。あけましておめでとうございます」

ガングート「……」ペコリ

バンッ

「「!?」」

夕立「セニョール、そしてセニョリータ!あけましておめでとう!」

時雨「あけましておめでとう!!」

夕立「これより戌年になりましたのでぇ!お歌の時間です!」

時雨「その名も!!」

夕立「では歌います!!」ジャラ〜ン

時雨「ギターは夕立!」

夕立「犬は〜〜耳があって足がある〜〜〜♪」ジャラ〜ン

時雨「犬は〜〜耳があって足がある〜〜〜♪」ジャラ〜ン

夕立「そして人は犬を見た時こう叫ぶのです!!いーーーたぞーーーーー!!!犬がーーーーーーーーー!!!」

「「いたぞ〜♪いたぞ〜♪いたぞ〜♪いたぞ〜♪犬が〜〜〜〜♪」」ジャラ〜ン
542 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/01/01(月) 09:31:49.45 ID:hFe2F3Vl0

初霜「そば食べる?」

夕立「食べるっぽ〜い」

時雨「待ってくれ、元旦ライブがまだ途中じゃないか」

夕立「お前一人で行け」

時雨「え………………う、うん……」トボトボ

初霜「寒いから閉めて行ってね」

時雨「あ、うん……」

バタム

初霜「何入れる、海老天とまる天とお肉とあるけど」

夕立「全部盛り!」


☆ Happy New Year! ☆
 
543 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/01/01(月) 09:32:52.30 ID:hFe2F3Vl0
こんだけ
あけおめことよろなのだ
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 09:46:44.39 ID:nZZ7Um600
あけおめ、ことよろ
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 10:18:00.74 ID:SDyb4hW/o
あけよろ
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:55:04.22 ID:JMF9AJcA0
お年玉(物理)配ったら補佐官干からびるな
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/01/01(月) 19:01:18.13 ID:77xk1yqh0
落とし球?
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 03:26:21.50 ID:NIYx7LzA0
まだかね?
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 03:16:33.00 ID:JHI/0MEQO
追いついた
カオス過ぎる…
550 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:17:47.53 ID:qRecgFm90

【漣の企み】


お年玉(意味深)や豆撒き(意味深)、恵方巻(意味深)などのイベントも補佐官は頑張った。
ガングートは日記に、『さながら液体製品の生産ラインのようだ』と書き記した。
補佐官は幾度かテクノなブレイクをしかけたが無駄なしぶとさを見せ生きていた。
そんなある日。



漣「めっちゃ面白い事思いついちゃった!」

曙「絶対ロクでもないわ」

漣「まあまあそう言わんと。早速マッド明石に連絡だわよ!」

曙「絶対ロクでもないわよ」


そして


補佐「えぇ、やだよ」

漣「なんで?(威圧)」

補佐「いやだって君、ブサイクになる薬って、嫌だろ誰だって」

漣「でも、これで真実の愛がどういうものなのかわかるはず!」

補佐「見た目も個性の一つだと思うけど」
551 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:18:15.36 ID:qRecgFm90

漣「いいから飲めや!はようドブサイクナンバーワンになれ!」ガシッ

補佐「うわ!やめろ!うぐっ」ゴクン

シュワワワワワ

補佐「うっ…………どうなった、鏡を持って来てくれ」

漣「うわぁ……これはひどい……」

補佐「お前自分で飲ませておいて引くなよ、傷つくわ」

漣「艦これの同人誌に出てくる汚い竿役みたいだわ」

補佐「さおや……とにかく鏡!」

漣「はいよ」スッ

補佐「どれどれ……うわっ……」

漣「補佐官じゃなくて、ブサ官になっちゃいましたね」

補佐「うまい事言ったつもりか、どれくらいで戻るんだこれは」

漣「3時間ほどですかね」

補佐「結構長いな……」

如月「何やってるの、漣ちゃん」
552 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:18:42.31 ID:qRecgFm90

漣「あ、如月」

補佐「……」

如月「あら…………補佐官?」

補佐「! わかるのか!?」

漣「まあこれは予想通りかも」

如月「本当に補佐官なのね。まあ、臭いでわかるわぁ」

補佐「そうか、臭いは変わらないはずだからな」

漣(臭いでわかるってのも結構アレだと思うんですけど)

如月「まあ、私は補佐官の顔じゃなく肉体が好きだからぁ」

補佐「それはそれで傷つくなぁ」

漣「漣もご主人様の肉体好きですよ!」

補佐「う、うん……」


その三人の様子を窺う者がいた!
 
553 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:19:18.98 ID:qRecgFm90


長門「……誰だ、あの男前は!?」


長門である!

それにしても、あの妹にしてこの姉であった


古鷹「どうされたんですか長門さん?」

長門「いや、あの、あの男の人は何者だ?」

古鷹「え?……さぁ、見た事ない顔ですね」

長門「お客さんかな、話しかけたら迷惑だろうか……」

古鷹「いいんじゃないですか、艦娘たちと話してるみたいだし」

長門「ううむ……でも、緊張する……」

古鷹「ええ、長門さんらしくない」

長門「だって、あんな男前なのに……」

古鷹「男前……まあ、個性的な顔立ちだとは思いますが……」

長門「よし……この長門、勇気を出して声をかけてみるぞ……!」

古鷹「え、あ、はぁ」

スタスタ

古鷹「変わってるなぁあの姉妹……」ガビーン
 
554 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:20:11.10 ID:qRecgFm90


そして


長門「あのう……」

補佐「……何かね」

長門「え、えっと……///」カァ

漣(やっぱり面白いことになって来たザンスねぇ!)

如月(な、長門さん……乙女になっちゃってるわぁ……)

長門「お名前、教えてもらっても……?あ、私は長門です」

補佐「私は、そうだな、まぁ、大佐とでも呼んでくれ」

漣(結構盛ったな、中尉)

補佐「それで、何か用事かね」

長門「あ、あの、その……」

長門(しまった〜〜〜!これからどうするか考えてなかった〜〜〜!!)

補佐「ひょっとして、この鎮守府を案内してくれるという事かね?」

長門「あ、そ、そうなんですよ!あはは」

長門(なんかよくわからんけど、やった!)

如月(気づいて長門さん、普通そんな風に気が利くブサイクはいないわ!)

漣(めっちゃ失礼な事考えてんな!?)
 
555 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:20:46.09 ID:qRecgFm90


そして


長門「ここが訓練場です」

補佐「ふむ……」(知ってるけどね)

長門「……」ジー

補佐「ん……何か?」

長門「い、いえ、別に……///」フイッ


漣「どうしよう、かなりアレだよ、これ戻った時が気の毒過ぎる」

如月「そうねえ……あんな長門さん初めて見るし……」

漣「ちょいと作戦会議だ!」


「大佐ー!」

補佐「む、呼ばれているね。ちょっと待ってていてくれたまえ」

長門「は、はい」

スタスタ
 
556 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:22:28.34 ID:qRecgFm90


補佐「なんだ、お前がやれって言ったんだぞ」

漣「言ってませんけど!?言ったとしてもここまでやれとは言わない!」

如月「仮に他のLOVE勢に見せるって話でも、みんな補佐官の肉体が好きだから大丈夫よぉ」

補佐「もっとハートを見てくれ!」

漣「それで!このまま戻ると長門さん可哀想だから、振って!」

補佐「振ってって、それも可哀想じゃないか?」

漣「作戦はある!この薬を使います!」

如月「まだ薬あるの」

漣「これは身体が一時的に大人になる薬。駆逐艦と海防艦、潜水艦の要望に応えて開発された薬」

補佐「開発された理由が切なすぎる……」

漣「まぁ、10分ほどで戻りますが、これを飲んで大佐の妻として現れればいいのです!」

如月「なるほどねぇ」

漣「しかしこの薬はまだ試作段階なので、最悪の場合爆発します。如月飲む?」

如月「い、いやぁ……」

補佐「危なすぎる……」

漣「私も嫌」
557 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:23:05.39 ID:qRecgFm90

如月「どこかに向こう見ずナンバーワンの艦娘がいないかしら……」

「ブツブツ……」

漣「む、あれは……」

スリガオ時雨「レイテ沖海戦をありがたがってる連中なんざ全員死ねばいいのに……」ブツブツ

如月「この間生まれた艦娘ね」

補佐「え、あれは時雨じゃないのか?」

漣「レイテイベントに参戦しなかった鎮守府はアレが生まれるんだって」

補佐「えぇ……」

如月「普通の時雨は時雨で別にいるわよ」

スリガオ時雨「僕は海軍善玉主義者を根絶やしにするよ。この世から海軍遺伝子を抹消する」

補佐「なんか、ヤベー奴になってないか?」

漣「陸軍と日本郵船の恨みつらみを溜め込んで深海棲艦と紙一重の存在になってしまっている」

如月「恐ろしい事よこれは」

補佐「本当にな」
558 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:23:34.38 ID:qRecgFm90

漣「おーい、時雨ちゃん」

スリガオ時雨「何かな」

漣「この薬飲んでみて」

スリガオ時雨「まさか自白剤?僕が海軍行きつけの料亭を燃y」

如月「やめなさい!それは本当に怒られるわよ!それやっちゃうのはもう単純に悪口になっちゃうんだから!」

漣「いやそれは一昨年の話d」

如月「やめなさいってば!」

スリガオ時雨「とにかく飲むよ」

ゴクン

シュー

大人時雨「う、なんだいこれは……僕が大人に……?」

漣「さあ!着替えてきて!大人っぽいのに!」

大人時雨「う、うん……」

補佐「じゃあ、私は戻る」

如月「頼んだわぁ」
 
559 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:24:05.13 ID:qRecgFm90


そして


長門(なんて、素晴らしい人だ……まるで私が案内されているかのようだ……///)

補佐「どうかしたかね、私の顔に何かついているのかね?」

長門「い、いえ、その……」

長門(こんな人と、添い遂げられたらどんなに幸せだろうか……)

補佐「そろそろ、お暇させてもらうよ。君の指揮官にもよろしく言っておいてくれ」

長門「あの……送りましょうか」

補佐「いや、結構、迎えを呼んであるからね」

長門「あ、そうですか……」

長門(もう後がない……言え、言うんだ、長門……!)

長門「……あ」

補佐「む、来たようだね」
560 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:24:33.22 ID:qRecgFm90

大人時雨「あなた、帰るわよ」

長門「……」

補佐「うむ。今日はありがとう、長門。もう会う事はないと思うが……」

長門「あ……その……」

補佐「彼女かね、彼女は私の妻だよ」

大人時雨「どうも」

長門「そう、でしたか……」

長門(そりゃ、そうだよな……こんな素敵な人が、結婚していないだなんて……あるはずがない……)

大人時雨「さぁ、電車の時間に遅れるわよ」

補佐「わかった。それではな、長門。ありがとう」

長門「……はい」

スタスタ

長門「さようなら……短い初恋だった……」グスン
 
561 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:25:33.63 ID:qRecgFm90


そして


漣「うまくいったみたいですねぇ!やりますねぇ!」

補佐「なんだか、悪い事をしたよ」

シュー

補佐「おお、元の顔に戻った!」

如月「やっぱり補佐官はこの顔が素敵よぉ♪」

補佐「そうだろうそうだろう」

大人時雨「僕もそろそろ戻りたいな」

シュー

漣「お、戻るか!?」

シューーーー

如月「いや、戻るというよりはなんだか、導火線のような音よね」

補佐「そうだな」

大人時雨「なんかヤバい気がする」

如月「これはもしや……」

漣「みんな下がれ!早く!時雨が爆発する!!」
 
562 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:26:00.73 ID:qRecgFm90


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-END-
563 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:30:04.88 ID:qRecgFm90
ここまで
陸が善とか海が善とかは結局バランスが大事だ
大戦期の日本軍は言われているほど弱くは無いし、言われているほど強くはないのだ(?)
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 00:42:52.06 ID:cNEIErk70

爆発オチなんてサイテー!
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 00:43:22.48 ID:wCzXcl810
おつ
陸と海のバランス大事よね
http://uproda.2ch-library.com/985779a5a/lib985779.jpg
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 04:33:10.06 ID:JugLt+hLO

結局爆発
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 10:10:41.08 ID:xCzlrsKZ0
乙です。
この一時的に大人になれる薬の成分某名探偵と同じく白乾児か
568 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/03/17(土) 00:01:11.92 ID:PFd5An2+0


「……きなさい……おきなさい……」

補佐「う〜ん、まだ眠いよ……」

初霜「捨て置きなさい、そんな男」

補佐「ええ!?」ガバッ

卯月「あ、起きた」

補佐「ん……ふわ〜あ、よく寝た。どれくらい寝てたんだ私は」

初霜「ひと月以上は寝てましたね」

補佐「そんなに」

卯月「それより!新しい艦娘が挨拶に来てるっぴょん!」

補佐「ほほう」

日振「初めまして、日振です!」

大東「あたいは二番艦の大東さ」

補佐「すると、海防艦か……む、海防艦!?」ビクッ
569 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/03/17(土) 00:01:39.18 ID:PFd5An2+0

日振「えっと、そうですけど」

補佐(ぐっ、海防艦だ……次はどう来る!?私はどこから犯されるんだ!?)

初霜「またこいつはいたらん事考えちょるでしょう?」

卯月「海防艦だしやむなしぴょん」

初霜「たまには犯される前に犯してみてはいかがでしょうか」

卯月「えぇ……」

補佐「それだ!」

初霜「えぇ……」

日振「えっ!?」

補佐「行くぞこの小悪魔め!」

日振「いやあああああああああああああああ!!」


……


補佐「……」

初霜「……」

日振「うぅ……」グスン

卯月「これ、ダメな奴じゃないのかな」
570 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/03/17(土) 00:02:17.00 ID:PFd5An2+0

初霜「や、やってしまいましたね補佐官」

補佐「けしかけたのはお前だろ!?」

初霜「いや私は提案しただけですー実際にレ〇プしたのは補佐官ですー」

卯月「ちょっと先に謝りなよ!」

補佐「……すまん!!」ドゲザァ

初霜「本当にごめんなさい!!!」ドゲザァ

日振「……いえ、いいんです……軽く12回はイキましたから……」グスグス

補佐「早速謝って損したぞ」

初霜「こいつ……」

卯月「うーちゃんもそこまでイッたことはないぴょん……」

初霜「ああ!?」クワッ

卯月「と、とにかく、やはり日振ちゃんも海防艦の例に洩れなかったぴょん」

大東「……」

卯月「ほら、大東ちゃんが放心してるぴょん!急にあんなの見せられたから!」
571 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/03/17(土) 00:02:59.23 ID:PFd5An2+0

補佐「いやこの子も海防艦だし……やはり先手必勝か?」

初霜「割と倫理観とかモラルとかいう言葉から逸脱してますよね補佐官って」

補佐「まあな。この鎮守府に来てからだが」

大東「いやいや、あたいはこっち専門だから」スッ

卯月「おおおっ!これは噂のペニバンってやつぴょん!?」

補佐「やっぱり先手必勝じゃないか!」

大東「艦娘に勝てるわけないだろ!」ガシッ

補佐「うわあああ!!」

初霜「ちょっと待ちなさい」

大東「え?」

補佐「おお!初霜!」

初霜「私はね……アレなの、恥ずかしいからあんま大きな声じゃ言えないんですけど……」

大東「何?」
572 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/03/17(土) 00:04:20.76 ID:PFd5An2+0

初霜「ちょっとこっち来て……コショコショコショ」

大東「ふんふん……あ〜〜〜、なる」

卯月「うまい事言ったつもりぴょん?」

大東「じゃあ、はい」スッ

初霜「ありがと……///」

補佐「なぜそれを初霜が付けているのかは聞きたくもないな」


ホワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!


補佐(あとなんかごろくにんぐらいきたきがするけどぜんぜんおぼえてないです)

ガングート「……」スッ

補佐「ボラギノール、買ってきてくれたんだねありがとうガングート。でもみんなの前で持って来てほしくはなかったかな」

雷「えぇーー!補佐官痔なの!?」

最上「痛そう……大丈夫?」

大鯨「補佐官は外に塗ったんですか、それとも中に注入……?」

妙高「そんな事聞かなくてもいいじゃないですか……」

大鯨「だって、気にじゃないの!」

補佐「……」ハァ

 
573 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/03/17(土) 00:05:07.33 ID:PFd5An2+0
こんだけ
オリジナル小説なんて書いてる場合じゃあねーぞ!
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/17(土) 17:50:24.01 ID:Am05jszhO
補佐官はこんなやつじゃなかった
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:13:16.72 ID:PzteoZoCO
補佐官のリミッターを外した初霜ちゃんは責任とらないとね
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/04(水) 22:10:52.76 ID:WzdE3SCA0
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/07(水) 20:38:51.52 ID:b6QuVtGKO
保守
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/06(日) 15:32:23.13 ID:2SXIXgANo
保守
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 19:48:54.81 ID:BetFp031o
まさかデ・ロイテルなんてこのSSでしかみなかったような艦が艦これにでるとは
やはり運営はこのSSをよんでいたのだろうか
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