シン「俺がIS学園に転入・・・で、ありますか」

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1 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/16(日) 22:47:52.46 ID:nLNVILy+0
タリア「貴方にISの適性が確認された以上、それが最善なのよ。貴方だって、実験動物扱いは嫌でしょう?」

シン「・・・そりゃ、まあ・・・」

タリア「不服なのはわかるけれど了承して頂戴。・・日本で男性操縦者なんてのが見つからなければこんな事態にはならずに済んだのだけれど、経緯はともかく軍は貴方に期待しているわ。苦労するだろうけど、頑張って頂戴」

シン「・・・了解です」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476625672
2 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/16(日) 23:00:38.03 ID:nLNVILy+0
数日後

千冬「さて、クラス代表を決めたい所だったが、急遽見付かった男性操縦者がこのクラスに入る事になった。・・入れ」

シン「・・えっと、シン・アスカです。皆さんとは今日から共に勉学に励む事になりました。よろしくお願いします」

千冬「アスカはお前たちより一つ上だが、クラスメイトである以上平等だ、良いな。」

シン「了解です。」

千冬「では、改めてクラス代表を決めたいと思う。クラス代表は再来週のクラス対抗戦に出る選手にもなる。自薦他薦は問わん。自信があるものは立候補しろ」

3 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/16(日) 23:16:59.37 ID:nLNVILy+0
クラスメイト「はーいっ、織斑君を推薦します!」

一夏「お、俺っ!?」

シンの隣の席となった少年が慌てた様に立ち上がった。例の世界初の男性操縦者、織斑一夏だろう。

クラスメイト「私はアスカさんを推薦しますっ!年上だし安心して任せられると思いますっ!」

シン「なっ、ちょっと!?」

先ほどの一夏と同じ様に慌てて立ち上がる。いくら軍に居たとはいえISに乗った事などないのにそんな大役を引き受けるつもりはなかったのだから。

千冬「織斑とアスカだけか。では、どちらにするかの投票をー

セシリア「待って下さい、納得いきませんわっ!」

声を張り上げて立ち上がった金髪の少女に見覚えは有った。イギリスの代表候補、と軍の情報にあったのを脳内で確認しながら彼女に票が行かないか、と期待もしてみる。
4 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/16(日) 23:35:47.82 ID:nLNVILy+0
セシリア「だいたい、男性になどクラス代表が務まる筈がありませんわ!」

正論だとシンは思った。最近見付かったばかりの男性操縦者、それに代表を務める様な技量がある筈がない、と。

セシリア「この私が居ると言うのに男性にクラス代表を任せるなど、屈辱でしかありませんわ!何より、実力では遥かに私の方が上であり私がクラス代表になるのは必然、それなのに物珍しさで何処の馬の骨とも知れない男性に任せては困りますわ!私はこの様な島国に来てまでサーカスを観賞しに来たのではありませんのよ!」

何か雲行きが怪しくなってきた、というか酷い言われ様だ。

セシリア「だいたい、文化的にも後進的な国で暮らす事自体、私には苦痛でー

シン「なら帰れば良いだろ、文句があるなら。なんなんだよアンタ、皆も喧嘩したくて俺たちを推薦した訳じゃないのに。それに、イギリスだって大して自慢出来る事ないだろ!」

我慢の限界だった。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/16(日) 23:49:25.10 ID:aiTE9lvXO
シンは情緒不安定すぎるキャラだし何が地雷かわからないから馴染めないだろうな
6 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/16(日) 23:51:34.21 ID:nLNVILy+0
セシリア「貴方、私と私の祖国を侮辱しますの!?」

怒り心頭、と言った表情だった。

シン「先に言ってきたのはアンタだろ。他人を馬鹿にしてばっかで、品が無いんじゃないのかよっ」

口が滑って言い過ぎた、と思った瞬間ブチッ、と言った擬音が聞こえた様な気がした。

セシリア「決闘ですわっ!!そこまでこの私を馬鹿にするんですから、相応の覚悟があるのでしょう!?」

ビシッ、と指を指される。

シン「良いさ、やってやる。負けて泣くなよ」

売り言葉に買い言葉だった。だが、不思議と後悔はなかった
7 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/17(月) 00:07:18.54 ID:tw09iMqU0
千冬「・・話は纏まったな。では勝負は一週間後の月曜の放課後、第三アリーナで行う。勝者が翌日の放課後織斑と勝負し、その勝者がクラス代表になるものとする。」

その方が手っ取り早いだろう?と織斑先生はニヤリと笑った。対象的に隣の男子ー織斑一夏が話す機会を逸脱した上殆ど蚊帳の外のまま決まってしまった話に愕然とした様に席に着いた。


昼休みになって、隣から遠慮がちに声を掛けられる

一夏「アスカ・・さん?」

シン「織斑一夏、だよな?なんだ?」

一夏「いや、男同士なのにまともに自己紹介してませんでしたし、自己紹介しとこうかなって」

シン「そっか。あと、シンで良いし敬語も要らない。同じ学年なんだし」

一夏「そ、そっか。俺の事も一夏で良いよ。とりあえず、飯に行かないか?男同士なんだし、いろいろ話したいしさ」
8 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/17(月) 00:24:39.59 ID:tw09iMqU0
シン「そうだな。んじゃ、早く行こう」

一夏と共に食堂に向かう・・・が、その後ろをぞろぞろと女子の集団が付いてくる。居心地の悪さを感じながら食堂に着くと今度は人混みがさっ、と割れた。隣の一夏と同じように慄きながら食事を取って座るとほぼ全方位から視線を感じた。

一夏「なんか、すごく注目されてるな。なんつーか、食いづらい」

シン「珍しい、んだろうな。今まで学園内に男子生徒なんか居なかったから余計に」

ラーメンを啜りながらそう宣う一夏にそう返しながら味噌カツを口に運ぶ。軍の食堂よりも遥かに美味しくて表情が無意識に緩んだ。

一夏「で、シン。いきなり勝負って話になったけど、大丈夫なのかよ?俺なんか、全然授業に付いてけないくらいなんだけど・・」

シン「俺は一応、軍に居たから。ISの支援部隊だったから多少の知識はあるし、放課後には訓練機を借りて訓練はするけど・・正直、勝ち目は薄い。けど、やってやるさ」
9 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/17(月) 00:40:28.24 ID:tw09iMqU0
一夏「軍人、かー。なんかすごいな」

シン「そうでもないよ、基本的に訓練ばっかりだし。」

他愛ない会話を続けて居ると山田先生が近付いて来た。

山田「あ、織斑くん、アスカくん。ここに居たんですね」

ぱあっと笑顔を浮かべた山田先生は先生というより生徒に見えるくらいだった。

山田「織斑くん、アスカくん。寮の部屋が決まりました。いろいろとあって急に決まったので同室じゃありませんけど、今日から寮に入って下さいね」

そう言って鍵と部屋番号が書かれた紙を渡された。

山田「放課後には部屋に荷物とかを確認しに行って下さいね。夕食は6時から7時、寮の一年生用の食堂で取って下さい。各部屋にはシャワーがありますけど、大浴場もあります。学年毎に使える時間が違いますけど・・その、織斑くんとアスカくんは今の所使えません」

一夏「な、なんでですか?」

少し落胆した様に問い返す一夏に軽くツッコむ。

シン「いやいや、女子と一緒に入る事になっちゃうだろっ」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/17(月) 00:42:24.64 ID:spEM9e64o
>>5
にわかかよ
作中見れば同期とかと仲良くしてるのわかるだろうに
11 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/17(月) 00:57:41.54 ID:tw09iMqU0
山田「織斑くんっ、女子と入りたいんですかあっ!?ダメですよ絶対!」

顔を真っ赤にして騒ぐ山田先生。やっぱり教師というより生徒みたいにみえる。

一夏「いやっ、入りたくないですよっ!?」

端から聞くと勘違いされそうな発言をぶちかます一夏に顔が引攣った。

山田「女の子に興味が無いんです?!そ、それもまた問題なような・・」

山田先生の声が辺りに響く。なにやら聞いてはいけないようなセリフが聞こえた気がして更に顔が引攣った。


大騒ぎの昼休み、そして隣で一夏が冷や汗をダラダラ流すのを見て助け舟を出しながら授業をこなし、放課後を迎えた。

12 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/17(月) 01:17:21.18 ID:tw09iMqU0
とりあえず、まずは部屋に行ってみる事にした。一夏のとなり、1026号室だった。

シン「ふう・・」

この1日だけでかなり体力を使った気がしてベットに倒れこむ。すると、なにやら隣が騒がしい。廊下に出て確認してみると、周りには同じく騒ぎを聞きつけたらしき部屋着の少女ばかり顔を覗かせていて慌てた。隣のドアを見るとドアに木刀が生えていた。比喩だとかではなく、そのままの意味で。一夏がこちらに気付く事なくドアに何か語りかけると木刀が引っ込み、しばらくしてドアが開けられた。その中に一夏が入って行った。

シン「・・・なんだったんだ、いったい」

とりあえず部屋に引っ込む。周りの女子達の格好が目に毒だった。


少し休むと、職員室に向かう。昼休みの内に織斑先生に頼んでおいた訓練機の話の確認に。
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/17(月) 01:19:03.18 ID:1lW5O1+yO
昔見た懐かしいクロスだな
やっぱり軍人であるシンと一般人のワンサマだといつか対立するのかね?
あとセシリアや簪はあった気がするけどシンの相手が誰になるのかも期待
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/17(月) 01:23:03.45 ID:lwu9Klw/O
>>5
情緒不安定とか笑える。それ言ったら女に良いように操られてテロリストになっちまうキラや、その親友だからって敵なのに庇うアスランという前作主人公格達からずっと情緒不安定キャラばかりだろ
15 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/17(月) 01:32:57.47 ID:tw09iMqU0
千冬「訓練機の件だが、特例で一部の手順を省略して明日から使用出来る様にした。だが一週間しかないのだからな。有効に使え」

シン「ありがとうございます。」

一週間後のセシリアとの決闘に備えて訓練を積むために織斑先生に頼んだのが訓練機の事だ。普通に申請したのでは使用出来るまでかなり期間が掛かってしまう。それではセシリアには勝てない、相手は代表候補なのだから。

千冬「それと、お前の軍から連絡があった。当日間に合うように専用機を送るとの事だ。」

シン「自分に、ですか?」

予想外だった。軍に期待されているのは分かっていたが、専用機まで用意されるとは思わなかった。

千冬「ああ。では、励めよ少年、期待している」

ニヤリ、と笑う織斑先生にお礼を返して職員室を出ると携帯を取り出した。時差を考えても、今は自由時間の筈の友人に電話を掛けた。

レイ「・・俺だ。シン、どうかしたのか?」
16 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/17(月) 01:46:01.23 ID:tw09iMqU0
俺は今日の経緯を話した。苦笑いするような気配がした。

レイ「お前らしいな。全く。だが、セシリア・オルコットとはな。強敵だぞ?」

シン「わかってるさ。だから、セシリアの戦闘記録が欲しい。徹底的に対策しないと、絶対に勝てないだろうから。」

相手は代表候補生。戦力差はとてつもない。やれる事はやっておかなければ。

レイ「・・解った。そこまでやる以上は必ず勝てよ。高慢なお嬢様の高く伸びた鼻をへし折ってやれ。データは今日中に用意してやる」

シン「助かるよ。悪いな、こんな時間に」

レイ「気にするな。お前が代表候補生を破れば俺たちも鼻が高いからな。結果を楽しみにしている」

やはり、持つべきは友だ。
17 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/17(月) 02:06:42.95 ID:tw09iMqU0
シャワーを浴びて夕食を取り(やはり異様なまでに視線を向けらてあまり集中して食べられなかった)部屋に戻ると、持参したノートPCにデータが届いていた。

シン「流石レイ、仕事が早い・」

早速データに目を通すと、レイの解説まで軽く入っていた。データを集めながらもアドバイスまでこの短時間で挟むとは。親友には頭が上がらない、今度何かお礼をしなければ。

データに粗方目を通し、頃合いを見て眠りに就いた。

翌日、朝食を取ろうと部屋を出たら一夏と出会した。なにやら頭のてっぺんに大きな瘤を付けている気がしたが触れない事にした。同じ部屋になったという箒、という少女と朝食を取るらしくついでに誘われたので一緒に食べる事にする。

シン「とりあえず、はじめまして。俺はシン・アスカ」

箒「篠ノ之箒です。これからよろしくお願いします、アスカさん」

シン「俺の事は呼び捨てで良いし、敬語も良いから」

箒「む、そうか。ではよろしく、シン」

最初はなんだか不機嫌そうだったが俺には不機嫌そうにはしなかった。一夏と何かあったのだろうか。
18 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/17(月) 02:21:56.94 ID:tw09iMqU0
食堂に着くと、やはり女子の群れに囲まれる。なんだがむず痒い。微妙な空気の中、料理を取ると席に着く。二人はなにやら妙な距離感だった

クラスメイト「お、織斑君、アスカさん、となり良いですかっ?」

目を向けると三人、女子がトレーを持って立っていた。

シン「俺は良いけど・・一夏、箒、良いか?」

一夏「良いぞ、ちょうど六人掛けだし」

箒「・・私も、構わない」

クラスメイト「うわっ、織斑君とアスカさん、朝からいっぱい食べるんですねー」

クラスメイト2「男の子って感じだー」

一夏「俺は夜少なめにするタイプだから、朝取らないとキツいんだよ」

シン「俺は放課後訓練したりするつもりだからな、食っておかないとな。」

19 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/17(月) 02:35:20.78 ID:tw09iMqU0
一夏「てーか、女子はそんだけで大丈夫なのか?やたら少ないけど」

クラスメイト「私たちは、ね、ねえ?」

クラスメイト2「うん、平気、かな、?」

苦笑いに近い表情を浮かべる二人に微妙な感情を浮かべた。

のほほんさん「お菓子よく食べるしー」

箒「・・織斑、シン。私は先に行くぞ。」

一夏「おう、また後でな」

クラスメイト「・・織斑君って、篠ノ之さんと仲良いの?」

クラスメイト2「同じ部屋って聞いたけど・・」

一夏「まあ、幼馴染だしな」

周りがどよめいた。ーと、それを掻き消す様に手を叩く様な音が響いた。
20 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/17(月) 03:00:33.85 ID:O+2v7uk70
千冬「いつまで食べている!食事は迅速に効率よく取れ!遅刻したらグラウンドを10周させるぞ!」

織斑先生の声が響く。その声を聞いて一夏は慌てて続きを食べた。俺はさっさと食い終わっていた。

授業はなんとか問題はなさそうだった。一夏は二時間目で既に限界そうだったが。

途中、一夏にも専用機が来るらしく騒ぎになった。なんとなく予感していたので驚きはしなかったが。

昼になると、少し諍いになったのか一夏が箒に投げられた。が、逆に一夏の何かに火を付けたのか箒の手を掴んで歩いて行った。仕方無しに一人で食堂に向かい食事を取る。たまには一人も良いかもしれないー

???「ねえ、キミ」

シン「はい?」

声を掛けられて振り向く。見覚えがある気がしたが、クラスメイトでは無いはずだ。何より学年を示すリボンの色が違った。

???「月曜日、期待してるわよん。おねーさんに格好良いとこ見せてね」

それだけ言うと歩いて行ってしまった。
21 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/17(月) 03:45:55.27 ID:inx3K68z0
時は流れ、翌週、月曜日の放課後。休日の間にも訓練と研究を重ねた。が、肝心のISがまだ来ていなかった。

山田「あああアスカくううんっ!」

やたらと大声で呼びながら第三アリーナのAピットに走ってきた山田先生。

山田「来ましたよっ、アスカ君の専用機っ!」

慌てながらもニッコリ笑う。笑顔が眩しい気がした。

千冬「アスカ、すぐに準備に掛かれ。アリーナを使用出来る時間は限られている。」

シン「了解。」

一夏「頑張れよ、シン。応援してる」

応援に来てくれた一夏におどけて敬礼を返す。と、ピットの搬入口が開いた。ー中には、グレーのISが鎮座していた。

山田「アスカ君の専用機、[インパルス]です!:

千冬「すぐに装着しろ。時間が無い、フォーマットとフィッティングは実戦でやれ、出来なければ負ける。良いな」

シン「了解しました。」

手早く装着して機体状態と武装を確認する。ついで、ハイパーセンサーの具合を確かめる。

千冬「ハイパーセンサーに問題は無い様だな。アスカ、気分は悪くないか」

シン「大丈夫です、行けます。」

機体を前に傾けてゲートへと進む。

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/17(月) 13:58:48.25 ID:cNV2XCWIO
>>10
それは同期だからだろ?当たり前の発言とか恥ずかしくない?

>>14
キラは軍人でもなくただの一般人だったんだから当たり前だろw
アスランだって親友でしかも同じコーディネーターなんだから普通に殺そうとかしねーだろバカなの?
ならイザークやディアッカ、ニコルはどうなんだよとか言うならあのメンバーはキラをコーディネーターだと知らない
それにキラもしらない他人だからだろ
それに比べて最初から軍人であんな何が原因でスイッチが入るかわからないやつを情緒不安定と言わずなんていうの?
少しは考えて発言した方がいいと思うが?ちょっと考えればだけ誰でもわかることがわからないんだし
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/17(月) 16:08:17.04 ID:WA8b+mSco
>>22
同期と仲良くやれてんるだったらクラスメイトとも仲良くやれるんじゃない?
そもそも情緒不安定すぎるなら同期とも馴染めないだろうし

敵なのに庇う云々は種死の話でしょ
ザフト側にいたのに急に介入してきたテロリストを庇って結果味方を死なせるし
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/17(月) 18:50:04.05 ID:YH3igoXVo
なぜSSスレで1以外が長文を書くのか
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/17(月) 19:50:54.55 ID:wDEic+6PO
>>23
頭悪いのか?同期は一般兵の頃からの知り合いで長い間お互い一緒にいて苦楽を共にし性格など理解しあってるからだろ
じゃあアスランに対しては友好的だったか?同期や友人以外にはどんな態度だった?

ハイネのこと言ってるならあれはキラ関係なく自ら突っ込んだ結果だし、声優が声優なだけに早期退場はわかってたことだろ
あそこでキラがいようがいまいが関係なく死ぬのは決定事項だった、たまたまキラがそこにいて関わってしまっただけの話
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/17(月) 20:06:56.91 ID:dnJHCe/vo
そもそもSSに出てきてもない他の種キャラを引き合いに出す時点で、SSの批判や言い争いとしては底辺も底辺なんだよなぁ
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/18(火) 04:31:31.72 ID:a1KQ7B+hO
>>22
キラ信者のシンアンチキメェ
テロリストなら親友だろうが殺して当然だろ?
お前の家族や親友がISに入ってテロしてもお前は許すのかよ?
お前みたいなクズがいるから戦争は終わらないんだろうな
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/18(火) 20:26:33.33 ID:5NC2ibWOo
まーだ戦争がしたいのかあんた達は(笑)
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/19(水) 05:09:22.42 ID:QoNXVhUoO
見てください、このシンアンチの狂った荒らしっぷりを
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 15:14:55.50 ID:w0M0i81hO
>>27
キラはむしろ嫌いだしシンも嫌いですが?
言い返せなくなるとシン信者はそうやって誤魔化すのかww
種死で主人公降板された可哀想で哀れなシンww
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 15:18:34.13 ID:Us4X99qDO
>>27
ついでにテロリストwwとかどっから出てきたの?ww
テロリスト云々ってそもそも戦争してるんですが?
ならお前の祖父とかは戦時中人殺しとかしたことない?
お前の言い分でならお前も死ぬべき人間だよなww
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 18:49:02.31 ID:iifYUKlMO
戦争して良いのは国に認められた正規軍だけだけどな、草生やして的外れなこと言ってる暇があるなら戦時国際法くらい読めよ
キラは正式な軍人だったのか?少なくともカガリの結婚式ぶち壊しにした頃はオーブ軍でも連合でもなかっただろ
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 20:24:01.38 ID:5+wimwblO
>>32
的外れたお前だろ?
アニメに正規軍だー認められた国だーって頭平気?
あのアニメに正規軍だの認められた国だとかそんな設定あった?
ならオーブは中立国だよな?じゃあなんでMSやら平気で所持してるの?
中立国で戦争はしない国がオーブだよな?ならMSやら所持してるのおかしくない?
例えばお前は日本が戦争はしない国ですだから戦争になっても何もしませんとなったらそのまま死ぬのに納得できる?
少しは考えて発言しろよ
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 21:31:11.77 ID:XE5Romr/o
オーブは日本のような非武装中立国ではなくスイスのような永世中立国を唱ってるから非常時の自衛のための軍事力を持つ必要があるから持っていて何もおかしいことはない
しかもオーブは中立国と言ってもカガリ父が代表になってから唱い始めたことだからな
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 23:25:25.41 ID:XLnnkIGjo
ここで話すことじゃないだろ
どうしても話したいなら他所行ったら?
36 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/22(土) 23:49:49.88 ID:rDBLk3Dy0
夜勤は夜勤手当も残業代も付くから最高です(白目)

部屋の片付けな終わったらチマチマ書きます。1はシンもキラもアスランも大好きです。故にACERとかで仲良くしてたりEXVSの僚機掛け合いとか見てるとほっこりします
37 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/23(日) 19:19:15.97 ID:NrIt/0oG0
朝まで掛かってしまった・・今から書きます、短いですご
38 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/23(日) 19:55:54.89 ID:O3vfkftR0
放たれたビームを最小限の動きで避ける。武装一覧を呼び出し、ライフルとシールドを呼び出す。ー近接装備はナイフしかないが、やれなくは無いはずだ。

セシリア「踊りなさい、私、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でる円舞曲で!」

狙いはかなり的確だった。避け切れない物はシールドで弾く。連射性も高く、やはり一筋縄ではいかない。

セシリア「射撃型のブルー・ティアーズにそんな装備で射撃戦を挑むとは、おろかですわね!」

セシリア「行きなさい、ファンg・・コホン、ブルー・ティアーズ!」

セシリアのブルー・ティアーズからブルー・ティアーズが放たれる。ややこしい。てか何を言いかけたんだ。
ブルー・ティアーズー遠隔操作機動砲台がビームを放ってくる。が、知らない武器ではない。データにもしっかり載っていた。まずはパターンを見極めるために回避と防御に専念する。
39 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/23(日) 20:06:01.33 ID:O3vfkftR0
あれ、抜けた。

俺を待ち構える青い機体ーブルー・ティアーズ。その手には長大なライフルが握られていた。情報通りならスターライトmkIIIのはず。既に試合開始の鐘はなっている、いつ撃ってきてもおかしくはなかった。警戒しながらデータを確認する。

セシリア「最後のチャンスを差し上げますわ」

シン「なんだよ、チャンスって」

セシリア「私が一方的に勝利するのは明白。無残に敗北して惨めな姿を観客に晒したくなければ、今ここで謝るならば許して差し上げますわよ」

そう言いながらもセシリアはセーフティを外した。インパルスの警告を確認しながら挑発で返す。

シン「要らないね。負けた時の言い訳でも考えとけよ」

セシリア「残念ですわね。それでは、お別れですわ!」

スターライトmkIIIからビームが放たれ、火蓋が切って落とされた
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 20:26:02.09 ID:AnDL5tWlO
そこはファンネルじゃなくてドラグーンでしょうがぁ
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 20:31:26.53 ID:yBm3x04dO
gだからファングって言おうとしたんじゃね
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 20:33:37.50 ID:R0qeu8wdO
>>34
>>35が言ってることが一番正論だから最後に1つだけ
オーブについてはわかったがなんでいきなり現実の話を持ち出し的外れのこと言った>>32本人に答えてほしかった
43 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/23(日) 20:39:05.26 ID:W/5NEYXa0
攻撃を捌くのは意外と容易だった。何度もシュミレーターで相手にしたのだ、牽制如きでやられてやる通りもない。

セシリア「やりますわね、口先だけではありませんのね」

セシリアが忌々しげに漏らす。その顔には明確な焦りが見て取れた。セシリアがビットを動かすタイミングを見切り、セシリアにライフルを向け、引き金を引く。

セシリア「なあっ!?」

ビットの操作に気を取られ、回避の遅れたセシリアが被弾する。そして、ビットの動きが乱れる。そこにビームを撃ち込み、一機を撃ち落とす。

セシリア「よくも私のブルー・ティアーズに傷を・・!」

再び苛烈なまでに射撃を繰り返して来る。セシリアを狙うと見せかけてナイフをビットに投擲、更に一機を墜とす。

シン「はああああっ!」

隙を見せたセシリアにシールドを構えながら突撃する。ライフルをマウントしてナイフを抜いた。二機程度なら簡単に避けられる。

セシリア「かかりましたわね!」

肉薄した瞬間、ブルー・ティアーズのアーマーが展開された。

セシリア「ブルー・ティアーズは六機ありますのよ!」

データには無かった攻撃に反応が遅れた。放たれたミサイルが直撃した。
44 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/23(日) 21:05:41.26 ID:W/5NEYXa0
爆煙に包まれた視界にインパルスからデータが送られた。フォーマットとフィッティング、シルエットの調整の完了。ーシルエット?

疑問に抱いた俺にインパルスが答える様に、背中に新たにパーツがドッキングされた。長短二対の羽に下に伸びたバランサー型スラスター。機体色がグレー一色から鮮やかに青や赤、白に変化する。そして、インパルスの機体名の頭にフォース、と付け足される。フォースインパルス。これでようやく、俺の専用機として万全になったのだ。

セシリア「そんな・・一次移行!?貴方初期設定の機体で私のブルー・ティアーズをここまで・・!?」

焦りを滲ませ、ライフルを向けて来る。が、難なく回避する。機動性の上がり方が尋常ではなかった。ビットから放たれたビームを防ぐ。気づくとミサイルが既に目前まで迫っていた。ビットより遥かに早い。回避しきれず足に被弾する。ーが、多少のシールドエネルギーを消費させただけで、機体へのダメージは全くと言っていいほど無かった。機動性の上がったインパルスで一気にビットを抜いて、再びセシリアに肉薄する。フォースシルエットに装備されたビームサーベルを抜く。
45 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/23(日) 21:14:47.72 ID:W/5NEYXa0
セシリアの顔が驚愕に染まる。慌てて迎撃しようとしたミサイルビットを纏めて斬り落とす。

セシリア「この・・っ、インターセプター!」

セシリアが取り出した剣と鍔迫り合う。その一瞬を狙いビットからビームが撃たれた。肩に被弾。ミサイルの時より大幅にエネルギーが削られた。

シン「くっ・・このおおお!」

気合いと共にインターセプターを弾き飛ばす。そのままサーベルを振り下ろし、ブルー・ティアーズに損害を与える。

そして、ブザーが鳴ると同時にアナウンスが流れた。
46 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/23(日) 21:26:26.15 ID:W/5NEYXa0
アナウンス「試合は引き分けとなりました」

・・・え?

セシリアも唖然、としていた。なんでそうなる?ー見ると、インパルスの機体色がグレーに戻っていた。シールドエネルギーも無い。被弾した時にはまだ残っていたはずなのに。疑問に抱きながらピットに戻ろうとすると再びアナウンスが響いた。

千冬「厳正なる審査の結果、僅差でシン・アスカの勝利と判定する。」

・・勝った、のか、?

腑に落ちなさを感じながらピットに戻る。アリーナには観客の歓声が響いていた。
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 15:25:10.05 ID:V2CvSPtAo
期待
48 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/10/31(月) 03:20:47.96 ID:q5NZHz+n0
新作ゲームの攻略してたらこんな時間でした。とりあえず来週一気に進めたいと思います
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/02(水) 00:42:01.85 ID:8+JxO8Y/O
頑張れよ
50 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/06(日) 01:37:36.86 ID:5qEjFJGN0
ピット

シン「なんでインパルスのエネルギーが切れたんだ・・?」

千冬「インパルスに搭載された新システムが原因だな。ヴァリアブルフェイズシフト装甲、これによりエネルギーが流れている間は極端なまでの剛性を発揮し、ビーム以外の攻撃ではほとんど傷は付かんと言っていい。代わりに展開中はエネルギーを消費し続ける上、実弾でも僅かだが被弾時にエネルギーは消耗するからな。逆に言えば、ビーム以外でインパルスにまともにダメージを与えるのは不可能に近くなる。しかも通用するだけで下手な装甲よりかはビームへの耐性はある。」

シン「な、なるほど・・凄いな・」

千冬「僅差にしろ、勝者はお前だ。よくやったな、アスカ。その調子で励め」

山田「今アスカ君のインパルスは待機状態になってますけれどアスカ君が呼べはすぐに展開出来ます。けど、規則があるので熟読してくださいね。」

分厚い本を渡される。まあ、曲がりなりにも兵器、当然規則など山の様にあるのは当然だ。

一夏「やったな、シン!すっげー戦いだったぜ!」

一夏に背中を叩かれた。興奮してるのか加減が怪しい、つーか痛い

シン「余裕ぶっこいてて良いのかよ。明日は俺と一夏で戦うんだからな?」

その一言に一夏がなにかを忘れていた様な顔をした。大丈夫かコイツ。

一夏「ち、千冬姉っ!俺のは、俺のISはっ!?」

まさか、まだ来てない・・?

千冬「織斑先生だ、馬鹿者。お前のはどうやら今日は間に合わん。アスカの様に本番でモノにしろ」
51 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/06(日) 01:45:20.59 ID:5qEjFJGN0
織斑先生のお得意、スパルタ発言だ。だが、実際来ない物は仕方ない、その言葉に従うしか無いのだが。

一夏「ま、まあ、お手柔らかに、な?」

自信無さげな表情に思わず吹き出した。

シン「ま、手加減出来るほど乗ってないから手加減には期待すんなよな」

一夏「ひっでえ。ま、明日はよろしくな」

シン「おう」

互いの拳を軽くぶつけて別れる。汗をかいてるし腹も減った。シャワーを浴びて飯にしよう。
52 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/06(日) 01:57:00.66 ID:5qEjFJGN0
セシリア「・・・負けて、しまいましたわ・・」

脳裏に浮かぶのは先程の試合。コテンパンにしてやろうと思ったのに逆に負けてしまった。だが、そこには悔しさはあれどもっと他の感情が支配していた。

一次移行すらしていない、扱いづらいはずの機体で粘って見せた自分の癖を徹底的に調べて対策したのであろう動き。圧倒的不利を物ともせず、真っ直ぐに自分へと立ち向かってきたあの眼差し。全てが、今まで見て来た卑屈なだけのオトコとは違っていた。それに不快感はなく、むしろ何故今まで違いに気付けなかったのか、と自分の浅薄さに恥ずかしくなる。そして気付く。ーもっと、知りたい。もっと、近付きたい。あの、シン・アスカという存在に。
53 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/06(日) 02:08:28.62 ID:5qEjFJGN0
翌日。朝早くからドアをノックされる。誰だよ、全く・・

セシリア「シンさん、起きていらっしゃいますか?」

予想外の人物だった。なんなんだ、一体。とりあえずドアを開けてやる。

シン「なんか用か?朝早くから。」

セシリア「おはようございます、シンさん。まず、先日は数々の非礼、申し訳ありませんでしたわ」

セシリアが深々と頭を下げた。多分側から見れば間違いなく鳩が豆鉄砲喰らった様な顔をしているだろう。

シン「えっ、あ、いや、そんな気にしてないし。とりあえずおはよう」

セシリア「改めて自分を見つめ直して、如何に自分が傲慢であったか自覚しましたの。本当に、申し訳ありませんでした。」

シン「いやいや、気付いたんならもう良いから。とりあえず飯でも行こうぜ、な?」

周りの視線がやけに痛い。とにかくこの現状をなんとかしたい。

セシリア「宜しいんですの?では、ご一緒させていただきますわ!」

腕を組まれた。なんか表情が美人なのもあってキラキラ輝いて見える。なにか裏があるのかと思ったが杞憂のようだ。
54 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/06(日) 02:21:12.67 ID:5qEjFJGN0
セシリアと朝食を取る。数日前なら考えられなかった状況だ。食べながら、セシリアに質問責めにされた。好きな食べ物は、とか。なんなんだろうか?

セシリア「ところで、シンさん。本日は織斑一夏さんとの試合ですが、その後にお時間はありまして?」

シン「あるけど・・なんで?」

セシリア「是非とも共に訓練を、と思いまして。私は貴方と共に、より高みへと行きたいのですわ」

シン「なら、俺と一夏の試合を見てよくない点があったら言ってくれ。代表候補生の意見を聞いてみたいんだ。」

セシリア「もちろんですわ!」

以前とは違う、見惚れそうな笑顔だった。嬉しそうでなによりだ。クラスメイトなのだから、仲良くしたい。
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/06(日) 06:18:35.61 ID:oMVz/JCI0
元々防御に使ってるエネルギーを使うんじゃ能力として微妙じゃね?と思ってしまうが
56 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/12(土) 23:35:46.36 ID:LBpsytuW0
ハルート最終決戦仕様のガレキを買って見ましたが、思った以上に難物でした。とりあえず頭部を塗ってみたり。ヒケやらで歪んでるしガンプラ感覚で買う物ではありませんね。

>>55
劇中の白式の描写だと零落白夜以外にも荷電粒子砲やイグブやらでエネルギーを消費してるので効率の良さげなインパルスでは余り気にならないかと。あとフェイズシフトはあくまで装甲特性でインパルスのワンオフアビリティーではないです。つまりシンの所属してる部隊相手だと鈴やシャルなど実体系武器しか無い機体は絶好のカモになり得るというシャレにならない新型さんです。

とりあえず風呂入ってからちまちま書いて行きます
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/13(日) 00:04:59.83 ID:2HKWn419O
舞ってる
58 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/13(日) 00:51:39.99 ID:CQZ7Z+yQ0
放課後。いよいよ一夏との試合だ。ピットに入ると既にセシリアが居た。つか、なんで居るんだ、速すぎだろ。

セシリア「シンさん、応援に参りましたわ!」

やたら輝いて見える。何故に。

シン「そ、そっか、サンキュー。勝てる様に頑張る」

セシリア「シンさんは私を破ったんですもの、余裕ですわ!」

シン「油断大敵だぞ?相手の戦力がわからないんだしな。」

セシリア「流石シンさんですわね。私も見習わないといけませんわ」

シン「そんじゃ、行ってくる。」

インパルスを装着する。まずはバランスの良いフォースを選択。相手の出方を見るには最適だろう。ピットから飛び立ち、一夏を待つ。

59 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/13(日) 01:03:00.13 ID:CQZ7Z+yQ0
一夏は少し遅れてやって来た。常に装甲が変化し続けていることが見て取れた。一次移行前に見られる現象だ。

シン「よ、一夏。まだ一次移行前だろ?待とうか?」

いくらなんでも一次移行前に叩くのはフェアじゃない。それに勝っても何も嬉しくは無いのだが。

一夏「いや、良いよ。シンはやってのけたんだし、格好位は付けさせてくれよ。」

近接ブレードを展開して向けてきた。やる気みたいだ。なら、その想いに真っ向から応えてやるだけだ。

シン「待った無しだからな。後悔すんなよ?」

試合開始のブザーが鳴る。俺と一夏は同時にスラスターを吹かして急速に接近した。
60 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/13(日) 01:21:14.43 ID:CQZ7Z+yQ0
ビームサーベルを抜いて一夏の機体ーー白式と鍔迫り合いになる。最新鋭機同士、馬力は互角に近い。だが、扱いの差は歴然だった。近接ブレードを押し返して距離が離れた瞬間、ライフルに持ち替えてビームを見舞う。回避にもたつく白式に何発か吸い込まれていく。

シン「こんなんで終わるなよ、一夏!」

次々とビームをかましてやる。が、機体に慣れてきたのかビームを上手く避け始めた。そうでなくては。

一夏「今だっ!」

ビームの射線を見切ったのか突っ込んできた。対応がなかなか早い。・・だが、こちらの迎撃がライフルだけだと思っているなら、間違いだ。

シン「ブラストシルエット!」

その呼び声とともに、瞬時にフォースシルエットが外れて消え、代わりにグリーンを基調としたシルエットが装備される。ブラストシルエットの色に合わせて、インパルスの色も変更される。邪魔になるシールドを縮小し、ビーム砲を構え、引き金を引いた。
61 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/13(日) 01:57:50.79 ID:CQZ7Z+yQ0
一夏「うわああっ!?」

白式に見事に直撃した。シールドエネルギーをかなり削れた筈だ。

シン「待ったなしだって行っただろ!」

体勢を崩した白式に更にミサイルを撃ち込む。爆煙に白式が飲み込まれた。距離を取り構える。まだ試合終了にはならない以上まだ白式は健在なはず。

晴れた爆煙から現れたのは、先ほどまでとは様相を変えた白式。ーギリギリ、一次移行によりダメージを軽減されたのか。

一夏「・・俺は世界で最高の姉さんを持ったな、まったく。」

一夏がなにやら語り始めた。黙って聞いてやる。

一夏「俺も、俺の家族を守らないとな。とりあえずは、千冬姉の名前を守る!」

良い意気込みだ。素直にそう思った。

一夏「というか、逆に笑われるだろ」

シン「なんでいきなり自己完結してんだよっ!?」

思わずずっこける。

62 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/13(日) 02:19:18.31 ID:CQZ7Z+yQ0
とりあえず様子見にミサイルを放つ。白式は流石の反応を持って回避、または斬り捨てた。一気に加速して近付いてくる。フォースに切り替え、サーベルを抜き応戦する。白式の近接ブレードが展開して、ビームサーベルを発振させた。インパルスに対応したのだろう。鍔迫り合いに持ち込みーービームサーベルが一瞬消失して、斬られた。しかもごっそりとゲージが削られた。咄嗟に回避してこれだ、まともに受けていたら負けていただろう。

シン「なんだよ、その武装、っ」

距離を取りライフルを使う。牽制がわりになれば十分。白式は回避に移り、隙を見て一気に接近してきた。同じ手は食わない。シールドで受け止め、逆に斬り返す。咄嗟に回避され、掠めた程度だがそれなりの損害の筈だ。逃げに転じた隙にライフルを撃つ。白式に掠める。

一夏「うおおおっ!」

気合いと共に射線を避けながら肉薄してくる。シールドで受け止めーようとして、慌ててバックブーストする。シールドとは反対側に瞬時に構え直して斬り込んで来たのだ。不味い、避けきれない。

当たる直前にブザーが鳴った。試合の決着が告げられる。

「試合終了、勝者ーシン・アスカ」

負けた、と思っていた。一夏が斬り込む前にVPSでエネルギーが尽きたのだと思った。目の前の一夏がぽかんとした顔をしていた。
63 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/13(日) 02:40:43.08 ID:CQZ7Z+yQ0
すごすごと一夏がピットに戻っていった。なんだか哀愁を感じさせる後ろ姿だった。無理もない、あんな大見栄を切った挙句、攻撃ではなく自分のエネルギー消費で敗北したのだ。締まらないにも程があるのだろう。とりあえずピットに戻る。セシリアがまたすっごく嬉しそうな顔をしてた。

セシリア「お見事ですわ、シンさん!」

キラキラしてる。ーまあ、自分に勝った奴が初心者に負けたら余計プライドが傷付くんだろうし、嬉しいんだろうな。

シン「サンキュー、でもギリギリだったよ。もう少し一夏にエネルギーがあったら負けてたんだし。」

多分、あの特殊なサーベルが原因だろう。絶大な威力を発揮する反面、エネルギー消費が激しいのだろう。
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/13(日) 13:56:47.25 ID:2HKWn419O
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/13(日) 18:53:41.29 ID:vfKqlBis0
乙です。
まぁ、色々言ってる社会の屑以下の価値もないような連中の事なんて気にしないで頑張ってください。
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/14(月) 19:56:03.24 ID:Gf6cfKv7O
種の設定とかと掛け合わせると書きにくくなると思うけど頑張って
67 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/23(水) 20:35:50.66 ID:oDYGVW6N0
とりあえずそのままセシリアと飯を食いに行く。この学園の食堂の飯は最高にうまい。

セシリア「今更なのですが、お疲れではありませんの?食事を挟むとはいえ連戦は大変なのでは・・」

シン「大丈夫だって。むしろ、インパルスに乗ってないと感覚が錆つきそうだしな。」

豚カツに味噌を掛ける。俺の中では最高の食い方だ。

セシリアは魚のフライのようだ。

セシリア「タフですわね。私でも最初からそんな気概はありませんでしたわ。」

シン「圧倒的に経験が不足してるからな。まして、インパルスは形態で特性がガラリと変わるからな。ドンドン訓練してかないと一夏に抜かされそうだし」

セシリア「そういえば私と戦った高機動形態とは別の形態を出していらっしゃいましたわね、あれはなんですの?」
68 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/23(水) 20:46:33.45 ID:oDYGVW6N0
シン「あー、あれはブラストシルエット。高機動のがフォース。一応もう一つ近距離格闘型があるんだけど、一夏のISとは極端に相性悪いんだよな。」

セシリア「ビームサーベルが消失して斬られてしまいましたものですから驚きましたわ。もしや、その近距離格闘型もビーム主体で?」

シン「ああ。更にパワーに特化したようなもんだから取り回しのいいあの刀とは相性悪いんだ。フォースならまだやり合えるし。」

セシリア「そういう事でしたのね。シンさんはかなりインパルスの事を理解していらっしゃいますわね」

シン「まだまださ。もっと、強くならないと。」

シンさんの顔に少し暗い陰が差した気がした。
69 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/23(水) 20:57:47.54 ID:oDYGVW6N0
食べ終えると別のアリーナへ。セシリアと一旦別れて準備をする。

後ろからいきなり目隠しをされた。
???「だーれだ?」

シン「誰だよっ!?」

聞いた覚えが無い声・・いや、一度だけある。

???「あはは、そういえば自己紹介してなかったわねー。まあ、まだ早いし秘密。頑張れ男の子」

以前食堂で話しかけて来た人だ。なんだったんだ・・っと、セシリアを待たせる訳にはいかない。インパルスを装備、フォースシルエットを選択。そのままアリーナへ飛び立つ。

70 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/23(水) 21:36:08.26 ID:oDYGVW6N0
セシリア「では、行きますわよ!」

セシリアが早速仕掛けてくる。ビットとライフルの同時攻撃。流石代表候補生、前回の轍は踏まない。だが、変わったのはセシリアだけじゃない。

フォースの機動力を活かして難なく回避してビットをライフルで狙う。今までのパターンにはない動きをしているが、問題無い。ビットを一つ、撃ち落とす。

セシリア「射撃の腕上がり過ぎですわよっ!?」

セシリアが狼狽する。その隙に付け入る。

シン「ブラストシルエット!」

換装してすぐさまミサイルを放つ。あえてばら撒く様に広範囲に撃ち込み、直撃ルートにビーム砲を撃ち込む。

セシリア「やってくれますわね、っ」

セシリアがミサイルをギリギリで避けながらビームを回避する。目論見通りだ。・・撃ち出したミサイルをビームが掠めて一気にミサイルが誘爆する。セシリアが爆炎に飲まれて行く

セシリア「きゃああああっ!?」

吹き飛ばされたであろう予測位置にレールガンとビームを叩き込む・・当たった気配がない。避けられたか。間髪入れずにビームが飛んで来てレールガンを片方吹き飛ばされる。

71 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/23(水) 21:51:21.00 ID:oDYGVW6N0
煙からセシリアが躍り出る。爆発でライフルとビットを一機喪失したらしい、だが諦めるつもりはなさそうだ。

セシリア「まだまだ、これからですわ!」

ミサイルとビットの同時攻撃。ーセシリアが近接ブレードを展開して斬りかかってきた。リスクを負うのを承知でビットとミサイルを利用して斬り込んで来たのだ。

ミサイルをバルカンで迎撃、ビットのビームをシールドで弾く。サーベルを抜いてセシリアを迎撃する。鍔迫り合いに持ち込まれた瞬間、背後に回ったもう一機のビットのビームをモロに食らう。が、そのままセシリアにバルカンを叩き込み、体勢が崩れた瞬間を狙いサーベルを突き刺す。一気にエネルギーが削れたはずだが、即座に距離を取られる。ビットの動きも厄介だ。機動が読み辛い。

ビットを生かしておけば余計削られかねない。フェイズシフトを活かしてセシリアとミサイルを無視する。ビットを一機ずつ、確実に落としーービットを破壊し尽くしたところで、セシリアが降参の意思を示した。
72 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/23(水) 22:00:47.65 ID:oDYGVW6N0
セシリア「流石ですわね。インパルス相手にビーム兵器を失ったのでは勝ち目はありませんわ」

シン「でも、セシリアも前回とは全然違ったじゃないか。正直ヤバかった」

セシリア「私とて、そうそう負けてはいられませんもの」

ニッコリと楽しそうに笑う。

シン「じゃ、お疲れ。結構勉強になったよ、サンキューな」

セシリア「いえいえ、こちらも勉強させていただきましたわ。それでは、また明日」

シン「おう、また明日」

セシリアと別れて、部屋に戻る。途中、何処からか竹刀を全力で振り下ろした様な音が聞こえたが、気にしない方が良さそうだ。
73 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/23(水) 22:04:58.31 ID:oDYGVW6N0
今日はここまで。まだ一巻も終わってないんですよねー。色々展開とか考えてると筆が進まないのでなかなか書けないのは許してください。早くフルパッケージデスティニー欲しいです。

次回、みなさんお待ちかね二組さんとソードインパルス回に・・出来たらいいなぁ
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 07:52:35.71 ID:mHtbNCeiO
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/25(金) 17:26:14.62 ID:tZCPLvjT0
今更だけどブラストシルエットにはサーベルはないぞ、あるのはジャベリン
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/25(金) 17:54:21.91 ID:DMcUxGpD0
クロスssだしこまけえこたあ
77 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/27(日) 00:39:27.95 ID:1ot++g2r0
あああしまった、またフォースに換装してるって脳内保管お願いしますっ

メタルビルドデスティニーがいよいよ来ました。何これかっこいい。ってあそんでたらこんな時間でした。とりあえずこれからちまちま書いて来ます
78 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/27(日) 00:51:42.87 ID:1ot++g2r0
山田「皆さんご存知、アスカ君の二連勝でクラス代表はシン・アスカ君に決定です。頼もしいですね!」

そんなに持ち上げられると恥ずかしいです、山田先生。

千冬「期待のニューフェイスという奴だな。勿論、異存は無いな?お前達。」

俺以外のクラスメイトが揃って返事を返す。なんかむず痒い。

実技授業。織斑先生の授業だけあって、軍の訓練並みにハードだ。

千冬「ではこれよりISの基本的な飛行操縦を実践してもらう。織斑、オルコット、アスカ。試しに飛んでみせろ。」

指示通り、インパルスを呼び出す。左腕の時計がインパルスの待機状態だ。セシリアは左耳のイヤーカフス、一夏は右腕のガントレット。・・どう
79 :ミスったあああ ◆qCFVRZat2oln :2016/11/27(日) 01:02:48.08 ID:1ot++g2r0
続き

・・どう考えても一夏と俺のはアクセサリーじゃないよな。男はそうなるのだろうか。

インパルスを展開してフォースを付ける。飛ぶならフォースが最適だからだ。

千冬「もっと早くしろ。熟練した操縦者は一秒掛からんぞ」

三人揃って小言を言われる。まあ、仕方ないか。

千冬「よし。飛んでみせろ」

セシリアのブルー・ティアーズが一番に上昇していく。続く形でインパルスと白式が飛び立つ。やはりフォースは早い。途中でセシリアを追い抜き、上昇する。白式はまだ上昇しきらない。

セシリア「シンさん、もう操縦に慣れて来てますわね・・」

複雑そうな表情で話しかけてくる。

シン「いや、フォースが速いからさ。むしろ、まだまだ引き出しきれてないよ。」

セシリア「そうでしたの・・・でしたら、放課後に指導して差し上げますわ。もちろん、二人きりでー

千冬「いつまで上で遊んでいる。さっさと降りてこい。・・アスカ、オルコット、織斑。急降下と完全停止をやってみせろ。目標は地表10センチだ。」
80 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/27(日) 01:16:21.20 ID:1ot++g2r0
織斑先生の指示を受けて、セシリアが降下していく。流石代表候補生、扱いが上手い。

続いて降下、インパルスを地表スレスレで停止を掛ける。・・やはり、まだ甘い。精進しないとな・・

シン「うわあああっ!?」

一夏が墜落して来た。俺の上に。[ピーーー]気か。

ギリギリで避ける。真横にクレーターが出来た。

千冬「馬鹿者が、誰が地上に激突しろと言った。グラウンドに穴を開けてどうする」

セシリア「大丈夫ですか、シンさんっ」

セシリアが駆け寄ってくる。

シン「ギリギリ避けれたからな。大丈夫」

千冬「まったく・・アスカ、武装を展開してみろ。」

シン「了解」

ライフルを取り出す。インパルスの各シルエット共通のベーシックな装備だ。

千冬「遅い、0.5秒で出せるようにしろ。」

スパルタ過ぎる。
81 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/27(日) 01:17:21.50 ID:1ot++g2r0
あ、風呂入ってねえ。風呂入って来ます
82 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/27(日) 02:04:40.45 ID:1ot++g2r0
千冬「セシリア、武装を展開しろ」

セシリア「はい」

左手を横に突き出し、一瞬巨大な光を生み出す。それだけで、狙撃銃スターライトmkIIIが握られていた。

千冬「流石だな、代表候補生。だが、そのポーズはやめろ。横に向けて何を撃つつもりだ。正面に展開出来るようにしろ。」

セシリア「・・はい」

不服そうだが、頷くセシリア。

千冬「セシリア、近接武装を展開しろ。」

セシリア「了解しました。」

ライフルを格納、次の武器を出そうとする。が、先ほどとは違う。格段に遅い。

千冬「遅い。咄嗟に展開出来ん近接武装など役に立たんぞ。」

セシリア「は、はい。精進致しますわ」

やはりスパルタだな。
83 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/27(日) 02:36:54.22 ID:1ot++g2r0
千冬「・・時間か。今日の授業はここまで。織斑、自分の開けた穴を埋めておけよ。」

一夏「シン、頼みがあるんだけど・・」

シン「手伝えって言うんだろ?」

一夏「悪い、頼むよっ」

仕方ないか。手伝おう。

シン「貸しひとつだからな」

一夏「恩に着るぜっ」

二人で穴埋め作業を行う。女子に力仕事をさせるわけにもいかないからな。
84 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/27(日) 03:57:05.24 ID:JAXEWMWG0
クラスメイト「アスカ君、クラス代表決定おめでとう!」

乱射されるクラッカー。一組のメンバーが勢揃いしていた。かなりの盛り上がりである。壁には巨大なシン・アスカクラス代表就任パーティーと書かれた紙が付けてある。だが、何故だろう。明らかにクラス以上の人数が居る。誰も気にしない、気にしたら負けだろうか。

セシリア「人気者ですわね、シンさん」

何故かふくれっ面だ。

シン「目立ちたい訳じゃないんだけどな。別に」

黛「はーい、新聞部でーす。シン・アスカ君と織斑一夏君に特別インタビューに来ました!」

盛り上がる一同、てか間違いなく一組以外も入り込んでる。

黛「私は二年の黛薫子。よろしくー。新聞部の副部長だよ。これ名刺ね。」

やたら難しい漢字だ。昔日本に居た経験があるからなんとか読めたが。

85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/27(日) 09:10:55.26 ID:E/xkz5wZO
オーブって公用語は日本語じゃなかったっけ?
86 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/27(日) 12:24:32.34 ID:j4Nd71pe0
国家構成はIS準拠です。オーブとかは何処がオーブ、大西洋連邦などはわかりづらいので。

ZAFTは存在してますが人員以外はまるっきり別物です。義勇兵なのは一緒ですが国家に属してる訳ではなく国連のIS関連軍みたいな感じです。敵としてロゴスとかは出すかもしれませんけど。

ちまっちま書いていきます
87 : ◆y210ZVlxiQHI :2016/11/27(日) 13:16:59.73 ID:j4Nd71pe0
黛「ではっ、アスカ君!代表就任の挨拶をどうぞ!」

いきなりだな。

シン「えっと、ZAFT軍人として、恥ないように頑張ります。」

黛「お堅いわねー。もっと良いのちょうだいよ。俺に敗北の二文字は無い!とか」

シン「そこまで自信過剰じゃありませんよ。」

黛「んじゃ次織斑君、アスカ君へのエールを」

一夏「ええっ!?あー、いや、シンなら大丈夫だよ。強いし」

黛「おー、信頼感溢れるセリフね。もしかして二人って・・これ?」

シン「なんですかそのポーズ。そんな訳ありませんよ。」

同性愛者にされても困る。
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/27(日) 14:40:48.36 ID:GcY9bcd1o
一夏はホモだしシンのアスカがやばい
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/27(日) 19:44:54.92 ID:0U4URRGco
そう言えばこの世界だと家族生きてるのかね
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