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VAVA「誰かの好きに動いてやるつもりはない……ないよな?【艦これ×VAKAX】
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602 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/19(金) 08:15:53.81 ID:LMX/DxPg0
ワイワイ!
タカオ「…」じーっ…
ロント「だからねぇ、そこをこうすると整備性が悪くなるでしょ」
VAVA「いや、だったらここはこうしてしまえばいいだろ」
ロント「やだ……斬新。あなた、やっぱり良いセンスしてるわね」
VAVA「合理性を追求しただけの事だ」
ロント「じゃあ、ここはこんなのでどう?」
VAVA「わざわざ弱点を作るのか?不可解だ」
ロント「あなたってロマン無いのね〜これくらい遊びがあるほうがいいのよ」
VAVA「そうか…?」
ロント「時には敵の手に渡った時の事も考えなくちゃ」
VAVA「その時は自爆させる」
コブン達「「「ひぇ〜〜〜!」」」
603 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/19(金) 08:20:27.13 ID:LMX/DxPg0
ロント「はぁ〜〜〜?……あなたのメカなのよ。愛着とかないわけ?」ムカッ!
VAVA「所詮、道具だ」
RA妖精(おとうさーん♪)もわんもわん…
VAVA「……いや、やっぱり自爆装置はやめよう。事情が変わった」ハッ…
ロント「その方がいいわよ。で、ここもっと低予算でできるんだけど」
VAVA「予算の上限は無しだと言ったはずだ。細部にも上質な部品をふんだんに使ってくれ」
ロント「はっ……そうだった。つい節約したくなっちゃうのよね〜」
VAVA「遠慮するな」
タカオ「…」じぃ〜…
604 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/19(金) 08:27:45.79 ID:LMX/DxPg0
タカオ「ねぇ、VAVA。あれ買って」くいくい…
VAVA「なんだ?」
ロント「あら、お姉さん。お目が高いわ。その艦娘用ブローチは新製品」
タカオ「だって、買って買って。蒼いバラのブローチ」
VAVA「ブローチに艦娘用も何も……くっ」
VAVA『高いな』
ロント「女の子がお願いしてるんだから、そこは買ってあげなさいよね〜」
タカオ「つけると回避と対空が上がるんですって」
VAVA「なんだそれは」
ロント「やっぱり素人相手に商売しても儲からなくって。艦娘用の装備って高く売れるのよね」
VAVA「…わかった。これもつけといてくれ」
ロント「まいどあり〜」
コブン「今、包装しますね〜はい、どうぞ」テキパキ…
タカオ「わぁ……ありがとう提督。大事にするわ」
VAVA「あぁ、そうしろ。また見に来るぞ」
ロント「はいはい。また艦娘さんを連れてきてね〜」
VAVA「そのうちな」
605 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/19(金) 08:42:59.34 ID:b0SJs3uTo
戻ってきた…おお電子の海から1が戻ってきたぞぉー!!!
606 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/19(金) 10:12:10.64 ID:ZZ76Fa0A0
PAPA…
607 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/19(金) 18:47:59.85 ID:LMX/DxPg0
コブン達「「「またのおこしお〜〜〜!」」」
タカオ「ありがとー!」ノシ
VAVA「行くぞ、ちゃんとヘルメットかぶれよ」
タカオ「はい。必要ないけど、ルールだものね。提督は自前でいいわね」スポ
VAVA「だろう」コンコン
ブロロロロロ……
VAVA「ん?もうつけてるのか」
タカオ「うん、ブローチ。ねぇ、見て。似合う?キレイ?」
VAVA「あぁ、よく似合っている。キレイだぞ、タカオ」
タカオ「嬉しい……途中、私の事無視して、あのグルグルメガネの子とずーっと喋ってるんだもん。嫉妬しちゃうな」
VAVA「あいつとはあくまでビジネスの関係だ。タカオとは違う」
タカオ「どう違うの?私って提督の、VAVAの何なの?」
VAVA「また、哲学じみた言い方だな」
タカオ「知りたいの。この蒼いバラみたいじゃない。私たち」チャッ…キラン
VAVA「……つくりものか。確かに、その通りかも知れん」
タカオ「別にいいのよ。兵器として扱っても。私、それでもいいの。特攻しろって言うならする。コンゴウと刺し違えてもいいわ」
VAVA「…」
タカオ「……何か言って」
608 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/19(金) 18:57:43.07 ID:LMX/DxPg0
VAVA「まず、死ぬな。死なんて何もいいこと無いぞ。特に死の間際はかなりキツイ」
タカオ「え…うん!」
VAVA「俺も、考え方を変えた。兵器と言えど大事にする。末永く使うことにした」
タカオ「末永く……」
VAVA「そばにいてくれるなら、感謝する。お前はとても頼りになるしな」
タカオ「ホント!?」
VAVA「今の責務を投げ出すつもりはないが、提督を辞めたらお前の艦長候補にしてもらうのもまた、アリk……」
タカオ「艦長ーーー!?うんうん!VAVA艦長!!良い響きじゃない。
もーう本気だしちゃうから私!(ふんすふんす!)この戦争即効で終結させて、人類と深海棲艦を和解させるの(ガッチリ平和)その後は!2人でどこかに旅にでましょう!どこがいい?私の世界に来てもいいし、なんなら提督……あっ!その時はもう提督じゃないよね。VAVAの元いた世界へ行きましょう。それって……本格的にVAVAのところへ嫁ぎに行くみたいじゃない?(お嫁さん!)キャー!気が早いかしら!もうちょっとお互いのことを知り合ってからでも遅くは……いいえ、VAVAが望むなら私、今すぐにでも構わない。お互い寿命って言うか?時間はたっぷりあるんだし、長所も短所も認め合っていこうね。あぁ〜もっともーっとVAVAと色んな場所に行きたいわ!世界って素晴らしい。そうだ!終戦後の、この世界の国。全部踏破してから別の世界に行くってのも悪くないわね。ねぇどうする!?そうする?むっはー♪とりあえず婚姻届にサインするぅ?(スチャ!)一度でいいから婚姻届に書きたかったの!サイン。ただ書きたかったんじゃなくて、愛する人が居ないと意味無いじゃない?
はぅあ……この胸のトキメキ、緊張感、高揚感、幸福感……たまらないわ!うぃわぁーーー!エンゲージエンゲージ、エンゲージリングー!!(婚約指輪)」コォ…!
ズドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
VAVA「うぉっ!?馬鹿!こんなところで超重力砲を撃つな!!」
タカオ「エッキサイティーン!!」ニッコリ!
VAVA『やはり、褒めすぎると暴走するタイプなのか…!』ブルッ…!
609 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/19(金) 19:23:07.34 ID:LMX/DxPg0
数日後……
横須賀鎮守府
執務室
VAVA「ふむ、敵の本拠地に乗り込んでボスを暗殺か」ピラ…
イオナ「良い作戦だと思う」
VAVA「この作戦、俺のいつものやり方と同じじゃないか」
大淀「提督のは敵に見つかるのも構わず突進して敵将を討ち取る、極めて力任せな作戦……というか作戦じゃないでしょう。敵もワラワラ出てきますし」
VAVA「だったら全部ぶっ壊せばいいだろ」
大淀「そんなぁ…」
イオナ「とにかく、一刻も早くコンゴウを倒さないといけない」
VAVA「…よし、俺も行こう」
ガチャ…!
タカオ「やはり霧ね……いつ出発する?私も同行するわ」
イオナ「タカオ」
タカオ「コンゴウにお礼をしないとね」
610 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/19(金) 19:26:54.68 ID:LMX/DxPg0
イオナ「むーん……それだと鎮守府の守りが手薄になる」
大淀「私もそう思います。この状況で提督とタカオさん、イオナさんまで不在になるのは、少々危険過ぎます」
大井「まるで別の戦場みたいですね、北上さん。私達、もうお払い箱なのかしら」
北上「まぁ、しょうがないよね。あたしら深海棲艦専門だしぃ」しぶしぶ…
VAVA「ハチ、お前の意見が聞きたい」
ハチ「ヤー。私も、提督とタカオさんの同行には反対です。この作戦は、潜水艦のみで構成することに深い意味があるかと。はい」
VAVA「うむ……そうか、わかった。この作戦はイオナに任せる。タカオ、待機だ」
タカオ「わかったわ。提督がそういうなら」
イオナ「りょーかい。お任せー」
VAVA「まるゆにはライドアーマーを使わせろ。戦力増強及び、いざという時には全員を抱えて逃げることもできる」
まるゆ「は、はい!隊長!!らいどあーまーさんさえあれば、まるゆだって!!」
VAVA「その意気だ。期待しているぞ」
まるゆ「はい!がんばります!!」
611 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/19(金) 19:27:57.43 ID:6zqUZ+NgO
>>1
の帰還ヤッター!
612 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/20(土) 01:03:42.39 ID:nffZrBCG0
待ってました。更新があって嬉しい。
タカオの艦長になろうとしたら艦娘達が全力で阻止してきそう
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/20(土) 01:16:11.59 ID:XahNTg9Do
軽い花京院ネタにわらた
614 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/20(土) 16:16:56.25 ID:WJwqqvag0
タカオの暴走は留まるところを知らない
615 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/26(金) 21:38:10.23 ID:5xS6KNw40
待ってた!花京院ネタは笑う
616 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/28(日) 11:05:23.21 ID:AE5BGl5Y0
海底
ズン……ズン…
イムヤ「なるほど、楽でいいわね」
ハチ「スクリュー回すより静かですし、何より燃料を使わずに済みます」
イク「イクも乗ってみたいのね〜」
まるゆ「らいどあーまーさん!とってもチカラ持ちです!」
RA妖精「うんしょ、こらしょ」
ゴーヤ「…」
イオナ「このままこの方向へ引っ張ってってもらえば、コンゴウのいる場所へ着く」
イムヤ「ゴーヤ、どうしたの?」
ゴーヤ「いや、なんでもないでち」
ゴーヤ『……なんでち?何故か、胸騒ぎがするでち』
617 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/28(日) 12:06:18.65 ID:AE5BGl5Y0
横須賀鎮守府
執務室
タカオ「提督。私、明石たちに装備の改造頼まれたから、工廠に行ってくるわ」
VAVA「わかった。多少、オーバーテクノロジーを教えるのは構わんが、ほどほどにな」
タカオ「了解。またあとで」
バタン…
VAVA「……改造か。タカオとの撃ち合いでハッキリした」
VAVA『ナーバスゴーストは確かに強力な肩部兵装だ。俺が使ってきた物の中ではトップクラスといっても良い』
VAVA『しかし……超重力砲を切り札とする霧を相手にするには、火力が低すぎる。コンゴウとやら、恐らくタカオより強いのだろう』
VAVA「火力、か」チャキ…
VAVA「今霧相手に頼りになるのはこいつだけ……皮肉だな、シグマ」
VAVA「兵装を集めるだけでなく、俺も改造などしてみるか」
618 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/28(日) 12:07:52.19 ID:AE5BGl5Y0
トントン!
VAVA「誰だ?」
トントントン!
VAVA「?」
トントントントントン!
VAVA「文月か?悪いな。今は遊んでやれないんだ」
(うふっ)
VAVA「!?」
VAVA『誰だ…!?どの艦娘の声でもない。俺の知らない声……いや、俺はこの声を知っている!』
VAVA「はっ……!知っているはずだ。この声は……」
VAVA『わからない』
VAVA「絶対に聞いているはずなんだ。だが、わからん……何故だ?」
タッタッタッタッタ……!
VAVA「はっ!……待て!!」
ガチャ!
VAVA「いない、こっちか!」
619 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/28(日) 12:14:14.96 ID:kcjqtnNA0
mk-2 になる時も近いかな。
620 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/28(日) 13:54:26.83 ID:Qu4vq5dJO
まさか単身乗り込んできたのか?
621 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/29(月) 03:06:03.86 ID:991GrnOFo
ブラウンベアもくるかな?
622 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/29(月) 12:22:41.62 ID:jVme+6Rh0
横須賀鎮守府
訓練場
キリキリキリ……!
瑞鶴「はっ!ていっ!ふん!ずぃやっ!」シュシュシュッ!
シュババババーーーッ!ブゥーーーーーン!!!
瑞鶴「…………今よ!投下!!」
「「「了解っ!」」」
ヒューーーン……ドガァーン!!
瑞鶴「標的撃破!」
装甲「なかなかいいじゃない」パチパチ
瑞鶴「ほんとですか!いやったぁ!」
装甲「調子に乗るなぃ」
瑞鶴「へーい」
ビー!ビー!
623 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/29(月) 12:28:23.57 ID:jVme+6Rh0
(緊急警報!鎮守府近海に、霧の艦艇接近中!総員、至急配置について下さい…!!)
装甲「…!」
瑞鶴「また霧の艦艇が!?装甲さん、私行ってきます!!」
装甲「気をつけなさいよ。絶対死んだりするなよ!」
瑞鶴「わかってますって!もう無敵ですから、私」
装甲「馬鹿……がんばれー!」
瑞鶴「はーい!」
タッタッタッタッタ……
装甲『あの馬鹿、本当にどうしようもない。だけど、放っておけない。可愛いやつ』
装甲「……いざというときは、私が護れ、か。あの蒼いチビ」
装甲『護ってやろうじゃないのよ』
624 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/29(月) 12:50:48.21 ID:jVme+6Rh0
鎮守府近海
ドンドン…!ドドドドドドドッ!!
キリシマ「流石にイ401が加担しているだけある。攻撃がかなり激しい」
ハルナ「…」
大和「はぁっ!」ガォン!
キリシマ「新手かっ…!こ、このパワー!?」
武蔵「受け取れ!」ガガンッ!
キリシマ「くぅ!艦娘のくせに!!」
ハルナ「大和型……か。パワーが増している」
赤城「足元がお留守ですよ」
バシューーーッ!
キリシマ「雷撃っ……!?しまっ」
ズドォオオオオン!
キリシマ「きぃ…正規空母か……潰す!」バシュ!
赤城「くぬっ」サッ!
バジューー……パシィン!!
625 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/29(月) 12:52:38.94 ID:jVme+6Rh0
赤城「ふぅ」
キリシマ「なんだ!?」
ハルナ「全員に……特殊な塗装が施してあるようだ」
キリシマ「ビーム対策か、ええい小賢しい…」
瑞鶴「うるせぇ!おかげで全身ベッタベタよ!!爆撃開始!!!」
キリシマ「あとどれほど耐えればいい!?思いのほか手こずるぞ!」
ハルナ「マヤ次第だ」
キリシマ「失敗したとはいえ、私はいつもこんな役回りばっかりだ!!」ドンドンッ!
長門「撃て撃てー!やつらに超重力砲を使わせるな!!砲身が焼け付くまで撃ち続けろ!!」
陸奥「任せて!」
ドンドンドンドンドン!!!!!
626 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/10/29(月) 13:08:16.03 ID:jVme+6Rh0
キリシマ「少しくらい数を減らしておくか…!そこだ!!」ドンッ!
長門「あ、ヤバ」
陸奥「長門!旋回して……間に合わない!」
シュバーッ!ガインッ!!
タカオ「させないっ!」
長門「すまん!タカオ!!」
タカオ「下がって!遠くから援護して頂戴!!」
長門「わかった!」ダダッ!
キリシマ「タカオ…!?」
ハルナ「タカオ……やはり、寝返っていたのか」
タカオ「引きなさい!さもなくば、容赦はしない!」
キリシマ「何を馬鹿な!戻って来いタカオ!!今なら、軽い処分で済むよう、コンゴウに掛け合ってやる」
タカオ「今更戻る気なんて無いわ!私は、愛に生きると決めた!私の艦生は、やっと始まったのよ!!」
キリシマ「愛……だと?」
ハルナ「ふざけたことを……」
キリシマ「…いいだろう!仲間だと思っていたが……お前はもう敵だ!ナガラ級!超重力砲用意!!」
ナガラ級「「「…」」」ヴーン…!
627 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/29(月) 19:17:29.75 ID:nTfmy3nzO
これは装甲参戦フラグ立ったか
628 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/30(火) 00:28:10.85 ID:xe797q120
VAVAだけを誘き出して何が狙いなんだろうか
629 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/25(日) 09:11:14.70 ID:mwca8Pch0
忙しいんだろうか。続きが気になる
630 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/12/08(土) 16:51:57.14 ID:G9NrAYTs0
音楽室
ガチャ……ギィー…バタン
「あ、やっときた。また会えたね」
VAVA「目的は何だ」
「ふんふんふーん!」ポロロロン♪
ドゥンッ!
VAVA「答えろ、次は当てる」
「当たるかなぁ」
ドゥンッ!
「おっと!」パシンッ!
VAVA「…」シュ〜……
「残念〜!」
VAVA「……貴様、俺に何をした?」
「見えてるもの、聴こえるもの、どれも真実だと思う?」
VAVA「…」
マヤ「うふふ!私、マヤ。霧の重巡マヤ。タカオとは友達だよ」ぴょん!
631 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/12/08(土) 16:53:30.25 ID:G9NrAYTs0
シュタッ!
マヤ「目的は〜あなたの命!」
VAVA「面白い」
マヤ「ごめんね。あなたには死んでもらわなきゃいけないの」ピッ…
ERROR……
VAVA「!?」
VAVA『こいつ、今…!』
マヤ「症状は激しい頭痛、虚脱感、吐き気。そんなところかな」
VAVA「何を……し、た」
マヤ「ちょっとだけ、あなたの心に触ってみたの。エラーが起こるのは当たり前。だってあなた……」
VAVA「ぐっ…」フラフラ…
マヤ「すでに壊れてるんだもの」
タッ…ヒュンッ……スルン…!
632 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/12/08(土) 16:56:33.71 ID:G9NrAYTs0
VAVA「きさ、ま…!」
マヤ「ビームサーバーって言うんでしょ?借りるね。えーい」
シャキィ……ヴーン……
VAVA「がっ!?」ズシャ…!
マヤ「カーニバルだよッ!」
ズババババババッ!!
VAVA「ぐぉ…!?うぬっ……」ズルズル…
ズパッ!
マヤ「ダメダメ……目的はあなた一人だけなんだから。他の子を巻き込みたくないでしょう?音楽室だから防音は大丈夫だね」スッ…
ドズ……ズズズ……!
VAVA「うぉああああああああああああああ!!」
633 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/08(土) 16:57:52.25 ID:fT+6xaiFO
いきなりやばいな
634 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/12/08(土) 17:00:00.70 ID:G9NrAYTs0
マヤ「あなたの事は全部わかるよ。体の中も、心の中も。ビームサーバーを何処に隠してるか、とか。不意打ちにとても弱い所とかもね」
VAVA「……こ」
マヤ「なぁに?」
VAVA「殺すッ!」ゴォッ!
マヤ「すごーい!まだ動けるんだ」チャキ!
ズガァッ!
VAVA「かはっ……」
ドサッ……!
マヤ「ほんとに頑丈だね。もうとどめを刺したいけど」チャッ…
ピキッ……バキィイイイイイ!!
635 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/12/08(土) 17:15:41.48 ID:G9NrAYTs0
装甲「VAVAさぁあああん!」フルアーマータックル!
マヤ「う゛ぇっ!?」メキッ…!
べインッ……ビタァン!!
VAVA「…」バチバチ…
装甲「貴様ァ……よくも、よくも、よくも……!!」
マヤ「誰…?艦娘のデータは全て網羅してる筈なのに……けほっ!けほっ!……それに、このパワー…?」プルプル…
装甲「フンッ!」甲板ランス
マヤ「槍!?」
装甲「死にさらせ!」
スカッ!
マヤ「遅いよっ!この!!」ブゥン!
装甲「なんのぉぉぉ!」手甲受け
バチチチチチチチチ!パァン!!
マヤ「弾かれた……!?ビームサーバーはどんな守りでも貫通するんじゃ…」
装甲「護る…!」ギラ…
マヤ「わわっ!?」
装甲「もらった!!」
636 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/12/08(土) 17:17:23.51 ID:G9NrAYTs0
ドズンッ……!
マヤ「あうッ……!」
装甲「このまま、エンジンを粉砕してやる!!」グググ…!
マヤ「やだ…やだ……痛い……もう、怒った!」コォ…!
装甲『殺気…!』
マヤ「超重力砲、エンゲージ!発射!」カッ…!
ズドォオオオオオオオン!!
637 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/08(土) 22:16:24.09 ID:BaSndWCZ0
装甲ー!
638 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/09(日) 02:57:39.38 ID:mkiWGfk60
元からあったっぽい電子頭脳の欠陥部分をつつかれたのかな
自分本位だった装甲が他の人を守るために戦うのは熱い
639 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/09(日) 10:58:30.14 ID:yLLhcTMM0
戦えないで嬲られる今の状況は VAVAにとって屈辱だろうな。
640 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/09(日) 13:00:21.42 ID:nCaPkN4GO
やっぱり腐っても姫クラスやね
641 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/12/10(月) 09:49:24.68 ID:NkymGneh0
管制室
「砲台の砲手妖精に伝えろ!もっとよく狙って撃て!」
「扶桑さんに5発も当たってるぞ!」
「戦艦扶桑、誤射により退避します!戦力20%低下!」
「次の出撃要請だ!格納庫に連絡急げよ!!」
ドガァアアアアアアアアアン!!!
「「うわぁああああああ!!??」」
「くっ……どこからだ!被害状況は!?」
「鎮守府内部からです!被害甚大!西館の……音楽室です!火が上がっています!」
「なんだと……!?白兵だ!総員、白兵戦に備えろ!!火力支援艦娘は西館に向かわせろ!」
「了解!こちら管制室!!聞こえますか!」
642 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/12/10(月) 10:31:09.37 ID:NkymGneh0
音楽室
マヤ「ハァ…ハァ……」
シューーー…
装甲「う……ぅ…」グラッ…
VAVA「そ…うこう…バカ…が」ガクッ…
装甲「私が避けたら、後ろのVAVAさんに当たるから……」フラフラ…
VAVA「…」
マヤ「……任務は、果たす」ヴーン!
装甲「来い…!」
マヤ「うっ……」ズキッ…
装甲「…?」
マヤ『いけない……身体を保てなくなってきた……皆に、分け与え過ぎたのかな…』
キリシマ『マヤ!どうした!反応が弱まっているぞ!?』
ハルナ『無茶はするな。VAVAの大破はこちらでも確認した。それ以上の攻撃は不要だ。じきに事切れる』
キリシマ『これで戦艦水鬼も満足だろう。引き上げるぞ!』
マヤ「……やっと戦いから抜け出せるね。おやすみ、VAVA」ヒュンッ……!
装甲「逃げた……アーマーイジェクト。VAVAさん、しっかり!!VAVAさん!」ピシュン…
643 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/10(月) 16:31:47.75 ID:J6uzWBtZ0
超重力砲防ぎきるとか耐久全振りっすねこの姫
644 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/10(月) 19:15:03.53 ID:bCDhxSqXO
装甲の名は伊達ではないな
645 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/10(月) 19:18:07.63 ID:Z0Hg8SPIO
提督も大破するんだな…
646 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/10(月) 19:49:42.67 ID:3/lPfs6io
トゲに当たったら一発轟沈だぜ
647 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/12/12(水) 17:30:45.91 ID:NrKypadD0
霧の拠点
コンゴウ「そうか、タカオめ……こうなっては、我々の手で始末せねばな。ご苦労だった。帰投しろ」
コンゴウ『こうも容易く落ちるとはな。尤も、相手がマヤではVAVAとやらも手も足もでまい』
コンゴウ「…」
コンゴウ『所詮、タカオはこの世界に毒されただけのこと。しかし、イ401はそうではない』
コンゴウ「キリシマ、ハルナの報告では、戦場にイ401の姿は無かった……むっ」
コンゴウ「……そうだ。人間一人の命すら後生大事に扱う奴が、同盟者をみすみす死なせる訳がない」
コンゴウ「…」
コンゴウ「まさか」
タタッ……!
コンゴウ「ナガラ型、深海棲艦より借り受けた対潜装備を持って、私に続け」
648 :
◆9A08jC1.oE
[saga]:2018/12/12(水) 17:32:47.28 ID:NrKypadD0
霧の拠点(格納庫)
チャプ…
イク「…」キョロキョロ…
イク『クリアーなのね』ハンドサイン
イムヤ「…」グッ…
ハチ「…」ピッ…
まるゆ「はい…!」
ゴーヤ「……!?」しーっ!
まるゆ「!」コクコク!
イオナ『作戦かいし』ビシッ…
RA妖精『みんなーがんばって!外で待ってるねー』コソッ…
649 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2018/12/12(水) 17:42:56.84 ID:NrKypadD0
イムヤ『任務その一……敵基地の構造調査』
ゴーヤ『任務そのニ……イオナ爆弾を要所に仕掛ける』
ハチ『任務その三……大戦艦コンゴウの暗殺』
イク『なのね』
まるゆ「…」コクコク
イオナ『二手に別れよう』
『『了解』』
650 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/12(水) 19:56:14.48 ID:mtpv8Ehso
おつ
VAVAの改…つまりmk2フラグとみてるが皆はどう?
651 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/12(水) 22:56:17.93 ID:cAH4DrHM0
修理出来て戦えるようになってもこのままじゃマヤには勝てないし何らかの手段でmk2にはなりそう。
652 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/01/02(水) 15:23:49.77 ID:M0zWOcRm0
忙しいのかな
653 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/01/19(土) 18:23:32.77 ID:pRdekO8iO
そろそろ来ませんかね
654 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/01/31(木) 19:06:25.69 ID:i2DGUlNsO
生存報告だけでも…
655 :
◆1oKmZSIAF.
[sage saga]:2019/02/02(土) 01:18:38.07 ID:yaCMROaj0
ご心配をおかけして大変申し訳ございません。
1月より休み無しで仕事が続いており、更新する時間を作れませんでした。
合間を見つけては順次更新の準備を進めておりますので、気が向いたときににでも覗いてやって頂ければ幸いです。
656 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/02(土) 02:05:23.69 ID:YGPOgBN6O
なかなかハードな生活送っとるんやな…
ゆっくりでもええんやで
657 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/02(土) 03:12:58.26 ID:iSb8yUDS0
乙です
それはそれで長く楽しめるからな
待ってるよ
658 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/02/12(火) 16:14:32.59 ID:Bl9i+InC0
霧の拠点(天井裏)
ハチ『ふむ……深海棲艦の基地を流用してるのね。この部屋は恐らく休憩室か何か……』
ゴーヤ『ハチ、深海棲艦でち!』
イムヤ『大丈夫、やり過ごしましょう』
イク『なのね!』
「ヤッテランネェヨ!」
「マッタクダ。コキ使イヤガッテ。霧ダカ ナンダカ 知ラネーガエバッチャッテサ!」
「イラツクー!コンナ時ハ 一服ダ 一服」シュボッ!
「アーウマイ」
プカプカ……
イムヤ『ぐぬぬ…!』
ゴーヤ『これはきついでち』
イク『タバコ臭いのね〜!』
ハチ『我慢…我慢……ここは喫煙室…と』カキカキ…
659 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/02/12(火) 16:43:04.18 ID:Bl9i+InC0
霧の拠点(格納庫)
ズルズル……ズルズル……↓
まるゆ「離さないでくださいね…」コソッ…
イオナ「大丈夫。私の腕力ならまるゆ程度の重さなら何時間でも支えられるから」
まるゆ「よいしょ……」ペタ…
イオナ「あともう少し仕掛けていきたい。次いこ」
まるゆ「はーい。すみません、ロープ引き上げてくださーい…」
イオナ「うい」グイグイ…
まるゆ「ふぅ…怖かったぁ。高いところ苦手なんです」
イオナ「えらいえらい。ん……?」
まるゆ「?……イオナさん、この大きな鏡のようなものは何でしょうか?」
イオナ「……私も初めて見る」
まるゆ「どうして鏡を兵器と一緒に保管してるんでしょうね?」
イオナ「これも兵器だから。とか」
まるゆ「うーん、だとしたら何に使うんでしょうか」
660 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/02/12(火) 16:45:21.10 ID:Bl9i+InC0
カッ…!
イオナ「…!」
まるゆ「わっ…電気が!」
コツコツ……
コンゴウ「…」
イオナ『コンゴウ……!と、ナガラ級が5隻』
まるゆ『はわわ……バレちゃったのかな…』
コンゴウ「……居るのはわかっているぞ。出てこい、イ401」
イオナ「まるゆ……私が囮になる。先に鎮守府へ帰ってて」
まるゆ「え…!?でも、イオナさんは……」
イオナ「戦闘が始まれば、あなたは足手まといになる。逃げて」
まるゆ「……わかりました。ご無事で……!」
イオナ「ん…」
サッ……!
イオナ「コンゴウ、相変わらず懲りない奴」
コンゴウ「そこか…………ふん、それは私の台詞だ。しつこい奴め、まさか異世界まで追いかけてくるとはな」
イオナ「何度でも邪魔してみせる」
コンゴウ「そうか、そこを動くな。クズ鉄にして深海棲艦に格安で売り払ってやる」
イオナ「スクラップになるのは、あなたの方」
コンゴウ「ナガラ級、出入り口を塞げ。イ401は私がやる」
イオナ「カモン」
661 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/12(火) 19:33:24.35 ID:cjqYmxE9O
キター
662 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/13(水) 12:32:24.36 ID:vTC3PrgwO
出入り口を塞がれたがまるゆはちゃんと逃げれるだろうか
663 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/02/13(水) 12:45:42.68 ID:w20DsOkm0
数分後…
コンゴウ「…」
イオナ「コンゴウ、手抜いてる?」
コンゴウ「ふん」バシュッ!
イオナ「クラインフィールド」パシン…
コンゴウ「…」
イオナ「わかった。その体にまだ慣れてないんだ」
コンゴウ「ほう?だとしたらどうする。接近戦で一気にケリをつけるか?」
イオナ「…」ジー…
コンゴウ「…」ジー…
イオナ『とは言え、近づくのは流石に怖い』
コンゴウ『奴ならナガラ級を突破してでも強引に逃走を謀ると思ったが……何故逃げん』
イオナ『あんまり激しい攻撃をしてこない。借り物の基地だからか、破壊することを躊躇っている……?』
コンゴウ『あの装置さえなければ……この格納庫ごと葬ってやるものを。運の良い……』
イオナ『なんとか、こっちに誘導してまるゆが仕掛けた爆弾で仕留められないかな…』
コンゴウ『幸い、奴は私が不調だと疑っている……一芝居うつか』
イオナ『牽制のビームか何か、食らった振りをして油断させ、爆弾に近づかせる……できるかも』
イオナ「…」
コンゴウ「…」
664 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/03/13(水) 23:16:28.49 ID:a1txlcysO
ほ
665 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/10(水) 18:39:29.86 ID:HhVeF3NHO
そろそろ来ないか
666 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/04/12(金) 05:42:12.45 ID:rSj2+Vf20
海上
ハルナ「損傷軽微…戦果も申し分ない」
キリシマ「一足先に帰還したそうだが、マヤが心配だ」
ハルナ「しかし、仲間を心配してばかりもいられない」
キリシマ「あぁ、あとは深海遺跡を調査し、ZEROとやらを見つければいいんだろう」
ハルナ「……極秘コードだ。口に出すな」
キリシマ「別にかまわんだろう。私達とてそれが何なのか、何をもたらしてくれるかもわからんのだ。他の者にもわかるまい。コンゴウは何か知っているらしいがな」
ハルナ「…」
キリシマ「さて、この体にもようやく慣れてきた。とばすか」
ハルナ「うむ……」
667 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/04/12(金) 05:43:23.52 ID:rSj2+Vf20
霧の拠点(通路)
まるゆ「はぁ!はぁ!ひっ……」パッ……
敵ガ 侵入シタゾー!デアエ デアエーー!!
まるゆ「……ぷはぁ!見つかるかと思ったぁ」
タタッ…
まるゆ「出口は…えっと、あっちだ!」
668 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/04/12(金) 05:45:33.54 ID:rSj2+Vf20
まるゆ「外へ出た!やった…!」
キリシマ「…」
ハルナ「…」
まるゆ「あ」
キリシマ「あ?」
ハルナ「…」
まるゆ「あ……あ、あぁ…」ガタガタ…
669 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/04/12(金) 06:06:30.43 ID:rSj2+Vf20
まるゆ「に、逃げ…」チャプ…
ガシ!
キリシマ「…」
まるゆ『潜水……間に合わない!捕まっちゃった!?』
まるゆ「あ、あの…」
まるゆ『どうしよう……きっと、この二人が敵の大幹部……こ、ころされちゃう…』
キリシマ「おい、大丈夫か?沈みそうだぞ」
まるゆ「え……?」
ハルナ「ふしぎな形をしている…これはなんだ……?」
キリシマ「この姿を見る限り、艦娘に似ているが、まさか人間ではないだろう」
ハルナ「わからない……どんな些細な脅威であれ、データベースには登録してあるはずなのだが……」
キリシマ「私もだ。片端から検索をかけたが、どの分類にも該当しない」
ハルナ「スキャン……駄目だ。弱すぎてスキャンできない。つまり兵器ではないようだ」パシン…
まるゆ「兵器じゃない!?」
670 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/04/12(金) 10:05:28.55 ID:rSj2+Vf20
キリシマ「ならば、民間船だな」
まるゆ「民間船!?」
ハルナ「民間船……?」
キリシマ「見ろ、おなかに(ゆ)と書いてある。これは郵便の(ゆ)だ」
ハルナ「……人間の物流システムの一部か」
キリシマ「そうだろう。私は人間の文化に詳しいんだ。間違いない」
ハルナ「だが…何故こんなところに」
キリシマ「迷ってしまったのだろう。ここは危険だ。陸まで送ってやる」
ハルナ「まぁ…問題ない。行ってくるといい」
キリシマ「さぁ、来い」
まるゆ「…はい」
まるゆ『ものすごく釈然としないけど……背に腹はかえられないです…』
671 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 18:38:48.49 ID:Vr68W54RO
キター
まるゆ…不憫な子よ
672 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/04/12(金) 21:41:23.06 ID:7eyQbj840
待ってたーーー。
673 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/13(土) 02:11:40.29 ID:SlrvATbL0
待ってた
一時はどうなるかと思ったがまるゆが無事でよかった
しかし一般艦娘とキリの艦隊じゃそんなレベルで差があるのか
674 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/14(火) 00:23:05.33 ID:AWhMiJ3Y0
待ってる
675 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/06/06(木) 02:02:55.74 ID:C/jxyl1T0
霧の拠点(内部)
グラグラ……
イムヤ「暗殺……失敗したのかしら。戦闘音だわ」
ハチ「この震動は……イオナさんが魚雷を使っている?」
イク「助けに行くのね…!」
ゴーヤ「待つでち。イオナとまるゆ、二人とも通信が繋がらないでち……」
イムヤ「やられたとは思わないけど……イク、待ちなさい。まだ爆弾のセットが終わってないのよ」
イク「イオナがやられちゃったら、今回の戦いは負けも同然なのね!」
イムヤ「ここで少しでも妨害しておけば、後の戦闘が有利になるかも知れないんだから。冷静になって」
イク「……わかったの。じゃ、とっとと爆弾しかけてイオナを助けなきゃ!」
イムヤ「そうね。ハチ、ゴーヤ。次の爆弾の準備は?」
ゴーヤ「オーライでち」
ハチ「次は、食料庫を爆破しましょう」
ゴーヤ「兵糧攻めでち!」
676 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/06(木) 19:14:19.77 ID:Y9fuczN4O
来た来た来ましたよ(歓喜)
677 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/06(木) 20:29:07.70 ID:2gpiOUNGO
兵糧攻めとはなんとクレバー
678 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/10(水) 21:12:28.72 ID:JF7S0qfVO
hosyu
679 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/23(火) 02:12:08.91 ID:uMaiWYM9O
スマホゲーで新作が出るらしい
公開されたイメージイラストにイレハンデザインのVAVAもいた
680 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/03(土) 02:21:58.58 ID:rcmyu0et0
一気読みしたけどやっぱり面白い
戦うために生まれたVAVAが戦わなくてもいいんだと言われたり
かつて自分のためだけに暴れまわってたのが報いてやりたいと言えるようになれたり涙ちょちょぎれそうだ
このVAVAのいく末を見てみたいからゆっくりでいいから書いてくれたらいいな
681 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/14(水) 00:18:14.47 ID:p5q4lMGr0
>>1
です。
ご心配おかけしました。
最近また仕事に余裕ができてきたので、書き進める事が出来ました。
近々更新する予定です。
682 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/14(水) 00:36:46.71 ID:LHWD7g+yO
とんでもねぇ待ってたんだ
683 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/30(金) 10:46:26.21 ID:Zd5QeawKO
保守
684 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/21(土) 11:47:13.00 ID:wxJ4Q4vj0
保守
685 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/30(月) 10:23:58.39 ID:rVyu7iFUO
保守
686 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/16(水) 01:47:15.36 ID:w+V1oPj5O
そろそろ続き来てくれよ〜頼むよ〜
687 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/16(水) 10:38:22.55 ID:Fsbp/b5UO
まだまだ待っているぞ。
688 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/16(水) 15:47:28.50 ID:lFEEJGZCO
いつまでも待つわ
689 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/21(月) 21:27:58.98 ID:rYxNjyYC0
待ってる
690 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/10/26(土) 01:16:04.75 ID:yzkIl0W30
しばらくして……
イムヤ「点火」
カッ……!ヂュドーーーン!!
ハチ「これで敵戦力の減退にはなったはず」
ゴーヤ「敵兵もかなり混乱してるでち!」
イク「よぉし!あっちもまだ戦闘中みたいだし、イオナを助けにいくの!」
ピリリリリ!!ピッ……
イムヤ「待って、イオナからの通信よ」
イオナ(暗殺失敗。現在コンゴウと交戦中。ちょっとやばい。撤退しよう)
イムヤ「撤退ね……了解。そっちも無理しないでね!援護はいる?」
イオナ(大丈夫。何とか独力で逃げ切る。合流地点はBで)
イムヤ「わかったわ!こっちも逃げ切って見せる」
ゴーヤ「とっととずらかるでち!」
691 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/10/26(土) 01:20:15.27 ID:yzkIl0W30
霧の拠点(格納庫)
イオナ「勝負がつかない。もうやめない?……撤回する。無駄な質問だった」
コンゴウ「理解が早くて助かるよ。それにしても、格闘能力が向上しているな……ビーム、実弾ともに回避率も良い。改造でも受けたか?」
イオナ「良い相棒ができたから」
コンゴウ「それはよかった……これは、避けられるか」ピシュン!
ピシンッ!
イオナ「回避……む!……ん!?」ズキッ…!
イオナ『どこからの攻撃……?ビームで狙撃された……??右肘から先が喪失、腹部貫通。ダメージかなり大きい……めっっっちゃ痛い』
コンゴウ「とどめだ」
バゴォン!!
コンゴウ「何……!?」
イオナ「お……!ラッキー」
RA妖精「パワーなら負けないもんっ!」ツイストパンチ!
ナガラ級「「!?」」撃沈
RA妖精「乗って早く!あの黒いのには勝てません!!逃げましょう!!!」
イオナ「がってん」ガシッ……ひょいっ!
ウィイイイン!シュボーーーッ!!
コンゴウ「ナガラ級を一撃で撃破だと……イ401、また逃げるか?私から」
イオナ「何度も逃げるし何度も歯向かう。勝負は預けた。返さなくてもいいけど」
RA妖精「フルスロットル!」
ギューーーーン!!
692 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/26(土) 01:25:27.76 ID:nx87QUZsO
キタキター
693 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/10/26(土) 01:35:45.29 ID:yzkIl0W30
集合地点
ゴーヤ「遅いでち……」
ハチ「私達は以外にも早く脱出できましたからね」
ゴーヤ「なんだか深海棲艦たちもやる気なかったみたいでち」
イムヤ「あっ!ライドアーマーだわ!」
イク「イオナも一緒なの!支援要請した甲斐があったの!!妖精さんナイスなのー!!」
RA妖精「つかれた〜」
イオナ「ふぅ……おつかれ。ほんと助かった。死ぬかと思った」
ゴーヤ「ぎゃあああ!?イオナ!て、手はどうしたでち……!?」
イオナ「溶断されて落っことしてきた。おなかにも穴が空いてる。修理が必要」
ハチ「それ、痛くはないん…」
イオナ「クッソ痛い……」食い気味
イオナ「し、司令部、こちら伊168。作戦失敗、現在敵海域に潜伏中。周囲に敵影無し。イオナが敵の攻撃を受け中破。至急、援護を求む……なんですって!司令官が!?」
694 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/26(土) 02:13:05.92 ID:yfHT/aeL0
更新ダァ!
そういえば提督は大破してたんだった
乗り込んだ艦娘たちは一応みんな無事でよかった
695 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/10/26(土) 02:17:28.92 ID:yzkIl0W30
医務室
どよどよどよ……!
大淀「みんな落ち着いて!!今は各自、自室に……!!」
明石「面会謝絶よ!工作艦として、今は許可できない!!」
ドンッ!シュ〜……
シーン……
天龍「聞こえなかったか?全員部屋に戻れ。あいつの性格を考えろ。あいつにとって、俺らに情けねえ姿を見られるのが一番苦しい事のはずだ。そうだろう」
ゾロゾロ……
天龍「さぁ行った行った!」
五月雨「私達……気づけなかった。敵も暗殺を考えていたなんて……」
吹雪「五月雨ちゃん……仕方ないよ」
漣「ご主人さま以外には手をつけなかったってことは、狙いは最初からご主人さまオンリーだったってわけ……」
電「とても……くやしいのです」
五月雨「もし、私が敵の侵入に気づけていたら、提督は敵の奇襲を回避できたかも知れない……」
叢雲「…」
696 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/27(日) 01:02:12.82 ID:k1xorCHG0
提督は面会謝絶か
頑張った装甲ちゃんはどうなったかな
697 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/27(日) 23:14:28.47 ID:9izyFtU40
待ってた。VAVAはどうやって復活するんだろうか
698 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/27(日) 23:47:18.98 ID:n3qR+42MO
ここでmkー2っしょ
699 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/10/28(月) 18:32:26.46 ID:ALiEGihT0
医務室
装甲「VAVAさんは……?」
大淀「まだ駄目です……」
明石「装甲さん、あなたの火傷もかなり酷いんです。今は自分の事を一番に考えて下さい」
装甲「…すみません」
大淀「以前も10日ほど意識を失った事があったけど……」
明石「提督の鎧は、治癒能力を高める効果があるんだって……残念だけど、私では提督の鎧を脱がすことも、直す事もできない……今できるのは、鎧にエネルギーを送り続ける事だけ」
ドアバァン!
タカオ「提督!」
明石「面会謝絶だって言ってんのに…」
タカオ「私がハルナとキリシマに気を取られていた隙に……あぁもう!」
ツカツカ……
イオナ「状況は悪い。おーよど、話がある」
大淀「なんでしょう……?」
700 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/10/28(月) 18:36:08.41 ID:ALiEGihT0
undefined
701 :
◆1oKmZSIAF.
[saga]:2019/10/28(月) 18:37:26.82 ID:ALiEGihT0
タカオ「私のせいで提督が……」
イオナ「タカオは頑張った。タカオが前線を支えていなければ艦娘達はハルナとキリシマに焼かれていた」
タカオ「…」
イオナ「提督ならきっと大丈夫。今は次の作戦を考える」
タカオ「そうね。この借りを返さなくちゃ」
イオナ「うん。それで報告、敵はとんでもない新兵器を用意していた」
明石「新兵器?」
イオナ「これ。私の見たものを写真にしてきた」ピラ…
大淀「これは……?」
明石「どれが新兵器なんですか?」
タカオ「?……これ、鏡のような……」
イオナ「そう、鏡。これは超重力砲を反射できる鏡だと断定する」
タカオ「っ……不可能だわ!?」
イオナ「ちゃんと調べた。私は背後から低出力の重力砲で撃ち抜かれていた。コンゴウは反射を利用して私を撃退した」
タカオ「しかし、あまりにも非現実的よ……」
イオナ「深海棲艦の技術か……それ以上のオーバーテクノロジーだとしか考えられない」
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