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【ラブライブ】ダイヤ「必殺仕事人」【サンシャイン】
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102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/04(土) 08:57:00.09 ID:WNUWpdYSO
完全に使徒
103 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 18:50:39.08 ID:BetePdcjO
本日更新予定です。
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/03/05(日) 19:46:53.09 ID:Pjo8pCVH0
待ってた
105 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 20:50:16.15 ID:BetePdcjO
CASE6
梨子「お願いです、ダイヤさん!」
梨子「私を助けてください……」
ダイヤ「梨子、さん……?」
106 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 20:57:40.91 ID:BetePdcjO
ーーーーーー
ここで紹介する最後の依頼。
それは、黒澤ダイヤと同じAqoursメンバーから持ち込まれたものだった。
目を涙で潤ませながら、生徒会室へ駆け込んできた彼女。
その姿を見て、我らが生徒会長ーー黒澤ダイヤは、二つ返事で頷いた。
「勿論ですわ」
と。
その内容が如何なるものであろうと構わない。
浦の星の生徒、まして、同じグループの仲間の涙を見過ごすことなど、彼女には出来なかった。
そう。
彼女の意気込みが、あんな悲劇を招くとは、この時誰も想像すらしていなかった。
ーーーーーー
107 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 21:08:52.61 ID:BetePdcjO
ーーーーーー
ダイヤ「……記憶がなくなっている、ですか?」
梨子「……はい」
ダイヤ「詳しく、教えてもらえますか?」
梨子「…………えぇと」
梨子「なぜか私、記憶がないときがあるんです」
梨子「……大体1週間に一回くらいなんですけど……」
梨子「どこにいたのか、何をしてたのか、全然覚えてなくて」
ダイヤ「……ふむ」
ダイヤ「ここ最近だと、いつあったんです?」
梨子「……最近だと、えっと……1週間くらい前かな」
梨子「その日、ルビィちゃんとお出掛けの約束をしてたんです」
ダイヤ「ルビィと?」
梨子「はい。えっと、前から約束してたんですけど、朝から沼津の方まで出て、お洋服とか、ルビィちゃんが好きなお菓子屋さんとか色々回ったんです」
ダイヤ「あぁ、あの日ですか。珍しくルビィが向こうまで出てくると、朝から出掛けた日ですわね」
梨子「……うん。ルビィちゃんもすごく楽しんでくれて……」
梨子「でも、その日の夕方から次の日の朝までの記憶」
梨子「そこだけが抜け落ちてるんです」
ダイヤ「…………」
108 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 21:11:37.61 ID:BetePdcjO
ダイヤ「…………ルビィには?」
梨子「勿論、聞いてみました。でも……」
ダイヤ「でも?」
梨子「……ルビィちゃん、微笑むだけで教えてくれなくて……」
ダイヤ「…………ルビィが?」
ダイヤ「……………………」
ダイヤ「……………………」
ダイヤ「…………あっ」
109 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 21:16:30.80 ID:BetePdcjO
ダイヤ「…………あー」
梨子「ダイヤさん?」
ダイヤ「……えぇと、ですね……。梨子さん」
梨子「? なんですか?」
ダイヤ「少し参考までにお訊ねしたいのですがーー」
ダイヤ「ーーその時、記憶がなくなっていると気付いた場所はどこですか?」
梨子「っ///」
ダイヤ「…………」
梨子「……あ、そのっ/// えっとっ!!」
ダイヤ「教えてください」
梨子「そ、の……っ」
梨子「……そういう……ホテル、です……///」
ダイヤ「はい。だと思いましたわ」
110 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 21:23:02.53 ID:BetePdcjO
ダイヤ「……梨子さん、貴女がなぜ記憶がなくなっているのか大体察しがつきましたわ」
梨子「え……?」
ダイヤ「大丈夫。貴女は正常ですわ」
ダイヤ「…………むしろ、異常なのはルビィの体力の方ですから……」ボソッ
梨子「そ、それって、一体……?」
ダイヤ「……いえ」
ダイヤ「とにかく、梨子さんは記憶喪失でも、まして病気でもありませんわ」
梨子「!」
ダイヤ「一時的なショックで、その前後の記憶が飛んでしまうという類いのものでしょう」
梨子「ショック……?」
ダイヤ「……ショック、というか……快感というか……」
ダイヤ「はぁぁ……原因を今、呼びますわ」ポチポチ
111 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 21:24:22.79 ID:BetePdcjO
ーーーーーー
『今すぐ生徒会室に来なさい』
『大至急ですわ!』
『黒澤ダイヤ』
ーーーーーー
112 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 21:29:54.67 ID:BetePdcjO
ダイヤ「……これで、よしと」
梨子「えっと、ダイヤさん……その私の記憶は結局なんでなくなってたんでしょうか?」
ダイヤ「…………」
ダイヤ「……そうとうハードなことをされたんでしょうね」ボソッ
梨子「……え?」
ダイヤ「い、いえ! なんでもありませんわ! ルビィを問い質せば分かりますから、あまり焦らないでください」
梨子「で、でも!」
ダイヤ「り、梨子さん!」アセアセ
梨子「は、はい!」ビクッ
ダイヤ「そういえば、そのホテルというのは、もしかして鞠莉さんのところのものですか……?」
梨子「あっ、は、はい……///」
ダイヤ「そ、そうですか」
ダイヤ「……ルビィ、鞠莉さんまで落としているですか……はぁぁ」
113 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 21:37:31.71 ID:BetePdcjO
梨子「あの……ダイヤさん?」
ダイヤ「……えぇと、少し待っていてくださいな。もうすぐ来るはずですから」
梨子「は、はい!」
ダイヤ「そうですわ! お茶、飲みます? 少し待っていてくだされば、御淹れしますわよ」
梨子「い、いえ! 相談に乗ってもらってお茶まで淹れてもらったら、申し訳ないですよ!!
梨子「そうだ! むしろ、私、淹れてきますね!」パタパタ
ダイヤ「あっ!」
ダイヤ「……行ってしまいましたね」
ダイヤ「御言葉に、甘えてしまいましょうか」
ダイヤ「仕事の方も溜まっていましたしね」
ダイヤ「……さて、ルビィが来るまでに少しでも片付けてしまいましょう」ガサゴソ
ーー パラッ ーー
ダイヤ「あら?」
ダイヤ「…………この封筒は? 前に善子さんが出してきたものと同じもののようですけれど」
ダイヤ「……中身は?」
114 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 21:38:49.03 ID:BetePdcjO
ーーーーーー
『友達に黒魔法をかけたら、実現しちゃったの!?』
『お願い!』
『助けて、ダイヤさんっ!!』
ーーーーーー
115 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 21:44:09.89 ID:BetePdcjO
ダイヤ「え?」
ダイヤ「この間と同じ……いえ、若干違いますわ」
ダイヤ「……と、いうことは……善子さんはルビィ以外にも……?」
ーー バタンッ ーー
ダイヤ「っ」ビクッ
ダイヤ「だ、だれですの!?」バッ
ルビィ「おねぇちゃぁ……えへへ♪」
ダイヤ「ル、ルビィっ!!」
ルビィ「なぁに? だいしきゅうって」
ルビィ「もしかしてーー」
ルビィ「ーーシていいのぉ……?」エヘヘ
ダイヤ「っ、しくじりましたわっ、今はわたくし1人……このままではっ!!」
ルビィ「おねぇちゃぁ♪」
ダイヤ「くっ!?」
116 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 21:50:31.37 ID:BetePdcjO
ーー コトッ ーー
梨子「お待たせしました、ダイヤさん」
梨子「……ルビィちゃんも」
ダイヤ「梨子さんっ!!」
ルビィ「ぅゅ?」
ダイヤ「助かりましたわ! 梨子さん、手伝ってください!」
梨子「……? 手伝う、ですか?」
ダイヤ「えぇ! 今のルビィは正気を失っていますわ。善子さんがかけたというまじないのせいで」
梨子「…………へぇ」
ダイヤ「恐らくですが、梨子さんの記憶の欠落の原因も、この状態のルビィのせいでしょう!」
梨子「…………」
ダイヤ「ですから、まずは二人でルビィを押さえつけましょう!!」
梨子「…………」
ダイヤ「って、梨子さんっ!! 聞いてますか!?」
梨子「…………」
梨子「ねぇ、ルビィちゃんはどうしたいの?」
ダイヤ「…………え?」
ルビィ「ぅゅ……ルビィは、『おねぇちゃぁ』の言うとおりにすゅよ///」
梨子「…………そう」
117 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 21:51:16.07 ID:BetePdcjO
ーーーーーー
メノ^ノ。^リ「フフ……いい娘ね」
ーーーーーー
118 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 22:03:08.48 ID:BetePdcjO
ダイヤ「っ!?」ゾワッ
ルビィ「ぇへへ」ガシッ
ダイヤ「っ、ルビィ!?」
ルビィ「ごめんね、おねぇちゃぁ? ルビィ、『おねぇちゃぁ』におねがいされたの」
ルビィ「おねぇちゃぁをトリコリコにしよ、って♪」
ダイヤ「ーーーーっ!?」
ーーーーーー
『なぜか私、記憶がないときがあるんです』
『……大体1週間に一回くらいなんですけど……』
『友達に黒魔法をかけたら、実現しちゃったの!?』
『……善子さんはルビィ以外にも……?』
『お待たせしました、ダイヤさん』
『……ルビィちゃんも』
『ぅゅ……ルビィは、『おねぇちゃぁ』の言うとおりにすゅよ///』
『フフ……いい娘ね』
ーーーーーー
ダイヤ「そういうこと、ですか」
ダイヤ「繋がった……脳細胞がトップギア、ですわ」
ダイヤ「梨子さん……貴女は、善子さんにまじないをかけられていた」
ダイヤ「そう。ルビィと同様に」
ダイヤ「そして、それは1週間に一回、発症するようになっていたのですわ!」
ダイヤ「……前回からちょうど1週間。それが今日……」
ダイヤ「つまり、ここに入ってきたときから、既に発症していたのですね!!」
119 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 22:07:44.90 ID:BetePdcjO
メノ^ノ。^リ「流石、ダイヤさん。その通りですよ」
ダイヤ「くっ、ルビィは……!」
メノ^ノ。^リ「大丈夫ですよ。この間、私が襲われて、返り討ちにしただけですから」
ダイヤ「っ」
メノ^ノ。^リ「目的を果たしたら、皆解放します。勿論、ダイヤさんも」ニッコリ
ダイヤ「くっ、身体を弄ばれようとも、この心までは決して屈しませんわ!!」キッ
「らめぇぇ、ですわぁぁぁぁっっ」
ーーーーーー
120 :
◆6cZRMaO/G6
[saga]:2017/03/05(日) 22:17:50.39 ID:BetePdcjO
ーーーーーー
浦の星女学院生徒会長。
黒澤ダイヤ。
成績優秀。
容姿端麗。
絵に描いたような優等生であり、その上、地元内浦の名士の家の長女でもある。
完璧超人。
彼女を一言で表すならば、それが相応しいだろう。
当然のことながら。
彼女は、生徒会長の職務も完璧にこなす。
そんな彼女の仕事のひとつに、生徒の悩みの解決がある。
浦の星女学院生徒会が設置した目安箱。
通称「片付けてね☆BOX」。
日々、生徒からの要望で満たされるその箱は、校内に1ヶ所と、生徒会室内にもう1ヶ所設置されている。
その内容は、非常に多岐に渡る。
蛍光灯の交換から生徒間のトラブルに至るまで、彼女は回答していくのである。
しかし、生徒会長と言えど、一生徒。
彼女には、荷が重い依頼も中には存在する。
だが、黒澤ダイヤは挫けない。
どんな無理難題であろうと、彼女は解決するのである。
砕けないその心をもって。
その名、金剛石のごとく。
彼女の活躍によって、今日も浦の星女学院は平和である。
身を粉にし、秩序と安寧を守る彼女の姿。
『必殺仕事人』
そう呼ぶに相応しいだろう。
これは、そんな彼女の記録である。
彼女の学院への奉仕のほんの一部でも留めておけたらと思う。
この記録が後世に伝えられることを願って。
ーーーーーー
文責
国木田花ーー
121 :
◆6cZRMaO/G6
:2017/03/05(日) 22:21:20.14 ID:BetePdcjO
ーーーーーー
「え?」
「な、なにずら!?」
「みんな、なんで、まるを囲んでるの……?」
「だ、ダイヤさんまで!?」
「えっ!? ちょ、そ、そんなの、ムリだよぉぉ///」
「ま、まって、まってっ///」
「ずーー」
「ずらぁぁぁ〜〜っ///」
ーーーーーー fin ーーーーーー
122 :
◆6cZRMaO/G6
[saga]:2017/03/05(日) 22:27:50.68 ID:BetePdcjO
以上で
『ダイヤ「必殺仕事人」』完結になります。
レスをくださった方
読んでくださった方
稚拙な文章・表現にお付き合いいただき、ありがとうございました。
以下、過去作です。
よろしければどうぞ。
果南「異世界に飛ばされた。百合の楽園だった」
https://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1482147488
※944にまとめあり
ほのかんさつ日記
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1447502133
次はソルゲジャー的なものか、百合ものかになると思います。
またお付き合いいただけると嬉しいです。
では、また。
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/05(日) 23:51:54.97 ID:kK/6TlUEo
なんどこのゴミ展開
今間でのはなんだったんだ
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/06(月) 00:04:28.85 ID:QLvLP0dWo
ダイヤさん、そしてまるちゃん、強く生きて……
色々なケースに頑張るダイヤさんが良かったです
乙
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/06(月) 00:45:11.09 ID:LAroqfqVO
乙
善子さんパネッス
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/03/06(月) 02:42:25.13 ID:8yI9OHNAo
なぜダイヤさんは同性に襲われるのが似合うのか
乙です、今後も期待してます
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/05/21(日) 13:41:43.97 ID:QdE1fIdSO
[
らめぇぇっ!
]
128 :
ゴンベッサこと先原直樹の悲惨な末路
[sage]:2017/06/17(土) 17:23:48.15 ID:rXwgI9MH0
http://i.imgur.com/zqI2Qlo.jpg
先原直樹・ゴンベッサ
都道府県SSの痛いコピペ「で、無視...と。」の作者。
2013年、人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者を詐称し、
売名を目論むも炎上。そのあまりに身勝手なナルシズムに
パー速、2chにヲチを立てられるにいたる。
以来、ヲチに逆恨みを起こし、2017年現在に至るまでヲチスレを毎日監視。
バレバレの自演に明け暮れ、それが原因で騒動の鎮火を遅らせる。
しかし、自分はヲチスレで自演などしていない、別人の仕業だ、
などと、3年以上にわたって稚拙な芝居でスレに降臨し続けてきたが、
とうとう先日ヲチに顔写真を押さえられ、言い訳ができなくなった。
2011年に女子大生を手錠で監禁する事件を起こし、
警察に逮捕されていたことが判明している。
先原直樹・ゴンベッサ まとめwiki
http://www64.atwiki.jp/ranzers/
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/07/12(水) 15:54:02.32 ID:l+UoM5pH0
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