天海「ランダムな才能で学園生活を乗りきるっす」東条「私も手伝うわ」

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90 :蘭兄 [saga]:2017/05/24(水) 23:59:10.28 ID:f7dU9lRKO
思ったけど、これ軽い春川いじめじゃね...



〜バス内〜



赤松「天海くん、後ろのほう空いてるみたいだから、あそこ行かない?」

天海「あの席目立つから、あんま好きじゃないんすけど、しょうがないっすね...」




真宮寺「やぁ、天海くん...」

百田「遅かったな天海!...待ちくたびれたぜ」

真宮寺「君は早く来すぎなんだヨ...」

天海「真宮寺くんに、百田くん...おはようっす...」

真宮寺「ああ...おはよう」

天海「えっと...隣良いっすか?」

真宮寺「ククク...僕が君を拒むと思ったかい...?」

百田「こいつが断っても俺が座らせるから遠慮するなって!」

赤松「えっと...私も良いかな?」

百田「ああ、良いぜ...さすがに後ろがむさすぎて困ってたところだからな!」

最原「...一応、僕も居るよ」

天海「最原くん...なんか久しぶりに話す気がするっす...」

最原「確かに...」

赤松「隣座るね、最原くん」

最原「うん...良いよ」

天海「ふぅ...これから目的地に着くまで話すのも旅行の醍醐味っすよね」

百田「おう!このトーク力全振りの俺に任せな!」

最原「百田くんなら期待できそうだね.
..」


席に座ってすぐにバスは動きはじめた。






下2くらいまで話題について



1、おまかせ

2、自由記述
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/25(木) 00:14:15.76 ID:TWf+tgMSO
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 00:20:33.14 ID:IRgzyPlDO
2
赤松の鼻の下にうっすらとヒゲが生えている(処理忘れ)事に気付いた男性陣
93 :蘭兄 [saga]:2017/05/25(木) 00:26:29.63 ID:DQLCRtsVO
>>92 生々しい話だw
94 :蘭兄 [saga]:2017/05/25(木) 01:06:02.77 ID:DQLCRtsVO
天海達以外のペアで組ませたいペアある?


ないならおまかせで

下2ぐらいまで。


1、おまかせ

2、組合せを決める
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 01:11:44.72 ID:4b/equD+o
1
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 01:22:33.62 ID:a8bzWppro
1
97 :蘭兄 [saga]:2017/05/25(木) 02:10:02.59 ID:gpuMPC1GO
くじ引き中、一番目左右田
98 :蘭兄 [saga]:2017/05/25(木) 02:10:41.89 ID:gpuMPC1GO
左右田&王馬に決定
99 :蘭兄 [saga]:2017/05/25(木) 02:12:06.53 ID:gpuMPC1GO
ふたつめ朝日奈&モノミ...
100 :蘭兄 [saga]:2017/05/25(木) 02:13:08.27 ID:gpuMPC1GO
三つ目、九頭&澪田...この組合せは想像できる
101 :蘭兄 [saga]:2017/05/25(木) 02:15:48.18 ID:gpuMPC1GO
舞園&日向、ソニア&七海
102 :蘭兄 [saga]:2017/05/25(木) 02:17:36.11 ID:gpuMPC1GO
あとさっきの朝日奈間違い、正しくは朝日奈&春川。

最原&百田、真宮寺&苗木
103 :蘭兄 [saga]:2017/05/25(木) 02:19:28.02 ID:gpuMPC1GO
まとめ

天海&赤松
左右田&王馬
九頭&澪田
舞園&日向
ソニア&七海
朝日奈&春川
最原&百田
真宮寺&苗木
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 02:25:51.28 ID:a8bzWppro
塩の相手が女子だったらヤバかった
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 08:04:30.17 ID:sx+cLFqeo
苗木の誰が来ても安心感は異常
106 :蘭兄 [saga]:2017/05/27(土) 17:27:13.33 ID:IkMiRIQiO
更新あんまできないなー
107 :蘭兄 [saga]:2017/05/27(土) 17:43:12.22 ID:IkMiRIQiO
>>92+だらだらしゃべってるだけ。百田は最原よびで書きます





天海「そういや百田くん、真宮寺くん、最原くんは誰とペアなんすか?...俺は赤松さんとなんすけど...」

百田「俺は最原とペアだ...真宮寺は苗木とだとよ...苗木も大変だわな」

天海「へぇ、案外同姓同士のペア多いんすね...」

百田「なんだー?当て付けか?...俺だって、どうせなら女とが良かったっての...!」

最原「...なんか申し訳なくなってくるよ」

百田「いや、最原と一緒なのはかなり嬉しいから落ち込むなって!...ただ天海の挑発にのっちまっただけなんだよ!」

真宮寺「確かに女性と組みたい気持ちもあるヨ...」

赤松「へぇー...真宮寺くんって....女子に興味あったんだ?....あ、変な意味じゃなくてね!...ただ冷めてる感じだから、そういうこと考えてるなんて思わなかったってこと...」

真宮寺「ククク...僕も一般的な男だからネ...女性には興味があるヨ...」

百田「真宮寺はむっつりなんだよ!赤松覚えておけよ!」

真宮寺「むっつりは最原くんだヨ....」

最原「え?...ぼ、僕?」

百田「オイオイ、ソイツはもう殿堂入りしてるから禁止だ」

天海「もはや最原くんがむっつりじゃないなんて思ってる人いないくらいの常識ですもんね」

最原「酷い言われよう....みんな辛辣すぎない!?」


王馬「事実だからしょうがないよねー!にしし!」
108 :蘭兄 [saga]:2017/05/27(土) 17:44:21.65 ID:IkMiRIQiO
百田「こっちくるな」

天海「戻ってください」




王馬「うわーん!二人が除け者にするよー!モノミ先生ー!」

モノミ「ど、どうちたんでちゅか!王馬くん!」

王馬「なーんてね!...未だにこんな嘘にひっかかるなんてモノミくらいだよ!」




百田「アイツら...うるせーな...」

天海「バスの中で動き回ると危険っす...」

最原「まだまだ目的地は先みたいだね...」

百田「うーん...なんか面白い話ねーか?」

最原「百田くんがリードしてくれるんじゃなかったの?」

百田「俺ばっかしゃべってったらつまらねーからな!お前らにも話してもらいてーじゃん?」

天海「...って言われても、話題って作ろうとすると中々出てこないっすよね?」

赤松「それすごい分かる...!」




真宮寺「.....ねぇ、百田くん」

百田「ん?なんだ」

真宮寺「...赤松さんの鼻の下....」ヒソヒソ

百田「...は?鼻の下って.....ああ、なんか少し髭がのこってる...よく気づいたなおまえ」ヒソヒソ

真宮寺「人間観察は得意だからネ...」ヒソヒソ

百田「そういう指摘されるとすごい気になってくるんだけど...」ヒソヒソ

真宮寺「このモヤモヤを共有したかったんだヨ...」ヒソヒソ

百田「言われなきゃ、なんも思わなかったってのに!...だめだ、赤松見てるとやばい.....言うべきか?」ヒソヒソ

真宮寺「でもそんな目立ってないから言う必要もないんじゃないかな...」ヒソヒソ

百田「なら俺にも言うなっての!」



最原「?...急に大きな声出してどうしたの百田くん」

百田「え?....あ、なんでもねぇ...悪いな、ちょっと気分良くて声が大きくなっちまった...」

真宮寺「ククク...そんなに旅行を楽しみにしてたのかい?」

百田「ッ!....そうだよ...」

天海「つか、さっきから何かヒソヒソ話してなかったっすか?」

百田「ああ...してたよ....友達のズボンのチャックが空いてるとき注意するかしないか、についてな...」

天海「...なんすかその話題....」

百田「別に良いだろ....で、お前は注意するたちか?」

天海「いや、俺はできないっすね.....したほうが良いのかもしれないっすけど....」

百田「うーん....じゃあ、やっぱやめとくか...」

最原「....?」
109 :蘭兄 [saga]:2017/05/29(月) 01:01:54.14 ID:GlYWWYcRO

モノミ「ミナサン!...そろそろ着きまちゅよ!」





天海「...案外、着くの早かったっすね....」

バスから外を見ると、そこには旅館があった。

そりゃ旅館に来たんだから旅館があるのは当たり前だが、モノミが言っていた通り大きい旅館だ。外観を見ただげで16人で過ごすにはあまりにも広いであろうことが想像できる。他のクラスの人は近場の違う宿泊施設にいるらしい。

天海「でかいっすね...」

最原「...これが貸しきりなんだから....希望ヶ峰学園の財力は凄いよね」

真宮寺「...その実、お金に困ってるようだけどネ....予備学科とかが良い例だよ...」

天海「...まぁ、雑談もこの辺にして俺らも降りましょうか...」

百田「そうだな...まぁ、楽しむのはこっからだからな!」

真宮寺「とりあえず荷物を部屋まで運ぼうか...」ヨロヨロ

赤松「大丈夫?...真宮寺くん」

真宮寺「...筋力はあんまりなくてネ....」

百田「おまえひょろいもんな...」

天海「...なんだか眠くなってきたっす....」

最原「...寝るには、まだ早い時間だね...」

天海「...コーヒーでも買いましょうかね....」

百田「よーし!部屋いくぞー!おまえら」

最原「早いよ!百田くん!」

天海「...じゃあ、赤松さん...とりあえず一旦部屋いってきますね....またラインで連絡するんで...」

赤松「うん、分かった...!」

天海「百田くん、最原くん....待ってくださーい!」





真宮寺「........みんな、はやいなァ....」ヨロヨロ
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/29(月) 01:09:06.78 ID:BOB5Gdsuo
つまらん
111 :蘭兄 [saga]:2017/05/29(月) 01:31:44.14 ID:GlYWWYcRO

〜104号室〜



天海「うーん....なんで部屋同じにしなかったんすかね?」

最原「いくら広いっていっても...男子がいっぱい居ると暑苦しいってのがあるんじゃないかな...?」

王馬「それにさ、それにさ!違う部屋に遊ぶに行くのも旅行してる感あっていーよね!」

日向「まぁ、せっかくだし...スペースの有効活用だと思えば良いんじゃないか?」

九頭龍「俺としちゃ...適度に騒いで、適度に静かに過ごせりゃどっちでもいいわ」



王馬「天海ちゃーん!」ドンッ



天海「っ!?....いきなりダイブしないでくださいよ...びっくりするっす」

最原「随分と...君になついてるみたいだね...」

王馬「当然だよ!俺は組織の構成員には優しいからね!」

九頭龍「...お前の手下とか....考えただけでも鬱になるわ...」

天海「まず構成員じゃねぇっす」



日向「....そういやモノミが言ってたけど、基本ペアで行動しないと行けないんだろ?」

王馬「あ、もしかして!アイドルと一緒だからって緊張してるの日向ちゃん!」

日向「...そ、それもあるけどさ....俺が言いたいのは、行動って何すれば良いんだ?...どこか観光に行くってわけでもないから、目的がないよな」

九頭龍「それを自分らで考えて楽しめってことなんじゃねぇか?....もはや私的に来てると思ってぶらぶらすりゃ良いんじゃねぇの」

日向「アイドル相手だから...私的に考えるのは難しいな...」

九頭龍「らしくねーな、日向。なんのための相談窓口だよ?...自然体でいきゃ何とかなる、それがお前だろうが」

日向「...九頭龍....」

王馬「その点、俺は左右田ちゃん相手だから何も気を使わないよ!...まぁ、相手が誰でも気にしないけどね!」

日向「...なんというかお前は....お前だな....」

天海「とりあえず解散しましょう...」

最原「夜中にやるトランプを密かに楽しみにしてる僕...」

天海「じゃあ、UNOやりましょうか夜は...」

最原「えぇ....」
112 :蘭兄 [saga]:2017/05/31(水) 01:30:34.15 ID:Nmia01oZ0

〜玄関〜


天海(とりあえず、ここで赤松さんと待ち合わせするように連絡したっす...)

天海(....何だか....)

天海(...こういう平和な時間があると...逆に不安になる...ような...)

天海(今...俺がこうして日常を過ごしている裏で...妹達は苦しんでいる...かもしれないんすよね...)

天海(...ちょっと感傷的になってるっすね....何ででしょうね...)





赤松「あ、天海くん!ごめんね、待たせちゃって」

天海「...大丈夫っすよ、さっき来たばっかりなんで....」

赤松「何だか自由に行動できるみたいし、何しよっか?」

天海「うーん...」




どうする?

1、街を歩く(誰かに遭遇、誰でも)

2、自由記述


下2でコンマの高いほう
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 01:44:24.89 ID:FVaIkc1+O
1王馬
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/31(水) 08:00:15.85 ID:/zcQhVhro
1最原
115 :蘭兄 [saga]:2017/06/02(金) 15:54:26.87 ID:iLnNPDxl0

天海「とりあえず街をぶらぶらしましょうか...」

赤松「そうだね」







〜街〜



天海(はなしてるのに夢中で周り見てなかったっすけど...ここ...東京っすよね...ほんとに近場じゃないっすか...)

天海(でもちょっと東京の割りには田舎っぽいから東京の端っすかね?)

天海(携帯で位置見れば一発で分かるんすけど、それはなんか嫌っす....何でかは分からないけど...)

赤松「天海くん、ぼっーとしてるけど大丈夫?」

天海「あ、すいません...ちょっと考え事してたもんで...勿論大したことじゃないっすよ」

赤松「うん?...なら良いんだけどね...」




王馬「くまー!」ヒュイ

赤松「わっ!...」

天海「...モノクマの真似っすか王馬くん」

王馬「違うよ違う、アイツが俺の真似してるんだよ!だから俺が本物だよ!」

赤松「さすが王馬くん、めちゃくちゃな嘘だね....」
116 :蘭兄 [saga]:2017/06/02(金) 15:55:27.03 ID:iLnNPDxl0
天海「で、何の用っすか?」

王馬「いや用なんてないよ...ただ俺は天海ちゃんが赤松ちゃんのフラグを立てないように邪魔に入っただけなんだよ!...ま、逆にフラグ立てるのに協力しても良いんだけど今日はそういう気分じゃなかったんだよー!」

天海「フラグって....ほんと王馬くんって毎日楽しそうっすね」

王馬「みんなさ、そうやって言うけど俺は毎日に退屈してるんだよー?」 

天海「どっちでもいいっすよ」

王馬「酷いなー!...俺への関心ゼロなの?」

赤松「悪い意味でなら関心はあるんじゃないかな...?」

王馬「なにげ辛辣で胸にくるよ!かなしいなー....俺に涙を流す機能があったなら今ごろ泣いていたよ!...なんて鉄屑なら言っただろうね」

天海「はぁ...」

王馬「溜め息ついちゃって...まぁ、安心しなよ...きっとこれから楽しいことが起こるから...」

天海「楽しいこと...?」

王馬「なんだかそんな予感がするんだよね!....日々のまんねりを吹き飛ばすほどの刺激がやってきそうな....ね」

天海(...相変わらず言ってることが分からない....まぁ、いつも通りなんすけど...)

天海「...そういや左右田くんはいないんすか?」

王馬「あー、近くにいるよ...なんかソニアちゃんにプレゼントするとかいって何買うか悩んでてさ、だから退屈だったんだよ」

王馬「ま、ちょっとは時間潰せたからいいや...」

天海「じゃあ、また」

赤松「また夜会おうね」

王馬「はいはい」
117 :蘭兄 [saga]:2017/06/03(土) 01:19:49.26 ID:urKO1i4Y0


赤松さんと色々な店を歩いて回った。

別段特別な物が売ってるわけではなかったが、それでも良い思い出にはなった気がする。

普通を普通として謳歌できることに俺は心底満足していた。

きっとこうやって毎日が過ぎ去っていくんじゃないかと....

そんなことを考えながら、空を見上げた....

何かが...見えた気がする。




あれは、何だ....?




ゴォォォォ




迫り来る何かとそれに伴う轟音。

まるでミサイルのようなそれは、この東京目掛けて落ちてくる。


「赤松さん...逃げましょう!」


危機を感じた俺は彼女の手を掴み、引っ張った。

彼女が何か言っていたが耳に入らない、それくらいヤバいと感じていたからだ。

飛来してくる物体は予想以上に速い。

走りながら後ろ目でそれを見た。





瞬間、遠くのほうで光が起こり....

恐怖が全身を包み込む。

荒れ狂う烈風があらゆるものに襲いかかかり、身体は宙を舞い吹き飛ぶ。

掴んでいた赤松さんの手が離れる。

それが目で見た最後の光景だった。
118 :蘭兄 [saga]:2017/06/03(土) 01:33:12.03 ID:urKO1i4Y0

最初の仲間(後で選ばなかったキャラも仲間にできます)


下3で多いやつ、分かれたらコンマで



1、赤松(精神特化型、戦闘はあまりできないが小回りがきくバランサー)

2、春川(戦闘型、暗殺に長けており戦いは任せられるだろう、ただ集団行動は苦手)

3、苗木(精神特化型、戦闘はあんまりできないが驚異の生存能力を誇る、だが他に特出すべきことはない)


人選は赤松以外はステータスができてるキャラなおかつクラス同じ人から選んだんで特に意味はないです。
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/03(土) 09:31:15.88 ID:ghatohzSO
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/03(土) 09:32:41.09 ID:2I0OUguzo
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/03(土) 10:00:26.72 ID:0w3JihpEo
2
122 :蘭兄 [saga]:2017/06/03(土) 12:20:25.02 ID:urKO1i4Y0


〜???〜



???「....くん...」



何だ...今誰かが呼んだ気がする。



???「....天海...く...」


この声は....苗木くん?

疲れのある意識のなか、なんとか俺は目を開いた。


「.....あれ....」


苗木「よかった、天海くん...目が覚めたみたいだね」


「何で、俺倒れてたんすかね....」


ふいに視界に入った木々の荒れようを見て、俺は何があったのか思い出した。

謎の物体、光、風。

あれで俺は吹き飛ばされて、こんな場所にいるのだろう。


「そうだった...なんか謎の物体が空から飛んできたんすよね...」


苗木「うん...それで気絶しちゃったみたいだね」


「.....ちなみにアレが起きてから何時間経ったんすか?」


苗木「二週間...」


一瞬、耳を疑った。二週間?...二時間じゃなくて二週間だなんて。


「え...冗談じゃないっすよね?」


苗木「冗談じゃないよ。僕だって驚いたんだ....倒れている君を見つけた時は....死んでるんじゃないかと思ったよ....」


どうやら現実みたいだ。俺が寝てる間に新学期が始まってから旅行までと同じだけの時が進んでいるらしい。


「まだ少し混乱してるっすけど....それはとりあえず置いといて...みんなを探しましょう...」


苗木「そうだね....この森林から街は見えるから....とりあえず旅館に向かおうか.
..」


まだ俺はこの混乱の中、事態を楽観的に推し測っていた。

悪くても台風程度の災害なのじゃないかと。

だが世界は甘くなかった。

ここからが地獄へのデスロードだということをまだ知らない。





苗木くんが仲間になった!
123 :蘭兄 [saga]:2017/06/03(土) 12:21:19.58 ID:urKO1i4Y0

[名前]
苗木誠

[性別]


[才能]
超高校級の幸運

[ステータス]
体力7
精神18
筋力6
知力9
敏捷6

[必殺技]
なし

[特技]
こぶし50%・・・威力1

[スキル]
ここで諦めたりしないぞ・・・体力が0以下になったとき50%の確率で体力を1まで回復する。

悪運・・・体力が半分以下の場合、回避+15%

[装備]
なし

[その他]
124 :蘭兄 [saga]:2017/06/03(土) 12:23:20.66 ID:urKO1i4Y0
説明

ステータスについて

体力・・・いうまでもなくHPなくなったら死ぬ

精神・・・非現実的な出来事に対する耐性。高い人物は動揺して歩調を乱すことが少ない

筋力・・・高いと戦闘での攻撃の威力が多少変動する

知力・・・高いと的をついた発言を頻繁におこなう、単体での生存能力が上がる。

敏捷・・・主に敵から逃げるのに使う。
125 :蘭兄 [saga]:2017/06/03(土) 17:13:36.54 ID:urKO1i4Y0

[名前]
天海蘭太郎

[性別]


[才能]
超高校級の???

[ステータス]
体力11
精神11
筋力11
知力16
敏捷11

[必殺技]
なし

[特技]
女装89%・・・女装する技能

蹴り50%・・・威力2

地理45%・・・色々な場所について知っていたり、進む方向が分かる技能。

調査50%・・・調べるのに使う

[スキル]
超高校級のアンノウン・・・才能が毎日変わり、それによって特技、ステータス、必殺技、スキルが変動する。※要モノパッド。

[装備]
なし

[その他]
126 :蘭兄 [saga]:2017/06/05(月) 04:03:10.68 ID:X6qNwDeq0

〜旅館への道〜





「苗木くん...君はいつ目覚めたんすか?」

苗木「僕はちょうど5日前だよ...」

「不思議なもんすね...長い時間経ってるのに身体がそこまで衰弱してないのは...まぁ、お腹は空いてるっすけど...」

身体は案外ぴんぴんしており、運動するのに問題ない。だからこそ二週間も経っているということが信じられない。

なにか食べ物がないかポケットを漁ったりしていて、ふと気づいたことがある。

(モノパッド....がない....)

まずい。

きっと吹き飛ばされた時にどこかにいってしまったのだろう。

もしこの森林の近くにあるなら見つけるのは絶望的だ。

まだ街ならば見つかる可能性はあるが...

すると、いきなり苗木くんは立ち止まった。


苗木「...森を抜けたみたいだね」


彼のいう通り頭上を木が覆う世界を抜けたみたいだ。


苗木「天海くん!....空を見て...」

「あれは...」


空が濁り、暗く、淀んでいる。

月明かりは不気味な色で光を差し、まるで混沌を体現した空だ。


苗木「僕はさ...ずっと森を歩いていたから確証はなかったんだけどさ...夜が明けないんじゃないかって思ってる」


「夜が明けない...?」


苗木「信じられない話だよね?....でも僕は森がやけに暗いなって目覚めてからずっっ思ってたんだ...しかも一日中....木の隙間から光が差しこんできたことなんて一度もなかったんだよ...」


「....じゃあ、これは夢なんすか...?」


そんな非現実的なことが現実であるわけない。

だから俺はそう問わずにはいられなかった。


苗木「....わからない」


ならなおさら意識が覚醒して間もない俺には何も分かるはずがなかった。

なくなったモノパッドや、友人達の行方が脳裏に浮かび、余計思考が働かない。

なんにせよ進むしかないだろう。
127 :蘭兄 [saga]:2017/06/05(月) 05:28:43.59 ID:X6qNwDeq0

〜旅館への道・街〜





苗木「なに..これ...人の姿がないだなんて..!」


「....何が...起こってるんすかね.....」


人が一人も見当たらない。

気配も感じないし、生活感なんてありはしない光景が広がっている。

屋根がとれた家屋や、壊れた電信柱。

コンクリートの破片が地に撒き散らされ、歩く度にゴツゴツした感触が足を伝うのには不快感しかない。


(街なら...何か...使えそうなものありそうっすけど....)

瓦礫や崩落した壁を見て、ふとそう思った。





下2でコンマの高いほう


1、調査

2、先を進む

3、苗木と話す
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 07:14:25.19 ID:mw+hMCZZO
3
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 07:26:41.29 ID:AoPQIeJGo
1
130 :蘭兄 [saga]:2017/06/05(月) 07:38:34.56 ID:X6qNwDeq0

天海、調査50%



下1が50以下で成功


131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/05(月) 07:49:50.61 ID:L9aO01mmo
なんか唐突に別のSSが始まった感じなんだが…
これ何か意味があるんだよね?
132 :蘭兄 [saga]:2017/06/05(月) 08:17:01.08 ID:X6qNwDeq0
>>131 ちょっとたったらまた少し日常に戻ります、いろいろあとで補足します
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/08(火) 19:05:50.59 ID:wJ3xLOsd0
あげ
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/10(木) 18:49:07.84 ID:HDxCzCIE0
あげ
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/29(火) 09:05:06.99 ID:eBTUt7aw0
女子十一番/総合二十三番 時岡千波(ときおか・ちなみ)



身長 152cm
体重 42kg
誕生日 11月13日
血液型 A
部活動 吹奏楽部
友人 久瀬ゆかり・宗和歩
辻莉津子・寺内紅緒
藤原奈央・堀内尚子
前川染香・水無瀬繭子
山崎雛子
(女子主流派グループ)
愛称 千波・千波ちゃん
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★★☆☆
無邪気で天然の幼い子。周りから可愛がられる妹的存在。
口が達者で、はっきりした物言いで相手を傷つけることもあるが、本人に自覚は全くない。頭はいいが、何事も直感なので深くは考えない。
 

以下ネタバレです。白黒反転すると読めます。

支給武器:

NO DATA
kill:

なし
killed:

酒井真澄(男子六番)
死亡話数:

第90話
凶器:

コルト・ガバメント
 

教室内で、プログラムに対して東海林至(男子十番)が反論。芝崎務(担任)が銃を取り出し危険に晒されるが、城龍慶(男子九番)に守られ事なきを得た。<11話>

D=02エリアの倉庫に、寺内紅緒(女子十番)・藤原奈央(女子十四番)・水無瀬繭子(女子十七番)と共に篭城。<55話>

繭子と奈央が気絶した相模夕姫(女子七番)を連れてくる。目覚めた夕姫の話で辻莉津子(女子九番)の最期の状況を知る。倉庫に木下亘(男子特別参加者)が来る。亘とただならぬ関係の夕姫に説得され、亘を信用する。突如酒井真澄(男子六番)の襲撃を受け、頭部に被弾し死亡。<88〜90話>


個人的にはデザインした時から好きな子だったんですが、あっけない最期になってしまいました。計 画 通 り …ではないという。ごめんよぅ。
せめてこの子には真澄の前髪をパッツンにしてほしかったww
 
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/05(火) 19:31:36.95 ID:ElSW60Au0
最終→最原終一 なんで間違えた○| ̄|_
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/04(土) 07:44:48.03 ID:/TAvwdhm0
あげ
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/11/09(木) 00:13:52.21 ID:VsewN6fu0
あげ
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/12/19(火) 09:35:54.28 ID:HtHkO9Dq0
あげ
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