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吹雪「彼らこそはアベンジャーズ」
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151 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:36:39.19 ID:T3aw1g5h0
ジャーヴィス『・・・!』
ジャーヴィス『非常事態です。提督達の世界でも大艦隊の出現を感知』
ジャーヴィス『すでに通常の艦隊では太刀打ちできる勢力ではありません。あなた方の出動を要請しています』
トニー「いくらなんでも早すぎる・・・」
スティーブ「二手に分かれて向かうぞ。僕はこちらの世界の敵を相手する」
152 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:37:46.39 ID:T3aw1g5h0
ブルース「僕の・・・出番か?」
トニー「いいや、バナーは明石と一緒に装置を見ておいてくれ。戦闘は僕が引き受ける」
トニー「頼んだぞ」
明石「は、はい!」
バナー「わかった、ここで装置とおとなしくしてるよ」
153 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:38:29.91 ID:T3aw1g5h0
フューリー『バートンがもうじき戻ってくる。ジャーヴィスと連絡を取って、戦況しだいですぐにどちらかに向かわせよう』
スティーブ「わかった」
スティーブ「提督、君の所の艦娘を少しばかり貸してもらうぞ」
提督「もちろんだ、指揮は任せる。俺は俺達の世界で戦う。そちらのチームから一人借りても問題ないか?」
スティーブ「ああ、君に指揮を執ってもらおう」
スティーブ「加賀!吹雪!赤城!ソー!君たちの力を貸してほしい。僕についてきてくれ!」
提督「長門!金剛!木曾!スターク!俺達は向こうの世界で戦うぞ!」
「「「「「了解!」」」」」
154 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/09/24(土) 23:50:11.09 ID:T3aw1g5h0
今回はここまでです
独自設定、解釈がどんどん多くなっていってます。受け付けられない方がいたら申し訳ありません
まったく本編と関係ない話ですが、東京ゲームショウに行ってまいりました
その時にめちゃくちゃリアルなスパーダーマンのコスプレした外国人を発見し、思わず「AMAZING!」と呼びかけました
スパイディがspectacularと返してくれることを期待したらなんて返したらいいのかわからなくなったのか「I...I'm amazing Spiderman...」と驚いたような答えで返され
ちょっぴり微妙な空気の中一緒に記念撮影しました
彼にはいきなり申し訳ないことをしたなぁと今は反省しています
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/25(日) 00:19:56.38 ID:nKNKGl3g0
乙!
実際二つの世界が融合したらそれはそれで面白そう
設定上深海棲艦が出現したのはつい最近だし二つの世界の歴史も表向きはほぼ同じだからもし世界が統合された場合マーベル側の事件や出来事が歴史に組み込まれるだけで大局的にはそこまで影響はなさそうな気がする
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/09/27(火) 22:19:12.48 ID:ELS1sLM00
期待
157 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:36:11.94 ID:YJLx4qmV0
スタスタスタ...
ソー「あー・・・スターク・・・」
トニー「なんだ?」クルッ
ソー「その・・・悪かった・・・お前が犯人だと決めつけていた・・・」
トニー「別に?敵がペラペラ喋ってくれたおかげで弁明する必要はなくなったし」
トニー「今は敵がはっきりしたからな」
トニー「だがまぁ、お詫びがしたいなら今度アスガルド最高の酒でも貰うとするよ」
トニー「それじゃ」スタスタ...
ソー「・・・・」キョトン
ソー(あいつ・・・本当にスタークか・・・?)
158 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:36:58.60 ID:YJLx4qmV0
......
....
..
.
ヘリキャリア ???
ストラッカー「挨拶は済んだのか?ゾラ」
ゾラ『ああ、今から仕上げに向かう』
ゾラ『君も早いとこここから脱出したまえ』
ゾラ『もうすぐこの空飛ぶ要塞も落ちるからな・・・』
ストラッカー「すでに部下たちに脱出の用意させてある」
ストラッカー「コーヒーでも飲みながらここが落ちるさまを見てやるとするさ・・・」
ストラッカー「それでは検討を祈る」クルッ スタスタ...
ゾラ『・・・』
ゾラ『キャプテン・ロジャース・・・今こそ終止符を打とうじゃないか・・・』
159 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:38:13.16 ID:YJLx4qmV0
........
......
....
..
.
一時間後
艦娘達の世界 鎮守府 クインジェット格納庫
提督「さぁ、フューリー長官に座標は教えてもらった。全員乗り込む準備は出来たか?」
トニー「そう急かすなよ、女性は身支度に時間をかける生き物なんだから」
ザッ
木曾「俺がそんなもんに時間をかける女にみえるか?行くぞ」スタスタ
長門「支度は出来ている、次に必要なものは標的だ」スタスタ
金剛「艤装はすでにジェットの中デスネー?だったらもうall rightデース!」スタスタ
160 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:39:20.68 ID:YJLx4qmV0
提督「・・・で、なんだって?」
トニー「・・・それじゃ行くか」
パイロット1『クインジェット、ハッチ開きます』
ウィーン... ゴゥン
提督「よし、みんな乗り込め」
木曾「しっかし楽になったよなぁ、前は燃料ありったけ積んで目的地までありったけ時間かけて向かってたのに・・・」
トニー「今はコンパクトになった艤装を積んだジェットで目的地までひとっとび、中で着替えてあとは降りるだけ」
トニー「改めて僕に感謝・・・って?」
木曾「はいはい、スターク様様だな・・・」
161 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:40:04.54 ID:YJLx4qmV0
金剛「アレ?トニー?ジェットに乗らないノー?」
トニー「僕にはプライベートジェットがあるんでね」
金剛「oh! 忘れてマシタ!」
トニー「ジャーヴィス」
ジャーヴィス『Mk.11ミラーボール、Mk.Xモビーデックをそちらに送ります』
キィィィィィイ...
シュゴォォッ ガシャッ キュィーンッ ピピピッ
提督「何時の間に名前なんて付けたんだ?」ジャキッ ガコガコガコ...ガコンッ キリキリ...
トニー「愛着が湧くと思って僕が名付けた」ヴィーッ カシンッ ジャコンッ ヴィー... ギュルルッ...
ジャギィンッ!
カンッ!
トニー「いい名前だろ?」
提督「あー・・・ああ、そうだな」
パイロット2『システムオールグリーン。離陸します』
キュィィィィィィィイイ... グォォォオオンッ
ゴオオオォォォォ...
トニー「さて、追いかけるぞ」ダッ
提督「ああ!」ダッ
シュゴォォォォォッ キィィィィイイン...
162 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:41:00.60 ID:YJLx4qmV0
......
....
..
.
アベンジャーズの世界 ヘリキャリア内部 降下用ハッチ前
スティーブ「もうしばらくしたら降下地点だ」
スティーブ「全員準備はいいか?」
ソー「俺はいつでも問題ないぞ」
吹雪「私達もいつでも大丈夫です!」
スティーブ「よし、航空戦力は加賀と赤城に任せる。ヘリキャリアから直接航空機を飛ばしてやつらに制空権を取らせるな」
加賀・赤城「了解!」
スティーブ「ソーは敵のボスと思わしき奴がいたら優先的に攻撃しろ。君が攻撃のかなめだ。雷をみまってやれ」
163 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:41:58.45 ID:YJLx4qmV0
ソー「任せろ、今回も敵ではない」
スティーブ「僕と吹雪は海上で敵と戦う。全員戦闘準備!」
?「ちょっと待ったキャプテン、俺も連れいってくれないか?」
ザッ
赤城「・・・!」
赤城「バートンさん!」
クリント・バートン「やぁお嬢さん達、元気してたか?」
加賀「任務は終わったんですね?」
164 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:42:54.09 ID:YJLx4qmV0
クリント「ああ、ジャパニーズ接待ゴルフで上司の機嫌取りのはずだったんだが・・・」
クリント「18ホール18打で回った。的を外せなくてね」
クリント「それで帰れって言われてここに来たんだ」
赤城「あははは、バートンさんらしい冗談ですね!」ハハハ
スティーブ「任務が終わったばかりなのに悪いな」
クリント「なに、気にするな。いつものことだ」
クリント「ところで俺はどうしたらいい?指示をくれ」
165 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:43:27.12 ID:YJLx4qmV0
スティーブ「バートンは赤城、加賀と協力して敵航空機を出来るだけ落としてくれ」
クリント「了解だ。すでに奴ら用の矢とジェットを用意してある。行くならさっさと行こう」スタスタ...
スティーブ「よし、全員降下準備だ。ハッチを開くぞ!」
加賀・吹雪「・・・」ピピピッ
〔暗号メッセージ 受信〕
加賀・吹雪「・・・!」
166 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:44:26.38 ID:YJLx4qmV0
......
....
..
.
数分前 NY アベンジャーズタワー ラボラトリー
明石「ここでコンピューターとずっとにらめっこも暇ですね・・・」
ブルース「これも立派な仕事だ」
ブルース「僕は出来るだけ戦いには出たくないから・・・こういう仕事の方がホッとするかな」
ブルース「それに僕用の艤装は無いしね・・・裸だよ」
明石「・・・」
ブルース「君は元工作艦だと聞いた。失礼なことを聞くかもしれないが・・・」
明石「?」
ブルース「人間として生まれ変わる前の、工作艦だった頃の記憶はあるのかい?」
167 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:45:12.79 ID:YJLx4qmV0
明石「・・・」
ブルース「気を悪くしたらすまない・・・科学者として気になってね」
ブルース「軍艦の魂が人となった存在って言うのを・・・」
明石「・・・ありますよ、思い出そうとして思い出せるわけじゃないですけど・・・」
明石「夢とか・・・ふと何かがきっかけで思い出したりします」
明石「燃え盛る炎・・・次々と沈んで行く仲間の船たち・・・」
明石「しかも決まって思い出すのはトラウマな光景ばかりです・・・」
ブルース「そうだったのか・・・すまないな、暗い話をさせて」
明石「いいんです。そんな過去があるからこそ・・・私は今治せるものを出来る限り治してあげたい・・・」
明石「それだけです♪」ニコッ
168 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:46:03.04 ID:YJLx4qmV0
ブルース「君はとても清い心を持っているな明石、尊敬するよ」
明石「そんな褒めても何も出ませんよ?」エヘヘ
明石「あ、長門さんとなら・・・バナーさんと何かしら話が合うかもしれませんよ?」
ブルース「戦闘スタイルの話で?」
明石「まぁ・・・それもそうかもしれませんが・・・」
明石「長門さんも、大昔に大量の放射能を浴びているんですよ・・・原爆の実験で・・・1946年の事ですが・・・」
ブルース「・・・ビキニ環礁のクロスロード作戦か」
明石「ええ、その通りです」
ブルース「まえに長門とそのことで話をしたことがあるんだ」
ブルース「彼女は僕に同じ思いをしたのは一人ではないと同情し・・・慰めてくれた。とてもいい人だ」
明石「そうだったんですか・・・」
ブルース「最初は彼女から僕に話を・・・」
169 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:46:45.54 ID:YJLx4qmV0
ピピピッ ピピピッ
ブルース「!」
〔コンピューターにハッキングの恐れあり〕
明石「こ、これって!?」
ブルース「間違いない、ゾラだ!ジャーヴィス!」
ジャーヴィス『次元装置にアクセスされる前に締め出します!』
ブルース「明石、次元装置にアクセスされないようにファイアウォールの設定を今すぐ変え続けるぞ!」
明石「は、はい!」
フッ
ブルース「・・・なんだ?アラートが消えた?ジャーヴィス、もう締め出したのか?」
170 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:47:31.26 ID:YJLx4qmV0
ジャーヴィス『いえ・・・私が攻撃を始める前に自分から出て行ったようです』
明石「どういうこと・・・?」
ジャーヴィス『ゾラが侵入したのは装置ではありません』
ブルース「それじゃどこに侵入したんだ?」
ジャーヴィス『通信装置です、暗号化されたメッセージを確認しました。こちらの世界と向こうの世界に向けて合計三つの暗号メッセージが送られています』
明石「誰に送られたものなんです?」
ジャーヴィス『この端末情報は・・・Ms.吹雪Ms.加賀Ms.長門に向けて送られたものです』
明石「内容はなんですか!?」
171 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:50:47.85 ID:YJLx4qmV0
ジャーヴィス『暗号を解除します・・・メッセージ内容は五文字、複数の連続したランダムな文字の羅列による極めて複雑な暗号によって守られています・・・解除中・・・』
ジャーヴィス『暗号内容の一文字目を解読、画面に表示します』
〔H〕
明石「H・・・?」
ジャーヴィス『二文字目と三文字目、解読完了』
〔Y〕
〔D〕
明石「こ・・・これってまさか・・・」
ブルース「冗談だろ・・・」
ジャーヴィス『全暗号解読完了。メッセージを表示します』
ヴンッ
明石「・・・そんな・・・」
ブルース「はやくキャプテンたちに知らせないと・・・」
ブルース「彼女達が・・・みんなの命が危険にさらされるぞ!!」
172 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:52:12.85 ID:YJLx4qmV0
------------------現在 艦娘達の世界 クインジェット内部
ガシャンッ キリキリ... ガシンッ カシャカシャカシャ...
木曾「あれ?金剛いつもの盾はどうしたんだ?」
金剛「今回はトニーが新しい武器をsurpriseしてくれたノデ、ありがたく使わせてもらうことにしたネー!」
木曾「その背中のドでかい大砲か、羨ましいぜ。名前はなんて言うんだ?」
金剛「タシカ・・・ポンコツ・・・いや・・・プロット・・・いや・・・」
金剛「お、思い出せ無いデース・・・」
木曾「おいおい・・・ま、確かに名前は武器の威力には関係ないけどさ・・・」
木曾「うっし、もう目標地点真上だなパイロットさん方、ハッチを開いてくれないか?」
173 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:52:49.10 ID:YJLx4qmV0
パイロット1「了解、ハッチを開きます」
ウィィ... ゴゴゴ...
提督『全員少し待ってくれ、何かがおかしいぞ。レーダーに深海棲艦の反応がない』
木曾「何?やつらまた隠密技術を向上させたのか?」
トニー『いや・・・熱源、音波、生体反応・・・どれにも反応しない・・・』
トニー『たしかに変だな・・・』
木曾「ま、降りてみればわかるさ」
長門「・・・」ピピピッ
174 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:54:05.19 ID:YJLx4qmV0
------------------同時刻 現在 アベンジャーズの世界 ヘリキャリア
スティーブ「---------協力して敵航空機を出来るだけ落としてくれ」
クリント「了解だ。すでに奴ら用の矢とジェットを用意してある。行くならさっさと行こう」スタスタ...
スティーブ「よし、全員降下準備だ。ハッチを開くぞ!」
『メインハッチ、オープン。事故防止のため、職員は退避してください』
ゴゴゴゴゴ.... ビュォォ...
吹雪・加賀「・・・」ピピピッ
〔暗号メッセージ 受信〕
〔暗号解除〕
吹雪・加賀「・・・!」
赤城「さぁ、任務の時間ですね!参りましょう!」
175 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 22:58:13.50 ID:YJLx4qmV0
--------------------------------
〔暗号メッセージ 受信〕
〔暗号解除〕
長門「・・・!」
木曾「さて、任務の時間だ!降下するぞ!」
〔メッセージ表示〕
長門「ああ、任務の時間だ」
ジャキッ
木曾「長門?なにをし--------」
〔メッセージ表示〕
〔HYDRA〕
ズドォォォオオオオオンッ!!
176 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/01(土) 23:05:04.15 ID:YJLx4qmV0
今回はここまでです
感想コメント、すべてありがたく読ませていただいています
そして、前作以上に話が長くなりそうです
もしよかったら最後までお付き合いください
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/01(土) 23:40:42.49 ID:0jgaEW1h0
乙!
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/07(金) 22:36:32.36 ID:BJ7FTALj0
まだかな
179 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:34:15.75 ID:QjavPKXY0
ヒュルルル...
ズガァァァァ...ン...
トニー「な・・・!?クインジェットが・・・墜落した・・・!?」
提督「そんな・・・!」ドシュゥゥゥゥッ
シュゴゴゴゴ...
提督「木曾!金剛!長門!どこだ!?どこにいる!?」バシャバシャ
提督(くそ・・・!炎がひどい!)
「う・・・うぅ・・・」
提督「木曾!金剛!大丈夫か!?今すぐ鎮守府まで運んでやるからな!」
木曾「ちが・・・ぅ・・・」
提督「今は喋るな!じっとしてろ!長門とパイロットは・・・!?」
金剛「テート・・・ク・・・逃げ・・・」
180 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:34:48.62 ID:QjavPKXY0
トニー「ジャーヴィス、彼女達のヴァイタルは!?」
ジャーヴィス『Ms.木曾、Ms.金剛ともに艤装は大破。命に別状はありませんが戦闘は不可能です』
ジャーヴィス『ですが、Ms.長門のヴァイタルが不明です。爆発してすぐに切断されました』
ジャーヴィス『FSシステムを起動しますか?』
トニー「敵が見えない以上それはまだだ。爆発の原因を調べろ」
ジャーヴィス『了解しました』
181 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:36:02.13 ID:QjavPKXY0
トニー(どのレーダーにも映らないのはおかしい・・・まるで中にあらかじめ爆弾が仕掛けられていたかのようだ・・・)
ピピピ...
ジャーヴィス『トニー様、バナー博士より緊急のメッセージが来ています』
トニー「こんな時になんだ・・・?」ピッ
トニー「バナー!こっちは今・・・」
ブルース『スターク!長門に警戒するんだ!』
トニー「バナー、どういうことだ・・・?それは・・・?」
ガラッ...
182 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:36:36.64 ID:QjavPKXY0
長門「・・・・・」バシャッ
提督「長門!無事だったか!彼女たちを運ぶのをてつだ-------」
ブルース『長門は・・・敵になにかされている!』
長門「ハァッ!」グアッ
メキャッ
提督「ぐぁああっ!?」ドギャッ
トニー「なっ・・・!」
183 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:38:52.56 ID:QjavPKXY0
ブルース『スターク!何があった!?』
トニー「長門が提督を攻撃した!一体どうなっている!?」
ブルース『くそ・・・こっちも手遅れだったか・・・』
トニー「バナー・・・キャプテンたちのところも同じ状況か?」
ブルース『ああ・・・明石が警告したが・・・もう遅かった』
ブルース『通信は途絶、今彼らがどうなっているかはわからない』
トニー「なんてことだ・・・」
184 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:39:38.97 ID:QjavPKXY0
長門「・・・」スッ
トニー「バナー、後でまた連絡する」
ブルース『わかった、無理はしないでくれ』
トニー「長門・・・聞こえてるか?ゾラに何かされたんだろう?」
トニー「君はあんなやつより強いはずだろ?君は誇り高きビッグセブ・・・」
長門「黙れ」ジャキッ
トニー「わかった、口説き文句は選ぶよ!」
長門「・・・」ジリ...
トニー(くそっ・・・本気で殺す目だ・・・)
トニー「・・・ッ」
トニー「動くな長門!動けば撃つぞ!!」つ キュィィィ...
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/10/10(月) 02:46:03.38 ID:fj7xrgkV0
期待
186 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:47:13.72 ID:QjavPKXY0
長門「撃てばいいだろう・・・」
長門「私には効かないがな!!」ズドォンッ!
トニー「ッ!」バシュゥゥウッ!
ヒュンッ
トニー「はいはい」ヴァゥゥンッ
ギィンッ
長門「人の話を聞かないやつだな・・・」
ジャーヴィス『非殺傷用リパルサーではダメージは与えられません!』
トニー「どうすれば彼女を正気に戻せる・・・」
ジャーヴィス『何か弱点はないか探してみます』
トニー「全く、我ながらとんでもないスーツを作ったもんだ」
ジャーヴィス『・・・!トニー様!』
ジャーヴィス『Ms.長門からロキの杖と酷似したエネルギー波を検知しました』
187 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:48:05.47 ID:QjavPKXY0
トニー「ロキの杖だと・・・?」
ジャーヴィス『以前にエージェント・バートンが洗脳された時のものと同じです』
ジャーヴィス『彼の場合は・・・』
トニー「頭に大きな衝撃を与える・・か」
トニー「単純明快でいいね」
ジャーヴィス『彼女に殴り合いで挑むつもりですか?』
トニー「いや?」
トニー「認めるのは癪だが、僕じゃ殴り合いで勝ち目はない」
188 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:49:14.79 ID:QjavPKXY0
トニー「・・・バナー」
ブルース『僕の・・・出番みたいだな?』
トニー「彼女と正面切ってなぐり合えるのは君しかいない。こっちに来てくれるか?」
ブルース『わかった・・・今すぐジェットの用意をする』ピッ
189 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:50:58.35 ID:QjavPKXY0
--------------------------------
明石「バナー博士、良いんですか・・・?」
ブルース「戦いが嫌だの言ってられる状況じゃないし、僕はアベンジャーズだ」
ブルース「それに長門を出来る限り助けてあげたい」
ブルース「ヘリキャリアの方には大勢のS.H.I.E.L.D.エージェントにソーもいる」
ブルース「キャプテンたちを信じよう」
明石「そういうことなら・・・あなたにちょっとした贈り物があります」ピッ
ブルース「・・・?」
190 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:51:43.33 ID:QjavPKXY0
ウイィ..... ガシャンッ
ブルース「これは・・・!」
明石「あなた専用の艤装です、私とトニーさんで作りました」
明石「黙っててごめんなさい!でも、いつか来る時の為にって・・・」
明石「戦いを強いるようで心苦しかったので・・・トニーさんにも言わないように頼んで・・・今まで秘密にしていました」
ブルース「そうだったのか・・・」
明石「これでみんなを助けてあげてください」
ブルース「・・・」
明石(う・・・やっぱり黙って作ったこと怒っているかな・・・)
ブルース「これは凄いな・・・ミズグモを元にして作ったのか?」
明石「・・・え?」
191 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:53:36.14 ID:QjavPKXY0
ブルース「金剛の盾と同じ材質・・・これなら僕が使っても壊れなさそうだ」
ブルース「そしてセンサーで感知した体重の分リパルサーエンジンを反対方向に噴出する仕組みか・・・」
ブルース「精密と頑丈を見事に両立させている実に優れた装備だ」
明石「あ・・・ありがとうございます」
ブルース「どうしたんだ?きょとんとした顔をして」
明石「お・・・怒らないんですか?」
ブルース「怒る?何に対してだ?」
明石「黙って勝手に作ったことです・・・」
ブルース「ははは、僕はそんな短気じゃない。むしろサプライズって感じで嬉しいよ」
ブルース「これが無かったら僕はバタフライしながら戦わなきゃならなかった」
明石「よかった・・・」
ブルース「それと明石・・・」
ブルース「僕は常に怒っている」ニッ
192 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 02:54:16.00 ID:QjavPKXY0
---------------------
トニー「提督、無事か?」
提督『一部システムがやられた以外はな』キュィィ...
提督『殺す気で殴られた・・・あいつは俺の右腕だっただけにだいぶショックだよ・・・』
トニー「いいか提督、長門は敵に操られている」
提督『でなけりゃ俺を裏切ったりしないだろうな』
トニー「今からバナーが応援にこっちにくる。それまで僕等で持ちこたえるぞ」
提督『了解だ』
193 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 03:00:10.29 ID:QjavPKXY0
長門「時間稼ぎのつもりか?」
トニー「まぁね、それが任務だ」
トニー「それに・・・彼女たちもそこまでやわじゃないさ」
トニー(このスーツの装備じゃ殺す気でかからないと時間稼ぎなんてとてもできない・・・)
トニー「やれやれ・・・これは君に使うためのものではなかったんだがな・・・」
トニー「ジャーヴィス、僕用の“艤装”を呼べ」
ジャーヴィス『了解しました』
ジャーヴィス『対深海棲艦用強化パワードスーツ“艤装”衛星より射出完了』
ジャーヴィス『間もなく到着します』
194 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/10(月) 03:09:51.78 ID:QjavPKXY0
今回はここまでになります。次回はおそらく来週の土日かそれ以降となります
更新がどんどん遅くなって申し訳ないです。だんだんリアルが忙しくなってまいりました
デッドプールがレンタル開始されました!みんな見ようね
そしてDCのリーグオブレジェンドもレンタル開始が間近です
DC、MARVEL共にドラマがどんどん増えてなおかつ面白くなってきました
面白い!面白い!ってドラマを借り続けてしまうと割ととんでもない出費になります(経験者)
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/10(月) 11:25:32.49 ID:dD34FaskO
乙!
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/10(月) 14:40:53.20 ID:gPiyQYug0
おつ
シビルウォー見るための予習としてアイアンマン3を借りてみたけど思ってたより面白かった
レギュラーマンのトニーが自作武器で敵地に乗り込むところが素敵
197 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 22:56:22.39 ID:UojlCxXz0
長門「そう易々とさせると思------」
キィィィィイ...
提督「おおおおおおお!」ィィィィイイイ!
ドガァッ!!
長門「ッ!」ズザザ...
提督「そう易々と邪魔させると思うか!?」
長門「それでこの長門の装甲に傷がつくとでも?」ジャキッ
提督「お前は昔っからそればっかだな!」
198 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 22:57:05.32 ID:UojlCxXz0
提督(渾身のタックルでも大した効果無しか・・・)
提督(少しでも時間を・・・)
提督「長門・・・俺達の事を思い出せないのか?」
長門「もちろん覚えているさ、提督が私との組手で一度も勝ったことがないこともな」
提督「そいつはどうも。だが・・・」
提督「モード!バトルシップ!」
ガシャンッ ガキンッ ギガゴゴ
提督「今回は違う」ジャキッ
長門「その諦めの悪い所も知っている」ジャキッ
199 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 22:58:34.55 ID:UojlCxXz0
......
....
..
.
暗号メッセージ受信直後 ヘリキャリア 降下用ハッチ前
〔HYDRA〕
ジャキッ
「!?」
赤城「加賀さん・・・?吹雪さん・・・?何を・・・しているんですか・・・?」
赤城「それは・・・敵に向けるものですよ・・・?」
赤城「武器・・・下して・・・?」
クリント「おい、どうしちまったんだ?」
スティーブ「赤城、吹雪・・・なんのつもりなんだ・・・?」
スティーブ「君たちに危害は加えたくない、冗談なら今すぐに武器をおろ---」
吹雪「・・・まずは指揮系統からダウンさせる・・・!」ダッ
ドガッ!
スティーブ「ぐあッ!」
200 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 22:59:38.29 ID:UojlCxXz0
ゴウッ!
赤城「ロジャースさん!!」
クリント「まずいぞ!キャプテンがハッチの外へ吹き飛ばされた!海に落ちるぞ!ソー!」
ソー「ああ!」ブォンッ... ブォンブンブンッ!
ソー「ロジャースを助けに-------」
ギリリ... バシュッ!
ドスッ
ソー「グッ・・・がっ・・・」ガクッ
加賀「させません」
201 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:00:23.82 ID:UojlCxXz0
クリント「ソーの肉体に刺さる矢だと・・・!?」
赤城「ソーさん!」
吹雪「・・・」バッ
赤城「飛び降りた!?」
クリント「違う!キャプテンを追ったんだ!」
クリント「赤城!航空機でキャプテンを助けてやれ!」
赤城「は、はいっ!!」ギリリ...
加賀「ここは譲れません」ギリリッ バシュッ
バシュッ
キンッ
加賀「!」
加賀(矢が空中で・・・)
クリント「無駄だ、お前の放つ矢は俺が全て叩き落とす」スチャッ ギリリッ
202 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:02:04.13 ID:UojlCxXz0
バシュッ バババババシュンッ
シュゴォォォォオオッ
キイイィィィィ...ン...
赤城「航空機、発艦完了しました!ロジャースさんを助けに行って!」
加賀「・・・」ギリリ... バシュッ
クリント「無駄だって・・・」
ババババシュンッ
シュゴォォォォォオッ!
ヴゥゥゥゥゥンッ!!
クリント「ちっ、戦闘機に変化したか!面倒だな!!」バッ
ズガガガッ
「ぎゃぁああ!!」
ズドォオンッ!
「逃げろぉぉおお!」
203 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:03:59.62 ID:UojlCxXz0
赤城「職員達が巻き添えに!!」
赤城「加賀さん!やめてください!」
クリント「一旦退避するぞ!」バシュッ
ブシュゥゥゥゥゥウ....
クリント「全員この煙に乗じて逃げろ!ソー!立てるか!?」グイッ
ソー「ああ・・・大丈夫だ・・・」ダッ
クリント「赤城!こっちだ!」
赤城「加賀さん!」
クリント「早くしろ!」ガシッ グイッ
ダッ
シュゥゥゥゥ...ゥゥ...
加賀「逃がしましたか・・・」
加賀「でも私の目的はこの船を空から落とすこと・・・いなくなったところで問題ないわ・・・」
加賀「さぁ・・・エンジンを破壊してきなさい!」ギリリ...
バシュッ
バババババシュンッ
グォオオオオオン...
204 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:05:10.14 ID:UojlCxXz0
--------------------------
クリント「なんとか撒いたか・・・」
赤城「・・・」
クリント「・・・加賀か?」
赤城「・・・」コクン
クリント「加賀があんなことする奴じゃないってのは俺もわかってるさ」ポンッ
クリント「ああなっちまったのに何か心当たりは?」
赤城「・・・S.H.I.E.L.D.の研究者たちに報告しに行った時に・・・なにかをされたとしか・・・」
クリント「なんだって・・・」
205 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:06:42.95 ID:UojlCxXz0
ソー「ロキの杖だ・・・」グリッ...
クリント「ソー!矢を抜くな!出血が激しくなるぞ!」
ズボッ
ソー「我々アスガルド人は体が丈夫だ、このくらい問題ない」ポイッ
クリント「そーかい、さすがは神様だな」
クリント「で、ロキの杖ってのは俺が洗脳された時のと同じやつか?」
ソー「ああ、おそらく裏切り者がいるはずだ」
クリント「全く・・・長官にさっさと報告しなきゃな・・・いや、もう知ってるか?」ピピピッ
クリント「ん?明石から通信?」ピッ
クリント「こちらバートン、用があるなら手短にな。こっちは今加賀に攻撃されている」
206 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:07:39.62 ID:UojlCxXz0
明石『そんな・・・もう手遅れでしたか・・・!』
クリント「何か知ってるのか?」
明石『長門さん、吹雪さん、加賀さんの端末に何かの合図のような信号が送られていて・・・それで・・・』
クリント「わかった、状況はおおむね把握した。こっちの状況を簡潔に話すから、スタークとフュ---------」
ズドォオオオオオオンッ!
「!?」
グラグラ...
クリント「しまっ・・・」ポロッ
ガシャッ
クリント「くそっ、無線機が壊れた!何だってんだ・・・?」
207 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:08:44.85 ID:UojlCxXz0
ソー「今の爆発は近いぞ!どこだ!?」
アナウンス『第三エンジンで大規模な爆発!繰り返す!第三エンジンで大規模な爆発!』
アナウンス『全職員は衝撃に備えよ!』
クリント「まずいぞ・・・加賀はこのヘリキャリアを墜落させる気だ!」
ソー「早く彼女を何とかして元に戻さないとな」
赤城「どうすれば・・・もとに戻るんですか?」
クリント「頭に衝撃を与える」
赤城「え・・・えっ?」
クリント「俺も一度ああなったことがある。そんときは・・・手すりに頭をたたきつけられたら治ったんだ」
クリント「そこまで手荒な真似はしたくないが・・・」
ソー「とりあえず加賀の頭に何かしろの衝撃を与えないとな」ブンッ
赤城「・・・」
赤城「本当に・・・ごめんなさい・・・」
クリント「?・・・なんであやまるんだ?」
赤城「私のせいなんです・・・私があの時引き留めておけば・・・こんなことには・・・」
クリント「・・・」
赤城「私は・・・加賀さんを傷つけたくない・・・でもここの人たちと加賀さんを助けたい・・・」
赤城「どうしたらいいかわからないんです・・・」
208 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:12:27.75 ID:UojlCxXz0
クリント「・・・いいか赤城」
クリント「よく聞け、俺を見ろ」
赤城「・・・?」
クリント「誰のせいだとか、行ってる場合じゃないぞ」
クリント「なんたってこの通り、船が墜落しかけてるんだからな。千人単位の命が危ない」
クリント「おまけに殺人ラジコン飛ばす人間サイズの軍艦相手にこっちは弓と矢、まともな状況じゃない」
209 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:13:31.23 ID:UojlCxXz0
クリント「俺は戦う。仕事だからな」
クリント「君が何をしたとか・・・関係ない。加賀を攻撃できるかどうかも関係ない」
クリント「償いたいなら行動しろ。それもとことんやれ」
クリント「ここに残ってもいい、後で迎えに来させる」
クリント「だが君ならやれるはずだ、赤城」
クリント「なぜなら・・・」
クリント「君はアベンジャーズだからだ」
210 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:22:16.12 ID:UojlCxXz0
>>208-209
の会話
アベンジャーズ2でのやりとり
映画の後半で自責の念に駆られているワンダにクリントが言い聞かせるシーン
このSSではところどころ変えてしまったが、映画版では最高に熱いシーンとなっている
ちなみによくネタにもされてる
211 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:23:54.90 ID:UojlCxXz0
赤城「・・・!」
クリント「話は終わりだ」スクッ
クリント「行くぞソー」
ソー「俺は船を攻撃している爆撃機を破壊する。お前は加賀の相手を頼む」ダッ
クリント「あいよ」
クリント「しっかしまたもヘリキャリアが落とされそうになるとは・・・」チキチキチキ...
クリント「しかも第三エンジンって俺がぶっ壊したところと同じ所かよ・・・」ジャキンッ
ザッ
加賀「案外・・・近くに隠れていたのですね・・・」
加賀「そのうち出てくると思いましたよ」
クリント「弟子を何とかするのは師匠の役目だからな」
加賀「そうですか」スチャッ
212 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:26:55.91 ID:UojlCxXz0
クリント「弓を構えるまでの時間が遅いぞ」サッ バシュッ
ヒュンッ
ガシッ
加賀「矢が私に届くまでの時間が遅いですよ。ピッチャーフライ取るみたいに簡単に受け止められましたよ?」ビィィ...ン
加賀「確かに矢なら私のCIWSには引っかかりません、ですが------」
クリント「・・・」カチッ
ズガァアンッ!
加賀「ッ!?」
加賀「げほっ・・・・そうでしたね・・・あなたの矢にはあらゆる仕掛けがあるのを忘れていました・・・」
213 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:29:01.12 ID:UojlCxXz0
クリント「あとちょっとしゃべり過ぎだな」
キィィィイ....
グォォォンッ
烈風X「」ヴゥゥゥゥンッ!
ズガガガガガガ....
クリント「ったく、ミニガンまで撃つとはその小さな戦闘機は何でもアリだな!」バッ
クリント「その矢俺にもくれないか!?」ギリリ... バシュッ
ヒュンッ
ズドォオンッ!
加賀「矢で戦闘機を撃ち落とすのは見事ですが・・・」
214 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:31:45.98 ID:UojlCxXz0
烈風Xs「」キィィィィン...
グ
ォ ォ ォ
ォ ォ ォ ォ
ォ ォ ォ ォ
ォ ォ ォ
クリント「はぁ・・・一体何機いるんだ・・・」
加賀「あなたの矢の数より私の戦闘機たちの数の方が多いですよ?全部打ち落とすつもりですか?」
クリント「確かに・・・だが俺にはとっておきの矢がある」
加賀「とっておきの矢?」
ザッ
赤城「加賀さん・・・私はあなたと戦います」スチャッ
クリント「仲間さ」
加賀「・・・今から折れるのが残念ですね」スチャッ
215 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/16(日) 23:44:16.83 ID:UojlCxXz0
今回はここまでです
次回の更新は未定です
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/17(月) 02:37:59.70 ID:/fE88lrm0
おつん
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/18(火) 04:59:58.44 ID:MiPWuCMAO
乙
原作から持ってきた改変セリフがいちいち熱いぜこのやろうw
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/19(水) 23:12:09.93 ID:jkdVlbbO0
期待
219 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 14:22:09.16 ID:8ibnc4zr0
......
....
..
.
-----------ヘリキャリア 墜落地点 スターク・提督VS長門
ジャーヴィス『ダメー...ジ・・・甚・・・大・・・』ザザッ
ジャーヴィス『残りエネルギー・・・』ザザッ
カシンッ
提督「ハァッ・・・ハァッ・・・」バシャッ
長門「どうした?マスクを開いて・・・スーツの中は息苦しいのか?」
長門「今にも沈みそうじゃないか」
提督「ぐ・・・」
提督(くそっ・・・手加減して戦える相手じゃない・・・・)
長門「さっきからミサイルの一つも撃たずに・・・情けないぞ」
提督「わからなくたっていいさ・・・後でわかるだろうよ・・・」
提督「俺達を殺してどうするつもりだ?後で用済みとして捨てられるのがオチだ」
長門「さぁな、私の知るところではない。光の導く先についていくだけだ」
長門「知っているのは・・・今ここでお前等は死ぬということだけだ」
220 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 14:34:06.83 ID:8ibnc4zr0
提督「・・・ふっ」
長門「何をわらっている?」
提督「確かに・・・俺は死ぬ。お前だって・・・死ぬ」
提督「皆いつか死ぬ」
長門「なんの話を・・・」
ガンッ ガゴッ ゴゥンッ ガキキッ
長門「・・・!!」バッ
ガシンッ
提督「だが今日じゃない」
キュィィィィイイイイ...
長門「・・・ずいぶんデカくなったな」
『“艤装”装着完了』
『参りましょうか』
トニー「みんな引っ込んでろよぉ!」ヴィーンッ ポポポポ...
221 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 14:36:17.66 ID:8ibnc4zr0
トニー「ジャーヴィス、第二ラウンドのゴングを鳴らすぞ」
トニー「盛大にな」つ ギュァァアアアアッ
ヴァァァァアアアアンッ!
長門「ぐっ・・・!」ヴァチッ
トニー「提督!今のうちに木曾と金剛を連れて逃げろ!」
提督「了解だ!ジャーヴィス!残りのエネルギーを全てスラスターに回せ!」
ジャーヴィス『了解しました』
提督「ほら、おぶされ!行くぞ!」
金剛「I’m Sorry...」
木曾「情けねぇぜ・・・」
ドシュゥゥゥゥウウッ!
222 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 14:43:00.15 ID:8ibnc4zr0
長門「・・・」
長門「これで私とお前の一対一か」
長門「言っておくが・・・殺す気で来なければ私は倒せないぞ!」バシュゥゥゥッ!
グアッ
トニー「なぁ長門、クロスカウンターって技知ってるか?」スッ
ガギンッ
長門「グハッ!」バシャァッ
ジャーヴィス『トニー様・・・洗脳されているとは言え女性の顔を思い切り殴りつけるのはどうかと思います』
トニー「仕方が無いだろ・・・頭に大きな衝撃を与えないとダメなんだからな」
トニー「そして、この場合女性だからって殴らなかったら男女差別になるんじゃないか?」
トニー「それとも殴ったらそれはそれで差別になるのか・・・・?」
ジャーヴィス『わかりませんが、これが正解でないことは確かです』
223 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:07:12.40 ID:8ibnc4zr0
>>222
この場合〜
映画「デッドプール」の中のセリフ
女性の標的を目の前にデッドプールが言い放つ
笑いどころである
224 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:09:17.63 ID:8ibnc4zr0
ググッ...
長門「・・・」グイッ
トニー「・・・長門?」
長門「・・・ペッ!」
ジャーヴィス『・・・トニー様』
トニー「・・・ごめんな?」
長門「やるじゃないか・・・」ジャコンッ キュィィィィイ....
トニー「Uh-oh...」
ズ ガ ァ ン ッ!!
トニー「ぐああああ!?」ビーッ ビーッ
バシャァッ ズザザザザ
トニー「・・・っぐ・・・ジャーヴィス、ダメージは?」
ジャーヴィス『胸部アークリアクターに軽度の損傷。想定の400%の攻撃です』
トニー「すごいな」つ ギュァァァァアン...
トニー(バナーはまだか・・・?早くしないと・・・どちらかが死ぬ・・・!)
225 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:11:27.82 ID:8ibnc4zr0
>>224
想定の〜
ソーとトニーが戦った時のジャーヴィスの言葉
ソーの雷攻撃を受けた後にこの言葉を発言するのだが、実は翻訳が間違っており、本当はジャーヴィス『power at 400% capacity(400%充電完了)』という意味
226 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:11:55.32 ID:8ibnc4zr0
......
....
..
.
トニーより上空3000m クインジェット内部
パイロットA「バナー様、目標地点上空に到着しました。ハッチを開けます」カチッ
パイロットA「パラシュートの着用を」
ブルース「・・・いいや、僕にパラシュートは必要ないよ。このまま飛び降りるさ」
パイロットA「わかりました・・・ハッチを開きます」カチッ
パイロットA(全く・・・いつ爆発するかわからない核弾頭を積んで飛んでる気分だぜ・・・さっさと終わらせて帰りてぇ所だ・・・)
ゴゥゥ...ン ビュォォォ....
ブルース(長門・・・)
227 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:16:04.72 ID:8ibnc4zr0
......
....
..
.
アベンジャーズと艦娘達が接触から間もないころ
長門「バナー博士・・・でいいのか?」
ブルース「ああ、もちろん構わないよ。どうかしたのかい?」
長門「あなたの過去を教えてもらった・・・大変だったのだな・・・」
ブルース「ああ・・・どうもありがとう・・・でも今の僕にはもう慰めはいらないよ」
ブルース「“もう一人の僕”が聞いてるかもしれないからね」
長門「私はむしろもう一人のバナーと話をしたい」
長門「なんてったって “ハルク(船)”・・・だからな」
228 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:17:09.69 ID:8ibnc4zr0
ブルース「やめておいた方がいい・・・話なんてきっと通じない」
長門「バナー博士・・・私もな、はるか昔だが・・・あの光に包まれたことがある」
ブルース「そうか・・・君はクロスロード作戦の・・・」
長門「ああ、今でもために夢に見る」
ブルース「ふ、僕と同じ経験を持てる人間がいるなんて思わなかったよ」
長門「私の知り合いでまだ他にもいるぞ?グループLINEを作ろうか?」フフッ
ブルース「ははは、それはいいね。すさまじい愚痴大会になりそうだ」
長門「違いない」ハハハ
229 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:17:56.16 ID:8ibnc4zr0
ブルース「・・・大体の人間は・・・僕を恐怖や憐れみをもった目で見てくる」
ブルース「慰めと優しさの目で見てもらったのはとても久々だよ。ありがとう長門」
長門「気にするな・・・私はあなたがその悲しい目をしないようになって欲しいと思っているんだ。今すぐにとはいかなくても・・・な」
長門「なぁに、あなたはヒーローなんだ。もう一人の自分に誇りを持てるようにきっとなれるさ」
ブルース「・・・」
長門「・・・人は勝手に呼び名を変えてくる」
長門「救世主か、破壊者か・・・肝心なのは・・・」
長門「自分がどちらを選ぶか・・・じゃないか?」
230 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:23:41.10 ID:8ibnc4zr0
>>229
人は勝手に呼び名を〜
映画ではないが、WORLD WAR HULKという原作のセリフ
とにかくハルクがヒーローというヒーローをド派手なアクションでぶちのめしていく痛快なストーリーとなっている
なぜそうなってしまったのか、この物語の結末がどうなるかは・・・
231 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:24:50.99 ID:8ibnc4zr0
......
....
..
.
パイロットA「いつでも降下できます。準備は出来てますか?」
ブルース「ああ、ここまでありがとう。ご苦労様だった」
ブルース「それじゃ、行ってくるよ」バッ
ヒュゥゥ...
パイロットA「マジで飛び降りていきやがった・・・ったく、不気味だぜ・・・」
パイロットA「こちらパイロットA、投下を完了した。今より作戦終了まで待機する」
----------------
ヒュルルルルルル...
ブルース(今度は・・・僕が君を助ける番だ・・・)
ブルース(この力を・・・仲間を救うために今こそ使おう)
ブルース(誇りを持って・・・自分で選択するために)
ブルース(今・・・たスケニ・・・)
バリッ バリリッ... ビキキッ
GRRRRR...
232 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:25:50.54 ID:8ibnc4zr0
--------------------------------------
ガンッ ガキンッ ガンッ ガンッ!
長門「ッ!ッ!!ッ!」ガンガンガンガンッ!
ジャーヴィス『アーマー耐久値残り40%。今すぐに対抗策が必要です』
トニー「胸にパワーを集めろ!一気に引きはがす!」◎ ギュァァ...
ジャーヴィス『チャージします!アーマー耐久値をディスプレイに表示!』
ガッ ガンッ ギンッ バキッ
〔アーマー耐久値残り35%〕
ジャーヴィス『ユニ・ビーム照射まで残り70%!』
長門「ハァッ!」ズガンッ ジャコンッ キュィィィィイ...
ガギィンッ ゴキンッ!
トニー「グッ・・・」
〔アーマー耐久値残り25%〕
233 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:27:01.16 ID:8ibnc4zr0
ジャーヴィス『ユニ・ビーム照射まで残り45%!』◎ ィィィィイイ...
ガンッガッガギンッ ゴッ ガンッ!
トニー(くそ!このままじゃ間に合わない!)
〔アーマー耐久値残り16%〕
トニー「まだか!」
ジャーヴィス『ユニ・ビーム照射まで残り10...』
長門「終わりだ」ジャコンッ キュィィィィイイ....
ドボォッ バギギ...
ヴゥ...ン...
トニー「なんだと・・・」
長門「今から打つと言わんばかりに光っている場所を攻撃しないわけないだろう?」ズボッ
234 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:28:24.69 ID:8ibnc4zr0
ジャーヴィス『中央アークリアクター破損。トニー様・・・ “艤装”から脱出してください・・・』
バシュッ
長門「案外あっけなかったな・・・スターク・・・」
トニー(・・・)
トニー(僕が兵器を使わずに殺されるか、彼女を殺すか・・・か)
トニー「させるな・・・長門・・・」
長門「これで本当の決着としようじゃないか・・・」
トニー「・・・」
トニー「ジャーヴィス、リパルサーエネルギーを殺傷レベルまで上げろ」
ジャーヴィス『本当によろしいのですね?トニー様』
トニー「ああ・・・」 つキュィィィィ...
長門「・・・」ジャキッ
235 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:33:19.33 ID:8ibnc4zr0
ォォォ...
長門「・・・?」
ヒュルルルル...
長門「何だ・・・あれは・・・?」
rraaaAAAA...
長門「・・・なるほど」
長門「お前が・・・“ハルク”か」
ハルク「GRRRAAAAAAAAAA!!!!」
ズ
ド
ォ
ォ
ォ
ォ
ン
! ! !
236 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 15:51:27.02 ID:8ibnc4zr0
今回はここまでとなります。次回は来週の土日あたりになると思います
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/23(日) 16:38:02.14 ID:TdKs5uhm0
乙
238 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/23(日) 18:08:20.18 ID:8ibnc4zr0
オマケ ハルクVSハルクバスター
https://youtu.be/2Q2rYhSECd0
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/23(日) 19:20:19.44 ID:LrNk5VDQ0
うまいこと原作のセリフを絡めてきやがって・・・
乙!
240 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/29(土) 20:47:44.94 ID:fF4/cUR20
......
....
..
.
ヘリキャリア 赤城・クリント VS 加賀
ズドォォ...ン...
ズガガガガ...
キィィィイイイン...
「消火しろぉお!」
「怪我人運ぶのを手伝ってくれぇ!」
「誰か助けて・・・」
「こっちを先に・・・」
機動部隊員 A(地獄絵図だ・・・)
機動部隊員A(こんなのどうかしている・・・なんでアベンジャーズが殺し合っているんだ・・・?)
機動部隊員 A(艦娘ってのは・・・別次元から来た侵略者なのか・・・?)
241 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/29(土) 20:48:20.94 ID:fF4/cUR20
--------------------------
ダンッ
ソー「爆撃機は全て破壊した。勝負ありだ」
クリント「加賀・・・周りを見てみろ。まだやる気か?」
クリント「それ以上傷つく前に諦めてくれ」
加賀「・・・」
赤城「ほとんどの爆撃機を外に出した時点で・・・勝敗は決まっていました」
クリント「よっぽどここを落としたかったみたいだな」
クリント「だがソーをなめすぎだ。あいつは爆撃機程度じゃ止められない」
242 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/29(土) 20:48:48.40 ID:fF4/cUR20
加賀「なら、あなた方を抹殺してから直接墜落させます」スチャッ
流星X「」キィィィイイイ....
ズドォンッ
加賀「ッ・・・!」フラッ...
赤城「加賀さん・・・これ以上させないで・・・!」
クリント「・・・」
クリント(まずいな・・・艤装による保護のせいか頭に攻撃を受けても人格が戻らないぞ・・・このままじゃ・・・戻る前に加賀が死ぬ・・・)
クリント(なにかいい手は・・・)
243 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/29(土) 20:49:16.34 ID:fF4/cUR20
加賀「・・・」ググッ...
加賀「・・・赤城・・・さん?」
赤城・クリント「・・・!」
ソー「・・・何か様子がおかしいぞ・・・少し待----」
赤城「加賀さん・・・!よかった・・・!」ダッ
ソー「よせ!近づいては------」
ドスッ
244 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/29(土) 20:49:56.12 ID:fF4/cUR20
赤城「・・・ッ!」
クリント「腹に矢を・・・赤城!!」
加賀「・・・無謀すぎます。赤城さん」
ガシッ
加賀「!」
赤城「ソー・・・さん・・・あなたの雷なら・・・加賀さんを元に戻せるはずです・・・」
ソー「お前ごと撃てというのか!?」
245 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/29(土) 20:51:33.99 ID:fF4/cUR20
クリント「加賀ならまだしも!腹から出血しているお前が喰らったら命に係わるぞ!」
赤城「信じて・・・!」
ソー「・・・」
ソー「・・・お前は真の戦士だ・・・赤城」ヴァチッ ヴァチチチ...
クリント「・・・」
ヴァリリッ... ゴロゴロ...
加賀「放しなさい・・・!」グッ ググッ
赤城「加賀さん・・・最後までとことん付き合いますよ」
カッ
246 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/29(土) 20:57:26.25 ID:fF4/cUR20
>>245
最後までとことん
映画キャプテンアメリカ2の名言
両親が死に、悲しみに暮れていたスティーブを元気付けるためにバッキーが言ったセリフ
二人の友情の強さがわかるセリフである
247 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/10/29(土) 20:59:25.11 ID:fF4/cUR20
今回はここまでです。
またも短くなってしまい申し訳ありません
リアルがもう少し落ち着いてから続きを投下したいと思います
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/10/30(日) 09:39:34.48 ID:H6TVNi5ho
おつ
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/04(金) 15:32:39.00 ID:YCeCcwtw0
乙
250 :
◆Ua1M3q7gGI
[saga]:2016/11/19(土) 21:20:32.33 ID:UPUkclY+0
......
....
..
.
トリスケリオン 長官執務室
ニック「スターク、提督から報告を受けた。状況はどうなっている?」
トニー『終わったよ・・・彼女をなんとか正気に戻した』
トニー『今はバナーも長門も・・・大人しくしている』
ニック「長門の様子は?」
トニー『ダメージはあるが・・・彼女なら乗り越えるさ』
ニック「・・・誰かを殺めてしまったのか?」
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