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【咲-saki-】洋榎「穏乃ー、飲みいくでー」 穏乃「うーい」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 21:50:31.41 ID:ezSa8Rvio
穏乃「にしても、また急ですね」
洋榎「なんや浩子のヤツに呼び出されてな」
穏乃「船久保さんに?姐(ねえ)さん何かやらかしたんすか」
洋榎「なんでそうなんねん!なんもしてへんわ!…あ、ここやここ」
ガヤガヤ
〈ラッシャーセー
アリャーザシター〉
※アラサーの彼女たちがただ飲んでダベって騒ぐだけ
※ヤマなしオチなし糞冗長
※草大量注意
※麻雀なんかしません
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1495025431
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 21:56:05.67 ID:ezSa8Rvio
ガラガラ
洋榎「まいどー」
穏乃「お疲れさまでーす」
浩子「おつかれさん、こっちこっち」
美幸「やっほー」
洋榎「おー久しぶりやなー浩子ー」
浩子「いや正月に会ったばっかやん」
洋榎「いやー大きなったなぁ、前はこーんなにちまっこかったんが…」
浩子「…もういちいち拾わんで、そういう面倒くさいの」
洋榎「…相変わらずノリ悪いなぁ」
浩子「フるんやったらもうちょい拾い易いヤツにしてーや」
穏乃「あ、この前はどうもです」
美幸「お久しぶりー。ほら座って座って」
洋榎「美幸も来とったんや」
美幸「うん、さっき浩子のトコの病院寄ったらちょうど捕まってさぁ」
浩子「やー、なんか申し訳ない…」
美幸「あー、いいのいいの、たまには馴染みの顔と飲みたかったし」
洋榎「もう主任やったっけ?コッチのほうもえらい稼いでるやろー」
穏乃「やらしいやらしい」
美幸「おかげ様でねー。あ、注文は?」
穏乃「はーい。あ、生二つで、あとししゃもと…姐さんどうしますか」
洋榎「から揚げ…は昨日も食べたわ…軟骨にしといて」
穏乃「了解です」
浩子「一緒やん」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 22:08:10.70 ID:ezSa8Rvio
浩子「でもごめんなー、急に来てもろて」
穏乃「いえいえ」
洋榎「まあそれはええねんけど…」
「お待たせ致しまし、た…」チラッ
穏乃「…」ハッ
穏乃「ええいっ!」ゴソゴソ
「あのー、失礼ですがお客様…」
穏乃「ハイどうぞ身分証ですっ」バッ
「…!はい、大変失礼致しました、どうぞごゆっくりー」
美幸「あははははは!」
穏乃「むぅ…」
浩子「前も見たなこのくだり」
穏乃「はぁ…もう慣れたからいいですけどね…美幸さんも笑いすぎです!」
美幸「あは、ごめん、あははははは!」
洋榎「ちーびちーびwwwwwwww」
穏乃「姐さんだってちっさいですからね!?」
浩子「いつまでも若く見られてええやんwwwwww」
穏乃「若いのと幼いのは別ですよ…」
洋榎「もうそれ首から下げといたらええやんかwwwwww」
穏乃「嫌ですよ!」
浩子「免許証の写真ってなんであんな写り悪いんやろな」
美幸「ねー。自前の写真持ち込みにしてほしいよねー」
浩子「ほなお約束がひととおり終ったところで」
穏乃「むぅ…」
美幸「はいお疲れカンパーイ」
穏洋「「うぃー」」ガシャン
洋榎「ぷはー、生き返るわー」
穏乃「おっさんですか」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 22:10:36.29 ID:ezSa8Rvio
浩子「洋ちゃん達夕飯食べた?」
洋榎「まだ。ここで食べよ思って。とりあえず揚げ春巻きと…」
穏乃「あーちょっと、出来るだけ油モノ控えてくださいよ。でなきゃキツい方にメニュー組みなおしますからね」
洋榎「とりあえず大会終わったしええやん…」
美幸「あ、そうだ、洋榎ちゃん見たよー、この前の近畿杯。相変わらず安定してるねぇ」
洋榎「せやろー流石やろー」グビグビ
浩子「次は西日本選抜やな」
洋榎「ぷはー。おー、最近はめっちゃ調子ええねん、このまま勢いで押しきったるわ!」
洋榎「…ちゅうわけで、ええ?」
穏乃「…明日と明後日はノンアルコールで野菜だけで生活するんなら、まあ」
洋榎「おっしゃそれで行こう!穏乃、串カツ!」
穏乃「はいはい…」
美幸「相変わらず穏乃ちゃんに指導受けてるんだ?」
穏乃「姐さんは食生活偏りすぎなんですよ。恭子さんだって苦労してるんですから…あ、焼きそば食べよ」ピッピッ
洋榎「シーズン中はそれでも我慢しとるわ」モシャモシャ
浩子「にしても…雀士にフィジカルトレーナーが付くやなんてウチらの時分には考えられへんわ…」
洋榎「ウチも最初はそう思っててんけど、これがめっちゃ調子ええねん」
洋榎「前よりも場の空気に呑まれんようになったっちゅうか、耐えられるようになったっちゅうか…対局中の疲労感がぜんぜん無いねん」
浩子「へー、そうなんや…」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 22:14:55.11 ID:ezSa8Rvio
洋榎「まぁ最初は単に絹のダイエットに付き合ってただけやねんけどなー」
穏乃「絹さんはともかく、姐さんそっちはぜんぜん達成できてませんけどね」モグモグ
洋榎「ウチはもとから落とす肉がないねん」ハッハッハ
洋榎「誰が貧乳や!」バン
浩子「言うてへんわ」
美幸「でもさー、ここ1、2年で結構増えてるみたいだよ、プロ雀士向けのトレーニングジム」
浩子「なんやそうらしいですね」
美幸「今、穏乃ちゃん引っ張りだこなんでしょ?ウィー麻でも記事載ってたよ」
穏乃「ええ、おかげさまで…私もビックリですよ」
洋榎「なんや今度部活の指導で晩成行くねんて」
穏乃「いやぜんぜん、指導ってほどのことじゃないですよ、ちょっと顔出してアドバイスする程度で…頼まれて」
浩子「戒能プロにも着いてんねんて?」
穏乃「はい。まぁ…あの人は専らスパーリングですけど」
浩子「…プロの世界はよう分からんな…」
美幸「今のうちに固定のお客さん掴んどきなよ?あとで独立する時に絶対有利だから」
穏乃「まだ独立とか具体的には…」
美幸「相談してね?いい税理士紹介するよぉ」フフン
穏乃「ありがとうございます」アハハ
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 22:25:26.49 ID:ezSa8Rvio
セーラ「おーっす、遅れたわー」
穏乃「あ、江口さん」
浩子「御無沙汰ですー」
美幸「やっほー」
洋榎「遅っそいねんボケ!」ガタッ
セーラ「あ!?何やとコラァ!」
洋榎「遅れて来といてワレ何やねんその態度は」
セーラ「あ?何でオマエが居てんねん」
洋榎「こっちの台詞や、ええから早よ座れや」
セーラ「言われんでも座るわ指図すんなやボケ」ガタッ
洋榎「」チッ
セーラ「…」ハァ
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 22:30:17.22 ID:ezSa8Rvio
洋榎「…あ、これおしぼり…」スッ
セーラ「あ…!すんませんどうも…」ペコ
洋榎「あ…生でええです?」
セーラ「ええ、はいそれで…」
洋榎「それとも何か別の…」
セーラ「あーいやそんな、大丈夫です、すんません…」
洋榎「あ、はい…」
セーラ「…」
穏乃「…」
美幸「…」
浩子「…ってどないすんねんこの空気!」バン!
セ洋「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
美幸「なんなのよもー…」
洋榎「穏乃ー、今のはお前やろー」
穏乃「知りませんよ!毎回めんどくさいんすよそのくだり!」
浩子「よう飽きへんなぁ…」
洋榎「お約束って大事やん?ほいお疲れ」ガシャン
セーラ「せやなー」ガシャン
穏乃「何でノープランでコント始めるんですか…」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 22:32:35.29 ID:ezSa8Rvio
洋榎「しっかしお前今シーズン全然アカンやんか、選抜漏れやで」
セーラ「アカンこと無いわ、勝ち越しとるっちゅうねん。今の選抜基準やと俺のスタイルは相性悪いねん…」グビグビ
美幸「あー、大量に取られてもそれ以上に取り返すってスタイルだもんね」
セーラ「倍返しやwwwwww」
穏乃「古いっすwwwwww」
浩子「安定感に欠けるって見方されるんやろなぁ」
セーラ「結果は勝ってるからええやんなぁ」
洋榎「今更スタイル変えようないやろし、スペインリーグでも行ったらええんちゃう?あっちはより多く取り返せる選手の方が代表入りしやすいみたいやで」
セーラ「スペインかあ…行ってもなぁ。おもろそやけど」
洋榎「お前やったら多分どこでも通用すんで、図々しさ的な意味で」
セーラ「褒め言葉として受け取っとくわ」
美幸「噂だけど、今年度いっぱいで委員会の人員が結構入れ替わるから、来年から選考基準変わるかもよ?」
浩子「次は選抜入れたらええですね」
セーラ「そやなぁ。ま、代表入りだけ意識して調子狂うのも嫌やし、今までどおりやるわ」
美幸「それしか無いねー」
洋榎「ぷはー…」
洋榎「…ほんで?」
浩子「え?」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 22:33:05.10 ID:ezSa8Rvio
洋榎「何やねんそこの死体は」
竜華「」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 22:38:39.88 ID:ezSa8Rvio
※死体(比喩)
今日はこの辺で
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/17(水) 23:19:20.83 ID:+JatPPeAO
乙
こういうの大好きなんで今後も楽しみです
12 :
全知全能の神未来を知る金髪王子様の須賀京太郎様
[二次元美少女達は金髪王子様の須賀京太郎様の嫁]:2017/05/17(水) 23:46:01.44 ID:noTO5PaG0
Aparently Admin ★<><>13/09/27 10:53:49 ID:ZqlbPTgX0<> あなたは間違った道を歩んでいます誠に申し訳ございません。
このメッセージを受信している場合は、あなたの使用中の2ちゃんねるブラウザが、最新の過去ログ仕様に対応していない、
または2ちゃんねるビューアのユーザー名とパスワードは、アクティブではありません。
本日の時点で以下の専用ブラウザが「Rokka システム」に対応していることを確認しております。
-----------------------------------------------
・Jane Xeno
http://www3.ocn.ne.jp/~korwatch/janexeno.htm
・Live 2ch
http://www8.plala.or.jp/uro/live2ch/
・ソフトーク
http://www35.atwiki.jp/softalk/pages/1.html
・ついんてーる
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/5459/
-----------------------------------------------
「Rokka システム」は新しいシステムではありますが、従来の2ちゃんねるビューアのIDで使用できます。
開発途中のため一部に不具合がある場合がございます。
ロッカーホーム
http://tadaima.com/
-----------------------------------------------
専用ブラウザの開発者さまへ
前述の通り、新しいログインシステムが開発され従来のものでは2ちゃんねるビューアが 使用できません。
仕様については
http://stream.bbspink.com/update.txt
となります。
また、開発にあたり、下記のスレッドで議論されてますので 併せてご覧いただきまして、今後のバージョンアップのご検討をお願いいたします。
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erobbs/1379086553/l50
Sincerely yours, Jim Watkins Chairman N.T.Technology, inc <>■新システムRokkaに関しまして■ ]
敗退広告自演乙早よ白糸台無双で負けろブス共
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/17(水) 23:54:06.83 ID:ezSa8Rvio
なんか目が冴えちゃったのでもうちょっと
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:01:02.90 ID:K0NNtNeNo
浩子「ああ、これな…」
美幸「ずっとこのままなんだよねー」
洋榎「ウチらもとりあえず触らんでおこ、思って放っといてんけどなwwwwww」
セーラ「うん多分正解やわwwwwww」
浩子「よう空気読みましたわー」
穏乃「机に突っ伏したまま真っ白になってますね」
洋榎「魂抜けてへん?大丈夫かこれ」ツンツン
穏乃「お箸はダメですって」ペシ
竜華「」
穏乃「竜華さん今シーズンそんなに不調でしたっけ」
洋榎「こない落ち込むほど悪なかったわ。どーせまた園城寺絡みやろ」グビグビ
穏乃「ケンカでもしたんですか?」モシャモシャ
竜華「…!」ガバッ
洋榎「うぉっ!?」ビクッ
竜華「あんな、ちゃうねん!!」クワッ
洋榎「な、何がやねん…」ドキドキ
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:03:25.36 ID:K0NNtNeNo
竜華「…」
洋榎「…っ」
穏乃「…」ゴクリ
竜華「…ちゃうねん…」ヘナヘナ
洋榎「なんも無いんかい!」
穏乃「…また突っ伏した」
洋榎「なんやこいつ…」グビグビ
美幸「私も状況よくわかってないんだよねー」
穏乃「…そうなんですか?」モグモグ
美幸「来てみたら既にこの状態だよ、もー」
セーラ「まあ俺は事情知ってんねんけどな」
洋榎「なんやねんそれ、腹立つわー…」
セーラ「でも流石にこない状況やと思ってなかったわ」
浩子「いや、すんません、実は…ウチが言うてもええんかな」チラッ
竜華「」
セーラ「ええんちゃう?」
浩子「はぁ…」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:14:53.59 ID:K0NNtNeNo
浩子「あのー、実はですね、清水谷先輩、おんj 竜華「あんな、聞いてくれる!?」ガバッ
美幸「…!」ブフォ
洋榎「はよ言えやボケ!」
美幸「ごほっ、えほえほっ…!」
穏乃「なんなんすか、もー」サスリサスリ
美幸「おっほ、…っ、ごほごほっ」
竜華「あんな…!」
穏乃「…」フキフキ
洋榎「…」
美幸「…」ケホッ
浩子「…」グビグビ
セーラ「…」モグモグ
竜華「ウチな、フラれてん」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:18:38.15 ID:K0NNtNeNo
穏乃「…え?」
美幸「…へ?」
洋榎「…は?」
洋榎「…」
穏乃「フら…?」
美幸「…」
竜華「…」
洋榎「…あー、ちょおごめん、もっかい言うてくれる?」
穏乃「なんか、妙な…」
美幸「聞き間違いかなー、ねえ?」
竜華「せやから…」
竜華「怜と別れてん」
洋榎「」
穏乃「」
美幸「」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:29:34.46 ID:K0NNtNeNo
竜華「…」
洋榎「…あのー…」
洋榎「…この前、家でお好み焼き作ろ思ってな」
穏乃「え?あ、はい」
美幸「え?」
浩子(あ、なんかこれイジるほうにギア入ったわ…)
洋榎「いつもは豚でやんねんけど、たまたまイカしか無かったから、豚のかわりにイカ使ってみたんやけどな」
美幸「うん」
洋榎「ひっくり返す時に…ほらイカって焼いても豚ほど脂出ぇへんやん?」
穏乃「そうですね」
洋榎「で、ひっくり返したらフライパンにイカだけひっついて上のキャベツだけドーンひっくり返ったって、いう…」
セーラ「アカンやん…」
洋榎「…」
穏乃「…」
美幸「…」
洋榎「え、園城寺となんやって?」
竜華「別れてんて」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:39:36.74 ID:K0NNtNeNo
洋榎「…」
穏乃「…」
美幸「…」
穏乃「あのー、『このまま寝たら次の日絶対熱出るな』っていう体調のときあるじゃないですか、わかります?」
美幸「あー、あるね」
洋榎「ボーっとするやつな」
穏乃「頭の芯が熱っぽいっていうか…で、この前そんな体調の時があって」
セーラ「アカンな」
穏乃「そういえばこの前も高めの熱出たなー、明日仕事行けるかなー、って思いながらとりあえず寝たんですけど」
美幸「うん」
穏乃「朝起きたら割と元気でした」
洋榎「…」
穏乃「…」
美幸「…」
穏乃「そういえば園城寺さんと?」
竜華「せやから、別れてん」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:40:11.81 ID:K0NNtNeNo
洋榎「…」
穏乃「…」
美幸「…」
セーラ「俺あのー、この前家で暇なときにボケっとテレビ見ててんけどな」
洋榎「おう」
セーラ「ニュースの野球のコーナー見たあとに、何となく…こう、バット持たんと素振りのマネとかしててん」
美幸「そんなに暇だったんだ」
セーラ「で、やってるうちに…なんか俺、結構打てるんちゃうかなって」
セーラ「内角打ちのコツとか掴んだんちゃうかな思って、次の日に近所のバッティングセンター行ってみたら」
穏乃「はい」
セーラ「…意外と打たれへんね」
洋榎「…」
穏乃「…」
美幸「…」
セーラ「で、怜と何があったん?」
竜華「フラれてんって」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:41:02.78 ID:K0NNtNeNo
洋榎「…」
穏乃「…」
美幸「…」
美幸「おととい、ガトーショコラ作ろうと思ってね」
穏乃「食べたいです」
美幸「また今度ね」
美幸「で、前回普通のビターチョコ使ったらちょっと甘すぎたから、カカオ80%のを使ってみたの」
洋榎「そら苦そやな」
美幸「そしたら焼く時間間違えてちょっと焦がしちゃって」
穏乃「あれ」
美幸「なんか、ただ苦いだけになっちゃった」
洋榎「…」
穏乃「…」
美幸「…」
美幸「で、怜ちゃんとどうなっt竜華「フラれてん!」バン!
洋榎「早い早いwwwwwwwwww」
セーラ「wwwwwwwwww」
穏乃「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:41:37.93 ID:K0NNtNeNo
竜華「フラれたって何回言わすねん!」バン!
美幸「ごめんねwwwwwwwwww」
竜華「あと毎っ回おもんないエピソード挟んだんは何で!?」
穏乃「いやなんか、姐さんがそういう流れにしちゃったから…」
竜華「あんた理解早いな!」
浩子「穏乃は順調に洋ちゃんのノリに染まってってるな」
竜華「いつの間にかセーラまで混ざっとるし!」
セーラ「ごめんごめんwwwwwwwwww」
洋榎「おもんない話まだあんで?」
竜華「おもんないんやったら聞きたないわ!」
浩子「あのー、ウチ花粉症やねんけどな…」
竜華「浩子も乗らんでええねん!」バン!
洋榎「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
穏乃「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
美幸「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
セーラ「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:43:28.67 ID:K0NNtNeNo
洋榎「まぁとりあえずテンション上がったやろ」
美幸「てことでフラれた経緯を説明してよ」
穏乃「おねがいひまふ」モグモグ
竜華「アンタらはホンマに…」
浩子(ノせるのうまいわぁ…)
竜華「えーとな…今日何曜日?」
穏乃「金曜です」
竜華「ほな火曜日か…火曜の朝にな」
洋榎「おう」
竜華「次の日オフやから、録り貯めしてるドラマとかまとめて観たろ思って、レコーダーをチェックしててんけど」
美幸「うん」
竜華「月9のドラマが…なんやよう分からんけど後半の30分くらいしか録れてなかってん」
洋榎「ちゃちゃのん(笑)がチョイ役で出てるやつか」
竜華「うんそう。ほんでな、その日は夜に怜が家に来る予定やってんけどな」
美幸「遊びに?」
竜華「うん。あと最近なんや料理に凝ってるみたいでな、『竜華ダイエット中やろ?ウチが美味しいヘルシー料理作ったるわ』って言うてくれて」
穏乃「ダイエット中なんですか」キリッ
洋榎「気になる肉があんねんな」ワキワキ
竜華「…今そこは掘り下げんといて」
洋榎「わかった後にするわ」
竜華「後でもやめて」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:45:20.00 ID:K0NNtNeNo
竜華「…で、怜もさっきのドラマ好きで録ってるみたいやったから、ついでに持ってきてもらお思ってメールして、怜も『うんわかった、焼いて持ってくわ〜』って言うてくれて…」
竜華「で、まぁウチもよかったなぁ思って、練習行ったんやけど」
洋榎「ここまで問題無いな」
美幸「うん」
竜華「そんでな、その日は午後から雑誌の取材があってんけど」
美幸「ウィー麻?」
竜華「ううん、隔月刊のほう。でな、夕方になったら道路混むやん?」
セーラ「うん」
竜華「それで遅くなって待たせるのも悪いし、ウチも早めに切り上げて怜のとこ行こ思ったの」
穏乃「大好きですもんね」
竜華「うん大好きやから」
竜華「…」
竜華「」ズーン
穏乃「あれwwwwwwww?」
セーラ「おまwwwwwwwwwwww」
洋榎「そんな合いの手あるかボケwwwwww」
穏乃「えwwwwww?」
洋榎「こいつこの後フラれんねんぞwwwwwwwwww」
セーラ「それで今に至ってんねんwwwwwwww」
穏乃「そうでしたwwwwwwすいませんwwwwwwww」
竜華「…そやなぁ…ウチ大好きやってんなぁ…」ズーン
美幸「ほらりゅーかちゃん起きて起きて」ナデナデ
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:48:34.43 ID:K0NNtNeNo
竜華「…でな、早すぎたみたいで、1時間くらい早くついてしもて…」
竜華「怜が来るまで暇やなー、どうしよかなー、って思って、とりあえず時間つぶしも兼ねて半身浴する事にしたん」
洋榎「…恋人が家に来る前に風呂入っとくとかやらしいわぁ」
穏乃「露骨やわぁ」
竜華「あほ!別にそんなつもり無いわ!趣味やねん半身浴が!」
美幸「でも正直、事によるとそういう事があるかもって気持ちは?」
竜華「…あったけど」
洋榎「あったんやないか!」
竜華「ご無沙汰やったししゃあないやん!」
洋榎「そこまできいてへんやんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
竜華「何言わすねん///!」
洋榎「お前やろwwwwwwwwwwwwwwww」
穏乃「竜華さん落ち着いてwwwwwwwwwwww」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 00:53:18.96 ID:K0NNtNeNo
ずっとこんなんです
とりあえずこの辺で
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/18(木) 05:12:18.10 ID:f14tRvx8o
ブスしかいねーじゃん
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/18(木) 05:38:09.57 ID:pCVm3bCL0
乙
おもろいやん
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/18(木) 21:06:42.20 ID:XjFFg29h0
関西勢はみんな芸人のノリになるのかwww
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 21:17:45.58 ID:K0NNtNeNo
竜華「///」コホン
竜華「…でな。もしお風呂入ってる間に怜から連絡あるかもしれへんから、とりあえず携帯近くに置いて、雑誌とか読みながら入ってたの」
竜華「で、半身浴しててんけど…怜が6時ごろに来る予定やったんやけど、時間になっても来ぉへんくて、どうしたんやろなーって」
洋榎「うん」
竜華「と思った矢先に、ガチャって玄関が開く音がして、あ、怜来たんやー、思ったら、それと同時に電話も鳴ってな」
穏乃「はい」
竜華「あれ?と思ってたら、怜がお風呂場のドア開けて、『電話やで』って携帯持ってきてくれたん」
美幸「電話は誰からだったの?」
竜華「チームのマネージャーから」
美幸「へー」
竜華「ほんで、ウチもありがとう、言うて電話取ったんやけど、なんせお風呂場やから途切れ途切れで、『ちょっと待って』言うてお風呂出たの、バスローブ着て」
穏乃「はい」
竜華「で、その電話が…大体20分くらいやったかな」
穏乃「ちょっと長めですね」
美幸「何の話だったの?」
竜華「来月の遠征の話。フランス行くことになってたから、その打ち合わせとか」
セーラ「あー、そんな話してたな」
竜華「うん…でな、まぁ電話しとるし、基本的にはそっちに意識は行っててんけど、ふと見ると、怜が妙に静かやねん」
洋榎「お前が電話してたからちゃうか?」
竜華「や、言うても普段はテレビ見たりとか雑誌読んだりとかしてんのに、そん時はずーっと静かでな」
竜華「あとな、料理作ってくれるー、言うてたわりに、買い物もしてへんし…」
穏乃「…え?」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 21:20:30.35 ID:K0NNtNeNo
竜華「まあでも、多分この後に二人で一緒に買い物行くんかなぁ、思って、とりあえず電話しててん」
美幸「うん」
竜華「ほんで、日程とかスケジュールとか確認しながら、こう…ふと怜の方見たらな」
穏乃「はい」
竜華「怜が自分の家から持ってきてたエプロンがあんねんけど」
洋榎「そんなんあるんや」
竜華「なんか気に入ってんねんて」
竜華「でな、そのエプロンをこう、持ってて」
美幸「うん」
竜華「で、ウチは『あぁ、ほならこれから料理の準備とかすんのかなー』って電話しながら見ててんけど」
穏乃「はい」
竜華「まぁ今思い出すとそれを畳んで自分の鞄に仕舞っててんけどな」
洋榎「wwwwwwwwwwww」
穏乃「wwwwwwwwwwww」
美幸「wwwwwwwwwwww」
洋榎「大事なエプロンやったんやろなwwwwwwww」
美幸「もう持って帰るんだねwwwwwwwwww」
穏乃「別のところで使うんでしょうねwwwwwwww」
竜華「…」ズーン
美幸「はい起きておきてー」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 21:22:14.83 ID:K0NNtNeNo
竜華「で、電話終わって」
洋榎「おう、こっからやな?」
竜華「怜が居間のソファに座ってたから、ウチも隣に座ってん」
*****
竜華『ごめんなぁ、電話長引いてしもて』
怜『ううん、ええよ…』
竜華『…なんか、さっきもえらい静かやったけど、元気無いんと違う?』
怜『ちょっとな、寝不足やねん…あ、竜華これさっき言うてたDVD…』スッ
竜華『あ!ありがとう!助かったわぁ』
怜『…』
*****
竜華「って言うて、そん時隣の怜の手のとこにこう…浩子手ぇ出して」
浩子「はい」スッ
穏乃「船久保さんが園城寺さん役ですね」
竜華「怜がソファの肘掛にこう、手を置いてたとこに、ウチもこうやって…」スッ
美幸「自分の手を重ねたんだ」
竜華「そしたら…」
浩子「」バッ
穏乃「え?wwwwwwwwwwwwwwwwww」
美幸「振り払われたのwwwwwwww?」
洋榎「びっくりするやんな急にwwwwwwwwwwwwww」
竜華「そう!さっきまでのメールのやり取りもいつも通りやったし、いきなりやってウチもびっくりしてな」
美幸「そうだろうねwwwwwwww」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 21:23:30.43 ID:K0NNtNeNo
*****
竜華『どしたん…?』
怜『ううん、別に…』
竜華『…』
怜『…』
竜華『あぁ、そう…』
怜『…』
竜華『ならええねんけど…』
怜『うん…』
竜華『…』
怜『…』
竜華『…あ、ほんで…このあとどうする?』
怜『うん…』
竜華『…』
怜『…』
竜華『…』
******
竜華「…実際には」
洋榎「うん」
竜華「…ここらで気付いてん」
穏乃「でしょうねwwwwwwwwwwwwwwwwww」
セーラ「wwwwwwwwwwwwwwww」
竜華「今な、話の流れで何となく気づいてへん事になってるけど、今、今よくよーく考えたら」
竜華「ウチあの時に気づいててん」
美幸「だと思うよ私もwwwwwwwwwwwwww」
洋榎「まぁそれで気付かへんかったらアホやもんwwwwwwwwwwwwwwwwww」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 21:27:55.69 ID:K0NNtNeNo
*****
怜『あんな竜華、今日は話があって来たんやけど』
竜華『どしたん、改まって…話って?』
*****
洋榎「『どしたん』て言うてるけど気づいてるんやろwwwwwwww?」
竜華「うん気づいてる気づいてる」
穏乃「wwwwwwww」
******
怜『…あんな、竜華…ウチな、ここのところ、ずっと考えててん、けど…』
竜華『…なにを?』
怜『ほら、ここ2、3年、竜華もプロリーグで忙しいやん?…』
竜華『…うん、でも、それも怜のおかげやで?』
怜『…すれ違いとか、増えてへんかなって』
竜華『そう、なんかな…?そんなことないと思うで?ちょっとタイミング悪かっただけやって〜』
怜『また、フランス行くんやろ、遠征で…』
竜華『うん…でも、ほら、1週間だけやから…』
怜『一週間だけ、か…』
怜『…そやねんな…』
竜華『…怜、どしたん?』
怜『あんな。なんか、この前とかも、喧嘩みたいになったりしたやん?』
竜華『…うん、あれは…うん』
怜『…』
竜華『…』
怜『…』スゥー…
怜『…』ハァ
怜『…あんな』
竜華『うん?』
怜『ウチらな…その…』
怜『…もう別れた方が、ええんちゃうかなって』
竜華『…え…?』
怜『…』
竜華『別れるって…』
怜『…』
洋榎『なぁ待てや…』
穏乃『…それは、ちょっと…』
セーラ『…本気なん?』
竜華『…』
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 21:31:14.75 ID:K0NNtNeNo
******
竜華「なあごめん、ウチの回想に勝手に入ってこんでくれる?」
洋榎「え、アカンかったwwwwwwww?」
竜華「なんでアンタらその場にいることになってんねん!」
竜華「怜もそんなに大勢居る場でようそんな話したな!」
穏乃「大事な話だったんでしょうねwwwwwwww」
セーラ「ごめんごめんwwwwwwww」
洋榎「お前らも入ってこいや!」
美幸「わかった頑張る」
浩子「まぜっかえして遊ぶ気満々ですやん…」
******
怜『あんな、ウチ…竜華と居るんは、楽しいねんけど』
竜華『うん…』
洋榎『ウチも』
美幸『同じく』
穏乃『私も楽しいです』
セーラ『オレもオレも』
*****
竜華「…居れへんからな!」
洋榎「wwwwwwwwww」
セーラ「wwwwwwwwwwww」
穏乃「wwwwwwwwww」
美幸「wwwwwwwwwwww」
浩子「…ぷっ…!くくっ…」プルプル
竜華「ウチと怜しか居てへんからな!」
浩子(…中川家さんてこうやってネタ作ってんねんなきっと)
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/18(木) 21:34:27.57 ID:K0NNtNeNo
*****
怜『最近な、なんか、そういうんが当たり前になったっていうか』
怜『あんまりドキドキせえへんくなったって言うか』
竜華『う、ん…』
怜『触れ合いたいとか、その、ちゅーしたいとか…』
怜『あんま、そういう風に思えへんようになったっていうか…』
竜華『…』
怜『せやから…ウチら、もう…』
竜華『』
******
穏乃「…なんか反応に困りますね」
竜華「もうリアルにそのまんま言うてるからね」
洋榎「せやろなぁ…」
美幸「そん時りゅーかちゃんどうしたの?」
竜華「んー。なんか、なんやろ、不思議やねんけど、ああいう時ってもう逆に冷静になってしまうねんな」
竜華「表面的な態度とかはごっつ興奮してるけど、頭の中は冷静やねん」
穏乃「そうなんですか」
竜華「や、今考えてもなんであんなに取り乱さへんかったのか自分でもわかれへんねん」
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[今日はここまで]:2017/05/18(木) 21:36:53.89 ID:K0NNtNeNo
******
竜華『なあ待って怜、ちょお待ってって』
竜華『そら人の心の話やし、そういうんはようわかれへんけど、こういうのってもっと単純な話と違うん?』
竜華『ウチやって最近あんまり怜との時間作れてないなって思うし、ちょっと気持ちが行き違いになったりすることもあるけど…』
竜華『それは今までだって無かったわけやないやん』
怜『…うん』
竜華『あのー…ごめんな、正直に言うて?』
竜華『誰か、好きな人とか…できたん?』
怜『…』コクリ
竜華『…ぁ…』
怜『まあ、なんとなく、そんな感じの人が居る…ん、かな』
***********
穏乃「あーもう何で聞いちゃうかなーソレ、竜華さん何で聞いちゃうかなー!」
洋榎「お前はホンマによう気付かんでええ事にばっかり気ぃ付くよな!?」
美幸「よりにもよってなんで言っちゃうかなーその場で!?」
竜華「なんでウチ責められてんの!?」」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/18(木) 22:07:54.99 ID:KRnN3LcyO
阿知賀編ばかり書く奴って接点ない組み合わせ好きだよね
その割に長野勢は絶対に書かないから京豚ssに占領を許したんだろうな
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/18(木) 22:15:38.90 ID:j+omuc2vO
アッハイ
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/19(金) 07:44:16.84 ID:Yu0uZL880
もう阿知賀勢が本編に合流した今
何週遅れの話題だと思ってんだ
SSだけ読んでないで漫画も読めや
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 22:56:34.50 ID:C3kN6Wbto
美幸「それで?」
竜華「でな。ほんならちゃんと話しよかー言うて、そっからウチも着替えて…」
セーラ「あー…それまでお前パンイチやったもんなぁ」
穏乃「そっかパンイチか…」
洋榎「うんパンイチはまずいわな」
美幸「パンイチはねぇ…」
竜華「着とる!バスローブ着とる!!」
竜華「で、ほんなら怜の気持ちは分かったけど、でもウチがまだぜんぜん納得できてへんから、これからいっぱい話すから聞いて、って言うて」
美幸「うん」
洋榎「めんどくさい前フリやなー…」モグモグ
穏乃「そうですねぇ」モグモグ
竜華「だってお互いにちゃんと納得せなこういう話って後から拗れt」
セーラ「わかったわかった!」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/19(金) 23:01:17.85 ID:1/cwkJlm0
怜の一人称はウチやのうて私やで
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/19(金) 23:12:06.20 ID:Me+9RlSNO
パンツを穿いているだと!?
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/19(金) 23:50:51.24 ID:C3kN6Wbto
*******
竜華『…あー、ほんなら、ウチの何がアカンかったんかもっかいちゃんと言うて?』
怜『うん…あんな』
竜華『あ、ちなみに今日ってその話する為にきたん?』
怜『うn』
竜華『あぁでもそれやったら、今日ご飯作ってくれる言うてたけど…実際はそのつもりは無かったん?』
怜『そr』
竜華『あー、まぁでもそやなぁ、ご飯作ってからってなったらなんかタイミングおかしなるもんなー!』
怜『でm』
竜華『や、ウチもちょおビックリしすぎて、あのー…』
竜華『あ!これ後になって「あん時ちゃんと止めてくれたら良かったのに」って言うたりとかは…』
怜『…』フルフル
竜華『そやんな!?せえへんよな怜は!そうやと思うわウチも』
怜華『あn』
竜華『あ、でもアレや、この話ってえらい急やったやん?それ何で?』
怜『ほn』
竜華『あー分かった!一回先に言われたりするとウチめっちゃ気にするもんな!』
竜華『さっすが怜、よう分かってる!よう分かってるわー!』
********
洋榎「喋らせんかい園城寺に!」
穏乃「wwwwwwwwwwww」
洋榎「お前が話し聞く言うたんちゃうんかwwwwwwwwww」
美幸「なんでりゅーかちゃんがそんなに必死なのwwwwwwwwww」
竜華「ウチずっと涙目」
洋榎「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
穏乃「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
洋榎「聞きたいんか聞きたないんかどっちやねんwwwwwwww」
竜華「両方やあほ!」
浩子「まあそうでしょうねぇ」
セーラ「わかるけどもwwwwww」
美幸「多分怜ちゃんもびっくりしてたと思うよwwwwwwww」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/20(土) 00:13:46.11 ID:4rI7kMJmo
*****
竜華『あのー、ちなみにごめん、これもし言いた無かったら言わなくてもええけど、その好きな人っていうのは…業界の人?』
怜『…ごめん、言いたない』
竜華『…ああ、そなんや…』
*****
美幸「あー、これはギョーカイの人だぁ…」ウーム
穏乃「ギョーカイの人ですねぇ…」
竜華「やっぱそう思う!?」ズイッ
洋榎「そらお前、わざわざ『言いたない』って言うてんねんで?」
穏乃「違うんならはっきり『違う』って言うと思うんですけど」
竜華「どこでぇ!?誰ぇ!?」ガタッ
洋榎「知るかボケ!近いねん!」グイッ
浩子「まぁ園城寺先輩も清水谷先輩に付いて色んな大会行ったりしてましたし、結構いろんな人と話す機会あったんちゃいますか」
セーラ「インハイの時もそこそこ話題になってたし…怜かて業界でまったく無名ってわけでもないからなぁ」
竜華「なんなん!?誰なん!?」バンバンバン
穏乃「今はちょっと置いといてくださいそれは」
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/20(土) 00:28:09.39 ID:4rI7kMJmo
洋榎「ほんで?」
竜華「ほんでな。もうそっから2時間くらい話して」
穏乃「結構話しましたね」
美幸「話してっていうけどほとんど竜華ちゃんが一人で喋ってたんでしょ?」
竜華「うんほとんどウチ」
セーラ「トークショーか」
竜華「で…その…だから、まあ要はそういうことやねん」
竜華「プロで忙しくなって、ウチらの時間が減って、ウチもそれに気づかへんくて…」
竜華「そんな状態が当たり前になってしもて、すれ違いが増えた結果気持ちがちょっとずつ離れていって」
竜華「そんな中でほかに気になる人ができてしもて」
竜華「で、そんな状態で付き合うんは怜としてもツラいし…」
竜華「怜にしてみたらそういうウチに嘘ついてるような状態で付き合われへんからお互いの為に別れたほうがええって思うねんて」
美幸「それでりゅーかちゃんも気が済んだの?」
竜華「…!、済んでへんけど…」
竜華「…でも、怜がもうそういう気持ちで…そう思って、それを発表されたら、もうどうしようもないやん?」
浩子「発表て」
洋榎「でもなんか引き留めようはあったんちゃうか?」
竜華「いや、なかってんて!」
竜華「これが喧嘩とかでそういう流れになって、ガーって勢いで『もう別れたるー!』言うたんやったらまだ何か言いようはあったと思うけど」
竜華「考えた末の結論がこうなった、っていう気持ちやから」
セーラ「そやなぁ」
竜華「ほんでもう、あぁこれはもう何言うても変われへんねやろなって思って」
竜華「ウチも『わかった』言うて…」
穏乃「うーん…」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/20(土) 00:40:07.65 ID:4rI7kMJmo
*****
竜華『…あ、ほんなら怜に借りてるもんとか置いてあるもん全部返さな!』
怜『いや、ええよそんな…』
洋榎『ええよちゃうわボケ!』
セーラ『見たら思い出すやろ!』
美幸『こっちが辛いつってんの!』
穏乃『返させろよばかやろう!』
*****
竜華「いっそあんたらホンマに居てくれたら良かったのにな!」
洋榎「せやろーwwwwww」
穏乃「さすがやろーwwwwww」
美幸「だいたい返したの?」
竜華「まあ大体の荷物はまとめて箱に詰めて…それ持たせるんも大変やろから、後で送るわー言うて」
竜華「ダンボール3コ分くらいやったかな」
美幸「着払い?」
竜華「いやそんな、悪いやん。元払いやわ」
洋榎「どこまで甘いねんお前はwwwwwwwwww」
竜華「甘いんとちゃうねん」
竜華「まだ好きやねん」
洋榎「wwwwwwwwwwwwwwww」
穏乃「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
美幸「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
セーラ「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
洋榎「わかるぞーwwwwwwwwwwwwwwww!」
セーラ「まだ3日やないかーーwwwwww!!」
美幸「あきらめるなーーwwwwwwwwww!」
穏乃「一生好きだーーwwwwwwwwwwww!」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/20(土) 01:02:56.43 ID:4rI7kMJmo
竜華「で、とりあえず返すものは持てそうなもん全部渡して、玄関まで送って…」
竜華「ほな送ってくわ、って上着取ったんやけど…」
*******
怜『ほな、元気でな。今までありがとう…』
竜華『え、いやいや…送るわ』
怜『ううん、悪いわ。ここでええよ』
竜華『え、でも最後やし…送らせてや』
怜『ええって』
竜華『…』
怜『…』
竜華『…あのー』
怜『…うん?』
竜華『…嫌なん?』
怜『…』
怜『…』コクリ
竜華『』
**********
浩子「きっついですねぇ…」
竜華「もう、ついさっきに、触れ合いたいとかも思わへんようになった言われてて…」
竜華「手ぇも握れない、もちろんキスも出来んし…もう他人やから」
セーラ「んー…そんな急に割り切れるもんなん?」
竜華「たぶんもうその時パニック過ぎて現実感なかったんやと思うわ」
竜華「で、怜が「元気でな、さよなら」って言うて、ドアをバタン、て閉めて…」
穏乃「さよならかぁ…」
竜華「んで、そのあと3分ぐらいかなー…」
竜華「玄関の壁に寄りかかったまま『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』…ってなって」
洋榎「どないなってんwwwwwwwwww」
竜華「で、おもむろに携帯出して」
竜華「『え・ぐ・ち…』」
穏乃「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
美幸「wwwwwwwwwwwwwwwwww」
セーラ「え、あの時の電話ってそんなすぐのやつやったんwwwwwwww」
洋榎「仲ええなお前らwwwwwwww」
竜華「あれ、セーラってすぐ電話出てくれた?掛けなおせへんかったっけ?」
セーラ「やー、出れたと思う、たしか」
竜華「そやったっけ、もうなんか覚えてへんねん…」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/05/20(土) 01:06:30.66 ID:4rI7kMJmo
****
竜華『あーもしもしセーラ?』
セーラ『おー竜華やん、どしたん?』
竜華『あー、そない大したことやあれへんけど…今電話だいじょぶ?』
セーラ『おう今ちょっとミーティングの休憩中やけど、何なに?』
竜華『いや、別にそんなたいした事やあれへんけどな』
セーラ『うん』
竜華『あのー、ウチな』
セーラ『うん』
竜華『怜と…別れ、ました』
セーラ『は…』
竜華『…』
セーラ『…ほっほぉ〜…』
竜華『…』
セーラ『え、今日?』
竜華『うん今日、たった今』
セーラ『あーそうなんや、今なんや』
竜華『うん…』
セーラ『あぁ…』
竜華『…』
セーラ『えーと…』
セーラ『えー、…大丈夫?』
竜華『…』
竜華『…あんなぁ』
セーラ『…』
竜華『ちょお、あの、分かれへん』
セーラ『あー…そういう感じなんや』
竜華『うん、なんか…』
セーラ『あー…』
竜華『…』
セーラ『俺あのー…10時ぐらいに終わるけど』
竜華『あーそうなんや…』
竜華『うん、まぁウチ今ちょおわかれへんから』
セーラ『あーうん、なんかあったらな』
竜華『うん、なんかあったら』
セーラ『俺とりあえず10時やから』
竜華『うんわかった、ほなな』
セーラ『うん、はい』
竜華『はい、はーい』
セーラ『頑張って、はーい』ピッ
竜華『はーい』ピッ
****
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[もう寝ようそうししょう]:2017/05/20(土) 01:12:06.48 ID:4rI7kMJmo
洋榎「なんかの事務連絡かwwwwwwww」
美幸「何でそんなんなるのwwwwwwwwwwww」
セーラ「多分俺もパニックやってんwwwwwwwwww」
穏乃「そりゃそうなりますよねぇwwwwwwwwwwww」
セーラ「だって『え、何で!?』って叫んだの電話切った後やもん」
洋榎「もうコントやないかwwwwwwww」
竜華「で、そのあと浩子にも電話してみてんけど、出られんかってんやんな?」
浩子「ええ、仕事中で」
浩子「で、9時半くらいに仕事終わった後LINE来てて、それ見てうちもしばらくポカーンでしたわ」
美幸「びっくりだよね」
浩子「3度見くらいしましたわ」
浩子「で、そのLINE見て慌てて電話したんですけど、先輩出んくて…」
竜華「確かそん時にはウチ既に呑みまくって意識なかってん」
穏乃「危ない危ない!」
浩子「正直、あんときマジに家行こか思いましたわ」
洋榎「死んでんちゃうかと思って?wwwwww」
浩子「ホンマそれか思て…でも既読は付いたからとりあえず生きてるんやろなって」
美幸「その判断も大概だよね」
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/20(土) 22:33:05.89 ID:Cw6ZYvJI0
お前ら竜華に何か恨みでもあんのか。ってくらいSSでの竜華の扱いは酷いよね
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