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魁! IS学園
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/04(水) 19:07:13.35 ID:GQKvgmrB0
一夏(前略、千冬姉。晴れて私は、IS学園へ入学できました。一日も早く学校に慣れて、健やかな学園生活を送りたいと思います。…………ですが……)
山田「それでは皆さん、一年間よろしくお願いしますね」
女子「……………」
一夏(クラスに男が俺一人で、いささかとまどっています…)
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1483524433
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/04(水) 19:08:02.16 ID:GQKvgmrB0
一夏(これは……想像以上にきつい……。緊張して有機ELD式勉強机のタッチペンを持つ手も震える……)
カコン
一夏(あ!! タッチペンを落としてしまった!)
のほほん「……」 スッ
一夏「え‥‥……、あ‥ありがとう‥」
のほほん「……」 ニパァ
一夏(なんだ‥‥中には親切な子もいるんだな――)
のほほん「」 バキン
一夏「な!?」
のほほん「」 ボリボリボリゴックン
一夏「…………」
のほほん「」 アーン...
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/04(水) 19:09:17.21 ID:GQKvgmrB0
一夏(た‥タッチペンを食った――。スティー○ン・セ○ールだってそんなことはしないだろ。とにかく普通じゃない…)
一夏(…………) ガラガラ
のほほん「………………」
一夏(…………)
のほほん「!」 ガボ
一夏「く‥‥食った‥‥!!」
のほほん「ごふ…」
一夏(いったい、この学園はなんだ? 本当にただの高校なのか? ‥‥っていうかコレは、女子高のノリってやつとかそういう問題ではない気もするけど‥‥)
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/04(水) 19:09:22.44 ID:9Qjc8itL0
期待
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/04(水) 19:13:39.90 ID:GQKvgmrB0
一夏(なぜこんなトコにきてしまったのか‥‥。思えば2年前、中2の頃‥‥。俺は女尊男卑の風潮に巻き込まれ虐げられる毎日だった‥‥)
女子A「ちょっと織斑くん、お金貸してよー」
一夏「え、でも……」
女子B「いいじゃん、織斑くんのお姉さんブリュンヒルデじゃん。マージン相当貰ってるんでしょ?」
一夏「う……」
鈴「ちょっとアンタ! そんなブサイク女共に金なんか出すコトないわよ!」
女子A「は? 誰アンタ」
女子B「誰がブサイクよ貧乳女!」
鈴「金欲しいんならエンコーでもすればいいじゃない!」
一夏(それが凰鈴音との出会いだった――)
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/04(水) 19:15:02.43 ID:GQKvgmrB0
鈴「いたた‥‥、やっぱあの鬼ババアの生徒指導キッツイわ‥‥」
一夏「友達でもないのになぜこんなコトを……。俺が金さえ出せばそれですむ話なんがから‥‥」
パシッ
一夏「う!!」
鈴「その金は家族の金でしょ! アンタがかせいだワケでもないのに偉そうなこと言ってんじゃないわよ!」
一夏「‥‥ありがとう、俺が‥‥間違ってたよ‥‥」
一夏(鈴は女尊男卑に負けない勇気をくれた)
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/04(水) 19:15:42.77 ID:oRV2Ytf/0
引き算ができれば入学できるIS学園
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/04(水) 19:15:43.79 ID:GQKvgmrB0
一夏(時は流れ、受験の季節――)
一夏「何!? お前帰国するのか!?」
鈴「うん‥‥。父さんと母さんが離婚しちゃってさ」
一夏「だから親権を取った母親と中国に帰るって――だけどお前は『料理が上達したら、毎日あたしの酢豚を食べてくれる?』って言ってたじゃないか!!」
鈴「結局、女尊男卑には勝てないのよ。第一アタシの居場所なんてこの国のどこにも――」
一夏「IS学園へ行け! あそこならISに乗れたら日本に残れる」
鈴「ふざけないでよ! アンタの居ない学校になんて行ったってアンタとの距離は縮まらないじゃない!」
パシィ
鈴「う!! な、なにすんのよこの馬鹿!」
一夏「このあいだのおかえしさ。大切なのは距離なんかじゃない。互いを忘れなきゃどんな場所でも離れ離れになるわけじゃない」
鈴「一夏……う……ぐすっ」
一夏「鈴……」
鈴「うわぁぁぁぁ、一夏ぁぁぁぁぁぁ!」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/04(水) 19:16:49.81 ID:GQKvgmrB0
一夏(この出来事が彼女をこの学園に行かせたのだ‥‥。‥‥俺は自分の行動を後悔していない‥‥。‥‥‥‥ただひとつの誤算は‥‥)
一夏(俺まで受かってしまったことだ‥‥)
一夏「藍越学園とIS学園って、似てるよな?」
鈴「一夏、今日のお昼ラーメンにしない?」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/04(水) 19:17:37.34 ID:GQKvgmrB0
今日のテーマ 『私の適正高かった!!』自慢話大会
櫛灘「アタシはJCん時から高かったな〜〜〜」
谷本「へぇ〜〜」
九段下「とにかく手のつけようがねーって言われて‥‥『閃紅の魔女』って呼ばれてた」
谷本「それって、九段下さんが伝説の『魔女』なの!?」
九段下「おう‥‥」
櫛灘「アタシも名の通った高適正者だったよ! アタシは一度怒ると相手を致命領域対応にするまで止まんなくて……ついた通り名は『七月のサマーデビル』なんだ」
谷本「『七月のサマーデビル』‥‥!」
九段下「‥‥あんまりカッコよくねえな‥‥」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2017/01/04(水) 19:18:49.15 ID:GQKvgmrB0
のほほん「私は高かったけど――、一度も試合したことないよー」
九段下「え、何だソレ?」
のほほん「私見た目がユルいから相手が勝手に嘗めて試合しかけてこないんだー。それで付いたアダ名が『不戦勝ののほほん』」
九段下「‥‥で実際試合は強ぇの?」
のほほん「ううん‥‥だから一度もしたことないから、わかんないんだー」
谷本「すごいのかすごくないのか、よくわかんないね‥‥」
セシリア「はっきり言って極東の島国というのは、こうまで未開の地だとわかってガッカリですわ」
4人「む‥‥」
セシリア「このわたくし、セシリア・オルコットはイギリスの代表候補生……つまり、現時点で専用機を持っていますのよ。本来ならわたくしのような選ばれた人間とは、クラスを同じくすることだけでも奇跡……幸運なのよ。何せわたくし、入試で唯一教官を倒したエリート中のエリートですから」
九段下「‥‥で、アダ名は何だったんだ?」
セシリア「え!? アダ名………………………………アダ名は‥‥………………」
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