艦これSS投稿スレ5隻目

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90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 00:25:59.56 ID:ryvznjBbo

いいめしテロでした……
夜中だけど、ピザくいたくなった
しかし、ローマもさみちゃんも、かわいいね
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 01:46:05.14 ID:6srhvbmyO
ピザに蜂蜜って旨いのだろうか
食ったことないわ
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/05/08(日) 12:09:42.67 ID:4mONOMYr0
クワトロ・フォルマッジオは美味いよ
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/08(日) 13:35:06.91 ID:ryvznjBbo
下ネタがあるこのスレ、エロ用の掲示板に移転すんのかな?
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/14(土) 23:20:52.56 ID:usCQdauMo
数レスかります
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/14(土) 23:26:45.98 ID:usCQdauMo

【出会っちまった……】


五十鈴「」

初音ミク「」


那珂ちゃんルートで鎮守府に初音ミクが慰問に来たのだが……。


初音ミク「ど……どいうことなの……? ただでさえオワコンと言われて落ち込んでるのに……?

艦これに押されまくって、ニコニコ御三家から脱落しかかってるところに、自分そっくりで、

お胸がデカい艦娘って、どういうことなの? どういうことなの……?」

時雨「扶桑……? いや、山城……? いや、人違いかな……ごめんね……」

加賀「赤城さん……? ごめんなさい……人違いね……」


そこに……。


龍驤「……わかるで、その気持ち……」

初音ミク「あなたは……?」

龍驤「通りすがりの軽空母や。あんさんの気持ち、ようわかるで!」ガシッ

初音ミク「ありがとう!」ガシッ


また一人……。


結月ゆかり「わたしも混ぜて下さい……」

初音ミク「ええ!」ガシッ

龍驤「歓迎するで!」ガシッ

結月ゆかり「ありがとうございます」ガシッ


またまた……。


十六夜咲夜「……」ガシッ

初音ミク「……」ガシッ

龍驤「……」ガシッ

結月ゆかり「……」ガシッ



またまたまた……。


如月千早「……」ガシッ

初音ミク「……」ガシッ

龍驤「……」ガシッ

結月ゆかり「……」ガシッ

十六夜咲夜「……」ガシッ


ここにジャンルを超えた貧乳同盟が締結されたのである。
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/14(土) 23:27:45.86 ID:usCQdauMo

一方……。


巡音ルカ「……」ガシッ

長門「……」ガシッ

城ヶ崎美嘉「……」ガシッ


同時に、ロリコン……いや……幼女が好き過ぎる御三家同盟も同時に締結されたのであった。


おしまい
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/14(土) 23:27:57.53 ID:jwY12kuyO
ゴメン全く面白くないわ
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/14(土) 23:28:14.08 ID:usCQdauMo
おはりです
ありしゃした
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 04:19:07.58 ID:IcUIEqDjo
数レス借ります
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/31(火) 04:21:55.43 ID:IcUIEqDjo

【アル中探偵 隼鷹 ―償いの報酬―】


隼鷹「那智……あんた……殺したいヤツっている?」

那智「いや、いない。どうした?」

隼鷹「あたしもさぁ、さっきまではいなかったよ。でも今はいる。誰かがウイスキーをぶちまけた……。断酒しているあたしの部屋にね!」


あたしは隼鷹。横須賀で探偵をやってる。

戦後、軍を放り出されたあたしは、艦娘の経歴を買われて婦警になった。

そこでドジを踏んじまってね……。

強盗との銃撃戦で、無関係の女の子を撃っちまった。

その子は命をとりとめたけど、視力が戻らない。

ショックを受けたあたしは酒に溺れて、入院、退職のお決まりコース。

それから色々あって……探偵になった。


那智「よく電話してくれた。今、部屋か?」

隼鷹「いや……部屋を出た……」

那智「そうか……酒の誘惑に打ち勝ったんだな……」

隼鷹「まぁ……そうだねぇ……でも……そう……あたしは飲まなかった……」

那智「すぐそちらに行く。一人にしておきたくない。頑張れ!」

隼鷹「あぁ……うん……」


現在、あたしはとある事件の調査をしている。このウイスキーは犯人からの嫌がらせだろう。

実際、断酒中のあたしに、これはこたえた。もし誘惑に負けて酒を飲んでいたら、人格が崩壊したかもしれないねぇ……。
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/31(火) 04:24:59.97 ID:IcUIEqDjo

で、その調査ってのは……。


隼鷹「あたしは、今日一日……断酒出来ました……だいたい一年、酒を飲んでません……」


ある日、あたしは横須賀の断酒会に参加していた。

断酒会ってのは、酒を止めたい人間が集まって、酒害の経験を話し合う会。

那智は断酒会の助言者、断酒を助けてくれる人。

酒の誘惑に負けそうになった時、少しでも酒が飲みたくなった時、那智はいつでも相談に乗ってくれる。

仕事中でも、休み中でも……。


??「あんた……元艦娘か……」

隼鷹「あなたは?」

元提督「俺は元提督。艦娘と話がしたかったんだ。会の後、コーヒーでもどうだい? ああ、警戒しないでくれ。口説いたりはしない」


カフェで元提督は話し始めた。


元提督「俺は……いわゆるブラック鎮守府の提督だった……轟沈させた艦娘も一人や二人じゃない……過労で自殺したのもな……」

隼鷹「……」

元提督「戦後……毎晩その娘たちが夢に出てな……そのままアル中ってわけだ……」

隼鷹「……」

元提督「……すまなかった……」

隼鷹「……あたしに言ってもしょうがないよ……」

元提督「……そうだな……」

隼鷹「……」

元提督「……『断酒のための十二ステップ』ってあるだろ……。第八ステップ……我々が傷つけた全ての人々の表を作り、その全ての人たちに埋め合わせをする気持ちになる……。

第九ステップ……その人たち、または他の人々を傷つけない限り、機会あるたびに直接埋め合わせをする……」


元提督は手帳を取り出す。


元提督「第八ステップで俺が傷つけた艦娘のリストを作った。これから第九ステップ。彼女たちに謝罪や埋め合わせをしようと思ってる」

隼鷹「……そうかい……」

元提督「艦娘たちは、どう思うかな?」

隼鷹「……正直、わかんないねぇ……」

元提督「そうか……」

隼鷹「……」

元提督「今日はありがとう……誰かに聞いて欲しかったんだ……」

隼鷹「うまくいくことを願ってるよ……」


過去の償い……あたしの心に鋭い痛みが走った。
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/31(火) 04:28:26.40 ID:IcUIEqDjo

その後……。


隼鷹「元提督が殺された?!」

ゲイ提督「そうなんだ……」


ゲイ提督は元提督の助言者。元提督にリストを作らせたのは彼だ。


ゲイ提督「彼はリストの艦娘を訪ねていた。そして艦娘は彼を激しく恨んでいる。となるとリストの艦娘が犯人である可能性が高い。

恨んでる提督が目の前に来て、カッとなって思わず……ってね。それでこのリストのコピーを警察に渡したんだけど……」

隼鷹「けど?」

ゲイ提督「警察は強盗殺人と考えているようで、まともに取り合わないんだ。落ちぶれたアル中の元提督が死んだところで、誰が悲しむって感じ」


ブラック鎮守府の闇は深い。過去をほじくり返されると海軍のお偉方も都合が悪い。警察としても面倒だ。

だから犯人不明のまま、さっさとケリを付けたいのだろう。


ゲイ提督「僕が彼にリストを作らせた。ということは僕が彼を殺したようなもの。責任を感じている。隼鷹さん、このリストの艦娘を調査してほしい……」


あたしは依頼を受けた。

リストの艦娘たちを訪ねてみると……。


明石「ええ、来ましたよ提督……資材横領の罪をなすりつけたことを謝罪したいって……殴ってくれてもいいって……。ひっぱたきましたよ、何回も……。

そしたら……胸が一杯になって……涙があふれて……なぜか提督と抱き合って、二人で大泣きしました……」


長門「ああ……来たとも……無謀な作戦に意見した私を更迭したことを謝罪したいとな……消えろと言ったが玄関の前から動かなくてな……。

怒鳴ったらやっと行ったよ。なに? 死んだ? ははっ、そうか……すばらしい……今日はいい日だ……」


ポーラ「ええ〜〜、来ましたとも〜〜。でも〜〜、どうでもいいことでした〜〜。昔、ポーラのお酒を盗んだって〜〜。

忘れてました〜〜、そんなこと〜〜、本当に〜〜。頑張れ〜〜、頑張れ〜〜、提督ぅって、応援しちゃいました〜〜」


大淀「はい、来ました。私から金をだまし取ったことを謝罪したいと。あのお金は……大きな声では言えないようなお金でしたから、正直、どうでも良かったんですが……。

あの頃はお互い騙し騙されという感じで、単にゲームに一回負けたという気持ちでしたから……。気にしてないと言いいました」


リストの艦娘はシロのようだねぇ……。じゃあ、犯人は……?
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/31(火) 04:31:53.22 ID:IcUIEqDjo

――探偵隼鷹が横須賀を舞台に活躍する


提督(恋人)「プロポーズの答えを聞かせて欲しい」


――恋の行方は?


鳳翔(女の子の母)「もう……来ないで下さい……」


――過去の償いは?


飛鷹(婦警)「皆、待ってるから。いつ戻ってきてもいいよ」


――姉との関係は?


青葉(情報屋)「きょーしゅくですが、その人の『ソブリケイ』……ニックネームを教えてもらえますか?」


――事件の行方は?


隼鷹「提督……本当のアル中は、ワンカップ酒は買わないんだぜ。紙パック……給食の牛乳のような紙パックの酒を買うんだ……。

なぜかって? 飲めないんだよ……手が震えてさぁ……ストローじゃないと飲めないのさ……。だから百円の紙パック……。

あたしはさ……そこまで一度、落ちたんだよ……」




アル中探偵 隼鷹 ―償いの報酬―

2016年 夏 公開予定無し
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 04:33:46.58 ID:IcUIEqDjo

おはりです。

ありしゃした。

ローレンス・ブロックのマット・スカダーシリーズを読んで、衝動的に書いた。

隼鷹さんとマット・スカダーが、俺の頭の中でリンクした……。

※このSSはローレンス・ブロック『償いの報酬』にインスパイアされてます

105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/31(火) 07:55:35.59 ID:sWV2IRlm0

公開しないのか…
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/01(水) 20:51:11.56 ID:qHc6CFg50
SSを書く前、アル中の気持ちになるために紙パック日本酒飲んでみたけど……あれはストレートじゃのめないわ
甘酒かって思うほど甘ったるくて、微妙なアルコールの味……
ロックにしたら、やっとマシになった
甘さが弱まって、うっすら苦みが出て、やっと酒っぽくなった
あれをストレートでチューチュー飲むのは、本当に終わってる
アル中の終着駅がコンビニの紙パック酒ってのが、良くわかった
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/02(木) 19:59:45.15 ID:Q165vVD1O
数レスお借りします
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/02(木) 20:00:39.79 ID:Q165vVD1O
提督「終わったァァァ!!」

大井「お疲れさまでした……」

提督「大井もお疲れ!」

大井「…………テンション高いですね」

提督「そりゃあな!なんたってかの国からの新たな戦力が加わったんだ!テンション上がるだろ!」

大井「……親潮」

提督「………………え?黒潮?」

大井「親し――」

提督「え!?何!?聞こえない!」

大井「…………」

提督「…………ぐっ……」

大井「……冗談ですよ。あまりにうるさかったのでつい言っただけです」

提督「…………ごめんな…」

大井「…………提督は頑張りました。今回は運がなかっただけですよ」

提督「…………」

大井「今作戦、私が見る限り提督に落ち度は全くありませんでした」

提督「……そうかな…」

大井「えぇ。ですから、そう悔やまないでください。誰も提督を責めませんよ」
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/02(木) 20:03:01.22 ID:Q165vVD1O
提督「……そっか……よし!夏こそ親潮を助け出すぞ!」

大井「えぇ!頑張りましょう!」

提督「まずは遠征だな!さっそく遠征部隊を呼んでくれ!」




舞風「…………ねぇ提督」

提督「ん?お、来たか!さっそくだが遠征を――」

舞風「萩風は?」

提督「…………え……?」

大井「あっ」

舞風「嵐は?」

提督「あ……ら…し…………?」

舞風「提督、約束してくれたよね?」

提督「……………あ……あぁ…あ……」

大井「提督落ち着いて!深呼吸!深呼吸です!」

舞風「提督の嘘つき!大っ嫌い!」

提督「」


提督「」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 20:04:11.32 ID:Q165vVD1O
萩風と嵐と親潮をうちに下さい
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/03(金) 01:40:44.52 ID:1b3kSulRO
乙です
胃が痛くなるSSですな……
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/11(土) 19:52:44.48 ID:8XJht3fZ0
2レスほど。最近暑くなってきたので、こんな涼しい話はいかがでしょうか
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/11(土) 19:55:18.05 ID:8XJht3fZ0
【とある艦娘が電車でお出かけしたようです】


ガタンゴトン…、ガタンゴトン…

(ん…、ぅううん…)

ガタンゴトン…、ガタンゴトン…

(あ、あら?いやだ…寝ちゃってた?…外、真っ暗ねえ…)

(門限も過ぎちゃってるわ…いやん、司令官に怒られ…)

ブゥウウン…ブゥウウン…

(って、はぁ…、さっそく司令官からのお電話ねえ…)

ピッ

「…もしもし?」

「おい…今何時だと思ってる?外出許可はしたが、宿泊は許した覚えは…」

「ごめんなさい、今帰りの電車なの。でも、寝過ごしちゃって…」

「電車?なら、最寄りの駅で降りて場所を教えてくれ。通話なんて他の乗客も迷惑だろう」

「はぁ…ぃ?…あらぁ?」

「どうした?」

「この車両、誰もいないみたい。お話しても大丈夫よ」

「そうか。まあ本来ならマナー違反だが仕方ない。今どこだ、次の駅は何て名前だ」

「ええっと…?…路線図が見当たらないわ」

「そういう車両もあるか、別の車両は?」

「ちょっと待ってね」


ガタンゴトン…、ガタン…、ゴ、トン……


「あ、駅に停まるみたい。降りて場所を確認するわね」

「了解。近場なら車で迎えに行く」

「あら、ドライブデートのお誘いかしら?」

「おい…」

「いやん、怒らないで。わかってるわ」

114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/11(土) 19:56:09.26 ID:8XJht3fZ0

ぷしゅぅぅぅぅぅぅ…

「降りたわ、司令官」

「おい、外で司令官は…」

「ふふ、駅に誰もいないから大丈夫よ」

「ならいいが、外では艦娘とばれるような言動は慎めと普段からあれほど…」

「もぅ、お説教なら帰ったらちゃぁんと聞きますから、ね?」

「はぁ…それで?そこはどこだ?なんて名前の駅なんだ?」

「ええっと…あら!ふふふふふ…」

「?…なに笑ってる?」

「だって、ふふ、こんな偶然なんてあるのねえ…」









「だって、この駅、私の名前なんだもの」




115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/11(土) 19:56:50.51 ID:8XJht3fZ0
終わり

116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/11(土) 20:40:04.68 ID:XLp29Jxgo
乙、千葉県か
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/12(日) 00:12:51.55 ID:vhtPbn34O

きさらぎ駅か。懐かしいな
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/12(日) 07:14:17.45 ID:LCejtXrOO
如月かな
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/12(日) 09:28:54.77 ID:ELbmc/BP0
3〜4レス。飯ネタ
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/12(日) 09:30:53.23 ID:ELbmc/BP0
【夜の食堂兼ラウンジにて】


リットリオ「ねえローマ,今夜はどうしましょうか?」

ローマ「そうね。…ビスマルクなんかどう?」

プリンツ(!!…イタリア艦がビスマルク姉さまの話をしてる。なんだろう)

リットリオ「いいわね、ビスマルク。…おいしそうだわ」

ローマ「ええ、たまにはいいと思うの」

プリンツ(ビスマルク姉さまが、おいしそう?!それって…)




リットリオ『大人しくして!!』

ビスマルク『何あなた達!!なにするの!!離しなさい!!』

ローマ『いい下着つけてるじゃない。もっとよく見せなさいよ』

ビスマルク『あなた達の言う通りになんかなるわけないでしょう?!』

リットリオ『二人に勝てるわけないわ!!』

ビスマルク『馬鹿言わないで!!私は絶対勝つわよ!!んあーっ!!』




プリンツ(…なんてこと。そんなのダメ!!ビスマルク姉さまは、わ、私が守るんだから!!)

リットリオ「それじゃあさっそく準備に…」

プリンツ「そ、そんなこと絶対させない!!するなら、この私を倒してからにして!!」

ローマ「えっ…、はぁ?ちょっと、なんなの?なんのつもり?」

リットリオ「えっと、オイゲン…さん?」

プリンツ「夜にビスマルク姉さまを頂いてボーノ・ボーノなんか絶対許さないんだから!!」

ローマ「なによボーノ・ボーノって…いや、わかるけど…」

リットリオ「ビスマルク姉さま?…ああ、そういうことですか。ねえ、オイゲンさん」

プリンツ「な、なに?」

リットリオ「一緒に食べませんか?ビスマルク」

プリンツ「ふぇっ?!」
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/12(日) 09:32:28.68 ID:ELbmc/BP0

プリンツ「こ、これがビスマルク姉さま!!」

ローマ「いや、姉さまは余分よ。にしても、まさかこんな勘違いするなんてね」

プリンツ「うぅ、ごめんなさい…」

リットリオ「まあまあ…、それも仕方ないです。もともとは同じ人からとった名前だし」

プリンツ「でも、何でこのピザはビスマルク姉さまなの?」

ローマ「だから姉さまは…、まあいいわ。ピッツァの上に目玉焼きがのってるでしょう?」

プリンツ「うん。…えっ?これがビスマルク姉さまの由来?」

リットリオ「かの宰相は、半熟の目玉焼きを乗せたステーキが大好物だったそうです」

ローマ「だから、半熟の目玉焼きを乗せたピッツァをビスマルクねえ…んん、ビスマルクというの」

プリンツ「へえー」

ローマ「というか、食べないの?冷めちゃうけど?」

プリンツ「うん、おいしそうなんだけど、きっと、おいしいんだろうけど…」

リットリオ「どうかしました?」

プリンツ「ビスマルク姉さまだって思うと、なんだか食べるのがもったいないような」

ローマ「…あー、そう、そうなのね。まあ、いいけれど」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/12(日) 09:35:51.54 ID:ELbmc/BP0


ポーラ「あ〜、いい匂いがしますね〜。これは、ピッツァかなぁ」フラフラ…



プリンツ「あ、あなたは…」

ポーラ「あれ〜何だか珍しーい組み合わせですね〜。おお、やっぱりピッツァ!いただきまぁす」

ローマ「あっ」

リットリオ「あら?」

プリンツ「あああああっ?!」

ポーラ「んー、ボーノ!!…んあ?」

プリンツ「あ、ああっ、ビスマルク姉さまが、ぐすっ、わた、私の…ふぇっ…」

ポーラ「あ、あれ〜?」

プリンツ「ああああああん!!ポーラがビスマルク姉さまをボーノ・ボーノぉぉぉぉぉ!!!」

ザラ「ちょっとポーラ!!あなたまだ執務ちゅ…なにやってるのポーラ!!!」

ポーラ「あ、ザラ姉さま…」

プリンツ「ポーラが、ポー、ぐすっ、ああああああん!!」

ザラ「ポーラ、あなたなにしたの!?なんでオイゲンが泣いてるの!!」

ポーラ「えっ?えーっとき、記憶にない…」

ザラ「 ま た お 酒 飲 ん だ の ね ? ! 」

ポーラ「き、記憶にないってそういう意味じゃ…あ、まってザラ姉さま、ちょっ」








ローマ「姉さん…これ」

リットリオ「ローマ、"Il tempo tutto cancella."  よ」

ローマ「ああ、そう…」
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/12(日) 09:37:22.38 ID:ELbmc/BP0
終わり。イタリアは飯ネタで書きやすいから好き
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/12(日) 23:54:04.98 ID:CbvkrBk2O

それにしてもこの時間に飯ネタ投下とは……
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/12(日) 23:58:04.50 ID:CbvkrBk2O
失礼。私がこの時間に見たのが悪かった
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/13(月) 19:21:26.31 ID:IC2nYHkDO
書いてもいい?
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/13(月) 21:36:07.20 ID:/OWIXHkIO
>>126
いいとも
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/14(火) 02:14:08.69 ID:3cykvk5xO
嫌どす
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 00:20:25.69 ID:25zziKovO
書かないのかな…?
なら私がお先に
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/16(木) 00:22:29.56 ID:25zziKovO
提督「なぁ白露」

白露「ん?なぁに?」

提督「『にんげんっていいな』って歌があるんだが…知ってるか?」

白露「……うーん…知らない!それがどうしたの?」

提督「その歌詞の一部に、『おしりを出した娘一等賞』ってのがあるんだ」

白露「え!一番!?」

提督「あぁそうだ。しかもその競技は、かくれんぼだ」

白露「かくれんぼ…?それの一番ってどういうことなの?」

提督「わからない。わからないが…逆に考えるんだ」

白露「逆?」

提督「おしりを出してしまえば一番になれるんだよ!!!」

白露「本当!?そんな裏技があったんだ!」

提督「……どうだ?一番になりたくないか?」

白露「なりたい!」

提督「なら話は早い!!早速おしりを――」

憲兵「やぁ」

提督「」
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 00:24:28.84 ID:25zziKovO
白露は一番になれるって言っとけば何しても許してくれそう(偏見)
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/16(木) 14:40:27.29 ID:vUJwUq4to
乙です
日ぺ昔話をまっさきに思い出した俺はしぬべき
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/17(金) 03:22:26.79 ID:w/Vjg0TTO
ワロタ
憲兵さんの安定感……
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/17(金) 03:30:20.91 ID:GaKBwylHo
数レス。
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/17(金) 03:31:37.14 ID:GaKBwylHo

【モンキーモデル】


アイオワ「Admiral... Please tell me the truth! さぁ、本当のことを聞かせてちょうだい……私は……私は出来損ないなの……?」

提督「何を言い出すんだ?」


一か月前のこと……

アイオワが鎮守府に着任した。


アイオワ「Hi! MeがIowa級戦艦、Iowaよ」

提督「よろしく頼む」


明るく人懐っこい性格のアイオワは、またたく間に鎮守府になじんだ。


アイオワ「Hey! ヤマト・ホテルのディナー! It's So Greatよ!」

大和「……そう」

アイオワ「あれ? 褒めてるのよ? Yamato? Why?」

大和(悪気が無いから、怒る気も無くなります……)

大和「……んもう…… Thank you so much! ありがとう!」

アイオワ「Yeah! Yamato! I love you!」ハグハグ

大和「ちょ……」カァアア
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/17(金) 03:33:57.91 ID:GaKBwylHo

そんなある日……。


アイオワ「日米合同演習!!! Really? O.K.! もちろん参加するわ。Meのシスターと会えるわね!」

提督「それなんだが……アイオワは鎮守府で待機していてくれ……」

アイオワ「Huh? Admiral... Why? テートク、なぜですか……?」


アイオワは、当然自分が参加するものと思っていた。


提督「まだ君は着任して一か月。演習に参加するには練度が足りない。そのため参加を見送る」

アイオワ「Admiral!」

提督「アイオワ……命令だ……」

アイオワ「Yes, Sir...」


しかし当日、アイオワは鎮守府を抜け出し、演習場を訪れる。


アイオワ(Meは生まれてすぐに日本に来たので、シスターに会ったことがない。だから、どうしても会いたい……)


アイオワはアメリカ海軍の艦娘を見つけ、話しかけた。


アイオワ「Hi! ワタシは日本海軍のアイオワ! シスターに会いに来たの!」


姉妹と会ったアイオワは鎮守府に戻ると、まっすぐ指令室に向かう。
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/17(金) 03:36:41.19 ID:GaKBwylHo

アイオワ「Admiral... Please tell me the truth! さぁ、本当のことを聞かせてちょうだい……私は……私は出来損ないなの……?」

提督「何を言い出すんだ?」

アイオワ「United States Navyのアイオワ級のシスターに会ったわ……」

提督「……そうか」

アイオワ「シスターはハープーン、ファランクス、トマホークを装備していた……でも私は装備できない……。

Why...? 私は出来損ない? 私は最強の戦艦アイオワではないの? さぁ……答えて……。 Admiral...」


アイオワの目から、ぽたりと涙がこぼれた。


提督「まず、日本向けの輸出モデルである貴艦にはハープーン、ファランクス、トマホークは装備できない。

日米軍事機密協定により、装備出来るように改造することも許されていない」

アイオワ「!?」

提督「次に、出来損ないかだが……断じて出来損ないではない! 貴艦の16インチ砲がその証拠だ! まさしく戦艦アイオワだ。

それに……悔し涙を流す気概のある者が、出来損ないであるはずがない!」

アイオワ「……」

提督「そして、最強かどうかだが……それは小官にも分からん。言えることは、装備や艦種で強さが決まる訳ではないということだ。

あえて言うなら、勝ったものが強い、ということだ。もし最強を証明したいなら……」

アイオワ「……」

提督「毎年、米海軍と合同演習をやっている。もちろん米軍のアイオワも参戦するぞ。そこで勝利してみせろ」

アイオワ「Admiral!」

提督「まあ、毎年ボコられてるがな……大和を頼れ。あいつが一番悔しがっている」

アイオワ「Yes, sir! Thank you so much! I love you, Admiral!」


アイオワと大和たちが米軍のアイオワから奇跡の轟沈判定をもぎ取るのは、この数年後のことであった。


おしまい
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/17(金) 03:38:15.33 ID:GaKBwylHo
ありしゃした
なぜアイオワがハープーンを装備していないのか……ということでSSを書いてみました
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/17(金) 23:58:27.99 ID:Z62JsWM/0
乙した
うちのアイオワまだレベル1なの思い出した
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/18(土) 11:00:56.76 ID:1JTeWKP8o
「熊野、お前はいつまで経っても美しいなぁ……」

男は手を伸ばし、女の頬を撫でた。
女は潮風で髪が傷むことをいつも憂いていたが、手に触れる彼女の髪は出会った頃と変わらず瑞々しい。

「いきなり何を仰るの」

女は照れ臭そうに微笑み、頬を撫する男の手に自分のそれを重ねた。

「貴方だって、今も素敵な御方のままですわ」

「こんな老いぼれを掴まえてよく言う。難儀だったろう。だから言ったんだ。俺のことはもう良いと」

「はいはい」

最初は不貞腐れたものだったが、後に耳にタコができるほど聞かされるその類の言葉を、女は軽く流すようになった。
男が真面目に言っていることは知っていた。

「女より先に逝くなんて、男失格よなぁ……」

女は少しの間を置いて

「いいえ、いつも私が先でしたから、最期くらいは許します」

女の言葉に、男は意外そうに目を瞬かせ、くしゃりと笑った。
そうすると顔中の皺が一層深くなる男の顔が、女は好きだった。

「お前、そういう下品な冗談は、嫌いだったろう」

「いつもの仕返しですわ」

もはや男の手には力が入っておらず、女が支えていなければ滑り落ちていただろう。

「そうだなぁ……最期くらいは、許して貰おうか……」

男の目がゆっくりと閉じた。

女の涙が男の手を濡らしたが、その涙の温かさは、もう男には伝わらない。
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/18(土) 11:01:48.83 ID:1JTeWKP8o
1レスだけ
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/18(土) 11:24:37.55 ID:7VZQXOFPO
乙です
雰囲気があって良かった
大人っぽい内容に小説形式の文体がマッチしてる
もっと読みたくなるね
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/06/21(火) 18:19:14.58 ID:+AGTE0Ub0
2レスほど
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/21(火) 18:21:26.59 ID:+AGTE0Ub0
【同衾】



私の隣に眠る彼女は、とても安らかに、穏やかに眠っている

なにか夢でも見ているのだろうか。ときおり笑顔になる

…それがまた、愛おしくてたまらない

彼女と出会ったときは、お互い興味本位、なにか見世物を見ているような感じでしかなかった

特に、それ以上の思いはなかったはずだった

しかしいまではこうして、同じ寝具で眠るまでになっている。

生きてると、何があるかわからないものだ





もう何回こうして一緒に寝ているのだろう。数えるのも億劫になるくらいは一緒だ

初めて一緒に寝たとき、私は、彼女を傷つけてしまったにもかかわらず…

もっとも、彼女がそれを望んだのだ。その柔肌を…、傷のない身体を…

…いや、彼女を言い訳に使うのは止めよう。これは、私の性(さが)でもあったのだから

白い寝具に点々とする彼女の鮮血、荒い息、痛みにうるんだ瞳…

それでも彼女は笑ってくれた。「ありがとう」と言ってくれた。

…本当に、申し訳ない





…しかし、そろそろ限界だ

また、痛い思いをさせてしまうかもしれない

でも、彼女も悪いのだ

こんな、ぐっすりと、無防備に…

だから…

私は………
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/21(火) 18:23:38.50 ID:+AGTE0Ub0

「…っ、ぁあっ、いっ…ゃ…!!!!」


…すまない

でも、キミも、これを望んでいるんだろう?



























<…総員起こしぃ!!!!!!



「ふあああああああっ、いつつつ。…おはよ、かにさん。いつもありがとね」

「今日も一日、一緒に頑張ろうね!」



…まったく、そろそろ一人で起きれるようになってほしいものだ

私は、ほっぺをつねる目覚まし時計ではないんだが、な
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/21(火) 18:24:39.90 ID:+AGTE0Ub0
別題【朧のほっぺにいつも絆創膏が張ってある理由】
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/21(火) 23:10:38.72 ID:0pXmbfRuO
ほう…これは責任を取らないといけないな
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/25(土) 14:56:12.20 ID:HMbrIfSLo
乙なのだわ
意外な展開で良かった
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/25(土) 23:00:00.08 ID:+z2JZjUN0
【蟷螂の斧】


清霜「本当は……分かってるんだよ……」


清霜「駆逐艦は戦艦にはなれないなんて事……」


清霜「あたしが一番分かってんのよ!」


清霜「あたし一人じゃゲージを削りきれない! 自分が弱いって事は、ちゃんと理解出来てんのよ……」


清霜「あたしがお前に勝てないなんて事は……」


清霜「あたしが一番! 良く! 分かってんのよォ!」


清霜「それでもやるしかないんだ」


清霜「勝てる勝てないじゃない! ここで私は! お前に立ち向かわなくちゃいけないんだ!」


150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/26(日) 08:59:41.68 ID:dL22NAXPO
まさかの無免ライダーwww
あのシーン、スゲェカッコ良かったなぁ。
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/28(火) 23:48:20.20 ID:MqiEpKjFo
いつの間にか投稿スレ復活してた!!
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/30(木) 12:03:14.40 ID:TU7iqx+n0
1レス借ります
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/06/30(木) 12:05:20.33 ID:TU7iqx+n0
提督「……ふむ」

大井「……珍しく真剣に資料に目を通してますね」

提督「これは最重要案件だからな…」

大井「大規模作戦の要覧でさえさほど見ない提督が……一体なんですか?」

提督「朝潮ちゃんの姿に決まってんだろッ!!」

大井「えっ」

提督「あの私立小学生を彷彿とさせるいい匂いがする靴!そこから伸びる黒のハイソックス!」

大井「…………」

提督「生真面目さを際立てるような制服風のサスペンダー付スカートといい匂いがする白シャツ!」

大井「…………」

提督「そして!何より!あのロングヘアー!!」

大井「…………」

憲兵「失礼す――」

提督「彼女自身の性格を写したような真っ直ぐで癖の無いさらさらな黒髪!」

提督「そこから香る年相応のあの太陽のような優しい匂い!」

大井「………………」

憲兵「」

提督「うぅあぁぁぁぁあぁぁあん!もふもふしたいぃぃぃぃぃぃ!!」

大井「………………」

憲兵「」

提督「あの服!髪!匂い!そして性格!いったいどうなってしまうんだぁぁぁぁぁ!!」
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/30(木) 12:06:54.22 ID:TU7iqx+n0
終わりやす
朝潮ちゃんを半泣きになるまで愛でたい
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/01(金) 20:25:49.93 ID:l7GzRlkvO
朝潮ちゃんprpr
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/02(土) 07:19:18.12 ID:uckjDrfg0
7〜8レス程度
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/02(土) 07:20:25.75 ID:uckjDrfg0
【曖昧な関係】

いつか、いつかこんな日が来るんじゃないかって、薄々思ってた

「Hi!」

昔は昔、今は今。それはそれ、これはこれ。大丈夫、ちゃんと割り切ってる

「MeがIowa級戦艦Name Ship,Iowaよ」

…そう、彼女は敵じゃない。味方で

「Oh!YouもこのFleetのMenberなの?」

味方…で…

「オチカヅキ?にShake hands!!」

い、ゃ…ぁ、いや、来ないで、あ、ああああ…







「アタシにっ、触らないでっっ!!!!」



158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/02(土) 07:21:51.45 ID:uckjDrfg0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「舞風は、いいえ、あの子だけじゃない。この艦隊の全員が、今でも時折、『あの時』を夢に見ます」

「おぼろげで、自覚もないこともあります、ですが心のどこかで確実に覚えてはいるんです」

「貴女も、そうですよね?」

「だからこそあの子はあなたに…いいえ、これは致し方ない事ですね」

「私は、貴女を責めるつもりも、その資格もありません。お互い、必死だったのですから」

「そういう時代だった。蒸し返しても、何にもなりません……ただ…」

「私も彼女と『同じ最期』でしたから…だから…」



『貴女のことが、とても恐ろしいです……、ごめんなさい』




「……OK.But・・・,Meは、それでも」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/02(土) 07:23:05.41 ID:uckjDrfg0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「第二遠征部隊との連絡が途絶した、だと?大淀、詳細を」

「はい、帰還途中で突然…最終で連絡がついているのがこの海域の…」

(What?)

「…そうか、ここか。割と近いな。よし、秋津洲と非番の空母を呼べ。艦載機で捜索をさせる」

「交戦中の場合、そのまま撤退支援だな」

「了解いたしました」

(そのFleetは…あの子が…、っ!!)

「なにがなんでも探し出せ。…くそっ、なぜだ?シーレーンはある程度確保したはずだ」

「新手か?いや、そんな情報は…」

「え?…提督!!大変です!!」

「どうした!!」

「無許可での艤装着用、及び出撃を確認しました…これは、アイオワさん?」

「なに?」

160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/02(土) 07:25:49.88 ID:uckjDrfg0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

爆撃部隊?!

対空射撃用意!!

陣形を崩さないで!!

ソナーに感あり!…潜水艦2隻!!

このタイミングで!?

完全包囲かよ、くそが!!




(敵機が、減らないっ…、逃げ場なんて、どこにも…)

(せめて、せめて敵艦隊にに少しでも穴が開けば!!)

(どこか、どこかに…!!…あの駆逐艦を!!)

「舞風っ、上ええええ!!」

(…えっ?)









「Open fire!!」

(なんで!?敵艦載機が、一瞬で…それに、この声?)



「Hello Abyss fleet.What`s up?…I`m angry, very very angry…So…F××k off,Fugly‘s.」

『ハロー深海棲艦の皆さん。調子はどう?…私?私はとっても怒ってるわ。ええ、とてもね』

『…だから、消え失せろ。この不細工が』






「アイ、オワ…さん?なんで…どうしてここに?」

「マイカゼ…」

「何でですか?どうしてアタシを助けるんですか?よりにもよって、貴女が!!」

「アタシを沈め(殺し)たくせに!!」

「…Meは、許してほしいなんて思ってないし、悪いとも思ってない。Warだもの」

「っ?!なら、なおさらどうして!!」

「You are my friends.U.S.Nは、仲間を絶対に見捨てない」 

「それが、かつてのEnemyだとしても、ね」

「仲間?アタシと、アイオワさんが?」

「Yes‼…Shit,楽しいTalkをしている場合じゃないわ。とにかく、逃げるわよ!!」
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/02(土) 07:26:31.53 ID:uckjDrfg0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「さて、どうして呼び出されたかわかっているな。アイオワ」

「…Yes my admiral」

「無許可の艤装着用、出撃、戦闘行為、浪費した資材は甚大と…命令無視にもほどがあるな」

「キミは確かに、籍自体は向こうにあるが、しかし、一応の命令権はこちらにある」

「…重大な軍規違反だ。処罰は免れない。わかっているな」

「…OK」

「だが、キミの活躍で我が艦隊が、いや、君の仲間が救われたのも事実」

「よって、一週間の自室待機だ。自室以外、この鎮守府内を出歩くことすら禁ずる」

「食事等、必要なものは持って越させる。異論は?」

「アリマセン」

「よろしい。では、下がってくれ。君の今回の行動につき、上に報告書をあげなければな」

「………」

162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/02(土) 07:27:52.58 ID:uckjDrfg0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(はぁ…ニッポンに来て早々、やっちゃったわ…)

コン、コン、コン

(Who?)

「…アイオワさん?寝てる、のかな?」

「マイカゼ?」

「あ、起きてるんだ。…その、話したいことがあって、えっと…」

「Ah…Meはジシツタイキ?だから、その…」

「扉越しでいいからさ、だめかな?」

「Ok」

「………」

「…マイカゼ?」

「あ、あの、ね?…まずはその、ありがとう、ございました」

「Don`t mention it」

「え?」

「そんな事、言わなくていいわ」

「あ、そう、だよね。あんなにひどいこと言ったくせに、いまさら何って感じ…」

「No マイカゼ。言ったでしょう?You are my friendsって。Meは、当然のことをしただけ」

「…ごめんなさい。アイオワさんはアタシのこと、仲間って、言ってくれてるのにね…」

「What?」

「やっぱりね、やっぱり、アイオワさんと話すの、まだ、怖いんだ」

「…I see.なら、無理しなくても…」

「でも!!でもね、怖いけど、まだ、怖いけど、アタシ、えっと…」

「アタシ!アイオワさんのこと、知りたいんだ。何も知らないのに、怖がってばかりなのは、嫌だから」

「アイオワさん、一週間どこにもいかないんだよね?」

「だから、こうやってね?その、舞風と、お話してくれませんか?」

「…I got it.なら、Meにも教えてくれない?マイカゼは、何が好きなの?どういう子なの?」

「あ!!えっとね、舞風はね……」
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/02(土) 07:28:54.89 ID:uckjDrfg0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

まさか、こんな日が来るなんて夢にも思わなかった

「私は陽炎型駆逐艦の18番艦で…」

昔は昔、今は今。それはそれ、これはこれ。そんな、割り切った関係は難しいとは思ってた

「ダンスが好きでね。よく皆と踊ったりするんだよ!」

…でも、MeはEnemyじゃないかもって思ってくれる子ができた

「あと、アタシと仲良しなのはのわっちって言って、あ!のわっちは野分って名前でね…」

まだまだ本当の意味でなるのは難しいと思うけど、Meは…

「ねえ、聞いてる?」

「ええ、ちゃんと聞いてるわ」

あなた達の、マイカゼのFriendになりたいわ

164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/02(土) 07:30:07.83 ID:uckjDrfg0
別題【アイ舞な関係】
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/02(土) 11:07:48.05 ID:CD0FcfPqo
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/02(土) 12:46:08.88 ID:uMtf56Zpo
乙なのだわ
いいね!
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/03(日) 11:59:43.44 ID:CkXaYJmX0
2〜3レス
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/03(日) 12:01:20.54 ID:CkXaYJmX0
【集積地棲姫とPT子鬼群】

<ゲーム>

ピコ、ピコ…カチャカチャ

(あ、やべ、これハメパターンだ。どうしよっか)

カチャカチャ…

(体力やばいな、てかクソゲーかよ!!)

<キー!!

(あ、でもこれいけそう。ここで待って、よしこれなら!!)

<キー!!…?  ナニコレ?ヒモ?グイグイ…

…プツン

「え?あ!あああああああああああああああ!!」

<キー‼…キー?

「お前ら何コンセント抜いてんだよぉ!!」

<キッ!?

「やっと攻略できそうだったのにさぁ!!」

<…キキッ……  ショボン…、シュン…、アッ…

<キィ…   ゴメンネ…、スマヌ、ゴメン

「…あ、あー。チッ、……お前らも、やるか?」

<!! キー!!キー!!

「あ、ちょ、じゃれつくなよ、ウザイっての、もぉー!!」



<飯>

(たまには自分で飯作るのもいいな…)

マゼマゼ…

(ってかカレー、久しぶりだ)

グツグツ…

<キー?  イイニオイ…、メシ?カレー‼

「んぁ?なんだちび共?これあたしのだぞ。ふふふ」

「ツクッタカレーハ…ヤラセハ…シナイ…ッ!!」

<キキ!?

<キー!!キー!!    チョウダイ‼ヨコセ‼クワセロ‼

「あーもううっざい!!だいたいこれ辛口なんだよ!!お前ら食えないだろぉ!!」

<キー!! アマクチルードバァ‼

「ちょっ、馬鹿あああああ!!」





「くそっ、甘いくせに味が濃すぎる……ナンダコレ…」

<キー!!キー!!  オイシイ‼ウマシ‼ンメンメ‼

「あー、はいはい、もうアタシ食わないから、ほらおかわりな。ほれ」

<キー!!  ヤタ‼ヤタ‼ヤタ‼

(げんきんな奴らだ…)

「はぁ、次は牛丼にしよ…」 ボソッ…

<キー?
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/03(日) 12:02:32.66 ID:CkXaYJmX0
<お仕事>

<キー!!キー!!

「なんだちび共?ってこれ…」

<キー!!  ブッシ‼アツメタ‼ホメロ‼

(えっ?少なっ!!…でもまあ、こいつらの体じゃあなあ…)

<キー? 

「ん、ありがと」

<キー!!

<キキッ!! モット‼アツメロ‼タクサン‼

「あんま無理すんなよー。…ふふっ」





<キー!!キキッー!!!!!

「なんだ!?」




<最期>

全砲門、開け!!

(あいつら!!)

第二次攻撃の要を認めます!急いで!!

(こんな、こんなところまで!!)

<キー!!キー!!

(馬鹿、逃げろ!!お前たちじゃかなわないから!!)

当たって!!

<キキッ… イタイ‼ウゥ…、ツライ…

(やめろ…ちび共を虐めんな…やめろ…ヤメロォ!!)

<キキ―!! マモレ‼ガンバル‼タオセ‼

(私たちが、何したっていうんだ…)

敵は右舷だ、しっかり狙え!!

(ただ、ただここに居ただけのに…ナンデダ…ナンデナンダヨ…)

!!…姫級を発見!!

まず取り巻きから片づけるぞ!!

<キッ…  ゴメンネ…、ニゲテ…、オネエチャン…





(あ、あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ)













勝利S
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/07/03(日) 12:03:33.01 ID:CkXaYJmX0
終わり
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/03(日) 13:05:25.99 ID:c7ImxkolO
乙です
目から塩味の汗が……
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 21:23:12.90 ID:ShYD02sE0
親潮「司令、ご報告です!」

提督「うん」

親潮「本日はこの親潮が秘書艦を勤めさせて頂きます!」

提督「よろしく」

親潮「では朝食のご準備から致しま」

提督「あ、朝ご飯は僕が作ったよ」

親潮「えっ……」

提督「一緒に食べよう」

親潮「……はい」
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 21:26:36.11 ID:ShYD02sE0
親潮「司令、ご報告です!」

提督「うん」

親潮「親潮に割り当てられた午前の業務、終了致しました!」

提督「お疲れ」

親潮「他にやることがあれば親潮に」

提督「僕もおわったから、一緒にのんびりしようか」

親潮「は……はいっ!」

提督(なぜか顔を赤らめてるなぁ)
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 21:29:07.69 ID:ShYD02sE0
親潮「司令、ご報告です!」

提督「うん」

親潮「昼食の準備、完了致しました!」

提督「ありがとう」

親潮「ど、どうぞ! 黒潮さん直伝の焼きそばです!」

提督「あむあむ」

親潮「っ……」ドキドキ

提督「……ん、美味しい」

親潮「……よ、良かったぁ……」
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 21:32:36.70 ID:ShYD02sE0
親潮「司令、ご報告です!」

提督「うん」

親潮「午後からの演習の準備、完了致しました!」

提督「今日は旗艦だね。頑張って」

親潮「はい! この親潮、必ずや司令の元へ朗報を持ち帰って参ります!」

提督「……無理だけは、絶対にしないで」

親潮「っ……は、はい!」

親潮(し、司令の顔が近いぃ……)
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 21:37:12.34 ID:ShYD02sE0
親潮「し、司令、ご報告です……」タイハー

提督「報告の前に入渠しておいで」

親潮「えっ、し、しかし……」

提督「いいから。提督命令」

親潮「…………はい」

提督「あ、ちょっとだけ待って」

親潮「? ……はい」

提督「……演習でよかった」ギュッ

親潮「ふえっ!?」

提督「無事で、良かった」

親潮(っ……し、司令、泣いて……?)
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 21:42:35.48 ID:ShYD02sE0
【入渠ドック】

親潮「……」ブクブク

親潮(……司令にご心配をおかけしてしまった)ブクブク

親潮(当たり前かな……あの方は、艦娘の無事を何より優先する)ブクブクブク

親潮(手柄や褒賞なんて、二の次三の次な方だもの)ブクブクブクブク

親潮(……これじゃ、司令のお役に立つどころか)ブクブクブクブクブク

親潮「…………足手まといじゃない」プハッ


加賀(な、何故潜水していたのかしら……)←隣のドックにいた
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 21:46:25.82 ID:ShYD02sE0
親潮「司令、ご報告です」

提督「うん」

親潮「先程は誠に申し訳ございませんでした」

提督「気にしないで。僕も弱い所見せちゃったからね」

親潮「……あの、司令」

提督「何かな」

親潮「司令に……親潮は、必要でしょうか?」

提督「勿論。親潮は僕にとって大切な子だよ」

親潮「たっ、大切な……っ!?」

提督(また赤くなっちゃった)
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 21:57:51.89 ID:ShYD02sE0
親潮「司令、ご報告です!」

提督「うん」

親潮「本日の夕食は陽炎姉さん、黒潮さんと共同でお作り致しました!」

陽炎「いえーい」

黒潮「ふふーん」

提督「おー」

親潮「陽炎姉さんがクラムチャウダー、黒潮さんがお好み焼き、そして私、親潮がカツレツです」

提督「ボリュームたっぷりだね」

親潮「そ、それでは司令、まずは親潮のカツレツを」

陽炎「し・れ・えっ♪ 陽炎特製のクラムチャウダーよっ! あーん♪」

親潮「!」ガーン

提督「あーん」

親潮「!!」ガガーン

陽炎「どーお? 私のお料理は?」

提督「もむもむ……ん、凄く美味しい」

陽炎「えへへ、でしょー?」

親潮「し、司令、次こそ親潮の」

黒潮「司令はーん♪ うちのお好み焼きも食べてーな♪ あーん♪」

提督「あーん」

親潮「!!!!」ガガガガーン

提督「はふはふ……うん、めっちゃ美味しい」

黒潮「ふふふーん♪」

親潮「…………親潮は、大丈夫です……」

提督(親潮が崩れ落ちてる……?)
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 22:03:52.82 ID:ShYD02sE0
 

提督「……ね、親潮」

親潮「……?」

提督「親潮のカツレツも食べたいな」

親潮「!!!!!!」

親潮「た、食べて頂けるのですか!?」

提督「勿論」

親潮「っ〜〜〜〜ありがとうございますっ!」

提督「大袈裟な」

親潮「で、では! あ、あーん♪」

提督「……あの、親潮?」

親潮「は、はい!?」

提督「その、切ってくれたら嬉しいなーって」

親潮「…………あ」←丸ごとフォークに刺してあーんしてた


陽炎「ふふっ、純粋ねぇ」

黒潮「あはは、ちょいっと天然入っとるけどね」
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 22:12:16.32 ID:ShYD02sE0
親潮「司令、ご報告です!」

提督「うん」

親潮「本日の秘書艦業務、全て終了致しました!」

提督「今日は一日ありがとう」

親潮「い、いえ! 秘書艦として当然の事をしたまでです!」

提督「それでも、ありがとう」

親潮「あぅ……」

提督「……ね、親潮」

親潮「は、はい! 何でしょうか!」

提督「良かったらこれからも、秘書艦やってみる?」

親潮「も……勿論です! また秘書艦にして頂ける日があれば、喜んで!」

提督「ああいや、そうじゃなくて」

親潮「えっ?」

提督「明日からもずっと、秘書艦やってみないかなー、って」

親潮「………………えっ?」

提督「どう、かな」

親潮「…………っ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

親潮「よっ……喜んでお受け致します!!!!」

提督「ありがとう……それじゃあ、明日からも、宜しくね」

親潮「はいっ……はいっ……!」ポロポロ

提督「な、泣かないで!?」
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 22:15:43.79 ID:ShYD02sE0
親潮「し、司令っ……」グスッ

提督「よしよし」ナデリナデリ

親潮「明日からもずっとっ……ご報告させて頂きますっ……!」

提督「うん」

親潮「なので親潮をっ……これからもずっと、ずーっと……宜しくお願いしますっ……!」

提督「……うん」
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 22:16:55.44 ID:ShYD02sE0
親潮「司令、ご報告です!」

提督「うん」

終わり。
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 22:18:14.48 ID:ShYD02sE0
親潮は真面目天然可愛い。あとチョロそう。
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 22:22:54.95 ID:MGGvjiJd0
乙……ところで親潮とは誰だ?黒潮の間違いだろ?そんな子うちにはいないぞ
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/04(月) 23:10:03.47 ID:+LpKrSQMo
お父さんよく見て朝潮でしょ?
親潮でも、黒潮でもないでしょ?
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/06(水) 07:29:50.99 ID:IfttZUMpO
あさしお、おやしお、くろしお


潜水艦っぽい!
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/07/09(土) 01:55:14.29 ID:LiYNwOxY0
むらくもイメージ
「まアね、あなた、あの松の葉がこの頃それは綺麗に光るのよ」
「お前は松の木を見ていたんだな」
「ええ」
「俺は亀を見てたんだ」
「お前はそこで長い間寝ていて、お前の感想は、たった松の葉が美しく光ると云うことだけなのか」
「ええ、だって、あたし、もう何も考えないことにしているの」
「人間は何も考えないで寝ていられる筈がない」
「そりゃ考えることは考えるわ。あたし、早くよくなって、シャッシャッと井戸で洗濯がしたくってならないの」
「洗濯がしたい?」
「お前はおかしな奴だね。俺に長い間苦労をかけておいて、洗濯がしたいとは変った奴だ」
「でも、あんなに丈夫な時が羨ましいの。あなたは不幸な方だわね」
「うむ」
「なるほど、俺ももう洗濯がしたくなった」
「あたし、いま死んだってもういいわ。だけども、あたし、あなたにもっと恩を返してから死にたいの。この頃あたし、そればかり苦になって」
「俺に恩を返すって、どんなことをするんだね」
「そりゃ、あたし、あなたを大切にして、……」
「それから」
「もっといろいろすることがあるわ」
「俺はそう云うことは、どうだっていいんだ。ただ俺は、そうだね。俺は、ただ、伊豆の大島あたりへいっぺん行って、それも、桜の咲いているところでなくちゃ行く気がしない」
「あたしも行きたい」
「お前は絶対安静だ」
「いや、いや、あたし、歩きたい。起してよ、ね、ね」
「駄目だ」
「あたし、死んだっていいから」
「死んだって、始まらない」
「いいわよ、いいわよ」
「まア、じっとしてるんだ。それから、一生の仕事に、松の葉がどんなに美しく光るかって云う形容詞を、たった一つ考え出すのだね」
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/09(土) 10:26:02.93 ID:zw0noi1B0
乙……?
終わったのかな?
乙してもいいのかな?
と、読んでる人が迷ってしまうので、終わったのならそのように書くのがオススメ
それと、セリフの間を一行空けると読みやすいかも

ところで……昔の文学みたいな感じがイイですな
あじわい深い
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