【グラブル】グラン「好みの女性?」 シルヴァ「焦るな……婚期は必ず来る……!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/07(日) 10:12:59.37 ID:XV6UmTmY0
シルヴァ「今日も婚期は来ず……か」

ラカム「なぁーグラン!で?実際の所どうなんだ?ん?」

グラン「どうって言われても……」

オイゲン「団もこれだけ大きくなったんだ。1人や2人いるんだろ?おじさんに話してみろ!」

グラン「2人とも飲み過ぎだって!」

シルヴァ(やけに騒がしいな)



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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 10:19:52.54 ID:XV6UmTmY0
オイゲン「だからよぉ、いるんだろ?気になる娘」

シルヴァ「!!」

グラン「別にそう言うのは」

オイゲン「あー、隠すな隠すな。お前さんくらいの歳って言やぁよ、手が触れるくらいで意識しちまうもんだ」

ラカム「そーそー、さあ正直に言ってみな」

シルヴァ(実に興味深い話だ。少し立ち聞きさせてもらおう……)
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/07(日) 10:25:34.06 ID:XV6UmTmY0
ラカム「やっぱあれか?いつも一緒にいるルリアとかか?」

オイゲン「あー、ありゃ将来美人になるぞ!間違いない、俺が保証する!ガキの頃のアポロにちっとばかし似てるからな!」

シルヴァ(やはり若さが必要なのか……)

グラン「ルリアは子供として見ちゃうって言うか、どちらかと言うと可愛い妹って感じ……かな」

ラカム「おっ?嫌がってた割には真面目に答えるじゃねーか」

グラン「じゃあどう答えれば……はぁ」

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 10:33:34.87 ID:XV6UmTmY0
オイゲン「じゃあイオはどうだ?まぁまだ子供だがしっかりしてて気も強い。将来はいい嫁さんになるぞ?ガキの頃のアポロにちっとばかし似てるからな」

グラン「いや、イオも子供だから」

ラカム「じゃあクラリスなんて良いんじゃないか?年齢的にも近いし」

グラン「確か前に美少女錬金術師でみんなのアイドルだから恋愛禁止って言ってましたよ?」

ラカム「じゃあいっそのこと種族の壁を超えてみるってのはどうだ!」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/07(日) 10:39:34.85 ID:XV6UmTmY0
ラカム「ハーヴィンは子供っぽいから無理とか言いそうだし……ドラフなんてどうだ?」

オイゲン「若い頃は一にも二にも胸だからなぁ。あの胸は魅力的だろ?まぁ俺くらいの歳になりゃ尻だけどよ!アポロもいいケツに」

グラン「ドラフはちょっとその……」

ラカム「なんだ?苦手なのか?」

グラン「目のやり場に困るから……」

ラカム「シャイボーイか」

オイゲン「じゃあエルーンは?」

グラン「それも……なんとなく性欲が強そうだから……」

オイゲン「グラン……もしかしてお前さん、イン」

グラン「違うから!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/07(日) 10:44:55.90 ID:XV6UmTmY0
ラカム「じゃあやっぱり人間か?」

グラン「そうだね……って言うか、まだこの話しするの?そういう2人はどうなんだよ!」

ラカム「俺か?俺の恋人はこのグランサイファーに決まってるだろ。浮気なんてしたらヘソ曲げちまうよ」

オイゲン「俺が今愛してるのは娘のアポロだけだ。女房によく似て来やがって」

グラン「なんかズルくない?それ……」

シルヴァ(お前達の話などどうでもいい!)

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/07(日) 10:49:58.14 ID:XV6UmTmY0
ラカム「あっ、じゃあよ、あー言うのはどうだ?」

グラン「カタリナさん?」

オイゲン「なるほどなぁ。若い頃は歳上の女性に惚れたりもするもんだ」

シルヴァ(…………)

グラン「そうだな……やっぱり僕も歳上の方が好きですね」

シルヴァ(!!!!)

シルヴァ(あ、ああ、あ、あわ、あわてるな、焦るな、こ、ここ、まだ婚期と決まっ、あああせるな!)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/07(日) 10:55:13.61 ID:XV6UmTmY0
ラカム「んじゃ決まりだろ?俺と初めて会った時から一緒にいたし。カタリナを好きにならねー訳が無いよな!」

シルヴァ(くっ……余計なことを!)

オイゲン「そうだなぁ。騎士で気も強くてしっかり者……まるでアポロみたいで俺も気に入ってるしな!」

シルヴァ(歳上なんていくらでもいるんだ、変に進めるんじゃ無い!)

グラン「確かにカタリナさんは強くて素敵で……カッコイイ人ですね」

シルヴァ(……焦るな、婚期はまた来る)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/07(日) 10:59:27.59 ID:XV6UmTmY0
グラン「でも前に言われたんです。私はキミの保護者の様なものだって」

ラカム「保護者ねぇ」

グラン「僕からしてもカタリナさんは恋愛対象と言うより……ルリアが妹ならカタリナさんはお姉さんって感じかな」

オイゲン「確かに……3人でいるのをよく見かけるが、ありゃ恋人って言うより妹と姉って感じだな」

シルヴァ(……ほっ)

ラカム「じゃあ結局どんなのが好みなんだ?」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/07(日) 11:02:02.27 ID:XV6UmTmY0
グラン「うーん……」

ラカム「まさかお前……女に気がないって事は……」

オイゲン「そっち系……なのか?」

ラカム「そういやファスティバと妙に仲が良かったよな……」

シルヴァ(……)

グラン「ちがっ……女性が好きだから!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/07(日) 11:05:34.14 ID:XV6UmTmY0
グラン「だからその……」

ラカム「だからその?」

グラン「あくまで勝手な憧れであって、好きと言うか、気になってるって感じの人なら」

オイゲン「思春期特有の言い訳は良いからさっさと言っちまえよ」

グラン「誰にも言わな」

ラカム「言わねーよ。俺を信じろ」

グラン「じゃあその…………シルヴァさん……かな」

シルヴァ(…………ん?)
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/07(日) 11:09:57.20 ID:XV6UmTmY0
シルヴァ(グラン?今、なんとーー)

ラカム「シルヴァだぁ!?」

グラン「声が大きいよ!!」

カタリナ「シルヴァ殿がどうかしたのか?」

オイゲン「いやいや、なんでもない。こっちの話だ気にしないでくれ」

カタリナ「?」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/07(日) 11:15:00.83 ID:XV6UmTmY0
ラカム「歳上がいいってのは分かるがよお……シルヴァっつったら俺とそんなに歳変わんねーぞ」

シルヴァ(ふざけるな!私は27、そっちは29だ!全然違うではないか!)

オイゲン「干支は一緒でも一周違うじゃねーか」

シルヴァ(三週近く離れた爺さんが余計なことを言うな!)

グラン「やっぱりおかしいかな……?」

ラカム「おかしいって言うか……なぁ」

シルヴァ(グラン……)

グラン「でも好きなんだ。シルヴァさんの事が」

ラカム「おっ、好きって言いやがったな!んじゃ俺たちも応援すっから頑張れよ!」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/07(日) 11:24:07.63 ID:XV6UmTmY0
翌朝

シルヴァ「フンフン♪」

カタリナ「おや?今日の朝食はシルヴァ殿が?」

シルヴァ「ああ、腕によりをかけてご馳走を作るつもりだ。花嫁修行と言ったところだな」

カタリナ「では私も何か手伝いを」

クムユ「カ、カカ、カタリナさんは台所に入って来んじゃねえです!」

ククル「シルヴァ姉を人殺しにするつもりですか!」

カタリナ「何を言っているんだ?私はただ料理の手伝いを」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/07(日) 11:29:10.27 ID:XV6UmTmY0
シルヴァ「先ほども言った通りこれは花嫁修行。助太刀は無用だ」

クムユ「クムユ達は姉妹だから特別なんでい!べらんめー!」

カタリナ「しかし私ももう24、料理の腕も上げておかねば。花嫁修行みたいなものだ」

シルヴァ「今……何か言ったか?」

カタリナ「いや、だからもう24だから花嫁修行を」

シルヴァ「私は27だ!!」

カタリナ「ええ!?それは知っているが……急にどうされたと言うのだ……?」

ククル「もうこれ以上シルヴァ姉を傷付けないで!」

カタリナ「え?えっ??」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/07(日) 11:34:58.16 ID:XV6UmTmY0
シルヴァ「24歳か……ざっくり分ければ20代前半、3つに分けても20代半ばに入ったばかり……」

シルヴァ「だが私は20代後半!3つに分けても20代後半だ!!それを同じような目線で語るとは……」

カタリナ「お、落ち着いてくれ。悪気があった訳では無いんだ。私の考えが至らなかった、傷付けたなら謝罪もする!」

シルヴァ「フゥー……フゥー……いや、私も大人気なかった。声を荒げてすまなかったな」

カタリナ「こちらこそ、若気の至りで申し訳なかった」

シルヴァ「わ……わ、か、げ、の、い、た、り……?」

クムユ「ひぃー!避難するですー!」

ククル「避難避難!シルヴァ姉、殺しはダメだからねー!」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/07(日) 11:35:38.78 ID:XV6UmTmY0
若気の至りでこんなスレを立ててしまいましたすみませんシルヴァさん
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 12:10:55.11 ID:8k4IuMW2o
はよ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 12:11:40.06 ID:fb5cO6Nao
続けて
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 12:51:25.67 ID:xopnQ+hQo
この後グランとの甘々イチャラブを書くまで許さん
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 13:08:34.00 ID:p+yguJ+oo
こんなババァよりもフェリたんの方がかわいい
ナルメアでも良いけど
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 14:08:11.66 ID:vlSPhTpA0
一周回ってカリオストロでもいいぞ。
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sagesaga]:2017/05/07(日) 14:22:54.24 ID:y4pOEm5sO
カリおっさんは一回りどころじゃないんだよなあ…
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/07(日) 14:31:35.43 ID:xeY3YGjmO
文明が一回りだな
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 22:02:46.14 ID:Ld1Kocg20
じゃあファラは私が貰っていきますね
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 22:16:34.33 ID:LeoysTeio
じゃあアンチラちゃんは僕がもらいますね
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 22:29:22.10 ID:EhYX637LO
ならダヌアは俺がいただいていく
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 22:43:06.27 ID:FlX2By/no
アニラちゃんは貰っていこう
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 23:55:12.89 ID:Pvaodz9I0
バカめクラリスが一番に決まってるだろいい加減にしろ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/08(月) 23:58:33.20 ID:AK1HDffHo
マギサさんは俺のものということでいいな?
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sagesaga]:2017/05/09(火) 07:35:24.82 ID:cvCKUmNfO
しゃーないからカリおっさんは俺がもらっておくわ
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/09(火) 09:26:40.96 ID:iwikkxdF0
ここまで無いという事はテレーズはもらって行って良いんだな?
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/09(火) 13:56:07.87 ID:lq91+vMU0
カタリナ「……シルヴァ殿、確かにこちらも失礼な所があったのは認めよう。だが幾ら何でも過剰に振る舞いすぎでは無いか?」

カタリナ「歳の3つや4つ、それ程大した差では無いと私は思うのだが。シルヴァ殿は十分美しいと私は」

シルヴァ「それ以上私の神経を逆撫でしてくれるな」

カタリナ「しかし!私とて3年後は27だ!」

シルヴァ「こっちはその頃30……三十路なのだぞ!」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/09(火) 14:00:37.61 ID:lq91+vMU0
シルヴァ「もう良い。私は忙しいのだ。今すぐこの場から消えてくれ」

カタリナ「しかし……」

シルヴァ「分かっている。カタリナ、キミは真面目で素直な人間。悪意無いのだろう」

カタリナ「当然だ。悪意など微塵も……」

シルヴァ「だが悪意がない故に人を傷つけている事にも気付けない事もある。さあ消えてけれ」

カタリナ「待ってくれ。私はまだ納得ーー」

シルヴァ「消えろと言っているんだ!」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/09(火) 14:05:57.81 ID:lq91+vMU0
ヴィーラ「あらあら、お姉様の残り香をたどって来てみれば」

カタリナ「ヴィーラ?」

ヴィーラ「お姉様に対するそれ以上の侮辱はこの私が許すわけにはいきませんわ」

シルヴァ「侮辱されているのは私なのだがな。小娘には引っ込んで貰いたいな」

ヴィーラ「あら、私に対して小娘だなんて。これでももう22歳なのですけれど……」

ヴィーラ「22歳の私を小娘扱いとは……シルヴァさんは私の予想を上回る年齢……おばさんなのでしょうか♪」

シルヴァ「良い度胸だな」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/09(火) 14:12:50.51 ID:lq91+vMU0
カタリナ「やめろヴィーラ!これ以上話をややこしくしてくれるな!」

ヴィーラ「まぁ♪私の身を案じてくださっているのですね!さすがお姉様、お優しい♪でもご心配なく♪あのおばさんを躾けて差し上げます」

シルヴァ「止まれ!!」

ヴィーラ「お断りいたします♪」

シルヴァ「今このキッチンに入って良いのは死ぬ気で婚活をする者だけだ。20代前半の小娘が足を踏み入れて良い場所ではない」

カタリナ「そうだヴィーラ!20代半ばの私でもこれほど拒絶されたのだ!若い20代前半のキミでは20代後半のシルヴァ殿に何をされるか!」

シルヴァ「……」

ヴィーラ「お姉様……わざとやっていらっしゃいます?」

カタリナ「何がだ!良いから下がるんだ!」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/09(火) 14:18:08.28 ID:lq91+vMU0
ヴィーラ「んー……困りましたわ」

シルヴァ「ヴィーラ、私はキミの事を嫌っているわけじゃない。むしろ団内においてキミへの信頼度は高い方だ」

ヴィーラ「そうなのですか?まぁお姉様以外からの評価などどうでも良いんですけど」

シルヴァ「そう。私が信頼度しているのはキミのそう言う所だ」

カタリナ「いったい何の話をしているんだシルヴァ殿は?」

シルヴァ「キミのようなクソレズは私のライバルとなり得ない。だから私もキミには気を許している」

ヴィーラ「クソレズだなんて妙な言いがかりはやめていただけませんか?私が狙っているのはお姉様の心と身体だけです」

カタリナ「ヴィーラ?」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/09(火) 14:24:10.94 ID:lq91+vMU0
シルヴァ「キミがどれほど彼女を想おうが一向に構わないが、果たして彼女はどうなのか」

ヴィーラ「何が言いたいのかしら?」

シルヴァ「カタリナもやがて男と結婚するだろう。その時キミはどうする?」

ヴィーラ「あ、あり得ませんわ。あの気高きお姉様が何処の馬の骨とも分からない雄と結ばれるなんて……ねぇ、お姉様!」

カタリナ「え?あ、いや、今はともかく……私もまぁいずれは相手が現れればそう言う事も考えるだろうが……」

ヴィーラ「では私は相手が現れないよう見張って消せば良いんですね♪了解いたしました」

カタリナ「ヴィーラ?」

39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/09(火) 14:29:24.01 ID:lq91+vMU0
シルヴァ「果たしてそう上手く行くかな?」

ヴィーラ「何なんですかアナタはさっきから……私とお姉様の仲を引き裂こうというのなら捻り潰しますよ?」

シルヴァ「カタリナは軍人だ。そんな彼女を守れるような強靭な男が現れた時、キミはその男を消せるのか?」

カタリナ「私は別に強さを求めたりはしないが。むしろ守ってやるくらいの」

ヴィーラ「その時はその男の剣で刺されて男を傷害の罪で牢獄にぶち込んでやるまでです」

カタリナ「物騒な事を言うな」

40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/09(火) 14:35:47.77 ID:lq91+vMU0
ヴィーラ「まぁそんな人間は現れる事も無いでしょうけど」

シルヴァ「それはどうかな?いくつか私には心当たりがある。その最たる者は……団長だ」

ヴィーラ「団長?まだ子供じゃありませんか」

シルヴァ「だがやがて大人になる。私は確信しているよ。彼が将来とんでもない大物になると」

シルヴァ「そして世界にはオネショタと言う素晴らしい文化もある」

ヴィーラ「確かに色々と素質はありそうですね…………なら今のうちに消してしまえば……」

シルヴァ「団員が団長を消してどうする。それより最善の策があるでは無いか」

ヴィーラ「なんでしょう?」

シルヴァ「今のうちに団長を誰かとくっつけてしまうのだ」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/09(火) 14:40:56.55 ID:lq91+vMU0
ヴィーラ「とは言われましても……先ほども言った通りまだ子供ですから」

シルヴァ「団長は年上の女性が好みらしいぞ?もしカタリナに言い寄ったらどうなるか」

ヴィーラ「お姉様に?幾ら何でもこの歳の差ではありえませんわ。ねぇお姉様」

カタリナ「えっ?あ、ああ、いや、グランか……そう言う目で見た事は無かったが…………まぁ可愛げはあるし、おねショタ?だったか?うーん……確かになかなか悪くは無いが……いやいや、しかし」

ヴィーラ「お姉様!?なんだかまんざらでも無いように見えますが……」

シルヴァ「ちぃっ……!」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/09(火) 14:48:12.60 ID:lq91+vMU0
ヴィーラ「やはり今のうちに危険な芽は摘んでおかないと……」

シルヴァ「待て!私が手を打とう」

ヴィーラ「あなたが団長殺しの汚名を?」

シルヴァ「殺すのではない。私が、だ……団長と、夫婦になろう!」

ヴィーラ「そんな……シルヴァさんが自らの身を犠牲にしてまで私とお姉様の仲を……?」

シルヴァ「幸い団長は年上の女性が好みで、私も相手の年齢にはこだわらないタイプなのでな。もう10歳から50歳くらいなら」

ヴィーラ「分かりました。このヴィーラ、心よりあなたを応援させていただきますわ」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/09(火) 14:53:21.28 ID:lq91+vMU0
ヴィーラ「さあお姉様♪シルヴァさんのお邪魔をしてはいけませんし、あちらで私と下着姿になってツイスターゲームをしましょう♪」

カタリナ「ヴィーラ!なぜキミはいつも下着姿でツイスターゲームを強要するんだ!」

ヴィーラ「嫌ですわお姉様ったら♪まだ裸でするには早いかと……♪」

ヴィーラ「あっ、そうですわ。シルヴァさん、団長と上手く行った暁にはーー」

シルヴァ「な、なんだ?」

ヴィーラ「タイミングを見て一度孕むまでで構わないので団長の精液をいただいてもよろしいでしょうか♪」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/09(火) 15:01:15.30 ID:lq91+vMU0
シルヴァ「……ん?」

ヴィーラ「万が一の話なんですけど……万が一、いえ億が一お姉様が結婚なされた場合です」

シルヴァ「話が見えてこないのだが」

ヴィーラ「お姉様が結婚し、もし子を孕んだ場合、私も同じタイミングで子を孕みたいんです♪」

ヴィーラ「そうすれば子育ての事でお姉様から相談されたり、同じ学校へ通わせ幼馴染として家族ぐるみのお付き合いを……」

ヴィーラ「やがて子供同士が結婚し、私たちは晴れて本物の親族となるのです♪後は不慮の事故でお姉様の旦那が亡くなるので、私とお姉様の2人で仲睦まじく……」

ヴィーラ「と言う感じで、私は夫などいりませんので、子を孕むための作業だけを団長とさせていただければ♪ご安心ください、愛だの恋だのは生まれませんから」

シルヴァ(本物のサイコパスだな)

カタリナ(不慮の事故で無くなるのは決定事項なのか)
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/09(火) 15:01:58.10 ID:lq91+vMU0
ヴィーラちゃんと愛のない作業的セックス
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/09(火) 16:09:14.13 ID:SLK2LGwCo
アニメも放送されてるしもっとSS増えないかな
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/10(水) 01:54:34.44 ID:rrS5DFAMo
シルヴァさんいいよなあ
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/10(水) 09:31:21.95 ID:djstyftPo
強いし素敵だし最高だよな…
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/10(水) 14:32:58.91 ID:dcBdaRR1O
俺得
毎秒更新しろ
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/12(金) 01:44:12.98 ID:GtcIKUKJo
はよシルヴァとグランくんくっつけて?
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 09:40:34.65 ID:bPjOl2Ql0
ローアイン「朝メシの時間っすよー。ってかブレックファースト的な?」

イオ「わぁー!今日は朝からすごいご馳走じゃない!誰かの誕生日なの?」

グラン「本当だ。まるでパーティーでもあるみたいだ」

ローアイン「いやー、なんか知んねーっすけど、シルさんが朝からヤル気ありまくりでー。俺たちは立ち入り禁止みたいな?」

グラン「え?今日はシルヴァさんが朝食を?」

シルヴァ「ああ、皆の口に合うかは分からないが食べてくれ」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 09:46:49.52 ID:bPjOl2Ql0
イオ「いっただっきまーす」

ラカム「これが美味けりゃコックは交代だな」

ローアイン「いや冗談抜きでマジ死活問題的な?グラサイの厨房仕切ってる俺はかなり辛口コメントなんで。恨みっこなしっすよ」

カタリナ「ではいただこう」

もぐもぐ……

もぐもぐ……

もぐ……

シルヴァ「ど、どうだろうか……?」

ローアイン「あー…………見た目はマジ超美味そうで100点っすね」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 09:50:39.62 ID:bPjOl2Ql0
シルヴァ「見た目も大切だが味の方はどうだ?素直な感想を聞かせてくれ」

イオ「うーん……見た目は美味しそうだけど味はイマイチね。あんまり美味しくないわ」

シルヴァ「!!」

ローアイン「ちょいちょいちょいちょい!イオちゃんソレはヤバいっしょ!」

イオ「なんでよ?あんたは美味しいと思ったの?」

ローアイン「そう言う問題じゃなくて、ここは取り敢えず適当に誤魔化すか美味いって答えるのが一人前のレディー的な?」

イオ「そ、そうなの?」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 10:00:46.36 ID:bPjOl2Ql0
カタリナ「いや……なかなか個性的な味だが、これはこれで良いんじゃないか?私はいつもの食事より美味いと思」

ローアイン「ちょちょちょちょ……!マジッすか!?」

カタリナ「え?あ、ああ……ローアイン、なんなのだお前は。いまそう言えと」

ローアイン「それはイオちゃんに言っただけっすよ!」

カタリナ「なに?」

ローアイン「俺はグラサイのコックっすけど、実際キャタリナさんの為に作ってるつもりなんっス」

ローアイン「そのキャタリナさんにあんな事言われちゃ黙ってられないっすよ!」

カタリナ「落ち着けローアイン!別に本心で言ってるわけじゃない!ただ気を使って」

ロゼッタ「2人とも?それくらいにしておかないとシルヴァちゃんが泣いちゃうわよ?」

シルヴァ「…………」プルプル
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 10:10:54.07 ID:bPjOl2Ql0
オイゲン「まあせっかく嬢ちゃんが作ってくれたんだ。美味しくいただこうじゃねーか」

ラカム「だな。食えない事はねーんだ。勿体無いし食っちまおうぜ」

イオ「ごめんなさいシルヴァさん!一人前のレディーとして美味しそうに振る舞うわね!」

シルヴァ「皆…………すまない、これはどういう顔すれば良いのか……」

カタリナ「グラン、なにもそんなに勢い良く食べなくても……ビィくんまで!お腹を壊したら大変だ。やめるんだ!」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 10:14:31.55 ID:bPjOl2Ql0
ビィ「んもぐもぐもぐ!んももも!」

カタリナ「ビィくん!?なにを言っているんだい!?か、かわいい!!」

グラン「んんん!もぐもぐもぐ!んん!」

イオ「グランまでどうしちゃったのよ!」

ビィ「ぷはーっ、いやー、ワリーワリー!こんな味の料理はあんまり久々でよ!」

カタリナ「まさかビィくんはこういう妙な味が好みなのか?」

シルヴァ「妙な味……」

ビィ「え?おいらはローアインが作る美味い料理とりんごの方が好きだぞ?」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 10:20:21.85 ID:bPjOl2Ql0
ビィ「ただ……なぁグラン」

グラン「うん。この味は懐かしい」

カタリナ「懐かしい?」

ビィ「おいら達が村で世話になってたおっさんがいんだけどよ、そのおっさんの作る料理がこんな味だったんだ」

カタリナ「つまりグランとビィくんはシルヴァ殿の料理を食べて、その懐かしい味を思い出したと」

シルヴァ「それはつまり、私の料理がお袋ーー」

ビィ「懐かしのおっさんの味だな!」

シルヴァ「……」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 10:40:53.06 ID:bPjOl2Ql0
オイゲン「ハッハッハッ、とりあえず良かったじゃねえか!団長の好みにはあったみたいでよ!」

カタリナ「そ、そうだな!」

ラカム「一件落着!さあメシの続きだ!」

イオ「……ねえ、結局グラン達はローアインの料理とシルヴァさんの料理どっちが好きなの?」

カタリナ「!!」

ローアイン「いやいや、まずいっしょ。せっかくうやむやに出来そうな感じでまくりだったのに」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 10:47:18.11 ID:bPjOl2Ql0
イオ「うやむやじゃスッキリしないじゃない!ねぇ、どっちが美味しいと思うの?」

ビィ「どっちが美味いって……そんなのローアインに決まってんだろ?」

ローアイン「いや、マジ嬉しいっすけど、そこは気を使って貰いたかったっつーか……」

グラン「でも個人的に好きなのはシルヴァさんかな」

シルヴァ「!!」ガタッ

ラカム「おいおいおいおい、朝っぱらから随分積極的だな」

グラン「積極的?」

オイゲン「秘密とか言ってた割にこんな公衆の面前で愛の告白たぁ……さすが団長だな」

イオ「そうなの?グランったら今のはそういう意味なの!?」

グラン「愛の……?ち、ちがっ、今のは料理の話で!」

カタリナ「大変だ!ラムレッダ殿が失神した!」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 10:51:01.10 ID:bPjOl2Ql0
ローアイン「つまり団長はお袋の味にやられたっつーか……」

ビィ「おっさんの味だけどな」

ローアイン「そう!団長はお袋の味をよく知らない……つまり多分辛い過去があったと思うんっすよ」

ローアイン「なんで、コレはアレっすよね。シルさんに対してバブみを感じでおぎゃりたい的な?」

カタリナ「ばぶみ?おぎゃり??」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 11:00:22.93 ID:bPjOl2Ql0
ローアイン「聞いた話じゃ男はマザコンが多いらしいんっすよ」

ローアイン「で、年上に甘えたい的な感情が爆発しちゃって、めちゃくちゃ甘えたりするみたいっすよ」

ローアイン「あ、俺はキャタリナさんを守るナイトになりたいんっすけど」

イオ「でも年上に甘えちゃうのは普通なんじゃないの?」

バサラガ(違う……バブみを感じでおぎゃるとは年下の女子に対して抱く感情なのだ。俺の様な)
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/12(金) 11:04:39.43 ID:QPqh3kxbO
怪文書バザラガ好き
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 11:06:51.04 ID:bPjOl2Ql0
ローアイン「いやー、バブみを感じでおぎゃるって事はもう幼児プレイとかじゃないっすかね?」

イオ「つまり団長が赤ちゃんに?」

ローアイン「母乳とか飲んじゃう的な?」

カタリナ「グ、グラン!君にはそんな特殊な性癖があったのか!?」

シルヴァ「母乳……母乳……」

グラン「勝手に話を進めないでください!確かに僕はシルヴァさんが好きですけどそんな変な趣味は…………」

ビィ「なんだ?シルヴァを好きなのは秘密じゃなかったのか?」

グラン「……ちょっと部屋で寝てます」

ラカム「おいグラン!」

ロゼッタ「あら大変。シルヴァちゃんが立ったまま良い顔して昇天しかけてるわ」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/12(金) 11:22:34.03 ID:bPjOl2Ql0


カタリナ「グランはまだ部屋から出てきてないのか?」

ラカム「そっとしておいてやれ。飯は食ってるみたいだし、あの年頃は色々と面倒なんだよ」

ローアイン「思春期ってやつっすねー。ってか思春期が懐かしいとか年取った感マジぱねぇっす」

カタリナ「では我々も今日は休むとしよう」



ヴィーラ「では手筈通りに」

シルヴァ「しかし……こんなネグリジェで……」

ヴィーラ「あら、よくお似合いですよ?色々と透けていて……思春期の男子には効果覿面だと♪」

シルヴァ「うー……む……」

ヴィーラ「ではあのトカゲは私がなんとかしますから頑張ってください♪」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/12(金) 11:23:59.22 ID:bPjOl2Ql0
そらベッドにネグリジェ着た雌顔のシルヴァさんが入ってきたらね。仕方ないね
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/12(金) 11:38:29.07 ID:/pI08XTAo
断れないよね…仕方ないよね……
ククルちゃんと結婚して義姉プレイもはかどるよね
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/12(金) 11:57:22.61 ID:8JwjBESeO
シルヴァとセックスだってぇ!?お前ババ専かよぉ!?
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/12(金) 12:07:47.28 ID:hw7GhzJHo
>>67
そうだよ(迫真
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/12(金) 19:23:05.93 ID:woTa8hiFO
そらそうよ
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/13(土) 00:41:22.04 ID:X5xjQEz7O
俺自身がババアになることだ
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/18(木) 21:55:24.59 ID:8jd3X5HhO
おまえのようなババアがいるか
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/19(金) 01:15:02.02 ID:rgSPHt5PO
団長ちゃん団長ちゃん肉集めやめて続き書いて?
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/25(木) 02:05:20.21 ID:+BMkM+eDO
二万位入ったし早く続き書いて
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 02:05:46.02 ID:+BMkM+eDO
わり
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/25(木) 04:48:33.04 ID:jC9Yd+Mco
ゼノイフ始まったらまた忙しくなっちゃうからはやく
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/27(土) 11:47:13.98 ID:YN/vxh93O
あくあく
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/28(日) 11:14:41.61 ID:1LqqwCL+0
コンコン

ビィ「ん?はーい、誰だー」

ヴィーラ「失礼します」

ビィ「なんだヴィーラか。どうしたんだ?」

ヴィーラ「団長の様子はいかがかと思いまして」

ビィ「ああ、グランなら見ての通りベッドに潜ったままだぞ。今は誰とも会いたくないんだってよ」

ヴィーラ「そうでしたか……パーティーのお誘いに来たのですが……」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/28(日) 11:18:27.49 ID:1LqqwCL+0
ビィ「パーティー?」

ヴィーラ「ええ、いま巷では女子会と言うのが流行っているらしくて」

ビィ「女子会?グランは男だぞ?」

ヴィーラ「まぁ楽しければ何でもいいじゃありませんか」

ビィ「でもよぉ……わりぃけど今はこんな状態だからパーティーなんて無理だな」

ヴィーラ「そうですか……せっかく色々な種類のりんごを集めたりんごパーティーを開くのですが……」

ビィ「り、りんごパーティー!?」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/28(日) 11:23:03.17 ID:1LqqwCL+0
ヴィーラ「今まで旅をして来た地域特産のりんごを集めていたんです」

ヴィーラ「それを焼いて焼きリンゴにしたり、りんごパイを作ったり、もちろん生のりんごに搾りたてりんごジュース……」

ビィ「な、なな、な……」

ヴィーラ「そう言えばビィさんはりんごが好物ですよね?」

ビィ「お、おう!オイラ、りんごに関してはかなりのアレだぞ!」

ヴィーラ「でしたらビィさんだけでもいかがですか?パーティーに参加してみては」

ビィ「いや、オイラは……」

80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/28(日) 11:26:32.32 ID:1LqqwCL+0
グラン「行っておいでよ」

ビィ「グラン?」

グラン「僕は1人で大丈夫だから」

ビィ「でもよぉ……」

ヴィーラ「良いじゃないですか。年頃の男の子には1人になりたい時もあるんですよきっと」

ビィ「そうなのか……?」

ヴィーラ「はい♪」

ビィ「うーん……」

ヴィーラ「わかりました。そんなに心配ならコレを置いていきましょう」

ビィ「なんだそれ?」

ヴィーラ「通信機です。これがあれば船内のどこにいても連絡ができますから」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/05/28(日) 11:29:28.65 ID:1LqqwCL+0
ビィ「そりゃすげー!じゃあグラン、オイラちょっとヴィーラについて行くけど何かあったら呼んでくれよ!すぐ戻ってくるから!」

グラン「ああ、わかったよ」

ビィ「んじゃ行こうぜヴィーラ!」

ヴィーラ「はい♪」

バタンッ

ヴィーラ「…………」チラッ

シルヴァ「…………」コクリ
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