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こちらカントー地方タマムシジム前派出所
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73 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/28(水) 23:36:35.72 ID:M25fZkkH0
マサキ「いや〜ありがとうな! おかげで元の姿に戻れましたわ!」
マサキ「これ、お礼のサントアンヌ号のチケット!
なんでも豪華客船らしいけど、ワイには興味なくてな」
両津(サントアンヌ号と言ったら中川の所の船じゃないか……
あの船のチケットは相当な値段がすると聞いた事があるな)
レッド「どうも」
レッド「あの、珍しいポケモンのデータを持ってるって聞いたんですが」
マサキ「ああ! それならそこのパソコンにはいっとるよ
イーブイっていう珍しいポケモンの進化した姿やけどな」
レッド&両津「イーブイ?」
マサキ「なんや、色んな環境に適応して進化するポケモンや
個体数が少なくて、捕まえるのが大変なポケモンなんやで」
レッド「そうなんですか」
レッド(イーブイ……欲しいかも)
両津(イーブイ……金になるな)ブツブツ・・・
レッド「シャワーズにサンダースにブースターのデータありがとうございました」
マサキ「それぐらいお安い御用や」
74 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/28(水) 23:39:50.98 ID:M25fZkkH0
24番道路
レッド「ここのポケモンのデータも集め終わりました」
両津「やっと終わったか……ケーシィを捕まえるのは流石に骨が折れたぞ」
レッド「最終的にはテレポートされないように締め上げてましたもんね」
両津「気づかれないように忍び寄るのが大変だったな」
レッド「でも、これでハナダジムに挑めますね」
両津「たしか水タイプの使い手だったな」
レッド「はい、ピカチュウが居るから大丈夫だと思いますが……」
両津「問題はピカチュウが負けた時だな……ヒトカゲだと勝ち目は薄いぞ」
レッド「たしかにそうですね……ナゾノクサを育てようと思います」
両津「わしも攻略法を考えておかんとな……ガー公はほのおタイプだからな」
75 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/28(水) 23:42:32.83 ID:M25fZkkH0
両津「レッド、少しの間別行動だ。
わしはガー公と対策を考えてくる」
レッド「解りました」
両津「よし! 行くぞガー公!」
レッド「あっ、合流はどこにします!?」
両津「ハナダのポケモンセンターだ!!」
76 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/28(水) 23:43:45.01 ID:M25fZkkH0
夕方 ポケモンセンター
両津「よおレッド、待たせたな」
ガーディ「ガウ!」
レッド「結構かかりましたね」
両津「うむ、ちょっとした物を取り寄せてもらってな
お前の方はカスミ対策は万全か?」
レッド「はい、フシギダネを貰えたんでピカチュウが倒れても大丈夫だと思います」
両津「たしかリーフがオーキド博士の研究所で貰っていたポケモンだったな」
レッド「つるのむちも覚えたんで、きっと勝てます。
ただ、もう夕方なんで流石にジムはもう御休みですね」
両津「仕方ない朝になったら行くとするか」
77 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/28(水) 23:44:30.35 ID:M25fZkkH0
今回はここまで
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/28(水) 23:54:46.02 ID:Gv+dLdwiO
さすが両さん強すぎだ
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 00:05:01.29 ID:gNq0L1NL0
乙
麗子凄いな・・・日暮とミュウツーの対決も見てみたい
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 03:06:56.68 ID:iGn+e8EDo
どこでフシギダネゲットしたんだ?
誰かと交換したのか?
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 07:01:59.70 ID:INVa8eopO
乙
>>80
ピカ版だとハナダで貰えなかったっけか
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 07:23:52.90 ID:MbAUGQj1O
三匹とも貰えるね
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 08:21:10.56 ID:iGn+e8EDo
え?マジで?
ピカチュウ版て豪華なんだな…
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/29(木) 20:12:21.50 ID:8566abLmO
アニメ基準だからイベントで御三家が貰えるんだよな
ヒトカゲもアニメみたく捨てられててみたいな感じだったっけ
85 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 21:40:54.50 ID:Tk3PUiXH0
ハナダジム
カスミ「うーん……私の負けね。しょうがない! 私に勝った証拠にブルーバッジをあげる」
レッド「どうも……」
カスミ「ブルーバッジがあれば人と交換したポケモンでもある程度のレベルまでならおとなしく言う事を聞くわ」
カスミ「それと、この技マシンをあげるわ中身はみずのはどうよ」
レッド「ありがとう」
両津「よし、次はワシの番だな」
カスミ「お巡りさんも戦うの? 珍しいわね」
両津「仕事でちょっとバッジが必要でな」
カスミ「? そうなの? お巡りさんといえども手加減はしないわよ!」
両津「その前に一つ、対戦方式は1対1でいいか?」
カスミ「え? 別にいいけど」
両津(助かった。 あれは一度限りしか使えないからな)
86 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 21:42:24.50 ID:Tk3PUiXH0
カスミ「それじゃあ、お願いねスターミー!」ボン
レッド(相手は水タイプだけれど、ほのおタイプのガーディでどうやって戦うんだろう)
両津「よしガー公! 事前の作戦通りに行け!」ボン
ガーディ「ガウ!」
レッド「あれ、ガーディがなにか着ている」
両津「レインコートだ。これで相手のみず技はほとんど効かん!」ガハハハ
カスミ「ちょ、ちょっとそんなのってアリ?」
両津「このレインコートは警視庁から認められた正装だ」
レッド「そうなんですか?」
両津「ああ、わし等警官の正式採用ポケモンはガーディだからな
雨の日に犯人を追っている最中に、体力を消耗しないようにな」
カスミ「くっ……で、でもそれぐらいじゃ私のスターミーは負けないわ!」
カスミ「スターミー! みずのはどう!」
ブシャー!
ガーディ「ッ!」
87 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 21:43:56.11 ID:Tk3PUiXH0
レッド「幾らレインコートを着ていても流石に無傷じゃないか
でも、明らかにダメージ量がぐっと減っているみたい」
カスミ「厄介ね……どうにかあのレインコートをどうにかしないと」
両津「よし、今だ、行けガー公!」
ガーディ「ガウ!!」ダッ!
カスミ「とっしんかしら? その程度のダメージなんてスターミーのじこさいせいにかかれば」
バリバリバリバリッッ!!
スターミー「!!!?」ビリビリビリ プシュー
カスミ「ど、どういう事!? なんでガーディがでんき技を!?」
レッド「ガーディはでんき技は覚えないはずなのに……」
レッド「ん? レインコートで隠れて見えなかったけどガーディが何か持ってる?」
ガーディ「ガウ」Eスタンガン
両津「よし、やったぞガーディ!」
両津「しかし、流石の威力だな……電圧を弄って一度きりしか使えなくなったが」
ガーディ「アゥ」
88 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 21:48:38.18 ID:Tk3PUiXH0
カスミ「ちょ、ちょっと! ポケモンに持たせていい道具は1つまでよ! なんで二つも道具を持たせてるのよ!」
レッド「そうですよ! ポケモン協会の制定したルールではポケモンには道具を1つしか持たせてはいけないと」
両津「何を言っている? ガーディには元々あのスタンガンしか持たせていないぞ」(わしが改造した違法スタンガンだが)
カスミ「え? レインコートとスタンガンで2つでしょ!」
両津「レインコートはただのアクセサリーだ」
カスミ「アクセサリー? そんな言い訳通用しないわよ!」
両津「それじゃあ聞くが、お前等がポケモンにリボンをつけたり、帽子をかぶせたりしたらそれは道具になるのか?」
カスミ「そ、それは……」
両津「ならんだろう!! だから問題はない」
レッド(めちゃくちゃだ……)
カスミ「でも、そんな凄い防水効果があるなら立派に道具の一つとしてカウントされるわ!」
両津「実はこのレインコート、イッシュではミュージカル用のグッズでな、道具としては認められておらんのだ」
カスミ「え?」
両津「イッシュのミュージカルぐらいテレビで見た事あるだろ?」
カスミ「あるけど、レインコートなんてグッズあったかしら……?」
89 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 21:53:39.70 ID:Tk3PUiXH0
レッド「本当にグッズなんですか両津さん?」
両津「ああ、このレインコートは本当にグッズだよ……ブランド物だがな」
レッド「どこで貰ったんですか?」
両津「麗子からな、会社の新作のブランドグッズという事で貰ったんだ。
わしのガー公は今までずっとぼろい雨合羽だったからな」ガハハハ
カスミ「くっ……悔しいけど負けを認めるしかないわね……」ズゥーン・・・
カスミ「これが私に勝った証のブルーバッジよ……」
両津「よし! これでバッジ二つ目だな」
ガーディ「ガウ!」
カスミ「お巡りさんのガーディって器用なのね……スタンガン使うガーディなんて初めて見たわ」
両津「自転車の運転もできるぞ!」ガハハハ
レッド(このガーディは本当にポケモンなのだろうか?)
カスミ「次はクチバのジムに行くといいわ……あそこは電気タイプの使い手だから
今回のようにはいかないはずよ!」
両津「何が相手でもわしは勝つだけだ」
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 21:56:54.07 ID:TIlbT+oP0
ダグトリオ捕まえよう、モンスターボール買ってこないと
91 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 21:58:40.53 ID:Tk3PUiXH0
クチバシティ
レッド「ここがクチバシティ……海に面してるんですね」
両津「ああ、タマムシ署の連中とよく海水浴をしにきたな」
レッド「マサキさんから貰ったサントアンヌ号のチケットどうします?」
両津「サントアンヌと言ったら有名な豪華客船だからな……そんな船のチケットをポンとくれたあいつは一体何者なんだ?」
レッド「本人はポケモンマニアとか言ってましたね」
両津「まあ、ここは貰ったチケットで船に乗るとするか、海外のトレーナーも大勢乗っているから
外国のポケモンのデータも取れるだろう」
レッド「それはいいですね! 見た事ないポケモンが見れそう」ワクワク
両津「お前は豪華客船に乗れるよりポケモンの方が重要なんだな」
レッド「当たり前じゃないですか」
92 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 22:01:53.31 ID:Tk3PUiXH0
サントアンヌ号
ワイワイガヤガヤ
レッド「凄い人の数ですね」
両津「その殆どが金持ちだがな」
レッド「服装も奇抜な人が結構いますね」
両津「あの赤い服装はフレア団とかいう連中だな
カロス地方で活動している団体らしい」
レッド「どんな事をしているんですか?」
両津「麗子から聞いただけだからな……ポケモンの福祉活動をしている団体としか知らん」
レッド「奇抜な格好だけれど、いい人達なんですね」
両津「表の顔はそうかも知れんが、裏の顔は分からんぞ……
ああいう連中に限って裏ではこそこそしているものだ」
レッド「それは偏見じゃ……」
両津「いや、連中からは胡散臭い臭いがする」ナガネンノカンデ
レッド「はぁ……?」
93 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 22:04:24.77 ID:Tk3PUiXH0
グリーン「あれ、レッドじゃねぇか……お前なんでこの船にいるんだ?」
レッド「グリーンこそ」
グリーン「俺か? 俺は中川さんに乗せて貰ったんだ!
中川さん、なんでもこの船で商談をするらしくってな」
両津「中川もこの船に乗っているのか」
グリーン「それよりもレッド! この船の船長、いあいぎりの達人って聞いてたのに
会ってみたらただの船酔いオヤジ! でも、いあいぎりの秘伝マシン貰っちゃったぜ!」
グリーン「これがあれば、道の真ん中にある邪魔な木もバッサリだぜ!
早速クチバジムに挑んでこよっと」タタタ・・・
両津「言いたい事だけ言って行ってしまうなアイツは」
レッド「昔からそう……もう慣れた」
レッド「いあいぎりの秘伝マシンと海外のポケモンのデータ取ってきます」
両津「そうか、わしはこの辺で料理を食ってるぞ」
レッド「はい」
94 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 22:13:52.12 ID:Tk3PUiXH0
中川「あれ、先輩じゃないですか?」
両津「ん、中川か? こんなに人が居るのによく分かったな」
中川「先輩は目立ちますからね……テーブルの上に30枚もお皿を重ねてますし」
両津「レッドがポケモンのデータを取りにいってて暇だったからな」
赤い髪の男「中川さん、この人は?」
中川「あ、この方は僕の先輩です」
黒い服の男「ほぅ……彼が有名な」
金髪の女「中川さんの言葉どおりの方ね」
両津「中川、誰だこいつ等は?」
赤い髪の男「これは失礼……私はフラダリ、フレア団の指導者をしている者です」
黒い服の男「私はサカキ、ロケットコンシェルジュの社長をしている」
金髪の女「私はルザミーネ、エーテル財団の代表ですわ」
両津「エーテル財団?」
ルザミーネ「はい、アローラ地方でポケモンの保護活動を行っていますのよ」
95 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 22:15:24.75 ID:Tk3PUiXH0
サカキ「所で両津君だったね……一度家の子会社でアルバイトをしていたね」
両津「えーと、どの会社だったかな……何分沢山アルバイトをしているもので」ハハハ・・・
ルザミーネ「まあ、公務員なのにですか」
中川「先輩は……ちょっと特殊でして」
サカキ「ロケットカンパニーに聞き覚えは?」
両津「ああ、あそこですか……」
サカキ「君の働きは大本の私の耳にも入っている……どうだ?
警察なんて今すぐ辞めて、私の会社にこないか?
君ならすぐに幹部にまで上り詰められると思うが」
両津「これ次第ですな」テデマルヲツクル
サカキ「勿論、君のような優秀な人材が手に入るんだ……出し惜しみはしない」
ルザミーネ「あら、中川さんの上司さん、勧誘されてますわよ」
中川「先輩! 部長さんに知られたら今度はシロガネ山じゃ済みませんよ!」
両津「ゲッ!! こ、この話は無かった事に……」
サカキ「そうか……それは残念だ……とても残念だ」PiPiPi
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 22:16:28.20 ID:KoN29ti50
恐い3人の揃い踏みだな・・・その中だとサカキがマトモに見える不思議
マツブサアオギリアカギゲーチスは表舞台には出てないのか
97 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 22:22:04.74 ID:Tk3PUiXH0
サカキ「失礼、電話が入った……」
ナニ? オツキミヤマデ? ワカッタスグニテハイスル
サカキ「申し訳ない、私用が入ったのでこれで失礼する……」
フラダリ「忙しない男だ……」
両津「中川、わしもそろそろ行くぞ。 いい加減レッドを探さないといかん」タタタ・・・
中川「はい、頑張ってくださいね先輩」
フラダリ「あの男……」
中川「先輩がどうかしましたか?」
フラダリ「いえ……御気にせず、私達も早く話し合いを終わらせましょう」
98 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 22:31:03.07 ID:Tk3PUiXH0
両津「うーむ、見当たらんな……」
売り子「さあさ! 特別なポケモンが500円! 500円で貴方のものですよ!」
両津「むっ? どこかで聞いた声だな……」
売り子「特別なポケモンが入ったモンスターボールが500円! どうですか?」
両津「あっ! 貴様は!」
売り子「ゲッ!」
両津「またんか貴様! この詐欺師め!」ガシッ!
売り子「ひいいぃ! 勘弁してくださいお巡りさん!」
両津「よくもコイキングを売りつけおったな! 貴様のような奴は牢に入れてやる!」
売り子「ままま、待ってくださいよお巡りさん! あれはお巡りさんが無理やり3円で買ったものじゃないですか!」
両津「どうせ、ここで売っている特別なポケモンもコイキングだろう」
売り子「えッ! ち、違いますよ……」
両津「目をそらすな!」
99 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 22:34:36.35 ID:Tk3PUiXH0
売り子「お、お巡りさん待って待って! 実は私の泊まっている部屋に本当に特別なポケモンの入った
モンスターボールがあるんです! それで、どうか今回の事は!」
両津「何!? 本当に特別なポケモン?」
売り子「は、はい……実はそのポケモン、なんと金の卵を産むんです」
両津「何!? 金の卵!?」
売り子「はい、とても貴重なポケモンなんですけど、今回たまたま譲り受けて」
両津「わしがその程度の嘘で騙されると思ったら大間違いだぞ貴様!」ギリギリギリ
売り子「う、嘘じゃないです! 本当なんですってば!」ゴホッゴホッ
売り子「ほら、これがそのポケモンが産んだ卵なんですよ! 見てください金ピカでしょ!」
両津「たしかに金色に輝いてるが、メッキじゃないだろうな?」ガシッ
売り子「め、メッキな訳ないじゃないですか人聞きの悪い!」
レッド「あ、両津さん! 探しましたよ」
両津「ああ、レッドか」
売り子「こ、これがそのポケモンの入っているボールがある部屋の鍵です!
そのボールのポケモンをお渡しするので今回のは件はこれで」
両津「ふむ。レッドこの金の卵を頼む! わしはちょっとその金の卵を産むポケモンを譲り受けてくるからな」タタタ・・
レッド「あっ! 両津さん待っ!」
100 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 22:40:46.21 ID:Tk3PUiXH0
客室
両津「これが特別なポケモンの入ったモンスターボールか……
金の卵を産むとか言っていたが、一体どんなポケモンなんだ」ボム
コイキング「コココココココ」ビチビチビチ
両津「あの野朗!! もうゆるさねぇぞ!!」バキッ!
両津(しまったモンスターボールを壊してしまった)
コイキング「コココココ!」ビチビチビチ
レッド「両津さん! ……そのコイキングどうしたんですか?」
両津(待てよ、勢いで激昂したが……もしかしたらこのコイキング、本当に金の卵を産むのかもしれないな)
レッド「それよりレッドさん、この玩具の卵どうすればいいですか?」
両津「何!? 玩具!?」
レッド「結構精密に作られてますけど、これ玩具ですよ? 落とした時に割れないで弾みましたし」
レッド「それにさっき金の卵を産むポケモンって言ってましたけど、図鑑でそのコイキングのデータを見てみると
♂って書いてありますよそのコイキング」
両津「あの野朗!! 絶対に牢にぶちこんでやる!!」
101 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 22:52:11.10 ID:Tk3PUiXH0
両津「くそッ、見つからないな……完全に逃げられたか」
レッド「うわっぷ! 両津さん、このコイキング両津さんが持ってくださいよ」ビチビチビチ
コイキング「ココココココ!」ビッチビッチビッチ
両津「ううむ……」
コイキング「ココココ!!」ピョインピョインピョイン
両津「ええい暴れるんじゃない!」ゲシッ
レッド「あっ!」
ザプーン!!
レッド「蹴り飛ばすなんて……海に落ちちゃいましたよ」
両津「海に帰ったんだ、あいつも喜んでいるだろうさ」
この時両さんが蹴り飛ばしたコイキングの肉体は、蹴られた事への怒りエネルギーで変化をしようとしていた
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 22:53:20.78 ID:TIlbT+oP0
怒りの赤いギャラドスか
103 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 22:53:36.96 ID:Tk3PUiXH0
レッド「? なんだか海面が光っているような」
両津「なんだ? ランターンでも寄ってきているのか?」
ギャラドス「ギャオーーーン!!」ザパーー!!
船員「うわー! ぎ、ギャラドスだぁー!!」
客「な、なんでギャラドスがこんな所に!?」
わーわーギャーギャー
中川「騒がしいな、何がおきたんだ?」
SP「はい、なんでもギャラドスが出没したとか」
中川「ギャラドスだって!?」
中川(まさか先輩!?)
104 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 22:55:06.72 ID:Tk3PUiXH0
レッド「なんて大きなギャラドスなんだろう……テレビで見るのとは迫力が違う……!」キラキラ
両津「目を輝かせている場合じゃないだろう!」
ギャラドス「グオーン!!」
ブシャーー!! ドゴーーン!!
両津「ぐわぁぁ!!」
レッド「なんて威力のハイドロポンプだ……!」
105 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 22:59:13.77 ID:Tk3PUiXH0
中川「先輩! やっぱり先輩がこの騒動の犯人ですか!?」
両津「知らん! わしは何にもしておらん!」
ギャラドス「ギャーース!!」ピカ・・・
チュドーン!!
両津「ぎゃあ!?」ゴロゴロゴロ
両津「この野朗! 何をしやがる!」
レッド「ギャラドスの破壊光線を受けてもピンピンしている……」
中川「やっぱり先輩が犯人なんじゃないんですか? そのギャラドス、明らかに先輩を狙っているみたいですし」
両津「知らん! わしじゃない!」タタタ・・・
ギャラドス「ギャシャーッッ!!」
中川「先輩を追いかけている……やはり先輩が犯人か」
レッド「あっ! もしかして両津さんがさっき蹴り飛ばしたコイキング……」
中川「ともあれ、このまま先輩を野放しにすると船がギャラドスに沈められてしまう……
ここは早く先輩を船から追い出さないと」
106 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 23:01:15.04 ID:Tk3PUiXH0
中川「皆、先輩を下のクルーザーに誘導してくれ! 先輩がそれに乗って逃げれば
ギャラドスも先輩を追って、船から離れてくれるはずだ」
SP達「はい!」
レッド「両津さんは大丈夫なんですか?」
中川「先輩はそのぐらいじゃ死なないさ」
レッド「えぇ……」
107 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 23:03:47.62 ID:Tk3PUiXH0
チュドーン!! キャーキャーワーワー!
両津「ええいしつこい! こうなったら船内に逃げ込むか!」
SP「両津さん! こっちです! こっちにクルーザーが!」
両津「何!? さっさと案内しろ!」
SP「はい! ついてきてください!」
ギャラドス「シャーー!!」
108 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 23:06:04.27 ID:Tk3PUiXH0
SP「このクルーザーに乗って脱出できます! ギャラドスは我々が足止めするので逃げてください!」
両津「助かる!」
ブオオオオッッ
SP「ただいま対象Aがサントアンヌ号を脱出しました。
同時にギャラドスも対象を追って船から離れていきます」
中川「そうか……ご苦労だった」Pi
中川「皆さん安心してください! この船を襲っていたギャラドスはこの船から離れていきました」
客達「おーっ! 助かった助かった!」
フラダリ(あの男、なんとけがらわしい男だ……あのような穢れは吹き飛ばしてしまわなければ……)
109 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 23:07:24.85 ID:Tk3PUiXH0
クルーザー
両津「くそッ! あのギャラドス、ずっとわしを追ってくる!」
両津「それに、船の奴等が足止めするとか言っておきながらそんな素振りは見せん……」
両津「中川め! わしを餌にするつもりだな! だが、そうはいかんぞ!!」
110 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 23:09:39.57 ID:Tk3PUiXH0
サントアンヌ号
SP「た、大変です! 対象Aが乗ったクルーザーがまっすぐ此方に引き返してきます!」
中川「な、なんだって!?」
両津「わし一人を生贄にしようだなんてそうはいかんぞ!!」
ブオオオオッッ!!
ギャラドス「ギャシャーーッッ!!!」
レッド「ギャラドスがこっちに突っ込んでくる!!」
111 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 23:11:35.97 ID:Tk3PUiXH0
タマムシ派出所
部長「サントアンヌ号が沈没……900億円の損害か……」
寺井「なんでも大きなギャラドスが突っ込んできたみたいですね」
部長「うーむ、こんな大きなポケモン災害は数十年ぶりだな」
部長「今、両津の奴は一体何をしているんだろうか……」
112 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 23:13:38.53 ID:Tk3PUiXH0
病院
中川「先輩のせいですよまったく!」
両津「まあそう言うな。ポケ災保険がおりたんだから」
中川「そういう問題じゃないですよ! 皆重症じゃないですか!」
レッド「…………」
フラダリ(計画を即急に進めねば……)
ルザミーネ(ああ……こんな世界からは早く抜け出して、わたくしの好きな物だけがあふれる世界にいきたい……)
グリーン「凄い光景だな……皆包帯でミイラ男みたいになってる」
リーフ「あんな凄い事故だったんだもの仕方ないわよ」
レッド(早く治してジムに挑みたい……)
113 :
◆hf3065HvKY
[saga]:2017/06/30(金) 23:14:30.41 ID:Tk3PUiXH0
今回はここまで
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 23:15:50.96 ID:KoN29ti50
乙
両さんにはウツロイド寄生とか全然聞かないんだろうな・・・
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/06/30(金) 23:16:59.79 ID:TIlbT+oP0
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=19713481
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/06/30(金) 23:25:48.78 ID:XhrbgLCtO
こいつぁひでぇ…
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/07/01(土) 10:01:38.23 ID:jD3S1hJDO
例のこち亀BGMが脳内で再生されるな
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/10(月) 22:00:36.45 ID:Awlo2pbY0
あ
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/30(日) 12:42:16.60 ID:JsZdrsVJ0
あ
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/08/27(日) 21:49:20.24 ID:qO1Hz+ZG0
あ
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/09/22(金) 21:05:41.89 ID:GavpjLVT0
あ
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/09/24(日) 14:42:48.96 ID:LTFeiraJo
あ
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