遊矢「だ、誰なんだお前は!?」 ユート「俺の名はユート」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/08(日) 20:17:18.31 ID:MOE+xPSg0
翌日

遊矢「来た来た」

権現坂「シンジが居ないぞ」

ユーゴ「シンジはどうした!死んじまったのか!?」

デニス「残るってさ」

遊矢「あいつも!?」

デニス「どうせなら全チームやってやるってね」

遊矢「あ、あいつ…」

沢渡「酷い話だぜ」

ユーゴ「どいつもこいつも自分勝手じゃねえか?なあ」

ユート「お前もな」

ユーゴ「どうするよ?」

遊矢「まだ時間はあるんだ」

ユート「ああ」

遊矢「交流を深めてくれてたら後が楽だし」

沢渡「その代表がアレンとシンジってか?無茶苦茶じゃねえか!」

権現坂「あの2人は持っている」

沢渡「何を?」

権現坂「何というかリーダー的な気質をな」

沢渡「本当かよ?」

権現坂「俺はそう信じている」

沢渡「だってさ」

ユーゴ「前から思ってたけど歳誤魔化してるんじゃねえか?」

遊矢「まさか…時々俺もあれって?思う事もあるけどさ」
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/08(日) 20:43:21.10 ID:MOE+xPSg0
デニス「じゃあ頼むよ閻魔!」

ユーゴ「いいデュエルだったぜ龍亞」

龍亞「困った事があれば真っ先に駆けつけるよユーゴ」

ガシッ

遊矢「次はユーリか」

ユート「ユーゴ以上だからな…絶対に面倒な事を巻き起こしてる」

ユーゴ「ところでよ…妹ってのは嘘だろ?」

龍亞「へ?」

ユーゴ「ま、どっちでもいいわな」

龍可「…」

沢渡「この仲間が徐々に減ってく感じは何かあれだな」

権現坂「死んだわけじゃないんだ。だから心配無用だろう」

沢渡「それもそっか」

ユート「エクシーズ次元に似た世界そしてシンクロ次元に似た世界」

遊矢「次は間違いなく融合次元に似た世界だ」

権現坂「行こう」

「あいつら…」

「光…我が生み出した原初の子よ」

「邪神…あなたの復活はもう間も無くだ」

「違う…その前に忌々しいザークの生まれ変わり共を始末せよ」

「お待ちを…今のままでは…それに私が消えればあなたとて」

「既に負のエネルギーを自ら蓄えている…奴らが移動するたびにな」

「…」

「次に行く世界では貴様と同じく光を源にした波動が存在する。そこを奴らの墓場に変えてやれ」
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/08(日) 20:53:30.58 ID:MOE+xPSg0
「困りますな」

万丈目「申し訳ない」

ユーリ「ねえ帰ってもいいんだよね?」

「最近の子供は本当に万丈目プロも気をつけてくださいよ」

万丈目「…」

ユーリ「どうしたの?」

万丈目「どうもこうもあるか!」

ユーリ「まあいいじゃないか?」

万丈目「いい事あるか!大体お前は」

ユーリ「ん?来た来た」

ドサッッ

遊矢「いてて…あ、ユーリ」

ユーゴ「何処だここ!何シティか言え!」

ユーリ「東京都品川区」

デニス「日本だね」

権現坂「うむ」

万丈目「どかんか!」

沢渡「お?悪いな」

遊矢「絶対にユーリが迷惑かけましたよね」

万丈目「かなりな!」

沢渡「声がデカいおっさんだぜ」

万丈目「誰がおっさんだ!」

デニス「ははは…またピンポイントだ」

権現坂「運が良い…いやそうやって送り込まれただけか」
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 18:10:31.10 ID:C+VByGpN0
ユーリ「へえ…そりゃ大変だね。いいよいいよ帰ってあげるから」

遊矢「上から目線」

ユート「やれやれだ」

沢渡「この!」

万丈目「やる気か貴様!?」

権現坂「もう良いだろう」

デニス「とりあえず聞きますけど…何か黒い噂とかあります?」

万丈目「そんなのあるわけが無い」

権現坂「確かに平和そのものという感じだが」

遊矢「実は俺達…いやあなた達にも関係がある事で」

万丈目「その前にお前だ!お前は何故か気に入らん!」

沢渡「はっ!そいつは俺のセリフだっつうの!来いよ、デュエルでケリをつけようじゃねえか!」

三沢「やれやれだ。俺が詳しい話を聞こうか」

遊矢「うわっ!?」

ユート「いつの間に」

三沢「俺の名は三沢大地…この世界の顔役の1人さ」

ユーゴ「地味だな」

ユーリ「いいや僕の背後に立つなんて只者じゃないよ」

デニス「プロか…何か変なモンスターが浮いてるよ」

イエロー「兄貴!やっちゃえやっちゃえ!」

万丈目・沢渡「デュエル!!」

遊矢「実は…」

三沢「…」
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 18:55:20.96 ID:C+VByGpN0
沢渡「行くぜ!俺のターン!」

万丈目「顔を見れば何を使うか理解ができるが…こいつはサッパリだ」

沢渡「永続魔法『パーシアスの神城』を発動!このカードは天空の聖域として扱いこのカードが魔法・罠ゾーンに存在する限り天使族モンスターの攻撃力と守備力は300アップしフィールドにセットされた魔法・罠カードは効果の対象にならず効果では破壊されねえ!」

沢渡「そして天空賢者ミネルヴァを攻撃表示で召喚!カードを1枚伏せてターンエンド!」

万丈目「俺のターン!モンスターを守備表示でセット!カードを2枚伏せてターンエンド!」

沢渡「俺のターン!天空賢者ミネルヴァをリリースし天空騎士パーシアスをアドバンス召喚!バトルだ!」

万丈目「天空騎士パーシアスと言えば貫通効果か!」

沢渡「その通りだ!」

万丈目「だが仮面竜が戦闘で破壊された時、デッキから攻撃力1500以下のドラゴン族モンスターを特殊召喚できる!来い!アームド・ドラゴンLv3!」4000→3200

沢渡「ターンエンド!」

万丈目「俺のターン!この瞬間アームド・ドラゴンLv3はLv5に生まれ変わる!」

沢渡「コラ!それ俺が前に使ったぞ、パクリだパクリ!」

万丈目「やかましい!俺こそが元祖だ!!」

遊矢「ってわけで」

三沢「それは面倒な話だな。十代からは俺が伝えよう」

デニス「十代?」

ユーリ「何でも彼処に居る万丈目のライバルらしいよ」

三沢「俺のライバルでもある」

万丈目「貴様VWXYZもあるだと!?何処まで俺をパクるつもりだ!」

沢渡「全部てめえにブーメランしてんだよ!」

万丈目「ふふふ…だがお前は知らんだろう!アームド・ドラゴンとVWXYZの垣根を超えた融合モンスターの存在を!」

沢渡「あ、あるのか!?」

三沢「理論上だがアームド・ドラゴンLv7とVWXYZ-ドラゴン・カタパルトキャノンの融合モンスターがな」

遊矢「無茶苦茶だ…あの人できるの?」

三沢「幾らあいつでも無理だろうな…」
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 19:19:06.64 ID:C+VByGpN0
遊矢「話は済んだ…沢渡!もういいだろ!」

三沢「万丈目もいい加減にしないか」

沢渡「おい!ツラは覚えたからな」

万丈目「勝手にほざいてろ!」

遊矢「これで終わりか」

デニス「僕はここに残るよ」

権現坂「お前もか」

デニス「まあね」

ユート「しかし死人トリオがいなくなっては閻魔からの」

ユーゴ「お前も死人じゃねえか」

ユーリ「閻魔?」

「グロロ…」

遊矢「この唸り声は閻魔だ」

「太古の因縁との決着は近い」

権現坂「それぐらい分かっておる」

沢渡「そうだ!戻すなら戻しやがれ!」

「決着をつけるのは今のデュエリスト…御前達だ」

カッ

万丈目「き、消えた」

デニス「遊城十代…もしかしたら新しい力を僕は得られるかもしれない」

万丈目「何だこいつは」

三沢「居残り志願だ」

万丈目「物好きな奴だ」

デニス「僕も2人に負けないぐらい頑張らないとな」
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 19:25:45.17 ID:C+VByGpN0
遊矢「しかし長い旅だったな」

沢渡「ああ」

ユーゴ「眠いぜ…なあ?」

ユーリ「ねえ知ってる?あっちの世界にも明日香さんが居るんだよ」

ユーゴ「へえ…そりゃ居るだろうな」

柚子「あ、居た!」

遊矢「柚子?」

ユート「どうした?」

柚子「瑠璃から連絡があって」

ユート「隼か」

ユーゴ「絶対あいつだ!」

ユーリ「あいつは問題児だからねぇ」

遊矢「絶対に黒咲だ」

柚子「う、うん」

遊矢「休む暇なくエクシーズ次元か」

権現坂「済まんが俺は行けぬ」

沢渡「どうしたんだ?」

権現坂「ユーゴよ俺と共に来てくれんか」

ユーゴ「ん?別にいいけどよ」

遊矢「何処かに行くのか」

権現坂「ジャックを探しに行く」

ユーゴ「そうだよなたまーには会いに行かねえとな」

遊矢「行き先は」

権現坂「案ずるな。到着すれば連絡する」
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/15(日) 19:39:12.06 ID:C+VByGpN0
エクシーズ次元

遊矢「到着!」

赤馬「…」

沢渡「な、何で居るんだ」

赤馬「どうやら黒咲と対立していた不良グループの襲撃らしい」

柚子「酷い…黒咲に殴り飛ばされたのね」

遊矢「家を襲撃されたのか」

瑠璃「う、うん…そしたら兄さんが飛び出して10人近く居た連中をコテンパンに」

沢渡「コテンパン…こいつなんて前歯全部吹っ飛んでるぞ」

赤馬「あの男はギリギリのラインで相手を痛めつけるからな」

沢渡「敵じゃなくて良かったぜ」

ユート「…」

瑠璃「ユート…無事だったのね。アレンは?」

沢渡「巣立ったぜ」

瑠璃「え!?」

遊矢「自分を磨く旅っていうか…なあ?」

ユート「ああ」

赤馬「それより今は黒咲の件だ」

沢渡「大丈夫だろ?」

赤馬「黒咲の戦闘力は桁外れ…これから始まる大きな戦には必要な人材だ」

遊矢「そうだ。それで少年院やら更生施設に送り込まれたら終わりだ!」

ユート「追いかけよう」

遊矢「でもどうやって」

ユート「ここら辺から近いのはハートランド水産高校か…そこで派手にやってるだろう」
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/22(日) 19:28:11.63 ID:T4RcnZnq0
黒咲「名蜘蛛は何処だ!言え!!」

「し、知らねえよ!」

黒咲「こいつ…」

赤馬「ストップだ」

黒咲「赤馬!何処から沸いて出て来た」

遊矢「俺達も居たりして」

黒咲「どいつもこいつも揃って…邪魔をするな」

赤馬「そうは行かぬ。家なら私の財力で何とでも」

黒咲「こいつは俺と名蜘蛛の問題だ。あのカスだけは俺が地獄へ送ってやる」

沢渡「何なんだそいつは」

黒咲「かつて凌牙に顔面を砕かれた奴だ」

ユート「名蜘蛛コージ…札付きの不良だったが兄貴や隼には敵わなかった」

遊矢「不良同士の喧嘩なんだろうけど黒咲は本気で殺せるタイプだからな…とりあえず落ち着けよ」

名蜘蛛「黒咲ィ!」

黒咲「名蜘蛛」

ゾロゾロ…

名蜘蛛「マヌケコンビの伝説は終わりだ!今日からは俺が街の新しい伝説になる…先ずはてめえからだ!」

黒咲「数は多いが雑魚は雑魚だ。今度は顔面だけでは終わらんぞ」

赤馬「仕方がない。君達は下がっていてくれ」

瑠璃「だ、大丈夫なの沢渡くん?」

沢渡「お、おい!無茶すんなよお前が喧嘩なんて」

赤馬「避けて殴って蹴っ飛ばす…簡単な事だ」

柚子「危ないわよ!」

ユート「デュエルの腕前はリアルファイトに比例するからな」

遊矢「ここは任せるしかないか」
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/22(日) 19:57:20.09 ID:T4RcnZnq0
「な、何だこいつ…」

「強え…」

「あんな華奢だってのに…」

名蜘蛛「何やってんだ!それでも」

黒咲「言っただろ?雑魚は雑魚だと」

名蜘蛛「…ぶっ殺す!」

黒咲「…」

名蜘蛛「てめえは知らねえ!俺はこのカードを手に入れて強くなった。てめえを…てめえらに与えられた屈辱を晴らしてやる!」

黒咲「来い」

黒咲・名蜘蛛「デュエル!!」

名蜘蛛「俺から行くぜ!魔法『二重召喚』を発動!このカードの効果で俺は2回の通常召喚が可能だ!地雷蜘蛛2体を攻撃表示で召喚!そしてレベル4の地雷蜘蛛2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4!デッドリー・シン!!」

ユート「禍々しいモンスターだ…」

遊矢「あいつの心の闇を体現している…」

名蜘蛛「カードを1枚伏せてターンエンド!」

黒咲「俺のターン!お前など俺の敵ではない」

名蜘蛛「ペッ!吠え面かかせてやんよ」

黒咲「RR-ラスト・ストリンクスを攻撃表示で召喚!そしてラスト・ストリンクスをリリースしエクストラデッキからRRエクシーズモンスターを特殊召喚する!現れよ、ランク4!RR-ライズ・ファルコン!!」

名蜘蛛「…」

黒咲「そうだ…こいつじゃない。こいつ以上にドス黒い奴が蠢いている」

「黒咲隼…黒咲家の人間よ」

「ミストのお陰で我々の記憶は掻き消された…だが」

「今こそ新たな戦いの幕が上がる。お前達デュエリストを殲滅する舞台がな」

「この真竜皇が貴様達から全てを奪い取ってやるわ!」

瑠璃「何か妙な感じがするわ…これは」
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/22(日) 23:35:27.87 ID:T4RcnZnq0
赤馬「どうだ様子は」

沢渡「あれ見ろよ」

黒咲「RAM-レイド・フォース!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク5!RR-ブレイズ・ファルコン!!」

名蜘蛛「へっ」

黒咲「何が可笑しい」

名蜘蛛「速攻魔法『ルーレット・スパイダー』を発動!」

黒咲「見えて来たぞ…ドス黒い闇の権化が」

「…」

「…」

「…」

黒咲「フン」

名蜘蛛「ルーレットを回すぜ!」

黒咲「勝手にしろ」

遊矢「あいつ何かに取り憑かれてる」

赤馬「何?」

瑠璃「兄さん!この人」

黒咲「知っている」

名蜘蛛「6!てめえのモンスターを破壊だ!」

黒咲「何処のどいつか知らんが…そんな奴を俺にぶつけさせるとは片腹痛い」

名蜘蛛「あ?」

黒咲「魔法『RUM-ソウル・シェイブ・フォース』を発動!ライフを半分払い墓地のRRエクシーズモンスターを特殊召喚しランクが2つ高いRRエクシーズモンスターを重ねて特殊召喚が可能!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク7!RR-アーセナル・ファルコン!!」4000→2000

黒咲「選んだ相手が失敗だったな。俺を殺す気があるならそこに居る2人に憑依すればいいだろうに」

名蜘蛛「こ、このクソバカが!俺をシカトする気か!?」

黒咲「お前など今も昔も相手になどしていない。その辺に転がっているイキがった馬鹿と同じだろうが」

名蜘蛛「く、黒咲!!」
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/22(日) 23:50:39.69 ID:T4RcnZnq0
黒咲「…」

名蜘蛛「て、てめえ…」

黒咲「さあ出て来い。ガキ同士の喧嘩は終わりだ」

「やべえ…名蜘蛛さんが負けたぞ」

赤馬「…」

「殺される!黒咲隼に目を付けられちまったら…俺達が死ぬ!」

「それにあの眼鏡マフラーも尋常じゃねえぞ…」

「逃げろ!」

「お、おう!」

沢渡「おととい来やがれ!」

瑠璃「兄さん…」

黒咲「安心しろ。奴らの顔は1人残らず覚えた」

「その馬鹿げた戦闘力と冷酷さ…まさに我々の肉体に相応しい」

黒咲「黒い霧…」

「我々は太古の昔に封印されたモンスターの負の感情より生み出された存在」

黒咲「知らん」

「最も先の戦いで存在そのものを書き換えられてしまったがな」

「今こそ復讐の時!お前達も黒咲の血筋もな」

黒咲「つまり今度始まるデュエル大戦にエントリーする気か?ならかかって来い」

「…」

「人間の持つ人間力の強さ…こいつは最も体現している」

「こいつなら我らの器に相応しいかもしれんな」

黒咲「言いたい事だけ話して消えるか…ああいう手合いは芸が無い」

遊矢「…」

黒咲「家に来い。片付けついでに飯でも奢ってやる」
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/22(日) 23:57:49.97 ID:T4RcnZnq0
翌日

赤馬「さてと」

「何か黒咲や九十九並にヤバイのが出たんだと」

「すっげえマジ坊っぽいけどハンパじゃねえとか」

「やっべえな」

赤馬「私の話か」

柚子「結構派手やってたしね」

瑠璃「ありがとうね。助かった」

ユート「…」

瑠璃「ユートも元気そうだよね」

ユート「まあ…」

遊矢「なあミストの気配感じるか」

ユート「ああ」

遊矢「あいつはどっちにつくと思う?俺達か邪神か」

ユート「あいつはあいつだろうな」

遊矢「へ?」

ユート「俺であり邪神であり…そしてミストとしての人格を持つ。あいつは自分のやりたいように行動する」

遊矢「…」

ユート「そして味方だろうと敵だろうと俺はあいつとの因縁を終わらせるつもりだ」

沢渡「おい帰るぞ!帰ってLDS百人組手が待ってんだから」

遊矢「な、何だそりゃ」

赤馬「そのままの意味だ」

瑠璃「またね!」

柚子「うん!」
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/01(水) 17:42:33.51 ID:K+HbEsmw0
凌牙「あ?何だって」

アリト「俺らが留守してる間にさ変なデュエリストが来たんだってさ」

ギラグ「へえ…どんな奴よ」

アリト「チビで喧嘩っ早くてうるせえ奴」

凌牙「お前じゃねえか」

ドルべ「君だな」

アリト「違うっつうの!名前が確かアが付くらしいぜ」

ミザエル「お前だな」

アリト「面倒くせえな!いいか?そいつは」

ベクター「神月アレン…何処ぞから来た中坊だ」

アリト「ほら見ろ!中坊だぞ?俺は高校生なんだから」

ベクター「因みに色黒じゃねえ」

アリト「だろ?」

凌牙「神月?あのバズーカ娘の弟か何かか」

ベクター「さあな?会いに行くのか」

凌牙「暇潰しには丁度いいだろ」

璃緒「あっ!」

ドルべ「どうした?」

璃緒「ほら、これ!」

ミザエル「噂をすればか、神月アンナがテレビに出ているぞ。それとこいつが…」

アリト「この羽交い締めされてるチビが噂のアレンなんじゃないの?」

ドルべ「何をやっているんだこの子は」

凌牙「ゴーシュ…何の番組だこれ?プロレスか?」

璃緒「防衛戦ですって」

凌牙「防衛戦?プロレスリングの上でデュエルするってのか!?」
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/01(水) 18:37:06.65 ID:K+HbEsmw0
アンナ「馬鹿野郎!恥ずかしい真似してるんじゃねえ!」

アレン「いいじゃねえか!こんなの滅多にねえチャンスなんだぜ?そうだろおっちゃん!」

ゴーシュ「いいノリした坊主だぜ!」

アレン「おう!」

ドロワ「この子は私に任せてお前はデュエルに専念しろ」

ゴーシュ「わかったよ。じゃあ後でな坊主」

アンナ「何かすまねえな」

ドロワ「君の弟か」

アンナ「いや…違うけど、アレン!」

アレン「な、何だよ」

アンナ「幾ら興奮したからってリングに上がろうとすんじゃねえ!」

アレン「だって興奮するじゃねえか!リングだぜ?あり得ねえよ!リングでデュエルなんて」

ゴーシュ「さあ始めようや」

「待ってたぜ!この時を」

ゴーシュ「俺から行くぜ!H・Cダブル・ランスを攻撃表示で召喚!ダブル・ランスの効果を発動!このカードが召喚に成功した時、手札または墓地からH・Cダブル・ランスを表側守備表示で特殊召喚できる!」

ゴーシュ「俺はレベル4のH・Cダブル・ランス2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!H-Cエクスカリバー!!」

ゴーシュ「カードを2枚伏せてターンエンド!」

「俺のターン!」

アレン「なあオバちゃん」

ドロワ「どうした?」

アレン「あのおっさんは何デッキ使うんだ?」

ドロワ「見ていればわかるさ…彼は科学者でありながらプロのデュエリストだ」

アンナ「二足の草鞋ってやつか」

アレン「科学者?リーゼントの科学者なんて始めて見るぞ」
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/01(水) 19:22:19.09 ID:K+HbEsmw0
「自分フィールドにモンスターが存在しない場合、手札から超量士レッドレイヤーを特殊召喚!さらに超量士グリーンレイヤーを攻撃表示で召喚!グリーンレイヤーの効果を発動!このモンスターが召喚または特殊召喚に成功した時、手札から超量モンスター1体を特殊召喚する!俺は超量士ブルーレイヤーを特殊召喚!」

アレン「普通さイエローじゃねえの?」

アンナ「知らねえよ。ピンクとかイエローもあるんじゃねえのか」

「残念だったな!3体までだ!そしてブルーレイヤーの効果を発動!召喚または特殊召喚に成功した時、デッキから超量カードを1枚手札に加える!」

ゴーシュ「レベルはバラバラだな…エクシーズ狙いってわけじゃねえ気もするが」

「魔法『超量必殺アルファボール』を発動!自分フィールドに超量士モンスターが3種類以上存在する時、相手フィールドのカードを全て持ち主のデッキに戻す!その後、相手はエクストラデッキからモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚ができる!行くぜゴーシュ・ザ・スターマン!」

レッド「ワン!」

グリーン「ツー!」

ブルー「スリー!」

レッド「アターック!!!」

ゴーシュ「だが俺はエクストラデッキからH-Cクサナギを攻撃表示で特殊召喚!」

アレン「気をつけろおっちゃん!絶対にロボット出してくるタイプだぜ!」

ゴーシュ「ああ!」

「ターンエンド!」

ゴーシュ「俺のターン…ロボット来ねえのか?」

アレン「ねえのか?最初の2作じゃねえんだ…しかも3体って言い張ってるんだ。こいつはマジで」

ゴーシュ「ノリのいいモンスターにノリのいいデュエリストだ…そりゃ子供にも人気があるってもんだ」

「そいつは俺のセリフだぜ。あんただって」

ゴーシュ「ここで俺があんたを倒せば俺は悪の組織の怪人ってわけだな…」

「…」

ゴーシュ「よーし!ここはヒールに徹してやる!今日の俺はゴーシュ・ザ・スターマンじゃねえ!ゴーシュ・ザ・ダークマンだ!!」

アレン「行けーッ!」

ドロワ「あの馬鹿…」
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/01(水) 19:37:11.02 ID:K+HbEsmw0
ベクター「ヒーロー同士の戦いってのは面白味のねえもんだ」

璃緒「どうして?」

ベクター「ケリつかねえだろ?そーいうのは面白くないんじゃないぉ?」

ミザエル「捻くれ者め」

ベクター「お前は魔法少女みたいな見た目じゃねえか」

ミザエル「貴様!」

ドルべ「やめろミザエル」

凌牙「神月アレンか…アリト!ドルべ!」

アリト「お?」

凌牙「噛み砕いてやれ!バリアンの切り込み隊長としてよぉ」

アリト「待ってたぜナッシュ!」

ドルべ「どうして私が」

凌牙「こいつは寄り道するだろ。ほっとけば3日も姿晦ますしよ」

璃緒「アリトとあの子か…」

ギラグ「テレビの前のヒーローに裁かれるぞ」

凌牙「たかが3人組で何ができるってんだ?太陽でも超獣でも来るなら来いよ」

ミザエル「フッ…ああいう下品そうな小僧は叩き潰す!そうだなナッシュ」

凌牙「…」

ベクター「ああいうチビってのは厄介だもんなぁ〜俺とナッシュが1番理解できるぜ」

ミザエル「それは私に対する挑発か」

ベクター「長髪?長髪はミザちゃんじゃないぉ?女の子みたいな頭したミザちゃんじゃないぉ?」

ミザエル「き、貴様ァ!」

ギラグ「うるせえぞ!大体ミザエル!てめえも髪切れよ!」

ミザエル「その珍妙な頭で私に説教か?鏡を見ろ」

ギラグ「珍妙だぁ?モヒカンの何処が悪いってんだ!」
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/01(水) 19:51:01.31 ID:K+HbEsmw0
ゴーシュ「どうよ…名前なんだっけ?」

アレン「神月アレンって言うんだ!」

ゴーシュ「神月?何処かで…ま、いいか」

アンナ「良くねえよ。目の前に居るんだぞ」

アレン「やっぱさプロってのは大変なのか?」

ゴーシュ「そうでもねえよ」

アレン「どうして?」

ゴーシュ「ファンが居るからよ!」

アレン「ファンか!」

アンナ「お前もプロになりてえの?」

アレン「ああ!何たって俺はハートランドの赤い虎だから!」

ドロワ「赤い虎?異名か?」

アレン「自称だぜ!」

ゴーシュ「いいじゃねえか赤い虎!」

アレン「気分によって黒い狼にもなるぜ」

ゴーシュ「ハハハ!意味不明だけどノリノリじゃねえか!」

アレン「もしかしたら大変な事になるかもしれねえけどさ…ゴーシュのおっちゃんはプロで居続けてくれよ!」

ゴーシュ「大変な事か…」

ドロワ「この流れだと間違いなく新たな戦いか」

アレン「そういやなんで俺らここに居るの」

アンナ「お前が見たいって言ったから仕方なく連れて来たんだろ!」

アレン「ああ…そうだ」

アンナ「言っとくけどカイト並に信頼させるのが難しい奴が1人いるんだからな?能天気してる場合じゃないんだぞ」

アレン「えーっと…あいつだろ?」

アンナ「神代凌牙…ある意味じゃカイト以上に面倒な奴さ」
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/05(日) 17:56:03.72 ID:UJwccIep0
アレン「次は誰に合わせてくれよ?いいだろ?なあ!」

アンナ「あんまし派手にやってると誰かしらが」

アリト「居た!居たぞドルべ!」

ドルべ「久しぶり…私を覚えてるか?」

アンナ「ああ…(こんな地味そうなの居たか?)」

アレン「誰あれ?」

アンナ「あいつは元バリアン七皇のアリト今はハートランド工業高校の1年生の頭だ」

アレン「あのチビが?」

アンナ「お前だってチビじゃねえか…言っとくけど甘く見るんじゃねえぞ?あれでも入学初日で札付きのワルが集まる工業校の1年連中を締めちまったんだから」

アリト「マジでチビなんだな」

ドルべ「それを君が言うか」

アリト「あの眼鏡は」

アンナ「さあな?七皇なんてシャークかミザエルぐらいしか印象ねえし…多分あいつも」

アリト「目的は一つだ!俺とデュエルしろチビ!」

アレン「誰はチビだ!こっち来いよ!」

アリト「おう!」

アレン「どっちがチビだ」

アンナ「…お前だな」

ドルべ「ああ」

アリト「ほら見ろ!」

ドルべ「しかし高校生と中学生では体格差は必然的!自慢にはならないんだぞアリト」

アレン「だってさ!てめえのデュエル受けて立ってやんよ!」

アリト「そう来なくっちゃな!」

アレン・アリト「デュエル!!」
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/05(日) 18:55:22.36 ID:UJwccIep0
アレン「俺から行くぜ!俺はガガガガールを攻撃表示で召喚!そして自分フィールドにガガガモンスターが存在する時、ガガガキッドは手札から特殊召喚できる!ガガガキッドの効果を発動!この方法で特殊召喚に成功した時、自分フィールドのガガガモンスターを選択し同じレベルに変更する!」

アレン「カードを1枚伏せてターンエンド!」

アリト「俺のターン!BKヘッドギアを攻撃表示で召喚!BKヘッドギアの効果を発動!このモンスターが召喚に成功した時、デッキからBKと名のつくモンスターを墓地へ送る!そして魔法『バーニングナックル・スピリッツ』を発動!デッキの一番上のカードを墓地へ送り墓地のBKモンスター1体を守備表示で特殊召喚する!BKグラスジョーを特殊召喚!」

アリト「レベル4のBKヘッドギアとBKグラスジョーでオーバーレイ!エクシーズ召喚!BK拘束蛮兵リードブロー!!」

アリト「お前喧嘩好きか?」

アレン「見てる方と口喧嘩は大好きだぜ!」

アリト「ははは…変な野郎だな!ぶちかませリードブロー!!」

アレン「罠発動!『ワンダー・エクシーズ』相手ターンにエクシーズ召喚を行うぜ!レベル3のガガガガールとガガガキッドでオーバーレイ!エクシーズ召喚!」

アンナ「行ってやれアレン!俺がやったカードを見せつけろ!」

アレン「ランク3!弦魔人ムズムズリズム!!」

アレン「そしてガガガガールを素材にエクシーズモンスターの召喚に成功した時、相手フィールドに特殊召喚されたモンスター1体を選択し発動!そのモンスターの攻撃力を0にする!」

ドルべ「…」

アリト「やるじゃねえか!」

アレン「!?」

アリト「こいつは自分フィールドのBKモンスターが戦闘または効果で破壊される場合、その破壊されるモンスター1体を代わりにオーバーレイ・ユニットを一つ使い攻撃力を800ポイントアップ!」

アレン「けどまだ俺が勝ってるぜ!」

アリト「カードを1枚伏せてターンエンド!」

アレン「俺のターン!」

ドルべ「中々のガッツだな」

アンナ「お、おう」

ドルべ「妙に余所余所しいな」

アリト「見せてくれよ!お前の実力ってやつを!」

アレン「望み通り見せてやるよ!」
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/05(日) 19:51:44.79 ID:UJwccIep0
アレン「弦魔人ムズムズリズムの効果を発動!オーバーレイ・ユニットを一つ使い攻撃力を倍にする!」

アリト「魔人か…そういや遊馬も使ってるな」

アレン「バトルだ!」

アリト「だが俺はリードブローの効果を発動するぜ!」

アレン「厄介なモンスターだぜ!俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」

アリト「俺のターン!BKグラスジョーを攻撃表示で召喚!バトルだ!」

アレン「罠発動!『奇策』手札から1枚モンスターを捨てフィールドのモンスター1体を対象に発動!そのモンスターの攻撃力を捨てたモンスターの攻撃力分ダウン!俺が墓地へ送ったモンスターはガガガヘッド!2100ダウンだ!」

アリト「罠発動!『ラスト・カウンター』グラスジョーを墓地へ送り自分フィールドのモンスターは相手フィールドのモンスターの元々の攻撃力分アップ!」

アレン「マジか!?」

アリト「マジもマジの大マジだ!行けーッ!!」

アレン「この…」4000→2400

アリト「俺も効果でアップした分受けちまうがな」4000→2500

アリト「ターンエンド!」

アレン「俺のターン!罠発動!『リビング・デッドの呼び声』蘇れ!ガガガヘッド!そして俺はガガガヘッドの効果を発動!墓地のガガガモンスターを2体まで特殊召喚する!ガガガガールとガガガキッドを特殊召喚!」

アリト「レベルはバラバラか…」

アレン「言っとくがエクシーズだけが俺の得意技じゃねえ!これが俺の必殺必中の大技よ!魔法『ガガガタッグ』を発動!自分フィールド全てのガガガモンスターの攻撃力は次の自分のスタンバイフェイズ時までフィールドに存在するガガガモンスター×500アップ!」

アリト「へっ…何だと!?」

ドルべ「神月アレン…小さいながらパワフルな少年だ」

アレン「行くぜアリト!こいつが俺のガガガ大行進だ!!」

アンナ「…」

ドルべ「君はきっと私が誰か知らないんだろ」

アンナ「な、何でわかった!?」

ドルべ「そういう眼をしている」

アンナ「だって…他に比べたら地味じゃねえか」

ドルべ「チームの隠し味と言ってもらおうか」
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/05(日) 20:36:07.65 ID:UJwccIep0
アリト「やるじゃねえか!なあドルべ!」

ドルべ「私は最初から出来る子だと思っていたぞ」

アリト「嘘つけ!」

凌牙「転けちまったか」

アリト「お、ナッシュ」

アレン「凌牙…いや違う奴だ違う奴」

凌牙「おい!こいつ借りるぞ」

アンナ「別にいいけどよ」

凌牙「乗りな」

アレン「こんな修正テープにか?」

凌牙「立派な乗り物だっつうの」

アリト「俺達は?」

凌牙「徒歩だ徒歩」

アリト「頑張ったじゃねえか!大体ナッシュ!お前は」

凌牙「早く帰らねえと飯無くなるって璃緒が行ってたぜ?じゃあな!」

アリト「馬鹿野郎!グレても知らねえからなぁ!」

ドルべ「半分グレてるじゃないか」

アンナ「あいつ食うぞ」

ドルべ「ところで彼は何者なんだ」

アンナ「違う世界から来た俺の弟分だぜ」

ドルべ「説明になっていないが」

アリト「悪人じゃねえだろ」

ドルべ「そうだが…しかし素性が」

アリト「んな事言ったら俺らも怪しいじゃねえか」

ドルべ「…」
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/05(日) 20:58:07.36 ID:UJwccIep0
璃緒「良く食べますわね」

アレン「おう!美味えぞ姉ちゃん」

璃緒「ね、姉ちゃん」

凌牙「するってと何か?巨悪が復活するってのか」

アレン「ってわけだ!」

凌牙「遊馬には会ったか」

アレン「いいや会っちゃねえけど」

凌牙「てめえは強え…アリトに勝ったぐれえだからな」

アレン「へえ!やっぱ強えんだな」

凌牙「この街じゃ10位以内には確実だろうぜ」

アレン「お前は?」

凌牙「2位か3位ぐらいだろうな」

アレン「1位は」

凌牙「カイト!あのクソッタレだ!」

アレン「やっぱりか!」

ミザエル「カイトが1位なら2位は私だろ」

凌牙「あ?」

ギラグ「それがマジならヤバいじゃねえか」

凌牙「仕方がねえ…ベクター!ギラグ!ちょっと着いて来い!」

ベクター「アストラル界に行くってわけか」

凌牙「こいつの眼は嘘をついちゃいねえ!アストラルからNo.を回収しに行くぞ!」

ギラグ「毎度毎度大変だなアストラルもよ」

ベクター「そのうち死ぬんじゃないの?」

凌牙「あいつの相棒を張ってた奴だ。簡単にはくたばらねえぜ」
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/11/08(水) 19:51:50.42 ID:XM/6OZFY0
数日後

凌牙「待たせたな」

アレン「何処行ってたんだ?」

凌牙「説明してもわからねえだろうぜ」

アレン「何だそりゃ」

凌牙「とりあえずデュエルだ」

アレン「なあ!遊馬ってやつは」

凌牙「少し遅れるが来る」

アレン「多忙なんだな」

凌牙「補習」

アレン「補習?」

凌牙「もしかしたらダブるかもしれねえからよ。それの対策っつうか」

アレン「高校生も大変ってわけか」

凌牙「ああ」

W「面倒くせえな…何で俺が見に来なきゃ」

V「X兄様が行けって」

W「そりゃ知ってるぜ?っつうか最近兄貴は何処行ったんだ?姿が全然」

V「何でも父様の愛人の子供が発覚したとかで探しているそうですよ」

W「お、親父の!?本気かV!?」

V「女の子らしいですよ?」

W「妹…しかも愛人って」

V「今は父様の事は忘れましょう。ほら」

W「お、おう」

アレン・凌牙「デュエル!!」
833.35 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)