仗助「強くてニューゲームッス」

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117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/04(火) 19:45:13.33 ID:SAvyb8QAO
感想を望んだり、あとがきとか書きたいならここじゃなくハーメルンとか暁とかサイトで書けばいい。
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/05(水) 00:57:59.89 ID:DhgnVN2wo
遅くなりました、投下します
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/05(水) 00:58:48.68 ID:DhgnVN2wo
仗助「・・・ま、まじかよォ〜〜〜」

仗助「ゲーム機もラジカセも当時のまんまじゃねーか・・・」

仗助「まだ夢の中なんじゃねーのか・・・?」

仗助「そういや承太郎さんが夢の中じゃあスタンドは出せないっていってたような・・・」

仗助「・・・クレイジー・ダイヤモンドッ!」



ズオン



クレイジー・ダイヤモンド「・・・」

仗助「・・・出るっつーことは・・・夢の中じゃあねーようだな」


「仗助ーッ!早く起きなさーいッ!!」

仗助「ッ!?こ、この声はッ!」

ガチャッ

「仗助遅刻するわ・・・何よ、起きてるじゃない」

仗助「おっ、お袋ッ!?」

朋子「・・・?何驚いてんのよ、早く支度しなさい」
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/05(水) 01:07:40.30 ID:DhgnVN2wo

仗助「いや、あの、何ていうか・・・



   若い・・・」

朋子「・・・何お世辞言ってるのよ、あんたに言われても嬉しくないわ」

仗助「あっ、いや、そういうわけじゃ・・・


  ・・・ン?支度って何の支度だ?」

朋子「何って決まってるでしょ?




   今日から新学期でしょ?」



仗助「え」

仗助「えーっ!?」

朋子「なっ!?何急に叫んでるのよ!」

仗助「だっ、だって!あまりに驚いたもんだからついッ!」

朋子「ビックリしたのはこっちよ!あんた、まだ寝ぼけてるんじゃないの?」

仗助「いや、だってよォ・・・今は8月のお盆・・・

   ・・・ン?ンン?ンンンッ!?」

朋子「どうかしたの?」

仗助「・・・いや、お袋の言う通り・・・俺寝ぼけてたみてーだ・・・」

仗助「着替えるから先リビング行っててくれ・・・」

朋子「?さっさとしなさいよ」

バタン

仗助「・・・」

ゴゴゴゴゴ

カレンダー「・・・」

仗助「お袋がおかしいんじゃなあない・・・夢の中でもない・・・」

仗助「もうここまでされたら信じるしかねーな・・・」

仗助「4月」

仗助「1999年、4月12日・・・月曜日」

仗助「・・・」

TV「先日、杜王町にて耳や目の内部が破壊された死体が発見されました

   警察は、新型の病原菌による病死、もしくは事故として調査を進めています。」

仗助「俺は・・・マジに過去に来ちまったのかよ・・・」
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/05(水) 01:08:12.49 ID:DhgnVN2wo

朋子「仗助!急ぎなさいッ!」

仗助「ま、待ってくれよお袋ォ」

仗助(久しぶりの学ランだから着にくいぜェ〜〜〜)

朋子「!?プッ!アハハハハッ!ちょっ!ちょっと仗助」

仗助「どうかしたか?」

朋子「だっ、だって何リーゼントの上から帽子被ってるのよッ!!ウケる〜〜〜ッ!」

仗助「・・・ハッ!」

仗助(寮でやってた癖が出ちまってた・・・トホホ・・・恥ずかしいぜ)



学校「キーンコーンカーンコーン」

女子生徒「おはよー!」

男子生徒「久しぶりーッ!」

仗助「・・・」

仗助(なんか潜入調査か犯罪スレスレの事のどっちかやってる気分だぜ・・・)

「ここが新しい学校か・・・緊張するな・・・」

仗助「おッ!あれは」

「え?」

仗助「ようッ!康一じゃあねーかッ!」

康一「えッ!」

仗助「久しぶりだなァーッ!元気してたか?」

康一「え!?えッ!?」

仗助「由花子とは上手く言ってるか?カメユーの仕事は忙しくないか?」

康一「いえッ!わ、わかんないです!」

仗助「・・・え?な、何敬語使ってんだよ、かた苦しくなるなって!」

康一「あ、あの・・・」

仗助「?」

康一「どこかで・・・お会いしましたか?」

仗助「!!」

康一「多分人違いだと思うんですけどォ〜〜〜誰かと間違えてませんか?」

仗助「・・・」

康一「あの・・・?もしもお〜〜〜し?」

仗助(ま、まさかこれって・・・)

由花子「・・・」

仗助「ハッ!」

仗助「おい、由花子ッ!康一の奴が・・・」

由花子「・・・?あんた誰よ?」

仗助「・・・いや、すまねえ
   何でもねえ・・・」

由花子「・・・?」

仗助(・・・やっぱりそうだ・・・
  そうであって欲しくないと思ったんだが・・・)

仗助(みんな俺の事を忘れてる・・・
  イヤ、そもそもまだ会ってないんだ・・・)

仗助(実感は沸かないが・・・少し寂しいぜ・・・)
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/05(水) 01:08:46.96 ID:DhgnVN2wo
―――――――――――入学式終了、帰り道

仗助「・・・」

カメ「♪」パチャパチャ

仗助「・・・カメか」

仗助「昔は苦手だったんだが・・・今見ると別にどうって事ないな・・・」ヒョイ

カメ「?」

仗助「確か、ここの噴水は2年後ぶっ壊れるんだったかな・・・」

仗助「近くの川にでも移しといてやるか・・・」

「よそ見しててすまなかったな・・・この町の地図を見ていたんでな」

仗助「ン!」

康一(で、でっけぇ〜〜〜〜っ190以上はあるぞ)

仗助「あれは承太郎さん・・・それに康一・・・」

仗助「たしかこの時承太郎さんが俺の事探してるんだったっけなァ〜」

仗助「テキトーな理由つけて声かけたほうが良いかなァ〜?それとも向こうから来るのを待ってるのが・・・」

「何しとんじゃッ!」
          「なんのつもりだきさまッ!」

仗助「?」

ヤンキー1「お前の事だ1年坊!」

ヤンキー2「こっち向けッ!」

仗助「・・・」クルッ

康一(あッ!あの人は今朝の!)

承太郎「・・・」

仗助(確かこいつらは・・・あの時のヤンキーか・・・)

仗助「・・・俺になんか用でもあるのか?」

ヤンキー3「お前以外に誰が居るんだこのハナクソッ!!」

ヤンキー4「いいかスッタコ!中坊ん時はツッパってたのかもしんねーが・・・」

ヤンキー1「うちに来たら・・・

仗助「えーっと確か・・・こいつは・・・



ヤンキー1&仗助『わしらにアイサツがいるんじゃッ!』



・・・って言うんだっけ?」

ヤンキー1「・・・ハッ!?」

ヤンキー達「!?」

康一「え!?」

承太郎「・・・何ィ!?」


仗助(・・・おお!ピッタリ!うろ覚えだったとは言え
  当たると中々キモチィーぜッ!)

仗助(ジジイに教わった技も悪くねーなッ!(イカサマみたいだったけどネ))
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/05(水) 01:10:23.95 ID:DhgnVN2wo

ヤンキー1「お、おお!そうとも!分かってるじゃねーか!」

ヤンキー2「わ、分かってるならさっさと・・・」

仗助「で、何献上すればあっち行ってくれる?
   学ラン?ボンタン?それともお金?」

ヤンキー1&2「!?」

康一「ぜ、全部図星みたいだけど・・・なんで!?どうなってるの!?」

承太郎(これは・・・スタンド?
   いや、それならパワーを感じるはずだ・・・)

承太郎(・・・まさかとは思うが・・・あいつ・・・)

ヤンキー3「なッ!なんなんだよお前ッ!」

ヤンキー4「ほ、本当に1年坊かッ!?」

仗助「・・・けどよォ〜〜〜」クルリ

ヤンキー2「ヒィッ!」

ヤンキー1「な、なんだ!?」

仗助「・・・こっちも面倒ごとは嫌いだからな・・・」


ゴゴゴゴゴ


ヤンキー1「え!え!?」

仗助「・・・はっきり言わせてもらうぜ




   お断りだコラァッ!!金が欲しーなら自分で稼ぎやがれッ!!」



ヤンキー達「ヒィッ!!」

ヤンキー達は感じたッ!

そのすさまじい威圧を!

そして恐れたッ!

「こいつは一年坊なんかじゃあない、
 もっとヤバイ奴だ」と!

ヤンキー達「うわあああああああ―――――――!!」

仗助「フーッ」

仗助(なんとかスタンドを使わず切り抜けれたぜ、
  あいつ等がこれでちっとは真面目になってくれると良いんだが・・・)
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/05(水) 01:11:17.41 ID:DhgnVN2wo
今回はココまでです。短くてすいません・・・
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 03:29:04.78 ID:5ULWZqQro
もうさっさと吉良ぶっ飛ばしてほのぼの学園物でもやろう
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 06:56:48.59 ID:NYLWGB//O
擬似的にジョセフの十八番が使えるわけか
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 07:16:40.70 ID:QgGg8DD8O
良かった......クレイジーダイヤモンドで顔面崩壊する先輩はいないんだね......
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 12:04:01.17 ID:fCQqs+QAO
クレイジーダイヤモンドって成長はしてるんだろうけど、他の主人公と違って分かりやすい進化はしてないな。
応用力が高いって事だろうけど。
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 12:54:21.31 ID:z9yXLbBHo
地味だけど治すって能力の幅が恐ろしく広いのもあって応用は増えても成長は本人だからな
実際腹の中に入った相手を腹ごとぶち抜いてビンに閉じ込めて引っ張り出し相手の怪我をなおすを
1秒弱でできるは何気にすごいので
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 13:08:56.02 ID:jlwdQsa4o
歴代一心優しくてリーゼントがらみじゃなきゃけっこう気弱な仗助くんはもういないんだね……
あれ?不良がいないとジョジョって呼ぶやついなくなっ………なんでもない
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 20:16:36.19 ID:fCQqs+QAO
よくジョジョって呼ばれる歴代主人公っているの?
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 21:27:03.98 ID:hR/sUpV7O
>>131
ジョナサン
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 22:02:54.51 ID:lSqUIVXFO
>>131
ジョセフ
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/05(水) 22:18:11.95 ID:+qDYFYSOO
>>131
ジョナサンがジョジョでジョセフがJOJOで後は最初だけ呼ばれてた
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/10/06(木) 00:24:56.15 ID:0sXHprmxo
乙ー
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 01:59:45.82 ID:hmIJrKRxO
ジョルノは1回もないんだよなぁ…
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 06:10:04.29 ID:XukZWOpFO
恥知らずのパープルヘイズでは呼ばれてるが本編ではないねぇ
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 09:35:19.35 ID:KXsZkoSAO
ジョジョってレアキャラだったか
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/08(土) 07:56:24.78 ID:gAly4lHH0
強くてニューゲームでも、形兆による殺人を止められないのが悲しいところだな
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/10(月) 15:18:52.63 ID:VQd9jnaC0
今夜投下します
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/10/11(火) 00:35:39.03 ID:dJ3J1v+jO
まだ?
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:33:35.68 ID:iRKuNJB7o
遅くなってすいません、バイトが長引いてしまいまして・・・
投下します
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:34:35.57 ID:iRKuNJB7o

康一「な、なんだか良くわかんないけど・・・すっげぇ〜〜〜」

承太郎「・・・今の見せてもらった」

仗助(おッ!!承太郎さん!)

承太郎「もしかしたらだが・・・答えて欲しい。

     お前が東方仗助か?」

康一「えッ!?」

康一(う、嘘だろォ・・・あの人が・・・東方さん?)

仗助「・・・」

仗助(よーし、ここはチョッピリ戸惑ってるフリをして・・・)

仗助「ハ、ハア・・・」
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:35:29.31 ID:iRKuNJB7o

仗助(いや、ちょっと待てよ・・・?)

仗助(そういえば承太郎さんが怒るところは沢山見てきたが・・・)

仗助(承太郎さんが恥ずかしがるところとかは見たことねーな・・・)

仗助(徐倫ちゃん連れて来た時も、承太郎さんあんまりデレたりしてなかったし・・・)

仗助(それに俺・・・いっつも承太郎さんになめられて見られてたトコもあるからなァ〜〜〜)

仗助(ここはちょっとからかって見ようかな!)
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:36:03.96 ID:iRKuNJB7o


承太郎「・・・1983年生まれ、母の名は朋子
母親はその時21歳、東京の大学に通っていた

生まれたときよりこの町に住んでいる・・・1987年 つまり4歳の時
原因不明の発熱により50日間生死の境をさまよった経験あり」

仗助(よし、そろそろだな・・・)

承太郎「父親の名は・・・」

仗助「ちょッ!!ちょっと待ってくださいッ!!」

承太郎「・・・どうかしたか?」

仗助「さっきからあなた何を言ってるんですか
   俺はそのヒガシカタジョースケって人とはカンケーありませんよ
   人違いじゃないですか?」

承太郎「・・・何?」

康一「ええッ!?(こ、こんどはこの人も人違イーッ!?
   一日で2回も人違いに出くわすなんて、普通ある事かッ!?)」

仗助(ヘヘヘッ!今日の俺は最高に意地悪だぜッ!)

仗助(さあ、承太郎さんの反応はどうだッ!)

承太郎「・・・」

仗助(ム?アレッ!?あんまり反応がないぞ?)
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:36:47.22 ID:iRKuNJB7o

承太郎「・・・それはすまなかったな・・・どうやら俺の勘違いだったようだ・・・」

仗助(あれェーッ!?)

承太郎「君、3番のバス停だったか?ありがとうな。」

康一「え?あ、はい・・・」

仗助「ジョッ!ジョーダン!冗談ッスよォ!」

仗助「ちっとからかっただけなんッスよォン!」

康一「しょ、初対面の人をからかってたのッ!?」

仗助「い、いやーッ
   いつものクセが出ちゃってねーッ!
   初対面の人でも引っ掛けやすそうな人はからかいたくなるんスよォ

   (ホントは何度も会ってるから出来るってだけだけど)
   ホントスンマセンッス!」

承太郎「・・・分かってたさ」

仗助「・・・え?」

承太郎「今度俺を引っ掛けるんだったら、

   そのセーフクの袖にデカデカと描かれた
   「仗助」の2文字を剥ぎ取ってからにするんだな・・・(次があるかはしらねーがな)」

仗助「あッ!!」

仗助(し、しまったッ!!逆にはめられたぜェーッ!俺のマヌケッ!)
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:38:40.02 ID:iRKuNJB7o

承太郎(それにしても・・・親子揃ってそっくりな性格だ・・・面倒クセーってところがな・・・)

康一「・・・」

承太郎「ところで・・・先ほどのあの会話、
   まるで「話すことが分かっていた」かのように進んでいたが・・・」

仗助「!!」

仗助「あ〜〜〜あれはそのォ・・・」

仗助(どうするッ!?テキトーに言ったら勘違いされちまうぞッ!それはかなり面倒くせーッ!)

仗助「い、いやァ〜〜〜生まれつき持ってたって言うんスかねェ〜?」

仗助「なんとなァ〜くですけど分かるんデスよォ〜」

仗助「なんつーか・・・自然と頭に入ってくるって言うんですかァ?」

仗助(こ、こんなんでごまかせるかなァ〜〜〜)

承太郎「・・・そうか。」

仗助(あ、あれ?納得してくれた?)
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:41:29.87 ID:iRKuNJB7o

承太郎「『スタープラチナ』」ブォン

仗助「うおッ!」

仗助(ス、スタープラチナ!久しぶりに見たもんだからビックリしちまったぜ・・・)

承太郎「見えるか仗助・・・これは「スタンド」と呼ばれるものだ!」

承太郎「お前の父親・・・つまり『ジョセフ・ジョースター』も持っている・・・」

承太郎「『スタンド』は『スタンド』を使うものにしか見えない・・・」

承太郎「おそらく、会話の時自然と会話が入ってきたのは・・・」

承太郎「お前のスタンドの『能力』のせいだ
    その能力はお前が4歳の時身についたものだ・・・」

仗助「・・・へ?」
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:46:09.51 ID:iRKuNJB7o

承太郎「だが、こんなに珍しいケースは俺も初めて見た・・・」



承太郎「まさか親の性格からスタンドの能力が誕生するとはな・・・
    本来スタンドって言うのは自分の性格が影響する物だからな、少し興味深い。 

    お前の父は会話の先読みが得意だったからな、
    そのズル賢いトコが能力に影響したんだろうな・・・」

仗助(なっ!?なんか勘違いされてるゥ〜〜ッ!?)

承太郎「それにスタンドが全く気配を見せないところを見ると・・・
    結構使い慣れているな・・・ジョセフ・ジョースターも
    そういう器用な事が得意だった。」

仗助「あ、いやァ、そのォ」

承太郎「しかし、スタンドは『ビジョン』がある筈だ・・・
    できれば見せてくれないか・・・?」

仗助「ハッ、ハイ・・・」

仗助(ど、どーすんだよォ〜〜〜ッ!どーすんだ俺ェ〜〜〜ッ)

150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/11(火) 01:47:16.72 ID:iRKuNJB7o
今回はココまでです、短くてすいません。
次回、VSアンジェロ
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/10/11(火) 06:27:21.90 ID:RQr67UeLO
乙ー
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 08:35:59.81 ID:7cgwX6Fl0
お、来てた
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 10:43:00.57 ID:nl+3DgmcO
乙乙
なんか予想外の方向に進んでるなww
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 11:05:59.80 ID:vueWBFhQo
承太郎には一目置かれたらからセーフ
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 18:19:24.16 ID:oFX7gEcBO
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/11(火) 20:06:57.05 ID:sanSrvjAO
予想外すぎるwwww
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/13(木) 17:46:05.13 ID:vIvRbQD6O
アンジェロと形兆、吉良による15年間の殺人以外は止められるのか?
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/16(日) 23:00:10.67 ID:Br7BqFtD0
明日投下しに来ます
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/16(日) 23:06:23.21 ID:nYn5WwryO
把握期待
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/18(火) 00:08:26.98 ID:2vhB3ZMn0
そろそろ丸一日たつな
舞ってる(ヒラヒラ
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/18(火) 00:30:33.32 ID:WwTcoNYQo
投下します
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/18(火) 00:31:00.77 ID:WwTcoNYQo
仗助(ど、どうすりゃいいんだァ〜〜〜)

仗助(ナンかどんどんおかしな方向へ向かってるゥ〜〜〜)

仗助(な、なんとか誤魔化せねーか・・・例えば・・・)
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/18(火) 00:32:02.62 ID:WwTcoNYQo




「クレイジー・ダイヤモンドッ!」

承太郎「それがお前のスタンドか・・・名前もあるのか」

「そうです!かっぴょイーでしょン」

「さらにッ!ドラァ!」ボコォ

バシャー

康一「あれ!?噴水が直った!!」

「これがもうひとつの能力!!なんでも直す能力ッス!」

承太郎「おお、すごいな。2つの能力を持つのか、頼もしい」

「でしょォー!」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/18(火) 00:32:29.05 ID:WwTcoNYQo



仗助(よしッ!イケる!!完璧の作戦ッス!!)

仗助(じゃあさっそ・・・く・・・)




仗助「んなあああ!?」

康一「えッ?!」

承太郎「どうした?急に叫びだして」

仗助「あ!い、いやあ・・・あー・・・」

カメ「?」

仗助「このカメが手をくすぐってキタんでスよォ〜〜〜ハハハッ」

カメ「!?」

仗助「意外といたずらっ子ですねコイツゥ〜〜〜〜」

カメ「チガウチガウ!」

承太郎「そうか・・・それよりスタンドはまだか?見せてくれないのか?」

仗助「あッ!す、すぐに見せますよォ〜〜〜」



165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/18(火) 00:34:11.81 ID:WwTcoNYQo

仗助(わ・・・わすれてたァ〜〜〜〜)

仗助(まだこの頃は噴水は壊れてねえんだった〜〜〜ッ!ヒィ〜〜〜!俺ってドジィ〜〜〜!)

仗助(な、何か他に直せそうな物・・・そこらへんの雑草でも抜いて直すかァ〜〜〜?)

仗助(・・・イヤ、仮にクレイジー・ダイヤモンドの能力を見せたとしても・・・)

仗助(俺さっき『スタンドを使い慣れてる器用な奴』って思われたまんまだもんなァ〜〜〜)

仗助(クレイジー・ダイヤモンドはブン殴らないと直せない大雑把なスタンドだぞッ!

   怪しまれるに決まってるッ!!(この4年でチットは器用になったけども))

仗助(クソーッ!!どこが完璧な作戦だよォーッ!)
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/18(火) 00:35:10.61 ID:WwTcoNYQo

仗助(よし、ならば別の方法だ、3択から1つだけ選ぼう)

答え@グレートな仗助クンは突如誤魔化す方法を思いつく

答えA友人が助けに来てくれる

答えB誤魔化せない。現実は非情である


仗助(・・・)

仗助(・・・いや、さすがに誤魔化すのはもう止めよう・・・)

仗助(さっきから誤魔化せば誤魔化すほど話がおかしくなっていく・・・)

仗助(よ、よしッ!ここはもう正直に言っちまおう!!)

仗助(よ〜し言うぞッ!言うんだ仗助ッ!言ってやるんだァーッ!)


答えーB  答えB   答えB
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/18(火) 00:35:43.21 ID:WwTcoNYQo


仗助「あ、あの承太郎さん、実は・・・!?」




この時仗助は、この20年生きてきた中で

最も恐ろしい物を見たッ!

膝が笑い、汗が吹き出て、涙すら流しそうになったッ!



仗助の目に飛び込んだ光景とはッ!!



万遍の笑みを浮かべッ!



初めて遊園地に来た子供のようなッ!



期待に胸を膨らましたワクワクとした顔の承太郎だったッ!!
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/18(火) 00:39:50.25 ID:WwTcoNYQo


いつもの威圧のある承太郎に見慣れていた故に、

仗助はこの莫大なギャップにビビッたッ!!

承太郎「どうした?さあ早く見せてくれ、お前のスタンドを」ワクワクニコニコ

康一「・・・」

康一(クールな見た目からは想像もつかない貼り付けたような笑顔・・・イメージとぜんぜん違うぞ・・・)

康一(それとも僕が勝手にイメージを膨らませただけで・・・元々こんな人だったのか?)

もちろん違うッ!


仗助(ウ、ウッギャーーーーーッ!!)

仗助(マ、マジかよ・・・あの承太郎さんが・・・)

仗助(こ、こりゃあマジにヤベーもん見ちまったぜ・・・)

仗助(ある意味ガチギレした承太郎さんより何倍も怖いぜ・・・)

169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/18(火) 00:49:00.55 ID:WwTcoNYQo


仗助(今の承太郎さんに正直に言ったらどうなることやら・・・)

仗助(ど、どーすんだオレェーッ!!)

仗助(よ、よし。ならば先に直す能力について先に言ってみよう・・・話を逸らすんだ・・・)

仗助(それでドサクサ紛れに勘違いだって言うんだッ!!)


仗助「あ、あの承太郎さん」

承太郎「何だ?」ワクワクニコニコ

仗助「(ウゲェ〜〜〜〜ッ)お、俺のスタンド・・・クレイジー・ダイヤモンドっつーんでスけど・・・」ブォン

承太郎「おお、なるほど・・・ビジョンはジジイにはあまり似てない・・・と・・・」メモメモ

仗助「(メモ取ってる・・・)ちょっと見てて下さいこの雑草・・・」ブチッ

仗助(なるべく丁寧に頼むぜェ・・・)

クレイジー・ダイヤモンド「ド、ドラァ」パコッ

雑草「!?」ジメンニスポッ

仗助「ハイ、こんな感じでケガとか壊れた物を元の状態になおす事が出来るンでス。
  (むしろコッチがメインなのにィ〜〜〜)」

承太郎「・・・」

仗助(ゲゲッ!!黙り込んじまった!!さすがに無理があったか!?)

スタープラチナ「オラァッ!!」ペンツカム

仗助「えッ!?」

スタープラチナ「オラオラオラオラオラオラァーッ!!」カキカキカキカキ

仗助(何ィーッ!?むしろ悪化しちまったァ〜〜〜〜!?)

承太郎「さらに興味がわいてきたぞ仗助・・・」ワクワクゥ

承太郎「スタンドは能力は例外もあるが基本一つのみ・・・

   (3部での例外:ハイエロファントグリーン(エメラルドスプラッシュと触手)     
   イエローテンパランス(変装と肉片による捕食)
   
   2つの能力を使うスタンドは珍しいんだ・・・

   お前の会話が自然と入ってくる能力・・・

   クレイジー・ダイヤモンドのビジョンからは想像も出来ない。」メモメモォ

承太郎「だからこそ興味深い・・・一度SPW財団で調べる必要があるな・・・」ニコニコ

仗助(ぎゃっぱぁーッ!!まずいッ!!グレートにまずいィーッ!!)

仗助(つーかそもそもスタンドチラッと見せてすっぽかせば良かったのにィ〜〜〜

   何余計な事やってんだ俺ェ〜〜〜〜(今更おせーヨッ))
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/18(火) 00:51:14.33 ID:WwTcoNYQo


承太郎「そうだ・・・会話が入ってくる能力で
    俺の喋るセリフを当ててみてくれないか?

    レポートを取っておきたいんだ・・・」ワクワク

仗助「え」

承太郎「念には念を入れて・・・ってやつだ」ニコニコ

仗助(う、嘘だろォ・・・これがいわゆる「絶対絶命」って奴かよォ〜〜〜)


171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/18(火) 00:51:50.61 ID:WwTcoNYQo
今回はココまでです・・・
アンジェロ戦できなくてすいません・・・
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/10/18(火) 02:24:19.39 ID:CR031EbAo
乙ー
目欄にsagaとか入れといた方が良いかも
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/18(火) 18:34:35.51 ID:jkaxx/ep0
どーすんだこれ
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/22(土) 22:37:14.54 ID:nT2KOvoV0
明日投下します
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/10/23(日) 02:41:26.88 ID:hrZOWd4oo
待ってる
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/24(月) 00:19:41.03 ID:tBgvTvvYo
風邪+地震の影響でちょっとキツイけど今日から投稿ペース上げていきます
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/24(月) 00:21:30.86 ID:tBgvTvvYo

女子1「あっ仗助君だわっ?」

仗助(ゲゲッ!!こんな時にッ!!)

女子2「仗助くーん?」

承太郎「・・・なんだこいつらは・・・?」

女子3「仗助くん?」

仗助(くっそーッ!!「万事休す」とも言うぜッ!承太郎さんもムカついてるしよォーッ!)

女子4「仗助くん?」



仗助(・・・承太郎さんがムカついてる・・・?)

仗助(・・・そうだ・・・!いい事思いついたぞッ!!)

仗助(あの娘タチは助け舟だッ!俺を安全な道に導く助け舟ッ!!助かったぞォォォーッ!!)

仗助(今日会ったばかりで名前も知らないけど、礼を言わせてもらうぜッ!サンキューッ!!)

仗助(今の承太郎さんは研究欲が溢れ出しているッ!!
  そんな中に大嫌いなキャーキャー騒ぐ女の子が来たら・・・)
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/24(月) 00:21:56.35 ID:tBgvTvvYo



承太郎「やかましいッ!!後にしろッ!!今忙しいんだッ!!」クワッ



仗助(ほらキレたッ!!)

仗助(そんな承太郎さんが言うセリフといえばァァァァァーッ!!)

承太郎「仗助「『俺は女が騒ぐとムカつくんだッ!』」・・・ハッ!?」

女子2「・・・はあーい」

女子1「何よこいつ・・・」

女子3「行こ行こ」

女子4「仗助くん、バイバーイ」

仗助「おう!じゃーなッ!また明日なーッ!

キャー!ジョウスケクンガヘンジシテクレタワーッ!

ナニヨヌケガケハユルサナイワヨッ!

ナニヨブス
ナニヨペチャパイ

ブスブスブスブス
ペチャパイペチャパイ

承太郎「・・・」

仗助(よしッ!!これで乗り切ったぞッ!!ヤリィーッ!)

仗助(ハッ!!調子に乗っちゃ駄目だ、ここは冷静に・・・)

仗助「・・・レ、レポートとらないんスか?」

承太郎「ハッ!!」カキカキ
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/24(月) 00:24:58.43 ID:tBgvTvvYo



仗助(よし・・・あとはジジイの話に戻そう・・・それで今度こそ元通りになるハズだ・・・)

仗助「・・・と、ところで・・・ジジ・・・いや!ジョースターさんについて
   まだ何かお話しする事が何かあるんじゃあないッスか?」

承太郎「・・・そうだったな」

仗助(フーッやっと落ち着いてくれた・・・)

康一(・・・な、なんなんだこの人・・・別の人格があるみたいに性格の変わる人だなぁ・・・)




仗助は承太郎に話を合わせたが

都合によりアンジェロの部分まで割愛させていただきます


承太郎「そしてもう一つ・・・お前に会いに来たのは理由がある」

承太郎「ひとつは、すでに話したお前はジョースターの人間であるという事。」

承太郎「もうひとつは・・・」






仗助「・・・片桐安十郎・・・アンジェロの事でしょう・・・」

承太郎「!」

康一(安十郎・・・?TVで聞いたことがあるぞ、殺人鬼の片桐安十郎・・・
  でもなんでその名前を・・・?)

承太郎「・・・すでにお見通し・・・というわけか」

仗助「・・・忘れるわけがありませんよ・・・」

仗助「こいつは・・・俺のじーちゃんを・・・」

康一「・・・!」

承太郎「・・・すまない。失礼なことを聞いたな・・・」

仗助「・・・いえ、大丈夫です。」

仗助「・・・奴の居場所なら分かります」

承太郎「!!」

康一「えッ!?」

康一(こ、この町に殺人鬼が!?)
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/24(月) 00:25:42.46 ID:tBgvTvvYo


仗助「正しくは「分かった」ですけどね・・・」

仗助「スタンド使いはスタンド使い同士引かれあう・・・」

仗助「あいつのスタンドの気配が近づいて来てるんスよ・・・」

承太郎「・・・この近くか?」

仗助「そうです、歩いて3分も掛かりません」

承太郎「ナニィッ!?」

仗助「奴を一秒でも長く生かしておくわけにはいかねーッス・・・」



仗助「俺がじーちゃんに変わって・・・」



仗助「この町を守りますよ・・・」
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/24(月) 00:34:35.62 ID:tBgvTvvYo


康一「・・・」

康一(僕には2人の言っている事がさっぱり分からない・・・)

康一(スタンド?ジョースター?何のことだ・・・?なぜ安十郎の名前が?)

康一(普通ならプッツンしてると割り切って何処かに行くはずだ・・・)

康一(しかし僕は・・・今この2人に・・・)

康一(「奇妙」な「魅力」を感じているッ!!)

康一(一時も目が離せないッ!聞けば聞くほど2人の会話に引き込まれてしまうッ!)

康一(そして、自分でもなんでこんな事考えてるかもわからないがッ!)

康一(一緒に戦いたいと思っている!!)

仗助「あいつのスタンドを捕まえて、あいつも捕まえる「作戦」を考えましたッス」

仗助「あいつの居る場所に案内するからそこで話すッス、急ぎましょう」

承太郎「ああ、頼む」

康一「あっ!あの!」

仗助「ン?康一、帰らなくて大丈夫なのか?」


康一「ぼ、僕にも手伝わせてくださいッ!!」

仗助「ナニィッ!?」

康一「厚かましいですが、2人の力になりたいんです!」

承太郎「コウイチくん、この件は君には危険すぎる・・・
    関わらないほうが身のためだ・・・」

康一「そ、それでも・・・たった2人でそんな危険なことをすると聞いたら
   逆に不安になってしまって・・・」

康一「そ、それに仗助君?だったよね!」

仗助「!」

康一「僕、朝まで新学期に不安を抱えてたんです・・・
   そんな時、仗助君が僕に声を掛けてくれて・・・」

康一「最初は戸惑ったけど、それで少し不安が晴れたんです!
   だから余計に心配で・・・!」

仗助「康一・・・」

承太郎「すまないが康一君・・・君に出来ることは何も・・・」

仗助「いや・・・あるぜ!!」

康一「ええ!本当!?」

承太郎(じょ、仗助・・・彼はスタンド使いでも
   何でもないただの少年だ・・・一体何をさせるつもりなんだ?)

仗助(心配いらねーッスよォ、危険なことはさせないッスから)

仗助「ああ・・・たったひとつだけだがな・・・」

仗助「ショボッちーのがな!」

康一「構わないッ!2人の役に立てるならショボくても構わないよ!」

仗助「じゃあな・・・」
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/24(月) 00:35:25.04 ID:tBgvTvvYo

男「フーンフーンフーンフンフンフフンフン♪」



「グググ〜〜ッ」

男「おいネーチャン、これ幾らだ?」

店員「125円になりまーす!」

「よし・・・今日はあの男に取り付いてやるとするか・・・ククク」

「アクア・ネックレス!」


店員「ありがとうございましたー!」

カキュッ 

プシ

男「今日は春にしちゃあ暑かったからなァ〜〜〜喉がカラカラだぜェ〜〜〜」

シュバッ

アクア・ネックレス「さあ・・・はやく飲みやがれッ!飲んじまえッ!」

男「?どっかから声が聞こえるような・・・気のせいか!」

ゴクッゴクッゴクッ

アクア・ネックレス「ヒーッヒッヒッヒッ!!」

男「プハーッ!!ンメー!・・・ン?」

アクア・ネックレス「ヒーッヒッヒッ・・・ン?」

グォォォォォ

アクア・ネックレス「なッ!?なんだこれはッ!?お、オレ様の体がッ!!包み込まれてるゥゥゥ!?」

男「ウヴォェェッ!」

ベチャッ

アクア・ネックレス「ブギャーッ!!」


男「ハァ・・・ハァ・・・お、おいッ!!ネーチャンッ!!」

店員「ど、どうかいたしましたか?」

男「このサイダーッ!中にゴム手袋が入っていたぞッ!!」

店員「え!?そ、そんなはずは・・・」

男「うそじゃねーぞッ!!今現にオレが吐き出した奴が・・・あれ?」



男「・・・な、ない?」

店員「・・・こ、交換いたしましょうか?」

男「あ、ああ・・・すまない・・・」


店員(きっとこの暑さで頭をやられて変な物でも見ちゃったのね・・・可哀想に・・・)

「おっと失礼ッ」ユラリ

サイダーのキャップ「カチッ」

店員「え!?」

ゴシゴシ

サイダーのキャップ「・・・」

店員(い、今・・・勝手にキャップが動いたような・・・)

店員(少し休んだほうがいいかしら・・・)
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/24(月) 00:44:22.50 ID:tBgvTvvYo

承太郎「どうだ仗助、上手く行ったか」

仗助「バッチリッスよォ!」っアクア・ネックレス入りゴム手袋

康一「どうなってるのかはわかんないけど・・・すげぇ〜〜〜」

アクア・ネックレス「ギャアアーッ!!」

仗助「うるせーなァ・・・ドラララァッ!」ブンブン

アクア・ネックレス「ギィィィィーッ」

ドォーーーン

承太郎「!」

承太郎「仗助、本体はあそこだ」

仗助「ウシッ!」






茂み

「うおおおおおおっ」

ドォーーーン

「うぎゃああああああーっ」

ドサッ

「ハァー
 ハァー
 ハァーハァー
 ハァー」

「しっ」

「しまったあ〜〜〜〜〜」



┣¨┣¨┣¨┣¨ドド

仗助「・・・」

承太郎「・・・」

康一「・・・こ、こいつが・・・アンジェロ・・・」

アンジェロ「ゲェーッ!!」

アンジェロ「な、なぜだァーッ!なぜオレのスタンドの事がわかったんだァーッ!?」



仗助「すべて・・・作戦通りだぜ・・・」

184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/24(月) 00:44:55.00 ID:tBgvTvvYo
今回はココまでです、
次回、おそらく虹村兄弟
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/10/24(月) 07:42:32.06 ID:ez1DooSxo
乙ー
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 13:11:11.62 ID:DfHepXkY0
あの時点で爺ちゃん殺されてたっけ
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 14:50:32.80 ID:0HRgtcfVo
まだ殺されてないけど、過去に殺されたこと根に持ってるんじゃね
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/24(月) 18:51:13.07 ID:V5TgD4i80
風邪気味なら休めよ
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/26(水) 18:27:55.47 ID:dSWnHhr80
今夜投下しに来ます
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 19:01:40.16 ID:DZzokthU0
酉付けては?
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/26(水) 23:13:09.75 ID:r97LwKSi0
ねーちゃん!今夜って今さ!
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/10/26(水) 23:59:11.74 ID:dSWnHhr8o
投下しに来ました
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/10/27(木) 00:04:29.76 ID:N8VUaulpo

アンジェロ「さ、作戦・・・?」

承太郎「仗助の考えた仗助にしか出来ないブッ飛んだ作戦さ・・・」

康一「なにがなんだか分からないけど・・・すげぇ〜〜〜」




作戦はこうだった。

まず仗助が心を読む能力(ニセモノ)を使い

アクア・ネックレスの正体を暴くのと、

アクア・ネックレスに取り付かれる男と、男が買う飲み物を当てる

仗助「今日は暑い上ッスからねーッサイダー飲みたくなる気持ちも分かるッスよォー」

その間に康一にゴム手袋を細切れにカットしてもらう(手首部分は結んで残しておく)

康一「ショボい作業だったけど・・・重要な作業だったんだ・・・」

次に承太郎が店内すべてのサイダーをスタープラチナで気付かれないように開けて

中に細切れのゴム手袋を入れ、しっかり閉める

そして男が飲んだ瞬間ゴム手袋をクレイジー・ダイヤモンドで直して

アクア・ネックレスを閉じ込めこっちに引き寄せる(この時強制的に他のゴム手袋の破片もサイダーから出てくる)

そしてお客のフリしてサイダーのキャップをクレイジー・Dで戻す。(最もゴム手袋の入っていたサイダーなんか誰が飲みてーモンか)


194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/10/27(木) 00:28:18.43 ID:N8VUaulpo
アンジェロ「ひいいいいいいいいいいいいいッ!!!」

仗助「・・・」

アンジェロ「ま・・・まさか ヒヒ!」

アンジェロ「まさかおめーらこのオレを殺すんじゃねーだろうな!?」

アンジェロ「そりゃあたしかにおれは・・・」

仗助「あー・・・たしか次のセリフは・・・」

アンジェロ「仗助「呪われた罪人だ!脱獄した死刑囚だッ!
 
 ・・・だったか」」

アンジェロ「・・・ハッ!?ハァーッ!??」

康一「すごい!また当たったッ!」

仗助「誰ももうおめーを死刑にはしないぜ・・・お前の罪は何年たっても晴れることはねえ・・・
   刑務所はもちろん・・・死刑すら生ぬるいぜ・・・
   おっと承太郎さん、その手袋しっかり握っててくださいッス、そいつそれでも動けますから・・・」

承太郎「!わかった・・・」

スタープラチナ「オラァッ!!」

アンジェロ「グェェェェッ!!わ、わかった!俺を見逃してくれたらッ!!
       俺をスタンド使いにした親玉を教えるッ!!な?な!?それでどうだッ!
       俺を殺したらそいつを突き止めれねーぜッ!!」


仗助「・・・虹村形兆のことか?」

アンジェロ「・・・ヘ?な、なぜそれを・・・?」

承太郎「最後だから教えといてやる・・・こいつは相手の頭の中の事が読める能力を持ってるんだ」

アンジェロ「そ・・・そんなバカなァァァッ!?」

仗助「永遠に供養しろ!アンジェロ!てめえが殺した人間のなッ!!」

クレイジー・D「ドララララララララララララララララゥラァッ!!」

ドゴドゴドゴォ

アンジェロ「ああああああああああああ!!」

クレイジー・D「ドラアーーーッ!!」

ドゴォーンッ




アンジェロ「・・・アギ」


康一「えッ!?な、何が起こったの!?」

康一「いきなりアンジェロが吹っ飛んだと思ったら・・・」

康一「この巨大な岩はッ!?アンジェロはどこにッ!?」
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/10/27(木) 00:42:07.90 ID:N8VUaulpo
承太郎「康一くん・・・君に出来ることはすべて終わった・・・もう帰ったほうがいい」

承太郎「これ以上は関わらない方が身のためだ・・・」

康一「そ、そんな事言われても・・・」

康一(僕には何があったのかはサッパリ分からなかった・・・)

康一(いきなり殺人鬼が吹っ飛んだと思いきや岩が出来てた・・・)

康一(何を言ってるのか自分自身でも理解できない・・・)

康一(でも・・・一つだけ分かった事がある・・・)

康一(これをやったのはあの東方仗助くんだ)

康一(この承太郎さんはもう関わらない方がいいと言ってるけども・・・)

康一(正直僕は・・・この仗助君を・・・)

康一(心から尊敬しているッ!!)

康一(首を突っ込まずには居られない!どんどん気になってくるッ!)

康一(仗助君・・・君は一体!?)


仗助(・・・過去の事とはいえ・・・何回ぶちのめしても気がすまねえ・・・
    あの時から今まで・・・怒りは有り余って眠ったままだったんだ・・・)



仗助(だが今回は一発でアンジェロを岩に出来たのはなぜだろうか・・・

   まあ、俺とクレイジー・ダイヤモンド成長の証拠とでも思っておくか・・・)


クレイジー・ダイヤモンド「・・・」
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/27(木) 00:54:13.90 ID:sHNqucV60
ジョセフと同じこと言ってる
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/10/27(木) 01:05:07.33 ID:N8VUaulpo



承太郎「・・・」

承太郎「・・・フフ」ニッコリィ

仗助「おおあっ!?ど、どうしたんですか承太郎さん!?」ビクゥッ

承太郎「いや仗助・・・マジに恐れ入った・・・
    お前のクレイジー・ダイヤモンド、まだまだ成長の見込みと秘められた何かがありそうだ・・・
    俺はしばらくこの杜王町に滞在するつもりだったが・・・」ニコニコ

承太郎「お前のクレイジー・ダイヤモンドの研究のためにSPW財団本社に戻ろうかとも思っている・・・
     お前さえ良ければ一緒に来てくれないか?」ニコニコ

仗助「えッ!?あ、いや、お、俺、まだやることが一杯あるしッ!また今度にしときますッス!」

仗助「そ、それに承太郎さんも虹村形兆の事とかいろいろ調べることがあるんじゃないッスか!?」

承太郎「ハッ!?そ、そうだった・・・すまないな、つい舞い上がっちまって・・・
     ・・・だが俺は杜王グランドホテルにいる。その気になったらいつでも連絡してくれ」

仗助「ハ、ハイ・・・(こりゃ迂闊に連絡できねーな・・・)」

承太郎「ところで・・・サンプルを取らせて貰ったお礼がしたいと思ってるんだが、
     何かできることはあるか?」

仗助「え!?マ、マジスかッ!?」

承太郎「ああ、小遣いでもやろうか?」

仗助(ヤッ!ヤリィーッ!なんだかんだあったけど、結果オーライだぜッ!)

仗助(どうしようかなぁ〜〜〜ッ!あんまり高額請求すんのはマズイだろうけどヨォ〜〜〜
   承太郎さんがお礼したいって言ってんだもんなァ〜〜〜〜
   人の親切を断るってのはイケネーもんなァ〜〜〜〜ッ!ヘヘヘッ)

仗助(あ、でも確かこの頃の俺はまだ貯金はしっかり貯めてた筈ッ!
   じゃあ貰っても大して意味ねーか・・・)

仗助(じゃあそうだッ!あの頃欲しかったけど
   どーしても買えなかったものとかどうだろうッ!)

仗助(たとえば・・・・そうだッ!!酒とかタバコはどうだろうッ!
   不良見たいって思われるかなッ!ヘヘヘッ・・・




    ・・・ン?酒・・・?)


198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/10/27(木) 01:15:18.23 ID:N8VUaulpo
承太郎「いらないってならいいんだぜ、お前が別に欲しい物が無けりゃな」

仗助「・・・いえ、一つありました・・・」

承太郎「なんだ?言ってみな」

仗助「・・・それは・・・」





一方その頃コンビニでは

店長「最近暑いからネ、気をつけて帰りなよ」

女店員「ハイ・・・失礼いたします・・・」

女店員(あれは一体なんだったのかしら・・・頭が痛くて仕事にならなかったわ・・・)

女店員(ああ・・・なんか意識が・・・)フラッ

「おっと!大丈夫かネーチャンッ!」ガシッ

女店員「えっ?」

取り付かれた男「さっきキツく言ったのが悪かったか?すまねえな・・・」

男「たぶんこの暑さで頭がヘンになっちまってあんなクレーマー紛いの事言っちまったが・・・
 本当に悪いと思ってるぜ・・・」

女店員(な、なによ・・・ガラの悪い人かと思ったら結構いい人じゃない・・・)

男「ン?どうかしたかネーチャン」

女店員「あ、な、なんでもないですッ!すいませんッ!」

男「そんな事言ってるけど・・・顔赤いぜ・・・?この暑さのせいでボーッとなってんのか?」

女店員「え!?い、いや!ホントになんでもないですッ!」


199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/10/27(木) 01:49:47.17 ID:N8VUaulpo
その夜・・・


――――――――――――――東方家



「じゃあ行って来るからの!アレ用意しといてくれ!」

朋子「ハーイ、行ってらっしゃい!」


ギィィ

仗助「・・・じーちゃん」

良平「ン!仗助!お前こんな時間まで何をやってたんだ!」

仗助「・・・ちょっとコンビニとか行ってただけだよ・・・」

良平「まったく、高校生が夜までであるくもんじゃないッ!」

朋子「本当よまったく、心配したじゃない!あれ?」

良平「ン?どうかしたか?」

朋子「ごめんなさい、買うの忘れてたわッ!」

良平「な、ナニィーッ!?」

朋子「もうお酒屋さん閉まっちゃってるし、コンビニは置いてないだろうし・・・」

良平「そ、そんなァ〜〜〜ただでさえこの歳で夜勤は辛いってのにそれに加えて楽しみのアレがないってのかァ〜〜〜ッ?」

良平「クゥゥ〜〜〜!泣きっ面にハチとはこの事だッ!」

仗助「あ〜〜、そ、その事だけどさ、」



スッ


仗助「こ、こんなんで良かったら・・・」っ高級ブランデー


良平「!!お前そ、それはッ!」

朋子「どうやって買ったの!?高かったでしょうに!」

仗助「酒屋に内緒で売って貰ったんだよ、値は張ったけどな・・・」

仗助「お袋どうせ買い忘れてると思ってな・・・」



朋子「・・・ど、どうせって何よどうせって・・・」

良平「じょ、仗助・・・」

仗助「・・・夜勤頑張ってきなよ、じーちゃん」

良平「・・・まっ、まったく!こ、高校生が酒なんか買いよってッ!帰ったら、た、ただじゃおかんぞッ!」

仗助「ハイハイ、早く帰ってきなよ!」

200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/10/27(木) 02:00:51.49 ID:N8VUaulpo

良平「ま、全く、じょ、仗助の奴めッ!」

朋子「・・・お父さん、泣いてるの?」

良平「なッ!?ち、違うッ!これはただ、その、か、花粉症じゃッ!!
   目に花粉が入ったんじゃッ!」グシュグシュ

朋子「言ったでしょ?あいつは心の底では優しさがあるって・・・」

良平「そ、そんなことあるかッ!ただの、ふ、不良じゃあいつはッ!まったく」ズビッ

良平「わ、わしは行くからなッ!」グスッ

朋子「・・・行ってらっしゃい」

マッタク、カフンノキツイキセツジャワイッ!グスグス

朋子「・・・それにしても、仗助の奴・・・」


仗助「・・・ヘヘッ」



朋子「・・・成長したわね」ホロリ




承太郎「・・・」

―――――――
仗助「・・・」っ金

承太郎「どうした?なんでお前が金を出してるんだ?」

仗助「じつは・・・これでブランデーを買ってきて欲しいんデス」

承太郎「ブランデー?高校生にはちとゼータクじゃあねーか?」

仗助「いえ、そうじゃなくて・・・」

仗助「家のじーちゃん夜勤明けにブランデー飲むのが楽しみなんデス」

承太郎「?お前のじーさんは確かアンジェロに・・・」

仗助「あ、あの時は俺のじーちゃん「が」って言ったんですよ」

仗助「俺のじーちゃんがアンジェロを捕まえたっていうのをお袋から聞いたから知ってたんスよ」

承太郎「なんだ、そういうことか・・・すまないな、てっきり勘違いしちまったぜ・・・」

仗助「いえ、紛らわしいこと言ってすいませんでした」

承太郎「それで、自分のジイさんにプレゼントがしたいが、買いたくても買えないから代わりに買ってきて欲しいって事か」

仗助「え!?あ、あ〜〜〜そ、そういう事になりますッスね」

仗助「あと、酒代も節約できるからお袋も喜ぶかなっーって思って」

承太郎「・・・わかった、そういう事ならお安い御用だ」

仗助「あ、ありがとうございますッス!!」

――――――――――――――
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/10/27(木) 02:03:15.03 ID:N8VUaulpo

承太郎「・・・」ピッポッパ

プルルルルルルルル

ガチャッ

ホリィ「はい、もしもし!空条ですが」

承太郎「・・・俺だ、お袋。久しぶりだな」

ホリィ「あら!その声、承太郎じゃない!どうしたの急に?」

承太郎「大した用じゃあないんだが・・・ちょっと気になってな」

承太郎「・・・元気してたか?」
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/10/27(木) 02:04:36.12 ID:N8VUaulpo
今日はココまでです

次回、VS虹村兄弟
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/10/27(木) 03:46:14.20 ID:gCifcWJBO
乙ー
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/27(木) 07:23:35.90 ID:nzs5GNHcO
ホリィ生きてるのか
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/27(木) 15:38:51.25 ID:MqYiG9jAO
娘にも電話してあげて!
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/27(木) 20:33:26.96 ID:CYO5TmN20
形兆は裁かれるのか
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/10/27(木) 23:49:58.75 ID:3fnam16+O
さげー
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 18:00:27.23 ID:BpYc6KYq0
>>204
いや、生きててもおかしくないだろ。
スージーQが存命なんだぞ?
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 19:17:31.46 ID:dBSmA56dO
>>208
ホリィとスージーQ間違えてたわ
どちらにしろスージーQ生きてるのかよ
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/29(土) 21:53:31.19 ID:X3UCwsaso
隠し子の存在にブチ切れて孫をパシらせるくらいには元気だよ
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/31(月) 10:56:42.17 ID:ye57ARe0O
その後、静(透明の赤ちゃん)の事でまた一悶着あったみたいだから四部終了時点では存命だよ
ジョセフは六部までは存命だがスージーQは亡くなっているだろう
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/01(火) 08:48:06.94 ID:4ek2IR0j0
今夜投下しに来ます
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 16:08:11.93 ID:KzEODWdm0
>>1なら酉付けて欲しい
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 21:43:54.35 ID:lg++JHi50
待ってる
215 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/01(火) 23:29:45.06 ID:4ek2IR0jo
投下します!
216 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/01(火) 23:48:49.40 ID:4ek2IR0jo
仗助「行って来まーッス」

明子「行ってらっしゃーい」

朋子「ほら、お父さん。仗助も
   もう行っちゃったわよ」

良平「ムニャムニャ・・・これがわしの趣味さ・・・文句あっかぁ・・・zzz」

朋子「もうッ!遅刻しても知らないからねッ!」



康一「おはようですッ!仗助さん!
   い、一緒に登校してもよろしいでしょうかッ!」

仗助「ン?なんだ、康一じゃねーか
   どうしたそんなに堅苦しくなって」

康一「あ、い、いや・・・つい・・・」

康一「ぼ、僕、仗助さんと仲良くなりたいんですけど・・・
    あんまり馴れ馴れしくするのは失礼かと思いまして・・・」

仗助「そんなことネーッて!俺たち友達だろ?タメ口でかまわねーヨッ!」

康一「ほ、本当ですかッ!?じゃ、じゃあ・・・よろしくね!じょ、仗助くんッ!」

仗助「ソーソーッ!その方が俺も話しやすいからヨッ!」

康一「ところで仗助くん、どこか寄り道するの?」

仗助「ン?いや、億泰の奴のトコ行こうと思ってよ」

康一「億泰・・・?知らないなぁ・・・」

仗助(あ、そうか、まだ知らないのか)

仗助「ココだよ、ココが億泰の家だ」

康一「・・・えッ?こ、ここって・・・たしか・・・」

仗助「立ち入り禁止の空家・・・に見えるけどよォ、実はずっと前から
   虹村サンって人が買って住んでるんだぜ」

康一「え!?そ、そうなのッ!?」

仗助「で、その看板はセールスマンとか誤魔化す為掛けてるんだってよ」

康一「へ〜〜〜っ」

仗助(・・・ン?ちょっと待てよ・・・康一がシラネーッて事は・・・!!)

仗助「康一ッ!あぶねえよけろッ!!」

康一「え?」

217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/01(火) 23:49:53.71 ID:IFJvfq1p0
ここでスタンド使いになっておいた方がいいんだけどな
218 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/01(火) 23:55:58.61 ID:4ek2IR0jo
ヒュンッ

クレイジー・D「ドラァッ!」

ドンッ


康一「うわッ!!」

カリッ


ズザーッ


ドシュッ

仗助(フ〜〜〜い・・・今のはマジにギリギリだった・・・
   かすり傷がちょっと付いちまったがな・・・)

康一「いてて・・・ハッ!?な、なんだ!?
   こ、これは・・・矢?」

「今・・・なんで俺の名を呼んだ・・・?」

仗助「ハッ!」


ドドドドドドドド

億泰「立ち入り禁止の看板が・・・なぜセールス除けだと分かったんだ・・・?」

仗助「お・・・億泰・・・」

仗助(そ・・・そうだ、俺はまだこの時・・・)

仗助(億泰とは会ってないんだッ!)      
219 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/02(水) 00:19:47.91 ID:2FOQV/NWo
康一「いてッ!な、なんだ?切り傷が出来てるぞ・・・?」

「ほう・・・貴様、掠めたとはいえ『矢』に刺され生きているとはな・・・」

億泰「!」

仗助「ハッ!」

「「『素質』がある」ということか・・・」

億泰「ほぅ・・・なるほどォ・・・?つまり・・・」

仗助「・・・スタンド使いになった・・・そうだろ?
  ・・・虹村形兆」

形兆「東方仗助・・・アンジェロを倒したスタンド使い・・・」

億泰「ほへ〜〜〜っ
   こいつが東方仗助〜〜〜〜・・・!?」

康一「えッ!?なぜアンジェロの事をッ!?」



形兆「いいかそこのガキ・・・」

康一「・・・な、なんだ?足が勝手に・・・うわあっ!?」ズデェン

仗助「!?」

形兆「貴様は「今は」生かしておいてやるッ!そこを動くんじゃないぞッ!」

康一「えッ!?な、なんだこれはッ!?」

康一「小さい兵士達が、ぼ、僕を縛ってるゥ!?

兵士「完了いたしましたッ!」

形兆「お前は後で取り調べさせてもらうッ!お前の能力についてだ!」

形兆「もし俺が捜し求めていた能力ならば生かして帰してやる!」

形兆「億泰!今始末するべきは仗助一人のみだ!
   必ず殺すんだ!」

億泰「わかったぜ兄貴ッ!」
220 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/02(水) 01:01:21.09 ID:2FOQV/NWo
康一「じょ、仗助くんッ!助けてェ〜〜ッ!」

仗助「まってろ康一ィッ!今・・・」

億泰「おっとだめだ!東方仗助
 おまえはこの虹村億泰の『ザ・ハンド』が消すッ!」

仗助「お、億泰・・・勘弁してくれよ・・・」

億泰「気安く人を呼び捨てにしてんじゃあねーぞダボがァッ!!」ガオン

仗助「うおっと!」

億泰「!!」

億泰「ほお・・・俺のザ・ハンドをかわすとはなァ・・・やるじゃあねーか」

億泰「マグレだとしても褒めてやるぜェ・・・」

仗助「勘弁してくれよ・・・俺はお前とは戦いたくねーんだよ・・・」

億泰「怖気ついたって容赦しねーぞッ!」ガオン ガオン

仗助「うおッ!よッ!!」ヒョイッ ヒュッ

億泰「ナニィッ!?」

仗助「なあ、頼むぜ・・・お前を殴るのは気が進まないんだ・・・」

億泰「な・・・ナメてやがんのかコラァッ!!」ガオンッ

仗助「あぶねッ!」ヒョイッ

形兆「おい億泰ッ!!遊んでんじゃねーんだぞッ!」

億泰「ゼェーッ・・・ゼェーッ・・・あ、兄貴・・・あんまりムカつくこと言うなよ・・・ッ!!」

億泰「この野郎と話しているとチョーシ狂って集中できないんですよォ・・・!」

仗助「なあ、そろそろ降参してもいいんじゃあないか・・・?」

億泰「だまってろダボ野郎ッ!」

形兆「!」

億泰「次で必ず!」

形兆「やめろ億泰ッ!!削るんじゃあないッ!!」

億泰「仕留めて見せるぜェーッ!」ガォン
221 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/02(水) 01:03:31.95 ID:2FOQV/NWo

仗助「・・・そうかよ」

仗助「やっぱお前は・・・いつもと変わらねえ・・・」

億泰「!?」

仗助「・・・バカの億泰だぜ・・・」

億泰「何で!?」

仗助「よっ」ヒョィ

植木鉢「ちーっすwwwwwww」ギャーン

ブンブン ブン

億泰「あっ〜〜〜〜〜!!」


億泰「ブゲ!」ドゴ バゴォ

億泰「ドピ!」 バガァーッ

仗助「チッとカワイソーな気もするけどよォ・・・少しだけ安心したぜ・・・」

仗助「さてと・・・康一の奴は・・・」

康一「ヒィィィーッ!こっち見ないでェーッ!」

兵士「ジーッ」

仗助(あの様子からしてスタンド使いになっちまったか・・・)

仗助(エコーズが居て助かる反面、この長い戦いに巻き込んじまったな・・・)

仗助(もう少し俺がしっかりしてたら巻き込まなくてもすんだかも知れねーが・・・)

仗助(・・・今回の分も含めもっと真面目にやって行かなくちゃあな・・・)

仗助(もうすぐ音石が形兆を殺し、弓と矢を奪う・・・)

仗助(・・・どーするべきかなァ〜〜〜)
222 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/02(水) 01:10:28.34 ID:2FOQV/NWo
今回はここまでです、次回、虹村兄弟完結&ざっくりとした玉美戦
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/02(水) 01:12:53.72 ID:0Y9HaXcSo
乙ー
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/02(水) 07:21:23.43 ID:bb9/+t7HO
乙乙
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/02(水) 07:32:38.17 ID:wyHxYjge0
植木鉢「ちーっすwwwwwww」に吹いたwww
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/03(木) 02:50:01.35 ID:+RfTkWeJO
乙ー
227 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/07(月) 09:16:40.34 ID:vjUV/w8ao
今夜投下します
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/07(月) 10:52:49.48 ID:Q4r6eNz7o
待ってる
229 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/07(月) 22:15:35.10 ID:vjUV/w8ao
投下します
230 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/07(月) 22:18:05.64 ID:vjUV/w8ao
投下します
231 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/07(月) 22:22:09.90 ID:xe0km6jTO
今日は少し具合が悪いため投下できそうにありません・・・申し訳ありません。
232 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/07(月) 22:22:22.22 ID:vjUV/w8a0
今日は少し具合が悪いため投下できそうにありません・・・申し訳ありません。
233 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/07(月) 22:23:08.83 ID:vjUV/w8a0
今日は少し具合が悪いため投下できそうにありません・・・申し訳ありません。
234 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/07(月) 22:26:36.46 ID:vjUV/w8a0
今夜は用事があって投下できそうにありません・・・申し訳ございません
235 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/07(月) 22:29:55.67 ID:vjUV/w8a0
※パソコンの具合です
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/07(月) 19:59:08.54 ID:NUxuATjwo
>>232
スゲー
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 18:06:19.79 ID:xoakEB0A0
>>232

言われて気づいたけど時間すごい
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 18:22:19.12 ID:hMvjdOPeo
>>235-236
タイムリープしてね?
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/08(火) 18:48:39.41 ID:C+Um5X7jO
>>236
本当にすごいのはこいつだったのか........
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 10:25:51.21 ID:m6rvBxVao
まさかの>>1がスタンド使い
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 11:51:55.68 ID:eSTuuN9bO
>>2
バイツァダストかな?
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/09(水) 11:52:40.10 ID:eSTuuN9bO
>>241
ミス
>>240
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/10(木) 09:00:19.85 ID:YKFzwM+5o
>>1は…二度とスレには戻ってこなかった
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/10(木) 09:35:01.42 ID:y/YI15NPo
>>1は振りむいちゃったんだろうな……
245 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/10(木) 23:31:18.20 ID:b3DZLa4O0
>>1です

先日は申し訳ございませんでした。
明日は先日投下出来なかった分も含めて
投下しに来ます。
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/11(金) 05:09:06.52 ID:EhmXQQg3O
待ってる
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/12(土) 07:12:55.74 ID:xR/dAQEvo
遅れました、すいません
投下します
248 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 07:55:59.33 ID:xR/dAQEvo

仗助「康一ィ、今行くぜ」

康一「じょ、仗助君ッ!よかったぁ〜〜〜」

形兆「・・・」

仗助「おおっと、そうだ」

億泰「グ・・・グギギィ・・・」

スタスタ

仗助「億泰ゥ」ガシッ

億泰「な、何するんだ・・・てめえ・・・」

仗助「ちょっと離れてなッ!」

クレイジー・D「ドラァッ!」ブンッ

億泰「おあああ〜〜〜〜!?」ヒューン



ポスッ



草むら「泊まってくかい?一晩5Gだよ」

億泰「な・・・なにしやが・・・グヘ」パタッ

形兆「・・・」

仗助「これで、億泰は射程距離外。安心して戦えるってわけだ」
249 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 07:56:25.15 ID:xR/dAQEvo


形兆「・・・億泰を射程外へ放り出してくれてありがとよ・・・」

仗助「おッ、心配してあげてるんスかァ〜?やさしいッスねェ〜!いいオニーチャンッスねェーッ!」

形兆「勘違いをするな・・・礼を言ったのは障害物を除けてくれたからだ・・・」

形兆「あいつは足を引っ張ってばかり来る。」

形兆「攻撃の軌道上に居たらお前を狙い辛くて適わん。」

形兆「退かしてくれたお陰で確実に始末できそうだ・・・感謝と言ったのはそういう意味だ」

形兆「しかし・・・気付いたか・・・」

形兆「褒めてやろう、我がスタンド、バッド・カンパニーの射程距離に気付いたことを」

形兆「だが、気付いたからなんだと言うのだ。」

形兆「小僧ッ!貴様は今から人質だッ!スタンドの確認関係なしに仗助が抵抗したら貴様を殺すッ!」

康一「ヒィィィ〜〜〜ッ!」
250 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 07:57:18.58 ID:xR/dAQEvo





仗助「安心してくれ、俺は戦うつもりは無いぜ」





形兆「・・・ほう?ならばどうするつもりだ?

仗助「当ててみな。」



形兆「・・・一人尻尾を巻いて逃げるつもりか?人質を置いてか?」

康一「え!?う、嘘ォッ!?嘘だよねッ!仗助君ッ!」

仗助「心配すんな、逃げるつもりは無いぜ。」

康一「ホッ」

形兆「ならば・・・

抵抗をやめ大人しく殺されるつもりか?」

戦車「・・・」チャキッ

アパッチ「・・・」バタバタバタバタ



仗助「残念!それも違う。」

形兆「じゃあどうするつもりだと言うんだッ!早く答えろッ!」

仗助「せっかちだなァ〜〜〜じゃあ答えてやるよ」




仗助「正解は」

仗助「『アンタの方から攻撃を止める』だぜ」




形兆「・・・何?」

仗助「理由は簡単、俺を殺したらアンタはスッゴク損するからだ」

仗助「戦ったらお互いが損をする。必要のない戦いは避けないとなァ〜〜」

形兆「・・・何を言うかと思えば、ハッタリをかましただけか・・・」
251 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 07:59:57.23 ID:xR/dAQEvo
形兆「・・・ふざけるなァーッ!!」


形兆「バッド・カンパニィィィーッ!今すぐ仗助を撃ち殺せェェェーッ!!」

兵士「撃てェーッ!!」

ドガガガガガガガガガガガガガガガガァーッ

康一「じょ、仗助君ーッ!」

仗助「・・・」


「ドラララララララァーーーーッ!」


ガンガンガガガガン



ドカーンッ


モクモク モク

形兆「ハァーッ・・・ハァーッ・・・
   360度から打ち込んでやった・・・確実に仕留めた・・・」





「アッレェ〜?おかしいデスねェ〜〜?」

形兆「な」


形兆「ナニィーッ!?」




仗助「形兆さん、アンタ几帳面な性格のハズですよネェー?」

形兆「な、なぜだ、なぜ生きてるッ!?あの時確実に・・・」

仗助「それよりコレ・・・変じゃあないデスか?」



形兆「え?」

形兆「あ、あれは・・・!?まさかッ!?」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

仗助「この鉄扉・・・片方しかないですよォ〜〜〜?
   これじゃあドロボーに入られちゃうんじゃあ無いデスかぁ〜〜?」


  バァーz_ン


  立入禁止



形兆「門の扉だとォーッ!?」

形兆「まさかッ!」

形兆「そのスタンドで前方をガードしつつッ!」

形兆「門の扉で背後をガードしたのかッ!?」


原理


三 ミサイル      と  ク      ミサイル 三
    三 弾丸  び仗レ 弾丸 三 
  三 砲弾    ら助D     砲弾 三

(横からの攻撃もクレイジー・ダイヤモンドが弾いた弾丸やミサイルでガード可能)
252 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 08:00:45.79 ID:xR/dAQEvo



仗助「そして次にお前は、「テメー門の扉をいつのまにッ」と言う」

形兆「テメーッ!門の扉をいつのまにッ!?」

形兆「・・・ハッ!」

仗助「説明してやるよ。」

仗助「戦うつもりが無いと言えば降参するとアンタは思う。
   そして規則正しく几帳面なバッド・カンパニー部隊は
   そんなアンタの指示に従う。」

仗助「だがココまでだと俺はまだ不利だ。康一が人質にいるからなァ。」

仗助「そこでだ、さっきも言ったバッド・カンパニーの性格を逆手に取らせて貰った。」

形兆「な・・・何?」

仗助「バッド・カンパニーはアンタの指示に充実。
   しかしそれはアンタの指示以外には従わない、
   アンタの命令がすべてだ。」


仗助「そこで俺はアンタが周りが見えなくなるくらいムカつきそう
  な事や紛らわしい事を言い、注意を俺一人に引く。」


仗助「そうすれば康一を縛っている兵士まで俺を狙う。
   後は簡単さ。」

形兆「だ、だが待てッ!扉・・・門の扉はどこでッ!」

仗助「だからさっき言ったろ?」

仗助「『紛らわしい事』を言っただけさ。俺が一番門に近づいたときな。」

形兆「お前が・・・一番門に近づいたとき・・・?」




形兆「ま、まさかッ!?」

仗助「そう、億泰をブン投げたあの時さ。」

仗助「億泰を投げてアンタの注意を引く、その間にそっと扉を頂き」

仗助「まるで俺と億泰が戦った時に取れたかのように足元に置いておく。」

形兆「お、俺は・・・最初からお前の策に引っかかってたと言う事か・・・」
253 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 08:04:43.26 ID:xR/dAQEvo

仗助「そして、こうも話してるうちに・・・」

形兆「ハッ!?」

仗助「康一の救出も完了だ。」

形兆「貴様ッ!話してる隙に!き、きたないぞッ!!」

仗助(やっぱり億泰の兄貴だ、血は争えないってトコか)

形兆「クソッ!なんてやつだ・・・東方仗助ェ・・・!」

康一「凄いですよ仗助さぁんッ!」

仗助「だから康一ィ、さんは止めろって」

形兆「し、しかし・・・もし俺の注意が引けなかったらどうするつもりだったんだッ!!」

形兆「抵抗したらそこのガキは死ぬ筈だったッ!それをわかって・・・」

仗助「いや、それは無い。」

形兆「なッ!?」

仗助「俺にはアンタが康一を絶対に殺せないという、確信があったのさ。」

仗助「お前はさっきスタンドの確認関係なしに殺すと言っていた。」

仗助「しかしそれは、お前の『ある物』に対する反応で嘘だと分かった」

仗助「あいつの『ある物』への反応から深い理由があってスタンド使いが必要ということがわかった。」

仗助「それは・・・」スッ

形兆「!!」


仗助「こいつさ」



っ矢「ヒィィィーッ!!折らないでェェェーッ!」



形兆「ナァァァーーーーーーーッ!?!?!?!?!?い、いつの間にィィィーーーーッ!?!?!?!?」

仗助「抜いておいたのさ、扉を壊すついでにな。」
254 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 08:40:59.11 ID:xR/dAQEvo

仗助「さっき外したこの矢を、ずっと目で探してたもんなァ〜〜〜(億泰をブン投げたとき以外)」

仗助「抵抗してみな、こいつが女に嫌われる性格の奴が折ったポッキーみたいになるぜ。」グググ


形兆「バ、バッドカンパニィーッ!矢を取り返せェェェーッ!」

兵士「無理ですッ!!」

形兆「なぜだッ!!これは命令だッ!!」

兵士「そ、そう言われましても・・・」




兵士「射程距離外ですので・・・」


仗助「・・・」

康一「・・・」

億泰「・・・」チーン

草むら「泊まってくかい?」



形兆「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

康一「こういうの、策士策に溺れるっていうのかな・・・?(ちょっと違うカナ)」

仗助「俺のほうが何枚も上手で何倍もグレートだったってわけさ。
   

   またまたやらせていただきましたァン・・・ッスよ」
255 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 08:41:24.35 ID:xR/dAQEvo

形兆「お、俺の作戦が・・・計画が・・・矢が・・・
   あんな奴に・・・」


形兆「・・・フッフッフッフッホハハハ
   フフフフヘハハハハフホホアハハハ

   フハハックックックッ
   ヒヒヒヒヒケケケケケ
   ノォホホノホォ
   
   ヘラヘラヘラヘラ
   アヘアヘアヘ」

康一「あ、あの形兆さん?って人・・・なんか様子がおかしくない?」

仗助「ちょっとやり過ぎたかなァ・・・?」


形兆「ブワァーッ
   ワァーーーー
   ハッハハハッハハッハァーッ

   バァッハッハーッ!
   アヒーッ アヒーッ
   ヒーッヒーッヒーッ」

康一「ところで仗助君、どうしてあの人の事クレイジー・ダイヤモンドなしで几帳面ってわかったの?」

仗助「あーっ、あれはだな・・・」

仗助「あいつは億泰を放り投げた後に「確実に始末できそう」と言っていた。」

仗助「確実に始末・・・つまりキチッと俺を倒しておかないと気がすまない
   几帳面なタイプと見たのさ。その心理を突いたのさ」

仗助(なーんて、ちょっとかっこつけてもバチ当たんないよネ)

形兆「う うう・・・

  う〜〜〜ううう
  あんまりだ・・・
   HEEEEYYYY
あァァァんまりだァァアァ 

  AHYYYAHYYYAHY
   WHOOOOOOO
    HHHHHHHH!!
  
   おおおおおおれェェェェェ
    のォォォォォ矢ァァァァァがァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜!!」

康一「こんどは泣き出したぞッ!?」

仗助(形兆の事はあんまり知らなかったけど・・・あんな一面があったのか・・・ちょっとビックリ)
256 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 08:42:03.82 ID:xR/dAQEvo
もうすぐバイトなので一時休止させていただきます、
続きは夜に投下します
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 17:40:59.34 ID:yRQ9yVOF0
おう待ってるぞ
258 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 23:23:31.05 ID:xR/dAQEvo
投下します
259 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/12(土) 23:43:09.15 ID:xR/dAQEvo
康一「それにしても・・・なんで形兆さんはこの矢をあんな事になるまで大切にしてるんだろう?」

仗助「それを今から調べに行くってわけだ。(本当は形兆を説得しに行くのと億泰の親父のことについて話すだけだがな)」

形兆「・・・(泣きつかれて寝てしまっている)」

仗助「と、その前に・・・」

ビィィー

グルグル グル グル

ビシィッ

億泰「・・・ン?ウゲッ!な、なんだこりゃあッ!?」テープグルグルマキ

仗助「おっと、目が覚めちまったか」

仗助「お前には俺たちが屋敷に入るのを邪魔しないようしばらくそのままで居てもらうぜ
   心配すんな、ただ話し合いをしてくるってだけだ。」

康一「よ、用心深いって言うのか
   それとも意地悪って言うのか・・・」

億泰「お、おいコラッ!!ほどきやがれダボがッ!」

仗助「心配すんな、すぐ戻ってくるからよォ」

「マ、マテーッ!ソウダ、オレノザ・ハンドデケズリトッチマオウ!
  ・・・ダ、ダメダッ!オレノカラダモケズリトッチマウ!」

康一「なんかちょっと可哀想な気もするなぁ・・・」

仗助「それより康一、この屋敷に入った後は・・・」



仗助「コンセントとか電気を使うものに気をつけろ。いいな?」

康一「う、うん。わかったよ」

康一「・・・?」
260 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/13(日) 00:00:27.73 ID:VavodaNvo
形兆「zzz・・・僕の矢返してよォ〜〜〜グスグス・・・スピー・・・」

康一「結構ぐっすり寝ちゃってるね・・・」

仗助「好都合だ・・・今のうちに・・・」

康一「あ、クレイジー・ダイヤモンドで考えてる事を調べるんですね?」

仗助「ン?あ、ああ、そうだぜ。」

康一「そういえばいつもサラッとやってるけど、能力はどうやって出すの?」

仗助「え?あ〜〜〜そうだなぁ・・・
   直す能力のほうは直したいものに触れれば直せるが、
   読む能力はスタンドを通して相手を見ればそれで解かるんだ。ウン」

康一「へ〜〜〜そうすれば余計な会話が入ってこないって事かァ〜〜〜」

仗助「いっぺんに会話が入ってきたらうるさいし、結構便利だろ?(よしッ!!うまく誤魔化せたぜッ!!)」

康一「じゃあ、僕の考えてること解かる?当ててみて!」

仗助「!?」

仗助(ど、どーするッ!?予想はしてたがコレはかなりまずいぞッ!
   ・・・よしッ!思いついたッ!)

仗助「あ、いやぁ、出来るんだかよォ・・・」

仗助「1日に出来る回数は限られててよォ・・・うかつに使えないんだよ・・・スマンッ」

康一「あ!そ、そうかッ!いつどこで敵が狙ってるか解かりませんからね!」

仗助「そうそう、だからカンベンなッ!(アブネーアブネー、一時はどうなるかと思ったぜ。)」

仗助(それにしても段々頭が回るようになって来たぞ、これで大体の事は誤魔化せるかな)

形兆「俺の矢を返せェ・・・zzz」






261 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/13(日) 00:02:29.50 ID:VavodaNvo
本日はここまでです。

次回、虹村兄弟完結

音石明、登場

音石明、死す

玉美&間田ダイジェスト
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 00:14:01.96 ID:CPB9atWUo

音石…お前消えるのか…?
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/13(日) 08:34:52.37 ID:6vhXi/z50
音石死んでまうん?
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/13(日) 12:44:55.47 ID:kKTvsaCz0
あーん、音石が死んだ!


乙でした。
無機物どもキャラ立て過ぎww
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/13(日) 15:23:27.73 ID:+KO+tcD7O
乙ー
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/14(月) 00:06:24.81 ID:6PzRrHbA0
まあ成長後のクレDと成長前のペッパーなら余裕でしょ
267 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/17(木) 23:24:10.27 ID:maK2vLS40
明日投下しに来ます
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/17(木) 23:48:34.52 ID:l2VH2cT7o
応、待ってる
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/18(金) 23:16:57.61 ID:t3AUcPASo
エタった?
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/18(金) 23:30:14.41 ID:JUq0zwgrO
気が早すぎだろ
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/19(土) 07:39:09.71 ID:eTHOFRnJo
すいません・・・
昨夜またパソコンの調子が悪くなってしまいました・・・
今日こそ投下します・・・
272 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 21:30:32.50 ID:eTHOFRnJo
投下します
273 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/19(土) 21:51:28.84 ID:eTHOFRnJo
ガタガタ ゴソ ゴソゴソ

仗助「・・・この部屋・・・何か物音がするな・・・」

康一「あっ!見て!」

弓「・・・ハラヘッタ(´A`)
  ・・・ア、ハラネーンダッタ(´∀`)」

仗助「『弓』かッ!矢があるっつーことは
   そりゃあ弓があるに決まってるよなァ」

康一「あれも回収しておいたほうがいいですよね?」

仗助「ああ、そうだな・・」

康一「じゃあ僕が取って・・・」

仗助「あ、オイッ!待て!」

康一「え?」

仗助「あれを見るんだ・・・」

ジャラ・・・

ガリガリ ガリ

康一「く、鎖ッ!?何かが繋がれてるぞッ!!」

仗助「あれは・・・さっき形兆の心を読んだ時の記憶によると・・・」

仗助「・・・親父・・・だそうだ・・・」

康一「お、親父ってことは・・・父親ッ!?父親を鎖で繋いでいるの!?」

仗助「一応詳しいことは後で話すが・・・(いつ聞いても)信じられねえぜ・・・」

仗助「いいか、ゆっくり開けるんだ・・・刺激させないためにな・・・」

康一「う、うん・・・」

ギィィィ・・・

億泰の親父「くっつけぇぇぇ〜〜〜くっつけぇぇぇ〜〜〜」ブギギュー

康一「ッ!!」

仗助「・・・グ、グレート・・・」

康一「こ、これがあの2人の・・・父親?」

仗助「みたいだな・・・さっきの情報によると・・・」

割愛
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/19(土) 22:17:13.93 ID:JDp8uGwtO
ノリノリだな
275 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 22:17:33.50 ID:eTHOFRnJo
康一「そ・・・そんなことってある物なの?」

仗助「にわかには信じがたいがな・・・」


「ああ・・・その通りだ・・・」

康一&仗助「!!」

形兆「・・・東方仗助・・・お前のスタンド・・・心が読めるのか・・・?」

仗助「・・・限りはあるがな・・・」

形兆「・・・ハ・・・ハハ・・・・・・」

形兆「俺は・・・もっと早くにお前に会いたかったよ・・・」

仗助「・・・」

形兆「そしたら親友・・・いや、恩人とまでに思うはずだったよ・・・」

形兆「俺には分かる・・・お前のそのスタンド・・・
   『スタンド使いの素質』すら見抜ける筈だ・・・」

仗助「・・・ある程度だが・・・一応そうだ。」

形兆「俺の心を見たなら俺がなんでスタンド使いを増やしていたか
   分かるはずだろ・・・?」

仗助「・・・ああ。」

形兆「仗助「親父を殺してくれるスタンド使いを探すため」さ・・・」

形兆「・・・ああ・・・そうさ・・・。」



親父「どうしてくっつかないのよぉぉぉ〜〜〜〜〜〜っ!」グイッグィッ!



康一「・・・え?こ、殺すため?治すスタンド使いを探すため・・・とかじゃなくて?」

形兆「・・・俺のバッド・カンパニーで粉みじんにしようと・・・」

形兆「・・・億泰のザ・ハンドで削ろうと・・・」

形兆「DIOに埋め込まれた『肉の芽』の影響で・・・」

形兆「絶対に死なないのさッ!!このまま永遠に生き続けるだろうな・・・」

康一「で、でも・・・その人はあなたのお父さんでしょうッ!そうでしょう!?」

形兆「・・・ああ・・・そうさ・・・だからこそ・・・だからこそ・・・」

形兆「だからこそやり切れない気持ちがあるんだ・・・フツーに死なせてやりたいって気持ちがな・・・」

康一「だからこの矢をそんなに大切にしていたのか・・・
   ・・・ハッ!」バッ

形兆「安心しな・・・身構えなくてもいい・・・もう矢を取り返えそうなんて思ってないさ・・・」

康一「・・・」

形兆「俺はもう疲れたんだ・・・降参さ・・・」

形兆「今回の戦いでもう何もかもがイヤになったんだ・・・」

形兆「戦いも・・・親父のしつけも・・・」

形兆「・・・スタンド能力探しのために
   この町の人間を何人も殺したという罪悪感も・・・」

形兆「もう嫌なんだ・・・何もかもが・・・」

形兆「俺は・・・楽になりたいんだ・・・」
276 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 22:36:51.66 ID:eTHOFRnJo
康一「・・・」

形兆「なあ仗助よ・・・最後に頼みがあるんだ・・・」

仗助「頼み・・・?」

形兆「俺をアンジェロのように・・・殺してくれ・・・」

康一「えッ!?」

形兆「俺自身も楽になりたいしよ・・・今まで殺した町の人間への供養として・・・」

形兆「お前に殺してもらいたいんだ・・・」

仗助「・・・」

形兆「いままでの罪を償いたいんだ・・・」

形兆「さあ頼む・・・一思いにやってくれ・・・」

康一「じょ、仗助さん・・・」

仗助「・・・」

カツカツ カツ

康一「仗助さんッ!ま、まさか本当にッ!?本当にしませんよねッ!?」

仗助「・・・」

クレイジー・ダイヤモンド「・・・」ユラァ・・・

康一「仗助さんッ!!」

形兆「すまねぇ・・・仗助・・・」





クレイジー・ダイヤモンド「ドラァッ!!」


ドギャアッーz_

弓「ウォッ!?Σ((゚Д゚;)ナンダナンダ!?」

箱「」メキャメキャアッ

親父「!?」

形兆「なっ!?」

仗助「・・・そして・・・治す」

シュィィィン

「虹村兄弟と両親の写真」

仗助「・・・」

康一「あ、あれは・・・写真ッ!!それも家族写真ッ!!」

仗助「さっきから紙の様なものををいじっていたからよ・・・何かと思ったんだ・・・」

親父「おおお・・・おおおおおおおお」

親父「おお おおおおああ あぁああぁああ〜〜〜〜っ
    おおおおおッ! おおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜っ」

康一「か、彼は・・・当時の息子達の写真を探していたんだ・・・
   彼の心の底には・・・昔の思い出がまだ眠っていたんだ・・・」

形兆「・・・」

仗助「・・・」ツカツカツカツカ

形兆「じょ、仗助・・・お前・・・」

パッシイァ

形兆「!?」

仗助「寝言言ってんじゃあねーぞッ!!」
277 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 22:55:26.10 ID:eTHOFRnJo

仗助「死んで楽になるだァ!?死ぬことで罪を償うだァ!?」

仗助「命を軽々しくみてんじゃねーぞッ!!」

仗助「確かに俺はアンジェロをブッ潰したさ!
   だがよォ、あいつにはお前が持ってる大切な物を持って無かったッ!!」

仗助「だから供養にも償いにもなったッ!!
  しかしお前は違うッ!!」

仗助「お前はしっかり考えたのかッ!!」

仗助「お前に頼りっぱなしの弟がお前抜きでどうやって生きていくのかとかッ!」

仗助「まだ父親に治せる可能性があるかも知れないだとかッ!!」

親父「ああ・・・奇跡だ・・・奇跡が起きたァァァーッ!!」ピギィィィーッ

形兆「・・・し、しかし俺は・・・」

仗助「今からでもきっと間に合う・・・失われた命への償いは
   死ぬ事だけじゃあない・・・」

仗助「その命の分まで生きてやろうぜ・・・
   もちろん一人でじゃあないさ・・・
    俺も出来る事は手伝うぜ。」

仗助「それに・・・お前思いの弟も、その気らしいぜ・・・」

億泰「あ・・・兄貴ィ・・・」

仗助「しっかしおっかねーな・・・真後ろで『ザ・ハンド』の右手をかざされてるってのはよォ・・・」

形兆「億泰・・・」

形兆「仗助・・・すまねぇ・・・本当にすまねぇ・・・」ポタ ポタポタ

康一「すごいや・・・とても感動的だよ・・・」

康一「・・・億泰さんがテープグルグル巻きじゃなければ」

仗助「SPW財団に関わりの深い人を知ってるから、電話してみるぜ。」

形兆「SPW財団!?お前の知り合いがかッ!?」

億泰「なあ、それもいいんだけれどよォ・・・早くほどいてくれねーかァ?」

278 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 23:04:23.43 ID:eTHOFRnJo
オオットスマネエ

コレケッコウキツインダヨイドウスルトキ
イモムシミタイニイドウシナキャイケナカッタンダゼ

ソリャアタイヘンダッタナ

オオオオ〜〜〜

康一「・・・ン?」

バチッ バチバチッ

康一「コンセントが・・・何か音を・・・ハッ!!」

康一「じょっ!仗助さァーんッ!!コンセントッ!!コンセントがァーッ!!」

仗助「おおッ!!来やがたなッ!!」

形兆「?」

億泰「どうしたんだ?」

バチバチバチバチ

クレイジー・ダイヤモンド「ドラァッ!!」バグォッ!

グゲェッ!

ズデェーン

億泰「なんだぁ!?外で物音がしたぞッ!?」

形兆「!!
  あの男はッ!」

「ナ・・・ナンテスピードダ・・・クソッタレ・・・」

仗助「ちょーッと待っててくれよなァーッ」

タタタッ

康一「あ!ま、待ってくださァーい!仗助さん!」

バタバタッ

バタンッ

形兆&億泰「・・・」

親父「ああ・・・っ!ありがてえ・・・っ!感謝・・・っ!圧倒的感謝・・・っ!」
279 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 23:40:01.58 ID:eTHOFRnJo
―――――――――――――――虹村屋敷外

仗助「お前があの殺意の正体か・・・」

「な・・・なんで分かったんだ・・・ッ!」

「お前さては・・・俺の心を読みやがったな・・・」

仗助「ご名答。しかしよォ、正直無駄遣いだったと後悔してるぜ・・・」

仗助「こんなしょーもない殺意剥き出しのヘナチョコ男だったとはなァ・・・」

「だっ!誰がヘナチョコだとォーッ!?」

音石明「この音石明を舐めてやがんのかテメェーッ!!」

仗助「ああそうさ。BY MY BABYのMVのCOMPLEXを合体させたみたいな
   奴、舐めない方がおかしいぜ。」

音石明「だっ!だっ!だァーーーーッ!?だれが吉川晃司と布袋寅泰だとォーッ!?」

康一「た、確かに似てるかも・・・プププ・・・」

音石明「笑ってんじゃねーぞクソガキッ!!
     東方仗助ェェェーーーーッ!!テメーだけは絶対許さねーぞォォォーーーーーッ!」

仗助「かかって来いよ。お先にどうぞって奴だ」

音石明「殺すゥゥゥーーーッ!!」バチバチバチバチィーッ

音石明「ウォォォーッ!!町中の電気をォォォーッ!!我が「レッド・ホット・チリ・ペッパー」に集中させるッ!」

仗助「愛してるのさ狂おしいほど♪」

コウイチッイッショニウタウカ?

音石明「わ、我が「レッド・ホット・チリ・ペッパー」は電気をエネルギーとするゥゥゥッ!!」

康一「えッ!?あ、会えない時間が 教えてくれたよっ」

音石明「・・・つ、つまり!この町の電力すべてが俺の味方なのさァァァーーーーッ!」

仗助&康一「「もうはなさない♪君がすべてさ♪」」

音石明「・・・さ、最大出りょ・・・」

仗助&康一「「BY MY BABY♪BY MY BABY♪」」

クレイジー・ダイヤモンド「アフォーンッ♪」

音石明「うるせーぞォォォーーーッ!!だから俺はCOMPLEXじゃあねーッつってんだろーがァァァーーーッ!!」

康一「あ、いまだッ!」

クレイジー・ダイヤモンド「ドララララララララララァーッ!!」

音石明「うぎゃあーーーーーッ!」

バグォォーz_ン

仗助「こいつのスタンドは恐ろしいが・・・こいつがバカで良かったぜ。」

康一「ちょっと可哀想な気もするけどね・・・」

「音石明」スタンド名「レッド・ホット・チリ・ペッパー」
大した活躍も見せれず、マヌケに再起不能になる。
その後は窃盗罪でSPW財団に刑務所に連れて行かれたが
最後の最後まで「俺はCOMPLEXじゃない」と言っていた。

280 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/19(土) 23:48:39.42 ID:eTHOFRnJo
―――――――――――――――――――――その後

親父「バイバーイ」

SPW財団職員「では、行きましょう」

康一「あれから億泰さんと形兆さんの親父さんは
   SPW財団の人に連れて行かれた。」

康一「どうにかして治療法を探してくれるそうだ。
   それを見届ける形兆さんの姿は嬉しそうでもあり
   どこか悲しそうだった。」

康一「でも、億泰さんが話しかけると『何でもない、帰るぞ』と
   仗助くんにお礼を言ってから帰っていった。」

康一「そして、僕らは・・・」




仗助「よーし、じゃあ俺たちも帰るか。」

康一「そうだね・・・ン?何か忘れてるような・・・あーッ!!」

仗助「ン?何かって何を・・・ゲーッ!!」

仗助&康一「「学校忘れてたァーッ!!」」




康一「・・・遅刻して怒られてしまったのだった・・・」

仗助「チャンチャン・・・」
281 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/20(日) 00:10:12.33 ID:zmP9q6Gzo
〜玉美戦〜

康一「自転車買って貰って浮かれて飛ばしてたら猫引いて
   お金取られちゃった!」

億泰「カツアゲした奴ムカついて殴ったら金取られた!
   あとコイツスタンド使いだった!罪悪感で体重いッ!」

仗助「でもコイツが猫って言ってたのはおもちゃと血糊だった!
   あと殴った後のケガも治したからスタンド能力は解除されたッ!」

玉美「ムカついたから金の端っこだけ残して
   銀行で変えて貰えるほう盗んだらいつの間にか消えてた!」

仗助「ほらよ、治しておいたぜ」

康一「ありがとう!」

億泰「ところで康一、オメーのスタンド生まれてるぞ」

康一「あ、ホントだ」

玉美「ムカついたから康一の親と姉に嘘ついて金巻き上げちまえ」

仗助「今朝康一くんがコイツにカツアゲされてましたよ」っ写真

母「なんと」

玉美「康一君の財布と僕のサイフが入れ替わってました
   中には50万入ってました康一君に返してもらうように言ってください」

母「うちの康ちゃんはそんな事しません」

玉美「え」

姉「帰ってくださいケーサツ呼びますよ」

玉美「ちょ」

―――――――完

〜間田戦〜

玉美「康一殿がケーサツにだけは
   言わないでおいてやるって見逃してくれたから
  改心しました」

仗助「マジかよ」

玉美「あとこの間田ってやつはスタンド使いらしい」

仗助「しってた」

玉美「ちょ」

仗助「ロッカー開けちゃえ」パカ

サーフィス「パーマン知ってる?」

仗助「知ってる。面白いよね」

サーフィス「マジかよ」

仗助「あとビスコッて旨いよな」

サーフィス「お前とは話が合いそうだ」

―――――――完
282 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/20(日) 00:10:38.31 ID:zmP9q6Gzo
今回はココまでです

次回、由花子登場
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/20(日) 00:56:41.99 ID:VF2Yg8AB0
平和っていいな
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 04:12:40.85 ID:C/3YSGqhO
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/20(日) 05:47:04.51 ID:5gbViz2wo
乙ー
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 07:11:46.52 ID:zv7uf7IbO
まあ玉美と間田はな……
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 09:16:53.67 ID:ZHEgdBT2O
なんでやBEMYBABY名曲やろ!
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/20(日) 16:26:14.87 ID:ccuwyk3a0
はしょりすぎだろww
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 17:14:50.71 ID:YfRhNrgT0
一分半で振り返ったかのような感じだ
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/20(日) 22:39:53.82 ID:/3W0VtSA0
サーフィスはさすがに草
291 : ◆xyu6XHhWlc :2016/11/24(木) 09:52:22.64 ID:vb/+CyJU0
明日の夜投下します
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/24(木) 22:11:33.40 ID:SaFYNvX6o
楽しみ
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/24(木) 22:21:48.01 ID:l+H6FpSVo
ビスコはナビスコが出してるのかと思ってた
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/25(金) 14:08:39.33 ID:lt+5ufAr0
平和だなぁ
295 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/25(金) 23:59:46.02 ID:2aYzW9ULo
投下します
296 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 00:33:13.69 ID:qRPSpCypo
仗助「え〜っと・・・由花子登場の前によォ・・・

(>>95でも言われていた)「吉良邸押し掛ければ終わるんだよな」

についてだが・・・実は数日前に承太郎さんと行ってみたんだ。

だが・・・」

――――――――――――――数日前

承太郎「ここか?その『殺人鬼』がとやらが住んでいる家は」

仗助「そうです、ここに入っていきました」

承太郎「偶然心の中を見たサラリーマンが殺人鬼だった・・・か」

承太郎「・・・お前が数年前の俺達とDIOとその手下どもとの戦いの際に
    居てくれたらどれだけ助かったことか・・・」

仗助「・・・?なんか言いましたか?」

承太郎「おっと、なんでもない。気にしないでくれ」

承太郎「・・・じゃあ行くぞ・・・」

仗助「ゴクリ」

スタープラチナ「オラァッ!」

クレイジー・D「ドラァッ!」

扉「俺のそばに近寄るなああーーーーッ」グシャッ

仗助「出て来いッ!!吉良吉影ッ!!」

シーン・・・

承太郎「・・・」

仗助「・・・ン?こ、こりゃどういうことだッ!?」

承太郎「・・・仗助、本当にここなのか?ただの空家の様に見えるぞ」

仗助「な、なんてこった・・・いったいどうして・・・?」

承太郎「・・・」

仗助(しまったァ〜〜〜〜今ので承太郎さんに能力がデタラメってばれちゃったかなァ〜〜〜)

承太郎「お前の能力がミスをする訳がない・・・としたら相手もスタンド使いで感づいて逃げた・・・と考えるべきか・・・」

仗助(なッ!?なにィ〜〜〜〜!?どんだけ信頼されてんだこの能力ッ!いくらなんでも信じ込みすぎだろーがよォッ!)

承太郎「仗助、そいつの顔は覚えているのか?」

仗助「あッ!ハ、ハイッ!」

承太郎「ならば、お前のクレイジー・ダイヤモンドでスケッチして見せてくれ。」

仗助「も、もしかして・・・」

承太郎「仗助「ジョセフ・ジョースターにそいつの居場所を調べてもらう」」

仗助「・・・ってことデスか?」

承太郎「・・・なるほど、お見通しってわけか。さすがだ」ニヤッ

仗助「ど、どうもっス・・・(なるほどッ!その手があったか!チリペッパーの時に見れなかったジジイの探知、気になってたんだよなァ〜〜〜)」

承太郎「だが、クレイジー・ダイヤモンドの読心術・・・とでも言っておくか
     回数が決まっているんだろう?むやみに使うのはよせ。
     (俺がクレイジー・Dの研究の時に使ってもらう分が無くなったら困る)」

仗助「す、すいませんッス、」

承太郎「とにかく、次そいつを見かけたらなるべく気付かれないように
     スタンドを出すんだ・・・お前は確かに親譲りの器用だ・・・だが
     見られてしまったら終わりだ。また逃げられるからな・・・」

仗助「ハ、ハイッ!」

――――――――――――――
297 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 01:03:02.35 ID:qRPSpCypo


仗助「・・・ということがあったんだ・・・」

仗助「いったい吉良は何所へ行ったのかは分からないが・・・
   絶対に見つけ出してやる・・・」

仗助「全員・・・は無理だが・・・犠牲者を最小限に抑えないとな・・・」

仗助「そうだ、明日だったな。由花子が康一に告白するのは・・・」

仗助「よしッ!康一も由花子も億泰に髪の毛を削り取られた女の子もだれも傷つけないようにするぜッ!」

―――――――――――――――――――――

康一「そッ!それって本当なのッ!?」

仗助「ああそうさ、俺グーゼン見ちゃったもんネーッ!」

仗助「億泰と同じクラスの女子、山岸由花子がお前に明日告白するって事をヨォーッ!」

康一「で、でもなんで仗助さんはそんな事をッ!?」

仗助「偶然だっての!最初は億泰の心を見ようと思ってたんだ。その時に目の前を由花子が横切ってよォー、
   いろいろわかっちゃったんだぜェーッ!」

康一「で、でもいきなり知らない女の子の事を好きになれだなんて・・・」

仗助「心配すんなッ!この仗助サンが他にも色んな事メモしといてやったぜッ!」

康一「ほ、ホントッ!?」

仗助「ああ!ええっとまず・・・『山岸由花子』
   スタンド名は『ラブ・デラックス』」

康一「ラブ・デラックスかァ〜〜〜素敵な名前の・・・スタンドッ!?」

仗助「悪用はしたこと無いらしいから安心しな、どうやら形兆に射抜かれてスタンド使いになったみたいだぜ」

康一「そ、そうなんだ・・・」

仗助「能力は「髪の毛を自由自在に操る」事。とてもパワフルかつ器用で、一晩でセーターを編めたり、紐を結べたり
   物を持ち上げられれるらしい。」

康一「一晩でッ!?す、凄い・・・」

仗助「さらに勉強全般が得意で料理も上手い。
   しかし怒ると もう一人の自分・・・とまでは行かないが
   人が変わってしまうらしい」

康一「変わるって・・・どんな風に?」

仗助「まぁ・・・チト怒りっぽく嫉妬深い性格になるみてーだ・・・
   他の女の子と話したらキレるだろうな」

康一「ヒェーッ!!おそろしいッ!」

仗助「しかし普段の性格は穏やかかつタフ。お前の好みじゃねーか」

康一「エッ!?な、なんで僕の好みをッ!?」

仗助「これもグーゼンさ、この前オメーの心見たときにチラッと見えただけさ」

康一「まったくもう・・・でも・・・
   ・・・穏やかでタフな性格・・・か」

康一「う・・・うれしいッ!」

仗助「気になってきたか?」

康一「う・・・うんッ!」

仗助「じゃあ明日、カフェ・れんか亭に呼ばれる筈だ、自然に話して由花子が切り出してきたらOK出せばいいさ」

康一「うんッ!わかった!僕頑張るよッ!」

キーンコーンカーンコーン

仗助「おおっと授業始まっちまう!!じゃ、しっかりなーッ!」

康一「ありがとうーッ!」


298 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 01:25:44.69 ID:qRPSpCypo
――――――――――――――実験室

学級委員(髪ガオンされた子)「え!?先週の水曜日裏の準備室ででタバコ吸ってた奴が居たって!?」

仗助「見間違いかも知れないですけどォ、火事にでもなったら危ないんじゃあねーッスか?」

学級委員「危ないに決まってるでしょッ!!許せない!明日ちょうど水曜日ね、とっ捕まえてやるわ!」

仗助「あ、それとついでに
    もしも引火したら危ないから
    ごみは今のうちに片付けた方がいいんじゃあないッスか?」

学級委員「それもそうね、手伝ってちょうだいッ!」

仗助「ウ、ウッス!」

仗助(これでよしッ!いぜん問題はなし!)

――――――――――――――放課後

仗助(だが・・・しかし・・・やっぱり問題はあったぜ・・・)

仗助(由花子は引き締まっててユーキとシンネンをもった顔の康一が好きって言ってたような・・・)

仗助(デレデレの康一を見てイメージ変えたりしないかなァ〜〜〜、ちょっと不安になってきたぞ・・・
   そしたら康一が大ショックをうけて俺嘘つきって思われるなァ〜〜〜(ジッサイ嘘つきまくってるケド))

由花子「・・・」トコトコ

仗助(おッ!由花子だ!ちょうどいいッ!!クレイジー・ダイヤモンドの能力で・・・)

仗助(・・・だあああーッ!!しまったァ〜〜〜〜ッ!最近周りから信頼されすぎてて自分でもその気になっちまったァ〜〜〜ッ!
    あれは嘘なんだってーのッ!!)

仗助(クッソォ〜〜〜ッ!ナサケネェェェーッ!!)

由花子「・・・」
299 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 01:30:05.46 ID:qRPSpCypo
由花子(コウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクンコウイチクン)
300 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 01:30:33.07 ID:qRPSpCypo
仗助「!?」ビクッ

由花子「・・・?」トコトコ

仗助「・・・?」

仗助(な、なんだったんだ今のは・・・?まさか本当に能力に目覚めたとか・・・?)

仗助(・・・まさかな・・・いくら由花子でもあそこまでとは思えないし・・・気のせい気のせい。)

仗助(・・・気のせいでありますよーに・・・)
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/11/26(土) 01:33:42.43 ID:h82JRaow0
出来ると思い込むことが大事だって言ってたし本当に心が読めるようになったのかな
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/26(土) 01:45:49.50 ID:QD8bn40Zo
クレイジーダイヤモンド頭がハート型だしできなくもないやろ
303 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 01:48:43.61 ID:qRPSpCypo
修正

学級委員「危ないに決まってるでしょッ!!許せない!明日ちょうど水曜日ね、とっ捕まえてやるわ!」×

学級委員「危ないに決まってるでしょッ!!許せない!明後日ちょうど水曜日ね、とっ捕まえてやるわ!」


――――――――――――――次の日
仗助「・・・お!」

億泰「・・・」トコトコ

仗助「一緒に帰ろうぜッ!億泰ゥ!」

億泰「・・・」ムッ

仗助「お、おいおいどうしたんだよそんな怖い顔してよォ〜〜〜」

億泰「なれなれしくすんじゃねーぞ東方仗助ッ!」

仗助「!?」

億泰「兄貴の事も親父の事も感謝してる。」

億泰「しかしッ!オメーとの決着はまだついてねーッ!」

億泰「いいかッ!?俺達は『トモダチ』なんかじゃあねーッ!『ライバル』なんだッ!敵同士だッ!!」

億泰「今テメーとつるんでるのは親父と兄貴の借りがあるからだッ!借りを返したら決着を付けるッ!いいなッ!?」

仗助「わ、わかったよ、そんなこえー顔すんなって!」

仗助「チェッ、なんだよ。せっかくクレイジー・ダイヤモンドで由花子を見たら
    康一に今日告白するって考えてたって言おうとしたのによォー」

億泰「な」

億泰「なんだとォーーーーーーーーーッ!?」

仗助「おおあっ!びっくりしたァっ!」ビクッ

億泰「お、おいッ!東方仗助ッ!そ、それッ!どこでするってのも分かったのかッ!?」

仗助「あ〜〜〜知ってるけどよォ、俺達『ライバル』だよなァ〜〜〜
   そんな馴れ馴れしくするのってどうなんだろうなァ〜〜〜」

億泰「おいッ!そこを何とかッ!俺達『マブダチ』だろッ!」

仗助「お、おまえ今さっき『ライバル』って言ったじゃあないか〜〜〜〜」

億泰「後に言うほうが正しいんだよダボがッ!俺がお前に言うときはな!」

仗助「わかったわかった!連れてってやるから落ち着けって!こっちだ!」

億泰「だがしかし・・・よりにもよって康一のヤローごときが・・・ううう〜〜〜HEEYYYYYYYッ!」オロロロォ-z__ン

仗助「そんなに泣くなって!ホラよ、ハンカチ」

億泰「東方仗助ェ〜〜〜ッ!お前ってイイヤツだなァ〜〜〜〜ッ!」グスグス

304 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 02:03:23.09 ID:qRPSpCypo
仗助「・・・で、それからどうなったかと言うと・・・」




由花子「はいあーん?」

康一「あ、あーん?」パク、モグモグ

由花子「・・・どう?おいしい?」

康一「・・・ウンッ!!とっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っても美味しいよ?」

由花子「良かった!嬉しいわッ?」

康一「ところで・・・由花子さん、僕ここの部分わからないんだ・・・」

英語の教科書「この文章を英語にしろッ!ぬへへへッ!」

由花子「大丈夫!ここはね・・・こうすると・・・あとは分かるでしょ?」

康一「本当だッ!凄いッ!」

英語の教科書「知ってんだよオオォォッ!英語の教師かうう・・・うう・・・
   うおお おっ おっ おっ オメーはよォォォォ」





仗助「・・・とか・・・あとは・・・」

康一「このセーターありがとうッ!スッごく嬉しい!」

由花子「ありがとう!・・・実はこれ、私とお揃いなの・・・」

康一「あッ!」

由花子「『スタンド使い』といい『セーター』といい・・・
   どんどん共通点が増えていって、由花子嬉しいっ!」

康一「僕もだよ由花子さんっ!」

由花子「康一くんっ?」

康一「由花子さんっ?」


仗助「・・・てな具合に・・・」

仗助「そして億泰は案の定・・・」

億泰「・・・」

仗助「考えるのをほとんど止めた状態に・・・ただでさえ回ってなかった頭がもっと回らずに・・・」

億泰「・・・ナンカ・・・ィッタカ・・・?」

仗助「いや、なんでもねーよ・・・」

仗助(これはなんとかして慰めるっきゃねーな・・・)
305 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 02:05:08.71 ID:qRPSpCypo
次回、億泰慰めパーティinトラサルディー
             &
      ジョースターがやって来る

の予定です
306 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/11/26(土) 02:06:26.24 ID:qRPSpCypo
あと由花子と康一のセリフの最後の?はハートです

うまく入力出来てませんでしたすいません
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/26(土) 02:32:19.35 ID:ZPwb9goDo
こんな平和でいいのかと不安になるくらい平和だな・・・
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/11/26(土) 04:41:27.27 ID:YH23QlGlO
乙ー
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/26(土) 10:19:32.26 ID:AvvNSRdj0
億泰涙拭けよ・・・(泣)
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/26(土) 15:20:09.64 ID:MQbnhYMDO
大丈夫だって、億泰君にだってモテ期は来るって
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/28(月) 08:06:10.11 ID:AHy98WcYO
この仗助は蓮見先輩を止められるのだろうか
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/11/29(火) 18:06:22.70 ID:P0btpERkO
これ、本当に予知能力目覚めつつあるな...ところで、露伴とはどう折り合いつけるんだ?
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/29(火) 19:31:12.99 ID:dZnYey+DO
とりあえずピンクダークの少年を康一から借りるなりして予習復習かな
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/01(木) 10:06:03.71 ID:3/8AKImB0
明日の夜投下します
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/01(木) 14:55:57.58 ID:9fYnovaDO
>>299
斜めに読むとウンチ
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/02(金) 08:19:14.78 ID:OnZlSQcRO
>>315
チンコもあるぞ
317 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/02(金) 23:55:53.74 ID:nQGk60eFo
投下します
318 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/03(土) 00:33:57.58 ID:0YjxGtfco
仗助「・・・アレから数日たったが・・・」

仗助「億泰は一向に立ち直りそうにない・・・」

億泰?「・・・」ヨタ・・・ヨタ・・・ヒョロ・・・ヒョロ・・・

仗助「それどころかしなびたモヤシみてーになっちまった・・・」

億泰らしき人「・・・だれが・・・っ!モヤシだ・・・っ!ダボ・・・っ!このダボが・・・っ!」

仗助「勢いも完全に無くなっちまった・・・どうしようか・・・」



「お?仗助に億泰じゃないか」


仗助「ン!その声はッ!」

形兆「久しぶりだなッ!仗助!」

仗助「形兆の兄貴サンじゃネーッスか!お久しぶりですッ!」

形兆「あれからSPW財団から連絡があってよォ〜〜〜〜〜、
   親父が少し話せるくらいになったから一度こっちに
   戻ってくるらしいんだ」

仗助「おおッ!それはハッピーでうれピーじゃネーッスかッ!」

形兆「そうだろ?だから親父に何か旨いもん食わせてやりたくってよォ
   いいシェフのいる店を探しているんだ」

仗助「なるほどォ・・・・・・ところで・・・」

たぶん億泰「・・・」ポケー・・・

仗助(あいつ家でもあんな感じなんスか・・・?)ヒソヒソ

形兆(ああ・・・いい加減立ち直ってもらわないと俺もめんどくさいんだ・・・)ヒソヒソ

形兆(帰ってきたらすぐ部屋にこもり、メシは部屋の前に置いておかないと食わないし・・・
    風呂に入ったと思いきや出てこないんで様子を見に行ったら、
    湯船に半分だけ漬かったまま3時間くらいボーッと過ごしてたり・・・)ヒソヒソ

仗助(それってメチャメチャ重症じゃネーッスかッ!)ヒソヒソ

形兆(なあ仗助よォ・・・お前のクレイジー・Dであいつの心を治すとか
    心を読む能力でピッタシの相手を探すとか出来ねーのかよォ・・・)ヒソヒソ

仗助(無茶言わないでくだせェッス!いくらクレイジー・Dでも心の傷は治せないッスよ!)ヒソヒソ

形兆(う〜〜〜むそうか・・・)ヒソヒソ
  
仗助(なんとかいい方法は・・・)ヒソヒソ

形兆(・・・そうだッ!)ヒソッ

仗助(どうしたんッスか!?)ヒソ

形兆(あいつは雰囲気に流されやすいところがあるからよォ〜〜〜〜
   それを利用してみるぜッ!)ヒソヒソ

仗助(流されやすい?)
   
形兆(ああ、あいつ昔大切にしてたプラモを自分で壊しちまって落ち込んでた時があったんだがよ、
   カワイソーに思って近くでやってた祭りに連れてってやったんだ。
   そしたらいつの間にかケロッと立ち直っちまって)ヒソヒソ

仗助(た、単純だなァ〜〜〜〜)ヒソヒソ

形兆(その時みたいにワイワイ楽しめる事をすればきっとあいつも立ち直れる・・・と思うんだが)ヒソヒソ

仗助(ワイワイ楽しめる・・・か・・・


 ・・・パーティーでも開いてみますか?)
319 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/03(土) 00:41:46.02 ID:0YjxGtfco
形兆(パーティー?)ヒソヒソ

仗助(慰めパーティー・・・って奴ッスよ。
   『嫌なこと全部忘れてみんなでワイワイ楽しもうッ!』
   って感じで・・・)ヒソヒソ

形兆(なるほど・・・億泰のことだ、ビンゴゲームとかでもやり始めた頃には
   立ち直っていそうだな)ヒソヒソ

仗助(中々イイアイディアだと思いませんか?)ヒソヒソ

形兆(ああ・・・ついでにそのパーティに親父を連れてきてもいいか?)ヒソヒソ

仗助(エエッ!?親父さんをッ!?)ヒソヒソ

形兆(SPW財団によると親父はゲームが大好きな性格になってるらしい・・・)ヒソヒソ

仗助(で、でもまだやると決まったわけじゃあ・・・






億泰「さっきから何ヒソヒソ話してんだ・・・っ?」
320 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/03(土) 01:22:15.94 ID:0YjxGtfco
仗助形兆「!!」ビクッ

億泰「まさか・・・俺には話せない話でも・・・?」

形兆「あ、いや・・・なんでもねえさ。今日の夕食の事についてだ、なあ〜〜〜?」

仗助「えッ!?あ!そうそうッ!」

億泰「・・・そうか・・・」

仗助(・・・なんで嘘ついたんッスか!?)ヒソヒソォッ!

形兆(億泰には親父が来週戻って来るって伝えてるんだッ!サプライズのつもりなんだッ!)ヒソヒソ

仗助(ちょ、ちょっとまってくださいよ?親父さんっていつ戻って来るんスか?)ヒソヒソ

形兆(・・・明日だ)ヒソ

仗助(な、ナニィーッ!?)ヒソヒソォーッ!?

形兆(だから今日は親父が好きそうなゲームとか探してたんだが中々見つからなくてよォ・・・)ヒソヒソ

仗助(ま、まさか明日までに億泰の慰めパーティと親父さんの歓迎パーティを用意してくれと?)ヒソヒソ

形兆(頼むッ!無茶な頼みだが、お前のパーティのアイディアが今頼りなんだッ!
   金なら出すッ!慰め・歓迎パーティとうまいレストランを用意するのに協力してくれッ!)ヒソォッ!

仗助(わ、わかったッスよォ!落ち着いてくださいッ!)ヒソォーッ

形兆(・・・本当にすまない、東方仗助・・・お前には感謝してもしきれない・・・)ヒソヒソ

仗助(いいッスよ・・・俺もあんなモヤシ億泰を見るのはイヤッスからね・・・)ヒソヒソ

形兆(じゃあ俺は店を探しに戻る、そっちでもいい店が見つかったら連絡してくれッ!)ヒソォ

仗助(ヘ、ヘイ・・・)

形兆「オーットモウコンナジカンダー、ソロソロイカナクテハージャーナジョースケー
   億泰、また家でな」

億泰「・・・おう・・・」

仗助「・・・」

――――――――――――――仗助の家

億泰「・・・じゃーな・・・」

仗助「・・・おう」


仗助「なんだかヒジョーにややこしくなって参りました仗助クンです・・・」

仗助「ええっとまず・・・億泰を慰めつつ形兆の親父を
  歓迎するパーティーを用意してさらに親父さんが好きそうなレストランを探す・・・」

仗助「クッソォ〜〜〜めちゃくちゃめんどくさいじゃあねーか・・・」

仗助「とりあえずパーティーはどこでするべきか・・・
   近くの空き地を借りてそこを会場にするb(とぉるるるるるるるるるるるるん

電話「とぉるるるるるるるるるるるん、るるるん」

仗助「承太郎さん・・・?」ガチャ

承太郎「仗助か?」

仗助「ハイ、そうですが・・・どうしたんスか?こんな時に・・・?」

承太郎「じつは・・・かなり不味い事になった・・・」

仗助「不味い事?一体何が・・・」

「・・・ジョースターだ・・・ジョセフ・ジョースターだ・・・」

仗助「!?ま、まさか殺人鬼にジョースターさんの事がバレたとかッ!?」

承太郎「いや、そうではない。だがジョセフ・ジョースターの事ではある。」

仗助「い、一体どうしたんスか!?」

承太郎「・・・」
321 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/03(土) 01:28:22.75 ID:0YjxGtfco
承太郎「・・・ジョセフ・ジョースターが明日急にこっちに来ることになった」

仗助「・・・え?」

承太郎「それも他の家族や友人をつれて」

仗助「ちょ」

承太郎「その中にはジョセフ・ジョースターの妻、スージーQもいる」

仗助「ま」

承太郎「さらに俺の母、ホリー・ジョースターや
    親父の空条貞夫まで来ることになった」

仗助「」

承太郎「そこでだ、お前に手伝って欲しいんだ」




承太郎「歓 迎 パ ー テ ィ の 準 備 を 」



仗助「」



仗助「」

322 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/03(土) 01:30:16.11 ID:0YjxGtfco
今日は短いですがここまでです、
眠かったので文章が変になってたら
すいません

関係は無いですが、ブックオフでPS版未来への遺産を買いました
1,950円でした
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/12/03(土) 06:08:15.66 ID:aTohonewo
乙ー
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/03(土) 08:00:26.03 ID:OOfscUtqO
(アカン)
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/03(土) 08:40:28.27 ID:jrd5AMG8O
ホリィさんにとっては弟になるわけか...
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/03(土) 11:15:31.91 ID:tisEQmhWO
複雑すぎて歓迎パーティどころじゃないだろww
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/03(土) 12:45:47.09 ID:wssE2IxP0
おつ

流石にこの人数じゃトニオきつくない?
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 14:18:29.19 ID:3FIpA9Et0
っておい
ホリー・ジョースターじゃないだろ
空条ホリィ
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 20:34:46.89 ID:xMdmeRj50
待ってます
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/04(日) 20:36:12.50 ID:xMdmeRj50
待ってます
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/09(金) 10:57:40.15 ID:rW9EFAvPO
まだ?
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/09(金) 14:36:22.64 ID:rf7aUP5A0
明日の夜投下します!
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/09(金) 16:01:53.87 ID:on9/5A5l0
コテ忘れてね?
334 : ◆xyu6XHhWlc :2016/12/09(金) 22:26:47.42 ID:rf7aUP5A0
失礼しました
335 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/10(土) 23:38:08.44 ID:PHpQRoodo
失礼いたしました、
>>321は空条ホリィでしたね、
ジョジョリオンとごちゃ混ぜになってしまいました・・・

今後は気をつけます。

336 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/10(土) 23:38:34.44 ID:PHpQRoodo
と、訂正もしたので投下します
337 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/11(日) 00:07:07.00 ID:qN040KpBo
仗助「」

承太郎「会場はSPW財団に用意してもらっている・・・
     今FAXで地図を送る。」

仗助「・・・ハッ!アッハイ!ワカリマシタッス!オフクロニハミツカラナイヨウニシマスッス!(世界が一巡し兼ねない早口)

承太郎「・・・?どうかしたか?」

仗助「い、いやぁ、なんでもないッスよ・・・実は・・・」

―――――――説明中

承太郎「・・・なるほどな」

仗助「だから・・・その・・・今どうしようか考えてたところナンデス・・・」

仗助「いい感じの会場と一流シェフ探しについて・・・」

承太郎「・・・仗助」

承太郎「良かったらその歓迎&慰めパーティ、
     こっちの会場で一緒に行わないか?」

仗助「えっ?い、いいんですかッ!?」

承太郎「お袋は大勢で楽しむのが好きでな・・・ちょうど億泰や康一くんにも
     招待状を出そうと思っていたんだが・・・一緒に行えば手間が省けるってもんだ」


仗助「あっ!ありがとうございますゥゥゥ〜〜〜ッ!」

承太郎「さて・・・残るは一流シェフについてだが・・・」

承太郎「俺も丁度探していたんだが・・・俺はこの町に来たばかりでな・・・あまり詳しくはないんだ・・・」

承太郎「仗助、お前に心当たりはないのか?」

仗助「ええっと・・・そうだなァ〜〜〜」

仗助(・・・!!そうだッ!なんで気がつかなかったんだろう!)

仗助「ハイッ!あります!一つありましたッ!」

承太郎「じゃあそのシェフに頼んで明日の朝、FAXで送られてきた地図の場所に来てくれ」

仗助「ハイッ!!了解したッス!」

承太郎「じゃあな」ガチャ

仗助「よしッ!最高に『感謝』ッて奴ッスよォ〜〜〜〜!こいつはァ〜〜〜〜ッ!」

仗助「悩みがいっぺんに吹っ飛んじまったぜェ〜〜〜〜ッ!」

仗助「さっそく形兆に電話しようッ!億泰が出ても明日までナイショにしとこ」

FAX「FAXヲ、『受信』シマシタ」

仗助「おおっといけねえ、FAXが来るんだった」

FAX「トコロデ、コウヤッテ シャベルト オレ 
   『C-MOON』 トカ 『ホワイトスネイク』ニ ニテネーカナ」ピーガガガガガ

仗助「・・・?何わけわかんねー事言ってんだ?壊れたのか?」

FAX(ヤベエwwwキコエテタwwwww
   ウハwwwテラヤバスwwwwww)

仗助「っとォ、地図が来たか」

仗助「・・・?何だコリャ?」

地図「港に赤丸」

仗助「・・・どうみても港だよな・・・?まさかとは思うが・・・豪華客船でパーティするとか?」

仗助「・・・まっさかなァ〜〜〜〜」
338 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/11(日) 00:27:11.90 ID:qN040KpBo
FAX「かたかな デ 喋ル きゃらッテ ホトンド ガ 外国人 ダヨネ」ピーガガガガガガ

仗助「・・・?なんだ、もう一枚送られて来たぞ?」

FAX(今度ハ 聞カレテナイ)ホッ

仗助「なんだなんだ承太郎さん、間違えて2枚送ってきちまったのか?
   ああ見えて意外と機械には弱いのかなァ〜〜〜〜?」

仗助「・・・!?」

仗助「・・・マジにやるのか・・・?コイツを・・・?」



ピーガガガガガガ
――――――――――――――

良平「・・・グォォ・・・zzz」

仗助「・・・お袋」

朋子「何よ仗助、今洗い物で忙しいの見て分からない?後にして頂戴」

仗助「いや・・・大した様じゃないんだ・・・お袋宛にFAXだよ・・・」

良平「zzz・・・ガァァ・・・」

朋子「FAX?後で読むからそこ置いといて」

仗助「・・・




『ジョセフ・ジョースター』さんからだとよ・・・」

良平「!」ピクッ

朋子「!?」ピタッ

ガッシャァン


良平「・・・仗助・・・今・・・何と言った・・・?」

仗助「・・・(ヒィィ〜〜〜〜だから嫌だったんだよォ〜〜〜〜)」

朋子「・・・・・・嘘・・・」

仗助「嘘じゃねーさ・・・この前お袋がジョースターさんと間違えたあの人
   (割愛しましたが間田、玉美の間あたりで会っています)から送られてきたんだ・・・」

仗助「・・・明日の朝、日本に来るんだとよ・・・」

朋子&良平「!!」

良平「・・・ワシはもう寝るぞ」スック スタスタスタ

朋子「・・・」フルフル ワナワナ

仗助「・・・(本当に・・・良かったのか・・・?)」
339 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/11(日) 00:41:26.27 ID:qN040KpBo
仗助「・・・さてと・・・そろそろ行くとするか・・・
   ・・・トニオさんの所に・・・」

皿「・・・」チーン

――――――――――――――

ダイジェスト

トニオ「イラッシャイマセ もうすぐ閉店の時間ナノデ
    ラストオーダーは(ry」

仗助「あなたスタンド使いでしょ」クレDブォン

トニオ「初メテ会ッタ でもナンデ分かったンデスか?」

仗助「俺頭の中読めるんだ」

トニオ「まさか頭の中のレシピまで読んでマセンよネ」

仗助「読めませんでした」

トニオ「ならイイデス」

仗助「かくかくしかじか」

トニオ「ワカリマシタ、お任せ下サイ」

――――――――――――――

仗助「シェフと会場見つけたよ」

形兆「すげえ」




ダイジェスト終了

――――――――――――――

仗助「・・・」

FAXの手紙「今から送る紙はジョセフ・ジョースターが書いた
       ・・・いや、書かされた手紙だ。それをお前のお袋に見せて、
       明日会場に連れて来てくれ・・・スージーQお婆ちゃんが
       どんな顔か見たいらしい・・・見るだけなわけないだろうがな・・・
       お前は何かあった時の為に全力でお前のお袋を守るんだ
       また明日会場で会おう
 
       承太郎」

仗助「・・・今更だけど・・・凄く無茶なことをやってる気がするッス・・・」
340 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/11(日) 01:14:05.84 ID:qN040KpBo
そして、次の日・・・

――――――――――――――港

良平「まったく!どの面下げて会いに来ると言うんじゃッ!!
   アホたれのクソジジイめがッ!!今のワシのテンショんは新人時代に戻っておる!
   あいつの顔を見た次の瞬間ッ!ケリを叩き込んでやるッ!」

朋子「・・・ジョセフ・・・」

億泰「一体なんだってんだ・・・っ!こんな所で待てなんて・・・っ!
   俺は借金もしたことなけりゃ・・・っ!誰かの保証人になったことも・・・っ!
   ベンツのタイヤに穴を開けたこともないぞ・・・っ!
   もしギャンブル豪華客船なんかが来ても・・・っ!俺は乗らない・・・っ!」

康一「もう、誰もそんなこと言ってないし、仗助さんがそんなことする訳ないでしょ!」

形兆「そうだ、もうしばらく待っててくれ。」

由花子(億泰の奴・・・なぜ変な喋り方なの・・・?)

間田「いったい何が始まるというんだ・・・?」

玉美「ヘッキシッ!ウウ〜〜〜ッ!もう春だってのにさぶいなァァ〜〜〜ッ!ブルブルッ!」






ブォォォーーーッ




億泰「やっぱり・・・っ!仗助・・・っ!あいつ・・・っ!」

康一「す、凄い・・・」

形兆「なんとこりゃ驚いた・・・」

間田「なっ・・・なにょ〜〜〜〜〜ッ!?」

玉美「ええッ!?な、なんだッ!?金持ちの観光客かッ!?」

良平「フンッ!」

朋子「・・・」




   バァーz_ン

   『 豪華客船 』

(ストレングスじゃないよ)


341 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/11(日) 01:14:33.92 ID:qN040KpBo

おーいッ!

康一「?今仗助さんの声が・・・」



船の上の仗助「おーいッ!ここだーッ!」

形兆「仗助ッ!」

間田「そんなところで何してるんだー?」

仗助「ちょっとパーティーの準備してたんだーッ!」

仗助(ジジイは不動産王だ・・・やりかねないとは思っていたが、まさか本当にやるとは・・・)

玉美「パーティーって・・・まさかその船の上でッ!?」

仗助「そうだーッ!今階段を下ろすぜーッ!」

ウィィィーン

康一「あ、階段が・・・」

コツ コツ コツ

承太郎「すまないな・・・待たせてしまった・・・」

SPW財団員「準備が整いました・・・お入り下さい・・・」

朋子「そっちに・・・そっちにジョセフがいるのねッ!」タタタッ

良平「あっ!おい!まて朋子ッ!」ドスドスッ

康一「由花子さん、僕らも行こうッ!」タタッ

由花子「ええッ!」タタタッ

間田「おいしい料理とかあるのかなッ!」テッテケテ-ッ

玉美「おッ!そりゃあいいぜッ!」ドスドスッ

形兆「億泰、お前の好きなパーティーだ、早く行こうぜ」

億泰「・・・わかった・・・」

トコトコトコ
342 : ◆xyu6XHhWlc [saga]:2016/12/11(日) 01:23:29.60 ID:qN040KpBo
今日はここまでです、

次回、

激闘!スージーQVS朋子

イタリア料理を食べよう

仗助、姉が出来る

帰ってきた布袋晃司

大興奮、空条貞夫&吉川寅泰

良いパパ駄目なパパ

こんにちはジョセフ・ジョースターさようならジョセフ・ジョースター

の7本です
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 08:42:34.35 ID:g02+AtaA0

盛りすぎ盛りすぎだから!
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/11(日) 13:44:24.95 ID:iRW4y3I00
幼徐倫はでるのか
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/12(月) 11:09:43.68 ID:7RNNQA7oO
BEMYBABYはジョースター一族まで巻き込むのか......
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/19(月) 07:44:05.54 ID:3KHDqJ5DO
しげちーはまだか
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/25(日) 09:24:59.11 ID:iUyvMxv+0
もうすぐ年があけるな
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/01(日) 19:31:42.86 ID:HBsd2H2f0
年明けたな
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/01(日) 19:33:35.18 ID:HBsd2H2f0
年明けたな
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/09(月) 22:40:48.79 ID:gI902iDz0
まだ?
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/01/13(金) 00:52:31.24 ID:fisOMjddo
はよー
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/13(金) 08:13:17.80 ID:LhKrlRowO
あくしろよ
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/15(日) 19:11:24.89 ID:wSy7vkI50
こういうのはエタりやすいがやはりそうか
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/15(日) 21:02:05.58 ID:A0stlrMS0
待ってます…更新
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/18(水) 08:06:59.93 ID:B3G6MxCwO
もう更新はないのか?
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/20(金) 08:12:38.90 ID:XZ/Mzyu/O
エタったな
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/09(木) 02:05:30.60 ID:fASF0bUl0
書く気がねえんならさっさと依頼出せよ
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/02/11(土) 06:58:50.88 ID:/y6by9ACO
まだ?
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/12(日) 08:26:33.84 ID:xVYFNoNe0
永久に待ってる
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/02/12(日) 11:36:27.08 ID:pyPTb29s0
書く気ないなら最初から立てるな
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/07(火) 13:49:42.11 ID:faFK6ceIO
はよ依頼出せやクソ>>1
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/09(日) 03:22:58.52 ID:nX9ZF0ghO
はよ
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/16(日) 23:52:44.10 ID:oR90QplbO
まだ?
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/04(木) 07:25:37.40 ID:S0ewCfxUO
はの
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/05/13(土) 04:56:50.13 ID:0p4QqVz5O
まだ?
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/06/11(日) 13:21:15.15 ID:nF3029Tzo
はよ
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/07/06(木) 15:35:50.13 ID:pcAZMrvfo
まだ?
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/12(水) 16:16:51.88 ID:7T6++Xys0
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/07/13(木) 02:08:45.33 ID:PZJIEEHzO
はよ
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/08/30(水) 03:28:01.19 ID:WLSvxlFiO
まだ?
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/27(水) 00:18:53.90 ID:CchUzQxxO
まだなのかね
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/12/31(金) 10:46:13.04 ID:KeFqTU0jo
まだ?
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