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【ガルパン】男子戦車道です!二輌目!!
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1 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:32:14.27 ID:IZaPTnUgo
※このSSはアホな男子共がアホな作戦(脱いだパンツを使って戦ったりとか)でガルパンに登場するチームと戦うSSのパート2です!
一作目はこちら↓
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1464009928/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1469716333
2 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:32:51.85 ID:IZaPTnUgo
俺「…はぁ…今日も疲れたな…」
俺は休日、ボコミュージアムで働いている。夜の7時、今日はその帰りのようだ
ギャーギャーワーワー!
俺「…ん?酔っ払いか…」
騒ぎ声の方を向く
俺「ん…戦車おでん?…屋台だな………ん?」
そこには女性三人組がいた
俺「んん〜?あの三人…どっかで見たことあるんだよな……」
3 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:33:19.24 ID:IZaPTnUgo
俺が記憶を辿る…そのとき三人の一人がこっちを向いた
??「あ〜〜〜〜〜〜!!」
俺「」ビクゥ!
??「あなた御舞等の隊長でしょぉ!!」
俺「え!?あ、そうですけど…」
??「ちょっとこっちきなさぁい!!」
俺(…やべー…酔っ払いに絡まれた…)
??「はやくきなさぁい!」
俺「…ういっす」
俺がおでんの屋台に強制的に着席させられる
4 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:33:44.94 ID:IZaPTnUgo
??「全くも〜御舞等高校は〜」
俺「ええと……何で知ってるんですか…?」
??「えぇー?私達の顔に見覚えない?」
俺「……あ…!審判の人!」
香音「やーっと気づいたか」
俺「すいません…」
香音「おっちゃん!この子になんか飲み物!アルコール入ってないの!」
おっちゃん「あいよー」
俺「あ、どうも…」
おっちゃん(すまない青年…おっちゃんには何もできない)
俺(ええ、わかってます…わかってますとも…)
5 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:34:10.32 ID:IZaPTnUgo
ひびき「もー香音やめなよ〜。いくら男っ気がないからって高校生口説こうとしないでー」
香音「そんなんじゃないし!」
俺(…美女に囲まれるのはいいけど……酔っ払ってる…帰りたい…)
香音「今日はね〜アンタに説教垂れてやろうと思ってねぇ〜」
俺「説教…ですか…?」
レミ「あなた達御舞等!ルールスレスレ過ぎなのっ!」
俺「う…」
レミ「黒森峰戦の火炎瓶作戦とか本当にグレーなんだからね!」
俺「いやあれはフィンランド軍が使ったれっきとした武器…」
香音「それに大学選抜のとき!」
俺「う…あれは…」
ひびき「ルールには書いてないけどあれはダメ!」
俺「…さーせん」
6 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:34:36.63 ID:IZaPTnUgo
レミ「まあ大事にならなくてよかったけどね〜」
俺「うちのチームは戦力的に正々堂々勝負は出来ないから…結局ルールスレスレになっちゃうんですよね…」
ひびき「あ〜、御舞等ってチームの大部分が軽戦車だもんね〜」
レミ「だからってねー」
香音「そうよ!そんなにルールが邪魔ならタンカスロンでもやればいいじゃない!」
レミ「香音、それは…」
俺「タンカスロン?」
ひびき「あ、それは置いといて……って」
俺の目が輝く……邪悪に。
俺「ちょっとその話、詳しく教えてくれませんか、お姉さん?」
7 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:35:04.31 ID:IZaPTnUgo
御舞等ガレージ!
俺「これより御舞等高校はタンカスロンに挑戦する!!」
キモオタ「タンカスロン?」
チョウ「なんですかソレ?」
ネクラ「タンカスロン…参加レギュレーションが10t以下の戦車であることだけの野試合……そして」
俺「ロクなルールがない。戦車道じゃなくて実戦の戦車戦に近い…」
クロウ「ロクなルールがない?」
俺「もうわかるだろ?ロクなルールがないなら奇策やりたい放題!こんなに俺たちにあってる競技はない!」
8 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:35:31.48 ID:IZaPTnUgo
阿部「というと、うちの10t以下の戦車は…」
俺「U号、ルノー乙型、バレンタイン、T号……ちなみにM3は軽戦車だけど12tちょいある」
チョウ「じゃあボクはどうすれば?」
俺「この前知波単から買い取ったクロがあるだろ?公式戦じゃ禁止にされたけどタンカスロンなら使える」
チビ「じゃあ出れないのはくそみそチーム、KABAさんチーム、先輩のニーソもでれませんね」
俺「ニーソチームは出るぞ?」
チビ「え?チヘは出れないですよね?」
俺「ふふふ…あまり俺を嘗めるなよ…」
9 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:36:00.81 ID:IZaPTnUgo
先日、島田家にて
俺(ボコ)「愛里寿嬢、今日試合だよね?」
愛里寿「…そう。もしかしたら試合長引くかもしれないから…」
俺(ボコ)「録画してあるしタイミングがよければ帰りながらケータイで見れるよ」
愛里寿「ありがと」
俺(ボコ)「はいはい、いってらっしゃい」
千代「俺さん?頼んでおいた戦車の整備はできたのかしら?」
俺(ボコ)「あ、はいはい!出来てますよ!」
千代「それではいつも通り門下生の的役頼みますわね」
俺(ボコ)「はいはーい、じゃあシャーマン借りますね」
俺「と、まあこんな感じでボコをきっかけにして島田流にコネを作りまして」
クロウ「聖グロの次は島田流でメイドしてるのかよ…」
10 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:36:29.84 ID:IZaPTnUgo
俺(ボコ)「愛里寿嬢、試合お疲れ様。はいボコ」
ボコのぬいぐるみを差し出す
愛里寿「ありがと」モフッ!
俺(ボコ)「それでさ、愛里寿嬢。ちょっと相談があるんだけどさ」
愛里寿「何?夏限定クラゲ刺されボコはあげないよ?」
俺(ボコ)「いや、全然いらな…」
愛里寿「…」ジトー
俺(ボコ)「いや、滅茶苦茶欲しいけどそれは愛里寿嬢の物だから諦めるとして!」
愛里寿「?」
11 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:36:56.49 ID:IZaPTnUgo
俺(ボコ)「島田流のガレージの端っこに全然使ってない軽戦車あるだろ?あれちょっと貸してくれない?」
愛里寿「…私の私物じゃないから難しい…お母さんも許さないと思う」
俺(ボコ)「これでどうにか…」ススス
俺が何かを差し出す
愛里寿「…そ、それは!?」
俺(ボコ)「そう、品薄状態が続くあのアイス!“ボコボコ君殴り飛ばされたときに口の中に広がる鉄と砂利の味”!」
愛里寿「う…うぅ…でもその程度じゃ…」
俺(ボコ)「これも…」スススス
愛里寿「ば…倍プッシュ…」
俺(ボコ)「さあ…これが欲しければ…俺と一緒に千代さんにおねだりするんだな…」
愛里寿「くっ…卑怯な…」ピリッモグモグ
俺「…交渉成立だな?」
12 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:38:14.83 ID:IZaPTnUgo
俺「というわけで俺達はこの戦車に乗るぞ!」
俺「九八式軽戦車ケニだ!」
全員『おおーーー!』
俺「さあやるぞタンカスロン!相手になってくれそうなチームを探せ!」
キモオタ「俺氏!練習相手を募集してるチームがあります!」
俺「どこだ!」
キモオタ「BC自由学園です!」
俺「よし!フランス風の学校だな!全員戦車の用意!」
俺「いくぞおまいら!」
俺「パンツ」
阿部「アッー!」
ゲイ「フォーー!」
なお、くそみそチームの出番はない模様
13 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/28(木) 23:42:30.81 ID:IZaPTnUgo
明日から本格的に始めます!
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/28(木) 23:58:02.17 ID:yYgfdJe4o
元気だな
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/29(金) 01:58:32.47 ID:3e2GfrhCo
荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」
↓
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」
↓
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋
↓
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」
↓
>>1
「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と
>>1
が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469662754/
余談
7 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:06:48.44 ID:10oBco2yO
ターキー肉チーッスwwwwww
まーたs速に迷惑かけに来たかwwwwwwwww
9 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:12:33.84 ID:LxY8QrPAO
>>7
はいNG設定
この速さである
相変わらずターキー肉くん=
>>1
という事を隠す気も無い模様
31 ◆xmciGR96ca4q sage saga 2016/07/28(木) 12:50:19.79 ID:g6WSU+sH0
昨夜寝ぼけてスレ立てミスったんで憂さ晴らしも兼ねて久々のロイミュ飯でした。書き溜め半分残り即興なんで色々アレかもしれませんがアレがアレなんでアレしてください何でもシマリス(熱中症
建てたら荒れると判ってるスレを憂さ晴らしに建てる
つまり
>>1
は自分の憂さ晴らしにs速を荒らして楽しんでる
うーん、いつも通りのクズ
>>1
で安心するわー
16 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/29(金) 10:41:49.98 ID:OOy22+7No
数日後、北富士戦車道演習場
俺「よーし、ついたぞー」
そこでは既にタンカスロンの試合が繰り広げられていた
ネクラ「凄いな…本当に観客がフィールドで観戦してる…」
タンカスロンでは公式試合とは違いギャラリーはフィールド内で自己責任で観戦している
俺「…なるほど…」
17 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/29(金) 10:42:15.64 ID:OOy22+7No
本日の御舞等高校
九八式軽戦車ケニ
ルノー乙型戦車
U号戦車
T号戦車
特三号戦車クロ
※M3、バレンタインは軽戦車だけど10トン以上あるので参加不可
18 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/29(金) 10:42:46.17 ID:OOy22+7No
チョウ「俺サン、BC自由学園が来ましたヨ!」
俺「おお…どれどれ…」
キモオタ「ええと…M22ローカスト…ルノーR35…ルノーAMR33…」
俺「…マジノ女学院から派生した学校のはずなのに何故かこっちのほうがいい戦車使ってるんだよな…」
俺「ええと…今日はよろしくな、アスパラガスさん」
BC自由学園隊長アスパラガス
アスパラ「…ふんっ…男子の戦車道なんてそんな下らない物……捻り潰してあげるざます!」
俺「…ふん…お口が達者なようざますね」
クロウ「まったくざます」
ネクラ「…語尾ざますは萌えないざます」
アスパラ「うるさいざます!」
俺「まあ落ち着くざます」
アスパラ「馬鹿にするなぁぁ!」
19 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/29(金) 10:43:12.49 ID:OOy22+7No
アスパラ「まあいいざます」フーフー
俺(怒るならやめればいいのに、その口調)
アスパラ「たった五輌で何が出来るざますか…」
アスパラ「乗車ァ!」
俺「…うーん」
チョウ『どうしたんですか?』
俺「いや、本当はクロで偵察したかったんだけど…いい斜面がないから飛べないんだよな…」
チビ「じゃあどうするんですか?」
俺「まあ偵察はクロしか出来ないわけじゃないからな…俺だって島田家で召使いばっかしてたわけじゃないんだ!」
俺「島田流ニンジャ作戦を開始する!」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/29(金) 10:51:15.28 ID:lk3XL6Er0
アスパラ可愛いざます
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/29(金) 11:02:51.87 ID:pKa9cuB10
あのイヌカレーみたいな顔芸してる奴か
22 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/29(金) 18:30:07.57 ID:OOy22+7No
俺「今回のフラッグ車はルノー乙。頼むぞー」
クロウ『はいよ』
俺「クロは一応飛べる場所探して。今度来るときは翼外して普通にハ号にしたほうがいいかもな」
航海『俺ー、R35が活発に動いてる。一部を先行させたサーチ&デストロイ。定石だな』
俺「ういよ、隊長車のAMR33とローカスト達に動きは無し」
チビ「…流石島田流お得意のニンジャ作戦。カモネットって優秀ですね」
劇場版でセンチュリオンの隊員がやってた戦車に迷彩ネットをかぶせているアレである
23 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/29(金) 18:30:33.76 ID:OOy22+7No
俺「そうだな…ルノーとU号がR35の前に出て囮やって」
チビ『U号はともかくルノーは相手の方が速いですよ?逃げれますかね?』
俺「大丈夫、速攻で片をつける」
チョウ「どうするんですカ?」
俺「クロ先頭で突撃」
チョウ「ハ!?クロって紙装甲なんですケド!」
俺「そこは奇策で何とかする!」
俺「“18禁エリア作戦”開始!」
24 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 14:18:19.56 ID:ru28fDSRo
BCモブ「ちっ!アスパラめ!今日も私達をこき使って!」
ボルドー「まあいいさ…この方が思いっきり撃てる」
BCモブ「!前方ルノーFT-17、U号戦車!」
ボルドー「フラッグ車ね…追撃するわよ!」
25 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 14:18:51.99 ID:ru28fDSRo
クロウ『見つかった!出来る限り遠くに逃げるぞ!』
俺「よし頼んだ!チビ!護衛頼むぞ」
チビ『了解!』
俺「さて、俺達もいくぞ!」
アスパラ「ふっ!かかった!誘導して挟み込むざます!」
ムール「アスパラガス様!後方より敵車両!クロが近づいてきます!」
アスパラ「ふんっ…奇襲のつもりだったざますか?詰めが甘い」
アスパラ「自由側!撃てぇ!」
ドンドンドォン!
26 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 14:19:18.36 ID:ru28fDSRo
チョウ『ヒャア!撃ってきタ!早速見つかりましたヨ!』
俺「限界まで進め!」
チョウ『やられちゃいますヨ!』
俺「お前の犠牲は無駄にはしない!」
チョウ『犠牲前提の作戦は下策ダァァァァ!!』
文句を言いながら、というか叫びながらもクロは突撃を敢行する!
ムール「…アスパラガス様…あのクロの羽に…何かついてますね」
アスパラガス「…?あれは迷彩のシート…ざますね…」
クロの羽にはさっき偵察で使ってた迷彩がカーテンのように引っかかっていた
ムール「偵察してて取り忘れたのかしら…?」
27 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 14:22:45.43 ID:ru28fDSRo
自由モブ「撃てぇ!!」
ドォン!
チョウ『ギャァァ!!』ズガァン!
シュパッ!
自由モブ「やりました!」
ローカストがクロを撃破!
アスパラ「ふう…間抜けな奴だったざます…さて、フラッグ車を挟み撃ちざます」
28 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 14:23:18.86 ID:ru28fDSRo
俺「レンタルビデオ屋のカーテンの向こうは花園…俺達にはまだ踏み入れてはならない禁断の…」
航海「だから来るべきその時のために!せめて堂々とそのカーテンをくぐるために!」
俺「今俺たちは!このカーテンをくぐる!」
俺「戦車、全速前進!!」
スバァン!
二輌の戦車がクロの羽…迷彩カーテンの奥から躍り出る!
俺「ひゃっほう!この敵陣に飛び込む緊張感は、きっと18禁コーナーに踏み入れるときと同じだぜ!」
航海「ビビってるんじゃねぇぞ!」
T号C型風がもの凄い速度で敵に突き進み、少し遅れてケニが続く
29 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 14:23:59.31 ID:ru28fDSRo
アスパラ「なっ!?」
アスパラガスはクロを倒したことで油断し、フラッグ車の方向しか見ていなかったため、発見が遅れた
アスパラ「後方より二輌!」
ムール「な!?わ、私が守ります!」
ムールのローカストがフラッグ車、AMR33に被さる…
航海「射線を開けろぉぉぉおおおおおお!!」
ズガァン!!
ムール「ぐあっ!」
シュパッ!シュパッ!
T号、ローカスト走行不能!
航海「射線は開けた!やれ!」
俺「外すなよ?」
キモオタ「…見くびらないで下さい」
俺「撃てぇ!!」
30 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 14:24:42.28 ID:ru28fDSRo
ドゴォン!!
撃たれたのはケニだった
俺「は?」
アスパラ「…?」
撃ったのは俺でもアスパラガスでもない
俺「…BC自由の伏兵…」
アスパラ「…いや、違うざます…」
キモオタ「あ、あれは……7TP単砲塔…?」
観客「あの7TP!ボンプル高校だ!」
俺「ボンプル高校……?」
アスパラ「…今期タンカスロン王者…“騎士団長”ヤイカ…ざます」
ヤイカ「………」
31 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 20:35:58.42 ID:m523R+IHo
言い忘れてましたがこのタンカスロン編はスピンオフのリボンの武士を元にしています!原作のアスパラガス様や主人公しずかと鈴の活躍が見たい方は書店にGO!
32 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 21:12:12.73 ID:m523R+IHo
ヤイカ「いかにも、私はヤイカ。遊戯ではない、真の戦車戦で戦う女」
俺「ヘイヘイヘイおねーちゃん?何試合中に横槍いれてんの?」
ヤイカ「御舞等高校…なかなか面白い戦いをすると聞いたけど……この程度の横槍も見抜けないとは、がっかりね」
俺「……うん?」
ヤイカ「公式に牙を抜かれた子犬が見苦しいからわざわざ来てあげたのよ…」
アスパラ「卑怯ざますよ!」
ヤイカ「…卑怯?」
33 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 21:12:45.67 ID:m523R+IHo
ヤイカ「戦の最中に第三勢力に介入されないと思った?」
ヤイカ「見方が裏切らないと思った?」
ヤイカ「三つ巴四つ巴の泥沼の戦がないと思った?」
ヤイカ「ああ来てよかった、やっぱりあなたたち何にも知らなかったのね!?」
ヤイカ「これがタンカスロン!闘争の見せ物野蛮人の暇つぶしよ!!」
34 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 21:13:16.53 ID:m523R+IHo
観客「ボンプルが退いていく?」
ヤイカは手に持った薔薇にキスをする
ヤイカ「講習料はつけにしてあげるわ」
宙に薔薇を放る
ヤイカ「お代は戦ば」
俺「撃てぇぇぇぇ!!」
ドォン!!
35 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 21:13:50.83 ID:m523R+IHo
アスパラ「は!?」
何故かケニが発砲する
しかしどこにも命中した様子はない
ヤイカ「…何をしたのかしら?」
俺「おいおい、ちゃんと見ろよ」
俺「お前が放った薔薇はどこにいった?」
ヤイカ「!?」
キモオタ「…全く無茶振りしてくれますね」
キモオタは放られて落ち行く小さな薔薇を撃ち抜いたのである!
36 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 21:14:18.32 ID:m523R+IHo
キモオタ「…全く無茶振りしてくれますね」
キモオタは放られて落ち行く小さな薔薇を撃ち抜いたのである!
俺「すまんな、薔薇はもう足りてるんだわ」
ネクラ「?」
俺「レズの隠語は百合、ホモの隠語は薔薇。昔から決まってるだろ?」
ネクラ「…確かに」
観客の方を見やる
阿部「お前、いい男だな…やらないか♂」
観客「え、あ、ちょっと!?」
810「サッー!(迫真)」
観客「ZZZ……」
ネクラ「薔薇はもういらないな」
37 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 21:14:54.90 ID:m523R+IHo
俺「と、言うわけだ。ツケなんかにしなくてこの場で払ってやってもいいぞ?」
ヤイカ「チッ…」
俺「とは言っても消耗してるから出来れば今日はトンズラしたいなーって」
ヤイカ「ふざけてるのかしら?」
俺「…後、俺今ウ○コ我慢してるから早くトイレ行きたい」
ヤイカ「な…」
俺「というわけでまた今度試合しような?な?」
ヤイカ「…」
俺「いや、あの…断るか受けるか早くしてくれないかな?…割とガチで我慢してるから」
ヤイカ「…」
俺「あの…早く…茶色い機甲師団が浸透作戦を決行しようと迫ってるから…」
ヤイカ「…」
俺「お前わざとやってるよな!?俺を苦しめようとしてるよな!?」
ヤイカ「…」
俺「ヤイカさん!?お願いだから早く!」
ヤイカ「…」
俺「お前そろそろいい加減にしないと怒るよ!?ボンプルのヤイカは俺のケツの穴を重点的に責めてくるド変態って言いふらすぞ!」
ヤイカ「それはやめなさい!確実に勘違いされる!」
38 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 21:15:40.41 ID:m523R+IHo
俺「じゃあ早く試合を受けろ!場所とか時間とかお前が決めていいから!」
ヤイカ「…わかった。一週間後、北部演習場で…」
俺「…わかった」
ヤイカ「…タンカスロンというものを教えてあげる」
俺「…やってみろよ」ギュルルルル!
俺「……すまんネクラ。急いでトイレに向かって」ギュルルルル
ネクラ「絶対漏らすなよ!!」
39 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/30(土) 23:40:22.09 ID:m523R+IHo
とりあえず今日はここまで。情報収集後、試合
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/31(日) 03:34:14.61 ID:cF1HuH79O
乙
俺さんなんだかんだ良いんだよなぁ
41 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/31(日) 21:44:21.99 ID:LwCEbgYEo
俺「というわけで、阿部会長。一週間後にボンプルと試合。それまでにクロをハ号に改造してくれ」
阿部「わかった」
俺「すまんな、試合に出してやれなくて」
阿部「いいさ、俺は気にしない。それに試合に出れなくてもお前らのサポートは出来るからな」
俺「ありがとう」
阿部「それで?これからどうするんだ?」
俺「情報収集。またアンツィオ行ってくる」
阿部「わかった。修理はまかせとけ」
42 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/31(日) 21:44:48.22 ID:LwCEbgYEo
アンツィオ高校
俺「Hey情報屋!情報をくれ!」
アンチョビ「今度はなんだ!」
俺「ボンプル高校に喧嘩売って試合することになった。というわけでなんかボンプルに関する情報ちょーだい」
アンチョビ「……ボンプルか」
俺「どうした…?」
アンチョビ「いや、ちょうどこの前負けたばかりでな…」
俺「あ、おぉ…なんか悪いな」
アンチョビ「いや、いいんだ。それよりボンプルの情報だな」
俺「おう、頼む」
43 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/31(日) 21:45:21.01 ID:LwCEbgYEo
アンチョビ「20世紀初頭、シベリアで行くところを失ったポーランドの子供達が、日本に渡り日本経由で祖国に帰った。その途中で知り合った日本人のためにポーランドとの提携校が神奈川に作られた。それがボンプル高校だ。戦車は豆戦車のTKS、軽戦車の7TP双砲塔型、単砲塔型、7TP改。タンカスロンには出れないが試作車の10TPも保有しているようだ」
俺「ほうほう」
アンチョビ「公式戦車道では保有している戦車が豆戦車、軽戦車なのもあっていい成績は取ってないが、タンカスロンではここ数年王者に君臨してる」
俺「…なるほど」
アンチョビ「この前タンカスロンでプラウダに勝ってる」
俺「な!?あのプラウダに!?」
アンチョビ「詳しくはプラウダじゃなくて“カチューシャ義勇軍”だけどな。カチューシャやノンナ本人は出ていないが…」
俺「それでもあのカチューシャの弟子を破ってるのか…」
44 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/31(日) 21:45:57.43 ID:LwCEbgYEo
アンチョビ「しかもかなりの戦力差をひっくり返して、な」
俺「どのくらい?」
アンチョビ「カチューシャ義勇軍T-70が32輌に対してボンプル10輌。しかも双砲塔が確認出来なかったからまだ手を抜いてると見ていい」
俺「約三倍の数に勝ったのか…しかもT-70とか下手したら中戦車喰えるレベルじゃないか…」
アンチョビ「ああ…化け物だ」
俺「うーん…こっちは5輌であっちは最低でも10輌……もっとだろーな…」
アンチョビ「どうするつもりなんだ?」
45 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/07/31(日) 21:46:29.85 ID:LwCEbgYEo
俺「うーん……あ、そうだ」
アンチョビ「どうした?」
俺「アンチョビ、今動かせる戦車ってどのくらいある?」
アンチョビ「え?この前の試合で大分壊れたからまだ3輌くらい…って、へ?」
俺「よし、アンチョビ!手伝って!」
アンチョビ「は!?」
俺「タンカスロンは別にどのチームと組んでもいいんだろ?一緒にリベンジしようぜ」
アンチョビ「え、あ、へ!?いや、こっちにも都合というものが!」
俺「ペパロニー!お前の好きなカチコミだぞ!」
ペパロニ「マジっすか!?こうしちゃいられない!お前ら!カチコミの準備だ!釜を炊けぇ!」
アンツィオ『うおおおおお!!』
アンツィオ「お前ら!落ち着け!ドゥーチェは何も言ってないぞ!」
俺「じゃ、そういうことで!」
アンツィオ「あ、コラ!帰るな!これも作戦かぁ!!」
御舞等・アンツィオ連合(強制的に)成る
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/07/31(日) 21:47:33.22 ID:hJB4sWGHo
扇動うまいな
47 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/01(月) 23:06:44.83 ID:aWWd/zdLo
試合当日!
俺「寒……プラウダ戦思い出すな」
アンチョビ「うー…寒い…帰ってミネストローネ飲みたい…」
俺「なんだかんだ呼んだら来てくれるアンツィオマジ天使」
ペパロニ「そのかわり試合後の宴会はそっち持ちっすけどね!」
俺「待て聞いてないんだけど!?」
カルパッチョ「戦いにはリスクがつき物なんですよ?」
俺「さーて、帰ろうか」
アンチョビ「ん?」ガシッ!
俺「……」
48 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/01(月) 23:07:12.59 ID:aWWd/zdLo
観客「おい!ボンプル高校が来たぞ!」
俺「……しょうがない、校長宛てに領収書を……」
チビ「馬鹿なこと言ってないで試合!」
俺「お、おう……」
御舞等・アンツィオ連合
九八式軽戦車ケニ
ルノー乙型戦車
U号戦車
T号戦車C型改
改造ハ号
CV35
CV33
CV33
ボンプル高校
7TP改
7TP×7
TKS×2
俺「…十輌か…思ったよりは少ないな…」
49 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/01(月) 23:07:38.36 ID:aWWd/zdLo
今日はここまで!あまり進めなくてすいません!
50 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/02(火) 11:37:17.59 ID:CQ92KDe/o
俺「ういーす、ヤイカ。今日もさみーな」
ヤイカ「えぇ………ん?」
ヤイカがアンチョビを見やる
ヤイカ「あらアンチョビ、負け犬がノコノコと何をしに来たの?」
ペパロニ「何を!?」
ヤイカ「周りも見ないで突撃してくる負けの要因たるあなたに反論できるのかしら?」
ペパロニ「う……」
俺「……やめとけ、それ後で恥ずかしくなるぞ?」
ヤイカ「…どういくこと?」
俺「お前は今から負ける相手に散々上から目線で話してるんだぜ?」
ヤイカ「ふんっ…弱い子犬ほどよく吠えるわね」
俺「言ってろこの板東英二」
ヤイカ「…」
ヤイカ(なんで板東英二……)
51 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/02(火) 11:38:28.03 ID:CQ92KDe/o
クロウ「……なんで板東英二?」
俺「ヤイカってあっちの言葉でゆで卵って意味らしいぞ」
クロウ「ゆで卵…ああ…」
52 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/02(火) 17:25:55.64 ID:CQ92KDe/o
アンチョビ「それで、作戦はどうするんだ?」
俺「フラッグ車は俺がやるから…ルノー乙とそっちのCV33がフラッグの護衛。他は攻撃隊として浸透突破でいこうと思う。アンチョビ、そっちの指揮を頼む」
アンチョビ「Si!カルパッチョはフラッグの護衛を頼む」
カルパッチョ「了解!」
俺「そんじゃ!乗車!」
53 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 08:07:13.97 ID:1FvvLXmto
試合開始後
俺「アンチョビ、様子はどうだ?」
アンチョビ『…五輌が居座ってるな…あの奥にフラッグ車がいるから守っているのか?』
俺「わかった、タイミングを見て突破してくれ。T号で攪乱するのがお勧めだ」
アンチョビ『Si、恐らく残りの車両がそっちに行ってる。気をつけろよ』
俺「了解、精々最大五輌、確認出来てないフラッグ抜いて3輌くらいが関の山だろ、なんとかする」
54 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 08:07:43.00 ID:1FvvLXmto
ヤイカ「…ウシュカ、そっちの状況は?」
ウシュカ『まだ動きはありません』
ヤイカ「こちらからは動くな、誘い込め」
ウシュカ「了解」
ヤイカ「さぁ…早く食い付きなさい……」
55 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 08:08:09.69 ID:1FvvLXmto
アンチョビ「よし!T号、CV33が相手を攪乱、その隙をついてU号、ハ号、私が突破するぞ!」
航海『了解!』
ペパロニ『うっし!いくぜ!』
ウシュカ『…敵が動き始めました。快速の二輌がこちらに向かってきます』
ヤイカ「囮よ、ある程度交戦して食い止めなさい。恐らくその後に本隊が出てくる」
ウシュカ『了解!』
56 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 08:08:38.56 ID:1FvvLXmto
航海「ほらほらほらほら!かかってこいやぁ!!」ドン!ドン!
ペパロニ「Spara!!」タタタタ!
7TP達が二輌の方を向く
アンチョビ「よし!全車私についてこい!!」
チビ「いきますよ!」
チョウ「発進!」
ウシュカ「来ました!」
ヤイカ『ふ……やりなさい』
ウシュカ「了解!」
アンチョビ達が突破を試みる!
その時……
57 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 08:09:59.35 ID:1FvvLXmto
ウシュカ「今!」
ドォン!!…シュパッ!
チョウ「!?」
ハ号が横から突如現れたTKSに撃ち抜かれる
ウシュカ「よしっ!全車囲みなさい!!」
アンチョビ「しまった!」
チビ『な!さっきまでいなかったのに……戦車が増えてる!?』
アンチョビ「アンブッシュだ!やられた!」
航海『囲まれた!?合計…10輌いる!全車投入か!?』
ペパロニ「違う!試合前にいなかった双砲塔の7TPがいる!」
アンチョビ「って事は!?」
58 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 08:11:14.29 ID:1FvvLXmto
俺「…攻撃隊が十輌に包囲された……しかもさっき見てない戦車がいたらしい……」
クロウ「……おいまさか」
カルパッチョ「…やめて下さいよ……」
ドォン!!ドンドン!!
俺「こうなるよな……」
ヤイカ「最初に見た戦力が全てとは決まっていない!!」
フラッグ車、7TP改を含む十輌がケニ達に殺到する!!
ボンプル高校は試合前に見せた10輌の他に、さらに10輌を加えたのである!
59 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 08:43:58.51 ID:1FvvLXmto
クロウ「やべぇよ…やべぇよ…!」
カルパッチョ「どうするんですか!?」
俺「…はぁ、十輌相手にするのかよ……しかも雪上…」
北部演出場は雪が積もっている…決して描写を忘れた訳ではない。決して描写を忘れた訳ではない。大切なことなので二回言いました
クロウ「おい、言ってる場合か!」
アンチョビ「完全に囲まれた!」
チビ「くそっ!」ドンドン!
航海「…ちっ!」
攻撃隊も十輌に囲まれる!
60 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 08:44:26.86 ID:1FvvLXmto
アンチョビ「完全に囲まれた!」
チビ「くそっ!」ドンドン!
航海「…ちっ!」
攻撃隊も十輌に囲まれる!
クロウ「もうだめだぁ…おしまいだぁ…」
カルパッチョ「くっ…こんな所で……」
俺「…」
御舞等高校絶体絶命!やはり原作主人公が勝っていない相手に勝負を挑んだのが間違いだったのか!?
61 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 08:44:57.08 ID:1FvvLXmto
俺「…全く…考えることは同じか……」
62 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 08:45:26.81 ID:1FvvLXmto
クロウ「へ?」
俺「これはタンカスロン、たまたま乱入があっても仕方ないよな!!」
ドォン!!ドンドン!!…シュパッ!
西から飛んできた砲弾は敵の7TP単砲塔にクリーンヒット!行動不能にする!
俺「ナイスタイミングだ!」
63 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 08:46:25.40 ID:1FvvLXmto
♪フランス軍隊行進曲
エクレール「全く…世話が焼けますわねっ!!」
フォンデュ「急な話だったのであまり多くは用意出来ませんでしたが、四輌推参です!」
ガレット「…なんで私がタンケッテに乗らなきゃいけないのよ」
弟子「クロウ先輩〜!来ましたよ〜!」
クロウ「あ!ジョジョ立ちの子!?」
マジノ女学園の乱入である!
マジノ女学園
ルノーR35改(エクレール車)
ルノーR35(フォンデュ車)
ルノーUE(ガレット車)
ルノーFT-17(クロウの弟子車)
俺「これで7対9…マシにはなったな!」
64 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 10:35:03.43 ID:1FvvLXmto
アンチョビ「くっ……回避行動!!」
チビ「くそー!どうしますか!?」
??「楔を穿てぇぇ!!」
ドォン!!ドンドン!
ボンプル二輌を撃破し、包囲網に穴をあける!
♪雪の進軍
絹代「知波単学園四輌推参であります!!」
細見「突撃!」
玉田「吶喊!」
福田「二人とも!突撃はまだ駄目であります!」
知波単学園乱入!!
知波単学園
三式軽戦車ケホ(西車)
九五式軽戦車ハ号(福田・細見・玉田車)
65 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 13:11:10.47 ID:1FvvLXmto
ウシュカ『援軍が現れました!知波単学園の乱入です!』
ヤイカ「…こっちも乱入よ……まあいい…どうせ公式に毒された甘ちゃん達よ、蹴散らしてやりなさい!」
ウシュカ『了解』
ヤイカ「数の上でも練度でも負けるような相手ではない……戦車の差さえなければボンプルは最強なのよ!!」
66 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 13:16:34.93 ID:1FvvLXmto
俺「よし!御舞等・アンツィオ・マジノ・知波単連合結成!反撃開始だ!」
クロウ「いつの間にマジノと知波単に声かけてたんだよ!というか最初から出せよ!」
俺「敵の油断を誘いたかったから隠してた!相手も同じような手だったけど!」
敵は現在9輌、7TP改×1、7TP単砲塔×3、双砲塔×3、TKS×2。7TP改はフラッグ車である
対して連合は7輌、ケニ、ルノー乙、CV33、ルノーR35改、R35、UE、FT-17
67 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 13:17:00.83 ID:1FvvLXmto
エクレール「全国大会以来ですわね?」
カルパッチョ「お久しぶりです、隊長さん」
エクレール「あの時は敵同士でしたが、今は見方同士。よろしくお願いしますわね」
カルパッチョ「ええ、もちろん」
エクレール「そして、成長したマジノの姿を見せて差し上げますわ!」
カルパッチョ「私達の成長も見せてあげます!お互いにね?」
エクレール「楽しみですわ……ねっ!」ギャギギャ!
R35改がうまく敵の攻撃を避ける
68 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 18:20:54.49 ID:1FvvLXmto
そして……この戦いに置いて伝説を作る戦車二輌が動き始めた
二輌の旧式戦車の無双である
69 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 18:21:29.48 ID:1FvvLXmto
最初、俺は囮のつもりでその二輌を動かした
俺「クロウ、陽動頼む」
クロウ「わかった、やってみる」
弟子「クロウ先輩!」
クロウ「どうした?」
弟子「私もご一緒してよろしいでしょうか?」
クロウ「いいけど……?」
俺「クロウのルノー乙についてこれるか?普通のルノーじゃないぞ?」
弟子「はい!私もあの試合の日から一杯練習しましたから!」
クロウ「…わかった、一緒にいこう」
70 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 18:22:14.95 ID:1FvvLXmto
ボンプル「隊長!二輌がこちらに向かってきます!…ルノーFT-17二輌!」
ヤイカ「一次大戦の旧式じゃない…無視していい」
ボンプル「しかし…」
ヤイカ「どうした?」
ボンプル「何か…異様なのです」
ヤイカ「異様……」
ボンプル「何というか…戦車の他に何かがいる…というか…」
ルノー乙型「」 ┣¨┣¨┣¨┣¨ドド
ルノーFT-17「」 ┣¨┣¨┣¨┣¨ド
71 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 18:22:53.69 ID:1FvvLXmto
ヤイカ「な、何…あの戦車……」
何かがおかしい…
ヤイカ「確かに異様…戦車の後ろに何かがいる…」
その時、二輌のハッチが開き、その車長が姿を表す……
クロウ「」バーーーン!
弟子「」ゴゴゴゴゴ!
見事なジョジョ立ちである
72 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 18:23:20.25 ID:1FvvLXmto
ヤイカ「ふざけてるの…撃ちなさい」
ドォン!!
7TPがルノー乙を狙い、撃つ
ススス…
紙一重で回避ッ!
クロウ「いくぞ!」
クロウが戦車の中に引っ込む!
クロウ「秘技!オラオラ装填!」
するとクロウが砲弾を手に持ち…
クロウ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」
凄い勢いで装填と攻撃を繰り返す!
73 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 18:23:56.98 ID:1FvvLXmto
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!
ヤイカ「!?」
シュパッ!シュパッ!
超速度の砲撃を走行間射撃で行う!その攻撃で二輌を撃破!
弟子「せっかくフランスの戦車なんだからシルバーチャリオッツにしましょうよ!」
クロウ「…戦闘で使える名台詞ってあったっけ……」
弟子「ポルナレフが可哀想ですわ!」
クロウ「じゃあお前ポルナレフな」
弟子「嫌ですわ!トイレネタは勘弁!」
クロウ「ほら、敵来てるぞ」
弟子「はわっ!…もう、嫌ですわ……」
そう言って目を伏せる…
そして目を見開き、言う
74 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/03(水) 18:24:38.36 ID:1FvvLXmto
弟子「貧弱、貧弱ゥ!」
明らかにお嬢様とはかけ離れたキャラの台詞を…
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/03(水) 21:14:57.27 ID:YW2VpgVsO
やっぱジョジョ立ちやってる奴はちげぇな
76 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/05(金) 17:45:24.34 ID:AL82CSeOo
クロウ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」
弟子「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」
オーバードライブゥゥゥ!! WRYYYY!!
俺「…もうさ、あいつらだけでいいんじゃないかな…」
クロウ『よくないッ!!』
俺「ういよ…俯角とれる奴は稜線射撃!」
77 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/05(金) 17:45:54.39 ID:AL82CSeOo
攻撃隊側…
アンチョビ「よし!包囲網から脱出!」
絹代「後退…じゃなくて後方展開!!」
知波単が開けた包囲網の穴から脱出!
78 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/05(金) 17:46:24.46 ID:AL82CSeOo
ウシュカ「ちっ!追いなさい!!」
ボンプルがアンチョビ達を追う!
アンチョビ「くっ!あっちは雪上に慣れてるから追いかけっこは分が悪いぞ!」
ペパロニ『ボンプルって神奈川の学校なのにどうして雪上戦なれてるんすかね?』
アンチョビ「知らん!ポーランドが寒いからじゃないか?」
79 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/05(金) 17:46:51.29 ID:AL82CSeOo
細見『アンチョビ殿!いつ突撃するのでありますか!!?』
アンチョビ「こんな状況で突撃はしない!今は“撤退”だ!」
絹代「あ…それは禁句…」
玉田『何ぃ!?撤退ですとぉ!?』
細見『敵に背を向けるのでありますか!?』
アンチョビ「あ、こら!グズグズするな!狙い撃たれるぞ!」
絹代『アンチョビ殿!うちの生徒に“撤退”は禁句であります!』
アンチョビ「しまった!そうだった!!」
80 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/05(金) 17:49:10.58 ID:AL82CSeOo
ウシュカ「あの遅れてるハ号二輌を撃ちなさい!」
ボンプル「了解!」
ドォンドォン!!
玉田『うわっ!』シュパッ!
細見『ああっ!』シュパッ!
アンチョビ「ああ!もう!」
81 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/05(金) 18:21:51.51 ID:AL82CSeOo
俺「アンチョビ!そっちの状況は!?」
アンチョビ『知波単が二輌やられた!細見車と玉田車!』
俺「いつも通りの伝統芸をどうもありがとう!」
アンチョビ『言ってる場合か!どうするんだ!』
俺「逃げてたらジリ貧!優勢火力ドクトリン!あとチョウ!聞こえるか!」
チョウ『ハイ!なんですカ!?』
俺「死にたがり作戦!開始!」
チョウ『はっ!?その作戦はまずいですヨ!?主にボクの身が!』
俺「勝利のためだ!文句いうな!」
チョウ『自分のことじゃないと思ってェェェ!!』
82 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/05(金) 18:22:17.89 ID:AL82CSeOo
ウシュカ「な!?こっちに向かってきた!?」
急速にUターンをしてこちらに向かってくる!
ウシュカ「ハ号が先陣を切って突撃…狙い撃…」
ボンプル『な!搭乗員が出てきました!』
83 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/05(金) 18:22:52.34 ID:AL82CSeOo
チョウ「……」ゴゴゴゴゴ!
主砲を掴み、戦車の正面に立つチョウがいた
ボンプル『これじゃあ搭乗員に当たって攻撃が出来ません!!』
ウシュカ「な!?」
チョウ「よしっ!そのまま一番近い車両に突進!」
ギギィィィィィィ!!
ボンプル「なっ!?」
7TPの目の前に停車!
ボンプルの車長がハッチから上体を出す
ボンプル「ちょっと!そこを退きなさい!撃てないじゃない!」
チョウ「…」
チョウは一度俯き、そして相手の車長を見る
チョウ「撃ってみろよぉ………撃ってみろよォォォォォオオオオオオ!!!」
目を見開き、瞳孔を揺らし、完全に狂った口調で叫ぶ!
84 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/05(金) 18:23:23.25 ID:AL82CSeOo
ボンプル「ひっ!?」
チョウ「撃ってみろよ…タンカスロンはルールなんてないんだろ!?」
チョウ「どんな汚いことをしてもいいんだろォォォ!!」
チョウ「邪魔なら吹き飛ばしちまえよォォォ!」
ボンプル「ひぃっ!!」
自分の頭を砲口に押し付けて言う
チョウ「やってみろよォォォォォオオオオオオ!真の戦車戦なんだろォォォォ!ほらぁ!!オレのアタマ、ぶち抜いてみろよおおおおお!!ほらぁ!!ほらぁ!!」カンガン!
チョウ「殺してみろよおおおおお!!ホラァァア!!殺シテ見ロって言ってんだろォォォォォォォォォオオオオオオ!!!!ホラァァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」
ボンプル「ひっ…で、出来ません!出来ませぇぇん!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」
85 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/05(金) 18:23:49.21 ID:AL82CSeOo
チビ「…撃て」
ダンダンダン!!…シュパッ!
横からU号がその7TPを撃つ
ボンプル「ヒック…ヒック……え?」
既に泣きじゃくってた車長が素っ頓狂な声を出す
チョウ「ごめんナサイ、うちって勝つために手段選ばないんデス」
86 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/05(金) 23:57:23.85 ID:azWqIbczo
今日はここまでで。前スレの勢いは消え去った
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/06(土) 00:29:16.58 ID:mMfxm1LfO
乙です。
俺さんにチョウ君、硬式ではその作戦は通じないどころか逆効果だよ…
88 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/07(日) 00:04:21.99 ID:bAU1sYwjo
明日こそ書く…むしろ戦力が豊か過ぎて難しい…
89 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/07(日) 13:47:56.01 ID:HoG8lmIWo
俺「…ん、撤退を始めたか…」
カルパッチョ『どうしますか?』
俺「うーん…周辺警戒を怠らず前進…かな?」
俺「今更だけど…こんなに輌数がいるって初めてだな…」
森の中を前進中…
エクレール『……こちら先頭エクレール車…いませんわね…』
俺「うーん…逃げられたか…予想より速いな…」
カルパッチョ『…まさか…!』
俺「どうした!」
カルパッチョ「俺さん!後方の警戒を!」
ドォン!!ドンドン!
フォンデュ『なっ!?』シュパッ!
R35が撃破される!
俺「いつの間に後ろに…!」
90 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/07(日) 13:48:21.18 ID:HoG8lmIWo
数分前
ヤイカ「まだよ…耐えなさい…」
ヤイカ達は森の中で雪上迷彩を使ってアンブッシュをしていた…
ヤイカ「……もう少し…もう少し…」
そして……連合がボンプル達をを通り抜ける…
ヤイカ「今!最後尾の奴から狩ってやりなさい!」
91 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/07(日) 13:48:47.47 ID:HoG8lmIWo
俺「くそっ!アンブッシュで隠れてやがったのか!!」
クロウ「方向転換し…」
ドゴォン!!バリバリバリ!
ボンプルが木を撃ち倒す!
俺「しまった!道を阻まれた!」
92 :
◆VgiTQ6FNm6
[saga]:2016/08/07(日) 13:49:22.67 ID:HoG8lmIWo
アンチョビ『俺!こっちの隊がお前らの方に向かってるぞ!』
俺「……やばいな……チビ!航海!あの奇策やるぞ!」
チビ『どれですか!!』
俺「青ランタン作戦!」
チビ『え、えぇ…あれは反則…』
俺「タンカスロンに反則なんてない!」
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/08/07(日) 14:43:08.44 ID:qymm/aUf0
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