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経営者「安価で王都を作るよ!」
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1 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 16:01:25.01 ID:7bzE96do0
経営者「…王国主催の都市開発の大会。それに正式名称は存在しないが、四年に一度開かれる伝統的な大会だ」
経営者「二ヶ月間という短い期間で開催されるその大会には、階級や生まれなんでモンハン関係無い」
経営者「上流階級の人間にも認められるような実力と実績さえあれば…誰でも出場できる」
経営者「まあ、出場者は募集してなくって…全員がスカウトされるような形式で出場するんだけどね」
経営者「…で、アタシはその大会への出場権を見事得た」
経営者「……出場確定を知ってから、親友に聞きたいことも聞けないまま気付けば大会前日」
経営者「今アタシが居るのは待機のためにと用意された、王都の中心部に位置する高級ホテルの一室…」
経営者「…一応、もう直ぐお嬢様や親友と通信機器を通じて会話ができるはずだ」
・第一回:ショッピングモール編『
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488094515/
』
・前々回:テーマパーク編『
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488610605/
』
・前回:冒険者ギルド編『
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489295275/
』
※開拓者シリーズのリスペクトssです。あの方とは別人ですので予め御了承下さい。
また、あちらに迷惑がかかるような行為も絶対におやめ下さい。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1490770884
2 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 16:01:50.38 ID:7bzE96do0
[〜あらすじ〜]
・様々な施設や店を転々と渡り歩き、経営の手助けをしてきた女性、経営者。
そんな彼女の、なんでも無いある日のこと……
彼女は長年の親友から、自分が町長を務めている町でショッピングモールを経営しないかと話をされる。
そしてそのショッピングモールの経営は無事成功し、安定した安心感のある仕事ぶりが評判となった。
資金運用や都市開発を行なっている女性、お嬢様もその評判を耳にし、テーマパーク経営の依頼をしてきた。
テーマパークも無事成功を収めた経営者だったが、次は冒険者ギルドの経営をすることに。
慣れないながらもギルドを完成させ、問題となっていた龍を倒し、魔物と人間の和解の道へと導いたのだった。
…そして龍を退治した直後、経営者は他のギルドマスターと共に大会への出場権利を得る。
さらに長年にわたる付き合いをしてきた親友が、この国の第九王子だということを知ったのだった…。
[〜あらすじ、終〜]
3 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 16:02:51.26 ID:7bzE96do0
ピッ
経営者「…二人とも、通信の方、繋がってるかい?」
お嬢様『此方は問題ありません。きちんと二画面の同時表示がされていますわ』
親友『うん、僕の方も大丈夫そうだよ。音声もちゃんと聞こえてるから』
経営者「そうかい?…なら、親友……どういうことだか、説明してくれるかねぇ?」
経営者「…いや、説明してくださいますか、と言うべきかい?」
親友『う、その……怒ってる…よね』
親友『…隠していたことは、本当にごめん。 あと…君の敬語はなんだか怖いからやめてほしいな…』
経営者「…隠されていたってことは別に良いよ?アタシは」
経営者「けど、今までのアタシのアンタへの態度は……もしかしたら捕まってたかもしれないんだ」
経営者「そこんところ、ちゃんと考えててほしいんだけどねぇ…ってだけさ」
親友『そこは…その、僕が大っぴらにしていたら…』
親友『それを知った輩のせいで、君をはじめとする僕が協力してる人達に、多大な迷惑がかかると思ってね…』
お嬢様『あら……単純に経営者さんと仲良くなりたかった、と云う思いもあるのでしょう?』
親友『ちょっとお嬢様!?……まあ、確かにそうなんだけど…』
お嬢様『公私混合、ですわね?』
親友『…ごめん』
4 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 16:03:21.87 ID:7bzE96do0
経営者「……そんな嬉しい理由じゃあ、これ以上責めるに責められないねぇ…」
経営者「と、云うかそもそも…アンタら二人は一体どういう関係性なんだい?」
経営者「…まさか、婚約者とかそういう御関係で…?」
親友『…ただの幼馴染だよ。お嬢様の一族は王族と深く関わりを持ってるから、自然にね』
お嬢様『……わたくしは長男がいる上に第三女、と…家の次期継承者とは離れていますからね』
お嬢様『運動も勉強も優れておらず、民衆にもあまり知られていない九番目の王子とは縁を感じておりまして』
お嬢様『…二人とも都市開発やら町づくりだので似たような仕事をしているのも、その縁かもしれませんわ』
経営者「へえ…そうだったんだねぇ…」
経営者「……ついでだし、大会のコツとかについて聞くってのは…」
親友『流石にそれは親友の僕でも無理だよ。うっかり話が漏れたりしたら、責められるのは二人ともだからね』
親友『ま、でも今まで通り君の要望を聞くことはできるよ』
親友『この機器を介してだけど…参加者全員から聞いて回る予定だから、別に贔屓にはならないはずだよ』
親友『今までとは違って王国全面協力だからね!精一杯協力するよ!』
経営者「そいつは頼もしいねぇ…。そん時は是非ともよろしく頼むよ」
5 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 16:03:55.94 ID:7bzE96do0
親友『…え?………はい…、はい…わかりました。では……ええ…』
経営者「…呼ばれたかい?」
親友『うん、ちょっとで終わるとは思うんだけど……とりあえず今日のところは通信は終わるね』
経営者「そうかい……なら、じゃあ、また」
親友『うんっ! 頑張ってね、経営者さん。君なら必ず、必ず優勝できるから!』プツッ
経営者「……優勝、ねぇ。本当に一経営者のアタシなんかにできるのかねぇ…」
お嬢様『………優勝の可能性がゼロの人間に、出場権が与えられるとでも?』
経営者「えっ、なんで……ってああ、別の機器から個別に通信してたんだったっけ」
経営者「……まあ、アンタの言う通りではあるんだろうけどさ…どうにも、ねぇ」
お嬢様『ならば……そうですね、過去に優勝した人間のひとり言でも貴方は聞いてくださいな』
経営者「…へっ? か、過去に優勝…って……アンタが!?」
お嬢様『…ただのひとり言ですわ。たまたま通信を切り忘れた人間の言葉ですから、聞き流してくださいな』
お嬢様『例えこれが不正扱いになったとしても…まあ、ひとり言ですから、ね?』
経営者「…そうかい、ひとり言…ひとり言、か。わかったよ」
6 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 16:04:32.26 ID:7bzE96do0
お嬢様『……この大会で優勝した町…いえ、都市は、大抵の場合城や宮が設けられ、王都とされます』
お嬢様『ので、優勝を目指すのであれば…それを前提として頭に置いた方がよろしいかと思われます』
お嬢様『更に……何もゼロから、一から町を作るわけではありません』
お嬢様『既に存在している町の土地や特徴を如何にどう利用するか…どう“経営”するか…』
お嬢様『…それが鍵となりますわ』
お嬢様『経営者さんは既に更地の状態からテーマパークを作り上げた経験がありますから…』
お嬢様『そう難しいことでは無いはずですわ』
経営者「なるほどねぇ…。 ありがとうね、お嬢様」
お嬢様『……あら、わたくしはひとり言を言っていただけですわ』
お嬢様『まあ、わたくしも今日はこの辺で……次は貴方が優勝を果たした後に、お会いしましょう』
お嬢様『おやすみないませ、経営者さん。 ご健闘を御祈りいたしますわ』
経営者「…ん、おやすみ」
プツンッ……
7 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 16:05:00.07 ID:7bzE96do0
経営者「…さて、アタシも寝ようかと思ったけど…せめて土地の再確認くらいはしとこうかねぇ…」
経営者「確か…他の出場者が担当する町も含め、何枚かの紙にわけてまとめて書いてはずだったから…」
経営者「…ええっと……これだったかねぇ?」
経営者「…王都を作ると考えれば、必要な要素は明確にできるはずだから…上げてみようかね」
経営者「人を集められる観光地としての魅力。治安維持や他国への対抗ができる戦闘力や…」
経営者「大きな町…つまり都市を機能させるための商業施設や技術」
経営者「他にも道路や駅、飛行場なんかの交通設備も重要になるのかねぇ……」
経営者「それに大抵の町は、既に主となる施設か何かが存在しているはずだ」
経営者「それが町の要素の主を補ってくれるはず…どう生かせるかが重要になるだろうねぇ…」
経営者「別にそっちの経営に手を出せるわけじゃあないけど、そういうものを疎かにはしたくない」
経営者「…扱い易い土地にある町だと助かるんだけど…どうだろうねぇ」
・草原の町……ひたすらに平坦な草原が続いている。良くも悪くも特徴が無いそこそこ大きな町。
・山中の町……山に囲まれている。立派なギルドがあり戦闘を好む者が多いが、交通面が悪い。
・地底の町……街全体が大規模な市場、交易場となっているが、治安も観光面もあまり良くない。
・海辺の町……美しい海を見渡せる隠れた観光名所だが、商業はほとんど発展してない。
【↑の四つの町から一つ、選択してください。 二票先取された町を舞台にします】
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 16:06:02.12 ID:KtypBXFl0
海辺かな
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 16:06:13.10 ID:9Xt+Uzfao
海辺の町
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 16:06:43.64 ID:Os8s59rk0
地底で
11 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 16:19:39.27 ID:7bzE96do0
経営者「…アタシが行くのは海辺の町、か」
経営者「この紙によると…古くから存在する美しい海のすぐ側に存在する町らしい」
経営者「旅人の間で度々話題に上がるほど、その海は魅力的」
経営者「住民も穏やかで無欲の者が多いが、そのかわり商業の発展はあまりされていなくって…」
経営者「そのため旅人以外の一般人が立ち寄ったり旅行に行くことは少ないとのことだ」
経営者「…で、結果として…その町の海は隠れた観光名所と呼ばれているってわけか」
経営者「景観を崩さないよう配慮をしながら…海を活用した産業ができたら良いのかねぇ」
経営者「まあ、全方位が海ってわけじゃあないし…取り組むべきところは沢山あるからねぇ」
経営者「実際に町で暮らして、どうするかじっくり決めてかないとねぇ…」
12 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 16:20:08.23 ID:7bzE96do0
経営者「…じゃあ、町の確認をしたことだしそろそろ寝……ちゃダメだ!」
経営者「……一番大事なことが残っていたじゃあないか…」
経営者「…アタシは様々な種類の経営をして、ようやく一つ、進歩した」
経営者「主な進歩の要因としては冒険者ギルドでの、今までとは全く違う形式の経営だったんだけど…」
経営者「…今のアタシなら、一週間に施設か人材育成のどちらかを三回行えるだけの能力が備わっている」
経営者「まあ、悲しいことに両方三回ってのはできないんだけどさ」
経営者「一週間に施設を三つ作って人材育成は二回だけにするか…」
経営者「一週間に人材育成を三回行って、施設作りは二回に抑えるか……」
経営者「そのどっちの方針で進めていくか、決めないとねぇ」
経営者「ここで全体の進行のペース配分を決めることになるから…途中変更は不可能だよ」
【1:施設作り三回、人材育成二回 2:人材育成三回、施設作り二回 二票先取で決定します】
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 16:21:41.73 ID:/WEK/esDO
1
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 16:24:12.13 ID:FUlmPqf40
1
15 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 16:44:37.19 ID:7bzE96do0
経営者「…よし、施設に重点的に力を入れてみよう」
経営者「住民も町を作る大きな要因になるけど…やっぱりより大きな物ってのは施設になるからねぇ」
経営者「…今回は作業員達に特段頑張ってもらわなくっちゃね」
経営者「もちろん、アタシもアイディアを全力で生み出してやるさ!」
経営者「体力温存のためにも…もう今日はここらで寝ちまおうか」
経営者「明日からは海の町! うんうん、楽しみだねぇ……」
16 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 16:45:27.56 ID:7bzE96do0
[一週目]
・称号『海辺の町』
【状況】
・海辺の町……美しい海を見渡せる町。商業はほとんど発展してない。
・海 II ……古くから存在する美しく幻想的な海。
【住民・従業員】
・接客スタッフ…接客業の基本を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
【各レベル】
観光Lv.2 戦闘Lv.0 商業Lv.-1 交通Lv.0
経営者「…さて、ついに今日から都市開発…いや、都市経営が始まるねぇ」
経営者「冒険者ギルドでの経営もやっぱり楽しかったけど…やっぱりスタッフと一緒にいるのが落ち着くねぇ」
経営者「……よし、それじゃあ…作業に取りかかる前に目標の設定でもしておくかね」
経営者「今回の目標は…観光、戦闘、商業、交通の全四つのレベルを…5以上に上げること!」
経営者「レベルアップに必要なだけの要素は今まで以上に多く設定しているから、いくら5と言えど厳しいはずさ」
経営者「うまい具合に土地や町の特徴を活用していきたいけど……マイナスな点も存在しているからねぇ…」
経営者「0が一般的な町の数値だとすると、マイナスが付いてるってのはまずい状態だ…」
経営者「…それに、実際優勝するのには他にもなにかしらの要素が必要になるはず…」
経営者「それが何かっていうのは…今のアタシにはわからない」
経営者「……アタシの経験と技量、そして二ヶ月間という慣れた期間…それをもってしても……」
経営者「…いや、後ろ向きなのはアタシらしくないよ!優勝目指して…自信を持って頑張るよ!」
17 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 16:46:02.06 ID:7bzE96do0
経営者「さて、まず始めに…この町の住民となる、人材に手をかけようかねぇ」
経営者「町や施設の発展に貢献してもらうため、知識と資金を最大限に活用する」
経営者「ショッピングモール、テーマパーク、冒険者ギルド……」
経営者「様々な場所で、様々な人間の能力の成長を見てきたんだ」
経営者「多種多様の能力を持った人材を確保するのには…そう苦労はしないはずさ」
【↓1、2 従業員に学ばせるテーマ(料理、医学、環境学など)】
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 16:46:56.79 ID:9Xt+Uzfao
環境保全について
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 16:47:44.35 ID:FUlmPqf40
医学
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 16:50:45.74 ID:FUlmPqf40
医学ってサービス業にならなかったっけ・・・観光アップで料理にしとけばよかったか
21 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 17:08:24.28 ID:7bzE96do0
【住民・従業員】
・環境学者……自然、動物、人々の環境保全について学び、取り組んでいる。
・医者……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
経営者「あ、環境学者!海の調査の方はどうなったんだい?」
環境学者「…今のところは問題無しですね」
環境学者「この町の皆さんが海を大切にし続けていてくれていたおかげで、特に異常は見られません」
経営者「そうなのかい?なら、無駄に時間を使わしちまったねぇ…」
環境学者「いえ、異常が無いということがわかっているのは大きいですから」
環境学者「それにこの先、人が大勢移り住んで何らかの異常が起きた時…」
環境学者「健全な状態との変化から原因や対処法を割り出すことができますから」
環境学者「そして何よりこの状態を如何にどうやって維持していくかが大事ですからね」
経営者「なるほどねぇ…良い考えじゃあないか」
経営者「それじゃあその調子で、環境保全の方、よろしく頼んだよ!」
環境学者「はい、かしこまりました」
22 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 17:08:55.54 ID:7bzE96do0
医者「…これで大丈夫なはずですよ。元々大した怪我だったわけでもないので」
母親「本当ですか!?…ありがとうございます!ほら、あなたも!」
子供「ありがとう、ございます…」
医者「はい、どういたしまして」
経営者「…よくやってるじゃないか」
医者「…ええ。この町には医者が以前住んでいたそうなのですが、数年前に転居したそうです」
医者「そのかわり町の小さな診療所が残っていて、ある程度知識のある者がそれを利用する…」
医者「もしくは隣町に足を運ぶなどして対処していたとのことです」
医者「…幸いと言って良いのかはわかりませんが、仕事が無くなる事はなさそうです」
医者「この先観光客の方が訪れた際や、作業員さんが怪我をした時…健診なんかも簡単な物なら可能です」
医者「キチンとした処置はここでは難しいですが…ある程度なら現状で済ませられます」
経営者「…それでも余裕ができ次第、医療設備は整えとくよ」
医者「…その時はよろしくお願いします」
23 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 17:09:51.58 ID:7bzE96do0
経営者「さ、次は施設や設備の建設に取り掛かるよ」
経営者「初めは小さな町だけど…最終的に都市と云うのに相応しい物を作っていかなくちゃならない」
経営者「…一応ある程度の公共施設はあるから、基本はそれを強化する形になるのかねぇ」
経営者「そうすれば第一段階でもそこそこ大きい物として扱えるしね」
経営者「それに今回は三種類の施設が作れる…。うまく活用していきたいところだ」
【↓1、2、3 作る施設、設備(レストラン、駅、学校)】
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 17:11:17.59 ID:tDiHGWcDO
学校
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 17:12:58.98 ID:KtypBXFl0
港
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 17:14:10.87 ID:9Xt+Uzfao
商店街
レベルが足りないなら市場で
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 17:24:06.61 ID:/WEK/esDO
ホテル
28 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 17:42:33.81 ID:7bzE96do0
【状況】
・学校……子供達が学習をするための教育の場。
・港湾……商船や客船などが出入り、停留している小さな港。
・商店街……日常生活の中で高頻度で利用する様な様々な商店が建ち並んでいる。
子供1「テスト全然わかんなかった〜…」
子供2「あー、あたしはまあまあくらいかなあ…」
子供3「えー?俺は余裕だったぜ?」
子供1「ええっ!?そうだったの!?…だったら、今度勉強教えてくれる?」
子供3「もっちろん!…とりあえず今日は商店街行ってオヤツ食べてこよーぜ!」
子供2「うんっ、そうしよっ!」
子供1「ぼく、その後は船見に行きたい!」
経営者「小さくて壊れかけていた学び舎を改修して、そこそこ大きめの学校を作ってみた」
経営者「今のところは、前から居た数名の教師とうちのスタッフが学校の管理や授業を執り行っているよ」
経営者「他にも、多方面に使えそうな港湾を整えた」
経営者「まあ、出入りするような船はまだ少ししかいないんだけどね…」
経営者「…それはこの先何とかしよう」
29 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 17:44:03.94 ID:7bzE96do0
スタッフ「いらっしゃいませ〜!お野菜はいかがですか〜?」
スタッフ2「獲れたての新鮮な魚介、取り揃えてますよ〜!!」
スタッフ3「らっしゃいらっしゃい!!へいらっしゃい!」
スタッフ4「ご飯のお供にお惣菜、おひとつどうですか〜?」
経営者「…商店街の大半では、各地から引っ張り出してきたスタッフに働いてもらってる」
経営者「もう半分は元々居た店の人達だけど…まあ、あまり積極的に呼び込みはしてないよ」
経営者「それでも必要な知識なんかはキチンとあるし、簡単な接客はスタッフがやってくれる」
経営者「…若い女性が揃って声を張り上げてるのは何だか異質だねぇ」
経営者「でもまあ、一番適した人材なのは確かだし、不安な点も特にないしねぇ」
経営者「とりあえずアタシは…通信の待機でもしてこようかねぇ」
30 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 17:44:33.76 ID:7bzE96do0
ピピピ……ピピピ……
『王都からです、王都からです』
ピッ
親友『あ、繋がった!……ええっと、こんにちは、経営者さん』
親友『そっちはどう?ちゃんと作業、進められてる?』
経営者「ああ、もちろんさ。アンタの方こそ…大会の仕事の具合はどうだい?」
親友『特に問題は起きてないかな。不正行為も無いし、大抵の参加者とは連絡が既に完了してるしね』
親友『まあ、人が多いだけあって…』
親友『無茶な依頼も何件か来てるから、それをどうするか考えなきゃいけないけどね…』
親友『あ、もちろん内容は秘密だよ?』
経営者「わかってるわかってる」
経営者「…そんじゃ、アタシからの要望…聞いてもらおうかね」
【↓2 王都、親友への依頼】
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 17:45:15.10 ID:u4xMe15C0
ksk
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 17:45:25.15 ID:KtypBXFl0
空母(戦闘機登載)や潜水艦と戦艦に工作艦などなどの街を防衛する為の軍艦の配備を景観に配慮する感じでお願い
33 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 18:27:10.35 ID:7bzE96do0
経営者「…軍艦の手配をお願いできないかい?」
親友『軍艦って言ったって…種類は結構あるけど…どんな物が良いの?』
経営者「いや、特に指定は無いさ」
経営者「戦闘機を搭載した空母や、潜水艦…戦艦、工作艦…」
経営者「あくまでも町を守るのに必要なだけの設備が欲しいんだ」
経営者「できれば環境や景観に配慮した、住民に不安を与えずに済むようなものがね」
親友『うーん……とりあえず、可能な限りそっちに手配しておくよ』
親友『そもそも港の類が無ければ無理だけど…そこは大丈夫だよね?』
経営者「当然、大丈夫だよ」
経営者「こっちからも環境学者に手伝うよう指示しとくから、よろしく頼むよ」
親友『うん、それなら比較的うまくいきそうだから…任せてもらうね』
親友『それじゃあ、また』
プツッ
[一週目結果]
・称号『海辺の町』→『美しき海と艦隊の町』
〜住民の声〜
環境学者「…なんとか無事に環境や景観を崩さずに終わらせました…」
作業員「生活に必要なものが一通り買い揃えられてよかった…」
〜来訪者の声〜
海軍「しばらくは軍艦の中で暮らすであります!」
冒険者「クエストついでに寄ってみたら、なんかゴツい船が沢山あったぞ…」
34 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 18:27:54.44 ID:7bzE96do0
[二週目]
・称号『美しき海と艦隊の町』
【状況】
・海辺の町……美しい海を見渡せる町。商業はほとんど発展してない。
・海 II ……古くから存在する美しく幻想的な海。
・学校……子供達が学習をするための教育の場。
・港湾……商船や客船などが出入り、停留している小さな港。軍艦が端の方に常駐している。
・商店街……日常生活の中で高頻度で利用する様な様々な商店が建ち並んでいる。
【住民・従業員】
・接客スタッフ…接客業の基本を身に付けている。接客以外の専門知識を持っていないが、良き人材。
・作業員……重労働、施設の建設、荷物の搬入など様々な作業を行う人々。
・環境学者……自然、動物、人々の環境保全について学び、取り組んでいる。
・医者……怪我をしたり体調が優れない人に対し、最適の処置を施してくれる。
【そのほか】
・防衛のため、空母や戦艦等多数の軍艦が港湾に常駐している。
【各レベル】
観光Lv.2 戦闘Lv.0 商業Lv.-1 交通Lv.0
経営者「…うーん、まだレベルの変動は無しか」
経営者「それでも地道に進めていけば、大丈夫なはず…」
経営者「今後の町次第で港湾に来る船も増えたり変わったりするだろうし…うまく活用しなくちゃねぇ」
35 :
◆rEvr4ZSeHI
[saga]:2017/03/29(水) 18:28:24.78 ID:7bzE96do0
経営者「…住民や従業員の主な役割は、町に寄り添うこと」
経営者「施設で叶えるのが難しい細かい部分を補えるのが…一人一人の人間だ」
経営者「でも、もちろん人間ってのはただの道具とは違う、命ある者…優れた町に固執しちゃあいけないよ」
(本日はここまで。質問意見感想ご自由に。 今回も最後までお付き合いいただけると幸いです)
【↓2、4 従業員に学ばせるテーマ】
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 18:29:55.81 ID:tDiHGWcDO
料理技術(主に海鮮料理)
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 18:32:25.79 ID:9Xt+Uzfao
漁業
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 18:33:24.47 ID:/WEK/esDO
王家への忠誠心
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/29(水) 18:33:54.30 ID:FUlmPqf40
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