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ちひろ「ポケットアイドルモンスター」
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162 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 20:54:51.92 ID:11MRBDcfo
【アサギシティ 港】
みく「にしてもPチャンもかっこいいこと言うにゃあ」
「…プロデューサーとして当然のことをしたまでです」
小梅「でも、なかなか出来ないし…言えないと思う」
みく「うんうん、ところで…Pチャンはどうやって行くつもりなの?」
「…流石に距離がありそうなので、どなたかに船を借りられたら…」
小梅「ううん、こうした方が早い…よ?」フワッ
「…!?」フワッ
163 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 20:58:22.77 ID:11MRBDcfo
みく「にゃにゃ!?Pチャンが浮いたにゃ!?」
小梅「じゃ、このままいくね。しっかり私につかまってね」
「…えっと、あ、はい…」ガシッ
小梅「…ぇへへ」スリスリ
みく「む!い、いやそれならみくも一緒に…!」
小梅「泳いだ方がはやいんだよね?なら、先に行って待っててね」スイー
みく「」
みく「うにゃああああやったるにゃああああああ!!!!」バッシャーンザバザバザバザバ
164 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 21:04:01.01 ID:11MRBDcfo
【タンバシティ】
<ザッパーン
みく「ぜー…はー…ぜー…はー」
みく「お、思ったより距離があったにゃ…」
小梅「わぁ、すごい…本当に速いね」
みく「と、当然にゃ…みくは凄いのにゃ」
「だ、大丈夫ですか…?」
みく「問題ないにゃ…それよりもはやく薬屋を探すにゃ」
165 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 21:22:59.35 ID:11MRBDcfo
【タンバくすりや】
薬屋「なるほど、事情は分かった…だが、この薬はシジマさんの認めた人にしか渡せなくてなぁ」
薬屋「すまんが、シジマさんに話を通してくれんか?」
小梅「シジマさんは、この町のジムリーダー…だね」
みく「うーん、ライブバトルになりそうな予感…楓さんと智絵里ちゃんを連れ来るべきだったかにゃ…」
小梅「たぶん大丈夫だよ?だってこのジムのアイドルは…」
166 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 21:23:28.99 ID:11MRBDcfo
【タンバジム】
シジマ「うおー!【こころのめ】だ!!【こころのめ】で当てるんだああ!!!」
菲菲「無茶言わないで欲しいヨー、だから悪技採用しようって言ったのに…」
シジマ「そんな無粋な技使えるか!漢たるもの技はかくとう技に限るわい!!」
菲菲「あーだめだこりゃだネー」
小梅「…ふふ」
167 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 21:24:12.43 ID:11MRBDcfo
みく「お、恐ろしいものをみたにゃ…」
小梅「さ、これで薬がもらえるね」
<ギャーギャー
「…何か、騒がしいですね」
<警察と不良がドンパチやってるぜ
<おいおいマジかよ勘弁してくれぇ…
みく「…嫌な予感がするにゃ、早く帰らないといけないのに…」
168 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 21:25:25.28 ID:11MRBDcfo
【タンバシティ 北の方】
拓海「ちっ…まさかこんなとこまで追ってくるとはな、しつこいポリ公だ」
内匠P「ジョウトの警察おっかねぇ…」
早苗「それはこっちの台詞よ、こんなところまで追わせて…もう逃がさないんだから!」
里奈「ありゃりゃ〜これ修羅場系?マジで逮捕される5秒前?MT5?」
拓海「んなわけねぇだろ、とっととぶっ倒して逃げ切ってやる!」
169 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 21:26:59.73 ID:11MRBDcfo
みく「ちょ、ちょっとちょっと待つにゃあ!!」
拓海「あん?てめぇはいつぞやの猫娘、てめぇまで来やがったのか」
早苗「なにあなた?あの子の知り合い?仲間なら一緒にシメるけど?」
みく「ち、違うにゃあ!!みくたちはどっちの味方でもないし、そもそも何でまだ追われてるにゃ!」
早苗「何でって…あたしは研究所からあの子達が脱走したって聞いてずっと追ってるだけだけど?」
「…その後、警察署の方へ連絡は?」
早苗「そういえばしばらくしてなかったわね…まぁ別にいいわ、ここでまた捕まえれば今度こそ刑事になれるかもしれないし!」
みく「ぜんっぜんよくないにゃ!!今すぐ連絡するにゃあああ!!!」
拓海「…何なんだ?」
170 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 21:27:46.33 ID:11MRBDcfo
早苗「ええええええええ!!!!ご、誤認逮捕…ですって…」
早苗「そ、そんな…おまけにここ数日は…全く関係ない追跡をしてたってこと…?」
早苗「終わった…」ガクッ
内匠P「おいおいどうしてくれんだよ婦警さんよぉ…これは誠意を見せる必要があるんじゃないかぁ?」
早苗「…そうね、あなた達には迷惑をかけたわ」
内匠P「おう、それじゃあさっそくあっちで取引と…」
早苗「だからあなたのアイドルになってあげる!これからは普通なアイドルとして生きてくわ!」
内匠P「…はい?」
171 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 21:28:23.02 ID:11MRBDcfo
みく「ふー、なにはともあれ一件落着かにゃ?」
小梅「良かったね…ガンテツさんも喜びそう」
みく「そうにゃ…あれ?小梅ちゃんにガンテツさんの話したっけ?」
小梅「ううん、あの子が教えてくれたの」
みく「…あの子?どの子?」
拓海「…おい」
172 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 21:30:17.54 ID:11MRBDcfo
みく「にゃ、向井拓海…」
拓海「余計なお世話だった…と言いたいところだが、一応礼は言ってやる」
みく「お礼ならガンテツさんに言うにゃ、みく達は聞いたことを言っただけにゃ」
拓海「…ふん」
みく「それより、これでわだかまりもなくなったことだし…」
みく「またライブバトル、してもらうにゃ」
拓海「はっ…いいぜ、そういうのなら大歓迎だ」
みく「今は急いでるからできないけど、必ず…」スッ
拓海「あぁ、約束だ」スッ
<バシッ
173 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 21:31:00.95 ID:11MRBDcfo
【アサギシティ】
みく「ぜぇ…ぜぇ…結局、帰りも泳いだのにゃ…」
みく「Pチャン達は先に行ってるはずだけど…うまくいったかにゃあ」
<ミカンさん、まだあのアイドルの看病してるそうだぜ
<あの人も人が好過ぎる、このままではミカンさんまで不幸に…
みく「…早く行かなきゃ」
174 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2017/12/06(水) 21:31:34.23 ID:11MRBDcfo
【アサギのとうだい】
「お待たせしました」
ミカン「…!ほ、本当に…持ってきて頂けたんですか?」
小梅「うん、特別な薬だから…少ししか貰えなかったけど」
ミカン「…ありがとうございます、何とお礼をすればいいか…」
「それより、早く飲ませてあげてください」
ミカン「…はい!」
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/06(水) 23:05:19.84 ID:EmkB3FqPo
待ってたぞ
176 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:08:20.92 ID:VmcoxXF8o
「…お二人も、お疲れ様でした」
楓「いえいえ、大したことはできませんでしたから…プロデューサーもお疲れ様です」
智絵里「そういえば、みくちゃんは…?」
「前川さんなら…そろそろ」
みく「ぜぇ…はぁ…この階段…きついにゃあ…」
小梅「…どうしてエレベーターから来なかったの?」
みく「…あ」
177 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:08:55.99 ID:VmcoxXF8o
ほたる「…あ、あの」
楓「ほたるちゃん…どう、少しは楽になった?」
ほたる「は、はい…先ほどよりずっと楽になりました」
みく「良かったにゃあ…」
ほたる「…こんな私にここまでして頂いて、本当に…ありがとうございました」
「…困っている方を助けるのは当然のことです、お気になさらず」
みく「そうそう、みく達が好きでやったことにゃ」
小梅「早く…良くなってね?」
ほたる「…っ、はい!」
178 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:09:44.29 ID:VmcoxXF8o
【アサギジム】
ミカン「先ほどは、本当にありがとうございました」
ミカン「もっとしっかりとしたお礼を差し上げたいのですが…若輩者ゆえ、満足のいく言葉すら話せずすみません」
ミカン「なので…ご要望通り、私の全力で…最高のライブバトルを送ります!」
ミカン「お願い、力を貸して…のあ!!」
のあ「そう、その意志…その感情、貴女の一つ一つが私を突き動かす」
のあ「魅せましょうか、アイドルとしての…私の力を」
みく「な、なんだか初めて会った気がしないけど…勝負は勝負!」
みく「やったるにゃああ!!」
179 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:11:16.07 ID:VmcoxXF8o
みく「」チーン
のあ「あなたの輝きも悪くはない…でも、私には及ばなかったようね」
みく「…ふ、ふふ…問題ないにゃ、みくが負けるのは戦う前から分かってたのにゃ」
みく「みくの役割は、相手の体力を半分近くまで削ること…それだけできれば十分にゃ」
みく「後は頼んだにゃ!小梅チャン!」
みくはたおれた!
いけっ、小梅!
小梅「うん、任せて…」
のあ「…それで、私をどう倒すというの?」
180 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:12:41.14 ID:VmcoxXF8o
のあ「あなたの攻撃では、私の守りを抜くことはできない」
のあは【てっぺき】を使った!
防御がぐーんと上がった!
小梅「…そうだね、でも…攻撃だけが勝つ手段じゃ、ないよ?」
小梅「えいっ…」ドスッ
小梅は【のろい】を使った!
自分の体力を削ってのあに呪いをかけた!
小梅「けふっ」
のあ「っ…回避不能…なるほど、これは…」
小梅「えへへ…後は、【まもる】と【みがわり】するだけ…」
のあ「…いいわ、精神力の勝負ということね。この勝負…のってあげる」
181 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:13:10.84 ID:VmcoxXF8o
小梅「…」
のあ「…」
のあ「…あなたのダメージも、相当積み重なっているはず」
のあ「何を支えに、ここまで?」
小梅「…雰囲気、かな」
小梅「みんなといる時間、まだちょっとしかないけど」
小梅「とっても楽しいから…頑張れるの」
のあ「…そう」
のあ「悪くない答えね」
のあは倒れた!
182 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:13:37.76 ID:VmcoxXF8o
ミカン「いい…ライブバトルでした」
「…はい」
ミカン「…あ、あの!先ほどの件のお礼をしたいので、もし良ければ…」
楓「じゃあ行きましょうか、美味しいおでんがあるそうですよー」
小梅「あのね、この先に外国の人のお墓があって、そこには…」
「…」ズルズル
ミカン「あ、ああ!せ、せめて名刺だけでも…!」
183 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:14:15.64 ID:VmcoxXF8o
みく「残念にゃあ…フラグは立てても気づかないと意味ないにゃ」
「…?」
智絵里「え、えと…な、何でもないです」
楓「あ、もう一本お願いしまーす」
『…』
小梅「うん、うん…そうなんだ、大変だったね…」
184 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:15:34.14 ID:VmcoxXF8o
【エンジュシティ】
みく「さて、今度は東に行くためにここまで戻って来たけど…」
小梅「山登りの達人…会えなくて残念だったね」
智絵里「えっと…これからスリバチやまってところを登るんですよね?」
「はい、その前に山の登り方をレクチャーして頂こうと考えていたのですが…」
清良「すみません…彼女は別に登山のプロでないんです。後できつく叱っておきますので許してくださいね」
「残念です」
185 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:16:04.80 ID:VmcoxXF8o
【スリバチやま】
みく「山って聞いてたから崖を登るのかと思ったけど、洞窟の中を歩いて行くのかにゃ」
楓「でも水場が多くて進みにくいですね…あ、そうだ」
<パキパキパキ
楓「これで通りやすくなりましたね♪」
「…ありがとうございます」
186 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:17:55.38 ID:VmcoxXF8o
からておう「…む?お前さんはいつぞやの道場破りではないか!いや久しいな!」
有香「押忍!きらりちゃんは元気にしていますか?」
「お久しぶりです…はい、諸星さんにはいつもお世話になっています」
からておう「はっはっは、相変わらずかたいやつだ!しかしよくここまでたどり着いたな」
「…道を間違えたようで、いつの間にかここに」
からておう「そうか、なら出口まで案内しよう!昔はよく私を訪ねて挑戦者が来たものだ」
からておう「またジムによった時はぜひ手合わせしてくれよ!」
「はい」
187 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:18:46.02 ID:VmcoxXF8o
【チョウジタウン】
みく「つ、ついたにゃ…流石に疲れた…にゃあ」
「…そうですね、皆さん休息が必要でしょうし、ジム戦は明日ということで」
小梅「好きなところ行ってもいい?」
「あまり遠くなければ、自由行動ということで」
楓「あ、じゃああのお店で一杯…」
「…それは、夜にお願いします」
楓「はーい、フフッ」
188 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:19:34.46 ID:VmcoxXF8o
【いかりのみずうみ】
「…クローバー探しですか?」
智絵里「え?あ、プロデューサーさん…」
智絵里「はい、もしかしたらあるかもって…いけなかったですか?」
「いえ、もちろん大丈夫です」
「…もし良ければ、一緒に探してもいいですか?」
智絵里「え、あ、その…は、はい!大丈夫です」
189 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:24:09.99 ID:VmcoxXF8o
「意外と、見つからないものですね」
智絵里「はい…でも、だからこそ見つけた時にとっても嬉しいんです」
「…なるほど、確かにそうですね」
智絵里「…」
智絵里「…あの、プロデューサーさん。私…」
「…?」
智絵里「…あれ?あ、ありました!見てくださいプロデュー…キャッ!」ブワッ
「大丈夫ですか?」
智絵里「はい…でも、クローバーが湖の中に…」
「…取ってきましょう」
智絵里「い、いえ!そこまでしてもらうわけには…今回は、諦めて…」
??「あの、何かお困りですか?」
智絵里「…え?」
190 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:25:03.54 ID:VmcoxXF8o
??「はい、これのことよね?」
智絵里「は、はい!ありがとうございます!」
??「いえいえ、困った時はお互い様だから」
「ありがとうございます、お名前をお聞きしてもいいですか?」
美波「はい、新田美波と言います。一応…アイドルですね」
「…一応、とは?」
美波「…お二人は、少し前にここでロケット団という団体が実験をしていたことをご存知ですか?」
「…いえ、初耳です」
191 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:27:08.26 ID:VmcoxXF8o
美波「数カ月前、ロケット団と名乗る集団が突如としていかりのみずうみに現れ、辺りを占拠したんです」
美波「大きな湖があるくらいのこの場所に、関所やお土産屋を作った彼らは、秘密裏にある実験をしていたんです」
智絵里「…実験?」
美波「えぇ、怪電波を使って一般の人をアイドルへ変化させる実験を」
「…そのようなことが、可能なのですか?」
美波「…成功率はかなり低かったらしく、ほとんどの人が適応できずに失敗したそうです」
美波「でも、私にはその適性があったらしくて…彼らは私を捕まえようとしてきました」
智絵里「…ひどい」
美波「そして、あと少しで捕まりそうになったその時、ある人に助けて頂いたんです」
192 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:28:47.42 ID:VmcoxXF8o
「フレデリカ、ムーンフォース」
「えー、人に向けて撃っていいのミッシー?」
「構わん、悪党にかける情けなどない」
「確かに、先代の四天王も人に向けて『はかいこうせん』を撃ってますね」
「それじゃあ遠慮なくえーい!」
「ちょま、ぎゃああああああああああああああああ!!!!!」
193 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:29:54.41 ID:VmcoxXF8o
美波「その時の私はとても混乱していて、何を話したのかよく覚えていないんですが…」
美波「出来ることなら、もう一度あの女性と会ってちゃんとお礼を伝えたいですね」
「…もしかしたら、その方は私の知っている方かもしれません」
美波「え?ほ、本当ですか!?」
「はい、確証はありませんが…」
美波「…」
194 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:31:06.25 ID:VmcoxXF8o
美波「あ、あの!もし良ければ、プロデューサーさんの旅に同行させて頂けないでしょうか?」
美波「その方がもし私の恩人でなくても、旅を続けて行けばそのうち会えるかもしれませんし!」
「…はい、むしろこちらから提案しようと思っていたところです」
美波「ほんとうですか?良かったぁ…智絵里ちゃんも私がついて行ってもいいかな?」
智絵里「は、はい!もちろんです!」
美波「うふふ、ありがとう。これからよろしくね」
195 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:31:33.71 ID:VmcoxXF8o
【アイドル図鑑を起動します】
新田美波 分類:女神系アイドル
高さ:165cm 重さ:45kg
タイプ:水 特性:かちき
説明:文武両道で優しい性格、色々と経験豊富でどんなことにもチャレンジする
「もう一回、もう一回やりましょう」
ちょっとだけ負けず嫌いなようです
196 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:35:59.78 ID:VmcoxXF8o
【チョウジタウン 居酒屋】
楓「なるほど、そんなことがあったんですね」
楓「またうまくスカウトされたのかと思ってました」
「…正直、スカウトに関しては苦手です」
「今まで仲間に出来たアイドルの方々は、ほとんどついてきて頂いた方ばかりですし」
楓「ふふっ…そういえば、初めて会った時もちょっとだけこわーい顔されてましたね」
「…申し訳ありません、そのようなつもりはなかったのですが」
197 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:36:28.67 ID:VmcoxXF8o
楓「でも、今はみんなあなたのことを信頼していると思います」
楓「前にプロデュースしていた方々も、同じ気持ちでしょう」
「…そう、ですかね」
楓「ええ、きっと」
楓「それに…少なくとも、私は信頼していますよ」
「…」
「ありがとうございます」
198 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:37:00.63 ID:VmcoxXF8o
智絵里「…あ、あの!プロデューサーさん、楓さん」
楓「あら、智絵里ちゃん…智絵里ちゃんもどうかしら?」
智絵里「い、いえ…お酒はちょっと。それより、お二人にお願いがあるんです」
「…どうされましたか?」
智絵里「…」
199 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:38:04.65 ID:VmcoxXF8o
【チョウジジム】
ヤナギ「わたしはチョウジジムのジムリーダー、ヤナギ」
ヤナギ「長い間ここチョウジでアイドルとともに過ごしてきた日々は、それは充実した日々であった」
ヤナギ「君はその年でチャンピオンになったそうだが、果たしてどれ程のものか…」
ヤナギ「見極めてやるとするかのう」
200 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:38:54.78 ID:VmcoxXF8o
「お願いします」
いけっ、智絵里!
智絵里「…はい!」
ヤナギ「…ふむ、よもやここが氷タイプのアイドルジムであることを知らないわけではあるまい」
ヤナギ「策がないとは考えられんが…わたしも舐められたものだ」
ヤナギ「ゆけ、イヴ」
イヴ「はい、任せてください〜!」
201 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:39:29.63 ID:VmcoxXF8o
ヤナギ「先手必勝、早々にケリをつけてやれ、【ふぶ…」
イヴ「あ、これお近づきのしるしです〜」
智絵里「え、あ…ご丁寧にありがとうございます」
イヴの【プレゼント】!
智絵里のHPが回復した!
ヤナギ「…」
202 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:40:31.98 ID:VmcoxXF8o
智絵里「……」
智絵里(…プレゼント、そっか…これなら!)
智絵里「…プロデューサーさん!」
「…」コクッ
智絵里「…お願い、成功して!」
智絵里の手のひらに光が集まっていく…
ヤナギ「ぬう、この光…ソーラービーム?いや、違う…これは?」
ヤナギ「イヴ、遊びは終わりだ!【ふぶき】!」
イヴ「はい〜ブリッツェン、お願いします〜!」
ブリッツェン<ブォオォォオオオオオオ
203 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:41:07.46 ID:VmcoxXF8o
智絵里「くっ…まだ!」カリッ
智絵里はヤチェのみをつかった!
氷タイプの技を一度だけ半減にする!
こうかはばつぐんだ!!
智絵里「はっ…はっ…」
智絵里「………っ」グッ
光は強い輝きを見せ、 一瞬で消えた
204 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:41:36.05 ID:VmcoxXF8o
ヤナギ「…ふん、対策していたのは感心だが、無意味だったようだのう」
ヤナギ「イヴ、とどめを」
イヴ「うーん、何かあそこにあるような…まぁ、大丈夫ですかね〜」
イヴの【フリーズドライ】!
智絵里「…」
205 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:42:27.38 ID:VmcoxXF8o
【回想】
智絵里「私、ライブバトルでもっとみんなの役に立ちたくて…」
智絵里「どうしたら、いいと思いますか?」
「…緒方さんは、今でも十分やって頂けていると思いますが…」
智絵里「でも、私はみくちゃんや楓さんみたいに対面で戦えませんし…」
智絵里「美波さんや小梅ちゃんみたいに遠距離や搦め手が得意でもありません」
智絵里「何か…私にも出来ること、私にしか出来ないことを見つけたいんです!」
206 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:43:40.62 ID:VmcoxXF8o
「…緒方さんの気持ちはよく分かりました。高垣さん、お願いできますか?」
楓「はい、その特訓…喜んで協力させてもらうわ」
智絵里「あ、ありがとうございます!」
楓「私もまだアイドルとしての経験は浅いから教えてあげられることは少ないけど…」
楓「次のジムで戦う氷タイプのアイドルの仮想敵にはなれると思うから」
智絵里「はい…本当なら、弱点の相手は避けるべきなんでしょうけど…」
智絵里「私、弱点が多いですし、得意なタイプも少ないので…」
207 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:48:26.57 ID:VmcoxXF8o
楓「そうね…不利な状況、不利な相手でどう戦うか」
楓「今私たちに不足しているのは、それらを打開する足場を作るサポーターかもしれないわ」
智絵里「打開する…サポーター?」
楓「えぇ、どんなに強いアタッカーがいても、ただ前に攻めているだけじゃ勝てない時が必ず来る」
楓「そんな時、後ろや横でサポートしてくれる人がいれば、前に進み続けることが出来ると思うの」
楓「例えば…【おいかぜ】や【ステルスロック】のような補助技ね」
智絵里「…なるほど」
楓「まずは、どの技が使えるか。そして一番うまく使えるか試してみましょう」
智絵里「はい!」
208 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:50:40.80 ID:VmcoxXF8o
【閑話休題】
智絵里(…あの後、楓さんとプロデューサーさんに協力してもらって、夜遅くまで特訓してもらったけど…)
智絵里(結局、最後まで満足のいく結果は出せなかった…)
智絵里「でも…やっと、これなら…」
<ザッ
もどれ、智絵里!
頼んだ、楓!
楓「えぇ、おめでとう智絵里ちゃん」
こうかはいまひとつのようだ
楓「後は任せて」
楓の体が淡い緑の光で包まれる…
ヤナギ「…これは!」
209 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:54:57.06 ID:VmcoxXF8o
楓「あなたの想い…確かに受け取ったわ」
楓「さぁ、いきますよ!」
楓のこうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさがぐーんとあがった!
イヴ「ふあ!?ど、どうしましょうプロデューサー」
ヤナギ「…そうか、今のはアローラの…」
ヤナギ「このヤナギの眼をもってしても見抜けなかったわ…仕方ない、当たって砕けろ」
イヴ「あぁ…やっぱそうですねー」
210 :
◆nvrVoonYD.
[saga]:2018/01/01(月) 23:59:04.44 ID:VmcoxXF8o
・くさZ技枠
【トゥルーラブフォーユー】…場に『幸運のクローバー』を設置する。次に場に出た味方のアイドルのもちものを
『幸運のクローバー』にし、全ステータスを2段階ずつ上げる。
『幸運のクローバー』…急所に当たる確率が1段階上がる
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/21(土) 19:26:12.80 ID:TpqA5VAcO
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