【艦これ】補佐官のいる鎮守府 3

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479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/08(日) 14:06:59.42 ID:qCWyjjXzo
初霜はまだ手でしかやってないからな
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 21:38:09.49 ID:LW2ZdU+90
結局あの首絞めプレイは何だったのか

深く考えたら負けな気がしてきた

481 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/10/11(水) 23:23:03.28 ID:9S6sT8tyo


【鎮守府のヤベー奴】


ところで、補佐官の兄と榛名が会話をしていた。


補佐兄「なんだか、『いつまで鎮守府に居座るんだ』って白い目で見られてる気がする」

榛名「そんな事はないですよ、榛名は大丈夫です!」

補佐兄「そう言ってくれるとありがたいけど」

榛名「二人ぐらい増えたってどうってことないです!娘さんも可愛いですし」

補佐兄「君たち艦娘が娘の面倒を見てくれるから本当に助かっているよ」

榛名「いえいえ、こちらこそ、色々と学ばせていただいています」

補佐兄「しかしなぁ、なんとか就職しなくっちゃあなぁ……」
482 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/10/11(水) 23:23:29.04 ID:9S6sT8tyo

テテーン!

提督「そこの君!海軍に入らないかい!?」

補佐兄「どうしたんです叔父さん」

提督「入らないかい!?」

補佐兄「え、えぇ……そんな急に入れるものなんです?」

提督「もちろんじゃよ!試験さえ合格すればあなたもすぐに激戦地へ!」

補佐兄「激戦地……でも私には娘がいるからなぁ」

提督「大丈夫!」

補佐兄「……」

提督「……大丈夫じゃ!」

補佐兄(絶対大丈夫じゃない)

提督「というかのう、なり手がおらんのじゃよ、試験がアホみたいに難しくて」
483 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/10/11(水) 23:24:26.97 ID:9S6sT8tyo

補佐兄「それなら私も無理でしょうが」

提督「そこはこう、コネじゃよ」

補佐兄「そんなよくある艦これSSの敵対提督みたいなのやですよ」

提督「……大丈夫じゃ!」

補佐兄「えぇ……」

榛名「げ、激戦地だなんて、ダメです!」

提督「いやまぁ、本当に送られるかどうかはわからんのじゃがな」

榛名「榛名が絶対許しません!娘さんが可哀想です!」プンプン

提督「まぁ本気で言ってるわけじゃないから、そう怒るな」

榛名「娘さんが悲しむようなことは榛名は絶対許しませんからね!この『補佐官のお兄さんの娘さんファンクラブ』会員002の榛名がね!」

補佐兄「え!?『補佐官のお兄さんの娘さんファンクラブ』!?何それ!?」
484 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/10/11(水) 23:25:10.98 ID:9S6sT8tyo

榛名「ご存じないのですか?娘さんを見て愛でる、触って愛でる、会話して愛でる、素敵な同好会です!」

補佐兄「触るって……父である私に言っていいのかそれは……ちなみに001って誰?」

榛名「それはもちろんあなたですよ」

補佐兄「え、私ぃ?入った覚えないけど……まあ一番娘を愛しているのは私だが」

榛名「だから001は空けてあるんです」

補佐兄「な、なるほど……」

榛名「そういうわけですから、誰が何と言おうと激戦地になんて送らせません!」

提督「むぅ、そうかぁ……」

補佐兄(ひょっとしてこの鎮守府ヤベー奴ばっかりなんじゃ……)


その通りである!
 
485 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/10/11(水) 23:27:34.29 ID:9S6sT8tyo
こんだけ
最近の艦これ事情が全然分からん!
2期とやらでゲーム性が変わって面白くなればいいけど、まあそのままHTML5に移行ってだけだろうなぁ
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 23:47:35.56 ID:4tjtnYtio
アズールレーンと仲良くなって、二期が始まった
あと満潮がカイニ!
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/11(水) 23:48:59.64 ID:9wAJginV0
友軍艦隊…
488 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/10/19(木) 01:50:49.77 ID:9kbbxH6uo


【初霜のお悩み相談】


初霜「そろそろ私にもご褒美が必要よね」

若葉「この間も旅行に行ったのに何を言ってるんだお前は」

初霜「いや、それはそうだけど、もっとこう、あるじゃない?」

若葉「ないな」

初霜「補佐官から直接よ」

若葉「なんだかんだ言ってお前補佐官めちゃくちゃ好きだよな」

初霜「いや、そんな事は断じてないんだけど。むしろあっちが私の事好きなんだけど」

若葉「……」

子日「なんでちょっと意地張るのかな」

若葉「ああいうタイプには直球勝負を挑んだ方がいいぞ」

初霜「別に、違うし、好きじゃないし」
489 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/10/19(木) 01:51:33.14 ID:9kbbxH6uo

若葉「仮に好きじゃないとして、その態度でご褒美貰おうとか嫌な奴だな……」ガビーン

子日「そうだよ」

初霜「いやだって……」

子日「そんなデモデモダッテちゃんだったかなぁ、初霜ちゃんは」

初霜「むぅ……」

若葉「何をそんなに恥ずかしがってるんだ、他にもっと恥ずかしいやつはいっぱいいるっていうか大体みんな振る舞いが恥ずかしいぞ」

子日「そうだよ、もうここちょっとしたスラムか無法地帯だよ」

初霜「そうだけど……だってこう、違うじゃない、いつも横にいるんだから。家族に『ありがとう』って言いにくいのと同じで」

若葉「家族なんていた事ないだろ私たちは」

子日「姉妹艦は家族だよ!」

白露「嘘を言うなっ!」

若葉「ああ、そうだったそうだった、すっかり忘れて……」
490 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/10/19(木) 01:52:02.03 ID:9kbbxH6uo

白露「……」

子日「……」

若葉「……」

白露「あなたたち戦闘に参加して。ベラベラ喋ってばかりいないでさぁ」

ドンドン!

パララララ

若葉「すまん……」

 
491 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/10/19(木) 01:53:56.11 ID:9kbbxH6uo
こんだけ
大体みんな振る舞いが恥ずかしい、艦これSSあるあるだな(多分)
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 09:59:06.45 ID:0/dw2ek10
乙です。
こうして会話できるほど余裕な戦闘だったんだな
493 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/23(木) 12:06:35.99 ID:HP1Y/VUJo

【海防艦、また現る】


ズーン...

補佐「……」

初霜「そんなに落ち込んで、どうなさったのですか?」

[新しく海防艦が来るよ!]

初霜「えぇ……」

補佐「今いる4人でさえこの騒ぎなのに……」

コンコン

補佐「はいどうぞ」

ガチャ

佐渡「択捉型海防艦、三番艦の佐渡だぜ!よろしくな!」

対馬「択捉型海防艦、対馬」
494 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/23(木) 12:07:04.92 ID:HP1Y/VUJo

補佐「よろしく。私がこの鎮守府の補佐官だ。君たちのマネージメントを行うが、最近は提督が仕事をしないk」

佐渡「TN☆TN吸わせろぉ!!」クワッ

補佐「え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」

ガチャ

涼月「遅くなりました」

伊400「お邪魔しまーす」

涼月「……」

伊400「お邪魔しましたー」

バタン

補佐「わ、私がここで……逆レなどとは……」

初霜「いつもの事でしょうが」

対馬「ふふ、対馬もスイッチが入っちゃいました……対馬の、ここに、入れt」

初霜「おっと言わせませんよ」

佐渡「もうほとんど言ってるじゃねえの」
495 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/23(木) 12:07:38.00 ID:HP1Y/VUJo

初霜「疑問なんだけどなんで海防艦ってこんなのばっかなの」

佐渡「ここに送られてくる海防艦は試製艦娘だし」

初霜「艦政本部ほんとクソですよね」

補佐「うん、思った」

佐渡「それだけ信頼に厚いって事じゃないの」

補佐「そういうタイプの信頼はやだなぁ」

対馬「さぁ、早く……♥」

佐渡「どうやら準備万端のようだぜ」

補佐「えぇ……やらなきゃダメなの……」

対馬「やらなかったら補佐官ごとこの執務室を破壊します」

補佐「やるやる!俄然やる気が出てきたよ!」
496 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/23(木) 12:08:46.25 ID:HP1Y/VUJo

ガチャ

涼月「やっぱりさっきのは白昼夢じゃ……」

伊400「だと思うけど」

涼月「……」

伊400「夢じゃなかった……」

バタム

補佐「我ながら思うけど、酷い鎮守府だ……」グッタリ

初霜「酷いのは海防艦ですがね」

佐渡「じゃあ戻るわ、用事も済んだし」

対馬「また、いつでも、お呼びください」

補佐「500万年後ぐらいに呼ぶよ」

ガチャ

バタン

補佐「やれやれ、またロクでもないやつらが来てしまった」

初霜「気苦労が増えそうですね、満更でもないとか思ってるんでしょうけど」ヨシヨシ

補佐「そんな事ないし……」

 
497 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/23(木) 12:13:26.78 ID:HP1Y/VUJo
こんだけ
HOI4で今度支那事変イベント強化DLCが出るっぽいね!わぁい!
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 17:22:10.00 ID:sQ5U3XPzO

今の勢いを見るに海防艦は今後もどんどん実装されそうですね負けるな補佐官
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 17:26:52.27 ID:17Ulg5rC0
乙です
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/23(木) 20:21:00.76 ID:JRttTHzWo

久しぶりだな
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/24(金) 19:19:59.59 ID:RdSNEDrA0
どこかで見たが海防艦(択捉、松輪)は小学生低学年くらいの身長らしい
だから多分佐渡、対馬もそのくらい

そんな小さな子と大の男がチョメチョメヤってる所なんか見たら
そりゃ2人も逃げ出すわ
502 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 14:11:52.12 ID:Yk4E02wao

【安価アンテナ2】


マッド明石「出来ましたぜ中尉!『安価アンテナU』でさぁ!」

補佐「初霜!」

シュバババババ

初霜「はい、初霜参りました……うわっ」

マッド明石「そんなゴキブリが出たみたいな反応しないでくださいな」

初霜「ゴキブリか白蟻の方がマシですがね」

補佐「そうだぞ」

マッド明石「(´・ω・`)」

初霜「何しに来たとか聞きません、出て行ってください」

補佐「そうだそうだ」

マッド明石「酷い!」

初霜「この間も何やら危険な細菌を持って来ていたらしいじゃないですか、困るんですよねそういうの」

補佐「困る困る」

マッド明石「ぐぬぬ、小娘め、言わせておけば!」
503 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 14:12:19.03 ID:Yk4E02wao

初霜「逆切れですか?」

マッド明石「そうだとも!!」ビュンッ

初霜「当たりませんよ」サッ

ザックリ

補佐「お゛ぁ゛っ!?」

初霜「あ」

マッド明石「よっし!」

補佐「ま、またこれに操られるのか……」

初霜「ホントクズよねこいつ……」

マッド明石「だからマッドなのよ!でもあんまり言うと泣くからね!」

補佐「どんどん泣いて」

マッド明石「あ、誰か来ましたよ!実験を始めましょう!」

初霜「割と面白そうですね」

補佐「面白くない」


通りかかった艦娘↓1
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 14:14:09.21 ID:52APialg0
古鷹
505 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 14:19:22.80 ID:Yk4E02wao


古鷹「あ、補佐官と初霜ちゃん」

マッド明石「私は認識されていない!?」

補佐「下がれ古鷹!何が起こるかわからないぞ!」

古鷹「何かお困りみたいですね」

補佐「困っているけど君にも迷惑がかかるから」

古鷹「またそいつがなにかをやらかしたんですね、お助けしましょう」

補佐「んもう!いい子なんだから!」

マッド明石「ふふふ、まんまとかかりましたな」

初霜「このボタンを押せばいいのね」カチッ

マッド明石「……」


↓1 行動・セリフ等
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 15:30:43.11 ID:D6yvu93jo
目からビーム
507 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 15:48:51.58 ID:Yk4E02wao


補佐「ホワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

ビィィィィィィ

古鷹「あばばばーーーー!!?」バリバリ

バタッ

初霜「補佐官の目からビームが!」

古鷹「」ピクピク

補佐「ふ、古鷹が!大丈夫か!」

マッド明石「こんな事までできるとは……私は自分の才能が恐ろしい……!」

補佐「初霜、古鷹を医務室へと運んでやれ」

初霜「は、はい」ヨイショ

スタスタ

マッド明石「目からビームを出した感想はどうです」

補佐「お前に当ててやればよかったよ」

マッド明石「ふふふ、どんどん私の好感度が下がっていきますね、泣きそう」

補佐「自業自得だし、なんでお前のところの提督がお前を野放しにしてるのか考えたくもないな」

マッド明石「それは提督もマッドだからですよ!おっと、次なるお客のようですね」


通りかかった艦娘↓1


508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 15:49:48.78 ID:52APialg0
鳳翔
509 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 15:58:34.84 ID:Yk4E02wao


鳳翔「あら、補佐官と……何のご用ですか?」

マッド明石「鳳翔さんですらいきなり警戒するなんて……」ガーン

補佐「この大たわけを何とかしてくれ」

鳳翔「わかりました」ジャキッ

マッド明石「おっと、そんなショットガンを構えるとどうなると思います!?」カチッ


↓1 出来事、行動、セリフ等
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 16:03:26.35 ID:GT2/FyW10
もう一度目からビームでマッド明石を轟沈
511 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 16:17:59.58 ID:Yk4E02wao


補佐「ホワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

ビィィィィィィ

マッド明石「おべべべーーーー!!?」バリバリ

バタッ

鳳翔「あら」

補佐「や、やったぞ!撃沈したぞ!ふはははは!」

鳳翔「でも、陸上じゃ艦娘は沈没しませんよ」

補佐「そうか、そうだな……」

マッド明石「」キュー

補佐「なんか、宅急便とかで送り返しておいてくれ」

鳳翔「わかりました」ヨイショ

ズリズリ

補佐「ふぅ、ようやく難は去ったか……このアンテナを抜かないと……」グイグイ


通りかかった艦娘↓1
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 16:20:02.16 ID:d2JrgmoA0
大潮
513 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 16:23:49.85 ID:Yk4E02wao


大潮「補佐官!何してるんですか!」

補佐「大潮か、このアンテナを抜いてくれないか」

大潮「いいですよ!……ん?このリモコンは」ヒョイ

補佐「あ、それは」

大潮「えい」カチッ

補佐「あ!バカッ!」


↓1 出来事、行動、セリフ等
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 16:24:37.14 ID:52APialg0
補佐官がどじょうすくいを踊らされた
515 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 16:37:18.59 ID:Yk4E02wao


チャンチャカチャンチャン♪

大潮「ひょ?急に音楽が……」

補佐「おやじ〜〜どこへ行く〜〜腰に籠下げて〜〜〜〜〜〜♪」

チャンチャカチャンチャン♪

大潮「えぇ……」

補佐「前の小川へ〜〜〜〜〜どじょう取りに〜〜〜〜〜〜♪」

大潮「あの、大潮もう行きますね……」ソソクサ

チャンチャカチャンチャン♪


通りかかった艦娘↓1
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 16:42:33.41 ID:d2JrgmoA0
卯月
517 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 16:52:38.49 ID:Yk4E02wao


卯月「何の騒ぎっぴょん?」

チャンチャカチャンチャン♪

補佐「唄に千両の〜〜〜値踏みあれば〜〜〜〜♪」

卯月「やめろ!」バシッ

補佐「うっ……ああ、卯月か、助かったよ」

卯月「一体どういうことぴょん」

補佐「いや、見ての通りこのアンテナがな」

卯月「またアイツぴょん?ん、なんか踏んだっぴょん」カチッ

補佐「あ……」


↓1 出来事、行動、セリフ等
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 16:53:43.65 ID:FVNyjfJS0
卯月が語尾にぴょんと言わなくなる
519 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 17:04:06.90 ID:Yk4E02wao


卯月「ああ、これはリモコン……あれ!?」

補佐「何か身体に異変はないか!?」

卯月「なんかぴょんって言えなくなってる!」

補佐「ああ、これは球磨のパターンだな」

卯月「うーちゃんのアイデンティティが!どうすればいい!?」

補佐「しばらくすれば戻るさ。よかったよかった、この程度で済んで」

卯月「よくない!うぅ、どうしよう……これじゃみんなうーちゃんがうーちゃんとわからないかも……」

補佐「それよりだな、私に刺さったこのアンテナを……」

卯月「うわーーーん!!」タタタター

補佐「ああ、行っちゃった……」


通りかかった艦娘↓1
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:12:40.64 ID:52APialg0
大井
521 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 17:18:43.11 ID:Yk4E02wao


大井「何してらっしゃるんですか。うふっ、変な頭!」クスッ

補佐「大井か、こいつを抜いて欲しいんだよ、ちょっと頼む」

大井「いいですよ、はいっ」グイッ

補佐「いでででででで」

大井「あ、大丈夫ですか?」パッ

補佐「尋常じゃなく痛いが、我慢するよ、思いっきり、一気に頼む!」

大井「はい、えいっ!!」グイー

補佐「ぐおおお!」


だが、マッド明石の卑劣な罠が発動した!

抜こうとすると安価スイッチが作動する仕掛けになっていたのだ!


↓1 出来事、行動、セリフ等

522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:20:33.36 ID:7oTdMITkO
どこからともなくスリラーが流れてきて踊り出す補佐官
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:26:42.99 ID:52APialg0
また踊らされるか(^^)
524 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 17:39:27.60 ID:Yk4E02wao


デッデン♪デッデン♪

大井「えっ、何!?」

補佐「……」

ズンチャ♪ズンチャ♪

大井「えっ、スリラー!?」

補佐「……」ザッザッ

大井「えっと……私も踊ればいいのかしら……」

舞風「お、スリラーじゃん!」

アイオワ「Let's dance now!」

補佐「'Cause this is thriller, thriller night」

舞風「なかなか上手いじゃない、イェイ!」

補佐「And no one's gonna save you from the beast about strike …」


☆スリラーエンド☆
525 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/11/25(土) 17:40:55.34 ID:Yk4E02wao
ここまで
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:45:22.44 ID:GT2/FyW10

また、安価やりたいな
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/25(土) 17:50:31.05 ID:FVNyjfJS0
乙です
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/26(日) 22:36:30.72 ID:99IotV3ko
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/10(日) 01:03:05.05 ID:uJGfHq7A0
まだか?
530 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/12/26(火) 01:48:50.84 ID:jno3wLPM0


【補佐官のクリスマス】


ここは補佐官が秘密裏に作らせた隠し部屋


補佐「クリスマスは絶対ヤバい」

ガングート「……」

補佐「だから私は仕事の書類を持ってガングートと隠し部屋に来ています」

ガングート「……」パチパチ

補佐「この場所は私と提督、初霜、ガングート、あとは防諜担当のあきつ丸ぐらいしか知らない部屋なのだ」

ガングート「……」コクコク

補佐「そして食糧その他が大量に備蓄してあるから、これでしばらくはゆっくり仕事に専念できるぞ!」

ガングート「……」コクコク

補佐「そしてガングート、彼女こそ理想的な艦娘だ。勇敢でしかも忠実、第一襲われない」ハッハッハ!


はたして、本当にそうだろうか!


補佐「さて、仕事だ!」

ガングート「……」

ガチャリ

補佐「おっと、ありがとうガングート、鍵を閉め忘れていたらマズいからな」

ガングート「……」ニヤリ


初霜「後日、補佐官は普通に出てきました。特に変わった様子はありません、何もなかったのか、それとも……」ギリリ

若葉「多分普通に何もないパターンだな」

初霜「補佐官ってすぐ人を誘惑するから……あの蠱惑的な雰囲気とかさ……」

若葉「その痴漢される方が悪い、みたいな理論はやめろ」


 
531 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/12/26(火) 01:49:18.25 ID:jno3wLPM0


【さみちゃんのクリスマス】


さみちゃん「久々の登場!覚えてますか皆さん?覚えてない?死ねぇ!!」

憲兵「……」

さみちゃん「もちろん、クリスマスプレゼントくれますよね!」

憲兵「今年一年いい子にしてたかい?」

さみちゃん「今年一年……」

ホワンホワンホワーン↑
 
532 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/12/26(火) 01:50:01.91 ID:jno3wLPM0


さみちゃん「しょっ引かれたくなかったら、わかってんだろうな、あ〜ん?」

悪いやつ「わ、わかりました……」

さみちゃん「全然足んねーぞゴラァ!!!」スッ

憲兵「動くな」スチャ

悪いやつ「え!?今懐にしまったよね!?」(くそっ、憲兵だったか!!)


さみちゃん「あの〜」

憲兵「またお金かい?」

さみちゃん「競馬でスッちゃって……」

憲兵「……」


さみちゃん「さあ、裏ビデオだよ、買った買った!」

榛名「3万!いや5万出します!」

さみちゃん「5万が出ました!他には?」

龍驤「うちはまだ出すで!5万5千や!」

ワーワー
 
533 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/12/26(火) 01:51:29.10 ID:jno3wLPM0


ホワンホワンホワーン↓

さみちゃん「当然、いい子でしたとも」

憲兵「……」スタスタ

さみちゃん「嘘です!全然いい子じゃありませんでした!」

憲兵「……」ピタ

さみちゃん「よっしゃ!ちょろいぜ!」(これからは心を入れ替えます……)

憲兵「……一応、用意しておいたから」スッ

さみちゃん「やった!なんですかこれ開けていいですか!?」ゴソゴソ

憲兵「どうぞ」

さみちゃん「むむ、この重さは、貴金属に違いない……!」

バァーン

[爪切り]

さみちゃん「どひゃああああああ!!!爪切りだあああああ!!」ズコー

憲兵「じゃあ、渡したからね」

さみちゃん「ハッ!もしかして、チョビ大佐は私の爪が伸びているのを見て……♪」ドキッ☆

憲兵「いや、知人に貰ってね。犬用のヤツだが」

さみちゃん「ぴゃー!」

 
534 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2017/12/26(火) 01:52:42.80 ID:jno3wLPM0
こんだけ
チキン買ってくるのを忘れたのさ
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 02:04:31.77 ID:MNjm8adpo
ぴゃー!
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 09:07:27.87 ID:Fg//MNNnO
ぴゃ
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/26(火) 20:01:41.33 ID:1C+BcK8A0
安定のさみちゃんの畜生っぷりww
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2017/12/27(水) 02:39:06.57 ID:aOQkiWvX0
【さみちゃんのクリスマス】というタイトルで
さみちゃんって誰だっけ、とど忘れしてしまったww
539 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/01/01(月) 09:29:55.64 ID:hFe2F3Vl0


12月31日


ここは執務室


補佐「今年ももう終わりか〜」

初霜「ですね。しかし大晦日だからと執務室でお酒を飲むのは如何なものかと」

補佐「いいじゃないか、だって君、私帰れないし、軍曹も提督も兄貴も帰っちゃったんだもん」ヒック

初霜「はぁ……」

ガングート「……」ジー

補佐「さあ、もう一杯だ!」ゴトッ

初霜「はぁ……」

ガングート「……」グイッ

補佐「……なぁ、初霜」

初霜「なんですか?」

補佐「柄にもない事を言うが、お前には色々と感謝している」

初霜「……へぇ」
540 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/01/01(月) 09:30:22.04 ID:hFe2F3Vl0

補佐「そうだな、まるで私は誰とでも関係を持つような男だが…」

初霜「それは事実ですよね」

補佐「まぁ、そうなんだけどさ」

初霜「やれやれ、いつになったら一番近くにいる大事な人の気持ちに応えられるんですかね?」

ガングート「……」ジー

初霜「ぐっ……い、今のは忘れて下さい///」カァー

補佐「すー……すー……」zzz

初霜「おめえはよぉ!!」

ガングート「……」

初霜「……んもう、風邪引きますよ」

ガングート「……」クイックイッ

初霜「え?」

ガングート「……」スッ

初霜「……そうね、今日は女二人で飲みましょうか。あ、年越しそば食べる?」

ガングート「……」コクリ

 
541 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/01/01(月) 09:31:04.21 ID:hFe2F3Vl0


そして


ゴ〜ン

初霜「あ、年が明けたわね。あけましておめでとうございます」

ガングート「……」ペコリ

バンッ

「「!?」」

夕立「セニョール、そしてセニョリータ!あけましておめでとう!」

時雨「あけましておめでとう!!」

夕立「これより戌年になりましたのでぇ!お歌の時間です!」

時雨「その名も!!」

夕立「では歌います!!」ジャラ〜ン

時雨「ギターは夕立!」

夕立「犬は〜〜耳があって足がある〜〜〜♪」ジャラ〜ン

時雨「犬は〜〜耳があって足がある〜〜〜♪」ジャラ〜ン

夕立「そして人は犬を見た時こう叫ぶのです!!いーーーたぞーーーーー!!!犬がーーーーーーーーー!!!」

「「いたぞ〜♪いたぞ〜♪いたぞ〜♪いたぞ〜♪犬が〜〜〜〜♪」」ジャラ〜ン
542 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/01/01(月) 09:31:49.45 ID:hFe2F3Vl0

初霜「そば食べる?」

夕立「食べるっぽ〜い」

時雨「待ってくれ、元旦ライブがまだ途中じゃないか」

夕立「お前一人で行け」

時雨「え………………う、うん……」トボトボ

初霜「寒いから閉めて行ってね」

時雨「あ、うん……」

バタム

初霜「何入れる、海老天とまる天とお肉とあるけど」

夕立「全部盛り!」


☆ Happy New Year! ☆
 
543 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/01/01(月) 09:32:52.30 ID:hFe2F3Vl0
こんだけ
あけおめことよろなのだ
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 09:46:44.39 ID:nZZ7Um600
あけおめ、ことよろ
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 10:18:00.74 ID:SDyb4hW/o
あけよろ
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/01(月) 13:55:04.22 ID:JMF9AJcA0
お年玉(物理)配ったら補佐官干からびるな
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/01/01(月) 19:01:18.13 ID:77xk1yqh0
落とし球?
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/27(土) 03:26:21.50 ID:NIYx7LzA0
まだかね?
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/07(水) 03:16:33.00 ID:JHI/0MEQO
追いついた
カオス過ぎる…
550 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:17:47.53 ID:qRecgFm90

【漣の企み】


お年玉(意味深)や豆撒き(意味深)、恵方巻(意味深)などのイベントも補佐官は頑張った。
ガングートは日記に、『さながら液体製品の生産ラインのようだ』と書き記した。
補佐官は幾度かテクノなブレイクをしかけたが無駄なしぶとさを見せ生きていた。
そんなある日。



漣「めっちゃ面白い事思いついちゃった!」

曙「絶対ロクでもないわ」

漣「まあまあそう言わんと。早速マッド明石に連絡だわよ!」

曙「絶対ロクでもないわよ」


そして


補佐「えぇ、やだよ」

漣「なんで?(威圧)」

補佐「いやだって君、ブサイクになる薬って、嫌だろ誰だって」

漣「でも、これで真実の愛がどういうものなのかわかるはず!」

補佐「見た目も個性の一つだと思うけど」
551 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:18:15.36 ID:qRecgFm90

漣「いいから飲めや!はようドブサイクナンバーワンになれ!」ガシッ

補佐「うわ!やめろ!うぐっ」ゴクン

シュワワワワワ

補佐「うっ…………どうなった、鏡を持って来てくれ」

漣「うわぁ……これはひどい……」

補佐「お前自分で飲ませておいて引くなよ、傷つくわ」

漣「艦これの同人誌に出てくる汚い竿役みたいだわ」

補佐「さおや……とにかく鏡!」

漣「はいよ」スッ

補佐「どれどれ……うわっ……」

漣「補佐官じゃなくて、ブサ官になっちゃいましたね」

補佐「うまい事言ったつもりか、どれくらいで戻るんだこれは」

漣「3時間ほどですかね」

補佐「結構長いな……」

如月「何やってるの、漣ちゃん」
552 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:18:42.31 ID:qRecgFm90

漣「あ、如月」

補佐「……」

如月「あら…………補佐官?」

補佐「! わかるのか!?」

漣「まあこれは予想通りかも」

如月「本当に補佐官なのね。まあ、臭いでわかるわぁ」

補佐「そうか、臭いは変わらないはずだからな」

漣(臭いでわかるってのも結構アレだと思うんですけど)

如月「まあ、私は補佐官の顔じゃなく肉体が好きだからぁ」

補佐「それはそれで傷つくなぁ」

漣「漣もご主人様の肉体好きですよ!」

補佐「う、うん……」


その三人の様子を窺う者がいた!
 
553 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:19:18.98 ID:qRecgFm90


長門「……誰だ、あの男前は!?」


長門である!

それにしても、あの妹にしてこの姉であった


古鷹「どうされたんですか長門さん?」

長門「いや、あの、あの男の人は何者だ?」

古鷹「え?……さぁ、見た事ない顔ですね」

長門「お客さんかな、話しかけたら迷惑だろうか……」

古鷹「いいんじゃないですか、艦娘たちと話してるみたいだし」

長門「ううむ……でも、緊張する……」

古鷹「ええ、長門さんらしくない」

長門「だって、あんな男前なのに……」

古鷹「男前……まあ、個性的な顔立ちだとは思いますが……」

長門「よし……この長門、勇気を出して声をかけてみるぞ……!」

古鷹「え、あ、はぁ」

スタスタ

古鷹「変わってるなぁあの姉妹……」ガビーン
 
554 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:20:11.10 ID:qRecgFm90


そして


長門「あのう……」

補佐「……何かね」

長門「え、えっと……///」カァ

漣(やっぱり面白いことになって来たザンスねぇ!)

如月(な、長門さん……乙女になっちゃってるわぁ……)

長門「お名前、教えてもらっても……?あ、私は長門です」

補佐「私は、そうだな、まぁ、大佐とでも呼んでくれ」

漣(結構盛ったな、中尉)

補佐「それで、何か用事かね」

長門「あ、あの、その……」

長門(しまった〜〜〜!これからどうするか考えてなかった〜〜〜!!)

補佐「ひょっとして、この鎮守府を案内してくれるという事かね?」

長門「あ、そ、そうなんですよ!あはは」

長門(なんかよくわからんけど、やった!)

如月(気づいて長門さん、普通そんな風に気が利くブサイクはいないわ!)

漣(めっちゃ失礼な事考えてんな!?)
 
555 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:20:46.09 ID:qRecgFm90


そして


長門「ここが訓練場です」

補佐「ふむ……」(知ってるけどね)

長門「……」ジー

補佐「ん……何か?」

長門「い、いえ、別に……///」フイッ


漣「どうしよう、かなりアレだよ、これ戻った時が気の毒過ぎる」

如月「そうねえ……あんな長門さん初めて見るし……」

漣「ちょいと作戦会議だ!」


「大佐ー!」

補佐「む、呼ばれているね。ちょっと待ってていてくれたまえ」

長門「は、はい」

スタスタ
 
556 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:22:28.34 ID:qRecgFm90


補佐「なんだ、お前がやれって言ったんだぞ」

漣「言ってませんけど!?言ったとしてもここまでやれとは言わない!」

如月「仮に他のLOVE勢に見せるって話でも、みんな補佐官の肉体が好きだから大丈夫よぉ」

補佐「もっとハートを見てくれ!」

漣「それで!このまま戻ると長門さん可哀想だから、振って!」

補佐「振ってって、それも可哀想じゃないか?」

漣「作戦はある!この薬を使います!」

如月「まだ薬あるの」

漣「これは身体が一時的に大人になる薬。駆逐艦と海防艦、潜水艦の要望に応えて開発された薬」

補佐「開発された理由が切なすぎる……」

漣「まぁ、10分ほどで戻りますが、これを飲んで大佐の妻として現れればいいのです!」

如月「なるほどねぇ」

漣「しかしこの薬はまだ試作段階なので、最悪の場合爆発します。如月飲む?」

如月「い、いやぁ……」

補佐「危なすぎる……」

漣「私も嫌」
557 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:23:05.39 ID:qRecgFm90

如月「どこかに向こう見ずナンバーワンの艦娘がいないかしら……」

「ブツブツ……」

漣「む、あれは……」

スリガオ時雨「レイテ沖海戦をありがたがってる連中なんざ全員死ねばいいのに……」ブツブツ

如月「この間生まれた艦娘ね」

補佐「え、あれは時雨じゃないのか?」

漣「レイテイベントに参戦しなかった鎮守府はアレが生まれるんだって」

補佐「えぇ……」

如月「普通の時雨は時雨で別にいるわよ」

スリガオ時雨「僕は海軍善玉主義者を根絶やしにするよ。この世から海軍遺伝子を抹消する」

補佐「なんか、ヤベー奴になってないか?」

漣「陸軍と日本郵船の恨みつらみを溜め込んで深海棲艦と紙一重の存在になってしまっている」

如月「恐ろしい事よこれは」

補佐「本当にな」
558 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:23:34.38 ID:qRecgFm90

漣「おーい、時雨ちゃん」

スリガオ時雨「何かな」

漣「この薬飲んでみて」

スリガオ時雨「まさか自白剤?僕が海軍行きつけの料亭を燃y」

如月「やめなさい!それは本当に怒られるわよ!それやっちゃうのはもう単純に悪口になっちゃうんだから!」

漣「いやそれは一昨年の話d」

如月「やめなさいってば!」

スリガオ時雨「とにかく飲むよ」

ゴクン

シュー

大人時雨「う、なんだいこれは……僕が大人に……?」

漣「さあ!着替えてきて!大人っぽいのに!」

大人時雨「う、うん……」

補佐「じゃあ、私は戻る」

如月「頼んだわぁ」
 
559 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:24:05.13 ID:qRecgFm90


そして


長門(なんて、素晴らしい人だ……まるで私が案内されているかのようだ……///)

補佐「どうかしたかね、私の顔に何かついているのかね?」

長門「い、いえ、その……」

長門(こんな人と、添い遂げられたらどんなに幸せだろうか……)

補佐「そろそろ、お暇させてもらうよ。君の指揮官にもよろしく言っておいてくれ」

長門「あの……送りましょうか」

補佐「いや、結構、迎えを呼んであるからね」

長門「あ、そうですか……」

長門(もう後がない……言え、言うんだ、長門……!)

長門「……あ」

補佐「む、来たようだね」
560 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:24:33.22 ID:qRecgFm90

大人時雨「あなた、帰るわよ」

長門「……」

補佐「うむ。今日はありがとう、長門。もう会う事はないと思うが……」

長門「あ……その……」

補佐「彼女かね、彼女は私の妻だよ」

大人時雨「どうも」

長門「そう、でしたか……」

長門(そりゃ、そうだよな……こんな素敵な人が、結婚していないだなんて……あるはずがない……)

大人時雨「さぁ、電車の時間に遅れるわよ」

補佐「わかった。それではな、長門。ありがとう」

長門「……はい」

スタスタ

長門「さようなら……短い初恋だった……」グスン
 
561 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:25:33.63 ID:qRecgFm90


そして


漣「うまくいったみたいですねぇ!やりますねぇ!」

補佐「なんだか、悪い事をしたよ」

シュー

補佐「おお、元の顔に戻った!」

如月「やっぱり補佐官はこの顔が素敵よぉ♪」

補佐「そうだろうそうだろう」

大人時雨「僕もそろそろ戻りたいな」

シュー

漣「お、戻るか!?」

シューーーー

如月「いや、戻るというよりはなんだか、導火線のような音よね」

補佐「そうだな」

大人時雨「なんかヤバい気がする」

如月「これはもしや……」

漣「みんな下がれ!早く!時雨が爆発する!!」
 
562 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:26:00.73 ID:qRecgFm90


      . ’      ’、   ′ ’   . ・
     、′・. ’   ;   ’、 ’、′‘ .・”
         ’、′・  (;;ノ;;;;;; (′‘  ”  ’、
    ’、′  ’、  (;;ノ;; (;;;;;;;;;;;;;;;;;;( ;⌒‘ ・. ’、′”;
      ’、′・  ( (´;^`⌒) ;) ;;;;;;;;;;∴⌒`.・   ” ;  ’、′・
   、 ’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ ;) ;⌒、"'人   ヽ
         、(⌒ ;;;:;´'从 ;'   ;  ;) ;⌒ ;; :) )、   ヽ
        ( ´;`ヾ,;⌒)´  从⌒ ;) `⌒ )⌒:`_,,..・ヽ
′‘: ;゜+° ′、:::::. :::    ´⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ‐''"..,,_
       、( ;;;:;´'  从   ⌒ ;) `⌒ )⌒:

-END-
563 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/02/11(日) 00:30:04.88 ID:qRecgFm90
ここまで
陸が善とか海が善とかは結局バランスが大事だ
大戦期の日本軍は言われているほど弱くは無いし、言われているほど強くはないのだ(?)
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 00:42:52.06 ID:cNEIErk70

爆発オチなんてサイテー!
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 00:43:22.48 ID:wCzXcl810
おつ
陸と海のバランス大事よね
http://uproda.2ch-library.com/985779a5a/lib985779.jpg
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 04:33:10.06 ID:JugLt+hLO

結局爆発
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/11(日) 10:10:41.08 ID:xCzlrsKZ0
乙です。
この一時的に大人になれる薬の成分某名探偵と同じく白乾児か
568 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/03/17(土) 00:01:11.92 ID:PFd5An2+0


「……きなさい……おきなさい……」

補佐「う〜ん、まだ眠いよ……」

初霜「捨て置きなさい、そんな男」

補佐「ええ!?」ガバッ

卯月「あ、起きた」

補佐「ん……ふわ〜あ、よく寝た。どれくらい寝てたんだ私は」

初霜「ひと月以上は寝てましたね」

補佐「そんなに」

卯月「それより!新しい艦娘が挨拶に来てるっぴょん!」

補佐「ほほう」

日振「初めまして、日振です!」

大東「あたいは二番艦の大東さ」

補佐「すると、海防艦か……む、海防艦!?」ビクッ
569 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/03/17(土) 00:01:39.18 ID:PFd5An2+0

日振「えっと、そうですけど」

補佐(ぐっ、海防艦だ……次はどう来る!?私はどこから犯されるんだ!?)

初霜「またこいつはいたらん事考えちょるでしょう?」

卯月「海防艦だしやむなしぴょん」

初霜「たまには犯される前に犯してみてはいかがでしょうか」

卯月「えぇ……」

補佐「それだ!」

初霜「えぇ……」

日振「えっ!?」

補佐「行くぞこの小悪魔め!」

日振「いやあああああああああああああああ!!」


……


補佐「……」

初霜「……」

日振「うぅ……」グスン

卯月「これ、ダメな奴じゃないのかな」
570 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/03/17(土) 00:02:17.00 ID:PFd5An2+0

初霜「や、やってしまいましたね補佐官」

補佐「けしかけたのはお前だろ!?」

初霜「いや私は提案しただけですー実際にレ〇プしたのは補佐官ですー」

卯月「ちょっと先に謝りなよ!」

補佐「……すまん!!」ドゲザァ

初霜「本当にごめんなさい!!!」ドゲザァ

日振「……いえ、いいんです……軽く12回はイキましたから……」グスグス

補佐「早速謝って損したぞ」

初霜「こいつ……」

卯月「うーちゃんもそこまでイッたことはないぴょん……」

初霜「ああ!?」クワッ

卯月「と、とにかく、やはり日振ちゃんも海防艦の例に洩れなかったぴょん」

大東「……」

卯月「ほら、大東ちゃんが放心してるぴょん!急にあんなの見せられたから!」
571 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/03/17(土) 00:02:59.23 ID:PFd5An2+0

補佐「いやこの子も海防艦だし……やはり先手必勝か?」

初霜「割と倫理観とかモラルとかいう言葉から逸脱してますよね補佐官って」

補佐「まあな。この鎮守府に来てからだが」

大東「いやいや、あたいはこっち専門だから」スッ

卯月「おおおっ!これは噂のペニバンってやつぴょん!?」

補佐「やっぱり先手必勝じゃないか!」

大東「艦娘に勝てるわけないだろ!」ガシッ

補佐「うわあああ!!」

初霜「ちょっと待ちなさい」

大東「え?」

補佐「おお!初霜!」

初霜「私はね……アレなの、恥ずかしいからあんま大きな声じゃ言えないんですけど……」

大東「何?」
572 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/03/17(土) 00:04:20.76 ID:PFd5An2+0

初霜「ちょっとこっち来て……コショコショコショ」

大東「ふんふん……あ〜〜〜、なる」

卯月「うまい事言ったつもりぴょん?」

大東「じゃあ、はい」スッ

初霜「ありがと……///」

補佐「なぜそれを初霜が付けているのかは聞きたくもないな」


ホワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!


補佐(あとなんかごろくにんぐらいきたきがするけどぜんぜんおぼえてないです)

ガングート「……」スッ

補佐「ボラギノール、買ってきてくれたんだねありがとうガングート。でもみんなの前で持って来てほしくはなかったかな」

雷「えぇーー!補佐官痔なの!?」

最上「痛そう……大丈夫?」

大鯨「補佐官は外に塗ったんですか、それとも中に注入……?」

妙高「そんな事聞かなくてもいいじゃないですか……」

大鯨「だって、気にじゃないの!」

補佐「……」ハァ

 
573 : ◆TLyYpvBiuw [saga]:2018/03/17(土) 00:05:07.33 ID:PFd5An2+0
こんだけ
オリジナル小説なんて書いてる場合じゃあねーぞ!
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/17(土) 17:50:24.01 ID:Am05jszhO
補佐官はこんなやつじゃなかった
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 00:13:16.72 ID:PzteoZoCO
補佐官のリミッターを外した初霜ちゃんは責任とらないとね
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/04(水) 22:10:52.76 ID:WzdE3SCA0
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/07(水) 20:38:51.52 ID:b6QuVtGKO
保守
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/06(日) 15:32:23.13 ID:2SXIXgANo
保守
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