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勇者「集え!我らアリアハン高校野球部!」
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545 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/16(土) 21:40:39.73 ID:mv/3GhVmO
遊び人「なんで?あんなに楽しみにしていたでしょ」
武闘家「わかっている。後は俺に任せておけ」
勇者「そうじゃなくてさ」
武闘家「なに?」
勇者「悔しかったよ俺は」
僧侶「どういうことだ?」
勇者「あいつ俺に言ったんだ。交代しないならホームラン打つって脅してきた」
魔法使い「……」
勇者「敵に手助けしてもらってさ、ヒット打つ気がないのにファウルで遊ばれているみたいで」
魔法使い「……」
勇者「悔しくないか?」
僧侶「それは悔しくないと言えば嘘になる。だが」
勇者「……」
武闘家「ではどうする?」
勇者「ヤドヤとは魔法使い、お前がそのまま勝負しろよ」
魔法使い「え……」
546 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/16(土) 21:53:00.03 ID:mv/3GhVmO
勇者「初めて本気でやってくれるかもしれないんだ。だったら勝負に乗っかってみようぜ」
魔法使い「でも今の僕じゃ」
勇者「俺が投げてわざと三振されるなんてもっと嫌だ。本気の勝負にならないなら負けた方がマシだ」
遊び人「意地ってやつかい?」
武闘家「プライドをゴミとまで言っていたお前がな」
勇者「プライドが邪魔ならいつでも捨てるよ。でもあいつに打たれたからって負けるわけじゃないし、そもそも打たれるって決まっていることなのか?」
魔法使い「……」
勇者「それにこの試合って盗賊には悪いけど……野球部にとっては勝ちが一番の目的じゃない気がする」
僧侶「公式戦ではないからと言いたいのか?」
勇者「意地だけで言っているんじゃない。ギリギリの勝負ってやつを経験しなくちゃ先に進めない。世界の見え方が変わらない」
魔法使い「……」
勇者「俺はここが、その一番大事な局面だと思う」
武闘家「……」
遊び人「……」
僧侶「……どうする?魔法使い」
魔法使い「……」
547 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/16(土) 22:02:39.39 ID:mv/3GhVmO
───
ヤドヤ「ちょっと待て……」
勇者「さあ勝負だ」
ヤドヤ「なんでだよ。警告しただろ」
勇者「別に。抑えられると思ったからあいつが投げるだけだぞ」
ヤドヤ「んなわけないだろ。最後まであいつを使う気か?」
勇者「代えてほしかったら打ってみろよ」
ヤドヤ「……本当に痛い目見なきゃわかんないみたいだな」
魔法使い(多分、一球)
魔法使い(次の一球が僕の最後の投球)
魔法使い(集中しろ)グッ
魔法使い(やっぱりちゃんと握れない。でも……)
魔法使い(ここだけは投げきらなきゃ)
548 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/16(土) 22:10:50.83 ID:mv/3GhVmO
魔法使い「これが僕の……」スッ
ヤドヤ「やっぱりフォームも戻っていない。確実に棒球じゃねえか」
勇者「来い!」
魔法使い「最後の球だ!」ピュッ
ヤドヤ「ん?」
スゥー
ヤドヤ(これは……ストレートじゃない)
スゥー
ヤドヤ(こんな奥の手取っておいたのか。タイミングが……)グググ
武闘家「なんだと」
僧侶「先ほどまでと全く違う球筋!」
遊び人「こりゃひょっとしたらひょっとするかも」
勇者「やったか!?」
ヤドヤ「……だが」ブン
カキィン
549 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/16(土) 22:18:14.67 ID:mv/3GhVmO
魔法使い「あ……」
勇者「……」
武闘家「……」
僧侶「……」
遊び人「これは……」
実況『打ったー!今度は確実にフェアゾーン!打球は綺麗にセンターへ!』
盗賊「おいおい……」タッタッタッ
盗賊「……」タッタッ
盗賊「……」ピタッ
盗賊「……マジかよ」
ガン
実況『入ったー!バックスクリーン直撃!ヤドヤ選手のホームランでついに、ついに試合が動きました!』
ヤドヤ「一時の感情で試合を壊しやがって……若いんだよ」
550 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2017/12/16(土) 22:18:53.93 ID:mv/3GhVmO
つづく
551 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/16(土) 22:33:52.68 ID:a4QY9U4uO
宿屋に攻撃されるとか、サマルトリアの王子以来かな
552 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/17(日) 12:37:22.99 ID:lxC6M/CSo
乙
553 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/17(日) 13:43:19.58 ID:k3yHSxfA0
>>551
初代でも、ローラ姫と泊まってお楽しみでしたねと嫌み攻撃されてる
554 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/05(金) 00:52:09.53 ID:+0ydT0eNo
エタったか
555 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/17(水) 20:31:21.94 ID:0XFzuiYOO
ヤドヤ「……」タッタッタッ
商人「また空振りするつもりで打っちゃった?」
ヤドヤ「いや。世間知らずの若者に勝負の厳しさを教えてやりました」タッタッタッ
商人「ふーん。ま、いいけどね。相対的に俺がすごいってことになるし。ファンサービスに参加しなかったヤドヤは印象良くないだろうしね」
ヤドヤ「……そっすね」タッタッタッ
実況『ヤドヤ選手ゆっくり回ってホームイン。ようやく待ちに待った先制点が入りました』
解説『坊っちゃんが投げていればあり得ない得点ですがね』
勇者「ナイスバッティング」
ヤドヤ「これが現実だ。わかったら代われ」
勇者「ああ。そうさせてもらう。勝負してくれてありがとうな」
ヤドヤ「……」
556 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/17(水) 20:47:37.96 ID:0XFzuiYOO
───
遊び人「大事な大事な先制点。本当に重要な局面になっちゃったね」
武闘家「公式戦ではこんな我が儘は許さんからな」
勇者「悪かったって。でもこれで心置きなく代われるな」
魔法使い「もう。打たれた僕は置いてきた気分だよ」
遊び人「それにしてはスッキリした顔だよね」
魔法使い「そう?ピッチャーの重圧から解放されるからだよきっと」
僧侶「わはは。何事も経験だ。これが後の糧となることを祈ろう」
魔法使い「うん。僕次第だよね」
武闘家「そういえば最後に投げたあの球はなんだったんだ」
勇者「そうだよ。あんなのあるなら言っておいてくれないと俺捕れなかったぜ」
魔法使い「え?何か変わっていた?」
武闘家「気づいていなかったのか?」
魔法使い「う、うん」
僧侶「球種はわからんが、おそらく変化球だった」
魔法使い「僕が変化球を……?」
遊び人「偶然投げられたの?それはまた……」
勇者「どこか投げ方変えたのか?」
魔法使い「前みたいな握り方できなかったから、ちょっと握りを変えてみたんだ。あとは必死で覚えてないよ」
僧侶「あれを磨けばまた武器が増えるかもしれん」
武闘家「雨降って地固まるか。無駄な失点にならずに済みそうだな」
557 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/17(水) 21:05:54.60 ID:0XFzuiYOO
勇者「でも、ヤドヤだって初めて見たはずなのに……それでも打たれちゃったのかよ」
僧侶「自分の間を持っているんだ。やつは相当な実力者だぞ」
武闘家「ショニーズなど道楽で野球をやっていると思ったが、あんな男もいたとはな」
勇者「すげえな。俺もあいつと本気の勝負してみたかったな」
武闘家「やめておけ。結果は見えている。まずは目の前のことに集中しろ」
遊び人「そうそう。のんびり相手を賞賛している場合じゃないよ」
勇者「別にまだ負けたわけじゃないぞ。取り返せばいいんだ」
僧侶「その前にこの一失点で留める方が先だ」
勇者「ああ」
武闘家「正直なところ、お前が投げることで魔法使いの投球時より楽はできないと思っている」
勇者「俺だって初めて試合してみて思ったよ。俺はまだまだ弱い。知らないことも多すぎる。だから……」クルッ
558 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/17(水) 21:17:20.84 ID:0XFzuiYOO
勇者「外野陣も聞いてくれ!」
戦士「ん?」
盗賊「なんだよ」
ブキヤ「……」
勇者「俺これから投げるけど、打たれるかもしれないからよろしく頼むな!」
盗賊「な……」
戦士「ええ……?」
ブキヤ「……」
僧侶「なんともはや……」
武闘家「まったく。敵にも聞こえる声で弱気な宣言をするな」
魔法使い「はは……勇者君らしいや」
遊び人「野球ってそういうものさ。一人じゃできない。だから支えてくれる仲間や応援してくれる人が力になって、そんな皆とチームの勝利のために頑張れる」
勇者「お前が締めるのかよ」
559 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/17(水) 21:24:54.76 ID:0XFzuiYOO
───イケメンインズベンチ
ヤドヤ「……やっちまった」ズーン
人面蝶「なんで項垂れてんだよ。ホームランだぞ。チョウ凄えよ。喜べって」
ヤドヤ「……」
バブルスライム「伏兵のお前が先制点取るなんてブルったが、よくやったぜ?」
ヤドヤ「……」
フロッガー「ピッチャー消耗してたんだろ。カエルみたいだ」
ヤドヤ「……」
大蟻食い「アリがてえ。あいつが代わればチャンスだ」
ヤドヤ「はあ……」
フロッガー「他の連中どこ連れてったんだ?向こうピッチャーカエルならこの回打順回ってくるかもしれんぜ」
ヤドヤ「……そうだな。そろそろ起こしてくるか」
560 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/01/17(水) 21:25:33.42 ID:0XFzuiYOO
つづく
561 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/17(水) 21:30:03.53 ID:szAizcUmO
いちいち駄洒落入れんなやwww
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/05(月) 13:34:20.05 ID:97oWo4sXo
まだかな
563 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/04(日) 10:33:30.85 ID:d8yNsB0Yo
待ってる
564 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/12/29(水) 01:56:17.71 ID:G/gNiSU1o
勇者プラス野球か
期待してる
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クオリティの高いサービスを貴方に
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