他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
モバP「いや〜楽しいっすね楓さん!あ、俺んち来ます?是非!」楓「……」
Check
Tweet
1 :
◆3UO.XRpYJ2
[saga ]:2017/06/02(金) 13:41:22.09 ID:aKaeZq+60
酒は飲んでも飲まれるな、とはよく言ったものだ。
今日の俺に関しては進んで飲まれにいった感は否めない。良い所を見せようとハイペースで飲み続けて、いつもほろ酔いで済ませているラインを大きく飛び越してしまったようだった。
因果応報? いや、この場合は自業自得の方が正しいのか。
結果として、酔いがさめてからは滝のように出てきた汗をひたすらぬぐう作業を続ける羽目になっている。
「へえ、ここがプロデューサーのお部屋なんですね」
授業前、宿題を家に忘れてきたことに気が付いた少年のような、そんな苦々しい表情をしている俺とは対照的に、彼女は興味津々といった感じに目線を四方にばら撒いていた。
「やっぱり帰りましょう、楓さん」
えー、と彼女――高垣楓さんから声が上がる。こちらを振り向いた彼女の頬は少し紅潮していたが、その表情は実に楽しげで、ふらついていたり、目が据わっていたりということもなくて。つまり、そんなに酔っぱらってないのだろう。
まあ、なんていうか。
俺の期待が間違っていなければ、自覚をもって俺に誘われたんであって。
正直、その点はたまらないのであった。
「折角来たのに?」
「いやあのですね、折角とかそういう問題ではないというか、なんというかですね……」
「他でもない、プロデューサーがここに連れてきたのに?」
「……」
「プロデューサーが来るかって言ったから来たのに、私、帰らされちゃうんでしょうか?」
うまい返しが思い浮かばず閉口する。それと同時に、理性を飛ばして下心を丸出しにしていた少し前の自分をぶん殴ってやりたくなった。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1496378481
16.39 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)