【艦これ】提督「俺と皆と鎮守府と」

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34 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/04(金) 16:51:31.86 ID:5gfHw9Gdo
4つ目おしまい
春風最近書いてない気がしたので書いてみました

この娘書いて欲しい!なんてことがあったら書いていただけると書く"かも"しれません
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 16:55:08.59 ID:LjQL/qx1O

陽炎を書いて欲しい!
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 17:41:00.56 ID:EAfiFY8u0
I want 江風
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/04(金) 19:11:53.35 ID:ERE6faFuO
ハマカーゼとウラカーゼが最近ご無沙汰気味だしお願いしたいなー(チラッチラッ
38 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/04(金) 21:37:32.80 ID:5gfHw9Gdo
〜廊下〜

浦風「…なぁ、陽炎」

陽炎「何?」

浜風「提督のお好きな料理、何か知りませんか?」

陽炎「いや、知らないけど…何で?」
39 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/04(金) 21:44:03.57 ID:5gfHw9Gdo
陽炎「司令に料理を……ねぇ」

浦風「ほ、ほら、普段世話になっとるし、お返しで……」

陽炎「………本音は?」ジー

浦風「」

浜風「…疑ってますね?」

陽炎「もちろん、とっても」

浦風「何をそんなに疑う必要が…」

陽炎「今正直に言うなら司令の満面の笑み写真をあg」

浜風「手作りの料理で提督の気を引こうと思いました」

陽炎「」

浦風「なっ、は…浜風……」

浜風「正直に言いました。写真を」

陽炎「…無いわよ。そんなの」

浜風「」
40 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/04(金) 21:49:48.32 ID:5gfHw9Gdo
陽炎「…わざわざサプライズにする必要、ある?」

浦風「そっちの方が嬉しいはずじゃけぇ」

浜風「感動増し増し、好感度も増し増しです」シレッ

陽炎「浜風…」

陽炎「っと、とりあえず…もっと司令に近い娘に聞いてみたら?」

浦風「…ふぅむ、そうじゃね。ありがと、陽炎」

陽炎「礼を言われる程の事じゃ無いし、良いわよ。別に」

浜風「…行きましょうか」


同じ型なので陽炎を出していますが、陽炎の出番はここまで、また別で書くかも
41 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/04(金) 21:58:11.98 ID:5gfHw9Gdo
曙「…それで、私に聞きに来た。と」

浦風「…何か、知らん?」

曙「知ってても言わないわよ」

浜風「……どうしてですか」

曙「一応アンタ達と私はライバル関係よ?わざわざ塩を送る必要なんt」

浦風「ウチら一回、手伝ったよね?」

曙「」ピクッ

浜風「ギブアンドテイク、分かりますね?」

曙「それでm」

浦風「断るんならこの前の夜の録音データばら蒔くけぇ」

曙「…いつの」

浦風「さぁ?何時のじゃろね」

曙「っ…………言えば良いんでしょ!言えば!」

浜風「助かります」

曙「覚えてなさいよ…」
42 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/04(金) 22:11:58.35 ID:5gfHw9Gdo
〜食堂〜

『クソ提督の好み…私もそんな作らないけど……』

浜風「おにぎりと豚汁…」グツグツ

浦風「何と言うか、アレじゃな」ニギニギ

浜風「好きな人が作った物なら、何でも良いんでしょうね」ハァ

浦風「盛大なノロケじゃな。…あちっ!」

浜風「大丈夫ですか?」

浦風「うー…ヒリヒリする……」
43 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/04(金) 22:29:00.04 ID:5gfHw9Gdo
〜提督の部屋〜

コンコンコンッ

どうぞー

浦風「失礼します。提督」ドアガチャ

提督「どうした。二人とも…?」

浦風「ごはん作ったんじゃ。食べてくれんか?」

提督「おぉ?…ありがとう。いただくよ」
44 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/04(金) 22:38:24.02 ID:5gfHw9Gdo
提督「」パクパクモグモグ

浜風「…どう、でしょうか」

提督「」ゴクゴク

提督「……ふぃー……」

浦風「…提督さん?」

提督「浜風、浦風」

浜風「…」

浦風「…」

提督「凄く、物凄く美味しかった。良かったら…また、作ってくれないか」

浜風「!」

浦風「も、もちろんじゃ!提督さんの頼みなら例え毎日毎食、何年でも…」

浜風「…浦風」

浦風「あっ……いや、その、今のはそういう…えと…」マッカッカ

提督「…流石にそれは疲れるだろうし、作れる時だけで構わないよ」ハハハ

浜風「……」ヘックチ

提督「あ、こたつ…入るか?」

浜風「お邪魔します」モゾモゾ

提督「…何でわざわざ隣n」

浦風「ウチもお邪魔するけぇ」モゾモゾ

提督「……まだ3ヶ所空いてるはずなんだが」

浦風 浜風「ここじゃないと嫌じゃ(です)」

提督「……分かった。そうしよう」クスッ


この後滅茶苦茶談笑した
45 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/04(金) 22:39:16.34 ID:5gfHw9Gdo
5つ目おしまい
こたつって…良いよね
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/05(土) 00:04:25.63 ID:JrU/shuwo
乙!
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/05(土) 12:47:03.12 ID:6M4ozVqaO


こたつは良いものだ
なのに家ではこたつの前にストーブが稼働開始
何故だ!?
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/05(土) 19:56:30.02 ID:jk8g5hjo0

本編でプリンツと絡んでたけどビスマルクとはなかったから書いてほしいかも
49 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/06(日) 21:03:12.26 ID:QPewVizuo
〜提督の部屋〜

曙「…ねぇ」

提督「どうした。こたつ熱いか?」

曙「違うわよ、ちょっと聞きたいだけ」

提督「何を」

曙「…今さらだけど、何で私が好きなの?クソ提督は」
50 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/06(日) 21:06:15.63 ID:QPewVizuo
提督「……んー…そうだな」

曙「………無いの?」

提督「無かったらそもそもこの関係になってないだろ」

曙「……そりゃ、そうだけど」

提督「身長?…顔?………それとも胸か?」

曙「…最低」

提督「待て待て。いや…何だろう」

曙「何よ。煮え切らないわね」
51 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/06(日) 21:14:15.53 ID:QPewVizuo
提督「…全部。全部好きだ。その顔も、髪も、身体も、何だかんだ言いながら気遣ってくれる性格も」

曙「…気持ち悪い」

提督「酷いな。正直に言ったつもりなんだが」

曙「もっと言い方無いの?『分からないけど、いつの間にか〜』って」

提督「…意外と乙女だな」

曙「例えよ。悪い?」

提督「別に。ただ、そんな…『分からない』なんて事は無いんだ。絶対」

曙「…どういう意味よ」

提督「そう言う人は…表現しきれて無いだけだと思うんだ。相手の事を好きすぎてな」
52 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/06(日) 21:23:16.64 ID:QPewVizuo
曙「ふーん……。だったら、クソ提督はどうなのよ」

提督「どうって、何が」

曙「…表現、できてるじゃない」

提督「できるぞ?」

曙「何で」

提督「『相手の事が好き』どころの話じゃないから」

曙「……屁理屈よ…」ゴロン

提督「どうした。急にうつ伏せになって」

曙「……ふん…」

提督「耳、赤いぞ」

曙「うっさい!分かってるなら黙っててなさいよ!」

提督「(…可愛いなぁ、やっぱり)」フフッ
53 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/06(日) 21:24:04.41 ID:QPewVizuo
6つ目おしまい
本編で曙書けなくて禁断症状出たので書きなぐりました。理屈とかおかしかったらごめんちゃい
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 22:08:31.26 ID:glyL6nJBo
乙!
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/07(月) 17:16:43.03 ID:I3b5lIRBO

小ネタor番外編何だからイッチが思いついた話を書いて良いのよ
56 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 09:58:02.60 ID:bPB0lP7zo
…少し、昔の話をしよう
57 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 10:06:48.09 ID:bPB0lP7zo
〜数年前、どこかの大学〜

青年「…今日から大学生、なんだよな」

友人A「実感湧かねぇよな」ハハハ

青年「(センター試験に大学入試…辛いどころの話じゃ無かったけど)」

青年「…嬉しいな」

友人A「そりゃ良かった」ニシシ

ドアガチャ

青年「?」チラ

先生「入学式、お疲れ様。早速だが皆には試験を受けてもらう」

友人A「試験?」

ザワザワザワザワ

先生「静かに。試験といっても成績に反映される訳じゃない」

青年「…何故ですか?」

先生「ここから出される試験では無いからだ」

ドウイウイミデスカー?

先生「軍部司令官の適正調査…知っているか?」
58 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 10:11:14.77 ID:bPB0lP7zo
青年「適正調査?」

先生「まぁ、やれば分かる。引っかかるのはほんの一握り…この施設に一人二人、そのくらいだと聞いている」

友人A「この施設って、この大学全体…ですか?」

先生「そうだ。人手が足りないらしくてな。遂に大学上がりたてにまで手を出し始めた」

青年「はぁ……」

友人A「学徒兵?」

青年「…さ、席につけ。始めるぞ」
59 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 10:16:46.97 ID:bPB0lP7zo
〜数週間後〜

先生「あ、青年」

青年「はい?」

先生「今日の3時、校長室まで」

青年「え?何か…やらかしましたっけ」

先生「いや、そういう訳じゃないんだ。とにかく来てくれ」

青年「……?わかりました」

先生「頼んだ」スタスタ

友人A「おーっす!」ガバッ

青年「んなぁ!?」ドサッ

友人A「おうおう、どうした。元気ねぇなぁ」

青年「いや、校長室に呼び出されて…」

友人A「だから歓迎会で酒は飲むなって…」

青年「違うって!」
60 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 10:23:04.38 ID:bPB0lP7zo
〜1500、校長室〜

コンコン

…入ってくれ

ドアガチャ

青年「失礼します」

友人A「失礼します」

先生「……A?」

友人A「付き添いです。心配ですから…」

青年「……」

友人A「コイツが何をやらかしたのか」

青年「だから違うんだって…」

校長「…さて、いいかな」

青年「…はい」

先生「……A…少し、外へ出てもらえないか」ボソッ

友人A「…どうしてですか?」ボソ

先生「……頼む。俺も一緒に出る」

友人A「…?」
61 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 10:42:34.28 ID:bPB0lP7zo
友人A「…ごめん、追い出されるわ」ボソッ

青年「…」コクリ

ドアガチャン

校長「……青年」

青年「はい」

校長「…君には、来月から………」

…………………………

青年「……え?」

校長「すまない。本当に、申し訳ない」

青年「…鎮守府に、配属?おr……私が軍人?」

校長「……」コクリ

青年「そんな、私個人の意思は…」

校長「………」

青年「…適正調査」

校長「…そうだ」

青年「赤紙…ですね?あれは」
62 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 10:52:03.27 ID:bPB0lP7zo
ドアガチャ

青年「……」

友人A「…どう、だった?」

青年「…聞く必要、あるか?」

先生「…すまない」

青年「いえ、大丈夫。です」スタスタ

友人A「おい!待て……っ…」
63 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 11:03:05.59 ID:E5VhUIhdo
友人A「(本来エリート様の司令官も、自分の意思でなるかどうかじゃ雲泥の差…)」

友人A「(軍人だもんな…当たり前だよな…あいつ、ここに行く為に必死だった…のはこっちも一緒だけど)」

友人A「次…どんな顔して会えば良いんだよ…」
64 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 11:11:15.13 ID:E5VhUIhdo
青年「(司令官には、適正だけではなくそこそこの学力が無いとなれず)」

青年「(この学校はその学力のボーダーより上だった)」

青年「(適正調査は心理テストみたいなモノだったし……回避なんてできっこなかった)」

青年「……俺、何で……」
65 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 11:18:02.35 ID:E5VhUIhdo
〜数日後、どこかの鎮守府〜

青年「………」

提督A「そんな顔するなよ。やり辛い」

青年「…俺、大学入学したばかりなんです」

提督A「知ってるよ。君の事は一通り聞いてある。…その、気の毒だと思ったよ」

青年「…あなたは、元から?」

提督A「俺はサラリーマンだった。突然呼び出されてね」ハハハ

青年「…はぁ」

提督A「そんなに悪い職業じゃないよ。部下は皆可愛いし。デスクワークは多めだし…」

青年「俺に…つとまりますか?」

提督A「大丈夫大丈夫。君イケメンだし」

青年「」
66 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 11:24:48.70 ID:E5VhUIhdo
青年「…それで、部下が皆可愛いって…?」

提督A「あれ?聞かされてない?」

青年「えぇ……」

提督A「君には今から、艦娘達の指揮をとってもらう。慣れれば簡単だし……」

青年「………」

提督A「…そんな顔するなって」

青年「…艦娘?って…何ですか」

提督A「えぇ…。君、ネットとか見ない?」

青年「勉強詰めだったもので」

提督A「まぁ、会ってみれば分かる。行こうか」

青年「はぁ…」
67 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 11:48:38.65 ID:bPB0lP7zo
『この部屋で一人艦娘が至急されるから。その後この場所に…まぁ頑張れよ!』ハハハ


青年「本当に大丈夫なのか…?」

ドアガチャ

青年「……」

電「………」

青年「(…えっと、確か資料だと)」

青年「で、でn」

電「ぃ…いなづま、です」

青年「え?えぇ?あ、いなづま…電。よろしく…お願いします」

電「よろしくお願いいたします。なのです!」
68 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 11:53:49.90 ID:bPB0lP7zo
〜数日後、街〜

青年「………」

友人A「……よっ」

青年「…よっ」

友人A「…どう?仕事は」

青年「まぁ、分からない事だらけだな」

友人A「だろうな」ハハハ

青年「……まぁ、それでも。なんだ」

友人A「………」

青年「…頑張ってみるよ」

友人A「…そっか」
69 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 11:55:57.89 ID:bPB0lP7zo
友人A「そういえば、司令官の仕事について色々調べてみたんだが、部下が全員女の子なんだって?」

青年「んぁ?…そうだけど」

友人A「もしかして、お前がやる気出したのは…そういう…?」

青年「…………」

友人A「おい何か言えよ」
70 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/08(火) 11:57:43.37 ID:bPB0lP7zo
7つ目おしまい
安価無しでこういう話書くのは難しいっす。

ちなみに提督Aは本編に出てきたミスターセクハラだったりします。気づいた人居るかなぁ
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 12:00:54.64 ID:VCGGx3byo
乙ん
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 12:07:27.59 ID:0u3S5rUMO
微妙な既視感があると思ったらそういうことか
73 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/09(水) 20:04:31.40 ID:QaHg+A/so
〜早朝、中庭〜

提督「ふーん〜♪ふふーん♪」セッセッサッサッ

提督「ご飯は凄いよ無いと困るよ〜♪」オソージオソージ

提督「……ふぅ。大分葉も落ちてきたな」ヨッコラセ

ビュウウウゥゥゥゥゥ

提督「ぉー……寒い寒い」ブルブル

提督「(さっさと戻って朝御飯でも…)」

「あ、あのっ!」

提督「?」チラ

潮「て、提督…その……」

提督「ん?」

潮「ご、ごめんなさいっ!」

提督「どうした。何か用?」ハハハ

潮「お、おいもっ!」バッ

提督「」ビクッ

潮「食べません…か」

提督「…いただき、ます。はい」
74 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/09(水) 20:08:04.92 ID:QaHg+A/so
〜数分後〜

パチパチ…

提督「…潮は用意が良いな」

潮「?」

提督「アルミホイルにマッチ、火かき棒…それと掃除用具まで」

潮「…焼き芋、食べたくって」エヘヘ

提督「(冬食べると太る…ってのは、デリカシーが無いか)」

潮「そ、それとっ」

提督「?」

潮「何でも…無い、です」ウツムキ

提督「…そっか」
75 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/09(水) 20:11:18.30 ID:QaHg+A/so
〜数十分後〜

提督「……」

潮「……(喉、かわいたな…)」フゥ

提督「あ、白い息」

潮「へ?」

提督「ん?」

潮「?」

提督「?」

提督「(…喉、渇いたな)」フゥ

潮「あ、白い息」
76 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/09(水) 20:15:36.16 ID:QaHg+A/so
〜数分後〜

提督「(そろそろ辛いな。飲み物取ってくるか)」スッ

潮「提督?」

提督「ちょっと待っててくれ。飲み物取ってくr」

加賀「その必要はありません」ヒョコッ

提督「加賀?…いつの間に」

加賀「秋の気配がしたので」

提督「(使い方違わないか…?)」

加賀「どうぞ」ヒョイ

提督「これは?」パシッ

加賀「お茶です。潮にも」

提督「…ありがとう」

潮「ありがとう…ございます」
77 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/09(水) 20:47:03.94 ID:QaHg+A/so
〜数十分後〜

加賀「……提督」

提督「ん?」

加賀「…戻ります。余ったらいただけますか」

提督「余ったらな。どうした?」

加賀「…いえ」スタスタ

潮「…?」


〜数分後〜

瑞鶴「あれ?何やってんの?」ヒョコッ

提督「焼き芋(…納得だ…)」
78 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/09(水) 21:00:26.67 ID:QaHg+A/so
瑞鶴「いつからやってるの?これ」

提督「…かれこれ1時間くらい」

瑞鶴「そろそろ良いんゃない?開けちゃっても」

潮「ダメです!」

瑞鶴「!?」

潮「この火が消えてからまた周りの落ち葉をかけて…そうじゃないと…!」

提督「……」ポカーン

潮「ぁ…ぃ……ぁぅ……ぅぅぅ……」マッカッカ

提督「あ…その、なんか、すまん」

瑞鶴「(可愛い)」
79 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/09(水) 21:10:32.58 ID:QaHg+A/so
〜数十分後〜

龍驤「なんやキミら、焼き芋か?」

提督「そそ。一緒にどうだ?」

龍驤「ええんか?」チラ

瑞鶴「(私じゃないわよ)」ユビサシ

潮「………」

龍驤「…えと、良い?」

潮「え…は、はいっ」

龍驤「ほな、お言葉に甘えて…」ヨッコイショ

龍驤「…暖かいなぁ」

瑞鶴「そうですねー…」フゥ

潮「……」ジッ

提督「…(潮の目が真剣そのもの……)焼き芋、好きなんだな」

潮「はいっ。大好きです!」

龍驤「即答かいな」ケラケラ

潮「…………」カアァァ
80 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/09(水) 21:22:32.14 ID:QaHg+A/so
〜焼き始めから2時間強〜

潮「そろそろ、です」

北上「お?焼き芋?良いねぇ〜」スタッ

提督「どっから出てきた」

北上「ちょっと窓から」

龍驤「何で!?」

北上「ちょーっと言えないかな〜」

瑞鶴「……?」

潮「一緒に、どうっ、ですか?」

北上「ん?良いの?じゃあもーらいっ」パッ

提督「あ゛」

北上「ぅあーちちちちちちっ!?」

龍驤「ちょっ!?大丈夫かいな!?」

北上「ちょっと火傷したかも…いやーうっかりうっかり」

瑞鶴「うっかりで済むの?それ…」
81 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/09(水) 21:29:58.71 ID:QaHg+A/so
〜少し冷まして〜

潮「美味しい、ですっ」パクパクモグモグ

提督「…(よく食うなぁ)」モグモグ

瑞鶴「…そんな食べて太らないの?」

潮「ぇ…あまり、そういうのは……」

龍驤「ちょっと持ってて」ヒョイ

提督「?」パシ

龍驤「やっぱり…」

提督「?」

龍驤「その胸か?胸にいっとるんか?」

潮「へ?」

龍驤「駆逐艦離れしたその胸…やおぱりそういう事やな?」

提督「こら龍驤。やめなさい」
82 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/09(水) 21:35:22.43 ID:QaHg+A/so
龍驤「二人も気になるやろ?この胸の秘密が!」

瑞鶴「まぁ…そりゃ……そうだ…ですけど……」

北上「ん〜…」モグモグ

北上「まぁ…」パクパク

北上「ん〜…」ゴックン

北上「そうねぇ…」フフン

提督「こら、三人とm」

瑞鶴「提督さん、これよろしくっ!」ヒョイ

提督「うおっち!?」パシ

提督「(あ、両手芋で塞がった)」
83 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/09(水) 21:37:37.40 ID:QaHg+A/so
龍驤「かかれ!引っ捕らえるんや!」バッ

瑞鶴「ごめん潮!」バッ

潮「ひっ!?」

北上「駆逐の癖に…その乳寄越せぃ!」バッ

提督「あ、こら!バカ!」

潮「うっ、ひっ……」

ピイィィィィ
84 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/09(水) 21:38:38.59 ID:QaHg+A/so
8つ目おしまい
潮の秋グラ見て書いてみたけどgdgdしちゃって悲しいなぁ
北上様書いてて楽しかったです。また書くかも
85 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/12(土) 00:24:12.74 ID:A9OoMDfRo
ちょっとだけ質問

Q 本編でデレてない娘デレさせてもよろしい?
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 00:25:01.30 ID:jhm4TL+To
いいんじゃない?
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 00:33:13.07 ID:pn9M7UbUo
かまわんやれ
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 00:52:08.10 ID:YCJ+ueB6o
OK!
89 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/12(土) 12:37:56.44 ID:A9OoMDfRo
〜提督の部屋〜

提督「……なぁ摩耶」

摩耶「んだよ」

提督「…今俺仕事してるんだが」カタカタ

摩耶「炬燵入りながらか?」

提督「寒いんだよ」

摩耶「それに何で眼鏡かけてんだよ。目良いんだろ?」

提督「ブルーライトをカットしてくれるらしい…。目は大切だからな」

摩耶「……そ」

提督「…で、炬燵あるぞ?」

摩耶「…だから何だよ」

提督「…抱きつくの、止めてくれないか」

摩耶「嫌だ」ギュー
90 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/12(土) 12:42:25.22 ID:A9OoMDfRo
提督「いきなりどうした。突然部屋入ってきて…」

摩耶「…関係ないだろ」

提督「当事者に何て事を」

摩耶「………この前さ、重巡の皆で呑んだろ?」

提督「結構前だな」

摩耶「酔っぱらってて、覚えてなかったけど、その…さ」

提督「キスされたな。熱烈に」

摩耶「言うんじゃねぇっ!」グイ

提督「痛ぁっ!?」ゴチーン
91 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/12(土) 12:49:27.09 ID:A9OoMDfRo
摩耶「そ、それで…あの後姉貴から聞かされて……」

提督「……で、どうなった」

摩耶「…色々、吹っ切れた」

提督「……それで抱きついてるのか?」

摩耶「悪いかよ」

提督「別に…ただ制服のままだと寒いだろ。炬燵入れって」

摩耶「…いらねぇよ…」

提督「……(何の意地張ってるんだか)」ハァ
92 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/12(土) 12:54:39.79 ID:A9OoMDfRo
提督「よし、お仕事休憩!」

摩耶「あぁ?サボんなよ」

提督「めんどくなった」

摩耶「」

提督「ほら、隣空いてるぞ」

摩耶「…いらねぇって」

提督「…摩耶と一緒に入りたいよ。俺は」

摩耶「……っち…分かったよ。入れば良いんだろ?入れば!」モゾモゾ

提督「どうせだし、寝転がったらどうだ」

摩耶「意味わかんねぇよ…」

提督「良いから良いから」グイ

摩耶「っ!んの……」ドサッ

提督「これなら、入りながら抱きつけるだろ?」ニシシ

摩耶「………」プイッ

提督「ん?ダメか?」

摩耶「……バーカ」ギュッ
93 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/12(土) 12:55:04.99 ID:A9OoMDfRo
9つ目おしまい
摩耶様可愛いよ摩耶様
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 12:58:24.62 ID:pn9M7UbUo
踏まれたい
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 13:05:49.57 ID:YCJ+ueB6o
これは摩耶さまださなきゃ!
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 17:39:39.66 ID:dnPHiYs90
ちょっと摩耶様の轟沈ボイス聞きたくなってきた
97 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:18:00.25 ID:4sDnpaY/o
〜提督の部屋〜

提督「」カリカリ

北上「……」グデー

提督「…自分の部屋に暖房あるだろ」

北上「炬燵が良いのさ。炬燵が」

提督「自分の部屋に無いのか?」

北上「…無いねぇ」

提督「そうかい……」

北上「それにしても提督は毎年冬になると…」

提督「部屋にこもるって?」

北上「…よく分かったね」

提督「まぁ、実際そうだし」

北上「仕事でしょ?執務室でやらなくて良いの?」

提督「…炬燵が好きなんだ。それに…」

北上「それに?」

提督「冬くらい瑞鶴を休ませなきゃな」

北上「……秘書艦思いですねぇ」

提督「悪いかよ」フフッ
98 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:20:55.19 ID:4sDnpaY/o
北上「提督ぅー」

提督「ん?」

北上「お茶ちょーだーい」

提督「…自分でやってくれないか」

北上「どこにあるか分かんないし」

提督「戸棚の上から二番目」

北上「…分かんないなぁ〜」

提督「…用意しないからな?」

北上「んー…分かりましたよっと。ついでに引き出しの二重底m」

提督「今すぐ用意いたします」

北上「ふふん」
99 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:25:06.75 ID:4sDnpaY/o
〜数分後〜

提督「…どーぞ」コトッ

北上「いやぁ、何か悪いねぇ」

提督「全くだ…」

北上「〜〜♪」ポリポリ

提督「お前それ…」

北上「ん?食べる?」

提督「食べる?じゃなくてそれ俺の!俺のだから!」

北上「あれ?そうだっけ」

提督「」

北上「冗談だって。ごめんね」

提督「」ハァ
100 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:31:49.24 ID:4sDnpaY/o
提督「それにしても…」

北上「?」

提督「最近俺の部屋に来る娘多いよな。何かあったか?」プリントオリオリ

北上「さぁ?何となくじゃない?」

提督「何となく…ねぇ」オリオリ

北上「…何やってんの?」

提督「プリント切ってんの」

北上「…ハサミは?」

提督「…出すの面倒くさい」

北上「」

ツピー

提督「痛っ」パッ

北上「およ?大丈夫?」

提督「紙で切った…」

北上「あらら。絆創膏は?」

提督「…置いてない」

北上「取ってくるね。待ってて」スッ

提督「いや、そこまでしなくても」

北上「いいからいいから」
101 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:37:47.63 ID:4sDnpaY/o
〜数分後〜

北上「ただいま。救急箱持ってきたよ」ドアガチャ

提督「お帰り」

北上「指、見せて」

提督「ん」スッ

ドックドック

北上「…ティッシュで拭き取ったりしなかったの?」

提督「丁度切れてた」

北上「もう……あ、そうだ」

提督「?」

北上「」ハムッ

提督「Д▲※&☆‡◯!?」

北上「…何さ、そんな驚いて」プハ

提督「いぃぃいいや、とっとと突然ぱくっておおまえなな」

北上「あ、箱にティッシュ入ってた」

提督「」
102 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:44:23.90 ID:4sDnpaY/o
北上「まぁいっか。手、出して」

提督「…ん」スッ

北上「(…冷た)」ピト

北上「……」フキフキ ペタ クルクル

北上「はい。出来上がり」

提督「…ありがとう」

北上「どういたしまして〜」

北上「ね、提督」

提督「ん?」

北上「お仕事…ちょっとだけ、休憩しなよ」

提督「…?………分かった」
103 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:51:42.42 ID:4sDnpaY/o
〜数分後〜

北上「〜〜♪」

提督「ご機嫌だな」

北上「…………そ、そう?」

提督「何だ今の間」

北上「…あ、あのさ」

提督「ん?」

北上「だ、だ…だ……」

提督「だ…(が断る…か?)?」

北上「抱きついて、いっかな」

提督「………んん?」

北上「何さ今の間」
104 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:57:05.48 ID:4sDnpaY/o
北上「♪」ギュム

提督「??」

北上「訳が分からないって顔ですねぇ」

提督「実際分からん」

北上「まぁ…うん。そうだよね。提督だもんね〜」

提督「…どういう意味だ」

北上「そのままの意味ですよーだ」

提督「…何だ、摩耶の事と関係あるのか?」

北上「…どーだろね。ただ…」

提督「ただ?」

北上「やり返してくれると、嬉しいかな」ヘッヘッヘ

提督「やり返すって、何を………」

北上「………」

提督「…あぁ、おう。分かった」

北上「…ありがと」

ギュー
105 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/13(日) 22:58:41.78 ID:4sDnpaY/o
10こ目おしまい

だらだらな北上様書こうと思ったらいつの間にかデレデレになってこっちがだらだらになってた。
大井っちがどうなったかは…まぁ、うん。そうねぇ……
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 23:05:42.85 ID:CPB9atWUo
なに?大井っちがこわい?
逆に考えるんだ>>1ここの大井っちは両方好きなバイだと
107 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/14(月) 18:32:04.80 ID:w3oO2Eclo
ネタが尽きてきたんでこんな話書いて欲しい!とかあったら書いていってください。
もしかしたら書くかも…かも
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/14(月) 19:49:04.35 ID:li2Vc397O
ifルートみたいな感じで誰かと結婚したら...みたいな話見てみたい
109 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/14(月) 22:01:28.75 ID:w3oO2Eclo
曙との関係全リセでif入る感じになるけどよろしい?それとも修羅場モリモリ?
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/14(月) 22:09:15.21 ID:VIS+YfCKo
修羅場もりもり
111 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/14(月) 22:24:14.33 ID:w3oO2Eclo
明後日明々後日あたり書くかも…かもなので全リセか修羅場かお好きな方選んどいてくだしぁ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/14(月) 23:08:53.08 ID:tcGqgKPIo
せっかく別スレにしたんだから修羅場は要らなくね?
113 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/16(水) 22:50:13.44 ID:eVhMgA0No
パラレルワールド扱いですしここは修羅場無しでいきたいと思います。明日あたり書き始めるかも
114 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:19:18.75 ID:l0yCT83oo
〜執務室〜

瑞鶴「……」カリカリ

提督「……」ソワソワ

瑞鶴「…」カリカリ

提督「………」ソワソワ

瑞鶴「…提督さん」

提督「っん!?んんっ?」

瑞鶴「…大丈夫?体調悪いの?」

提督「…い、いや……そうじゃ、ない」

瑞鶴「そっか、それじゃお仕事やr」

提督「瑞鶴」

瑞鶴「何?」

提督「…と……け……」カアァァ

瑞鶴「え?」

提督「好きだっ!結婚してくれ!」ツクエバーン
115 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:22:50.30 ID:l0yCT83oo
シーン


瑞鶴「…………ぇ?」

提督「…いい、かな」

瑞鶴「……けっ…こん?」

提督「そうだ」

瑞鶴「カッコカリ…?」

提督「違う」

瑞鶴「…ほんもの?」

提督「本物」コクリ

瑞鶴「……ほんき?」

提督「本気だ」

瑞鶴「…いいの?わたしで?」

提督「お前が良いんだ」
116 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:26:57.72 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「………」グスッ

提督「え?」

瑞鶴「…うっ……くっ………」ポロポロ

提督「お?おい?瑞鶴?」

瑞鶴「…いいのっ…おいと……いてっ……」エグッ グスッ

提督「あ?え?嫌?だった…か?」

瑞鶴「違う…っ…から……!」グスン

提督「??」
117 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:42:18.09 ID:l0yCT83oo
〜十数分後〜

提督「落ちついたか?」

瑞鶴「」コクリ

提督「…これ、名前書いてくれるか?」

瑞鶴「……っ」コクコク

提督「…ありがとう」

瑞鶴「…こっちの、セリフよ」フフッ

提督「……そっか」

カリカリ

瑞鶴「…はい」

提督「それじゃ、出しに行くか」

瑞鶴「…どこに?」

提督「大淀」

瑞鶴「え?」
118 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:44:20.47 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「……どういうこと?」

提督「艦娘との結婚は少し複雑でな。一回本営通してからじゃないとダメなんだ」

瑞鶴「へぇ…知らなかった」

提督「それじゃ、行こうか」スッ

瑞鶴「……うん」ニギッ
119 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:50:05.83 ID:l0yCT83oo
〜またまた十数分後〜

大淀「あ、提督。瑞鶴さんも、こんにちは」

瑞鶴「や、やっほー…」

提督「よう。…えっと、これ頼む」スッ

大淀「はい…」パシ

大淀「………!」チラ

瑞鶴「」テレテレ

大淀「…そう、ですか」

提督「えっと、お願い。できるかな」

大淀「……はい。お任せくださいっ」
120 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:52:38.09 ID:l0yCT83oo
大淀「…思い出しますね」

瑞鶴「?……何を?」

大淀「お二人がケッコンした時の事です。あの時も……」

提督「あぁ。大淀にお願いしたんだっけ」

大淀「…その時と、そっくりですよ」

瑞鶴「…何が?」


大淀「照れ方が」フフッ

提督「……」マッカッカ

瑞鶴「」カアァァ
121 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:57:32.23 ID:l0yCT83oo
大淀「あ、後はこちらでやっておきますから、大丈夫ですよ」

提督「そうか、分かった」

瑞鶴「…行こっか」

提督「…ん」


大淀「(同じですね…)」フフッ
122 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 14:58:32.45 ID:l0yCT83oo
……こっからどうしたら良いかな
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/17(木) 15:31:24.37 ID:AbPBhZbzO
式をあげるもよし、少しキンクリして甘々な日常書くもよし…
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/17(木) 17:07:56.82 ID:pWy/03/no
握り潰す大淀さん
125 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:20:54.57 ID:l0yCT83oo
〜式も挙げて数週間後、提督の部屋〜

ドアガチャ

瑞鶴「おかえりっ!」

提督「…ただいま」
126 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:25:16.51 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「ふふん……今日は…」

提督「今日は?」

瑞鶴「じゃーん!肉じゃがだよ!」

提督「…瑞鶴、料理できたんだよな」

瑞鶴「ここ数週間、頑張ったと思うんだけど…」

提督「…いや、何か。そのな」

瑞鶴「?」

提督「肉じゃがって、憧れるから」

瑞鶴「…どういうこと?」

提督「…あぁもう、あれだ……あれ!」

提督「好きな人に作ってもらう肉じゃがって、憧れだよなっ!」

瑞鶴「………」

提督「…」

瑞鶴「…そ、そっかぁ。憧れかぁ……」エヘヘ

提督「……お、おぅ」
127 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:28:51.28 ID:l0yCT83oo
〜食事中〜

提督「」パクッ

瑞鶴「…ど、どう?」

提督「…」モグモグ

ゴックン

提督「…美味しい」ニシシ

瑞鶴「良かった」ニシシ

提督「…」パクパク

瑞鶴「…ねぇ、提督さん」

提督「……んっ?」モグモグ

瑞鶴「……いつ、するの?」

提督「」ブーーーッ
128 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:31:45.79 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「あっ、汚っ…」

提督「…んなっ、何言って」ゲホゴホ

瑞鶴「だ、だって!初夜?だっけ、なにも無かったし!ケッコンの時だっt」

提督「OK、落ち着け瑞鶴」

瑞鶴「落ち着いてるわよ。ただ今は提督さんg」

提督「今 は 食 事 中 で す 」

瑞鶴「…ごめんなさい」
129 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:38:28.60 ID:l0yCT83oo
〜食事後〜

提督「ごちそうさま。美味しかったよ」

瑞鶴「ありがと。それじゃ提督さん」

提督「ん?」

瑞鶴「し…しっし…しよっか」スススス

提督「落ち着こう。まだ食事終わって1分経ってない」ガシッ

瑞鶴「ま、またそうやって逃げるんだから……」グググ

提督「逃げるとか逃げないとか…」グググ

瑞鶴「提督さんは、嫌なの?」

提督「…嫌じゃ、ない。けど」

瑞鶴「けど?」

提督「食べたあと運動すると腹痛くなるから。また今度な」

瑞鶴「」プクー
130 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:46:08.76 ID:l0yCT83oo
提督「そう膨れるなよ」

瑞鶴「」プクー

提督「…怒ってる?」

瑞鶴「」ツーン

提督「(どうすれば……)」

瑞鶴「……ぁ」

提督「…?」

瑞鶴「…その、提督さん」ソワソワ

瑞鶴「どうした」

瑞鶴「…今日、さ。お菓子貰ったんだ」ドキドキ

提督「お菓子?」

瑞鶴「この前のが余ったって、加賀さんから」スッ

提督「(…ポッキーだよな。これ)」

提督「…あ」
131 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:48:07.04 ID:l0yCT83oo
瑞鶴「あ、あのさ、提督さん」

提督「…回りくどいぞ」クスッ

瑞鶴「…そっかな」

提督「あぁ。少女マンガレベルだ」

瑞鶴「……いい?」

提督「…ん」

チュッ
132 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/11/17(木) 20:48:53.76 ID:l0yCT83oo
瑞鶴結婚ifルートは一旦終わり。需要あればまた書くかも
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/17(木) 21:09:36.99 ID:5EiTPe30o
乙!
提督とフラグ勢でも続きをかかんかね?
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