梨子「5年目の悲劇」

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266 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/09(日) 02:28:52.97 ID:qzmsVTnmO
足早に家を出た私は、ある場所へと急いだ。

5年目の悲劇に、終止符を打つために。
267 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/09(日) 02:29:58.43 ID:qzmsVTnmO
今回はここまで。
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/09(日) 02:39:08.37 ID:3rlj7gECo
全く続きが気にならなくて不思議
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/09(日) 03:39:41.29 ID:kfE/ZkKDO
昔のニコ生でふりりんがダイヤの声真似してたけどもしかしてそれか…
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/09(日) 08:38:52.22 ID:a69+3/nSO
探偵学園Q
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/10(月) 01:10:16.34 ID:Fz1nOgDDO
やっぱり千歌が黒幕じゃないですかーやだー
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/10(月) 16:22:31.46 ID:Qs4U8we5o
まーたちかっちがお話の犠牲になるのか
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/10(月) 21:39:57.00 ID:8eZtxIa5O
モノローグ的に千歌は全部知ってたんだろうな
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/15(土) 20:03:45.48 ID:xcvSW1Oo0
なんでこんな千歌が怪しまれてるのか分からんぞ
確かに果南関連で不穏な発言はあったものの
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/15(土) 21:05:46.78 ID:k1FImR8DO
散々怪しさふりまいてたからじゃないの
って思ってたけど>>121でダイヤを花丸の部屋に向かわせた可能性が
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/16(日) 00:45:02.29 ID:clC4UhXno
嫌ってる感はんぱない
277 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:38:25.20 ID:hUsgo0N0O
────浦の星女学院。


周囲に誰の姿もない、施錠された校門の前に、彼女は立っていた。

「なんでここにいるって分かったの?」

そう語る彼女は、言葉とは裏腹に、私がここに来るのを分かっているようだった。

むしろ、私が来ることを待っていたようにさえ見えた。
278 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:40:09.99 ID:hUsgo0N0O
梨子「5年前、Aqoursが9人揃ったのもここだった。そして今日は、昨日までの雨で延期になった沼津夏祭り、花火大会の日」

梨子「そう、Aqoursがユメに向かって本当の意味でスタートした日……でしょ?」

「…………」

梨子「結論から言うわ。今回の事件には、裏で手を引いていた黒幕のような人がいた」

「根拠はなに?」

彼女はただ嬉しそうに、それでいてどこか寂しそうに笑っていた。

まるで、その推理の続きを聞かせてくれと言わんばかりに。
279 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:41:47.11 ID:hUsgo0N0O
梨子「善子ちゃんの復讐を動機とした花丸ちゃんに、黒澤家絡みの一件で協力者の立場になったルビィちゃん」

梨子「でも、後から考えてみると、この動機にはどうしても納得のいかない箇所があった」

梨子「何故鞠莉さんたちが、Aqoursの皆が集まり、テレビの関係者が来ると分かっていながら善子ちゃんの存在を抹消したのか」

梨子「もちろん善子ちゃんが余程重大な証拠を握っていた可能性もあるけれど、そこまで躍起になるような人たちなら、善子ちゃんのスマホだって血眼で探すんじゃないかしら」

梨子「最悪、花丸ちゃんにまで危害が及んでいてもおかしくはない」
280 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:42:30.48 ID:hUsgo0N0O
梨子「何より、花丸ちゃんの言っていたことが正しいなら、善子ちゃんが行方不明になったのは3週間前」

梨子「それだけ時間があれば、もっともらしい理由をつけて同窓会はなくなった、と連絡すればいいのに、何故しなかったのか」

梨子「その疑問は、思い切って発想を逆転させてみたらあっさりと晴れたわ。善子ちゃんの行方を握っているのは、別の誰かなんじゃないかって」

「…………」

ひとつ呼吸を置く。既に、彼女の顔に笑顔は浮かんでいなかった。
281 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:43:24.43 ID:hUsgo0N0O
梨子「ルビィちゃんはこう言ってた。『お姉ちゃんが鞠莉ちゃんを殺したのが花丸ちゃんだって気付いちゃったみたいで』って」

梨子「考えようによっては、ダイヤさんが動機から逆算して花丸ちゃんにたどり着いたようにも見える」

梨子「けれども、その誰かがダイヤさんに何らかの形で花丸ちゃんが犯人だと教えたとも考えられるわよね」

梨子「さっきも言ったようにこの事件に黒幕がいたとするなら、その人は善子ちゃんのスマホを花丸ちゃんに送り付け、焚きつけたことになる」

梨子「だからあなたにとって、鞠莉さんが殺されることは想定の範囲内だったんじゃないかしら」
282 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:45:24.14 ID:hUsgo0N0O
梨子「もう一つの根拠は、高森さんを殺したのが花丸ちゃんではなかったこと」

梨子「彼女は自分を犠牲にして、ルビィちゃんを庇おうとした。当然警察には高森さん殺しについても問われることになる」

梨子「もしそこでボロが出たら、自分以外に殺人犯がいる可能性に気付かれる──それを恐れて、彼女は私に高森さんがどうやって死んだのかを聞いてきた」

梨子「花丸ちゃんは高森さんを殺したのがルビィちゃんだと思い込んでいた。ただ、あの時ルビィちゃんには完璧なアリバイがあったことを、彼女は知らなかった」

梨子「だから、やってもいない罪を庇うなんて不可解な状況が出来上がった」

「つまり、何が言いたいの?」
283 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:47:10.03 ID:hUsgo0N0O
梨子「…………」

思わず唇を噛む。握り拳に力が入る。

彼女は、一切の弁明をしようとしなかった。

それどころか、最後の結論さえも私の口から言わせるつもりでいたのだ。

ふぅと息を吐き、言いたくなかったその答えを、口にする。



梨子「あなたが高森さんを殺して、その罪を花丸ちゃんになすりつけた。黒幕はあなたよ、千歌ちゃん!」

284 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:48:46.34 ID:hUsgo0N0O
千歌「正解だよ、梨子ちゃん」


出来ることなら聞きたくなかったその台詞が、遠慮なく放たれた。
285 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:50:15.00 ID:hUsgo0N0O
梨子「千歌ちゃん自身は何も証拠を残していない。花丸ちゃんは誤解をしたまま」

梨子「あなたを捕まえても、花丸ちゃんとルビィちゃんが傷つく結果しか得られない」

梨子「ある意味でこれは完全犯罪と言っていいものよ。何しろ本当のことを知っているのは千歌ちゃん、あなたしかいないんだから」

千歌「いま梨子ちゃんに話したけどね」

梨子「ねえ、千歌ちゃん。いったい何があったの? わざわざ花丸ちゃんたちをけしかけてまで、鞠莉さんとダイヤさんの命を奪う動機は──」
286 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:50:49.66 ID:hUsgo0N0O
千歌「善子ちゃんが死んだのは、私のせいなんだ」

そう言った千歌の目に、後悔とも怒りとも取れる感情が浮かび上がり。

やがて、千歌の告白が始まった。
287 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:52:22.05 ID:hUsgo0N0O
千歌「善子ちゃんが大学受験に失敗したことを知ったのは、本当に偶然だった」

千歌「けれども、私も大学を中退した直後でね。何かをしてやれるような気分でもなかった」

千歌「そんな時、日本を発つ前の鞠莉さんとお話する機会があったの」

梨子「……それで、鞠莉さんに善子ちゃんを助けてあげるよう頼んだのね」

千歌「結構いい案だと思ってたし、実際、善子ちゃんは目に見えて元気になっていた」

千歌「善子ちゃんなりに恩を感じてたからなんだろうね。最初に相談を持ち掛けたのが、私だったのは」
288 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:54:15.88 ID:hUsgo0N0O
梨子「相談?」

千歌「9人で集まるって約束をした日から1週間くらい後だったかな。善子ちゃんから電話があったんだ」

千歌「ほら、果南ちゃんが言ってたでしょ? 内浦の海で新資源が見つかった話」

千歌「それ絡みで鞠莉さんたちがやってる不正……癒着? 横領? っていうのかな。善子ちゃん、それを知っちゃってね」

千歌「かなりギリギリのやり方だったらしくて、いつバレてもおかしくはなかった」

千歌「おまけに、海外の企業までその資源に目を付け始めてね。善子ちゃんはどうすればいいか悩んでた」

千歌「止めさせなければいつか小原グループも黒澤家も警察の介入で潰される。止めさせてしまえば、内浦が、私たちの町が余所者に荒らされる」

千歌「それで、今すぐ会えないかって。一度どこかで待ち合わせして、私の家に行く予定だった。果南ちゃんもいるしね」

千歌「……それなのに」
289 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:55:57.80 ID:hUsgo0N0O
千歌『海岸通りで〜……待ってたのに〜……』

千歌『き〜みは今日来て……あ、来た』

千歌『おーい!』

善子『────!』

千歌『ひさしぶ──後ろ、よけて!』


キキィィィィィィィィ  ドン
290 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:57:16.19 ID:hUsgo0N0O
梨子「轢き逃げ……」

千歌「救急車を呼ぶまでもなく、即死だった。他に人通りもなかったし、轢いた車にも逃げられて、私にはどうすることも出来なかった」

千歌「私の家に直接来るように言えば、善子ちゃんが小原グループの秘密に気づかなければ」

千歌「もっと言えば、私が善子ちゃんを小原グループに入れさせなければ、善子ちゃんはあんな死に方をせずに済んだ」

梨子「あなたは、その矛先を……鞠莉さんたちに向けたっていうの?」


こくり、と力なく頷いた千歌に。

私は反射的に、平手打ちを浴びせていた。
291 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 01:59:05.55 ID:hUsgo0N0O
ふざけるな。

千歌のやったことは逆恨みでしかない。

八つ当たりで、その上こんな卑劣なやり方で、人の命を奪ったというのか。
292 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:00:52.59 ID:hUsgo0N0O
千歌「……最初はね、私が鞠莉さんたちを殺すつもりだった。けど私にそれをする勇気はなかった」

頬を押さえながら、千歌が呟いた。

千歌「善子ちゃんを海に捨てて、あとは全部花丸ちゃんに押し付けた。彼女がどうしようと、その結果を私の答えにすることにした」

まさかルビィちゃんを巻き込むとは思っていなかったけど、と彼女は自嘲気味に付け加えた。
293 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:01:52.09 ID:hUsgo0N0O
千歌「高森さんは……悪かったって思ってる。あの人、花丸ちゃんのことに気付き始めていて、私の部屋まで来たんだよ」

千歌「でも、Aqours以外の人に事の成り行きをどうにかされるのは、癪だったから……」

梨子「……あなた、おかしいわよ」

千歌「分かってもらおうなんて、思ってないよ」

間髪入れずに、否定の言葉が返された。
294 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:03:09.82 ID:hUsgo0N0O
千歌「梨子ちゃんには……ううん、誰にも分からないよ。目の前でメンバーを殺された私の気持ちは」

千歌「あの頃のように、一つのユメを追っていたワケじゃない。みんなバラバラになってしまった」

千歌「だってそうでしょ? 生まれた環境も育った環境も違う9人が大人になって、いつまでも仲良く出来るワケじゃない」

千歌「現に、今の私を梨子ちゃんが理解出来ていない」

千歌「ユメを掴んだ人と、ユメを諦めた人」

千歌「分かり合える筈、なかったんだよ……」
295 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:04:56.09 ID:hUsgo0N0O
梨子「…………」

返すべき言葉が浮かんでは、喉の手前で消えてゆく。

善子が死んだその日から、或いはAqoursが優勝したその時から既に、彼女の頭のネジは外れてしまっていた。

それこそが、今回の事件の根幹だったのだ。
296 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:06:49.12 ID:hUsgo0N0O
千歌「ねえ、梨子ちゃん」

千歌「私たちは、Aqoursは、輝いてたんだよね。あの日々は幻じゃ、なかったんだよね」

言いながら、彼女はポケットの中に手を突っ込もうとする。

その意味を知っていた私は腕を掴み、叫んだ。

梨子「幻なんかじゃない! 楽しいことも辛いことも、全部ひっくるめてあの日々があった!」

自分でもビックリする程、その声は熱量を持っていた。
297 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:07:42.80 ID:hUsgo0N0O
梨子「私たちは確かに、輝きを掴んだ。私だって、あの日々の、千歌ちゃんのお陰で変わることが出来た!

梨子「千歌ちゃんと会えなかったら、スクールアイドルだけじゃない。今のユメだって、きっと諦めてた!」

梨子「それを、なかったことにしちゃいけないの!」

彼女のポケットから、隠し持っていたライターを力ずくで奪う。
298 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:09:27.23 ID:hUsgo0N0O
千歌「…………」

千歌「そっか……そうだよね」

千歌「ありがとう、梨子ちゃん」

憑き物が落ちたように、彼女は笑った。
299 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:10:09.95 ID:hUsgo0N0O
千歌「……梨子ちゃんが来なかったら、このまま学校に忍び込んで死のうって思ってた」

少しして、不意に飛び出た言葉に私はぎょっとした。

梨子「怖いこと言わないでよ。千歌ちゃん、火をつけるつもりだったんでしょ? 服の上からでもライター持ってるって分かったんだから」

千歌「あ、バレてた?」

梨子「千歌ちゃんの考えることなんて大体分かるんだから」

傍から見れば物騒な会話。だが、5年ぶりに、私と千歌が心の底から笑い合える会話だ。
300 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:11:09.09 ID:hUsgo0N0O
千歌「でもライターは返して欲しいな。最後に、これだけは燃やしたいから」

反対側のポケットから取り出したのは、一枚の羽根だった。

くすんでいて、拾ってからかなりの時間が経っている。

元の色は分からなくなってしまったけれど……きっと、真っ白だったのだろう。
301 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:12:41.70 ID:hUsgo0N0O
千歌「…………バイバイ」

灰になった、かつて受け取ったユメを眺めながら、千歌は小さく呟く。

あれから5年。彼女は何を思っているのだろう。

変わっていった皆に、自分に、どんなことを感じていたのだろう。

暗い表情からそれを読み取ることは、出来なかった。
302 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:13:35.70 ID:hUsgo0N0O
梨子「これから、どうするの?」

千歌「どうだろう。警察に行くかは……少し、考えさせて」

くるりと反転し、私に背を向ける。
303 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:16:43.56 ID:hUsgo0N0O
千歌「梨子ちゃんはどうするの? 明日には東京に帰るんだっけ?」

梨子「ええ。ケガしちゃったから、しばらくピアノはお預けだけどね」

千歌「たまにはさ、こっちに帰って来てよ。それで、曜ちゃんや果南ちゃんに話してあげて」

千歌「梨子ちゃんが掴んだ、ユメの続き」

あの頃と変わらない笑顔を見せながら、一度だけ振り向いた。
304 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:17:37.64 ID:hUsgo0N0O
千歌「じゃあ────またね!」

返事を待たず、千歌は夜の内浦へと消えて行く。
305 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:18:10.60 ID:hUsgo0N0O
梨子「ああ、ちょっと! ……まったく」

梨子「……私の家も、同じ方向なんだけどね」

小さくなってゆく背中を見届けながら、クスリと苦笑いを浮かべた。
306 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:22:00.96 ID:hUsgo0N0O
終わりです。

作中で用いられたトリックは、Aqoursニコ生課外活動のワンシーン(下の動画参照)をヒントにしました。
https://www.youtube.com/watch?v=v_YXfV1Cw-Q


どちらかといえばダイヤではなく善子の声に近いかも知れませんが、そこは大目に見てください。

拙作失礼しました。
307 : ◆8TImjtGSKs [saga]:2017/07/16(日) 02:42:53.59 ID:hUsgo0N0O
追記 沼津夏祭りは実際に7月最終土日 雨天の場合は翌、月曜火曜です。

作中では2017年の5年後、2022年7月及び8月のカレンダーを用いましたが、考察サイトなどではAqoursの物語は2019年の出来事となっていることが多いみたいですね。

失礼しました。
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/16(日) 08:29:11.13 ID:3fibFHfSO
善子…
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 09:32:04.89 ID:hqnQGuUEO
動機が金田一っぽい
善子はとことん運がないな
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/16(日) 13:16:32.82 ID:skMczcdDO
おつおつ
明確に誰が悪だと言えないのがやるせねえ…
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/17(月) 23:23:28.30 ID:Hs9NG+ci0
いやまて、不可解な点が多いぞ。
殺人者。姿隠して皆[ピーーー]つもりではなく最初から目標が確定なら、殺した後偽装隠蔽する必要ある?半端自己犠牲だから脱罪手段にもならないし。
梨子。花火大会の日付からどうやって黒幕ヘと結ぶの?
よし子の死もまだなにが有りそう。あの二人の差し金だったら別に死体確認しなくても同窓会自体は中止させるべきでは?
モヤモヤする。
312 : ◆8TImjtGSKs [sage saga]:2017/07/18(火) 02:18:57.68 ID:pXXUIaqGO
>>311
色々と描写不足で申し訳ないです

1.偽装隠蔽する必要はあるのか
焼身自殺をして、部屋の中から首の繋がっている自分の死体を出す、というところまでが計画でした。
『犯人は花丸一人で、最後に自殺した』という図式を作り上げ、ルビィに捜査の手が及ばなくなるようにするためです。

2.花火大会の日付から
完全に描写不足です。ここで分かったのは『黒幕が居るであろう場所』の方です。

3.同窓会自体の中止は
そもそも轢き逃げ犯は鞠莉、ダイヤとは一切関係がありません。
千歌が全て隠蔽してしまったため、鞠莉もダイヤも善子の死を知らないまま同窓会が行われてしまったのです。

今度こそ失礼しました。
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/18(火) 23:31:09.37 ID:xfVOUNlr0
回答サンクス。大まか筋は通った。トリックのためのトリック感はあるがドキドキしながら読ませて頂いた。次回作あるなら期待。
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/23(日) 00:54:28.77 ID:3mFzFoxz0
えーと、千歌が途中で言ってた果南を[ピーーー]動機って結局何だったの?ブラフ?
高森(仮)だけ中止の連絡が無かったのも伏線なのかと思ったけどむしろ邪魔者扱いでよく分からんし
曜は空気過ぎて逆に何かあるのかと思ったけど最後まで空気のままか…
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/29(土) 01:59:00.76 ID:oO83HLXd0
「果南にも鞠莉を[ピーーー]理由がある」ってことじゃなかった?店関連で。
他は確か強引な所あるけど。
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