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398 :
◆IM4j5.DbdY
[sage saga]:2017/11/29(水) 02:20:27.54 ID:0Dey9Csu0
じつにもう3ヶ月も放置してしまいましたが、公約通り修学旅行編完結させました!
もうアーカイヴ化されてると思っていましたが、運営さんが残してくださり更新に漕ぎ着けました!
次回はISABトレース編にするか、原作者他作品テーマの話にするのか、それともいっそのこともう完結させるのか決めあぐねています
皆さん長らく応援ありがとうございます
399 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/19(金) 22:25:18.62 ID:+18Hx1+qo
ほ
400 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/31(水) 12:18:58.59 ID:Punj4bwEO
も
401 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/06(火) 07:57:14.81 ID:pqKMLxQyO
作
402 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/02/07(水) 11:02:13.13 ID:wwqcNWmPO
者
403 :
◆IM4j5.DbdY
[sage saga]:2018/02/12(月) 14:53:09.83 ID:1k9rIHZb0
──某日
マドカ「この先、一体どうすればいいのだろう‥‥? 来る日も来る日もテロリストと女子高生の二重生活‥‥‥。身の振り方に悩みながらも、いつも通り学校へと足を進める私‥‥」
スタスタ
マドカ「…………というか‥‥何で私は学校に行かなければならないんだ? しょせん私は犯罪に手を染めた身──今さら学をつけたところでどうなるという? それが罪のつぐないになるワケでもないのに‥‥」
三年生「‥‥おはよう」 ゲッソリ
マドカ「あ、ああ‥。ずいぶんやつれているな‥‥貯金を全て卸したというのは本当だったのか」
三年生「‥‥ええ、おかげさまでね〜」 フラフラ
マドカ「なあ‥‥お前にひとつ聞いていいか?」
三年生「──え? なあに?」
マドカ「お前‥‥何のために毎日毎日学校へ行ってると思う?」
三年生「う──ん‥‥何だろ‥‥? 何て言ったらいいのかな‥‥。アタシたちギャルは無意識に『居場所』を求めてるんじゃないのかな?」
マドカ「『居場所』?」
404 :
◆IM4j5.DbdY
[sage saga]:2018/02/12(月) 14:54:18.54 ID:1k9rIHZb0
三年生「ギャルっていうのはね‥‥みんな一人ぼっちなのよ‥‥。心に何か後ろめたいモノを背負ってたりね‥‥そういう人たちってみんな居場所がないのよ‥‥。貴女だって、何か後ろ暗いモノのひとつやふたつ背負っているんでしょ?」
マドカ「ああ‥‥ひとつやふたつどころじゃないがな‥‥詳しくは言えんが」
三年生「たしかに私たちの学校はヒドイ学校よ、動物園みたい。ううん、ヘタしたら動物園の方がマシかもしれない‥‥。けれど、そんなヒドイ学校でもあるだけマシじゃない? ‥‥学校には仲間もいる──学校がたしかに存在してくれるから、アタシたちに居場所があるんだよ」
マドカ「………………そうだな‥‥学校が消えてなくなるワケがないものな」
三年生「そうよ。何にもないアタシたちだけれど‥‥学校があるだけ幸せよ」
マドカ「そうだな!! 私たちには学校があるのだ!!」
ズドォォォォン
マドカ・三年生「!?」
谷本「た‥大変よ──ッ!! 第3アリーナに隕石が落ちたって───ッ!!」
マドカ「………」
三年生「………」
マドカ「‥‥そういえば最近ゴレ美が動物園でアルバイトを始めていたな」
三年生「待ってステイ、はやまらないで」
405 :
◆IM4j5.DbdY
[sage saga]:2018/02/12(月) 14:55:08.58 ID:1k9rIHZb0
校内放送『緊急事態発生。緊急事態発生。未確認物質が第3アリーナに落下。全校生徒は各自、近くの建物に避難してください』
千冬「では、状況を説明する。先ほど、第3アリーナに謎の隕石とおぼしきものが墜落した。しかし、これはどうやら隕石ではない。この物体が観測されたのは宇宙だ。外淵宇宙からの飛来物という可能性もゼロではない」
一夏「はあっ!? それってつまり、宇宙人とかエイリアンとかって意味かよ、千冬姉!」
ゴスッ
千冬「説明の途中だ。それと、織斑先生、だろう」
一夏「す、すみません‥‥」
鈴「えらいコトになったわ‥‥」
ラウラ「これは一大事だぞ!!」
三年生「みんな、ちょっと聞いて!!」
千冬「何だ。というかお前はなぜここにいる」
三年生「たしかに学校に隕石が落ちてきたのは大事件よ‥‥けれど、どうしてもその前に私の名前を覚えてほしいのよ──」
箒「そう言えば、まだ先輩の名前を聞いていませんでしたね」
千冬「いまは作戦中だぞ。お前は早く避難を──」
三年生「お願いします!! ほんの5秒ほどで終わりますから‥‥」 ギラギラ
千冬「あ、ああ‥‥」 タジッ
全員(あの織斑先生が退いた‥‥)
三年生「じゃあ改めて言うわね‥‥アタシの名前は──」
ラウラ「オイみんな大変だ!!」
三年生「またコレぇ!?」
406 :
◆IM4j5.DbdY
[sage saga]:2018/02/12(月) 14:56:25.82 ID:1k9rIHZb0
ラウラ「隕石のフタが開いたぞ!!」 パカッ
セシリア「な‥なんということですの!!」
シャル「一体僕たちどうなっちゃうの!?」
三年生「ねえ、みんなちょっと聞いてくれないかな」
鈴「はぁ!? 何よ!?」
三年生「貴女たち──そんなに隕石が大事なの? 隕石のフタが開いたからってそれが何!? そんな事よりもっと大切な事があるのを貴女たち忘れてない?」
ラウラ「もっと大切な事って何だ‥‥?」
三年生「私の名前よ。たしかに戦術上、隕石とおぼしき謎の物体の飛来は重大な事かもしれない──でも、もっと身近な友人の名前を覚えてあげるという方が先決なんじゃないかな?」
千冬「おい、ヤツは重力ブレーキを──」
一夏「先輩の言う事も一理ある‥‥けれど、それには『隕石』と『先輩の名前』のどちらが重要なのかをみんなで話し合わなきゃならない‥‥」
箒「けれど先輩の名前なんて知らなくとも私たちは普通に生きていけるぞ」
一夏「箒、それは言いすぎだろ──でももっともな意見でもあるな」
三年生「なら言うけれど、あの隕石について何を語ろうっていうの!? せいぜい『スゴーイ』とか『大変だ』とか騒ぐ程度でしょうが!! それとも天文学の知識が貴女たちにあるって言うの!?」
千冬「エ、エネルギー状の杭を──」
箒「う〜〜ん、それを言われるとツライですね‥‥」
三年生「でしょ!? だったら私の名前を覚える方が有意義だと思うんだけど──」
箒「仕方ないですね‥‥では、先輩の名前を聞いてあげますよ」
千冬「‥‥外淵宇宙──」
三年生「すみません!! ホントすぐに終わりますから」
千冬「‥‥うん」 グスッグスッ
山田(泣きじゃくってる織斑せんせ可愛い‥‥) ゾクゾクッ
三年生「じゃあすぐ終わるから聞いて。私の名前は‥‥」
シャル「大変だ!!」
三年生「今度は何なのよ!?」
407 :
◆IM4j5.DbdY
[sage saga]:2018/02/12(月) 14:57:23.76 ID:1k9rIHZb0
シャル「宇宙人が顔を出してるよ──っ!!」
絶対天敵(格闘)「グルルル‥‥‥」 シュコー... シュコー... シュコー...
鈴「ギャ───ッ!! 虫っ! 虫はダメなのよ──っ!!」
シャル「ど‥どうしたらいいの!?」
絶対天敵(支援)『ユックリ降リテ下サイ‥‥‥』 ブラ...ブラ...
絶対天敵(格闘)『足下気ヲツケロヨ‥‥‥』 ブラ...ブラ...
箒「しかも縄バシゴで降りてきているぞ!?」
ラウラ「なんということだ‥‥」
セシリア「宇宙人がなわバシゴを使いますの?」
絶対天敵(格闘)『ハジメマシテ、ミナサン──私タチハ絶対天敵<イマージュ・オリジス>デス。コレカラ自己紹介シマス』
全員「な!?」
鈴「ふざけんじゃないわよ、虫なんかの自己紹介なんて聞く耳持たないわ!」 ダダッ
メカ無『き‥気持ち悪い──!!』 ダダッ
絶対天敵(支援)『ミンナ、イナクナッテシマイマシタ』
絶対天敵(格闘)『ウ〜〜ン、困ッタナ』
三年生「待って‥‥」
絶対天敵(支援)『ウン? アナタハ?』
408 :
◆IM4j5.DbdY
[sage saga]:2018/02/12(月) 14:58:18.71 ID:1k9rIHZb0
三年生「アタシはいろいろな事情で自己紹介するタイミングを失ってしまった哀れな女よ──。もうこうなったら宇宙人でも絶対天敵でも構わないからアタシの名前を覚えて!!」
箒「な、先輩!?」
絶対天敵(支援)『‥‥ワカリマシタ。ドウゾ思ウ存分、我々ニ自己紹介シテ下サイ──』
三年生「ありがとう──。やっぱり宇宙人は話がわかるわ──地球人はダメね‥‥」
一夏(先輩‥‥)
三年生「じゃ、言うわよ絶対天敵!! アタシの名前は‥」
絶対天敵(支援)『隊長、時間デス』
絶対天敵(格闘)『ム‥モウ帰還ノ時間カ』
三年生「え〜〜!!」
シャル「ああっ、アレを見て!!」
ラウラ「アレは──」
鈴「宇宙船!?」
フィィィィィ.....
絶対天敵(支援)『迎エガ来マシタ』
ビ────..
三年生「ア・・アタシの名前は‥‥」
絶対天敵(支援)『サヨウナラ』
フワフワ
鈴「帰ってくわよ」
ラウラ「アイツら、何しに来たんだ?」
409 :
◆IM4j5.DbdY
[sage saga]:2018/02/12(月) 14:59:54.90 ID:1k9rIHZb0
三年生「…………宇宙人にさえシカトされた‥‥」 ガクッ
一夏「ちょっといいですか?」
三年生「‥‥何よ」
一夏「今の宇宙人とのやりとりを見ていて反省しました‥‥。地球人として恥ずかしい──すみませんでした‥‥。先輩の名前をぜひ俺たちに聞かせてください!!」
三年生「‥‥織斑くん」
箒「私にも聞かせてください」
セシリア「ワタクシにもお願いしますわ」
鈴「アタシにも!」
シャル「僕にも!!」
ラウラ「‥‥フン」
ゴレ美「‥‥」 プシューッ
メカ無『私にも』
メ簪『メカラッタ』
絶対天敵(格闘)『君ノ名ハ』
三年生「みんな──」
全員「…………」
絶対天敵(格闘)『エ!?』
一夏「う、宇宙人!?」
鈴「何でまだ居んのよ!?」
シャル「ああっ、みんな! アレを見て!!」
ヒューストン「」
ラウラ「宇宙人が間違えてヒューストンを連れていったぞ!!」
セシリア「ヒューストンさん、カムバァァァァックですわ!!」
絶対天敵(格闘)『ワ、ワタシハドウヤッテ帰レバ‥‥』
三年生「‥‥当分アタシの名前、聞いてもらえないわね‥‥」
410 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/10/01(木) 00:17:44.85 ID:D06DpixA0
?
411 :
以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします
[sage]:2020/10/01(木) 07:40:38.61 ID:RSDkmbpI0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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