【モバマス時代劇】本田未央「憎悪剣 辻車」

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61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/23(火) 22:56:59.66 ID:3yW0eUUc0
未央の仕事にこれといった名称はなく、各奉行の小間使いである。

なのでやろうと思えば、いくらでも仕事があった。

そうやって様々な場所に関わっていくと、不本意だが、醜い派閥争いを目の当たりにすることが増えた。

そのどれもが根拠のない、稚拙な悪口の応酬。

千川派は皆金に物を言わせる非人の集まりだ。

東郷派の連中は、ものの道理も学も無い猿の群れだ。

千川派の女は金がなければ嫁を貰えぬ。

東郷派の猿は藩内の輪を乱し、民に不安を与えている。

未央にとって唯一の幸いは、まだ流血がないことくらいである。
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/23(火) 23:00:34.37 ID:3yW0eUUc0
だがある日、彼女は捨て置けない中傷の張り紙を発見した。

渋谷凛は家柄に物を言わせ人の男を取る。そう記してあった。

はじめ未央は怒った。しかし、凛なら男の方から寄ってくるかもという邪推が首をもたげた。

私って最低だ。未央はまた自己嫌悪に陥った。

武内家の件は凛とは関係ない。私の婉曲な妬みに過ぎない。

未央は親友の不名誉を漱ぐため、あるいは自身の疑念を消すために、未央はそれとなしに町を探るようになった。


時間のあるときには寺子屋で町の子らに漢学を教えてくれる。

酔った狼藉者を懲らしめた。

身内に不幸があったとき、透き通るように美しい花を一輪贈ってくれた。

顔が良い。

そう色めき立つのは町の男共である。
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/23(火) 23:12:34.93 ID:3yW0eUUc0
 一方でこのような声もある。

 欠点のない人間などおらぬ。澄ました顔をして、裏で色々やっているにちがいない。

 家柄がよいから誰も文句を言えぬのだ。

 人が出来ているが、友人にはなりたくない。

 未央は苦笑いした。全ては未央と同じ、下級武士の言である。
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/24(水) 19:01:48.08 ID:j9dczCMf0
優れた同性の前にすると、それを素直に賞賛できないのは皆同じらしい。

とはいえ、件の張り紙について話す者はいなかった。

やっぱり根も葉もない中傷だったのかな。

そう思いながら武家屋敷がつらなる辻道を歩いていると、思いがけない人物に遭遇した。

木村夏樹である。徒士頭の仕事があるはずなのだが、彼女はまた男を口説いていた。

邪魔するのも悪いかと思い、未央はこっそり裏地に回ろうとしたが、今度は木村の方から声をかけてきた。

「なんでお前はいつも、アタシが男を口説いているときに現れるんだ?」

「男を口説いていない時間があるんですか」

「ははっ」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/24(水) 19:02:53.72 ID:j9dczCMf0
未央と木村は、近頃こういう冗談が言える仲になった。

 木村という女は少し変わっていて、派閥もなんの未央によく声をかけてくるのだ。

「アタシが男を口説くのをやめたら、町の男共はかえって不安になる。
 
 アタシの仕事は領民を安心させること。

 これは立派な職務行為なんだよ」

「ははっ」

 今度は未央が笑う。

 木村も生まれは下級武士の家である。

 凜とはまったく趣のちがう人間だが、未央は木村との会話に居心地のよさを感じる。

66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/24(水) 19:04:18.26 ID:j9dczCMf0

「ところで、このところ渋谷家について悪い噂があるようなのですが」

 未央は張り紙について木村に尋ねた。ふいに茶屋での一件を思い出したのである。

「なんだ、お前。武内家の男に気があるのか」

「は?」

 木村は唐突に、武内家を話に持ち出した。凜となんの関係があるのだろうか。

「ふん。アタシの好みじゃないが、ああいうのにも需要があるんだな」

「なんの話をしているんですか」

 未央は狼狽した。自身がかつて抱いた、酒混じりのつまらない想像。

 お門違いの警戒。それは単なる未央の嫉妬ではなかったのか。

「凛が武内家の男を手篭めにしたって話、聞いてないのか。
 いや、武内だけじゃない。ここいらの屋敷の男はみーんな凛が転がしてるって噂だぜ」

 あやかりたいもんだ。木村は手をすりながら、にんまりと笑った。

67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 19:12:29.80 ID:igCC/Hdz0
oh...
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/24(水) 19:21:45.35 ID:GY1RiAyt0
はよはよ
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/24(水) 20:14:01.02 ID:yAGBzl1a0
こ、こんな時は卯月が何とかしてくれるよな!
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 00:20:05.06 ID:pld7pKYb0
 真相をどうやって確かめるべきか。未央は悩んだ。

「渋谷と寝たのか」、などと言えるはずもない。

 ならば文で遠回しに尋ねてみるか。

 未央はそれにも自信がない。どうやって角をたてずに、相手の不義を聞き出すことができよう。

 未央は自分が、思いがけず小心であることを実感した。

 気の向くままに酒を飲み、ぶらりと道場に出向き、金があれば遊ぶ。

 自分はそういう大雑把な人間だと思っていた。

 だが今は男1人のことで数日間も思い悩み、出所のはっきりしない噂で凛を疑っている。
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 00:24:39.08 ID:pld7pKYb0
ああくそ。

なにもかも面倒臭い。煩わしい。

未央は人のない道場に出かけた。彼女の煩悶とした気持ちを受け止めてくれるのは、あの大樹のみである。

それから未央は、じっとしていることがなくなった。

以前の彼女からは信じられないほど熱心に、丁寧に仕事に取り組み、暇があれば剣術の修行をした。

じっとしていると、彼と未央のことを考えてしまうからである。
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 00:32:03.81 ID:pld7pKYb0
 だが未央は、逃げるべきではなかった。

 彼と親友。その2人から目を背けるべきではなかった。

 仕事と修行に逃げた未央は、真相を彼から聞き出す機会を永遠に失うことになった。

 その年の秋桜が咲く頃、当人が自裁したためである。 
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 00:34:49.43 ID:pld7pKYb0
葬儀に未央は行かなかった。

代わりに凛を伴って、浴びるように酒を飲んだ。

不義の片割れと酒を飲み歩く。

いささか奇妙に見えるが、将来の伴侶を失った未央は、唯一残った親友を失うことを恐れたのである。
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 00:42:28.80 ID:pld7pKYb0
 未央は凛を問い正すことはしなかった。

 親友から不義の疑いをかけられた凛は、たとえ事実がどうであれ苦しむことだろう。

 一方責める側の未央も、不愉快な真実を直視することになるし、また彼が戻ってくるわけでもない。

 誰も得をしない。だったら私は口をつぐむべきだ。

 おさえきれない疑念と、にわかに大きくなりつつある凛への憎悪を、未央は酒で呑み下そうとした。
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 00:49:29.38 ID:pld7pKYb0
 へべれけに酔っ払った未央は、凛におぶられながら帰路についた。

 武内家の前にさしかかったところで、未央は甘えた声を出した。

「しぶり〜ん」

深く酔うと、未央はいつもこのような調子である。

「なにそれ・・・」

「渋谷家の凛ちゃんだから、しぶりん 」

「安直なあだ名だね」

呆れながらも凛は笑った。

堅物だった彼女に気安く話しかけ、冗談を言ってくれたのは未央一人であった。

凛も未央と同様に、親友をかけがえのないものだと思っているのだ。
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 00:56:10.55 ID:pld7pKYb0
管鮑。刎頚。断金。莫逆。

どのような言葉を用いても足りぬほど、2人は固く結ばれていた。そのはずだった。

しかし未央はまどろみの中で聞いた。

夜風にはためく月見草を見て、凛が発した言葉を。

もう一度だけ抱いておけばよかった。

未央が凛に果たし状を送ったのは、その翌日のことである。
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 01:01:48.98 ID:pld7pKYb0
 場所は武内家のそばにある、人気のない辻道。時は夕刻。

 未央と凛は対峙した。

 未央の表情は笑顔である。

 この際にいたっても、未央は凛に友情を感じていた。
 
 だからこそ、その友情を裏切られた未央は凛を斬る。

 

 
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 01:02:53.81 ID:6UCLTtIx0
見てる
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 01:06:16.43 ID:pld7pKYb0
「始めるまえに聞くよ。どうして、武内家に手をだしたの?」

 未央は尋ねた。どのような答えが返ってこようと、これからすることに変わりはないが。

「さあ。真実の愛を探してたんじゃない?」

 凛は他人事のように答えた。
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 01:10:13.40 ID:pld7pKYb0
 陽が傾き、辻道に長い影が差す。

「示現流の開祖の名前を知ってる?」

 今度は凛が尋ねた。未央の位置からは、表情は見えない。

「依田芳乃」

「誰それ」

「今思いついた」

「はは」

 
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 01:19:24.53 ID:pld7pKYb0
笑いが止まったあと、凛は未央に答を教えた。

「“東郷”重位」

「それじゃあ私はさしづめ、東郷派の一番槍というわけだね」

 未央は皮肉な笑みを浮かべた。

 ここで凛を斬る。すると子細を知らぬ千川派は東郷派からの攻撃と見なし、喜び勇んで報復に出る。

 東郷派も、未央と凛の果し合いをきっかけに、千川派への“誅殺”を開始するだろう。

 あれほど政争を嫌ったふたりが、血みどろの抗争の口火を切ることになるとは。
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 01:25:04.53 ID:pld7pKYb0
まあ、すべては瑣末なこと。

「はじめよう」

未央は刀を抜いた。

「そうだね。終わらせよう」

凛も得物を鞘から放つ。互いに、これが初めての真剣勝負である。
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 01:27:34.08 ID:pld7pKYb0
出し惜しみはない。小手調べも不要。

未央は上段から、太刀を全力で降り下ろす。

未央が数千数万繰り返し、いくつもの大木を割ってきた動作。

常人には受けることは叶わない。峰が身体に食い込んで絶命することであろう。

だが凛は常人ではない。彼女は腰を深く据え、未央の刀を迎えた。

刃と刃がぶつかり、暗い辻道に光を散らす。

未央の一撃は受けられた。未央が絶対の自信を持っていた降り下ろしが、凛に防がれた。
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 01:31:08.11 ID:pld7pKYb0
圧倒的な才能。たゆまぬ鍛錬。

凡人を遠く彼方に置き去る、凛の剣術。

だが、未央の気勢は全く削がれない。

「折れろよ・・・折、れぇ、ろぉ!!」

がちがちと鍔を鳴らしながら、未央は刀身を凛に押しつける。

殺す。全ての力を振り絞って。

稽古で鍛え上げた足腰が未央に応え、凄まじい力で前進する。

凛の腰が崩れ、二人はもつれこむようにして地面に倒れる。

不利な鍔競りから逃れるために、凛は巴投げの要領で未央の腹を蹴り上げた。

未央はそれを踏ん張って耐えようとしたが、柔に関しては相手に一日の長がある。

未央は後方へ弾きとばされた。
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 01:41:43.50 ID:pld7pKYb0
「やるじゃん」

凛は土を払いながら、ゆっくりと立ち上がる。

「そっちこそ」

未央は刀を支えにして体勢を起こす。

そこからは言葉もなく、熾烈に斬り合った。

手数では未央がやや上回ったが、凛は剣撃をことごとく受けた。

二ノ太刀いらず、一撃に全てをかける示現流の矜持をへし折るために。

一方未央は、凛の攻撃を激しい動きで躱す。

怪物的な集中力と体力。芳乃と立ち会うために、未央が身につけてきたものだ。



86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 01:45:47.03 ID:pld7pKYb0
いまだ互いに致命傷はないが、未央は左肩口、凛は右脇腹から出血している。

長引けば失血で倒れる。 未央はそう悟り、凛と距離を空けた。

辻車で勝負を決めるために。

構えは蜻蛉。未央は地面を蹴り上げ、相手に向かって駆ける。

凛は青眼で未央を待ち構えた。今度は受けない。

刃をかわし、すれ違いに斬り捨てるつもりだ。


87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 01:47:39.80 ID:pld7pKYb0
だが、未央が間合いに入る直前。彼女は凛の視界から消え失せた。

どこへ・・・そう思った凛の顔に、赤い滴が垂れた。未央の血。

空から。すなわち。

凛は未央を補足した。彼女は血のしたたる位置から、一瞬で未央の居場所を悟ったのだ。

おそるべき判断力である。

しかしすでに遅い。

88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 01:49:30.27 ID:pld7pKYb0
膂力。体重。落下速度。そして、ありたっけの憎悪を込めて、未央は宙空で身体を捻る。

辻車一の太刀。

凛はとっさに受けたが、刀身がへし折られ防ぐことは叶わなかった。

美しい髪が、月夜にはらりと散った。夥しい血しぶきとともに。
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 01:52:50.96 ID:pld7pKYb0
続く二の太刀は、背後に回ってからの斬首。

これで辻車は完成する。未央の復讐は完遂される。

天才剣士を剣によって蹂躙する。その事実のみが、未央の後生に一筋の光明をもたしてくれるのだ。

しかし未央は二撃目を打たなかった。親友の最後の声が、彼女を制止した。

それは彼の名であった。
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 02:00:06.87 ID:pld7pKYb0
 倒れそうになる親友の身体を、未央は支えた。

 どうして、こうも互いに不器用だったのか。

 いや不器用者同士だったからこそ2人は出会い、同じ男を愛したのか。

「ばかやろう」

 誰にともなく未央はそう言った。

91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 02:00:33.42 ID:pld7pKYb0
おしまい。
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 03:20:33.26 ID:3UMztt4Ao
その後の顛末とか色々知りたいこともあるが、ここで終わらせるのがベストなんだろうな
面白かった乙
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 06:20:23.01 ID:FJ75OzKBo
すっげえ好き
面白かった!
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/25(木) 11:31:27.14 ID:QAyn+OzH0
おっつおっつ
おもしろかった
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 13:14:21.52 ID:EN6hL8XKo


藤沢周平の読者が潜みおるとは…
藩の上層部の争いから、巻き込まれる武士…藤沢作品っぽい
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 13:53:24.84 ID:3UMztt4Ao
隠し剣シリーズって言うのか
映画で見た鬼の爪しか知らんが、言われて見ればタイトルの作りが似てるな
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 17:31:16.85 ID:pld7pKYb0
うれしい
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 17:46:31.06 ID:3UMztt4Ao
シンプルww
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 17:47:39.69 ID:1bt5XuKjO
時代劇殆ど知らないけど引き込まれた
この話に未央と凛をチョイスしたことも凄くいい
乙でした
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/25(木) 17:52:00.38 ID:pld7pKYb0
辻車の名前の由来

・空中で回転する
・タロットの『運命』
・シンデレラの馬車
・交わった道を断ち切る

蛇足ですが、花言葉をちょろっと調べるとおもしろいかも。

101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 19:04:23.04 ID:oZupTD6+o
乙乙
時代劇見る訳じゃないが凄くそれっぽかったし終わりのすっぱりした感じも好き

映画館で予告見た必殺剣鳥刺しとかそういうネーミング思い出したけど元ネタのシリーズがあったのね
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 19:56:57.67 ID:EN6hL8XKo
藤沢周平の短編も終わりはすっぱりした感じだったものね
次回作はあるのかな
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/26(金) 05:22:00.38 ID:ArXuL0GF0
次は東郷派と千川派のバトルロワイアルだよ。
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/26(金) 08:29:55.01 ID:S3X1EN/Q0
時代小説の雰囲気出てて面白かった
この後どうなったかかが気になるな
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/26(金) 23:06:10.31 ID:ArXuL0GF0
https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1495801740/

続きはじめたよ
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/26(金) 23:07:01.26 ID:ArXuL0GF0
【モバマス時代劇】木村夏樹「美城剣法帖」
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/26(金) 23:40:41.68 ID:ArXuL0GF0
↑ミスが見つかったよ。書き直すよ
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/26(金) 23:55:08.41 ID:ArXuL0GF0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495809965/

こっちだよ

109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/28(日) 21:03:28.91 ID:orkwfyT+0
一応書き終わったよ

https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1495809965/
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/31(水) 00:44:55.24 ID:3uv3ojMy0
シリーズ整理

第1作 ここ
第2作 【モバマス時代劇】木村夏樹「美城剣法帖」_
第3作【モバマス時代劇】一ノ瀬志希「及川藩御家騒動」

読み切り 【デレマス時代劇】速水奏「狂愛剣 鬼蛭」
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