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【安価】 緑谷「いともたやすく行われる」 俺「えげつない行為」
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38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/20(日) 00:15:40.97 ID:BXTbqJ660
>>37
検索してもsageとageしか出てこなかったので助かります。 これから活用していきます。
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/20(日) 12:23:56.81 ID:BXTbqJ660
エコーズでできることを考えてみるが、やはりいい案は浮かばない。
ともかく「敵」を見てからでないと。
『ハイ、スタートー!』
ん?
『どうしたあ!? 実戦じゃカウントなんざねえんだよ!! 走れ走れぇ!! 賽は投げられてんぞ!!?』
!! 意味を察した受験者たちが、我先にと走り出す。
・・・・出遅れた。
取り敢えず集団とは離れた方向へ、"いつも通りエコーズを踏みつけ"走りながら、上空から標的を探す。
飛鳥「・・・・・あれか」
ビルの上に固まっているマシンの集団。 20体くらいだろうか?
ハシゴを器用に使い、降りようとしている。
深呼吸をしてから、ビルの屋上に降り立つ。
ロボ「「「ビビッブッ発見」」」
合成された音声をそろえて、円形に俺を取り囲んだ。
正直、なにもこれからのことを考えていない。 どうやって倒せばよいのか。
飛鳥「クソッ! クソオオッ!! 人間なら! 人間なら精神を壊せたのに!! いや、それ以前に肺静脈をほんの少し
つまめば[
ピーーー
]ことだってできるのにっ!!!」
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/20(日) 12:34:00.01 ID:XKBtWKeuo
saga付いとらんやんけ!!
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 12:45:07.61 ID:BXTbqJ660
しまった。 またsaga忘れた。
「「「I know! I know!」」」
不思議な言葉を放ちながら、2mから4mの鉄塊たちが襲い掛かって来た。
取り敢えず、最初に近くに来た、1Pヴィランを拳で破壊する。
材質は硬いが、構造自体は脆く作られているようだ。
とっさに壊したロボの破片を武器代わりにする。
何とかロボたちの合間を縫って、エコーズで宙に飛びあがった。
飛鳥「うおおおおおスタンド攻撃っ!!(物理)」グアッ
上からマシンたちに飛びかかり、破片を振り下ろし一つ一つ破壊してゆく。
開始8分を過ぎた時だった。
ようやく、20体のヴィランを破壊し終わり、地上へ降りたときだ。
ズズズズズ・・・・
何か引きずるような音が聞こえ
ドドドドドドドドドドッ!!!!
凄まじい破壊音が辺りに響き渡った。
-----0ポイントヴィラン------
会場で、避けて通るべき大型ヴィラン。 破壊するメリットは全くない。
2、30mは超えようかという巨大な体躯を誇り、ビルを二つのアームで押し壊してゆく。
まるで人間の背骨のような基幹を背中に搭載し、人間のごとく動き回る。
脚はキャタピラ上で、バランスを崩すことも不可能だ。
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 13:10:15.93 ID:BXTbqJ660
各所についたブースターで、動きを俊敏にしている。
0ヴィラン「ビビ・・・人間・・・殺ス」
メガチーサイサン「殺すって言ったぞ今!!」ニゲロオオ
そうだ。 俺も早く逃げて点数を取らなくては。
エコーズを踏みつけ、逃走しようとしたその時だ。
???「いったぁ・・・」
女の子・・・? だ。 瓦礫に当たって転倒したのか、地面に突っ伏している。
何をしているんだ・・・? 起き上がろうとしない。
よく見ると、手足が震えている。 恐らく、三半規管かどこかにダメージを負ったのだ。
飛鳥「・・・・・・っ!!」ダッ
本当に押しつぶされそうになったので、女の子の手を取り、引っ張る。
『立てる!! 走れる!!』
エコーズで女の子の脳内に暗示をかける。
・・・・・女の子が走り出した。
「ズズ・・・排、除」グウィイイイイ
エコーズ踏みつけ、飛び上がる。 0Pヴィランの注意が、俺に向けられた。
飛鳥「エコーズッ!!」
エコーズは蟲のような形をしたスタンドだ。頭と目が大きく、四本の指があり、脚はローラー状、長い尻尾を持ち嘴がある。
マシンの重要そうな機関に、エコーズを透過させ、さらに触れさせ「詰まらせる」。
圧力は「表面」だけでなんとかなるが、スタンドは通り抜けができる厚さに限界がある。
実際、俺の体はミシミシという嫌な音を立て、崩壊してきている。
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/20(日) 13:11:45.37 ID:XKBtWKeuo
やっぱ0ポイントは自壊になっちゃうのね
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 13:27:59.03 ID:BXTbqJ660
バッキョッ!!
遂に敵の「背骨」が折れた。 後ろ向きに倒れてゆく。
しかし、背骨が折れたのは俺自身もだ。 痺れのような感覚が起こり、妙に窮屈な感覚に襲われる。
不思議と折れた瞬間だけは、痛みがなかった。
墜落、そしてその恐怖も感じないうちに来る激痛。
飛鳥「あ"・・・あ"あ"あっ・・・!!」
意識してもいないのにおかしな声がでる。
飛鳥「エ・・・ゴ・・・ズ・・・・・」
バチン
飛鳥「!!?」
さっき助けた女の子に頬を叩かれた。
浮遊系の個性だろうか地面に激突する瞬間、体が止まった。
???「解、除」ピトッ
女の子が両指を合わせた瞬間、地面に落ちる。
・・・・・助けてくれたのだろうか。
飛鳥「あ・・・う・・・ぐ・・・」
お礼を言いたいが、声が出ないし体も動かせない。
・・・・目の前に何か滴ってきた。
独特の匂い。 ・・・・・吐瀉物だ。
プレゼント・マイク『終・了〜〜!!!!』
放送が響き渡る。 結局大した20体+1倒すだけで終わってしまった。
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/20(日) 13:34:56.81 ID:XKBtWKeuo
エコーズを踏みつけたり持ったりしてエアウォークする発想は正直なかったわ
まんべんなく使うって本当にまんべんなく使うのな
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 15:08:14.21 ID:BXTbqJ660
結局大したってなんだよ結局大したって・・・
???「はいお疲れ様〜」ザ・・・
老婆・・・? だろうか。 ダブダブの白衣を引きずりながら、小さな女が受験者に食べ物を渡している。
注射器型の櫛と杖をもつ珍妙な格好だ。 現代でそんな恰好が許されるのはヒーローだけだぞBBA。
俺に気づくと、少し駆け足で近寄ってくる。
???「おやまあ。 個性を無理して使いすぎたのかい。 ヒーローになりたいなら、
自身の限界くらい知っておきんさい」チユ〜〜〜
蝶のようなストロー状に変形した口で、頭にキスをされる。
途端、痛みが消え、体が動くようになった。 どっと疲れが押し寄せたが、この人の正体がわかった。
飛鳥「リカバリー・・・ガール・・・・・・」
リカバリーガール「あれまあ。 あたしも有名人だね。 治癒は傷が深すぎると
体力を食い過ぎて逆に死ぬからね。 気を付けなよ。 さ! 他に怪我した子は?」スタスタスタ
妙齢ヒロイン「リカバリーガール」 本名 修繕寺 治代
非情に珍しい、治療系個性を持つ。 雄英に努めてはいるが、全国の病院を回ることも少なくないらしい.
オールマイトも少年時代に、よく彼女のお世話になったらしい。 よくお菓子(特にボンタンアメ)をもらっていたとか。
雄英がこんなに無茶な試験を実践できるのも、屋台骨たる彼女がいるからだとか。
飛鳥「・・・・・・疲れた。 明日に備えて勉強しとくか。」
翌日
〜雄英高校筆記試験会場〜
今日は筆記試験だ。 一応、模試では判定はAだったが、安心はできない。
エコーズの目を通して、バッチリカンニングさせて貰った。
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 15:28:06.83 ID:BXTbqJ660
意外にもこうして見てみると、カンニングをしている生徒は俺のほかにも何人かいた。
恐らく、昨日あまり点数のとれなかった連中だろう。
戦闘に個性が向かない分、そういうことに関しては、割と得意なようだ。
そして、一番驚いたのが担当教官だ。 プレゼント・マイク。
カンニングしている生徒に気付いてはいるが、何も言わない。
流石にエコーズは見えてはいないが、個性使用をしている生徒をチラッと見てニヤニヤしている。
恐らく、「そういう構造」なのだろう。
雄英高校は、一心に力のある生徒を集めている。 社会的脅威となりうる人間をなるべく管理しておきたいのだろう。
だとすれば、ここの校長、もしくは理事長は相当な策士だ。 NO1としての社会的立場をよくわきまえている。
〜筆記試験終了後〜
飛鳥「ふあああ・・・終わったあ〜。 心配なのは実技だけだが・・・一週間後が楽しみだな。
『どっち』に転んでも、後悔はないや。」ノビ〜
校門を出て、帰路につこうとしたその時だ。
???「待って!!」
唐突に大きな声で呼び止められた。
飛鳥「?」クルッ
そこにいたのは・・・
【選択安価】 1、2、3から選んでください。
1 助けた女の子
2 受験番号7111番
3 ???「君、カンニングしてたよね」
安価↓
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/20(日) 15:34:08.43 ID:cE01FlKIo
1
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/20(日) 21:28:07.50 ID:BXTbqJ660
すみませんパソコンが不調でありますいきなり接続できなくなりました。
今回はタブレットから投稿させていただきます。
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 22:24:14.49 ID:BXTbqJ660
pc回復!(大歓喜) フルスピードで投下していきます。
???「あっ! あのぉ・・・」
突然呼び止められ、校門前で振り向く。
???「あの! 昨日助けてくれた人ですよね!」
飛鳥「・・・・・・?」ダレ
???「っと〜〜〜0Pヴィランのときの〜〜〜」
飛鳥「あ・・・! ああ! あの時の人ね!」キョド
???「麗日 お茶子です! 爆豪 勝己君だよね!!」
飛鳥「えっ」
麗日「え?」
飛鳥「や・・・あの、俺は緑谷 飛鳥だすはい・・・」
緊張で挙動がおかしくなる。
麗日「そっか! ごめん、受験番号一つ間違えとったみたい!」
飛鳥「そ、そうですか・・・要件は・・・?」
麗日「うん。 大したことじゃないんだけど、どうしてもお礼いっときたくて!」
飛鳥「そ、そんな・・・それならこっちだってそうだよ」
麗日「ハハハ。 ありがとう! それだけ!! お互い、合格できるといいね!」ツッテケテー
飛鳥「・・・・・なるほど・・・これがリア充か(※違う)」キリッ
???「・・・・・・」ジィー
飛鳥「ただいまぁ〜」
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 22:48:29.25 ID:BXTbqJ660
引子「! お帰り! どうだった!?」オドオド
飛鳥「ん・・・・・まーできたと思うよ。 問題も模試よりちょっと難しいくらいだったし」カンニングシタトハイワナイ
引子「そっか・・・・・・」
飛鳥「結果を待つまでの時間が一番嫌だな・・・・・ちょっと気分転換してくる」ガチャッ
引子「! そうね! いってらっしゃい! 6時には夕ご飯出来るからね」
〜海浜公園〜
飛鳥「あいも変わらず汚いところだな・・・・・」
適当に近所をうろつく。
このあたりの沿岸は海流的に漂流物が多く、さらにそれにつけ込んだ不法投棄もまかり通っている。
地元の人間はあまり寄り付かない。
ヒーロー・・・か。
筋トレにもなる。 やるか。
飛鳥「エコーズ! 砂に埋もれた小さい廃棄物や医療廃棄物なんかも頼むよ」
ボランティア活動なんてガラではないが、何もしていないと大きくなる不安な気持ちを抑えるのと、
ヒーローになれるかもしれない、なんて妄想で、少し社会奉仕がしてみたくなったのだ。
その日は夕食の時間になるまで、黙々と作業を続けた。
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 23:00:55.98 ID:BXTbqJ660
〜一週間後〜
引子「飛あすあすか飛鳥!!」
「来た!! 来てた!! 来てたよ!!」
ついに来た。 待ちに待った入試の結果発表だ。
「母」は部屋の外でソワソワしている。
意を決して、合否通知の封を切った。
中に入っていたのは・・・妙な機械と一枚の書類。
取り敢えず手紙を読もうと、機械を机に置く。
ブン
『んっんん"〜〜』
『私が投影された!!!』
機械から空間に映像が浮かび上がる。 ホログラフ画面だ。
ドアップで見覚えのある男が映し出される。
『一年ぶり・・・かな!! 志望動機に私との出会いがきっかけと書かれていて驚いたよ!!』ゲホッ
『私がこの町に来たのはね、観光なんかじゃないんだ。 他でもない、雄英に勤めることになったからなんだ』
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 23:11:10.36 ID:BXTbqJ660
『さあて、一人、孤独に戦っていた君に朗報だ!! 結果から言おう。 合格だ!!
採点基準は、書類に書いてある通り!! 指定された日時に、クラス発表、及び入学式だ!!
もう少し詳しく話しておきたいところなのだが、生憎後がつかえていてね!! 最後に一言!
・・・・・緑谷少年!! ここが君のヒーローアカデミアだ! 待っているぞ!!』
そこで映像は終わった。
声が出ない。 感動。生まれて初めての感覚かもしれない。
外で耳を澄ませていた「母」が泣いている。
飛鳥「俺が・・・ヒーローに・・・・・・」
その日は遅くまで、家中に笑い声が響き渡っていた。
【選択安価】 ヒーロー科には2クラスあります。 A組かB組を選んでください。↓
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/20(日) 23:12:41.03 ID:p3turfXM0
A組
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/20(日) 23:19:25.61 ID:XKBtWKeuo
まあA組だよな
Bってまだ分かってないの沢山いるし
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 23:34:33.30 ID:BXTbqJ660
この安価の早さ・・・・これほど作者にとってうれしいことがあるだろうか(いやない)
春−−−−それは高校生活の始まり!
「飛鳥! ティッシュ持った!? 」
「うん」
「ハンカチも!? ハンカチは!? ケチーフ!」
「ここにある」
飛鳥「それじゃあ・・・」
引子「飛鳥!」
飛鳥「なに!!」
引子「超かっこいいよ」
「母」は涙を浮かべながら、送り出してくれた。
飛鳥「・・・・・・・・・! 行ってきます!」
家から一時間ほどかけて、教室前にたどり着く。
バリアフリーなのだろうか。 教室のドアはゆうに6mを超す高さだ。
期待に胸を弾ませながら、ドアを開ける。
「机に足をかけるな! 雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか!?」
「思わねーよてめーどこ中だよ端役が!」
爆豪・・・と誰だろう。 同じ試験会場にいた気がする。
【選択安価】主に仲良くなる人物を、二人決めて下さい。
青山 蛙水 芦戸 飯田 麗日 尾白 上鳴 切島 口田 佐藤 障子 耳郎 瀬呂 常闇 轟 葉隠 爆轟 峰田 八百万
帰り道、食堂等、触れ合う機会が多くなります。
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 23:36:23.70 ID:BXTbqJ660
B組だと、現在台詞のある人とのみ仲良くなれますね。 全員の名前と個性は知っているのに・・・・・。
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 23:40:55.74 ID:BXTbqJ660
因みに、この前の安価の ???「君、カンニングしてたよね」は 柳 レイ子さんでした。
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/20(日) 23:42:52.42 ID:cE01FlKIo
あしどちゃんとこうだくんで
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/20(日) 23:46:47.30 ID:XKBtWKeuo
イベントが増えそうな轟と葉隠かな
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/20(日) 23:49:04.42 ID:BXTbqJ660
【安価】承りました。 次の更新は火曜日の16時以降です。
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 17:16:20.43 ID:ViehpLOg0
安価↓付け忘れてましたすみません。
飛鳥「・・・・っと〜。 俺の席は・・・・・」ドンッ
自分の席を探す。
教室の真ん中あたりまで来たとき、誰かに当たってしまった。
飛鳥「うわ、ごめん」
???「・・・・・・」コクコク
飛鳥「・・・・・・っ!!」ビクッ
俺がぶつかった相手は、10人に一人の割合で見る
異形系の個性もちだった。
異形系とは文字通り、おおよそ人の形から外れた個性もちのことである。
超常黎明期、とくに化け物扱いされた人たちだ。
異形系以外にも発動系、変形系と様々なタイプがいるが、
異形系は人並み離れた身体能力を持つことが多い。
現在有名な者では、ナンバー11ヒーロー:ギャングオルカなどが挙げられる。
彼は異形系でも最上種の動物型異形系個性だ。
因みに、異形系は性質遺伝ではなく形質遺伝なので子に引き継がれやすく、
異形の体を持ちながら発動系、変形系個性を持ち合わせる複合型などもいる。
俺がぶつかった相手は目視で190近くあるような男だった。
頭や手が岩のようにゴツゴツしており、額は上向きに磨製石器のようにとがっている。、後頭部から見れば将棋の駒だ。
鼻は確認できず、唇もない。 後頭下部に一列に付箋のようなビラビラしたものがついている。
切断した後が見える・・・・・・・髪だろうか。
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 18:02:41.06 ID:ViehpLOg0
背中に翼が生えている、くらいならばなんとかなるが、
こうも完全に人外だとやはり身構えてしまう。 ・・・・・なれないのだ。
飛鳥「いやあ・・・・・ハハハ。 ホントにごめん。 ・・・・・緑谷飛鳥だよ。 よろしく」
???「・・・・・・(口田)」コクコクブンブン
飛鳥「・・・・・?」コーダ?
話すのが苦手なのだろうか。
取り敢えず席に着く。
???「そうそう! それでね、なんとか・・・・」
俺の席とは離れたところに、教室に入った時からうるさく話している女子がいる。
『芦戸 三奈』あしどみな
ピンク色の髪に薄紫の肌が特徴的。 強膜(一般人の眼球の白い部分)が黒く、瞳は爬虫類のように
縦に楕円、虹彩(強膜中の、瞳を覆う色のある部分)は黄色だ。
額に二本、先端のねじ曲がった細い角がある。 身長は160前後。 体型はグラマラスだ。
その特徴的な肌で、教室に入った時(悪い意味で)目を引かれた。 明るく、活発そうな娘だ。
どうやら、クラスの人間を見渡してみても誰もが一癖二癖ありそうだ。
しかし俺が今、気になっているのは、エコーズで事前に職員室の極秘書類から調べておいた、ある教師のことだ。
今年の1年A組を担当すると記載してあった。 とある部分を除けば目立たない一般的なプロヒーローの教師だ。
しかし、そのとある部分が問題なのだ。 去年の例の教師が受け持った生徒の、ネットでの話が気になったのだ。
---------------------- 一クラス丸ごとが、理不尽に退学指導を受けた。
あり得ない話だとは思ったが、教師名簿を盗み見て、それが真実なのだとわかった。
ヒーロー:イレイザーヘッド 通算除籍指導回数154回
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/22(火) 18:19:04.85 ID:lCgARCsVo
来た
ってか人に見えないからって極秘書類覗くって意外と大胆だな
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 18:43:48.19 ID:ViehpLOg0
ガラッ・・・・・
麗日「おお・・・ここかあ」
飛鳥「あ」
新たに教室に入ってきたのは、あの時助けた女の子だった。
確か『麗日 お茶子』って名前だっけ・・・。 合格していたのか。
こちらには気付かず、自分の席を見つけるとそこへ向かった。
爆豪「ハッハハハ・・・・・・てめエがくそエリート様ならなぁんで入試があの程度なんだあ・・・?
金だけ積んで何とか入ったってところだろ」
飯田「何を言うか!! ぼ、俺は正規の手続きを踏み、さらに・・・・・・」
???「高めあう場を履き違えるな」
「ここは・・・ヒーロー科だぞ」ヂュッ!!
咥えた携帯食料を一瞬で飲み込み、廊下で寝袋にくるまっていた男が立ち上がった。
だらしなく髪を伸ばし、ひげ面で目のどんよりした、まるで引きこもりの大学生のような出で立ちだ。
180cm以上・・・・・30歳前後くらいだろうか。
???「ハイ、静かになるまで8秒かかりました。 時間は有限。 君たちは合理性に欠くね」
爆豪「あ"?」
???「担任の相澤 消太だ。 よろしくね」
担任・・・! と、いうことはつまり・・・・・・。
飛鳥「イレイザー・・・・・・ヘッド・・・」ボソッ
全員が沈黙していると、その相澤先生は寝袋に手を突っ込み、何やらゴソゴソと取り出した。
イレイザーヘッド「早速だが、コレ着てグラウンドに出ろ」
取り出されたものは、体操服だった。 更衣室で着替え、広大な運動場に赴く。
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/22(火) 18:52:06.69 ID:lCgARCsVo
各種目をどうクリアしてくのか気になるな
エコーズを自分に使うってのも
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 19:07:43.76 ID:ViehpLOg0
矛盾ないように原作読み直しながら投下してるとえげつないほど時間喰う・・・・・フルスピードで投下してきます。
告げられた事柄は・・・・・
飛鳥「個性把握・・・テストォ!?」
思わず質問の声が上がる。
麗日「入学式は!? ガイダンスは!?」
イレイザーヘッド「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ」シレッ
麗日「・・・・・・?」
イレイザーヘッド「雄英は"自由な"校風が売り文句。 そしてそれは"先生側"もまた然り」
全員「・・・・・・・・・?」
イレイザーヘッド「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、50m走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈・・・
中学の頃からやってるだろ? "個性"禁止の体力テスト」
ますますわからない。
イレイザーヘッド「国は未だ画一的な記録を取って、平均を作り続けてる。 合理的じゃない。
・・・まあ、文部省の怠慢だよ」
「・・・・・・・爆豪。 中学の時のソフトボール投げ、何mだった」
爆轟「・・・? 67m」
イレイザーヘッド「じゃあ"個性"を使ってやってみろ。 円から出なきゃ何してもいい。 早よ」
「・・・・・・思いっきりな」
爆豪が配置についた。 少し楽しそうだ。
爆豪「んじゃまあ」ググ・・・
爆豪(球威に、 爆風をのせるーーー!!)グアッ
爆豪「死ねえ!!!」FABOOOM
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 19:45:21.28 ID:ViehpLOg0
ここで一旦区切ります。 最速でご飯作って食べてくるからしばしお待ちを。
???「なんだこれ!! すげー面白そう!」
705mッテマジカヨ "コセイ"オモイッキリツカエルンダ!! サスガヒーローカ!!
8種目・・・・・か。
イレイザーヘッド「・・・・・・・・・。 面白そう・・・か」
「ヒーローになる為の三年間。 そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?」ゴオ
全員「!?」
相澤先生の雰囲気が変わった。
イレイザーヘッド「よし。 トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し、【除籍処分】としよう」
全員「はあああ!?」
面白そう、から『脅し』を使った。 恐らく生徒に本気で取り組ませるための
冗談か何かだと思えるが、俺は既にこいつのことを知っている。 相澤先生は恐らく本気だろう。
イレイザーヘッド「生徒の如何は俺たちの"自由"。 ようこそこれが-------」
雄英高校 ヒーロー科だ
第一種目:50m走
ドッ
計測ロボ「3秒04!」
先程、爆豪と言い合っていた男がコースを駆け抜ける。
飯田 天哉 "個性"「エンジン」 逞しい太ももの裏に6つずつ排気塔がついており、
100%オレンジジュースを飲むことによって、それが燃料となり、排気塔からの
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 20:57:21.88 ID:ViehpLOg0
噴出された空気と、足に送られるエネルギーで爆発的な脚力を生む。
教師陣の書類とともにあった生徒の名簿。 一応ヒーロー科の生徒の名前と個性は把握しているつもりだ。
飛鳥「麗日さん・・・」
尾を有した生徒と、服を軽くした麗日さんが走る。
二人ともそこまで速くはない。
尾を持った生徒は『尾白 猿夫』。 "個性"「尻尾」 強靭な尻尾が生えている。
それだけだが、裏を返せば彼はそれだけでも十分通用するほどの肉体、技術を持つということだ。
因みに俺はオールマイトに出会ってから体を鍛え始め、体重は70kgを超えている。
しかし武術は全く持って経験がない。 相手の急所を突く技だけを覚え、後は実戦だけ。
要するにただの喧嘩術だ。 エコーズ抜きでは、そこらのチンピラAといったところだ。
『麗日 お茶子』 個性 「ゼログラビティ」五指で触れたものにかかっている引力を無効化する。
ソフトボール投げは彼女の独壇場だろうか。 立ち幅跳びもそうなのだろう。
???「フフ・・・皆、工夫が足りないよ」クルッ
50m走を後ろ向きに走りたいのだろうか。
クラウチングせず、ゴールに背を向けて突っ立っている奴がいる。
計測ロボ「START!」
THOOOM
スタートの瞬間飛び上がり、腹からレーザーを放ち、それを推進力に背中から押し跳ぶ。
『青山 優雅』 "個性"「ネビルレーザー」。へそからレーザーが出る。
非常に強力だが、本人曰く、1秒以上の射出は腹を壊すらしい。
・・・・・・次は俺と爆豪か。
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 21:06:08.16 ID:ViehpLOg0
【コンマ安価】 コンマ下二桁偶数で成績上位陣からのスタート(体力テスト成績上位陣とのイベントが増えます。)
奇数で成績下位陣からのスタート(体力テスト成績下位陣とのイベントが増えます。)
この効果は1学期期末考査まで続きます。
それでは安価↓
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/22(火) 21:14:08.59 ID:lCgARCsVo
ほいっ
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/22(火) 21:22:13.28 ID:lCgARCsVo
あちゃ
まあ成長が楽しめるけど、これだと最下位がなにかアクションしないと退学させられないかな
マジにやるつもりだったし
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 21:38:54.95 ID:ViehpLOg0
結果としては、どれもうまくいかなかった。
唯一できたのは、立ち幅跳びだけだ。
エコーズを踏みつけ踏みつけ、2キロほど距離を稼いだくらいだ。
あまりにも地味すぎて、爆豪は笑っていた。
"無個性"だと思っていた俺のがどんな"個性"を隠し持っていたかと思えば、ただの「エアウォーク」だとわかったからだ。
この試験は相対評価だ。 1から20の点数が一種目ごとにそれぞれ割り当てられる。 つまり、最低でも2種目以上で人より
高い点数をとらねばならない。
イレイザーヘッド「んじゃ、パパッと結果発表」
相澤先生が画面を出す。
『葉隠 透』はがくれ とおる 「透明化」という"個性"で身体能力も俺に劣る。彼女が最下位だろうと思っていた
・・・が、全裸になっていろいろと計測を誤魔化していた。
18位葉隠 透
19位峰田 実
20位緑谷 飛鳥
心臓が跳ね上がった。
やばい。やばいやばいやばい。
皆が哀れむような視線を向けてくる。 それでいて、ほっとしたような顔だ。
爆豪にいたっては、大口開けて笑い転げている。 当然だと言わんばかりだ。
イレイザーヘッド「出たか・・・・・・それじゃあ、予定通り緑谷、お前は退学だ。
書類と荷物をまとめて来い。 今、家にいるなら保護者に連絡もしておこう。」
・・・・・足元がふらついてくる。 胸の奥が痛くなってくる。
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 22:08:15.53 ID:ViehpLOg0
イレイザーヘッド「悪いが俺は、見込みゼロと判断した者をいつまでも居座らせるわけにはいかない。
普通科にも編入したい奴は多くいる。 入試でもパッとしなかったろ。 お前」
飛鳥「・・・・・・・・・」ガタガタ
麗日「緑谷君・・・・・・・・・出てっちゃう、のかな」
蛙水「残念だけど、仕方ないわ。 結果というのはシビアなものよ。
それに、もし、彼がこのままヒーローになったとして、
続けていけるのかしら。 空中を歩くことが出来るだけ、
というのならば、ヴィランも倒せない上に人を救うこともできないのよ」
飯田「・・・・・・・そうだな・・・・・・これも試験だ。 仕方がない。 やはり、入試のギミックは誤作動で
壊れたのか」
轟「・・・・・・最初からわかってたことだろ。 実力が無きゃあ、この先食っていけねえ」
上鳴「ま、まぁよ! ここじゃなくてもヒーロー科はたくさんあるし、別にヒーローじゃなくても
その個性なら就職先いっぱいあるし・・・・・・あんま落ち込むなって!」
常闇「・・・・・・これも、弱者の運命。 甘んじて受け入れろ。 進む先は闇ばかりとは限らない」
八百万「ま、まさか本当に落とすなんて・・・・・自分がこうならないよう、彼をよく見ておかなくてはなりませんわ」ク
青山「うん☆ 短かったけれど、君とはいい時間が過ごせたと思うよ。 でも、君と会うことは二度となさそうだ」
耳郎「はああ。 やなもん見た。 早いとこ教室もどろ」
切島「・・・・・クソッ」ザッ
峰田「まー求められる世界ってのが違うから。 な。 よーしおいらは必ずモテてやるぜ!」
芦戸「私も戻ろー。 これ以上ここ居たくないし」
瀬呂「きょーの昼飯は何だったかなっと・・・」スタスタ
砂藤「オウ。 なら、俺の作った菓子つまんでかね?」
葉隠「いーね! 私にもチョーだい!!」タタタ・・・
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 22:14:42.63 ID:ViehpLOg0
尾白「・・・・・・まあ、その・・・・・行くか」
口田「・・・・・・・・・・」コク
障子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・諦めろ、とは言わない。
待っているぞ」ガシッ
オールマイト |д゚) ・・・・・・・・ウーム
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 22:22:06.88 ID:ViehpLOg0
爆豪「おい、ボッチ」
飛鳥「・・・・・・」
爆豪「大丈夫だ。 お前にはワンチャンダイブがある。 そしたら俺のサイドキックにしてやるよ」ブフォ
飛鳥「・・・・・・」
全員が更衣室に入り、その後教室に戻った。
『元』クラスメイト達が、2階の窓から教室へ向かう途中、廊下の窓からこっちを眺めてくる視線が痛かった。
イレイザーヘッド「おい、いつまでそこにいるつもりだ。 さっさと戻れ。 ここはもう、お前のいていい場所じゃない」
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/22(火) 22:27:33.99 ID:lCgARCsVo
さあどうするんだ?
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 22:54:57.06 ID:ViehpLOg0
飛鳥「ワンチャンダイブ・・・・・? ワンチャン・・・!?」ブツブツ
イレイザーヘッド「おい。 何度も言わすな。 ここに居たって一層惨めに・・・・・」
飛鳥「相澤先・・・・・いや、イレイザーヘッド」
イレイザーヘッド「悪いがそれはお前の両親と話すべきことだ。 お前はとにかく・・・・」
飛鳥「さっき・・・・・見込みゼロの者を除籍にする、と言ったな」
イレイザーヘッド「・・・・・・・それがどうした」
「何か自身の実力を示す、ってんならもうダメだ。 その機会はさっき与えて、お前はチャンスを逃した」
飛鳥「・・・そう。 そう、思うか。 俺としては、あんたのテストははっきり言って、入試と同じだと思ったよ。 『ヒーロー』を
見据えていない。 ・・・・・・不合理だ」
イレイザーヘッド「・・・・・・!!」
飛鳥「あんたは飛行機のパイロットに、『車の運転免許を取れ。 それで飛行機のパイロットにしてやるよ』って言ったんだ」
イレイザーヘッド「・・・・・・だったら、どうしたい」
飛鳥「・・・全て、自己責任だ。 俺の成績は俺の責任だ。 ・・・・・だから教師は、俺がどんな点数とってもいいように、
その教師次第ですべてが決まる・・・・・人に任せた、誰かが決めたテストの模倣ではなく、『あんた』自身が!!
合理的だと思うテストを作るべきだ。 ・・・・・・・・本当に、さっきの体力テスト、『あんた』が合理的だと
納得して決行したテストなのか! いや、そうじゃない! あんたは文部科学省に倣った!!!」
イレイザーヘッド「・・・・・・具体的に何が言いたい。 ・・・・・何を求めてんだ」ギロッ
飛鳥「・・・・・・・・・・・あんた自身に、責任のあるテストを。 ・・・・・・・俺と戦え。 イレイザーヘッド」
イレイザーヘッド「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかった。 合理的にいこう。」
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/22(火) 23:01:30.30 ID:lCgARCsVo
おおおかっけえ
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/22(火) 23:02:14.66 ID:qky9h2Dm0
なるほどな
面白いww
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/22(火) 23:18:59.08 ID:PiBOs20U0
コンマ安価はやめてくれ
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 23:21:42.73 ID:ViehpLOg0
〜運動場β〜
イレイザーヘッド「ルールは2つ。 一つ、この町・・・・・・もとい、運動場より外に出てはいけない。 二つ、相手を気絶させたほうの勝利。
もしお前が勝てれば、お前はゼロではなかった、俺の無能が悪かったってことになる。 お前の除籍は改める。
・・・・・言わなくてもわかってると思うが、負ければ即座に出て行ってもらうぞ。
さらに、学校の教育方針への慰謝料として、500万円支払うことになる。 ・・・・・・俺は全力で行くぞ。 後悔はないな?」
飛鳥「・・・・・戦闘前にごたごたぬかすのがヒーローの仕事じゃないでしょう。 一応互いに100m離れておきましょうか。 お得意の奇襲からどうぞ」
イレイザーヘッド「・・・・・・・・・」ダッ
互いが、離れた位置につく。 ・・・・・・・スタートだ。
「抹消ヒーロー:イレイザーヘッド」 本名『相澤 消太』あいざわ しょうた
"個性"「抹消」!!
複数人、視た者の"個性"を一時的に消す。 発動系、変形系の能力は消せるが、異形系は消せない。
非常に格闘戦に秀でており、身体能力も高い。 基本的な戦闘スタイルは相手の"個性"を消してからの奇襲。
炭素繊維に特殊合金を編み込んだ包帯のような「捕縛武器」を愛用する。 特殊なゴーグルで敵に視線を悟らせない。
能力を消し続けるには、相手を視認した後に目を開き続けなくてはならない。 閉じると"個性"はまた消しなおさなくてはいけない。
相手の情報はこの位か・・・・・・・。 うん。
イレイザーヘッドを納得させるには、ただ勝つだけじゃだめだ。 自分は、他と何が違うのか、伝えなくてはいけない。
エコーズを後頭部に出現させ、できる限り死角をなくす。
建物の影を全神経を集中させて注視する。 恐らく、襲ってくるなら後ろからだろう。
ビュオオッ
来た。 恐らく、「捕縛武器」をワイヤーのように使って立体起動をしている。 場所は・・・・・真後ろ!!
飛鳥「ふっ!」バッ
エコーズを踏みつけ、上空40mほどのところへ移動する。
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 23:42:51.91 ID:ViehpLOg0
イレイザーヘッド「!!!? ・・・・・・・馬鹿なっ・・・・!!」バッ
一瞬、隙ができた。
奇襲がばれたからなのか、"個性"が通用しなかったからなのか。
いずれにせよ、動揺させるには十分だったようだ。
飛鳥「エコーズッ!!」
敵が何もできないはるか上空から、攻撃を仕掛ける。
イレイザーヘッドは何かを察知したのか、その場から飛びのく・・・・・・・が、射程圏内だ。
エコーズを一気に飛ばし、相手の体を握らせる。
肺静脈、頸動脈を握ってもいいが、その場合殺してしまう恐れがある。
『やさしい』攻撃にとどめることにした。
「ドガァッシュッ!!」 「メグウォンッ!!」 「バッツイイインッ!!」
エコーズの特殊能力。
自分の好きな音を、相手の体に刻み付け、半永久的に音を出し続ける。
今回は時間がないので、エコーズで相手を殴った音を利用する。
エコーズの攻撃そのものに、ほとんど攻撃力はないが、
刻んだ音は、相手の脳内に響き渡り尋常ではない頭痛、吐き気、嫌悪感を与え続け、ついにはその精神をも破壊する。
イレイザーヘッド「ううぐっ・・・・あああああ"あ"あ"あ"っ!!!!」ドサッ
しばらく、イレイザーヘッドに隙ができるまで高みの見物といこう。
5分後、ついにイレイザーヘッドが倒れた。
音を止め、近寄って彼自身の捕縛武器で体を縛り上げる。
音を止めた瞬間、生存本能が働いたのか、脳が思考をストップさせ、意識をシャットダウンさせる。
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/22(火) 23:50:24.82 ID:ViehpLOg0
飛鳥「これが・・・・・・俺の"力"だよ。 イレイザー・・・いや、相澤先生」
泥のごとく重くなった彼を、苦労して保健室に運び込んだ。
保健室にはちょうど誰もいなかったが、取り敢えずベッドに寝かせておいた。
・・・・・・俺も疲れた。 教室にある書類取って早く帰ろう。
短いですが、本日はここまで。 次回更新は明日の9時以降です。
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/22(火) 23:50:50.19 ID:lCgARCsVo
流石イレイザーヘッド5分も耐えたか
でも音も像も能力が効かないのも本人にしたら意味不明だろうな
スタンドってこえぇ
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/22(火) 23:58:58.16 ID:qky9h2Dm0
さすがスタンド
これはいい感じに引っ掻き回せそう
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/23(水) 17:18:33.42 ID:VgkVT+qF0
抹消できない個性、エアウォーク、音による攻撃、複数の個性持ちだと思われるな
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/23(水) 17:21:13.78 ID:yIgxHj1oo
それどころか成長して五感操作と重量加算も追加されるからな
しかもact3まで行ったらパワー型になるし
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/23(水) 23:27:53.60 ID:q3I+amqB0
パソコンが復旧しないOTZ 今はタブレットからです。 書き貯めておいたの早く投下したい。
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/24(木) 08:29:58.69 ID:Qk5jg/PP0
まだ?
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 11:58:32.48 ID:PA9F40hA0
act3と麗日さんが戦ったらどうなるのか気になる
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/24(木) 13:05:03.28 ID:WtiRHcrYo
act3は重力加算だけど麗日さんはゼログラビティだし流石に勝てないんじゃないかな
それでもアスファルトがめっちゃ凹んだり人の背中が剥がれ落ちるほどだから麗日さんの三半規管も無事ではないだろうけど
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/24(木) 16:37:42.46 ID:Qk5jg/PP0
お互いの能力を打ち消しあって普通の重さになるのか、どちらかの力が勝つか
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/24(木) 16:39:17.87 ID:0/hlNLML0
〜翌日〜
俺は、昨夜かかって来た電話の指示どうり、私服で予鈴八十分前に
教室に赴く。 当たり前だが誰もいない。 教室に入っていいのは
予鈴六十分前からだ。
ふと、自分の机に何か置いてあることに気付く。
小包だ。 許可はないが期待して開封してみる。
制服・・・・・・と、体操服だろうか。
入っていたのは、昨日まで着ていた衣服と同じサイズの物が
夏用、冬用、とあった。
しかし、思い返してみると、デザインが違うことに気付く。
雄英高校のブレザーには、例えばヒーロー科の一般入学者には襟や袖に
濃緑のラインが、推薦入学者には、紺色のラインが入っている。
基本色は灰色、ボタンは金色だ。
科、学年によって肩のボタン数、ライン数、ライン色など、微妙にデザインが違ってくるのだ。
入っていたブレザーは、基本色が黒、ラインは金色、ボタンは赤色だった。
体操服のジャージは、従来は基本色は紺色、全身に太い白ラインが入っており、腕の部分は
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/24(木) 16:40:36.14 ID:0/hlNLML0
白ラインを囲むように赤いラインが入っている。
シャツは個性に合わせて形を変えられるように許されている、黒いシャツだ。
しかしこのジャージもまた、配色が変わっている。
まず基本色が金色。 全身のラインは太い赤色。よく見ると、光を反射するラメが入っている。
腕のラインは黒色だ。 なんというか、某映画の鋼鉄ヒーローみたいだ。
ブレザーも体操服も、一言でいえば派手。 異常に目立つ。 ・・・何を考えて作ったんだろう。
どちらも、 『緑谷 飛鳥』 と刺?がしてあった。
・・・・・・・今着ろ、ということなのだろうか。
予鈴三十分前、生徒が一人、教室に入ってきた。
八百万「あら、お早いですのね。 確か貴方は・・・。 ・・・・・・・・っ!!? 何故ここに!!?」
芦戸「やったー! 一番乗り〜! って、なんだ二人もいるじゃ〜ん。
八百万さんと・・・・・・あれ!? 緑谷!? 何でいるの!!?」
その後も続々とA組の生徒が入ってきたが、皆同じような反応をしていた。
ザワザワ・・・
イレイザーヘッド「予鈴が鳴ったら席につけ」カァン
ドアを開け、相澤先生が入ってくる。
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/24(木) 16:41:27.06 ID:0/hlNLML0
その瞬間、質問攻めの対象は俺から相澤先生へと移った。
切島「相澤先生!! やっぱりあんた、熱いぜっ!!
教師が生徒を見捨てるわけねーもんな!!」
蛙水「緊張感の演出だったのかしら」
飯田「まさか教師が嘘で生徒を鼓舞するとは・・・!!
これが最高峰っ・・・・・!!」
爆豪「んでボッチがいるんだゴラアッ!! カネか!? ここはカネで・・・・」
イレイザーヘッド「さあな。 そいつの服装でも見てよく考えろ。 ・・・いずれにせよ、今日は午後から
ヒーロー基礎学だ。 その時にでもわかるさ。 ・・・・・・・・嫌でもな」
爆豪「・・・・・・・?」
〜午後〜
午前は必修科目・英語などの普通の授業だ。
昼は大食堂で一流の料理を安価で食べられる。
災害支援で活躍した クックヒーロー:ランチラッシュがチーフだ。
やはり教室以外でも目立つのか、しきりに生徒たちが俺のほうを見てきた。
そして現在、いよいよヒーロー基礎学の時間になる。
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/24(木) 16:42:13.05 ID:WtiRHcrYo
相澤先生からしたら怖いだろうな
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/24(木) 16:42:32.74 ID:0/hlNLML0
オールマイト「わーたーしーがー!!」ズアッ
飛鳥「来っ」
期待して振り向く。
オールマイト「普通にドアから来た!!!」HAHAHAHA
オールマイトダ・・・!! ガフウチガイスギテトリハダガ・・・・・・
シルバーエイジのコスチュームを纏い、教団の前で屈む。
オールマイト「ヒーロー基礎学!」
「ヒーローの素地を作る為、様々な訓練を行う科目だ!!」タンイスウモモットモオオイゾ
そして皆に見せつけるようにして、「BATTLE」と書かれたパネルを取り出す。
オールマイト「早速だが今日はコレ!! 戦闘訓練!!!」
爆豪「戦闘・・・・・・」
飛鳥「訓練・・・!」
オールマイト「そしてそいつに伴って・・・こちら!!!」
オールマイトがリモコンで、教室の壁に向かって電波を出した。
ガゴッゴゴゴゴゴ
全員「!?」
壁から何層かの棚が現れた。
そこにはガラス張りのロッカーに、五段、番号の書いてある1メートル四方の
ケースが入っていた。
オールマイト「入学前に送ってもらった『個性届』と『要望』に
沿ってあつらえた・・・」
戦闘服(コスチューム)!!!
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/24(木) 16:50:42.68 ID:0/hlNLML0
おおお!!!!
全員が歓声を上げる。
飛鳥「・・・・・・・・・」
ない。
俺の18番のケースが、無い。
オールマイト「着替えたら、順次グラウンド・βに集まるんだ!!」
一同「はーい!!!」
全員が更衣室に向かう。 グラウンド・β。
昨日イレイザーヘッドと戦った場所だ。
全員を見送り、一人教室に残っていると、オールマイトが近づいてきた。
オールマイト「・・・・・・昨日の戦い、こっそり観させてもらったよ・・・すごいな、君は。
まさか、本気の相澤君を赤子扱いするだなんてね」
飛鳥「あっ・・・・はい・・・・」
オールマイト「・・・・・正直、戦慄したよ。 何がって、君の強さにじゃあない。
君は確かに強い! ・・・・・・だが、それ以上にその特異性だ。
いや、わかりにくくて済まない! だが、その・・・・・まあ、
あれだ。 つまるところ君の"個性"、普通じゃあないよねっ!?」ビシッ
飛鳥「・・・それは・・・」」
オールマイト「・・・・・今、話したくないのならそれでもいい。 ただし、私は
ヒーローとして、教師として、君と信頼を築きたいと思っている。
・・・・・・平和の象徴として、私は誰であろうと見捨てないつもりだ」
飛鳥「・・・・・・大丈夫ですよオールマイト。 あなたの心配しているようなことにはなりません」
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/24(木) 16:59:38.51 ID:65YzohjTo
じゃないよねっ!?ビシッがものほんっぽくて良い
まさかのワンフォーオール継承クルー?
あと継承してないからUSJ編が大変楽になるな
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/24(木) 17:01:50.04 ID:Qk5jg/PP0
確かオールマイトは個性を譲渡したから弱体化してたんだっけな
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/24(木) 17:11:00.59 ID:0/hlNLML0
オールマイト「・・・そうか。 よし! 取り敢えず君は体操服に着替えてグラウンドへ行ってくれ!
実はまだ、君のコスチュームは製作途中らしくてね。 その分、いいものが出来上がるよ!!
時間を取らせてすまなかったな! それではグラウンドで!!」ビュオッ
少し真面目な顔になってから、風のごとく教室から去って行った。
飛鳥「・・・・・・不器用な・・・人なんだな」
誰もいない教室で呟く。
話の流れで、オールマイトの知りたかったことは大体わかる。
つまるところ、俺がこの超人社会への脅威とならないか不安だったのだろう。
恐らく、オールマイトの意志もあるだろうが、学校側に依頼されたのだろう。
俺がオールマイトに憧れていることを知って、彼に頼んだのか。
オールマイトも学校も、俺の何をそんなに恐れているのだろうか。
イレイザーヘッドを倒せそうな生徒は異形系を中心にして何人かいるし、
正体のわからない個性であっても、鍛え上げて予想外の成長をした生徒だっているだろう。
別段、そこまでおかしいところは無いはずだ。
やはり個性届を出していなかったのが不味かったのか。
考えるのはそこまでにして、取り敢えず更衣室へと向かった。
〜校長室〜
根津「複数の個性を持つ生徒・・・か。 ・・・・・・万全を期すべきなのだろうけれど、
そもそも彼との信頼が崩れれば元も子もないね。 引き続き、様子見をお願いするよ」
オールマイト「・・・・・・もし、『最悪の事態』が起きているのだとしても・・・・・
私は彼を見捨てられるのでしょうか。 ヴィランとして彼をみれるかどうかさえ・・・」
根津「・・・・・・そうならないことを、願うしかないね」
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/24(木) 17:17:18.71 ID:65YzohjTo
なんにしろ主人公は緑谷なわけだしその心配はないだろうけどまあオールフォーワン考えたらな
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 17:18:02.34 ID:uwrfXxtFo
主人公のスタンドをクレイジーダイヤモンドにしとけば
オールマイトの傷治せたのに選択ミスったか
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/24(木) 17:20:40.66 ID:65YzohjTo
>>104
どうだろう、もう摘出して傷も塞がっちゃってるしわからんね
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/24(木) 17:22:49.50 ID:Qk5jg/PP0
ゴールドエクスペリエンスなら部品を作れたけどな
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/24(木) 17:35:23.52 ID:0/hlNLML0
〜十数分後〜
オールマイト「さあ!! 始めようか有精卵共!!」
オールマイト「戦闘訓練のお時間だ!!!」
生徒たちが出入り口前に集合する。
麗日「あ 緑谷くん!? 何それ? 体操・・・服?」
飛鳥「麗日さ・・・うおお・・・!!」
麗日「要望ちゃんと書けばよかったよ・・・」
「パツパツスーツんなった」ハズカシイ・・・
麗日さんのコスチュームは、黒と薄桃色の基調で
大きなヘルメットと、ぴっちりとしたラバースーツで身を包み、何とも言えない
セクシャルな感じに仕上がっていた。
オールマイト「いいじゃないか皆。 カッコイイぜ!!」
飯田「緑谷君は、体操服の色調も違うんだな。 しかしコスチュームはどうした?」
ロボットのような白いスーツを纏った男が話しかけてきた。
飯田だったのか。 さっきからかっこよくてつい見てしまっていたけれど。
飛鳥「ああ、うん。 まだ作りきれてないらしくってね。 一重に、
俺の注文が多かったせいだと思うけど」
飯田「そうか! それは楽しみだな!! ところで先生!
ここは入試の演習場ですが、また市街地演習を行うのでしょうか!?」ガション!
オールマイト「いいや! もう二歩先に踏み込む!
・・・屋内での対人戦闘訓練さ!!」
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/24(木) 17:46:47.75 ID:65YzohjTo
はよ
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/24(木) 17:55:15.13 ID:0/hlNLML0
!!
全員の空気が変わる。
オールマイト「敵退治は主に屋外で見られるが、統計でいえば屋内のほうが
凶悪ヴィラン出現率は高いんだ」
そうなのか。 てっきり多くの人がいる外でテロは起こしやすいと思っていたのに。
オールマイト「監禁・軟禁・裏商売・・・このヒーロー飽和社会」ゲフン
「真に賢しいヴィランは闇にひそむ!!」
オールマイトは一度息を吸ってから、本題に入った。
オールマイト「君等にはこれから『ヴィラン組』と『ヒーロー組』に分かれて
2対2の屋内戦を行ってもらう!!」
全員「!!?」
蛙水「基礎訓練もなしに?」
率直で正確な疑問だ。
オールマイト「その基礎を知るための実践さ!」グッ
それを皮切りに、全員が口々に質問を始めた。
ショウハイノシステムハ・・・ ブットバシテモ・・・ ワカレルトハドノヨウナ・・・ コノマントヤバクナイ?
オールマイトは辛そうだ。 一旦、全員の質問を無視してカンペを取り出す。
そのままルール・状況説明を始めた。
要約すると、状況設定は「敵」がアジトに隠し持つ「核兵器」を「ヒーロー」は処理しようとしている。
ルールは、「ヒーロー」が制限時間内に「敵」を捕まえるか「核兵器」にタッチすればヒーローチームの勝利、
逆に「敵」は制限時間まで「核兵器」を逃がすか、「ヒーロー」を捕まえればよいらしい。
制限時間は知らされておらず、「確保」するには配られた特殊テープを相手に巻き付ければよいらしい。
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/24(木) 18:00:14.74 ID:0/hlNLML0
オールマイト「コンビ及び対戦相手は・・・くじだ!」ス・・・
オールマイトが「Lots」と書かれた、穴あきの箱を差し出す。
飯田「適当なのですか!?」
飛鳥「プロは他事務所のヒーローと急増チームアップすること多いし、そこを鑑みてるんじゃあ・・・」
飯田「そうか・・・! 先を見据えた計らい・・・失礼いたしました!」
オールマイト「いいよ!! 早くやろ!!」
【安価】 緑谷 飛鳥のコンビを決めてください。 安価↓
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/24(木) 18:01:35.00 ID:Qk5jg/PP0
轟
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/24(木) 18:04:02.79 ID:65YzohjTo
一人でやられちゃう…
ヴィランに相性の悪い個性を置くかむしろこちらをヴィランにするか
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/24(木) 18:13:22.68 ID:0/hlNLML0
選ばれた相棒は轟 焦凍
"個性"半冷半燃
右半身で凍らし、左半身で燃やす能力者だ。
範囲も温度も未知数。 ブレザーを見たところ、推薦入学者の青いラインが入っていた。
恐らくこのクラスでも相当上位だろう。
この"個性"は、少なくとも「温度を下げる」、「温度を上げる」、「炎を出す」、「氷を出す」の四つが無ければできない。
冷たい感じの男だ。 自分以外何一つ信頼していないような。 恐らく、目標を見るばかりで目の前のことが見えていないタイプだ。
飛鳥「よろしく。 轟」
轟「ああ・・・よろしく」
返事は最低限だ。
それでいて何か観察されているような視線を感じる。
オールマイト「続いて最初の対戦相手はこいつらだ!!」
【安価】 相手のコンビを選択してください。
安価↓1
安価↓2
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 18:15:10.50 ID:GqO1I4SQ0
爆豪
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/24(木) 18:15:26.45 ID:65YzohjTo
あしど
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/24(木) 18:16:03.10 ID:0/hlNLML0
【選択安価】「ヴィラン組」か「ヒーロー組」かを選択してください。
安価↓
ここで一旦区切ります。
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/24(木) 18:17:31.17 ID:65YzohjTo
ヴィラン
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/24(木) 21:49:25.34 ID:gvaOyCdeo
マダー?
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/25(金) 00:26:27.44 ID:oPSgxvG70
HEROSIDE
芦戸「爆豪かぁーーー」
爆豪「なんだコラ不服か」
芦戸「なんか連携とれなさそー」
爆豪「るっせえ!! てめエは目標探してろ!!」
VILLAINSIDE
飛鳥「取り敢えず、轟にはヒーローの迎撃に当たって欲しいんだ。
特にかっちゃん・・・・・爆豪には気をつけて。 索敵は俺がするから」
轟「いや・・・・・俺もここに居る」
飛鳥「・・・・・も?」
轟「ああ。 お前と二人で迎え撃つってことだ。 出来るだろ?」
・・・・・・効率的に考えて、轟が俺のナビゲートを受けながら迎撃に当たるのが妥当だ。
そして轟はそれをわかっている。
飛鳥「・・・・・・わかったよ。 多分、何もしなくても終わると思うけれど。
一応『核』を氷で囲んどいてくれ」
轟「・・・・・・・」ジー
やっぱり観察目的か。
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/25(金) 00:27:14.13 ID:oPSgxvG70
オールマイト「それでは、ヒーローチーム行動開始!!」
芦戸「よーし! まず『核』を探さないと! 爆豪早く!!」
爆豪「うるせえ・・・・・一人でやってろっつってんだろ。 俺は索敵に行く」
芦戸「えー!? 『核』見つけたほうが絶対有利だって!!」
爆豪「知るかっ!! 俺はボッチをぶちのめしとかなきゃ気が済まねえんだよ!!
クソナードのくせしてこの俺をだましてたんだぞっ!! 徹底的にぶっ潰して証明してやる・・・!!
除籍取り下げは学校の過失でしたってな!!」
VILLAINSIDE
飛鳥「あ。 いた。 2階の東フロアを移動中」
エコーズのスピードでは追い付けない。 せめて一瞬でも止まってくれれば。
轟「・・・・・・ちょっと離れてろ。 向こうは攻城戦のつもりだろうが・・・
俺には関係ない」ス・・・
パキパキ・・・
一瞬。
2秒に満たない速さで、俺と『核』の周り以外を凍らせた。
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/25(金) 00:27:50.97 ID:oPSgxvG70
轟「・・・終わったぞ。 どうする? 確保しに行くか?」
飛鳥「・・・・・・気をつけろ、って言っただろ」
ボウン・・・ボン・・・
ボオッゴオオオンッ!!
ドアが破壊される。
爆豪「いいいたああああっ!!!」ボウンッ
轟「・・・・・思ったよりしぶとかったな」
パッキイイイイイ・・・
ボゴオンッ!!
氷結と爆裂がぶつかり合う。 取り敢えず俺は・・・・・。
飛鳥「丸見えだよ芦戸さん」クルッ
芦戸「ゲッ! 何で〜!? 後ろ向いてたじゃん!!」
芦戸さんが『核』の周りの氷を溶かして、回収しようとしていた。
飛鳥「・・・・・トラップとして色んな場所で音を出してたはずなんだけどな。
さすがにそんな子供だましには引っかからないか」
芦戸「むう・・・・・なら、実力勝負だ!!」シャアアッ
芦戸さんが靴についたスケート(?)のようなものでこちらに向かってくる。
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/25(金) 00:28:28.73 ID:oPSgxvG70
白いハーフマスクを着けたうえに、胸元が大きく開き、紫色の模様がある薄青色のドレスが芦戸さんの
コスチュームだ。 丈の短いコートも羽織っている。
一応、動きやすいように下半身は麗日さんのようにぴっちりと二股に分かれている。
正直、グラマラスな体形とそのドレスで前屈みになってこちらに向かってくるので、
目のやり場に困る。 少し目を逸らして迎撃態勢に入った。(だがしかしエコーズではきっちり凝視している。)
芦戸「いくよ緑くん!! アッシドシャワーッ!!」
いきなり酸を飛ばしてきた。
体操服に多少穴を空けながらも、何とか躱す。
瞬間、芦戸さんが目前に迫っていた。
芦戸「せえいっ!!」ブンッ
顎を拳で狙ってきた。
仕方なしに、エコーズで芦戸さんの心臓を揉む。
芦戸さんの動きが止まる。
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/25(金) 00:29:32.58 ID:oPSgxvG70
芦戸「う・・・・・・っぐっ!? なに・・・・・これ・・・・・
がっあ・・・っは! や・・・だ・・・・・やめ・・・て・・・やめ・・・・・て・・・よ」ガクッ
膝をついた芦戸さんは、目を見開き、胸を片手で抑えた。 もう片方の手で、俺のジャージを握ってくる。
俺は表情を変えず、その様をただ見下ろしていた。
芦戸さんは口から泡を吐きながら、ただひたすらに許しを懇願していた。
口をパクパクさせ、涙を流しながら俺を見上げてくる。
・・・・・・なら早く気絶してくれ。
数秒後、ついに芦戸さんが倒れた。 確保テープを巻き、抱きかかえて部屋の隅に避難させておく。
さて、お次は・・・。
飛鳥「かっちゃ・・・・・・」クルッ
厄介な方を撃破しようと後ろを振り向くと、
そこに争う二人の姿はなかった。 ただ、二人とも目を見開き、
口を開けながら俺の方を凝視していた。
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/25(金) 00:32:23.96 ID:oPSgxvG70
飛鳥「・・・え? なに? どうしたん? もう決着ついたの!?」オドオド
信じられないといった風に、轟が声を出す。
轟「お前・・・・・・お前・・・・・っ!! 今! 何したっ!! 何で殺したっ!!?」
飛鳥「え」
爆豪「おいおいおい・・・・・・認めてほしいからって、殺人までてめエはするのかよ・・・・・・。
・・・・・・・とんだイカれ野郎だったわけだ」
飛鳥「待て」
オールマイト『スト〜〜〜ップッ!!!』
ドッゴオオオオオオッ!!!!
オールマイトが派手に床を突き破って現れた。 そして、俺の前で仁王立つ。
その顔は、笑っていなかった。
そして、いきなり俺の両腕を握った。
オールマイト「轟少年!! 芦戸少女の脈拍確認っ!! 爆豪少年は救急用具を準備っ!!
リカバリーガールと救急の連絡は既にすましてあるっ!!」
轟「他の奴等は!!」
オールマイト「校長先生が別の建物に移して授業を続行する手はずだ!!
・・・・・・さて、緑谷少年。 ・・・・・・・・抵抗はするなよ」
・・・・・・・・・・・あれ?
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/25(金) 00:34:18.18 ID:oPSgxvG70
遅くなってすみません。 今日はここまでです。 戦闘シーンは一気に書き上げたかったので、全て作り終わってから投稿いたしました。
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/25(金) 00:44:36.61 ID:r2a52avwo
十発くらい殴るだけで気絶で済むのにこいつ…
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/25(金) 00:52:52.29 ID:1swKy3wJ0
仮に蘇生しても殺人未遂の現行犯で逮捕だな
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/25(金) 01:05:16.19 ID:r2a52avwo
まあ心臓揉んだだけだし止まってはないだろうけどな
それでもよくて停学喰らうだろうに
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/25(金) 01:30:33.09 ID:1swKy3wJ0
たぶんオールマイトの早とちりだろう
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/25(金) 02:19:41.75 ID:15QNOXjYO
そもそもスタンドか存在してない世界で
周りの人が心臓を掴んで止めたって発想に行き着くのか
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/25(金) 08:22:29.32 ID:1swKy3wJ0
これで停学になってUSJ戦は参加できないとかかな?
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/25(金) 10:56:12.61 ID:H2PxmOUTo
まあまだ継承してないから普通にオールマイト来ててSMAAAASHかそもそも弱体化してないし来ないかだろうしな
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/25(金) 17:38:20.35 ID:oPSgxvG70
〜夜〜
校長室
引子「そ、それで・・・息子の処分は・・・・・」オドオド
根津「ええ、もう大丈夫ですよ! 飛鳥君の言ったとおり、結局芦戸さんは気絶しただけ。
学校側としては、想定内の事故ですから」
オールマイト「校長先生のおっしゃる通りです。 現場監督としましても、今一度再考すると
何も問題はありませんでした。 一重に私のミスです。 お時間をとらせて、誠に申し訳ございません」フカブカ〜
引子「いえいえ! むしろこちらこそこんな大事にしてしまって・・・・・なんと言ったらいいのか」ビクビク
飛鳥「・・・・・・」ショボーン
その日のうちに警察、救急が駆け付け、俺は一旦警察署で事情徴収を受け、
その後、芦戸さんが回復したというので警察同伴で、菓子折りをもって病院へ謝罪しにゆき、
校長室で処分が下されるのを待ち、ようやく法的範囲内の事故だったと認められ、今に至る。
・・・・・・どうしてこうなった。
オールマイト「ただ・・・・・・今回私が授業中断をした上で通報したのは、あまりにもリアルな芦戸少女の苦痛の表情を観てのことでした。
最初は私も現場に居合わせた生徒二人も何らかの『武器』を使用し、体内器官を破壊したものと考えました。」スッ
引子「・・・・・・?」
根津「・・・・・・・」
オールマイト「単刀直入にお聞きします。 飛鳥少年はいったいどのような個性を所持しているのでしょうか。 最初はただ、空中を歩くことのできる
能力だと私は思っていました。 しかし今回、芦戸少女の話によれば、文字通り『心臓を握られた』ようだったとのこと。
さらに昨日の『特例試験』では、少なくとも『感知』、『音響』、そして『"個性"の発動制限無効化』まで見せています。
何か、心当たりがございましたら、どうかご相談してくださいませんか。 我々は真摯に向き合い、共に協力し合いたいと願っております。」
引子「・・・・・・・どう・・・いうこと・・・・・・ですか?」
オールマイトが、いつになく丁寧な、そして緊張したような話し方で『母』に問う。 校長先生も真剣な顔だ・・・・・どういうことだろう。
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/25(金) 17:41:46.17 ID:1swKy3wJ0
よかった、ただ気絶しただけか
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga ]:2016/11/25(金) 17:49:28.74 ID:r2a52avwo
まあ芦戸は仲良くなる内の一人でもあるし死ぬこたないだろうと思ってた
オールフォーワンの能力譲渡の可能性を恐れてるんだろうな
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/25(金) 18:02:41.93 ID:oPSgxvG70
取り敢えず俺は、あまりにも疲れていた。
『母』も同様だろう。 大切そうな話だが、今は聞く気になれなかった。
飛鳥「オールマイト・・・・・・」
三人がこちらを振り向く。
飛鳥「何をそんなに・・・・・気にしているんですか? いきなりこちらの情報だけを
一方的に提供しろだなんて。 俺にはあなたたちが何を求めているのかわかりません。
事情もわからず、ただ協力するのは・・・・・・出来ませんよ。 信頼関係を築くという面でも」
空気を察したのか、根津校長が口を挿む。
根津「そうだね。 我々には警察のような権限はない。 オールマイト、ここは我々も一旦引いたほうがいいだろう。
お互い、疲れて神経質になっているのさ。 一先ず休もう。 この話は明日まで取っておこう」
オールマイト「・・・・・・・・・了解、しました。 いやホントに!! 時間を取らせてすまなかった!!
気をつけて帰れよ! 緑谷少年!!」
引子「そ、それでは失礼いたします」ペコペコ
飛鳥「失礼しましたー」ペコリ
引子「先生方、なんのこと言ってたんだろうね」トコトコ
飛鳥「さあ・・・・・・不思議だね」
引子「飛鳥・・・・・」
飛鳥「?」
引子「・・・・・・・あんまり、心配かけないでね。 そうでなくても不安だったんだから・・・・・」
飛鳥「・・・・・・・うん」
ALL YOU NEED IS BELIEVE. この道を選んだ以上、安心させてあげれる言葉なんて無い。
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/25(金) 18:04:06.26 ID:1swKy3wJ0
スタンドのこと言わないと疑われるな、仕方ないけど
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