【艦これ】提督「俺と皆と鎮守府と」

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87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 00:33:13.07 ID:pn9M7UbUo
かまわんやれ
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 00:52:08.10 ID:YCJ+ueB6o
OK!
89 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/12(土) 12:37:56.44 ID:A9OoMDfRo
〜提督の部屋〜

提督「……なぁ摩耶」

摩耶「んだよ」

提督「…今俺仕事してるんだが」カタカタ

摩耶「炬燵入りながらか?」

提督「寒いんだよ」

摩耶「それに何で眼鏡かけてんだよ。目良いんだろ?」

提督「ブルーライトをカットしてくれるらしい…。目は大切だからな」

摩耶「……そ」

提督「…で、炬燵あるぞ?」

摩耶「…だから何だよ」

提督「…抱きつくの、止めてくれないか」

摩耶「嫌だ」ギュー
90 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/12(土) 12:42:25.22 ID:A9OoMDfRo
提督「いきなりどうした。突然部屋入ってきて…」

摩耶「…関係ないだろ」

提督「当事者に何て事を」

摩耶「………この前さ、重巡の皆で呑んだろ?」

提督「結構前だな」

摩耶「酔っぱらってて、覚えてなかったけど、その…さ」

提督「キスされたな。熱烈に」

摩耶「言うんじゃねぇっ!」グイ

提督「痛ぁっ!?」ゴチーン
91 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/12(土) 12:49:27.09 ID:A9OoMDfRo
摩耶「そ、それで…あの後姉貴から聞かされて……」

提督「……で、どうなった」

摩耶「…色々、吹っ切れた」

提督「……それで抱きついてるのか?」

摩耶「悪いかよ」

提督「別に…ただ制服のままだと寒いだろ。炬燵入れって」

摩耶「…いらねぇよ…」

提督「……(何の意地張ってるんだか)」ハァ
92 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/12(土) 12:54:39.79 ID:A9OoMDfRo
提督「よし、お仕事休憩!」

摩耶「あぁ?サボんなよ」

提督「めんどくなった」

摩耶「」

提督「ほら、隣空いてるぞ」

摩耶「…いらねぇって」

提督「…摩耶と一緒に入りたいよ。俺は」

摩耶「……っち…分かったよ。入れば良いんだろ?入れば!」モゾモゾ

提督「どうせだし、寝転がったらどうだ」

摩耶「意味わかんねぇよ…」

提督「良いから良いから」グイ

摩耶「っ!んの……」ドサッ

提督「これなら、入りながら抱きつけるだろ?」ニシシ

摩耶「………」プイッ

提督「ん?ダメか?」

摩耶「……バーカ」ギュッ
93 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/12(土) 12:55:04.99 ID:A9OoMDfRo
9つ目おしまい
摩耶様可愛いよ摩耶様
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 12:58:24.62 ID:pn9M7UbUo
踏まれたい
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 13:05:49.57 ID:YCJ+ueB6o
これは摩耶さまださなきゃ!
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 17:39:39.66 ID:dnPHiYs90
ちょっと摩耶様の轟沈ボイス聞きたくなってきた
97 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:18:00.25 ID:4sDnpaY/o
〜提督の部屋〜

提督「」カリカリ

北上「……」グデー

提督「…自分の部屋に暖房あるだろ」

北上「炬燵が良いのさ。炬燵が」

提督「自分の部屋に無いのか?」

北上「…無いねぇ」

提督「そうかい……」

北上「それにしても提督は毎年冬になると…」

提督「部屋にこもるって?」

北上「…よく分かったね」

提督「まぁ、実際そうだし」

北上「仕事でしょ?執務室でやらなくて良いの?」

提督「…炬燵が好きなんだ。それに…」

北上「それに?」

提督「冬くらい瑞鶴を休ませなきゃな」

北上「……秘書艦思いですねぇ」

提督「悪いかよ」フフッ
98 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:20:55.19 ID:4sDnpaY/o
北上「提督ぅー」

提督「ん?」

北上「お茶ちょーだーい」

提督「…自分でやってくれないか」

北上「どこにあるか分かんないし」

提督「戸棚の上から二番目」

北上「…分かんないなぁ〜」

提督「…用意しないからな?」

北上「んー…分かりましたよっと。ついでに引き出しの二重底m」

提督「今すぐ用意いたします」

北上「ふふん」
99 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:25:06.75 ID:4sDnpaY/o
〜数分後〜

提督「…どーぞ」コトッ

北上「いやぁ、何か悪いねぇ」

提督「全くだ…」

北上「〜〜♪」ポリポリ

提督「お前それ…」

北上「ん?食べる?」

提督「食べる?じゃなくてそれ俺の!俺のだから!」

北上「あれ?そうだっけ」

提督「」

北上「冗談だって。ごめんね」

提督「」ハァ
100 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:31:49.24 ID:4sDnpaY/o
提督「それにしても…」

北上「?」

提督「最近俺の部屋に来る娘多いよな。何かあったか?」プリントオリオリ

北上「さぁ?何となくじゃない?」

提督「何となく…ねぇ」オリオリ

北上「…何やってんの?」

提督「プリント切ってんの」

北上「…ハサミは?」

提督「…出すの面倒くさい」

北上「」

ツピー

提督「痛っ」パッ

北上「およ?大丈夫?」

提督「紙で切った…」

北上「あらら。絆創膏は?」

提督「…置いてない」

北上「取ってくるね。待ってて」スッ

提督「いや、そこまでしなくても」

北上「いいからいいから」
101 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:37:47.63 ID:4sDnpaY/o
〜数分後〜

北上「ただいま。救急箱持ってきたよ」ドアガチャ

提督「お帰り」

北上「指、見せて」

提督「ん」スッ

ドックドック

北上「…ティッシュで拭き取ったりしなかったの?」

提督「丁度切れてた」

北上「もう……あ、そうだ」

提督「?」

北上「」ハムッ

提督「Д▲※&☆‡◯!?」

北上「…何さ、そんな驚いて」プハ

提督「いぃぃいいや、とっとと突然ぱくっておおまえなな」

北上「あ、箱にティッシュ入ってた」

提督「」
102 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:44:23.90 ID:4sDnpaY/o
北上「まぁいっか。手、出して」

提督「…ん」スッ

北上「(…冷た)」ピト

北上「……」フキフキ ペタ クルクル

北上「はい。出来上がり」

提督「…ありがとう」

北上「どういたしまして〜」

北上「ね、提督」

提督「ん?」

北上「お仕事…ちょっとだけ、休憩しなよ」

提督「…?………分かった」
103 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:51:42.42 ID:4sDnpaY/o
〜数分後〜

北上「〜〜♪」

提督「ご機嫌だな」

北上「…………そ、そう?」

提督「何だ今の間」

北上「…あ、あのさ」

提督「ん?」

北上「だ、だ…だ……」

提督「だ…(が断る…か?)?」

北上「抱きついて、いっかな」

提督「………んん?」

北上「何さ今の間」
104 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:57:05.48 ID:4sDnpaY/o
北上「♪」ギュム

提督「??」

北上「訳が分からないって顔ですねぇ」

提督「実際分からん」

北上「まぁ…うん。そうだよね。提督だもんね〜」

提督「…どういう意味だ」

北上「そのままの意味ですよーだ」

提督「…何だ、摩耶の事と関係あるのか?」

北上「…どーだろね。ただ…」

提督「ただ?」

北上「やり返してくれると、嬉しいかな」ヘッヘッヘ

提督「やり返すって、何を………」

北上「………」

提督「…あぁ、おう。分かった」

北上「…ありがと」

ギュー
105 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:58:41.78 ID:4sDnpaY/o
10こ目おしまい

だらだらな北上様書こうと思ったらいつの間にかデレデレになってこっちがだらだらになってた。
大井っちがどうなったかは…まぁ、うん。そうねぇ……
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 23:05:42.85 ID:CPB9atWUo
なに?大井っちがこわい?
逆に考えるんだ>>1ここの大井っちは両方好きなバイだと
107 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/14(月) 18:32:04.80 ID:w3oO2Eclo
ネタが尽きてきたんでこんな話書いて欲しい!とかあったら書いていってください。
もしかしたら書くかも…かも
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/14(月) 19:49:04.35 ID:li2Vc397O
ifルートみたいな感じで誰かと結婚したら...みたいな話見てみたい
109 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/14(月) 22:01:28.75 ID:w3oO2Eclo
曙との関係全リセでif入る感じになるけどよろしい?それとも修羅場モリモリ?
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/14(月) 22:09:15.21 ID:VIS+YfCKo
修羅場もりもり
111 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/14(月) 22:24:14.33 ID:w3oO2Eclo
明後日明々後日あたり書くかも…かもなので全リセか修羅場かお好きな方選んどいてくだしぁ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/14(月) 23:08:53.08 ID:tcGqgKPIo
せっかく別スレにしたんだから修羅場は要らなくね?
113 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/16(水) 22:50:13.44 ID:eVhMgA0No
パラレルワールド扱いですしここは修羅場無しでいきたいと思います。明日あたり書き始めるかも
114 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:19:18.75 ID:l0yCT83oo
〜執務室〜

瑞鶴「……」カリカリ

提督「……」ソワソワ

瑞鶴「…」カリカリ

提督「………」ソワソワ

瑞鶴「…提督さん」

提督「っん!?んんっ?」

瑞鶴「…大丈夫?体調悪いの?」

提督「…い、いや……そうじゃ、ない」

瑞鶴「そっか、それじゃお仕事やr」

提督「瑞鶴」

瑞鶴「何?」

提督「…と……け……」カアァァ

瑞鶴「え?」

提督「好きだっ!結婚してくれ!」ツクエバーン
115 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:22:50.30 ID:l0yCT83oo
シーン


瑞鶴「…………ぇ?」

提督「…いい、かな」

瑞鶴「……けっ…こん?」

提督「そうだ」

瑞鶴「カッコカリ…?」

提督「違う」

瑞鶴「…ほんもの?」

提督「本物」コクリ

瑞鶴「……ほんき?」

提督「本気だ」

瑞鶴「…いいの?わたしで?」

提督「お前が良いんだ」
116 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:26:57.72 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「………」グスッ

提督「え?」

瑞鶴「…うっ……くっ………」ポロポロ

提督「お?おい?瑞鶴?」

瑞鶴「…いいのっ…おいと……いてっ……」エグッ グスッ

提督「あ?え?嫌?だった…か?」

瑞鶴「違う…っ…から……!」グスン

提督「??」
117 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:42:18.09 ID:l0yCT83oo
〜十数分後〜

提督「落ちついたか?」

瑞鶴「」コクリ

提督「…これ、名前書いてくれるか?」

瑞鶴「……っ」コクコク

提督「…ありがとう」

瑞鶴「…こっちの、セリフよ」フフッ

提督「……そっか」

カリカリ

瑞鶴「…はい」

提督「それじゃ、出しに行くか」

瑞鶴「…どこに?」

提督「大淀」

瑞鶴「え?」
118 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:44:20.47 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「……どういうこと?」

提督「艦娘との結婚は少し複雑でな。一回本営通してからじゃないとダメなんだ」

瑞鶴「へぇ…知らなかった」

提督「それじゃ、行こうか」スッ

瑞鶴「……うん」ニギッ
119 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:50:05.83 ID:l0yCT83oo
〜またまた十数分後〜

大淀「あ、提督。瑞鶴さんも、こんにちは」

瑞鶴「や、やっほー…」

提督「よう。…えっと、これ頼む」スッ

大淀「はい…」パシ

大淀「………!」チラ

瑞鶴「」テレテレ

大淀「…そう、ですか」

提督「えっと、お願い。できるかな」

大淀「……はい。お任せくださいっ」
120 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:52:38.09 ID:l0yCT83oo
大淀「…思い出しますね」

瑞鶴「?……何を?」

大淀「お二人がケッコンした時の事です。あの時も……」

提督「あぁ。大淀にお願いしたんだっけ」

大淀「…その時と、そっくりですよ」

瑞鶴「…何が?」


大淀「照れ方が」フフッ

提督「……」マッカッカ

瑞鶴「」カアァァ
121 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:57:32.23 ID:l0yCT83oo
大淀「あ、後はこちらでやっておきますから、大丈夫ですよ」

提督「そうか、分かった」

瑞鶴「…行こっか」

提督「…ん」


大淀「(同じですね…)」フフッ
122 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:58:32.45 ID:l0yCT83oo
……こっからどうしたら良いかな
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/17(木) 15:31:24.37 ID:AbPBhZbzO
式をあげるもよし、少しキンクリして甘々な日常書くもよし…
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/17(木) 17:07:56.82 ID:pWy/03/no
握り潰す大淀さん
125 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:20:54.57 ID:l0yCT83oo
〜式も挙げて数週間後、提督の部屋〜

ドアガチャ

瑞鶴「おかえりっ!」

提督「…ただいま」
126 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:25:16.51 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「ふふん……今日は…」

提督「今日は?」

瑞鶴「じゃーん!肉じゃがだよ!」

提督「…瑞鶴、料理できたんだよな」

瑞鶴「ここ数週間、頑張ったと思うんだけど…」

提督「…いや、何か。そのな」

瑞鶴「?」

提督「肉じゃがって、憧れるから」

瑞鶴「…どういうこと?」

提督「…あぁもう、あれだ……あれ!」

提督「好きな人に作ってもらう肉じゃがって、憧れだよなっ!」

瑞鶴「………」

提督「…」

瑞鶴「…そ、そっかぁ。憧れかぁ……」エヘヘ

提督「……お、おぅ」
127 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:28:51.28 ID:l0yCT83oo
〜食事中〜

提督「」パクッ

瑞鶴「…ど、どう?」

提督「…」モグモグ

ゴックン

提督「…美味しい」ニシシ

瑞鶴「良かった」ニシシ

提督「…」パクパク

瑞鶴「…ねぇ、提督さん」

提督「……んっ?」モグモグ

瑞鶴「……いつ、するの?」

提督「」ブーーーッ
128 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:31:45.79 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「あっ、汚っ…」

提督「…んなっ、何言って」ゲホゴホ

瑞鶴「だ、だって!初夜?だっけ、なにも無かったし!ケッコンの時だっt」

提督「OK、落ち着け瑞鶴」

瑞鶴「落ち着いてるわよ。ただ今は提督さんg」

提督「今 は 食 事 中 で す 」

瑞鶴「…ごめんなさい」
129 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:38:28.60 ID:l0yCT83oo
〜食事後〜

提督「ごちそうさま。美味しかったよ」

瑞鶴「ありがと。それじゃ提督さん」

提督「ん?」

瑞鶴「し…しっし…しよっか」スススス

提督「落ち着こう。まだ食事終わって1分経ってない」ガシッ

瑞鶴「ま、またそうやって逃げるんだから……」グググ

提督「逃げるとか逃げないとか…」グググ

瑞鶴「提督さんは、嫌なの?」

提督「…嫌じゃ、ない。けど」

瑞鶴「けど?」

提督「食べたあと運動すると腹痛くなるから。また今度な」

瑞鶴「」プクー
130 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:46:08.76 ID:l0yCT83oo
提督「そう膨れるなよ」

瑞鶴「」プクー

提督「…怒ってる?」

瑞鶴「」ツーン

提督「(どうすれば……)」

瑞鶴「……ぁ」

提督「…?」

瑞鶴「…その、提督さん」ソワソワ

瑞鶴「どうした」

瑞鶴「…今日、さ。お菓子貰ったんだ」ドキドキ

提督「お菓子?」

瑞鶴「この前のが余ったって、加賀さんから」スッ

提督「(…ポッキーだよな。これ)」

提督「…あ」
131 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:48:07.04 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「あ、あのさ、提督さん」

提督「…回りくどいぞ」クスッ

瑞鶴「…そっかな」

提督「あぁ。少女マンガレベルだ」

瑞鶴「……いい?」

提督「…ん」

チュッ
132 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:48:53.76 ID:l0yCT83oo
瑞鶴結婚ifルートは一旦終わり。需要あればまた書くかも
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/17(木) 21:09:36.99 ID:5EiTPe30o
乙!
提督とフラグ勢でも続きをかかんかね?
134 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/18(金) 20:20:10.48 ID:jDM8uhWbo
>>133全員分は無理(断言)

書けて後一人二人くらいなので書いて欲しい娘書いてくれるとやりやすいかも
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/18(金) 20:52:21.25 ID:zH6XHGQwo
俺はこの頃全然本編で出番ない子が見てみたいわ
神通とか神通とか神通とか
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/18(金) 21:02:56.42 ID:2iyHmSNGo
なら蒼龍
137 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/22(火) 16:10:45.74 ID:+j89C8+eo
立ち位置どうする?
瑞鶴みたいに最初から?
曙みたいに瑞鶴とケッコン後から?
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/22(火) 18:31:44.50 ID:dZy0JEWFo
ケッコン後からに一票
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/29(火) 19:01:02.82 ID:2p9c79KJ0
最初からに1票
140 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/10(土) 00:04:37.45 ID:VJyQwwVBo
よくよく考えたら修羅場避けるには最初からにする以外ありませんでしたね…
最初からの設定で、次は蒼龍書いていきます
141 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/13(火) 16:26:26.63 ID:FafvSijFo
曙にとにかく色々したくなったんで書いて良いっすか?結婚はその後じっくり書くんで…
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/13(火) 16:55:16.93 ID:E1F/9Viio
さっさと書きなさいよこのクソ提督!
143 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/13(火) 17:09:15.84 ID:FafvSijFo
〜書く前に注意事項〜

このお話には

・今思い付いたガバガバ展開

・若干のキャラ崩壊

・覚えたての男子中学生が"ウホッ"っとなる描写

等が含まれております。要するにまぁ…そういうことよね

無理なら見ないでオリョールかドイツに技術技術貰いに行ってらっしゃい
144 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/13(火) 17:14:10.60 ID:FafvSijFo
〜執務室〜

提督「〜〜」パラパラ

コンコンコンコンッ

提督「入れ」

ドアガチャ

曙「…」

提督「曙か。…どうした?」

曙「…用は、無いわ。顔見に来ただけ」

提督「気にしてくれたのか?嬉しいね」

曙「調子乗ったこと言ってると殴るわよ」

提督「」
145 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/13(火) 17:19:59.02 ID:FafvSijFo
曙「…何見てんのよ。それ」

提督「ん?…これか。今度来る娘の資料」ヒョイ

曙「へぇ…空母なんだ」パシッ

提督「戦艦から設計変えたらしい。また資材が減りそうだ」フフッ

曙「…の割には、嬉しそうじゃない」

提督「仲間が増えるのは、良いことだしな」

曙「………」パラパラ

提督「…なぁ、曙」

曙「……何」パタン

提督「…ここ、おいで」ヒザトントン

曙「……は?」
146 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/13(火) 17:27:13.09 ID:FafvSijFo
曙「何言ってんのアンタ」

提督「いや…最近そういうこと無いしなー…って。たまにはほら、な?」

曙「な?じゃないわよ変態。何する気よ」

提督「…俺のイメージどーなってるんだ」

曙「発情期の雄犬よ。馬鹿」

提督「(犬と馬と鹿…キメラか?)…俺は曙に、膝に座っていて欲しい」

曙「知らないわよ。ほら、真面目に仕事したら?」

提督「その資料の確認が今日のお仕事。終わったし、今フリーだぞ?」

曙「……あっそ。」

提督「他の娘との予定も無いし…あー今日暇だなー…誰か……曙が一緒に居てくれないかなー」

曙「…分かった。分かったわよ!座れば良いんでしょ!座れば!」
147 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/13(火) 17:31:45.82 ID:FafvSijFo
曙「」チョコン

提督「」ギュー

曙「いきなり?」

提督「抑えろって方が…無理かな」ナデナデ

曙「……はぁ」ギュー



提督「…背、伸びたか?」

曙「え?」

提督「いや…なんとなく」

曙「言われれば…そうね」

提督「(朧も胸大きくなった…とは言わないでおこう)」
148 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/13(火) 17:36:29.74 ID:FafvSijFo
提督「……ん?」

曙「今度は何よ。クソていt…」

サワッ

曙「くっ!?」

提督「…曙は相変わらずだな」サワサワ

曙「あ…っ…!?…っばっか!何やってんのよ!」ジタバタ

提督「…いや、背と一緒に大きくなったかなって」

曙「余計なお世話よ!」ゴッチーン

提督「(頭突き!?)っ……」

曙「良い気味…」

サワサワ

曙「………アンタ、馬鹿でしょ」

提督「…いや、何か、止まんない」
149 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/13(火) 17:47:30.29 ID:FafvSijFo
曙「…服に手入れるって、私じゃなかったらアンタ通報されてるわよ……」

提督「曙は通報しないのか?」サワサワ

曙「っ………。馬鹿じゃないの…」

提督「…あばら浮いてるぞ。飯食ってるか?」スリスリ

曙「心配されるほどじゃないし、食べてる…」

提督「…ブラ変えた?」

曙「聞くなっ!」ゴッチーン

提督「ワブッ……」

曙「今日なんかおかしいわよ…」

提督「二人でじっくりするのは、久しいだから…か?」

曙「ぇ…す、するって…」

提督「…いや、何でもない」

曙「……」ムスッ

提督「…何だ、したかったか?」

曙「ッー!」ブンッ

提督「あぶっ!?」ヒョイッ
150 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/13(火) 17:54:42.68 ID:FafvSijFo
〜数分後〜

曙「っ………」プルプル

提督「…(固くなってきた)」コリコリ

曙「………っは……」

提督「(…顔も赤いし、息も荒くなってきた…な)」

カプッ

曙「いっ!?はぁ……っ!」ブルッ

提督「どうだ?」

曙「…耳、やめて……ダメ…」フルフル

提督「何で、好きだろ?こっち触りながら弄られるの」

曙「…ダメ……だからっ……」

提督「説得力無い顔して……」クスクス

スルルッ…ヌルッ

提督「どうする?こっちはもう大丈夫そうだけど」

曙「…………バ…カぁ…っ」
151 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/13(火) 17:56:30.79 ID:FafvSijFo
これ以上書いたら怒られそうなのでここまで!
本編で曙は描写無いな…って思ったんで書いてみました。これが原因で飛ばされたらごめんなさいね?

曙改グラひゃっほーい!
152 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 19:46:57.94 ID:guzDeKEZo
〜執務室〜

葛城「メリークリスマス!提督!」ドアバァン

提督「うおっ!?ビックリしたっ!?」ビクッ

葛城「何よ、変な事でもしてたの?」

提督「いや、勢い良くドアを開けられたら誰でもビビるぞ……」

葛城「そう?」

提督「えっと、メリークリスマス?」

葛城「うん。はい、これ」

提督「………ありがとう。意外だな」

葛城「何が?」

提督「いや、一応ライバルだろ?」

葛城「瑞鶴先輩の事?」

提督「」コクリ
153 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 19:53:48.16 ID:guzDeKEZo
葛城「それは、そうね。ライバルよ。でも」

提督「でも?」

葛城「…悪いことだと思うけど、あなたの事も好きよ。私」

提督「プールで言ってたな。そういえば」

葛城「そういえば!?」バァン

提督「うっ!?」

葛城「けっ…結構恥ずかしかったんだから!勢いでも!」

提督「そりゃ…悪かったよ」

葛城「…返事、もらえる?」

提督「……分かった」

葛城「………」

提督「……好きだよ。葛城」

葛城「っ……!」

提督「…何かアレだな。ロマンチックだな」クスクス

葛城「っそ……そう、ね」
154 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 19:56:44.91 ID:guzDeKEZo
提督「……ん?」

葛城「何?」

提督「…」ジー

葛城「やっ、何お腹見てるのよ!」

提督「ちょっと待ってろ」ガサゴソ

葛城「………?」

提督「あ、そこ横になってて、ソファーで」

葛城「え…もう?」カアァァ

提督「違うわっ!」
155 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 19:58:59.11 ID:guzDeKEZo
〜数分後〜

提督「お待たせ、始めるか」

葛城「え?何を?」

提督「へそ掃除」

葛城「…え、おへそ?」

提督「そう。おへそ」
156 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 20:02:41.20 ID:guzDeKEZo
提督「普段掃除してないな?」

葛城「あ…あまり意識してないかも」

提督「…垢が見えた」

葛城「言わなくていいからっ!」マッカッカ
157 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 20:11:28.13 ID:guzDeKEZo
提督「はい、仰向けになって」

葛城「……どうするの?」

提督「教えるから、今度から自分でやれよ?……この液体を…」

葛城「……ベビーオイルじゃない」

提督「…この棒に……」

葛城「綿棒でしょ……変な言い方しないで」

提督「…綿棒の先につけて」

提督「ゆっくり拭き取る」

ピトッ

葛城「冷たっ……」

提督「ん?ごめん、ちょっと我慢してくれ」
158 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 20:26:12.76 ID:guzDeKEZo
提督「………」フキフキ

葛城「……ねぇ」

提督「?」

葛城「何か……変な感じするんだけど…」

提督「…ごめん。ちょっと力、強かったかな」

葛城「……ここ、ぴりぴりするの」マタオサエ

提督「…強くし過ぎたか。ごめん」

葛城「……今、クリスマスイブじゃない?」

提督「(……無駄に色っぽい顔しやがって…)」

葛城「………」

提督「………今、掃除中だぞ」コシコシ

葛城「…変な気分にさせたのは、そっちじゃない」

提督「…はい。おしまい」ポンポン

葛城「……うん」

提督「…部屋に戻って良いぞ」

葛城「…………」

ギュウ

提督「………初めては瑞鶴にやるんじゃなかったのか」ギュッ

葛城「…それは、そうだけど」
159 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 20:31:19.19 ID:guzDeKEZo
提督「………だけど?」

葛城「途中までは、良いでしょ?」

提督「途中まで……」グラッ

葛城「………ね」

提督「」グラグラ

瑞鶴「途中まで………何するの?」

葛城「」ビクゥッ

提督「!?」
160 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 20:35:14.08 ID:guzDeKEZo
提督「えっ、あ」

葛城「ず、瑞鶴せんぱっ」

瑞鶴「…聖夜に…そういうことしちゃうんだ…」

提督「………」

葛城「………」

瑞鶴「…流星改の用意、できてるわよ?」


この後全力で謝り倒した
161 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 20:35:57.32 ID:guzDeKEZo
おーしまいっ!葛城が書きたかった。それだけ
誰か艦これのへそ掃除本描いて(懇願)
162 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/25(日) 14:26:21.00 ID:g0MbRtb1o
あ、因みに力が強いと本当に股間がピリピリするので、気をつけて下さい
163 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/03(火) 23:59:25.98 ID:qfl+WJ80o
今このスレを確認してくれる方はどのくらい居るのか分かりませんが。神通と結婚編。書いていこうかな、と思います
164 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:02:21.32 ID:HrAsHgJCo
〜提督の部屋〜

提督「……」パラパラ

神通「……」ソワソワ

提督「?」カリカリ

神通「………ぁ」

提督「どうした?神通」

神通「っ!」ビクッ

提督「何か…あったか?」

神通「ぃぇ……」フルフル

提督「(薄い本がチラ見え…いや、それはないな)」

カリカリ ペラッ カリカリ
165 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:09:29.90 ID:HrAsHgJCo
神通「…あ」

提督「……?」チラ

神通「………」サッ

提督「…何だ。後ろめたい事か?」

神通「ち、違っ……ぃ、ます」

提督「なら、遠慮はいらないだろ?」

神通「……あの…その…とても、恥ずかしくて……」

提督「おう、どんな話でも来い。バッチリ受け止めて……」

神通「結婚、して…くだ……さぃ……」

提督「………………」

神通「………」ブルブル

提督「…………え?」

神通「」ビクッ

提督「…け、っこ…ん?」

神通「ごめんなさい…ダメ、ですよね」

提督「な訳無い!」

神通「っ…!」ビクッ

提督「あ、ごめん…その、気づかなくて。ありがとう」

神通「…………」

提督「あぁ。結婚しよう。神通」
166 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:18:27.52 ID:HrAsHgJCo
〜数分後〜

神通「提督、これに、サインを…」

提督「ん…(もう神通の所に名前…)」

神通「その後、大淀さんの所に…行きましょう」

提督「…大分調べたんだな」

神通「ぁ……いえ、その……」カアァァ

提督「…ありがとう。そんな考えてくれて」

神通「……はい。どう、いたしまして…」コクリ
167 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:34:43.25 ID:HrAsHgJCo
〜数十分後〜

大淀「…はい。確認しました。記入漏れも無いですし……。ご結婚、おめでとうございます。提督」

提督「…ありがとう」

大淀「神通さんも」

神通「ありがとう…ございます」

大淀「後は、こちらでやっておきますね」

提督「あぁ。頼んだ。ありがとう」

大淀「いえ、仕事ですから」

提督「それじゃ、行こうか」

神通「………はい」

スタスタ

大淀「…羨ましい……」ボソッ

明石「焼きもちですか?」

大淀「っ!?」バッ

明石「いい人ですしね。提督」クスクス

大淀「い、いえ、そういう訳じゃ…」

明石「いっそ、凄い浮気でもしてくれれば、そっちに意識が逸れて楽なんでしょうけどね。」

大淀「明石さんも、ですか?」

明石「いえいえ!そんな訳無いじゃないですか!」ケラケラ

大淀「(凄い浮気…ですか、でも、それでも…どうでしょうか)」
168 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:37:22.97 ID:HrAsHgJCo
〜数週間後、執務室〜

雷「どう司令官!雷が1番頑張ったんだから!」ドヤッ

提督「おぉ、頑張ったな」ナデナデ

雷「〜〜♪」

神通「………」ハッ
169 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:44:04.32 ID:HrAsHgJCo
〜数日後、執務室〜

提督「出撃、お疲れ様。凄い戦果じゃないか」

神通「いえ…こんな私でも、提督のお役にたてて……」ソワソワ

提督「それじゃ入渠して、後はゆっくり休んでおいで」

神通「…え」

提督「ん?あ、今日の執務か?大丈夫だ。もう残り少ないし…」

神通「いえ…その……」

提督「…?」

神通「……大丈夫、です。少し、休んできますね」シュン

提督「……あ、待ってくれ」ガタッ

神通「?」

スタスタ

ギュッ

神通「!」ピクッ

提督「…これで、良いかな?」

神通「……はい」ギュッ
170 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:46:41.86 ID:HrAsHgJCo
〜入渠ドック〜

神通「………♪」


瑞鶴「神通さん、何か嬉しそうね」

加賀「今日の戦果から考えれば自然な事よ。貴女も精進なさい」

瑞鶴「…はーい」


神通「………♪」ニコニコ
171 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:47:49.42 ID:HrAsHgJCo
おしまい!
待たせてごめんね?(´・ω・`)蒼龍はまぁ…そう、そうねぇ…時間かかりそう?
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 10:53:20.43 ID:by4TptGjO
素晴らしい!
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 18:54:47.70 ID:CU9b7MFfo
これは最高だわ(砂糖だばだば)
174 :名無しのイッチ [sage saga]:2017/01/14(土) 22:05:42.81 ID:7bEk+8J5o
シリアス系書きたいなー
地の文アリで書きたいなー
…書いて良い?
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/14(土) 22:07:08.64 ID:wo+xMXTMO
やりたいようにやりんしゃい
176 :名無しのイッチ [sage saga]:2017/01/14(土) 22:48:06.36 ID:cHl4JjdZo
〜大規模作戦海域、最深部〜

長門「目標…捉えた。届くぞ!」

金剛「OK!全砲門斉射!」

アイオワ「レッツパーリィ ィィィィィィィッ!」

北上「………」

アタシは軽巡…じゃなかった。重雷装巡洋艦。北上

北上「甲標的、行けるね」

ただいま久々の大規模作戦決戦の真っ只中。やだねぇ、戦艦の皆さんは血の気が多くて

北上「40門の酸素魚雷は、伊達じゃないからねっ!」

ま、私も似たようなもんだけどさ

シュゥゥゥゥゥ…

甲標的から発車された魚雷が真っ直ぐな軌跡を描いて敵艦に突っ込んでいく。直撃コース

ドオオオォォォン

鳥海「敵重巡、完全に沈黙!沈んでいきます!」

北上「ふふん、これが重雷装艦の実力って奴よ」

確かネ級だったっけ、よく一発でいけたねぇ。良かった良かった

北上「…大井っちと一緒に撃ちたかったなぁ」ボソッ

摩耶「仕方ねぇだろ?修理に時間かかるんだから」

大井っちは前の出撃で大破しちゃって入渠中。まぁありゃ無理だよねぇ

さ、これから長い長い砲撃戦。狙われない事を祈りましょうかね
177 :名無しのイッチ [sage saga]:2017/01/14(土) 23:02:25.60 ID:cHl4JjdZo
……………………………………………………………

長門「皆…追撃はどうだ。行けそうか?」小破

金剛「Sorry,厳しいネ…」中破

アイオワ「問題無いわ。金剛、さっきはありがとう。庇ってくれて」無傷

金剛「どういたしマシて。けど、それは後ネ」

摩耶「どーすんだ。敵は待ってくれねぇぞ?」中破

鳥海「敵艦隊の残存勢力は随伴一隻、それと旗艦の姫級が1隻…今の戦力なら十分勝ち目があります」大破

北上「……提督、早く指示だしてよね」無傷

結局指示は追撃だってさ。やるなら早くしてよね
178 :名無しのイッチ [sage saga]:2017/01/14(土) 23:31:24.22 ID:WJiKXNauo
〜夜戦突入〜

鳥海「照明弾を!」

金剛「夜間偵察機、お願いしマスね」

摩耶「探照灯……こっち撃つなよな……」

夜の海が一気に明るくなった。敵さんの居場所も丸分かり…

北上「さて……ギッタギタにしてやりましょうかね!」

ドオオオォォォン ズガアァァァン   ゴオオォォッ
  バババババ  ガアァァァン

主砲の二連装砲、戦艦の砲撃で相手の動きを封じて

北上「まぁ私はやっぱ、基本雷撃よね〜」パシュッ

必殺の一撃……何本も当てるからそうでもないか。叩き込んで、沈める

姫級「……!…………!」

これが私たちの黄金パターンって奴かな。ワンパターンでもあるけど

ズズズズ

敵が沈んでいく。駆逐みたいなのならまだしも…人の形をしてる分、あまり後味はよろしくないね

金剛「Hey北上、お疲れ様デース!」

北上「ありがと。さ、帰りますかねっt」

カッ

こういうのを[その時、不思議なことが起こった]って言うのかな

視界を一瞬で塞ぐ閃光と、冷たいのか温いのか、水なのか固体なのか分からない感覚に包まれて

私たち、少なくともアタシは意識を失った
179 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/14(土) 23:45:05.93 ID:WJiKXNauo
酉付けてなかった。いけないいけない
180 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/14(土) 23:57:58.82 ID:WJiKXNauo
北上「うぅ……う……」

目が覚めたのは近くの岩場だった。船の形してたら大問題なんだろうけど、人の形してて良かったよ。
艤装も動いてるみたいだし…運が良いねぇ

北上「大分寝てたみたいだね…」

空には綺麗な夕日が浮かんでた。さっきまでは夜だったから…うえ、考えたくないね

北上「(とにかく、ここは帰還しなきゃ。他の娘は…)」

見回しても、姿は無かった。考えたくないけど……あの衝撃で沈んでしまった可能性もあるね

北上「そうだ、まず連絡しなきゃ…」

艦娘の艤装には通信機能があって、意識した時勝手に発動するようになってる。便利だよね。近代の発明って

北上「………あれ?」

通信機能が……働かない。流石に無傷って訳にはいかなかったかな

北上「……どうしよう」

アタシ一人で探すにも限度がある。さっきの戦闘で大分消耗したと思うし、戻って支援を頼んだ方が確実…多分

北上「(…ゴメン皆。支援が来るまで耐えて)」

アタシは、一人で鎮守府に戻る事にした
181 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 00:09:28.37 ID:5HlyxqF1o
さて、問題なのが帰り道。まだ残ってる敵に見つかって、それが戦艦とかだったら最悪死ぬかもしれない…一人位一緒が良かったな

北上「………」

精神を研ぎ澄まして敵の気配を探る。
電探は鳥海さんと長門さんが持ってただけ、私は持ってないから敵の位置が分からない。
……正直、すっごい怖い

北上「(……大井っちが居ればなぁ)」

無い物ねだりをしても仕方がない。とにかく今は鎮守府を、家を目指さなきゃ

北上「……………心細いなぁ」
182 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 00:15:19.16 ID:5HlyxqF1o
そこからしばらく進んで、大分鎮守府の近くまで来たんじゃないかな。

北上「……お?」

水平線近くに人影。それも敵の空母みたいな異形がくっついてる訳じゃなく、人間の形。あれは…

北上「艦娘……!」

やっと見つけた。会えた。背丈からして駆逐艦なのが残念だけど…

北上「早くこの事伝えて救助お願いしなきゃ…」

そんな私を待っていたのは…探していた、大丈夫か、そんな暖かい言葉じゃなくて

ドオオォン

北上「っ!?」

殺意を持った砲弾だった
183 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 00:30:00.53 ID:5HlyxqF1o
北上「っあっ!?何さ!」

間一髪で回避。不意討ちにも程がある、何で味方の私を…

ドオオン ドオォォン

北上「っ……ちょっと、洒落になんない…!」

みたところあっちは4隻。駆逐艦とはいえ一斉砲射されてるんだから弾幕も半端じゃない

北上「(何で…何で!?)」

嵌められた…とも考えにくい。今やアタシと大井っちの練度はトップ10には入る。
そんな戦力をわざわざ潰す理由も無いはず

北上「(…まさか、敵?鹵獲された?それとも鎮守府ごと?)」

気絶していたのが1日だけとも限らない。それに原因が深海棲艦だ。何があってもおかしくない

北上「ちょっと!そろそろ止めないとっ……撃ち返すよ!」

シュパッ シュゥゥゥゥゥ

北上「っ!(魚雷まで………)」

あっちは明らかに殺意を持って来てる。やらなきゃやられるのはこっち。
それに、私もが沈めば支援を待ってる5人もやられるかもしれない

北上「…警告、したからね」

ドオオオォォォン
184 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 00:36:07.08 ID:5HlyxqF1o
………………………………………………

北上「っ……!」

やってしまった。相手が殺意をもってきたとはいえ、敵に乗っ取られたかもしれないとはいえ、同じ艦娘を……

北上「…ゴメンっ」

ただ、今急がなければ

今この事態を伝えなければ

北上「………」

自分の戦友を見殺しにする事になる。
それは明らかにエゴだ、けれど同時にそれは今のアタシの原動力となった
185 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 00:45:46.28 ID:5HlyxqF1o
その後もアタシは、ただひたすらに鎮守府を目指した

ドオオオォォォン ズガアァァァン バババババ

北上「っ……!何で、何でこんな……」

アタシと同じ家に居た娘と、似たような形をした敵を沢山見た。空母に重巡、戦艦まで出てきた

北上「…こっの……!喰らえっ!」パシュッ

苦し紛れの一発。足を止められればそれで十分

シュゥゥゥゥ

魚雷が真っ直ぐな軌跡を描いて、敵に向かっていく

ドオオォォン

直撃、周りの敵は意表をつかれたのか動きが怯む

北上「…………」

その隙に私は先に進んでいく。皮肉な事に…家に近くなるほど、攻撃は激しさを増していった
186 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 00:51:18.46 ID:5HlyxqF1o
北上「……そろそろ、かな」

記憶では、もうすぐ鎮守府が見えるはず。
ここまで敵が多い時点で占領されているかもしれないけど、まだ希望を捨てるには早い

北上「………?」

気がつけば、アタシには攻撃が来なくなっていた。それと同時に人影が一つ、前に見えた

北上「(巻き添えを気にした…?それとも…何だろう)」

前方の人影に注目する。その瞬間、アタシは言葉を失った
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