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悟空「オラの?」緑谷「ヒーローアカデミア!」爆豪「No.4」
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174 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/15(火) 20:56:25.38 ID:GhRPzuFmO
緑谷「………」
スタスタ…
緑谷「………君は……」
緑谷「君は一体何者なんだ?」
緑谷「幸愛さん」
結美「……?」
結美「あ、さっきの人!」
結美「恋話の続きしに来たんだね」
緑谷「御託はいい。質問に答えてくれ」
結美「つれないなぁ」
結美「何者って…そうだな」
結美「貴方のファンよ、ファン」
緑谷「ふぁん?」
結美「そ」
結美「貴方はやっぱり私の思った通りの人だったわ」
結美「今日1日見て分かったわ」
緑谷「……そうだよね」
緑谷「1次試験の前からずっと見張ってるからね」
結美「えへへ…バレてたかぁ」
緑谷「……なんで僕を追ってる?何が目的なんだ?」
結美「だから…もう何度も言ってるでしょ?」
結美「それとももっとはっきり言った方がいいのかな?」
緑谷「?」
結美「…………」
結美「私は貴方の事が好きなの」
緑谷「……!?」
175 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/15(火) 22:43:43.87 ID:GhRPzuFmO
結美「必死になって皆を助けようとする」
結美「貴方のそんな姿が好き」
結美「世界一格好いい」
緑谷「な、な…」
結美「貴方の顔も…体も…」
結美「全部綺麗」
結美「一瞬で虜になっちゃう」
緑谷(こ、これはあれなのか?世に言うあれなのか?)
緑谷(こ、ここここっこっくっこここっ…)
結美「……もしかしてされるのは初めてなのかな?」
結美「えへへ…緑谷君の初めてもらっちゃった…」
緑谷「…っ……」
雨良<………
雨良(こいつモテるよなぁ……)
緑谷「だ…だってさっきっ…僕には好きな人かは居るって…」
結美「好きな人がいる人に恋しちゃいけないの?」
緑谷「っ…そ、それに…僕と君は今日会ったばっかりで…」
結美「初対面の人を愛したらいけないの?」
緑谷「いや…そのっ…」
結美「……」
緑谷「……///」
緑谷(そんなに見つめないでくれぇぇぇ!!)
結美「私だって貴方を想う気持ちじゃ誰にも負けないよ?」
結美「だから一緒に居よ?」
緑谷「え…あ…へ」
結美「私と付き合いたく…ないの?」
緑谷「っ…別に…そういう訳じゃ……」
結美「…そうだよね」
結美「好きな人の事すぐに諦めきれないよね」
緑谷「………」
結美「今きっと迷ってるのよね」
結美「心の中で想いを馳せている人…」
結美「貴方には2人いるもの」
緑谷「…………!」
緑谷(…そう…なのかな)
緑谷(確かに…八百万さん以外で…)
緑谷(もやもやする場面は何度かあった…………)
緑谷(かもしれない)
緑谷(…………)
176 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/16(水) 18:52:45.04 ID:z3EQaVG3O
緑谷「……そ、そんな簡単に決めていい話じゃ…ないと思う…」
緑谷「本当は嬉しいんだ…僕の事こんなに見てくれる人がいるんだって…」
緑谷「でも…僕…そういうのは…まだよく分からないというかなんというか」
結美「……?」
緑谷「えええっと…」
結美「つまり…OK……って事?」
緑谷「あ、いやそ
結美「やった〜〜!!」
結美「これから恋人同士ねよろしくね!」
緑谷「は、はい………?」
緑谷(なんか流された…)
緑谷(保留って選択は…なかったか)
緑谷(こ、恋人ってあれだよな?)
緑谷(つまり…一緒に手繋いだりしたりする…)
結美「…」スッ…
緑谷「ひゃび!?」
緑谷(お。女の子にこんな間近に…)
緑谷(しかも顔触られてる…)
緑谷(これは八百万さんの時と同じ……)ドキドキ…
結美「私が貴方をどれだけ愛してるか…」
結美「試してもいいんだよ?」
緑谷「え…」
結美「…」
緑谷(ちょっあ…顔近づけ…)
雨良(見たら負けだ見たら負けだ見たら負けだ)チラッチラッ…
拳藤「あっ、デク居た!」
緑谷「ぎゃぁぁぁっ!?」
拳藤「……どうしたの奇声上げて」
緑谷「い、いやいやいや!何でも?💧」
緑谷(キスされそうになった!み、見られたか!?)
拳藤「何してるかと思ったら…なんださっきの奴か」
結美「どーもどーも」
緑谷「け、拳藤さんはどうしたの?」
拳藤「ああ、ちょっと話したい事があって…」
拳藤「……取り込み中だったかな?」
緑谷「…あ〜うん…そういう訳でも…」
結美「おっと…もうこんな時間。そろそろ帰らないと」
緑谷「え」
結美「ごめんね〜本当はもっと話したかったんだけど…」
結美「また今度。ね」
緑谷「……う、うん」
結美「それじゃまたね出久君」
結美「一佳ちゃん」ニコッ
緑谷「……」スタスタ…
177 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/16(水) 19:43:15.91 ID:z3EQaVG3O
緑谷(ああ〜怖かった…)
緑谷(…ま、まぁ可愛かったけど…)
緑谷(……さっき紹介したから僕は良しとして)
緑谷(なんで幸愛さんは拳藤さんの名前知ってたんだ?
緑谷(………………)
緑谷(体育祭で準々優勝した人だもんな…)
緑谷(そりゃまぁ眼中に入らない訳ない…か)
拳藤「…………」
緑谷「拳藤さん?」
拳藤「……あ、どした?」
緑谷「何か少し今固まってたけど」
拳藤「ん〜ちょっと気にかかっただけ」
緑谷「…それで、話したい事って?」
拳藤「え…………あ〜……」
拳藤「…その……」
拳藤「あいつと何話してた?今」
緑谷「?」
緑谷「あいつって…今の?」
拳藤「……」
緑谷「あ…そ、そうだな…」
緑谷(あんな内容話せるか!!)
緑谷(な、なんて言えば誤魔化せるかな)
緑谷「その…仮免試験の話を…」
拳藤「ふーん……」
緑谷「………もしかして拳藤さんって…」
緑谷「幸愛さんと知り合いなの?」
拳藤「…ま、そんな感じのヤツかな?」
緑谷「へ、へぇ…」
拳藤「…………
…く…た」ボソッ
緑谷「?」
拳藤「な、なんでもないない!」
緑谷「ならいいんだけど」
拳藤「……そうだ!デク、今日一緒に帰らない?」
緑谷「へ?」
拳藤「いや〜何だ…」
拳藤「試験終わりでパーっとなんかしたいっつーの?」
拳藤「どうよ」
緑谷「…僕は構わないよ?」
拳藤<どっか喫茶店寄ろか
緑谷<イイネ
178 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/16(水) 21:58:44.16 ID:z3EQaVG3O
「ええ…はい」
「1日見た限り特に怪しい様子は見えませんでした」
「あの人達もちゃんと仕事こなしてるみたいで安心しましたよ僕」
「それにしてもカッコよかったよ」
「特に最後不意打ち食らった所なんかさ…」
「最っ高に興奮した」
<………
<ああうん。とりあえずよく分からないけど
死柄木<そいつの声聞くと無性にイラつくから止めろ
緑谷「てへへ」
緑谷「そんなに似てたかなぁ」
死柄木<気味悪くなる位一致してるぞおい
死柄木<よくそんな血を集められたな
緑谷「たまたま良い具合に戦いを長引かせて傷つけてくれたんですよ」
緑谷「お陰で簡単に摂取する事に成功しました」
緑谷「これが緑谷君の体かぁ…」
緑谷<ここがこうなってあそこが…
死柄木「……JKってこんなもんなの?」
荼毘「俺に聞くな聞くな」
死柄木<…まぁ喜ぶのはお前の勝手なんだけど
死柄木<兎に角そっちが上手くやってくれてんならいいんだ
死柄木<安心したよ
緑谷「………」
死柄木<そんじゃ早くこっち戻ってこいよ
死柄木<こちとらテメェ待ちなんだからな
死柄木「じゃなきゃ折角来て下さった客様に失礼だろ?」
緑谷<あ、もしかしてもう来てるの?
死柄木「ったりめぇだ。お前がのんびり遊んでる間にもつ来ちまったんだよ」
「まぁそう急かすな」
「我々は特別これといって時間に追われる様な事はないからな」
「忙しい身だろう。焦らなくてもいいのだぞ」
死柄木「という訳だ。ま、堪忍袋が切れる前にさっさと帰ってこいってこった」
緑谷<らじゃー
トガ<それじゃ帰還しまーす
ピッ
死柄木「ったくあのメンヘラにも困ったもんだぜ」
荼毘「恋話したら1時間は止まらねぇからな」
死柄木<……したのか
179 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/17(木) 21:00:45.23 ID:17Cd3J+pO
塚内「……」
塚内「なんだい、急に僕を呼び出したりして…」
塚内「何か情報でもお探しかな?」
塚内「イレイザーヘッド」
相澤「……ご無沙汰です」
相澤「出来ればこの様な形でお会いしたくは無かったのですが…」
塚内「……仕方ないさ」
塚内「あれからヒーローも教師も辞職しちゃって…」
塚内「まぁあれだけの事があって責任が追及されないのもおかしな話だが」
塚内「…哀れなもんだ」
塚内「お互い苦労してるよ」
相澤「……」
塚内「………で、聞きたいのは例の?」
相澤「ええ」
相澤「マイクの死因について聞かせてくれませんか」
塚内「何度も言ってるだろう」
塚内「プレゼントマイクは刃物による刺殺」
塚内「揺るぎない事実だ」
相澤「本当にそうなんですか?」
塚内「何故疑う?」
相澤「……調べてたんですよ」
相澤「夏季合宿の間に」
塚内「夏季合宿の?」
相澤「あそこまでの事仕出かしておいてウチらが不在の時何も仕掛けてこないとは思っていませんでしたよ」
相澤「だから念の為ですが周辺の環境データをとっていたんですよ」
相澤「そしたらあら不思議」
相澤「……爆発以前からもう紫外線が他の場所と比べて強かった」
塚内「何が言いたい?」
相澤「塚内さんはわざと公表しなかったのでしょう」
相澤「当たり前です」
相澤「死因がバレたら途端に犯人が誰だか分かってしまう」
塚内「………!!」
相澤「マイクの本当の殺害方法は……」
相澤「感電死…………ですよね」
塚内「…」
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/17(木) 21:08:27.90 ID:mZELoNyH0
誰だ犯人は
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/17(木) 21:36:45.25 ID:GlxiDHLG0
上鳴じゃないことを祈るよ
182 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/18(金) 18:01:09.74 ID:wuLagocsO
塚内「……居たよな、金髪の子」
塚内「思い当たる節でも?」
相澤「……いえ」
相澤「実際他者でも可能な事ではあります」
塚内「…まぁそもそも内通者がやったという証拠すらないからな」
塚内「死因がどうとかでどうにかできる範囲じゃないだろう」
塚内「まぁだが…」
相澤「最低でも2人は怪しまれますよね」
塚内「………」
塚内「上鳴君と物真君か」
拳藤「〜」
拳藤「んまー///」
緑谷「そ、そう?なら良かった」
拳藤「ケーキ最高ー!」
モグモグ…
緑谷「……」
雨良<チーズケーキ♪チーズケーキ♪
緑谷(出費が)
緑谷「はぁ…」
拳藤「ねぇデク。これ何円だっけ」
拳藤「今日手持ち少ないからさ」
緑谷「え、僕が払うよ君の分も」
拳藤「え」
拳藤「ちょっ…悪いってそれは…」
拳藤「私が言い出しっぺなのに払わないって…」
緑谷「いいからいいから」
緑谷「今日のお礼も兼ねて」
緑谷「それに……」
緑谷「………いいや、なんでもない」
拳藤「???」
緑谷「気にしないで?」
拳藤「……あ、ああ」
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/18(金) 18:28:46.40 ID:ToqXiT960
モノマネが犯人か
184 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/18(金) 20:59:30.83 ID:1pAV61R10
死柄木「さてと…」
荼毘「…」
トガ「…」
死柄木「役者は揃ったみたいだな」
トゥワイス「…」
Mr.コンプレス「…」
黒霧「では早速始めましょうか」
ガーリックJr「敵連合の皆の衆ご機嫌様」
ガーリックJr「私はガーリックJrという者だ」
ガーリックJr「以後よろしく」
トガ「へー…魔人って聞いたからどんな化物かなって思ったけど」
トガ「案外チビなんだね」
トゥワイス「いや俺はイカしてると思うぜこのボディー!」
トゥワイス「耳もキモいし肌も緑だし気味悪い!!」
黒霧「なっ…貴様ら…」
ガーリックJr「ああ止せ止せ。大抵の奴は皆そう反応するさ」
ガーリックJr「まぁ普通はそんな事嫌でも言わんが」
ガーリックJr「貴様らからは恐怖が感じられない」
ガーリックJr「私がかつて神と対立したあの魔凶星人と知っておきながら尚平然とその様な態度を取れるとは…」
ガーリックJr「大した度胸だ。嫌いじゃない」
死柄木「とりあえず俺らと手ぇ組むって事は」
死柄木「あんたらだけじゃ手厳しい案件があるから手伝え……」
死柄木「そういうことだな?」
ガーリックJr「大体主旨は合ってるな」
ガーリックJr「正直私達だけで手が足らんことも無いが…」
ガーリックJr「…気になる情報を得たんでな」
ガーリックJr「恐らくこれは貴様らにとっても利益のある話だと思うぞ?」
死柄木「どういう事だ?」
ガーリックJr「我々はある『物』を探している」
Mr.コンプレス「物?」
ガーリックJr「その通り。地球上には決してない筈の物質だ」
荼毘「どういう事だ?」
ガーリックJr「その名を『太陰石』」
死柄木「?」
ガーリックJr「………この事実を聞けば、貴様らもこの石を欲しくなるだろうな」
ガーリックJr「これは……………………
185 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/19(土) 00:47:07.86 ID:FfBBQCg00
拳藤「…悪いなぁ奢ってもらっちゃって」
緑谷「いいよ…気にしなくて」
拳藤「後でちゃんと返すからな」
緑谷「い、いや…返す必要は…というか返したら…」
拳藤「?私が返しちゃいけない理由でもあんの?」
緑谷「……ないです」
拳藤「にしても彼処のケーキ美味しかった〜」
拳藤「次モンブラン食べたいな」
緑谷「……」
拳藤「…あたしさ…」
拳藤「実は友達誘って遊ぶって機会結構無くてさ」
緑谷「?」
拳藤「雄英ん時はさ皆A組に負けないぞーって張り切ってて内篭もりきりでさ」
拳藤「今思えばB組はA組程仲深めてなかったからこういう差開いたのかなぁ……って気もするんだ」
緑谷「…」
拳藤「…だから楽しかった」
緑谷「そっか………それを言ってくれるだけでも嬉しいよ」
拳藤「………とか言ってたら寮到着〜♪」
緑谷「今日はここまでか」
拳藤「んじゃ、また明日!」
緑谷「うん」
スタスタ…
緑谷「……」
拳藤「…」スタスタ…
緑谷「…………」
緑谷「待って!!」
拳藤「?」
緑谷「け、拳藤さん……」
緑谷「誕生日……おめ…でとう」
拳藤「……………」
拳藤「っ…まさかデク……」
緑谷「……その…昨日小大さんから聞いたから…」
緑谷「プレゼント…とかは用意できなかったけど」
緑谷「僕……クラスの皆に凄いお祝いされたから…」
緑谷「1番嬉しかった誕生日プレゼントだった」
緑谷「だから…その分皆に返そう……みたいな」
拳藤「…………」
拳藤「……誕生日ケーキ……貰ったの数年振りなんだよね」
緑谷「え?」
拳藤「ありがと…デク」
緑谷「…???」
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/19(土) 02:39:33.95 ID:8hAqdGzv0
いつか、キスされそうだな。デク
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/19(土) 03:45:43.10 ID:LqmxWOBYO
八百万とはしたんだっけ?
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/19(土) 08:34:43.00 ID:pYbGRrGA0
悟空に邪魔された
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/19(土) 08:50:26.30 ID:WDCneyDDO
sageろよ
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/19(土) 16:02:21.65 ID:eIOWqOQs0
追い付いた おもろい
191 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/21(月) 00:18:27.56 ID:VxAtS9+eO
今日はちょこっとだけ…
少々準備に手間がかかってしまった…
192 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/21(月) 01:32:34.94 ID:VxAtS9+eO
現在…9月中旬
残暑が激しいです
上鳴「………」
上鳴「あ、あぢぃ…」
切島「2学期始まってもう数週間経つってのに…」
切島「気温が下がる気が一向にしねぇ」
耳郎「それどころか…最近暑くなってきてない?」
八百万「地球温暖化ですか…恐ろしいですわね」ゴォォッ…
上鳴「あの…八百万さん?」
上鳴「できればその扇風機我々にもお貸しいただければ…」
緑谷「って言ってるし八百万さん…」
八百万「生憎全員分の機械を作る程糖分は残っておりませんので」
八百万「ほら、緑谷さん」ゴォォッ…
緑谷「あ、ありがとう…」
爆豪「何甘っちょれぇ事言ってんだテメェらは…」ダラダラ…
轟「俺が冷やしてやろうか」
拳藤「ったく…だらしねぇな」
拳藤「暑さぐらいでなよなよして!それでもお前ら男か!!」
土岡「ごめん女でいいや」
滑草「…」
香久山「風くらい自分で起こしなさい」
ゴォォッ…
上鳴(個性使ってるだけだろうに……)
上鳴「がぁぁぁっ!くっそ!これだから夏は大嫌いなんだよ!!」
峰田「何を騒いでいる上鳴氏」
上鳴「峰田!?」
峰田「夏が大嫌い?貴様それでもDKなのか?」
上鳴「テメェ今俺の事馬鹿にしたな!?」
峰田「ドン○ーコン○じゃねえよ!!」
峰田「いいか!?夏ってのはあれだそう!暑い!」
上鳴「だから何だよ!暑いから過ごしにくいつってんだろ!?」
峰田「いいや。違うね」
峰田「夏の醍醐味!それは!!」
瞬「はーい。きょうはすいえいでーす」ガラッ
上鳴 轟「」ガタッ
峰田「夏の季節にだけ与えられた特権よ」
緑谷(季節感無いなんて言えないなぁ)<今11g(ゲフンゲフン
緑谷「?」
香久山「………」
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/11/21(月) 02:17:42.49 ID:nMhhUgxL0
感電しそう
194 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/21(月) 04:35:28.98 ID:VxAtS9+eO
香久山「ここからは私のターンよ」
つー訳で今週中にはオリキャラ設定画を描く予定です
ヒロイン度々変わるからねこのSS
多分オリキャラいきなり出されてもヨクワカラネェ!って人が多いと思うから
せめてキャラのイメージは掴めてほしい
…………まぁ描き始めて1、2ヶ月の奴にエ○い絵を求められても……ねぇ?
可愛さは保証しない!!
ん?他のキャラ?
随 時 描 い て く (いつ描くかは言っていない)<制服のデザインとか決めてないから雄英verにするつもりだしウヘヘ
後まぁ…こっからサービス回なわけなんすが…
気が向いたら誰か描くかも?
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/21(月) 09:15:03.12 ID:yLoVBfC30
くっさ
196 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/21(月) 09:27:03.44 ID:VxAtS9+eO
>>195
オリジナルで厨二くさいのは自覚してる(´・_・`)
臭すぎて耐えれないなら見なくていいよ
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/21(月) 14:02:29.80 ID:yPIsRvb9O
これは絶対人生の黒歴史の1ページになると思うゾ
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2016/11/21(月) 14:42:43.13 ID:nOHS9pkP0
好きでやっているんだから黙ってろ。嫌なら閉じたほうがいい
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/21(月) 14:49:42.75 ID:UmIjoz/6O
どうせ自分の思った展開にならないから煽ってきてるガキだろ、冬休み近いしな
スルーすりゃいいわ
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/21(月) 17:08:40.54 ID:1vKh5PZgo
面白いから好きにやってくれ
201 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/22(火) 13:04:37.47 ID:XrgbkhvbO
上鳴「迂闊だった….!そうだ」
上鳴「本編でも取り上げられてなかったからこんなお楽しみイベントあるとは思わなかった」
峰田「とりあえずメタ発言はやめろ、な?」
切島「プールか…そういや今年海行ってねぇなぁ」
轟「事態が事態だったからな」
轟「今年の夏休みはワイワイやる暇はなかっただろ」
土岡「僕陸上専門なんですよ」
滑草「首の骨をへし折られたくなかったらさっさと来るんだな」
土岡「はい💧」
緑谷「土岡君は苦手なの?泳ぐの」
土岡「ん…まぁ、ね」
土岡「いや、自分が泳ぐ事自体はいいんだけど」
緑谷「………??」
耳郎(はぁ…憂鬱…)
耳郎(確かにこんなクソ暑い中水浴びできるってのはすごい嬉しいんだけど…)チラッ…
ボインボイン…
耳郎「…」ペタペタ
耳郎(こればっかりは白黒付いちゃうからなぁ…)
轟(ヤオヨロッパイが1つ、ヤオヨロッパイが2つ…ヤオヨロッパイがぁぁぁっ!?)
香久山「……」プルプル…
緑谷(どうしたんだろう…さっきといい、今といい)
緑谷(香久山さんの脚が震えてるけど)<武者震い?
瞬「それじゃ…まずきょうはクロールからいってみよか」
瞬「ほらならんだならんだ」
緑谷(水泳なぁ…中学までは全く泳げなかったけど)
緑谷(悟空さんのお陰で何とか解消はできたな…)
緑谷『%#\$*♪〆!?』ゴボゴボ…
悟空『そんなんじゃ水中でも戦えねぇぞ…』
緑谷(代わりに新たなトラウマが生まれたかもしれないけど)
瞬「でははじめるよ〜」
瞬「よーい…」
瞬「ドン」
ザバァァァッ!!!
緑谷「ふぅっ」
上鳴「」
物真(また1番乗りか…)<化物か
202 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/23(水) 13:28:57.33 ID:vIzF2tTTO
切島「っかー畜生!」
切島「また抜かされた」
緑谷「流石に蛙吹さんには敵わないけどね」
峰田「ぷはぁっ」
上鳴「お、峰田タイム上がったんじゃね?」
峰田「オイラがこの1ヶ月ただ腑抜けていただけだと思うなよ?」
峰田「バッチリ猛特訓してきたぜ」<必殺技もある
緑谷(……やっぱり1学期より皆気が大きくなったな)
緑谷(その証拠にタイムが3〜5秒縮んでる)
唯「お」バシャァアッ
峰田「お!?」ビクッ
緑谷「さてと…これで全……」
緑谷「?」
香久山「…」
緑谷「ありゃ?」
轟「おい…まだスタート地点にいる奴が1人…」
八百万「どうなさいました!?早く泳…」
滑草「無駄だ。言っても聞かないぞ」
土岡「はぁ…」
香久山「…」プルプル
タッ
香久山「……」バシャバシャ…
タッ…
「……」
タッ
香久山「……」バシャバシャ…
タッ…
(あ、そういう)
瞬「カナヅチか……」
203 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/23(水) 17:44:09.49 ID:vIzF2tTTO
八百万「…っ…と」ヌギヌギ…
八百万「今日も気持ちよかったですわ」
拳藤「ああ」
拳藤「やっぱり八百万は早いな」<私越された
八百万(私だって貴方ばかりに良い所を見せる訳には行きませんわ)
八百万(最近緑谷さんと親しく接せていますもの!!)
八百万(このチャンス逃す手はない!!)メラメラ…
耳郎「燃えてるなぁ」
耳郎「……」ペタペタ…
唯「む?」
拳藤「?ああ…これ?」
拳藤「このストラップな……」
耳郎(牛乳でも飲めば大き)<上鳴から貰ったんだー
耳郎「!?」クルッ
拳藤「いやー昨日夜呼び出されてさ…」
拳藤「まさかあたしの誕生日覚えてくれてる男子が2人もいたなんて…」
耳郎(…お、オイオイ)
耳郎(何焦ってんだ私💧)
耳郎(まるで嫉妬してるみたいじゃん…)
耳郎(にしても2人…?あと1人は…)
耳郎(なんだ物真か)
ガラ…
香久山「…」<でさ…
バタン
物真<け、けけけ拳藤と一緒にっ!?
上鳴<おおおおお茶しただとぉっ!?
緑谷<ちょっ苦し…
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/23(水) 17:46:24.25 ID:VgkVT+qF0
そのストラップに発信機とかついてないよな?
205 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/23(水) 20:46:34.99 ID:vIzF2tTTO
緑谷「え?海?」
葉隠<うん
葉隠<仮免試験全員合格祝いって事で
葉隠<皆で海水浴行かないかって
緑谷「マジか!行きたいな」
葉隠<皆同じクラスの人も呼ぶつもりだけど
葉隠<まぁ雄英組だけならそれでもいいし
緑谷「分かった。来週の土曜日ね、うん」
ピッ
緑谷「……」
緑谷「」ドバァァッ…
土岡<滝!?
緑谷(ああ…なんと心地いいんだろう)
緑谷(まさか気楽に海行こーぜみたいな約束交える様になるとは…)
緑谷(悟空ありがとう…ぼっちじゃなくなったよ…)
峰田「おい…上鳴、轟ぃ…」
峰田「言いてぇ事、分かるな」
上鳴「ああ」
轟「無論だ」
峰田「こんなでかいビジネスチャンス滅多にねぇ…」
峰田「一生に一度あるかないかのビッグイベントだ」
峰田「我らが一丸となり美女達の水着写真を撮りに撮って撮りまくりオイラ達のオイラ達によるオイラ達のための超大作を作ってやろうではないか!!!」
峰田「高1の夏最高の思い出にするぜぇぇぇ!!」ボォォッッ
上鳴 轟「オオオオッッ!!」ボォォッッ
香久山「ハレンチエアコン…ハレンチビリビリ…ハレンチグレープ…」
切島(何ちゅうあだ名…)<ハレコン、ハレビリ、ハレープか
八百万「…あの3人は相変わらずですわね…」<早速買い出しに出かける!あとに続け!
耳郎「内の1人が異色なんだよなぁ…」<ハイッ!
八百万(ですが彼らの言う通りですわ!)
八百万(高校生で1番ゆとりを持てる最初の1年の夏の時期!)
八百万(ここで何とか緑谷さんにフラグを立てなければ…!!)
物真(フフフ…海かぁ…)
物真(一緒に砂浜走ったり…泳いだり…)
物真(後は…2人で仲良く焼きそばとか食べたり…)
物真「うへへぇ…」チョンチョン
物真「?」クルッ
唯「ん」
緑谷<ええっ!?海行けない!?
拳藤<ちょっと外せない用事があってな…
物真「」
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/23(水) 21:08:17.40 ID:qmoISjP3O
八百万さんワンチャンきたで!
207 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/24(木) 00:41:16.30 ID:KDTxpNcrO
緑谷「そっか…残念だ」
拳藤「くっ〜あたしも行きたかった!」
拳藤「たこ焼きいか焼き焼きそばかき氷後…」
緑谷(そっちメインすか)
拳藤「…それに………」
拳藤「折角ならデクと一緒に泳ぎたかったなって」
緑谷「………」
緑谷「え」
拳藤「?え、あたし何か変な事言った?」
緑谷(さらっととんでもない事言われたぞ)
緑谷(一緒に泳ぎたい……か)
緑谷「///」プシュゥゥ
拳藤「どうした?デク」
緑谷「い、いや何でも…」
緑谷(………待てよ…一緒に…)
緑谷(まさか!?)
結美『いっずくくん♡』
緑谷(全部筒抜けだったぁぁぁっ!?)
緑谷(やばいやばいそれは誤解解かないと!)
緑谷「あのっ…拳藤さ…」
物真<なんで来れないの拳藤〜
拳藤<ごめんごめん…また今度
緑谷(あ、うん。本当にすみません)
緑谷「後は……」
爆豪「……」
滑草「……」
緑谷「…………」
緑谷「あn
爆豪 滑草「行かねぇ」
緑谷「……せめて用件は聞かない?」
滑草「ふん。貴様らの様に道草食っている程暇ではないのでな」
滑草「そんな余裕があるなら修行する」
爆豪「今回ばかりはこのナメクジ野郎と同意見だよ」
緑谷(分かってはいたけど…特にかっちゃんは結構ダメージ来るなぁ)
爆豪「………」
爆豪(あいつ…去年までビート板無けりゃ泳げねえ程下手だったのに…)
爆豪(やっぱりおかしい…何か隠してやがんなデク…)
爆豪(今だってそうだ…テメェはそうヘラヘラ笑って…)
爆豪(本来オールマイトが殺られて1番悲しくなるのは……)
爆豪(…テメェだろ)
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/11/24(木) 00:43:05.27 ID:CzR0s30EO
デクの心配するとは
爆豪の友情度が高まってて大変よろしい
209 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/24(木) 01:08:40.11 ID:KDTxpNcrO
爆豪(なんでだよっ!?おかしいだろっっ!)
爆豪(お前の憧れだったんだろ!?)
爆豪(お前の英雄だったんだろ!?)
爆豪(だけど俺はあれ以降…)
爆豪(お前が泣いている顔を1つたりとも見ていない!!)
爆豪(見栄張ってるだけだ…本当は…)
爆豪(あの場に行けなかったお前が1番悔しかった筈なのに…!!)ギュッ
爆豪(………それとも)
緑谷「ー…」
爆豪(お前は…笑わないといけない理由でもあんのか……?)
雨良「……」
雨良(バクゴー君ね、うん)
雨良(なんでも完璧主義…何をやらせても一流の超天才)
雨良(この子のポテンシャルは計り知れないねぇ……)
雨良(………どうやら情報によれば…)
雨良(このクラスの中の雄英組で断ったのは拳藤さんだけ…ね)
雨良(他の校にいる人でもそういうのはいるけどね…)
雨良(やはりこれだけの情報で判断するのは厳しい物がある…)
雨良(万物を創造する事ができる八百万百、マイクの死因に直結するであろう上鳴電気…)
雨良(毒ガスの原理を颯爽と理解した拳藤一佳、正体不明の神出鬼没の葉隠透…)
雨良(もしくは上記等の人物に疑いを掛けるために仕組んだとして物真寧人…)
雨良(挙げればキリがないし…そもそも敵が気をコントロールできるとなれば…)
雨良(実際誰でも可能になる)
雨良(兎に角爆豪君は警戒してもらいつつ…)
雨良(こちらは他校の生徒から情報収集するのが妥当か…)
緑谷「……」
緑谷(多分雨良さんと考えてる事は殆ど同じだろう…)
緑谷(そう…これは決して遊びで行くんじゃない…)
緑谷(散らばった雄英の皆の化けの皮を剥がしてやるんだ!)
緑谷(前言っていたガーリックJrについてもきになる)
緑谷(そして何より…)
緑谷(幸愛さん…)
緑谷(あの人…何か引っかかる…)
緑谷「…」
緑谷「ま、でも表向きとしてはただ海に来た観光客って事にしておくから…」
緑谷「大した調査はしないけど」
土岡「はぁ…だるいだるい」
土岡「モグラが海水浴ってどうなの」<スーツの改造もしたいのに
土岡「まぁでも…緑谷君達の元クラスメイトには挨拶位しときたいからなぁ」
土岡「……風華ちゃんは行くの?」
香久山「!?」
210 :
放課後
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/24(木) 17:13:12.17 ID:DvXgKObeO
緑谷「……」スタスタ…
緑谷「母さん…何してるんだろうな…」
雨良<お、流石に一週間も離れちゃ恋しくなるかね?
緑谷「え…まぁそれもあるんだろうけど…」
緑谷「どちらかというと母さんが心配です」
雨良<そっち!?
緑谷「相手が相手ですからね」
緑谷「勿論僕を殺すのが1番手っ取り早いけど…」
緑谷「身内を人質にされる可能性だって無くはない」
緑谷「これまで然程目立つような事はしてなかったけど」
緑谷「ヒーロー殺し、脳無数十体、AFO…」
緑谷「これだけ派手に暴れたらそりゃ目付けられます」
緑谷「……恐らく調査対象は僕だけじゃない筈…」
緑谷「もし母さんに万が一の事があれば…」スタスタ…
雨良(……)
緑谷「今まではすぐ駆けつけられたけど…」
緑谷「これも…敵連合の策略だったら…」
雨良<………
雨良<ん〜とりあえずそれは気にしない方がいいと思うね
雨良<そこら辺も抜かりはないから
緑谷「そうですか…ね」
雨良<それにね、母親より自分の心配しろっての
雨良<あくまでターゲットは君なんだから
緑谷「……」
バシャバシャ…
緑谷「?」
雨良<水の音だね…水泳部か何かかい?
緑谷「いえ…確か今日は違ってた筈…」
雨良<覗けば?
緑谷「っな、ななな何を…」
雨良<どーせ中からはバレないって
緑谷「……💧」
211 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/25(金) 16:08:02.75 ID:bMR1se7NO
緑谷「…」ジィィ
雨良(結局見るんだね…ああは言っても年頃の男の子か?)
雨良「これで男だったら笑ってやるね」
ザバァッ
雨良「お、出てき……」
香久山「………ふぅ」
緑谷「……」
雨良<………
香久山「…駄目」
香久山「まだ…こんなんじゃ…」
雨良<……………
緑谷「香久山さん…練習してたんだ」
雨良<惚れた
緑谷「?」
雨良<な、何でもないからね
緑谷(そっか…来週の……)
緑谷(だからか…)
バシャバシャ…
緑谷「……凄いな」
雨良<何が?
緑谷「僕は意地でも皆と一緒に泳ぎたかった訳じゃないから…」
緑谷「どうせ自分には出来ないってそう言い聞かせて練習する気も起こさなかった」
緑谷「でも…あんな風に必死に努力して…」
緑谷「カッコいいなって」
雨良<…
香久山「っぱあ」ザバァッ
香久山「はぁ…はぁ…」
香久山「……」
「」ソロ〜リ
香久山「何しに来たの」
「!」ビクッ
緑谷「いや〜どうも…」
香久山「」ジャッ
緑谷「ち、違う違う!そんないかがわしい事しに来たんじゃないの!」
香久山「冗談よ」
緑谷(この間ぶっ刺そうとしていた人に言われても説得力ないよ…💧)
香久山「で、用件は」
香久山「大方『泳げない私が可哀想だから練習に付き合ってやる』……」
香久山「そんな所かしら」
緑谷「いやそれも違う」
212 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/26(土) 23:35:03.41 ID:LvwVnAWR0
香久山「じゃあ何だっていうの」
緑谷「ん……」
緑谷「一緒に泳ぎたかった…じゃ駄目かな」
香久山「……」
香久山「フン」
香久山「…勝手にしなさい。私の邪魔をしなければ何でもいい」
緑谷「はいはい」
緑谷「……」
バシャバシャ……
緑谷<もうちょっと腕を大きくかk
香久山<うるさい
緑谷<顔もう少し水n
香久山<黙れ
緑谷「……」
轟「……」
峰田『な、ななっ…拳藤にプレゼント!?しかも!?』
上鳴『お、俺とお揃いの……』
峰田『貴様!勝手に人の妻を!!』
上鳴『いっいつ峰田の嫁になったんだよ!お前の嫁は八百万だろ!?』
峰田『そういう事言ってんじゃねえ!』
峰田<つーかEカップ以上は全員俺の嫁だよ!!
上鳴<さらっとキモい事言ってんじゃねえ!!
轟『………』
轟(上鳴の奴……)
轟(本格的に攻め始めて来たな)
轟「それも正しいのかもな…」
轟「そりゃ親父みてぇに強引に引っ張れなんて言わねぇが」
轟「ウジウジしてたって相手には何も伝わらねぇ」
轟「……アピールするのも大事か」
轟「でもなぁ…」
轟「あいつは………」
213 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/27(日) 01:16:09.97 ID:LSyuj2H5O
轟「……」ミーンミンミンミン……
轟(何黄昏てんだ俺…)
轟(外の空気吸いに来ただけなんだけどな)
轟(あぁ…八百万と話したい)
轟「って言っても来る訳ねぇよな」スタスタ…
轟「ふぅ…」ミーンミンミンミン……
八百万「あら…轟さん」
轟「………」
轟「………八百万……?」パチパチ…
八百万「奇遇ですわね。何をなさっていますの?」
轟「あ…ああ…俺はただ……///」
八百万「……?」
轟「八百……万」
八百万「……はい」
轟「……きょ、今日は……つ…つき……」チラッ
轟(って月出てねぇぇぇっ!?)
八百万「?月……今夜は月は出ていませんわよ?」
轟「あ…いや…な、何でもない!」
八百万「???」
轟(馬鹿〜俺の馬鹿〜💧)
轟(月が綺麗ですって言った日には殺されるのに決まってるのに…!!)
轟(い…いや案外行けるのか?行けてしまうのか?)
轟(まさか知らずに俺のメッセージをスルーしたりってのは…)
轟「……っ…///」
緑谷「八百万さん!」スタスタ…
轟「!」
八百万「っ…み、緑谷さん…!」
緑谷「ご…ごめん…待たせちゃった?」<5分前だけど
八百万「いいいいえ!私も丁度今来た所ですわ!!」
緑谷「?そ、そう…」
緑谷「あ、轟君」
轟「よ…よう緑谷」
轟「どした」
八百万「緑谷さんと待ち合わせしていましたの」
緑谷「ちょっと一緒にお勉強会……的な」
八百万<お勉強会とは違うのでは?
緑谷<まぁ似たようなものだし
緑谷「それじゃ!」
八百万「ご機嫌様」
轟「……」スタスタ…
轟(そう…だよな)
轟(八百万は緑谷を………)
轟「…まだ月は見えない……か」
214 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/11/28(月) 04:17:28.02 ID:/8KZ1EdMO
ここがお絵かき掲示板じゃなくて小説投稿スレだってのは無論分かって言う事なんですが…
こいつをどう思う?
http://imgur.com/gallery/76VBl
八百万「………」
八百万「これを描いていたから投稿できなかったなんて言い訳は出来ませんわよ」
八百万<あと汚い
<ヒィィィ
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/11/28(月) 08:55:16.78 ID:lMa0+m2U0
正直、この轟は応援できない
原作は母親似と結婚して幸せな家庭を築いて欲しいな〜と思うけど……
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/02(金) 18:13:44.08 ID:YC1/ZH3Po
>>214
君のSSは好きだけど絵は…
下手くそすぎでしょ
俺が目をつぶってても書けそう
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/02(金) 20:55:32.63 ID:033oK0v5O
>>216
煽り抜きで君が書く事を期待してる
218 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/03(土) 10:41:24.92 ID:JzbzpoFUO
「………まぁ絵は…ね」
少しでも可能性あるならやろうとしたけどまぁうん…
しゃーんなろー(涙)
ああうん小説書いてやるよゴラァァァッオリキャラとか知ったこっちゃねぇヨォォォォ
(投稿が遅くなってすみません(・ω・)クソ絵騒動で下がったモチベ上げてやる…)
219 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/03(土) 11:03:12.08 ID:JzbzpoFUO
ザーッ……
香久山「参った…今日は雨か」
香久山「仕方ない。イメトレで何とか補うしかないか…」
香久山「……」スタスタ…
……バシャバシャ……
香久山「……?………」
香久山(気のせい…じゃ無さそう)
香久山(まさか…この雨の中泳いでる奴が……)
ヒョコッ
香久山「……」
香久山「!?」
緑谷「…っ……」
緑谷「この時はこうして…後は…」
雨良<………
雨良<見てるこっちが寒くなるわ
香久山「……あいつ……」
バシャバシャ…
緑谷「う〜ん…」
スタスタ…
緑谷「?」
香久山「貴方…何してるの」
緑谷「あ…香久山さん」
緑谷「今日も来たんだ」
緑谷「でもそれじゃ風邪引くよ?」
香久山「こっちの台詞よ」
香久山「なんで貴方はそこまでするの」
緑谷「いや…まぁどうせ濡れる事に変わりないし…」
緑谷「……それに少しでも君の役に立ちたいんだ」
香久山「…私の?」
緑谷「僕さ、去年まで全然泳げなかったんだ」
緑谷「筋金入りのカナヅチでビート板無しじゃ1秒も持たなかった」
緑谷「泳げないって人の気持ちも泳げる人の気持ちも理解している…つもり」
緑谷「溺れたら怖いって気持ちは今も変わらないし、実際完全に克服できたってわけでもない」
緑谷「でも……」
緑谷「だから…折角なら皆で楽しみたいんだ」
香久山「……………はぁ」
香久山「……後ろ」
緑谷「?」
香久山「背向ける」
緑谷「え、あはい」クルッ
ヌギヌギ
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/03(土) 17:54:54.54 ID:DsjkrbmU0
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=57289851
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/03(土) 18:15:52.05 ID:A7x/wRaO0
ssは面白いが
>>1
がちょっと痛いな
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/03(土) 19:20:52.29 ID:8kE8Oq95O
>>221
前置きつけてるけどコイツss潰したいだけだから気にしないでイチは続けて
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/04(日) 06:52:20.86 ID:bDryW/8Ho
>>222
いや、ss潰したいわけじゃなくて正直な感想だろうよ
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/04(日) 07:37:18.74 ID:QkzTH+xmO
仮に痛くてもそれを言ってどうするのって話
雑談無用で淡々と書いて欲しいならそう言えば済む話だろ
225 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/04(日) 10:07:18.03 ID:ZJJ6bn5m0
とりあえず絵を描く才能がないのならやめとけっていう話だな
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/04(日) 11:05:08.70 ID:TGjsolBV0
これはくぅ〜疲を超える痛さ
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/04(日) 21:47:10.05 ID:tGuKGSaGO
もう冬休みか
自分の好みの話じゃないからって潰そうとするガキがウヨウヨ涌いてきたわ
228 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/05(月) 00:15:01.59 ID:RpXlmLo1O
荒れてるな…(´・_・`)
最近は多く投稿できてませんし
今日は頑張るぞ
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/12/05(月) 07:02:47.22 ID:dHiBC68L0
頑張ってください、楽しみにしていますから。
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/05(月) 07:24:25.80 ID:YJ7kKYyDO
>>1
でないならsageでレス付けようか
231 :
ヒーローは遅れ(ry
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/06(火) 07:25:52.79 ID:IoHsqX09O
緑谷「……」
緑谷(あれ…これってもしかして…)
雨良「ちょっ…み、見せなさい!」
雨良「何ちゃっかりおいしい役取っちゃってるの!?」ガンガン
雨良<水はいいから!ね!ねえ!?
緑谷「……あ…あの…香久山さん?」
緑谷「更衣室で着替えた方がよろしいのでは…」
緑谷「体調も崩れちゃうし…」
香久山「どちらにせよこの天候じゃびしょ濡れに決まってるじゃない」
香久山「聞かずとも自分から行動してるじゃない」
緑谷「…仰る通りでございます……」
バシャバシャ…
香久山「っぱぁ…」ザバァッ
緑谷「ふぅ…何とか間に合ったかな…」
香久山「ど………どう?」
緑谷「……うん!合格!」
香久山「や…やた…った…」ガクッ
緑谷「僕自身海に行った事無いから何とも言えないけど」
緑谷「少なくとも皆と同レベルまでには泳げる筈だ」
香久山「ふぅ…」
緑谷「…良かったね。これで胸張って皆と一緒に海行けるよ」ニコッ
香久山「………あり……」
緑谷「?」
香久山「あり…あ、ありが…」
香久山「ありが踏まれるでしょ!!!」ドガッッ
緑谷「そっち!?」
ドサッ
雨良<2日前にしてようやくマスターしたか…
雨良<これはあの子の成長幅が広いのか、或いは緑谷君がこういう事に長けていただけなのか…
雨量「何にせよ1週間ちょいであそこまで鍛えられるとはね…」
雨良「どっちも相当な根性あるね」
232 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/06(火) 10:31:06.39 ID:IoHsqX09O
緑谷「〜っかぁ疲れた…」
上鳴「ここ最近お前ため息つくの多いな」<どした?
緑谷「ああ…や、ただちょっと疲れただけだよ」
緑谷「最近授業もハードになってきたし」
上鳴「ああ…確かに」
上鳴「………つーかお前ここ1週間遅くまで何やってんの?」
上鳴「後髪濡れてるし」
緑谷(あ)
上鳴「それでいて塩素の匂いがする……」
上鳴「ま…まさかお前…!!」
上鳴「拳藤と一緒にプールでイチャイチャしてたのかぁぁぁっ!?」
緑谷「いや違う!断じて違う!」
上鳴「嘘つけ!じゃ何で濡れてるんだよ説明しやがれ!」
緑谷「ほ、ほら…窓からプールに誤って」
上鳴「誤らねえわ!!」
緑谷「……」
緑谷「か…上鳴君…もしかして嫉
上鳴「嫉妬してるわ!ダァホ!!」
緑谷「……」
上鳴「………あ」
緑谷「上鳴君って拳藤さんs
上鳴「それ以上イケナイ!」
上鳴「はぁ…はぁ…」
緑谷「……」
上鳴「………悪いか」
上鳴「悪いかよーーーっ!?」
上鳴「青春の1つしたって文句ねぇだろがぁぁぁっ!」
緑谷「も、文句なんて無いよ… 」
上鳴「……緑谷はいいよなぁ」
上鳴「お前は1学期からあいつと仲良くやってるから」
上鳴「正直羨ましいぜ」
緑谷「…そんな事ないよ」
緑谷「ただ僕は何時も彼女に助けられてる」
緑谷「命の恩人でもある」
上鳴「…」
緑谷「逆に緊張しちゃうよ。一緒にクラス委員になるなんて思わなかったから」
上鳴「……………」
上鳴「内心は嬉しく思ってるだろう」
緑谷「そ、そんな事ないよ…」
上鳴「でもよ、緑谷お前…」
上鳴「あいつと話す時顔下げるだろ」
緑谷「え…?」
緑谷<マジ?
上鳴<マジ
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/06(火) 10:36:32.34 ID:EMjaoihDO
目を合わせないようにしているのか…無意識に視線が胸よりになってるか、だな
234 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/06(火) 10:46:57.73 ID:DnKd6s6yO
上鳴の野郎、耳郎と上手く行ってなかったかこの野郎
235 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/06(火) 20:13:59.82 ID:IoHsqX09O
上鳴「いくらけしからんとはいえPPOPに視線を向けるのはレディーに失礼だぞ」
緑谷「向けてないよ!!」<PPOPって何!?
上鳴「冗談冗談」
上鳴「でも好きな人と顔を合わせる時真っ先に下を向くってデータがあるんだなこれが〜」
緑谷「そ、それは流石に…」
上鳴「何だよ〜お前も漢なら嫁候補の1人や2人作ってみろって…」
緑谷「よっ…嫁って…」
緑谷「そ…そんなの考えた事ないし…///」
上鳴「小のガキみてぇな事言うなよ…」
緑谷「そういう上鳴君はなんで拳藤さん好きになったんだよ?」
緑谷「まさかPPOPじゃ…」
上鳴「冗談つったろ!!」
上鳴「………いやその…あれだ」
上鳴「出会った瞬間惚れた」
緑谷「…………それだけ?」
上鳴「ふふ…これに至るまでには衝撃的なドラマがあってだな…」
上鳴「ま、それは後程のお楽しみっつー事で!」ガチャ
緑谷「えっ…ちょ…ずるいよ!自分は話させておきながら!」
バタン…
緑谷「む…もったいぶって…」
雨良<……
雨良(上鳴電気…体育祭にて拳藤同様3位にまで上り詰めた人呼んで-雷神-…)
雨良(が、それ以降目立った活躍は特にしていないね…)
雨良(特にその雄英1年の5本の指にも入る実力者であったにも関わらず期末試験では赤点という結果で終了)
雨良(…確かに特殊な試験ではあったが…)
雨良(彼の実力を持って知れば突破も可能だった筈だけど………ね)
雨良(校長が大人気なかったか…)
雨良「或いは……」
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/06(火) 20:15:28.19 ID:JCW1sYP30
こいつが裏切者か
237 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/06(火) 20:46:23.38 ID:IoHsqX09O
〜当日〜
緑谷「……っ……」
緑谷「さて…行きますか!」
<オー!
峰田「いやっはぁぁぁっ!夏だ!海だ!!JKだあああッ!!!」
轟(今日のノルマは八百万の写真50枚)
切島「すげえ熱気…皆これ程かってほど待ちわびてたんだな…」
耳郎「少なくともあの破廉恥3人衆は別目的だけどね」
上鳴「破廉恥とは失敬な!俺らはこれから1つの芸術作品を創造するんだよ!!!」
耳郎「Hな本のどこが芸術的なんだよ!!」
上鳴「お前らで言う所のアーッ♂みたいな芸術だよ!!!」
耳郎「私腐女子じゃねえから!!」
上鳴<マジ?
耳郎<マジ!
緑谷(…毎度思うけど上鳴君と耳郎さんって仲良いよなぁ…)
緑谷(上鳴君って耳郎さんとお似合いだと思うけど…)
八百万「それにしても本当に爆豪さんを置いていってよろしいのですか?」
緑谷「あの人は自分で1度決めた事は意地でも曲げないからなぁ…💧」
八百万「……いや…それもそうなのですが…」
緑谷「………」
緑谷「大丈夫だよ。かっちゃんなら心配いらない」
緑谷「いざとなったら物真君もいる」
八百万「あ」
物真「」ズゥゥン…
八百万(そういえば彼も来ていませんでしたわ…)<ワスレテタ
雨良<逆にいえばこれを隙と見るかもしれないけどね
緑谷「雨良さん…!」
雨良<もしもの話だけどね
緑谷「頼みますから今行くって時にそんな縁起でもない事を言わないでくださいよ…」
雨良<いやいや…実際ありえる事だし
雨良<それにこれから君は外部調査を行うしね
雨良<場合によっちゃ即帰舎もあるって事は入れておいた方がいい
緑谷「そう…ですね」
雨良「他に合流出来なかった者に関しては監視が付いている…」
雨良「恐らく殺される者はその真犯人と同一人物の監視者1名のみ…」
雨良「かなり危険な博打だが…」
雨良「さぁ…どう動く…」
238 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/06(火) 22:13:49.50 ID:IoHsqX09O
雨良「………」
「キャー!」
「あははー」
雨良「………」
雨良「核爆弾投下してやりたい」
雨良「あ、やば。他のモニターも見ないとね」
緑谷「あっつ…9月の中旬…まだ残暑が厳しいな」
峰田「残暑っつーか普通に夏だよなコレ」
峰田「ったく女の着替えの時間ってのは長いな…」
上鳴「だが美の宝庫だここは!ここで稼ぎに稼ぎまくってやるぜ!!!」
上鳴「うーん…いいね」パシャパシャ…
上鳴「うーむ…」パシャパシャ…
結美「……」
上鳴「うーん……?」
ドガッッ!!!
上鳴「☆%#\$…」
轟「上鳴!!」
緑谷「?……」
緑谷「げっっ」
ダダダッ…
緑谷「ごあっ」ダキッ
結美「久しぶり、出久君」
緑谷「ちょっ…ゆ、幸野さん…止め」
峰田「お、おい上鳴!また緑谷がナンパを!!」
上鳴「何っ!?」ガバッ
緑谷「してないよ!!ってか1度もした事ないし!」
結美「そうよ!出久君はナンパなんかしてないわ」
結美「私が望んで抱いてるだけよ!!!」
緑谷「それはそれで別の誤解が生まれる!!!」
轟「望んでって緑谷お前……」
緑谷「こ、これには深い訳が…」
轟「………作るのは勝手だがヤるのは少し…」
緑谷(セフレじゃないよ!!)
切島「何だ何だ?緑谷お前ガールフレンド作ってたのかよ!」
切島「よっ!この幸せ者!!」
緑谷「だから違うってばァァァァッッッ!!!!」
239 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/06(火) 22:28:46.44 ID:IoHsqX09O
耳郎「………」
八百万「…何を話していますの?緑谷さん達は」
耳郎(今のは幻聴……だなうん)
耳郎「か、仮免試験の話してたよ……💦」
八百万「そ、それならいいのですが…」
八百万<てっきり彼女ができたのかと…(ホッ
耳郎(ヒィッ)
緑谷(や、やばいやばいこれは…)
緑谷「ね…ねぇもう各自行動でいいんじゃないかな…」
切島「でもまだ女子が来てないぜ」
峰田「オイラ達は構わないぜ?」
上鳴「ここは我らのユートピア、ピチピチビーチ」
轟「クラスメイトでなくともターゲットはごまんといる」
土岡「………逆に監視したh
緑谷「はい解散!!!」
峰田<早くしろ!間に合わなくなっても知らんぞ!!(ダダダッ…
土岡「…………」
緑谷「うおおおおっ!!」ダダダッ…
結美「待ってよ〜」
緑谷「なんでいっつも僕を追いかけるんですか!?」
結美「何って私達カップルじゃない」
結美「一緒に泳ぎましょう?」
緑谷「くっそおおおっ!!」
緑谷「あまりこういう手は使いたくなかったが…!」クルッ…
スッ
結美「?」
緑谷「太陽拳!!!」
カッッ
結美「まぶっ……」
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/06(火) 22:30:08.58 ID:JCW1sYP30
久々だな
241 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/06(火) 23:43:46.49 ID:IoHsqX09O
結美「………ん…っ」
結美「…どこか行っちゃった…」
結美「気も消えたし…完全に見失った」
結美「まぁでも…」
ピッ…ピッ…
結美「追えるからいいや♪」
緑谷「はぁ…はぁ…」
緑谷「なんでこんな所に幸野さんが…」
緑谷「いや…というよりタイミングが…」
緑谷(まるで僕らがここに来る時間帯を知っているみたいに…)
緑谷(……)
緑谷(そんな事無いか…)
緑谷「何にせよ撒けたからいいや」
緑谷「…という事はもしかして士傑学校の皆も…?」
緑谷(轟君……また戦ったりしないよな?)
緑谷「さてと…ここで考えたって始めない」
緑谷「幸い僕は気を感知できるから誰がどこにいるかはすぐに分かる」
緑谷「何をしよう」
雨良<何って…聞き込み調査に決まってるでしょうが
緑谷「聞き込み?」
雨良<他の学校に散らばった子と対面できる機会なんてもうそうそう無い
雨良<今のうちに話したい事があるならした方がいい
雨良<まぁ、もう大体目星をつけたのならそいつと話してもいいけど
緑谷「はぁ…今日来てない人って誰なんですか?」
雨良<ええっと……
雨良<蛙吹、常闇、塩崎、泡瀬……
雨良<……後は拳藤かな
緑谷「……成る程」
緑谷(どうせなら常闇君や蛙吹さんとも話したかったけど…まぁ仕方ないか)
緑谷(今はここにいる皆から探り出さないと…)
緑谷「……誰と話そう」
緑谷(どうしても話したい人がここにいないなら電話して対応してもらおう)
>>242
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/12/06(火) 23:50:16.88 ID:xUSA036W0
寧ろ、居るキャラが誰か教えて欲しい
安価下
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/06(火) 23:52:03.65 ID:JCW1sYP30
八百万
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/06(火) 23:59:01.60 ID:jckJsII6O
万国吃驚掌って確か亀仙人でも撃てたよな?
つまり……
245 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/07(水) 00:49:43.39 ID:O71KX7Y7O
緑谷「………」
緑谷「やっぱりまずは…八百万さんに会ってくるか…」
雨良(やっぱりってのはよく分からないケド……)
雨良(……確か八百万はね……)
雨良(目の引くものとしては体力テストで彼に続いて2トップ…って事くらいかね)
雨良(後は…緑谷出久とクラス委員を努めていた……)
雨良(話によればもう彼女にはOFAの事も話しちゃったとか)<軽く口外破ってんぢゃねーか
雨良(それほど信頼のできる仲間と見れるね)
雨良(……わざと近づいてる…ってのは無いよね?)
雨良(駄目だ駄目ださっきから疑う事しかしてないね)
雨良(とりあえずしばらくは好きにさせておくか)
八百万「…緑谷さん!」
緑谷「すまない八百万さん…ちょっと先行っちゃってて…」スタスタ…
八百万「構いませんわ。私も遅くなってしまいましたし」
八百万「他の方々に挨拶はしましたか?」
緑谷「いや…まだ」
緑谷「ただ…最初に君と話したかったからさ」
八百万「………え///」
緑谷「少し歩きながら喋ろっか」
八百万「は、はい…っ!?」ギュッ
緑谷「行こ?」ニッ
八百万「へ。へひ……」
雨良(これ素なんだよな?天然なんだよな?)
八百万「…内通者…ですか?」
緑谷「ああ…本当はこんな事言いたくはないんだけど」
緑谷「雄英生徒に紛れてる可能性が非常に高い」
八百万「!」
緑谷「授業のカリキュラム奪取、USJ襲撃、夏季合宿での電波遮断+奇襲……」
緑谷「そして爆破テロ」
緑谷「今までの行動を見る限りとても外部者だけでどうこうできる範囲を超えている」
八百万「緑谷さんは…他の方を疑いますの?」
緑谷「決してそういう訳じゃない…ただ…」
緑谷「特に夏季合宿関連は当日までは職員のみしか知らないはずのトップシークレットだった」
緑谷「尚更…ウチが黒いんだよ…」
八百万「………」
緑谷「多分…薄々気がついてると思うんだ皆…」
緑谷「クラスの誰かがやったのかもしれないって…」
緑谷「今回ばかりは……情報が少なすぎる」
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/07(水) 07:14:53.88 ID:kAQi8ThnO
デクヨロいいね!
247 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/07(水) 20:44:42.01 ID:O71KX7Y7O
外出組
緑谷 轟 峰田 上鳴 土岡
八百万 耳郎 唯 香久山
麗日 飯田 瀬呂 青山 芦戸
葉隠 砂藤 尾白 口田 障子
円場 骨抜 庄田 鉄哲 発目
夜嵐 結美
他
爆豪 滑草 物真 拳藤
蛙吹 常闇 塩崎 泡瀬
表にしてみた
B組あたりで忘れがちな奴らが…
248 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/08(木) 01:15:12.06 ID:2MvC+vLlO
八百万「でも!」
緑谷「少し誤解が生じるから言っておくが僕が言っているのは『その可能性がある』って事だけで」
緑谷「クラスの誰かを疑ったりはしていない」
緑谷「ただ…今皆ここに集まってる……って事を認識しながら接してほしい」
八百万「……ええ」
緑谷「皆は元より僕は八百万さんの心配をしてるだけなんだ」ポンッ
緑谷「君の事はこれっぽっちも怪しいと思ってないし、寧ろ信頼してるから今こうして話してる」
緑谷「君は危険な目に会わせたくない」
八百万「は…はい…///」
八百万(頭!頭から手離して…)
緑谷「…それで八百万さんはこれからどうするの?」
八百万「わ…私、は…」
緑谷「……」
八百万「っ……み…」
八百万「峰田さんに用事がありましたのでーーー!!」ピューーッ
緑谷「……」
緑谷「行っちゃった」<速
緑谷「もしよければ一緒に周ろって言ったのにな…」
緑谷「…まぁ仕方ないか」
緑谷「さてと….じゃあ本格的に聞いていくか…」
緑谷「誰に聞こう?」
>>249
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/12/08(木) 01:19:10.26 ID:jaepo2sf0
オリキャラはキャラ把握できていないし、この中で頼りになるのは轟だけど……このスレの轟くんじゃ期待できないんだよね。正直
飯田君は色々面倒だし
安価下
250 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/12/08(木) 01:35:13.51 ID:nf+zRH1t0
かみなり
251 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/08(木) 04:27:39.34 ID:kOLc925GO
ヘタレやでヤオヨロッパイ早くしないと他の子に取られてまうで
上鳴と葉隠は気になるからgj
252 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/08(木) 18:16:00.93 ID:ZzNw/SW/O
上鳴「…」パシャパシャ…
上鳴「うひょー!なんて強烈…」
上鳴「うーん」パシャパシャ…
緑谷「上鳴君上鳴君」ヒョコッ
上鳴「うおっ!緑谷かよ!」
上鳴「頼むから折角のシャッターチャンスを奪ってくれるなよ…」
緑谷「あ…ごめん」
上鳴「お前もしかしてソロ?」
緑谷「いや…ん…まぁ…適当に廻ってるだけだけど…」
上鳴「つまらねぇな……」
上鳴「ほらもっと…こういう時こそ好きな女子と戯れたいとか無えのかよ?」
緑谷「え…で、でも…そんな…」
上鳴「でも……でも!?」
上鳴「まさかお前拳藤目的で来たんじゃ無えだろうな!?」
緑谷「ストップストップ!!違うから!!」
上鳴「驚かすなよ…」
緑谷「そんなつもりは全然無かったんだけど」
緑谷「……上鳴君こそ誰かと一緒に居ないの?」
上鳴「轟と峰田は一緒に写真撮るとまとめて女子に吊り上げられちまうからな」
上鳴「互いの利害の為にわざと分散させてる」
上鳴「それに今日は拳藤来てないしな」
緑谷「で…でも…ほら、耳郎さんとか」
上鳴「?ああ…耳郎?」
上鳴「あいつは…………」
緑谷「??」
上鳴「いや…なんでも無えよ」
上鳴「話はそれだけか?それとも…」
上鳴「俺と一緒にこの聖地の自然を堪能するか?」
緑谷「あ、結構です」
上鳴「ちっ…つれねぇな。ま、いいよ」
上鳴「いつでも参加は大歓迎だからよ…来たい時に来な」
緑谷「うん……」
緑谷「……」
雨良<…あまり収穫は無かったぽいね
雨良<何故緑谷君は上鳴君に話を…?
緑谷「…少し気にかかっていたので聞こうとしましたけど…」
雨良<?
緑谷「………」
上鳴『でもさ、確かに怖えけどよ』
上鳴『尾白動画見た?アレ見ると一本気っつーか執念っつーか…』
上鳴『かっこよくね?て思っちゃったわね?』
253 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/08(木) 20:46:19.74 ID:ZzNw/SW/O
緑谷(保須事件後のあの発言)
緑谷(…最初は冗談半分に受け流してたけど…)
緑谷(今思えば)
緑谷(あの言葉からそんな可愛らしいモノは感じられなかった…)
緑谷(……下らない嘘を言っている様な風には見えなかった)
緑谷「………」
緑谷(もし感化されたとしても)
緑谷(彼はそんな事する様な人じゃない…)
緑谷(思い違いに決まってる)
緑谷「……とりあえず他の人にも聞いてみましょう)
雨良<とすると?
緑谷「………」
緑谷(他に誰に聞くべきだろう?)
>>254
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/12/08(木) 20:58:47.92 ID:jaepo2sf0
葉隠
255 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/08(木) 23:18:59.75 ID:ZzNw/SW/O
緑谷「そうだ。葉隠さんと久しぶりに会おう」
雨良<例の透明少女だね
緑谷「透明…って言っても服が浮いてるからすぐに分かりますけどね」
緑谷「………う、うーん…」
雨良<どうしたの?
緑谷「それが…」
スッ
「だーれだ」
緑谷「うわわっわ!!」
ドサッ…
緑谷「いってて……」
葉隠「へっへへ…ドッキリ大成功ー」
緑谷「は、葉隠さんか…というか何回ドッキリさせれば気が済むの…」
葉隠「まぁまぁ良いではないかー」
緑谷「……あれ、葉隠さん。水着は?」
葉隠「ん?着てるよ!ほら」プラーン…
緑谷「紐!!」
雨良「紐ビキニとかなんて大胆な……」
雨良「……」
緑谷「丁度良かった。僕も今探してた所なんだ」
葉隠「ふふふ…そんな簡単に見つかったらつまらないよ」
緑谷「葉隠さん…あのさ………」
葉隠「緑谷君!早速泳ごうよ!」
緑谷「え…あー…」
緑谷「でもそのまっ…!」グイッ
葉隠「いいからいいから」
麗日「わわっ」
芦戸「よっ!」バシャバシャ
麗日「やったなー」バシャバシャ
芦戸「ぎゃっ!」
芦戸「あっはっは!びしょ濡れだわ!」
麗日「ひひー」
芦戸「久々にこう皆集まって遊ぶってのもいいねぇ」
麗日「うん!」
芦戸「そういや麗日って緑谷に会わないの?」
芦戸「またいつものイチャイチャ話聞いてみたいよぅ」
麗日「ん…まぁ…そうだ」<イチャイチャしてへんよ
麗日「……今頃デク君は八百万さんとイチャイチャしてるよきっと」
麗日「あたしが水差したらあかん」
芦戸「…麗日…」
芦戸「……?」
麗日「え…な」
256 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/09(金) 00:30:25.77 ID:NymMgdwzO
バシャァァッ!
葉隠「ぱぁっ」
緑谷「うぼっ!」
緑谷「な…なんでいきなり飛び込むの葉隠さ…」
麗日「……デク君」
緑谷「あ…う、麗日さん…また会っ
葉隠「よーし!じゃんじゃん泳ごー!!」
バシャバシャ…
麗日「……」
芦戸(……)
芦戸(あたしみたいなのが珍しいのかな…)<皆青春してるなぁ
緑谷「げぇ…ぜぇ…」
葉隠「さ、流石にはしゃぎ過ぎたかな…もう動けない…」プカプカ…
緑谷「ほ、本当だよ…」
緑谷「……でも…楽しいね」
葉隠「……」
緑谷「皆と泳ぐ海ってのがこんなに楽しいモノだって実感したの初めてだった」
緑谷「最近はドタバタしてたから…」
緑谷「尚更嬉しい……!」
葉隠「……そうだね」
緑谷「葉隠さんは?」
葉隠「んー…私は勿論皆と海に来た自体楽しいけど」
葉隠「………それよりも…」スクッ
緑谷(?なんで立った…)
葉隠「緑谷君と一緒に泳げた事がとっても嬉しいな」
緑谷「え……」
スッ…
緑谷「…え…えっと…葉隠さ…ん?」
葉隠「でも…これじゃ物足りない」
緑谷(な…何言ってるんだ…)
緑谷「や、止め…」
葉隠「嫌だ」
緑谷「ちょっ…顔…近……」
葉隠「……」
ピピピ…
緑谷「……」
緑谷「へ?」ピピピ…
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/12/09(金) 00:33:10.18 ID:tWJPvztt0
どっかのトラとうさぎのジェイクみたいに能力二つ持ちとか?
奪って個性増やす奴がいるんだから元々2つ個性持っていても驚かない
258 :
ヒロアカの世界の携帯は完全防水です(防水ってレベルじゃねえ)
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/09(金) 00:46:30.86 ID:NymMgdwzO
緑谷「….で、電話…?」
葉隠「………」
葉隠<む〜
緑谷(だ、誰だか知らないがラッキー!)
緑谷「ご…ごめん。誰かから呼ばれちゃった。また後でね!!」
ゴオオッッ…
葉隠「……」
葉隠「チッ」
緑谷「……えっと…?」ピッ…
緑谷「母さんか…」
緑谷(…なんで母さんから電話?)
緑谷(ま…まさか敵に…!?)
ピッ…
緑谷「母さん!?」
デクママ<う…うう…
緑谷「ど、どうしたの!?」
デクママ<い、出久………か、母さん…母さん
デクママ<感激(ドバァァアッッ
緑谷「………」
緑谷「へ」
デクママ<貴方いつの間にか彼女なんか作ってたの?
デクママ<まさかもうデキてるとは…
緑谷「あの…母さん?」
<ちょっ…違いますっておばさん!
緑谷「………い、今の声ってまさか…」
デクママ<しかも話によればこの間出久を助けてくれた子じゃないの!?
デクママ<お母さん1回お礼言いたかったの!!
緑谷「…な……なんで拳藤さんが?」
259 :
最初は3回の予定だったけど把握できてない方もいたので1回目のはノーカン!
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/09(金) 00:59:34.26 ID:NymMgdwzO
デクママ<家を通りかかった所つかまえたのよー…
デクママ<何でも買い出しの帰り際だったっていうから
緑谷「あ…へぇ…」
緑谷「母さん…あの……」
デクママ<ん、何々?
デクママ<え?えええっ!?出久が友達と海に!?
デクママ<更に感動ッッッ(ドバァァアッッ
緑谷(……一応此間も言ったんだけどなぁ…)
緑谷「え…ん…じゃあ切るからね」ピッ…
雨良「……」
緑谷「………頼むからびっくりさせないでくれよ…」
緑谷(とりあえず無事なら良かった…)
緑谷(でも…)
緑谷(なんで家に?)
緑谷(確かに前僕の家に来た事はあるが…)
緑谷「………」
雨良「1回戻った方がいいんじゃないかな?」
緑谷「!」
雨良「このタイミングで君の家に潜り込むってのはかなり怪しいと思うけど」
緑谷「………」
緑谷「…いや…そんな事は…無いです」
緑谷「彼女も僕は何度も助けられてきた」
緑谷「僕を傷つける根拠がない」
雨良(…まぁそう言うよね)
雨良「……うーん…困ったねぇ」
雨良「あの子等に付けてた監視カメラ…」
雨良「全部同時に壊れたんだよね……はは」
雨良(笑えねー)
雨良(迂闊に行動は危険かも…ね)
緑谷「……」
緑谷「どうしようかな…」
緑谷「後誰と話そう」
>>260
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/09(金) 01:06:50.35 ID:+6sDgbI8O
耳郎
261 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/09(金) 22:34:49.52 ID:xpkhsw4L0
緑谷「……そういえば…」
緑谷(肝試しで一緒のペアでもあったし…)
緑谷(上鳴君ともよく接してもいた…)
緑谷(耳郎さんは双方に接点を持ってるぞ…)
緑谷「1回話を聞くのもいいかもしれないな…」
緑谷「……」
耳郎「………」
耳郎(えっと……)
耳郎(どったの八百万)
緑谷「…耳郎さん」
緑谷「ちょっと話したい事があるんだけどいいかな?」
耳郎「……え………」
緑谷「……」
耳郎(えっと……)
耳郎(あっそういう?)
耳郎「…あー…私で良ければ答えるけど」
緑谷「恩にきる!」
262 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/10(土) 00:52:29.87 ID:qMcEclMJ0
>>259
突然雨良さん移動してますね、普段通話中は<使います
緑谷「彼女も僕は何度も助けられてきた」 は正しくは
緑谷「彼女にも僕は何度も助けられてきた」
耳郎「肝試しの時の葉隠?」
緑谷「うん」
耳郎「…うーん…」
耳郎「というか…私等毒ガス食らってすぐ倒れちゃったから記憶が曖昧なんだよね」
耳郎「……でも確か……」
耳郎「先に葉隠が倒れた気がする」
緑谷「……そっか」
緑谷「それとさ…耳郎さん……」
耳郎「…?」
緑谷「その…最近…上鳴君とど
耳郎<ブシャァァ
緑谷「じ、耳郎さん?」
耳郎「げっげぇぇ…」
耳郎「な、なな何言わせようとしてんの…」
緑谷「いや……耳郎さんって上鳴君と仲良いイメージがあるからさ」
耳郎「……」
耳郎「マジ?」
緑谷「…え…いや…はい」
耳郎「……………」
耳郎「いや、別に」
緑谷(あっさり否定されたー!)
耳郎「別に私はあの馬鹿と仲が良かった訳じゃないし…」
耳郎「……それに」
緑谷「?それに…?」
耳郎「最近あいつとあまり話さないし」
緑谷「え……」
緑谷「でも今日の朝だって…」
耳郎「轟や峰田とよく連んでからは話すタイミングが合わなかったり…」
耳郎「後……」
耳郎「私自身の感覚からでしか答えらんないけど…」
耳郎「あいつ…自分から私と距離置いていると思うんだ」
緑谷「距離?」
耳郎「うん」
耳郎「前みたいにやたら絡んで来なくなったんだ」
耳郎「まるで私からわざと離れているような感じで…」
緑谷「……うーん…」
263 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/10(土) 01:22:33.48 ID:qMcEclMJ0
緑谷「………」
緑谷「結局考えまとまらずかぁ…」
緑谷「大体絞り込めた気もするけど…」
雨良<まぁ一先ず休んでもいいんじゃない?
雨良<大分聞けたしね
緑谷「いいんですかね?」
雨良<うん
雨良<君から得た情報とても参考になった
雨良<今の所皆に不穏な行動は見られないから後はパーっと楽しんでね
緑谷「…了解です。じゃ、海水浴満喫します!!」
ピッ
雨良「……」
雨良「さてと…じゃあ」
雨良「僕も準備するとしようかね…」
土岡「………へー…凄い凄い」
土岡「ここをこうして…ああして…ふむふむ」
緑谷「何見てるの?」ヒョコッ
土岡「わわっ…てまた君か…」
緑谷「あ…何ともメカメカしい💧」
緑谷「作り方が複雑すぎる…」
緑谷(そういえば…初対面の時もこういう本読んでたな…)
土岡「いや…これはまだ簡単な方だよ」
土岡「もっと酷いのはコンマ1ミリずれただけで結構価値落ちちゃうからね」
土岡「業界的にも複雑なんだよ」
緑谷「土岡君って…もしかしてサポート科…みたいな専門?」
土岡「まぁ雄英的に言えばそうだね」
土岡「戦闘よりもコスチューム作る方がよっぽど楽しい」
緑谷「いや…戦闘って楽しむモノじゃないけど?」<ってか泳げよ
土岡「僕はあらゆる部分が好きなサイズのドリルに変わるからね」
土岡「24時間どこでも作業可能なのさ」
土岡「試しに何かしら改造を施してあげようか?」
土岡「コスチューム、アイテム、ウェポン、ロボット、etc…」
土岡「何でもござれ。可能な限りご所望の商品を作成してあげよう」<ドラ○○んは半年かかるが
緑谷「……え…ああ…いいよ。僕コスチュームなら夏休み友達にちょっとばかしいじってもらったからね」
土岡「へぇ…やっぱり雄英のサポート科は優秀な人がお揃いで?」
緑谷「まぁね」
土岡「是非とも会ってみたいね」
緑谷(……サポート科の大半も亡くなった…もんなぁ)
緑谷(…………そういえば…)
緑谷(なんでこの2人は…雄英の試験に合格できなかったんだ?)
264 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/10(土) 14:24:59.07 ID:qMcEclMJ0
土岡「……雲行きが怪しくなってきたな」
緑谷「あ…確かに」
緑谷「雲がさっきより大分大きくなってる」
土岡「帰りの途中でどしゃ降りになりそうだ」
緑谷「……」
緑谷「あ、そうだ…香久山さん…」
峰田「ひゃー!中々集まったぜー!」
峰田「2桁台後半は下らねえよコレ!!」
峰田「おい轟!お前は何枚撮れた?」
轟「7枚」
峰田「うっお少ねぇっ!?なんでそんだけ!?」
轟「俺は八百万一筋だからな」
峰田「お……おう…」
轟「この7枚の内1枚を毎晩枕の下に置く」
轟「これからその厳選を行う」
峰田「そ。そりゃご苦労なこった…」
峰田「八百万は固いぞ〜?なんだかんだ言って緑谷と仲良いからな…」
轟「覚悟の上だ」
峰田「……緑谷かぁ…」
峰田「そいやあいつ今何してんだ?」
轟「さぁ?あれ以降は見かけてないぞ」
峰田「………この頃さ、緑谷ってなんか怪しいよな」
轟「怪しい?」
峰田「ああ…何というか…」
峰田「何か隠してるような気ィすんだよ」
峰田「夏休み前のあれだってさ」
峰田「その数時間前まで重傷負ってた奴には見えなかったし」
轟「あいつは元々回復早いやつだしな」
峰田「……それにあのオールマイトをぶっ殺した奴も納得いかねぇよ…」
峰田「相打ちしたっ…つうけどその間カメラ回んなかったんだぜ?」
峰田「そもそも正体分からずのまま終わっちまったしよぉ…」
轟「……」
轟「もしかして峰田…お前」
轟「緑谷が内通者だと思うのか?」
峰田「……可能性はあるだろ」
峰田「あいつオールマイト殺されたって聞いてどうだった?」
峰田「そうなんだって…肩落としただけだぞ?」
轟「………そりゃあまりの事でショックに…」
峰田「あのヒーローオタクがそれ聞いてすんなり受け入れると思うのかよ!!」
265 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/10(土) 20:41:45.11 ID:qMcEclMJ0
峰田「あいつオールマイトにめっちゃ憧れててここに来たんだろ!?」
峰田「だったらあっさり肯定するのかよ!?」
峰田「普通なら意地でも否定し続けるだろ!」
峰田「あのオールマイトが殺されたんだぞ!?」
峰田「尚更じゃねえかよ!!!」
轟「それ以上言うな峰田」
峰田「……」
轟「……確かにあいつは1学期から何かと単独行動取ることも多かったし」
轟「怪しい節はいくらかあったかもしれねぇ」
轟「何より俺は今みてぇな事考えた事も無かったわけじゃない」
轟「でもよ…」
轟「結局、俺にはそんな緑谷想像できなかった」
峰田「……あれが演技だって事もあり得るんだぜ?」
轟「逆にあそこまで命張って演技見せるか?」
轟「俺なら峰田、お前を捨ててるぞ」
峰田「……」
緑谷『皆ヒーローになりたい一心でここに来てるんだ!』
緑谷『それをお前1人で勝手に踏みにじるのは許せないぞ!』
峰田「…そうだよな」
轟「………それに」
轟「緑谷を裏切者って仮定しちまえば」
轟「今の自分を否定する事になるぞ」
峰田「………」
轟「…まぁ別にその可能性が100%無いなんて俺は断言できねぇし…」
轟「まずそもそもこんな奴を探し当てるなんて雲を掴むようなもんだ」
轟「この際内通者なんてどうでもいいんだよ」
峰田「!?」
轟「奇襲?結構結構」
轟「なら、それにも怯まない程度の力をつけるまで」
轟「今はその調査よりこっちの方が先決だ」
八百万「……はぁ……」
耳郎「…何というかさ……」
耳郎「もしかしてまた自信無くなってきてる?」
八百万「……」
耳郎「あんたは緑谷と数ヶ月学級委員で一緒になってたし」
耳郎「あいつ自身八百万に助けられた事だって何度もあるんだから」
耳郎「フラグの1つや2つ立ってるのにさぁ…」
八百万「…いえ…そういう訳では…」
耳郎「んじゃどういう訳なのさ」
266 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/11(日) 01:20:59.91 ID:/PrfDDaP0
八百万「……最近、緑谷さんは拳藤さんと行動する事が多くなってる気がしして…」
八百万「何か…喋りづらいというか…」
耳郎「そんな事言ってちゃ好きな人横取りされちゃうよ?」
八百万「それにここ数日放課後に緑谷さんに会おうとしても…」
緑谷『ごめんね…少し用事があって……』
八百万「そう言って断っていましたし…」
八百万「……もしかしたらって」
耳郎「まさか…そんな事無いって」
耳郎「だったら尚更早くアプローチしないとじゃん」
八百万「でも…どうやって?」
耳郎「ふ…こんな事があろうかと特別プランを考えてきた」
耳郎「耳貸して八百万」
八百万「え…ええ」
耳郎「……ー……」ゴショゴショ
八百万「!!??」
緑谷「……」
香久山「」バシャバシャバシャバシャ
緑谷「……….お、おお…」
雨良<見違える程上手くなったね…あの子
緑谷「ガンガン泳いでますね」
雨良<凄いね…カナヅチを2週間足らずであそこまで成長させるとは
雨良<君、もしかしたら教師に向いてたりね
緑谷「教師て…」
緑谷(…ヒーロー兼教師…)
緑谷(自分のヒーロー知識を後世に語り継ぐ…か)
緑谷(それはそれでいいかも…)
緑谷「……」
ゴオオオッッ…
緑谷「お…そろそろ天気がヤバそうだ」
緑谷「後一泳ぎしてさっさと帰るか……」
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/11(日) 03:55:07.17 ID:9tChT9yOO
頑張れヤオヨロ
268 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/11(日) 23:46:07.20 ID:TY3fSqOFO
<ワーワー
緑谷「ふぅ」ザバァッ
緑谷「気持ち良かったー」
緑谷「…そろそろ帰った方がいいか…」
緑谷「皆を呼ぼう」
緑谷「ん?」
香久山「…」キョロキョロ…
緑谷「どうしたんだ…?」
バシャバシャ…
緑谷「何してるの?香久山さん」
香久山「……何でもないわよ」
緑谷「何か探してる様に見えたけど…」
香久山「…」
緑谷「僕も手伝うよ?」
香久山「………ント」
香久山「ペンダント」
緑谷「ペンダ…あ」
緑谷(…言われてみれば…そんな感じの付けてたな…)
緑谷「分かった…僕が探す」
緑谷「君はここで皆が来るのを待ってて」
香久山「でも…」
緑谷「大丈夫。すぐ戻ってくるから」
ザバァッ
香久山「……」
葉隠「……うーん…」
葉隠「残念。居るなら声を掛けようと思ったんだけどな…」
葉隠「まぁいいや…緑谷君は後でも」
葉隠「さーてと…」
スッ
葉隠「………不思議〜」
葉隠「どんな手品か知らないけど…」
ジャキ…
葉隠「ワオ」
「……爆発物使用罪…個性濫用罪…及び殺人罪の疑いで逮捕しますねっと…」
雨良「葉隠透君」
葉隠「いつの間に私の背後に…全く気を感じなかったよ?」
葉隠「あ、それとここ女子トレ」
雨良「はいはい話を逸らさないでね」
269 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/12(月) 00:16:07.24 ID:YS4Yz6TgO
雨良「大人しくすれば優しくしてあげるし」
雨良「言う事聞かなきゃそれなりのお仕置きが待ってるんだけどね…」
雨良「てな訳で早速ついてきて貰おうか?」
葉隠「早速無茶なお願いが来たね…」
雨良「当然。そこにあるちょーっと危なっかしい物体も回収しないとだし」
雨良「ま、抵抗するならするでこっちにも手はあるしね」
葉隠「怖いなぁ」
雨良「平然とそうやって人を殺せる君の精神の方が怖いね、僕は」
葉隠「……はいはい、分かりました〜。ついて行きますよー」
葉隠「…今はしないけどねっ」
雨良「?」
ジャキ…
雨良「………」
「………」
雨良「なるー。そういう事か」
雨良「僕はまんまと囮にかかっちゃった訳だね」
葉隠「ふふふ…どうやらその銃はワープさせる事は出来ないみたいだね」
雨良「……」スッ…
葉隠「黒霧さんとは違った個性かぁ…」
雨良「やはり…内通者か!」
葉隠「なんでわかったの?」
雨良「緑谷君が言ったろう…気を感じなかったってね…」チラッ…
雨良「気を扱えない筈の君が何故…」
葉隠「………ぷっ」
葉隠「ハッズレー。私じゃないよ」
雨良「何…っ!?じゃあ何故黒霧の事を…!」
葉隠「…ーん…そもそも勘違いしてるから言わせてもらうけど」
葉隠「私、葉隠透じゃないよ」
雨良「…………は?」
雨良「何の冗談だ…だったら君は何だって言うんだ?」
葉隠「さぁ?」
雨良(口調からして渡我被身子…?いや彼女は変身しか出来なかった筈だ…)
雨良(もしや他の者の個性…?)
雨良(いずれにしろ今の内に叩いておきたいね)キョロキョロ…
「……何の映像?それ」
雨良「?……何って」
雨良「女子トイレ」
葉隠「「!?」」
フッ…
雨良「こっちこっち」
「っいつの間に…」クルッ…
雨良「さーどうする?あっという間に形成逆転だー」ジャキ…
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/12/12(月) 01:33:57.56 ID:CprVpkVA0
>>57
で言ってたな
271 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/12(月) 02:17:45.62 ID:YS4Yz6TgO
緑谷「……」ゴボゴボ…
緑谷(とはいえ…どう探す?)
緑谷(というかペンダントってどんな飾りだったっけ)
緑谷(勢いで来ちゃったからなぁ…)
緑谷(せめて分かりやすい特徴とかないかな…)
緑谷(例えば光ってる石とかっ!)
緑谷(…てある訳ないか…)
緑谷「……?」
キラキラ…
緑谷(え…光っ…)
緑谷(あ…段々小さく)
緑谷(行かせるか!!)
香久山「………」
切島「緑谷の奴おっせぇな…」
上鳴「あいつから呼んどいて待たせるたぁどういうこった」
八百万「他の方は皆来たのですが…」
ポツポツ…
唯「んー?」
ザァァァ……
峰田「げっ…雨が降ってきやがった…」
耳郎「とりあえず雨宿りした方がいいね」
土岡「だね」
スタスタ…
轟「……?」
香久山「……」
轟「何してる…ずぶ濡れに」ガシッ
香久山「………」ザァァァ…
轟「ここで…待ちてぇのか?」
<止めて!私の家族が!!!
轟「?」
ライフセーバー「ちょっ…落ち着いて下さい!」
ライフセーバー「この悪天候の中捜索は困難かつ危険極まりない!」
ライフセーバー「貴方も溺れてしまう!!」
「私の弟がまだ居るの!!!」
轟「…なんだ?遭難者?」
「嫌…嫌だ…死んじゃうよ!!!」
ライフセーバー「万に1つ死なない可能性があるのならばそれを信じるべきだ…っ!!」
「そんな簡単に見捨てられるかぁ!!」
香久山「っ」キッ…
パシッ
轟「かっ…香久山!?」
272 :
◆G9HPr7nfxM
[saga]:2016/12/12(月) 02:45:53.11 ID:YS4Yz6TgO
雨良「大変だったんだよ?何せ1万以上の数の中からここの監視カメラの映像を探してたんだからね」
雨良「流石の僕でも30秒かかった」
「……」
葉隠「へぇ…」
葉隠「大体貴方の手品のタネは見抜けたかも…」
葉隠「つまり…貴方の個性は見ている『モノ』を見ている『場所』に転送する」
葉隠「一見使い方に困る個性だけど…」
雨良「どんな能力も磨けば磨く程その真価を発揮する」
雨良「君達も実践済みの筈だよね…」
雨良「さぁ…そろそろ拘束させてもらえないかな」
葉隠「……嫌だって言ったら?」
雨良「……はぁ、仕方ない。じゃあ強行手段に出るしかないね」
雨良「とりあえず…」
雨良「…ん?」ピッ…
ザーッ
雨良(……ハッキング?)
「………」
「態々来てくださったのですから…」
「折角なら私のドッカワイイベイビー達を見ていって下さいよ」
雨良「……はっ。そういう事かよ…」
「……」ニッ
♪〜
雨良「……」
「……」
葉隠「………お?」
葉隠「ごめんごめんちょっとお呼び出し…」ピッ…
<……何をしている、渡我
<我々が今回成すべき目的は『太陰石』の発見だった筈だ
<貴様、何処で道草を食っている
葉隠「ん〜いや…ちょっと手間を省こうと…」
<大方またここ一帯を爆破して敵の戦力の減少を図ってたのだろうが…
<相手はあのOFAだぞ?
葉隠「え〜。でもこの場には君もいるんだし、3対1なら殺れるんじゃ」
<Drの命令だ。反抗するのか?
葉隠「はいはーい。聞きますよっと」ピッ
葉隠「って事だから、帰るよメーちゃん」
「了解です」
雨良「ま…待て!」
葉隠「今回は逃しちゃったけど…緑谷君はまた今度貰いに行くよ」
葉隠「楽しかったよ、また遊ぼ?」フッ…
雨良「…っそが…!」
雨良「……何?」
ドサッ
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/12/12(月) 06:53:43.96 ID:Df/ZE1QeO
なかなか熱い展開になってきたな
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