【艦これ】提督「俺と皆と鎮守府と」

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151 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/13(火) 17:56:30.79 ID:FafvSijFo
これ以上書いたら怒られそうなのでここまで!
本編で曙は描写無いな…って思ったんで書いてみました。これが原因で飛ばされたらごめんなさいね?

曙改グラひゃっほーい!
152 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 19:46:57.94 ID:guzDeKEZo
〜執務室〜

葛城「メリークリスマス!提督!」ドアバァン

提督「うおっ!?ビックリしたっ!?」ビクッ

葛城「何よ、変な事でもしてたの?」

提督「いや、勢い良くドアを開けられたら誰でもビビるぞ……」

葛城「そう?」

提督「えっと、メリークリスマス?」

葛城「うん。はい、これ」

提督「………ありがとう。意外だな」

葛城「何が?」

提督「いや、一応ライバルだろ?」

葛城「瑞鶴先輩の事?」

提督「」コクリ
153 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 19:53:48.16 ID:guzDeKEZo
葛城「それは、そうね。ライバルよ。でも」

提督「でも?」

葛城「…悪いことだと思うけど、あなたの事も好きよ。私」

提督「プールで言ってたな。そういえば」

葛城「そういえば!?」バァン

提督「うっ!?」

葛城「けっ…結構恥ずかしかったんだから!勢いでも!」

提督「そりゃ…悪かったよ」

葛城「…返事、もらえる?」

提督「……分かった」

葛城「………」

提督「……好きだよ。葛城」

葛城「っ……!」

提督「…何かアレだな。ロマンチックだな」クスクス

葛城「っそ……そう、ね」
154 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 19:56:44.91 ID:guzDeKEZo
提督「……ん?」

葛城「何?」

提督「…」ジー

葛城「やっ、何お腹見てるのよ!」

提督「ちょっと待ってろ」ガサゴソ

葛城「………?」

提督「あ、そこ横になってて、ソファーで」

葛城「え…もう?」カアァァ

提督「違うわっ!」
155 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 19:58:59.11 ID:guzDeKEZo
〜数分後〜

提督「お待たせ、始めるか」

葛城「え?何を?」

提督「へそ掃除」

葛城「…え、おへそ?」

提督「そう。おへそ」
156 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 20:02:41.20 ID:guzDeKEZo
提督「普段掃除してないな?」

葛城「あ…あまり意識してないかも」

提督「…垢が見えた」

葛城「言わなくていいからっ!」マッカッカ
157 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 20:11:28.13 ID:guzDeKEZo
提督「はい、仰向けになって」

葛城「……どうするの?」

提督「教えるから、今度から自分でやれよ?……この液体を…」

葛城「……ベビーオイルじゃない」

提督「…この棒に……」

葛城「綿棒でしょ……変な言い方しないで」

提督「…綿棒の先につけて」

提督「ゆっくり拭き取る」

ピトッ

葛城「冷たっ……」

提督「ん?ごめん、ちょっと我慢してくれ」
158 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 20:26:12.76 ID:guzDeKEZo
提督「………」フキフキ

葛城「……ねぇ」

提督「?」

葛城「何か……変な感じするんだけど…」

提督「…ごめん。ちょっと力、強かったかな」

葛城「……ここ、ぴりぴりするの」マタオサエ

提督「…強くし過ぎたか。ごめん」

葛城「……今、クリスマスイブじゃない?」

提督「(……無駄に色っぽい顔しやがって…)」

葛城「………」

提督「………今、掃除中だぞ」コシコシ

葛城「…変な気分にさせたのは、そっちじゃない」

提督「…はい。おしまい」ポンポン

葛城「……うん」

提督「…部屋に戻って良いぞ」

葛城「…………」

ギュウ

提督「………初めては瑞鶴にやるんじゃなかったのか」ギュッ

葛城「…それは、そうだけど」
159 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 20:31:19.19 ID:guzDeKEZo
提督「………だけど?」

葛城「途中までは、良いでしょ?」

提督「途中まで……」グラッ

葛城「………ね」

提督「」グラグラ

瑞鶴「途中まで………何するの?」

葛城「」ビクゥッ

提督「!?」
160 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 20:35:14.08 ID:guzDeKEZo
提督「えっ、あ」

葛城「ず、瑞鶴せんぱっ」

瑞鶴「…聖夜に…そういうことしちゃうんだ…」

提督「………」

葛城「………」

瑞鶴「…流星改の用意、できてるわよ?」


この後全力で謝り倒した
161 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/24(土) 20:35:57.32 ID:guzDeKEZo
おーしまいっ!葛城が書きたかった。それだけ
誰か艦これのへそ掃除本描いて(懇願)
162 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2016/12/25(日) 14:26:21.00 ID:g0MbRtb1o
あ、因みに力が強いと本当に股間がピリピリするので、気をつけて下さい
163 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/03(火) 23:59:25.98 ID:qfl+WJ80o
今このスレを確認してくれる方はどのくらい居るのか分かりませんが。神通と結婚編。書いていこうかな、と思います
164 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:02:21.32 ID:HrAsHgJCo
〜提督の部屋〜

提督「……」パラパラ

神通「……」ソワソワ

提督「?」カリカリ

神通「………ぁ」

提督「どうした?神通」

神通「っ!」ビクッ

提督「何か…あったか?」

神通「ぃぇ……」フルフル

提督「(薄い本がチラ見え…いや、それはないな)」

カリカリ ペラッ カリカリ
165 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:09:29.90 ID:HrAsHgJCo
神通「…あ」

提督「……?」チラ

神通「………」サッ

提督「…何だ。後ろめたい事か?」

神通「ち、違っ……ぃ、ます」

提督「なら、遠慮はいらないだろ?」

神通「……あの…その…とても、恥ずかしくて……」

提督「おう、どんな話でも来い。バッチリ受け止めて……」

神通「結婚、して…くだ……さぃ……」

提督「………………」

神通「………」ブルブル

提督「…………え?」

神通「」ビクッ

提督「…け、っこ…ん?」

神通「ごめんなさい…ダメ、ですよね」

提督「な訳無い!」

神通「っ…!」ビクッ

提督「あ、ごめん…その、気づかなくて。ありがとう」

神通「…………」

提督「あぁ。結婚しよう。神通」
166 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:18:27.52 ID:HrAsHgJCo
〜数分後〜

神通「提督、これに、サインを…」

提督「ん…(もう神通の所に名前…)」

神通「その後、大淀さんの所に…行きましょう」

提督「…大分調べたんだな」

神通「ぁ……いえ、その……」カアァァ

提督「…ありがとう。そんな考えてくれて」

神通「……はい。どう、いたしまして…」コクリ
167 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:34:43.25 ID:HrAsHgJCo
〜数十分後〜

大淀「…はい。確認しました。記入漏れも無いですし……。ご結婚、おめでとうございます。提督」

提督「…ありがとう」

大淀「神通さんも」

神通「ありがとう…ございます」

大淀「後は、こちらでやっておきますね」

提督「あぁ。頼んだ。ありがとう」

大淀「いえ、仕事ですから」

提督「それじゃ、行こうか」

神通「………はい」

スタスタ

大淀「…羨ましい……」ボソッ

明石「焼きもちですか?」

大淀「っ!?」バッ

明石「いい人ですしね。提督」クスクス

大淀「い、いえ、そういう訳じゃ…」

明石「いっそ、凄い浮気でもしてくれれば、そっちに意識が逸れて楽なんでしょうけどね。」

大淀「明石さんも、ですか?」

明石「いえいえ!そんな訳無いじゃないですか!」ケラケラ

大淀「(凄い浮気…ですか、でも、それでも…どうでしょうか)」
168 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:37:22.97 ID:HrAsHgJCo
〜数週間後、執務室〜

雷「どう司令官!雷が1番頑張ったんだから!」ドヤッ

提督「おぉ、頑張ったな」ナデナデ

雷「〜〜♪」

神通「………」ハッ
169 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:44:04.32 ID:HrAsHgJCo
〜数日後、執務室〜

提督「出撃、お疲れ様。凄い戦果じゃないか」

神通「いえ…こんな私でも、提督のお役にたてて……」ソワソワ

提督「それじゃ入渠して、後はゆっくり休んでおいで」

神通「…え」

提督「ん?あ、今日の執務か?大丈夫だ。もう残り少ないし…」

神通「いえ…その……」

提督「…?」

神通「……大丈夫、です。少し、休んできますね」シュン

提督「……あ、待ってくれ」ガタッ

神通「?」

スタスタ

ギュッ

神通「!」ピクッ

提督「…これで、良いかな?」

神通「……はい」ギュッ
170 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:46:41.86 ID:HrAsHgJCo
〜入渠ドック〜

神通「………♪」


瑞鶴「神通さん、何か嬉しそうね」

加賀「今日の戦果から考えれば自然な事よ。貴女も精進なさい」

瑞鶴「…はーい」


神通「………♪」ニコニコ
171 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/04(水) 00:47:49.42 ID:HrAsHgJCo
おしまい!
待たせてごめんね?(´・ω・`)蒼龍はまぁ…そう、そうねぇ…時間かかりそう?
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 10:53:20.43 ID:by4TptGjO
素晴らしい!
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 18:54:47.70 ID:CU9b7MFfo
これは最高だわ(砂糖だばだば)
174 :名無しのイッチ [sage saga]:2017/01/14(土) 22:05:42.81 ID:7bEk+8J5o
シリアス系書きたいなー
地の文アリで書きたいなー
…書いて良い?
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/14(土) 22:07:08.64 ID:wo+xMXTMO
やりたいようにやりんしゃい
176 :名無しのイッチ [sage saga]:2017/01/14(土) 22:48:06.36 ID:cHl4JjdZo
〜大規模作戦海域、最深部〜

長門「目標…捉えた。届くぞ!」

金剛「OK!全砲門斉射!」

アイオワ「レッツパーリィ ィィィィィィィッ!」

北上「………」

アタシは軽巡…じゃなかった。重雷装巡洋艦。北上

北上「甲標的、行けるね」

ただいま久々の大規模作戦決戦の真っ只中。やだねぇ、戦艦の皆さんは血の気が多くて

北上「40門の酸素魚雷は、伊達じゃないからねっ!」

ま、私も似たようなもんだけどさ

シュゥゥゥゥゥ…

甲標的から発車された魚雷が真っ直ぐな軌跡を描いて敵艦に突っ込んでいく。直撃コース

ドオオオォォォン

鳥海「敵重巡、完全に沈黙!沈んでいきます!」

北上「ふふん、これが重雷装艦の実力って奴よ」

確かネ級だったっけ、よく一発でいけたねぇ。良かった良かった

北上「…大井っちと一緒に撃ちたかったなぁ」ボソッ

摩耶「仕方ねぇだろ?修理に時間かかるんだから」

大井っちは前の出撃で大破しちゃって入渠中。まぁありゃ無理だよねぇ

さ、これから長い長い砲撃戦。狙われない事を祈りましょうかね
177 :名無しのイッチ [sage saga]:2017/01/14(土) 23:02:25.60 ID:cHl4JjdZo
……………………………………………………………

長門「皆…追撃はどうだ。行けそうか?」小破

金剛「Sorry,厳しいネ…」中破

アイオワ「問題無いわ。金剛、さっきはありがとう。庇ってくれて」無傷

金剛「どういたしマシて。けど、それは後ネ」

摩耶「どーすんだ。敵は待ってくれねぇぞ?」中破

鳥海「敵艦隊の残存勢力は随伴一隻、それと旗艦の姫級が1隻…今の戦力なら十分勝ち目があります」大破

北上「……提督、早く指示だしてよね」無傷

結局指示は追撃だってさ。やるなら早くしてよね
178 :名無しのイッチ [sage saga]:2017/01/14(土) 23:31:24.22 ID:WJiKXNauo
〜夜戦突入〜

鳥海「照明弾を!」

金剛「夜間偵察機、お願いしマスね」

摩耶「探照灯……こっち撃つなよな……」

夜の海が一気に明るくなった。敵さんの居場所も丸分かり…

北上「さて……ギッタギタにしてやりましょうかね!」

ドオオオォォォン ズガアァァァン   ゴオオォォッ
  バババババ  ガアァァァン

主砲の二連装砲、戦艦の砲撃で相手の動きを封じて

北上「まぁ私はやっぱ、基本雷撃よね〜」パシュッ

必殺の一撃……何本も当てるからそうでもないか。叩き込んで、沈める

姫級「……!…………!」

これが私たちの黄金パターンって奴かな。ワンパターンでもあるけど

ズズズズ

敵が沈んでいく。駆逐みたいなのならまだしも…人の形をしてる分、あまり後味はよろしくないね

金剛「Hey北上、お疲れ様デース!」

北上「ありがと。さ、帰りますかねっt」

カッ

こういうのを[その時、不思議なことが起こった]って言うのかな

視界を一瞬で塞ぐ閃光と、冷たいのか温いのか、水なのか固体なのか分からない感覚に包まれて

私たち、少なくともアタシは意識を失った
179 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/14(土) 23:45:05.93 ID:WJiKXNauo
酉付けてなかった。いけないいけない
180 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/14(土) 23:57:58.82 ID:WJiKXNauo
北上「うぅ……う……」

目が覚めたのは近くの岩場だった。船の形してたら大問題なんだろうけど、人の形してて良かったよ。
艤装も動いてるみたいだし…運が良いねぇ

北上「大分寝てたみたいだね…」

空には綺麗な夕日が浮かんでた。さっきまでは夜だったから…うえ、考えたくないね

北上「(とにかく、ここは帰還しなきゃ。他の娘は…)」

見回しても、姿は無かった。考えたくないけど……あの衝撃で沈んでしまった可能性もあるね

北上「そうだ、まず連絡しなきゃ…」

艦娘の艤装には通信機能があって、意識した時勝手に発動するようになってる。便利だよね。近代の発明って

北上「………あれ?」

通信機能が……働かない。流石に無傷って訳にはいかなかったかな

北上「……どうしよう」

アタシ一人で探すにも限度がある。さっきの戦闘で大分消耗したと思うし、戻って支援を頼んだ方が確実…多分

北上「(…ゴメン皆。支援が来るまで耐えて)」

アタシは、一人で鎮守府に戻る事にした
181 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 00:09:28.37 ID:5HlyxqF1o
さて、問題なのが帰り道。まだ残ってる敵に見つかって、それが戦艦とかだったら最悪死ぬかもしれない…一人位一緒が良かったな

北上「………」

精神を研ぎ澄まして敵の気配を探る。
電探は鳥海さんと長門さんが持ってただけ、私は持ってないから敵の位置が分からない。
……正直、すっごい怖い

北上「(……大井っちが居ればなぁ)」

無い物ねだりをしても仕方がない。とにかく今は鎮守府を、家を目指さなきゃ

北上「……………心細いなぁ」
182 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 00:15:19.16 ID:5HlyxqF1o
そこからしばらく進んで、大分鎮守府の近くまで来たんじゃないかな。

北上「……お?」

水平線近くに人影。それも敵の空母みたいな異形がくっついてる訳じゃなく、人間の形。あれは…

北上「艦娘……!」

やっと見つけた。会えた。背丈からして駆逐艦なのが残念だけど…

北上「早くこの事伝えて救助お願いしなきゃ…」

そんな私を待っていたのは…探していた、大丈夫か、そんな暖かい言葉じゃなくて

ドオオォン

北上「っ!?」

殺意を持った砲弾だった
183 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 00:30:00.53 ID:5HlyxqF1o
北上「っあっ!?何さ!」

間一髪で回避。不意討ちにも程がある、何で味方の私を…

ドオオン ドオォォン

北上「っ……ちょっと、洒落になんない…!」

みたところあっちは4隻。駆逐艦とはいえ一斉砲射されてるんだから弾幕も半端じゃない

北上「(何で…何で!?)」

嵌められた…とも考えにくい。今やアタシと大井っちの練度はトップ10には入る。
そんな戦力をわざわざ潰す理由も無いはず

北上「(…まさか、敵?鹵獲された?それとも鎮守府ごと?)」

気絶していたのが1日だけとも限らない。それに原因が深海棲艦だ。何があってもおかしくない

北上「ちょっと!そろそろ止めないとっ……撃ち返すよ!」

シュパッ シュゥゥゥゥゥ

北上「っ!(魚雷まで………)」

あっちは明らかに殺意を持って来てる。やらなきゃやられるのはこっち。
それに、私もが沈めば支援を待ってる5人もやられるかもしれない

北上「…警告、したからね」

ドオオオォォォン
184 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 00:36:07.08 ID:5HlyxqF1o
………………………………………………

北上「っ……!」

やってしまった。相手が殺意をもってきたとはいえ、敵に乗っ取られたかもしれないとはいえ、同じ艦娘を……

北上「…ゴメンっ」

ただ、今急がなければ

今この事態を伝えなければ

北上「………」

自分の戦友を見殺しにする事になる。
それは明らかにエゴだ、けれど同時にそれは今のアタシの原動力となった
185 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 00:45:46.28 ID:5HlyxqF1o
その後もアタシは、ただひたすらに鎮守府を目指した

ドオオオォォォン ズガアァァァン バババババ

北上「っ……!何で、何でこんな……」

アタシと同じ家に居た娘と、似たような形をした敵を沢山見た。空母に重巡、戦艦まで出てきた

北上「…こっの……!喰らえっ!」パシュッ

苦し紛れの一発。足を止められればそれで十分

シュゥゥゥゥ

魚雷が真っ直ぐな軌跡を描いて、敵に向かっていく

ドオオォォン

直撃、周りの敵は意表をつかれたのか動きが怯む

北上「…………」

その隙に私は先に進んでいく。皮肉な事に…家に近くなるほど、攻撃は激しさを増していった
186 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 00:51:18.46 ID:5HlyxqF1o
北上「……そろそろ、かな」

記憶では、もうすぐ鎮守府が見えるはず。
ここまで敵が多い時点で占領されているかもしれないけど、まだ希望を捨てるには早い

北上「………?」

気がつけば、アタシには攻撃が来なくなっていた。それと同時に人影が一つ、前に見えた

北上「(巻き添えを気にした…?それとも…何だろう)」

前方の人影に注目する。その瞬間、アタシは言葉を失った
187 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 01:07:52.55 ID:5HlyxqF1o
大井「……」

大井っちだった。同じ重雷装艦で、いくつもの作戦に一緒に出演者した、アタシのかけがえの無い友達だった

北上「………大井っ、ち」

アタシは今にも泣きそうだった。
それは作戦が終わった緊張の糸が切れたからか、
帰ろうとしたら突然味方の形をした敵に襲われたショックからか、
そんな時に親友に会ったからか、
その親友すら敵かもしれないという状況に自分がいるからかもしれない

北上「……あのさ、私、敵を倒してさ、そしたら気失っちゃって。それでさ…」

大井「………」

大井っちは何も言わなかった。表情は見えなかった

北上「それで私、帰ろうとしたら艦娘の駆逐艦にいきなり砲撃されちゃって、もう意味分かんないでしょ?」

大井「………」

北上「…大井っち?」

大井「……やめて」

北上「え?」

大井「その姿で、その声で、話さないで」

北上「………エ?」

次の瞬間

ドオオオォォォォォン

足元で大爆発が起こり、アタシは縦に一回転した

グルングルン

回る視界の中、アタシは海面を…正確には、海面に映る自分の姿を見た
188 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 01:08:50.45 ID:5HlyxqF1o
>>187
訂正

誤いくつもの作戦に出演者した

正いくつもの作戦に出撃した
189 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 01:13:56.89 ID:5HlyxqF1o
北上「…………っ!?」

呆気にとられ、アタシは海面になすすべなく背中から落ちた

バアァンッ

……そして、理解した。理解してしまった

北上「………ゴメんネ。大井ッチ…」

大井「……ごめんなさい。北上さん」

パシュッ

魚雷が真っ直ぐな軌跡を描いて、アタシに向かっていく

シュゥゥゥゥゥ

北上「……ツイてなイネ……はハ」

直撃
190 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/15(日) 01:15:42.28 ID:5HlyxqF1o
おしまい。深海棲艦北上様みたら書きたくなったので書いてみました。シリアスは難しいね。うん
ちなみに夕日云々は某アイレムっぽいモノを書こうとした名残です。特に意味はないです
191 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/16(月) 19:37:07.85 ID:Yn58IhjVo
蒼龍と結婚編、書くよ!

…………多分!
192 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/16(月) 19:45:32.54 ID:Yn58IhjVo
〜提督の部屋〜

蒼龍「ごろごろしてて良いんですかぁ?提督」

提督「たまの休日だし、許してくれ」


テレビ『等価交換だ。俺の人生半分やるから』

テレビ『お前の人生半分くれ!』


提督「……なぁ蒼龍」

蒼龍「うん?」

提督「今のセリフ、蒼龍的にはどうだ?」

蒼龍「どうって…何が?」

提督「プロポーズの台詞。今のだったらどう思う?」

蒼龍「うーん…どうだろ」

蒼龍「…違うのが良いかなぁ」

提督「例えば?」

蒼龍「…何でそんな事聞くのよ」

提督「いや…気になるなぁって」

蒼龍「うーん…。いきなり聞かれても…」

提督「」ジーッ

蒼龍「………」

蒼龍「シンプルな方が良いかな。結婚してくださいって」

提督「……そうか」

蒼龍「うん」

提督「じゃあ……うん。そだな」

蒼龍「何」ニヤニヤ
193 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/16(月) 19:45:59.79 ID:Yn58IhjVo
提督「結婚してください」
194 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/16(月) 20:11:23.94 ID:Yn58IhjVo
蒼龍「………はい。喜んで」ニッコリ

提督「…少しは驚かないのか?」

蒼龍「だってバレバレなんだもん」

提督「えっ」

蒼龍「何か抜けてるよね。そういう所」

提督「」

蒼龍「あ、婚姻届…」

提督「ここに」ササッ

蒼龍「…もう書いてる」

提督「どうした?」

蒼龍「…断られたら、どうするつもりだったの?」

提督「そんな選択肢は無かったな」

蒼龍「もう……」クスッ

提督「…断る気があったか?」

蒼龍「まさか。あり得ません」フフン

クスクス
195 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/16(月) 20:19:17.90 ID:Yn58IhjVo
〜数時間後〜

大淀「………」

提督「………」

蒼龍「………」

大淀「はいっ。確認しました」

大淀「…ご結婚、おめでとうございます。提督…それに蒼龍さんも」

提督「ありがとう」

蒼龍「ありがとっ」

大淀「それでは、後はこちらで処理しておきます。お疲れ様でした」

提督「ん。頼んだ」

蒼龍「お願いします」

スタスタ


大淀「………」ハァ

明石「………どうかしました?」

大淀「私、なんだかずっと損な役をやらされている気がします…」

明石「好きなんですか?提督の事」

大淀「明石さんと一緒ですよ」

明石「うえっ!?」マッカッカ

大淀「…冗談ですよ。……冗談になりませんでしたけど」

明石「あは……ははは……」
196 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/16(月) 20:31:39.64 ID:Yn58IhjVo
〜数週間後、執務室〜

提督「………」カリカリ

ドアガチャ

提督「」チラ

蒼龍「お疲れ様です、提督」

提督「蒼龍か。ノックくらいしろよ?」

蒼龍「す、すいません。…お茶、淹れましょうか?」

提督「あぁ。頼む」

…………………………………

提督「なぁ、蒼龍」

蒼龍「ぅぁはいっ!」ビクッ

提督「…そんなに驚かなくても」

蒼龍「き、気にしないで下さい…何でしょうか?」

提督「…結婚した途端、何でそんな、昔みたいに丁寧語なんだ?」

蒼龍「あ………」

提督「…嫌いになったか?」

蒼龍「っ、違いますっ!ただっ!」

提督「………」

蒼龍「ただ、その……」

蒼龍「プロポーズの時思い出しちゃって、恥ずかしくて………」マッカッカ

提督「!」

蒼龍「あの、嫌だったら、ごめんなさい」

提督「…もっとため口で話して欲しいな。恥ずかしがる蒼龍を見たい」

蒼龍「なっ」カアァァ

提督「」ジーッ

蒼龍「…もうっ、仕方ないんだから」
197 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/16(月) 20:45:23.60 ID:Yn58IhjVo
〜さらに数日後〜

蒼龍「はい提督、この前欲しいって言ってた手袋」

提督「!…ありがとう。助かる」

提督「(暖房あるとはいえ、外出ると指動かなくなるんだよな…)」

蒼龍「ねぇ提督」

提督「ん?」

蒼龍「その上着、暖かい?」

提督「そこそこ…かな」

蒼龍「へぇ……着てみて良い?」

提督「?…良いけど」ヌギヌギ


蒼龍「……暖かい」

提督「そっか」フフッ

蒼龍「…ねぇ、これ貰って良い?」

提督「え?あ、それ古いし、新しいのなら他にもっと良いの買える…あ、お返しでそれの新しいのとか…?」

蒼龍「……これが良いなぁ」

提督「いやでも、所々ボロくなってきてr」

蒼龍「これが良いっ!」

提督「っ!?……分かった。あげるよ」

蒼龍「……ありがとっ♪」

提督「(新品の方が絶対良いと思うんだけどなぁ…とにかく今は仕事しないと)」カリカリ

蒼龍「………」スゥー

蒼龍「〜〜♪」ハァー

蒼龍「(提督の匂いっ)」ニコニコ
198 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/01/16(月) 20:46:31.68 ID:Yn58IhjVo
おしまい。蒼龍との結婚案が出たのが2ヶ月前でした……お待たせして申し訳ない
199 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/02/05(日) 13:13:58.77 ID:M/Sc8XlOo
提督「明石、修理ありがとうな」

明石「いえいえ、仕事ですから」

提督「…そういえば今日、ここに来る途中転んでな、股間を強打したんだ」

明石「ぶっ……ぅ、え、大丈夫ですか?」

提督「小破って所か。それで…」

提督「…修理、お願いできるか?」ボロンッ

明石「」

提督「…………」

ゴシャアァッ

提督「ッブルゲァアッ!?」ビクン

明石「これて中破ですね」ニッコリ
200 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/02/05(日) 13:14:44.27 ID:M/Sc8XlOo
ギャグが書きたいと思ったら下ネタになってた。何を(ry
201 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/03/13(月) 01:17:49.64 ID:QrFAck11o
〜ある日〜

提督「加賀〜」

加賀「何かしら」

〜またとある日〜

提督「なぁ加賀」

加賀「?」

〜そんでもって違う日〜

提督「それでだが加賀」

加賀「……」
202 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/03/13(月) 01:29:46.92 ID:QrFAck11o
〜別の日〜

加賀「…提督」

提督「?」

加賀「他の鎮守府の話なのだけれど」

提督「他の鎮守府?」

加賀「えぇ。どうやら大半の提督は私の事を"加賀さん"と、さん付けで呼んでいると聞いたの」

提督「らしいな。…どうかしたか?」

加賀「……お礼が言いたいの」

提督「…?何かしたか?」

加賀「その、貴方がこう考えているかは分からないけれど、呼び捨てにできる程……私を近くに思っていてくれて…ると」カアァァ

提督「……加賀?」

加賀「…嬉しくて」マッカッカ

提督「呼び捨てが?」

加賀「………」コクリ

提督「…不思議だな。加賀は」クスクス

加賀「………ありがとうございます。提督」

提督「どういたしまして…かな。加賀」

クスクス
203 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/03/13(月) 01:30:34.40 ID:QrFAck11o
短編は本来このくらいの長さであるべきなのかもしれない
深夜テンションで書いたので色々おかしいかも
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 00:37:49.82 ID:yOVXDKwR0
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/01(土) 20:19:26.62 ID:uTjr1Wuuo
206 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/04/12(水) 18:37:10.89 ID:El2O5u1Lo
涼風「てやんでい!」

江風「てやんでい!」

嵐「てやんでい!」

涼風「がってんだ!」

江風「がってんだ!」

嵐「がってんだ!」

涼風「あたぼうよ!」

江風「あたぼうよ!」

嵐「あたぼうよ!」



提督「何やってんだ?あれ」

瑞鶴「江戸っ子講座だって」

提督「謎だ………」
207 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/04/22(土) 09:55:48.63 ID:2s6Bq7KWo
〜提督の部屋〜

提督「……なぁ、北上」

北上「何さ」ピコピコ

提督「いきなり部屋に上がり込んで鍵かけて何事かと思ったら」

提督「………何でベッドに潜り込んでゲームしてるんだお前は」

北上「いやぁ、最近大井っちが束縛きつくてさぁ」

提督「のろけか?」

北上「そうかもね」

提督「」

北上「四六時中くっついてくるもんだから、ゲームできなくてね〜」

提督「だからって何で俺の部屋なんだ。球磨あたりに頼んだら良いんじゃないか?」

北上「まぁまぁ、そこもちゃんと理由があるのさ」

提督「理由ねぇ…」

北上「……聞きたい?理由」

提督「聞きたい」

北上「……ぁのさ、えと」

提督「………」

北上「提督のこと……」

北上「こと……こコノベっと大きっ」カアァァ

提督「……大丈夫か?」

北上「………何もない」マッカッカ

提督「…ベッドが大きいから、か?」

北上「……そうだけど……違う」

提督「……?」
208 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/04/22(土) 09:56:28.79 ID:2s6Bq7KWo
この後滅茶苦茶大井っちに絞められた
本編でも北上様書きたいなぁ…
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/22(土) 10:24:36.66 ID:vY1Hhc/qo
そろそろ安価でだしてあげたい
210 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/04/28(金) 01:52:09.72 ID:GNK2dMyqo
不知火「司令」

提督「ん?」

不知火「…今夜、よろしいでしょうか」

提督「…………部屋で待ってる」

不知火「はい」
211 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/04/28(金) 01:54:05.35 ID:GNK2dMyqo
〜提督の部屋〜

不知火「あの、司令」

提督「どうした。ジュース嫌いだったか?」

不知火「そういう訳では、ないのですが」

提督「飲み終わって、少し休んだらな」

不知火「了解しました」ゴクゴク
212 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/04/28(金) 02:02:56.15 ID:GNK2dMyqo
〜数分後〜

不知火「…では、そろそろ」

提督「ん。おいで」

不知火「」ギュウッ

プルッ

不知火「」ピクッ

提督「…どうした?」

不知火「……お手洗いn」

ギュウッ

不知火「っ………司令?」

提督「今日はやけに冷えるな、不知火」

不知火「むしろ暖かいくらいでh」

プルッ

不知火「〜っ!?」

提督「不知火?大丈夫か?」

不知火「(普段の尿意とは違う…これは…?)いえ、その」

提督「…まだ乗り気じゃないのか?」

不知火「そういう訳では」

提督「じゃあ、良いな」サワッ

不知火「っ…!」ブルッ

サワサワッ ツツーーッ ピンッ クニクニ

不知火「(尿意と相まって、これは……)しれ…ぃ…お手洗い……行きたっ………」ビクッ

提督「ん、知ってる」

不知火「!?」

ギュウウウゥゥゥゥ

不知火「(拘束が強く!?)このままでは、漏れてっ……」

提督「知ってる。……悪いな、少し盛った」

不知火「!?」
213 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/04/28(金) 02:14:24.70 ID:GNK2dMyqo
クチクチクチュチュッ クニッ ズニュッ

不知火「(指だけっ……なのに………)これっ、以上は……本当に………!」

提督「大丈夫。漏らして」

不知火「そんなっ……それでは不知火はっ…」

提督「そんな不知火も見たいな」

不知火「っ…う………ぁ…」

提督「(お腹押さえてみるか)」グニュニュッ

不知火「ん………ふぁ……っ」ヘニャッ

提督「……出して」ミミモト

不知火「ぅ………あっ」プルプル

ショワアアァァァァァ

不知火「あ、ぁ………あっ……」グスッ

ショロロロロロロ

提督「…どう?我慢してたの、出してみて」

シャアアアァァァァァァァ………

不知火「……気持ち、いい。ですっ………」グスン

提督「悪かったな。…でも、今の顔凄く良いぞ」ゾクゾクッ

不知火「……変態、ですね………」クテッ
214 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/04/28(金) 02:14:52.60 ID:GNK2dMyqo
ぬいぬいが漏らす話が書きたかった。後悔はしていない
215 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/05/12(金) 16:41:40.05 ID:qcHahasmO
〜ジュウコン(予定)提督のパラレルワールド〜

明石「〜〜♪」

大淀「ご機嫌ですね。明石さん」

明石「あっ、いえ!大丈夫です!」

大淀「知ってます。指輪ですよね」クスクス

明石「え、えぇ。まぁ……」エヘヘ

大淀「(戦力増強のためではなく、ただ純粋な絆の証として……)今、一人だけなんですよね。指輪してる娘は」

明石「そう、ですねぇ……」フヘヘ

大淀「(すっかり腑抜けて……そんな明石さんも悪くないですけど)」
216 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/05/12(金) 16:43:39.10 ID:qcHahasmO
提督「(そろそろリミッター解除ができる艦が増えてきたな……)」チラッ

翔鶴「どうかしましたか?提督」

提督「ちょっと考え事を………よし」ガタッ

スタスタ

翔鶴「提督?どちらへ………」

提督「買い物だ。待っててくれ」
217 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/05/12(金) 16:49:43.84 ID:qcHahasmO
〜酒保〜

ガラガラッ

提督「(在庫は……あるっぽいな)」

明石「あ、いらっしゃいませ!どれにします?」

提督「書類一式」

明石「…………え?」

提督「………え?」

明石「…な、何でっ?」

提督「え、あぁ。リミッター解除できる娘が増えてきたし、戦力を増強しても良いんじゃないかって」

明石「……この書類でですか」

提督「あぁ」

ビリビリビリッ

提督「あぁーーーーっ!?お前!明石!?何でこんなことを!」

明石「知りませんっ!焼きもちですっ」プイッ

提督「……………ごめん」
218 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/05/12(金) 16:50:15.85 ID:qcHahasmO
明石可愛いから誰か滅茶苦茶えっちく書いて
219 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/05/31(水) 22:16:51.44 ID:8LCNTSBuo
朝潮「司令官、いつでも出撃可能です。ご命令を」

提督「損傷あるだろ。明石に直してもらってこい」

…………………

朝潮「司令官、出撃命令を」中破

提督「……入渠してきなさい」

…………………

朝潮「…出撃、命令を……」オレンジ

提督「……朝潮、何も戦うことだけが兵士じゃない」

朝潮「……」

提督「…一つ話をしよう。兵士にとって大切な3つのことだ」

朝潮「はい」

提督「一つ目はよく鍛練を積むこと。動きを理解しないといけないからな」

朝潮「」コクリ

提督「二つ目はよく戦うこと。実戦の経験が無ければいくら演習や訓練で鍛練を積もうと動けないから……分かるか?」

朝潮「はい」

提督「そして三つ目。よく休むこと、万全の状態で挑まなければロクな結果にならないだけでなく、周りに損害を与えかねない」

朝潮「よく、休む……」

提督「朝潮はその内1つを無視している。焦りは禁物、常に万全の状態で挑めるようにすること」

朝潮「はい」

提督「……もう無理しようとすることが無いように、一つ約束しよう」

朝潮「約束ですか?」

提督「そうだ。……絶対に沈むな。何がなんでも生き延びろ。…良いな?」

朝潮「………はい。了解しました」



……………………

朝潮「駆逐艦朝潮、出撃します」ビシッ

提督「ん。頑張ってこい……沈むなよ」

朝潮「司令官…はい!約束は…司令官との大切な約束も、必ず守り通す覚悟です!」
220 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/05/31(水) 22:17:31.17 ID:8LCNTSBuo
朝潮レベリングしてたらふと思い付いたので書きました。朝潮と霞は最近のお気に入り
221 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/06/27(火) 10:00:54.82 ID:VzMv+22bO
〜梅雨〜

漣「〜〜♪」イジイジ

提督「」イジイジ

曙「……何してんの?」

提督「最近、梅雨だし…」

漣「雨よけのてるてる坊主っ。ぼのたんもどう?」

曙「はぁ?いいよ、そんなの………」

漣「まぁまぁ。意外と楽しいですわよ?」

曙「……布、使うんだ」

提督「あぁ。…俺が作ってた頃はティッシュ丸めてくるんだだけだったけどな」

漣「じゃーんっ、提督帽子〜」

提督「おぉう…」

漣「これにくっつけて、てるてるご主人様っ。はい、どーぞ」

提督「……ありがと」

曙「漣、手先器用ね……」

漣「おぉ?やってみたくなりましたかな?」

曙「……やってみよう、かな」

漣「♪」ktkr!

…………………………………

曙「………」イジイジ

提督「」イジイジ

漣「ご主人様ご主人様」

提督「ん?」

漣「じゃーんっ。てるてるぼのたん〜」

提督「……似てる」クスクス

曙「…?何して……あ、漣っ!」

漣「可愛いでしょ?萌え〜って言っても良いんですよ?」

男「言わないけど。可愛い」

漣「」ムフー

曙「何作ってんのよ!ちょっ、渡しなさいっ!」

漣「だーめっ、折角作ったし……ね?」

曙「ね?じゃない!恥ずかしいじゃない!」

漣「恥じらいぼのたん、萌え〜」ニマニマ

曙「ーーーーーーっ!」

提督「まぁまぁ、良いじゃないか」

曙「あぁっ?」

提督「俺のも…一緒に吊るしたいな」

漣「その言い方はどうかと思いますな」

提督「え」

曙「…………仕方ないわね。少しだけだから」

漣「(ちょっろ)」
222 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/06/27(火) 10:05:31.85 ID:VzMv+22bO
………………………

瑞鶴「………で、何でてるてる坊主がキスしてんの?」

男「中にネオジム磁石が仕込んであったらしい」

漣「まぁまぁぼのたん落ち着いて。ご主人様も満更じゃなさそうですよ?」

曙「ー〜〜ーー〜ッ!!」ジタバタ



梅雨中鎮守府の話題になった
223 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/06/27(火) 10:06:24.47 ID:VzMv+22bO
曙の梅雨ボイス聞いておもいついたので書いてみました。漣の口調難しい
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/27(火) 13:32:19.01 ID:D6DdwvTVo
策士やのお
225 :名無しのイッチ ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/06/27(火) 16:13:20.17 ID:VzMv+22bO
>>222
おっと間違えてた

誤 男「中にネオジム磁石が仕込んであったらしい」

正 提督「中にネオジム磁石が仕込んであったらしい」
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/29(木) 07:08:59.85 ID:Wqdpm/kDo
おつです

まーた何でネオジム磁石を使うかね
あれ本当に取れないんだぜ…
227 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/07/17(月) 02:22:50.57 ID:cGcHWRhEo
大和「ねぇ、どう?この水着」

武蔵「またそんな露出の多い…」

大和「武蔵に言われたくは無いわね…」

大和「武蔵は良いの?水着買わなくて」

武蔵「海で遊ぶなら酒場で飲む」

大和「もう…。それでこの水着だけど」

武蔵「まだ続けるのか」

大和「提督にも振り向いてもらえるかな?」

武蔵「……何?」

大和「ほら、私達も女の子だし…こうやってアピールすればもっと距離を」

ドンッ  ピシッ

大和「……武蔵?(壁ドンでヒビ……)」ヘナッ

武蔵「……大和」

大和「な、何?」

武蔵「…水着を着れば、提督との距離を縮められるのか?」

大和「え?えっと」

武蔵「縮められるのか?」

大和「……」コクコク
228 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/07/17(月) 02:27:46.57 ID:cGcHWRhEo
………………

提督「武蔵」

武蔵「………何だ」

提督「着替えてきなさい」

武蔵「……………何故だ」

提督「いくら暑いからってその格好はどうかと思う」

武蔵「……ダメか」

提督「………紐だろ、それ。見てるこっちが恥ずかしい」

武蔵「……………………」カアァアァァ

提督「…一旦着替えて、その後飲みにでも行こう。な?」

武蔵「……………」マッカッカ
229 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/07/17(月) 02:28:21.94 ID:cGcHWRhEo








武蔵「大和ーーーーーーーーッ!」







230 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/07/17(月) 02:29:41.15 ID:cGcHWRhEo
おしまい。
深夜テンションなんてこんなもんよ

水着グラを見て「大和ってこんな美人だったっけ…?」と思ったのは私だけじゃないはず

それと金剛と瑞鶴水着グラはよ。はよ
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/17(月) 10:43:06.70 ID:0y/stRzcO
紐ってのは紐パンとかじゃなくて紐の水着なんだよな?Vみたいなそこ大事だから!
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/17(月) 11:26:19.07 ID:sp0iHMsSo
結果オーライ?
233 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/07/29(土) 23:56:57.09 ID:6KrusNMgo
ミーンミーンミーン

提督「こう暑いときはスイカが美味しいな」シャクシャク

ビス子「提督、塩は要るかしら」

提督「いらない。……すっかり馴染んだな、ビスマルクも」

ビス子「ここに来て長いもの。染まりもするわ」

提督「そうか……」シャクシャク

ゴックン

ビス子「あ」

提督「どうした」

ビス子「……の、飲んじゃった」

提督「何を」

ビス子「す…すい、スイカの……種」

提督「スイカの種ぇ?」

ビス子「飲んだらおへそから芽が出るって!今までずっと気を付けてたのに!てっ、提督………!私、どうしたら…………」ジワッ

提督「えぇ……」

ビス子「もうダメよ…おしまいだわ…」グスン

提督「……………」

提督「それは不味いな。ヘソからひたすら養分を吸われるし、下手すると死ぬぞ」

ビス子「ひぃっ!」ビクッ

提督「…どうしたものか」

グスッ エグッ

提督「………え?」チラッ

ビス子「私っ……嫌………死………」グスッ

提督「!?(本気で泣いてる……)」



この後本当の事を話してひたすら平謝りした
234 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/07/29(土) 23:57:51.66 ID:6KrusNMgo
夏!スイカ!種!ビスマルク!

ビス子って日本に染まっててもこういうとこ引っ掛かりそうだよねっていう話
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/08/03(木) 19:26:38.46 ID:Szja5bVco
( ´ー`)y━・~~~
236 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/07(木) 01:41:52.14 ID:qQbG8O85o
むっちゃんとにゃんにゃんして相性良すぎたからもうしない方が良いよねって話思い付いたけどRになりそうなので断念。要望あればゴリ押しで書く…かも
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/07(木) 10:45:30.57 ID:9hV16tXto
頼む、俺の生きる糧にしたいから書いてくれ…
238 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/11(月) 00:13:32.68 ID:dxdAFtuRo
提督「異世界に行きたい」

明石「は?」

提督「行きたい」

明石「…アレですか?流行りに乗りたい感じ」

提督「…そんな感じ。毎日毎日書類とパソコンに向かい合うのは疲れるし、思いっきり違う経験がしたいなーって思って」

明石「そこから異世界が出てくるってどんな思考回路してるんですか」

提督「とにかく、なんとかできないかな」

明石「一応考えてみますけど…。というか第一、仕事した分他の娘とイチャイチャしてるのは誰ですかね?」

提督「………う」

明石「時々は私も構ってくださいよ?」

提督「…おう」
239 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/11(月) 00:16:10.32 ID:dxdAFtuRo
…………………

明石「できました!」

そう連絡を受けて見せてもらったものは

提督「…何か、想像してたのと違う」

椅子と帽子だった

明石「いや、異世界とか無理ですし」

提督「………じゃあ、これは?」

明石「自分の好きな明晰夢を見れる装置ですっ」

提督「明晰夢……あぁ、そういうことか」

明石「試してみます?」

提督「よし、やってみよう」
240 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/11(月) 00:19:11.20 ID:dxdAFtuRo
…………………

提督「……ん?…ここは鎮守府、それも執務室か」

提督「(…今の世界が剣と魔法の世界になったら……って思ったんだけど)」

提督「成功……かな?」

コンコンコンッ

提督「入れ」

ガチャ

瑞鶴「ただいま。提督さん」

提督「あぁ、瑞鶴」

瑞鶴「作戦終了、無事成功よ。報告書置いとくから、確認しておいて」

提督「え?あ、あぁ………」
241 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/11(月) 00:23:25.84 ID:dxdAFtuRo
提督「………」パラパラ

提督「…これは」

報告書にあった単語には間違いなく魔法の名前らしき者や魔力等の単語が並んでいた……が

提督「…同じだ」

それ以外が普段の世界と全く同じ。艤装が杖だの剣になった程度の差しかなかった

提督「……嫌な予感がすr」
ドアバァンッ

提督「!?」

曙「お届け物よクソ提督」

提督「あ、曙………ん?」

曙「何よ」

提督「…その書類の山は」

曙「仕事よ。さっさと片付けなさい」

提督「」

同じだ……何もかも…………同じだ……
242 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/11(月) 00:25:29.42 ID:dxdAFtuRo
………

提督「ぷはぁっ!」

明石「あれ、結構早かったですね」

提督「………」

明石「どうでした?お望みの異世界は」

提督「あ…いや、そうだな…」

提督「…こっち世界の方が良いかな」

明石「そうですか。それは良かったです」

提督「……そうかい」
243 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/11(月) 00:26:13.54 ID:dxdAFtuRo
今流行りの異世界モノ。書いてみたけどコレジャナイ感
244 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/19(火) 00:27:20.17 ID:8+iVh2aMo
……………

磯波「…」パシャ パシャッ

提督「大きいカメラだな」ヒョコッ

磯波「あ、提督?ぇ?は、はい。…思いきって、買っちゃいました」

提督「何か撮りたいものがあるのか?」

磯波「撮りたいものは…え、えっと…その」

提督「あ、無理に出さなくても大丈夫だから」

磯波「そうじゃないんですけど…。……あの、提督」

提督「ん?」

磯波「カメラのテストに付き合っていただいても、宜しいでしょうか…?」

提督「あぁ、もちろん。…何をするんだ?」
245 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/19(火) 00:31:54.49 ID:8+iVh2aMo
………………

磯波「〜〜♪」ジー

浦波「磯波姉さん。何してるの?」

磯波「ぅ、浦波ちゃっ、なんでもないよ!?」

浦波「今のって写真でしょ?…アイドルとか?」

磯波「ぇ、ぇーっと…………」マッカッカ

磯波「…そんなところ」ウツムキ

浦波「へぇ……意外」
246 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/19(火) 00:32:33.46 ID:8+iVh2aMo
おしまいっ。磯波本増えないかな…
247 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/20(水) 21:30:12.15 ID:4q4aAyxho
電「司令官さんっ、今夜……その!」

提督「いや…その、今曙が……」

曙「…………」

…………………………………

白雪「…………」ギュウ

提督「………………」メソラシ

曙「………」ジーーーーーーッ

…………………………………

浦風「提督さん、ええじゃろ?な?」

提督「何だって曙の前dムグゥッ!?」

曙「…………………………」
248 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/20(水) 21:46:17.46 ID:4q4aAyxho
………………………

曙「最近、だらしないんじゃない?」モグモグ

提督「仕事はこなしてるはずだけど…」パクパク

曙「そうじゃなくてっ」

提督「………?」

曙「(前はもっと、真面目な人だった気がするけど……)」

提督「……曙、あーん」

曙「………」ハムッ

提督「……」ナデナデ

曙「やめて、髪崩れるでしょ」

提督「…」

曙「…」ギュウゥ

提督「…どうした」

曙「良いから、じっとしてなさい」

提督「……」ナデナデ

曙「……………」

提督「…髪、崩れるんじゃないのか」

曙「……ん」

提督「………」

曙「(…甘えられるなら、良いかな)」
249 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 08:32:30.64 ID:u9oG6Y1IO
雷「司令官、ダンジョンに潜りたいわ!」

提督「?」

雷「そしたら現地調達でご飯を食べるの!楽しそうよね?ね?」キラキラ

提督「ははぁ…執務室の漫画でも読んだか?」

雷「」コクコク

提督「…」
250 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 08:35:16.22 ID:u9oG6Y1IO
……

提督「そういうわけで、どうにかならないか?」

明石「何でいっつも私なんですか!?」

提督「非現実を現地にするからな。明石は」

明石「…まぁ、できない訳じゃ……」
251 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 08:36:00.53 ID:u9oG6Y1IO
>>250
誤字修正

誤 非現実を現地に

正 非現実を現実に
252 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 08:38:05.05 ID:u9oG6Y1IO
……

明石「この前の明晰夢マシンを2つ並列繋ぎしてみました」

提督「そんな電池みたいに……」

明石「さぁさぁ、こちらへどうぞ。雷ちゃんも」

雷「ありがとう、明石さんっ」

明石「それじゃ、行きますよ」

ポチットナ
253 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 08:38:31.53 ID:u9oG6Y1IO
続きはまた後で
254 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 16:44:13.98 ID:WqQEP7lco
……………

提督「…ん?ここは………」

雷「…何処かしら」

提督「さぁ?……雷、その艤装は?」

雷「起きたら装備されてたわ。…何も付いてないの」

提督「武装が無いのか」

雷「そうみたい。それと…この感じ、きっとここがダンジョンね。進んでみましょ!」グイッ

提督「ん、あぁ……」

………

雷「あら、何か落ちてるわ」ヒョイッ

提督「…これって、12.7cm連装砲?」

雷「装備できるかしら……」ヒョイッ

ガチャンッ

雷「できたわ!こんな感じで進むのね…」

提督「なるほどな……」
255 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 16:50:34.66 ID:WqQEP7lco
提督「部屋を探索して見つかったものは…天龍の剣とおにぎり、それと通路だな」

雷「この剣、私が使っちゃって良いの?」

提督「俺が何かできる訳じゃないからな。戦闘は任せる…それじゃ、進もうか」

雷「そうねっ」

…………

イ級「………」ウロウロ

提督「…あれ、イ級だ」

雷「足も生えてないのに、どうやって動いてるのかしら」

提督「さぁ……とりあえず倒しておこうか」

雷「分かったわ!」タタッ

雷の攻撃!
イ級に2のダメージを与えた

イ級「……!」

イ級の攻撃!
雷は1のダメージを受けた

雷「いったーい!」ザクッ

雷の攻撃!
イ級に2のダメージを与えた

イ級「………」ドサッ

イ級を倒した!

経験値を2ポイント手にいれた

提督「…こうやって経験値を稼いで、レベルを上げるのか」

雷「どうして分かるの?」

提督「いや、見覚えが……」
256 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 16:54:18.71 ID:WqQEP7lco
………

雷「司令官司令官、傷が勝手に直ったわ!」

提督「歩いてる内に直るみたいだな。良かった」

雷「この調子でどんどん進みましょ!」

…………………

提督「……ん。これは」

雷「…何かのボタンみたいね。撤退って書いてあるけど」

提督「一応持っていこう。役にやつかもしれないし…」

撤退ボタンを拾った!

………

雷「司令官!修復材を見つけたわ!」

提督「移動して回復する暇が無いときに良いな。持っていこう」

高速修復材を拾った!
257 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 17:00:05.93 ID:WqQEP7lco
…………………

雷「やあーっ!」ドォオン

雷の攻撃!
ホ級に2のダメージを与えた
ホ級「……!」

ホ級を倒した!経験値を5ポイント獲得
雷はレベルが上がった!

雷「パワーアップしたわ!」

提督「おめでとう」ナデナデ

雷「えへへ…」

提督「(しかし、俺は何もしてないな……)」
258 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 17:04:00.56 ID:WqQEP7lco
〜二階〜

雷「あら?これって」

提督「弓だな。…雷、使えるか?」

雷「やってみr」ソッ

バチィンッ

雷「〜〜ーーーっ!?」

提督「だ、大丈夫か!?雷!」

雷「び、ビックリしたわ……」

提督「…まさか弓を触ろうとして弾かれるなんてな……これは危ないから退けておくか」ガシッ

提督「……あれ、持てたぞ」

雷「ホントね。司令官なら使えるのかしら」

提督「…そうか、そうかもな…。矢を探しにいこう」

雷「はーいっ!」
259 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 17:11:24.14 ID:WqQEP7lco
空母の矢を拾った!

………

提督「お、これは……」

雷「矢筒ね。矢も入ってるみたい!」

提督「…俺に使えるかな」

雷「大丈夫、司令官がもしダメでも、私が居るじゃない!ねっ!」

提督「頼りにしてる」

正規空母の矢筒(艦爆)を手に入れた!
260 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 17:15:57.24 ID:WqQEP7lco
手に入れた!じゃなくて拾った!でした


〜3階〜

提督の攻撃!

ブロロロロロロロロ………ドォオン

チ級に35のダメージを与えた!

チ級「………!」ドサッ

チ級を倒した!経験値を12ポイント獲得

雷「凄いじゃない司令官!これなら、どんどん先に進めるわ!」グイグイ

提督「いや、ちゃんと敵を全滅させてレベルを上げないと……」
261 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 17:20:18.22 ID:WqQEP7lco
〜7階〜

ヲ級「……」ヒュンヒュンヒュンッ

ヲ級の攻撃!
ドォオン

雷「きゃーっ!」

雷は25のダメージを受けた!

艦載機の攻撃!

ドォオン

雷「痛………」

雷は15のダメージを受けた!

ル級「……」ドォオン

ル級の攻撃!

提督「ぐっ……」

提督は26のダメージを受けた!

雷「不味いわ…このままじゃじり貧よ」

提督「…そういう時は!」バッ

ポチッ

提督は撤退ボタンを使った!
撤退〜
262 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 17:28:46.24 ID:WqQEP7lco
提督「はっ!」ガバッ

雷「……ん…あれ、終わっちゃった?」

明石「おはようございます。二人とも」

提督「あぁ、おはよう…」

明石「モニターしてましたけど、面白そうでしたねー。これを元にゲームでも作っちゃいましょうか」

提督「良いんじゃないか。面白そうだし」

明石「…あれ、雷ちゃん?」

雷「…魔法は、自給自足でご飯は………?」

提督「……ありゃ」

明石「…提督」ボソボソ

提督「何だ」

明石「私はゲーム作ってみますんで、後は頼みますね」ダダッ

提督「あっ、こら明石お前!」

雷「………」

提督「…雷」

雷「何?司令官」

提督「夢じゃ食べられなかったけど…今から一緒にご飯、食べに行こっか」

雷「……良いの?」

提督「」コクリ

雷「うんっ、行きましょっ!」ダッ
ギュッ



提督「よーし、何食べようか」

雷「司令官と一緒に作りたいわっ」

提督「俺が作れるってなると…………」




後日、明石が売り出した「不思議の鎮守府」は口コミでジワ売れを続けベストセラーになりましたとさ。
            お し ま い
263 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/21(木) 17:30:10.69 ID:WqQEP7lco
いや……あのね、ダンジョン飯っぽいの書いてみたいって思ってたらいつの間にか不思議のダンジョンになってたの

艦これ不思議のダンジョン系ゲームがあったらやってみたいです。誰か作って
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/21(木) 17:44:39.15 ID:I/j4Kw8oo
VR型だからSAOを思い出した
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/22(金) 00:18:38.95 ID:6T6eaJ9go
>>263
目的と結果が違うことはSS作成でよくある、気にするな
不思議系は流行ると思うし連ジみたいな対戦型も捨てがたい
今のVSシリーズは速すぎて付いていけない…
266 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/24(日) 20:28:41.70 ID:h+BS0Ys+o
提督「会いたかった…会いたかったぞ!秋刀魚っ!」

秋刀魚「三式セット!?」

提督「俺達の食欲、満たさせてもらうぞ!この艦隊で!」

秋刀魚「意思疏通をっ!?………貴様はっ」

提督「なんとっ…旬に会えるとは。やはり俺とお前は、運命の赤い糸で結ばれていたようだ…!」

提督「そうだ、食い食われる関係にあった!」

秋刀魚「なっ!」

提督「ようやく理解した!お前の圧倒的な旨味に、俺は心奪われた。この気持ち……」

提督「まさしく愛だっ!」

秋刀魚「愛!?」

提督「だが愛を超越すれば、それは憎しみとなる。行きすぎた食欲が、メタボを誘発するように!」

秋刀魚「ッ!…それが分かっていながら、何故乱獲する!」

提督「人間に欲の意味を訪うとは…ナンセンスだな!」

秋刀魚「貴様は歪んでいる!」

提督「そうしたのはお前だ!……秋刀魚という存在だっ!」

提督「だから俺はお前を獲る!資源などどうでもいい…俺自身の意思で!」

秋刀魚「貴様だって、世界の一部だろうに!」

提督「ならばそれは、世界の声だっ!」

秋刀魚「違うっ!貴様は自分のエゴを押し通しているだけだ!…貴様のその歪み、この俺が砕く!」

提督「よく言った秋刀魚ぁッ!」

秋刀魚「ぬああああああああっ!」
提督「うおおおおおぉぉぉおああぁっ!」
267 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/09/24(日) 20:30:28.68 ID:h+BS0Ys+o
もうすぐ秋刀魚イベントですね。ってことでパロディ

元ネタは結構有名なので分かる人には分かる…かも
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 20:33:50.25 ID:Cq9hiChlo
抱き締めたいな艦娘!

なるほど、提督の声は中村悠一さんだったのか
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/24(日) 23:29:55.65 ID:Jouk6z/7o
残念ながら歪んだ愛はお断りよなぁ
内陸で新鮮な秋刀魚が手に入らないからか
秋刀魚の内臓は相変わらず苦手だ…
270 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/10/02(月) 02:04:25.69 ID:8SsER5HGo
提督「〜♪」ペロペロ

黒潮「司令はんっ、何食べとるん?」

提督「アイス」

黒潮「どこの?」

提督「551」

黒潮「嘘っ!?何で!?」

提督「お土産で貰った。…そこの冷凍庫にあるから食べて良いぞ」

黒潮「何味?それ」

提督「パイン」

黒潮「ぁえ?あ、ホンマや!」

提督「どうした?」

黒潮「パイン好きなんよ。ウチ…」

提督「…他の味で我慢してくれ」

黒潮「うー。……司令はん」

提督「ん?」

黒潮「…それ、貰えへんかな」

提督「…大分食べちゃったけど」

黒潮「ええから」

提督「涎とか、噛ったりとか」

黒潮「ええからええから」

提督「…はい」スッ

黒潮「おおきに〜」

提督「そんなにパインが好きか」クスクス

黒潮「んー?せやなぁ…」

黒潮「…司令はんが他の味食べてても、同じやと思うよ」

提督「同じ?」

黒潮「〜〜♪」ペロペロ
271 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/10/02(月) 02:07:47.95 ID:8SsER5HGo
クロシオカワイイヤッター!

駆逐の中じゃ曙に次ぐ位に好きです。
見てるとパワポケのカズを思い出して悲しくなるのは私だけ……かな?
272 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/10/14(土) 18:53:41.74 ID:4mInT35To
潮「あの、提督」

提督「ん?」

潮「焼き芋、食べませんか?」

提督「…行こうか」

潮「はいっ」
273 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/10/14(土) 19:11:12.12 ID:4mInT35To
…………

潮「…冷えますね」

提督「早いこと落ち葉を集めないとな…」

………

パチパチ パチ………

潮「ふぅ………」ホカホカ

提督「……(暖かい…)」ホカホカ

潮「…………」

提督「……」

潮「…あの」

提督「…ん?」

潮「冷えちゃって」

提督「(冷え性か…)…おいで」

潮「はい。お邪魔します」ピトッ

提督「…遠慮しないな。潮は」

潮「…ダメ、でしょうか?」

提督「全然」ナデナデ

潮「(……あったかい)」
274 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/10/14(土) 19:13:51.93 ID:4mInT35To
加賀「お芋の匂いがします」ヒョコッ

提督「お前はホント…変わらないな」ハハハ



去年も書いた。今年も書いたよ!

潮はこういう嘘が似合うと言うかなんと言うか……大人になったらどうなるんでしょうか
275 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/10/18(水) 23:53:41.04 ID:2kSVaoWNo
〜提督の部屋〜

コンコンコンッ

提督「どうぞー」


ドアガチャ

不知火「失礼します」

提督「おはよう。不知火」

不知火「おはようございます。司令」

提督「何かあったか?」

不知火「普段着を新調してみました。どうでしょうか」

提督「…あ、え。…それだけ?」

不知火「…それだけ、とは」ムッ

提督「部屋に来るのは珍しいから、事件でも起きたかと思ってね。…似合ってるよ」

不知火「ありがとうございます。…それと」ゴソゴソ

不知火「司令の分も用意してみました。上着だけですが」ヒョイ

提督「おぉ、ありがとう。…けど、どうしてわざわざ?」

不知火「男女の付き合いの中にはペアルック…というものがあると聞いたので、試してみようと思った次第です」

提督「…成る程。納得した」

…………………

提督「…………」

不知火「似合っていますよ。司令」

提督「…」ササッ

不知火「何故、視線を下に逸らしたのですか」

提督「少し、照れくさい」
276 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/10/22(日) 12:58:47.03 ID:TUfESiS7o
備蓄は資源で出来ている

量は気力で望みは時間

幾たびの任務を終えて疲弊

ただ一度の枯渇もなく、

ただ一度の余剰もなし

彼の者は常に独り

数値の前で膝を折る

ーーーーけれど、

この艦隊はいまだ果てず

偽りの備蓄は、

それでも

無限の資源で出来ていた
277 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/10/22(日) 12:59:48.12 ID:TUfESiS7o
資源もネタもねぇのでまたパロディでお茶を濁す方針
元ネタは最近映画やってるらしいですね
278 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/11/17(金) 21:07:38.00 ID:U08venhVo
陸奥「……提督」

提督「……何だ」

陸奥「……良い?」

提督「…欲求不満なのは分かるが、身体だけっていうのもな……」

陸奥「こんなコト、頼めるの貴方くらいなんだから」

提督「…付き合ってからでも良いじゃないか?」

陸奥「…もう付き合っている気でいたけれど」

提督「上手い言い方をする…」

陸奥「誉め言葉として受け取っておくわ」フフフ

提督「今夜9時、俺の部屋に」

陸奥「分かったわ」
279 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/11/17(金) 21:16:17.53 ID:U08venhVo
〜提督の部屋〜

ニチッ… ニチッニチッニチッ

陸奥「っ……はぁ……!」

提督「…結構、良いな」

陸奥「随分と、あ……余裕そう…ん、ね……ぇ」

提督「素股は……まぁ、経験してるし…?」

陸奥「…やり手ね……!」

グニッ

提督「……ッ、むっ…つ!」

陸奥「…出そう?」

提督「………」コクコク

提督「…ふふっ」
280 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/11/17(金) 21:34:26.73 ID:U08venhVo
ニチッ ヌププププ

提督「…っ………く!」ピクッ

陸奥「………………………ッ!」プルプル

提督「……(不味い、これ…そう長くもたない………な?)」チラッ

陸奥「」ピクッ ピクピクン

提督「……陸奥?」

陸奥「……何でも、ないわ。ちょっとじっとしてて……」

提督「………」

ズプンッ

グリッ
陸奥「ひあっ!?」

提督「これ、良いんだろ?」グリグリグリグリ

陸奥「はっ、あッ!」

スリスリクリスリクリクリスリ

陸奥「……ぁ、や……」ゾクッ

提督「先っぽ、弱いんだ」ピンッ

陸奥「…待っ、もうい……いっ……から…!」

提督「良いよ。好きに……!」ズンッ

ゴリッ

陸奥「ん゛〜〜ーー〜ーーッ!」ビクゥッ

提督「……いった?」

陸奥「うん…だから、ちょっと待っ」コクリ

ブチュッ

陸奥「って……ぇえ……!」

提督「ダメ。こっちももうすぐ…何だから!」

グプッグプッグプッグプッ

陸奥「あっ、ひっ……」

ゾクゾクゾクゾク

陸奥「ダメ……ッ、ぇうっ……!」

ニュプルルルルル ゴリゴリゴリッ

提督「っぐ……凄い良い……!」

陸奥「あっ、はぁっ、あ゛ぁ……あ!」

ギシギシギシギシ

提督「…っ、くふっ……」

陸奥「っも、ダメ………ぇ!」

提督「俺も…もう………っ」
281 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/11/17(金) 21:38:30.55 ID:U08venhVo
……………………

〜お風呂〜

シャアアアァァァァァ

提督「…お疲れ様」

陸奥「ありがと。…どうだった?」

提督「…良かったよ。…また、そのな」

陸奥「やめた方が良いわ…」

陸奥「歯止め、効かないし…相性凄いもの」

提督「そ、そうだな……」

陸奥「ねぇ……曙とどっちの方が良かった?」

提督「…そう言うことは、聞くなよな」

陸奥「あら、ズルくないかしら」

提督「ははは………」
282 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/11/17(金) 21:39:56.79 ID:U08venhVo
>>236
で言いっぱなしだったので書きました、はい
えっちしーんは満足したので暫く書かなくて良いかな…
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 15:54:31.33 ID:3QHfs/nuo
最高、続編はよ
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/19(日) 21:37:51.17 ID:ltV/MynL0
イッチ 乙
285 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/11/30(木) 19:43:00.76 ID:C2aUY7n2o
提督「……」ギュー

浜風「提督」

提督「ん?」ナデナデ

浜風「その、仕事を進めた方が」

提督「ほら、今は休憩」スリスリ

浜風「10分くらい、こうしてますよね?」

提督「……許して」ギュー

浜風「私は良いですけど、進まないと困るのは提督ですから」

提督「…良いんだ」

浜風「はい」

提督「じゃあ、もう少し」

浜風「……はい」ギュウ
286 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/11/30(木) 19:44:21.46 ID:C2aUY7n2o
おしまい。息抜き浜風
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/30(木) 19:45:57.19 ID:GVOMGwvAo
だーいすきだニャア!
288 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/12/02(土) 21:33:22.64 ID:XBDCBxGKo
提督(女)「なぁ、明石」

明石「はい?」

提督(女)「これ……っ、何で飲ませた!高いんだぞこれ!」

明石「いやー、その……」

明石「女の子の服を来てもらいたくって」テヘッ

提督(女)「……冗談じゃない。俺は男だぞ」タジッ

明石「いやいや。今は女の子ですから……ね?」ガシッ

提督(女)「待て、落ち着け。な?おかしいだろ?大淀あたりに頼んだら良いじゃないか?」

明石「提督にするから、意味があるんですよ?」ウフフ

提督「ひっ…………」
289 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/12/02(土) 21:46:24.77 ID:XBDCBxGKo
〜廊下〜

ドタドタドタドタ

明石「待ってください提督!」

提督(女)「嫌だーーーーーーっ!」

明石「服着ましょうよ!」

提督(女)「断る!」

明石「トランクス1枚はマズいですって!女の子の体なんですから!」

提督(女)「フリフリのドレスより数百倍マシだ!」

ドタドタドタドタ

瑞鶴「〜〜♪」スタスタ

提督(女)「」バッ

瑞鶴「!?」

提督(女)「あ、あぁあ瑞鶴!助けて!」

瑞鶴「へぇっ!?何!どうしたのその格好!」

提督(女)「良いから担いで逃げて!早k」

明石「逃がしませんよ提督!大人しく着てください……っ!」バッ

瑞鶴「」

提督(女)「まずっ、瑞鶴!」

ガシッ

瑞鶴「ごめん提督さん、服は着て?」

提督(女)「」
290 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/12/02(土) 21:51:05.95 ID:XBDCBxGKo
………

明石「どうです?似合ってるでしょう?」

提督(女)「屈辱的だ………」

瑞鶴「提督さん、はいチーズ」カシャッ

提督(女)「撮るなよ。瑞鶴…」

明石「あ、その写真貰って良いですか?」

瑞鶴「後で送るわ。次はこんな服もどう?」

明石「良いですね!」

提督(女)「うぅ………」
291 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2017/12/02(土) 21:51:35.49 ID:XBDCBxGKo
おしまい
292 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/01/10(水) 14:22:41.97 ID:Zil0q9aWO
諸事情によりさらに2、3週間更新できません。ごめんなさい
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/14(水) 02:41:35.31 ID:CY3yRjmco
待つわ
294 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/02/16(金) 00:59:15.97 ID:ql6+p5Xqo
…………

瑞鶴「…………」

提督「……瑞鶴?」

瑞鶴「提督さん…あ、ごめん。何?」

提督「深刻そうな顔だったんでな、心配しただけだ」

瑞鶴「…明日、明日ね」

提督「……。そうだ、明日だ」

瑞鶴「…………」

提督「不安か?」

瑞鶴「…大丈夫。今度は艦載機がある、熟練部隊も…」

瑞鶴「…それに、貴方が居る。そうでしょ?」

提督「あぁ。一緒だとも」

瑞鶴「っ……!えへへ…良かった。私の提督さんが、提督さんで…本当に良かった」
295 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/03/07(水) 16:02:13.40 ID:inbdgNLWo
提督「…………」

どうも、提督です。

誰に話しかけてるかって?そんな事はどうでもよろしい

提督「…………」

只今1つ問題が発生しておりまして…
なにかと言いますと

曙「…………」ツーン

彼女と喧嘩しました。彼女と、彼女とです

きっかけは些細なことです。本当ですよ?

提督「………」

お恥ずかしいことですが、このまま大人しく謝る器の大きさも無く

曙「………」

提督「………」

……どうすれば良いんでしょうかね
296 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/03/07(水) 16:09:08.35 ID:inbdgNLWo
………

提督「……」

甘いものが食べたい


嘘です。この雰囲気から逃げたいだけです

提督「………」ガタッ

曙「」ピクッ

スタスタ……ガチャンッ


提督「…………あー…」

折角外に出たなら…甘いものを食べに行きますか
297 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/03/07(水) 16:24:27.65 ID:inbdgNLWo
〜間宮前〜

提督「あ」バッタリ
曙「え」バッタリ

提督「……」

曙「……」

提督「」クルッ

曙「待ちなさい」

提督「何だ」

曙「ここで食べるんじゃないの?」

提督「……気が変わった」

曙「喧嘩した相手と同じ店に入る度胸も無いわけ?」

提督「……」イラッ

提督「…入ってやろうじゃないか」

ガラガラガラッ

間宮「あ、いらっしゃいませ。二人席ですね。こちらへどうぞ」

提督「え」
曙「!?」

間宮「…え?」

提督「い、いえ…何も」
298 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/03/07(水) 16:27:32.80 ID:inbdgNLWo


間宮「ご注文はお決まりですか?」

提督「最中を」
曙「最中で」

間宮「かしこまりました」

提督「………」
曙「………」

間宮「…?」
299 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/03/07(水) 16:44:58.88 ID:inbdgNLWo


提督「…そもそもな、仕事中だったんだぞ」

曙「……だから何よ」

提督「机の下に潜り込んで、いきなり……」

曙「…だからって、あんなに怒鳴る?」

提督「それは……ごめん。作戦でいっぱいいっぱいだった」

曙「…こっちも、ごめん」

提督「…………」

曙「…………」

提督「…半分、要るか?」

曙「…同じでしょ」

提督「良いから」

曙「……ありがと」
300 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/03/07(水) 16:46:24.10 ID:inbdgNLWo
………

〜執務室〜

ガチャッ

瑞鶴「提督さん、曙と喧嘩したってほんt…」

提督「………」ナデナデナデ

曙「〜〜♪」

提督「あ、瑞鶴…どうした?」

瑞鶴「…ううん、何でもない」
301 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/03/07(水) 16:46:50.88 ID:inbdgNLWo
おしまい。子供っぽい提督と曙の喧嘩が書きたかっただけ
302 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/03/10(土) 14:00:59.49 ID:Y06jX/Jlo
北上「こたつは良いねぇ」ゴローン

提督「だな…」チラッ

北上「」グデー

提督「……無防備過ぎるぞ」

北上「んー?そっかな」

提督「そうだ。襲われても文句言えないからな」

北上「あたしを襲う人なんてレア中のレアでしょー」

提督「そっか、レアか」

ガシッ

北上「……提督?なにしてんのさ」

提督「足を掴んでる」

北上「…掴んでも何もないけ」
カパァ…
北上「ちょっ」

ズンッ

北上「なっ…て、ていと」

グリグリグリグリ

北上「まっ、は……ねぇまって」

提督「待たない」グリグリグリグリ

北上「もうっ、何考えて…!」

ガチャッ

大井「提督、お届け物です」

提督「あぁ、ご苦労様」グリグリ

北上「っふ!?……っ、……んっ…ぁ………」プルプル

大井「もう、またこたつに入って…休みすぎちゃダメですからね」

提督「はいはーい」ゴリゴリ

北上「んっ……んぅ……ぁ、ゃぁ…」ガクッ

大井「北上さん?逆上せてませんか?出た方が…」

北上「っだ、だいじょぶ、らいじょぶはから……」ピクッ

大井「そ、そうですか?…えーっと、失礼しました」

提督「あぁ」

ガチャンッ

北上「っ……やっ、あぁ、あっ、ん、あっ……!」

提督「北上、どう?」グリュグリュ

北上「っふー、んっ、はーっ!」ブルブル

提督「返事してよ」グチュッ

北上「っ!ぃ……いっちゃ、ねぇもっ!ひゃめっ、もうっ!」

提督「んっふふ……そっか」ズンッ

北上「っく〜〜〜ー〜ー!…っふへ…はぁ………はっ、はあ………」

提督「……」
303 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/03/10(土) 14:02:27.75 ID:Y06jX/Jlo
……

北上「もー、こたつはそういう所じゃ……無いんだよ…?」

提督「悪い悪い。…さっきのでそういう気になっちゃったんだけど」

北上「…そ、そっか」

提督「……良いか」

北上「………ん」
304 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/03/10(土) 14:02:53.89 ID:Y06jX/Jlo
おしまい。こたつで電気あんま
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/10(土) 14:27:25.26 ID:zqUBlHedo
良いねぇ…
306 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/03/29(木) 02:47:18.88 ID:L0DuvRuVo
提督「………」ギュー

曙「………」

提督「……」ナデナデナデ

曙「………」

提督「……」ワシャワシャワシャ

曙「………」

提督「……」チュッ

曙「………」チュー

提督「……」クスクス

曙「……」フフッ
307 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/03/29(木) 02:47:44.11 ID:L0DuvRuVo
終わり
308 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/04/16(月) 04:51:49.73 ID:BOD/qeCio
明石「提督、コスプレしてみません?」

提督「………」

明石「………」

提督「良いけど」

明石「ホントですか?じゃあ早速…」

……

提督(女)「巫女か」

明石「巫女です」

提督(女)「どうだ、似合うか」

明石「それなりに…あ」

提督(女)「ん?どうした」

明石「いえ、巫女って処女じゃないとなれないそうですよ」

提督(女)「へぇ、そうなのか」

明石「提督はパチもんですね。パチもんですねぇ」ケラケラ

提督(女)「へっ、処女より非処女の方が良いんですよーだ…女としてはな!」

明石「へぇ…そうですか。女性として非処女の方が良いんですか、そうですか」

提督(女)「…何か、ごめん」

明石「パチもんに言われても悔しくありませんし、全っ然悔しくありませんし」

提督(女)「悪かったって、なぁちょっと?明石ーー!」
309 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/04/23(月) 03:19:39.77 ID:melwPpHAo
提督「表紙と内容が食い違うことって結構あるよな」

瑞鶴「あるわね。ギャグかと思ったらホラーだったり」

提督「それはまた凄い違いだな…曙もあるだろ?そういう経験」

曙「あるわね」

瑞鶴「どんな違いだった?」

曙「そうね、この前純愛だと思ってたのが……ぁ」

提督「内容は何だったんだ?…というかそれ、全年齢対象か?」
310 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/06/10(日) 19:57:27.13 ID:ndZtZPZfo
明石「じゃんじゃじゃーん!ナース明石です!」

明石「…で、この格好なんですか?大淀がバニーなのは分かりますけど」

大淀「分からなくて結構です」

提督「大淀バニーは真面目そうな大淀が真逆の格好をするからウケたんだろうけど…」

明石「何で私はナースなんでしょうか」

大淀「ナースって清楚なイメージありますよね」

提督「…あっ、ふーん」

明石「ちょっとぉ!?」
311 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/07/29(日) 21:20:32.31 ID:OK3N2gndo
ちょっと違う鎮守府のお話


熊野「はぁ……」

提督「熊野?どうかした?」

熊野「最近、鈴谷が振ってくる会話が全て貴方絡みのことで…」

提督「…どういうこと?」

熊野「好かれてるってことでしょう?…妬けてしまいますわ」

提督「それは…困るな」

熊野「え?」

提督「熊野は鈴谷が好きなんだろう?」

熊野「えぇ」

提督「…鈴谷は俺が好きで」

熊野「えぇ」

提督「…それで、俺は熊野が好きだ」

熊野「…えぇ?」

提督「……」

熊野「……」



思い付いたは良いけど書けなくなったのでここまで
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/30(月) 20:25:05.17 ID:A3/kzFny0
頑張って
313 : ◆sAlHQYUHgI [sage saga]:2018/08/23(木) 22:59:38.45 ID:i3HSMKz1o
北上「ねぇ提督」

提督「ん?」

北上「もう慣れた?膝の上」

提督「慣れたというか、諦めた」

北上「そっか」

提督「そうだ」

北上「…ねぇ提督」

提督「…ん?」

北上「ぎゅーってしてよ」

提督「ん」ギューーー

北上「あ゛ー……」

提督「変な声」

北上「……ねぇ提督」

提督「……ん?」

北上「…ちゅってしてよ」

提督「…こっちむいて」

北上「ん」



北上「んっふふー」

提督「ご機嫌だな」

北上「うん」

提督「素直」ナデナデ

北上「………ねぇ提督」

提督「………ん?」

北上「…ケッコンしてよ」

提督「……良いよ」

北上「………ふへへ」
314 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2018/10/16(火) 17:59:02.57 ID:dCwQCWL6o
提督「大淀、今年は全部見積もってどれくらい必要なんだ」

大淀「30ですね」

提督「30…」

大淀「大変ですが、私も協力します。頑張りましょう」

提督「大淀」

大淀「はい?」

提督「これを」

大淀「これは…お財布……。っ!」

提督「今から魚屋に」
大淀「ダメです提督!」

提督「何故?」

大淀「ダメなものはダメです。そういう仕様じゃないんです!」

提督「!?!?!?」
315 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2018/12/08(土) 20:24:22.43 ID:775SnyBco
ネタはあるけど文字に起こせない
バナージ、哀しいね…
316 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2018/12/16(日) 18:13:53.15 ID:CZL4YCSrO
天龍「砂糖とスパイスと素敵な何かで出来ているもの」

龍田「え?」

天龍「…が何か、知ってるか?」

龍田「お砂糖と…あぁ。ふふっ……何かしら。カレー?」

天龍「ハズレ」

龍田「正解は?」

天龍「女の子、だ!」

龍田「どうして?」

天龍「昨日読んだ本に書いてあっt」
龍田「どんな本?」

天龍「ぅえっ?…そりゃ、なんだ」

龍田「マザーグース。…海外の童話でしょ?」

天龍「…な……」

龍田「意外ね〜。天龍ちゃんが童話を読むなんて」

天龍「っち、違っ!ぅぉお俺はな!」

龍田「そうやって慌てちゃう天龍ちゃんも、すっごく可愛いわよ〜」

天龍「」
317 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2018/12/28(金) 10:16:28.34 ID:piWeEuC5o
変に記憶に残る夢を見たのでSS風にまとめていきたいと思います
艦これは一切関係ありません。元が夢なので現実味がない部分が多々あります。ご了承下さい
318 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2018/12/28(金) 10:35:24.36 ID:piWeEuC5o
月が地上に落ちた。正確には月を模した人工物が地球に落とされた

きっかけはガンダムと同じ。…いや、もっと酷いかもしれない

人は宇宙に住む人と地球に住む人に分かれ争っていながら、宇宙に住む人々は自らの手で物資を…酸素や水を生み出す手段を持っていなかったのだ

愚かにも程があるが、夢とはそういうものだ
自らの意思で生み出し自らを縛るもの、気づく事が出来なければ自分の作り出した舞台で自分が躍り続けることになる

話を戻そう

私は宇宙側についていた
月(実際には違うがこう呼称する)落下作戦の要となる存在だったと記憶する
自らの意思のみで操作する小型砲台(…ファンネル、ビット、ファングかもしれない)で迎撃部隊を撃破していた

視点は変わり、二人目の私(恐らく違う人物だが、こう呼称する)は地球にいた
空には今にも落ちようとする月
どうやらこちらの私も宇宙側の人間らしく、月が落ちることを知っていた

そして月は落ちる。夢の中でそれの衝突が起こした衝撃はアニメの様なもこではなく、夢でなければあり得ないものだった

地震は起きた。地殻変動もこれから見た状況を見れば起きたのだろう
だが、私達は月衝突時にシェルターに入ることもなく、外に居た。逃げる人、祈る人、現実逃避をする人…
そんな人々を建物や地面ごと吹き飛ばす衝撃波が存在していなかった
…と思われる

そのため人々が纏めて非現実に吹き飛ばされ死ぬという結果が起こらない非現実な状況のまま地球は滅んだ
地球に居る私は避難艇に乗り込む前に本物の月を見ながら過ごすことになる
319 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2018/12/28(金) 10:59:25.72 ID:piWeEuC5o
場所は変わり避難艇。地球が滅んだ時点で延命であるが、地球に居た私は乗り込んでいた

パイロットの私はどうしたのだろうか。結局撃破されたのだろうか。…あれ以上私の夢に登場することはなかった

避難艇は巨大で、尚且つ避難艇とは思えない施設…スポーツ店や秋葉原を思わせるフィギュア店が存在していた。元々避難艇ではなかったのかもしれない

水や薬などは自販機のような物が管理しており、物資に余裕がある時は皆で協力するような空気が流れていた

が、物資の底が見え始めれば当然その空気も変わる

私は幸運なことに残数1桁であろう酸素配給機から酸素を、他の配給機から水を調達でき、自分の寝場所だったのだろうか。何処かへ向かっていた

治安は既にかなり悪化していた。銃撃戦等は当然と言わんばかりに起きていた
"データ"と称して水や酸素等の裏取引が行われており、その"代金"となるものは小さな子供達だった
…何に使われるのかは、考えたくない

何を考えていたのか、私はスポーツ店に足を運んでいた。転がってくるバスケットボールを店主に渡し、私はこう話しかけた

"もうすぐ、物資も尽きる。そうなれば終わりだ。…貴方は、どう最期を迎える?"

こんな質問ができる時点で、恐らく私は店主と親しい間柄なのだろう

私は自分の拳銃で自決するか、情けないが兵士に頼むことにしていた。…後者は兵士の精神的負荷を考えると最悪だが

店主からは意外な返しが来た

"そんな事は無い。終わりは来ない。明日は来る"

私は何にあてられたのか、声を荒げてこう返した

"そんな事は無い。それがあり得たのは地球だからだ、もうここは地球ではない"

"嫌だ。私は諦めない、まだ終わりたくない"

店主は机に突っ伏し、子供の様に泣き出してしまった

私は店主に言われてようやく明日が在るのは地球に居る…物資が、水が、空気が存在しているからだと気づいた
そして自分もまた地球を滅ぼした側の人間であり
自分の行動で月落下作戦は失敗に終わらせたのではないか…と、激しく後悔した

そして目が覚めた
320 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2018/12/28(金) 11:00:29.80 ID:piWeEuC5o
おしまいです。夢なのでオチはありません
月が落ちた後の地球でまだ何かあったような気がしますが、忘れてしまいました
…それにしても凄い夢だった
321 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2019/01/06(日) 18:41:17.28 ID:3ghwCcOHo
〜提督の部屋〜

ガチャ

瑞鶴「提督さん、あけましておめ…あれ?」

シーン……

瑞鶴「…先手打たれちゃったかな」

〜屋上〜

提督「おー寒……」

島風「…あれ、提督?」

提督「島風?…珍しい格好だな」

島風「流石に寒いから。…提督も見に来たの?」

提督「あぁ。島風は1人なのか?」

島風「提督こそ」

提督「それもそうか……ふぅ、よいしょ」

島風「…隣、良い?」

提督「良いよ」

島風「えへへ…おじゃましまーす」

提督「…レジャーシートで良かった」

島風「どうして?」

提督「椅子だとこんな風に並べないだろ?」

島風「あ…そっか」

提督「それにしても、初日の出までは随分時間があるな」

島風「そうだね。…でも」

提督「でも?」

島風「早い方がいい」

提督「…そうだな」
322 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2019/01/06(日) 18:49:16.67 ID:3ghwCcOHo
………

提督「…」

島風「……」ウトウト

提督「島風?」

島風「ん…」

提督「眠いのか」

島風「…寝ないよ?」

提督「風邪引くぞ」

島風「……うん」

提督「…お膝においで」

島風「ん…、なんで?」

提督「くっついた方が暖かいだろ?」

島風「…そっか」モゾモゾ

提督「……」ギュウ

島風「…曙達が見たら、提督怒られちゃうね」

提督「そうかもな」ハハハ

島風「………」

提督「明るくなってきたら、起こすよ」

島風「……ん」

……

島風「……」Zzz

提督「…(温かい)」ナデナデ
323 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2019/01/06(日) 18:55:30.63 ID:3ghwCcOHo
…………

提督「島風、しまかぜ」ユサユサ

島風「……ぅ」

提督「明るくなってきた」

島風「…ん」ゴシゴシ

提督「明けましておめでとう」

島風「…おめでとう、ございます」

提督「さ、一旦離れようか」

島風「ま、まだっ」

提督「え?」

島風「…もう少し、このまま」

提督「ん…分かった」
324 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2019/01/06(日) 19:00:47.14 ID:3ghwCcOHo


島風「…綺麗」

提督「そうだな。…今年は、何か目標はあるのか?」

島風「目標…?もっと速くなること、かな」

提督「島風らしいな。…安心した」

島風「提督は?」

提督「明るく楽しく元気よく」

島風「…提督らしい」クスクス

提督「そうかな?」

島風「うん。安心した」

提督「ふふ……今年もよろしく」

島風「よろしくお願いします。提督」
325 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2019/01/06(日) 19:01:50.17 ID:3ghwCcOHo
おしまい。初日の出実際に初めて見たけど全身凍りつくかと思った

…島風ってもっと敬語を使うキャラだった気がする
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/01/07(月) 09:45:15.45 ID:3FOkM2/5O
そのまま島風の際どいパンティずらして挿入して姫初めだな
327 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2019/01/25(金) 01:02:28.82 ID:93ESjThUo
もし葛城が秘書艦だったなら


葛城「ねぇ」

提督「何だ」

葛城「最近…よく瑞鶴さんと同じ艦隊に編成されてるのは、気のせいじゃないわよね」

提督「あぁ。それが?」

葛城「嬉しいんだけど、その。できればもう少し出撃の頻度を低くしてほしいかなって…」

提督「分かった、そうしよう。…しんどかったか?」

葛城「ううん。そういうのじゃなくて…もう少し鎮守府に居たいというか、貴方と居たいというか」

提督「瑞鶴じゃダメなのか?」

葛城「そうじゃなくて!憧れと恋愛感情は違うじゃない!」

提督「ぇ…れんあいかんじょ…?」

葛城「あ…」

提督「…な」

葛城「……し、お仕事しましょ」

提督「あ、あぁ?あぁ…」
328 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2019/01/28(月) 08:26:10.84 ID:rFOAB/X7o
明石「今さら疑問なんですけど」

妖精「ん?」

明石「正直、艦娘より普通の艦の方が強くないですか?」

妖精「バカ言え、お前達は艤装の加護を舐めてる。…それに」

明石「それに?」

妖精「普通の艦は何百人と乗る、艦娘は一人だ。…こんな言い方はしたくないんだが」

妖精「お前達の方が安いんだよ。体も作り物だから人権がどうとか、騒がれることも少ない」

明石「なるほど。確かに…」
329 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2019/02/03(日) 22:44:09.55 ID:/ZYD555Ao
提督「……」

どこからでも切れます

提督「」ガシッ

グッ

グググ……グッ

提督「…切れないじゃないか」チョキチョキ
330 : ◆sAlHQYUHgI [saga sage]:2019/02/27(水) 23:33:39.84 ID:Ca6cjxjao
陸奥「どう?提督、新しい陸奥は」

提督「凄ぃ…美人になったな」

陸奥「あら、随分素直に褒めるのね」

提督「事実だ」

陸奥「ふぅん…」

提督「?」

陸奥「貴方の好みかしら」

提督「へ?」

陸奥「………」

提督「…好きですよ」

陸奥「あら、あらあら…あらあらぁ」

提督「っ……あぁもう!用事は終わりか!?終わりだなっ!」

陸奥「拗ねないの。それともう1つ」

提督「…何だよ」

陸奥「今夜、部屋でね」

提督「な……っ」

陸奥「それじゃ、お仕事頑張ってね」

提督「〜ー!、陸奥!っの!こら!待て!待てってば!」
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